JP2022545228A - エアロゾル発生システム、およびエアロゾル発生システム用のインターフェース要素 - Google Patents

エアロゾル発生システム、およびエアロゾル発生システム用のインターフェース要素 Download PDF

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Abstract

エアロゾル発生システムは、上面(302)、下面(303)、および複数の領域を含むハウジング(301)を備える。エアロゾル発生システムは、複数の接触感知素子(310、311、312)を含むインターフェース要素(300)を備え、各接触感知素子は、その接触感知素子が複数の領域のうちの一つまたはその近くにおける上面との接触を検出するのに応答して、入力信号を発生するように構成されている。エアロゾル発生システムは、接触感知素子から入力信号を受信し、第一の複数の入力信号が第一の基準を満たすのに応答して、エアロゾル発生システムの第一の機能を有効化するように構成された回路(330)を備える。第一の基準は、回路が予め定義された数の入力信号を同時に受信することを含む。【選択図】図3、図9C

Description

本発明は、エアロゾル発生システム、システムとともに使用する装置、およびエアロゾルを発生する方法に関する。特に、本発明は、加熱によってエアロゾル形成基体を気化して、ユーザーによって吸煙または吸入されるエアロゾルを発生する手持ち式エアロゾル発生システムおよび装置に関し、これはインターフェース要素を含む。
エアロゾル発生システムの一つのタイプは、電気加熱を使用して、ユーザーが吸煙または吸入するためのエアロゾルを発生する。こうした電気加熱式のエアロゾル発生システムは、様々な形態で提供される。一部のタイプのこうしたシステムは、液体基体もしくはゲル基体を気化してエアロゾルを形成するか、または固体基体の燃焼温度を下回るある特定の温度に加熱することによって固体基体からエアロゾルを放出するeシガレットである。
電池および制御電子機器を備える装置部分と、エアロゾル形成基体を収容または受容するための部分と、エアロゾルを発生させるためにエアロゾル形成基体を加熱するための電気的に動作するヒーターとから成る手持ち式の電気的に動作するエアロゾル発生装置およびシステムが公知である。マウスピース部分もまた含まれ、ユーザーはこのマウスピース部分を吸煙して、自分の口の中へとエアロゾルを引き出しうる。
一部の装置およびシステムは、貯蔵部分内に貯蔵された、液体またはゲルエアロゾル形成基体を使用する。こうした装置は、液体またはゲルエアロゾル形成基体を貯蔵部分から、液体またはゲルエアロゾル形成基体がエアロゾル化されるヒーターに移すために、芯を使用し得る。こうした装置は、液体またはゲルエアロゾル形成基体を貯蔵部分からヒーターに移すために、ポンプおよびピストンなどの移送機構を使用し得る。他のタイプのエアロゾル発生装置およびシステムは、たばこ材料を含む固体エアロゾル形成基体を使用する。こうした装置は、たばこ材料を含む折り畳まれたシートなどの、固体エアロゾル形成基体を含む紙巻たばこ形状のロッドを受容するための陥凹部を備えてもよい。陥凹部内に配設されたブレード状ヒーターは、ロッドが陥凹部内に受容される際にロッドの中心へと挿入される。ヒーターは、エアロゾル形成基体を加熱して、エアロゾル形成基体を実質的に燃焼することなく、エアロゾルを発生するように構成される。
電気加熱式のエアロゾル発生システムは、燃焼に基づく従来の紙巻たばことは著しく異なるユーザー体験を提供し得る。例えば、ユーザーは、紙巻たばこに点火するのではなく、装置と相互作用をする。電気加熱式のエアロゾル発生システムは、機械的オン/オフボタンを使用して起動され得る。しかしながら、機械的ボタンは、システムとの限定的な相互作用のみをユーザーに提供し、無許可のユーザーがシステムを使用することを可能にする場合がある。加えて、機械的ボタンは、経時的に、システムの制御構成要素(ボタンまたはそれに連結された電気回路など)の潜在的な機械的故障を導入する。例えば、周期的な装填は、制御構成要素の摩耗、周期的疲労、またはこれに類するものをもたらし得る。一部の装置は、ユーザーとシステムとの間の可能な相互作用を増大させるために、例えば、ユーザーにシステム機能のより大きな制御を付与する、異なるプロセスを開始する、またはこれに類するもののために複数のボタンを提供する。一部の装置は、ユーザー入力を受信するため、またはユーザーを認証するためのタッチスクリーンまたは生体認証センサーを含み得る。しかしながら、これらの異なる相互作用は、ユーザーを混乱させる場合があり、故障の影響を受けやすく、関連する製造コストを有する、より多くの構成要素を導入する場合がある。
本発明の目的は、意味のある情報を伝える、簡単に理解できるフィードバックをユーザーに提供することである。本発明の別の目的は、無許可のユーザーがシステムを使用することを抑制することである。本発明の別の目的は、システムの魅力的である滑らかで連続的な外表面を提供することである。本発明の別の目的は、システムで使用される機械的構成要素を低減することである。
本発明の一態様によれば、エアロゾル発生システムが提供されている。システムは、ハウジングを備えてもよい。ハウジングは、上面を含んでもよい。ハウジングは、下面を含んでもよい。ハウジングは、複数の領域を含み得る。システムは、インターフェース要素を備えてもよい。インターフェース要素は、複数の接触感知素子を含み得る。各接触感知素子は、接触感知素子が複数の領域のうちの一つまたはその近くにおける上面との接触を検出するのに応答して、入力信号を発生するように構成され得る。システムは、複数の接触感知素子から入力信号を受信するように構成された回路を備えてもよい。回路は、第一の複数の入力信号が第一の基準を満たすのに応答して、エアロゾル発生システムの第一の機能を有効化するように構成され得る。第一の基準は、回路が予め定義された数の入力信号を同時に受信することを含み得る。
一実施形態によれば、上面、下面、および複数の領域を含むハウジングを備える、エアロゾル発生システムが提供されている。システムは、複数の接触感知素子を含むインターフェース要素を備え、各接触感知素子は、接触感知素子が複数の領域のうちの一つまたはその近くにおける上面との接触を検出するのに応答して、入力信号を発生するように構成されている。システムはまた、複数の接触感知素子から入力信号を受信し、第一の複数の入力信号が第一の基準を満たすのに応答して、エアロゾル発生システムの第一の機能を有効化するように構成され、第一の基準は、回路が予め定義された数の入力信号を同時に受信することを含む、回路を備える。
使用時、第一の基準を満たすかどうかを判定することは、認証手順であってもよく、または認証手順の一部であってもよい。使用時、ユーザーは、ハウジングを保持してもよく、あるいは、自身の手をハウジングの上に置いてもよい。次いで、数多くの接触感知素子のうちの各々が、接触感知素子が複数の領域のうちの一つまたはその近くにおける上面との接触を検出するのに応答して、入力信号を発生し得る。発生された入力信号の数は、ユーザーの手のサイズのインジケータとして作用し得る。発生された入力信号の数は、ユーザーが指定されたユーザーであるか、または承認されたタイプのユーザーであるかを示し得る。例えば、予め定義された数の入力信号よりも少ない発生(および回路による、予め定義された数の入力信号よりも少ない受信)は、ユーザーが、小さな手を有する子供であることを示し得る。そのため、第一の基準は満たされず、第一の機能が有効化されない場合がある。逆に、予め定義された数の入力信号よりも多い発生(および回路による、予め定義された数の入力信号よりも多い受信)は、ユーザーが、大きな手を有する、したがって成人であることを示し得る。そのため、第一の基準が満たされ、第一の機能が有効化され得る。
有利なことに、第一の基準は、新規かつ信頼性の高い認証手順として作用し得る。有利なことに、第一の基準を満たすことは、システムが可動部品を有することを必要としない場合がある。有利なことに、第一の基準を満たすことは、指紋センサーなどの生体認証センサーの使用も必要としない場合がある。このことは、システムの製造コストを低減し得る。
疑義を避けるために、別途指定のない限り、予め定義された数の信号の同時受信は、厳密に予め定義された数の信号を同時に受信すること、ならびに、予め定義された数よりも多い信号の同時受信を含む。
予め定義された数は、指定されたユーザーまたは承認されたタイプのユーザーによる上面との、例えば、指定されたユーザーまたは承認されたタイプのユーザーの手による接触によって発生されることが予想される入力信号の数に対応し得る。
有利なことに、このことは、システムが、指定されたユーザーまたは承認されたタイプのユーザーに対してのみ第一の機能を有効化することを可能にし得る。
予め定義された数は、少なくとも予め定義されたサイズの手による上面との接触によって発生されることが予想される入力信号の数に対応し得る。少なくとも予め定義されたサイズである手は、ユーザーが指定されたユーザーまたは承認されたタイプのユーザーであることを示し得る。少なくとも予め定義されたサイズである手は、ユーザーが成人であることを示し得る。
有利なことに、このことは、システムが、少なくとも予め定義されたサイズの手を有するユーザーに対してのみ第一の機能を有効化することを可能にし得る。これは、第一の機能が、予め定義されたサイズより小さな手を有するユーザーに対しては有効化されないことを意味し得る。したがって、小さな手を有する子供が、第一の機能を有効化することが防止され得る。
予め定義された数は、ハウジングの表面または表面の一部の予め定義された割合との接触によって発生される入力信号の数に対応し得る。例えば、予め定義された数は、ハウジングの表面または表面の一部、例えば、ハウジングの前方面またはハウジングの後方面の10%、20%、30%、40%、50%、または60%超との接触によって発生される入力信号の数に対応し得る。有利なことに、このことは、ユーザーの手のサイズを判定するための信頼性の高い方法を提供し得る。したがって、これは、小さな手を有する子供が、第一の機能を有効化することを防止するための信頼性の高い方法を提供し得る。
予め定義された数は、ハウジングの上面またはハウジングの上面の一部の予め定義された割合との接触によって発生される入力信号の数に対応し得る。例えば、予め定義された数は、ハウジングの上面の10%、20%、30%、40%、50%、または60%超、またはハウジングの上面の一部、例えば、ハウジングの前方上面またはハウジングの後方上面の10%、20%、30%、40%、50%、または60%超との接触によって発生される入力信号の数に対応し得る。有利なことに、このことは、ユーザーの手のサイズを判定するための信頼性の高い方法を提供し得る。したがって、これは、小さな手を有する子供が、第一の機能を有効化することを防止するための信頼性の高い方法を提供し得る。
複数の接触感知素子のうちの少なくとも一つは、熱感知素子を含み得る。
複数の接触感知素子のうちの少なくとも一つは、静電容量センサーを含み得る。
複数の接触感知素子のうちの少なくとも一つは、圧力センサーを含み得る。
第一の基準が満たされているかどうかを判定することは、多段階認証手順の一部であってもよい。
有利なことに、多段階認証手順は、システムのセキュリティを改善し得る。
第一の機能は、認証手順の開始であり得る。第一の基準を満たすことが、それ自体が認証手順とみなされる場合、この第一の機能は、第二の認証手順の開始とみなされ得る。有利なことに、このことは、システムのセキュリティを改善し得る。
回路は、第一の基準を満たすための代替的な認証手順が首尾よく完了された場合に、第一の機能を有効化するように構成されてもよい。システムは、例えば、第一の基準を満たすための代替的な認証手順が首尾よく完了された場合に、第一の機能を有効化するように回路が構成されるように、ユーザーによって構成可能であり得る。システムは、例えば、第一の基準を満たすことが第一の機能を有効化するために不可欠である第一の状態と、第一の基準を満たすための代替的な認証手順が首尾よく完了された場合に第一の機能を有効化するように回路が構成される第二の状態との間で、ユーザーによって構成可能であってもよい。代替的な認証手順は、
指紋センサーを使用して指紋を受信し、その指紋を保存された指紋と比較すること、
音声認識技術を使用して、例えば、システムにユーザーに質問させ、その質問に応答するユーザーからのボイスサンプルを受信し、ボイスサンプルを予め保存されたボイス情報と比較すること(ボイスが特定の周波数未満である、または特定のユーザーに属するとの判定、またはテレフォンバンキング技術で一般的に行われたなどのその他の判定など)、
ユーザーからパスワードまたはコード(入力パスワード、タッチパターンパスワード、または音声パスワードなど)を受信すること、のうちの一つ以上を含み得る。
有利なことに、このことは、ユーザーが第一の基準を充足することができない、例えば、承認されたユーザーが、第一の基準を満たすには小さ過ぎる手を有する場合、またはインターフェース要素が誤動作した場合に、ユーザーが第一の機能を有効化することを可能にし得る。
システム、例えば、システムの回路は、接触感知素子のうちの少なくとも一つまたは各々が、複数の領域のうちの一つまたはその近くにおける上面との接触を検出した時間の長さを判定するように構成され得る。
第一の基準は、予め定義された数の入力信号を複数の接触感知素子から、または予め定義された時間の長さよりも長い上面との接触を示す、第二の予め定義された数の入力信号を複数の接触感知素子から受信することを含み得る。
予め定義された時間の長さは、0.1秒、0.2秒、0.5秒、1秒、2秒、3秒、または5秒よりも長くてもよい。予め定義された時間の長さは、10秒または5秒未満であってもよい。
有利なことに、このことは、第一の機能が不注意に有効化されるリスクを低減し得る。
第一の基準は、予め定義された数の入力信号を複数の接触感知素子から、または第二の予め定義された時間の長さよりも短い上面との接触を示す、第二の予め定義された数の入力信号を複数の接触感知素子から受信することを含み得る。
第二の予め定義された時間の長さは、10秒または5秒未満であってもよい。第二の予め定義された時間の長さは、1秒よりも長くてもよい。
一例として、第一の基準は、0.5秒~5秒、または1秒~5秒の間の上面との接触を示す、第二の予め定義された数の入力信号を複数の接触感知素子から受信することを含み得る。
第一の基準は、複数の領域のうちの第一の領域またはその近くにおける上面との接触を検出するのに応答して、第一の予め定義された数の入力信号を、および複数の領域のうちの第二の領域またはその近くにおける上面との接触を検出するのに応答して、第二の予め定義された数の入力信号を同時に受信することを含み得る。第一の領域は、少なくとも5ミリメートル、10ミリメートル、20ミリメートル、または50ミリメートルだけ第二の領域から分離されていてもよい。
第一の領域および第二の領域は、単一の平面に位置しない場合がある。例えば、第一の領域は、ハウジングの前方面(前方上面など)またはその近くに位置してもよく、第二の領域は、ハウジングの後方または側方面(後方または側方上面など)またはその近くに位置してもよい。
第一の基準は、接触感知素子が上面の第一の部分との接触を検出するのに応答して、少なくとも一つの入力信号を、および接触感知素子が上面の第二の部分との接触を検出するのに応答して、少なくとも一つの入力信号を同時に受信することを含み得る。上面の第一の部分および上面の第二の部分は、非同一平面上にあってもよい。すなわち、上面の第一の部分および上面の第二の部分は、異なる平面を占め得る。例えば、第一の部分は、上面の前方部分上に位置してもよく、第二の部分は、上面の側方または後方部分上に位置してもよい。
第一の基準は、複数の領域のn個の領域のうちのn番目の領域またはその近くにおける上面との接触を検出するのに応答して、n番目の予め定義された数の入力信号を同時に受信することを含んでもよく、nは、2よりも大きな整数である。
整数nは、3、5、10、20、50、または100であってもよく、または少なくとも3、5、10、20、50、または100であってもよい。
例えば、第一の基準は、複数の領域のうちのn個(例えば、3個、5個、10個、20個、50個、または100個)の領域の各々またはその近くにおける上面との接触を検出するのに応答して、少なくとも一つの入力信号を同時に受信することを含み得る。
n個の領域の各々は、n個の領域以外の領域から少なくとも0.1ミリメートル、0.2ミリメートル、0.5ミリメートル、1ミリメートル、2ミリメートル、5ミリメートル、または10ミリメートル分離していてもよい。
例えば、3個、5個、10個、20個、50個、または100個の領域の各々は、3個、5個、10個、20個、50個、または100個以外の領域から少なくとも0.1ミリメートル、0.2ミリメートル、0.5ミリメートル、1ミリメートル、2ミリメートル、5ミリメートル、または10ミリメートル分離していてもよい。
第一の基準は、複数の領域のうちのn個(例えば、3個、5個、10個、20個、50個、または100個)の領域の予め定義された数または割合、例えば、その数の領域の20%、40%、60%、80%、または90%超またはその近くにおける上面との接触を検出するのに応答して、少なくとも一つの入力信号を同時に受信することを含み得る。当業者であれば理解するであろうように、こうした割合が整数ではない場合、割合は、整数に四捨五入されてもよい。
一例として、第一の基準は、複数の領域のうちの3個または5個の領域の各々またはその近くにおける上面との接触を検出するのに応答して、少なくとも一つの入力信号を同時に受信することを含み、3個または5個の領域の各々は、3個または5個の領域以外の領域から、少なくとも2ミリメートルまたは5ミリメートル分離していてもよい。
別の例として、第一の基準は、複数の領域のうちの50個または100個の領域の各々またはその近くにおける上面との接触を検出するのに応答して、少なくとも一つの入力信号を同時に受信することを含み、50個または100個の領域の各々は、50個または100個の領域以外の領域から少なくとも0.1ミリメートル、0.2ミリメートル、または0.5ミリメートル分離していてもよい。
さらに別の例として、第一の基準は、複数の領域のうちの20個、50個、または100個の領域の少なくとも60%または80%またはその近くにおける上面との接触を検出するのに応答して、少なくとも一つの入力信号を同時に受信すること、および20個、50個、または100個の領域の各々が、20個、50個、または100個の領域以外の領域から少なくとも0.1ミリメートル、0.2ミリメートル、または0.5ミリメートル分離されていてもよい。
n個の領域のうちの少なくとも2個は、異なる平面に位置してもよい。n個の領域のうちの少なくとも2個は、非同一平面上など、ハウジングの異なる表面またはその近くに位置してもよい。例えば、n個の領域のうちの少なくとも一つは、ハウジングの前方面(前方上面など)またはその近くあるいはその上に位置してもよく、n個の領域のうちの少なくとも一つは、ハウジングの後方または側方面(後方または側方上面など)またはその近くあるいはその上に位置してもよい。
有利なことに、これらの特徴は、ハウジング上のどこで接触が検出されているかに関する何らかの表示を与え得る。このことは、システムが、例えば、子供の両手が上面に接触している場合、および成人の片手が上面に接触している場合、これら二つの場合の総接触面積が同一である場合であっても、これらを区別することを可能にし得る。したがって、このことは、有利なことに、システムのセキュリティを改善し得る。
ハウジングは、ボタンを含まなくてもよい。ハウジングは、可動部品を含まなくてもよい。有利なことに、これはシステムの機械的故障のリスクを低減し得る。本発明の一態様によれば、エアロゾル発生システムを使用する方法が提供されている。方法は、複数の接触感知素子を含むインターフェース要素によって、ハウジングのそれぞれの領域またはその近くにおけるハウジングの上面との接触を検出するのに応答して、複数の入力信号を発生することを含み得る。方法は、回路によって、複数の入力信号を受信することを含み得る。方法は、回路によって、複数の入力信号が第一の基準を満たすのに応答して、エアロゾル発生システムの第一の機能を有効化することを含み得る。第一の基準は、回路が予め定義された数の入力信号を同時に受信することを含み得る。
一実施形態によれば、エアロゾル発生システムを使用する方法が提供されている。方法は、複数の接触感知素子を含むインターフェース要素によって、ハウジングのそれぞれの領域またはその近くにおけるハウジングの上面との接触を検出するのに応答して、複数の入力信号を発生することと、回路によって、複数の入力信号を受信することと、および、回路によって、複数の入力信号が第一の基準を満たすのに応答して、エアロゾル発生システムの第一の機能を有効化することと、を含む。第一の基準は、回路が予め定義された数の入力信号を同時に受信することを含む。
有利なことに、第一の基準は、新規かつ信頼性の高い認証手順として作用し得る。有利なことに、第一の基準を満たすことは、システムが可動部品を有することを必要としない場合がある。有利なことに、第一の基準を満たすことは、指紋センサーなどの生体認証センサーの使用も必要としない場合がある。このことは、システムの製造コストを低減し得る。
装置またはシステムに関連して上述または以下に説明する特徴は、上述のエアロゾル発生システムを使用する方法に等しく適用されてもよい。
本発明は、上面、下面、および上面と下面との間に延びる少なくとも部分的に透明な領域を含むハウジングを備える、エアロゾル発生システムを提供し得る。エアロゾル発生システムは、インターフェース要素を備え得る。インターフェース要素は、接触感知素子が上面との接触を検出するのに応答して、入力信号を発生するよう構成された接触感知素子を含み得る。インターフェース要素はまた、第一の出力信号に応答して、少なくとも部分的に透明な領域を通して第一の可視光信号を送信するように構成された発光素子を含み得る。エアロゾル発生システムは、接触感知素子から入力信号を受信し、発光素子に第一の出力信号を送信するように構成された回路を備え得る。
一実施形態によれば、エアロゾル発生システムは、上面、下面、および上面と下面との間に延びる少なくとも部分的に透明な領域を含むハウジングを備え得る。エアロゾル発生システムは、インターフェース要素を備える。インターフェース要素は、接触感知素子が上面との接触を検出するのに応答して、入力信号を発生するように構成された接触感知素子を含む。インターフェース要素はまた、第一の出力信号に応答して、少なくとも部分的に透明な領域を通して第一の可視光信号を送信するように構成された発光素子を含む。エアロゾル発生システムは、接触感知素子から入力信号を受信し、発光素子に第一の出力信号を送信するように構成された回路を備える。
本発明は、エアロゾル発生システムにインターフェース要素を提供することによって、ユーザーとの相互作用を強化し得る。インターフェース要素は、上面との接触を検出する接触感知素子を含み、随意に、発光素子を含む。インターフェース要素、例えば、接触感知素子もしくは発光素子、または接触感知素子および発光素子の両方の任意の適切な構成要素は随意に、ハウジングの下に配置されてもよい。ハウジングは随意に、少なくとも部分的に透明である。ハウジングは随意に、滑らかで連続的である。当然のことながら、本インターフェース要素は、ユーザーに情報を提供する、またはユーザーから情報を受信し得ると同時に、機械的インターフェース構成要素、タッチスクリーン、または生体認証センサーの必要性を回避または低減し得る。本インターフェース要素は潜在的に、ユーザーの体験を改善し、装置のコスト、寿命、および管理を改善し得る。
随意に、接触感知素子は、熱感知素子を含む。発光素子は随意に、発光ダイオードを含む。
発光素子は随意に、回路から受信した第二の出力信号に応答して、少なくとも部分的に透明な領域を通して第二の可視光信号を送信するように構成され、第二の可視光信号は、第一の可視光信号とは異なる波長を含む。
随意に、エアロゾル発生システムは、回路およびインターフェース要素を含む可撓性プリント基板をさらに備えてもよい。
回路は随意に、接触感知素子から第一の入力信号を受信するのに応答して、発光素子に第一の出力信号を送信するように構成されてもよい。
少なくとも部分的に透明な領域は随意に、ハウジングの陥凹部分を含み得る。随意に、エアロゾル発生装置は、ハウジングの陥凹部分内に配置された材料をさらに含む。材料は随意に、第一の可視光信号の光学特性を変更するように構成される。
ハウジングの上面は随意に、少なくとも部分的に透明な領域にわたって実質的に平坦であってもよい。
システムは随意に、ハウジングおよびインターフェース要素が連結されるエアロゾル発生装置を含んでもよい。システムは随意に、インターフェース要素が連結される周辺装置を含んでもよい。
インターフェース要素は随意に、複数の追加の接触感知素子および複数の追加の発光素子をさらに含み得る。回路は随意に、追加の接触感知素子の各々からそれぞれの入力信号を受信し、追加の発光素子の各々にそれぞれの第一の出力信号を送信するように構成される。
エアロゾル発生システムは、上面、下面、および複数の領域を含むハウジングを備え得る。エアロゾル発生システムは、複数の接触感知素子を含むインターフェース要素を備え得る。各接触感知素子は、接触感知素子が領域のそれぞれの一つまたはその近くにおける上面との接触を検出するのに応答して、それぞれの入力信号を発生するように構成され得る。エアロゾル発生システムは、第一の複数のそれぞれの入力信号が第一の基準を満たすのに応答して、接触感知素子からそれぞれの入力信号を受信し、エアロゾル発生システムの第一の機能を有効化するように構成された回路を備え得る。
例えば、エアロゾル発生システムは、上面、下面、および複数の領域を含むハウジングを備え得る。エアロゾル発生システムは、複数の接触感知素子を含むインターフェース要素を備える。各接触感知素子は、接触感知素子が領域のそれぞれの一つまたはその近くにおける上面との接触を検出するのに応答して、それぞれの入力信号を発生するように構成される。エアロゾル発生システムは、第一の複数のそれぞれの入力信号が第一の基準を満たすのに応答して、接触感知素子からそれぞれの入力信号を受信し、エアロゾル発生システムの第一の機能を有効化するように構成された回路を備える。
随意に、第一の基準は、回路が予め定義された数のそれぞれの入力信号を互いに同時に受信することを含む。別の方法として、第一の基準は随意に、回路が第一の予め定義された順序でそれぞれの入力信号のうちの予め定義された入力信号を受信することを含む。
接触感知素子の各々は随意に、熱感知素子を含んでもよい。
複数の領域の各領域は随意に、少なくとも部分的に透明であってもよい。随意に、インターフェース要素は、複数の発光素子をさらに含む。各発光素子は随意に、それぞれの出力信号に応答して、領域のそれぞれの一つを通してそれぞれの可視光信号を送信するように構成される。随意に、回路は、発光素子の各々に出力信号をそれぞれ送信するように構成される。
エアロゾル発生システムの有効化された第一の機能は随意に、複数の発光素子に、領域のうちのそれぞれの領域を通してそれぞれの可視光信号を送信させるように、回路が第一の複数の発光素子にそれぞれの出力信号を送信することを含み得る。さらなる選択肢として、複数の発光素子は、予め定義されたサブセットの発光素子を含む。回路は随意に、第二の複数の入力信号が第二の基準を満たすのに応答して、エアロゾル発生システムの第二の機能を有効化するように構成され得る。さらなる選択肢として、第二の基準は、回路が第二の予め定義された順序でそれぞれの入力信号のうちの予め定義された入力信号を受信することを含む。随意に、第二の予め定義された順序は、ユーザー定義である。
エアロゾル発生システムは随意に、エアロゾル発生要素をさらに備えてもよい。随意に、第一の機能は、エアロゾル発生要素を作動させることを含む。
随意に、ハウジングはボタンを含まなくてもよい。随意に、ハウジングの上面は、実質的に滑らかで連続的であってもよい。
本明細書に記載される任意のエアロゾル発生システムの特徴は、本明細書に記載される任意の他のエアロゾル発生システムに適用されてもよい。例えば、本明細書に記載される任意のエアロゾル発生システムに関連して記載される随意の特徴は、本明細書に記載される任意の他のエアロゾル発生システムに等しく適用されてもよい。
本明細書で使用される「エアロゾル発生システム」という用語は、互いに相互作用し得る一つ以上の構成要素を含むシステムに関する。「エアロゾル発生システム」が含み得る一つの構成要素は、エアロゾル発生装置である。「エアロゾル発生システム」が含み得る別の構成要素は、エアロゾルを発生するエアロゾル形成基体である。「エアロゾル発生システム」が含み得る別の構成要素は、周辺装置である。「エアロゾル発生システム」は随意に、エアロゾル発生装置、エアロゾル形成基体(例えば、エアロゾル発生物品内に提供される)、および任意の適切な数の周辺装置を含み得る。
本明細書で使用される「エアロゾル発生物品」という用語は、エアロゾル形成基体を含む物品に関する。随意に、エアロゾル発生物品はまた、貯蔵部、担体材料、ラッパー等などの一つ以上のさらなる構成要素も含む。エアロゾル発生物品は、ユーザーの口を通してユーザーの肺の中へと直接的に吸入可能なエアロゾルを発生してもよい。エアロゾル発生物品は、使い捨てであってもよい。たばこを含むエアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品は、たばこスティックと称され得る。本明細書で使用される「エアロゾル形成基体」という用語は、エアロゾルを形成し得る一つ以上の揮発性化合物を放出することができる基体に関する。こうした揮発性化合物は、エアロゾル形成基体を加熱してベイパーを形成することによって放出される。ベイパーは凝縮して、エアロゾル、例えば空気などの気体中の微細な固体粒子または液滴の懸濁物を形成し得る。エアロゾル形成基体は好都合なことに、エアロゾル発生システムの一部であってもよい。一部の構成では、エアロゾル形成基体はゲルまたは液体を含み、一方で他の構成では、エアロゾル形成基体は固体を含む。エアロゾル形成基体は、液体構成成分と固体構成成分との両方を含んでもよい。
本明細書で使用される「エアロゾル発生装置」という用語は、エアロゾル発生物品のエアロゾル形成基体と相互作用してエアロゾルを発生するエアロゾル発生システムの構成要素に関する。
本明細書で使用される「周辺装置」という用語は、エアロゾル発生システムの一部であり、かつエアロゾル発生装置と直接的または間接的に相互作用するが、それ自体はエアロゾル発生装置ではない装置に関する。周辺装置の例としては、エアロゾル発生装置用の充電器、エアロゾル発生装置用の充電ケース、一つ以上のエアロゾル発生物品用のホルダー、またはエアロゾル発生装置もしくはエアロゾル発生物品を販売するように構成された自動販売機が挙げられるが、これらに限定されない。
本明細書で使用される「連結」という用語は、直接的または間接的に互いに接触し得る要素の配設に関する。互いに「直接的に」連結されている要素は、互いに接触する。互いに「間接的に」連結されている要素は、互いに直接的に接触しないが、一つ以上の中間要素を介して互いに取り付けられている。特定の配設に応じて、互いと同じ装置またはシステムの一部である要素は、互いに「直接的に」接触してもよく、または互いに「間接的に」接触してもよい。
本明細書で使用される「上部」および「下部」という用語は、要素が直立位置にある時の要素の部分の相対的な位置に関する。これらの用語は、本発明によるハウジング表面を説明する時に、ハウジング表面の向きに関係なく使用される。
本明細書で使用される「上面」および「下面」という用語はそれぞれ、要素の対向する主要表面に関する。要素の上面および下面は、要素の厚さだけ互いに分離されていてもよい。
本明細書で使用される「外表面」という用語は、エアロゾル発生システムまたは装置の外部に向かって面している要素の表面に関する。また、エアロゾル発生システムまたは装置のハウジングの「上面」は、エアロゾル発生システムまたは装置の配向に関係なく、このようなシステムまたは装置の「外表面」でもある。
本明細書で使用される「実質的に平坦」という用語は、単一の平面内に形成され、例えば、湾曲した形状もしくは非平面形状に巻かれない、または湾曲した形状もしくはその他の非平面形状に合うように適合されない要素に関する。要素の一つの領域は、実質的に平坦であってもよく、同じ要素の他の領域は、湾曲している、あるいは非平面であってもよい。
本明細書で使用される「インターフェース要素」という用語は、これを通して情報を送信できる要素、これを通して情報を受信できる要素、またはこれを通して情報を送信および受信の両方ができる要素に関する。本明細書に提供される例示的なインターフェース要素は、情報を送信するための発光素子を含み、かつ情報を受信するための接触感知素子を含む。
本明細書で使用される「発光素子」という用語は、可視光信号などの光を発生する素子に関する。
本明細書で使用される「可視光信号」という用語は、ユーザーがユーザーの視覚を介して光を知覚し得るような波長および強度を有する光に関する。可視光信号は、電磁スペクトルの光学範囲にあり、ヒトの眼が典型的に応答する約380~約740ナノメートルの範囲の一つ以上の波長を含む。
本明細書で使用される「少なくとも部分的に透明」という用語は、それを通して可視光信号を送信する能力を有する素子に関する。
本明細書で使用される「接触感知素子」という用語は、ユーザーによる接触を検出する素子に関する。典型的には、接触感知素子のこうした接触は、ユーザーの指、掌、または唇のうちの一つ以上など、ユーザーの身体部分との接触である。接触感知素子の非限定的な例としては、静電容量センサー、圧力センサー、および熱感知素子が挙げられる。接触は、動き、タップ(長くても短くてもよい)、または長時間のタッチを含み得る。
本明細書で使用される「熱感知素子」という用語は、そうした接触中にユーザーから熱感知素子へ伝達される熱を介してユーザーによる接触を検出する接触感知素子に関する。
本明細書で使用される「熱的連通」という用語は、一つのこうした要素の温度の変化が別のこうした要素の温度に影響を与えるように互いに連結されている要素に関する。例えば、ユーザーと熱感知素子との間の熱連通は、ユーザーから熱感知素子に熱を伝達し、したがって熱感知素子の温度に影響を与える。こうした熱連通は、一つ以上の中間要素を介してもよい。例えば、ユーザーは、熱感知素子と熱連通しているハウジングの上面と接触し、それ故にハウジングの上面と熱連通する、したがって、ユーザーは、ハウジングを介して熱感知素子と熱連通していてもよい。
本明細書で使用される「検出可能な温度変化」という用語は、熱感知素子によって検出され得る温度の変化に関する。熱感知素子による検出可能な温度変化の実施例は、例えば、摂氏約0.02度以上の温度上昇、または摂氏約0.05度以上の温度上昇、または摂氏約0.1度以上の温度上昇、または摂氏約0.2度以上の温度上昇、または摂氏約0.5度以上の温度上昇、または摂氏約1度以上の温度上昇、または摂氏約2度以上の温度上昇、または摂氏約5度以上の温度上昇、または摂氏約10度以上の温度上昇、または摂氏約15度以上の温度上昇、または摂氏約20度以上の温度上昇、または摂氏約25度以上の温度上昇、または摂氏約30度以上の温度上昇を含んでもよい。例えば、検出可能な温度上昇は、摂氏約0.02度~摂氏約5度、または摂氏約0.05度~摂氏約2度、または摂氏約0.1度~摂氏約1度の範囲内であってもよい。別の方法として、検出可能な温度上昇は、摂氏約0.02度~摂氏約10度の範囲であってもよく、または摂氏約0.05度~摂氏約10度の範囲であってもよく、または摂氏約0.1度~摂氏約10度の範囲であってもよく、または摂氏約0.1度~摂氏約10度の範囲であってもよく、または摂氏約0.2度~摂氏約10度の範囲であってもよく、または摂氏約0.5度~摂氏約10度の範囲であってもよく、または摂氏約1度~摂氏約10度の範囲であってもよく、または摂氏約0.05度~摂氏約5度の範囲であってもよく、または摂氏約0.1度~摂氏約5度の範囲であってもよく、または摂氏約0.5度~摂氏約5度の範囲であってもよく、または摂氏約0.5度~摂氏約2度の範囲であってもよく、または摂氏約0.02度~摂氏約35度の範囲であってもよく、または摂氏約0.05度~摂氏約35度の範囲であってもよく、または摂氏約0.1度~摂氏約35度の範囲であってもよく、または摂氏約0.1度~摂氏約35度の範囲であってもよく、または摂氏約0.2度~摂氏約35度の範囲であってもよく、または摂氏約0.5度~摂氏約35度の範囲であってもよく、または摂氏約1度~摂氏約35度の範囲であってもよい。一つの非限定的な実施例では、検出可能な温度上昇は、(i)その要素がユーザーによって接触される前の熱感知素子の温度と、(ii)例えば、その要素とユーザーとの間の接触中に、その要素がユーザーによって接触された後の熱感知素子の温度との間の温度差である。(ii)のユーザーによる熱感知素子の接触は、接触の開始部および接触の終了によって画定され得る。(ii)の熱感知素子の温度は、接触の開始と接触の終了との間、すなわち、実際の接触中に測定されてもよく、または接触の終了後の短期間内に測定されてもよい。例えば、(ii)の熱感知素子の温度は、接触の終了後、約0秒~約5秒、または約0秒~約3秒、または約0秒~約1秒内に測定されてもよい。随意に、(ii)の熱感知素子の温度は、ほぼ正常なヒト皮膚温度、すなわち、摂氏約28度~約36度、または摂氏約30度~約36度、または摂氏約31度~約35度である。
熱感知素子による検出可能な温度変化のその他の実施例は、例えば、摂氏約0.02度以上の温度低下、または摂氏約0.05度以上の温度低下、または摂氏約0.1度以上の温度低下、または摂氏約0.2度以上の温度低下、または摂氏約0.5度以上の温度低下、または摂氏約1度以上の温度低下、または
摂氏約2度以上の温度低下、または摂氏約5度以上の温度低下、または摂氏約10度以上の温度低下、または摂氏約15度以上の温度低下、または摂氏約20度以上の温度低下、または摂氏約25度以上の温度低下、または摂氏約30度以上の温度低下を含んでもよい。例えば、知覚可能な温度低下は、摂氏約0.02度~摂氏約5度、または摂氏約0.05度~摂氏約2度、または摂氏約0.1度~摂氏約1度の範囲内であってもよい。別の方法として、知覚可能な温度低下は、摂氏約0.02度~摂氏約10度の範囲内であってもよく、または摂氏約0.05度~摂氏約10度の範囲内であってもよく、または摂氏約0.1度~摂氏10度の範囲内であってもよく、または摂氏約0.1度~摂氏約10度の範囲内であってもよく、または摂氏約0.2度~摂氏約10度の範囲内であってもよく、または摂氏約0.5度~摂氏約10度の範囲内であってもよく、または摂氏約1度~摂氏約10度の範囲内であってもよく、または摂氏約0.05度~摂氏約5度の範囲内であってもよく、または摂氏約0.1度~摂氏約5度の範囲内であってもよく、または摂氏約0.5度~摂氏約5度の範囲内であってもよく、または摂氏約0.5度~摂氏約2度の範囲内であってもよい。
エアロゾル発生システムは、ゲル、液体、または固体エアロゾル形成基体を含んでもよく、またエアロゾルをそこから発生するように構成された、適切に構成されたエアロゾル発生要素を含み得る。
エアロゾル形成基体がゲルまたは液体を含む構成において、エアロゾル発生システムは、エアロゾル形成基体を保持する貯蔵部を含んでもよく、この貯蔵部は随意に、エアロゾル形成基体を保持するための担体材料を包含してもよい。担体材料は随意に、発泡体、海綿体、もしくは繊維の収集物であってもよく、またはこれらを含んでもよい。担体材料は随意に、ポリマーまたはコポリマーで形成されてもよい。一実施形態では、担体材料は紡糸ポリマーであるか、またはこれを含む。
一部の構成では、エアロゾル発生システムは随意に、カートリッジと、カートリッジに連結可能なマウスピースとを備える。カートリッジは随意に、貯蔵部およびエアロゾル発生要素のうちの少なくとも一つを備える。エアロゾル発生システムのハウジングは随意に、空気吸込み口、空気出口、およびそれらの間に延びる気流経路をさらに備えてもよく、ベイパーは随意に、気流経路内でエアロゾルへと少なくとも部分的に凝縮される。
例えば、本明細書に提供された様々な構成では、カートリッジは、接続端と接続端から離れた口側端とを有するハウジングを備えてもよく、接続端はエアロゾル発生システムのエアロゾル発生装置に接続するように構成されている。エアロゾル発生要素は、完全にカートリッジ内に位置してもよく、または完全にエアロゾル発生装置内に位置してもよく、またはカートリッジ内に部分的に位置し、かつエアロゾル発生装置内に部分的に位置してもよい。電力は、ハウジングの接続端を通して、接続されたエアロゾル発生装置からエアロゾル発生要素に送達されてもよい。一部の構成では、エアロゾル発生要素は随意に、口側端の開口部よりも接続端に近い。これは、エアロゾル発生装置内の電源とエアロゾル発生要素との間の単純かつ短い電気的接続経路を可能にする。
随意に発熱体であるか、または発熱体を含むエアロゾル発生要素は、実質的に平面であってもよい。発熱体は、抵抗性材料、例えばこれを通る電流の流れに応答して熱を発生する材料を含んでもよい。一つの構成では、発熱体は一つまたは複数の導電性フィラメントを備える。「フィラメント」という用語は、二つの電気接点間に配設された電気的な経路を指す。発熱体は、例えば互いに平行に配設された、フィラメントまたはワイヤのアレイであってもよく、これを含んでもよい。一部の構成では、フィラメントまたはワイヤはメッシュを形成してもよい。しかし当然のことながら、発熱体の任意の適切な構成および材料が使用され得る。
例えば、発熱体は、適切な電気特性を有する任意の材料を含んでもよく、またはこれから形成されてもよい。適切な材料としては、ドープされたセラミックなどの半導体、「導電性」のセラミック(例えば、二ケイ化モリブデンなど)、炭素、黒鉛、金属、合金、ならびにセラミック材料および金属材料で作製された複合材料が挙げられるが、これらに限定されない。こうした複合材料は、ドープされたセラミックまたはドープされていないセラミックを含んでもよい。適切なドープされたセラミックの例としては、ドープ炭化ケイ素が挙げられる。適切な金属の例としては、チタン、ジルコニウム、タンタル、および白金族の金属が挙げられる。適切な合金の例としては、ステンレス鋼、コンスタンタン、ニッケル含有、コバルト含有、クロム含有、アルミニウム含有、チタン含有、ジルコニウム含有、ハフニウム含有、ニオビウム含有、モリブデン含有、タンタル含有、タングステン含有、スズ含有、ガリウム含有、マンガン含有、および鉄含有合金、ならびにニッケル、鉄、コバルト、ステンレス鋼系の超合金、Timetal(登録商標)、鉄-アルミニウム系合金、鉄-マンガン-アルミニウム系合金が挙げられる。Timetal(登録商標)は、Titanium Metals Corporationの登録商標である。例示的な材料はステンレス鋼および黒鉛であり、AISI 304、316、304L、316Lなどの300シリーズのステンレス鋼であることがより好ましい。随意に、発熱体は上記の材料の組み合わせを含んでもよい。一つの非限定的な構成では、発熱体はワイヤを含むか、またはワイヤで作製されている。ワイヤは金属で作製されていることがより好ましく、ステンレス鋼で作製されていることが最も好ましい。
ヒーター組立品は、発熱体に電気的に接続された電気接点部分をさらに備えてもよい。電気接点部分は、二つの導電性接点パッドであってもよく、またはこれを含んでもよい。ハウジングを含む構成では、接点部分は、エアロゾル発生装置内の電気接点ピンとの接触を可能にするためにハウジングの接続端を通して露出されてもよい。
貯蔵部は貯蔵部ハウジングを備えてもよい。エアロゾル発生要素、エアロゾル発生要素を含む加熱組立品、またはその任意の適切な構成要素は、貯蔵部ハウジングに固定されてもよい。貯蔵部ハウジングは、成形された構成要素またはマウントを備えてもよく、成形された構成要素またはマウントは、エアロゾル発生要素または加熱組立品の外側に成形されている。成形された構成要素またはマウントは、エアロゾル発生要素または加熱組立品のすべてまたは一部を覆ってもよく、また気流経路とエアロゾル形成基体とのうちの一方または両方から電気接点部分を部分的にまたは完全に分離してもよい。成形された構成要素またはマウントは、貯蔵部ハウジングの少なくとも一つの壁形成部を含んでもよい。成形された構成要素またはマウントは、貯蔵部からエアロゾル発生要素への流路を画定してもよい。
ハウジングは、ポリプロピレン(PP)またはポリエチレンテレフタラート(PET)などの成形可能プラスチック材料から形成されてもよい。ハウジングは、貯蔵部の壁の一部またはすべてを形成してもよい。ハウジングおよび貯蔵部は、一体的に形成されてもよい。別の方法として、貯蔵部はハウジングとは別個に形成されてもよく、またハウジングへと組み立てられてもよい。
エアロゾル発生システムがカートリッジを含む構成において、カートリッジは、エアロゾルが通ってユーザーによって引き出される場合がある取り外し可能なマウスピースを備えてもよい。取り外し可能なマウスピースは、口側端の開口部を覆ってもよい。代替的に、カートリッジは、ユーザーが口側端の開口部を直接吸うことを可能にするように構成されてもよい。
カートリッジは、液体またはゲルエアロゾル形成基体で再充填可能であってもよい。代替的に、カートリッジは、貯蔵部の液体またはゲルエアロゾル形成基体が空になった時に廃棄されるように設計されてもよい。
エアロゾル発生システムがさらにエアロゾル発生装置を含む構成では、エアロゾル発生装置は、エアロゾル発生装置がカートリッジに接続された時に、エアロゾル発生要素への電気的接続を提供するように構成された少なくとも一つの電気接点要素を含み得る。電気接点要素は随意に、細長くてもよい。電気接点要素は随意に、ばね式であってもよい。電気接点要素は随意に、カートリッジ内の電気接点パッドに接触してもよい。
随意に、エアロゾル発生装置は、カートリッジの接続端と係合するための接続部分を備えてもよい。随意に、エアロゾル発生装置は、電源を備えてもよい。随意に、エアロゾル発生装置は、電源からエアロゾル発生要素への電力の供給を制御するように構成された制御回路を備えてもよい。
制御回路は随意に、マイクロコントローラを備えてもよい。マイクロコントローラはプログラム可能なマイクロコントローラであることが好ましい。制御回路はさらなる電子構成要素を備えてもよい。制御回路は、本インターフェース要素から信号を受信する、および本インターフェース要素に信号を送信するように、例えば、本接触感知素子から信号を受信する、および本発光素子に信号を送信するように構成されてもよい。制御回路は、エアロゾル発生要素への電力の供給を調節するようにさらに構成されてもよい。電力はシステムの起動後、エアロゾル発生要素に連続的に供給されてもよく、または毎回の吸煙ごとなどのように断続的に供給されてもよい。電力は、電流パルスの形態でエアロゾル発生要素に供給されてもよい。
エアロゾル発生装置は、制御システム、インターフェース要素(例えば、接触感知素子および発光素子の一方または両方)、およびエアロゾル発生要素のうちの少なくとも一つに電力を供給するように配設された電源を備えてもよい。エアロゾル発生要素は独立した電源を備えてもよい。エアロゾル発生装置は、制御回路に電力を供給するように配設された第一の電源、エアロゾル発生要素に電力を供給するように構成された第二の電源、およびインターフェース要素に電力を供給するように構成された第三の電源を備えてもよく、または制御回路、エアロゾル発生要素、およびインターフェース要素の任意の適切な組み合わせに電力を供給するようそれぞれ構成されている、より少ない数の電源を備えてもよい。
こうした各電源はDC電源であってもよく、またはDC電源を含んでもよい。電源は電池であってもよく、または電池を含んでもよい。電池は、リチウム系の電池、例えばリチウムコバルト電池、リン酸鉄リチウム電池、チタン酸リチウム電池、もしくはリチウムポリマー電池であってもよく、またはこれらを含んでもよい。電池はニッケル水素電池またはニッケルカドミウム電池であってもよく、またはこれらを含んでもよい。電源はコンデンサーなど別の形態の電荷蓄積装置であってもよく、またはこれを含んでもよい。随意に、電源は再充電を必要とする場合があり、また数多くの充放電サイクルのために構成されてもよい。電源は、一回以上のユーザー体験のための十分なエネルギーの貯蔵を可能にする容量を有してもよく、例えば電源は従来の紙巻たばこ1本を喫煙するのにかかる典型的な時間に対応する約6分間、または6分間の倍数の時間の期間の間のエアロゾルの連続的な発生を可能にするのに十分な容量を有してもよい。別の一実施例では、電源は、所定の回数の吸煙、または加熱組立品の不連続的な起動を可能にするのに十分な容量を有してもよい。好ましくは、電源は、接触感知素子および発光素子の任意の適切な回数の使用を可能にするのに十分な容量をさらに有してもよい。
エアロゾル発生システムは、手持ち式エアロゾル発生システムであってもよく、または手持ち式エアロゾル発生システムを含んでもよい。手持ち式エアロゾル発生システムは、ユーザーがマウスピースを吸煙して口側端の開口部を通してエアロゾルを引き出すことを可能にするように構成されてもよい。エアロゾル発生システムは従来の葉巻たばこまたは紙巻たばこに匹敵するサイズを有してもよい。エアロゾル発生システムは随意に、約30mm~約150mmの全長を有してもよい。エアロゾル発生システムは約5mm~約30mmの外径を有してもよい。
随意に、ハウジングは細長くてもよい。ハウジングは、任意の適切な材料または材料の組み合わせを含んでもよい。適切な材料の例としては、金属、合金、プラスチック、もしくはこれらの材料のうちの一つ以上を含有する複合材料、または食品もしくは医薬品用途に適切な熱可塑性樹脂、例えばポリプロピレン、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、およびポリエチレンが挙げられる。材料は軽量であり、脆くないものであってもよい。接触感知素子は、ユーザーによる接触を検出するように、ハウジングの任意の適切な部分に連結されてもよい。発光素子は、可視光信号を送信するように、ハウジングの任意の適切な部分に連結されてもよい。
エアロゾル発生システムのカートリッジ、またはエアロゾル発生装置は、制御回路と連通する吸煙検出器を備えてもよい。吸煙検出器は、ユーザーが気流経路を通して吸う時に検出するように構成されてもよい。カートリッジ、またはエアロゾル発生装置は随意に、制御回路と連通する温度センサーを備えてもよい。カートリッジ、またはエアロゾル発生装置は、スイッチまたはボタンなどのユーザー入力、または本インターフェース要素、例えば、本接触感知素子を備えてもよい。ユーザー入力は、ユーザーが装置をオンおよびオフにすることを可能にし得る。カートリッジまたはエアロゾル発生装置は随意に、貯蔵部内に保持されている判定された量のエアロゾル形成基体をユーザーに表示するための表示手段を備えてもよい。制御回路は、貯蔵部内に保持されているエアロゾル形成基体の量の判定がなされた後、表示手段を起動するように構成されてもよい。表示手段は随意に、発光ダイオード(LED)などの光、LCDディスプレイなどのディスプレイ、ラウドスピーカーまたはブザーなどの可聴式表示手段、および振動手段のうちの一つ以上を備えてもよい。制御回路は、複数の光のうちの一つ以上の光を点灯させ、ディスプレイ上にある量を表示し、ラウドスピーカーまたはブザーを介して音を発し、また振動手段を振動させるように構成されてもよい。表示手段は、本インターフェース要素、例えば、本発光素子を含んでもよく、または本インターフェース要素、例えば、本発光素子であってもよい。
好ましくは、制御回路は、適切な情報をユーザーに伝えるために、本インターフェース要素、例えば、本発光素子を作動させるように構成されている。随意に、制御回路は、接触感知素子による接触検出に応答して、発光素子を作動させるように構成される。
エアロゾル形成基体は、任意の適切な組成物を有し得る。例えば、エアロゾル形成基体はニコチンを含んでもよい。ニコチン含有エアロゾル形成基体はニコチン塩マトリクスであってもよく、またはこれを含んでもよい。エアロゾル形成基体は植物由来材料を含んでもよい。エアロゾル形成基体は、たばこを含んでもよい。エアロゾル形成基体は、加熱に伴いエアロゾル形成基体から放出される揮発性のたばこ風味化合物を含有するたばこ含有材料を含んでもよい。エアロゾル形成基体は均質化したたばこ材料を含んでもよい。エアロゾル形成基体は非たばこ含有材料を含んでもよい。エアロゾル形成基体は、均質化した植物由来材料を含んでいてもよい。
エアロゾル形成基体は一つ以上のエアロゾル形成体を含んでもよい。エアロゾル形成体は、使用時に高密度の安定したエアロゾルの形成を容易にし、かつシステムの動作温度において熱分解に対して実質的に抵抗性である任意の適切な公知の化合物または化合物の混合物である。適切なエアロゾル形成体の実施例としては、グリセリンおよびプロピレングリコールが挙げられる。好適なエアロゾル形成体は、当該技術分野で公知であり、
多価アルコール(トリエチレングリコール、1,3-ブタンジオール、グリセロールなど)、多価アルコールのエステル(グリセロールモノアセテート、ジアセテート、またはトリアセテートなど)、およびモノカルボン酸、ジカルボン酸、またはポリカルボン酸の脂肪族エステル(ドデカン二酸ジメチル、テトラデカン二酸ジメチルなど)が挙げられるが、これらに限定されない。エアロゾル形成基体は水、溶媒、エタノール、植物抽出物、および天然風味または人工風味を含んでもよい。エアロゾル形成基体は、ニコチンおよび少なくとも一つのエアロゾル形成体を含んでもよい。エアロゾル形成体は、グリセリンまたはプロピレングリコールであってもよい。エアロゾル形成体は、グリセリンとプロピレングリコールの両方を含んでもよい。エアロゾル形成基体は、約0.5%~約10%(例えば、約2%)のニコチン濃度を有してもよい。
当然のことながら、本インターフェース要素、例えば、本接触感知素子および発光素子は、液体またはゲルエアロゾル形成基体と共に使用するよう構成されたエアロゾル発生システムまたはエアロゾル発生装置での使用に限定されない。例えば、他の構成では、本インターフェース要素を、固体エアロゾル形成基体とともに使用するために構成されているエアロゾル発生システムもしくはエアロゾル発生装置で使用してもよく、またはエアロゾル発生システムもしくはエアロゾル発生装置に含めてもよい。固体エアロゾル形成基体とともに使用され得るエアロゾル発生要素の一つのタイプは、たばこのプラグなどの固体エアロゾル形成基体の中へと挿入されるように構成されたヒーターを含む。
一部の構成では、ヒーターは、エアロゾル形成基体の中への挿入のために実質的にブレード形状であり、また随意に10mm~60mmの長さ、2mm~10mmの幅、および0.2mm~1mmの厚さを有する。好ましい長さは、15mm~50mm、例えば18mm~30mmであってもよい。好ましい長さは、約19mmまたは約20mmであってもよい。好ましい幅は3mm~7mm、例えば4mm~6mmであってもよい。好ましい幅は、約5mmであってもよい。好ましい厚さは、0.25mm~0.5mmであってもよい。好ましい厚さは、約0.4mmであってもよい。ヒーターは、電気絶縁性ヒーター基板と、ヒーター基板によって支持された電気抵抗性発熱体と、を含み得る。貫通穴は随意に、ヒーターの厚さを通して画定されてもよい。ヒーターマウントは、ヒーターに構造的な支持を提供してもよく、またヒーターがエアロゾル発生装置内に位置付けられるようにしてもよい。ヒーターマウントは随意に、ヒーターの一部分の周囲に成形されている成形可能材料から形成されてもよく、また貫通穴を通して延びてヒーターをヒーターマウントに連結してもよい。ヒーターは随意に、テーパー状の、または尖った端を有して、エアロゾル形成基体の中への挿入を容易にする場合がある。
ヒーターマウントは、動作中に温度が著しく上昇しないヒーターの一部分に成形されることが好ましい。こうした部分は保持部分と呼ばれてもよく、また発熱体は、動作電流の通過により著しい程度まで加熱されないよう、この部分においてより低い抵抗率を有してもよい。貫通穴は保持部分内に位置してもよい。貫通穴は(提供される場合)、電気抵抗性のある発熱体がヒーター基板上に形成される前または後に、ヒーター内に形成されてもよい。装置は、加熱組立品をハウジングに対して、またはその中に、固定または結合することにより形成することができる。貫通穴は、機械加工によって(例えばレーザー加工またはドリル加工によって)形成されてもよい。
ヒーターマウントは、ヒーターに構造的な支持を提供してもよく、またヒーターがエアロゾル発生装置内にしっかりと固定されることを可能にする。成形可能なポリマーなどの成形可能材料の使用は、ヒーターマウントをヒーターの周りに成形し、それによってヒーターをしっかりと保持することを可能にする。また、ヒーターマウントを望ましい外部形状および寸法で安価な様態で製造することを可能にする。
有利なことに、発熱体は異なる材料から形成されてもよい。発熱体の第一部または加熱部(すなわち、ヒーターの挿入部または加熱部によって支持された部分)は、第一の材料で形成されてもよく、また発熱体の保持部(すなわち、ヒーターの保持部によって支持された部分)は、第二の材料で形成されてもよく、第一の材料は第二の材料よりも電気抵抗係数が大きい。例えば、第一の材料は、Ni-Cr(ニッケル-クロム)、白金、タングステン、または合金のワイヤであってもよく、また第二の材料は、金、銀、または銅であってもよい。発熱体の第一部および第二部の寸法はまた、第二の部分において、より低い単位長さ当たりの電気抵抗を提供するために異なっていてもよい。
ヒーター基体は電気絶縁材料から形成されていて、またジルコニアまたはアルミナなどのセラミック材料であってもよい。ヒーター基体は、広い範囲の温度にわたって発熱体に対して機械的に安定した支持を提供してもよく、またエアロゾル形成基体の中への挿入のために適切な剛直な構造を提供してもよい。ヒーター基体は、発熱体がその上に位置付けられている平面状の表面を備え、またエアロゾル形成基体の中への挿入を可能にするように構成されたテーパー付端を備えてもよい。ヒーター基体は有利なことに、2ワット/メートルケルビン以下の熱伝導率を有する。
エアロゾル発生装置は、ヒーターの挿入部分を包囲する空洞を画定するハウジングを備えることが好ましい。空洞は、エアロゾル形成基体を含有するエアロゾル形成物品を受容するように構成されている。ヒーターマウントは、空洞の一方の端を閉じる表面を形成してもよい。
一部の構成では、装置は片手の指の間に保持するのが快適な携帯型または手持ち式の装置であることが好ましい。
装置の電源は、任意の適切な電源、例えば電池などの直流電圧源であってもよい。一実施形態では、電源はリチウムイオン電池である。代替的に、電源は、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池、またはリチウム系電池(例えば、リチウムコバルト電池、リチウム鉄リン酸塩電池、チタン酸リチウム、またはリチウムポリマー電池)であってもよい。
エアロゾル発生装置は、制御要素を備えることが好ましい。制御要素は単純なスイッチであってもよい。別の方法として、制御要素は電気回路であってもよく、またヒーターだけでなく、本インターフェース要素、例えば、本接触感知素子および発光素子も制御するように構成されてもよい、一つ以上のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを備えてもよい。
本開示は、本明細書に記載されるエアロゾル発生装置と、エアロゾル発生装置の空洞内に受容されるように構成された一つ以上のエアロゾル形成物品とを備えるエアロゾル発生システムを提供する。エアロゾル発生装置は、本インターフェース要素を含んでもよく、またはインターフェース要素は、周辺装置などのエアロゾル発生システムの別の構成要素の一部であってもよい。
使用セッション中に、エアロゾル形成基体を包含するエアロゾル発生物品は、エアロゾル発生装置内に部分的に収容されてもよい。エアロゾル発生物品は実質的に円筒状の形状であってもよい。エアロゾル発生物品は実質的に細長くてもよい。エアロゾル発生物品は、長さと、その長さに対して実質的に直角を成す円周とを有してもよい。エアロゾル形成基体は実質的に円筒状の形状であってもよい。エアロゾル形成基体は実質的に細長くてもよい。エアロゾル形成基体はまた、長さと、その長さに対して実質的に直角を成す円周とを有してもよい。エアロゾル発生物品は、およそ30mm~およそ100mmの全長を有してもよい。エアロゾル発生物品は、およそ5mm~およそ12mmの外径を有してもよい。
固体エアロゾル形成基体は、加熱に伴い基体から放出される揮発性のたばこ風味化合物を含有するたばこ含有材料を含んでもよい。代替的に、固体エアロゾル形成基体は非たばこ材料を含んでもよい。固体エアロゾル形成基体は、高密度の安定したエアロゾルの形成を容易にするエアロゾル形成体をさらに含んでもよい。適切なエアロゾル形成体の実施例は、グリセリンおよびプロピレングリコールである。
固体エアロゾル形成基体は、例えばハーブの葉、たばこ葉、たばこの茎の破片、再構成たばこ、均質化したたばこ、押出成形たばこ、キャストリーフたばこ、および膨化たばこのうちの一つ以上を含有する、粉末、顆粒、ペレット、断片、スパゲッティ、細片、またはシートのうちの一つ以上を含んでもよい。固体エアロゾル形成基体は、ばらの形態であってもよく、または適切な容器またはカートリッジで提供されてもよい。随意に、固体エアロゾル形成基体は、基体の加熱に伴い放出される追加的なたばこまたは非たばこ揮発性風味化合物を含有してもよい。固体エアロゾル形成基体はまた、例えば追加のたばこまたは非たばこ揮発性風味化合物を含むカプセルも含有してもよく、こうしたカプセルは固体エアロゾル形成基体の加熱中に溶けてもよい。
本明細書で使用される「均質化したたばこ」は、粒子状たばこを凝集することによって形成された材料を指す。均質化したたばこは、シートの形態であってもよい。均質化したたばこ材料は、乾燥重量基準で5%超のエアロゾル形成体含有量を有してもよい。代替的に、均質化したたばこ材料は、乾燥重量基準で5~30重量%のエアロゾル形成体含有量を有してもよい。均質化したたばこ材料のシートは、たばこ葉の葉身およびたばこ葉の茎のうちの一方または両方を粉砕することによって、または別の方法で組み合わせることによって得られた粒子状たばこを凝集することによって形成されてもよい。代替的に、または追加的に、均質化したたばこ材料のシートは、例えばたばこの処理、取り扱い、および発送中に形成されたたばこダスト、たばこの微粉、およびその他の粒子状たばこ副産物のうちの一つ以上を含んでもよい。均質化したたばこ材料シートは、粒子状たばこの凝集を助けるために、一つ以上の本来備わっている結合剤(すなわち、たばこ内在性結合剤)、一つ以上の外来的な結合剤(すなわち、たばこ外因性結合剤)、またはこれらの組み合わせを含んでもよいが、代替的に、または追加的に、均質化したたばこ材料シートは、たばこおよび非たばこ繊維、エアロゾル形成体、湿潤剤、可塑剤、風味剤、充填剤、水性および非水性の溶剤、ならびにこれらの組み合わせを含むがこれらに限定されないその他の添加物を含んでもよい。
随意に、固体エアロゾル形成基体は、熱的に安定な担体上に提供されてもよく、またはその中に包埋されてもよい。担体は、粉末、顆粒、ペレット、断片、スパゲッティ、細片、またはシートの形態を取ってもよい。代替的に、担体は、その内表面上、またはその外表面上、またはその内表面と外表面の両方の上に堆積された固体基体の薄い層を有する、管状の担体であってもよい。こうした管状の担体は、例えば紙、または紙様の材料、不織布炭素繊維マット、低質量の目の粗いメッシュ金属スクリーン、もしくは穿孔された金属箔、または任意の他の熱的に安定した高分子マトリクスで形成されてもよい。
一部の構成では、エアロゾル形成基体は、均質化したたばこ材料の捲縮したシートの集合体を含む。本明細書で使用される「捲縮したシート」という用語は、複数の実質的に平行な隆起または波形を有するシートを意味する。エアロゾル発生物品が組み立てられた時、実質的に平行な隆起または波形は、エアロゾル発生物品の長軸方向軸に沿って、またはこれと平行に延びることが好ましい。これは有利なことに、均質化したたばこ材料の捲縮したシートを集合してエアロゾル形成基体を形成するのを容易にする。しかし、当然のことながら、エアロゾル発生物品内の包含のための均質化したたばこ材料の捲縮したシートは、代替的に、または追加的に、エアロゾル発生物品が組み立てられた時に、エアロゾル発生物品の長軸方向軸に対して鋭角または鈍角で配置された複数の実質的に平行な隆起または波形を有してもよい。ある特定の実施形態では、エアロゾル形成基体は、実質的にその表面全体にわたって実質的に均等にきめのある均質化したたばこ材料のシートの集合体を含んでもよい。例えば、エアロゾル形成基体は、シートの幅にわたって実質的に均等に離隔している複数の実質的に平行な隆起または波形を含む均質化したたばこ材料の捲縮したシートの集合体を含んでもよい。
固体エアロゾル形成基体は、例えばシート、発泡体、ゲル、またはスラリーの形態で担体の表面上に堆積されてもよい。固体エアロゾル形成基体は、担体の表面全体の上に堆積されてもよく、代替的に、使用中に不均一な風味送達を提供するためのパターンで堆積されてもよい。
当然のことながら、本明細書に記載されているある特定の構成は、抵抗加熱を介してエアロゾルを発生するエアロゾル発生要素を含むが、任意の適切なエアロゾル発生要素、例えば誘導加熱配設が使用されてもよい。
エアロゾル発生システムを作製する方法は、上面、下面、および上面と下面との間に延びる少なくとも部分的に透明な領域を含むハウジングを提供することを含み得る。方法は、インターフェース要素を提供することを含み得る。インターフェース要素は、接触感知素子および発光素子を含み得る。接触感知素子は、接触感知素子が上面との接触を検出するに応答して、入力信号を発生するように構成され得る。
発光素子は、第一の出力信号に応答して、少なくとも部分的に透明な領域を通して第一の可視光信号を送信するように構成されてもよい。方法は、回路を接触感知素子および発光素子に連結することを含み得る。回路は、接触感知素子から入力信号を受信し、発光素子に第一の出力信号を送信するように構成されてもよい。
例えば、エアロゾル発生システムを作製する方法は、上面、下面、および上面と下面との間に延びる少なくとも部分的に透明な領域を含むハウジングを提供することを含み得る。方法は、インターフェース要素を提供することを含む。インターフェース要素は、接触感知素子および発光素子を含み得る。接触感知素子は、接触感知素子が上面との接触を検出するのに応答して、入力信号を発生するように構成される。発光素子は、第一の出力信号に応答して、少なくとも部分的に透明な領域を通して第一の可視光信号を送信するように構成される。方法は、回路を接触感知素子および発光素子に連結することを含む。回路は、接触感知素子から入力信号を受信し、発光素子に第一の出力信号を送信するように構成される。
随意に、方法は、ハウジングの一部に陥凹部を形成して、少なくとも部分的に透明な領域を形成することをさらに含む。随意に、ハウジングの陥凹部分を形成することは、ハウジングの一部をレーザー加工することを含む。ハウジングの一部をレーザー加工することは、標準的な産業用レーザー加工機械を用いて行われ得る。
エアロゾル発生システムを使用する方法は、複数の接触感知素子を含むインターフェース要素によって、ハウジングのそれぞれの領域またはその近くにおけるハウジングの上面との接触を検出するのに応答して、複数の入力信号を発生することを含み得る。方法は、回路によって、複数の入力信号を受信することを含み得る。方法は、回路によって、複数の入力信号が基準を満たすのに応答して、エアロゾル発生システムの機能を有効化することを含み得る。
例えば、エアロゾル発生システムを使用する方法は、複数の接触感知素子を含むインターフェース要素によって、ハウジングのそれぞれの領域またはその近くにおけるハウジングの上面との接触を検出するのに応答して、複数の入力信号を発生することを含み得る。方法は、回路によって、複数の入力信号を受信することを含む。方法は、回路によって、複数の入力信号が基準を満たすのに応答して、エアロゾル発生システムの機能を有効化することを含む。
本発明の任意の実施形態または構成に関連して説明される特徴は、本発明の他の実施形態または構成に適用されてもよい。
本発明の実施形態または構成によるエアロゾル発生システムに関連して説明される特徴は、本発明の別の実施形態または構成によるエアロゾル発生システムに適用されてもよい。
エアロゾル発生システムに関連して説明される特徴は、エアロゾル発生システムを作製する方法に適用されてもよい。エアロゾル発生システムを作製する方法に関連して説明される特徴は、エアロゾル発生システムに適用されてもよい。
エアロゾル発生システムに関連して説明される特徴は、エアロゾル発生システムを使用する方法に適用されてもよい。エアロゾル発生システムを使用する方法に関連して説明される特徴は、エアロゾル発生システムに適用されてもよい。
エアロゾル発生システムを作製する方法に関連して説明される特徴は、エアロゾル発生システムを使用する方法に適用されてもよい。エアロゾル発生システムを使用する方法に関連して説明される特徴は、エアロゾル発生システムを作製する方法に適用されてもよい。
ここで本発明の構成を、添付図面を参照しながら、例証としてのみではあるが詳細に説明する。
図1は、本発明によるインターフェース要素を含むエアロゾル発生システムの断面の概略図である。 図2は、本発明によるインターフェース要素を含む別のエアロゾル発生システムの断面の概略図である。 図3は、本発明による、例示的なインターフェース要素の断面の概略図である。 図4Aは、本発明による別の例示的なインターフェース要素の断面図および斜視図を概略的に図示する。 図4Bは、本発明による別の例示的なインターフェース要素の断面図および斜視図を概略的に図示する。 図5は、本発明による例示的な方法における動作の流れを図示する。 図6Aは、本発明による図5の動作の流れ中に形成される中間構造の断面図および斜視図を概略的に図示する。 図6Bは、本発明による図5の動作の流れ中に形成される中間構造の断面図および斜視図を概略的に図示する。同上。 図7Aは、本発明による図5の動作の流れ中に形成される別の中間構造の断面図および斜視図を概略的に図示する。 図7Bは、本発明による図5の動作の流れ中に形成される別の中間構造の断面図および斜視図を概略的に図示する。同上。 図8は、本発明による別の例示的な方法における動作の流れを図示する。 図9Aは、本発明による本インターフェース要素の例示的な使用の概略図である。 図9Bは、本発明による本インターフェース要素の例示的な使用の概略図である。 図9Cは、本発明による本インターフェース要素の例示的な使用の概略図である。 図10Aは、本発明による本インターフェース要素の追加的または代替的な例示的な使用の概略図である。 図10Bは、本発明による本インターフェース要素の追加的または代替的な例示的な使用の概略図である。 図10Cは、本発明による本インターフェース要素の追加的または代替的な例示的な使用の概略図である。
本明細書に提供される構成は、エアロゾル発生システムのための改善されたインターフェース要素に関する。本インターフェース要素は、一つまたは複数の接触感知素子を含むことが好ましい。一つまたは複数の感知素子は、エアロゾル発生システムのハウジングとの接触を検出するように構成される。随意に、インターフェース要素は、エアロゾル発生システムのハウジングを通して光を伝達する一つまたは複数の発光素子をさらに含んでもよい。インターフェース要素は、ハウジングが滑らかで連続的な外(上)表面を有するようにエアロゾル発生システムに連結されてもよい。こうした滑らかまたは連続的な外表面は、より人間工学的な装置を提供する、またはユーザーにとって魅力的であり得る。一部の実施形態では、インターフェース要素は、ユーザーを認証し、無許可のユーザーがエアロゾル発生システムを使用することを抑制または防止するように構成されてもよい。発光素子は、含まれる場合、ユーザーが互いに異なる色として知覚し得る、互いに一つ以上の異なる波長を放射し得る。発光素子を含む構成では、こうした波長は随意に、情報をユーザーに伝達するために使用されてもよく、または認証プロセスの一部として使用されてもよい。随意に、ハウジングは機械的ボタンを含まない。生体認証センサーまたはタッチスクリーンなどの他のタイプの従来の入力要素は、エアロゾル発生システムから省略されてもよい。例えば、インターフェース要素は随意に、システムの使用のためにエアロゾル発生システムに情報を提供し、そこから情報を送信するための、システムのみの手段として提供されてもよい。したがって、潜在的な故障モードが低減または排除され得る。エアロゾル発生システムを製造するコストが低減され得る。ユーザー体験が単純化され得る。このように、ユーザー体験、およびシステムのコストおよび管理が改善される場合がある。
本インターフェース要素は、任意の適切なエアロゾル発生システムまたはその構成要素で使用されてもよい。例えば、図1は、本発明によるインターフェース要素30を備えるエアロゾル発生システム100の概略図である。システム100は、エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品20と、エアロゾル発生装置10とを備える。図1に示す実施形態では、エアロゾル発生物品は、液体およびゲルエアロゾル形成基体の一方または両方を含むカートリッジ20の形態で提供されている。他の実施形態では、エアロゾル形成基体は、例えば、図2を参照して説明するなど、固体エアロゾル形成基体であってもよい。
図1に示す実施形態では、カートリッジ20の接続端は、エアロゾル発生装置10の対応する接続端に取り外し可能に接続可能である。エアロゾル発生装置10は、上面16、下面17、および少なくとも一つの領域18を含む、ハウジング11を含む。随意に、ハウジング11の上面16は、領域18にわたって実質的に平坦である。随意に、ハウジング11は、ボタンを含まない、すなわち、任意のボタンを含まない場合がある。随意に、ハウジング11の上面16は、実質的に滑らかで連続的であってもよい。当然のことながら、ハウジング11は、本インターフェース要素の一部であるとみなされ得るが、必ずしもそうである必要はない。ハウジング11内には、一実施例では再充電可能なリチウム-イオン電池である、電池12、制御回路13、電気相互接続を介して制御回路13に連結されたインターフェース要素30が配置されている。エアロゾル発生システム100は携帯型であり、また従来の葉巻たばこまたは紙巻たばこに匹敵するサイズを有し得る。例えば、システム100は、手持ち式となるようにサイズ設定され、かつ形作られることが好ましく、例えばユーザーの指の間など、片手で保持できるようにサイズ設定され、かつ形作られることが好ましい。
カートリッジ20は、加熱組立品25および貯蔵部24を包含するハウジング21を含む。液体またはゲルエアロゾル形成基体は、貯蔵部24内に保持される。貯蔵部24の上方部分は、図に示す貯蔵部24の下方部分に接続される。加熱組立品25は、貯蔵部24から基体を受容し、基体を加熱してベイパーを発生し、例えば電池12から電力を受容するように、電気相互接続26、14を介してコントローラ13に連結された抵抗発熱体を含む。加熱組立品25の一方の側面は、例えば毛細管作用によって、貯蔵部24からエアロゾル形成基体を受容するように、(例えば、流体チャネル27を介して)貯蔵部24と流体連通する。加熱組立品25は、エアロゾル形成基体を加熱してベイパーを発生するように構成されている。
図示した構成では、気流経路23は、空気吸込み口15(随意にこれは、エアロゾル発生装置10とカートリッジ20との間にあってもよい)からカートリッジ20を通って、加熱組立品25を通り過ぎ、貯蔵部24を通る経路23を通ってカートリッジハウジング21内の口側端の開口部22へと延びる。システム100は、ユーザーがカートリッジ20の口側端の開口部22を吸煙して、エアロゾルを自分の口の中へと引き出し得るように構成される。動作時に、ユーザーが口側端の開口部22を吸煙する時、空気は空気吸込み口15から気流経路23の中へと、かつこれを通して、また図1の破線矢印で図示するように加熱組立品25を通り過ぎ、口側端の開口部22へと引き出される。制御回路13は、システムが起動された時に、(カートリッジ20内の)電気相互接続26に連結された(エアロゾル発生装置10内の)電気相互接続14を介する電池12からカートリッジ20への電力の供給を制御する。これは結果として、加熱組立品25によって生成されるベイパーの量および特性を制御する。制御回路13は気流センサー(具体的には図示せず)を含んでもよく、また制御回路13は、気流センサーによって検出されるように、ユーザーがカートリッジ20を吸煙した時に、加熱組立品25に電力を供給してもよい。このタイプの制御配設は、吸入器およびeシガレットなどのエアロゾル発生システムで良好に確立される。ユーザーがカートリッジ20の口側端の開口部22を吸煙する時、加熱組立品25は起動され、気流経路23を通過する気流中に混入されるベイパーを発生する。随意に、ベイパーは気流経路23内で少なくとも部分的に冷めて、エアロゾルを気流経路内に形成し、次いでこれは口側端の開口部22を通してユーザーの口の中へと引き出される。一部の構成では、ベイパーは、ユーザーの口の中で少なくとも部分的に冷めて、ユーザーの口の中でエアロゾルを形成する。
図1に示すインターフェース要素30は、ハウジング11に連結され、ハウジング11の上面16との接触、例えば、ユーザーの皮膚と上面16との間の接触を検出するように構成される。例えば、インターフェース要素30は、それぞれハウジングの下面17との間に配置された、一つ以上の接触感知素子を含んでもよい。インターフェース要素30は随意に、可撓性であってもよく、回路、接触感知素子、および任意の発光素子を含み得る、プリント回路基板(PCB)を含んでもよい。インターフェース要素30の例示的な構成は、図3および図4A-4Bを参照して本明細書に提供されるが、当然のことながら、本インターフェース要素は、それらに限定されず、任意の適切な構成を有し得る。
一つ以上の接触感知素子の各々は、上面16との接触を検出するのに応答して、それぞれの入力信号を発生するように構成される。例えば、ハウジング11の上面16は、図1に示す領域18内など、一つ以上の領域を含み得る。領域18またはその近くにおける上面16との接触により、接触感知素子が作動して入力信号を発生し得る。例えば、接触感知素子は、検出可能なように領域18に十分近い接触に応答して入力信号を発生する、静電容量センサー、圧力センサー、または熱感知素子を含み得る。
例えば、静電容量センサーは、静電容量センサーの静電容量に対応する入力信号を発生してもよい。ユーザーの任意の適切な身体部分、例えば、ユーザーの指、掌、または唇との接触の前に、静電容量センサーは、第一の静電容量を有してもよく、これに応答して、静電容量センサーは、こうした接触の不在に対応する値を有する信号を出力する場合がある。例えば、静電容量センサーに十分に近い領域における、ユーザーの適切な身体部分でハウジング11の上面16に触れているユーザーのその身体部分との接触に応答して、静電容量センサーの静電容量は、第二の値に増加または減少し、静電容量センサーによって発生される信号の値もそれに応じて変化し得る。静電容量センサーが発生する信号の値のこうした変化に基づいて、適切な回路は、ハウジング11の上面16との接触が存在すると判定し得る。
別の実施例として、圧力センサーが、圧力センサーの圧力に対応する入力信号を発生してもよい。ユーザーの指、掌、または唇との接触の前に、圧力センサーは、第一の圧力を有してもよく、これに応答して、圧力センサーは、こうした接触の不在に対応する値を有する信号を出力する場合がある。例えば、圧力センサーに十分に近い領域における、ハウジング11の上面16に触れているユーザーの指、掌、または唇との接触に応答して、圧力センサーの圧力は、第二の値に増加または減少し、圧力センサーによって発生される信号の値もそれに応じて変化し得る。圧力センサーが発生する信号の値のこうした変化に基づいて、適切な回路は、ハウジング11の上面16との接触が存在すると判定し得る。
さらに別の実施例として、熱感知素子は、熱感知素子の温度に対応する入力信号を発生してもよい。ユーザーの指、掌、または唇との接触の前に、熱感知素子は、第一の温度(例えば周囲温度(室温))、またはエアロゾル発生要素からの熱伝達を理由に周囲温度とは異なる温度を有してもよく、これに応答して、熱感知素子は、こうした温度に対応する値を有する信号を出力する場合がある。例えば、ハウジング11を介して熱感知素子と熱連通するように熱感知素子に十分に近い領域における、ハウジング11の上面16に触れているユーザーの指、掌、または唇との接触に応答して、熱感知素子の温度は、第二の値に増加または減少し、熱感知素子によって発生される信号の値もそれに応じて変化し得る。熱感知素子が発生する信号の値のこうした変化に基づいて、適切な回路は、ハウジング11の上面16との接触が存在すると判定し得る。
システム100は、接触感知素子から入力信号を受信するように構成された任意の適切な回路を含み得る。一部の構成では、インターフェース要素30は、そのように構成されている別個の専用回路を含んでもよく、他の構成では、制御回路13がそのように構成されている。回路は、本明細書のいずれかに記載されるように、一つ以上の接触感知素子の各々からそれぞれの入力信号を受信するのに応答して、一つ以上の信号を発生するように構成されてもよい。例示的には、回路は、随意の発光素子に出力信号を送信するように構成されてもよく、または、エアロゾル発生システムの機能を有効化するように構成されてもよく、または、その任意の適切な組み合わせであってもよい。例えば、エアロゾル発生システムの機能を有効化することは、発光素子に出力信号を送信することを含み得る。任意の発光素子に信号を送信することを含んでもよいが、必ずしもその必要はない、回路の例示的な機能は、図8、図9A-9C、および10A-10Cを参照して説明される。
一部の構成では、インターフェース要素30は随意に、一つ以上の発光ダイオード(LED)または有機発光ダイオード(OLED)またはアクティブマトリクス有機発光ダイオード(AMOLED)またはプラスチック有機発光ダイオード(POLED)または量子ドット発光ダイオード(QLED)またはマイクロスコピック発光ダイオード(マイクロ発光ダイオード)などの一つ以上の発光素子を含んでもよい。随意に、こうした発光素子は、例えば、接触感知素子から入力信号を受信するのと同じ回路によって発生され得るそれぞれの出力信号に応答して、ハウジング11を通して一つ以上の可視光信号を送信するように構成されてもよい。例えば、ハウジング11の領域18は、発光素子がそれを通して可視光信号を送信し得るように、少なくとも部分的に透明であってもよい。例示的には、領域18は、可視光信号がそれを通して送信され得るほど十分に薄いハウジング11の陥凹部分を含み得る。
随意に、材料は、一つ以上の発光素子によって発生される可視光信号の光学特性を変更するように構成された陥凹部分内に配置されてもよい。例えば、材料は、可視光信号の集束または集束解除など、可視光信号の焦点特性を変化させ得る。材料は、可視光信号を集束または集束解除するように形作られてもよい。例えば、材料は、凸状形状、または凹状形状を有してもよく、この材料の形状は、可視光信号の集束または集束解除に作用し得る。有利なことに、可視光信号の集束または集束解除は、より少ないエネルギーによる可視光信号の検出を可能にし得る。このことは、発光素子が可視光信号を送信する際により少ない電力を消費することを可能にし得る。材料は、陥凹部分内に配置される前に、形作られてもよい。
陥凹部分は、材料で充填されてもよい。したがって、材料は、陥凹部分の形状によって形作られ得る。随意に、陥凹部分は、形作られた陥凹部分を形成するよう形作られてもよい。形作られた陥凹部分は、材料で充填されてもよい。したがって、材料は、形作られた陥凹部分の形状に対応する形状を取り得る。したがって、凹状の内部形状を有する陥凹部分は、材料で充填されてもよく、次いで、材料は、陥凹部分の凸状形状に対応する凹状形状を有する。材料は、可視光信号を集束または集束解除するように作用するスマート材料を含み得る。
材料は、透明または半透明の高分子材料を含み得る。例えば材料は、ポリメチルメタクリレート(PMMA)の透明または半透明化合物、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンテレフタラートグリコール(PETG)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリプロピレン(PP)、ポリ[2-(ジメチルアミノ)エチルメタクリレート](しばしばPDMまたはPDMAEMAと略される)、スチレン-アクリロニトリル樹脂(SAN)、汎用ポリスチレン(GPPS)、液体シリコーンゴム(LSR)、環状オレフィン系共重合体(COC)、およびスチレン-メタクリル酸メチル(SMMA)のうちの一つ以上を含み得る。
材料は、成形されてもよい。材料は、オーバーモールドされてもよい。材料は、3D印刷されてもよい。
別の方法として、ハウジング11全体は、少なくとも部分的に透明な材料を含んでもよく、または少なくとも部分的に透明な材料で形成されてもよい。さらに別の代替として、ハウジング11は、領域18を画定する、少なくとも部分的に透明な窓が組み込まれた、周囲の不透明な材料を含み得る。特定の構成にかかわらず、随意に、領域18は、装置の正常な状態ではユーザーにすぐには明らかではない。
発光素子の各々は随意に、互いに異なる波長を有するハウジング11の少なくとも部分的に透明な領域18を通して第一の可視光信号および第二の可視光信号を発生するように構成されてもよい。例えば、回路は、それぞれ、発光素子に、互いに異なる波長を有する第一および第二の可視光信号を発生させる(随意に、互いに異なる時間に)、第一および第二の出力信号を発生する(随意に、互いに異なる時間に)ように構成されてもよい。波長は、ヒトの目によって知覚されるのに十分な量だけ互いに異なってもよく、例えば、少なくとも1nm、または少なくとも5nm、または少なくとも10nm、または少なくとも20nm、または少なくとも50nm、または少なくとも100nm、または少なくとも200nm、または少なくとも300nmだけ互いに異なってもよい。
当然のことながら、インターフェース要素30は、エアロゾル発生システム100の任意の適切な部分に位置してもよく、またハウジング11の外側部分またはエアロゾル発生装置10の他の部分との接触のみを検出することに限定されない。例えば、インターフェース要素30は、例えばシステム100の任意の適切な外側部分(例えば使用中に唇、指、または掌などのユーザーの身体部分によって触れられる場合があるシステム100の任意の適切な外側部分)との接触を感知するように、ハウジング11またはハウジング21の任意の適切な部分に連結され得る、エアロゾル発生装置10またはカートリッジ20の任意の適切な場所に位置し得る。
一部の構成では、エアロゾル発生システム100は、インターフェース要素30を含み得るか、またはインターフェース要素30を含まない場合がある、エアロゾル発生装置と、エアロゾル発生装置と動作可能に連通する周辺装置(図1に具体的に図示されていない周辺装置)とを備える。周辺装置は随意に、インターフェース要素30を含むエアロゾル発生装置に加えて、またはその代わりに、インターフェース要素30を含む。非限定的な構成において、周辺装置は随意に、装置充電器、充電ケース、消耗品ホルダー、または自動販売機を含む。
一部の構成において、エアロゾル発生システムは、本明細書に記載の通りのエアロゾル発生装置とエアロゾル形成基体とを備え、随意にエアロゾル形成基体はニコチンを含む。
図2は、本発明によるインターフェース要素30’を含む代替的なエアロゾル発生システム200の概略図である。インターフェース要素30’は、接触感知素子および随意の発光素子を含んでもよく、図1を参照して説明したインターフェース要素30と同様に構成され得る。システム200は、ハウジング39を有するエアロゾル発生装置10’と、エアロゾル形成物品40(例えば、たばこスティック)とを備える。エアロゾル形成物品40は、ハウジング39の内側で押されてヒーター36の一部分と熱的に近接した状態になるエアロゾル形成基体41を含む。ヒーター36による加熱に応答して、エアロゾル形成基体41は異なる温度で様々な揮発性化合物を放出する。
ハウジング39は、上面16’、下面17’、および少なくとも一つの領域18’を含む。随意に、ハウジング39の上面16’は、領域18’にわたって実質的に平坦である。ハウジング39は随意に、ボタンを含まない、すなわち、任意のボタンを含まない場合がある。ハウジング39の上面16’は随意に、実質的に滑らかで連続的であってもよい。ハウジング39内には、電気エネルギー供給源32、例えば再充電可能なリチウムイオン電池がある。コントローラ33は、電気相互接続34を介してヒーター36に接続されていて、電気エネルギー供給源32に接続されていて、かつ電気相互接続を介してインターフェース要素30’に接続されている。コントローラ33は、その温度を調節するためにヒーター36に供給される電力を制御し、また本明細書のいずれかに記載のようにインターフェース要素30’を作動させる。典型的にエアロゾル形成基体は、摂氏250~450度の温度に加熱される。
エアロゾル発生装置10’のハウジング39は、消費のためにエアロゾル発生物品40を受容するために、近位端(または口側端)において開放する空洞39’を画定する。随意に、システム200は、ハウジング39とともに空気吸込み口チャネル38を形成する空洞39’内に配置された要素37を含む。空洞39’の遠位端は、ヒーター36とヒーターマウント35とを備える加熱組立品全体にわたる。ヒーター36は、ヒーター36の有効な加熱領域(加熱部分)が空洞39’内に位置するように、ヒーターマウント35によって保持されている。一実施例では、ヒーター36は、ヒーター36を定位置にさらに固定するように、ヒーターマウント35の材料が通って延びる貫通穴(具体的には図示せず)を含む。ヒーター36の有効な加熱領域は、エアロゾル発生物品40が空洞内に完全に受容される時に、エアロゾル発生物品40の遠位端内に位置付けられる。ヒーターマウント35は随意に、ポリエーテルエーテルケトンから形成されてもよく、またヒーターの保持部分の周囲に成形されてもよい。ヒーター36は随意に、一点で終結するブレードの形態に形作られている。すなわち、ヒーター36は随意に、その厚さ寸法より大きい、その幅寸法より大きい長さ寸法を有する。ヒーター36の第一の面および第二の面は、ヒーターの幅および長さによって画定されてもよい。
図2に図示した例示的なエアロゾル形成物品40は、以下のように説明され得る。エアロゾル発生物品40は、三つ以上の要素、つまりエアロゾル形成基体41、中間要素42、およびマウスピースフィルター43を備える。これらの要素は逐次的に、かつ同軸に整列して配設されてもよく、かつシガレットペーパー(具体的には図示せず)によって組み立てられて、ロッドを形成する。一つの非限定的な構成では、組み立てられた時、エアロゾル形成物品40は、45ミリメートルの長さであってもよく、また7ミリメートルの直径を有してもよいが、当然のことながら、寸法の任意の他の適切な組み合わせが使用され得る。
エアロゾル形成基体41は随意に、フィルターペーパー(図示せず)内に巻かれてプラグを形成する捲縮したキャストリーフたばこの束を備える。キャストリーフたばこは、グリセリンなどの一つ以上のエアロゾル形成体を含む。中間要素42は、エアロゾル形成基体41にすぐ隣接して位置してもよい。中間要素42は、ヒーター36と接触することができるように、物品40の遠位端に向かってエアロゾル形成基体41を位置するように構成されてもよい。随意に、中間要素42は、エアロゾル形成基体41が、ヒーター36がエアロゾル形成基体41内に挿入された時に、物品40に沿ってマウスピースに向かって付勢されることを抑制または防止するよう構成されてもよい。中間要素42は随意に、エアロゾル形成基体41から放出された揮発性物質が、物品に沿ってマウスピースフィルター43に向かって通過することを可能にするように構成されてもよい。揮発性物質は移送セクション内で冷えて、エアロゾルを形成してもよい。一つの非限定的な構成では、中間要素42は、エアロゾル形成基体に直接的に連結されたセルロースアセテートの管を含んでもよく、またはそれから形成されてもよい。一つの非限定的な構成では、管は、3ミリメートルの直径を有する開口を画定する。随意に、中間要素42は、マウスピースフィルター43に直接的に連結された、長さが18ミリメートルの薄壁の管を含んでもよく、またはそれから形成されてもよい。一つの例示的な構成では、中間要素42は、両方のこうした管を含む。マウスピースフィルター43は、例えばセルロースアセテートから形成された、かつおよそ7.5ミリメートルの長さを有する従来のマウスピースフィルターであってもよい。要素41、42、および43は随意に、シガレットペーパー(具体的には図示せず)、例えば標準的な特性または分類を有する標準的な(従来の)シガレットペーパー内にしっかりと巻かれることによって組み立てられる。この特定の実施形態における紙は、従来のシガレットペーパーである。紙と要素41、42、43の各々との間の接合部分は、要素を位置特定し、かつエアロゾル形成物品40を画定する。
エアロゾル発生物品40が空洞39’の中へと押し込まれると、ヒーター36のテーパー状の先端はエアロゾル形成基体41と係合する。エアロゾル形成物品40に力を加えることによって、ヒーター36はエアロゾル形成基体41の中へと貫通する。エアロゾル形成物品40が適切に係合する時、ヒーター36はエアロゾル形成基体42の中へと挿入される。ヒーター36が作動すると、エアロゾル形成基体41は温められて、揮発性物質が発生または放出される。ユーザーがマウスピースフィルター43を吸うと、空気が空気吸込み口チャネル38を介してエアロゾル形成物品40の中へと引き出され、そして揮発性物質が凝縮して吸入可能なエアロゾルを形成する。このエアロゾルは、エアロゾル形成物品40のマウスピースフィルター43を通過し、そしてユーザーの口の中へと入る。同様に図1を参照して説明されるように、当然のことながら、インターフェース要素30’は、エアロゾル発生システム200の任意の適切な部分に位置してもよく、ハウジング39の外側部分またはエアロゾル発生装置10’の他の部分との接触のみを検出することに限定されない。例えば、インターフェース要素30’は、エアロゾル発生装置10’またはエアロゾル形成物品40の任意の場所に位置してもよく、システム200の任意の適切な外側部分、例えば、使用中に唇、指、または掌などのユーザーの身体部分によって触れられる場合がある、システム200の任意の適切な部分との接触を検出するように、ハウジング39の任意の適切な部分に連結されてもよい。
一部の構成では、エアロゾル発生システム200は、インターフェース要素30’を含み得るか、またはインターフェース要素30’を含まない場合がある、エアロゾル発生装置と、エアロゾル発生装置と動作可能に連通している周辺装置(周辺装置は、図2に具体的に図示されていない)とを備える。周辺装置は随意に、インターフェース要素30’を含むエアロゾル発生装置に加えて、またはその代わりに、インターフェース要素30’を含む。非限定的な構成において、周辺装置は随意に、装置充電器、充電ケース、消耗品ホルダー、または自動販売機を含む。
本インターフェース要素のさらなる例示的な構成が、図3、および図4A~4Bを参照しながら説明されている。本インターフェース要素を含むエアロゾル発生システムを作製する例示的な方法が、図5、図6A~6B、および図7A~7Bを参照して説明されている。本インターフェース要素を含むエアロゾル発生システムを使用する例示的な方法が、図8、図9A~9C、および図10A~10Cを参照して説明されている。当然のことながら、特定の構成を参照して説明される任意の特徴は随意に、その構成または本明細書に記載される任意の他の構成を参照して説明される任意の他の特徴と組み合わせられ得るが、必ずしもそうである必要はない。
図3は、図1を参照して説明されるインターフェース要素30、または図2を参照して説明されるインターフェース要素30’として、例えば、エアロゾル発生装置内または周辺装置内に実装され得る、例示的なインターフェース要素300の断面の概略図である。図3に図示したハウジング301は、エアロゾル発生システムの任意の適切な構成要素に提供され、インターフェース要素300の一部であってもよいが、必ずしもそうであるとみなされる必要はない。ハウジング301は、上面302、下面303、および随意に少なくとも部分的に透明である複数の領域350、351、352を含む。図3に図示するインターフェース要素300は、複数の接触感知素子310、311、312、複数の随意の発光素子320、321、322、回路330、および回路基板340を含む。接触感知素子310、311、312の各々は、ハウジング301の下面303の下に配置され、ハウジング301の上面302との接触を検出するのに応答して、それぞれの入力信号を発生するように構成されてもよい。例えば、接触感知素子310、311、312の各々は独立して、静電容量センサー、圧力センサー、または熱感知素子であってもよく、またはそれらを含んでもよい。随意の発光素子320、321、322の各々は随意に、ハウジング301の下面303の下に配置され、第一の出力信号に応答して、領域350、351,352のうちの一つを通してそれぞれの可視光信号を送信するように構成されてもよい。回路330は、接触感知素子310、311、312に適切に連結され、そこからそれぞれの入力信号を受信するように構成されてもよい。例えば、随意の発光素子320、321、322の各々は、発光ダイオードであってもよく、または発光ダイオードを含んでもよい。
回路330は、随意の発光素子320、321、322に適切に連結され、それらにそれぞれの第一の出力信号を送信するように構成されてもよい。随意に、回路基板340は、回路、接触感知素子、および随意の発光素子が互いに単一の構造内に統合されるように、回路330、接触感知素子310、311、312、および随意の発光素子320、321、322を備える可撓性プリント回路基板である。
当然のことながら、接触感知素子310、311、312は、領域350、351、352および随意の発光素子320、321、322に対して任意の適切な位置および構成を有し得る。例えば、接触感知素子310、311、312は、接触感知素子が、それぞれの領域350、351、352との接触を検出(例えば、それに応答して入力信号を発生)し得る限り、完全に領域350、351、352の下に位置してもよいが、必ずしもそうである必要はない。同様に、随意の発光素子320、321、322は、発光素子がそれぞれの領域350、351、352を通して可視光信号を送信する限り、完全に領域350、351、352の下に位置してもよいが、必ずしもそうである必要はない。さらに、接触感知素子310、311、312は随意に、随意の発光素子320、321、322がそれを通して光を伝達する領域と部分的にのみ重なる、または重なりもしない、ハウジング301の上面302の領域との接触を検出し得る。随意に、接触感知素子310、311、312はそれぞれ、発光素子320、321、322上に積み重ねられてもよいが、必ずしもそうである必要はない。例えば、発光素子320、321、322は、存在する場合、接触感知素子310、311、312の上に積み重ねられてもよい。別の実施例として、接触感知素子310、311、312はそれぞれ、発光素子320、321、322と共に、ハウジング301の上面302との接触を感知すること、およびハウジング301のそれぞれの領域を通して光を伝達することの両方を行うように構成された、単一の構造へと統合されてもよい。さらに別の実施例として、接触感知素子310、311、312および発光素子320、321、322の一方または両方が、ハウジング301内に統合されてもよい。
図4A~4Bはそれぞれ、別の例示的なインターフェース要素400の断面図および斜視図を図示する。インターフェース要素400は、インターフェース要素30、30’、または300の非限定的な例として適切に実装され得る。図4A~4Bに図示したハウジング401は、エアロゾル発生システムの任意の適切な構成要素に提供され、インターフェース要素400の一部であってもよいが、必ずしもそうであるとみなされる必要はない。ハウジング401は、上面402、下面403、および随意に少なくとも部分的に透明である複数の領域450、451、452を含む。図4A-4Bに図示した非限定的な例では、ハウジング401の個別の領域450、451、452は、ハウジング401の他の領域よりも薄く、例えば、それを通して可視光信号を伝達するのに十分に薄く、一方で、ハウジング401の他の領域は随意に、それを通して可視光信号を送信しないのに十分に厚い。非限定的な実施例では、領域450、451、452は、ハウジング401の陥凹部分460、461、462を含む。
図4A~4Bに図示したインターフェース要素400は、複数の入力-出力要素470、471、472を含み、その各々は、本明細書のいずれかに記載されるようにそれぞれ構成され得る、接触感知素子(具体的に図示せず)および発光素子(具体的に図示せず)を含む。一つの非限定的な実施例では、各入力-出力要素470、471、472の接触感知素子は、熱感知素子を含み、各入力-出力要素の発光素子は、発光ダイオードであってもよく、または発光ダイオードを含んでもよい。入力-出力要素470、471、472の各々は、領域450、451、452のうちの対応する一つで、ハウジング401の下面403の下に配置されてもよく、領域450、451、452のうちの対応する一つまたはその近くにおける接触を検出するのに応答して、入力信号を発生するように構成され、第一の出力信号に応答して、領域450、451、452のうちの一つを通してそれぞれの可視光信号を送信するように構成される。随意に、インターフェース要素400は、陥凹部分460、461、462に配置され、および随意に、入力-出力要素470、471、472によってそれぞれ発生される可視光信号の光学特性を変更するように構成される、ハウジング401の残りの下面403上に配置される材料をさらに含む。例えば、図4A-4Bに図示した非限定的な構成では、陥凹部分460、461、462は、その中に配置される少なくとも部分的に透明な材料490が、入力-出力要素470、471、472によって発生される可視光信号の焦点特性を変更するレンズとして作用するように湾曲している。例示的には、少なくとも部分的に透明な材料490は、可視光信号の集束または集束解除を引き起こす。可撓性回路基板480は、本明細書のいずれかに記載されるように、接触感知素子から入力信号を受信し、発光素子に出力信号を送信するための、入力-出力要素470、471、472および随意の回路(具体的に図示せず)に適切に連結され、随意にこれらに統合されてもよい。随意に、可撓性回路基板480は、一つ以上の相互接続491を介してなど、エアロゾル発生システムの制御回路(例えば、13または33)に連結されてもよい。本明細書に提供されるインターフェース要素は、任意の適切な数の接触感知素子、および任意の適切な数の随意の発光素子を含み得る。例えば、図3、図4A、および図4Bに図示する例示的なインターフェース要素はそれぞれ、三つの接触感知素子(図4A~4Bの三つの入力-出力要素の形態)を含むが、当然のことながら、インターフェース要素30、30’、300、または400を含むがこれらに限定されない、本明細書に提供される任意のインターフェース要素は、一つの接触感知素子または複数の接触感知素子を適切に含み得る。例えば、本明細書に提供される任意のインターフェース要素は、2個以上の接触感知素子、5個以上の接触感知素子、または10個以上の接触感知素子を含み得る。例えば、本明細書に提供される任意のインターフェース要素は、1~50個の接触感知素子、または1~20個の接触感知素子、または2~20個の接触感知素子、または5~20個の接触感知素子、または5~15個の接触感知素子を含み得る。随意に、図3、図4A、および図4Bに図示される例示的なインターフェース要素はそれぞれ、三つの発光素子(図4A~4Bの三つの入力-出力要素の形態)を含むものとして図示されているが、当然のことながら、インターフェース要素30、30’、300、または400を含むがこれらに限定されない、本明細書に提供される任意のインターフェース要素は、一つ以上の接触感知素子およびゼロ以上の発光素子を適切に含み得る。例えば、本明細書に提供される任意のインターフェース要素は、2個以上の発光素子、5個以上の発光素子、または10個以上の発光素子を含み得る。例えば、本明細書に提供される任意のインターフェース要素は、1~50個の発光素子、または1~20個の発光素子、または2~20個の発光素子、または5~20個の発光素子、または5~15個の発光素子を含み得る。一部の構成では、インターフェース要素は、発光素子を含まない。
本明細書に提供される任意のインターフェース要素は、接触感知素子および随意の発光素子を、エアロゾル発生システム内に任意の適切な配設で含み得る。例えば、複数の接触感知素子は、多角形(例えば、長方形、正方形、三角形、五角形、六角形、またはこれに類するもの)、または湾曲した形状(例えば、円または楕円)などの規則的な形状を提供または示唆するように、ハウジングに沿った二次元配列で横方向に配設されてもよい。例えば、接触感知素子の二次元配列は、図9A~9B、または図10A~10Bに図示するような、長方形を提供または示唆するように配設されてもよい。別の実施例として、複数の発光素子は、多角形(例えば、長方形、正方形、三角形、五角形、六角形、またはこれに類するもの)、または湾曲した形状(例えば、円形または楕円形)などの規則的な形状を提供または示唆するために、ハウジングに沿った二次元配列で横方向に配設されてもよい。例えば、発光素子の二次元配列は、図9A-9B、または図10A-10Bに図示するような、長方形を提供または示唆するように配設されてもよい。随意に、接触感知素子および発光素子(存在する場合)は、互いに実質的に同じ方法で配設される。例示的には、各接触感知素子および任意の対応する発光素子は随意に、装置内の設置の前または後に、互いに対して部分的または完全に動かないように、互いに固定的に連結されてもよい。随意に、複数の接触感知素子の各々は、エアロゾル発生システムの構成要素内の設置の前または後に、互いに対して部分的または完全に動かないように、互いに固定的に連結されてもよい。
接触感知素子およびインターフェース要素の任意の他の要素が互いに連結されている特定の様態にかかわらず、インターフェース要素は、エアロゾル発生装置または周辺装置を含むがこれらに限定されないエアロゾル発生システムの任意の適切な構成要素内に、およびこうした構成要素の任意の適切な要素内に含まれてもよい。エアロゾル発生システムは、インターフェース要素を含むエアロゾル発生装置(例えば、装置10、10’などの装置)を含んでもよく、また随意に、一つ以上の周辺装置を含んでもよい。本エアロゾル発生システム内に含まれ得る周辺装置の例としては、エアロゾル発生装置用の充電器、エアロゾル発生装置用の充電ケース、一つ以上のエアロゾル発生物品用のホルダー、またはエアロゾル発生装置もしくはエアロゾル発生物品を販売するように構成された自動販売機のうちの一つまたは複数が挙げられるが、これらに限定されない。随意に、こうした周辺装置のうちの一つ以上は、本インターフェース要素を含み得る。一部の構成において、インターフェース要素は、インターフェース要素が含まれるエアロゾル発生装置または周辺装置(存在する場合)それぞれにおいて、一貫した外観、または一貫した機能、または一貫した外観と一貫した機能を有する。
本インターフェース要素を含むエアロゾル発生システムは、任意の適切な方法で調製され得る。図5は、例示的な方法50における動作の流れを図示する。図6A~6Bはそれぞれ、図5の動作の流れ中に形成される中間構造の断面図および斜視図を概略的に図示する。図7A-7Bはそれぞれ、図5の動作の流れ中に形成される別の中間構造の断面図および斜視図を概略的に図示する。
方法50の動作は、エアロゾル発生システム100および200の要素、インターフェース要素300および400の要素、ならびに図6A~6Bおよび図7A~7Bに図示されるような中間構造の要素を参照して説明されているが、当然のことながら、動作は、任意の他の適切に構成されたエアロゾル発生システム、エアロゾル発生装置、周辺装置、またはインターフェース要素を調製するように実施され得る。
方法50は、上面、下面、および上面と下面との間に延びる少なくとも部分的に透明な領域を含むハウジングを提供すること(51)を含む。ハウジングは、例えば、図1および図2を参照して説明されるようなエアロゾル発生装置または周辺装置の一部などの、エアロゾル発生システムの任意の適切な構成要素の一部であってもよい。エアロゾル発生システムは、液体、ゲル、または固体などの任意の適切なエアロゾル形成基体を使用してエアロゾルを発生するように構成されたエアロゾル発生要素を含んでもよい。随意に、ハウジングは、平坦である、滑らかである、ボタンを含まない、および連続的である、の任意の適切な組み合わせである。
一部の非限定的な構成では、方法50に図示される動作51は、ハウジングの一部に陥凹部を形成して、少なくとも部分的に透明な領域を形成することを含み得る。非限定的な例では、図6A-6Bは、図4A-4Bを参照して説明した領域450、451、452と類似の方法で、ハウジング601の陥凹部分660、661、662を含む領域650、651、652を含む、動作51中に形成され得る中間構造を図示する。動作51は随意に、ハウジング601の下面603に、こうした陥凹部分660、661、662を形成することを含み得る。一つの非限定的な例では、ハウジングの陥凹部分を形成することは、ハウジングの一部をレーザー加工すること、例えば、下面603をレーザー加工することを含む。例示的には、特定の形状(湾曲または多角形など)の空洞は、例えば、接触感知素子および随意の発光素子が配置される領域において、ハウジングの内側(下側)面にレーザーによって加工され得る。こうしたレーザー加工は随意に、可視光信号がそれを通して伝達される場合を除き、材料が不透明に見えるように選択された透明度で、材料が領域650、651、652で部分的に透明である程度に実施され得る。陥凹部分660、661、662の湾曲した側面は、それぞれの領域650、651、652の周りに透明な勾配を提供し得る。
図5を再び参照すると、方法50は、インターフェース要素を提供すること(52)を含む。インターフェース要素は、接触感知素子が上面との接触を検出するのに応答して、入力信号を発生するように構成された接触感知素子を含み得る。接触感知素子の非限定的な例示的な構成は、例えば、図1、図2、図3、および図4A~4Bを参照して、本明細書のいずれかで説明される。
随意に、インターフェース要素を提供すること(動作52)は、出力信号に応答して、少なくとも部分的に透明な領域を通して可視光信号を送信するように構成された発光素子を提供することを含む。例示的には、発光素子は、下面の下に配置されてもよい。発光素子のための非限定的な例示的な構成は、本明細書のいずれかに、例えば、図1、図2、図3、および図4A-4Bを参照して説明されている。
例えば、方法50が、発光素子を提供することを含み、少なくとも部分的に透明な領域が陥凹部を形成することによって形成される一部の構成では、動作は、ハウジングの陥凹部分内に材料を配置する動作も含み得る。材料は、発光素子によって発生される可視光信号の光学特性を変更するように構成されてもよい。非限定的な実施例では、図7A-7Bは、図4A-4Bを参照して説明する材料490と同様に構成されるように、材料690がハウジング601の陥凹部分660、661、662内に配置される、こうした動作中に形成され得る中間構造を図示する。随意に、材料はまた、下面603の他の部分上に配置される。一つの非限定的な実施例では、内側(下側)面が実質的に水平であるとき、材料690が陥凹した部分を充填し、下面603を覆う任意の材料が実質的に平坦であるように、透明材料の薄い層が垂直に塗布される。透明な材料は、乾燥され、随意に重合され、または網状にされて、安定した形状または形態を提供し得る。例示的には、これは、陥凹部分の各々に拡大レンズを生成してもよく、これは、それを通してそれぞれ送信される任意の可視光信号を集束または集束解除し得る。
図5に図示する方法50は、回路をインターフェース要素、例えば、接触感知素子および(存在する場合)発光素子に連結すること(53)を含む。回路は、接触感知素子から入力信号を受信し、任意の発光素子に出力信号を送信するように構成されてもよい。例えば、図3および図4A-4Cを参照して説明されるような一部の構成では、接触感知素子および(存在する場合)発光素子は随意に、インターフェース要素の一部として提供される回路に連結され、回路は、エアロゾル発生システムまたは装置の制御回路と連通するように構成される。別の方法として、接触感知素子および(存在する場合)発光素子は、こうした回路を用いずに、エアロゾル発生装置の制御回路に連結されてもよい。任意の他の適切な回路は、接触感知素子および発光素子の一方または両方に連結されてもよい。例えば、図4A-4Bを参照して説明するように、可撓性回路基板480は、入力-出力要素470、471、472に連結され、そして随意にこれらに統合されてもよく、本明細書のいずれかに記載されるように、接触感知素子から入力信号を受信し、任意の発光素子に出力信号を送信するための随意の回路(具体的に図示せず)を含んでもよい。
一つの構成では、入力-出力要素470、471、472は、任意の適切な動作、例えば、半導体処理、印刷リソグラフィー、およびマイクロリソグラフィーの任意の適切な組み合わせを使用して、可撓性回路基板480上に提供(統合)され得る。可撓性回路基板480は、高分子材料または金属材料、もしくは高分子材料および金属材料の両方を含む少なくとも一つの層によって覆われて積層構造を形成する、一つ以上の高分子材料を含み得る。随意に、光源およびセンサーを組み込む薄膜電気発光表示技術が使用されてもよい。可撓性回路基板480は、陥凹部分660、661、662に対するその位置が、発光素子を、それぞれの陥凹部分の中心と幾何学的に実質的に一致させるようなやり方で、適用されてもよい。可撓性回路基板は、ハウジングに機械的に連結されてもよく、または陥凹部分660、661、662の外側の位置に配置された接着剤コーティングを使用するなど、接着剤によって固定されてもよい。
エアロゾル発生システム、エアロゾル発生装置、周辺装置、および本明細書に説明するインターフェース要素は、ユーザーから情報を受信する、ユーザーに情報を伝達する、またはユーザーから情報を受信し、ユーザーに情報を伝達する、の両方となるように構成されてもよく、そのようなやり方で使用され得る。
例えば、本明細書に提供されるエアロゾル発生システム(システム100または200など)のいずれかは、上面、下面、および複数の領域(ハウジング11、21、39、401、または601など)を含むハウジングを含み得る。エアロゾル発生システムは、複数の接触感知素子(接触感知素子310、311、312、または入力-出力要素470、471、472)を含み得る。接触感知素子は、領域(領域350、351、352、または領域450、451、452、または領域650、651、652など)のそれぞれの一つまたはその近くにおけるハウジングの上面との接触を検出するのに応答して、それぞれの入力信号を発生するように構成され得る。エアロゾル発生システムは、接触感知素子(制御回路13、制御回路33、または回路330など)からそれぞれの入力信号を受信するように構成された回路を含み得る。回路はさらに、随意に、第一の複数の入力信号が第一の基準を満たすのに応答して、エアロゾル発生システムの第一の機能を有効化するように構成され得る。
エアロゾル発生システムの任意の適切な機能は、回路によって、任意の適切な基準または複数の基準を満たすのに応答して、例えば、任意の適切な数のそれぞれの入力信号が任意の適切な基準または複数の基準を満たすのに応答して、有効化されてもよい。こうした基準または複数の基準の充足は、エアロゾル発生システムに対してユーザーを認証するものとみなされ得る。一部の構成では、エアロゾル発生システムは、一段階手順を使用してユーザーを認証するように構成され得る。他の構成では、エアロゾル発生システムは、二段階認証手順または三段階認証手順などの多段階手順を使用してユーザーを認証するように構成され得る。
エアロゾル発生システムによって実施され得る例示的な多段階手順は、ユーザーとの相互作用を検出し、相互作用が承認されたユーザーまたは承認されたタイプのユーザーとのものであるかどうかを判定することを含み得る。こうした判定は、例えば、熱接触の領域を保存された熱接触の領域と比較すること、センサー(接触センサーなど)のアレイを使用して接触を検出すること、指紋センサーを使用して指紋を受信し、その指紋を保存された指紋と比較すること、または、音声認識技術を使用して、例えば、システムにユーザーに質問させ、その質問に応答するユーザーからのボイスサンプルを受信し、ボイスサンプルを予め保存されたボイス情報と比較すること(ボイスが特定の周波数未満である、または特定のユーザーに属するとの判定、またはテレフォンバンキング技術で一般的に行われたなどのその他の判定など)、のうちの一つ以上の任意の適切な組み合わせを含み得る。こうした判定の結果として、またはこうした結果に応じて、一部の構成では、システムは、さらなるアクションを取らない(例えば、ユーザーが承認されていない、または承認されたタイプのユーザーではない場合)、またはユーザーから追加の入力を受信することを有効化する、のいずれかであり得るが、追加の入力は、例えば、メモリに保存された何らかの予想される情報の第二のユーザー入力であり、これは、パスワードまたはコード(ユーザーが本インターフェース要素の異なる光をタップする、またはコードまたはパスワードをタッチスクリーンまたはボタンに入力することによって入力されるタッチパターン入力など)、またはボイスコマンド(ユーザーが特定の単語を述べる、またはユーザーの音声がユーザーに属し、別の者には属さないと検出される、テレフォンバンキング技術によって使用される技術に類似するなど)、のうちの一つ以上の任意の適切な組み合わせであってもよく、またはこれを含み得る。ユーザー入力が予想されるユーザー入力に合致する場合、エアロゾル発生システムまたはその構成要素の起動、特に、エアロゾル発生要素の起動が有効化される。ユーザー入力が不正確である場合、エアロゾル発生要素の起動がブロックされる。様々なユーザー入力をそれぞれ、エアロゾル発生装置または周辺装置の任意の適切な一つまたは複数を含む、エアロゾル発生システムの任意の適切な構成要素または複数の構成要素に組み込むことができる。
図9A~9Cおよび図10A~10Cは、本インターフェース要素の例示的な使用の概略図である。インターフェース要素は、エアロゾル発生システムの任意の適切な構成要素に提供されてもよい。
回路によって有効化され得る例示的な機能は、システムのエアロゾル発生要素を作動させること、または認証手順を開始することが含まれるが、これらに限定されない。随意に、第一の基準は随意に、回路が予め定義された数のそれぞれの入力信号を互いに同時に受信することを含む。例えば、図9A-9Cは、複数の接触感知素子(具体的に図示せず)および随意に複数の発光素子920を含む、本インターフェース要素を含むエアロゾル発生システムの装置900、例えば、エアロゾル発生装置または周辺装置を図示する。接触感知素子は、装置901の任意の適切な部分にわたって分布されてもよい。例えば、図9Aに示すように、装置900のハウジング901の上部(外)表面との、指、掌、または唇などのユーザーの身体部分の接触を検出する前に、装置の一つ以上の機能は、回路(具体的には図示せず)によって無効化されてもよい。例えば、一人以上の無許可のユーザーは、装置の一つ以上の機能の使用を抑制され得る。図9Bに示すように、ユーザーの指または掌910は、ハウジング901の上面に接触し得る。複数の接触感知素子は、こうした接触を検出して、それぞれの入力信号を発生してもよく、それに応答して、入力信号は回路に送信される。回路は、受信した信号が、予め定義された基準を満たすかどうか、例えば、予め定義された数の受信信号が回路によって受信されたかどうかを判定するように構成される。予め定義された数は、一つの非限定的な実施例では、ハウジング901の上面の、指定されたユーザーの手または承認されたタイプのユーザーの手との接触に応答して発生されることが予想される信号の数であってもよい。
一つの非限定的な実施例として、予め定義された数は、ハウジングの表面積の30%超、好ましくはハウジングの表面積の40%超、好ましくはハウジングの表面積の50%超、または好ましくはハウジングの表面積の60%超にわたる接触に対応してもよく、この目的のために、ハウジングの表面積は、エアロゾル発生システムのすべての面にわたる外表面全体ではなく、この上(外)面に過ぎないと考えられ得る。これらまたはその他の任意の適切な基準または複数の基準は、認証手順を提供してもよく、または認証手順の一部であってもよい。
図9Cに示すように、回路は、受信した信号が基準を満たす、例えば、回路によって受信した信号の数が、指定されたユーザーまたは承認されたタイプのユーザーとのハウジング901の上面の接触によって発生されると予想される信号の数に対応すると判定する。受信した信号が基準を満たすと判定することに応答して、回路は、エアロゾル発生システムの第一の機能を有効化する。例えば、図9Cでは、回路が随意に有効化する第一の機能は、複数の発光素子による可視光信号の発生である。
こうした機能を有効化することは、例えば、複数の発光素子に、図9Cに示すような領域のそれぞれの領域を通して可視光信号を送信させるように、回路によって、第一の複数(例えば、予め定義されたサブセットまたはすべて)の発光素子にそれぞれの出力信号を送信することを含み得る。
回路は、エアロゾル発生システムの適切な機能を有効化するために、任意の他の適切な基準を使用し得る。別の実施例では、基準は、回路が所定の順序でそれぞれの入力信号のうちの予め定義された入力信号を受信することを含む。例えば、図10Aに示すように構成された装置1000(例えば、エアロゾル発生システムのエアロゾル発生装置または周辺装置)において、複数(例えば、所定のサブセット、またはすべて)の発光素子は、図9A-9Cを参照して記載するなど、随意に動作に応答して、それぞれの可視光信号を発生する。ユーザーは、予め定義された順序で、接触感知素子のうちの予め定義された接触感知素子に対応するハウジング1001の上面の領域に触れて、こうした接触感知素子に、予め定義された順序でそれぞれの入力信号を発生させ得る。予め定義された順序のそれぞれの入力信号は、認証コードとしてみなされてもよく、随意に、ユーザーによって予め定義されてもよく、回路と動作可能に連通しているコンピュータ可読メモリに保存されてもよい。
回路は、予め定義された順序のそれぞれの入力信号を受信するのに応答して、エアロゾル発生システムの第二の機能を有効化するように構成され得る。例えば、一つ以上の追加の、または異なる発光素子は、可視光信号を発生させる(または発生させない)、またはこうした可視光信号の一つ以上の波長を変化させ得る。例えば、図10Bに示すように、回路は、発光素子のうちの予め定義された発光素子に、予め定義された順序のそれぞれの入力信号を受信するのに応答して、可視光信号を発生させる。回路は随意に、一つ以上のさらなる基準に応答して、エアロゾル発生システムの一つ以上のさらなる機能を有効化し得る。例えば、別の基準は、回路が第二の予め定義された順序でそれぞれの入力信号のうちの予め定義された入力信号を受信することを含み得る。例えば、ユーザーは、予め定義された順序で、接触感知素子のうちの予め定義された接触感知素子に対応するハウジング1001の上面の領域に再び触れて、こうした接触感知素子に、予め定義された順序でそれぞれの入力信号を発生させ得る。随意に、この予め定義された順序の接触感知素子は、図10Bの可視光信号を発生している発光素子に対応する。この予め定義された順序の受信に応答して、任意のさらなる機能が有効化されてもよい。例えば、図10Cに示すように、回路は、発光素子のうちの予め定義された発光素子に、予め定義された順序のそれぞれの入力信号を受信するのに応答して、可視光信号を発生させる。この非限定的な実施例では、同じ発光素子が、図10Bにあるように可視光信号を発生しているが、こうした発光素子のうちの一つ以上によって発生される可視光信号は、互いに異なる色を含む。
図9A-9Cおよび図10A~10Cを参照して記載される一つ以上の基準(そのいずれかは、認証手順を提供するとみなされてもよく、随意にユーザーによって事前定義され、回路と動作可能に連通するコンピュータ可読メモリに記憶されてもよい)など、任意の基準が満たされるのに応答して回路によって有効化される機能の別の例として、エアロゾル発生システムのエアロゾル発生要素を作動させることを含む。
例示的には、図8は、エアロゾル発生システムを使用する例示的な方法における動作の流れを図示する。図8に図示する方法80は、複数の接触感知素子(接触感知素子310、311、312、または入力-出力要素470、471、472)によって、ハウジングのそれぞれの領域またはその近くにおけるハウジングの上面との接触を検出するのに応答して、複数の入力信号を発生すること(81)を含み得る。図8に図示する方法80はまた、回路(制御回路13、制御回路33、または回路330など)によって、複数の入力信号を受信すること(82)を含み得る。方法80はまた、回路によって、複数の入力信号が基準を満たすことに応答して、エアロゾル発生システムの機能を有効化すること(83)を含み得る。例示的な機能および例示的な基準は、本明細書のいずれかに説明されている。
したがって、本発明のエアロゾル発生システム、インターフェース要素、および方法は、ボタンまたは他の機械的インターフェース要素の使用を低減または排除し得る。
随意に、本エアロゾル発生システム、インターフェース要素、および方法は、認証プロセスの後にエアロゾル発生システムの安全な使用を有効化し得る。随意に、本エアロゾル発生システム、インターフェース要素、および方法は、ユーザーによってカスタマイズ可能であってもよく、例えば、エアロゾル発生システムの一つ以上の機能を有効化するために使用され得る、ハウジングの上面に接触するユーザー定義の順序を提供する。
本インターフェース要素の一部の構成は、エアロゾル発生装置および別個であるが接続可能なエアロゾル発生物品を含むエアロゾル発生システムに関連して説明されてきたが、インターフェース要素が一体型のエアロゾル発生システムに適切に提供され得ることは明らかである。
代替的な構成が本発明の範囲内で可能であることも明らかである。例えば、本インターフェース要素は、任意のタイプの装置またはシステムの中へと適切に統合されてもよく、またエアロゾル発生装置およびエアロゾル発生システムでの使用に限定されない。例示的に、本インターフェース要素は、医療機器、スマートフォン、またはこれに類するものに含まれてもよい。

Claims (20)

  1. エアロゾル発生システムであって、
    上面、下面、および複数の領域を含む、ハウジングと、
    複数の接触感知素子を含むインターフェース要素であって、各接触感知素子が、前記接触感知素子が前記複数の領域のうちの一つまたはその近くにおける前記上面との接触を検出するのに応答して、入力信号を発生するように構成される、インターフェース要素と、
    前記複数の接触感知素子から前記入力信号を受信し、第一の複数の前記入力信号が第一の基準を満たすのに応答して、前記エアロゾル発生システムの第一の機能を有効化するように構成される、回路と、を備え、
    前記第一の基準が、前記回路が予め定義された数の前記入力信号を同時に受信することを含む、エアロゾル発生システム。
  2. 前記予め定義された数が、指定されたユーザーまたは承認されたタイプのユーザーによる、例えば、指定されたユーザーまたは承認されたタイプのユーザーの手による、前記上面との接触によって発生されることが予想される入力信号の数に対応する、請求項1に記載のエアロゾル発生システム。
  3. 前記予め定義された数が、少なくとも予め定義されたサイズの手による前記上面との接触によって発生されることが予想される入力信号の数に対応する、請求項1または2のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  4. 前記予め定義された数が、前記ハウジングの表面の予め定義された割合との接触によって発生される入力信号の数に対応する、請求項1~3のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  5. 前記予め定義された数が、前記ハウジングの前記上面または前記ハウジングの前記上面の一部分の予め定義された割合との接触によって発生される入力信号の数に対応する、請求項1~4のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  6. 前記複数の接触感知素子のうちの少なくとも一つが、熱感知素子を含む、請求項1~5のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  7. 前記複数の接触感知素子のうちの少なくとも一つが、静電容量センサーを含む、請求項1~6のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  8. 前記複数の接触感知素子のうちの少なくとも一つが、圧力センサーを含む、請求項1~7のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  9. 前記第一の基準が満たされているかどうかを判定することが、多段階認証手順の一部である、請求項1~8のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  10. 前記第一の機能が、認証手順の開始である、請求項1~9のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  11. 前記回路が、前記第一の基準を満たすための代替的な認証手順が首尾よく完了された場合に、前記第一の機能を有効化するように構成される、請求項1~10のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  12. 前記第一の基準が、予め定義された時間の長さよりも長い前記上面との接触を示す、第二の予め定義された数の入力信号を前記複数の接触感知素子から受信することを含む、請求項1~11のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  13. 前記第一の基準が、第二の予め定義された時間の長さよりも短い前記上面との接触を示す、前記第二の予め定義された数の入力信号を前記複数の接触感知素子から受信することを含む、請求項12に記載のエアロゾル発生システム。
  14. 前記第一の基準が、前記複数の領域のうちの第一の領域またはその近くにおける前記上面との接触を検出するのに応答して、第一の予め定義された数の入力信号を、および前記複数の領域のうちの第二の領域またはその近くにおける前記上面との接触を検出するのに応答して、第二の予め定義された数の入力信号を同時に受信することを含む、請求項1~13のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  15. 前記第一の基準が、前記複数の領域のn個の領域のうちのn番目の領域またはその近くにおける前記上面との接触を検出するのに応答して、n番目の予め定義された数の入力信号を同時に受信することを含み、nが、2よりも大きな整数である、請求項14に記載のエアロゾル発生システム。
  16. 前記第一の基準が、前記複数の領域のn個の領域の少なくとも予め定義された割合またはその近くにおける前記上面との接触を検出するのに応答して、少なくとも一つの入力信号を同時に受信することを含む、請求項14または15に記載のエアロゾル発生システム。
  17. nが10よりも大きな整数であり、前記n個の領域の各々が、前記n個の領域以外の領域から少なくとも1ミリメートル分離されている、請求項15または16に記載のエアロゾル発生システム。
  18. 前記第一の基準が、接触感知素子が前記上面の第一の部分との接触を検出することによって発生される少なくとも一つの入力信号と、接触感知素子が前記上面の第二の部分との接触を検出することによって発生される少なくとも一つの入力信号とを同時に受信することを含み、前記上面の前記第一の部分および前記上面の前記第二の部分が非同一平面上にある、請求項1~17のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  19. 前記ハウジングがボタンを含まない、請求項1~18のいずれかに記載のエアロゾル発生システム。
  20. エアロゾル発生システムを使用する方法であって、前記方法が、
    複数の接触感知素子を含むインターフェース要素によって、ハウジングのそれぞれの領域またはその近くにおける前記ハウジングの上面との接触を検出することに応答して、複数の入力信号を発生することと、
    回路によって、前記複数の入力信号を受信することと、
    前記回路によって、前記複数の入力信号が第一の基準を満たすのに応答して、前記エアロゾル発生システムの第一の機能を有効化することと、を含み、
    前記第一の基準が、前記回路が予め定義された数の前記入力信号を同時に受信することを含む、方法。
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