JP2022543864A

JP2022543864A - メディア再生機器にコンテンツを提供するための方法およびシステム

Info

Publication number: JP2022543864A
Application number: JP2022507818A
Authority: JP
Inventors: ヒューソン，ジェーソン
Original assignee: ホップラリミテッド
Priority date: 2019-08-05
Filing date: 2020-08-05
Publication date: 2022-10-14
Also published as: MX2022001546A; US11736757B2; US20210084359A1; US20230353818A1; BR112022001996A2; EP4011064A1; AU2020326731A1; EP4011064A4; CA3150048A1; KR20220041209A; WO2021022333A1; IL290343A

Abstract

デジタル機器のためのコンテンツオーバーレイシステムは、前記デジタル機器の１つ以上のアプリケーションの活性化および／または使用を示すデータを生成するために、前記デジタル機器のイベントを監視するように構成された処理モジュールを備える。処理モジュールは、前記生成されたデータを処理して、アクティブウィンドウ上にコンテンツをオーバーレイする時間を示すタイミングデータを決定するように、および／またはオーバーレイするコンテンツを決定するように構成される。オーバーレイ生成モジュールは、アクティブなストリーミングウィンドウまたはアプリケーションの前にオーバーレイウィンドウを配置し、オーバーレイウィンドウにコンテンツを表示する。オーバーレイ生成モジュールは、前記決定されたタイミングデータおよび／または前記決定されたコンテンツに従って、前記オーバーレイウィンドウを生成し、オーバーレイコンテンツサーバからコンテンツを表示するように構成される。

Description

本発明は、デジタル機器上で実行される任意のアプリケーション上でコンテンツオーバーレイコンテナとしてデジタルコンテンツ（映像、画像、音声など）を提供することを含む、デジタル機器を制御するための方法およびシステムに関する。

いわゆる「セットトップボックス」（ＳＴＢ）は、テレビ（ＴＶ）または他のタイプのディスプレイモニタに共通に接続されるメディア再生機器である。このようなＳＴＢは一般に、この目的のために特別に設計されたオペレーティングシステムと、インターネットまたはローカルソース（例えば、ＤＶＤまたはＢｌｕ－ｒａｙディスク、あるいはローカルネットワークドライブ）からストリーミングされたメディアを受信するためのコンピュータソフトウェアアプリケーションの形式のストリーミングコンテンツプレーヤと、を有する専用のコンピューティングデバイスである。一般に、ＳＴＢは、Ａｎｄｒｏｉｄ^ＴＭオペレーティングシステムのバージョンを使用する。

いわゆる「モバイル機器」は、携帯電話またはタブレットである。このようなモバイル機器は典型的にはＳＭＳ、ギャラリーおよびホームスクリーンを含むが、これらに限定されないアプリケーションをホストするオペレーティングシステムを一般に有するコンピューティングデバイスである。

デジタル機器は、ＳＴＢ又はモバイル機器のような、メディアを再生することができる機器である。広告などの追加のコンテンツをメディア再生機器のユーザに提供することが望ましい。例えば、ストリーミングサービスの追加収益を得るために、映画を見ようとしているストリーミングサービスのユーザに広告することが望ましい。モバイル機器の場合、例としてはメディアストリーミング／再生アプリケーションなどの（これに限定されない）特定のアプリケーション上に、オーバーレイとしてディスプレイ広告を提供することである。

本発明は、ストリーミングプレーヤ及びモバイル機器を含むがこれらに限定されない多数のデジタル機器のためのオーバーレイコンテンツコンテナを提供するように開発されている。

本発明の一態様によれば、デジタル機器のためのコンテンツオーバーレイシステムが提供され、前記システムは、デジタル機器の１つ以上のアプリケーションの活性化および／または使用を示すデータを生成するために前記デジタル機器のイベントを監視するように構成された処理モジュールであって、前記生成されたデータを処理して、アクティブウィンドウ上にコンテンツをオーバーレイする時間を示すタイミングデータを決定するように、および／またはオーバーレイするコンテンツを決定するように構成される前記処理モジュールと、アクティブなストリーミングウィンドウまたはアプリケーションの前にオーバーレイウィンドウ（overlaid window）を配置し、オーバーレイウィンドウにコンテンツを表示するためのオーバーレイ生成モジュールであって、前記決定されたタイミングデータおよび／または前記決定されたコンテンツに従って、前記オーバーレイウィンドウを生成し、オーバーレイコンテンツサーバ（overlaid content server）からのコンテンツを表示するように構成される前記オーバーレイ生成モジュールと、を備える。

一実施形態では、前記アプリケーションは、ストリーミングコンテンツプレーヤを含む。一実施形態では、前記イベントを監視することは、前記デジタル機器のストリーミングコンテンツプレーヤを監視することを含む。特に、前記アプリケーションの活性化および／または使用は、前記デジタル機器のストリーミングコンテンツプレーヤの活性化および／または使用を含む。一実施形態では、前記デジタル機器は、メディア再生機器、および／または、メディア再生機器および／またはモバイル機器に接続可能な別の機器である。

一実施形態では、前記システムは、前記デジタル機器上で使用されるアプリケーションを監視するための動作モジュールをさらに備える。一実施形態では、前記監視することは、どのアプリケーションが使用されているか、およびそれらがいつ使用されているかを決定することを含む。一実施形態では、前記動作モジュールは、使用される各アプリケーションの各使用に少なくとも１つのタグを割り当てる。一実施形態では、前記タグは、ユーザ動作の指標である。

一実施形態では、タグは、ある期間に対して割り当てられ得る。当該期間の長さは、タグのタイプに依存し得る。一実施形態では、前記動作モジュールは、前記期間の終了時に前記タグが除去されるように構成される。

一実施形態では、前記動作モジュールは、前記タグが割り当てられた前記アプリケーションが最後に使用された時刻に従って複数のタグをランク付けするように構成される。一実施形態では、前記動作モジュールは、前記複数のタグの各々が寿命により除去されるまで、使用されたアプリケーションに従って前記複数のタグが累積されるように構成される。

一実施形態では、前記動作モジュールは、使用されるタグがＩＡＢカテゴリであるように構成される。

一実施形態では、前記処理モジュールは、前記生成されたデータを前記オーバーレイコンテンツサーバに送信し、前記オーバーレイコンテンツサーバは、前記オーバーレイ生成モジュールに表示されるコンテンツを提供する。別の実施形態では、前記処理モジュールは、前記生成されたデータに従って、前記オーバーレイコンテンツサーバが表示されるコンテンツを提供するように要求する。一実施形態では、前記オーバーレイコンテンツサーバは、コンテンツタイプに従ってコンテンツを提供する。一実施形態では、前記コンテンツタイプは、前記生成されたデータに従って決定される。

一実施形態では、前記アプリケーションまたは各アプリケーションは、それが実行しているアクティビティを前記処理モジュールに提供する。

一実施形態では、前記オーバーレイ生成モジュールは、オペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムにバンドルされたソフトウェアコンポーネントによって作成されたアラートウィンドウを備える。

一実施形態では、前記オーバーレイウィンドウは、ウェブコンテナとして構成される。

一実施形態では、前記オーバーレイウィンドウは、前記生成されたデータに従って構成される。一実施形態では、前記オーバーレイウィンドウの構成は、前記生成されたデータおよび／またはコンテンツタイプに従って構成される。

一実施形態では、前記コンテンツは広告である。

一実施形態では、前記デジタル機器のユーザモジュールは、前記オーバーレイコンテンツサーバによって記憶されたアカウントを作成し、前記オーバーレイコンテンツサーバによって割り当てられた前記ユーザへの識別を記憶するように構成される。

前記デジタル機器の所在地が決定され、前記所在地が、前記オーバーレイコンテンツを決定するために使用される。

一実施形態では、前記システムは、前記アクティブなストリーミングコンテンツプレーヤに制御信号を提供するように構成された制御モジュールをさらに備える。一実施形態では、前記制御信号は、差し込まれたキーストロークまたはボタン押下／タップの形態である。一実施形態では、前記制御モジュールは、ユーザから受信した複数のキーストロークまたは複数のボタン押下／タップをインターセプトする。一実施形態では、前記インターセプトされたキーストロークは、前記ストリーミングコンテンツプレーヤの入力に、後に差し込まれるために記憶される。

一実施形態では、制御モジュールがアプリケーション内入力を解析（parse）するように構成され、そうするように構成されるとき、前記制御モジュールは、オーバーレイコンテンツを開始し、オーバーレイコンテンツが完了すると、前記アプリケーションに前記入力を提供するように構成される。

一実施形態では、前記処理モジュールは、前記メディアプレーヤ機器によって受信されたキーストロークまたはボタン押下／タップがインターセプトされ、前記ストリーミングコンテンツプレーヤへの入力として後に差し込まれ、前記オーバーレイコンテンツの提示を容易にするように構成される。例えば、オーバーレイコンテンツが中断されないように、ストリーミングが一時停止されることがある。オーバーレイコンテンツが終了すると（場合によってはオーバーレイウィンドウが閉じられると）、ストリーミングが再開され、インターセプトされたキーストロークがストリーミングコンテンツプレーヤに提供される。従って、ストリーミングコンテンツは、オーバーレイコンテンツの存在のために失われることはない。

一実施形態では、前記処理モジュールは、ストリーミングされる、またはストリーミングされている前記コンテンツに基づいてデータを生成するようにも構成される。一実施形態では、このデータは、前記オーバーレイコンテンツを選択するために使用される。

一実施形態では、前記システムは、モバイル機器への接続を備える。一実施形態ではオーバーレイコンテンツまたは関連するコンテンツは、前記接続を介して前記モバイル機器に送信される。

一実施形態では、前記モバイル機器は、前記モバイル機器上で使用されるアプリケーションを監視することによってユーザプロファイルを生成するように構成される。一実施形態では、前記ユーザプロファイルは、前記ユーザ動作の前記指標に含めるために前記動作モジュールに送信される。一実施形態では、前記監視することは、どのアプリケーションが使用されているか、およびそれらがいつ使用されているかを決定することを含む。一実施形態では、モバイル機器は、使用される各アプリケーションの各使用に少なくとも１つのタグを割り当てる。一実施形態では、前記タグは、前記ユーザプロファイルにおいて使用される。

開示される一態様によれば、オーバーレイコンテンツをデジタル機器に供給するためのオーバーレイコンテンツサーバが提供され、前記サーバは、１つ以上のデジタル機器からのデータ、１つ以上のアプリケーションの活性化および／または使用を示すデータ、ならびに前記対応するデジタル機器のそれぞれのユーザの動作の受信機と、前記それぞれのデジタル機器に送信されるオーバーレイコンテンツを決定するためのプロセッサであって、前記決定することは、前記対応するデジタル機器の１つ以上の前記アプリケーションの活性化および／または使用、ならびに前記対応するデジタル機器のそれぞれのユーザの動作のうちの１つ以上に従って、コンテンツを選択および／または構成することを含む、プロセッサと、前記対応するデジタル機器への前記それぞれのオーバーレイコンテンツの送信機と、を備える。

一実施形態では、前記動作はユーザ動作の指標である複数のタグを含み、前記複数のタグは、前記対応するデジタル機器に送信されるオーバーレイコンテンツを選択するために使用される。

一実施形態では、受信機はまた、アカウントを作成するために前記デジタル機器から情報を受信する。前記サーバは前記ユーザに識別を割り当て、前記送信機は前記デジタル機器に前記識別を送信する。一実施形態では、前記サーバは、前記対応するユーザの前記識別に関連付けて前記それぞれのユーザ動作を記憶するためのデータベースを備える。

一実施形態では、前記受信機は、前記それぞれのデジタル機器の所在地も受信し、これは、前記対応するユーザの前記識別に関連付けて前記データベースに記憶される。一実施形態では、前記プロセッサは、前記データベースに記憶された情報を使用して、前記対応するデジタル機器に送信される前記オーバーレイコンテンツおよび／または前記それぞれのオーバーレイコンテンツの前記構成を決定するように構成される。

一実施形態では、前記受信機は、前記アプリケーションが前記対応するデジタル機器のメディアストリーミングプレーヤである場合に、ストリーミングされる、またはストリーミングされている前記コンテンツを示すデータを受信し、前記プロセッサは、前記対応するデジタル機器に送信される前記それぞれのオーバーレイコンテンツを選択および／または構成するように構成される。

開示される一態様によれば、デジタル機器上のオーバーレイコンテンツを提供する方法が提供され、前記方法は、１つ以上のアプリケーションの活性化および／または使用を示すデータを生成するためにデジタル機器の前記１つ以上のアプリケーションを監視するステップと、前記生成されたデータに基づいて、前記アプリケーションのうちのアクティブなもののアクティブウィンドウ上にコンテンツをオーバーレイするタイミング、および／またはオーバーレイするコンテンツを決定するステップと、前記アクティブなストリーミングウィンドウの前にオーバーレイウィンドウを配置するステップと、前記決定されたタイミングおよび／または決定されたコンテンツに従って、オーバーレイコンテンツサーバからオーバーレイコンテンツを受信するステップと、オーバーレイウィンドウに前記オーバーレイコンテンツを表示するステップと、を含む。

一実施形態では、前記方法は、前記デジタル機器および／または前記デジタル機器に接続可能な別の機器上で使用されるアプリケーションを監視するステップと、どのアプリケーションが使用されるか、およびそれらがいつ使用されるかを決定するステップとをさらに含む。一実施形態では、この方法は、使用される各アプリケーションの各使用に少なくとも１つのタグを割り当てるステップをさらに含む。

一実施形態では、前記方法は、ある期間よりも古いタグを失効させるステップをさらに含む。

一実施形態では、前記方法は、前記タグが割り当てられた前記アプリケーションが最後に使用された時刻に従って前記複数のタグをランク付けするステップをさらに含む。

一実施形態では、前記方法は、前記生成されたデータを前記オーバーレイコンテンツサーバに送信するステップと、前記オーバーレイコンテンツサーバから表示されるオーバーレイコンテンツを受信するステップと、をさらに含む。

別の実施形態では、前記方法は、前記生成されたデータに従って、前記オーバーレイコンテンツサーバから表示されるオーバーレイコンテンツを要求するステップをさらに含む。

一実施形態では、前記方法は、前記アプリケーションから、実行中のアクティビティを受信するステップと、前記アクティビティに基づいて、コンテンツをオーバーレイするタイミング、および／またはオーバーレイするコンテンツを決定するステップと、をさらに含む。

一実施形態では、前記方法は、前記生成されたデータに従って前記オーバーレイウィンドウを構成するステップをさらに含む。

一実施形態では、前記方法は、前記アクティブなストリーミングコンテンツプレーヤに制御信号を提供するステップをさらに含む。一実施形態では、前記制御信号を提供するステップは、キーストロークまたはボタン押下／タップを前記ストリーミングコンテンツプレーヤの入力に差し込まれるステップを含む。一実施形態では、前記方法は、ユーザから受信した複数のキーストロークまたは複数のボタン押下／タップをインターセプトするステップをさらに含む。一実施形態では、前記方法は、前記オーバーレイコンテンツを中断することなく、および／または、前記ストリーミングされたコンテンツを失うことなく、前記オーバーレイコンテンツが提供され得るように、前記ストリーミングコンテンツプレーヤの入力に、インターセプトされたキーストロークを差し込むことを遅延させるステップをさらに含む。

一実施形態では、前記方法は、アプリケーション内入力を解析（parse）するステップをさらに含み、それはオーバーレイコンテンツを開始し、前記オーバーレイコンテンツが完了すると、前記アプリケーションに前記入力を提供する。

一実施形態では、前記方法は、ストリーミングされる、またはストリーミングされている前記コンテンツに基づいてデータを生成するステップをさらに含む。一実施形態では、前記方法は、前記生成されたデータに従ってオーバーレイコンテンツを選択するステップをさらに含む。

一実施形態では、前記方法は、前記オーバーレイコンテンツまたは関連するコンテンツを、接続されたモバイル機器に送信するステップをさらに含む。

一実施形態では、前記方法は、モバイル機器上で使用される複数のアプリケーションを監視することによってユーザプロファイルを生成するステップをさらに含む。一実施形態では、前記方法は、ユーザ動作を示す前記データに含めるために、前記モバイル機器から前記デジタル機器に前記ユーザプロファイルを送信するステップをさらに含む。一実施形態では、前記方法は、どのアプリケーションが使用されているか、およびそれらがいつ使用されるかを決定することによって前記ユーザプロファイルを生成するステップをさらに含む。一実施形態では、前記方法は、使用される各アプリケーションの各使用に少なくとも１つのタグを割り当てることによって前記ユーザプロファイルを生成することをさらに含む。

また、本発明の別の態様によれば、デジタル機器を制御する方法が提供され、前記方法は、タスクを実行するために前記機器を操作するコマンドを受信するステップと、条件が満たされているかどうかをチェックするステップと、前記条件が満たされているとき、タスクの実行を延期するステップと、代わりに代替タスクを実行するステップと、前記代替タスクが完了するとき、延期された前記タスクを再開するステップと、を含む。

一実施形態では、前記代替タスクは、前記延期タスクのウィンドウの前のオーバーレイウィンドウにコンテンツをオーバーレイする。一実施形態では、前記延期されたタスクは、ストリーミングされた映像コンテンツを再生することである。一実施形態では、前記タスクを延期するステップは、前記映像コンテンツの再生を一時停止するステップを含む。一実施形態では、前記延期されたタスクへのさらなる受信コマンドは、前記延期されたタスクが再開されるまで無視される。一実施形態では、前記延期されたタスクを一時停止するステップは、前記延期されたタスクを実行するアプリケーションの入力に一時停止コマンドを差し込むステップを含む。一実施形態では、前記タスクを再開するステップは、前記延期されたタスクを実行する前記アプリケーションの前記入力に、再生または他の起動コマンドを差し込むステップを含む。

一実施形態では、前記条件は、前記コマンドがアプリケーション上でアクションを開始すること、および前記アプリケーションがプロファイルの１つ以上の基準を満たすものであることを含む。

また、本発明によれば、モジュールを備えるデジタル機器が提供され、前記モジュールは、タスクを実行するために前記機器を操作するコマンドを受信し、条件が満たされているかどうかをチェックし、条件が満たされるとき、タスクの実行を延期し、代わりに代替タスクを実行し、前記代替タスクが完了するとき、延期されたタスクを再開するように構成される。

また、本発明の別の態様によれば、デジタル機器のユーザをプロファイリングする方法が提供され、前記方法は、前記機器上の監視されるアプリケーションごとにカテゴリタグが割り当てられる場合、前記機器上の複数のアプリケーションのユーザを監視するステップと、使用されるアプリケーションごとに、前記それぞれのアプリケーションへの前記カテゴリの割り当てに従って、前記プロファイルにタグを追加するステップと、前記アプリケーションが一定期間使用されていないとき、前記プロファイルからタグを除去するステップと、を含む。

一実施形態では、タグのサブカテゴリが、前記使用されるアプリケーションのコンテンツに従ってプロファイルに割り当てられる。一実施形態では、前記コンテンツのソース、インデックス情報、または他の情報が、前記サブカテゴリタグをルックアップするために使用される。

また、本発明によれば、モジュールを備えるデジタル機器が提供され、前記モジュールは、前記機器上の監視されるアプリケーションごとにカテゴリタグが割り当てられる場合、前記機器上の複数のアプリケーションのユーザを監視し、使用されるアプリケーションごとに、前記それぞれのアプリケーションへの前記カテゴリの割り当てに従って、前記プロファイルにタグを追加し、前記アプリケーションが一定期間使用されていないとき、前記プロファイルからタグを除去するように構成される。

本明細書および特許請求の範囲全体を通して、文脈上別段の要求がない限り、「備える（comprise）」という語または「備える（comprises）」または「備える（comprising）」などの変形型は、記載される整数または整数の群を含むことを意味すると理解されるが、他の整数または整数の群を除外するものではない。

本発明をより良く理解するために、例示的な実施形態を添付の図面を参照して以下に説明する。

本発明の一実施形態に係るデジタル機器におけるコンテンツオーバーレイシステムの概略平面図である。

本発明の一実施形態の一態様に係るアプリケーション使用の動作プロファイルを構築する手順を示す。

本発明の一実施形態の別の態様に係るメディアコンテンツ／カテゴリ／レーティング視聴の行動プロファイルを構築する別の手順を示す。

本発明の一実施形態の一態様に係るデジタル機器を制御する一連のステップを示す。

本発明の一実施形態の別の態様に係るデジタル機器を制御する別の一連のステップを示す。

本発明の一実施形態に係るコンテンツオーバーレイシステムの部分間の対話を示す。

図１を参照すると、ディスプレイ１２と、メディア再生機器１４のようなデジタル機器とを含むメディア再生システム１０がある。メディア再生機器１４は、例えばオペレーティングシステム１６を実行するコンピュータプロセッサを有するセットトップボックス（ＳＴＢ）であり、オペレーティングシステム１６は例えば、ＳＴＢを制御するのに適した、あるバージョンのＡｎｄｒｏｉｄ^ＴＭオペレーティングシステムである。ＳＴＢは、ストリーミングランチャ２０と、他のストリーミングアプリケーション（Ａｐｐｓ）１８とを備える。他のストリーミングアプリケーション１８は、ストリーミングされたメディアのプロバイダ（例えば、Ｎｅｔｆｌｉｘ^ＴＭ、Ｓｔａｎ^ＴＭ、Ｆｏｘｔｅｌ^ＴＭなど）から、インターネットから、あるいはローカルソース（例えば、ＤＶＤ^ＴＭまたはＢｌｕ－ｒａｙ^ＴＭディスク、またはローカルネットワークドライブ）から、ストリーミングされたコンテンツを取得する。また、ＨＴＭＬ広告および映像広告を提供するオーバーレイコンテンツサーバと、広告、運用型広告、直接購入、および第三者検証のためのリアルタイム入札を提供するインフラストラクチャとを備える広告エコシステム２００も存在する。デジタル機器は、モバイル機器（電話またはタブレット）またはパーソナルコンピュータのような他の形態をとることができる。

システム１０は、メディア再生機器１４に設置されたサービス３０と、サーバ（典型的には仮想サーバまたはサーバのクラスタ）上で稼動する遠隔のインターネット接続バックエンドシステム１００とを備える。サービス３０は、メディア再生機器１４上のオーバーレイコンテンツの動作を制御するようにプロセッサを制御する命令を含むコンピュータソフトウェアによって実行される処理モジュールである。処理モジュールは、監視モジュール３２を備える。監視モジュール３２は、メディア再生機器１４におけるアプリの起動および使用を検出し、アプリの使用を反映したデータを生成する。また、処理モジュールは、アプリの使用から生成された上記データを処理して、ストリーミングコンテンツプレーヤのうちのアクティブなもののアクティブウィンドウ上にコンテンツをオーバーレイするタイミング、および／またはオーバーレイするコンテンツを決定するように構成される。

また、処理モジュールは、オーバーレイ生成モジュールを備える。これにより、オーバーレイウィンドウ８をアクティブなストリーミングウィンドウ６の前に配置し、オーバーレイウィンドウ８（オーバーレイ）にコンテンツを表示する。オーバーレイ生成モジュールは、決定されたタイミングおよび／または決定されたコンテンツに従って、エコシステム２００のオーバーレイコンテンツサーバからオーバーレイウィンドウおよび表示コンテンツ３１４を生成する（３００）ように構成される。オーバーレイウィンドウ８は、サイズがフルスクリーンであっても、それより小さくてもよい。

また、サービス３０は、バックエンドシステム１００から受信した構成データを記憶するためのローカル構成データベース３４を備える。

また、サービス３０は、動作（挙動）モジュール３６を備える。これにより、メディア再生機器および／またはメディア再生機器に接続可能な別の機器上で使用されるアプリケーションを監視する。一実施形態では、監視することはどのアプリケーションが使用されるか、およびいつ使用されるかを決定することを含む。一実施形態では、動作モジュールは、使用される各アプリケーションの各使用に少なくとも１つのタグを割り当てる。一実施形態では、タグは、ユーザ動作（挙動）の指標である。また、動作モジュール３６は、ユーザとオーバーレイ８との対話から生じるイベントを追跡する。

サービス３０が（データベース３４内の構成に従って）監視するように構成されるすべてのアクションは、バックエンドシステム１００のデータレイク１０２に送信されるイベントを動作モジュール３６に生成させることとなる。

また、サービス３０は、ユーザインターフェースを有する遠隔機器へのインターフェース３８を備える。インターフェース３８は、モバイルコンピューティング機器（スマートフォン、タブレット等）上の遠隔制御または遠隔制御アプリケーション等である。インターフェース３８は、リーンバックＵＩであってもよい。

サービス３０は、好ましくはバックグラウンドアプリケーションとして実行されるソフトウェアアプリケーションである。ソフトウェアアプリケーションは、（オペレーティングシステム１６と共に）必要な機能を実行するようにメディア再生機器１４のプロセッサを動作させる制御を行う命令を含む。コンピュータソフトウェアは、機器１４の不揮発性メモリ（ハードディスクドライブまたはフラッシュドライブなど）に記憶され、実行のためにプロセッサによってアクセスされてもよい。オペレーティングシステム１６は、本明細書で説明するように実行するのに十分なスーパーユーザ権限などの十分な権限をサービス３０に提供するために、ＳＴＢまたは同様の機器内でカスタマイズすることができる。

サービス３０は、機器１４の起動または再起動時に自動的に起動する。最初に実行されると、サービス３０はユーザアカウントを作成し、ＡｎｄｒｏｉｄＡｄｖｅｒｔｉｓｉｎｇＩＤなどの識別子を自動的に取得して、運用型広告の提供のために広告エコシステム２００に統合することを可能とする。また、サービス３０は、所在地ベースの広告のために、記憶された所在地特性２２からセットトップボックスの所在地を決定する。

起動後、サービス３０はアプリケーション検出モードに入り、ここで、監視モジュール３１４は、構成されたアプリケーション１８／２０に対するアクティビティの監視を開始する。

ＳＴＢ上のすべてのコンテンツストリーミングアプリケーション（および他のアプリケーション）１８／２０は、実行する様々なアクティビティをブロードキャストする。例えば、ストリーミングアプリケーションは以下の内容を報告する。
・「ライブテレビ」の視聴
・「ビデオオンデマンド」セクションで
・「放送番組一覧」の表示
・または、コンテンツの「再生」
・など

広告されていないプリケーションであっても、分析モジュール１０８によって提供される分析機能を介して監視し、報告することができる。

サービス３０の処理モジュールは、オーバーレイを有するように構成され、他のすべての条件（タイミング、スケジューリングなど）を満たすアプリケーションアクティビティを検出すると、オーバーレイ構成要素を起動する。

データレイク１０２は、動作モジュール３６からデータ３０４を（他のメディア再生機器の他の動作モジュールと同様に）受信するように構成される。データレイク１０２は、以下のような、エコシステム２００、ならびに個々のＳＴＢレベルおよび要約レベル内で発生したすべてのアクティビティに関する詳細できめ細かいデータビューを提供する：
・ストリーミングアプリケーションの入力
・ストリーミングアプリケーションのアクティビティの入力
・広告表示
・広告完了

また、データレイク１０２は、分析モジュール１０８によって生成された分析を記憶してもよい。分析モジュール１０８は、動作モジュール３６からのデータを分析するように構成され、以下に対してデータレイク１０２を分析するためのビジネスインテリジェンスツールを提供する：
・ユーザの動作とアクティビティ
・アプリケーションの使用
・広告の視認性と監査

バックエンドシステム１００は、構成モジュール１０６を備える。構成モジュール１０６は、リアルタイムデータベース１０４に制御データを記憶することによってシステム１０の動作を制御するように使用され、その後、バックエンドシステム１００から（それぞれの）メディア再生機器１４の（それぞれの）接続されたローカル構成データベース３４に、３０６の関連データを複製する。また、構成モジュール１０６は、広告がオーバーレイコンテンツ８に含まれるようにするための設定として、広告エコシステム２００への入力を提供することができる。

また、システム１０は、データレイク１０２から取得されたデータ３１０に基づいて監査機能３１２を提供する監査モジュール２１０を備える。

バックエンドシステム１００は、必要な機能を実行するようにそのプロセッサを動作させる制御を行う命令を含むコンピュータソフトウェアによって制御される。コンピュータソフトウェアは、システム１００の不揮発性メモリ（クラウド記憶装置など）に記憶され、実行のためにプロセッサによってアクセスされてもよい。

構成モジュール１０６は、プレーヤ機器１４上のオーバーレイの動作を細かく制御することを可能にする。制御は以下に拡張することができる：

ＳＴＢアプリケーションアクティビティ定義。
ａ．サービス３０が検出するアプリケーションアクティビティを定義
ｂ．アプリケーションごとの複数のアクティビティ

オーバーレイグループ定義
ａ．サイジング
ｂ．スケーリング
ｃ．タイミング動作
ｄ．アニメーション

オーバーレイ定義
ａ．ＨＴＭＬスニペット
ｂ．ＪａｖａＳｃｒｉｐｔ広告統合コード
ｃ．ＡＰＩ第３者統合
ｄ．ローカルキャッシュ付き画像
ｅ．機器レベルのデータを統合するためのキーワード置換

スケジューリング

構成モジュール１０６は、全てのコンテンツストリーミングアプリの全てのこれらの状態が異なる種類の広告、すなわち、バナー広告、インタースティシャルフルスクリーンテイクオーバー等を対象とすることを可能にする。

（オーバーレイ）
サービス３０は、構成データベース３４に記憶された構成に従って適切なアプリケーションアクティビティを検出するとき、オーバーレイ８を起動する。

一実施形態では、オーバーレイ８は、アラートウィンドウと呼ばれるＡｎｄｒｏｉｄ^ＴＭ機能を利用する。アラートウィンドウは、正しい許可を得て、上記の他のアプリケーションを表示することができる。好ましい形態では、オーバーレイ８は、利用可能なスクリーン領域（screen real estate）に従ってスクリーン上の任意の場所に配置することができ、任意のサイズにスケーリングすることができるウェブコンテナである。このオーバーレイはストリーミングアプリケーションとは別に、広告または他の通知を表示するアプリケーションの上端に配置され、アプリケーションごとに（例えば大きさおよびタイミングを）設定できる。

一実施形態では、例えばオーバーレイの位置のために構成詳細が構成モジュール１０６によって変更されるとき、その変更はすべての機器１４にわたってリアルタイムでデータベース１０４および次にそれぞれのデータベース３４に伝播される。

オーバーレイ自体は以下のようなものである：
・画像
ｏ直接広告のような直接画像は、スケーリングされ、オーバーレイに示される画像リンクである。また、高速アクセスのために上記機器にキャッシュされる。
・ＨＴＭＬ
ｏ広告クリエイティブなどのＨＴＭＬスニペット。
・ＵＲＬ
ｏオーバーレイに表示されるｈｔｍｌページへのＵＲＬリンク
・ＪａｖａＳｃｒｉｐｔコールアウト
ｏＨＴＭＬ広告クリエイティブを還元する広告供給側入札プラットフォームへの統合ポイントのようなＪａｖａＳｃｒｉｐｔコンポーネント
ｏＡＰＩ統合－ＨＴＭＬ広告クリエイティブを還元する広告エコシステムへの統合

ＪａｖａＳｃｒｉｐｔコールアウトおよびＡＰＩ統合は、ユーザおよび機器に関する広範なメタデータを、広告ターゲットのタグ付け機能に加えて、含み得る。これは、広告エコシステムＪａｖａＳｃｒｉｐｔまたはＡＰＩインターフェースで指定されたキー値ペアの統合定義において、キーワードを置換することによって実現される。

（広告統合）
広告エコシステム２００は、好ましくはリアルタイム入札および運用型購入の市場にアクセスし、広告への投資支出に対する良好な還元を提供するために、ＪａｖａＳｃｒｉｐｔおよびＡＰＩ統合を用いて構成される。正確な広告ターゲティングを保証するために、これらの統合ポイントを介して、詳細な機器およびユーザベースのデータを提供することができる。クリエイティブサイジングには制限がなく、すべてのＩＡＢ標準サイジングに加えて任意のカスタムサイズをオーバーレイ８に提供することができる。

購入された広告が見られ、消費され、その消費が正確に記録されることには高い確実性を有し得る。広告は、「折り目の下（below the fold）」には現れず、そうでなくとも目立たないものではない。

（アクティブタグ付け）
発行者は、タグを使用して、サイト上のコンテンツの分類を伝達する。タグは本質的に、ニュース、スポーツなどのウェブコンテンツの性質を一般に定義するキーワードである。オーストラリアの双方向広告業界団体（ＩＡＢ）は、発行者コンテンツを定義するためのコンテンツカテゴリおよびサブカテゴリのリストである「発行者カテゴリ」のリストを提供する。広告主が広告フックをコンテンツページに配置するとき、それらのフックは指定されたタグを経て、適切かつ関連する広告クリエイティブがサイト上の表示に対して還元されることを保証する。

ユーザプロファイルは、記憶装置２２内の機器１４上に記憶される。プロファイルは限定されるものではないが、以下のような詳細を含み得る：
・年齢
・ジェンダー
・広告ＩＤ
・所在地
・機器
・キャリア情報

図２を参照すると、機器１４または別の機器（スマートフォンまたはタブレットなど）となり得る機器４００のユーザ４１０に、４２０を提示し、関心のあるカテゴリを選択するように求め得る。選択は、（タグ４３０によって示されるように）プロファイルに記録される。次いで、このプロファイルデータは、ユーザの詳細に基づく適切な広告ターゲティングのために広告エコシステム２００に統合され得る。さらに、ユーザが使用するアプリに関するユーザの動作、およびユーザがそれらを使用するタイミングは、適切にターゲット広告を選択するために使用され得る。例えば、ユーザが航空予約アプリをいつ使用したか、およびそのアプリがどれくらい前に使用されたかを知っているならば、これは、適切な旅行指向広告をターゲットとするのに役立ち得る。

使用されるアプリケーションには、定義済みのタグセットがアクティブにタグ付けされる。例えば、食品配達アプリに「ファストフード、フードデリバリー」のタグを付けることができ、賭けアプリに「スポーツ、スポーツ賭け、フットボール」または１つ以上のタグからなる任意の他の組として定義することができる。さらに、このタグ付けに時間帯を追加することができる。例えば、アプリが特定の期間（例えば過去１時間、７日間、３０日間など）に使用された場合にタグは有効となる。

図２に戻って参照すると、アプリ４２２、４２４、４２６、および４２８のそれぞれが使用されるとき、それぞれのタグ４３２、４３４、４３６、および４３８がプロファイルに追加される。好ましくは、使用されるタグは、同じ時間帯コンセプトを有するＩＡＢカテゴリ（または同様のもの）である。したがって、プロファイルは、ユーザの現在のアクティブタグプロファイルを構築する。このアクティブタグのセットは、本質的にはユーザが使用するアプリケーションに関するユーザの好みおよび動作の現在の画像である。

「アクティブタグ」は、ユーザが使用するアプリ、およびユーザがアプリを使用するタイミングに対応する、ユーザの体系的なビューを表す。

このようにタグ付けすることの利点は、広告エコシステムの言語（パブリッシングタグ）を使用し、ユーザアプリの挙動を表すようにタグを使用することである。これは、次に、ターゲット広告の選択をより容易にし、ユーザにとって関心がある可能性をより高くする。また、タグは、時間コンポーネントを表し得る。種々のタグは、設定可能な時間ベースの方法でアクティビティ（例えば、ユーザが過去１時間以内にライド共有アプリを使用していること）を表す。

図３を参照すると、ＳＴＢ環境ではユーザが関与する任意の他のアプリケーションが依然として追跡されるが、また、アクティブタグ４３０Ａ、４３０Ｂ、および４３０Ｃは、ユーザが視聴するコンテンツ６Ａ、６Ｂ、および６Ｃに対して構築される。

したがって、ユーザのコンテンツ／ジャンル／レーティングおよび視聴動作の包括的なリストが、広告対話を経て、動作モジュールによってユーザのプロファイルに組み込まれる。その結果、より良好なターゲット広告を提供することができる。

（アプリケーションエンゲージメントデトゥア）
一実施形態では、サービス３０は、サービス３０がストリーミングコンテンツとのあらゆる競合を制限しつつ、ストリーミングコンテンツ環境内のユーザに対して、ターゲット映像広告を含むターゲット運用型広告を許可することによって、エンゲージメント機会を最大化するように、アンダーレイするアプリケーションと関与する能力を有する。

（キーストローク挿入）
一実施形態では、サービス３０は、リモートコントローラ１５によって発行されたすべてのアクションまたはいくつかのアクションを吸収し、次に、それ自体の指令を発行するように構成される。

この機能の１つの使用例が図４に示されている。ユーザが再生５０２を押して映像コンテンツの再生を開始したことをサービス３０が検出（５０６）したとき、そしてサービス３０がその段階（５２０）においてフルスクリーン映像広告を表示するように構成されるとき、ストリーミングコンテンツプレーヤ２０は、ディスプレイ／ＴＶ１２へのコンテンツ５０４のストリーミングを開始する。しかしながら、サービス３０は、プレーヤに一時停止キーストロークを発行（５２４）することによって、現在再生中の表示を一時停止し得る。次いで、サービス３０は、遠隔からの（例えば、「戻る」を除く）すべてのキー押下が無視（５２２）されることを保証し得る。次いで、サービス３０は、オーバーレイ８を使用して、第三者の広告エコシステム２００を介してサービス３０から提供（５２８）されるフルスクリーン運用型映像広告を表示し得る。広告が完了（５４０）すると、サービス３０は映像広告オーバーレイ８を閉じ、次にメディアプレーヤ２０に再生キーストロークを送信（５４４）する。通常の機能は、遠隔制御ボタンの押下の受信（５４２）により再開される。したがって、オーバーレイコンテンツの挿入は、あたかもストリーミングされたコンテンツ５０４の一部であるかのように、途切れなく見え得る。

（双方向対話型ボタン押下）
一実施形態では、サービス３０は、リモートコントローラ１５から受信したストリーミングコンテンツプレーヤのアプリケーションの制御を解析するように構成される。すなわち、サービス３０は、「再生」または「視聴の再開」など、コンテンツ表示ページのボタンを見て、関与し得る。

一実施例は図５に関連して説明される。サービス３０は、ユーザがリモートコントローラ１５からの入力６０２を介してアプリ１２内のボタン６１０を押下したことを検出（６０６）し得る。次に、サービスは、ユーザがそれを選択した後であり、ボタン６１０が押下されたことがアプリに通知される前に、ボタン押下を妨げ（６１２）得る。次いで、サービス３０はオーバーレイウィンドウ８を使用して、例えばアプリ１２上でフルスクリーンオーバーレイを実行（６２８）するように、広告６２０を表示し得る。この実施例は、フルスクリーン映像広告である。この間、リモートコントローラ１５によるボタンの押下は無視され、プレーヤ２０は、ユーザ対話を待つ（６２６）。広告が完了（６４０）すると、サービス３０はオーバーレイを閉じ、ユーザによって以前に選択されたボタン押下６４４を開始し、通常の動作が再開される。すなわち、コンテンツストリームは再生を開始する（６４６）。リモートコントローラ１５の通常の動作も再開する（６４２）。

このアプローチの利点は、映像広告が実際にはストリーミングコンテンツ上に表示されるのではなく、コンテンツが実際に開始される前にコンテンツ選択ページ上に表示されることである。これは標準的なプリロール広告のように見えるため、ユーザにとって途切れがないものである。

（プログラム分析）
サービス３０は、任意のアプリケーションにアンダーレイする画面の詳細を見ることができる。サービス３０は、広告ターゲティングの強化のために収集され得る情報を示す、事前に構成されたアプリケーションに対してこれを行う。例えば、サービス３０は、プログラム概要スクリーンの詳細を分析して、ストリーミングするプログラムに関する情報を導出する。これは、年齢に適した広告を含むターゲット広告を可能にする。

サービス３０は、ＡｎｄｒｏｉｄＡｃｃｅｓｓｉｂｉｌｉｔｙＳｅｒｖｉｃｅｓによってアプリケーションのＡｎｄｒｏｉｄビュー階層を継続的に見ることによって、実行中のフォアグラウンドアプリケーションのレイアウトプロファイルおよびアンダーレイしている構造を調べ得る。そして、サービス３０は、ラベル、ボタン、ウィンドウ位置、画像またはＵＲＬへの参照、およびボタンがフォーカスされているかどうかを含み得る、フォアグラウンドアプリケーションの内部識別子を発見し得る。また、実行中のフォアグラウンドアプリケーションのロギング出力を調べ得る。そして、サービス３０は、指定された識別子の有無または使用に基づいて広告オーバーレイを表示するなどのアクティビティを誘発することができる。例えば、サービス３０は、チャネルインジケータのようなガイドを構成する様々な内部システム識別子を見ることによって、ライブＴＶガイドがライブＴＶストリーム上で現在表示されていることを検出し得る。したがって、その時点で広告を表示し得る。同様に、サービス３０は、ガイドが消えたことを検出し、広告を削除し得る、またはガイドが消えたときに別の異なる種類の広告を表示し得る。

（モバイル機器の接続性）
図６を参照すると、アプリ７０２は、スマートフォンやタブレットなどのユーザのモバイル機器４００にインストールされ得る。サービス３０は、同じネットワーク上のモバイル機器４００と通信し得る。モバイルアプリ７０２のインストールを最初に保証するために、オーバーレイ８は、機器がアプリ７０２のインストーラを読み取って駆動し、サービス３０への許可された接続を確立する（７１０）ためのＱＲコードを表示し得る。モバイル機器４００とサービス３０との間に接続が確立されると、サービス３０は、ユーザプロファイル（例えば、アンドロイド広告識別子）及び他のプロファイル情報を取得し得る（７１２）。サービス３０によって広告プロバイダに広告呼び出しがなされる（７２０）と、このプロファイルはエコシステム２００を経由する。広告７２２が示すこの手段は、そのユーザのプロファイルを高度にターゲットとしている。また、この接続は、広告におけるユーザエンゲージメント（７２４）、すなわち、モバイル機器に送信される（７１４）申請に関するより多くの情報の取得を選択することを可能にする。

また、アプリはリモートコントローラと共に使用するのに理想的なＡｎｄｒｏｉｄＴＶアプリケーションのリーンバック機能を提供し得る

（監視）
サービス３０またはそのサブモジュールの性能および動作を監視するための監視モジュールを設けてもよい。オーバーレイモジュール８、または他の類似のオーバーレイモジュールは、標準サービス３０がユーザインターフェース（ＵＩ）上で実行されている間、監視ウィンドウをオーバーレイするために使用される。ユーザがＵＩの周りを移動し、サービス３０が広告を表示するようなアクションを実行すると、監視モジュールは、サービスが何を見て反応しているかを示す別のオーバーレイを示す。

本発明は、ストリーミングアプリケーションの内容にいかなる変更も必要としないという点で有利である。

記載されたおよび図面に示された文脈内において、複数の変更が本発明になされてもよい。このような変更は、本明細書中に記載された発明の一部を形成することが意図される。

Claims

デジタル機器の１つ以上のアプリケーションの活性化および／または使用を示すデータを生成するために前記デジタル機器のイベントを監視するように構成された処理モジュールであって、前記生成されたデータを処理して、アクティブウィンドウ上にコンテンツをオーバーレイする時間を示すタイミングデータを決定するように、および／またはオーバーレイするコンテンツを決定するように構成される前記処理モジュールと、
アクティブなストリーミングウィンドウまたはアプリケーションの前にオーバーレイウィンドウを配置し、オーバーレイウィンドウにコンテンツを表示するためのオーバーレイ生成モジュールであって、前記決定されたタイミングデータおよび／または前記決定されたコンテンツに従って、前記オーバーレイウィンドウを生成し、オーバーレイコンテンツサーバからのコンテンツを表示するように構成される前記オーバーレイ生成モジュールと、
を備えるデジタル機器のためのコンテンツオーバーレイシステム。
前記アプリケーションは、ストリーミングコンテンツプレーヤを含む、請求項１に記載のシステム。
前記イベントを監視することは、前記デジタル機器のストリーミングコンテンツプレーヤを監視することを含む、請求項１または２に記載のシステム。
前記アプリケーションの活性化および／または使用は、前記デジタル機器のストリーミングコンテンツプレーヤの活性化および／または使用を含む、請求項１から３のいずれか１項に記載のシステム。
前記デジタル機器上で使用されるアプリケーションを監視するための動作モジュールをさらに備える、請求項１から４のいずれか１項に記載のシステム。
前記監視することは、どのアプリケーションが使用されているか、およびそれらがいつ使用されているかを決定することを含む、請求項５に記載のシステム。
前記動作モジュールは、使用される各アプリケーションの各使用に少なくとも１つのタグを割り当てる、請求項５または６に記載のシステム。
前記タグは、ユーザ動作の指標である、請求項７に記載のシステム。
タグは、ある期間に対して割り当てられ得る、請求項７または８に記載のシステム。
前記動作モジュールは、前記期間の終了時に前記タグが除去されるように構成される、請求項９に記載のシステム。
前記動作モジュールは、前記タグが割り当てられた前記アプリケーションが最後に使用された時刻に従って複数のタグをランク付けするように構成される、請求項７から１０のいずれか１項に記載のシステム。
前記動作モジュールは、前記複数のタグの各々が寿命により除去されるまで、使用された前記アプリケーションに従って前記複数のタグが累積されるように構成される、請求項７から１１のいずれか１項に記載のシステム。
前記処理モジュールは、前記生成されたデータを前記オーバーレイコンテンツサーバに送信し、
前記オーバーレイコンテンツサーバは、前記オーバーレイ生成モジュールに表示されるコンテンツを提供する、請求項１から１２のいずれか１項に記載のシステム。
前記処理モジュールは、前記生成されたデータに従って、前記オーバーレイコンテンツサーバが表示されるコンテンツを提供するように要求する、請求項１３に記載のシステム。
前記オーバーレイコンテンツサーバは、コンテンツタイプに従ってコンテンツを提供する、請求項１３または１４に記載のシステム。
前記アプリケーションまたは各アプリケーションは、それが実行しているアクティビティを前記処理モジュールに提供する、請求項１～１５のいずれか１項に記載のシステム。
前記オーバーレイ生成モジュールは、オペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムにバンドルされたソフトウェアコンポーネントによって作成されたアラートウィンドウを備える、請求項１から１６のいずれか１項に記載のシステム。
前記オーバーレイウィンドウは、ウェブコンテナとして構成される、請求項１７に記載のシステム。
前記オーバーレイウィンドウは、前記生成されたデータに従って構成される、請求項１７または１８に記載のシステム。
前記オーバーレイウィンドウの構成は、前記生成されたデータおよび／またはコンテンツタイプに従って構成される、請求項１７～１９のいずれか１項に記載のシステム。
前記デジタル機器のユーザモジュールは、前記オーバーレイコンテンツサーバによって記憶されたアカウントを作成し、前記オーバーレイコンテンツサーバによって割り当てられた前記ユーザへの識別を記憶するように構成される、請求項１から２０のいずれか１項に記載のシステム。
前記デジタル機器の所在地が決定され、前記所在地が、前記オーバーレイコンテンツを決定するために使用される、請求項１から２１のいずれか１項に記載のシステム。
前記システムは、前記アクティブなストリーミングコンテンツプレーヤに制御信号を提供するように構成された制御モジュールをさらに備える、請求項１から２２のいずれか１項に記載のシステム。
前記制御信号は、差し込まれたキーストロークまたはボタン押下／タップの形態である、請求項２３に記載のシステム。
前記制御モジュールは、ユーザから受信した複数のキーストロークまたは複数のボタン押下／タップをインターセプトする、請求項２３または２４に記載のシステム。
前記インターセプトされたキーストロークは、前記ストリーミングコンテンツプレーヤの入力に、後に差し込まれるために記憶される、請求項２５に記載のシステム。
前記制御モジュールは、アプリケーション内入力を解析するように構成され、
前記制御モジュールは、オーバーレイコンテンツを開始し、オーバーレイコンテンツが完了すると、前記アプリケーションに前記入力を提供するように構成される、請求項２３から２６のいずれか１項に記載のシステム。
前記処理モジュールは、前記メディアプレーヤ機器によって受信されたキーストロークまたはボタン押下／タップがインターセプトされ、前記ストリーミングコンテンツプレーヤへの入力として後に差し込まれ、前記オーバーレイコンテンツの提示を容易にするように構成される、請求項１から２７のいずれか１項に記載のシステム。
前記処理モジュールは、ストリーミングされる、またはストリーミングされている前記コンテンツに基づいてデータを生成するようにも構成される、請求項１から２８のいずれか１項に記載のシステム。
前記データは、前記オーバーレイコンテンツを選択するために使用される、請求項２９に記載のシステム。
前記システムは、モバイル機器への接続を備える、請求項１から３０のいずれか１項に記載のシステム。
前記オーバーレイコンテンツまたは関連するコンテンツは、前記接続を介して前記モバイル機器に送信される、請求項３１に記載のシステム。
前記モバイル機器は、前記モバイル機器上で使用されるアプリケーションを監視することによってユーザプロファイルを生成するように構成される、請求項３１または３２に記載のシステム。
前記ユーザプロファイルは、前記ユーザ動作の前記指標に含めるために前記動作モジュールに送信される、請求項１から３４のいずれか１項に記載のシステム。
前記監視することは、どのアプリケーションが使用されているか、およびそれらがいつ使用されているかを決定することを含む、請求項３４に記載のシステム。一実施形態では、モバイル機器は、使用される各アプリケーションの各使用に少なくとも１つのタグを割り当てる。
オーバーレイコンテンツをデジタル機器に供給するためのオーバーレイコンテンツサーバであって、
１つ以上のデジタル機器からのデータ、１つ以上のアプリケーションの活性化および／または使用を示すデータ、ならびに前記対応するデジタル機器のそれぞれのユーザの動作の受信機と、
前記それぞれのデジタル機器に送信されるオーバーレイコンテンツを決定するためのプロセッサであって、前記決定することは、前記対応するデジタル機器の１つ以上の前記アプリケーションの活性化および／または使用、ならびに前記対応するデジタル機器のそれぞれのユーザの動作のうちの１つ以上に従って、コンテンツを選択および／または構成することを含む、プロセッサと、
前記対応するデジタル機器への前記それぞれのオーバーレイコンテンツの送信機と、を備えるサーバ。
前記動作はユーザ動作の指標である複数のタグを含み、前記複数のタグは、前記対応するデジタル機器に送信されるオーバーレイコンテンツを選択するために使用される、請求項３６に記載のサーバ。
前記受信機はまた、アカウントを作成するために前記デジタル機器から情報を受信する、請求項３６または３７に記載のサーバ。
前記サーバは前記ユーザに識別を割り当て、前記送信機は前記デジタル機器に前記識別を送信する、請求項３６から３８のいずれか１項に記載のサーバ。
前記サーバは、前記対応するユーザの前記識別に関連付けて前記それぞれのユーザ動作を記憶するためのデータベースを備える、請求項３６から３９のいずれか１項に記載のサーバ。
前記受信機は、前記それぞれのデジタル機器の所在地も受信し、これは、前記対応するユーザの前記識別に関連付けて前記データベースに記憶される、請求項３６から４０のいずれか１項に記載のサーバ。
前記プロセッサは、前記データベースに記憶された情報を使用して、前記対応するデジタル機器に送信される前記オーバーレイコンテンツおよび／または前記それぞれのオーバーレイコンテンツの前記構成を決定するように構成される、請求項３６から４１のいずれか１項に記載のサーバ。
前記受信機は、前記アプリケーションが前記対応するデジタル機器のメディアストリーミングプレーヤである場合に、ストリーミングされる、またはストリーミングされている前記コンテンツを示すデータを受信し、
前記プロセッサは、前記対応するデジタル機器に送信される前記それぞれのオーバーレイコンテンツを選択および／または構成するように構成される、請求項３６から４２のいずれか１項に記載のサーバ。
１つ以上のアプリケーションの活性化および／または使用を示すデータを生成するためにデジタル機器の前記１つ以上のアプリケーションを監視するステップと、
前記生成されたデータに基づいて、前記アプリケーションのうちのアクティブなもののアクティブウィンドウ上にコンテンツをオーバーレイするタイミング、および／またはオーバーレイするコンテンツを決定するステップと、
前記アクティブなストリーミングウィンドウの前にオーバーレイウィンドウを配置するステップと、
前記決定されたタイミングおよび／または決定されたコンテンツに従って、オーバーレイコンテンツサーバからオーバーレイコンテンツを受信するステップと、
オーバーレイウィンドウに前記オーバーレイコンテンツを表示するステップと、を含む、デジタル機器上のオーバーレイコンテンツを提供する方法。
前記デジタル機器および／または前記デジタル機器に接続可能な別の機器上で使用されるアプリケーションを監視するステップと、どのアプリケーションが使用されるか、およびそれらがいつ使用されるかを決定するステップとをさらに含む、請求項４４に記載の方法。一実施形態では、この方法は、使用される各アプリケーションの各使用に少なくとも１つのタグを割り当てるステップをさらに含む。
ある期間よりも古いタグを失効させるステップをさらに含む、請求項４４または４５に記載の方法。
前記タグが割り当てられた前記アプリケーションが最後に使用された時刻に従って前記複数のタグをランク付けするステップをさらに含む、請求項４４から４６のいずれか１項に記載の方法。
前記生成されたデータを前記オーバーレイコンテンツサーバに送信するステップと、前記オーバーレイコンテンツサーバから表示されるオーバーレイコンテンツを受信するステップと、をさらに含む、請求項４４から４７のいずれか１項に記載の方法。
前記生成されたデータに従って、前記オーバーレイコンテンツサーバから表示されるオーバーレイコンテンツを要求するステップをさらに含む、請求項４４から４８のいずれか１項に記載の方法。
前記アプリケーションから、実行中のアクティビティを受信するステップと、前記アクティビティに基づいて、コンテンツをオーバーレイするタイミング、および／またはオーバーレイするコンテンツを決定するステップと、をさらに含む、請求項４４から４９のいずれか１項に記載の方法。
前記生成されたデータに従って前記オーバーレイウィンドウを構成するステップをさらに含む、請求項４４から５０のいずれか１項に記載の方法。
前記アクティブなストリーミングコンテンツプレーヤに制御信号を提供するステップをさらに含む、請求項４４から５１のいずれか１項に記載の方法。一実施形態では、前記制御信号を提供するステップは、キーストロークまたはボタン押下／タップを前記ストリーミングコンテンツプレーヤの入力に差し込まれるステップを含む。
ユーザから受信した複数のキーストロークまたは複数のボタン押下／タップをインターセプトするステップをさらに含む、請求項５２に記載の方法。
前記オーバーレイコンテンツを中断することなく、および／または、前記ストリーミングされたコンテンツを失うことなく、前記オーバーレイコンテンツが提供され得るように、前記ストリーミングコンテンツプレーヤの入力に、インターセプトされたキーストロークを差し込むことを遅延させるステップをさらに含む、請求項５３に記載の方法。
アプリケーション内入力を解析するステップをさらに含み、それはオーバーレイコンテンツを開始し、前記オーバーレイコンテンツが完了すると、前記アプリケーションに前記入力を提供する、請求項４４から５４のいずれか１項に記載の方法。
ストリーミングされる、またはストリーミングされている前記コンテンツに基づいてデータを生成するステップをさらに含む、請求項４４から５５のいずれか１項に記載の方法。一実施形態では、前記方法は、前記生成されたデータに従ってオーバーレイコンテンツを選択するステップをさらに含む。
前記オーバーレイコンテンツまたは関連するコンテンツを、接続されたモバイル機器に送信するステップをさらに含む、請求項４４から５６のいずれか１項に記載の方法。
モバイル機器上で使用される複数のアプリケーションを監視することによってユーザプロファイルを生成するステップをさらに含む、請求項４４から５７のいずれか１項に記載の方法。
ユーザ動作を示す前記データに含めるために、前記モバイル機器から前記デジタル機器に前記ユーザプロファイルを送信するステップをさらに含む、請求項５８に記載の方法。
どのアプリケーションが使用されているか、およびそれらがいつ使用されるかを決定することによって前記ユーザプロファイルを生成するステップをさらに含む、請求項５８または５９に記載の方法。
使用される各アプリケーションの各使用に少なくとも１つのタグを割り当てることによって前記ユーザプロファイルを生成することをさらに含む、請求項５８から６０のいずれか１項に記載の方法。
デジタル機器を制御する方法であって、
タスクを実行するために前記機器を操作するコマンドを受信するステップと、
条件が満たされているかどうかをチェックするステップと、
前記条件が満たされているとき、タスクの実行を延期するステップと、代わりに代替タスクを実行するステップと、
前記代替タスクが完了するとき、延期された前記タスクを再開することを実行するステップと、を含む、方法。
前記代替タスクは、前記延期タスクのウィンドウの前のオーバーレイウィンドウにコンテンツをオーバーレイする、請求項６２に記載の方法。
前記延期されたタスクは、ストリーミングされた映像コンテンツを再生することである、請求項６３に記載の方法。
前記タスクを延期するステップは、前記映像コンテンツの再生を一時停止するステップを含む、請求項６４に記載の方法。
前記延期されたタスクへのさらなる受信コマンドは、前記延期されたタスクが再開されるまで無視される、請求項６２から６５のいずれか１項に記載の方法。
前記延期されたタスクを一時停止するステップは、前記延期されたタスクを実行するアプリケーションの入力に一時停止コマンドを差し込むステップを含む、請求項６５に記載の方法。
前記タスクを再開するステップは、前記延期されたタスクを実行する前記アプリケーションの前記入力に、再生または他の起動コマンドを差し込むステップを含む、請求項６２から６７のいずれか１項に記載の方法。
前記条件は、前記コマンドがアプリケーション上でアクションを開始すること、および前記アプリケーションがプロファイルの１つ以上の基準を満たすものであることを含む、請求項６２から６８のいずれか１項に記載の方法。
デジタル機器であって、
タスクを実行するために前記機器を操作するコマンドを受信し、
条件が満たされているかどうかをチェックし、
条件が満たされるとき、タスクの実行を延期し、代わりに代替タスクを実行し、
前記代替タスクが完了するとき、延期されたタスクを再開するように構成されたモジュールを備える、デジタル機器。
デジタル機器のユーザをプロファイリングする方法であって、
前記機器上の監視されるアプリケーションごとにカテゴリタグが割り当てられる場合、前記機器上の複数のアプリケーションのユーザを監視するステップと、
使用されるアプリケーションごとに、前記それぞれのアプリケーションへの前記カテゴリの割り当てに従って、前記プロファイルにタグを追加するステップと、
前記アプリケーションが一定期間使用されていないとき、前記プロファイルからタグを除去するステップと、を含む、方法。
タグのサブカテゴリが、前記使用されるアプリケーションのコンテンツに従ってプロファイルに割り当てられる、請求項７１に記載の方法。
前記コンテンツのソース、インデックス情報、または他の情報が、前記サブカテゴリタグをルックアップするために使用される、請求項７２に記載の方法。
デジタル機器であって、
前記機器上の監視されるアプリケーションごとにカテゴリタグが割り当てられる場合、前記機器上の複数のアプリケーションのユーザを監視し、
使用されるアプリケーションごとに、前記それぞれのアプリケーションへの前記カテゴリの割り当てに従って、前記プロファイルにタグを追加し、
前記アプリケーションが一定期間使用されていないとき、前記プロファイルからタグを除去するように構成されたモジュールを備える、デジタル機器。