JP2022540592A - 無線通信ネットワークの条件付き構成 - Google Patents

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Abstract

ユーザ装置は、それぞれの条件に関連付けられた複数の条件付き構成を受信する。ユーザ装置は、関連付けられた条件が満たされたときに条件付き構成を実行する。ユーザ装置は、関連する条件が満たされたときに、複数の条件付き構成の内の１つを実行する。ユーザ装置は、ターゲット無線ネットワークノードに、ユーザ装置が実行した複数の条件付き構成の内の１つを示す表示を送信する。

Description

本出願は、一般に、無線通信ネットワークに関連し、より具体的には、その様なネットワークにおける条件付き構成に関連する。
典型的な無線通信ネットワークにおいて、無線通信デバイス、移動局、局（ＳＴＡ）及び／又は無線デバイスとしても知られるユーザ装置（ＵＥ）は、無線アクセスネットワーク（ＲＡＮ）を介して、１つ以上のコアネットワーク（ＣＮ）と通信する。ＲＡＮは、サービスエリア又はセルに分割される地理的領域をカバーし、各サービスエリア又はセルは、例えば、Ｗｉ－Ｆｉアクセスポイントや、幾つかのネットワークにおいては、例えば、ノードＢ（ＮＢ）、ｅノードＢ（ｅＮＢ）又はｇノードＢ（ｇＮＢ）とも呼ばれ得る無線基地局（ＲＢＳ）といった無線アクセスノード等の無線ネットワークノードによりサービス提供される。サービスエリア又はセルは、無線ネットワークノードによって無線カバレッジが提供される地理的エリアである。無線ネットワークノードは、無線ネットワークノードの範囲内のＵＥと、無線周波数で動作するエアインタフェースを介して通信する。
ユニバーサル移動通信システム（ＵＭＴＳ）は、第２世代（２Ｇ）のＧＳＭ（Ｇｌｏｂａｌ Ｓｙｓｔｅｍ ｆｏｒ Ｍｏｂｉｌｅ Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ）から発展した、第３世代（３Ｇ）通信ネットワークである。ＵＭＴＳ地上無線アクセスネットワーク（ＵＴＲＡＮ）は、基本的には、ＵＥのために広帯域符号分割多重アクセス（ＷＣＤＭＡ（登録商標））及び／又は高速パケットアクセス（ＨＳＰＡ）を使用するＲＡＮである。第３世代パートナーシッププロジェクト（３ＧＰＰ）として公知のフォーラムにおいて、通信サプライヤは、第３世代ネットワークのための規格を提案し、かつ、合意し、拡張データレート及び拡張無線キャパシティを調査している。例えば、ＵＭＴＳの様な幾つかのＲＡＮにおいて、幾つかの無線ネットワークノードは、地上伝送路又はマイクロウェーブにより、無線ネットワークコントローラ（ＲＮＣ）又は基地局コントローラ（ＢＳＣ）の様な、コントローラノードに接続され、それらは、接続される複数の無線ネットワークノードの種々のアクティビティを監視し、調整する。この種の接続は、しばしば、バックホール接続として参照される。ＲＮＣ及びＢＳＣは、典型的には、１つ以上のコアネットワークに接続される。
第４世代（４Ｇ）ネットワークとも呼ばれる発展型パケットシステム（ＥＰＳ）の規格化が第３世代パートナーシッププロジェクト（３ＧＰＰ）内において完了し、この作業は、例えば、第５世代（５Ｇ）ネットワークの仕様化といった次の３ＧＰＰリリースにおいて継続する。ＥＰＳは、ロングタームエボリューション（ＬＴＥ）無線アクセスネットワークとしても知られる、発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク（Ｅ－ＵＴＲＡＮ）と、システムアーキテクチャエボリューション（ＳＡＥ）コアネットワークとしても知られる、発展型パケットコア（ＥＰＣ）と、を含む。Ｅ－ＵＴＲＡＮ／ＬＴＥは、３ＧＰＰ無線アクセスネットワークの変形であり、無線ネットワークノードは、ＲＮＣではなく、ＥＰＣコアネットワークに直接的に接続される。一般的に、Ｅ－ＵＴＲＡＮ／ＬＴＥにおいて、ＲＮＣの機能は、例えば、ＬＴＥのｅノードＢといった無線ネットワークノードと、コアネットワークに分散されている。この様に、ＥＰＳのＲＡＮは、本質的に、"フラット"な構成であり、１つ以上のコアネットワークに直接接続される無線ネットワークノードを含み、ＲＮＣには接続されない。それを補うため、Ｅ－ＵＴＲＡＮ規格は、無線ネットワークノード間の直接インタフェースを定義し、このインタフェースはＸ２インタフェースと呼ばれる。ＥＰＳは、発展型３ＧＰＰパケット交換ドメインである。ニューレディオ（ＮＲ）は、３ＧＰＰで標準化されている新しい無線アクセス技術である。
リリース１６の３ＧＰＰで開始された、ＬＴＥとＮＲのモビリティ拡張のための２つの新しい作業項目がある。作業項目の主な目的は、ハンドオーバ時の堅牢性を向上させ、ハンドオーバ時の中断時間を短縮することである。
ハンドオーバ時の堅牢性に関連する問題の１つは、ＵＥの無線状態がすでに非常に悪い場合にＨＯコマンド（ｍｏｂｉｌｉｔｙＣｏｎｔｒｏｌＩｎｆｏを使用したＲＲＣＣｏｎｎｅｃｔｉｏｎＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ及びｒｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＷｉｔｈＳｙｎｃフィールドを使用したＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ）が通常送信されることである。これにより、メッセージがセグメント化されている場合、或いは、再送信が行われている場合、ＨＯコマンドが時間内にＵＥに到達しない可能性がある。
ＮＲのモビリティの堅牢性を高めるための１つの解決策は、"条件付きハンドオーバ"又は"早期ハンドオーバコマンド"と呼ばれている。ＵＥがハンドオーバを実行すべき時間（及び無線条件）でのサービング無線リンクへの望ましくない依存を回避するために、ハンドオーバのための無線リソース制御（ＲＲＣ）シグナリングがより早くＵＥに提供され得る。これを達成するために、ＨＯコマンドは、例えば、Ａ３イベントに関連付けられる条件に恐らく似ている無線条件に基づく条件に関連付けられ、そこでは、特定の隣接セルがプライマリセル（Ｐｃｅｌｌ）よりもＸｄＢだけ良くなり得る。条件が満たされるとすぐに、ＵＥは、提供されたハンドオーバコマンドに従ってハンドオーバを実行する。
その様な条件は、例えば、ターゲットセル又はビームの品質がサービングセルよりもＸｄＢ強くなることであり得る（Ａ３の様なイベントと同様のものが、測定レポートをトリガする様に構成され得る。）。次に、先行する測定報告イベントで使用された閾値Ｙは、ハンドオーバ実行条件の閾値よりも低く選択され得る。これにより、サービングセルは、早期測定レポートの受信時にハンドオーバを準備し、ソースセルとＵＥとの間の無線リンクがまだ安定しているときにｍｏｂｉｌｉｔｙＣｏｎｔｒｏｌＩｎｆｏを含むＲＲＣＣｏｎｎｅｃｔｉｏｎＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ（ＬＴＥ）、又は、ｒｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＷｉｔｈＳｙｎｃを含むＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ（ＮＲ）を提供することができる。ハンドオーバの実行は、ハンドオーバの実行に最適であると考えられる後の時点（及び閾値）で実行される。
幾つかの実施形態において、セルレベルの品質又はビーム品質が、ＣＨＯ実行条件のベースラインとして使用される。参照信号タイプの同期信号ブロック（ＳＳＢ）は、１つ又は複数のその様な実施形態で使用され得る。代替的又は追加的に、Ａｘイベント（つまり、エントリ条件）がＣＨＯ実行条件に使用され、イベントＡ３／５がベースラインとして使用される。ＣＨＯ実行条件（参照信号受信電力（ＲＳＲＰ）、参照信号受信品質（ＲＳＲＱ）又は参照信号の信号対干渉及び雑音比（ＲＳ－ＳＩＮＲ））のトリガ量は、ネットワークによって構成され得る。
いずれにせよ、ＵＥが条件を評価している間、ＵＥは現在のＲＲＣ構成に従って、つまり条件付きＨＯコマンドを適用せずに動作を継続する必要がある。ＵＥは、条件が満たされていると判定すると、サービングセルから切断し、条件付きＨＯコマンドを適用して、ターゲットセルに接続する。
したがって、ある意味での条件付きハンドオーバ（ＣＨＯ）は、構成された条件に基づいてターゲットセルへのアクセスを開始するためのネットワーク構成を有するＵＥとして定義され得る。条件付きハンドオーバの使用はネットワークによって決定され、ＵＥは条件が有効であるときを評価する。幾つかの実施形態において、条件付きＨＯ手順のベースライン動作は、メッセージのＨＯコマンドタイプがＨＯトリガ条件及び専用ＲＲＣ構成を含むことを前提としている。次に、ＵＥは、関連する条件が満たされたときに、準備されたターゲットにアクセスし得る。条件付きＨＯのベースライン動作では、ＵＥがＲＲＣ再構成完了メッセージをターゲットＲＡＮに正常に送信するまで、ソースＲＡＮがＲＲＣを担当し続けると想定することも前提とし得る。
図１は、単一のサービングセルとターゲットセルを伴う例を示している。より具体的には、図１において、サービングｇＮＢは、ＵＥとユーザプレーン（ＵＰ）データを交換し得る。ステップ１において、ＵＥは"低"閾値の測定レポートをサービングｇＮＢに送信する。サービングｇＮＢは、この初期レポートに基づいてハンドオーバ（ＨＯ）の決定を行う。ステップ２において、サービングｇＮＢは早期ＨＯリクエストをターゲットｇＮＢに送信する。ターゲットｇＮＢはＨＯ要求を受け入れ、ＲＲＣ構成を構築する。ターゲットｇＮＢは、ステップ３で、ＲＲＣ構成を含むＨＯ確認応答をサービングｇＮＢに返す。ステップ４において、"高"閾値を有する条件付きＨＯコマンドがＵＥに送信される。続いて、ＵＥによる測定は、条件付きＨＯコマンドのＨＯ条件を満たし得る。したがって、ＵＥは、保留中の条件付きハンドオーバをトリガする。ＵＥは、ステップ５でターゲットｇＮＢとの同期及びランダムアクセスを実行し、ＨＯ確認がステップ６で交換される。ステップ７において、ターゲットｇＮＢは、ＨＯが完了したことをサービングｇＮＢに通知する。その後、ターゲットｇＮＢはユーザプレーン（ＵＰ）データをＵＥと交換し得る。
ただし、実際には、先行する無線リソース管理（ＲＲＭ）測定に基づいてＵＥが候補として報告した多くのセル又はビームが存在し得る。一般に、ネットワークは、幾つかのターゲットセル候補に対して条件付きハンドオーバコマンドを構成し得る。
ユーザ装置（ＵＥ）は、同じノードに向けて複数の条件付きハンドオーバ構成で構成され、ここで、各構成は、セカンダリセルの異なるセット、特定のビーム、ＭＩＭＯ（多入力多出力）レイヤ数等を含む、そのノードとは異なるターゲットセル候補に関連付けられ得る。この場合、ＵＥはこれらの条件付き構成の内の１つのみをトリガし、ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＣｏｍｐｌｅｔｅメッセージをターゲットノードに送信する。ただし、これまで、ターゲットノードはどの条件付きハンドオーバ構成がトリガされたかを区別できなかった。
本明細書の実施形態の目的は、効率的な方法で、無線通信ネットワークの性能を改善する、例えば、無線通信ネットワークでのハンドオーバの効率的な処理のためのメカニズムを提供することである。
本明細書の幾つかの実施形態は、同じターゲット候補セルに適用可能な複数の条件付きハンドオーバ構成を可能にし、ＵＥがどのＨＯ構成を実行したかを示すことを可能にするメカニズムを提供することによって、この目的を達成する。そうすることで、ネットワークは、同じターゲットＰＣｅｌｌとの様々なキャリアアグリゲーション（ＣＡ）構成等、特定のターゲットに対して様々な構成でＵＥを構成できる。幾つかの実施形態はまた、候補ターゲットセルにおける特定のＣＨＯ構成の解放を可能にする。
より詳しくは、本明細書の実施形態は、ユーザ装置によって実行される方法を含む。本方法は、それぞれの条件に関連付けられた複数の条件付き構成を受信することを含む。幾つかの実施形態において、ユーザ装置は、関連する条件が満たされたときに条件付き構成を実行する。本方法は、関連する条件が満たされたときに、複数の条件付き構成の内の１つを実行することをさらに含む。本方法はまた、ターゲット無線ネットワークノードに、ユーザ装置が実行した複数の条件付き構成の内の１つを示す表示を送信することを含む。
幾つかの実施形態において、複数の条件付き構成の内の異なるものがそれぞれ異なる識別子に関連付けられ、送信された表示は、実行された条件付き構成に関連付けられた識別子を含む。１つ又は複数の実施形態において、複数の条件付き構成を受信することは、複数の条件付き構成を示し、複数の条件付き構成に関連付けられた異なる識別子を含むメッセージを受信することを含む。その様な一つの実施形態において、表示は、メッセージで受信され、実行された条件付き構成に関連付けられた識別子を含む。幾つかの実施形態において、異なる識別子は、異なる条件付き構成識別子を含む。他の実施形態において、複数の条件付き構成を受信することは、複数の条件付き構成を示すメッセージを受信することを含む。その様な一実施形態において、送信される表示は、実行される条件付き構成のメッセージ内での順序に基づく識別子である。
他の実施形態において、複数の条件付き構成の内の異なるものは、それぞれ、異なるパラメータ構成に関連付けられる。その様な一実施形態において、送信される表示は、実行された条件付き構成に関連付けられたパラメータ構成の表示を含む。
幾つかの実施形態において、複数の条件付き構成の異なるものは、それぞれ、ランダムアクセスプリアンブルの異なるセット、異なる時間周波数リソース割り当て、又は、異なるセル無線ネットワーク一時識別子（Ｃ－ＲＮＴＩ）に関連付けられる。この場合、表示は、実行された条件付き構成に関連付けられたセット内のランダムアクセスプリアンブルの送信、実行された条件付き構成に関連付けられた時間周波数リソース割り当てを使用した送信、又は、実行された条件付き構成に関連付けられたＣ－ＲＮＴＩの送信を含む。
幾つかの実施形態において、複数の条件付き構成の内の２つ以上は、同じターゲットノードに対する条件付き構成である。
幾つかの実施形態において、複数の条件付き構成の内の２つ以上は、同じターゲットセルに対する条件付き構成である。
幾つかの実施形態において、複数の条件付き構成の内の２つ以上は、同じターゲットプライマリセル（ＰＣｅｌｌ）での異なる条件付きキャリアグリゲーション構成である。
幾つかの実施形態において、複数の条件付き構成の内の２つ以上は、異なる各ターゲットセル候補、セカンダリセルの異なるセット、異なるビーム、異なるキャリアアグリゲーション構成、及び／又は、多入力多出力レイヤの異なる数に関連付けられる。
幾つかの実施形態において、表示は、ＲＲＣ接続再構成の正常な完了を確認するメッセージに含まれる。
幾つかの実施形態において、複数の条件付き構成は、複数の条件付きハンドオーバ構成である。
実施形態は、無線ネットワークノードによって実行される方法も含む。本方法は、それぞれの条件に関連付けられた複数の条件付き構成をユーザ装置のために構成することを含む。ユーザ装置は、関連付けられた条件が満たされたときに条件付き構成を実行する。複数の条件付き構成は、ターゲット候補無線ネットワークノードとしての無線ネットワークノードに対する条件付き構成である。本方法はまた、ユーザ装置が実行した複数の条件付き構成の内の１つを示す表示をユーザ装置から受信することを含む。
幾つかの実施形態において、複数の条件付き構成の内の異なるものは、それぞれ、異なる識別子に関連付けられ、受信した表示は、実行された条件付き構成に関連付けられた識別子を含む。その様な１つの実施形態において、本方法は、複数の条件付き構成に関連付けられた異なる識別子を含むメッセージを別の無線ネットワークノードに送信する、或いは、別の無線ネットワークノードから受信することをさらに含み、表示は、メッセージに含まれ、かつ、実行された条件付き構成に関連付けられた識別子を含む。幾つかの実施形態において、異なる識別子は、異なる条件付き構成識別子を含む。その様な１つの実施形態において、本方法は、複数の条件付き構成を示すメッセージを送信することをさらに含み、受信した表示は、メッセージ内において、実行された条件付き構成の順序に基づく識別子である。
幾つかの実施形態において、複数の条件付き構成の内の異なるものがそれぞれ異なるパラメータ構成に関連付けられ、受信した表示は、実行された条件付き構成に関連付けられたパラメータ構成の表示を含む。
幾つかの実施形態において、複数の条件付き構成の異なるものは、それぞれ、ランダムアクセスプリアンブルの異なるセット、異なる時間周波数リソース割り当て、又は、異なるセル無線ネットワーク一時識別子（Ｃ－ＲＮＴＩ）に関連付けられる。この場合、表示は、実行された条件付き構成に関連付けられたセット内のランダムアクセスプリアンブルの受信、実行された条件付き構成に関連付けられた時間周波数リソース割り当てを使用した受信、又は、実行された条件付き構成に関連付けられたＣ－ＲＮＴＩの受信を含む。
幾つかの実施形態において、複数の条件付き構成の内の２つ以上は、同じターゲットセルに対する条件付き構成である。
幾つかの実施形態において、複数の条件付き構成の内の２つ以上は、同じターゲットプライマリセル（ＰＣｅｌｌ）での異なる条件付きキャリアグリゲーション構成である。
幾つかの実施形態において、複数の条件付き構成の内の２つ以上は、異なる各ターゲットセル候補、セカンダリセルの異なるセット、異なるビーム、異なるキャリアアグリゲーション構成、及び／又は、多入力多出力レイヤの異なる数に関連付けられる。
幾つかの実施形態において、表示は、ＲＲＣ接続再構成の正常な完了を確認するメッセージに含まれる。
幾つかの実施形態において、複数の条件付き構成は、複数の条件付きハンドオーバ構成である。
幾つかの実施形態では、本方法は、受信された表示がユーザ装置によって実行されたことを示している条件付き構成を実行することをさらに含む。
幾つかの実施形態において、方法は、表示の受信に応答して、受信した表示がユーザ装置によって実行されたことを示している条件付き構成以外の１つ又は複数の条件付き構成に関連付けられたリソースを解放することをさらに含む。
実施形態は、無線ネットワークノードによって実行される方法も含む。本方法は、それぞれの条件に関連付けられた複数の条件付き構成をユーザ装置に送信することを含む。幾つかの実施形態において、ユーザ装置は、関連する条件が満たされたときに条件付き構成を実行する。幾つかの実施形態において、無線ネットワークノードは、複数の条件付き構成のソース無線ネットワークノードである。いずれにせよ、本方法は、複数の条件付き構成それぞれに関連付けられた識別子又はパラメータ構成をユーザ装置に送信することをさらに含み得る。
幾つかの実施形態において、方法は、複数の条件付き構成のターゲットである別の無線ネットワークノードから、複数の条件付き構成それぞれに関連付けられた識別子又はパラメータ構成を受信することをさらに含む。
幾つかの実施形態において、方法は、複数の条件付き構成のターゲットである別の無線ネットワークノードから複数の条件付き構成を受信することと、識別子又はパラメータ構成を生成することと、生成した識別子又はパラメータ構成を別の無線ネットワークノードに送信することと、をさらに含む。
幾つかの実施形態において、方法は、ユーザ装置が候補ターゲットネットワークノードで条件付き構成を実行したという表示を受信することをさらに含む。方法はまた、表示の受信に応答して、１つ又は複数の他の候補ターゲットネットワークノードのそれぞれに、条件付き構成の識別子を含み、他の候補ターゲットネットワークノードがユーザ装置コンテキスト及び／又は識別子によって識別される条件付き構成のための無線リソースを解放することを示すメッセージを送信することを含み得る。
幾つかの実施形態において、複数の条件付き構成の内の２つ以上は、同じターゲットノードに対する条件付き構成である。
幾つかの実施形態において、複数の条件付き構成の内の２つ以上は、同じターゲットセルに対する条件付き構成である。
幾つかの実施形態において、複数の条件付き構成の内の２つ以上は、同じターゲットプライマリセル（ＰＣｅｌｌ）での異なる条件付きキャリアグリゲーション構成である。
幾つかの実施形態において、複数の条件付き構成の内の２つ以上は、異なる各ターゲットセル候補、セカンダリセルの異なるセット、異なるビーム、異なるキャリアアグリゲーション構成、及び／又は、多入力多出力レイヤの異なる数に関連付けられる。
幾つかの実施形態において、表示は、ＲＲＣ接続再構成の正常な完了を確認するメッセージに含まれる。
幾つかの実施形態において、複数の条件付き構成は、複数の条件付きハンドオーバ構成である。
本明細書の実施形態はまた、対応する装置、コンピュータプログラム、及び、コンピュータプログラムのキャリアを含む。例えば、本明細書の実施形態はまた、通信インタフェース及び処理回路を含むユーザ装置を含む。ユーザ装置は、それぞれの条件に関連付けられた複数の条件付き構成を受信する様に構成される。幾つかの実施形態において、ユーザ装置は、関連付けられた条件が満たされたときに条件付き構成を実行する。本方法は、関連付けられた条件が満たされたときに、複数の条件付き構成の内の１つを実行することをさらに含む。ユーザ装置は、また、ターゲット無線ネットワークノードに、ユーザ装置が実行した複数の条件付き構成の内の１つを示す表示を送信する様に構成される。
本明細書の実施形態は、例えば、通信インタフェース及び処理回路を含む無線ネットワークノードをさらに含む。無線ネットワークノードは、それぞれの条件に関連付けられた複数の条件付き構成をユーザ装置のために構成する様に構成される。ユーザ装置は、関連付けられた条件が満たされたときに条件付き構成を実行する。複数の条件付き構成は、ターゲット候補無線ネットワークノードとしての無線ネットワークノードに対する条件付き構成である。無線ネットワークノードはまた、ユーザ装置が実行した複数の条件付き構成の内の１つを示す表示をユーザ装置から受信する様に構成される。
本明細書の実施形態は、例えば、通信インタフェース及び処理回路を含む無線ネットワークノードをさらに含む。無線ネットワークノードは、それぞれの条件に関連付けられた複数の条件付き構成をユーザ装置に送信する様に構成される。幾つかの実施形態において、ユーザ装置は、関連付けられた条件が満たされたときに条件付き構成を実行する。幾つかの実施形態において、無線ネットワークノードは、複数の条件付き構成のソース無線ネットワークノードである。無線ネットワークノードはまた、複数の条件付き構成それぞれに関連付けられた識別子又はパラメータ構成をユーザ装置に送信する様に構成される。
幾つかの実施形態による、条件付きハンドオーバのコールフロー図。 幾つかの実施形態による、無線通信ネットワークのブロック図。 幾つかの実施形態による、条件付きハンドオーバのコールフロー図。 幾つかの実施形態による、ユーザ装置により実行される方法の論理フロー図。 幾つかの実施形態による、第１無線ネットワークノードにより実行される方法の論理フロー図。 幾つかの実施形態による、第２無線ネットワークノードにより実行される方法の論理フロー図。 幾つかの実施形態による、ユーザ装置のブロック図。 幾つか実施形態による、第１無線ネットワークノードのブロック図。 幾つか実施形態による、第２無線ネットワークノードのブロック図。 幾つかの実施形態による、ユーザ装置により実行される方法の論理フロー図。 幾つかの実施形態による、第１無線ネットワークノードにより実行される方法の論理フロー図。 幾つかの実施形態による、第２無線ネットワークノードにより実行される方法の論理フロー図。 幾つかの実施形態による、無線通信ネットワークのブロック図。 幾つかの実施形態による、ホストコンピュータ、ユーザ装置及び基地局のブロック図。 一実施形態による、通信システムで実施される方法を示すフローチャート。 一実施形態による、通信システムで実施される方法を示すフローチャート。 一実施形態による、通信システムで実施される方法を示すフローチャート。 一実施形態による、通信システムで実施される方法を示すフローチャート。
本実施形態は、一般的に無線通信ネットワークに関する。図２は、無線通信ネットワーク１の概略を示している。無線通信ネットワーク１は、１つ又は複数のコアネットワーク（ＣＮ）に接続された、１つ又は複数の無線アクセスネットワーク（ＲＡＮ）、例えば、第１ＲＡＮ（ＲＡＮ１）を有する。無線通信ネットワーク１は、１つ又は複数の異なる技術、幾つかの可能な実装を述べると、ＷｉＦｉ、ロングタームエボリューション（ＬＴＥ）、ＬＴＥアドバンスド、５Ｇ、広帯域符号分割多重アクセス（ＷＣＤＭＡ（登録商標））、グローバルシステム・フォー・モバイルコミュニケーションズ／エンハンスド・データレート・フォー・ＧＳＭエボリューション（ＧＳＭ／ＥＤＧＥ）、ワールドワイド・インタオペラビリィティ・フォー・マイクロウェーブアクセス（ＷｉＭａｘ）、又は、ウルトラモバイルブロードバンド（ＵＭＢ）を使用し得る。本明細書の実施形態は、特に興味深い最近の技術動向である５Ｇの文脈に関する。しかしながら、実施形態はまた、例えば、３Ｇ及びＬＴＥの様な既存の無線通信システムのさらなる開発にも適用可能である。
無線通信ネットワーク１において、無線デバイス、例えば、移動局、非アクセスポイント（ｎｏｎ－ＡＰ）局（ＳＴＡ）、ＳＴＡ、ＵＥ及び／又は無線端末の様なユーザ装置（ＵＥ）１０は、１つ以上のＲＡＮを介して、１つ以上のＣＮに接続される。"ＵＥ"は、例えば、スマートフォン、ラップトップ、移動電話、センサ、中継器、モバイルタブレットや、セル又はサービスエリア内で通信する任意デバイス等の、任意の端末、無線通信端末、通信装置、マシンタイプ通信（ＭＴＣ）デバイス、デバイス・トゥ・デバイス（Ｄ２Ｄ）端末又はユーザ装置を意味する非限定的な用語であることを当業者は理解する。
無線通信ネットワーク１は、無線ネットワークノード１２を含む。無線ネットワークノード１２は、本明細書では、ＮＲ、ＬＴＥ、ＵＭＴＳ、Ｗｉ－Ｆｉ等の第１無線アクセス技術（ＲＡＴ）の第１サービス領域１１である地理的領域に渡って無線カバレッジを提供する第１無線ネットワークノード又は第１ＲＡＮノードとして例示されている。無線ネットワークノード１２は、使用されている無線アクセス技術及び使用される用語に応じて、例えば、無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）アクセスポイント、又は、アクセスポイント局（ＡＰ ＳＴＡ）や、アクセスコントローラや、例えば、ノードＢ、ｇノードＢ、発展型ノードＢ（ｅＮＢ、ｅノードＢ）、ベース送受信機局、アクセスポイント基地局、基地局ルータ、無線基地局の送信装置、スタンドアローンアクセスポイントの様な無線基地局といった基地局や、例えば、無線ネットワークノード１２によりサービスされるサービス領域内でＵＥ１０にサービス提供できる任意の他のネットワークユニットであり、プライマリ無線ネットワークノードとしても表記され得る。あるいは、無線ネットワークノード１２は、ＵＥ１０にプライマリセルを提供するサービング無線ネットワークノードとして示され得る。
無線通信ネットワーク１は、第２無線ネットワークノード１３を含む。第２無線ネットワークノード１３は、本明細書では、ＮＲ、ＬＴＥ、ＵＭＴＳ、Ｗｉ－Ｆｉ等の第２ＲＡＴの第２サービス領域１４である地理的領域に渡って無線カバレッジを提供する第２ＲＡＮノードとして例示されている。第２無線ネットワークノード１３は、使用されている無線アクセス技術及び使用される用語に応じて、例えば、無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）アクセスポイント、又は、アクセスポイント局（ＡＰ ＳＴＡ）や、アクセスコントローラや、例えば、ノードＢ、ｇノードＢ、発展型ノードＢ（ｅＮＢ、ｅノードＢ）、ベース送受信機局、アクセスポイント基地局、基地局ルータ、無線基地局の送信装置、スタンドアローンアクセスポイントの様な無線基地局といった基地局や、例えば、無線ネットワークノード１２によりサービスされるサービス領域内でＵＥ１０にサービス提供できる任意の他のネットワークユニットであり、セカンダリ無線ネットワークノードとしても表記され得る。あるいは、無線ネットワークノード１３は、ＵＥ１０に、例えば、プライマリセカンダリセルとった、セカンダリセルを提供するサービング無線ネットワークノードとして示され得る。
サービスエリアは、セル、ビーム、ビームグループ、無線カバレッジのエリアを定義する同様のものとして表示され得ることに留意されたい。第１ＲＡＴは、第２ＲＡＴと同じであり得る、或いは、第２ＲＡＴとは異なるＲＡＴであり得る。
図３Ａは、本明細書の幾つかの実施形態を示す概略的な信号方式及びフローチャートの組み合わせである。
アクション３０１：第１無線ネットワークノード１２等のソースネットワークノードは、例えば、１つ又は複数のＲＲＣ再構成の形式で、１つ又は複数の（条件付き）ハンドオーバ構成をＵＥ１０に構成し得る。第１無線ネットワークノード１２は、第２無線ネットワークノード１３等の候補ターゲット無線ネットワークノードにハンドオーバ構成を要求し、候補ターゲット無線ネットワークノードからハンドオーバ構成を受信し得る。例えば第２無線ネットワークノード１３からのハンドオーバ構成は、各ハンドオーバ構成の識別子を含み得る。代替的又は追加的に、第２無線ネットワークノード１３からのハンドオーバ構成は、ハンドオーバ構成それぞれについて提案された１つ又は複数の条件、例えば、相対的又は絶対的な条件を含み得る。この場合、第１無線ネットワークノード１２は、これらの提案を考慮し得る。代替的又は追加的に、第１無線ネットワークノード１２は、受信した各ハンドオーバ構成に識別子を関連付け得る。ハンドオーバ構成の識別子は暗黙的に決定され得る（例えば、最初の構成は識別子＝１であり、２番目の構成は識別子＝２である等）。或いは、第１無線ネットワークノード１２は、一意の識別子を決定し、第２無線ネットワークノード１３に、対応するハンドオーバ構成に割り当てた識別子を示し得る。第１無線ネットワークノード１２は、１つ又は複数のハンドオーバ構成及び関連付けられた識別子を含むメッセージをＵＥに送信し得る。
アクション３０２：ＵＥ１０は、第１無線ネットワークノード１２、すなわちサービング無線ネットワークノードから、関連付けられた１つ又は複数の条件と共に条件付きハンドオーバ構成等の１つ又は複数のハンドオーバ構成を受信して格納し得る。１つ又は複数のハンドオーバ構成は、例えば、１つ又は複数のＲＲＣ再構成であるか、又はそれに対応し得る。幾つかの実施形態において、これら構成のそれぞれは、同じ候補ターゲットセル、例えば、第２セル１４に関連付けられる。他の実施形態において、少なくとも１つの候補ターゲットセルは、それに関連付けられた２つ以上のハンドオーバ構成を有するが、ＵＥは、各セルに関連付けられた１つ以上のハンドオーバ構成を有する他のセルに関連付けられた追加のハンドオーバ構成で構成され得る。
いずれにせよ、幾つかの実施形態において、各ハンドオーバ構成は、オプションの条件付き構成識別子とも呼ばれる識別子を有する。この識別子は、総てのハンドオーバ構成間で一意である、特定のセルに対する総てのハンドオーバ構成間で一意である、或いは、特定のネットワークノードに対する総てのハンドオーバ構成間で一意であり得る。ただし、候補ターゲットセル又は無線ネットワークノードに関連付けられたハンドオーバ構成が１つしかない場合は、ハンドオーバ構成の識別子は省略され得る。
代替ソリューションの１つにおいて、各ハンドオーバ構成は、同じセルの各ＣＨＯ構成について、異なるプリアンブルのセット、同期信号ブロック（ＳＳＢ）及び／又はチャネル状態情報参照信号（ＣＳＩ－ＲＳ）マッピングへのプリアンブル、又は、時間／周波数リソース割り当て等の異なるランダムアクセスチャネル（ＲＡＣＨ）構成によって区別される。これにより、無線ネットワークノードは、ＵＥが実行したハンドオーバ構成を区別する手段を有する。例えば、プリアンブルＸが、例えば、セカンダリセル（ＳＣｅｌｌ）構成と共にセルＡのＣＨＯ構成１に関連付けられ、プリアンブルＹが、例えば、ＳＣｅｌｌ構成無しに同じセルＡのＣＨＯ構成２に関連付けられている場合、プリアンブル検出により、ターゲットノード候補はＵＥが実行したハンドオーバ構成を区別できる。追加的又は置換的に、異なるＲＡＣＨ構成に対して、各ハンドオーバ構成は、同じセルの各ＣＨＯ構成の異なるセル無線ネットワーク一時識別子（Ｃ－ＲＮＴＩ）によって区別され得る。これにより、無線ネットワークノード１２は、ｍｓｇ３の受信により、ＵＥが実行した構成を区別する手段を有する。例えば、Ｃ－ＲＮＴＩ Ｘが、セカンダリセル（ＳＣｅｌｌ）構成と共にセルＡのＣＨＯ構成１に関連付けられ、Ｃ－ＲＮＴＩ Ｙが、例えば、ＳＣｅｌｌ構成無しに同じセルＡのＣＨＯ構成２に関連付けられている場合、ｍｓｇ３検出により、ターゲットノード候補はＵＥが実行した構成を区別できる。ただし、一般的に、各候補のＲＲＣＣｏｎｎｅｃｔｉｏｎＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ（又はＮＲではＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ）は、ＨＯ実行条件（測定する参照信号（ＲＳ）及び超過する閾値）に関して、条件が満たされたときに送信されるランダムアクセス（ＲＡ）プリアンブルに関して、又は、特定のターゲット候補で使用される構成自体に関して異なる場合があり得る。
アクション３０３：ＵＥ１０は、条件付きハンドオーバのトリガ条件等の１つ又は複数の条件が満たされているかどうかを評価し得る。したがって、この例のＵＥ１０は、ＵＥのモビリティに関連する条件が満たされていることを判定し、この条件は、１つ又は複数のハンドオーバ構成の内の第１ハンドオーバ構成の一部である。
アクション３０４：ＵＥ１０は、条件をトリガすると、第１ハンドオーバ構成に従って条件付きハンドオーバを実行し得る。第１ハンドオーバ構成による条件付きハンドオーバの実行は、例えば、ＵＥ１０が第１ハンドオーバ構成を適用し、その構成の条件付きハンドオーバを実行することを意味し得る。したがって、ＵＥ１０は、条件が満たされていることの表示を送信し、また、条件が第１ハンドオーバ構成の一部であることを示す。これにより、表示は、ＵＥ１０が実行した１つ又は複数のハンドオーバ構成の内の１つを示す。例えば、ＵＥは、ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＣｏｍｐｌｅｔｅメッセージ（又は同様の、例えば、ＣｏｎｄｉｔｉｏｎａｌＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＣｏｍｐｌｅｔｅメッセージ）等のメッセージを、トリガ条件を満たす第１又は第２無線ネットワークノード等のターゲットノード／セルに送信し得る。メッセージは、実行された（条件付き）ハンドオーバ構成に関連付けられた識別子を含み得る。しかしながら、幾つかの実施形態において、ハンドオーバ構成がターゲットセルに関連付けられた唯一のハンドオーバ構成であり、識別子が前のステップで省略された場合、ＵＥ１０は完了メッセージから識別子を省略し得る、或いは、ＵＥは識別子に０等のディフォルト値を使用し得る。
これらのハンドオーバ構成のそれぞれは、同じターゲットネットワークノードに関連付けられた異なるターゲットセル候補に関連付けられ得る。その場合、ＵＥが実行する構成の区別は、さらに説明する様に、ネットワーク実装を介して行われる。
アクション３０５：一方、候補ターゲットノードとも呼ばれる第２無線ネットワークノード１３は、第１無線ネットワークノード１２から、例えば、ＵＥ１０のためにＣＨＯを構成するための要求、例えば、Ｘ２、Ｘｎ、又は、その他のノード間インタフェースを介したＣＨＯ又はＨＯ ＲＥＱＵＥＳＴメッセージを受信し得る。第２無線ネットワークノード１３は、それに応じて、ＵＥ１０の同じターゲットセル候補に対して１つ又は複数のＣＨＯ構成を提供（送信）し得る。例えば、第２無線ネットワークノード１３は、Ｘ２、Ｘｎ、又は、他の任意のノード間インタフェースを介してＣＨＯ又はＨＯ ＲＥＱＵＥＳＴ ＡＣＫメッセージを送信することによってそうすることができ、該メッセージは、ＣＨＯ構成ごとに、同じターゲットセル候補の同期及び再構成を伴うＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎの様なメッセージ（又は少なくともそのメッセージの内容）を含む。応答には、様々な構成に関連付けられたＣＨＯ構成の推奨条件、例えば、相対的又は絶対的な条件が含まれ得る。応答は、各ＣＨＯ構成に関連付けられた識別子を含み得る。代替の解決策において、応答は、各ＣＨＯ構成について、上述した様に、同じセルの各ＣＨＯ構成のための異なるＲＡＣＨ構成及び／又は異なるＣ－ＲＮＴＩ等の幾つかの区別できるパラメータ構成を含み得る。
アクション３０６：第２無線ネットワークノード１３は、そのＵＥ１０のために、ＣＨＯのための無線リソース、例えば、Ｃ－ＲＮＴＩ、競合フリーＲＡＣＨリソース等を予約し得る。ここで、異なる区別可能なパラメータ構成の代わりに、異なるＣＨＯ構成に関連付けられた異なる識別子を使用する場合の１つの利点は、これらのリソースの一部を同じセルの異なるハンドオーバ構成で再利用し得ることであり、条件付きＨＯに割り当てられるリソースの点でコストが低くなる。
アクション３０７：第２無線ネットワークノード１３は、ＵＥ１０がアクション３０４で送信した表示をＵＥ１０から受信し得る。第２無線ネットワークノード１３は、受信した表示及び満たされた条件に基づいてパフォーマンスを実行し得る。
ＵＥ１０が第２無線ネットワークノード１０に関連付けられたハンドオーバ構成をトリガすると、第２無線ネットワークノード１３は、識別子を含むＲＲＣメッセージ（例えば、ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＣｏｍｐｌｅｔｅ）を受信し得る。次に、第２無線ネットワークノード１３は、ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＣｏｍｐｌｅｔｅにおいてＵＥ１０によって示された識別子に関連付けられたハンドオーバ構成を実行し得る（例えば、第１無線ネットワークノード１２にＵＥコンテキスト／リソースを解放する様に指示するコアネットワークへのパス切り替え要求を実行することを含む）。
ＵＥが同じセルのハンドオーバ構成で構成されているが、区別されたパラメータ構成を有する代替の解決策において、第２無線ネットワークノードは、上述した様に、これらの少なくとも１つを使用して、ＵＥ１０が実行した構成を区別し得る：ＲＡＣＨプリアンブル、ＳＳＢ／ＣＳＩ－ＲＳマッピングへのプリアンブル、又は、時間／周波数リソースの割り当て。次に、第２無線ネットワークノード１３は、使用されるパラメータ（例えば、プリアンブル、時間／周波数リソース、Ｃ－ＲＮＴＩ等）に関連付けられたハンドオーバ構成を実行し得る。
アクション３０８：ＵＥが候補ターゲットネットワークノードでハンドオーバを実行したというＨＯ表示を受信すると（例えば、Ｘ２／Ｘｎシグナリングを介して、又はＣＮからのＳ１／ＮＧシグナリングを介して）、第１無線ネットワークノード１２は、実行されなかったＣＨＯ構成に関連付けられたＵＥコンテキスト及び／又は無線リソースの解放を促す。例えば、幾つかの実施形態において、ＵＥ１０がＣＨＯを実行した候補ターゲットネットワークノードを除く各候補ターゲットネットワークノードについて、第１無線ネットワークノード１２は、単一のメッセージを送信して、そのＵＥの総てのＣＨＯ構成に関連付けられたＵＥコンテキスト及び／又は無線リソースを解放する。他の実施形態において、第１無線ネットワークノード１２は、条件付き構成識別子を含む、ＣＨＯ構成ごとに１つのメッセージを各候補ターゲットネットワークノードに送信して、ＵＥコンテキスト及び／又は無線リソースを解放し得る。
アクション３０９：第２無線ネットワークノード１３は、ＨＯ表示を受信し、ＵＥ１０のＨＯを実行する第２無線ネットワークノード１３に関連付けられた他のハンドオーバ構成に関連付けられた無線リソースを解放し得る。第２無線ネットワークノード１３は、総てのハンドオーバ構成を解放するため、及び／又は、ＵＥに関連付けられている総てのＣＨＯ構成を解放するために、第２無線ネットワークノード１３からメッセージを受信し得る。したがって、第２無線ネットワークノード１３又は別の無線ネットワークノードは、ハンドオーバ構成を解放することを示す識別子を含む１つ又は複数のメッセージを第１無線ネットワークノード１１から受信し、条件付き構成識別子で示される、ＵＥ１０に関連付けられたハンドオーバ構成を解放し得る。
これにより、本明細書の実施形態は、同じターゲット候補セルに適用可能な複数の（条件付き）ハンドオーバ構成を可能にし、ＵＥ１０が、実行した構成を示すことを可能にする。そうすることにより、第２無線ネットワークノード１３は、同じターゲットＰＣｅｌｌでの異なるキャリアアグリゲーション（ＣＡ）構成等、所与のターゲットに対して異なるＨＯ構成でＵＥを構成することができる。幾つかの実施形態はまた、候補ターゲットセルにおける特定のＣＨＯ構成の解放を可能にする。
ここで、ハンドオーバ構成が、例えば、ＰＣｅｌｌ＝ｃｅｌｌ１を持つＣＨＯ１、ＰＣｅｌｌ＝ｃｅｌｌ２を持つＣＨＯ２等の異なるターゲットセル、例えば、第２無線ネットワークノード１３に関連する他の実施形態を検討し、ここで、ｃｅｌｌ１、ｃｅｌｌ２は同じターゲットノード又は異なるノードの異なるセルである。この場合、第２無線ネットワークノード１３は、第１無線ネットワークノード１２から、所与のＵＥに対して、条件付きハンドオーバとしても知られるハンドオーバを構成するための要求を受信、例えば、Ｘ２、Ｘｎ、又はその他のノード間インタフェースを介してＣＨＯ又はＨＯ ＲＥＱＵＥＳＴメッセージを受信し得る。
第２無線ネットワークノード１３は、それに応じて、ＵＥ１０の異なるターゲットセルに対して１つ又は複数のハンドオーバ構成を提供し得る。第２無線ネットワークノード１３は、Ｘ２、Ｘｎ、又は他の任意のノード間インタフェースを介してＣＨＯ又はＨＯ ＲＥＱＵＥＳＴ ＡＣＫメッセージを送信することによってそうすることができ、ここで、メッセージは、ハンドオーバ構成ごとに、異なるターゲットセルについて、同期及び再構成を伴うＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎの様なメッセージ、又は少なくともこれらのメッセージの内容を含む。応答には、さまざまなＨＯ構成に関連付けられた推奨条件（相対条件又は絶対条件等）が含まれ得る。応答は、各ＨＯ構成に関連付けられた識別子を含み得る。したがって、第２無線ネットワークノード１３が異なるセルに対してＣＨＯを構成している場合、第２無線ネットワークノード１３は、ＵＥ１０がアクセスしているセルを区別するために使用できるパラメータを再利用し得る。言い換えると、本明細書の実施形態は、第２無線ネットワークノード１３がこれらの異なる候補セルに同じＣ－ＲＮＴＩ又は同じＲＡＣＨ構成を割り当てることを可能にする、或いは、セキュリティ鍵をリフレッシュすること無しにＣＨＯを可能にする（これらは異なるセルであるため、ネットワークは、ＵＥがハンドオーバを実行したセル、つまりどのＣＨＯ構成がトリガされたかを区別するために、鍵のリフレッシュを使用してＣＨＯを実行することを選択できまる。）一実施形態において、この場合、ＵＥは、セル識別子を使用して、異なる構成を区別する、すなわち、それは、ＲＲＣ再構成完了の様なメッセージでターゲットノードにおいて報告される。
第２無線ネットワークノードは、ＵＥ１０のＣＨＯのために、Ｃ－ＲＮＴＩ、競合フリーＲＡＣＨリソース等の無線リソースをさらに予約する。そのステップで、第２無線ネットワークノードは、ＵＥがターゲットノードにアクセスするときにＵＥが条件付きハンドオーバを実行したターゲットセルを区別する方法としてリソース予約を使用することができる。例えば、ＲＡＣＨプリアンブル、ＳＳＢ／ＣＳＩ－ＲＳマッピングへのプリアンブル、又は時間／周波数リソース割り当て等、様々なターゲットセル候補を区別する様々な方法がある。例えば、プリアンブルＸがセルＡのＣＨＯ構成１に関連付けられ、プリアンブルＹが別のセルＢのＣＨＯ構成２に関連付けられている場合、プリアンブル検出によって、ターゲットノード候補はＵＥが実行した構成と、ＵＥが接続されているセルを識別できる。これにより、ターゲットは、同じターゲット候補ノードの複数のターゲットセル候補に対して同じＣ－ＲＮＴＩを構成できる可能性がある（ＲＡＣＨの区別を介して区別をできるため）。異なるターゲットセル候補は、異なるセルのＣＨＯ構成毎のＣ－ＲＮＴＩを介して区別され得る。例えば、Ｃ－ＲＮＴＩ ＸがセルＡのＣＨＯ構成１に関連付けられ、Ｃ－ＲＮＴＩ Ｙが別のセルＢのＣＨＯ構成２に関連付けられている場合、ｍｓｇ３検出によって、ターゲットノード候補はＵＥが実行した構成を識別できる。これにより、ターゲットノードはＵＥがＣＨＯを実行したターゲットセルを区別できる様になると同時に、ターゲットが、セルごとではなく、ノードごとに、同じＵＥに、例えば、競合フリーＲＡＣＨリソースといった、ＲＡＣＨリソースの同じセットを割り当てることができる様になる。異なるターゲットセル候補は、代替的又は追加的に、セキュリティ構成を介して区別され得る。例えば、ハンドオーバが鍵のリフレッシュを伴う様に構成されている場合、ターゲットセル識別子が入力として使用される。したがって、暗号化されて整合性が保護されたパケットデータコンバージェンスプロトコル（ＰＤＣＰ）パケットデータユニット（ＰＤＵ）（ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＣｏｍｐｌｅｔｅに似たメッセージと共に）を受信すると、ネットワークは、ＵＥがＣＨＯをトリガしているターゲットセルを特定する方法として、様々なターゲットセルＩＤ候補について様々な仮説をテストできる。一方、以前の方法（Ｃ－ＲＮＴＩ及びＲＡＣＨ）を使用すると、セキュリティ鍵を更新せずにＣＨＯを使用できる。
いずれにせよ、第２無線ネットワークノード１２は、ＵＥが第２無線ネットワークノード１３に関連付けられたＨＯ構成をトリガすると、識別子を含むＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＣｏｍｐｌｅｔｅといった、ＲＲＣメッセージを受信し得る。識別子は、異なるターゲットセル候補に、ＲＡＣＨ、Ｃ－ＲＮＴＩ等の共通のパラメータが提供されている場合に、ＵＥがアクセスしているセルを示す方法として使用されるセル識別子であり得る。これにより、セキュリティ鍵を更新せずにＣＨＯを使用できる。
次に、第２無線ネットワークノード１３は、例えば、ソースネットワークノードにＵＥコンテキスト／リソースを解放する様に指示するコアネットワークへのパススイッチ要求の実行を含む、ＲＲＣ再構成完了においてＵＥ１０によって示される識別子に関連付けられたＨＯ構成を実行し得る。ＵＥ１０が異なるセルのためのＨＯ構成及び識別されたパラメータ構成で構成された代替の実施形態において、第２無線ネットワークノード１３は、使用されたパラメータ、例えば、プリアンブル、時間／周波数リソース、Ｃ－ＲＮＴＩに関連付けられたＨＯ構成を実行し得る。
上記を考慮して、図３Ｂは、幾つかの実施形態による、条件付きハンドオーバをトリガするときに（条件付き）ハンドオーバ構成を処理するためのＵＥでの方法を示している。図示する方法によるＵＥ１０は、ソースネットワークノードから、関連付けられたトリガ条件と共に１つ又は複数のハンドオーバ構成を受信及び格納し得る（ステップ３１０）。これらの各構成は、特定のターゲットセル候補（つまり、ターゲットＰＣｅｌｌ、ＰＳＣｅｌｌ、ＳｐＣｅｌｌ）に関連付けられている。
幾つかの実施形態において、各ハンドオーバ構成は、条件付き構成識別子とも呼ばれる識別子を有する。この識別子は、総ての条件付きハンドオーバ構成間で一意である、特定のセルに対する総ての条件付きハンドオーバ構成間で一意である、或いは、特定の無線ネットワークノードに対する総ての条件付きハンドオーバ構成間で一意であり得る。候補ターゲットネットワークノードに関連付けられているＨＯ構成が１つしかない場合は、条件付き構成識別子は省略され得る。
いずれにせよ、これら及び他の実施形態における識別子は、ハンドオーバ構成の可能な実装の以下の例に示される様に実装され得る。
--ASN1START
--TAG-RRCRECONFIGURATION-START

RRCReconfiguration::=SEQUENCE{
rrc-TransactionIdentifierRRC-TransactionIdentifier,
criticalExtensionsCHOICE{
rrcReconfigurationRRCReconfiguration-IEs,
criticalExtensionsFutureSEQUENCE{}
}
}

RRCReconfiguration-IEs::=SEQUENCE{
radioBearerConfigRadioBearerConfigOPTIONAL,--NeedM
secondaryCellGroupOCTETSTRING(CONTAININGCellGroupConfig)
OPTIONAL,--NeedM
measConfigMeasConfigOPTIONAL,--NeedM
lateNonCriticalExtensionOCTETSTRINGOPTIONAL,
nonCriticalExtensionRRCReconfiguration-v1530-IEsOPTIONAL
}

RRCReconfiguration-v1530-IEs::=SEQUENCE{
masterCellGroup OCTETSTRING(CONTAININGCellGroupConfig)
OPTIONAL,--NeedM
fullConfig ENUMERATED{true}OPTIONAL,--CondFullConfig
dedicatedNAS-MessageListSEQUENCE(SIZE(1..maxDRB))OF
DedicatedNAS-MessageOPTIONAL,--CondnonHO
masterKeyUpdateMasterKeyUpdateOPTIONAL,--CondMasterKeyChange
dedicatedSIB1-DeliveryOCTETSTRING(CONTAININGSIB1)
OPTIONAL,--NeedN
dedicatedSystemInformationDeliveryOCTETSTRING(CONTAINING
SystemInformation)OPTIONAL,--NeedN
otherConfigOtherConfigOPTIONAL,--NeedM
nonCriticalExtensionRRCReconfiguration-v1540-IEsOPTIONAL
}

RRCReconfiguration-v1540-IEs::=SEQUENCE{
otherConfig-v1540OtherConfig-v1540OPTIONAL,--NeedM
nonCriticalExtensionSEQUENCE{}RRCReconfiguration-v16xxx-IEs
OPTIONAL
}

RRCReconfiguration-v16xxx-IEs::=SEQUENCE{
conditionalRRCReconfigurationConditionalRRCReconfigurationOPTIONAL,--
NeedM
nonCriticalExtensionSEQUENCE{}OPTIONAL
}

MasterKeyUpdate::=SEQUENCE{
keySetChangeIndicatorBOOLEAN,
nextHopChainingCountNextHopChainingCount,
nas-ContainerOCTETSTRINGOPTIONAL,--CondsecurityNASC
...
}

--TAG-RRCRECONFIGURATION-STOP
--ASN1STOP
1
--ASN1START
--TAG-CONDITIONALRRCRECONFIGURATION-START

ConditionalRRCReconfiguration::=SEQUENCE{
conditionalConfigurationListSEQUENCE(SIZE(1..maxCandidateTargetCells))
OFConditionalConfigurationPerCell}
}
}

ConditionalConfigurationPerCell::=SEQUENCE{
candidateCellIdPhysCellId
conditionalConfigurationPerCellListSEQUENCE(SIZE
(1..maxConditionalConfigurationsPerCell))OFConditionalConfiguration
}

ConditionalConfiguration::=SEQUENCE{
conditionalConfigurationIdINTEGER(1..maxConfigurationPerCell)
OPTIONAL,--NeedR
triggerConditionTriggerCondition
conditionalConfigurationOCTETSTRING(ContainingRRCReconfiguration)
}

--TAG-CONDITIONALRRCRECONFIGURATION-STOP
--ASN1STOP
ＵＥ１０は、ＣｏｎｄｉｔｉｏｎａｌＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎを含むＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎメッセージを受信し得る。このＣｏｎｄｉｔｉｏｎａｌＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎは、ＨＯ構成（例えば、ＣｏｎｄｉｔｉｏｎａｌＣｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＰｅｒＣｅｌｌ）のリスト（例えば、ＣｏｎｄｉｔｉｏｎａｌＣｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＬｉｓｔ）を含み、それぞれが候補ターゲットセルに関連付けられる。
これらの各構成は、ターゲット候補セル（例えば、ＰＣｅｌｌ、ＰＳＣｅｌｌ、ＳｐＣｅｌｌ）のセル識別子（例えば、物理セル識別子、ＰｈｙｓＣｅｌｌＩｄ）と、そのセルに関連付けられた条件付き構成のリスト（例えば、ＣｏｎｄｉｔｉｏｎａｌＣｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＰｅｒＣｅｌｌＬｉｓｔ）を含み得る。
これらの各構成は、以下のものを含み得る。（ｉ）どのメッセージがどれであるかを区別するための識別子、例えば、整数値を含むｃｏｎｄｉｔｉｏｎａｌＣｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＩｄ。（ｉｉ）各ＨＯ構成を満たすときの１つ以上の条件、例えば、一連の測定条件を含むｔｒｉｇｇｅｒＣｏｎｄｉｔｉｏｎ。（ｉｉｉ）ＨＯ構成、例えば、ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎメッセージを含むｃｏｎｄｉｔｉｏｎａｌＣｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ。
ｃｏｎｄｉｔｉｏｎＣｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＩｄ等の識別子は、ｃｏｎｄｉｔｉｏｎａｌＣｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＩＥに含まれているＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎのＲＲＣ－ＴｒａｎｓａｃｔｉｏｎＩｄｅｎｔｉｆｉｅｒと同じであり得る。
ＵＥ１０は、条件付きハンドオーバのための１つ又は複数の条件を評価でき（ステップ３１２）、条件をトリガすると、条件付きハンドオーバ構成に従って条件付きハンドオーバを実行できる（ステップ３１４）。ＵＥ１０は、通常のＣＨＯ手順に従って評価することができ、すなわち、トリガ条件が満たされているかどうかをチェックし、条件を満たすものを適用することができる。ただし、場合によっては、複数の構成が同時にトリガ条件を満たし得る。その場合、ＵＥ１０は、１つ又は複数の条件を満たす条件付き構成の複数の候補の中から条件付き構成を選択し得る。例えば、同時に満たされる複数のＨＯ構成が存在する場合、ＵＥ１０は、それらの候補ＨＯ構成の内の１つを選択して適用し得る。ＵＥ１０は、第１無線ネットワークノード１２からの表示に基づいて、どのＨＯ構成を適用するかを選択し得る。この表示は、例えば、ネットワークから受信した優先順位表示であり得る。これは、第１無線ネットワークノード１２が特定のＨＯ構成が好ましいと決定することができるという利点がある。例えば、第１無線ネットワークノード１２は、複数のキャリアを使用する様にＵＥ１０を構成する１つのＨＯ構成をＵＥ１０に提供する一方、ＵＥ１０に対して１つのキャリアのみを構成する別の構成を提供し得る。第１無線ネットワークノード１２が、ＵＥ１０が使用する帯域幅の量を最大化することを望む場合、第１無線ネットワークノード１２は、複数のキャリアを有するＨＯ構成により高い優先順位を与えることができる。その様な優先順位付け表示は、ＨＯ構成とともに、第１無線ネットワークノード１２及び／又はＵＥ１０に提供され得る。異なるターゲットセル間でも優先順位が設定され得る。
前述の条件付きハンドオーバ構造の例の拡張を以下に示し、ここで、ｃａｎｄｉｄａｔｅＰｒｉｏｒｉｔｙＩＥは候補間の優先順位を指定し、ｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＰｒｉｏｒｉｔｙは特定の候補内のＨＯ構成間の優先順位を指定する。値１は最高の優先度を示し、値が大きい程優先度が低いことを示す（又はその逆も可能である。）。
ConditionalConfigurationPerCell::=SEQUENCE{
candidateCellIdPhysCellId
candidatePriority INTEGER(1..maxCandidateTargetCells)OPTIONAL
conditionalConfigurationPerCellListSEQUENCE(SIZE
(1..maxConditionalConfigurationsPerCell))OFConditionalConfiguration
}

ConditionalConfiguration::=SEQUENCE{
conditionalConfigurationId INTEGER(1..maxConfigurationPerCell)OPTIONAL,
--NeedR
triggerConditionTriggerCondition,
conditionalConfigurationOCTETSTRING(ContainingRRCReconfiguration),
configurationPriority INTEGER(1..maxConfigurationPerCell)OPTIONAL
｝
候補の優先順位は、第１無線ネットワークノード１２によって決定される一方、構成の優先順位はソース及び／又はターゲットによって決定され得る。
ＵＥ１０は、最小の（又は最大の）識別子を有するＨＯ構成を選択し得る。これは、複数の候補の条件が満たされた場合、追加の表示のオーバヘッドを回避しながら、ＵＥが選択するＨＯ構成を第１無線ネットワークノード１２が決定することを可能にするという利点を有する。他の実施形態において、ＵＥ１０は、ＨＯ構成の候補の中からランダムにＨＯ構成を選択し得る。
代替的又は追加的に、ＵＥは、ＨＯ構成を適用する場合にＵＥ１０が達成することが期待されるパフォーマンスに基づいてＨＯ構成を選択し得る。パフォーマンスを評価するとき、ＵＥ１０は、スループット、電力消費等の異なるメトリックを考慮することができる。例えば、ＵＥ１０は、構成が含むキャリア数、又は、構成が含むＭＩＭＯレイヤ数等に基づいて決定され得る、ＵＥが最高のスループットを提供することが期待されるＨＯ構成を選択することができる。又は、カバレッジがＵＥ１０に対して最適化されるべきメトリックである場合、ＵＥ１０は、より低い周波数のキャリアを持つこと等によって最高の電力消費パフォーマンスを提供すると期待されるＨＯ構成を選択できる。
期待されるパフォーマンスのこの計算中に、ＵＥ１０は、現在のＵＥのバッテリ又は期待されるトラフィック等の他の側面も考慮することができる。例えば、ＵＥ１０が非常に高いスループットを必要とするアクティブなビデオストリーミングセッションを有する場合、キャリアアグリゲーションを含むＨＯ構成を選択するのが最適な場合があるが、低いスループットのベアラのみを有する場合、キャリアアグリゲーションを含まない構成を選択し得る。
代替的又は追加的に、ＵＥは、ＨＯ構成の条件がどれほど厳格であるかに基づいて、ＨＯ構成を選択し得る。例えば、ＵＥ１０が２つのＨＯ構成を有し、一方のＨＯ構成のＲＳＲＰ閾値が－１００ｄＢｍで、もう一方のＨＯ構成のＲＳＲＰ閾値が－９０ｄＢｍの場合、ＵＥ１０は、より厳しい条件である後者を選択し得る。ここでは、両方が満たされていると想定されていることに留意されたい。そうでない場合、両方が候補と見なされることはない。この実施形態はまた、異なる構成に関連付けられた、同じメトリックに対する２つより多い個別の閾値に拡張され得る。ＵＥ１０は、参照信号受信電力（ＲＳＲＰ）以外の測定メトリック、例えば、参照信号受信品質（ＲＳＲＱ）、信号対干渉及び雑音比（ＳＩＮＲ）等を使用することができる。
いずれにせよ、図３Ｂの方法によるＵＥ１０は、その後、トリガ条件を満たしたターゲットセル候補に向けてＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＣｏｍｐｌｅｔｅメッセージを送信し得る（ステップ３１６）。
例えば、ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＣｏｍｐｌｅｔｅ又は同様のメッセージの様な完了メッセージは、トリガ条件を満たすハンドオーバ構成に関連付けられた識別子を含み得る。又は、条件を満たす複数の構成があった場合、完了メッセージは、上記の基準に基づいてＵＥによって選択されたハンドオーバ構成に関連付けられた識別子を含み得る。
ＵＥ１０は、識別子を含む修正されたＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＣｏｍｐｌｅｔｅを用いて、ターゲット候補セルへのトリガされた条件付きハンドオーバに応答し得る。例えば、変更されたＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＣｏｍｐｌｅｔｅは、幾つかの実施形態では次の様に実現され得る。
ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＣｏｍｐｌｅｔｅメッセージ
--ASN1START
--TAG-RRCRECONFIGURATIONCOMPLETE-START

RRCReconfigurationComplete::=SEQUENCE{
rrc-TransactionIdentifierRRC-TransactionIdentifier,
criticalExtensionsCHOICE{
rrcReconfigurationCompleteRRCReconfigurationComplete-IEs,
criticalExtensionsFutureSEQUENCE{}
}
}

RRCReconfigurationComplete-IEs::=SEQUENCE{
lateNonCriticalExtensionOCTETSTRINGOPTIONAL,
nonCriticalExtension RRCReconfigurationComplete-v1530-IEsOPTIONAL
}

RRCReconfigurationComplete-v1530-IEs::=SEQUENCE{
uplinkTxDirectCurrentListUplinkTxDirectCurrentListOPTIONAL,
nonCriticalExtensionSEQUENCE{}RRCReconfigurationComplete-v16xx-IEs
OPTIONAL
}

RRCReconfigurationComplete-v16xx-IEs::=SEQUENCE{
conditionalConfigurationIdINTEGER(1..maxConfigurationPerCell)OPTIONAL,
nonCriticalExtensionSEQUENCE{}OPTIONAL
}


--TAG-RRCRECONFIGURATIONCOMPLETE-STOP
--ASN1STOP
ＵＥ１０が特定の条件付き構成の識別子を受信していない場合、ＵＥ１０は、完了メッセージの構成識別子フィールドを省略するか、例えば、０といったディフォルト値を設定する。
図３Ｃは、幾つかの実施形態による、第１無線ネットワークノード１２により実行される対応する方法を示している。図示する様に、本方法による第１無線ネットワークノード１２は、他の無線ネットワークノードにハンドオーバ構成を要求して受信し得る（ステップ３２０）。他の無線ネットワークノードからのハンドオーバ構成は、各ハンドオーバ構成の識別子を含み得る。幾つかの実施形態において、他の無線ネットワークノードからのＨＯ構成は、構成のそれぞれについて推奨される条件、例えば、相対的又は絶対的条件を含み、第１無線ネットワークノード１２は、これらのＨＯ条件を考慮に入れることができる。第１無線ネットワークノード１２は、例えば、他の候補セルからの条件、又は以前の測定レポートからの条件に基づいて提案された条件を調整し得る。
第１無線ネットワークノード１２は、受信した各ハンドオーバ構成を識別子に関連付け得る。識別子は暗黙的に決定され得る、例えば、最初の構成は識別子＝１を取得し、２番目の構成は識別子＝２を取得する。又は、第１無線ネットワークノード１２は一意の識別子を決定し、第２無線ネットワークノード１３等のターゲットネットワークノードに、対応するハンドオーバ構成に割り当てた構成識別子を示す。
いずれにせよ、本方法による第１無線ネットワークノード１２は、ハンドオーバ構成及び関連付けられた識別子を含むメッセージをＵＥ１０に送信し得る（ステップ３２２）。
その後、第１無線ネットワークノード１２は、ＵＥ１０が候補ターゲットネットワークノードでＨＯを実行したという表示を受信し得る（例えば、Ｘ２／Ｘｎシグナリングを介して、又はＣＮからのＳ１／Ｎｇシグナリングを介して）（ステップ３２４）。その様な表示を受信すると、第１無線ネットワークノード１２は、解放をトリガするために１つ又は複数のアクションを実行し得る（ステップ３２６）。例えば、ＵＥがＣＨＯを実行した候補ターゲットネットワークノードを除く各候補ターゲットネットワークノードについて、第１無線ネットワークノード１２は、単一のメッセージを送信して、そのＵＥの総てのＣＨＯ構成に関連付けられたＵＥコンテキスト及び／又は無線リソースを解放する。又は、第１無線ネットワークノード１２は、条件付き構成識別子を含む、ＣＨＯ構成ごとに１つのメッセージを各候補ターゲットネットワークノードに送信して、ＵＥコンテキスト及び／又は無線リソースを解放し得る。
ＵＥ１０のハンドオーバ構成を設定するために、第１無線ネットワークノード１２は、候補ターゲットネットワークノードに条件付きハンドオーバ構成を提供する様に要求し得ることに留意されたい。これらの候補無線ネットワークノードのいずれかが特定のセルに関連付けられた複数の代替構成を構成する場合、ＵＥが選択してアクティブ化する構成を区別できる必要がある。
候補ターゲットネットワークノードは、各ＨＯ構成に関連付けられた一意の識別子を提供し得る。これにより、ＵＥ１０が、例えば、使用した条件付き構成をＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＣｏｍｐｌｅｔｅメッセージで、候補ターゲットネットワークノードに報告することが可能になる。識別子はセルごとに構成され得る、つまり、同じ条件付き構成識別子の値を異なるセルで再利用できる。これにより、ＵＥ１０が、例えば、使用した条件付き構成をＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＣｏｍｐｌｅｔｅメッセージで、候補ターゲットネットワークノードに報告することが可能になる。ターゲット無線ネットワークノードは、ＵＥ１０がどのセルに対してＨＯを実行したかを認識しているので、そのターゲットセル／ノードに関連付けられた識別子のみが関連する。特定のセルに複数のＨＯ構成が関連付けられている場合、候補ターゲット無線ネットワークノーは、識別子を含めることができる、つまり、特定のＵＥの特定のセルの条件付き構成が１つしかない場合、条件付き構成の条件付き構成識別子は省略される。
第１無線ネットワークノード１２が候補ターゲットネットワークノードからハンドオーバ構成を受信し得るとき、それは、関連付けられたトリガ条件、及び候補ターゲット無線ネットワークノードによって提供される条件付き構成識別子（必要な場合）と共に、異なる条件付き構成を含むＲＲＣメッセージを作成する。次に、ソース無線ネットワークノードは、ＲＲＣメッセージをＵＥに送信し得る。幾つかの実施形態において、識別子は、ＨＯ構成に対して暗黙的に決定される。これは、条件付き構成が提供される順序に基づいて識別子を割り当てることによって実現され得る。例えば、３つの条件付き構成が提供される場合、提供される最初の構成にインデックス１、２番目の構成にインデックス２、３番目のインデックス３を指定できる。
他の実施形態におけるソース無線ネットワークノード１２は、ターゲットセル／ノードに関連付けられた各ハンドオーバ構成に固有の構成識別子を割り当て、使用される識別子をターゲットに示すことができる。これは、ＣＨＯ要求メッセージ中（図１のメッセージ２）又はターゲットからのＣＨＯ要求ａｃｋの受信後（図１のメッセージ３）に、ソースからネットワークに示される。
図３Ｄは、幾つかの実施形態による、第２無線ネットワークノード１３により実行される対応する方法を示している。図示する様に、本方法による第２無線ネットワークノード１３は、あるＵＥにＨＯを構成するために、ソース無線ネットワークノード１２から要求を受信、例えば、Ｘ２、Ｘｎ、又はその他のノード間インタフェースを介してＣＨＯ又はＨＯ ＲＥＱＵＥＳＴメッセージを受信し得る（ステップ３３０）。要求は、オプションで、ＵＥの予想されるトラフィック要求（例えば、バッファステータスレポート等）及び／又は、トラフィックタイプ（例えば、音声、ｆｔｐ等）に関する情報を含み得る。
第２無線ネットワークノード１３は、同じ候補ターゲットセル（ＰＣｅｌｌ、ＰＳＣｅｌｌ、ＳｐＣｅｌｌ等）に関連付けられた複数のＨＯ構成を構成することを決定し得る（ステップ３３２）。決定は、例えば、予想されるトラフィック、トラフィックタイプ（音声、ファイル転送プロトコル（ＦＴＰ）ストリーミング）、ＵＥ能力等に基づき得る。様々なＨＯ構成は、例えば、異なる数のＳＣｅｌｌ（ゼロ以上）、特定のビーム構成での／無しでの異なる数のＭＩＭＯレイヤ等を含み得る。
いずれにせよ、第２無線ネットワークノード１３は、それに応じて、ＵＥのためのＨＯ構成を提供し得る（ステップ３３４）。例えば、第２無線ネットワークノード１３は、Ｘ２、Ｘｎ、又は他の任意のノード間インタフェースを介して、ＣＨＯ又はＨＯ ＲＥＱＵＳＴ ＡＣＫメッセージを送信し得る。応答は、異なる構成に関連付けられた推奨されるＣＨＯ条件を含み得る、及び／又は、応答は、各ＨＯ構成に関連付けられたそれぞれの識別子を含み得る。
幾つかの実施形態における第２の無線ネットワークノード１３は、そのＵＥのＣＨＯのために、Ｃ－ＲＮＴＩ、競合フリーＲＡＣＨリソース等のリソースを予約し得る。
図３Ｄに示す様に、本方法による第２の無線ネットワークノード１３は、ＵＥが候補ターゲットネットワークノードに関連付けられたＣＨＯ構成をトリガすると、条件付き構成識別子を含むＲＲＣメッセージ（例えば、ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＣｏｍｐｌｅｔｅ）を受信し得る（ステップ３３６）。
幾つかの実施形態において、第２無線ネットワークノード１３は、次に、ＲＲＣメッセージ、例えば、ＲＲＣ再構成完了でＵＥによって示された条件付き構成識別子に関連付けられたＣＨＯ構成を実行し得る（ステップ３３８）。
第２無線ネットワークノード１３はさらに、ＵＥの他のＣＨＯ構成に関連付けられたリソースを解放し得る（ステップ３４０）。
例えば、同じセルに関連付けられた複数のＣＨＯ構成で構成されたソース無線ネットワークノードに隣接する第２無線ネットワークノードの場合、第２無線ネットワークノードは、ソース無線ネットワークノードからメッセージを受信して、総てのＣＨＯ構成を解放し（例えば、ＵＥが別のノードに対してＣＨＯを実行した後）、次にＵＥに関連付けられた総てのＨＯ構成を解放し得る。他の実施形態において、第２無線ネットワークノード１３は、特定のＣＨＯ構成を解放することを示す、識別子を含む１つ又は複数のメッセージをソース無線ネットワークノード１２から受信し、次いで、条件付き構成識別子によって示される様に、ＵＥに関連付けられたＨＯ構成を解放し得る。
一般に、候補ターゲットネットワークノードが、ＵＥ１０に接続された隣接ネットワークノードから条件付きハンドオーバ要求を受信すると、候補ターゲット無線ネットワークノード１３は、１つ又は複数の構成されたセルに関連付けられた複数の条件付き構成を構成することを決定し得る。これらの代替構成は、例えば、異なるセカンダリセル（ＳＣｅｌｌ）のセット、異なるＭＩＭＯ構成、異なるビーム構成等を含み得る。
特定のセルのＨＯ構成のこれらのセットのそれぞれについて、候補ターゲット無線ネットワークノードは、ＣＨＯ構成を作成し、識別子を割り当てることができる。識別子は、構成を搬送する同じメッセージに配置され得る。これは、例えば、フィールドがリストのタイプであり、リスト内の各エントリがＣＨＯ構成と構成識別子を搬送しているＸｎＡＰメッセージであり得る。このアプローチにおいて、ソース無線ネットワークノードは、識別子を認識でき、ＨＯ構成と一緒に識別子を送信する必要がある。
別のアプローチにおいて、識別子は、ＣＨＯ構成自体の中に、すなわち、ＵＥで終了するメッセージの中に配置され得る。このアプローチでは、ソースノードは必ずしも構成識別子を認識しているわけではなく、それは、ＵＥで終了するメッセージ内に配置されるため、ソースノードは構成識別子の処理に関してアクションを実行する必要はない。
候補ターゲットネットワークノード１３はまた、構成のこれらのサブセットのそれぞれに対して異なるトリガ条件を提供し得る（例えば、より良い信号強度／品質がより多くのＭＩＭＯレイレに対応する相対的な条件等）。
次に、候補ターゲットネットワークノードは、ＣＨＯ構成のセットを含む条件付きハンドオーバ要求確認応答でソースネットワークノードに応答する。
ＵＥ１０が候補ターゲットネットワークノードへの条件付きハンドオーバをトリガし、１つのセルに関連付けられた幾つかのＣＨＯ構成から１つを選択すると、ＵＥはそのセルに向けてランダムアクセスを実行し、ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＣｏｍｐｌｅｔｅメッセージを送信する。ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＣｏｍｐｌｅｔｅメッセージは、条件付き構成識別子を含み、候補ターゲットネットワークノードはこの識別子を使用して、ＵＥが実行したＣＨＯ構成を判別する。
ターゲットノードが複数のＣＨＯ構成を準備したとき、それは、ＵＥにリソースを割り当て得る。例えば、ターゲットはＵＥ用に、キャリアアグリゲーションのない構成（つまり、ＰＣｅｌｌのみ）を含むＣＨＯ１と、キャリアアグリゲーションのある構成（つまり、ＰＣｅｌｌと１つ以上のＳＣｅｌｌの両方）を含むＣＨＯ２との２つのＣＨＯを準備し得る。ＣＨＯ２の場合、ターゲットは、ＳＣｅｌｌ上でＵＥにサウンディングリファレンス信号（ＳＲＳ）リソースを割り当て得る。この場合、ターゲットノードは、ＣＨＯ１の構成識別子を含むＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＣｏｍｐｌｅｔｅメッセージを受信すると、ＵＥがＣＨＯ２を有効と見なしていないと判断でき、ＵＥがそれを破棄したか、他の理由でＣＨＯ２を実行していないと判断できる。この場合、ターゲットノードは、ＣＨＯ２に関連付けられたリソースがそのＵＥ用に予約されていないと見なし得る。例えば、上記のＳＲＳリソースの例において、ターゲットはＳＣｅｌｌ上のＳＲＳリソースが空いていると見なし得る。
異なるＨＯ構成には、異なる閾値が関連付けられ得る。ターゲット無線ネットワークノードは、ｆａ、ｆｂ、及びｆｃの３つの異なる周波数のセルを有することができ、ここで、ｆａは最高周波数であり、したがって最小カバレッジであり、ｆｃは最低周波数で最大カバレッジである。ターゲット無線ネットワークノードは、ＣＨＯ１、ＣＨＯ２及びＣＨＯ３等の３つのＨＯ構成を送信でき、ここで、ＣＨＯ１はＣＡなしの場合であり（つまり、ｆｃのＰＣｅｌｌのみ）、ＣＨＯ２はｆｂ及びｆｃのＣＡを有する場合であり（つまり、ｆｃのＰＣｅｌｌと、ｆｂのＳＣｅｌｌ）、ＣＨＯ３は総てのセルのＣＡを有する場合である（つまり、ｆｃのＰＣｅｌｌ、ｆｂ及びｆｃのＳＣｅｌｌ）。ターゲット無線ネットワークノードは、ＰＣｅｌｌの好ましい信号レベルを３つの異なるＣＨＯに関連付け得る。例えば、ＰＣｅｌｌの品質がｗ ＲＳＲＰを上回っているがｘ ＲＳＲＰを下回っている場合は、ＣＨＯ１を構成し、ｘとｙの間にある場合はＣＨＯ２を使用し、ｙより大きい場合は、ＣＨＯ３を使用する。これらの閾値は、絶対値又は相対値でソースに送信され得る。ソースは、それぞれが相対ターゲット又は絶対ターゲットが関連付けられた、これらの３つのＣＨＯ構成を取得すると、ソースの好ましいトリガ条件を優先的に考慮して、ターゲットへのＨＯをトリガし、各ＣＨＯ構成について最終的なトリガ条件／閾値でＵＥを構成できる。
したがって、一般に、本明細書の実施形態は、例えば、無線通信ネットワークにおけるＵＥのモビリティを可能にするために、ＵＥの通信を処理するＵＥ１０によって実行される方法等の方法及び装置に関する。この方法によれば、ＵＥ１０は、満たされたＨＯ構成の表示を送信し得る。より具体的には、本方法によるＵＥは、ＵＥのモビリティに関連する条件が満たされていることを判定し、この条件は、１つ又は複数のハンドオーバ構成の内の第１ハンドオーバ構成の一部である。本方法によるＵＥは、条件が満たされていることの表示をさらに送信し、また、例えば、第１ＨＯ構成の識別子又は表示を使用することで、条件が第１ハンドオーバ構成の一部であることも示す。
図４は、ＵＥの通信を処理するためのＵＥ１０を示すブロック図であり、本明細書の幾つかの実施形態による、無線通信ネットワークにおけるＵＥのモビリティを可能にする。
ＵＥ１０は、本開示の方法を実行する様に構成された、例えば、１つ以上のプロセッサといった処理回路４０１を含み得る。
さらに、ＵＥ１０は、構成ユニット４０２を含み得る。ＵＥ１０、処理回路４０２及び／又は構成ユニット４０２は、例えば、第１無線ネットワークノード１２から受信した、１つ又は複数のＨＯ構成を設定又は使用する様に構成される。
ＵＥ１０は、決定ユニット４０３を含み得る。ＵＥ１０、処理回路４０１及び／又は決定ユニット４０３は、ＵＥのモビリティに関連する条件が満たされるたかを決定する様に構成され、条件は、１つ又は複数のハンドオーバ構成の内の第１ハンドオーバ構成の一部である。
ＵＥ１０は、送信ユニット４０４、例えば、送信機又はトランシーバを含み得る。ＵＥ１０、処理回路４０１及び／又は送信ユニット４０４は、例えば、第１ハンドオーバ構成の識別子又は表示を使用することで、条件が満たされていることと、条件が第１ＨＯ構成の一部であることを示す表示を送信する様に構成される。
ＵＥ１０は、メモリ４０５をさらに含み得る。メモリは、表示、条件、ＨＯ構成、実行時に本明細書で開示される方法を実行するためのアプリケーション等のデータを保存するために使用される１つ又は複数のユニットを含む。この様に、ＵＥ１０は、処理回路及びメモリを備え、メモリは、処理回路によって実行可能な命令を含み、それにより、無線デバイス１０は、本明細書の方法を実行する様に動作する。ＵＥは、例えば、送信機、受信機、トランシーバ、及び／又は１つ又は複数のアンテナを含む通信インタフェースを備え得る。
ＵＥ１０について本明細書に記載されている実施形態による方法は、命令、つまり、ソフトウェアコード部分を含むコンピュータプログラム４０６又はコンピュータプログラム製品の手段によりそれぞれ実現され、命令は、少なくとも１つのプロセッサ上で実行されると、少なくとも１つのプロセッサに、ＵＥ１０によって実行される本明細書に記載のアクションを実行させる。コンピュータプログラム製品４０６は、コンピュータ可読記憶媒体４０７、例えば、ディスク、ＵＳＢスティック等に格納され得る。コンピュータプログラム製品４０６を格納したコンピュータ可読記憶媒体４０７は、少なくとも１つのプロセッサで実行されると、少なくとも１つのプロセッサに、ＵＥ１０によって実行される本明細書で説明されるアクションを実行させる命令を含み得る。幾つかの実施形態において、コンピュータ可読記憶媒体は、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり得る。
本明細書の実施形態は、ＵＥ１０を構成するために、及び／又は、ＵＥ１０の通信を処理するために、第１無線ネットワークノード１２によって実行される方法をさらに含み、無線通信ネットワークにおけるＵＥのモビリティを可能にする。その様な方法による第１無線ネットワークノード１２は、１つ又は複数のハンドオーバ構成及び関連付けられた識別子をＵＥ１０に構成する。
図５は、ＵＥの通信を処理する第１無線ネットワークノード１２を示すブロック図であり、本明細書の実施形態による無線通信ネットワークにおけるＵＥのモビリティを可能にする。
無線基地局の様な第１無線ネットワークノード１２は、本開示の方法を実行する様に構成された、例えば、１つ以上のプロセッサといった処理回路５０１を含み得る。
第１無線ネットワークノード１２は、構成ユニット５０２、例えば、送信機又はトランシーバを含み得る。無線ネットワークノード１２、処理回路５０１及び／又は構成ユニット５０２は、１つ又は複数のＨＯ構成及び関連付けられた識別子でＵＥを構成する様に構成される。
第１無線ネットワークノード１２は、受信ユニット５０３、例えば、受信機又はトランシーバを含み得る。無線ネットワークノード１２、処理回路５０１及び／又は受信ユニット５０３は、例えば、第１ハンドオーバ構成の識別子又は表示を使用することで、条件が満たされていることと、条件が第１ＨＯ構成の一部であることを示す表示を受信する様に構成される。
第１無線ネットワークノード１２は、実行ユニット５０４を含み得る。無線ネットワークノード１２、処理回路５０１及び／又は実行ユニット５０４は、ＨＯ要求を第２無線ネットワークノード等に送信する等のハンドオーバ関連アクションを実行する様に構成され得る。
第１無線ネットワークノード１２は、メモリ５０５をさらに含み得る。メモリは、表示、ＨＯ構成、識別子、実行時に本明細書で開示される方法を実行するためのアプリケーション等のデータを保存するために使用される１つ又は複数のユニットを含む。したがって、第１無線ネットワークノード１２は、処理回路及びメモリを備え、メモリは、処理回路によって実行可能な命令を含み、それにより、無線ネットワークノードは、本明細書の方法を実行する様に動作する。第１無線ネットワークノード１２は、送信機、受信機、トランシーバ、及び／又は１つ又は複数のアンテナを含む通信インタフェースを備え得る。
第１無線ネットワークノード１２について本明細書に記載されている実施形態による方法は、例えば、命令、つまり、ソフトウェアコード部分を含むコンピュータプログラム製品５０６又はコンピュータプログラムの手段によりそれぞれ実現され、命令は、少なくとも１つのプロセッサ上で実行されると、少なくとも１つのプロセッサに、第１無線ネットワークノード１２によって実行される本明細書に記載のアクションを実行させる。コンピュータプログラム製品５０６は、コンピュータ可読記憶媒体５０７、例えば、ディスク、ユニバーサルシリアルバス（ＵＳＢ）スティック等に格納され得る。コンピュータプログラム製品５０６を格納したコンピュータ可読記憶媒体５０７は、少なくとも１つのプロセッサで実行されると、少なくとも１つのプロセッサに、第１無線ネットワークノード１２によって実行される本明細書で説明されるアクションを実行させる命令を含み得る。幾つかの実施形態において、コンピュータ可読記憶媒体は、非一時的又は一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり得る。
さらに、本明細書の実施形態は、例えば、特定ＵＥ及びハンドオーバ構成でＵＥを構成しているソースネットワークノードの隣接ノードでの条件付きハンドオーバ（ＣＨＯ）のための、第２無線ネットワークノード１３等の候補ターゲットネットワークノードでの方法に関連する。その様な場合の１つにおいて、ＨＯ構成は、特定のノードの同じターゲットセルに関連し得る（例えば、ＰＣｅｌｌ＝ｃｅｌｌ１を持つＣＨＯ１、ＰＣｅｌｌ＝ｃｅｌｌ１を持つＣＨＯ２等）。本明細書の実施形態は、代替的又は追加的に、特定のＵＥと、条件付きハンドオーバ構成でＵＥを構成しているソースネットワークノードの隣接ノードの条件付きハンドオーバのための候補ターゲットネットワークノードでの方法を含む。その様な場合の１つにおいて、条件付き再構成は、特定のノードの異なるターゲットセルに関連し得る（例えば、ＰＣｅｌｌ＝ｃｅｌｌ１を持つＣＨＯ１、ＰＣｅｌｌ＝ｃｅｌｌ２を持つＣＨＯ２等。ここで、ｃｅｌｌ１、ｃｅｌｌ２は、同じターゲットノード又は異なるノードの異なるセルである。）。
例えば、ＵＥの通信を処理するために第２無線ネットワークノード１３によって実行される、例えば、無線通信ネットワークにおけるＵＥのモビリティを可能する方法を考える。その様な方法による第２無線ネットワークノード１３は、第１ハンドオーバ構成の識別子又は表示に基づき、条件が満たされていることの表示と、条件が第１ＨＯ構成の一部であるという表示を受信する。
図６は、ＵＥの通信を処理するために第２の無線ネットワークノード１３によって実行される方法を開示するブロック図であり、例えば、本明細書の実施形態による、無線通信ネットワークにおけるＵＥのモビリティを可能にする。
無線基地局の様な第２無線ネットワークノード１３は、本開示の方法を実行する様に構成された、例えば、１つ以上のプロセッサといった処理回路６０１を含み得る。
第２無線ネットワークノード１３は、構成ユニット６０２、例えば、送信機又はトランシーバを含み得る。第２無線ネットワークノード１３、処理回路６０１及び／又は構成ユニット６０２は、１つ又は複数のＨＯ構成及び関連付けられた識別子でＵＥ及び／又は第１無線ネットワークノード１２を構成する様に構成される。
第２無線ネットワークノード１３は、予約ユニット６０３を含み得る。第２無線ネットワークノード１３、処理回路６０１及び／又は予約ユニット６０３は、ＵＥのＨＯ構成に基づいて１つ又は複数の無線リソースを予約する様に構成され得る。
第２無線ネットワークノード１３は、受信ユニット６０４、例えば、受信機又はトランシーバを含み得る。第２無線ネットワークノード１３、処理回路６０１及び／又は受信ユニット６０４は、例えば、第１ハンドオーバ構成の識別子又は表示を使用することで、条件が満たされていることと、条件が第１ＨＯ構成の一部であることを示す表示を受信する様に構成され得る。
第２無線ネットワークノード１３は、実行ユニット６０８を含み得る。第２無線ネットワークノード１３、処理回路６０１及び／又は実行ユニット６０８は、ＵＥ１０のＨＯ構成を使用する等のハンドオーバ関連アクションを実行する様に構成され得る。
第２無線ネットワークノード１３は、メモリ６０５をさらに含み得る。メモリは、表示、ＨＯ構成、識別子、実行時に本明細書で開示される方法を実行するためのアプリケーション等のデータを保存するために使用される１つ又は複数のユニットを含む。したがって、第２無線ネットワークノード１３は、処理回路及びメモリを備え、メモリは、処理回路によって実行可能な命令を含み、それにより、無線ネットワークノードは、本明細書の方法を実行する様に動作する。第２無線ネットワークノード１３は、送信機、受信機、トランシーバ、及び／又は、１つ又は複数のアンテナを含む通信インタフェースを備え得る。
第２無線ネットワークノード１３について本明細書に記載されている実施形態による方法は、例えば、命令、つまり、ソフトウェアコード部分を含むコンピュータプログラム製品６０６又はコンピュータプログラムの手段によりそれぞれ実現され、命令は、少なくとも１つのプロセッサ上で実行されると、少なくとも１つのプロセッサに、第２無線ネットワークノード１３によって実行される本明細書に記載のアクションを実行させる。コンピュータプログラム製品６０６は、コンピュータ可読記憶媒体６０７、例えば、ディスク、ユニバーサルシリアルバス（ＵＳＢ）スティック等に格納され得る。コンピュータプログラム製品６０６を格納したコンピュータ可読記憶媒体６０７は、少なくとも１つのプロセッサで実行されると、少なくとも１つのプロセッサに、第２無線ネットワークノード１３によって実行される本明細書で説明されるアクションを実行させる命令を含み得る。幾つかの実施形態において、コンピュータ可読記憶媒体は、非一時的又は一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり得る。
条件付き構成がハンドオーバ手順に関連付けられる場合があり、本明細書の実施形態は、条件付き構成がハンドオーバに関連付けられる場合とそうでない場合の両方に適用可能であり得ることに留意されたい。したがって、幾つかの実施形態の説明において、条件付きハンドオーバという用語が使用される場合、それは限定として理解されるべきではなく、単なる例であり、条件付き構成がハンドオーバに関連付けられていない場合にも実施形態は適用可能である。
本明細書で説明する幾つかの実施形態において、ＵＥ１０が１つ又は複数のターゲットノード及び／又はセルに対する複数のＨＯ構成を受信する方法と、その様なシナリオにおいて、ＵＥ１０が使用する１つ又は複数の識別子を受信する方法について説明した。また、ソースノードとターゲットノードについて説明されている方法がある。ただし、本明細書で説明する幾つかの実施形態は、ノード内／セル内シナリオにも適用できること、すなわち、ＵＥ１０が、ＵＥ１０が接続しているのと同じ無線ネットワークノードに条件付き構成を適用するシナリオにも適用されることに留意されたい。例えば、その様なシナリオにおいて、第１無線ネットワークノード１２は、ＨＯ構成をＵＥ１０に送信し、これは、第１無線ネットワークノード１２自体に適用される。ノード内／セル内のシナリオにおいて、"ソースノード"又は"ターゲットノード"によって適用されると説明されている方法は、単一ノード内で実行され得る。
ほとんどの実施形態は、ＮＲの場合の処理を説明している。ただし、これは簡潔化のためであり、本方法はＬＴＥ又は他の無線アクセス技術の場合にも適用できることに留意されたい。そのため、ここでＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ、ＣｏｎｄｉｔｉｏｎａｌＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ、ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＣｏｍｐｌｅｔｅ等のＮＲで参照される拡張機能は、ＲＲＣＣｏｎｎｅｃｔｉｏｎＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ、ＣｏｎｄｉｔｉｏｎａｌＲＲＣＣｏｎｎｅｃｔｉｏｎＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ、ＲＲＣＣｏｎｎｅｃｔｉｏｎＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＣｏｍｐｌｅｔｅ等のＬＴＥでの同等のものに適用可能である。
したがって、本明細書の実施形態は、３ＧＰＰ ＮＲ無線技術（３ＧＰＰ ＴＳ３８．３００ Ｖ１５．２．０（２０１８－０６））の文脈内で説明されている。本明細書の実施形態は、他のアクセス技術及び標準を実装する無線アクセスネットワーク及びＵＥに等しく適用可能であることが理解される。ＮＲは、本明細書の実施形態における例示的な技術として使用され、したがって、説明においてＮＲを使用することは、問題及び問題を解決する解決策を理解するために特に有用である。特に、本明細書の実施形態は、３ＧＰＰ ＬＴＥ、又は、非スタンドアロンＮＲとして表記され得る３ＧＰＰ ＬＴＥ及びＮＲ統合にも適用可能である。
次に、上記の修正及び変形を考慮して、図７Ａは、幾つかの実施形態による、ユーザ装置１０によって実行される方法を示している。図示する方法は、それぞれの条件に関連付けられた複数の条件付き構成（例えば、複数のＣＨＯ構成）を受信することを含む（ステップ７１０）。複数の条件付き構成の内の２つ以上は、例えば、同じターゲットノード及び／又は同じターゲットセル、例えば、同じターゲットプライマリセル（ＰＣｅｌｌ）に対する条件付き構成であり得る。いずれにせよ、ユーザ装置１０は、関連付けられた条件が満たされたときに条件付き構成を実行する。この意味での条件付き構成は、例えば、条件付きＲＲＣ再構成の形で、条件付き再構成として参照され得ることに留意されたい。さらに、このステップ７１０は、図３Ａのステップ３１０によって例示され得ることに留意されたい。いずれにせよ、図７Ａの方法はまた、例えば、図３Ａのステップ３０３によって例示される様に、関連付けられた条件が満たされると、複数の条件付き構成の内の１つを実行することを含む（ステップ７２０）。図７Ａの方法は、例えば、図３Ａのステップ３０４によって例示される様に、ユーザ装置１０が実行した複数の条件付き構成の内の１つを示す表示をターゲット無線ネットワークノードに送信することをさらに含み得る（ステップ７３０）。例えば、送信された表示は、実行された条件付き構成に関連付けられた識別子、例えば、メッセージで受信された識別子、又は、メッセージ内の複数の条件付き構成の順序に基づく識別子を含み得る。又は、別の例として、送信された表示は、実行された条件付き構成に関連付けられたパラメータ構成の表示を含み得る。これら及び他の実施形態において、表示は、ＲＲＣ接続再構成の正常な完了を確認するメッセージ、例えば、ＲＲＣ再構成完了メッセージに含まれ得る。
図７Ｂは、幾つかの実施形態による、第１無線ネットワークノード１２（例えば、ソース無線ネットワークノード）によって実行される方法を示す。図示する方法は、それぞれの条件に関連付けられた複数の条件付き構成（例えば、複数のＣＨＯ構成）をユーザ装置１０に送信することを含む（ステップ８１０）。複数の条件付き構成の内の２つ以上は、例えば、同じターゲットノード及び／又は同じターゲットセル、例えば、同じターゲットプライマリセル（ＰＣｅｌｌ）に対する条件付き構成であり得る。いずれにせよ、ユーザ装置１０は、関連付けられた条件が満たされたときに条件付き構成を実行する。この意味での条件付き構成は、例えば、条件付きＲＲＣ再構成の形で、条件付き再構成として参照され得ることに留意されたい。さらに、このステップ８１０は、図３Ａのステップ３１０によって例示され得ることに留意されたい。いずれにせよ、図７Ｂの方法はまた、複数の条件付き構成それぞれに関連付けられた識別子又はパラメータ構成をユーザ装置１０に送信することを含む（ステップ８２０）。
図７Ｃは、幾つかの実施形態による、第２無線ネットワークノード１３（例えば、ターゲット無線ネットワークノード）によって実行される方法を示す。図示する方法は、それぞれの条件に関連付けられた複数の条件付き構成（例えば、複数のＣＨＯ構成）をユーザ装置１０に構成することを含む（ステップ９１０）。複数の条件付き構成の内の２つ以上は、例えば、同じターゲットノード（例えば、ターゲット候補無線ネットワークノードとしての第２無線ネットワークノード１３）及び／又は同じターゲットセル、例えば、同じターゲットプライマリセル（ＰＣｅｌｌ）に対する条件付き構成であり得る。いずれにせよ、ユーザ装置１０は、関連付けられた条件が満たされたときに条件付き構成を実行する。この意味での条件付き構成は、例えば、条件付きＲＲＣ再構成の形で、条件付き再構成として参照され得ることに留意されたい。さらに、このステップ９１０は、図３Ａのステップ３１０によって例示され得ることに留意されたい。いずれにせよ、図７Ｃの方法はまた、例えば、図３Ａのステップ３０４によって例示される様に、ユーザ装置１０から、ユーザ装置１０が実行した複数の条件付き構成の内の１つ示す表示を受信することを含む（ステップ９２０）。例えば、受信した表示は、実行された条件付き構成に関連付けられた識別子、例えば、メッセージで受信された識別子、又は、メッセージ内の複数の条件付き構成の順序に基づく識別子を含み得る。又は、別の例として、受信した表示は、実行された条件付き構成に関連付けられたパラメータ構成の表示を含み得る。これら及び他の実施形態において、表示は、ＲＲＣ接続再構成の正常な完了を確認するメッセージ、例えば、ＲＲＣ再構成完了メッセージに含まれ得る。
通信デザインに精通した者には容易に理解される様に、機能手段又はモジュールは、デジタルロジック及び／又は１つ以上のマイクロコントローラ、マイクロプロセッサ又は他のデジタルハードウェアにより実現され得る。幾つかの実施形態において、幾つかの、総ての又は種々の機能は、単一のアプリケーション特定集積回路（ＡＳＩＣ）、又は、２つ以上の、それらの間の適切なハードウェア及び／又はソフトウェアインタフェースを有する個別デバイスにより実現され得る。幾つかの機能は、例えば、無線ネットワークノードの他の機能コンポーネントと共用されるプロセッサで実現され得る。
代わりに、処理手段の機能要素の幾つかは、個別ハードウェアを介して提供される一方、他の機能要素は、適切なソフトウェア又はファームウェアに関連してソフトウェアを実行するハードウェアで提供される。この様に、ここで使用される用語"プロセッサ"又は"コントローラ"は、ソフトウェアを実行できるハードウェアのみを参照するのではなく、限定しないが、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）ハードウェア、ソフトウェアを格納する読出し専用メモリ（ＲＯＭ）、ソフトウェアを格納するランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、及び／又は、プログラム、若しくは、アプリケーションデータ及び不揮発性メモリを暗示的に含み得る。他のハードウェア、従来のハードウェア、及び／又は、カスタムハードウェアも含み得る。無線ネットワークノードの設計者は、これらの設計の選択に固有のコスト、パフォーマンス及びメンテナンスのトレードオフを理解する。
一実施形態に従う図１０を参照すると、通信システムは、３ＧＰＰタイプのセルラネットワーク等の通信ネットワーク３２１０を含み、通信ネットワーク３２１０は、無線アクセスネットワーク等のアクセスネットワーク３２１１とコアネットワーク３２１４とを含む。アクセスネットワーク３２１１は、本明細書の無線アクセスノードの例であるＮＢ、ｅＮＢ、ｇＮＢ又は他のタイプの無線アクセスポイント等の複数の基地局３２１２ａ、３２１２ｂ、３２１２ｃを備え、それぞれが対応するカバレッジエリア３２１３ａ、３２１３ｂ、３２１３ｃを定義する。各基地局３２１２ａ、３２１２ｂ、３２１２ｃは、有線又は無線接続３２１５を介してコアネットワーク３２１４に接続可能である。カバレッジエリア３２１３ｃに位置する無線デバイス１０の例である第１ユーザ装置（ＵＥ）３２９１は、対応する基地局３２１２ｃに無線で接続するか、対応する基地局３２１２ｃによってページングされる様に構成される。カバレッジエリア３２１３ａの第２ＵＥ３２９２は、対応する基地局３２１２ａに無線で接続可能である。複数のＵＥ３２９１、３２９２がこの例に示されているが、開示された実施形態は、単一ＵＥがカバレッジエリアにある状況、又は、単一ＵＥが対応する基地局３２１２に接続している状況に等しく適用可能である。
通信ネットワーク３２１０自体は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバのハードウェア及び／又はソフトウェアにより、又は、サーバファームの処理リソースとして具現化され得るホストコンピュータ３２３０に接続される。ホストコンピュータ３２３０は、サービスプロバイダの所有権又は管理下にあり得るか、又はサービスプロバイダによって又はサービスプロバイダに代わって操作され得る。通信ネットワーク３２１０とホストコンピュータ３２３０との間の接続３２２１、３２２２は、コアネットワーク３２１４からホストコンピュータ３２３０まで直接延長してもよく、又はオプションの中間ネットワーク３２２０を介してもよい。中間ネットワーク３２２０は、パブリック、プライベート、又はホストされたネットワークの１つ又は２つ以上の組み合わせであっても良く、中間ネットワーク３２２０（ある場合）は、バックボーンネットワーク又はインターネットである場合があり、特に、中間ネットワーク３２２０は、２つ以上のサブネットワーク（図示せず）を備えてもよい。
図１０の通信システムは全体として、接続されたＵＥ３２９１、３２９２の内の１つとホストコンピュータ３２３０との間の接続を可能にする。接続性は、オーバザトップ（ＯＴＴ）接続３２５０として説明され得る。ホストコンピュータ３２３０及び接続されたＵＥ３２９１、３２９２は、アクセスネットワーク３２１１、コアネットワーク３２１４、任意の中間ネットワーク３２２０及び、仲介者としての可能なさらなるインフラストラクチャ（図示せず）を使用して、ＯＴＴ接続３２５０を介してデータ及び／又はシグナリングを通信する様に構成される。ＯＴＴ接続３２５０は、ＯＴＴ接続３２５０が通過する参加通信デバイスがアップリンク及びダウンリンク通信のルーティングを認識しないという意味で透過的であり得る。例えば、基地局３２１２は、接続されたＵＥ３２９１に転送される（例えば、引き渡される）ホストコンピュータ３２３０から発信されるデータとの着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて通知されないか、又は通知される必要はない。同様に、基地局３２１２は、ＵＥ３２９１からホストコンピュータ３２３０に向かう発信アップリンク通信の将来のルーティングを認識する必要はない。
一実施形態による、前述の段落で説明したＵＥ、基地局及びホストコンピュータの例示的な実装形態を、図１０を参照して説明する。通信システム３３００において、ホストコンピュータ３３１０は、通信システム３３００の異なる通信デバイスのインタフェースとの有線又は無線接続をセットアップ及び維持する様に構成された通信インタフェース３３１６を含むハードウェア３３１５を備える。ホストコンピュータ３３１０は、記憶及び／又は処理能力を有し得る処理回路３３１８をさらに備える。特に、処理回路３３１８は、命令を実行する様に適合された１つ以上のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又はこれらの組み合わせ（図示せず）を備え得る。ホストコンピュータ３３１０は、ソフトウェア３３１１をさらに備え、ソフトウェア３３１１は、ホストコンピュータ３３１０に格納されるか、ホストコンピュータ３３１０によってアクセス可能であり、処理回路３３１８によって実行可能である。ソフトウェア３３１１は、ホストアプリケーション３３１２を含む。ホストアプリケーション３３１２は、ＵＥ３３３０とホストコンピュータ３３１０で終端されるＯＴＴ接続３３５０を介して接続する、ＵＥ３３３０の様なリモート・ユーザにサービスを提供する様に動作可能であり得る。リモート・ユーザにサービスを提供する際、ホストアプリケーション３３１２は、ＯＴＴ接続３３５０を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
通信システム３３００は、通信システムに設けられ、ホストコンピュータ３３１０及びＵＥ３３３０と通信することを可能にするハードウェア３３２５を備える基地局３３２０をさらに含む。ハードウェア３３２５は、通信システム３３００の異なる通信デバイスのインタフェースとの有線又は無線接続をセットアップ及び維持するための通信インタフェース３３２６と、基地局３３２０がサービスを提供するカバレッジエリア（図８には示されていない）にあるＵＥ３３３０との少なくとも無線接続３３７０をセットアップ及び維持するための無線インタフェース３３２７と、を含み得る。通信インタフェース３３２６は、ホストコンピュータ３３１０への接続３３６０を促進する様に構成され得る。接続３３６０は直接であってもよいし、通信システムのコアネットワーク（図８には示さず）及び／又は通信システムの外部の１つ以上の中間ネットワークを通過してもよい。実施形態において、基地局３３２０のハードウェア３３２５は、処理回路３３２８をさらに備え、処理回路３３２８は、命令を実行する様に適合された１つ以上のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又はこれらの組み合わせ（図示せず）を備え得る。基地局３３２０は、内部に格納されたソフトウェア３３２１又は外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア３３２１１をさらに有する。
通信システム３３００は、既に言及したＵＥ３３３０をさらに含む。そのハードウェア３３３５は、ＵＥ３３３０が現在位置するカバレッジエリアにサービスを提供する基地局との無線接続３３７０をセットアップ及び維持する様に構成された無線インタフェース３３３７を含み得る。ＵＥ３３３０のハードウェア３３３５は、処理回路３３３８をさらに備え、処理回路３３２８は、命令を実行する様に適合された１つ以上のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又はこれらの組み合わせ（図示せず）を備え得る。ＵＥ３３３０は、ソフトウェア３３３１をさらに備え、ソフトウェア３３１１は、ＵＥ３３３０に格納されるか、ＵＥ３３３０によってアクセス可能であり、処理回路３３３８によって実行可能である。ソフトウェア３３３１は、ホストアプリケーション３３３２を含む。クライアントアプリケーション３３３２は、ホストコンピュータ３３１０のサポートにより、ＵＥ３３３０を介して人間又は非人間のユーザにサービスを提供する様に動作可能であってもよい。ホストコンピュータ３３１０において、実行中のホストアプリケーション３３１２は、ＵＥ３３３０及びホストコンピュータ３３１０で終端するＯＴＴ接続３３５０を介して実行中のクライアントアプリケーション３３３２と通信することができる。ユーザにサービスを提供する際、クライアントアプリケーション３３３２は、ホストアプリケーション３３１２からリクエストデータを受信し、リクエストデータに応答してユーザデータを提供してもよい。ＯＴＴ接続３３５０は、リクエストデータとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション３３３２は、ユーザと対話して、提供するユーザデータを生成することができる。
図９に示されるホストコンピュータ３３１０、基地局３３２０及びＵＥ３３３０は、それぞれ、図８のホストコンピュータ３２３０、基地局３２１２ａ、３２１２ｂ、３２１２ｃの内の１つ、及び、ＵＥ３２９１、３２９２の内の１つと同一であり得ることに留意されたい。つまり、これらのエンティティの内部動作は図９の様になり、独立して、周囲のネットワークトポロジは図８の様になる。
図９において、ＯＴＴ接続３３５０は、中間デバイス及びこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングを明示的に参照することなく、基地局３３２０を介したホストコンピュータ３３１０とユーザ装置３３３０との間の通信を示すために抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャは、ルーティングを決定してもよく、ルーティングは、ＵＥ３３３０又はホストコンピュータ３３１０を操作するサービスプロバイダ、又はその両方から隠す様に構成されてもよい。ＯＴＴ接続３３５０がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、ルーティングを動的に変更する決定をさらに行うことができる（例えば、ネットワークの負荷分散の検討又は再構成に基づいて）。
ＵＥ３３３０と基地局３３２０との間の無線接続３３７０は、本開示を通して説明される実施形態の教示に従う。１つ以上の様々な実施形態は、無線接続３３７０が最後のセグメントを形成するＯＴＴ接続３３５０を使用して、ＵＥ３３３０に提供されるＯＴＴサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、正しいＨＯ構成が示されるので、ＵＥのモビリティを改善でき、それにより、ユーザ待機時間の短縮や、より良い応答性等の利点を提供する。
測定手順は、データレート、待ち時間及び１つ以上の実施形態が改善される他の要因を監視する目的で提供されてもよい。さらに、測定結果の変動に応じて、ホストコンピュータ３３１０とＵＥ３３３０との間のＯＴＴ接続３３５０を再構成するためのオプションのネットワーク機能があり得る。ＯＴＴ接続３３５０を再構成するための測定手順及び／又はネットワーク機能は、ホストコンピュータ３３１０のソフトウェア３３１１又はＵＥ３３３０のソフトウェア３３３１、又はその両方で実装されてもよい。実施形態において、センサ（図示せず）は、ＯＴＴ接続３３５０が通過する通信デバイス内に、又はそれに関連して配置され、センサは、上記で例示した監視量の値を提供するか、ソフトウェア３３１１、３３３１が監視量を計算又は推定できる他の物理量の値を提供することにより、測定手順に参加できる。ＯＴＴ接続３３５０の再構成には、メッセージ形式、再送信設定、優先ルーティング等が含まれ、再構成は基地局３３２０に影響を与えず、基地局３３２０にとって未知又は感知できない可能性がある。その様な手順及び機能は、当技術分野で知られ実践されている場合がある。特定の実施形態において、測定は、スループット、伝播時間、待ち時間等のホストコンピュータの３３１０測定を容易にする独自のＵＥシグナリングを含み得る。測定は、ソフトウェア３３１１、３３１１が、ＯＴＴ接続３３５０を使用して、伝播時間、エラー等を監視しながら、メッセージ、特に空又は"ダミー"メッセージを送信する様に実装できる。
図１０は、一実施形態による、通信システムで実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、及びＵＥを含み、それらは図８及び９を参照して説明されたものであり得る。本開示を単純化するために、図１０への参照図面のみがこのセクションに含まれる。この方法の第１ステップ３４１０では、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。第１ステップ３４１０のオプションのサブステップ３４１１では、ホストコンピュータはホストアプリケーションを実行することによりユーザデータを提供する。第２ステップ３４２０において、ホストコンピュータは、ユーザデータをＵＥに搬送する送信を開始する。オプションの第３ステップ３４３０において、基地局は、本開示を通して説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが開始した送信で搬送されたユーザデータをＵＥに送信する。オプションの第４ステップ３４４０では、ＵＥは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行する。
図１１は、一実施形態による、通信システムで実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局及びＵＥを含み、それらは図８及び９を参照して説明されたものであり得る。本開示を単純化するために、図１１への参照図面のみがこのセクションに含まれる。この方法の第１ステップ３５１０では、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。オプションのサブステップ（図示せず）では、ホストコンピュータはホストアプリケーションを実行することによりユーザデータを提供する。第２ステップ３５２０において、ホストコンピュータは、ユーザデータをＵＥに搬送する送信を開始する。本開示を通して説明される実施形態の教示に従い、送信は、基地局を通過し得る。オプションの第３ステップ３５３０では、ＵＥは、送信で搬送されたユーザデータを受信する。
図１２は、一実施形態による、通信システムで実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局及びＵＥを含み、それらは図８及び９を参照して説明されたものであり得る。本開示を単純化するために、図１２への参照図面のみがこのセクションに含まれる。この方法のオプションの第１ステップ３６１０において、ＵＥはホストコンピュータにより提供された入力データを受信する。追加又は代替として、オプションの第２ステップ３６２０で、ＵＥはユーザデータを提供する。第２ステップ３６２０のオプションのサブステップ３６２１では、ＵＥはホストアプリケーションを実行することによりユーザデータを提供する。第１ステップ３６１０のさらなるオプションのサブステップ３６１１では、ＵＥは、ホストコンピュータによって提供された受信入力データに応答してユーザデータを提供するクライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受信したユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された特定の方法に関係なく、ＵＥは、オプションの第３サブステップ３６３０で、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を開始する。方法の第４ステップ３６４０において、ホストコンピュータは、本開示を通して説明される実施形態の教示に従って、ＵＥから送信されたユーザデータを受信する。
図１３は、一実施形態による、通信システムで実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局及びＵＥを含み、それらは図８及び９を参照して説明されたものであり得る。本開示を単純化するために、図１３への参照図面のみがこのセクションに含まれる。方法のオプションの第１ステップ３７１０において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局はＵＥからユーザデータを受信する。オプションの第２ステップ３７２０において、基地局は、受信したユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。第３ステップ３７３０において、ホストコンピュータは、基地局により開始された送信で搬送されるユーザデータを受信する。
開示された実施形態の修正及び他の実施形態は、前述の説明及び関連する図面に提示された教示の利益を有する当業者に思い浮かぶであろう。したがって、実施形態は、開示される特定の実施形態に限定されるものではなく、修正及び他の実施形態が本開示の範囲内に含まれることが意図されることを理解されたい。特定の用語を使用したが、それらは、一般的に使用され、説明目的であり、制限目的ではない。

Claims (52)

  1. ユーザ装置によって実行される方法であって、
    それぞれの条件に関連付けられた複数の条件付き構成を受信することであって、前記ユーザ装置は、関連付けられた条件が満たされたときに条件付き構成を実行する、ことと、
    関連付けられた条件が満たされたときに、前記複数の条件付き構成の内の１つを実行することと、
    ターゲット無線ネットワークノードに、前記ユーザ装置が実行した前記複数の条件付き構成の内の１つを示す表示を送信することと、
    を含む方法。
  2. 請求項１に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成の内の異なるものは、それぞれ、異なる識別子に関連付けられ、送信された前記表示は、実行された前記条件付き構成に関連付けられた識別子を含む、方法。
  3. 請求項２に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成を受信することは、前記複数の条件付き構成を示し、前記複数の条件付き構成に関連付けられた前記異なる識別子を含むメッセージを受信することを含み、
    前記表示は、前記メッセージで受信され、実行された前記条件付き構成に関連付けられた識別子を含む、方法。
  4. 請求項２又は３に記載の方法であって、
    前記異なる識別子は、異なる条件付き構成識別子を含む、方法。
  5. 請求項２に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成を受信することは、前記複数の条件付き構成を示すメッセージを受信することを含み、
    送信された前記表示は、前記メッセージにおける実行された前記条件付き構成の順序に基づく識別子である、方法。
  6. 請求項１に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成の内の異なるものは、それぞれ、異なるパラメータ構成に関連付けられ、
    送信された前記表示は、実行された前記条件付き構成に関連付けられたパラメータ構成の表示を含む、方法。
  7. 請求項１から６のいずれか１項に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成の内の異なるものは、それぞれ、ランダムアクセスプリアンブルの異なるセット、異なる時間周波数リソース割り当て、又は、異なるセル無線ネットワーク一時識別子（Ｃ－ＲＮＴＩ）に関連付けられ、
    前記表示は、実行された前記条件付き構成に関連付けられた前記セットのランダムアクセスプリアンブルの送信、実行された前記条件付き構成に関連付けられた前記時間周波数リソース割り当てを使用しての送信、又は、実行された前記条件付き構成に関連付けられた前記Ｃ－ＲＮＴＩの送信を含む、方法。
  8. 請求項１から７のいずれか１項に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成の内の２つ以上は、同じターゲットノードに対する条件付き構成である、方法。
  9. 請求項１から８のいずれか１項に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成の内の２つ以上は、同じターゲットセルに対する条件付き構成である、方法。
  10. 請求項１から９のいずれか１項に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成の内の２つ以上は、同じターゲットプライマリセル（ＰＣｅｌｌ）に対する異なる条件付きキャリアアグリゲーション構成である、方法。
  11. 請求項１から１０のいずれか１項に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成の内の２つ以上は、異なる各ターゲットセル候補、セカンダリセルの異なるセット、異なるビーム、異なるキャリアアグリゲーション構成、及び／又は、多入力多出力レイヤの異なる数に関連付けられる、方法。
  12. 請求項１から１１のいずれか１項に記載の方法であって、
    前記表示は、ＲＲＣ接続再構成の正常な完了を確認するメッセージに含まれる、方法。
  13. 請求項１から１２のいずれか１項に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成は、複数の条件付きハンドオーバ構成である、方法。
  14. 無線ネットワークノードによって実行される方法であって、
    ユーザ装置に、それぞれの条件に関連付けられた複数の条件付き構成を構成することであって、前記ユーザ装置は、関連付けられた条件が満たされたときに条件付き構成を実行し、前記複数の条件付き構成は、ターゲット候補無線ネットワークノードとしての前記無線ネットワークノードに対する条件付き構成である、ことと、
    前記ユーザ装置から、前記ユーザ装置が実行した前記複数の条件付き構成の内の１つを示す表示を受信することと、
    を含む方法。
  15. 請求項１４に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成の内の異なるものは、それぞれ、異なる識別子に関連付けられ、
    受信した前記表示は、実行された前記条件付き構成に関連付けられた識別子を含む、方法。
  16. 請求項１５に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成に関連付けられた前記異なる識別子を含むメッセージを別の無線ネットワークノードに送信する、或いは、別の無線ネットワークノードから受信することをさらに含み、
    前記表示は、前記メッセージに含まれ、かつ、実行された前記条件付き構成に関連付けられた識別子を含む、方法。
  17. 請求項１５又は１６に記載の方法であって、
    前記異なる識別子は、異なる条件付き構成識別子を含む、方法。
  18. 請求項１５に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成を示すメッセージを送信することをさらに含み、
    受信した前記表示は、前記メッセージ内における実行された前記条件付き構成の順序に基づく識別子である、方法。
  19. 請求項１４に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成の内の異なるものは、それぞれ、異なるパラメータ構成に関連付けられ、
    受信した前記表示は、実行された前記条件付き構成に関連付けられたパラメータ構成の表示を含む、方法。
  20. 請求項１４から１９のいずれか１項に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成の内の異なるものは、それぞれ、ランダムアクセスプリアンブルの異なるセット、異なる時間周波数リソース割り当て、又は、異なるセル無線ネットワーク一時識別子（Ｃ－ＲＮＴＩ）に関連付けられ、
    前記表示は、実行された前記条件付き構成に関連付けられた前記セットのランダムアクセスプリアンブルの受信、実行された前記条件付き構成に関連付けられた前記時間周波数リソース割り当てを使用しての受信、又は、実行された前記条件付き構成に関連付けられた前記Ｃ－ＲＮＴＩの受信を含む、方法。
  21. 請求項１４から２０のいずれか１項に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成の内の２つ以上は、同じターゲットセルに対する条件付き構成である、方法。
  22. 請求項１４から２１のいずれか１項に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成の内の２つ以上は、同じターゲットプライマリセル（ＰＣｅｌｌ）に対する異なる条件付きキャリアアグリゲーション構成である、方法。
  23. 請求項１４から２２のいずれか１項に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成の内の２つ以上は、異なる各ターゲットセル候補、セカンダリセルの異なるセット、異なるビーム、異なるキャリアアグリゲーション構成、及び／又は、多入力多出力レイヤの異なる数に関連付けられる、方法。
  24. 請求項１４から２３のいずれか１項に記載の方法であって、
    前記表示は、ＲＲＣ接続再構成の正常な完了を確認するメッセージに含まれる、方法。
  25. 請求項１４から２４のいずれか１項に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成は、複数の条件付きハンドオーバ構成である、方法。
  26. 請求項１４から２５のいずれか１項に記載の方法であって、
    受信された前記表示が前記ユーザ装置によって実行されたことを示す前記条件付き構成を実行することをさらに含む、方法。
  27. 請求項１４から２６のいずれか１項に記載の方法であって、
    前記表示の受信に応答して、受信した前記表示が前記ユーザ装置によって実行されたことを示す前記条件付き構成とは異なる１つ以上の条件付き構成に関連付けられたリソースを解放することをさらに含む、方法。
  28. 無線ネットワークノードによって実行される方法であって、
    ユーザ装置に、それぞれの条件に関連付けられた複数の条件付き構成を送信することであって、各条件は、それが満たされると前記ユーザ装置が関連付けられた条件付き構成を実行することをトリガする条件であり、前記無線ネットワークノードは前記複数の条件付き構成のソース無線ネットワークノードである、ことと、
    前記ユーザ装置に、前記複数の条件付き構成それぞれに関連付けられた識別子又はパラメータ構成を送信することと、
    を含む、方法。
  29. 請求項２８に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成のターゲットである別の無線ネットワークノードから、前記複数の条件付き構成それぞれに関連付けられた前記識別子又は前記パラメータ構成を受信することをさらに含む、方法。
  30. 請求項２８に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成のターゲットである別の無線ネットワークノードから前記複数の条件付き構成を受信することと、
    前記識別子又は前記パラメータ構成を生成することと、
    生成した前記識別子又は前記パラメータ構成を前記別の無線ネットワークノードに送信することと、
    をさらに含む、方法。
  31. 請求項２８から３０のいずれか１項に記載の方法であって、
    前記ユーザ装置が候補ターゲットネットワークノードで条件付き構成を実行したという表示を受信することと、
    前記表示の受信に応答して、１つ以上の他の候補ターゲットネットワークノードのそれぞれに、条件付き構成の識別子を含み、かつ、前記他の候補ターゲットネットワークノードがユーザ装置コンテキスト及び／又は前記識別子によって識別される前記条件付き構成のための無線リソースを解放することを示すメッセージを送信することと、
    をさらに含む、方法。
  32. 請求項２８から３１のいずれか１項に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成の内の２つ以上は、同じターゲットノードに対する条件付き構成である、方法。
  33. 請求項２８から３２のいずれか１項に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成の内の２つ以上は、同じターゲットセルに対する条件付き構成である、方法。
  34. 請求項２８から３３のいずれか１項に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成の内の２つ以上は、同じターゲットプライマリセル（ＰＣｅｌｌ）に対する異なる条件付きキャリアアグリゲーション構成である、方法。
  35. 請求項２８から３４のいずれか１項に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成の内の２つ以上は、異なる各ターゲットセル候補、セカンダリセルの異なるセット、異なるビーム、異なるキャリアアグリゲーション構成、及び／又は、多入力多出力レイヤの異なる数に関連付けられる、方法。
  36. 請求項２８から３５のいずれか１項に記載の方法であって、
    前記表示は、ＲＲＣ接続再構成の正常な完了を確認するメッセージに含まれる、方法。
  37. 請求項２８から３６のいずれか１項に記載の方法であって、
    前記複数の条件付き構成は、複数の条件付きハンドオーバ構成である、方法。
  38. ユーザ装置であって、
    それぞれの条件に関連付けられた複数の条件付き構成を受信することであって、前記ユーザ装置は、関連付けられた条件が満たされたときに条件付き構成を実行する、ことと、
    関連付けられた条件が満たされたときに、前記複数の条件付き構成の内の１つを実行することと、
    無線ネットワークノードに、前記ユーザ装置が実行した前記複数の条件付き構成の内の１つを示す表示を送信することと、
    を行う様に構成されている、ユーザ装置。
  39. 請求項３８に記載のユーザ装置であって、
    請求項２から１３のいずれか１項に記載の方法を実行する様に構成されている、ユーザ装置。
  40. 無線ネットワークノードであって、
    ユーザ装置に、それぞれの条件に関連付けられた複数の条件付き構成を構成することであって、各条件は、それが満たされると前記ユーザ装置が関連付けられた条件付き構成を実行することをトリガする条件であり、前記複数の条件付き構成は、ターゲット候補無線ネットワークノードとしての前記無線ネットワークノードに対する条件付き構成である、ことと、
    前記ユーザ装置から、前記ユーザ装置が実行した前記複数の条件付き構成の内の１つを示す表示を受信することと、
    を行う様に構成されている、無縁ネットワークノード。
  41. 請求項４０に記載の無線ネットワークノードであって、
    請求項１５から２７のいずれか１項に記載の方法を実行する様に構成されている、無線ネットワークノード。
  42. 無線ネットワークノードであって、
    ユーザ装置に、それぞれの条件に関連付けられた複数の条件付き構成を送信することであって、各条件は、それが満たされると前記ユーザ装置が関連付けられた条件付き構成を実行することをトリガする条件であり、前記無線ネットワークノードは前記複数の条件付き構成のソース無線ネットワークノードである様に構成されている、ことと、
    前記ユーザ装置に、前記複数の条件付き構成それぞれに関連付けられた識別子又はパラメータ構成を送信することと、
    を行う様に構成されている、無線ネットワークノード。
  43. 請求項４２に記載の無線ネットワークノードであって、
    請求項２９から３７のいずれか１項に記載の方法を実行する様に構成されている、無線ネットワークノード。
  44. ユーザ装置の少なくとも１つのプロセッサで実行されると、前記ユーザ装置に請求項１から１３のいずれか１項に記載の方法を実行させる命令を含む、コンピュータプログラム。
  45. 無線ネットワークノードの少なくとも１つのプロセッサで実行されると、前記無線ネットワークノードに請求項１４から３７のいずれか１項に記載の方法を実行させる命令を含む、コンピュータプログラム。
  46. 請求項４４又は４５に記載のコンピュータプログラムを含むキャリアであって、前記キャリアは、電気信号、光信号、無線信号、又は、コンピュータ可読記憶媒体の１つである、キャリア。
  47. ユーザ装置であって、
    通信インタフェースと、
    処理回路と、
    を備え、
    前記処理回路は、
    それぞれの条件に関連付けられた複数の条件付き構成を受信することであって、前記ユーザ装置は、関連付けられた条件が満たされたときに条件付き構成を実行する、ことと、
    関連付けられた条件が満たされたときに、前記複数の条件付き構成の内の１つを実行することと、
    無線ネットワークノードに、前記ユーザ装置が実行した前記複数の条件付き構成の内の１つを示す表示を送信することと、
    を行う様に構成されている、ユーザ装置。
  48. 請求項４７に記載のユーザ装置であって、
    前記処理回路は、請求項２から１３のいずれか１項に記載の方法を実行する様に構成されている、ユーザ装置。
  49. 無線ネットワークノードであって、
    通信インタフェースと、
    処理回路と、
    を備え、
    前記処理回路は、
    ユーザ装置に、それぞれの条件に関連付けられた複数の条件付き構成を構成することであって、各条件は、それが満たされると前記ユーザ装置が関連付けられた条件付き構成を実行することをトリガする条件であり、前記複数の条件付き構成は、ターゲット候補無線ネットワークノードとしての前記無線ネットワークノードに対する条件付き構成である、ことと、
    前記ユーザ装置から、前記ユーザ装置が実行した前記複数の条件付き構成の内の１つを示す表示を受信することと、
    を行う様に構成されている、無縁ネットワークノード。
  50. 請求項４９に記載の無線ネットワークノードであって、
    前記処理回路は、請求項１５から２７のいずれか１項に記載の方法を実行する様に構成されている、無線ネットワークノード。
  51. 無線ネットワークノードであって、
    通信インタフェースと、
    処理回路と、
    を備え、
    前記処理回路は、
    ユーザ装置に、それぞれの条件に関連付けられた複数の条件付き構成を送信することであって、各条件は、それが満たされると前記ユーザ装置が関連付けられた条件付き構成を実行することをトリガする条件であり、前記無線ネットワークノードは前記複数の条件付き構成のソース無線ネットワークノードである様に構成されている、ことと、
    前記ユーザ装置に、前記複数の条件付き構成それぞれに関連付けられた識別子又はパラメータ構成を送信することと、
    を行う様に構成されている、無線ネットワークノード。
  52. 請求項５１に記載の無線ネットワークノードであって、
    前記処理回路は、請求項２９から３７のいずれか１項に記載の方法を実行する様に構成されている、無線ネットワークノード。
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