JP2022532754A - 物理層プロトコルデータユニットを送受信するための方法および装置 - Google Patents

物理層プロトコルデータユニットを送受信するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

本出願は、物理層プロトコルデータユニットを送受信するための方法および装置を提供する。本方法は、物理層プロトコルデータユニットPPDUを生成するステップで、PPDUは、ショートトレーニングフィールドを含み、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの長さは、第1の長さよりも長く、第1の長さは、160 MHz帯域幅チャネルを介して伝送されるショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの長さ、例えば、2048である、ステップ、およびターゲットチャネルを介してPPDUを送信するステップで、ターゲットチャネルの帯域幅は160 MHzよりも大きい、ステップを含む。本出願の実施形態によれば、より広い実際のチャネル帯域幅が達成されることができ、下位互換性が実装される。加えて、本出願の実施形態で提供されるショートトレーニングシーケンスが比較的小さいピーク対平均電力比PAPRおよび比較的良好なパフォーマンスを有することを検証するために、パラメータに対して徹底的なシミュレーションが行われる。これにより、受信側の自動利得制御回路の推定効果を向上させ、受信ビット誤り率を低減させる。

Description

本出願は、2019年5月14日に国家知識産権局に提出された、「物理層プロトコルデータユニットを送受信するための方法および装置」と題された中国特許出願第201910402342.9号の優先権を主張し、その全体は、参照により本明細書に組み込まれる。
本出願は、通信技術の分野に関し、より具体的には、物理層プロトコルデータユニットを送受信するための方法および装置に関する。
IEEE 802.11aから802.11g、802.11n、802.11ac、および802.11axまで、使用可能な周波数帯域は2.4ギガヘルツ(GHz)と5 GHzを含む。利用可能な周波数帯域がますます増えると、802.11によってサポートされる最大チャネル帯域幅は20メガヘルツ(MHz)から40 MHz、さらに160 MHzに拡張される。2017年に、連邦通信委員会(federal communications commission、FCC)は、6 GHz(5925 MHz~7125 MHz)の新しい無認可周波数帯域を開設した。802.11ax規格のドラフターは、802.11axプロジェクト承認要求(project authorization request、PAR)で、802.11axデバイスの動作範囲を2.4 GHzおよび5 GHzから2.4 GHz、5 GHz、および6 GHzに拡張した。新たに開設された6 GHz周波数帯の利用可能な帯域幅がより広いため、802.11axの次世代規格では160 MHzよりも大きいチャネル帯域幅がサポートされると予測されうる。
したがって、より広いチャネル帯域幅のためにショートトレーニングフィールド(short training field、STF)をどのように設計するかは、懸念に値する問題である。
本出願は、物理層プロトコルデータユニットを送受信するための方法と装置を提供し、その結果、ショートトレーニングシーケンスは、より広いチャネル帯域幅用に設計されることができ、下位互換性がありうる。
第1の態様によれば、物理層プロトコルデータユニットを送信するための方法が提供される。本方法はネットワークデバイスによって行われてもよいし、ネットワークデバイスで構成されるチップや回路によって行われてもよい。このことは本出願では限定されない。
本方法は、物理層プロトコルデータユニットPPDUを生成するステップであって、PPDUは、ショートトレーニングフィールドを含み、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの長さは、第1の長さよりも長く、第1の長さは、160 MHz帯域幅チャネルを介して伝送されるショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの長さである、ステップ、およびターゲットチャネルを介してPPDUを送信するステップであって、ターゲットチャネルの帯域幅は160 MHzよりも大きい、ステップを含みうる。
第2の態様によれば、物理層プロトコルデータユニットを受信するための方法が提供される。本方法は、端末デバイスによって行われてもよいし、または端末デバイスに構成されたチップもしくは回路によって行われてもよい。このことは本出願では限定されない。
本方法は、ターゲットチャネルを介して物理層プロトコルデータユニットPPDUを受信するステップあって、PPDUは、ショートトレーニングフィールドを含み、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの長さは、第1の長さよりも長く、第1の長さは、160 MHz帯域幅チャネルを介して伝送されるショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの長さであり、ターゲットチャネルの帯域幅は160 MHzよりも大きい、ステップ、およびPPDUを解析するステップを含みうる。
前述の技術的解決策に基づいて、より広いチャネル帯域幅に対応するショートトレーニングシーケンスまたは周波数領域シーケンスが決定される。これは、より広いチャネル帯域幅で送信されるデータに対して自動利得制御を行うために受信側をサポートする場合がある。ショートトレーニングシーケンスは、既存のチャネル帯域幅のショートトレーニングシーケンスに基づいて取得されてもよく、比較的良好なパフォーマンスを伴うショートトレーニングシーケンスは、シミュレーション計算、例えば、パラメータ調整を通じて取得されうる。ショートトレーニングシーケンスに基づいて、ショートトレーニングフィールドが取得されうる。本出願の一実施形態によれば、より広い実際のチャネル帯域幅が達成されることができ、下位互換性が実装される。加えて、本出願の一実施形態で提供されるショートトレーニングシーケンスが比較的小さいピーク対平均電力比PAPRおよび比較的良好なパフォーマンスを有することを検証するために、パラメータに対して徹底的なシミュレーションが行われる。これにより、受信側の自動利得制御回路の推定効果を向上させ、受信ビット誤り率を低減させる。
任意選択で、ショートトレーニングフィールドは、ショートトレーニングのためのフィールドと呼ばれることもある。
任意選択で、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの長さは2048より大きい。
第1の態様または第2の態様を参照すると、いくつかの実装形態では、ターゲットチャネルの帯域幅は240 MHzであり、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスは、
Figure 2022532754000002
のうちいずれか1つであり、
上式において、
HES-496:16:496’は{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である。
前述の技術的解決策に基づいて、より広いチャネル帯域幅に対応するショートトレーニングシーケンスまたは周波数領域シーケンスが決定される。これは、より広いチャネル帯域幅で送信されるデータに対して自動利得制御を行うために受信側をサポートする場合がある。ショートトレーニングシーケンスは、既存のチャネル帯域幅のショートトレーニングシーケンスに基づいて取得されてもよく、比較的良好なパフォーマンスを伴うショートトレーニングシーケンスは、シミュレーション計算、例えば、パラメータ調整を通じて取得されうる。本出願のこの実施形態によれば、より広い実際のチャネル帯域幅が達成されうるだけでなく、240 MHzのショートトレーニングシーケンスも80 MHzのショートトレーニングシーケンスと互換性がありうる。加えて、本出願の一実施形態で提供されるショートトレーニングシーケンスが比較的小さいピーク対平均電力比PAPRおよび比較的良好なパフォーマンスを有することを検証するために、パラメータに対して徹底的なシミュレーションが行われる。これにより、受信側の自動利得制御回路の推定効果を向上させ、受信ビット誤り率を低減させる。
HES-496:16:496’は{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表され、それに対応して、-HES-496:16:496’は{-M、-1、M、0、M、-1、M}として表される。
任意選択で、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの周期長は0.8 μsである。
第1の態様または第2の態様を参照すると、いくつかの実装形態では、ターゲットチャネルの帯域幅は240 MHzであり、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスは、
Figure 2022532754000003
のうちいずれか1つであり、
上式において、
HES-504:8:504’は{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である。
前述の技術的解決策に基づいて、より広いチャネル帯域幅に対応するショートトレーニングシーケンスが決定される。これは、より広いチャネル帯域幅で送信されるデータに対して自動利得制御を行うるために受信側をサポートする場合がある。ショートトレーニングシーケンスは、既存のチャネル帯域幅のショートトレーニングシーケンスに基づいて取得されてもよく、比較的良好なパフォーマンスを伴うショートトレーニングシーケンスは、シミュレーション計算、例えば、パラメータ調整を通じて取得されうる。本出願のこの実施形態によれば、より広い実際のチャネル帯域幅が達成されうるだけでなく、240 MHzのショートトレーニングシーケンスも80 MHzのショートトレーニングシーケンスと互換性がありうる。加えて、本出願の一実施形態で提供されるショートトレーニングシーケンスが比較的小さいピーク対平均電力比PAPRおよび比較的良好なパフォーマンスを有することを検証するために、パラメータに対して徹底的なシミュレーションが行われる。これにより、受信側の自動利得制御回路の推定効果を向上させ、受信ビット誤り率を低減させる。
HES-504:8:504は{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表され、それに対応して、-HES-504:8:504は{-M、1、-M、1、M、1、-M、0、M、-1、-M、-1、M、-1、M}として表される。
任意選択で、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの周期長は1.6 μsである。
第1の態様または第2の態様を参照すると、いくつかの実装形態では、ターゲットチャネルの帯域幅は320 MHzであり、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスは、
Figure 2022532754000004
のうちいずれか1つであり、
上式において、
HES-496:16:496’は{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である。
前述の技術的解決策に基づいて、より広いチャネル帯域幅に対応するショートトレーニングシーケンスが決定される。これは、より広いチャネル帯域幅で送信されるデータに対して自動利得制御を行うために受信側をサポートする場合がある。ショートトレーニングシーケンスは、既存のチャネル帯域幅のショートトレーニングシーケンスに基づいて取得されてもよく、比較的良好なパフォーマンスを伴うショートトレーニングシーケンスは、シミュレーション計算、例えば、パラメータ調整を通じて取得されうる。次に、ショートトレーニングシーケンスに対して高速フーリエ変換が行われ、ショートトレーニングフィールドを取得する。本出願のこの実施形態によれば、より広い実際のチャネル帯域幅が達成されうるだけでなく、320 MHzのショートトレーニングシーケンスも80 MHzのショートトレーニングシーケンスと互換性がありうる。加えて、本出願の一実施形態で提供されるショートトレーニングシーケンスが比較的小さいピーク対平均電力比PAPRおよび比較的良好なパフォーマンスを有することを検証するために、パラメータに対して徹底的なシミュレーションが行われる。これにより、受信側の自動利得制御回路の推定効果を向上させ、受信ビット誤り率を低減させる。
HES-496:16:496’は{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表され、それに対応して、-HES-496:16:496’は{-M、-1、M、0、M、-1、M}として表される。
任意選択で、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの周期長は0.8 μsである。
第1の態様または第2の態様を参照すると、いくつかの実装形態では、ターゲットチャネルの帯域幅は320 MHzであり、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスは、
Figure 2022532754000005
のうちいずれか1つであり、
上式において、
HES-496:16:496’は{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である。
前述の技術的解決策に基づいて、より広いチャネル帯域幅に対応するショートトレーニングシーケンスが決定される。これは、より広いチャネル帯域幅で送信されるデータに対して自動利得制御を行う際に受信側をサポートする場合がある。ショートトレーニングシーケンスは、既存のチャネル帯域幅のショートトレーニングシーケンスに基づいて取得されてもよく、比較的良好なパフォーマンスを伴うショートトレーニングシーケンスは、シミュレーション計算、例えば、パラメータ調整を通じて取得されうる。次に、ショートトレーニングシーケンスに対して高速フーリエ変換が行われ、ショートトレーニングフィールドを取得する。本出願のこの実施形態によれば、より広い実際のチャネル帯域幅が達成されうるだけでなく、320 MHzのショートトレーニングシーケンスも80 MHzのショートトレーニングシーケンスと互換性がありうる。加えて、本出願の一実施形態で提供されるショートトレーニングシーケンスが比較的小さいピーク対平均電力比PAPRおよび比較的良好なパフォーマンスを有することを検証するために、パラメータに対して徹底的なシミュレーションが行われる。これにより、受信側の自動利得制御回路の推定効果を向上させ、受信ビット誤り率を低減させる。
HES-496:16:496’は{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表され、それに対応して、-HES-496:16:496’は{-M、-1、M、0、M、-1、M}として表される。
任意選択で、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの周期長は0.8 μsである。
第1の態様または第2の態様を参照すると、いくつかの実装形態では、ターゲットチャネルの帯域幅は320 MHzであり、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスは、
Figure 2022532754000006
のうちいずれか1つであり、
上式において、
HES-504:8:504’は{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である。
前述の技術的解決策に基づいて、より広いチャネル帯域幅に対応するショートトレーニングシーケンスが決定される。これは、より広いチャネル帯域幅で送信されるデータに対して自動利得制御を行うるために受信側をサポートする場合がある。ショートトレーニングシーケンスは、既存のチャネル帯域幅のショートトレーニングシーケンスに基づいて取得されてもよく、比較的良好なパフォーマンスを伴うショートトレーニングシーケンスは、シミュレーション計算、例えば、パラメータ調整を通じて取得されうる。次に、ショートトレーニングシーケンスに対して高速フーリエ変換が行われ、ショートトレーニングフィールドを取得する。本出願のこの実施形態によれば、より広い実際のチャネル帯域幅が達成されうるだけでなく、320 MHzのショートトレーニングシーケンスも80 MHzのショートトレーニングシーケンスと互換性がありうる。加えて、本出願の一実施形態で提供されるショートトレーニングシーケンスが比較的小さいピーク対平均電力比PAPRおよび比較的良好なパフォーマンスを有することを検証するために、パラメータに対して徹底的なシミュレーションが行われる。これにより、受信側の自動利得制御回路の推定効果を向上させ、受信ビット誤り率を低減させる。
HES-504:8:504’は{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表され、それに対応して、-HES-504:8:504’は{-M、1、-M、1、M、1、-M、0、M、-1、-M、-1、M、-1、M}として表される。
任意選択で、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの周期長は1.6 μsである。
第1の態様または第2の態様を参照すると、いくつかの実装形態では、ターゲットチャネルの帯域幅は320 MHzであり、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスは、
Figure 2022532754000007
のうちいずれか1つであり、
上式において、
HES-504:8:504’は{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である。
前述の技術的解決策に基づいて、より広いチャネル帯域幅に対応するショートトレーニングシーケンスが決定される。これは、より広いチャネル帯域幅で送信されるデータに対して自動利得制御を行うために受信側をサポートする場合がある。ショートトレーニングシーケンスは、既存のチャネル帯域幅のショートトレーニングシーケンスに基づいて取得されてもよく、比較的良好なパフォーマンスを伴うショートトレーニングシーケンスは、シミュレーション計算、例えば、パラメータ調整を通じて取得されうる。次に、ショートトレーニングシーケンスに対して高速フーリエ変換が行われ、ショートトレーニングフィールドを取得する。本出願のこの実施形態によれば、より広い実際のチャネル帯域幅が達成されうるだけでなく、320 MHzのショートトレーニングシーケンスも80 MHzのショートトレーニングシーケンスと互換性がありうる。加えて、本出願の一実施形態で提供されるショートトレーニングシーケンスが比較的小さいピーク対平均電力比PAPRおよび比較的良好なパフォーマンスを有することを検証するために、パラメータに対して徹底的なシミュレーションが行われる。これにより、受信側の自動利得制御回路の推定効果を向上させ、受信ビット誤り率を低減させる。
HES-504:8:504’は{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表され、それに対応して、-HES-504:8:504’は{-M、1、-M、1、M、1、-M、0、M、-1、-M、-1、M、-1、M}として表される。
任意選択で、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの周期長は1.6 μsである。
第3の態様によれば、物理層プロトコルデータユニットを送信するための装置が提供される。装置は、第1の態様で提供される方法を行うように構成される。具体的には、装置は、第1の態様または第1の態様の可能な実装形態のうちのいずれか1つを行うように構成されたモジュールを含みうる。
第4の態様によれば、物理層プロトコルデータユニットを受信するための装置が提供される。装置は、第2の態様で提供される方法を行うように構成される。具体的には、装置は、第2の態様または第2の態様の可能な実装形態のうちのいずれか1つを行うように構成されたモジュールを含みうる。
第5の態様によれば、物理層プロトコルデータユニットを送信するための装置が提供される。装置はプロセッサを含む。プロセッサは、メモリに結合され、第1の態様または第1の態様の可能な実装形態のいずれか1つによる方法を実施するために、メモリの命令を実行するように構成されうる。任意選択で、装置はメモリをさらに含む。任意選択で、装置は通信インターフェースをさらに含み、プロセッサは通信インターフェースに結合される。
一実装形態では、装置はネットワークデバイスである。装置がネットワークデバイスであるとき、通信インターフェースは送受信機または入力/出力インターフェースであってもよい。
別の実装形態では、装置は、ネットワークデバイスで構成されたチップである。装置がネットワークデバイスで構成されたチップあるとき、通信インターフェースは入力/出力インターフェースであってもよい。
別の実装形態では、装置はチップまたはチップシステムである。
任意選択で、送受信機は送受信機回路であってもよい。任意選択で、入力/出力インターフェースは、入力/出力回路であってもよい。
第6の態様によれば、物理層プロトコルデータユニットを受信するための装置が提供される。装置はプロセッサを含む。プロセッサは、メモリに結合され、第2の態様または第2の態様の可能な実装形態のいずれか1つによる方法を実施するために、メモリの命令を実行するように構成されうる。任意選択で、装置はメモリをさらに含む。任意選択で、装置は通信インターフェースをさらに含み、プロセッサは通信インターフェースに結合される。
一実装形態では、装置は端末デバイスである。装置が端末デバイスであるとき、通信インターフェースは送受信機または入力/出力インターフェースであってもよい。
別の実装形態では、装置は、端末デバイスで構成されたチップである。装置が端末デバイスで構成されたチップであるとき、通信インターフェースは入力/出力インターフェースであってもよい。
別の実装形態では、装置はチップまたはチップシステムである。
任意選択で、送受信機は送受信機回路であってもよい。任意選択で、入力/出力インターフェースは、入力/出力回路であってもよい。
第7の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを格納し、コンピュータプログラムが装置によって実行されるとき、装置は、第1の態様または第1の態様の可能な実装形態のいずれか1つにより方法を実装することが可能にされる。
第8の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを格納し、コンピュータプログラムが装置によって実行されるとき、装置は、第2の態様または第2の態様の可能な実装形態のいずれか1つにより方法を実装することが可能にされる。
第9の態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供され、命令がコンピュータによって実行されるとき、装置は、第1の態様または第1の態様の可能な実装形態のいずれか1つにより方法を実装することが可能にされる。
第10の態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供され、命令がコンピュータによって実行されるとき、装置は、第2の態様または第2の態様の可能な実装形態のいずれか1つにより方法を実装することが可能にされる。
第11の態様によれば、通信システムが提供される。システムは、前述のネットワークデバイスおよび端末デバイスを含む。
本出願の一実施形態による方法に適用可能な通信システムの概略図である。 本出願の一実施形態に適用可能な無線アクセスポイントの内部構造図である。 本出願の一実施形態に適用可能なユーザステーションの内部構造図である。 802.11ac VHTフレーム構造の概略図である。 本出願の一実施形態による物理層プロトコルデータユニットを送信するための方法の概略図である。 Mシーケンスを使用してHE-STFを構築する概略図である。 本出願の一実施形態による物理層プロトコルデータユニットを送信するための装置のブロック概略図である。 本出願の一実施形態によるネットワークデバイスの概略構造図である。 本出願の一実施形態による端末デバイスの概略構造図である。
以下では、添付図面を参照してこの出願の技術的解決策を記載する。
本出願の実施形態の技術的解決策は、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network、WLAN)通信システム、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(global system for mobile communications、GSM)、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access、WCDMA(登録商標))システム、汎用パケット無線サービス(general packet radio service、GPRS)システム、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)システム、LTE周波数分割複信(frequency division duplex、FDD)システム、LTE時分割複信(time division duplex、TDD)システム、ユニバーサル移動通信システム(universal mobile telecommunications system、UMTS)、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(worldwide interoperability for microwave access、WiMAX)通信システム、後続の第5世代(5th generation、5G)システム、または新しい無線(new radio、NR)などの様々な通信システムに適用されうる。
説明のための一例として、以下が使用される。以下では一例として、本出願の実施形態における適用シナリオを説明するために、WLANシステムのみが使用される。
具体的には、本出願の実施形態は、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network、WLAN)に適用されてもよく、本出願の実施形態は、WLANで現在使用されている米国電気電子技術者協会(institute of electrical and electronics engineers、IEEE)802.11シリーズプロトコルの任意のプロトコルに適用されうる。WLANは、1つまたは複数の基本サービスセット(basic service set、BSS)を含みうる。基本サービスセットのネットワークノードは、アクセスポイント(access point、AP)およびステーション(station、STA)を含む。
具体的には、本出願の実施形態では、開始デバイスおよび応答デバイスは、WLANのユーザステーション(STA)でありうる。ユーザステーションはまた、システム、加入者ユニット、アクセス端末、モバイルステーション、遠隔ステーション、遠隔端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザ装置、またはユーザ機器(user equipment、UE)と呼ばれることがある。STAは、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(session initiation protocol、SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(wireless local loop、WLL)ステーション、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)、無線ローカルエリアネットワーク(例えば、Wi-Fi)通信機能を有するハンドヘルドデバイス、ウェアラブルデバイス、コンピューティングデバイス、または無線モデムに接続された別の処理デバイスであってもよい。
加えて、本出願の実施形態における開始デバイスおよび応答デバイスは、あるいは、WLANのAPでありうる。APは、無線ローカルエリアネットワークを介してアクセス端末と通信し、アクセス端末のデータをネットワーク側に送信するか、またはネットワーク側からアクセス端末にデータを送信するように構成されうる。
本出願の実施形態の理解を容易にするために、図1に示される通信システムが一例として使用されて、本出願の実施形態に適用可能な通信システムを詳細に説明する。図1に示されるシナリオシステムは、WLANシステムでありうる。図1のWLANシステムは、1つまたは複数のAPおよび1つまたは複数のSTAを含みうる。図1では、1つのAPおよび3つのSTAが一例として使用される。無線通信は、様々な規格により、APとSTAとの間で実行されうる。例えば、APとSTAとの間の無線通信は、シングルユーザ多入力多出力(single-user multiple-input multiple-output、SU-MIMO)テクノロジまたはマルチユーザ多入力多出力(multi-user multiple-input multiple-output、MU-MIMO)テクノロジを使用して実行されうる。
APは、無線アクセスポイント、ホットスポットなどとも呼ばれる。APは、モバイルユーザが有線ネットワークにアクセスするためのアクセスポイントであり、主に家庭、建物、キャンパスに配備されるか、または屋外に配備される。APは、有線ネットワークと無線ネットワークを接続するブリッジに相当する。APの主な機能は、無線ネットワーククライアントを相互に接続して、無線ネットワークをイーサネットに接続することである。具体的には、APは、端末デバイス、またはワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity、Wi-Fi)チップを伴うネットワークデバイスでありうる。任意選択で、APは、802.11などの複数のWLAN規格をサポートするデバイスでありうる。図2は、AP製品の内部構造図を示している。APは、複数のアンテナを有する場合と、単一のアンテナを有する場合がある。図2では、APは、物理層(physical layer、PHY)処理回路、およびメディアアクセス制御(media access control、MAC)処理回路を含む。物理層処理回路は、物理層信号を処理するように構成されてもよく、MAC層処理回路は、MAC層信号を処理するように構成されうる。802.11規格はPHYおよびMAC部分に焦点を合わせており、本出願のこの実施形態は、MACおよびPHYのプロトコル設計に焦点を合わせている。
STA製品は通常、802.11シリーズ規格をサポートする、例えば、携帯電話、ノートブックコンピュータなどの端末製品である。図3は、単一アンテナを伴うSTAの構造図を示している。実際のシナリオでは、STAは複数のアンテナを有する場合もあり、3つ以上のアンテナを伴うデバイスである場合もある。図3では、STAは、物理層(physical layer、PHY)処理回路、およびメディアアクセス制御(media access control、MAC)処理回路を含みうる。物理層処理回路は、物理層信号を処理するように構成されてもよく、MAC層処理回路は、MAC層信号を処理するように構成されうる。
WLANシステムのサービス伝送速度を大幅に向上させるために、IEEE 802.11ax規格は、既存の直交周波数分割多重方式(orthogonal frequency division multiplexing、OFDM)テクノロジに基づく直交周波数分割多元方式(orthogonal frequency division multiple access、OFDMA)テクノロジをさらに使用している。OFDMAテクノロジは、データを同時に送受信するために複数のノードをサポートする。これにより、マルチステーションのダイバーシティの向上を達成する。
802.11aから802.11g、802.11n、802.11ac、および802.11axまで、使用可能な周波数帯域は2.4ギガヘルツ(GHz)と5 GHzを含む。利用可能な周波数帯域がますます増えると、802.11によってサポートされる最大チャネル帯域幅は20メガヘルツ(MHz)から40 MHz、さらに160 MHzに拡張される。2017年に、連邦通信委員会(federal communications commission、FCC)は、6 GHz(5925 MHz~7125 MHz)の新しい無認可周波数帯域を開設した。802.11ax規格のドラフターは、802.11axプロジェクト承認要求(project authorization request、PAR)で、802.11axデバイスの動作範囲を2.4 GHzおよび5 GHzから2.4 GHz、5 GHz、および6 GHzに拡張した。新たに開設された6 GHz周波数帯の利用可能な帯域幅がより広いため、802.11ax後の次世代規格では160 MHzよりも大きいチャネル帯域幅がサポートされると予測されうる。
主流の802.11プロトコルの各世代は、レガシーステーションと互換性がある。例えば、主流のWi-Fiの初期世代の802.11aフレーム構造は、プリアンブルで始まり、レガシーショートトレーニングフィールド(legacy-short training field、L-STF)、レガシーロングトレーニングフィールド(legacy-long training field、L-LTF)、および、レガシー信号フィールド(legacy-signal field、L-SIG)を含む。レガシーサイトとの互換性を保つために、開発中の後続の802.11axおよび802.11axのフレーム構造は、レガシープリアンブルで始まる。レガシープリアンブルの後のフィールドは、世代ごとに新しく定義された新しい信号フィールド、ショートトレーニングフィールド、およびロングトレーニングフィールドである。レガシープリアンブルの後のショートトレーニングフィールド(short training field、STF)は、L-STFと区別するために、略して非常に高いスループットのショートトレーニングフィールド(extremely high throughput-STF、EHT-STF)と呼ばれる。20 MHzよりも大きいチャネル帯域幅を送信するとき、L-STFは20 MHzのチャネル帯域幅ごとにチャネル帯域幅を複製して送信し、802.11aの後に導入されたEHT-STFは、20 MHzよりも大きいチャネル帯域幅の新しいシーケンスとして定義される。例えば、802.11acで定義されたSTF、つまり、非常に高いスループットのショートトレーニングフィールド(very high throughput short training field、VHT-STF)は、図4に示されているように、20 MHz、40 MHz、80 MHz、および160 MHzのシーケンスとして定義される。図4は、802.11ac VHTフレーム構造の概略図である。同様に、802.11axで定義された高効率-ショートトレーニングフィールド(high efficiency-STF、HE-STF)も、160 MHzの最大チャネル帯域幅をサポートする。図4に示されるように、図は、レガシートレーニングフィールド(legacy-training field、L-TF)、複製されたレガシートレーニングフィールド(duplicate legacy-training field、Dup L-TF)、レガシー信号フィールド(legacy-signal field、L-SIG)、複製されたレガシー信号フィールド(duplicate legacy-signal field、Dup L-SIG)、非常に高いスループットの信号フィールドA(very high throughput-signal-A、VHT-SIG-A)、複製された非常に高いスループットの信号フィールドA(duplicate very high throughput-signal-A、Dup VHT-SIG-A)、非常に高いスループットのショートトレーニングフィールド(very high throughput-short training field、VHT-STF)、非常に高いスループットのロングトレーニングフィールド(very high throughput-long training field、VHT-LTF)、非常に高スループットの信号フィールドB(very high throughput-signal-B,、VHT-SIG-B)、および非常に高スループットのデータ(very high throughput data、VHT Data)を含む。
HE-STFの時間領域波形は5つの繰り返し周期を含むことがプロトコルで指定されており、主に多入力多出力(multiple-input multiple-output、MIMO)伝送での自動利得制御(automatic gain control、AGC)の推定を強化するために使用される。したがって、シーケンスのピーク対平均電力比(peak to average power ratio、PAPR)は小さくすることが必要とされる。上記のように、802.11の次世代プロトコルは、160 MHzよりも大きいチャネル帯域幅をサポートすることが期待されている。
したがって、新しいチャネル帯域幅のために新しいショートトレーニングシーケンスが設計される必要がある。これを考慮して、本出願は、新しいチャネル帯域幅の次世代STFに対応するショートトレーニングシーケンス設計を提案する。
本出願の実施形態の理解を容易にするために、以下は、本出願におけるいくつかの名詞または用語を最初に簡単に説明する。
1.トーン
無線通信信号は限られた帯域幅を有する。帯域幅は、OFDM技術を使用して、特定の周波数間隔でチャネル帯域幅内の複数の周波数構成要素に分割されうる。これらの構成要素はトーンと呼ばれる。
2.ショートトレーニングシーケンス
ショートトレーニングシーケンスは、主に信号検出、自動利得制御(automatic gain control、AGC)、シンボルタイミング、粗周波数オフセット推定などに使用される。異なる最大チャネル帯域幅に対して異なるシーケンスが定義されうる。例えば、802.11axで定義されているHE-STFは、160 MHzの最大チャネル帯域幅をサポートする。本出願では、区別のために、チャネル帯域幅が160 MHzよりも大きいショートトレーニングシーケンスは、本出願の実施形態ではEHT-STFと呼ばれる。EHT-STFは、ショートトレーニングフィールドまたは帯域幅が160 MHzよりも大きいショートトレーニングのためのフィールドを表すために使用され、ショートトレーニングフィールドの特定の名前は、本出願の実施形態の保護範囲を制限しないことを理解されたい。
ショートトレーニングシーケンスは、Mシーケンスに基づいて構築されうる。例えば、規格802.11axによれば、HE-STFの高効率シーケンス(high efficiency sequence、HES)は、多重化、位相回転、および結合を通してMシーケンスに基づいて構築されることを知ることができる。Mシーケンスは、現在のCDMAシステムで使用されている最も基本的な疑似ノイズシーケンス(Pseudo-noise Sequence、PNシーケンス)である。Mシーケンスは、最長の線形フィードバックシフトレジスタシーケンスの略である。Mシーケンスは、802.11ax規格ではM={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}として定義される。
後続の規格で定義されているMシーケンスが別の形式を有するとき、Mシーケンスも本出願に適用可能であることを理解されたい。
Mシーケンスの特定の形態は、本出願の実施形態の保護範囲を制限しないことに留意されたい。例えば、Mシーケンスは、周波数領域シーケンスと呼ばれる場合もある。
3.ピーク対平均電力比
ピーク対平均電力比(peak to average power ratio、PAPR)は、シンボルにおいて、信号電力の平均値に対する連続信号の瞬間的な電力ピークの比でありうる。比率は次のように表されうる。
Figure 2022532754000008
Xiは、シーケンスのグループの時間領域の離散値を表し、
max(Xi 2)は、時間領域の離散値の2乗の最大値を示し、および
mean(Xi 2)は、時間領域の離散値の2乗の平均値を示す。
HE-STFの時間領域波形は5つの繰り返し周期を含むことがプロトコルで指定されており、主にMIMO伝送でのAGCの推定を強化するために使用される。したがって、シーケンスのより小さなPAPRが必要とされる。
本出願の実施形態において、「プロトコル」は、通信分野における標準プロトコルであってもよく、例えば、LTEプロトコル、NRプロトコル、WLANプロトコル、および後続の通信システムに適用される関連プロトコルを含みうることに留意されたい。このことは本出願では限定されない。
本出願の実施形態では、「事前に取得された」は、シグナリングを使用することによってネットワークデバイスによって示されるか、または例えばプロトコルで定義される、事前定義されることを含みうることにさらに留意されたい。「事前定義された」は、対応するコード、テーブル、または他の関連する表示情報がデバイス(例えば、端末デバイスおよびネットワークデバイスを含む)に事前に格納されうる方式で実装されうる。「事前定義」の具体的な実装形態は、本出願では限定されない。例えば、事前定義された、は「プロトコルで定義された」を意味する場合がある。
本出願の実施形態における「格納すること」は、1つまたは複数のメモリに格納することを指す場合があることにさらに留意されたい。1つまたは複数のメモリは、別々に配置されてもよく、エンコーダもしくはデコーダ、プロセッサ、または通信装置に統合されてもよい。あるいは、1つまたは複数のメモリのいくつかは別々に配置されてもよく、1つまたは複数のメモリのいくつかは、デコーダ、プロセッサ、または通信装置に統合される。メモリは、どのような形態の記憶媒体であってもよい。このことは本出願では限定されない。
さらに、本出願の実施形態では、「の(of)」、「対応する(corresponding、relevant)」、および「対応する(corresponding)」は、時々交換可能であることに留意されたい。用語間の違いが強調されないときは、用語の意味は同じであることに留意されたい。
「および/または」という用語は、関連オブジェクトを記述するための関連関係を記述し、3つの関係が存在しうることを表すことに留意されたい。例えば、Aおよび/またはBは、以下の3つのケース:Aのみが存在する、AとBの両方が存在する、およびBのみが存在する、を表すことができる。文字「/」は、一般に、関連付けられた対象間の「または」関係を示す。「少なくとも1つ」という用語は、1つまたは複数を意味する。「Aおよび/またはB」という用語と同様の「AおよびBの少なくとも1つ」という用語は、関連するオブジェクト間の関連関係を記述し、3つの関係が存在しうることを表す。例えば、AおよびBの少なくとも1つは、以下の3つのケース:Aのみが存在する、AとBの両方が存在する、およびBのみが存在する、を表すことができる。
本出願で提供される技術的解決策は、添付の図面を参照して以下で詳細に記載される。
図5は、本出願の一実施形態による物理層プロトコルデータユニットを送受信するための方法500のブロック概略図である。図5に示される方法500は以下のステップを含んでもよい。
510:ネットワークデバイスは、物理層プロトコルデータユニットPPDUを生成し、PPDUは、ショートトレーニングフィールドを含み、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの長さは、第1の長さよりも長く、第1の長さは、160 MHz帯域幅チャネルを介して伝送されるショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの長さである。
520:ネットワークデバイスはターゲットチャネルを介してPPDUを送信し、ターゲットチャネルの帯域幅は160 MHzより大きい。
同様に、端末デバイスはターゲットチャネルを介してPPDUを受信する。
任意選択で、方法500は、ステップ530をさらに含みうる。530:端末デバイスは、PPDUを解析する。
具体的な解析方式については、従来の技術を参照されたい。このことは限定されない。
ショートトレーニングフィールドは、ショートトレーニングのフィールドと呼ばれることもあり、以下では一律にショートトレーニングフィールドと呼ばれる。
本出願のこの実施形態では、レガシーショートトレーニングフィールドと区別するために、ターゲットチャネルの帯域幅に対応するショートトレーニングフィールドは、EHT-STFとして表される。EHT-STFは、160 MHzよりも大きい帯域幅に対応するショートトレーニングフィールドを示すために使用され、ショートトレーニングフィールドの特定の名前は、本出願の実施形態の保護範囲を制限しないことを理解されたい。
EHT-STFは、EHT-STFの周波数領域シーケンスを使用して取得される。例えば、EHT-STFは、EHT-STFの周波数領域シーケンスまたは周波数領域値に対してIFFTを実行することによって取得される。本出願での説明を簡単にするために、EHT-STFの周波数領域シーケンスはショートトレーニングシーケンスS(sequence)として表される。ショートトレーニングシーケンスSは単なる名前であり、本出願の実施形態の保護範囲を制限するものではないことを理解されたい。例えば、ショートトレーニングシーケンスSは、周波数領域シーケンスと呼ばれることもある。
本出願のこの実施形態では、第1の長さは、160 MHzの帯域幅に対応する周波数領域シーケンスの長さを表すために使用される。ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの長さが第1の長さよりも長くなっている。言い換えると、EHT-STFの周波数領域シーケンスの長さは、チャネル帯域幅が160 MHzであるHE-STFの周波数領域シーケンスの長さよりも長くなる。例えば、160 MHz HE-STFは、回転係数を乗じた2つの80 MHz HE-STFを結合することによって取得されてもよく、240 MHz EHT-STFは、回転係数を乗じた3つの80 MHz HE-STFを結合することによって取得されてもよく、または320 MHz EHT-STFは、回転係数を乗じた4つの80 MHz HE-STFを結合することによって取得されうる。したがって、EHT-STFの周波数領域シーケンスの長さは、チャネル帯域幅が160 MHzであるHE-STFの周波数領域シーケンスの長さよりも長くなる。
ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの長さが第1の長さよりも長いか、またはEHT-STFの周波数領域値の量が160 MHz HE-STFの周波数領域値の量よりも大きいことが理解されうる。例えば、240 MHzの帯域幅は合計3072トーンを有し、3072トーンは3072周波数ドメイン値に対応しており、160 MHz帯域幅の帯域幅は合計1024トーンを有し、1024トーンは1024周波数ドメイン値に対応する。したがって、EHT-STFの周波数領域値の量は、160 MHz HE-STFの周波数領域値の量よりも大きい。
ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの長さが第1の長さよりも長いか、またはEHT-STFに対応するトーン番号の量が160 MHz HE-STFに対応するトーン番号の量よりも大きいことが理解されうる。例えば、240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスはS-1520:16:1520として表されてもよく、160 MHz HE-STFに対応するショートトレーニングシーケンスはHES-1008:16:1008として表されうる。この場合、EHT-STFに対応するトーン番号の量は、160 MHz HE-STFに対応するトーン番号の量よりも大きいことを知ることができる。
本出願のこの実施形態では、シーケンスの長さは、シーケンスの要素の長さを示す。例えば、シーケンス1は{0、1、-1、1}であり、シーケンス1の長さは4である。別の例では、シーケンス2は{0、1、-1、1、1、1、1}であり、シーケンス2の長さは7である。シーケンス2の長さがシーケンス1の長さよりも長いことを知ることができる。別の例では、160 MHz HE-STFに対応する周波数領域シーケンスの長さが2048であると想定されている。したがって、第1の長さは2048である。言い換えると、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの長さは2048より大きい。
ターゲットチャネルの帯域幅は160 MHzより大きい。
あるいは、ターゲットチャネルの帯域幅は、160 MHzより大きい任意の帯域幅であってもよい。例えば、ターゲットチャネルの帯域幅は200 MHz、240 MHz、280 MHz、または320 MHzである。
以下では、ターゲットチャネルの帯域幅が240 MHzと320 MHzである2つの例を説明のために使用する。
例1:ターゲットチャネルの帯域幅は240 MHzである。
EHT-STFは、複数の周期を含んでもよく、各周期の時間長は、0.8 μsまたは1.6 μsでありうる。簡潔にするために、本出願のこの実施形態では、各周期の時間長は、周期長として示されている。本出願のこの実施形態では、周期長が0.8 μsおよび1.6 μsである2つのシナリオがターゲットチャネルの帯域幅のEHT-STFを記述するために使用される。
シナリオ1:参照チャネルの周期長は0.8 μsである。
本出願のこの実施形態では、参照チャネルの周期長は、参照チャネルを介してショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスを送信する周期長である。本明細書では詳細は再び記載されない。
本出願のこの実施形態では、チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、少なくとも以下の3つの方法を使用することによって決定されうる。
240 MHzの帯域幅は、合計1024 * 3=3072トーンを有する。左端と右端にそれぞれ12と11のガードトーンがあり、帯域幅の中央に5つの直流トーンがある。240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、S-1520:16:1520またはEHTS-1520:16:1520として表すことができる。-1520と1520は開始トーンと終了トーンの下付き文字番号を表し、16は間隔を表す。-1520:16:1520は、下付き文字が-1520のトーンから、下付き文字が1520のトーンまでのトーンを16トーンの間隔で示す。別のトーンでの周波数領域シーケンスの値は0である。
S-1520:16:1520は、チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスを表すために以下で使用される。任意選択で、この場合、周期長は0.8 μsでありうる。
チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、次のいずれかの方法を使用して取得されうる。
方法1
チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、参照チャネルの周波数領域シーケンスHESに基づいて決定される。
任意選択で、EHT-STFのショートトレーニングシーケンスSの周期長は0.8 μsである。
HESの場合、規格では、802.11axは周波数領域でHE-STFの値HESa:b:cを定義し、aとcは開始トーンと終了トーンの下付き文字番号を表し、bは間隔を表す。a:b:cは、bトーンの間隔でトーンaからトーンcまでのトーンを示す。別のトーンでは、HESの値は0である。伝送中、周波数領域の値に対して逆高速フーリエ変換が実行され、時間領域波形を取得する。
例えば、参照チャネルの帯域幅は80 MHzである。任意選択で、チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFのショートトレーニングシーケンスSは、次のように表されうる。
Figure 2022532754000009
Figure 2022532754000010
言い換えれば、HES-496:16:496’は{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表される。
HES-496:16:496は、80 MHzおよび周期長0.8 μsに対応するHESであり、HES-496:16:496
Figure 2022532754000011
で表され、
M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である。
上記のように、240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、S-1520:16:1520として表されうる。したがって、前述のショートトレーニングシーケンスで指定された値は、16トーンの間隔で、下付き文字が-1520のトーンから下付き文字が1520のトーンまでのトーンの周波数領域シーケンスの値に対応する。
チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、前述の複数の表現方式のいずれか1つで表現されうることを理解されたい。
前述から、方法1では、規格で指定されているHESに基づく変換により、240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSが取得されうることを知ることができる。
方法2
チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、Mシーケンスに基づく変換によって取得される。
具体的には、{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表されるHES-496:16:496’は、ショートトレーニングシーケンスSに代入され、240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、次のように表されうる。
Figure 2022532754000012
同様に、上記のように、240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、S-1520:16:1520として表されうる。したがって、前述のショートトレーニングシーケンスで指定された値は、16トーンの間隔で、下付き文字が-1520のトーンから下付き文字が1520のトーンまでのトーンの周波数領域シーケンスの値に対応する。
チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、前述の複数の表現方式のいずれか1つで表現されうることに留意されたい。
前述から、方法2では、チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、Mシーケンスに基づく変換により取得されうることを知ることができる。
方法3
前述の方法1または方法2のEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、ローカルで直接キャッシュまたは格納され、使用されるとき、EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、ローカルで直接取得される。
前述の3つの方法は、説明のための単なる例であり、本出願はそれに限定されないことを理解されたい。チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFのショートトレーニングシーケンスSを取得するための任意の方法は、本出願の実施形態の保護範囲内にある。
任意選択で、前述の3つの方法において、EHT-STFのショートトレーニングシーケンスSの周期長は0.8 μsである。
チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFのショートトレーニングシーケンスSは、シミュレーション計算によって取得されうる。例えば、方法1が使用される場合、240 MHz EHT-STFは、格納されているHE-STFに基づく対応する式による計算を通して取得されうる。別の例として、方法2が使用される場合、対応する式による計算を通して、格納されている、または規格で指定されているMシーケンスに基づいて、240 MHz EHT-STFが取得されうる。詳細は以下で説明される。
具体的には、本出願のこの実施形態では、ターゲットチャネルの帯域幅に対応するショートトレーニングシーケンスは、既存のチャネル帯域幅(すなわち、参照チャネルの帯域幅の一例)のショートトレーニングシーケンスに基づいて設計されうる。簡潔にするために、参照チャネルの帯域幅のショートトレーニングシーケンスは、略して参照ショートトレーニングシーケンスと呼ばれる。
一般性を失うことなく、以下では、参照ショートトレーニングフィールドがHE-STFであり、ターゲットのショートトレーニングフィールドはEHT-STFである、一例を使用することによって、本出願のこの実施形態の240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSを設計するための方法を詳細に説明する。
参照チャネルの帯域幅のHE-STFに対応するショートトレーニングシーケンスHESは、事前に取得されうる。あるいは、規格で指定されている既存の参照チャネルの帯域幅のHE-STFに対応するショートトレーニングシーケンスHESが直接使用される。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。本出願のこの実施形態では、より大きなチャネル帯域幅のショートトレーニングシーケンスが、既存のチャネル帯域幅のショートトレーニングシーケンスに基づいて設計される。
本出願のこの実施形態によれば、後方互換性を考慮して、より大きなチャネル帯域幅のショートトレーニングシーケンス、例えば、EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、既存のチャネル帯域幅のSTFに対応するショートトレーニングシーケンスHES、例えば、HE-STFに対応するショートトレーニングシーケンスHESに基づいて設計される。
理解を容易にするために、802.11axで、HE-STFに対応するショートトレーニングシーケンスHESの設計が最初に簡単に説明される。
図6は、Mシーケンスを使用してHE-STFを構築する概略図である。図6の図(1)は、繰り返し構造である。具体的には、20 MHz HE-STFは1つのMシーケンスを含む。40 MHz HE-STFは、2つの20 MHz HE-STF(つまり、2つのMシーケンス)を結合することによって取得される。同様に、80 MHz HE-STFは、4つの20 MHz HE-STFを結合することによって取得される。図6の図(2)に示されるように、HE-STFが時間領域に5つの繰り返し周期を含み、HE-STFのPAPRが最小化されることを確実にするために、追加のパラメータセットおよび回転係数がHE-STFを調整および最適化するために使用されうる。具体的には、20 MHz HE-STFは1つのMシーケンスを含む。40 MHz HE-STFは、回転係数Cを乗じた2つの20 MHz HE-STF(つまり、2つのMシーケンス)を結合することによって取得される。同様に、80 MHz HE-STFは、回転係数を乗じた4つの20 MHz HE-STFを結合することによって取得される。加えて、HE-STFが時間領域で5つの繰り返し周期を含むことを確実にするには、各2つのMシーケンス間にパラメータ値が挿入される必要がある。例外は、OFDM変調モードでは、直流トーンが0である必要があることを必要とすることである。したがって、HE-STFのPAPRは、AとCを最適化することによって最小化されうる。図6の図(2)では、回転係数Cは{c1、c2、c3、c4、...}を含み、パラメータセットAは{a1、a2、a3、a4、...}を含む。
上記のように、802.11axで定義された様々なフレーム構造に基づいて、802.11axは、それぞれ0.8 μsと1.6 μsである、2つの周期長を伴うHE-STFを定義する。加えて、802.11axは、20 MHz、40 MHz、80 MHz、および160 MHzの合計4つのチャネル帯域幅をサポートする。各帯域幅と各長さは、1つのHE-STFに対応する。したがって、HE-STFには合計8つの周波数領域値HESa:b:cがある。
以下では、長さが0.8 μsと1.6 μsの2つの場合の、異なるチャネル帯域幅の最適化された周波数領域シーケンスについて個別に説明する。
ケース1:0.8 μs HE-STFの周波数領域シーケンス。
チャネル帯域幅が20 MHzである0.8 μs HE-STFは、合計256トーンである。下付き文字の範囲は-127から128である。下付き文字が0のトーンは直流構成要素に対応し、下付き文字が負の数と正の数であるトーンはそれぞれ直流構成要素より低い周波数構成要素と直流構成要素より高い周波数構成要素に対応する。
HES-112:16:112は、次の式を使用して表されうる。
Figure 2022532754000013
であり、他のトーンの周波数領域シーケンスの値はすべて0である。
HES-112:16:112は、20 MHz HE-STFの周波数領域シーケンスを表し、具体的には、周波数領域にあり、下付き文字が-112、-96、-80、-64、-48、-32、-16、0、16、32、48、64、80、96、および112であるトーンの値である。
他のトーンは、下付き文字が-127から128の範囲にあり、下付き文字が-112、-96、-80、-64、-48、-32、-16、0、16、32、48、64、80、96、および112以外である下付き文字を伴う他のトーンを表す。
前述の式は、具体的には次のとおりである。
Figure 2022532754000014
したがって、周波数領域にあり、下付き文字が-112、-96、-80、-64、-48、-32、-16、0、16、32、48、64、80、96、および112であるトーンの値はそれぞれ次のとおりである。
Figure 2022532754000015
本出願のこの実施形態では、式で使用される、HES-112:16:112と同様の表現の意味は、HES-112:16:112の意味と同様であることに留意されたい。簡潔にするために、詳細は再び記載されない。
本出願のこの実施形態では、後続の式の説明において、明示的に記載されていない場合、周波数領域の他のトーンの値はすべて0であることにさらに留意されたい。簡潔にするために、詳細は再び記載されない。
チャネル帯域幅が40 MHzである0.8 μs HE-STFは、合計512トーンを有する。下付き文字の範囲は-255から256である。HES-240:16:240は、以下の式を使用して表されうる。
Figure 2022532754000016
HES-240:16:240は、40 MHz HE-STFの周波数領域シーケンスを表す。
チャネル帯域幅が80 MHzである0.8 μs HE-STFは、合計1024トーンを有する。下付き文字の範囲は-511から512である。HES-496:16:496は、以下の式を使用して表されうる。
Figure 2022532754000017
HES-496:16:496は、80 MHz HE-STFの周波数領域シーケンスを表す。
チャネル帯域幅が160 MHzである0.8 μs HE-STFは、合計2048トーンを有する。下付き文字の範囲は-1023から1024である。HES-1008:16:1008は、以下の式を使用して表されうる。
Figure 2022532754000018
HES-1008:16:1008は、160 MHz HE-STFの周波数領域シーケンスを表す。
ケース2:1.6 μs HE-STFの周波数領域シーケンス。
チャネル帯域幅が20 MHzである1.6 μs HE-STFは、合計256トーンを有する。下付き文字の範囲は-127から128である。HES-112:8:112は、以下の式を使用して表されうる。
Figure 2022532754000019
HES0=0であり、周波数領域の他のトーンの値はすべて0である。
これはケース1と同様である。
HES-112:8:112は、20 MHz HE-STFの周波数領域シーケンスを表し、具体的には、周波数領域にあり、下付き文字が-112、-104、-96、-88、-80、-72、-64、-56、-48、-40、-32、-24、-16、-8、0、8、16、24、32、40、48、56、64、72、80、88、96、104、および112であるトーンの値である。
他のトーンは、下付き文字が-127から128の範囲にあり、下付き文字が-112、-104、-96、-88、-80、-72、-64、-56、-48、-40、-32、-24、-16、-8、0、8、16、24、32、40、48、56、64、72、80、88、96、104、および112以外である下付き文字を伴う他のトーンを表す。
前述の式は、具体的には次のとおりである。
Figure 2022532754000020
したがって、周波数領域にあり、下付き文字が-112、-104、-96、-88、-80、-72、-64、-56、-48、-40、-32、-24、-16、-8、0、8、16、24、32、40、48、56、64、72、80、88、96、104、および112であるトーンの値はそれぞれ次のとおりである。
Figure 2022532754000021
本出願のこの実施形態では、式で使用される、HES-112:8:112と同様の表現の意味は、HES-112:8:112の意味と同様であることに留意されたい。簡潔にするために、詳細は再び記載されない。
本出願のこの実施形態では、後続の式の説明において、明示的に記載されていない場合、周波数領域の他のトーンの値はすべて0であることにさらに留意されたい。簡潔にするために、詳細は再び記載されない。
チャネル帯域幅が40 MHzである1.6 μs HE-STFは、合計512トーンを有する。下付き文字の範囲は-255から256である。HES-248:8:248は、以下の式を使用して表されうる。
Figure 2022532754000022
ここで、HES±248=0である。
HES-248:8:248は、40 MHz HE-STFの周波数領域シーケンスを表す。
チャネル帯域幅が80 MHzである1.6 μs HE-STFは、合計1024トーンを有する。下付き文字の範囲は-511から512である。HES-504:8:504は、以下の式を使用して表されうる。
Figure 2022532754000023
ここで
HES±504=0である。
HES-504:8:504は、80 MHz HE-STFの周波数領域シーケンスを表す。
チャネル帯域幅が160 MHzである1.6 μs HE-STFは、合計2048トーンである。下付き文字の範囲は-1023から1024である。HES-1016:8:1016は、以下の式を使用して表されうる。
Figure 2022532754000024
ここで
HES±8=0およびHES±1016=0である。
HES-1016:8:1016は、160 MHz HE-STFの周波数領域シーケンスを表す。
前述の式では、複素平面上の
Figure 2022532754000025
の幾何学的意味は、値を反時計回りに45度回転させ、エネルギーを正規化に保つことである。同様に、
Figure 2022532754000026
は、値を反時計回りに225度回転させる。したがって、異なるチャネル帯域幅のHE-STFがMシーケンスに基づいて取得され、最適化されたPAPRが確保される。表1には、前述の8つのHE-STFのPAPRを示す。
Figure 2022532754000027
本出願のこの実施形態では、回転係数CおよびパラメータセットAが最適化され、より大きなチャネル帯域幅(すなわち、ターゲットチャネルの帯域幅の一例)のEHT-STFが設計される。
任意選択で、回転係数CおよびパラメータセットAは、80 MHz HE-STFに基づいて最適化されてもよく、240 MHz EHT-STFが設計されうる。
具体的には、240 MHz帯域幅チャネルは、3つの80 MHzチャネルを結合することによって構築されうる。240 MHz帯域幅チャネルをサポートするEHT-STF設計が説明される前に、240 MHzチャネルのトーンプラン(tone plan)が最初に紹介される。
上記のように、80 MHz帯域幅チャネルからなる、802.11axで指定されているトーンプラン(tone plan)は合計1024トーンを有し、下付き文字の範囲は-511から512である。帯域幅の左端と右端には、それぞれ12と11のガードトーン(guard tone)がある。帯域幅の中央には5つの直流トーンがある。本出願で設計された240 MHz帯域幅チャネルのトーンプランは、3つの既存の80 MHzチャネルのトーンプランを直接組み合わせることによって取得される。言い換えると、3つの80 MHzチャネルの左端と右端のトーン、および帯域幅の中央にある直流トーンが予約されている。このように、240 MHzの帯域幅は合計1024 * 3=3072トーンを有する。左端と右端にそれぞれ12と11のガードトーンがあり、帯域幅の中央には5つの直流トーンがある。
したがって、240 MHz EHT-STFの周波数領域シーケンスSは、802.11axで定義されている、80 MHz HE-STFの周波数領域シーケンスHESに基づいて設計される。上記のように、EHT-STFは、EHT-STFの周波数領域シーケンスでIFFT変換を実行することによって取得される。EHT-STFは、複数の周期を含んでもよく、各周期の時間長は、0.8 μsまたは1.6 μsでありうる。したがって、本出願のこの実施形態では、2つの周期長がありうる、すなわち、0.8 μsおよび1.6 μsである。
240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、次のように表されうる。
Figure 2022532754000028
式1
あるいは、240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、次のように表されうる。
Figure 2022532754000029
、S±1528=0である。
式2
aiの値は{-1、0、1}であり、i=1および2であり、
cjの値は{-1、1}であり、j=1、2、および3である。
S-1520:16:1520は、チャネル帯域幅が240 MHzのとき、EHT-STFの周波数領域シーケンスを示す。例えば、S-1520:16:1520は、チャネル帯域幅が240 MHzで、周期長が0.8 μsのとき、EHT-STFの周波数領域シーケンスをさらに示す場合がある。
S-1528:8:1528は、チャネル帯域幅が240 MHzのとき、EHT-STFの周波数領域シーケンスを示す。例えば、S-1528:8:1528は、チャネル帯域幅が240 MHzで、周期長が1.6 μsのとき、EHT-STFの周波数領域シーケンスをさらに示す場合がある。
HES-496:16:496は、80 MHzのチャネル帯域幅と0.8 μsの周期長に対応するHESである。HES-496:16:496
Figure 2022532754000030
として表される。
Figure 2022532754000031
言い換えると、HES-496:16:496’は{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表され、それに対応して、-HES-496:16:496’は{-M、-1、M、0、M、-1、M}として表される。
HES-504:8:504は、80 MHzのチャネル帯域幅と1.6 μsの周期長に対応するHESである。HES-504:8:504
Figure 2022532754000032
として表され、HES±504=0である。
Figure 2022532754000033
言い換えると、HES-504:8:504’は{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表され、それに対応して、-HES-504:8:504’は{-M、1、-M、1、M、1、-M、0、M、-1、-M、-1、M、-1、M}として表される。
前述の式1の任意の変形および前述の式1の任意の変形は、本出願の実施形態の保護範囲内にあることに留意されたい。
したがって、周期長が0.8 μsであり、802.11axで定義された、80 MHz HE-STFの周波数領域シーケンスHES-496:16:496に基づいており、240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスの詳細な設計式は、前述の式1である場合がある。
したがって、方法1を使用することによって240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されるとき、前述の式1により格納されているHES-496:16:496に基づいて、240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されうる。あるいは、方法2を使用することによって240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されるとき、前述の式1によるMシーケンスに基づいて、240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されうる。
前述の式1によれば、240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されうる。加えて、例えば、aiとcjの調整などのシミュレーション計算を通して、EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスに対応するPAPRは、事前設定された第1のしきい値以下であるため、比較的良好なパフォーマンスを伴うシーケンスが取得されうる。
パラメータセットAとパラメータセットCに対して徹底的な列挙が行われる徹底的なプロセスで取得されたPAPRの最小値(例えば、最小PAPRが使用されるときに表2にリストされた結果の複数のセット)に基づいて、事前設定されたしきい値(すなわち、事前設定された第1のしきい値の一例)が設定されうる。あるいは、シーケンスのプロパティと、PAPRからなり、徹底的な結果から取得される、最小値を組み合わせることによって、事前設定されたしきい値が包括的に設定されうる。あるいは、事前設定されたパラメータと、PAPRからなり、徹底的な結果から取得される最小値を組み合わせることによって、事前設定されたしきい値が包括的に設定されうる。あるいは、事前設定されたしきい値は事前に指定されうる。あるいは、事前設定されたしきい値は、複数の実験を行うことによって取得されうる。
具体的には、逆高速フーリエ変換と5倍のオーバーサンプリングがS(つまり、S-1520:16:1520)で実行され、シーケンスの各グループの時間領域離散値Xを取得してから、次の式3による計算を通してPAPRを取得できる。
Figure 2022532754000034
具体的には、徹底的な検索の後、すべての可能なS-1520:16:1520および対応するPAPR値が取得されてもよく、最後に、最小のPAPRを伴うS-1520:16:1520が比較によって取得される。表2は、周期長が0.8 μsである80 MHz HE-STFに対応するショートトレーニングシーケンスに基づいて240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSが設計されたときの、Sの複数の最適なグループのaiとcjを示す。
Figure 2022532754000035
任意選択で、表2は、周期長が0.8 μsである80 MHz HE-STFに対応するショートトレーニングシーケンスに基づいて、周期長が0.8 μsである240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSを設計するために使用されうる。
取得された結果の複数のグループにおけるaiおよびcjの値は、前述の式で別々に使用され、チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFに対応する取得されたショートトレーニングシーケンスは、以下のように表されうる。
Figure 2022532754000036
{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表されるHES-496:16:496’、および{-M、-1、M、0、M、-1、M}として表される-HES-496:16:496’は、ショートトレーニングシーケンスに代入される。240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されうる。
チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、前述の複数の表現方式のいずれか1つで表現されうることを理解されたい。
前述から、周期長が0.8 μsである80 MHzのショートトレーニングフィールドに対応するショートトレーニングシーケンスに関連するシーケンスを使用することにより、240 MHzのショートトレーニングシーケンスが決定されることを知ることができる。したがって、240 MHzのショートトレーニングシーケンスは80 MHzのショートトレーニングシーケンスと互換性がありうる。加えて、240 MHzのショートトレーニングシーケンスは、広いチャネル帯域幅(160 MHzより大きい帯域幅)での自動利得制御をサポートできる。シミュレーション検証が行われた後、表2のPAPRは802.11axのPAPR(表1)と比較される。これらのショートトレーニングシーケンスのピーク対平均電力比は比較的小さく、広いチャネル帯域幅での自動利得制御がサポートされうる。加えて、受信側の自動利得制御回路の推定効果が改善されることができ、受信ビット誤り率は低減される。したがって、広いチャネル帯域幅に対して本出願のこの解決策で提供されるショートトレーニングシーケンスのPAPRは、非常に小さな値に制御されうる。
シナリオ2:参照チャネルの周期長は1.6 μsである。
同様に、本出願のこの実施形態では、チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、少なくとも以下の3つの方法を使用することによって決定されうる。
240 MHzの帯域幅は、合計1024 * 3=3072トーンを有する。左端と右端にそれぞれ12と11のガードトーンがあり、帯域幅の中央に5つの直流トーンがある。加えて、240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、S-1528:8:1528またはEHTS-1528:8:1528として表されうる。例えば、ショートトレーニングフィールドのショートトレーニングシーケンスSの周期長が1.6 μsのとき、-1528と1528は開始トーンと終了トーンの下付き文字番号を表し、8は間隔を表す。-1528:8:1528は、下付き文字が-1528であるトーンから、下付き文字が1528であるトーンまでのトーンを8トーンの間隔で示す。別のトーンでは、周波数領域シーケンスの値は0である。
S-1528:8:1528は、チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスを表すために以下で使用される。任意選択で、この場合、周期長は1.6 μsである。
チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、次のいずれかの方法を使用して取得されうる。
方法1
チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、参照チャネルの帯域幅の周波数領域シーケンスHESに基づいて決定される。
任意選択で、EHT-STFのショートトレーニングシーケンスSの周期長は1.6 μsである。
例えば、参照チャネルの帯域幅は80 MHzである。任意選択で、チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、次のように表されうる。
Figure 2022532754000037
Figure 2022532754000038
言い換えると、HES-504:8:504’は{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表される。
HES-504:8:504は、80 MHzと1.6 μsの周期長に対応するHESである。HES-504:8:504
Figure 2022532754000039
として表され、HES±504=0である。
上記のように、240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、S-1528:8:1528として表されうる。したがって、前述のショートトレーニングシーケンスで指定された値は、8トーンの間隔で、下付き文字が-1528のトーンから下付き文字が1528のトーンまでのトーンの周波数領域シーケンスの値に対応する。
チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、前述の複数の表現方式のいずれか1つで表現されうることを理解されたい。
前述から、方法1では、規格で指定されているHESに基づく変換により、240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されうることを知ることができる。
方法2
チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、Mシーケンスに基づく変換によって取得される。
具体的には、{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表されるHES-504:8:504’は、ショートトレーニングシーケンスSに代入され、240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、次のように表されうる。
Figure 2022532754000040
Figure 2022532754000041
上記のように、240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、S-1528:8:1528として表されうる。したがって、前述のショートトレーニングシーケンスで指定された値は、8トーンの間隔で、下付き文字が-1528のトーンから下付き文字が1528のトーンまでのトーンの周波数領域シーケンスの値に対応する。
チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、前述の複数の表現方式のいずれか1つで表現されうることを理解されたい。
前述から、方法2では、Mシーケンスに基づく変換により、240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されうることを知ることができる。
方法3
前述の方法1または方法2のEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、ローカルで直接キャッシュまたは格納され、使用されるとき、EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、ローカルで直接取得される。
前述の3つの方法は、説明のための単なる例であり、本出願はそれに限定されないことを理解されたい。240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスを取得するための任意の方法は、本出願の実施形態の保護範囲内にある。
任意選択で、前述の3つの方法において、EHT-STFのショートトレーニングシーケンスSの周期長は1.6 μsである。
シナリオ1と同様に、240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、シミュレーション計算を通して取得されうる。例えば、方法1が使用される場合、240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、HE-STFに対応する格納されたショートトレーニングシーケンスに基づく対応する式による計算を通して取得されうる。別の例として、方法2が使用される場合、対応する式による計算を通して、格納されている、または規格で指定されているMシーケンスに基づいて、240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されうる。
具体的には、前述の複数のシーケンスグループは、周期長が1.6 μsであり、802.11axで定義されている80 MHz HE-STFの周波数領域シーケンスHES-504:8:504に基づいてあるいは設計されうる。詳細な設計式は、前述の式2、つまり次のとおりである。
Figure 2022532754000042
ここで、S±1528=0である。
同様に、
aiの値は{-1、0、1}であり、i=1および2であり、
cjの値は{-1、1}であり、j=1、2、および3である。
同様に、チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが方法1を使用して取得されるとき、前述の式2により、格納されたHES-504:8:504に基づいてショートトレーニングシーケンスが取得されうる。あるいは、方法2を使用してチャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されるとき、前述の式2によるMシーケンスに基づいて、チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されうる。
前述の式2によれば、240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されうる。加えて、例えば、aiとcjの調整などのシミュレーション計算を通して、EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスに対応するPAPRは、事前設定された第2のしきい値以下であるため、比較的良好なパフォーマンスを伴うシーケンスが取得されうる。
パラメータセットAとパラメータセットCに対して徹底的な列挙が行われる徹底的なプロセスで取得されたPAPRの最小値(例えば、最小PAPRが使用されるときに表3にリストされた結果の複数のセット)に基づいて、事前設定されたしきい値(すなわち、事前設定された第2のしきい値の一例)が設定されうる。あるいは、シーケンスのプロパティと、PAPRからなり、徹底的な結果から取得される、最小値を組み合わせることによって、事前設定されたしきい値が包括的に設定されうる。あるいは、事前設定されたパラメータと、PAPRからなり、徹底的な結果から取得される最小値を組み合わせることによって、事前設定されたしきい値が包括的に設定されうる。あるいは、事前設定されたしきい値は事前に指定されうる。あるいは、事前設定されたしきい値は、複数の実験を行うことによって取得されうる。
具体的には、徹底的な検索の後、すべての可能なS-1528:8:1528および対応するPAPR値が取得されてもよく、最後に、最小のPAPRを伴うS-1528:8:1528が比較によって取得される。表3は、80 MHzおよび1.6 μs HE-STFに対応するショートトレーニングシーケンスに基づいて240 MHzおよび1.6 μs EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが設計されたときの、Sの複数の最適なグループのaiとcjを示す。
Figure 2022532754000043
任意選択で、表3は、周期長が1.6 μsである80 MHz HE-STFに対応するショートトレーニングシーケンスに基づいて、周期長が1.6 μsである240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSを設計するために使用されうる。
取得された結果の複数のグループにおけるaiおよびcjの値は、前述の式2で別々に使用され、チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、以下のように表されうる。
Figure 2022532754000044
{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表されるHES-504:8:504’、および{-M、1、-M、1、M、1、-M、0、M、-1、-M、-1、M、-1、M}として表される-HES-504:8:504’は、ショートトレーニングシーケンスに代入される。240 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されうる。
チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、前述の複数の表現方式のいずれか1つで表現されうることを理解されたい。
前述から、周期長が1.6 μsである80 MHzのショートトレーニングフィールドに対応するショートトレーニングシーケンスに関連するシーケンスを使用することにより、240 MHzのショートトレーニングシーケンスが決定されることを知ることができる。したがって、240 MHzのショートトレーニングシーケンスは80 MHzのショートトレーニングシーケンスと互換性がありうる。加えて、240 MHzのショートトレーニングシーケンスは、広いチャネル帯域幅(160 MHzより大きい帯域幅)での自動利得制御をサポートできる。シミュレーション検証が行われた後、表3のPAPRは802.11axのPAPR(表1)と比較される。これらのショートトレーニングシーケンスのピーク対平均電力比は比較的小さく、広いチャネル帯域幅での自動利得制御がサポートされうる。加えて、受信側の自動利得制御回路の推定効果が改善されることができ、受信ビット誤り率は低減される。したがって、広いチャネル帯域幅に対して本出願のこの解決策で提供されるショートトレーニングシーケンスのPAPRは、非常に小さな値に制御されうる。
例2:ターゲットチャネルの帯域幅は320 MHzである。
以下では、周期長が0.8 μsと1.6 μsである2つのシナリオを使用して、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSを説明する。
シナリオ1:参照チャネルの周期長は0.8 μsである。
ターゲットチャネルの帯域幅が320 MHzのとき、320 MHz EHT-STFの様々な表現が方式Aと方式Bを参照して説明される。
方式A
320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、周期長が0.8 μsである80 MHz HE-STFに対応するショートトレーニングシーケンスに基づいて取得される。
320 MHzの帯域幅は、合計1024 * 4=4096トーンを有する。左端と右端にそれぞれ12と11のガードトーンがあり、帯域幅の中央に11+12=23の直流トーンがある。ショートトレーニングシーケンスは、S-2032:16:2032またはEHTS-2032:16:2032として表されうる。例えば、ショートトレーニングフィールドのショートトレーニングシーケンスSの周期長が0.8 μsのとき、-2032と2032は開始トーンと終了トーンの下付き文字番号を表し、16は間隔を表す。-2032:16:2032は、下付き文字が-2032であるトーンから、下付き文字が2032であるトーンまでのトーンを16トーンの間隔で示す。別のトーンでは、周波数領域シーケンスの値は0である。
S-2032:16:2032は、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスを表すために以下で使用される。任意選択で、この場合、周期長は0.8 μsである。
同様に、本出願のこの実施形態では、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、少なくとも以下の3つの方法を使用することによって決定されうる。
方法1
チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、参照チャネルの周波数領域シーケンスHESに基づいて決定される。
任意選択で、EHT-STFのショートトレーニングシーケンスSの周期長は0.8 μsである。
任意選択で、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、次のように表されうる。
Figure 2022532754000045
Figure 2022532754000046
、言い換えれば、HES-496:16:496’は{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表される。
HES-496:16:496は、80 MHzのチャネル帯域幅と0.8 μsの周期長に対応するHESである。HES-496:16:496
Figure 2022532754000047
として表される。
したがって、前述のショートトレーニングシーケンスで指定された値は、16トーンの間隔で、下付き文字が-2032のトーンから下付き文字が2032のトーンまでのトーンの周波数領域シーケンスの値に対応する。
チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、前述の複数の表現方式のいずれか1つで表現されうることを理解されたい。
前述から、方法1では、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、規格で指定されているHESに基づく変換により取得されうることを知ることができる。
方法2
チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、Mシーケンスに基づく変換によって取得される。
具体的には、{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表されるHES-496:16:496’は、ショートトレーニングシーケンスSに代入され、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、次のように表されうる。
Figure 2022532754000048
したがって、前述のショートトレーニングシーケンスで指定された値は、16トーンの間隔で、下付き文字が-2032のトーンから下付き文字が2032のトーンまでのトーンの周波数領域シーケンスの値に対応する。
チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、前述の複数の表現方式のいずれか1つで表現されうることを理解されたい。
前述から、方法2では、Mシーケンスに基づく変換により、320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSが取得されうることを知ることができる。
方法3
前述の方法1または方法2のEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、ローカルで直接キャッシュまたは格納され、使用されるとき、EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、ローカルで直接取得される。
前述の3つの方法は、説明のための単なる例であり、本出願はそれに限定されないことを理解されたい。320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスを取得するための任意の方法は、本出願の実施形態の保護範囲内にある。
任意選択で、前述の3つの方法において、EHT-STFのショートトレーニングシーケンスSの周期長は0.8 μsである。
チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、シミュレーション計算によって取得されうる。例えば、方法1が使用される場合、320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、HE-STFに対応する格納された周波数領域シーケンスHESに基づく対応する式による計算を通して取得されうる。別の例として、方法2が使用される場合、対応する式による計算を通して、格納されている、または規格で指定されているMシーケンスに基づいて、320 MHz EHT-STFが取得されうる。
具体的には、チャネル帯域幅が240 MHzであるEHT-STFの設計と同様に、本出願のこの解決策では、チャネル帯域幅が320 MHzの場合、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFはチャネル帯域幅が80 MHzであるHE-STFに基づいて設計される。最初に、320 MHz帯域幅チャネルのトーンプランは、80 MHz帯域幅チャネルからなる4つのトーンプランを結合することによって取得される。240 MHzチャネルと同様に、各80 MHzチャネルからなる左右のガードトーンおよび中央の直流トーンが予約されている。このように、320 MHzの帯域幅は合計1024 * 4=4096トーンを有する。左端と右端にそれぞれ12と11のガードトーンがあり、帯域幅の中央に11+12=23の直流トーンがある。
周期長が0.8 μsであり、802.11axで定義された、80 MHz HE-STFの周波数領域シーケンスHES-496:16:496に基づいて、320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSの詳細な設計式は、次のとおりである。
Figure 2022532754000049
式4
同様に、
aiの値は{-1、0、1}であり、i=1および2であり、
cjの値は{-1、1}であり、j=1、2、および3、4である。
したがって、方法1を使用してチャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されるとき、前述の式4による格納されたHES-496:16:496に基づいて、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されうる。あるいは、方法2を使用してチャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されるとき、前述の式4によるMシーケンスに基づいて、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されうる。
式4によれば、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されうる。加えて、例えば、aiとcjの調整などのシミュレーション計算を通して、EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスに対応するPAPRは、事前設定された第3のしきい値以下であるため、比較的良好なパフォーマンスを伴うシーケンスが取得されうる。
パラメータセットAとパラメータセットCに対して徹底的な列挙が行われる徹底的なプロセスで取得されたPAPRの最小値(例えば、最小PAPRが使用されるときに表4にリストされた結果の複数のセット)に基づいて、事前設定されたしきい値(すなわち、事前設定された第3のしきい値の一例)が設定されうる。あるいは、シーケンスのプロパティと、PAPRからなり、徹底的な結果から取得される、最小値を組み合わせることによって、事前設定されたしきい値が包括的に設定されうる。あるいは、事前設定されたパラメータと、PAPRからなり、徹底的な結果から取得される最小値を組み合わせることによって、事前設定されたしきい値が包括的に設定されうる。あるいは、事前設定されたしきい値は事前に指定されうる。あるいは、事前設定されたしきい値は、複数の実験を行うことによって取得されうる。
具体的には、徹底的な検索の後、すべての可能なS-2032:16:2032および対応するPAPR値が取得されてもよく、最後に、最小のPAPRを伴うS-2032:16:2032が比較によって取得される。表4は、周期長が0.8 μsである80 MHz HE-STFの周波数領域シーケンスHESに基づいて320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSが設計されたときの、Sの複数の最適なグループのaiとcjを示す。
Figure 2022532754000050
任意選択で、表4は、周期長が0.8 μsである80 MHz HE-STFに対応するショートトレーニングシーケンスに基づいて、周期長が0.8 μsである320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSを設計するために使用されうる。
取得された結果の複数のグループにおけるaiおよびcjの値は、前述の式4で別々に使用され、320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、以下のように表されうる。
Figure 2022532754000051
{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表されるHES-496:16:496’、および{-M、-1、M、0、M、-1、M}として表される-HES-496:16:496’は、ショートトレーニングシーケンスに代入される。チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されうる。
チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、前述の複数の表現方式のいずれか1つで表現されうることを理解されたい。
前述から、チャネル帯域幅が80 MHzであり、周期長が0.8 μsであるショートトレーニングフィールドに対応するショートトレーニングシーケンスに関連するシーケンスを使用することにより、320 MHzのショートトレーニングシーケンスが決定されることを知ることができる。したがって、320 MHzのショートトレーニングシーケンスは80 MHzのショートトレーニングシーケンスと互換性がありうる。加えて、320 MHzのショートトレーニングシーケンスは、広いチャネル帯域幅(160 MHzより大きい帯域幅)での自動利得制御をサポートできる。シミュレーション検証が行われた後、表4のPAPRは802.11axのPAPR(表1)と比較される。これらのショートトレーニングシーケンスのピーク対平均電力比は比較的小さく、広いチャネル帯域幅での自動利得制御がサポートされうる。加えて、受信側の自動利得制御回路の推定効果が改善されることができ、受信ビット誤り率は低減される。したがって、広いチャネル帯域幅に対して本出願のこの解決策で提供されるショートトレーニングシーケンスのPAPRは、非常に小さな値に制御されうる。
方式B
チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、周期長が0.8 μsであり、チャネル帯域幅が80 MHzであるHE-STFの周波数領域シーケンスHESに基づいて取得され、aiの値はすべて0である。
同様に、本出願のこの実施形態では、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、少なくとも以下の3つの方法を使用することによって決定されうる。
方法1
チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、参照チャネルの帯域幅の周波数領域シーケンスHESに基づいて決定される。
任意選択で、EHT-STFのショートトレーニングシーケンスSの周期長は0.8 μsである。
任意選択で、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、次のように表されうる。
Figure 2022532754000052
Figure 2022532754000053
言い換えると、HES-496:16:496’は{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表される。
HES-496:16:496は、80 MHzのチャネル帯域幅と0.8 μsの周期長に対応するHESである。HES-496:16:496
Figure 2022532754000054
として表される。
したがって、前述のショートトレーニングシーケンスで指定された値は、16トーンの間隔で、下付き文字が-2032のトーンから下付き文字が2032のトーンまでのトーンの周波数領域シーケンスの値に対応する。
チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、前述の2つの表現方式のいずれか1つで表現されうることを理解されたい。
前述から、方法1では、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、規格で指定されているHESに基づく変換により取得されうることを知ることができる。
方法2
チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、Mシーケンスに基づく変換によって取得される。
具体的には、{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表されるHES-496:16:496’は、ショートトレーニングシーケンスSに代入され、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、次のように表されうる。
Figure 2022532754000055
したがって、前述のショートトレーニングシーケンスで指定された値は、16トーンの間隔で、下付き文字が-2032のトーンから下付き文字が2032のトーンまでのトーンの周波数領域シーケンスの値に対応する。
チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、前述の2つの表現方式のいずれか1つで表現されうることを理解されたい。
前述から、方法2では、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、Mシーケンスに基づく変換により取得されうることを知ることができる。
方法3
前述の方法1または方法2のEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、ローカルで直接キャッシュまたは格納され、使用されるとき、EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、ローカルで直接取得される。
任意選択で、前述の3つの方法において、EHT-STFのショートトレーニングシーケンスSの周期長は0.8 μsである。
前述の3つの方法は、説明のための単なる例であり、本出願はそれに限定されないことを理解されたい。チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスを取得するための任意の方法は、本出願の実施形態の保護範囲内にある。
シナリオ1と同様に、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、シミュレーション計算によって取得されうる。例えば、方法1が使用される場合、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、HE-STFに対応する格納された周波数領域シーケンスHESに基づく対応する式による計算を通して取得されうる。別の例として、方法2が使用される場合、対応する式による計算を通して、格納されている、または規格で指定されているMシーケンスに基づいて、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSが取得されうる。
具体的には、帯域幅が320 MHzであるEHT-STFは、帯域幅が80 MHzのHE-STFを回転させて結合することによってあるいは構築されうる。具体的には、320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、周期長が0.8 μsである、802.11axで定義された、80 MHz HE-STFの周波数領域シーケンスHES-496:16:496に基づいて設計されうる。320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSの詳細な設計式は、次のように表される。
Figure 2022532754000056
式5
同様に、
cjの値は{-1、1}であり、j=1、2、および3、4である。
したがって、方法1を使用することによって320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されるとき、前述の式5により格納されているHES-496:16:496に基づいて、320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されうる。あるいは、方法2を使用することによって320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されるとき、前述の式5によるMシーケンスに基づいて、320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されうる。
式5によれば、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されうる。加えて、例えば、cjの調整などのシミュレーション計算を通して、EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスに対応するPAPRは、事前設定された第4のしきい値以下であるため、比較的良好なパフォーマンスを伴うシーケンスが取得されうる。
パラメータセットAとパラメータセットCに対して徹底的な列挙が行われる徹底的なプロセスで取得されたPAPRの最小値(例えば、最小PAPRが使用されるときに表5にリストされた結果の複数のセット)に基づいて、事前設定されたしきい値(すなわち、事前設定された第4のしきい値の一例)が設定されうる。あるいは、シーケンスのプロパティと、PAPRからなり、徹底的な結果から取得される、最小値を組み合わせることによって、事前設定されたしきい値が包括的に設定されうる。あるいは、事前設定されたパラメータと、PAPRからなり、徹底的な結果から取得される最小値を組み合わせることによって、事前設定されたしきい値が包括的に設定されうる。あるいは、事前設定されたしきい値は事前に指定されうる。あるいは、事前設定されたしきい値は、複数の実験を行うことによって取得されうる。
具体的には、徹底的な検索の後、すべての可能なS-2032:16:2032および対応するPAPR値が取得されてもよく、最後に、最小のPAPRを伴うS-2032:16:2032が比較によって取得される。表5は、周期長が0.8 μsである80 MHz HE-STFの周波数領域シーケンスHESに基づいて320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSが設計されたときの、Sの複数の最適なグループのcjを示す。
Figure 2022532754000057
任意選択で、表5は、周期長が0.8 μsである80 MHz HE-STFに対応するショートトレーニングシーケンスに基づいて、周期長が0.8 μsである320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSを設計するために使用されうる。
取得された結果の複数のグループにおけるcjの値は、前述の式5で別々に使用され、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、以下のように表されうる。
Figure 2022532754000058
Figure 2022532754000059
{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表されるHES-496:16:496’、および{-M、-1、M、0、M、-1、M}として表される-HES-496:16:496’は、ショートトレーニングシーケンスに代入される。チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されうる。
チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、前述の複数の表現方式のいずれか1つで表現されうることを理解されたい。
前述から、周期長が0.8 μsである80 MHzのショートトレーニングフィールドに対応するショートトレーニングシーケンスに関連するシーケンスを使用することにより、320 MHzのショートトレーニングシーケンスが決定されることを知ることができる。したがって、320 MHzのショートトレーニングシーケンスは80 MHzのショートトレーニングシーケンスと互換性がありうる。加えて、320 MHzのショートトレーニングシーケンスは、広いチャネル帯域幅(160 MHzより大きい帯域幅)での自動利得制御をサポートできる。シミュレーション検証が行われた後、表5のPAPRは802.11axのPAPR(表1)と比較される。これらのショートトレーニングシーケンスのピーク対平均電力比は比較的小さく、広いチャネル帯域幅での自動利得制御がサポートされうる。加えて、受信側の自動利得制御回路の推定効果が改善されることができ、受信ビット誤り率は低減される。したがって、広いチャネル帯域幅に対して本出願のこの解決策で提供されるショートトレーニングシーケンスのPAPRは、非常に小さな値に制御されうる。
シナリオ2:周期長は1.6 μsである。
周期長が1.6 μsであり、ターゲットチャネルの帯域幅が320 MHzのとき、320 MHz EHT-STFの様々な表現が方式Aと方式Bを参照して説明される。
方式A
320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、周期長が1.6 μsであり、チャネル帯域幅が80 MHzである周波数領域シーケンスHESに基づいて取得される。
320 MHzの帯域幅は、合計1024 * 4=4096トーンを有する。左端と右端にそれぞれ12と11のガードトーンがあり、帯域幅の中央に11+12=23の直流トーンがある。ショートトレーニングシーケンスは、S-2024:8:2024またはEHTS-2024:8:2024として表されうる。例えば、ショートトレーニングフィールドのショートトレーニングシーケンスSの周期長が1.6 μsのとき、-2024と2024は開始トーンと終了トーンの下付き文字番号を表し、8は間隔を表す。-2024:8:2024は、下付き文字が-2024であるトーンから、下付き文字が2024であるトーンまでのトーンを8トーンの間隔で示す。別のトーンでは、周波数領域シーケンスの値は0である。
S-2024:8:2024は、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスを表すために以下で使用される。任意選択で、この場合、周期長は1.6 μsである。
同様に、本出願のこの実施形態では、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、少なくとも以下の3つの方法を使用することによって決定されうる。
方法1
チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、参照チャネルの帯域幅の周波数領域シーケンスHESに基づいて決定される。
任意選択で、EHT-STFのショートトレーニングシーケンスSの周期長は1.6 μsである。
任意選択で、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、次のように表されうる。
Figure 2022532754000060
Figure 2022532754000061
言い換えると、HES-504:8:504’は{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表される。
HES-504:8:504は、80 MHzと1.6 μsの周期長に対応するHESである。
Figure 2022532754000062
ここで、HES±504=0である。
したがって、前述のショートトレーニングシーケンスで指定された値は、8トーンの間隔で、下付き文字が-2024のトーンから下付き文字が2024のトーンまでのトーンの周波数領域シーケンスの値に対応する。
チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、前述の複数の表現方式のいずれか1つで表現されうることを理解されたい。
前述から、方法1では、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、規格で指定されているHESに基づく変換により取得されうることを知ることができる。
方法2
チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、Mシーケンスに基づく変換によって取得される。
具体的には、{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表されるHES-504:8:504’は、ショートトレーニングシーケンスSに代入されてもよく、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、次のように表されうる。
Figure 2022532754000063
Figure 2022532754000064
Figure 2022532754000065
したがって、前述のショートトレーニングシーケンスで指定された値は、8トーンの間隔で、下付き文字が-2024のトーンから下付き文字が2024のトーンまでのトーンの周波数領域シーケンスの値に対応する。
チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、前述の複数の表現方式のいずれか1つで表現されうることに留意されたい。
前述から、方法2では、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、Mシーケンスに基づく変換により取得されうることを知ることができる。
方法3
前述の方法1または方法2のEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、ローカルで直接キャッシュまたは格納され、使用されるとき、EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、ローカルで直接取得される。
前述の3つの方法は、説明のための単なる例であり、本出願はそれに限定されないことを理解されたい。チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスを取得するための任意の方法は、本出願の実施形態の保護範囲内にある。
任意選択で、前述の3つの方法において、EHT-STFのショートトレーニングシーケンスSの周期長は1.6 μsである。
チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、シミュレーション計算によって取得されうる。例えば、方法1が使用される場合、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、HE-STFに対応する格納された周波数領域シーケンスHESに基づく対応する式を使用する計算を通して取得されうる。別の例として、方法2が使用される場合、対応する式を使用する計算を通して、格納されている、または規格で指定されているMシーケンスに基づいて、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSが取得されうる。
具体的には、前述のシーケンスは、周期長が1.6 μsであり、802.11axで定義されている80 MHz HE-STFの周波数領域シーケンスHES-504:8:504に基づいて設計される。チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSの詳細な設計式は次のとおりである。
Figure 2022532754000066
ここで、S±2024=0である。
式6
同様に、
aiの値は{-1、0、1}であり、i=1および2であり、
cjの値は{-1、1}であり、j=1、2、および3、4である。
したがって、方法1を使用してチャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されるとき、前述の式6による格納されたHES-504:8:504に基づいて、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されうる。あるいは、方法2を使用してチャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されるとき、前述の式6によるMシーケンスに基づいて、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されうる。
式6によれば、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されうる。加えて、例えば、aiとcjの調整などのシミュレーション計算を通して、EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスに対応するPAPRは、事前設定された第5のしきい値以下であるため、比較的良好なパフォーマンスを伴うシーケンスが取得されうる。
パラメータセットAとパラメータセットCに対して徹底的な列挙が行われる徹底的なプロセスで取得されたPAPRの最小値(例えば、最小PAPRが使用されるときに表6にリストされた結果の複数のセット)に基づいて、事前設定されたしきい値(すなわち、事前設定された第5のしきい値の一例)が設定されうる。あるいは、シーケンスのプロパティと、PAPRからなり、徹底的な結果から取得される、最小値を組み合わせることによって、事前設定されたしきい値が包括的に設定されうる。あるいは、事前設定されたパラメータと、PAPRからなり、徹底的な結果から取得される最小値を組み合わせることによって、事前設定されたしきい値が包括的に設定されうる。あるいは、事前設定されたしきい値は事前に指定されうる。あるいは、事前設定されたしきい値は、複数の実験を行うことによって取得されうる。
具体的には、徹底的な検索の後、すべての可能なS-2024:8:2024および対応するPAPR値が取得されてもよく、最後に、最小のPAPRを伴うS-2024:8:2024が比較によって取得される。表6は、80 MHzおよび1.6 μs HE-STFに対応する周波数領域シーケンスHESに基づいて320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSが設計されたときの、Sの複数の最適なグループのaiとcjを示す。
任意選択で、表6は、周期長が1.6 μsである80 MHz HE-STFに対応するショートトレーニングシーケンスに基づいて、周期長が1.6 μsである320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSを設計するために使用されうる。
Figure 2022532754000067
取得された結果の複数のグループにおけるaiおよびcjの値は、前述の式6で別々に使用され、320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、以下のように表されうる。
Figure 2022532754000068
{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表されるHES-504:8:504’および{-M、1、-M、1、M、1、-M、0、M、-1、-M、-1、M、-1、M}として表される-HES-504:8:504’は、ショートトレーニングシーケンスSに代入される。チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されうる。
チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、前述の複数の表現方式のいずれか1つで表現されうることを理解されたい。
前述から、周期長が0.8 μsである80 MHzのショートトレーニングフィールドに対応するショートトレーニングシーケンスに関連するシーケンスを使用することにより、320 MHzのショートトレーニングシーケンスが決定されることを知ることができる。したがって、320 MHzのショートトレーニングシーケンスは80 MHzのショートトレーニングシーケンスと互換性がありうる。加えて、320 MHzのショートトレーニングシーケンスは、広いチャネル帯域幅(160 MHzより大きい帯域幅)での自動利得制御をサポートできる。シミュレーション検証が行われた後、表6のPAPRは802.11axのPAPR(表1)と比較される。これらのショートトレーニングシーケンスのピーク対平均電力比は比較的小さく、広いチャネル帯域幅での自動利得制御がサポートされうる。加えて、受信側の自動利得制御回路の推定効果が改善されることができ、受信ビット誤り率は低減される。したがって、広いチャネル帯域幅に対して本出願のこの解決策で提供されるショートトレーニングシーケンスのPAPRは、非常に小さな値に制御されうる。
方式B
周期長が1.6 μsであり、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、周期長が1.6 μsであり、チャネル帯域幅が80 MHzであるHE-STFの周波数領域シーケンスHESに基づいて取得され、aiの値はすべて0である。
同様に、本出願のこの実施形態では、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、少なくとも以下の3つの方法を使用することによって決定されうる。
方法1
チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、参照チャネルの帯域幅の周波数領域シーケンスHESに基づいて決定される。
任意選択で、EHT-STFのショートトレーニングシーケンスSの周期長は1.6 μsである。
任意選択で、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、次のように表されうる。
Figure 2022532754000069
Figure 2022532754000070
言い換えると、HES-504:8:504’は{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表される。
HES-504:8:504は、80 MHzと1.6 μsの周期長に対応するHESである。HES-504:8:504
Figure 2022532754000071
として表され、HES±504=0である。
したがって、前述のショートトレーニングシーケンスで指定された値は、8トーンの間隔で、下付き文字が-2024のトーンから下付き文字が2024のトーンまでのトーンの周波数領域シーケンスの値に対応する。
チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、前述の複数の表現方式のいずれか1つで表現されうることを理解されたい。
前述から、方法1では、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、規格で指定されているHESに基づく変換により取得されうることを知ることができる。
方法2
チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、Mシーケンスに基づく変換によって取得される。
具体的には、{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表されるHES-504:8:504’は、ショートトレーニングシーケンスSに代入され、320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、次のように表されうる。
Figure 2022532754000072
したがって、前述のショートトレーニングシーケンスで指定された値は、8トーンの間隔で、下付き文字が-2024のトーンから下付き文字が2024のトーンまでのトーンの周波数領域シーケンスの値に対応する。
チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、前述の複数の表現方式のいずれか1つで表現されうることに留意されたい。
前述から、方法2では、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、Mシーケンスに基づく変換により取得されうることを知ることができる。
方法3
前述の方法1または方法2のEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、ローカルで直接キャッシュまたは格納され、使用されるとき、EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、ローカルで直接取得される。
前述の3つの方法は、説明のための単なる例であり、本出願はそれに限定されないことを理解されたい。チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスを取得するための任意の方法は、本出願の実施形態の保護範囲内にある。
任意選択で、前述の3つの方法において、EHT-STFのショートトレーニングシーケンスSの周期長は1.6 μsである。
320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、シミュレーション計算を通して取得されうる。例えば、方法1が使用される場合、320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、HE-STFに対応する格納された周波数領域シーケンスHESに基づく対応する式を使用する計算を通して取得されうる。別の例として、方法2が使用される場合、対応する式を使用する計算を通して、格納されている、または規格で指定されているMシーケンスに基づいて、320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSが取得されうる。
具体的には、前述のシーケンスは、周期長が1.6 μsであり、802.11axで定義されている80 MHz HE-STFの周波数領域シーケンスHES-504:8:504に基づいて設計される。チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSの詳細な設計式は次のとおりである。
Figure 2022532754000073
ここで、S±2024=0である。
式7
同様に、cjの値は{-1、1}であり、j=1、2、および3、4である。
したがって、方法1を使用してチャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されるとき、前述の式7による格納されたHES-504:8:504に基づいて、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されうる。あるいは、方法2を使用してチャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されるとき、前述の式7によるMシーケンスに基づいて、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されうる。
式7によれば、チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSが取得されうる。加えて、例えば、cjの調整などのシミュレーション計算を通して、EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSに対応するPAPRは、事前設定された第6のしきい値以下であるため、比較的良好なパフォーマンスを伴うシーケンスが取得されうる。
パラメータセットAとパラメータセットCに対して徹底的な列挙が行われる徹底的なプロセスで取得されたPAPRの最小値(例えば、最小PAPRが使用されるときに表7にリストされた結果の複数のセット)に基づいて、事前設定されたしきい値(すなわち、事前設定された第6のしきい値の一例)が設定されうる。あるいは、シーケンスのプロパティと、PAPRからなり、徹底的な結果から取得される、最小値を組み合わせることによって、事前設定されたしきい値が包括的に設定されうる。あるいは、事前設定されたパラメータと、PAPRからなり、徹底的な結果から取得される最小値を組み合わせることによって、事前設定されたしきい値が包括的に設定されうる。あるいは、事前設定されたしきい値は事前に指定されうる。あるいは、事前設定されたしきい値は、複数の実験を行うことによって取得されうる。
具体的には、徹底的な検索の後、すべての可能なS-2024:8:2024および対応するPAPR値が取得されてもよく、最後に、最小のPAPRを伴うS-2024:8:2024が比較によって取得される。表7は、周期長が1.6 μsである80 MHz HE-STFに対応するショートトレーニングシーケンスに基づいて320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSが設計されたときの、Sの複数の最適なグループのcjを示す。
Figure 2022532754000074
Figure 2022532754000075
任意選択で、表7は、周期長が1.6 μsである80 MHz HE-STFに対応するショートトレーニングシーケンスに基づいて、周期長が1.6 μsである320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSを設計するために使用されうる。
取得された結果の複数のグループにおけるcjの値は、前述の式7で別々に使用され、320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、以下のように表されうる。
Figure 2022532754000076
Figure 2022532754000077
{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表されるHES-504:8:504’、および{-M、1、-M、1、M、1、-M、0、M、-1、-M、-1、M、-1、M}として表される-HES-504:8:504’は、ショートトレーニングシーケンスに代入される。チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得されうる。
チャネル帯域幅が320 MHzであるEHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスSは、前述の複数の表現方式のいずれか1つで表現されうることを理解されたい。
前述から、周期長が0.8 μsである80 MHzのショートトレーニングフィールドに対応するショートトレーニングシーケンスに関連するシーケンスを使用することにより、320 MHzのショートトレーニングシーケンスが決定されることを知ることができる。したがって、320 MHzのショートトレーニングシーケンスは80 MHzのショートトレーニングシーケンスと互換性がありうる。加えて、320 MHzのショートトレーニングシーケンスは、広いチャネル帯域幅(160 MHzより大きい帯域幅)での自動利得制御をサポートできる。シミュレーション検証が行われた後、表7のPAPRは802.11axのPAPR(表1)と比較される。これらのショートトレーニングシーケンスのピーク対平均電力比は比較的小さく、広いチャネル帯域幅での自動利得制御がサポートされうる。加えて、受信側の自動利得制御回路の推定効果が改善されることができ、受信ビット誤り率は低減される。したがって、広いチャネル帯域幅に対して本出願のこの解決策で提供されるショートトレーニングシーケンスのPAPRは、非常に小さな値に制御されうる。
前述から、本出願の実施形態では、240 MHzおよび320 MHz EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが本出願の実施形態で提案され、EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、ローカルエンドに直接格納されうる。あるいは、Mシーケンスはローカルエンドに格納されるか、またはプロトコルで指定されてもよく、対応する式を使用するMシーケンスに基づく計算を通して、EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスが取得される。あるいは、HE-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは格納されてもよく、EHT-STFに対応するショートトレーニングシーケンスは、対応する式によるHE-STFに対応するショートトレーニングシーケンスに基づく計算を通して取得される。これは、本出願の実施形態では限定されない。
前述は、例として240 MHzおよび320 MHzのみを使用して本出願で提供する方法を詳細に説明していることに留意されたい。ただし、これは、本出願で提供される方法が適用可能なチャネル帯域幅に対して制限を構成するものではない。帯域幅に対応する他のショートトレーニングシーケンス、例えば、160 MHzより大きい、200 MHz、280 MHzなどはすべて、本出願の実施形態で提供されるショートトレーニングシーケンス設計方法に基づいて取得されてもよく、すべて、既存の80 MHzのショートトレーニングシーケンス(または回転係数)と互換性がありうる。本出願で提供されるショートトレーニングシーケンス設計方法に基づいて、当業者は、方法の変更または置換が別のサイズのチャネル帯域幅に適用されうると容易に考えることができる。
前述から、240 MHzおよび320 MHzの場合、周期長は0.8 μsおよび1.6 μsであることを知ることができる。帯域幅が80 MHzおよび160 MHzであるHE-STFに対応する周波数領域シーケンスHESに基づいて、EHT-STFの複数のグループに対応するショートトレーニングシーケンスSが提案される。したがって、帯域幅が240 MHzのチャネルであるEHT-STFおよび帯域幅が320 MHzのチャネルのEHT-STFは、帯域幅が80 MHzである、既存の802.11axのHE-STFと互換性があると見なされる。加えて、本出願の実施形態では、帯域幅が240 MHzおよび320 MHzのチャネルの場合、パラメータに対して徹底的なシミュレーション検証が実行され、表2から表7のPAPRを802.11axのPAPR(表1)と比較する。本出願の実施形態で提供されるショートトレーニングシーケンスに対応するピーク対平均電力比PAPRは、比較的小さく、比較的良好なパフォーマンスを有する。したがって、受信側の自動利得制御回路の推定効果は改善され、受信ビット誤り率は低減される。したがって、広いチャネル帯域幅に対して本出願のこの解決策で提供されるショートトレーニングシーケンスのPAPRは、非常に小さな値に制御されうる。
図1から図6を参照して、前述は、本出願の実施形態で提供される物理層プロトコルデータユニットを送受信するための方法を詳細に説明する。図7から図9を参照して、以下では、本出願の実施形態で提供される物理層プロトコルデータユニットを送受信するための装置を詳細に説明する。
図7は、本出願の一実施形態による物理層プロトコルデータユニットを送受信するための装置のブロック概略図である。図7に示されるように、装置700は、通信ユニット710および処理ユニット720を含んでもよい。通信ユニット710は外部と通信することができ、処理ユニット720はデータを処理するように構成される。通信ユニット710はまた、通信インターフェースまたは送受信機ユニットと呼ばれうる。
可能な設計では、装置700は、前述の方法実施形態においてネットワークデバイスによって実行されるステップまたは手順を実施することができ、例えば、ネットワークデバイス、またはネットワークデバイスに構成されたチップまたは回路でありうる。この場合、装置700は、ネットワークデバイスと呼ばれうる。通信ユニット710は、前述の方法実施形態において、ネットワークデバイス側で送信/受信関連の動作を実行するように構成され、処理ユニット720は、前述の方法実施形態において、ネットワークデバイスの処理関連の動作を実行するように構成される。
一可能な実装形態では、処理ユニット720は、物理層プロトコルデータユニットPPDUを生成するように構成される。PPDUはショートトレーニングフィールドを含み、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの長さは第1の長さよりも長くなっている。第1の長さは、160 MHz帯域幅チャネルを介して伝送されるショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの長さである。通信ユニット710はターゲットチャネルを介してPPDUを送信するように構成され、ターゲットチャネルの帯域幅は160 MHzより大きい。
任意選択で、ターゲットチャネルの帯域幅は240 MHzであり、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスは次のいずれか1つである。
Figure 2022532754000078
HES-496:16:496’は{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である。
任意選択で、ターゲットチャネルの帯域幅は240 MHzであり、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスは次のいずれか1つである。
Figure 2022532754000079
HES-504:8:504’は、{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である。
任意選択で、ターゲットチャネルの帯域幅は320 MHzであり、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスは次のいずれか1つである。
Figure 2022532754000080
HES-496:16:496’は{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である。
任意選択で、ターゲットチャネルの帯域幅は320 MHzであり、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスは次のいずれか1つである。
Figure 2022532754000081
HES-496:16:496’は、{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表される。
任意選択で、ターゲットチャネルの帯域幅は320 MHzであり、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスは次のいずれか1つである。
Figure 2022532754000082
HES-504:8:504’は、{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である。
任意選択で、ターゲットチャネルの帯域幅は320 MHzであり、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスは次のいずれか1つである。
Figure 2022532754000083
HES-504:8:504’は、{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である。
任意選択で、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの周期長は0.8 μsまたは1.6 μsである。
具体的には、装置700は、方法500においてネットワークデバイスによって実行される方法を行うように構成されたモジュールを含むことができる。加えて、装置700のモジュールならびに前述の他の動作および/または機能は、それぞれ、図5の方法500の対応する手順を実施するために使用される。
装置700が図5の方法500を実行するように構成されるとき、処理ユニット720は、方法500のステップ510およびショートトレーニングシーケンスを生成することのステップを実行するように構成されてもよく、通信ユニット710は、方法500のステップ520を実行するように構成されうる。
各モジュールによって対応するステップを実行する特定のプロセスが、前述の方法実施形態において詳細に説明されていることを理解されたい。簡潔にするために、本明細書では詳細は再び記載されない。
装置700の処理ユニット720は、図8に示されるネットワークデバイス800のプロセッサ820に対応してもよく、通信ユニット710は、図8に示されるネットワークデバイス800の送受信機810に対応しうることをさらに理解されたい。
可能な設計では、装置700は、前述の方法実施形態において端末デバイスによって実行されるステップまたは手順を実施することができ、例えば、端末デバイス、または端末デバイスに構成されたチップまたは回路でありうる。この場合、装置700は、端末デバイスと呼ばれうる。通信ユニット710は、前述の方法実施形態において、端末デバイス側で送信/受信関連の動作を実行するように構成され、処理ユニット720は、前述の方法実施形態において、端末デバイスの処理関連の動作を実行するように構成される。
一可能な実装形態では、通信ユニット710は、ターゲットチャネルを介して物理層プロトコルデータユニットPPDUを受信するように構成される。PPDUはショートトレーニングフィールドを含み、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの長さは第1の長さよりも長くなっている。第1の長さは、160 MHz帯域幅チャネルを介して伝送されるショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの長さであり、ターゲットチャネルの帯域幅は160 MHzより大きい。処理ユニット720は、PPDUを解析するように構成される。
任意選択で、ターゲットチャネルの帯域幅は240 MHzであり、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスは次のいずれか1つである。
Figure 2022532754000084
HES-496:16:496’は{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である。
任意選択で、ターゲットチャネルの帯域幅は240 MHzであり、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスは次のいずれか1つである。
Figure 2022532754000085
HES-504:8:504’は、{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である。
任意選択で、ターゲットチャネルの帯域幅は320 MHzであり、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスは次のいずれか1つである。
Figure 2022532754000086
HES-496:16:496’は{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である。
任意選択で、ターゲットチャネルの帯域幅は320 MHzであり、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスは次のいずれか1つである。
Figure 2022532754000087
HES-496:16:496’は、{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表される。
任意選択で、ターゲットチャネルの帯域幅は320 MHzであり、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスは次のいずれか1つである。
Figure 2022532754000088
HES-504:8:504’は、{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である。
任意選択で、ターゲットチャネルの帯域幅は320 MHzであり、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスは次のいずれか1つである。
Figure 2022532754000089
HES-504:8:504’は、{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である。
任意選択で、ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの周期長は0.8 μsまたは1.6 μsである。
具体的には、装置700は、方法500において端末デバイスによって実行される方法を行うように構成されたモジュールを含むことができる。加えて、装置700のモジュールならびに前述の他の動作および/または機能は、それぞれ、図5の方法500の対応する手順を実施するために使用される。
装置700が図5の方法500を実行するように構成されるとき、処理ユニット720は、方法500のPPDUを解析するなどのステップを実行するように構成されてもよく、通信ユニット710は、方法500のステップ520を実行するように構成されうる。
各モジュールによって対応するステップを実行する特定のプロセスが、前述の方法実施形態において詳細に説明されていることを理解されたい。簡潔にするために、本明細書では詳細は再び記載されない。
装置700の処理ユニット720は、図9に示される端末デバイス900のプロセッサ920に対応してもよく、通信ユニット710は、図9に示される端末デバイス900の送受信機910に対応しうることをさらに理解されたい。
本出願の一実施形態は装置800をさらに提供する。装置800は、ネットワークデバイスまたはチップでありうる。装置800は、前述の方法実施形態においてネットワークデバイスによって実行される動作を実行するように構成されうる。
装置800がネットワークデバイス、例えば基地局である場合、図8は、基地局の構造の簡略化された概略図である。基地局は、部分810および部分820を含む。部分810は、主に無線周波数信号を送受信し、無線周波数信号とベースバンド信号との間の変換を実行するように構成される。部分820は、主にベースバンド処理や基地局の制御などを行うように構成される。部分810は、通常、送受信機ユニット、送受信デバイス、送受信機回路、送受信機などと呼ばれてもよい。部分820は、通常、基地局の制御センターであり、通常、処理ユニットと呼ばれてもよく、前述の方法実施形態において、ネットワークデバイス側で処理動作を実行するため基地局を制御するように構成される。
部分810の送受信機ユニットはまた、送受信デバイス、送受信機などと呼ばれることがあり、アンテナおよび無線周波数ユニットを含む。無線周波数ユニットは、主に高周波処理を行うように構成される。任意選択で、部分810からなり、受信機能を実装するように構成された構成要素は受信ユニットとして見なされることができ、送信機能を実装するように構成された構成要素は送信ユニットとして見なされることができる。言い換えると、部分810は、受信ユニットと送信ユニットとを含む。受信ユニットはまた、受信機デバイス、受信機、受信機回路などと呼ばれることもある。送信ユニットは、送信機デバイス、送信機、送信機回路などと呼ばれることもある。
部分820は、1つまたは複数のボードを含むことができ、各ボードは、1つまたは複数のプロセッサおよび1つまたは複数のメモリを含むことができる。プロセッサは、メモリのプログラムを読み取って実行し、ベースバンド処理機能を実装して基地局を制御するように構成される。ボードが複数ある場合、ボードは相互に接続されて処理能力を高めることができる。オプションの実装形態では、あるいは複数のボードが1つまたは複数のプロセッサを共有しうるか、複数のボードが1つまたは複数のメモリを共有するか、または複数のボードが1つまたは複数のプロセッサを同時に共有する。
例えば、一実装形態において、部分810の送受信機ユニットは、図5のステップ520において、ネットワークデバイス側で送信動作を行うように構成され、ならびに/あるいは部分810の送受信機ユニットは、本出願の実施形態において、ネットワークデバイス側で他の受信および送信ステップを行うようにさらに構成される。部分820の処理ユニットは、図5のステップ510で処理動作を実行するように構成され、および/または部分820の処理ユニットは、本出願の実施形態において、ネットワークデバイス側で処理ステップを実行するようにさらに構成される。
図8は限定するものではなく単なる一例であることを理解されたい。送受信機ユニットおよび処理ユニットを含むネットワークデバイスは、図8に示される構造に依存しなくてもよい。
通信装置800がチップである場合、チップは送受信機ユニットおよび処理ユニットを含む。送受信機ユニットは、入力/出力回路、または通信インターフェースであってもよい。処理ユニットは、チップ上に集積されたプロセッサ、マイクロプロセッサ、または集積回路である。
加えて、ネットワークデバイスは、前述の形態に限定されず、別の形態であってもよい。例えば、ネットワークデバイスは、BBUおよび適応型無線ユニット(adaptive radio unit、ARU)を含むか、またはBBUおよびアクティブアンテナユニット(active antenna unit、AAU)を含むか、または顧客宅内機器(customer-premises equipment、CPE)でありうるか、または別の形式でありうる。このことは本出願では限定されない。
BBUは、ネットワークデバイス内で実装され、前述の方法実施形態で説明された動作を実行するように構成されてもよく、RRUは、端末デバイスから、または端末デバイスへネットワークデバイスによって実行され、前述の方法実施形態で説明された、受信または送信の動作を実行するように構成されてもよい。詳細については、前述の方法実施形態における説明を参照されたい。本明細書では詳細は再び記載されない。
本出願の実施形態は、通信装置をさらに提供する。通信装置は、端末デバイスまたはチップであってもよい。通信装置は、前述した方法実施形態において、端末デバイスによって実行される動作を行うように構成されてもよい。
通信装置が端末デバイスのとき、図9は、端末デバイスの簡略化された概略構造図である。理解を簡単にし、図示の便宜を図るために、図9では、端末デバイスが携帯電話である一例が使用されている。図9に示すように、端末デバイスは、プロセッサ、メモリ、無線周波数回路、アンテナ、および入力/出力装置を含む。プロセッサは、主として通信プロトコル、および通信データを処理し、端末デバイスを制御し、ソフトウェアプログラムを実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理するなどのために構成される。メモリは主に、ソフトウェアプログラムとデータを格納するように構成される。無線周波数回路は主として、ベースバンド信号と無線周波数信号との間で変換を行って、無線周波数信号を処理するように構成される。アンテナは、主として無線周波数信号を電磁波の形態で送受信するように構成される。タッチ画面、表示画面、またはキーボードなどの入力/出力装置は、主としてユーザによって入力されたデータを受けて、ユーザにデータを出力するように構成される。ある種の端末デバイスが入出力装置を有さない場合があることに注意されたい。
データが送信される必要があるとき、プロセッサは、送信予定データに対してベースバンド処理を実行した後、ベースバンド信号を無線周波数回路に出力する。ベースバンド信号に無線周波数処理を実行した後に、無線周波数回路は、アンテナを通じて電磁波の形態で無線周波数信号を外部に送信する。端末デバイスにデータが送信されると、無線周波数回路は、アンテナを介して無線周波数信号を受信し、無線周波数信号をベースバンド信号に変換して、プロセッサにベースバンド信号を出力する。プロセッサは、ベースバンド信号をデータに変換し、データを処理する。図示を簡単にするために、図9は、1つのメモリおよび1つのプロセッサのみを示す。実際の端末デバイス製品は、1つまたは複数のプロセッサ、および1つまたは複数のメモリがあってもよい。メモリは、記憶媒体、記憶デバイスなどと呼ばれてもよい。メモリは、プロセッサから独立して配置されてもよく、またはプロセッサと一体化されてもよい。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。
本出願の実施形態では、無線周波数回路および送受信機能を有するアンテナは、端末デバイスの送受信機ユニットと考えられてもよく、処理機能を有するプロセッサは、端末デバイスの処理ユニットと考えられてもよい。
図9に示されるように、端末デバイスは、送受信機ユニット910と、処理ユニット920とを備える。送受信機ユニット910は、送受信機、送受信機デバイス、送受信機装置などと呼ばれてもよい。処理ユニット920は、プロセッサ、処理ボード、処理モジュール、処理装置などと呼ばれてもよい。任意選択で、送受信機ユニット910内にあって、受信機能を実施するように構成された構成要素は受信ユニットと考えられてもよく、送受信機ユニット910内にあって、送信機能を実施するように構成された構成要素は送信ユニットと考えられてもよい。言い換えると、送受信機ユニット910は受信ユニットと送信ユニットとを含む。送受信機ユニットは、送受信機デバイス、送受信機、送受信機回路などと呼ばれる場合もありうる。受信ユニットは、受信機デバイス、受信機、受信回路などと呼ばれる場合もありうる。送信ユニットは、送信機デバイス、送信機、送信機回路などと呼ばれる場合もありうる。
例えば、実装形態では、処理ユニット920は、図5に示されるステップ530を実行するように構成される。送受信機ユニット910は、図5に示されるステップ520を実行するようにさらに構成され、および/または送受信機ユニット910は、端末デバイス側で他の送受信ステップを実行するようにさらに構成される。
図9は単なる一例であり限定ではないことを理解されたい。送受信機ユニットおよび処理ユニットを含む端末デバイスは、図9に示される構造に依存しなくてもよい。
通信デバイスがチップであるとき、チップは送受信機ユニットと処理ユニットとを含む。送受信機ユニットは、入力/出力回路、または通信インターフェースであってもよい。処理ユニットは、チップに集積されたプロセッサ、マイクロプロセッサ、または集積回路であってもよい。
本出願の一実施形態は、プロセッサとインターフェースとを含む、処理装置をさらに提供する。プロセッサは、方法実施形態に記載された方法を行うように構成されうる。
前述の処理装置がチップであってもよいことを理解されたい。例えば、処理装置は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、システムオンチップ(system on chip、SoC)、中央処理装置(central processor unit、CPU)、ネットワークプロセッサ(network processor、NP)、デジタルシグナルプロセッサ(digital signal processor、DSP)、マイクロコントローラユニット(micro controller unit、MCU)、またはプログラマブルロジックデバイス(programmable logic device、PLD)もしくは別の統合チップにすることができる。
実装プロセスにおいて、前述の方法におけるステップは、プロセッサ内のハードウェア集積論理回路を使用することによって、またはソフトウェアの形の命令を使用することによって実施されうる。本出願の実施形態を参照して開示された方法のステップは、ハードウェアプロセッサによって直接実行されてもよく、またはプロセッサ内のハードウェアとソフトウェアモジュールの組み合わせを使用して実行されてもよい。ソフトウェアモジュールは、当技術分野において成熟した記憶媒体、例えば、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラマブル読み取り専用メモリ、電気的に消去可能なプログラム可能メモリ、またはレジスタに配置されうる。記憶媒体はメモリ内に配置され、プロセッサはメモリ内の情報を読み取り、プロセッサのハードウェアと組み合わせて前述の方法のステップを完了する。繰り返しを避けるために、詳細は本明細書では再び記載されない。
本出願の実施形態におけるプロセッサは、集積回路チップであってもよく、信号処理能力を有することを理解されたい。実装プロセスでは、前述の方法実施形態におけるステップは、プロセッサ内のハードウェア集積論理回路を使用して、またはソフトウェアの形態の命令を使用して実施されうる。プロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、またはディスクリートハードウェア構成要素であってもよい。プロセッサは、本出願の実施形態で開示された方法、ステップ、および論理ブロック図を実装または実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、またはプロセッサは任意の従来のプロセッサなどであってもよい。本出願の実施形態に関連して開示されている方法のステップは、ハードウェア復号プロセッサによって直接実行、達成されてもよく、または復号プロセッサにおいてハードウェアとソフトウェアモジュールの組み合わせを使用して実行、達成されてもよい。ソフトウェアモジュールは、当技術分野において成熟した記憶媒体、例えば、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラマブル読み取り専用メモリ、電気的に消去可能なプログラム可能メモリ、またはレジスタに配置されうる。記憶媒体はメモリ内に配置され、プロセッサはメモリ内の情報を読み取り、プロセッサのハードウェアと組み合わせて前述の方法のステップを完了する。
本出願の実施形態におけるメモリは、揮発性メモリまたは不揮発性メモリであってもよく、揮発性メモリおよび不揮発性メモリを含んでもよいことを理解されたい。不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(read-only memory、ROM)、プログラム可能な読み出し専用メモリ(programmable ROM、PROM)、消去可能なプログラム可能読み出し専用メモリ(erasable PROM、EPROM)、電気的に消去可能なプログラム可能読み出し専用メモリ(electrically EPROM、EEPROM)、またはフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)であってもよい。限定的な説明ではなく例として、多くの形態のRAM、例えば、スタティック・ランダムアクセスメモリ(static RAM、SRAM)、ダイナミック・ランダムアクセスメモリ(dynamic RAM、DRAM)、シンクロナス・ダイナミック・ランダムアクセスメモリ(synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレート・シンクロナス・ダイナミック・ランダムアクセスメモリ(double data rate SDRAM、DDR SDRAM)、強化型シンクロナス・ダイナミック・ランダムアクセスメモリ(enhanced SDRAM、ESDRAM)、シンクロナス・リンク・ダイナミック・ランダムアクセスメモリ(synchlink DRAM、SLDRAM)、およびダイレクトランバス・ダイナミック・ランダムアクセスメモリ(direct rambus RAM、DR RAM)が使用されてもよい。本明細書に記載されるシステムおよび方法のメモリは、これらおよび別の適切なタイプの任意のメモリを含むが、これらに限定されないことに留意されたい。
本出願の実施形態で提供される方法によれば、本出願はさらにコンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、図5に示される実施形態の方法を行うことが可能にされる。
本出願の実施形態で提供される方法によれば、本出願はコンピュータ可読媒体をさらに提供する。コンピュータ可読媒体はプログラムコードを格納する。プログラムコードがコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、図5に示される実施形態の方法を行うことが可能にされる。
本出願の実施形態で提供される方法によれば、本出願はシステムをさらに提供する。システムは、前述の1つまたは複数の端末デバイスおよび前述の1つまたは複数のネットワークデバイスを含む。
当業者であれば、本明細書で開示された実施形態に記載された例と組み合わせて、電子ハードウェアまたはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせによって、ユニットおよびアルゴリズムステップが実装されてもよいことを承知している。機能がハードウェアによって実行されるかソフトウェアによって実行されるかは、技術的解決策の特定の用途および設計制約条件に依存する。当業者は、様々な方法を使用して、特定の用途ごとに記載された機能を実施することができるが、その実装形態が本出願の範囲を超えると見なされるべきではない。
説明を簡便にするために、前述のシステム、装置およびユニットの詳細な作動プロセスについては、前述の方法実施形態の対応するプロセスを参照し、本明細書では詳細は重ねて説明されないことは、当業者によって明確に理解されることができる。
本出願で提供されるいくつかの実施形態では、開示されたシステム、装置、および方法は、他の方式で実装されてもよいことを理解されたい。例えば、説明されている装置の実施形態は一例にすぎない。例えば、ユニット分割は、論理的な機能分割にすぎず、実際の実装形態では他の分割であってもよい。例えば、複数のユニットまたは構成要素は組み合わされるか、または別のシステムに統合されてもよく、いくつかの機能は無視されるか、または実行されなくてもよい。加えて、表示または説明した相互結合または直接結合または通信接続は、何らかのインターフェースを介して実装されてもよい。装置またはユニット間の間接的な結合または通信接続が電子的、機械的、または、他の形態で実施されてもよい。
別々の部分として記載されたユニットは、物理的に分離されていてもいなくてもよく、ユニットとして表示された部分は物理ユニットであってもなくてもよく、1つの場所に配置されてもよく、複数のネットワークユニットに分散されてもよい。ユニットの一部またはすべては、実施形態の解決策の目的を達成するために、実際の要件に基づいて選択されてもよい。
加えて、本出願の実施形態における機能ユニットは1つの処理ユニットに統合されてもよく、またはユニットの各々は物理的に単独で存在してもよく、または2つ以上のユニットが1つのユニットに統合される。
機能が、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立した製品として販売または使用されるとき、機能は、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよい。そのような理解に基づいて、本出願の技術的解決策は本質的に、または従来技術に寄与する部分は、または技術的解決策のうちのいくつかは、ソフトウェア製品の形態で実装されてもよい。コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に格納され、本出願の実施形態に記載された方法のステップのすべてまたは一部を実行するように、(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスであってもよい)コンピュータデバイスに命令するためのいくつかの命令を含む。上記の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読み取り専用メモリ(read-only memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、磁気ディスク、または光ディスクなどの、プログラムコードを格納することができる任意の媒体を含む。
上記の説明は、本出願の単なる特定の実装形態にすぎず、本出願の保護範囲を限定するように意図されていない。本出願で開示された技術的範囲内で当業者によって容易に考え出されるいかなる変形または置換も、本出願の保護範囲内に入るべきである。したがって、本出願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うべきである。
500 方法
700 通信装置
710 通信ユニット
720 処理ユニット
800 ネットワークデバイス、通信装置
810 部分、送受信機
820 部分、プロセッサ
900 端末デバイス
910 送受信機ユニット、送受信機
920 処理ユニット、プロセッサ

Claims (25)

  1. 物理層プロトコルデータユニットを送信するための方法であって、
    物理層プロトコルデータユニットPPDUを生成するステップであって、前記PPDUは、ショートトレーニングフィールドを含み、前記ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの長さは、第1の長さよりも長く、前記第1の長さは、160 MHz帯域幅チャネルを介して伝送されるショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの長さである、ステップと、
    ターゲットチャネルを介して前記PPDUを送信するステップであって、前記ターゲットチャネルの帯域幅は160 MHzよりも大きい、ステップと
    を含む、方法。
  2. 物理層プロトコルデータユニットを受信するための方法であって、
    ターゲットチャネルを介して物理層プロトコルデータユニットPPDUを受信するステップであって、前記PPDUは、ショートトレーニングフィールドを含み、前記ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの長さは、第1の長さよりも長く、前記第1の長さは、160 MHz帯域幅チャネルを介して伝送されるショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの長さであり、前記ターゲットチャネルの帯域幅は160 MHzよりも大きい、ステップと、
    前記PPDUを解析するステップと
    を含む、方法。
  3. 前記ターゲットチャネルの前記帯域幅は240 MHzであり、前記ショートトレーニングフィールドの前記周波数領域シーケンスは、
    Figure 2022532754000090
    のうちいずれか1つであり、
    上式において、
    HES-496:16:496’は{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記ターゲットチャネルの前記帯域幅は240 MHzであり、前記ショートトレーニングフィールドの前記周波数領域シーケンスは、
    Figure 2022532754000091
    のうちいずれか1つであり、
    上式において、
    HES-504:8:504’は{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である、請求項1または2に記載の方法。
  5. 前記ターゲットチャネルの前記帯域幅は320 MHzであり、前記ショートトレーニングフィールドの前記周波数領域シーケンスは、
    Figure 2022532754000092
    のうちいずれか1つであり、
    上式において、
    HES-496:16:496’は{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である、請求項1または2に記載の方法。
  6. 前記ターゲットチャネルの前記帯域幅は320 MHzであり、前記ショートトレーニングフィールドの前記周波数領域シーケンスは、
    Figure 2022532754000093
    のうちいずれか1つであり、
    上式において、
    HES-496:16:496’は{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である、請求項1または2に記載の方法。
  7. 前記ターゲットチャネルの前記帯域幅は320 MHzであり、前記ショートトレーニングフィールドの前記周波数領域シーケンスは、
    Figure 2022532754000094
    のうちいずれか1つであり、
    上式において、
    HES-504:8:504’は{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である、請求項1または2に記載の方法。
  8. 前記ターゲットチャネルの前記帯域幅は320 MHzであり、前記ショートトレーニングフィールドの前記周波数領域シーケンスは、
    Figure 2022532754000095
    のうちいずれか1つであり、
    上式において、
    HES-504:8:504’は{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である、請求項1または2に記載の方法。
  9. 前記ショートトレーニングフィールドの前記周波数領域シーケンスの周期長が0.8 μsである、請求項3、5、または6のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記ショートトレーニングフィールドの前記周波数領域シーケンスの周期長が1.6 μsである、請求項4、7、または8のいずれか一項に記載の方法。
  11. 処理ユニットおよび通信ユニットを備える、物理層プロトコルデータユニットを送信するための装置であって、
    前記処理ユニットは、物理層プロトコルデータユニットPPDUを生成するように構成され、前記PPDUは、ショートトレーニングフィールドを含み、前記ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの長さは、第1の長さよりも長く、前記第1の長さは、160 MHz帯域幅チャネルを介して伝送されるショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの長さであり、
    前記通信ユニットは、ターゲットチャネルを介して前記PPDUを送信するように構成され、前記ターゲットチャネルの帯域幅は160 MHzよりも大きい装置。
  12. 処理ユニットおよび通信ユニットを備える、物理層プロトコルデータユニットを受信するための装置であって、
    前記通信ユニットは、ターゲットチャネルを介して物理層プロトコルデータユニットPPDUを受信するように構成され、前記PPDUは、ショートトレーニングフィールドを含み、前記ショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの長さは、第1の長さよりも長く、前記第1の長さは、160 MHz帯域幅チャネルを介して伝送されるショートトレーニングフィールドの周波数領域シーケンスの長さであり、前記ターゲットチャネルの帯域幅は160 MHzを超え、
    前記処理ユニットは、前記PPDUを解析するように構成される装置。
  13. 前記ターゲットチャネルの前記帯域幅は240 MHzであり、前記ショートトレーニングフィールドの前記周波数領域シーケンスは、
    Figure 2022532754000096
    のうちいずれか1つであり、
    上式において、
    HES-496:16:496’は{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である、請求項11または12に記載の装置。
  14. 前記ターゲットチャネルの前記帯域幅は240 MHzであり、前記ショートトレーニングフィールドの前記周波数領域シーケンスは、
    Figure 2022532754000097
    のうちいずれか1つであり、
    上式において、
    HES-504:8:504’は{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である、請求項11または12に記載の装置。
  15. 前記ターゲットチャネルの前記帯域幅は320 MHzであり、前記ショートトレーニングフィールドの前記周波数領域シーケンスは、
    Figure 2022532754000098
    のうちいずれか1つであり、
    上式において、
    HES-496:16:496’は{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である、請求項11または12に記載の装置。
  16. 前記ターゲットチャネルの前記帯域幅は320 MHzであり、前記ショートトレーニングフィールドの前記周波数領域シーケンスは、
    Figure 2022532754000099
    のうちいずれか1つであり、
    上式において、
    HES-496:16:496’は{M、1、-M、0、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である、請求項11または12に記載の装置。
  17. 前記ターゲットチャネルの前記帯域幅は320 MHzであり、前記ショートトレーニングフィールドの前記周波数領域シーケンスは、
    Figure 2022532754000100
    のうちいずれか1つであり、
    上式において、
    HES-504:8:504’は{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である、請求項11または12に記載の装置。
  18. 前記ターゲットチャネルの前記帯域幅は320 MHzであり、前記ショートトレーニングフィールドの前記周波数領域シーケンスは、
    Figure 2022532754000101
    のうちいずれか1つであり、
    上式において、
    HES-504:8:504’は{M、-1、M、-1、-M、-1、M、0、-M、1、M、1、-M、1、-M}として表され、M={-1、-1、-1、1、1、1、-1、1、1、1、-1、1、1、-1、1}である、請求項11または12に記載の装置。
  19. 前記ショートトレーニングフィールドの前記周波数領域シーケンスの周期長が0.8 μsである、請求項13、15、または16のいずれか一項に記載の装置。
  20. 前記ショートトレーニングフィールドの前記周波数領域シーケンスの周期長が1.6 μsである、請求項14、17、または18のいずれか一項に記載の装置。
  21. 通信装置であって、
    コンピュータ命令を格納するように構成されたメモリと、
    前記装置が請求項1から10のいずれか一項に記載の前記方法を行うことを可能にするために、前記メモリに格納された前記コンピュータ命令を実行するように構成されたプロセッサと
    を備える、通信装置。
  22. 少なくとも1つのプロセッサを備える、処理装置であって、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記装置が請求項1から10のいずれか一項に記載の前記方法を実施することを可能にするために、メモリに格納されたコンピュータプログラムを実行するように構成される、処理装置。
  23. 処理装置であって、
    情報を入力および/または出力するように構成された、通信インターフェースと、
    前記装置が請求項1から10のいずれか一項に記載の前記方法を実施することを可能にするために、コンピュータプログラムを実行するように構成された、プロセッサと
    を備える、処理装置。
  24. コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを格納し、前記コンピュータプログラムが物理層プロトコルデータユニットを送信するための装置によって実行されるとき、前記装置は請求項1から10のいずれか一項に記載の前記方法を行うことが可能にされる、コンピュータ可読記憶媒体。
  25. コンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品は、命令を含み、前記命令がコンピュータによって実行されるとき、通信装置は、請求項1から10のいずれか一項に記載の前記方法を行うことが可能にされる、コンピュータプログラム製品。
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