JP2022534226A - 翼型用の壁面近傍前縁冷却チャネル - Google Patents

翼型用の壁面近傍前縁冷却チャネル Download PDF

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Abstract

翼型、このような翼型を含むガスタービンエンジンアセンブリ、およびその製造方法。翼型は、翼型の前縁に近接した複数の冷却チャネルを含み、冷却チャネルの各々は、圧力側壁および吸引側壁のうちの一方の翼型の内面に設けられた入口と、圧力側壁および吸引側壁のうちの他方の翼型の外面に設けられた出口とを含む。冷却チャネルは、翼型のよどみ点の付近に、翼型の前縁に設けられた冷却流体流の互い違いのパターンがあるように、千鳥構成で配置される。

Description

関連出願の相互参照
本特許出願は、2019年5月20日に出願された米国特許出願第16/417,006号明細書の優先権を主張し、その全開示は参照により本明細書に組み込まれる。
本発明は、タービン翼型に関し、より具体的には、タービン翼型に組み込まれた冷却回路に関する。
典型的なガスタービンエンジンは、圧縮機セクション、燃焼器セクション、およびタービンセクションの3つの主要なセクションで構成される。標準的な動作サイクルでは、燃焼器セクションに供給される空気を加圧するために、圧縮機セクションが使用される。燃焼器セクションでは、燃料が、圧縮機セクションからの加圧空気と混合され、高温および高速の燃焼ガスを生成するために点火される。これらの燃焼ガスはその後、多段タービンに流入し、そこで高温ガスは、回転および固定のガスタービン翼型の互い違いの列を通って流れる。固定ベーンの列は、典型的に、燃焼ガスの流れを回転ブレードの後続段に再配向するために使用される。タービンセクションは、タービンセクションが圧縮機セクションを駆動するように、共通の軸シャフトに沿って圧縮機セクションに結合される。
空気および高温燃焼ガスは、タービンブレードおよびベーンによってタービンセクションを通じて配向される。これらのブレードおよびベーンは、ブレードおよびベーンが作られる材料の能力をしばしば超える、極端に高い動作温度に曝される。極端な温度は、構成要素の熱成長および熱応力も引き起こす可能性があり、耐久性の不足につながる可能性がある。有効動作温度を低下させるために、ブレードおよびベーンは、しばしば空気または蒸気を用いて冷却される。しかしながら、冷却流体を効率的に使用するために、冷却は効果的な方法で行われなければならない。結果として、とりわけこれらの問題に対処するガスタービンの翼型の改善された冷却設計が必要とされる。
手短に言えば、高レベルでは、本出願の主題は、一般に、ガスタービン翼型に組み込まれた冷却通路、チャネル、およびチャンバに関する。ガスタービン翼型は、内面および外面を含み、翼型壁によって少なくとも部分的に囲まれた翼型チャンバを形成する、翼型壁で構成される。実施形態は、翼型の改善された冷却のために翼型壁の前縁に形成された冷却チャネルを提供する。冷却チャネルは、冷却流体または空気が翼型チャンバおよび翼型壁を通過することを可能にし、ガスタービンの動作中に翼型を冷却する。
本発明の一実施形態は、前縁および後縁を有するガスタービン用の翼型を対象とする。翼型は、圧力側および吸引側を有する翼型壁を含み、圧力側は圧力側内面および圧力側外面を含み、吸引側は吸引側内面および吸引側外面を含む。圧力側内面および吸引側内面は、翼型壁の内面を共に画定し、圧力側外面および吸引側外面は、翼型壁の外面を共に画定し、翼型壁の内面は、翼型壁によって少なくとも部分的に囲まれた翼型チャンバを少なくとも部分的に画定する。翼型は、翼型の前縁に近接した複数の第1および第2の冷却チャネルを含み、第1の冷却チャネルの各々は、圧力側内面に設けられた第1開口部に位置する入口と、吸引側外面に設けられた第2の開口部に位置する出口とを含み、第2の冷却チャネルの各々は、吸引側内面に設けられた第3の開口部に位置する入口と、圧力側外面に設けられた第4の開口部に位置する出口とを含む。
いくつかの実施形態では、複数の第1の冷却チャネルは、上部第1の冷却チャネルおよび下部第1の冷却チャネルを含み、複数の第2の冷却チャネルは、上部第2の冷却チャネルおよび下部第2の冷却チャネルを含む。複数の第1の冷却チャネルおよび複数の第2の冷却チャネルは、上部第2の冷却チャネルが、翼型の径方向で上部第1の冷却チャネルと下部第1の冷却チャネルとの間に位置し、下部第1の冷却チャネルが、翼型の径方向で上部第2の冷却チャネルと下部第2の冷却チャネルとの間に位置するように、千鳥構成で配置される。
本発明の別の実施形態は、複数の翼型を含むガスタービンアセンブリを対象とする。複数の翼型の各々は、上述のように、複数の第1および第2の冷却チャネルを含む。いくつかの実施形態では、複数の翼型の各々は、上述のように、千鳥構成の複数の第1および第2の冷却チャネルを含む。
さらに別の実施形態は、翼型を製造する方法を対象とする。方法は、付加製造を使用して、圧力側および吸引側を有する翼型壁を形成するステップを含む。圧力側は、圧力側内面および圧力側外面を含み、吸引側は、吸引側内面および吸引側外面を含む。圧力側内面および吸引側内面は翼型壁の内面を共に画定し、圧力側外面および吸引側外面は翼型壁の外面を共に画定する。翼型壁の内面は、翼型壁内に少なくとも部分的に囲まれた翼型チャンバを少なくとも部分的に画定する。方法は、各翼型の前縁に近接した複数の第1の冷却チャネルを形成するステップであって、第1の冷却チャネルの各々は、圧力側内面に設けられた第1の開口部に位置する入口と、吸引側外面に設けられた第2の開口部に位置する出口とを含む、ステップと、翼型の前縁に近接した複数の第2の冷却チャネルを形成するステップであって、第2の冷却チャネルの各々は、吸引側内面に設けられた第3の開口部に位置する入口と、圧力側外面に設けられた第4の開口部に位置する出口とを含む、ステップとをさらに含む。複数の第1の冷却チャネルおよび複数の第2の冷却チャネルは、翼型チャンバと翼型壁の外部との間に流体連通を提供する。
いくつかの実施形態では、方法は、複数の第1および第2の冷却チャネルを互い違いにするステップを含む。このような実施形態では、複数の第1の冷却チャネルは、上部第1の冷却チャネルおよび下部第1の冷却チャネルを含み、複数の第2の冷却チャネルは、上部第2の冷却チャネルおよび下部第2の冷却チャネルを含む。方法は、上部第2の冷却チャネルが翼型の径方向で上部第1の冷却チャネルと下部第1の冷却チャネルとの間に配置され、下部第1の冷却チャネルが翼型の径方向で上部第2の冷却チャネルと下部第2の冷却チャネルとの間に配置されるように、複数の第1の冷却チャネルおよび複数の第2の冷却チャネルを互い違いにするステップを含む。
本開示に記載される冷却チャネルは、ガスタービン翼型の文脈で論じられることが多いが、いずれのタイプの翼型構造でも使用され得る。加えて、冷却流体、ガス、空気、および/または空気流は、本開示において交換可能に使用されてもよく、翼型の熱伝達および冷却を提供するために翼型を通じて送られることが可能な任意の冷却媒体を指す。
本発明は、添付図面を参照して、以下で詳細に説明される。
従来技術のガスタービン翼型の斜視図である。 従来技術のガスタービンベーンの斜視図である。 図1Aまたは図1Bに示される翼型の断面図である。 図2Aに示される翼型の一部の斜視図である。 本発明の一実施形態による、複数の冷却チャネルを有する翼型の部分斜視図である。 図3に示される翼型の別の部分斜視図である。 図3~図4に示される翼型の部分断面立面図である。 図3~図5に示される翼型の部分平面図である。 図3~図6に示される翼型の前縁に組み込まれた冷却チャネルの概略図である。
高レベルでは、本出願の主題は、一般に、様々な構成に組み込まれた冷却回路を含むガスタービン用の翼型に関する。翼型は、一般に、翼型チャンバを少なくとも部分的に囲む内面および外面を有する翼型壁を含み得る。冷却回路は、ガスタービンが動作中であり、冷却流体またはガスが冷却回路を通過する時に、翼型からの熱伝達を向上させるために、翼型壁の様々な位置に形成され得る。過酷な環境で動作しているタービンハードウェアでは、この翼型冷却技術の使用は、外径および内径プラットフォーム、ブレード外側または内側エアシールド、または代替の高温タービン構成要素など、追加の構成要素に適合されることが十分に考えられる。
ここで図1Aを参照すると、ガスタービンブレード100が提供される。タービンブレード100は、ロータディスク(図示せず)に結合され得る、一般に根元102と呼ばれる底部分を備える。根元が流路内に延在しないように、根元はロータディスクに完全に組み込まれ得ることが理解される。ネック103は、根元102から、典型的にはロータ中心軸に直行する、上向きの径方向に延在する。ネック103は主に、根元102とガスタービン翼型104との間の移行片として使用され得る。
ガスタービン翼型104は、4つの別個の部分で構成される。加圧ガス流と最初に接触する翼型104の最初の部分は前縁106と呼ばれ、これは、後縁108として定義される、ガス流と接触する翼型の最後の部分に対向する。前縁106は、ロータ中心軸に沿って、タービン圧縮機セクション(図示せず)、またはタービン入口に面する。この方向は、軸方向と呼ばれる。加圧空気流が前縁106に当たると、空気流は、異なる相対圧力を有する2つの別々の空気の流れに分割される。前縁106と後縁108とを接続するのは、2つの径方向に延在する壁であり、これらは、壁にかかる相対圧力に基づいて画定される。図1Aに見られる凹面は、圧力側壁110となるように画定される。この表面の凹形状は、圧力側壁110の長さに沿ってより高い局所圧力を生成する。圧力側壁110の反対側には吸引側壁112がある。吸引側壁112は凸形状を有し、これは吸引側壁112の長さに沿ってより低い局所圧力を生成する。
圧力側壁110と吸引側壁112との間に生じる圧力差は、ガスタービン翼型104の断面に沿った上向きの揚力を生成する。ガスタービン翼型104の断面は、図2Aにより詳細に見ることができる。この揚力は、ロータディスクの回転運動を作動させる。ロータディスクは、発電を目的として、シャフト(図示せず)を介して圧縮機および発電機に結合され得る。図1Aの最上部分は、第1の表面116から径方向外向きに延在するナイフエッジ118が配置された第1の表面116を含む先端シュラウド114を示す。ナイフエッジ118の間には、凹状ポケット120がある。
従来技術のベーンアセンブリ150は、図1Bに示されており、内側プラットフォーム151、内側レール152、外側プラットフォーム153、および内側プラットフォーム151と外側プラットフォーム153との間に延在するベーン翼型154を備える。内側レール152は、指定されたベーンへの通過の代わりに高温ガス経路内への冷却空気の漏れからリム空洞領域を密封する手段として機能する一方で、内側レール152はまた、内側プラットフォーム151の強化もする。内側レール152は、冷却空気のプレナムに近接して配置されてもよく、したがって、ほぼ冷却空気の温度で動作する。
図2Aは、図1Aに示される翼型104などのブレード翼型、または図1Bに示されるベーン翼型154などのベーン翼型に実装され得る、図1Aの線2-2に沿って見たガスタービン翼型200の従来技術の冷却設計の断面図である。図2Aは、冷却通路202および203を示すための断面である。ガスタービン翼型200は、温度が翼型を構築するために使用される材料の融点を超える環境で動作し得る。したがって、冷却通路202および203は、翼型200の冷却通路に冷却空気を流すことによって動作中に翼型200の温度を低下させる方法として提供される。
図2Bは、図2Aに示されるガスタービン翼型200の角度付き部分斜視図である。ガスタービン翼型200は、翼型の前縁106に設けられた複数の冷却孔206を有する。冷却孔106-(円208で囲まれた7つの冷却孔206によって示されるように)その配置がシャワーヘッドの開口部と似ているため当業者には「シャワーヘッド」として知られる-は、翼型200の前縁106に形成された管状または円筒形の貫通孔であり、図2Aに示される冷却通路202などの内部冷却通路と流体連通している。貫通孔206は、典型的に、径方向に対して斜めの角度で穿孔される。
使用中、翼型200の内側からの冷却流体(冷却通路202内の冷却空気など)は、冷却孔206を通って出る。冷却流体は、翼型200の前縁106を通過する際に対流熱伝達によってこれを冷却し、次いで、前縁106から翼型200を出る時に翼型200の外面上に冷却空気の薄膜を形成する。冷却空気の膜は、翼型200の外面上を流れる高温燃焼ガスに対して追加の保護を提供するために翼型200の外面に保護層も形成しながら、追加の熱伝達を提供する。
このような実施形態では、冷却孔206内への高温ガスの取り込みを回避するために、冷却空気は、比較的高圧および/または高速で排出されなければならない。より具体的には、冷却孔206は、高温燃焼ガスが翼型200にぶつかる翼型200の前縁106に位置するので、冷却空気の相対圧力および/または相対速度が低すぎる場合、高温燃焼ガスは冷却空気を圧倒し、したがって冷却孔206に、そして最終的には翼型の内側の冷却通路202に入る。これにより、翼型200の前縁106内の温度が上昇し、部品の早期故障をもたらす可能性がある。
また、冷却孔206は翼型200の前縁106を通って真っ直ぐに穿孔された貫通孔であるため、冷却孔206は、比較的短い軸方向長さを有する。したがって、冷却孔206は、孔の長さに起因して比較的限られた熱抽出を提供する。代わりに、シャワーヘッド設計208を採用する翼型設計は、大抵、タービンを冷却し、外部を通る高温燃焼ガスからこれを保護するために、タービン200の周りに提供される冷却膜効果に依存する。しかし、場合により、この膜冷却効果は、翼型200の外部に沿って乱流を生成する可能性があり、これによって翼型200に対する熱不可が増加する。したがって、冷却孔206のシャワーヘッド設計208は、特定の用途では効果的ではない可能性がある。
従来、図1A~図2Bに示されるものなどの空気冷却タービン翼型は、タービン翼型のワックス本体を形成し、ワックス部品の周りに外側シェルを提供し、液体金属用の金型を残すためにワックスを溶融することにより、機械加工プロセスまたはインベストメント鋳造プロセスによって製造される。次に、ワックスによって残された空隙を充填するように、液体金属が金型に注がれる。多くの場合、ワックスはまた、金属タービン翼型内に大きな冷却チャネルを確立するために、セラミックコアも含む。液体金属が冷えて凝固すると、シェルが取り除かれ、凝固した金属タービン翼型からセラミックコアが化学的に浸出されて、中空のタービン翼型が得られる。これらの従来の鋳造方法は、鋳造される形状に関して制限がある。内部の幾何学的形状、ならびに小さな幾何学的複雑さは、一般に、ダイカストには適していない。
従来のインベストメント鋳造を超えて能力を拡大することができる付加製造の新しい開発が行われてきた。すなわち、付加製造は、以前は達成不可能であった複雑さを作成するために使用されることが可能である。本発明の実施形態は、このような付加製造プロセスを使用して作成され得る。付加製造プロセスの一例は、製造分野ではSLMとしてより一般的に知られている、選択的レーザ溶融である。SLMは一般的な付加製造プロセスと広く考えられているが、本明細書に記載される実施形態は、選択的レーザ焼結(SLS)、直接金属焼結(DMLS)、レーザ粉末床溶融(LPBF)、または指向性エネルギー堆積(DED)、または代替の付加製造方法などの任意の付加製造プロセスで製造されることが可能である。本明細書に記載されるSLMプロセスは、非限定的かつ例示的であるように意図される。
図3~図7は、本発明の一実施形態による前縁付近の冷却チャネル320、322を組み込んだ例示的なガスタービン翼型300の様々な図である。冷却チャネル320、322は、タービン翼型300の前縁306に、またはその付近に、より具体的には翼型300のよどみ点324の付近に設けられる。冷却チャネル320、322の配置および構成は、冷却孔206のシャワーヘッド設計208を有する従来技術の翼型200に関連して説明されたように、高温燃焼ガス取り込みおよび乱流燃焼ガス流の可能性を低減しながら、強化された熱伝達の利点を提供する。
図3は、その前縁306付近のガスタービン翼型300の一部を示す。図3~図7に示される図は、様々なチャネルおよび開口部をより明確に示すために、前縁306に近い部分のみを示すが、翼型300は、図1A~図2Bに示される翼型と同様に、前縁306から後縁(図示せず)まで延在することが、理解されるべきである。
翼型300は、翼型300の前縁よどみ点324(すなわち、翼型300の外面に沿った流体流の局所速度がゼロである点)から後縁まで延在する圧力側壁310と、圧力側壁310の反対側にあり、翼型300の前縁よどみ点324から後縁まで延在する吸引側壁312とを有する。圧力側壁310および吸引側壁312の外面は、まとまって翼型300の外面313を形成し、その一方で圧力側壁310および吸引側壁312の内面は、まとまって翼型300の内面316を形成する。翼型300の内面316は、翼型300内の冷却通路302を部分的に画定する。動作中、以下で詳細に説明されるように、冷却流体(圧縮空気など)が冷却通路302に供給され、これは冷却チャネル320、322を介して翼型300を出る。冷却チャネル320、322を通る冷却流体の蛇行経路は、冷却流体に移動するためにその上を通過する高温燃焼ガスを介して翼型の前縁306に発生した熱の効率的な熱抽出を可能にする。
各冷却チャネル320、322は一般に、内面316の入口から外面313の出口まで延在する。第1の冷却チャネル320では、入口は、圧力側壁310内に位置する第1の開口部314に-すなわち、前縁よどみ点324の圧力側に-設けられ、出口は、吸引側壁312に設けられた第2の開口部315に-すなわち、前縁よどみ点324の吸引側に-設けられる。第2の冷却チャネル322では、入口は、吸引側壁312に位置する第3の開口部318に-すなわち、前縁よどみ点324の吸引側に-設けられ、出口は、圧力側壁310に位置する第4の開口部319に-すなわち、前縁よどみ点324の圧力側に-設けられる。この点に関して、各チャネル320、322について、よどみ点324の圧力側およびよどみ点の吸引側のうちの一方には入口のみが設けられ、よどみ点324の圧力側およびよどみ点324の吸引側のうちの他方には出口のみが設けられる。より具体的には、第1の冷却チャネル320を通る冷却流体は、圧力側壁310においてのみチャネル320に入り、吸引側壁312においてのみチャネルを出る。そして、第2の冷却チャネル322を通る冷却流体は、吸引側壁312においてのみチャネル322に入り、圧力側壁310においてのみチャネルを出る。したがって、壁面近傍前縁冷却チャネル320、322は、1つは圧力側壁310にあり、1つは吸引側壁312にある、2つの別個の位置から内部に供給され、次に、やはり1つは圧力側壁310にあり、1つは吸引側壁312にある2つの別個の位置でタービン300を出る。
冷却チャネル320、322は、その中に設けられた別のチャネル320、322と流体連通しないように、翼型300の前縁306内を蛇行する。より具体的には、各チャネル320は、別のチャネル320と径方向で揃えられるが離間しており、その一方で各チャネル322は、別のチャネル322と径方向で揃えられるが離間している。径方向の隣接する第1の冷却チャネル320の各ペアの間には、介在する第2の冷却チャネル322の一部があり、同様に、径方向の隣接する第2のチャネル322の各ペアの間には、介在する第1の冷却チャネル320の一部がある。これにより、図7に最もよく見られるように、個別の互い違いの圧力側延長チャネル320a~320fおよび吸引側延長チャネル322a~322fの積層構成を作成する。より具体的には、チャネルは、第2の冷却チャネル322が径方向で隣接する第1の冷却チャネル320の間に設けられ、同様に、第1の冷却チャネル320が径方向で隣接する第2の冷却チャネル322の間に設けられるように、千鳥構成で配置される。
冷却チャネル320、322は、図7に最もよく見られるように、各隣接する積層チャネル間に流体連通またはその他の接続がないように、隣接するチャネルから完全に独立している。より具体的には、翼型壁338の中実部分が、各隣接するチャネル320、322を分離する。そしてこれは、各隣接するチャネル320、322の冷却流体流を互い違いの方向にする。たとえば、図7を参照すると、第1の冷却チャネル320a~fの各々について、冷却流体は一般に、図7で見た時に翼型300の左側に流れ、その一方で第2の冷却チャネル322a~fの各々については、冷却流体は一般に、図7で見た時に翼型300の右側に流れる。
図6に最もよく見られるように、各チャネルは一般に、入口移行部分325、332、軸方向延在部分326、333、周方向延在部分328、334、外向き旋回部分330、336、および出口移行部分331、337を含む。より具体的には、第1の冷却チャネル320は、第1の開口部314から軸方向延在部分326まで延在する入口移行部分325を含み、これは周方向延在部分328に移行し、周方向延在部分328は外向き旋回部分330に移行し、最後に出口移行部分331が外向き旋回部分330から第2の開口部315まで延在する。同様に、第2の冷却チャネル322は、第3の開口部318から軸方向延在部分333まで延在する入口移行部分332を含み、これは周方向延在部分334に移行し、周方向延在部分334は外向き旋回部分336に移行し、最後に、出口移行部分337は外向き旋回部分336から第4の開口部319まで延在する。
冷却チャネル320、322は、その中を通る冷却流体が加速し、最終的に流体が入口(すなわち、第1および第3の開口部314、318)に入った速度よりも速い速度で出口(すなわち、第2および第4の開口部315、319)を出るように、下流方向でその長さの大部分または全部に沿って先細になっている-すなわち、冷却チャネル320、322の断面積が連続的に減少する。本明細書で使用される際に、「下流」とは、一般的には翼型300の内部から翼型300の外部へ、それぞれのチャネルを通る冷却流体の移動方向を指す。
たとえば、一実施形態では、冷却チャネル320、322の断面積は、そこへの入口(それぞれ第1および第3の開口部314、318)にチャネル320、322の最大断面積が提供され、そこからの出口(それぞれ第2および第4の開口部315、319)にチャネル320、322の最小断面積が提供されるように、それぞれの下流方向の長さに沿って連続的に減少している。別の実施形態では、冷却チャネル320、322の断面積は、たとえば、それぞれ第2および第4の開口部315、319の直前に冷却チャネル320、322の断面積がわずかに増加する出口移行部分331、337を除く全てなど、実質的に下流の長さ全体に沿って連続的に減少する。このような実施形態では、出口移行部分331、337は、フレアまたはベルマウス形状を有し、これは、それぞれのチャネル320、322の出口の近傍の断面積にわずかな増加を提供する。理解されるように、「ベルマウス」形状は、ベルの形状に似た、先細の拡張または縮小開口部を指す。このわずかな増加にもかかわらず、このような実施形態では、第2および第4の開口部315、319の断面積は、それぞれ第1および第3の開口部318、319よりも小さくなる。
動作中、冷却流体は、最低限の圧力損失のために、フレアまたはベルマウス形状の入口325、332を通って翼型内面316に垂直な方向でチャネル320、322に入る。図6に最もよく見られるように、第1の開口部314に入る冷却流体は、ベルマウス形状の入口移行部分325に入り、その一方で第3の開口部318に入る冷却流体は、ベルマウス形状の入口移行部分332に入る。冷却流体は、チャネル320、322の先細断面積のため、チャネル320、322を通って移動するのにつれて徐々に加速する。冷却流体の流れは、まず、軸方向延在部分326、333を介してよどみ点324に向けて配向される。次いで、流れは向きを変え、冷却流体がよどみ点324に近接する外面313と平行に、その付近を流れるように、周方向延在部分328、334内を移動する。次いで、冷却流体は、外向き旋回部分330、336を介して外面313に向かってわずかに向きを変える。次いで、冷却流体は、任意選択的にフレア状の出口移行部分331、337ならびに第2および第4の開口部315、319をそれぞれ介して、翼型300の壁を出る。ここでも、いくつかの実施形態では、出口移行部分331、337は、冷却チャネル320、322の断面積がその出口でわずかに増加するように、ベルマウス形状である。全体として、圧力側壁310の第1の開口部314で第1の冷却チャネル320に入った冷却流体は、最終的に、吸引側壁312のチャネル320から出て、反対に、吸引側壁312の第3の開口部318で第2の冷却チャネル322に入った冷却流体は、最終的に、圧力側壁310のチャネル322から出る。
各チャネル320、322を流れる冷却流体の量は、第1および第3の開口部314、318の断面積、チャネルのそれぞれの下流の長さに沿ったチャネル320、322の断面積の先細りの量、ならびに第2および第4の開口部315、319におけるチャネル320、322の出口位置に依存する。出口位置(すなわち、第2および第4の開口部315、314の位置)は、翼型300の周りの高温燃焼ガスの流れから安全な静圧が達成されることを保証するように選択され、これにより、前述のように、高温ガス取り込みおよび乱流の増加のリスクを低減する。
ガスタービン翼型300の前縁306における冷却チャネル320、322の独自の配置および構成は、図2Bに示される冷却チャネル206のシャワーヘッド設計208など、既知の冷却チャネルよりも強化された冷却性能を提供する。翼型の入る側とは反対側から出る冷却流体(すなわち、第1の開口部314を介して圧力側壁310に入る冷却流体は、第2の開口部315を介して吸引側壁312から出て、第3の開口部318を介して吸引側壁312に入る冷却流体は、第4の開口部319を介して圧力側壁310から出る)によって生じる前縁306内の冷却流体の蛇行流は、既知の冷却チャネルと比較して冷却チャネル320、322の長さを増加させ、こうして、冷却流体が前縁306を通過する時により大きな熱抽出を可能にする。また、冷却チャネル320a~320fを冷却チャネル322a~322fと互い違いにすることによって(すなわち、隣接するチャネル320、322の間の接続無しに垂直方向で互い違いになるようにチャネル320、322を構成することによって)、冷却流体は、前縁全体で複数の方向に流れ、熱抽出をさらに強化する。前縁306における冷却流体のこの交差流配置は、全体的な熱吸収を改善し、したがって、同じ目標金属温度に対してはるかに少ない冷却流体を必要とする。冷却流体の交差流配置はまた、図2Bに示される冷却孔206のシャワーヘッド構成208などの既知の設計と比較して、前縁306内により均一な温度分布をもたらす。
前述のように、冷却チャネル320、322は、その下流の長さに沿って先細り、これにより、その中を流れる冷却流体を加速し、冷却流体の熱伝達特性を改善する。また、チャネル320、322の出口-第2および第4の開口部315、319-は、既知の冷却チャネルよりもよどみ点324から離れた位置にある。より具体的には、チャネル320、322の出口は、翼型300の周りの圧縮空気および/または燃焼ガスの主流からの安全な静圧を有する翼型300の一部に設けられる。これにより、冷却流体が比較的低い圧力および/または速度で提供される時であっても、冷却チャネル320、322への高温ガス取り込みの危険性を低減する。また、前縁冷却チャネルを通って流れる冷却流体を駆動するために利用可能な圧力差(すなわち、チャネル320、322の入口と出口との間の圧力の差)は、よどみ点324の付近に出口を有するチャネルでは、最小である。第2および第4の開口部315、319をよどみ点324から離れる方へ移動させることにより、冷却チャネル320、322は、その中で冷却流体を効率的に移動させるために利用可能な増加した圧力比を有する。
全体として、冷却チャネル320、322の独自の互い違いの蛇行した構成によってより効率的な冷却が可能になり、このため、図2Bに示される冷却孔206のシャワーヘッド構成208のような既知の設計の冷却効果を達成するために、より少ない冷却流体および/またはより少ない質量流量を必要とする。たとえば、所与の質量流量について、チャネル320、322を通じて提供される冷却流体は、図2Bの冷却孔206のシャワーヘッド設計208を通じて提供される冷却流体と比較して、翼型300内で大幅に低い温度を達成する。あるいは、翼型の同じ平均金属温度を達成するために、チャネル320、322を通じて提供される冷却流体は、図2Bの冷却チャネルのシャワーヘッド設計208を通じて提供される冷却流体と比較して、著しく少ない質量流量で提供されることが可能である。たとえば、いくつかの実施形態では、本開示の蛇行した互い違いの冷却チャネル320、322の使用は、冷却孔206のシャワーヘッド設計208を使用して達成されるのと同じ平均金属温度を達成するために、半分を超える冷却流体流の減少をもたらす。
また、内部の蛇行した互い違いの冷却チャネル320、322を含む、翼型300の複雑な設計は、上述のインベストメント鋳造などのような従来の製造プロセスを使用して作成することが不可能に近いが、いくつかの実施形態では、翼型300およびその内部のチャネル320、322は、付加製造プロセスを使用して作成される。このようなプロセスでは、翼型300は、蛇行した、先細の、互い違いの冷却チャネル320、322を作成するために、適切な位置で側壁に空隙を残して1層ずつ蓄積される。したがって、複雑な冷却チャネル320、322を含む翼型300は、ガスタービンエンジン内で効率的に製造および実装されることが可能である。蛇行した、先細の、互い違いの冷却チャネル320、322を有するタービン300を作成するための付加製造プロセスの使用は、構築中に高い温度勾配を生み出す可変壁セクションを有する既知の設計と比較して、最低限の局所応力をもたらす。
上記から、本発明は、明確であって構造に固有の他の利点と共に先に明記された全ての目標および目的を達成するのによく適合されたものであることがわかる。特定の特徴およびサブコンビネーションは、有用であり、他の特徴およびサブコンビネーションを参照することなく採用され得ることが、理解されるだろう。これは、特許請求項によって企図され、特許請求項の範囲に含まれる。本発明の多くの可能な実施形態が、本発明の範囲から逸脱することなくなされ得るので、先に明記された、または添付図面に示される全ての事項は、限定的な意味ではなく例示として解釈されるべきであることが、理解されるべきである。本発明の追加の目的、利点、および新規な特徴は、一部は以下の説明に明記され、一部は以下を検討すると当業者にとって明らかとなるか、または本発明の実践によって学習され得る。

Claims (20)

  1. 前縁および後縁を有するガスタービン用の翼型であって、前記翼型は、
    圧力側および吸引側を有する翼型壁であって、前記圧力側は圧力側内面および圧力側外面を含み、前記吸引側は吸引側内面および吸引側外面を含み、前記圧力側内面および前記吸引側内面は、前記翼型壁の内面を共に画定し、前記圧力側外面および前記吸引側外面は、前記翼型壁の外面を共に画定し、前記翼型壁の前記内面は、前記翼型壁によって少なくとも部分的に囲まれた翼型チャンバを少なくとも部分的に画定する、翼型壁と、
    前記翼型の前記前縁に近接した複数の第1の冷却チャネルであって、前記複数の第1の冷却チャネルの各々は、前記圧力側内面に設けられた第1の開口部に位置する入口と、前記吸引側外面に設けられた第2の開口部に位置する出口とを含む、複数の第1の冷却チャネルと、
    前記翼型の前記前縁に近接した複数の第2の冷却チャネルであって、前記複数の第2の冷却チャネルの各々は、前記吸引側内面に設けられた第3の開口部に位置する入口と、前記圧力側外面に設けられた第4の開口部に位置する出口とを含む、複数の第2の冷却チャネルと、を備え、
    前記複数の第1の冷却チャネルおよび前記複数の第2の冷却チャネルは、前記翼型チャンバと前記翼型壁の外部との間に流体連通を提供する、翼型。
  2. 前記複数の第1の冷却チャネルは、上部第1の冷却チャネルおよび下部第1の冷却チャネルを含み、前記複数の第2の冷却チャネルは、上部第2の冷却チャネルおよび下部第2の冷却チャネルを含み、前記複数の第1の冷却チャネルおよび前記複数の第2の冷却チャネルは、前記上部第2の冷却チャネルが、前記翼型の径方向で前記上部第1の冷却チャネルと前記下部第1の冷却チャネルとの間に位置し、前記下部第1の冷却チャネルが、前記翼型の前記径方向で前記上部第2の冷却チャネルと前記下部第2の冷却チャネルとの間に位置するように、千鳥構成で配置される、請求項1に記載の翼型。
  3. 前記複数の第1の冷却チャネルの各々について、前記第1の開口部の第1の断面積は、前記第2の開口部の第2の断面積よりも大きく、前記複数の第2の冷却チャネルの各々について、前記第3の開口部の第3の断面積は、前記第4の開口部の第4の断面積よりも大きい、請求項1に記載の翼型。
  4. 前記複数の第1の冷却チャネルおよび前記複数の第2の冷却チャネルの各々は、それぞれの下流の長さ全体に沿って連続的に先細になっている、請求項3に記載の翼型。
  5. 前記複数の第1の冷却チャネルの各々は、前記第2の開口部に近接した第1のフレア状出口移行部分を含み、前記複数の第2の冷却チャネルの各々は、前記第4の開口部に近接した第2のフレア状出口移行部分を含み、前記複数の第1の冷却チャネルの各々は、前記第1の開口部から前記第1のフレア状出口移行部分の入口まで連続的に先細になっており、前記複数の第2の冷却チャネルの各々は、前記第3の開口部から前記第2のフレア状出口移行部分の入口まで連続的に先細になっている、請求項3に記載の翼型。
  6. 前記複数の第1の冷却チャネルの各々は、第1の入口移行部分、第1の軸方向延在部分、第1の周方向延在部分、第1の外向き旋回部分、および第1の出口移行部分を含み、前記複数の第2の冷却チャネルの各々は、第2の入口移行部分、第2の軸方向延在部分、第2の周方向延在部分、第2の外向き旋回部分、および第2の出口移行部分を含む、請求項1に記載の翼型。
  7. 前記第1の周方向延在部分および前記第2の周方向延在部分は、前記翼型壁の前記外面と平行に延在する、請求項6に記載の翼型。
  8. 前記第1の周方向延在部分および前記第2の周方向延在部分は、前記翼型のよどみ点に近接した位置にある、請求項7に記載の翼型。
  9. 前記第1の入口移行部分および前記第2の入口移行部分は、ベルマウス形状を備える、請求項6に記載の翼型。
  10. 前記複数の第1の冷却チャネルおよび前記複数の第2の冷却チャネルは、付加製造を使用して形成される、請求項1に記載の翼型。
  11. ガスタービンアセンブリであって、前記アセンブリは、
    複数の翼型を備え、前記複数の翼型は、
    圧力側および吸引側を有する翼型壁であって、前記圧力側は圧力側内面および圧力側外面を含み、前記吸引側は吸引側内面および吸引側外面を含み、前記圧力側内面および前記吸引側内面は、前記翼型壁の内面を共に画定し、前記圧力側外面および前記吸引側外面は、前記翼型壁の外面を共に画定し、前記翼型壁の前記内面は、前記翼型壁によって少なくとも部分的に囲まれた翼型チャンバを少なくとも部分的に画定する、翼型壁と、
    前記翼型の前記前縁に近接した複数の第1の冷却チャネルであって、前記複数の第1の冷却チャネルの各々は、前記圧力側内面に設けられた第1の開口部に位置する入口と、前記吸引側外面に設けられた第2の開口部に位置する出口とを含む、複数の第1の冷却チャネルと、
    前記翼型の前記前縁に近接した複数の第2の冷却チャネルであって、前記複数の第2の冷却チャネルの各々は、前記吸引側内面に設けられた第3の開口部に位置する入口と、前記圧力側外面に設けられた第4の開口部に位置する出口とを含む、複数の第2の冷却チャネルと、を備え、
    前記複数の第1の冷却チャネルおよび前記複数の第2の冷却チャネルは、前記翼型チャンバと前記翼型壁の外部との間に流体連通を提供する、ガスタービンアセンブリ。
  12. 前記複数の翼型の各々について、
    前記複数の第1の冷却チャネルは、上部第1の冷却チャネルおよび下部第1の冷却チャネルを含み、
    前記複数の第2の冷却チャネルは、上部第2の冷却チャネルおよび下部第2の冷却チャネルを含み、
    前記複数の第1の冷却チャネルおよび前記複数の第2の冷却チャネルは、前記上部第2の冷却チャネルが、前記翼型の径方向で前記上部第1の冷却チャネルと前記下部第1の冷却チャネルとの間に位置し、前記下部第1の冷却チャネルが、前記翼型の前記径方向で前記上部第2の冷却チャネルと前記下部第2の冷却チャネルとの間に位置するように、千鳥構成で配置される、請求項11に記載のガスタービンアセンブリ。
  13. 前記複数の翼型の各々について、前記複数の第1の冷却チャネルおよび前記複数の第2の冷却チャネルの各々は、それぞれの下流の長さ全体に沿って連続的に先細になっている、請求項11に記載のガスタービンアセンブリ。
  14. 前記複数の翼型の各々について、
    複数の第1の冷却チャネルの各々は、前記第2の開口部に近接した第1のフレア状出口移行部分を含み、
    前記複数の第2の冷却チャネルの各々は、前記第4の開口部に近接した第2のフレア状出口移行部分を含み、
    前記複数の第1の冷却チャネルの各々は、前記第1の開口部から前記第1のフレア状出口移行部分の入口まで連続的に先細になっており、
    前記複数の第2の冷却チャネルの各々は、前記第3の開口部から前記第2のフレア状出口移行部分の入口まで連続的に先細になっている、請求項11に記載のガスタービンアセンブリ。
  15. 前記複数の翼型の各々について、
    前記複数の第1の冷却チャネルの各々は、第1の入口移行部分、第1の軸方向延在部分、第1の周方向延在部分、第1の外向き旋回部分、および第1の出口移行部分を含み、
    前記複数の第2の冷却チャネルの各々は、第2の入口移行部分、第2の軸方向延在部分、第2の周方向延在部分、第2の外向き旋回部分、および第2の出口移行部分を含み、
    前記第1の周方向延在部分および前記第2の周方向延在部分は、前記翼型壁の前記外面と平行に延在し、前記翼型のよどみ点に近接した位置にある、請求項11に記載のガスタービンアセンブリ。
  16. 翼型を製造する方法であって、前記方法は、
    付加製造を使用して、
    圧力側および吸引側を有する翼型壁であって、前記圧力側は圧力側内面および圧力側外面を含み、前記吸引側は吸引側内面および吸引側外面を含み、前記圧力側外面および前記吸引側内面は、前記翼型壁の内面を共に画定し、前記圧力側外面および前記吸引側外面は、前記翼型壁の外面を共に画定し、前記翼型壁の前記内面は、前記翼型壁によって少なくとも部分的に囲まれた翼型チャンバを少なくとも部分的に画定する、翼型壁と、
    前記翼型の前記前縁に近接した複数の第1の冷却チャネルであって、前記複数の第1の冷却チャネルの各々は、前記圧力側内面に設けられた第1の開口部に位置する入口と、前記吸引側外面に設けられた第2の開口部に位置する出口とを含む、複数の第1の冷却チャネルと、
    前記翼型の前記前縁に近接した複数の第2の冷却チャネルであって、前記複数の第2の冷却チャネルの各々は、前記吸引側内面に設けられた第3の開口部に位置する入口と、前記圧力側外面に設けられた第4の開口部に位置する出口とを含む、複数の第2の冷却チャネルと、を形成し、
    前記複数の第1の冷却チャネルおよび前記複数の第2の冷却チャネルは、前記翼型チャンバと前記翼型壁の外部との間に流体連通を提供する、方法。
  17. 前記複数の第1の冷却チャネルは、上部第1の冷却チャネルおよび下部第1の冷却チャネルを含み、前記複数の第2の冷却チャネルは、上部第2の冷却チャネルおよび下部第2の冷却チャネルを含み、前記方法は、前記上部第2の冷却チャネルが、前記翼型の径方向で前記上部第1の冷却チャネルと前記下部第1の冷却チャネルとの間に位置し、前記下部第1の冷却チャネルが、前記翼型の前記径方向で前記上部第2の冷却チャネルと前記下部第2の冷却チャネルとの間に位置するように、前記複数の第1の冷却チャネルおよび前記複数の第2の冷却チャネルを互い違いにするステップをさらに備える、請求項16に記載の方法。
  18. さらに、前記複数の第1の冷却チャネルおよび前記複数の第2の冷却チャネルの各々を、それぞれの下流の長さ全体に沿って連続的に先細にする、請求項16に記載の方法。
  19. 前記第2の開口部に近接した第1のフレア状出口移行部分を有する前記複数の第1の冷却チャネルの各々を形成し、
    前記第4の開口部に近接した第2のフレア状出口移行部分を有する前記複数の第2の冷却チャネルの各々を形成し、
    前記複数の第1の冷却チャネルの各々を、前記第1の開口部から前記第1のフレア状出口移行部分の入口まで連続的に先細にし、
    前記複数の第2の冷却チャネルの各々を、前記第3の開口部から前記第2のフレア状出口移行部分の入口まで連続的に先細にする、請求項16に記載の方法。
  20. 第1の入口移行部分、第1の軸方向延在部分、第1の周方向延在部分、第1の外向き旋回部分、および第1の出口移行部分を有する前記複数の第1の冷却チャネルの各々を形成し、
    第2の入口移行部分、第2の軸方向延在部分、第2の周方向延在部分、第2の外向き旋回部分、および第2の出口移行部分を有する前記複数の第2の冷却チャネルの各々を形成するものであり、
    前記第1の周方向延在部分および前記第2の周方向延在部分は、前記翼型壁の前記外面と平行に延在し、前記第1の周方向延在部分および前記第2の周方向延在部分は、前記翼型のよどみ点に近接した位置にある、請求項16に記載の方法。
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