図1Aは、1つ以上の開示される実施形態が実装され得る、例示的な通信システム100を示す図である。通信システム100は、音声、データ、動画、メッセージング、ブロードキャストなどのコンテンツを複数の無線ユーザに提供する多重アクセスシステムであってもよい。通信システム100は、複数の無線ユーザが、無線帯域幅を含む、システムリソースの共有を通じて、このようなコンテンツにアクセスすることを可能にし得る。例えば、通信システム100は、符号分割多重アクセス(code division multiple access、CDMA)、時分割多重アクセス(time division multiple access、TDMA)、周波数分割多重アクセス(frequency division multiple access、FDMA)、直交FDMA(orthogonal FDMA、OFDMA)、シングルキャリアFDMA(single-carrier FDMA、SC-FDMA)、ゼロテールユニークワード離散フーリエ変換拡散OFDM(zero-tail unique-word DFT-Spread OFDM、ZT UW DFT-S OFDM)、ユニークワードOFDM(unique word OFDM、UW-OFDM)、リソースブロックフィルタードOFDM、フィルタバンクマルチキャリア(filter bank multicarrier、FBMC)など、1つ以上のチャネルアクセス方法を用い得る。
図1Aに示されるように、通信システム100は、無線送信/受信ユニット(wireless transmit/receive unit、WTRU)102a、102b、102c、102dと、無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)104と、コアネットワーク(core network、CN)106と、公衆交換電話網(public switched telephone network、PSTN)108と、インターネット110と、他のネットワーク112とを含み得るが、開示される実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、及び/又はネットワーク要素を企図していることが理解されよう。WTRU102a、102b、102c、102dの各々は、無線環境で動作及び/又は通信するように構成された任意のタイプのデバイスであってもよい。例として、そのいずれかが、局(station、STA)と称され得る、WTRU102a、102b、102c、102dは、無線信号を送信及び/又は受信するように構成され得、ユーザ機器(user equipment、UE)、移動局、固定又は移動加入者ユニット、サブスクリプションベースのユニット、ページャ、セルラ電話、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、ホットスポット又はMi-Fiデバイス、モノのインターネット(Internet of Things、IoT)デバイス、ウォッチ又は他のウェアラブル、ヘッドマウントディスプレイ(head-mounted display、HMD)、車両、ドローン、無人航空機(unmanned aerial vehicle、UAV)、UAV WTRU、UAV UE、無人航空機コントローラ(unmanned aerial vehicle-controller、UAV-C)、UAV-C WTRU、UAV-C UE、医療用デバイス及びアプリケーション(例えば、遠隔手術)、工業用デバイス及びアプリケーション(例えば、工業用及び/又は自動化された処理チェーン状況において動作するロボット及び/又は他の無線デバイス)、家電デバイス、商業用及び/又は工業用無線ネットワーク上で動作するデバイスなどを含み得る。WTRU102a、102b、102c、及び102dのいずれも、互換的にUEと称され得る。
また、通信システム100は、基地局114a及び/又は基地局114bを含み得る。基地局114a、114bの各々は、CN106、インターネット110、及び/又は他のネットワーク112など、1つ以上の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つと無線でインターフェース接続するように構成された任意のタイプのデバイスであってもよい。例として、基地局114a、114bは、基地送受信機局(base transceiver station、BTS)、ノードB、eNodeB(eNB)、ホームノードB、ホームeNodeB、gNode B(gNB)、新無線(new radio、NR)NodeBなどの次世代NodeB、サイトコントローラ、アクセスポイント(access point、AP)、無線ルータなどであってもよい。基地局114a、114bは、各々が単一の要素として図示されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局及び/又はネットワーク要素を含み得ることが理解されよう。
基地局114aは、RAN104の一部であり得、これはまた、基地局コントローラ(base station controller、BSC)、無線ネットワークコントローラ(radio network controller、RNC)、リレーノードなどの他の基地局及び/又はネットワーク要素(図示せず)を含み得る。基地局114a及び/又は基地局114bは、セル(図示せず)と称され得る1つ以上のキャリア周波数で無線信号を送信及び/又は受信するように構成され得る。これらの周波数は、認可スペクトル、無認可スペクトル、又は認可スペクトルと無認可スペクトルとの組み合わせであってもよい。セルは、相対的に固定され得るか、又は経時的に変化し得る特定の地理的エリアに、無線サービス用のカバレッジを提供し得る。セルは、更に、セルセクタに分割され得る。例えば、基地局114aと関連付けられたセルは、3つのセクタに分割され得る。したがって、一実施形態では、基地局114aは、送受信機を3つ、すなわち、セルの各セクタに対して1つずつ含み得る。一実施形態では、基地局114aは、多入力多出力(multiple-input multiple output、MIMO)技術を用い得、セルの各セクタに対して複数の送受信機を利用し得る。例えば、所望の空間方向において信号を送信及び/又は受信するために、ビームフォーミングが使用され得る。
基地局114a、114bは、エアインターフェース116上でWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つ以上と通信し得、エアインターフェース116は、任意の好適な無線通信リンク(例えば、無線周波数(radio frequency、RF)、マイクロ波、センチメートル波、マイクロメートル波、赤外線(infrared、IR)、紫外線(ultraviolet、UV)、可視光など)であってもよい。エアインターフェース116は、任意の好適な無線アクセス技術(radio access technology、RAT)を使用して確立され得る。
より具体的には、上記のように、通信システム100は、多重アクセスシステムであってもよく、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMAなど、1つ以上のチャネルアクセス方式を用い得る。例えば、RAN104内の基地局114a、及びWTRU102a、102b、102cは、広帯域CDMA(wideband CDMA、WCDMA)を使用して、エアインターフェース116を確立し得る、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunications System、UMTS)地上無線アクセス(Terrestrial Radio Access、UTRA)などの無線技術を実装し得る。WCDMAは、高速パケットアクセス(High-Speed Packet Access、HSPA)及び/又は進化型HSPA(Evolved HSPA、HSPA+)などの通信プロトコルを含み得る。HSPAは、高速ダウンリンク(DL)パケットアクセス(High-Speed Downlink(DL)Packet Access、HSDPA)及び/又は高速アップリンク(UL)パケットアクセス(High-Speed Uplink(UL)Packet Access、HSUPA)を含み得る。
一実施形態では、基地局114a、及びWTRU102a、102b、102cは、ロングタームエボリューション(LTE)及び/又はLTE-Advanced(LTE-A)及び/又はLTE-Advanced Pro(LTE-APro)を使用して、エアインターフェース116を確立し得る、進化型UMTS地上無線アクセス(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access、E-UTRA)などの無線技術を実装し得る。
一実施形態では、基地局114a、及びWTRU102a、102b、102cは、NRを使用して、エアインターフェース116を確立し得る、NR無線アクセスなどの無線技術を実装し得る。
一実施形態では、基地局114a、及びWTRU102a、102b、102cは、複数の無線アクセス技術を実装し得る。例えば、基地局114a、及びWTRU102a、102b、102cは、例えば、デュアル接続性(DC)原理を使用して、LTE無線アクセス及びNR無線アクセスをともに実装し得る。したがって、WTRU102a、102b、102cによって利用されるエアインターフェースは、複数のタイプの無線アクセス技術、並びに/又は複数のタイプの基地局(例えば、eNB及びgNB)に送られる/そこから送られる送信を特徴とし得る。
他の実施形態では、基地局114a、及びWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.11(すなわち、ワイヤレスフィデリティ(Wireless Fidelity、WiFi)、IEEE802.16(すなわち、Worldwide Interoperability for Microwave Access(WiMAX))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV-DO、暫定標準2000(Interim Standard 2000、IS-2000)、暫定標準95(Interim Standard 95、IS-95)、暫定標準856(Interim Standard 856、IS-856)、移動体通信用グローバルシステム(Global System for Mobile communications、GSM)、GSM進化型高速データ速度(Enhanced Data rates for GSM Evolution、EDGE)、GSM EDGE(GSM EDGE、GERAN)などの無線技術を実装し得る。
図1Aの基地局114bは、例えば、無線ルータ、ホームノードB、ホームeNodeB、又はアクセスポイントであってもよく、事業所、自宅、車両、キャンパス、工業施設、(例えば、ドローンによる使用のための)エアコリド、車道などの場所など、局所的な領域における無線接続性を容易にするために、任意の好適なRATを利用し得る。一実施形態では、基地局114b、及びWTRU102c、102dは、IEEE802.11などの無線技術を実装して、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network、WLAN)を確立し得る。一実施形態では、基地局114b、及びWTRU102c、102dは、IEEE802.15などの無線技術を実装して、無線パーソナルエリアネットワーク(wireless personal area network、WPAN)を確立し得る。更に別の実施形態では、基地局114b、及びWTRU102c、102dは、セルラベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、NRなど)を利用して、ピコセル又はフェムトセルを確立し得る。図1Aに示されるように、基地局114bは、インターネット110への直接接続を有し得る。したがって、基地局114bは、CN106を介してインターネット110にアクセスする必要がない場合がある。
RAN104は、CN106/115と通信し得、CN106は、音声、データ、アプリケーション、及び/又はボイスオーバインターネットプロトコル(voice over internet protocol、VoIP)サービスを、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つ以上に提供するように構成された任意のタイプのネットワークであってもよい。データは、異なるスループット要件、待ち時間要件、エラー耐性要件、信頼性要件、データスループット要件、モビリティ要件など、様々なサービス品質(quality of service、QoS)要件を有し得る。CN106は、呼制御、請求サービス、モバイルロケーションベースのサービス、プリペイド発呼、インターネット接続性、動画配信などを提供し得、かつ/又はユーザ認証など、高レベルセキュリティ機能を実施し得る。図1Aには示されていないが、RAN104及び/又はCN106は、RAN104と同じRAT又は異なるRATを用いる他のRANと直接的又は間接的に通信し得ることが理解されよう。例えば、NR無線技術を利用していることがあるRAN104に接続されていることに加えて、CN106はまた、GSM、UMTS、CDMA2000、WiMAX、E-UTRA、又はWiFi無線技術を用いて別のRAN(図示せず)と通信し得る。
また、CN106は、WTRU102a、102b、102c、102dが、PSTN108、インターネット110、及び/又は他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとしての役割を果たし得る。PSTN108は、旧来の電話サービス(plain old telephone service、POTS)を提供する、回線交換電話ネットワークを含み得る。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコルスイート内の送信制御プロトコル(transmission control protocol、TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(user datagram protocol、UDP)及び/又はインターネットプロトコル(internet protocol、IP)など、共通の通信プロトコルを使用する、相互接続されたコンピュータネットワーク及びデバイスのグローバルシステムを含み得る。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有及び/又は操作される、有線及び/又は無線通信ネットワークを含み得る。例えば、ネットワーク112は、RAN104と同じRAT又は異なるRATを用い得る、1つ以上のRANに接続された別のCNを含み得る。
通信システム100内のWTRU102a、102b、102c、102dのうちのいくつか又はすべては、マルチモード機能を含み得る(例えば、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンク上で異なる無線ネットワークと通信するための、複数の送受信機を含み得る)。例えば、図1Aに示されるWTRU102cは、セルラベースの無線技術を用い得る基地局114aと通信するように、またIEEE802無線技術を用い得る基地局114bと通信するように構成され得る。
図1Bは、例示的なWTRU102を示すシステム図である。図1Bに示されるように、WTRU102は、とりわけ、プロセッサ118、送受信機120、送信/受信要素122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、取り外し不可能なメモリ130、取り外し可能なメモリ132、電源134、全地球測位システム(global positioning system、GPS)チップセット136、及び/又は他の周辺機器138を含み得る。WTRU102は、実施形態との整合性を保ちながら、前述の要素の任意の部分的組み合わせを含み得ることが理解されよう。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連する1つ以上のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、任意の他のタイプの集積回路(integrated circuit、IC)、状態機械などであってもよい。プロセッサ118は、信号コーディング、データ処理、電力制御、入力/出力処理、及び/又はWTRU102が無線環境で動作することを可能にする、任意の他の機能性を実施し得る。プロセッサ118は、送受信機120に結合され得、送受信機120は、送信/受信要素122に結合され得る。図1Bは、プロセッサ118と送受信機120を別個の構成要素として図示しているが、プロセッサ118及び送受信機120は、電子パッケージ又はチップ内に一緒に統合され得ることが理解されよう。
送信/受信要素122は、エアインターフェース116上で、基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信するか、又は基地局(例えば、基地局114a)から信号を受信するように構成され得る。例えば、一実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号を送信及び/又は受信するように構成されたアンテナであってもよい。一実施形態では、送信/受信要素122は、例えば、IR、UV、又は可視光信号を送信及び/又は受信するように構成されたエミッタ/検出器であってもよい。更に別の実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号及び光信号の両方を送信及び/又は受信するように構成され得る。送信/受信要素122は、無線信号の任意の組み合わせを送信及び/又は受信するように構成され得ることが理解されよう。
送信/受信要素122は、単一の要素として図1Bに示されているが、WTRU102は、任意の数の送信/受信要素122を含み得る。より具体的には、WTRU102は、MIMO技術を用い得る。したがって、一実施形態では、WTRU102は、エアインターフェース116上で無線信号を送信及び受信するための2つ以上の送信/受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を含み得る。
送受信機120は、送信/受信要素122によって送信されることになる信号を変調し、送信/受信要素122によって受信された信号を復調するように構成され得る。上記のように、WTRU102は、マルチモード機能を有し得る。したがって、送受信機120は、WTRU102が、例えば、NR及びIEEE802.11など、複数のRATを介して通信することを可能にするための、複数の送受信機を含み得る。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、及び/又はディスプレイ/タッチパッド128(例えば、液晶表示(liquid crystal display、LCD)ディスプレイユニット若しくは有機発光ダイオード(organic light-emitting diode、OLED)ディスプレイユニット)に結合され得、それらからユーザ入力データを受信し得る。プロセッサ118はまた、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、及び/又はディスプレイ/タッチパッド128にユーザデータを出力し得る。加えて、プロセッサ118は、取り外し不可能なメモリ130及び/又は取り外し可能なメモリ132など、任意のタイプの好適なメモリから情報にアクセスし得、それらにデータを記憶し得る。取り外し不可能なメモリ130は、ランダムアクセスメモリ(random-access memory、RAM)、読み取り専用メモリ(read-only memory、ROM)、ハードディスク、又は任意の他のタイプのメモリ記憶デバイスを含み得る。取り外し可能なメモリ132は、加入者識別モジュール(subscriber identity module、SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(secure digital、SD)メモリカードなどを含み得る。他の実施形態では、プロセッサ118は、サーバ又はホームコンピュータ(図示せず)上など、WTRU102上に物理的に配置されていないメモリから情報にアクセスし得、それらにデータを記憶し得る。
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取り得、WTRU102内の他の構成要素に電力を分配するように、かつ/又はそれらへの電力を制御するように構成され得る。電源134は、WTRU102に電力を供給するための任意の好適なデバイスであってもよい。例えば、電源134は、1つ以上の乾電池(例えば、ニッケル-カドミウム(nickel-cadmium、NiCd)、ニッケル-亜鉛(nickel-zinc、NiZn)、ニッケル水素(nickel metal hydride、NiMH)、リチウム-イオン(lithium-ion、Li-ion)など)、太陽電池、燃料電池などを含み得る。
プロセッサ118はまた、GPSチップセット136に結合され得、GPSチップセット136は、WTRU102の現在の場所に関する場所情報(例えば、経度及び緯度)を提供するように構成され得る。GPSチップセット136からの情報に加えて、又はそれの代わりに、WTRU102は、基地局(例えば、基地局114a、114b)からエアインターフェース116上で、場所情報を受信し得、かつ/又は2つ以上の近くの基地局から受信されている信号のタイミングに基づいて、自らの場所を判定し得る。WTRU102は、実施形態との整合性を保ちながら、任意の好適な場所判定方法によって場所情報を取得し得ることが理解されよう。
プロセッサ118は、他の周辺機器138に更に結合され得、他の周辺機器138は、追加の特徴、機能性、及び/又は有線若しくは無線接続性を提供する、1つ以上のソフトウェアモジュール及び/又はハードウェアモジュールを含み得る。例えば、周辺機器138は、加速度計、電子コンパス、衛星送受信機、(写真及び/又は動画用の)デジタルカメラ、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus、USB)ポート、振動デバイス、テレビ送受信機、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(frequency modulated、FM)無線ユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、仮想現実及び/又は拡張現実(Virtual Reality and/or Augmented Reality、VR/AR)デバイス、アクティビティトラッカなどを含み得る。周辺機器138は、1つ以上のセンサを含み得る。センサは、ジャイロスコープ、加速度計、ホール効果センサ、磁力計、方位センサ、近接センサ、温度センサ、時間センサ、ジオロケーションセンサ、高度計、光センサ、タッチセンサ、磁力計、気圧計、ジェスチャセンサ、生体認証センサ、湿度センサなどのうちの1つ以上であってもよい。
WTRU102は、(例えば、(例えば、送信用の)ULと(例えば、受信用の))DLの両方のための特定のサブフレームと関連付けられた信号のいくつか又はすべての送信及び受信が、並行及び/又は同時であってもよい、全二重無線を含み得る。全二重無線は、ハードウェア(例えば、チョーク)を介して、又はプロセッサ(例えば、別個のプロセッサ(図示せず)若しくはプロセッサ118)を介する信号処理を介して、自己干渉を低減させ、かつ/又は実質的に排除するために、干渉管理ユニットを含み得る。一実施形態では、WTRU102は、(例えば、(例えば、送信用の)UL又は(例えば、受信用の)DLのどちらかのための特定のサブフレームと関連付けられた)信号のいくつか又はすべての送信及び受信のための、半二重無線を含み得る。
図1Cは、一実施形態による、RAN104及びCN106を示すシステム図である。上記のように、RAN104は、E-UTRA無線技術を用いて、エアインターフェース116上で、WTRU102a、102b、102cと通信し得る。RAN104はまた、CN106と通信し得る。
RAN104は、eNode-B160a、160b、160cを含み得るが、RAN104は、実施形態との整合性を保ちながら、任意の数のeNode-Bを含み得ることが理解されよう。eNode-B160a、160b、160cは、各々が、エアインターフェース116上でWTRU102a、102b、102cと通信するための、1つ以上の送受信機を含み得る。一実施形態では、eNode-B160a、160b、160cは、MIMO技術を実装し得る。したがって、eNode-B160aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、かつ/又はWTRU102aから無線信号を受信し得る。
eNode-B160a、160b、160cの各々は、特定のセル(図示せず)と関連付けられ得、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、UL及び/又はDLにおけるユーザのスケジューリングなどを処理するように構成され得る。図1Cに示されるように、eNode-B160a、160b、160cは、X2インターフェース上で、互いに通信し得る。
図1Cに示されるCN106は、モビリティ管理エンティティ(mobility management entity、MME)162と、サービングゲートウェイ(serving gateway、SGW)164と、パケットデータネットワーク(packet data network、PDN)ゲートウェイ(PGW)166とを含み得る。前述の要素は、CN106の一部として図示されているが、これらの要素のいずれも、CNオペレータ以外のエンティティによって所有及び/又は操作され得ることが理解されよう。
MME162は、S1インターフェースを介して、RAN104内のeNode-B162a、162b、162cの各々に接続され得、制御ノードとしての役割を果たし得る。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、102cのユーザを認証すること、ベアラアクティブ化/非アクティブ化、WTRU102a、102b、102cの初期アタッチ中に特定のサービングゲートウェイを選択することなどを担い得る。MME162は、RAN104と、GSM及び/又はWCDMAなどの他の無線技術を用いる他のRAN(図示せず)との間の交換のための制御プレーン機能を提供し得る。
SGW164は、S1インターフェースを介して、RAN104内のeNodeB160a、160b、160cの各々に接続され得る。SGW164は、一般に、ユーザデータパケットを、WTRU102a、102b、102cに/WTRU102a、102b、102cからルーティング及び転送し得る。SGW164は、eNodeB間ハンドオーバ中にユーザプレーンをアンカリングすること、DLデータがWTRU102a、102b、102cに利用可能であるときにページングをトリガすること、WTRU102a、102b、102cのコンテキストを管理及び記憶することなど、他の機能を実施し得る。
SGW164は、PGW166に接続され得、PGW166は、インターネット110など、パケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にし得る。
CN106は、他のネットワークとの通信を容易にし得る。例えば、CN106は、PSTN108など、回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cと従来の固定電話回線通信デバイスとの間の通信を容易にし得る。例えば、CN106は、CN106とPSTN108との間のインターフェースとしての役割を果たすIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IP multimedia subsystem、IMS)サーバ)を含み得るか、又はそれと通信し得る。加えて、CN106は、他のネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供し得、他のネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有及び/又は操作される他の有線及び/又は無線ネットワークを含み得る。
WTRUは、無線端末として図1A~図1Dに記載されているが、ある代表的な実施形態では、そのような端末は、通信ネットワークとの有線通信インターフェースを(例えば、一時的又は永続的に)使用し得ることが企図されている。
代表的な実施形態では、他のネットワーク112は、WLANであってもよい。
インフラストラクチャ基本サービスセット(Basic Service Set、BSS)モードにあるWLANは、BSSのためのアクセスポイント(Access Point、AP)と、APと関連付けられた1つ以上の局(STA)とを有し得る。APは、トラフィックをBSS内及び/又はBSS外に搬送する、配信システム(Distribution System、DS)又は別のタイプの有線/無線ネットワークへのアクセス又はインターフェースを有し得る。BSS外部から発信されたSTAへのトラフィックは、APを通じて到達し得、STAに配信され得る。STAからBSS外部の宛先に発信されたトラフィックは、それぞれの宛先に配信することになるために、APに送られ得る。BSS内のSTA間のトラフィックは、APを通じて送られ得、例えば、発信元STAは、トラフィックをAPに送り得、APは、トラフィックを宛先STAに配信し得る。BSS内のSTA間のトラフィックは、ピアツーピアトラフィックとみなされ得、かつ/又はピアツーピアトラフィックと称され得る。ピアツーピアトラフィックは、直接リンクセットアップ(direct link setup、DLS)を用いて、発信元STAと宛先STAとの間で(例えば、直接的に)送られ得る。ある代表的な実施形態では、DLSは、802.11e DLS又は802.11zトンネル化DLS(tunneled DLS、TDLS)を使用し得る。独立BSS(Independent BSS、IBSS)モードを使用するWLANは、APを有しない場合があり、IBSS内の、又はIBSSを使用するSTA(例えば、STAのすべて)は、互いに直接的に通信し得る。IBSSモードの通信は、本明細書では、ときに「アドホック」モードの通信と称され得る。
802.11acインフラストラクチャモードの動作又は同様のモードの動作を使用するとき、APは、一次チャネルなどの固定チャネル上にビーコンを送信し得る。一次チャネルは、固定幅(例えば、20MHz幅帯域幅)又は動的に設定された幅であってもよい。一次チャネルは、BSSの動作チャネルであってもよく、APとの接続を確立するために、STAによって使用され得る。ある代表的な実施形態では、キャリアセンス多重アクセス/衝突回避(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance、CSMA/CA)は、例えば、802.11システムにおいて実装され得る。CSMA/CAの場合、APを含むSTA(例えば、すべてのSTA)は、一次チャネルを感知し得る。一次チャネルが、感知/検出され、かつ/又は特定のSTAによってビジーになると判定された場合、特定のSTAは、バックオフし得る。1つのSTA(例えば、ただ1つの局)は、所与のBSS内の任意の所与の時間に送信し得る。
高スループット(High Throughput、HT)STAは、例えば、一次20MHzチャネルを隣接又は非隣接20MHzチャネルと組み合わせて、40MHz幅チャネルを形成すること介して、通信のために40MHz幅チャネルを使用し得る。
超高スループット(Very High Throughput、VHT)STAは、20MHz、40MHz、80MHz、及び/又は160MHz幅のチャネルをサポートし得る。40MHz、及び/又は80MHzチャネルは、連続する20MHzチャネルを組み合わせることによって形成され得る。160MHzチャネルは、8つの連続する20MHzチャネルを組み合わせることによって形成され得るし、又は2つの連続していない80MHzチャネルを組み合わせることによって形成され得、これは、80+80構成と称され得る。80+80構成の場合、データは、チャネルエンコーディングの後、データを2つのストリームに分割し得るセグメントパーサを通過させられ得る。逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform、IFFT)処理、及び時間領域処理は、各ストリームで別々に行われ得る。ストリームは、2つの80MHzチャネル上にマッピングされ得、データは、送信STAによって送信され得る。受信STAの受信機において、80+80構成のための上記の動作が、逆転され得、組み合わされたデータは、媒体アクセス制御(Medium Access Control、MAC)に送られ得る。
1GHz未満モードの動作は、802.11af及び802.11ahによってサポートされる。チャネル動作帯域幅、及びキャリアは、802.11n、及び802.11acで使用されるそれらと比較して、802.11af及び802.11ahでは低減される。802.11afは、TVホワイトスペース(TV White Space、TVWS)スペクトルにおいて、5MHz、10MHz及び20MHz帯域幅をサポートし、802.11ahは、非TVWSスペクトルを使用して、1MHz、2MHz、4MHz、8MHz、及び16MHz帯域幅をサポートする。代表的な一実施形態によれば、802.11ahは、マクロカバレッジエリア内のメータタイプ制御/マシンタイプ通信(Meter Type Control/Machine-Type Communications、MTC)デバイスなど、MTCをサポートし得る。MTCデバイスは、ある機能、例えば、ある帯域幅及び/又は限定された帯域幅のためのサポート(例えば、それらのためのサポートのみ)を含む限定された機能を有し得る。MTCデバイスは、(例えば、非常に長いバッテリ寿命を維持するために)閾値を超えるバッテリ寿命を有するバッテリを含み得る。
802.11n、802.11ac、802.11af、及び802.11ahなど、複数のチャネル及びのチャネル帯域幅をサポートし得るWLANシステムは、一次チャネルとして指定され得るチャネルを含む。一次チャネルは、BSS内のすべてのSTAによってサポートされる最大の共通動作帯域幅に等しい帯域幅を有し得る。一次チャネルの帯域幅は、BSS内で動作するすべてのSTAの中の、最小帯域幅動作モードをサポートするSTAによって設定及び/又は制限され得る。802.11ahの例では、一次チャネルは、BSS内のAP及び他のSTAが、2MHz、4MHz、8MHz、16MHz、及び/又は他のチャネル帯域幅動作モードをサポートする場合であっても、1MHzモードをサポートする(例えば、それだけをサポートする)STA(例えば、MTCタイプデバイス)のために、1MHz幅であってもよい。キャリア感知及び/又はネットワーク配分ベクトル(Network Allocation Vector、NAV)設定は、一次チャネルのステータスに依存し得る。例えば、(1MHz動作モードのみをサポートする)STAが、APに送信していることに起因して、一次チャネルがビジーである場合、周波数帯域の大部分が、アイドルのままであり、利用可能であり得るとしても、利用可能なすべての周波数帯域は、ビジーであるとみなされ得る。
米国では、802.11ahによって使用され得る利用可能な周波数帯域は、902MHz~928MHzである。韓国では、利用可能な周波数帯域は、917.5MHz~923.5MHzである。日本では、利用可能な周波数帯域は、916.5MHz~927.5MHzである。802.11ahのために利用可能な総帯域幅は、国コードに応じて6MHz~26MHzである。
図1Dは、一実施形態による、RAN104及びCN106を示すシステム図である。上記のように、RAN104は、NR無線技術を用いて、エアインターフェース116上で、WTRU102a、102b、102cと通信し得る。RAN104はまた、CN106と通信し得る。
AN104は、gNB180a、180b、180cを含み得るが、RAN104は、実施形態との整合性を保ちながら、任意の数のgNBを含み得ることが理解されよう。gNB180a、180b、180cは、各々が、エアインターフェース116上でWTRU102a、102b、102cと通信するための、1つ以上の送受信機を含み得る。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、MIMO技術を実装し得る。例えば、gNB180a、108bは、ビームフォーミングを利用して、gNB180a、180b、180cに信号を送信し、かつ/又はgNB180a、180b、180cから信号を受信し得る。したがって、gNB180aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、かつ/又はWTRU102aから無線信号を受信し得る。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、キャリアアグリゲーション技術を実装し得る。例えば、gNB180aは、複数のコンポーネントキャリアをWTRU102aに送信し得る(図示せず)。これらのコンポーネントキャリアのサブセットは、無認可スペクトル上にあってもよいが、残りのコンポーネントキャリアは、認可スペクトル上にあってもよい。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、多地点調整(Coordinated Multi-Point、CoMP)技術を実装し得る。例えば、WTRU102aは、gNB180a並びにgNB180b(及び/又はgNB180c)から調整された送信を受信し得る。
WTRU102a、102b、102cは、スケーラブルなヌメロロジと関連付けられた送信を使用して、gNB180a、180b、180cと通信し得る。例えば、OFDMシンボル間隔及び/又はOFDMサブキャリア間隔は、無線送信スペクトルの異なる送信、異なるセル、及び/又は異なる部分毎に変化し得る。WTRU102a、102b、102cは、(例えば、様々な数のOFDMシンボルを含む、かつ/又は様々な長さの絶対時間だけ持続する)様々な又はスケーラブルな長さのサブフレーム又は送信時間間隔(transmission time interval、TTI)を使用して、gNB180a、180b、180cと通信し得る。
gNB180a、180b、180cは、スタンドアロン構成及び/又は非スタンドアロン構成で、WTRU102a、102b、102cと通信するように構成され得る。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、他のRAN(例えば、eNode-B160a、160b、160cなど)にアクセスすることなく、gNB180a、180b、180cと通信し得る。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、モビリティアンカポイントとしてgNB180a、180b、180cのうちの1つ以上を利用し得る。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、無認可帯域内の信号を使用して、gNB180a、180b、180cと通信し得る。非スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、eNode-B160a、160b、160cなどの別のRANと通信し、/別のRANにも接続しながら、gNB180a、180b、180cと通信し/gNB180a、180b、180cに接続し得る。例えば、WTRU102a、102b、102cは、原理を実装して、1つ以上のgNB180a、180b、180c、及び1つ以上のeNode-B160a、160b、160cと実質的に同時に通信し得る。非スタンドアロン構成では、eNode-B160a、160b、160cは、WTRU102a、102b、102cのモビリティアンカとしての役割を果たし得、gNB180a、180b、180cは、WTRU102a、102b、102cにサービスするための追加のカバレッジ及び/又はスループットを提供し得る。
gNB180a、180b、180cの各々は、特定のセル(図示せず)と関連付けられ得、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、UL及び/又はDLのユーザのスケジューリング、ネットワークスライシングのサポート、DC、NRとE-UTRAとの間のインターワーキング、ユーザプレーンデータのユーザプレーン機能(User Plane Function、UPF)184a、184bへのルーティング、制御プレーン情報のアクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function、AMF)182a、182bへのルーティングなどを処理するように構成され得る。図1Dに示されるように、gNB180a、180b、180cは、Xnインターフェース上で互いに通信し得る。
図1Dに示されるCN106は、少なくとも1つのAMF182a、182b、少なくとも1つのUPF184a、184b、少なくとも1つのセッション管理機能(Session Management Function、SMF)183a、183b、及び場合によってはデータネットワーク(Data Network、DN)185a、185bを含み得る。前述の要素は、CN106の一部として図示されているが、これらの要素のいずれも、CNオペレータ以外のエンティティによって所有及び/又は操作され得ることが理解されよう。
AMF182a、182bは、N2インターフェースを介して、RAN104内のgNB180a、180b、180cのうちの1つ以上に接続され得、制御ノードとしての役割を果たし得る。例えば、AMF182a、182bは、WTRU102a、102b、102cのユーザを認証すること、ネットワークスライシングのサポート(例えば、異なる要件を有する異なるプロトコルデータユニット(protocol data unit、PDU)セッションの処理)、特定のSMF183a、183bを選択すること、登録エリアの管理、非アクセス層(non-access stratum、NAS)シグナリングの終了、モビリティ管理などを担い得る。ネットワークスライシングは、WTRU102a、102b、102cによって利用されるサービスのタイプに基づいて、WTRU102a、102b、102cに対するCNサポートをカスタマイズするために、AMF182a、182bによって使用され得る。例えば、異なるネットワークスライスは、超高信頼低待ち時間(ultra-reliable low latency、URLLC)アクセスに依存するサービス、高速大容量モバイルブロードバンド(enhanced massive mobile broadband、eMBB)アクセスに依存するサービス、MTCアクセスなどのためのサービスなど、異なる使用事例のために確立され得る。AMF182a、182bは、RAN104と、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、及び/又はWiFiのような非3GPPアクセス技術など、他の無線技術を用いる他のRAN(図示せず)との間の交換のための制御プレーン機能を提供し得る。
SMF183a、183bは、N11インターフェースを介して、CN106内のAMF182a、182bに接続され得る。SMF183a、183bはまた、N4インターフェースを介して、CN106内のUPF184a、184bに接続され得る。SMF183a、183bは、UPF184a、184bを選択及び制御し、UPF184a、184bを通じてトラフィックのルーティングを構成し得る。SMF183a、183bは、UE IPアドレスを管理及び配分すること、PDUセッションを管理すること、ポリシー実施及びQoSを制御すること、DLデータ通知を提供することなど、他の機能を実施し得る。PDUセッションタイプは、IPベース、非IPベース、イーサネットベースなどであってもよい。
UPF184a、184bは、N3インターフェースを介して、RAN104内のgNB180a、180b、180cのうちの1つ以上に接続され得、これらは、インターネット110など、パケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にし得る。UPF184、184bは、パケットをルーティング及び転送すること、ユーザプレーンポリシーを実施すること、マルチホームPDUセッションをサポートすること、ユーザプレーンQoSを処理すること、DLパケットをバッファすること、モビリティアンカリングを提供することなど、他の機能を実施し得る。
CN106は、他のネットワークとの通信を容易にし得る。例えば、CN106は、CN106とPSTN108との間のインターフェースとしての役割を果たすIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IP multimedia subsystem、IMS)サーバ)を含み得るか、又はそれと通信し得る。加えて、CN106は、他のネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供し得、他のネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有及び/又は操作される他の有線及び/又は無線ネットワークを含み得る。一実施形態では、WTRU102a、102b、102cは、UPF184a、184bへのN3インターフェース、及びUPF184a、184bとDN185a、185bとの間のN6インターフェースを介して、UPF184a、184bを通じて、ローカルDN185a、185bに接続され得る。
図1A~図1D、及び図1A~図1Dの対応する説明から見て、WTRU102a~d、基地局114a~b、eNode-B160a~c、MME162、SGW164、PGW166、gNB180a~c、AMF182a~b、UPF184a~b、SMF183a~b、DN185a~b、及び/又は本明細書に記載される任意の他のデバイスのうちの1つ以上に関する、本明細書に記載される機能のうちの1つ以上又はすべては、1つ以上のエミュレーションデバイス(図示せず)によって実施され得る。エミュレーションデバイスは、本明細書に記載される機能のうちの1つ以上又はすべてをエミュレートするように構成された、1つ以上のデバイスであってもよい。例えば、エミュレーションデバイスは、他のデバイスを試験するために、かつ/又はネットワーク及び/若しくはWTRU機能をシミュレートするために使用され得る。
エミュレーションデバイスは、ラボ環境及び/又はオペレータネットワーク環境において、他のデバイスの1つ以上の試験を実装するように設計され得る。例えば、1つ以上のエミュレーションデバイスは、通信ネットワーク内の他のデバイスを試験するために、有線及び/又は無線通信ネットワークの一部として、完全に又は部分的に実装及び/又は展開されながら、1つ以上又はすべての機能を実施し得る。1つ以上のエミュレーションデバイスは、有線及び/又は無線通信ネットワークの一部として、一時的に実装/展開されながら、1つ以上又はすべての機能を実施し得る。エミュレーションデバイスは、試験及び/又は地上波無線通信を使用した試験の実施を目的として、別のデバイスに直接的に結合され得る。
1つ以上のエミュレーションデバイスは、有線及び/又は無線通信ネットワークの一部として実装/展開されずに、すべての機能を含む、1つ以上の機能を実施し得る。例えば、エミュレーションデバイスは、1つ以上の構成要素の試験を実装するために、試験実験室、及び/又は展開されていない(例えば、試験)有線及び/又は無線通信ネットワークにおいて、試験シナリオで利用され得る。1つ以上のエミュレーションデバイスは、試験機器であってもよい。データを送信及び/又は受信するために、直接RF結合、及び/又は(例えば、1つ以上のアンテナを含み得る)RF回路を介した無線通信が、エミュレーションデバイスによって使用され得る。
無人航空機(UAV)の数は、近年、急速に増加しており、UAVによって使用可能である用途は、多種多様な産業に拡張される。しかしながら、無人航空システム(UAS)(例えば、UAV及びUAV-コントローラ)は、今日、主に、免許不要産業科学医療用バンド(Industrial,Scientific and Medical、ISM)バンドを介した直接2地点間通信に依存し、これは、動作範囲を制限し、通信は、通常、信用できず、不安定であり、かつ低データ速度である。UAV用途の潜在能力を完全に引き出すために、LTE及び5Gなどのセルラ技術を利用して、UASのためのBeyond Visual Line of Sight(BVLOS)動作及び高性能かつ信頼性の高い通信を可能にし得る。
セルラネットワークを使用する利点は明らかである。例えば、ユビキタスモバイルネットワークカバレッジは、ISM周波数を使用した2地点間通信によって限定されるものをはるかに超える動作範囲を提供することができる。最新のセルラネットワーク(特に5Gネットワーク)の高帯域幅、低遅延、保証されたQoSなどの高度な通信機能は、UAV用途の性能を大幅に改善する。最新のセルラネットワークの高度なセキュリティメカニズムは、UAV用途の管理に関与する強力なセキュリティ問題に対処することができる。
図2は、本明細書に記載の他の実施形態のいずれかと組み合わせて使用され得る、5Gネットワーク内の無人航空システム(UAS)をサポートするための例示的なアーキテクチャ200を示す。図2に示すように、UASトラフィック管理(UAS traffic management、UTM)210は、UASトラフィック管理のためのフレームワークであり得る。UTM210の役割及び責任、並びにUTM210に適用される手順及びプロトコルは、国間で変化し得る。UTM210は、UAVを認証するための機能のセットを指し得、UASサービスを承認し、UASポリシーを管理し、UAVトラフィックを空間内で制御する。例えば、UTMは、UAV、UAV-C、及び/又はUASのためのそのような機能を実装するサーバであり得る。承認されたユーザ又はUTMクライアント220は、UTM210を介して、UAV202a~e及びそのUAVコントローラ203a、bの識別情報及びメタデータを照会し得る。UTM210は、UASが動作するために必要とされるデータを記憶し得る。空気交通制御機関は、UTMサーバ210を使用して、UAS動作を承認、強制、及び/又は調節し得る。
図2に示すように、5Gコアネットワーク206は、PCF281a、SMF282a、SMF283a、UPF284a、b、NEF285aなどを含み得る。図2に示すアーキテクチャでは、UAS(例えば、UAV202a~e及び/又はUAV-C203a、b)は、識別、認証、及び承認手順、並びに他のコマンド及び制御メッセージ/データ交換のために、ネットワークユーザプレーンを介して、UTM210と通信し得る。3GPPネットワーク機能(例えば、SMF283a、PCF281aなど)は、UTM210との直接的又は間接的(例えば、ネットワーク露光関数(NEF285a)を介して)制御インターフェースを有し得る。UAVは、セルラネットワーク通信のためのWTRU又はUAV WTRU(例えば、3GPP、5G、6Gなど)を含み得る。これに関して、WTRU又はUAV WTRUは、UAVが、セルラネットワークを介して通信することを可能にする、埋め込まれた通信機器(例えば、3GPPモデム/モジュール/チップセットを可能にする3GPP通信)を指し得る。WTRU又はUAV WTRUは、セルラ通信のサブスクリプションのための機器にSIM又はUSIMを含み得る。WTRU、UE、UAV WTRU、UAV UE、UAVに搭載されたWTRU、及びUAVに搭載されたUEという用語は、本開示を通して互換的に使用され得る。UAVと同様に、UAV-Cは、セルラネットワーク通信のためのWTRU又はUAV-C WTRU(例えば、3GPP、5G、6Gなど)を含み得る。これに関して、WTRU又はUAV-C WTRUは、UAV-Cがセルラネットワークを介して通信することを可能にする、埋め込まれた通信機器(例えば、3GPP通信を可能にする3GPPモジュール)を指し得る。WTRU、UE、UAV-C WTRU、UAV-C UE、UAV-Cに搭載されたWTRU、UAV-Cに搭載されたUEという用語は、本開示を通して互換的に使用され得る。UAV WTRU又はUAV-C WTRUは、セルラ通信のサブスクリプションのための、埋め込まれた通信機器にSIM又はUSIMを含み得る。
UASの例示的な通信は、本明細書に記載されている。図3は、本明細書に記載の他の実施形態のいずれかと組み合わせて使用され得る、セルラネットワークによって使用可能である無人航空機(UAV)通信300の例示的なタイプを示す。図3に示すように、セルラネットワーク接続されたUAS(例えば、UAV302及び/又はUAV-C303)は、そのミスション、すなわちUAS-UTM通信、非ペイロード通信(すなわち、コマンド及び制御)、及びペイロード通信を実行するための様々なタイプのセルラ通信を含み得る。
UAS-UTM通信は、UASとUTMとの間の通信を指し得る。UAS-UTM通信は、例えば、識別、承認、「コマンド&制御」、及び法執行活動のために可能にする必要があり得る。ユーザプレーン接続がUASとUTMとの間で使用されるが、2つの間の制御プレーン通信を使用することも可能であると想定され得る。UASは、UAV及び/又はUAVとUAV-Cとの組み合わせを指し得る。
非ペイロード通信は、コマンド及び制御(command and control、C&C又はC2)通信を含み得る。コマンド及び制御メッセージ並びにデータ交換は、UAVミスション及びセキュリティ問題にとって決定的に重要である。いくつかのC&C交換(例えば、場所又は飛行データ報告)は、UAVとUTMとの間、及びUAVとそのUAV-Cとの間で起こり得る。UAV及びUAV-Cは、セルラネットワーク(例えば、5G)を使用して、UAVとUAV-Cとの間に確立されたPDUセッションに基づいて、C2通信を実施し得る。
C&C又はC2通信の例示的なタイプには、以下の表1に開示されるようなものが含まれ得るが、これらに限定されない。
ペイロード通信の場合、ミッション中のUAVは、リアルタイムビデオ又はセンサデータなどのペイロードデータを、そのUAV-C又はいくつかのアプリケーションサーバ又はネットワーク内のストレージに送り得る。ペイロード通信は、通常、アップリンクにおいて重く、ダウンリンクにおいて軽い場合がある。
3GPPは、3GPP仕様におけるUASサポートに対する使用事例及び潜在的な要件を特定している。特に、UAS遠隔識別及び承認の要件が3GPPにおいて指定されており、3GPPにおけるUASサポートの付加拡張機能は、UASコマンド及び制御(C2)通信、UAV-コントローラ(UAV-C)又はUASトラフィック管理(UTM)による無人航空機(UAV)ナビゲーション、及び/又は飛行ミッション中のUAV-Cの変化を含み得る。
図4は、本明細書に記載の他の実施形態のいずれかと組み合わせて使用され得る、承認のためのネットワーク及びUASトラフィック管理(UTM)を備える例示的なUAS相互作用400を示す。図4に示すように、UAS401は、UAV402(例えば、ドローン)とUAV-C403との組み合わせを指し得、ネットワークは、RAN404a、404b、及びCN406a、406bを含み得る。3GPPシステム(例えば、RAN404a、404b、及びCN406a、406b)は、UAV402とUAV-C403との間の通信機能を提供し得、異なるPLMNを介することを含む、同じ又は異なるRANノード(例えば、404a、404b)を介して通信し得る。UTM410は、UASの識別及び追跡、承認、実施、及びUAS動作の規制を提供し得、また、UASが動作するために必要なデータを記憶する。
一実施形態では、UAV及びUAV-Cは、ペアリングされ得、3GPPシステム及び/又はUTMによってUASとして識別され得る。具体的には、ネットワークは、初期ネットワークアクセスのためのWTRU(例えば、UAV WTRU又はUAV-C WTRU)3GPP資格をアサートすることを担い得る一方、UTMは、UASが動作するためのUAS資格をアサートする役割を担う。ネットワーク及びUTMは、UAV及びUAV-Cを関連付け、かつ、それらを承認手順中にUASとして識別して、コマンド及び制御(C2)通信サービス及び飛行動作へのアクセスが、その特定のUAS(すなわち、UAV及びUAV-Cペア)に対して許可及び実施されることを確実にし得る。
所与のUAV-Cは、UAVのフリートのコマンドであり得、複数のUASの状況で動作するように承認され得る。例えば、UAV-Cは、別のUAVを制御する(すなわち、ネットワーク/UTMを用いて、更に別のUAS識別子を確立する)ことを可能にするように、別個の認証及び承認手順を実施するために必要とされ得る。固有のUAS識別子確立が重要であり得る別のシナリオは、UAV-Cの変化中にあり、UAVの制御は、飛行動作中に(例えば、緊急事象に起因して)新しいUAV-Cに切り替えられ得る。3GPPシステム及びUTMは、UAV及び古いUAV-Cを含むものとは別に、UAV及び新しいUAV-Cペアを更に別のUASとして識別する必要があり得る。
UAS認証及び承認手順の間、3GPPシステムは、UTMに1つ以上の3GPP識別子(例えば、UAV WTRU/UAV-C WTRUのMSISDN、IMEI)を提供し、その代わりに、UTMは、ネットワークに、対応するUAS IDを提供し得ると仮定され得る。UAS IDはまた、民間航空局(Civil Aviation Authority、CAA)レベルUAV IDと呼ばれ得る。UAVを識別するために使用される3GPP識別子はまた、3GPPUAV IDと呼ばれ得る。これらの様々な識別子は、WTRU(例えば、UAV WTRU、UAV-C WTRU)、ネットワーク、及びUTMの間で交換され、認証されてもよく、3GPPシステムは、安全なUASペアリング機構を可能にし得る(例えば、UAS識別情報に対するスプーフィング攻撃を軽減する)。
別の実施形態では、3GPPシステム及び/又はUTM/USSによって識別される、エアフレーム識別子(製造元シリアル番号など、すなわち、UAV IDと呼ばれる)及び3GPPモデム識別子(IMSIなど、すなわち、ここではUAV WTRU IDと呼ばれる)は、取り外し可能なセルラモデムを備えたUAVに対して、一緒に結び付けるか、又は結合され得る。これらの結び付けられたか、又は結合された識別子を用いて、UASの飛行承認は、UTM/USSの支援を伴う3GPPシステムによって達成され得る。
具体的には、動作の容易さ、柔軟性、及び経済的理由のため、UAVは、取り外し可能なセルラモデム(例えば、WTRU又はUAV WTRU)をサポートし得る。更に、異なる場所における配置のために、交換可能なモデム及び/又は交換可能なSIM/UICCが所望され得る。同様の理由から、UAV-Cは、同様のアーキテクチャを採用し得る。3GPPシステムの場合、UAV WTRU ID及びUAV-C WTRU IDは、関連性を保持し得、UTM/USSの観点から、本質的な識別子は、UAV ID及びUAV-C IDであり得る。したがって、2つのドメイン、すなわちセルラ及びUTM/USSを横切る相互参照についてこれらの異なる識別情報を結合させるための、また、飛行承認及び場合によっては追加のサービスにつながる異なるレベルの承認を可能にするための方法及び装置が必要である。
3GPPシステムは、UASが、UASに適用される異なる認証レベル及び承認レベルに基づいて、UTMに、異なるUASデータを送ることを可能にし得る。地域規制、異なる認証レベル及び承認レベルの対象は、初期ネットワークアクセス認証及び承認、UAS識別認証、UAV飛行計画承認、例えば飛行監視、衝突回避サービスなどの追加のUMTサービス認証であり得ることを理解されたい。
別の実施形態では、UAV、UAV-C、及びそれらの関連付けられたWTRUは、複数のUTM/USSによって認証及び/又は承認され得る。単一のUAV飛行ミッションは、2つ以上のUTM/USSからのサポートを必要とし得る。1つの理由は、UAV飛行計画が、単一のUTM/USSによって制御/カバーされていない領域に及ぶことであり得る。そのようなシナリオでは、飛行及び3GPPシステム使用が許可される前に、UAV及びそのコントローラ並びにそれらの関連付けられたWTRUを、すべての関連するUTM/USSによって、識別、認証、及び承認する必要がある。
別の実施形態では、UAV及びUAV-Cの識別子、認証、及び承認の相互交換は、それらが、異なるPLMNに属する場合に達成され得る。3GPPネットワークは、UAVをサポートする必要があり得、対応するUAV-Cは、同時に、異なるPLMNに接続する。
UAV/UAV-C(例えば、UAS)ペアリング及び承認のための実施形態が本明細書に記載されている。
図5A~図5Cは、本明細書に記載の他の実施形態のいずれかと組み合わせて使用され得る例示的なUASペアリング及び承認シナリオを示す。図5A~図5Cに示されるように、UAV502及びUAV-C503は、UASとペアリングされ得、UTM510によって認証及び承認されている。認証及び承認シナリオ中のUASペアリングは、以下の段階、すなわち、(1)WTRU(すなわち、UAV WTRU)が、インターネットにアクセスすること、(2)UAV-Cが、インターネットにアクセスすること、及び(3)UAV及びUAV-Cが、C2通信を確立することを含み得る。
図5Aは、UAV502がインターネットにアクセスしている例示的なUASペアリング及び承認シナリオを示し、これは、本明細書に記載の他の実施形態のいずれかと組み合わせて使用され得る。第1の段階(すなわち、WTRU又はUAV WTRUがインターネットにアクセスする)に関して、ステップ551で、UAV502は、ネットワーク、例えば5Gネットワーク506に登録し得る。ステップ552で、UAV502は、(例えば、制御プレーン又はユーザプレーンパスを使用して)ネットワーク506を介してUTM510で認証し得る。本プロセスでは、UAV502は、利用可能である場合、対象のUAV-C503の識別子(例えば、UAV-C ID)を提供し得る。ステップ553で、UAV502は、部分的にのみ承認され、飛行するための最終的な承認を待ち得る。最終的な承認は、UAV-C503がUAV502を操縦するための認証を取得することを条件とし得る。UAV502は、飛行するための最終的な承認が許可されるまで、C2通信サービスを使用することを、ネットワーク506によって承認されない場合がある。その場合、UAV502は、最終的な承認について、UTM510/ネットワーク506によって(例えば、ページング、アプリケーション通知などを介して)通知されることを(例えば、非同期的に)待機するように、アイドル状態に留まり得る。
図5Bは、UAV-C503がインターネットにアクセスしている例示的なUASペアリング及び承認シナリオを示し、これは、本明細書に記載の他の実施形態のいずれかと組み合わせて使用され得る。第2の段階(すなわち、UAV-C503がインターネットにアクセスする)に関して、ステップ554で、UAV-C503は、ネットワーク506に登録し得る。ステップ555で、UAV-C503は、(例えば、制御プレーン又はユーザプレーンパスを使用して)ネットワーク506を介してUTM510で認証し得る。このプロセスでは、UAV-C503は、利用可能である場合、対象のUAV502の識別子(例えば、UAV WTRU ID)を提供し得る。対象のUAV502がすでに一時的に承認されている場合(図5Aに記載されるように)、UAV-C503は、手順の一部として動作するように承認を取得し得る。本プロセスでは、UAV-C503は、UTM510においてUAV-C503、UAV502ペアを識別する割り当てられたUAS ID(及び/又は遠隔ID)を取得し得る。承認されたUAS IDは、認証及び承認交換の一部として、又は後の通知を介して(下記のUAV502のように)取得され得る。ステップ556で、UAV502は、UAS ID及び関連付けられたUAV-C IDを示す、最終承認許可通知を受信し得る。
図5Cは、UAV502及びUAV-C503が通信を確立する例示的なUASペアリング及び承認シナリオを示し、これは、本明細書に記載の他の実施形態のいずれかと組み合わせて使用され得る。第3の段階(すなわち、UAV502及びUAV-C503が、C2通信を確立する)に関して、ステップ557abで、UAV502及びUAV-C503は、例えば、PDUセッション確立を使用して、C2通信経路を確立し得る。UAS ID及び任意選択的に、ピアWTRUのID(すなわちUAV WTRU及び/又はUAV-C WTRU)はUASで、接続セットアップ中に示され得る。ステップ558で、UAV502及びUAV-C503は、C2データトラフィックを交換し得る。
図5A~図5Cに記載されている実施形態は、UAV-C503が、最初にUAS動作の承認を要求し得る逆の順序で起こり得ることに留意されたい。その場合、UAV-C503は、図5Aの第1の段階で説明されたステップを実施し得、UAV502は、図5Bの第2の段階のように(すなわち、図5A、Bにおいて、UAV502及びUAV-C503アクターを交換することによって)ステップを実施し得る。また、図5A~図5Cの各段階で説明されるステップは、連続順序に限定されないが、UAV502とUAV-C503との間のUAV登録/認証、UAV-C登録/認証、及び/又はC2通信確立を達成するための任意の順序で実施又は実行され得ることにも留意されたい。
UAV-C/UAV支援UASペアリングのための実施形態は、本明細書に記載されている。
図6は、UAV-コントローラ(UAV-C)支援UASペアリングのための例示的な手順600を示し、これは、本明細書に記載の他の実施形態のいずれかと組み合わせて使用され得る。図6に示すように、UAS(例えば、UAV602及びUAV-C603)は、UAV-C支援を伴う、USS/UTM610による認証及び承認中にペアリングされ得る。コールフローステップの例が本明細書に記載されている。
ステップ550a、bで、WTRU(すなわち、UAV WTRU及びUAV-C WTRU)は、両方ともネットワーク登録され得る。UAV602に対する飛行動作の承認は、UAV602を飛行させるための、UAV-C603の承認を保留している場合がある。UAV602は、上述のように、ネットワーク606及びUTM610を用いて初期認証及び承認ステップを実施してもよい。
ステップ651~652で、UAV-C603は、ネットワーク606を介して、USS/UTM610に承認要求メッセージを送り得る。メッセージは、利用可能である場合、それ自体の識別情報及び対象のUAV602の識別情報を含み得る。UAV-C603とネットワーク606との間のメッセージは、制御プレーン(例えば、登録メッセージ、サービス要求、一般的なNAS伝送メッセージ又は新しいNASメッセージなどのNASシグナリング)又はユーザプレーン上で伝送され得る。ユーザプレーン伝送の場合、UAV-C603は、従来のデータ接続を確立することが承認されている(すなわち、PDUセッションが確立されている)と想定されている。
ステップ653で、USS/UTM610は、UAS特有の資格情報(例えば、UAV操縦証明書、所有者証明書など)に基づいて、UAV-C603を認証し、提出された飛行計画、認証されている、提供されたUAV ID、(すなわち、このUAV-C承認を保留する、飛行するための承認)、並びに/又はUAV602及びUAV-C603によって提示された共通の認証された結合パラメータ(例えば、同じ所有者証明書)などの様々なUASパラメータに基づいて、承認確認を実施し得る。認証及び承認確認が成功した後、USS/UTM610は、UAV-C603及びUAV602ペアに割り当てられた固有のUAS idを配分及び記憶し得る。
ステップ654で、USS/UTM610は、ネットワーク606を介して、UAV-C603に、承認の結果、並びに、動作することが承認されたUAS、UAV602、及びUAV-C603の識別情報を示す、認証応答メッセージを送り得る。USS/UTM610との認証及び承認交換が、アプリケーション層で(例えば、ユーザプレーン、N6を介して)行われるとき、USS/UTM610はまた、(例えば、NEFを介して)適切なシグナリングインターフェースを介して、ネットワーク606に別個の通知を送り得る。
ステップ655で、ネットワーク606は、承認情報をローカルに設定(例えば、それらのそれぞれのUAV及びUAV-C WTRUコンテキストに記憶)し得る。
ステップ656a、bで、ネットワーク606は、UTM承認の結果を、WTRU(例えば、UAV-C603及びUAV602)に転送し得る。例えば、ステップ656aでは、ネットワーク606は、UAV-C603に、割り当てられたUAS ID、及び追加的/任意選択的に、関連付けられたUAV IDを含む、承認応答メッセージを送り得る。ステップ656bで、ネットワーク606は、UAV602に、割り当てられたUAS ID、及び追加的/任意選択的に、関連付けられたUAV-C IDを含む、承認通知メッセージを送り得る。
ステップ657a、bでは、UAV602及びUAV-C603は、承認情報をローカルに(例えば、WTRU構成で)記憶し得る。
ステップ658で、UAV602及びUAV-C603は、C2通信のための接続(例えば、PDUセッション)をセットアップし得る。UAV-C603及びUAV602は、接続セットアップ中にUAS IDを提供し得る。UAV-C603によって提供されるUAS IDは、UAV-C603が複数のUAVを制御しながら使用され得る複数のC2通信を区別するために、ネットワーク606によって使用され得る。同様に、UAV602によって提供されるUAS IDは、UAV制御が、1つのUAV-C603から別のUAV-C603に遷移する間(以下のUAV-C使用ケースの変化に記載されているように)、ネットワーク606が、UAV602が有し得る2つのC2通信を区別するのに役立ち得る。
ステップ659で、UAV602及びUAV-C603は、C2データトラフィックを交換し得る。
図6に記載されているこのコールフローステップは、UAV602が、UAS動作の承認を要求する第1のエンティティである場合を示しているが、この手順は、逆シナリオで(すなわち、図6のUAV602及びUAV-C603アクターを交換することによって)同様に適用され得ることが理解されよう。また、コールフローで使用されるメッセージ名は例であり、他のシグナリング又はユーザプレーンメッセージを使用して、意図された目的を達成し得る。また、図6に記載されるステップは、逐次的な順序に限定されず、UAV-C/UAV支援UASペアリングを達成するために、上述のステップとは異なる任意の順序で実施又は実行され得ることにも留意されたい。
サブスクリプションベースのUASペアリングのための実施形態は、本明細書に記載されている。
図7は、サブスクリプションベースの(バルク)ペアリング及び承認のための例示的な手順700を示し、これは、本明細書に記載の他の実施形態のいずれかと組み合わせて使用され得る。図7に示すように、認証及び承認中のUASペアリングは、サブスクリプション情報に基づいて、USS/UTM710によって実施され得る。コールフローステップの例が本明細書に記載されている。
ステップ750aで、UAV-1702a及びUAV-2 702bは、UAS動作の承認が保留中で登録され得る。ステップ750bで、UAV-C703は、ネットワークに登録され、UAVコントローラとして動作するように承認され得る。UAV-C703は、複数のUAVとペアリングすることを望む場合がある。
ステップ751で、UAV-C703は、ネットワーク706に、「UAVフリート制御」表示又は同様の指示を含めることによって、複数のUAVとペアリングするための要求メッセージを送信し得る。ネットワーク706は、UAV-Cサブスクリプションと関連付けられ/記憶されたUAVのリスト(例えば、UAV702a、702bを含む)を有し得る。
ステップ752で、ネットワーク706は、UASサーバ/UTM710に、UAV-Cサブスクリプション情報から検索された、ペアリングされるUAV702a、702bのリストを含む、ペアリング要求を転送し得る。ネットワークは、ネットワークに現在登録されており、UAV702a、702bとして動作することを承認されたものに、ペアリングされるUAV702a、702bのリストを制限し得る。例えば、オフラインであるUAVの識別子は、UTM710に向かうペアリング要求から除外され得る。代替的又は追加的に、UAV-Cと関連付けられたUAVのリストは、3GPPネットワークの代わりにUASサーバに維持され得る。その場合、ネットワーク706は、UAV-C703が、UAV702a、702bの「バルクペアリング」に対して承認されているというUAV-Cサブスクリプション情報から確認し得る。ネットワーク706は、UTM710に向かうUAVペアリング要求のリストの代わりに、「UAVフリート制御」表示を含み得る。更に別の実施形態では、ネットワーク706は、各UAV-C、UAVペアに対して1つ以上の個々のペアリング要求を送り得る。その場合、残りのフローは、UAV-C/UAV支援ペアリングと同様であるが、ペアリングされるUAVが存在する数だけ何度も繰り返される。
ステップ753で、UASサーバ/UTM710は、UAV-C703が、UAV-C及びUAV資格情報に基づいて、UAV702a、702bの「バルクペアリング」に対して承認されていることを確認し得る。UASサーバ/UTM710は、UAV-C703を各UAV702a、702bとペアリングし、各UAV-C、UAVペアに対してUAS IDを割り当て得る。
ステップ754で、UASサーバ/UTM710は、ネットワーク706に、UAS ID、UAV IDペアのリストを提供する、ペアリング応答を送り得る。
ステップ755で、ネットワーク706は、ペアリング情報をローカルに記憶(例えば、それらのそれぞれのUAV及びUAV-C WTRUコンテキストに記憶)し得る。
ステップ756a~cでは、ネットワーク706は、ペアリング動作の結果をWTRU(すなわち、UAV-C WTRU及びUAV WTRU)に転送し得る。例えば、ステップ756aで、ネットワーク706は、UAV-C703に、UAS ID、UAV IDペアのリストを含む、ペアリング応答メッセージを送り得る。ステップ756b及び756cで、ネットワーク706は、UAV702a、702bの各々に、割り当てられたUAS ID及び追加的/任意選択的に、関連付けられたUAV-C IDを含む、ペアリング通知メッセージを送り得る。
ステップ757で、UAV-C703は、ペアリング情報をローカルに(例えば、WTRU構成又はWTRUコンテキストで)記憶し得る。UAV702a、702bはまた、ペアリング情報をローカルに(例えば、WTRU構成又はWTRUコンテキストで)記憶し得る。
ステップ758及び759で、UAV-C703と各UAV702a、702bとの間のC2通信が確立され得る。
図7に記載されるステップは、逐次的な順序に限定されず、サブスクリプションベースのUASペアリングを達成するために、上述のステップとは異なる任意の順序で実施又は実行され得ることに留意されたい。
UAV-Cの変化のための実施形態は、本明細書に記載されている。
図8は、UAV-C変化のための例示的な手順800を示し、これは、本明細書に記載の他の実施形態のいずれかと組み合わせて使用され得る。図8に示すように、UASペアリング更新手順は、新しいUAV-C(例えば、UAV-C#2 803b)によるUAV802制御テークオーバーの間に実施され得る。コールフローステップの例が本明細書に記載されている。
ステップ850で、UAV802は、UAV-C#1 803aの制御下にあり得る。UAV-C#2 803bは、(例えば、緊急事象に起因して)UAV802の制御をテークオーバーすることを望む場合がある。
ステップ850~859は、上述のUAV-C/UAV支援UASペアリング手順と同様であり、簡潔にするために本明細書には記載されていない。UTM810によるUAV制御テークオーバーの場合、フローは、UTM810からのコマンドから始まり得る(ステップ854において)。UAV-C#2 803bは、C2通信経路が確立されるとすぐに、C2コマンドを送り始め得るか、又はUAV802からデータを受信し得る。UAV802は、C2通信がUAV-C#2 803bで確立されるまで、及び/又はUAV-C#2 803bからの第1のC2コマンドが受信されるまで、UAV-C#1 803aから(一過性)C2コマンドを実行して、制御切替遅延を最小限に抑えることに役立つことができる。
ステップ860で、ネットワーク806は、UAV802及びUAV-C#1 803aに、それぞれのUAV/UAV-C#1ペアリング情報を除去するための、ペアリング更新通知を送り得る。
ステップ861で、UAV802及びUAV-C#1 803aは、それぞれのUAV/UAV-C#1ペアリング情報を除去し得る(例えば、ローカル構成から削除する)。ネットワーク806は、UAV802とUAV-C#1 803aとの間のC2通信に使用されるPDUセッションを任意選択的に又は追加的に解放し得る。
図8に記載されているステップは、逐次的な順序に限定されず、UVA-Cの変化を達成するために上述のステップとは異なる任意の順序で実施又は実行され得ることに留意されたい。
UAS結合及びマルチレベル承認のための実施形態が本明細書に記載されている。
完全な承認手順は、複数のステップで達成され得、各ステップは、より大きな機能を可能にし、最終ステップは、飛行承認を提供する。一般に、通信関連の承認は、3GPPシステム内で行われ、一方、飛行関連承認は、UTM/USSのサポートを伴う3GPPシステムによって容易になる。可撓性システムを可能にするために、WTRU(すなわちUAV WTRU又はUAV-C WTRU)及び/又はUICC/SIMは、UAV又はUAV-Cとは無関係であると想定される。したがって、WTRU ID(すなわちUAV WTRU ID又はUAV-C WTRU ID)は、それぞれのUAV又はUAV-C IDと関連付ける必要があり得、システム全体(UAV及びUAV-Cを含む)は、UASと呼ばれ、UAS IDを割り当てられ得る。
図9及び図10は、3GPPシステムによって容易にされたUASマルチレベル承認のための例示的な手順900、1000を示し、これらは、本明細書に記載の他の実施形態のいずれかと組み合わせて使用され得る。図9及び図10に示すように、マルチレベル識別、結合、ペアリング、及び承認のための手順900、1000は、UTM/USS910によって容易にされ得る。UAV902は、UASクライアント902a及びUAV WTRU902bを含み得る。UAV-C903は、UASクライアント903a及びUAV WTRU903bを含み得る。UASクライアント902a、902bは、UAV WTUR902b及びUAV-C WTUR903bが、USS/UTM910と通信することを可能にするエンティティ(例えば、プロトコルスタック又は層)を含み得る。例えば、UASクライアント902aは、UAV WTRU902bに、情報要素(例えば、UAV ID)を提供して、USS/UTM910に送信し得る。UASクライアント902aは、UAV WTRU902b(例えば、UAV WTRUプロトコルスタック又は層)又は別個のエンティティの一部であり得る。UAS-Cクライアント903aは、UAV-C WTRU903b(例えば、UAV-C WTRUプロトコルスタック又は層)又は別個のエンティティの一部であり得る。コールフローステップの例は、本明細書に記載されている。
図9に示すように、ステップ951aでは、UAV WTRU902bは、ネットワークへの登録手順を実施し得る。通常のパラメータに加えて、UAV WTRU902bは、登録要求メッセージにおけるWTRU機能も含み得る。これは、ネットワーク(例えば、AMF906)に、UAV WTRU902bは、UAS対応WTRUであることを示し得る。
ステップ951bでは、UAV-C WTRU903bは、UAV WTRU902bが従うのと同様の方法で、ネットワーク(例えば、AMF906)への登録手順を実施し得る。通常のパラメータに加えて、UAV-C WTRU903bは、登録要求メッセージにおけるWTRU機能も含み得る。これは、ネットワーク(例えば、AMF906)に、UAV-C WTRU903bが、UAS対応WTRUであることを示し得る。
UAV WTRU902b及びUAV-C WTRU903bの登録手順は、任意の順序で実施され得ることに留意されたい。UAV WTRU902b又はUAV-C WTRU903bは、他のWTRU(例えば、それぞれ、UAV-C WTRU903b又はUAV WTRU902b)を待機して、その登録要求プロセスを完了することなく、全体的な承認手順の次のステップに移動し得る。
ステップ952で、この手順の終わりに、WTRU(すなわち、UAV WTRU902b、UAV-C WTRU903b)は、レベル1の承認(すなわち、初期ネットワークアクセス認証及び承認)を達成し得、これは、NASメッセージを使用して、UTM/USS910との通信を開始することを可能にする。
レベル1の承認を達成したUAV WTRU902bは、次いで、UAV WTRU IDを、UAV902(すなわちUAV ID)又はUAV902のエアフレームIDと関連付けるための結合を実施し得る。これは2つのステップで行われる。第1のステップでは、USS/UTM910は、UAV IDを認証し得る。UAV IDがUSS/UTM910によって認証されると、AMF906は、UAV IDを、以前のWTRU登録手順ですでに認証されているUAV WTRU IDと結合させ得る。したがって、UAV ID及びUAV WTRU IDは、一緒に結合される前に、最初に、USS/UTM910及びAMF906によってそれぞれ個別に認証され得る。
ステップ953aでは、UAV WTRU902bは、最初に、利用可能である場合、UAV ID及びUSS IDを含む、登録タイプが結合要求に設定された登録要求(例えば、NAS要求メッセージ)を送り得る。代替的に、又は追加的に、結合要求は、他のタイプのNASメッセージにわたっても伝送され得る。この時点で、AMF906は、UAV WTRU902bが、上記のレベル1の承認に基づいて正当なWTRUであることをすでに知っている場合があるが、UAVが正当なUAVであることを知らない場合がある。
UAV IDは、製造元に割り当てられたシリアル番号若しくは中央航空機関(central aviation authority、CAA)又はその承認された代表者によって割り当てられた登録番号、又はUAVエアフレームを一意に識別する別のIDであり得る。
USS IDは、登録要求メッセージに含まれる場合、AMFに、結合要求をどこに転送するかを示し得る。例えば、USS IDは、IPアドレス、ドメイン名、完全修飾ドメイン名(fully qualified domain name、FQDN)などの宛先アドレスであり得る。USS IDは、USSプロバイダによって、UAVにおいて事前構成され得る。USS902が、複数のUSS/UTMを含む飛行動作を実施することを意図する場合、USS IDは、USS IDリストを用いて、UAV WTRU902bに置き換えられ得る。1つの代替的な又は追加的な実施形態では、USS IDリストとともに、含まれるUSS IDのうちの1つは、一次USSとして識別され得る。
ステップ953bで、AMF906は、USS/UTM910に、UAV IDを含む結合要求を転送し得る。AMF906はまた、結合要求に、UAV WTRU ID、例えば、ジェネリックパブリックサブスクリプション識別子(Generic Public Subscription Identifier、GPSI)(例えば、MSIDN又は外部識別子)、国際移動体装置識別番号(International Mobile Equipment Identity、IMEI)、移動局国際加入者ディレクトリ番号(Mobile Station International Subscriber Directory Number、MSISDN)、国際モバイル加入者識別番号(International Mobile Subscriber Identity、IMSI)を含むことができる。UASサービスサプライヤ(USS)リストが、一次USSが識別されていないUAV902によって供給される場合、AMF906は、各USSに、USS IDリストに含まれる結合要求メッセージを転送し得る。しかしながら、一次USS IDもUSS IDリストとともにUAV902によって含まれる場合、AMF906は、結合要求メッセージを一次USSのみに転送し得る。この例では、一次USSは、結合要求を他のUSSに転送する役割を想定し得る。USS IDリストで、結合応答メッセージを収集してから、最終的にAMF906に戻ってUAV ID認証手順の結果と通信する。
ステップ954で、USS/UTM910は、UAV IDを認証し得る。これは、USS/UTM910とUAV902との間の追加のシグナリングを含み得、これは、通常の登録要求と同様の方法で処理される。
ステップ955aで、USS/UTMは、AMF906に、USS/UTM910でのUAV ID認証手順の結果を含む、結合応答メッセージを910送り得る。一次USSがUSS IDリスト間で対応する結合要求において識別された場合、一次USSからAMF906への結合応答は、すべての列挙されたUSSでのUAV ID認証手順の集合結果を含み得る。しかしながら、元の登録要求が、いかなる一次USS IDも含まないUSS IDリストを含む場合、AMF906は、UAV ID認証手順の結果に応答するために結合要求を送ったUSSの各々を待つ必要があり得る。
結合応答メッセージは、ステータスUAV ID認証手順を示す指示(例えば、コード)を含み得る。例えば、このコード又は指示には、ACCEPT、REJECT-USS IDなどのうちの1つ以上が含まれ得るが、これらに限定されない。
ステップ955bで、AMF906は、登録受諾メッセージ(例えば、NAS応答メッセージ)内の結合応答を、要求するUAV902に転送し得る。
ステップ955cでは、UAV-C903に対して結合手順を繰り返すことができる。ステップ955cで実施される詳細な手順は、上述のUAV及びUAV WTRU結合手順と同様であり、簡潔にするために本明細書には記載されていない。
結合手順は、UAV902及びUAV-C903によって任意の順序で実施され得ることに留意されたい。この手順の終わりに、UAV902及びUAV-C903は、レベル2の承認(すなわち、結合承認)を達成し得る。
(UAV902との)結合又はレベル2の承認を達成したUAV WTRU902bは、UAV902をUAV-C903とペアリングするためのペアリング手順を実施し得る。この手順の終わりに、UAV902及びUAV-C903は、互いに関連付けられ、ペアとして認識され、UAS ID及び/又は遠隔IDを割り当てられ得る。
ステップ956aで、UAV902は、最初に、登録タイプが、(すなわち、UAV-C ID)とペアリングしようとするUAV-C903の識別情報を含む、UASペアリング要求に設定された登録要求を、AMF906に送り得る。UAV-C IDは、UAV902内で事前に構成されるか、又はネットワーク若しくはUSS/UTM910から受信され得る。また、利用可能である場合、UAV-C WTRU IDも含み得る。自律型飛行機能を備える(例えば、UTMナビゲーションを使用する)UAVの場合、提供されたUAV-C IDは、利用可能である場合、USS ID/UTM IDを指し得ることが企図される。代替的に又は追加的に、自律型飛行などの指示が提供され得る。自律型飛行機能を備えるUAVの場合のペアリングプロセスは、本明細書に記載の実施形態におけるUAV-UTMペアリングを指し得る。
ステップ956bで、AMF906は、USS/UTM910に、UAVによって提供される場合、UAV ID、UAV-C IDを含むペアリング要求を転送し得る。代替的に、又は追加的に、ペアリング要求は、UAV902とUAV-C903との間の直接通信のためのサイドリンクコマンド及び制御要求(sidelink command and control request、SL C2要求)を含み得る。直接通信の例としては、限定されないが、ライセンスバンド又はISMを使用した近接サービス(proximity service、Pro Se)、WiFi Direct、及びD2Dが挙げられ得る。
ステップ957で、ペアリング要求を受信すると、USS/UTM910は、供給されたUAV ID及びUAV-C IDの記憶されたプロファイルをフェッチし得る。UAV902及びUAV-C903機能、例えば、オペレータなどによって提供された、許可されたペアリングリストに基づいて、USS/UTM910は、ペアリング手順の結果を判定し、及び/又はUAS902及びUAV-C903ペアにUAS IDを割り当て得る。
ステップ958aで、USS/UTM910は、AMF906に、ペアリング承認手順の結果を含む、ペアリング応答メッセージを送り得る。
ペアリング応答メッセージは、UASペアリング手順のステータスを示すコード又は指示を含み得る。これには、ACCEPT、REJECT-UAV-C機能、REJECT-許可ペアリングリスト、及びREJECT-対応する結合完了せず、のうちの1つ以上が含まれ得るが、これらに限定されない。ペアリング応答メッセージはまた、UAV902がUAV-C903、遠隔ID、及び/又はSL C2応答とペアリングされることを暗黙的に示すUAS IDを含み得る。
ステップ958bで、AMF906は、登録受諾メッセージ内のペアリング応答(例えば、NAS応答メッセージ)を、要求するUAV902及び要求されたUAV-C903にも両方に転送し得る。登録受諾メッセージ(又はNAS応答メッセージ)は、割り当てられたUAS ID及び/又は遠隔IDを含み得る。一実施形態では、ペアリング要求及び応答メッセージは、それぞれPDUセッション確立要求及びPDUセッション確立受諾メッセージを使用して、SMFを介してUSS/UTMと交換され得る。
ステップ958cでは、結合手順は、代替的に又は追加的にUAV-Cによって開始される。ペアリング手順は、UAV902及びUAV-C903によって任意の順序で実施され得ることに留意されたい。UAV-C903によって開始されたペアリング手順の詳細は、UAV902によって開始されたものと同様であり、簡潔にするために本明細書には記載されていない。
この手順の終わりに、UAV902及びUAV-C903を一緒にペアリングし、ペアとして、レベル3の承認(すなわち、ペアリング承認)を達成し得る。
図9には示されていないが、レベル2の承認(すなわち、結合承認)及びレベル3の承認(すなわち、ペアリング承認)は、UAV902及び/又はUAV-C903から1つのバインディング及びペアリング承認として組み合わされ、実施され得る。例えば、UAV902の開始された結合及びペアリング手順の場合、UAV902は、結合及びペアリング承認に必要な1つ以上の情報要素を含む、NAS要求メッセージを送信し得る。例えば、UAV902は、結合要求指示、UAV ID、USS ID、UASペアリング要求指示、UAV-C ID、又はUAV-C WTRU IDのうちの少なくとも1つを含み得るNAS要求メッセージを送信し得る。UAV-C903の開始された結合及びペアリング手順の場合、UAV-C903は、結合及びペアリング承認のための同様のNAS要求メッセージを送信し得る。
次のステップ、飛行承認、又はレベル4の承認は、UAV1002とUAV-C1003との間の直接通信のセットアップを可能にし、UAV1002が飛行を行うことを可能にする。
図10に示すように、ステップ1059aでは、飛行承認手順を開始するために、UAV-C1003は、NASメッセージコンテナを含むアップリンクNAS伝送メッセージを、AMF1006に送り得る。NASメッセージコンテナは、UAS ID、飛行計画、意図されたミッション、及び操縦資格情報を含む、1つ以上のフィールドを含み得る。
ステップ1059bで、AMF1006は、アップリンクNASメッセージ内の、UAV-C1003から受信された同じ要素を含む、飛行承認要求メッセージを、USS/UTM1010に転送し得る。
ステップ1060aで、USS/UTM1010は、UAS ID及び要求された飛行計画を含む、飛行計画承認要求を、AMF1006に送り得る。飛行計画は、離陸点から着陸点までのウェイポイント、又はUAV1002が、離陸点から着陸点までの経路に沿って、対応する瞬間とともに飛行することを意図する一連の規則的に離間された座標を含み得る。
AMF1006は、飛行経路に沿った利用可能なネットワークカバレッジなどの一連のネットワーク関連パラメータに対する要求された飛行計画、飛行計画に沿った対応するセルでのネットワークローディングを確認し得る。
ステップ1060bで、AMF1006は、飛行計画承認の結果を含む飛行計画承認応答を用いてUSS/UTM1010に応答し得る。メッセージに含まれる、可能性のある結果コードのいくつかには、ACCEPT、REJECT-ネットワーク利用不可(飛行計画セグメント)、REJECT-ネットワークの混雑が含まれ得るが、これらに限定されない。飛行計画承認応答はまた、飛行計画全体に対するネットワークカバレッジを達成するための代替経路、又はネットワークの混雑を回避するための代替時間を含む、結果コード=REJECTの場合の提案された代替案を含み得る。
ステップ1061aで、USS/UTM1010は、UAV-C WTRU1003bに、結果コードを含む飛行承認応答を送り得る。
ステップ1061bで、AMF1006は、NASメッセージコンテナを含むダウンリンクNAS伝送を使用して、要求するUAV-C1003に、飛行承認応答を送り戻すことができる。UAV1002への飛行承認応答はまた、繰り返され得る。このメッセージは、拒絶応答の理由コードを含み得る。この手順の完了の成功は、UAV1002とUAV-C1003との間のC2通信の確立をもたらし得る。
ステップ1062で、別のオプション(例えば、UTMナビゲーションを使用するUAV1002)において、飛行承認手順は、UAV1002によっても開始され得る。ステップの詳細は、UAV-C1003によって模倣されたものと同様であり、簡潔にするために本明細書には記載されていない。
このステップの終わりに、レベル4の承認(すなわち、飛行承認)がUAS1002に付与され得、UAV1002とUAV-C1003との間の直接C2通信のセットアップを可能にし、それによってUAV飛行を容易にする。
飛行承認又はレベル4の承認は、要求された飛行ミッションに有効であることに留意されたい。承認された飛行ミッションの終わりに、AMF1006は、(例えば、WTRU(例えば、UAV WTRU1002b及びUAV-C WTRU1003b)間のローカル又は明示的なシグナリングのいずれかによって)承認を終了し得、UAV1002及びUAV-C1003は、異なる飛行ミッションのための飛行承認プロセスを開始するために必要とされ得る。
ステップ1063a、b、1064、及び1065a、bは、飛行承認又はレベル4の承認を正常に取得した後、UAV-C1003(又はUAV1002)は、ネットワーク位置決めサービス、気象情報などの更なるサービス承認を要求するための要求メッセージを開始し得る。これらの追加のサービスは、いくつかの事例では、UASサービスサプライヤ(USS)/UTM1010の支援によってAMF1006によって承認され得る。この承認の結果コードは、NASメッセージコンテナを含むダウンリンクNAS伝送メッセージを介して、WTRU(例えば、UAV WTRU1002b又はUAV-C WTRU1003b)に伝達される。
この手順の完了が成功すると、UASは、飛行動作のサポートにおける特別なネットワークサービスを可能にするためのレベル5の承認(すなわち、追加のサービス承認)を取得し得る。
図9及び図10に記載されているステップは、逐次的な順序に限定されず、上記の複数のレベルの承認を達成するために、上述のステップとは異なる任意の順序で実施又は実行され得ることに留意されたい。
いくつかの実施形態では、WTRU(例えば、UAV WTRU又はUAV-C WTRU)は、異なるレベルの承認に基づいて、様々なレベルのUASデータを送信するように構成され得る。例えば、WTRUは、WTRU認証及び承認のための成功した応答を受信したという条件で、少なくともUAV-C ID及びUSS IDを含む、UAS結合要求を送信し得る。WTRUは、成功したUAS結合応答を受信したという条件で、少なくともUAV ID(及び任意選択的に、又は追加的にUAV WTRU ID)を含むUASペアリング要求を送信し得る。WTRUは、UAS ID及び/又は遠隔IDを含む成功したUASペアリング応答を受信したという条件で、少なくともUAS ID又は遠隔ID、飛行計画、ミッションプロファイル、及び操縦資格情報を含むUL NAS伝送を介して、UAS飛行承認要求を送信し得る。WTRUは、飛行計画が正常に承認されているという条件で、C2(及び任意選択的にペイロード)通信のための構成を受信し得る。
追加の実施形態では、UAS結合要求のUSS IDは、USS IDのリスト(2つ以上のUSSを含む飛行計画の例示的なシナリオ)、又は代替的に一次USS ID及び二次USSのリストを含み得る。UAS IDは、特定の最上位ビット(most significant bit、MSB)から最下位ビット(least significant bit、LSB)などの、遠隔IDのサブセット又は一部であり得る。UAV-C IDは、装飾名(例えば、USS idでのUAV C id)の一部としてUSS IDを含み得る。追加のサービスは、飛行承認の前又は後に、USS/UTMによって承認され得る。UASエンティティ(UAV又はUAV-Cのいずれか)は、認証及び結合を成功させると、ペアリング前であるが、利用可能な対応するエンティティ(例えば、UAV-C又はUAV)を発見することが可能であり得る。
複数のUTM/USSを用いた識別、結合、及び承認のための実施形態が本明細書に記載されている。
図11A、Bは、複数のUTM及び/又はUASサービスサプライヤ(USS)にわたるマルチレベル承認のための例示的な手順1100を示し、これは、本明細書に記載の他の実施形態のいずれかと組み合わせて使用され得る。図11A、Bに示されるように、複数のUSS/UTMにわたるマルチレベルUAS承認は、USS ID1及びUSS ID2によって識別された2つのUSS/UTM1110a、1110bを用いて実施され得る。コールフローステップの例が本明細書に記載されている。
ステップ1151a、b、及び1152は、図9に記載されるステップと同じ又は同様であり得、簡潔にするために本明細書では説明されない。
ステップ1153a、b、1154、及び1155aでは、AMF1106は、USS/UTMS1110a、1110bの両方(すなわち、USS ID1及びUSS 2)に、結合要求メッセージを送り得る。AMF1106がUSS/UTM1110a、1110bの両方から結合応答を受信する場合のみ、1110bは、UAV1102に、任意の適用可能な決定コードとともに、完全な決定を転送する。UAV1102は、例えば、それが、要求されたUSS/UTM1110a、1110bの各々からの結果コード=SUCCESSを有するペアリング応答メッセージを受信するときに、次のステップ(すなわち、ペアリング)に進むことができる。
ステップ1156a、b、1157、及び1158a~dでは、ペアリング承認手順は、UAV要求に列挙された各USS/UTM1110a、1110bからの個々の承認を必要とし得る。この場合、AMF1106は、USS/UTM1110a、1110bのうちの1つに、ペアリング要求メッセージを送り得、成功した場合、結果コード=SUCCESSを有するペアリング応答メッセージは、USS/UTM割り当てUAS ID及び/又は遠隔IDとともに返される。その後のペアリング要求メッセージを、他の要求されたUSS/UTM1110a、1110bに送るとき、UAS ID、及び/又は遠隔IDは、ペアリング要求メッセージにおいて、AMF1106によって含まれ得る。
ステップ1159a、b、1160a、b、及び1161aにおいて、複数のUSS/UTM1110a、1110bが存在する場合、飛行承認手順は、AMF1106が、飛行計画要求メッセージを、USS/UTM1110a、1110bの各々に個別に送り、次いでそれらから集合的に応答を収集することを必要とし得る。
ステップ1162において、代替的に、この手順は、UAV1102によっても開始され得る。UAV1102によって開始されたステップの詳細は、UAV-C1103によって模倣されたものと同様であり、簡潔にするために本明細書では説明されない。
ステップ1163で、UAV1102及びUAV-C1103が、理由コードがSUCCESSに設定された飛行承認応答メッセージを受信すると、UAV1102とUAV-C1103との間のC2通信(例えば、PDUセッション)の直接リンクが、SMF11106aを介して確立され得、レベル4の承認が確立され得る。
図11A、Bに記載されるステップは、逐次的な順序に限定されず、上記の複数のUTM/USS1110a、1110bにわたる複数のレベルの承認を達成するために、上述のステップとは異なる任意の順序で実施又は実行され得ることに留意されたい。
いくつかの実施形態では、WTRU(例えば、UAV-C WTRU)は、UAVが異なるPLMNに属する場合にマルチレベル承認を実施するように構成され得る。例えば、WTRUは、WTRU認証及び承認のための成功した応答を受信したという条件で、少なくともUAV-C ID及びUSS IDを含む、UAS結合要求を送信し得る。WTRUは、成功したUAS結合応答を受信したという条件で、少なくともUAV ID(及び任意選択的にUAV WTRU ID)及びUAVにサービスを提供するネットワークのPLMN IDを含む、UASペアリング要求を送信し得る。WTRUは、UAS ID及び/又は遠隔IDを含む成功したUASペアリング応答を受信したという条件で、少なくともUAS ID又は遠隔ID、飛行計画、ミッションプロファイル、及び操縦資格情報を含むUL NAS伝送を介して、UAS飛行承認要求を送信し得る。WTRUは、飛行計画が正常に承認されているという条件で、C2(及び任意選択的にペイロード)通信のための構成を受信し得る。
追加の実施形態では、対応するエンティティ(例えば、UAV-C又はUAV)にサービスを提供するネットワークのPLMN IDは、UAV又はUAV-Cによって供給されなくてもよく、その場合、USS/UTMは、PLMN IDを、要求する3GPPネットワークに提供し得る。
PLMNにわたる識別、結合、ペアリング、及び承認のための実施形態は、本明細書に記載されている。
図12A、Bは、公衆陸上移動体通信網(PLMN)にわたる識別、結合、ペアリング、及び承認のための例示的な手順1200を示し、これは、本明細書に記載の他の実施形態のいずれかと組み合わせて使用され得る。複数のPLMNにわたる識別、結合、ペアリング、及びマルチレベルの承認は、例えば、UAV1202及びUAV-C1203が異なるPLMNに属する場合に、サポートされる必要があり得る。図12A、Bに示される例は、UAV1202及びUAV-C1203が、それぞれAMF1/SMF1 1206a及びAMF2/SMF2 1206bとして接続されている異なるPLMNに属する2つのAMF1206a、1206bを指す。コールフローステップの例が本明細書に記載されている。
ステップ1251a、b、及び1252は、図9に記載されるステップと同じ又は同様であり得、簡潔にするために本明細書では説明されない。
ステップ1253a、b、1254、及び1255a~cでは、UAV IDがUAV WTRU IDと結合され、また、UAV-C IDがUAV-C WTRU IDと結合される結合手順は、UAV WTRU1202b又はUAV-C1203が接続されているPLMNのそれぞれのAMF(すなわち、AMF11206a又はAMF21206b)で生じる。場合によっては、UAV ID又はUAV-C IDは、USS/UTM1210によって認証され得、次いで、接続されたAMF(すなわち、AMF1 1206a又はAMF2 1206b)は、UAV IDをUAV WTRU IDに結合させるか、又はUAV-C IDをUAV-C WTRU IDに結合させるかのいずれかを行うことができる。
ステップ1256a、b、1257、1258a~cでは、結合手順が完了した(すなわち、レベル2の承認が達成された)後、UAV1202又はUAV-C1203のいずれかが、ペアリング手順を開始して、2つのエンティティをペアリングし、UASとして識別され得る。図12A、Bに示される例では、UAVは、登録タイプがUASペアリング要求に設定され、かつ要求されたUAV-C IDが含まれる登録要求(例えば、NAS要求メッセージ)を送ることによって、ペアリング手順を開始する。代替的又は追加的に、UAV1202はまた、利用可能である場合、UAV-C WTRU IDを含み得る。ペアリング要求は、AMF1 1206aによってUSS/UTM1210に転送されて、2つのエンティティのペアリングを承認し得る。
USS/UTM1210がUAV1202及びUAV-C1203のペアリングを承認すると、ペアリング応答メッセージ(例えば、NAS応答メッセージ)は、要求するAMF(すなわち、この実施例では、UAV1202に関与するAMF1 1206a)、及びUAS内の対応するエンティティに関与するAMF(すなわち、この実施例では、UAV-C1203に関与するAMF2 1206b)に関与するAMFにも送られ得る。次いで、AMF(すなわち、この実施例では、AMF1 1206a及びAMF2 1206b)の各々は、それぞれ、UAV1202及びUAV-C1203に登録受諾メッセージ内のペアリング応答を転送し得る。
ステップ1259a、b、1260a、b、1261a、b、及び1262において、飛行承認要求は、UAV1202又はUAV-C1203のいずれかによって開始され得る。図12A、Bに示される例では、UAV-C1203は、UAS飛行承認を含むアップリンクNAS伝送メッセージをAMF2 1206bに送ることによって、このプロセスを開始する。これには、提案された飛行計画、操縦資格情報、及びミッションプロファイルが含まれ得る。飛行承認要求は、AMF2 1206bによって、USS/UTM1210に転送され得る。USS/UTM1210は、飛行計画承認要求メッセージの一部として、飛行計画を、UAV(すなわち、この実施例では、AMF1 1206a)に関与するPLMNのAMFに送り得、その代わりに、飛行計画承認応答を受信する。
次いで、USS/UTM1210は、飛行承認応答を2つのAMF1206a、1206bに送り、次いで、それらを、それぞれ、UAV1202及びUAV-C1203に、NASダウンリンク伝送メッセージにおいて、転送し得る。これには、ACCEPT、REJECT-原因などの理由コードが含まれ得る。
UAV1202及びUAV-C1203が、理由コードがSUCCESSにセットされた飛行承認応答メッセージを受信すると、UAV1202とUAV-C1203との間のC2通信(例えば、PDUセッション)の直接リンクは、SMF1 1206aを介して確立され得、レベル4の承認が確立され得る。
図12A、Bに記載されているステップは、逐次的な順序に限定されず、上記のPLMNにわたる識別、結合、ペアリング、及び承認を達成するために、上述のステップとは異なる任意の順序で実施又は実行され得ることに留意されたい。
いくつかの実施形態では、UAVが異なるPLMNに属する場合にマルチレベル承認を実施するように構成されたWTRU(例えば、UAV-C WTRU)。WTRUは、WTRU認証及び承認のための成功した応答を受信したという条件で、少なくともUAV-C ID及びUSS IDを含む、UAS結合要求を送信し得る。WTRUは、成功したUAS結合応答を受信したという条件で、少なくともUAV ID(及び任意選択的にUAV WTRU ID)及びUAVにサービスを提供するネットワークのPLMN IDを含む、UASペアリング要求を送信し得る。WTRUは、UAS ID及び/又は遠隔IDを含む成功したUASペアリング応答を受信したという条件で、少なくともUAS ID又は遠隔ID、飛行計画、ミッションプロファイル、及び操縦資格情報を含むUL NAS伝送を介して、UAS飛行承認要求を送信し得る。WTRUは、飛行計画が正常に承認されているという条件で、C2(及び任意選択的にペイロード)通信のための構成を受信し得る。
追加の実施形態では、対応するエンティティ(UAV-C又はUAV)にサービスを提供するネットワークのPLMN IDは、UAV又はUAV-Cによって供給されなくてもよく、その場合、USS/UTMは、PLMN IDを、要求する3GPPネットワークに提供し得る。
図13は、UAVとUAV-Cとの間の結合及びペアリングのための例示的な手順1300を示し、これは、本明細書に記載の他の実施形態のいずれかと組み合わせて使用され得る。UAVは、セルラ通信のためのUAV WTRUを含み得る。UAV-Cは、セルラ通信のためのUAV-C WTRUを含み得る。ステップ1305で、UAVは、UAV WTRU識別(UAV WTRU ID)及びセルラ通信のための1つ以上のUAV WTRU機能を含む、認証及び承認要求を含む、(第1の)NAS要求メッセージを、AMFに送信し得る。このNAS要求メッセージは、UAV WTRUを介して、AMFに送信され得る。1つ以上のUAV WTRU機能は、UAV WTURが、UAS対応WTRUであることを示す1つ以上のインジケータを含み得る。ステップ1310で、UAVは、AMFから、UAV WTRUがネットワークアクセスに対して認証及び承認されているかどうかを示す、認証及び承認応答を含む、(第1の)NAS応答メッセージを受信し得る。UAVは、AMFから、UAV WTRUを介して、NAS応答メッセージを受信し得る。
ステップ1315で、UAVは、AMFに、結合要求指示、UAV識別(UAV ID)、及びUSS識別(USS ID)を含む、(第2の)NAS要求メッセージを送信し得る。USS IDに基づいて、UAV IDは、UAV WTRUの承認を、UAV IDと関連付けられたUAVと結合させるための結合要求メッセージにおいて、AMFによって、USS/UTMに搬送され得る。USS IDは、IPアドレス、ドメイン名、完全修飾ドメイン名(FQDN)などのNAS要求メッセージ(すなわち、USS/UTMのアドレス)の宛先アドレスであり得る。USS IDは、USSプロバイダによって、UAVにおいて事前構成されるか、又はネットワークから受信され得る。(第2の)NAS要求メッセージは、UAV WTRUを介して、AMFに送信され得る。ステップ1320で、UAVは、AMFから、UAVがUAV WTRUと結合されているかどうかを示す結合応答指示を含む、(第2の)NAS応答メッセージを受信し得る。結合応答指示は、USS/UTMによって判定され、USS/UTMによってAMFに通知され得る。(第2の)NAS応答メッセージは、AMFから、UAV WTRUを介して受信され得る。
ステップ1325で、結合応答指示が、UAVが、UAV WTURに正常に結合されていることを示す場合、ステップ1330で、UAVは、AMFに、ペアリング要求指示及びUAV-C IDを含む、(第3の)NAS要求メッセージを送信し得る。UAV-C IDは、AMFによって、UAVの承認を、UAV-C IDと関連付けられたUAV-Cとペアリングするためのペアリング要求メッセージにおいてUSS/UTMに搬送され得る。(第3の)NAS要求メッセージは、PDUセッション要求であり得、AMFを介して、UAV WTRUによって、SMFに送信され得る。ステップ1335で、UAVは、AMFから、UAVがUAV-Cとペアリングされていることを示すUAS IDを含む、(第3の)NAS応答メッセージを受信し得る。NAS応答メッセージは、遠隔IDを追加的に含むことができる。UAS IDは、UAV及びUAV-Cペアの承認時に、USS/UTMによって割り当てられ、USS/UTMからAMFに転送され得る。(第3の)NAS応答メッセージは、PDUセッション応答であり得、AMFを介して、SMFから、UAV WTRUによって受信され得る。
ステップ1340で、UAS IDを受信すると、UAVは、セッション管理機能(SMF)を介して、コマンド及び制御(C2)通信のための、UAV-CとのPDUセッションを確立し得る。UAV IDは、製造元に割り当てられたシリアル番号(又はエアフレームID)であり得、UAV WTRU IDは、GPSI、MSIDN、IMEI、MSISDN、IMSIなどである。UAV-C IDは、製造元に割り当てられたシリアル番号であり得る。
特徴及び要素は、特定の組み合わせで上述されているが、当業者であれば、各特徴又は要素を単独で、又は他の特徴及び要素との任意の組み合わせで使用することができることを理解するであろう。加えて、本明細書に記載される方法は、コンピュータ又はプロセッサによる実行のためにコンピュータ可読媒体に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア、又はファームウェアに実装され得る。コンピュータ可読媒体の例としては、(有線又は無線接続を介して送信される)電子信号及びコンピュータ可読記憶媒体が挙げられる。コンピュータ可読記憶媒体の例としては、読み取り専用メモリ(read only memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内部ハードディスク及び取り外し可能なディスクなどの磁気媒体、磁気光学媒体、及びCD-ROMディスク、並びにデジタルバーサタイルディスク(digital versatile disk、DVD)などの光学媒体が挙げられるが、これらに限定されない。ソフトウェアに関連するプロセッサを使用して、WTRU、UE、端末、基地局、RNC、又は任意のホストコンピュータで使用するための無線周波数送受信機を実装され得る。