JP2022532602A - 水タンクとポンプとを備える給水可能なモップ - Google Patents

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Abstract

本発明は、ハンドルと、ハンドルの下部に接続されるクロス装着部材と、クロス装着部材上に支持されており、内部に水を貯蔵し、かつ、貯蔵された水を排出するように構成されている、水タンクと、水タンクと接続され、かつ、水タンクの内部に圧力を加えるように構成されている、ポンプと、を含む、給水可能なモップに関する。

Description

本発明は、清掃中に所望の量の水が供給され得る給水可能なモップに関する。
一般に、モップは、オフィス及び家の床清掃に広く使用されている。このようなモップは、モップの下端部に形成されたクロス装着部材に連結される清掃クロス又は清掃パッド(以下、「クロス」と称される)を含み、ユーザは、起立して移動しながら、モップを使用して清掃するように作業し得る。モップを使用すると、ユーザは、クロスで拭くために跪く又は膝を曲げる必要がなく、それにより、膝の痛み及び/又は腰痛が予防される。
ユーザは、典型的には、清掃前に清掃クロスを水に浸し、所望の量の水を保持するようにクロスを絞り、クロスをモップのクロス装着部材に連結し、その後、モップを使用する。
上述したモップは、床清掃中に水が消費される又は蒸発すると、モップが再び乾燥して床を効率的に拭くことができず、したがって、ユーザは、クロス装着部材からクロスを分離し、クロスを水で濡らし、絞って脱水し、クロスを再度クロス装着部材に連結しなければならない、という欠点を有する。
一実施形態では、本発明は、ハンドルと、ハンドルの下部に接続されるクロス装着部材と、クロス装着部材上に支持されており、水を貯蔵し、かつ、貯蔵された水を排出するように構成されている、水タンクと、水タンクに接続され、それにより、水タンクの内部に圧力を加えるように構成されているポンプと、を含む、給水可能なモップ。
本発明の一実施形態によれば、クロス装着部材に装着された清掃クロスを床掃除時に乾燥させたとき、クロス装着部材の上方に突出したポンプを直接押圧することで、所望に応じて水を容易に供給することができ、水の補給のためにクロスを分離しないという利点が得られる。
また、水をクロスに供給する場合には、ユーザは、供給水量を調整するためにポンプを押圧する力を制御することができ、これにより、クロスの含水量を考慮して、クロスに供給する水の量を自由に調整するという更なる利点が得られる。
本開示の第1の実施形態に係るモップを示す斜視図である。 図1に示す構成の一部を示す上部分解斜視図である。 図1に示す構成の別の部分を示す下部分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る、モップ内の水タンクの底部を示す斜視図であり、図4Aは、水タンクの第1の実施形態を示し、図4Bは、水タンクの第2の実施形態を示す。 本発明の第1の実施形態に係る、モップ内の水タンクの底部を示す斜視図であり、図4Aは、水タンクの第1の実施形態を示し、図4Bは、水タンクの第2の実施形態を示す。 本発明の第1の実施形態に係る、モップの側部構造を示す側断面図である。
以降では、本発明の趣旨を理解するための具体的な実施形態が、添付の図面を参照して詳細に説明される。
更に、以下の説明において、関連技術、既知の構成又は機能の詳細な説明によって本発明の要点が不明瞭になり得ると判断された場合には、それらの説明を省略する。
ある要素が、別の要素に「接続される(connected)」、「支持される(supported)」、「供給される(supplied)」、「接触している(contacting)」などと称される場合、他の要素に直接的に接続される、支持される、供給される、又は接触しているだけでなく、それらの間に他の要素が存在してもよいことを理解されたい。同様の理由で、添付の図面を参照すると、いくつかの要素は誇張され、省略され、又は概略的に示されており、各要素の寸法は、その実際の大きさを明確に反映するものではない。
更に、本明細書で使用される用語及び語句は、単に、特定の実施形態を説明することを目的としており、本発明を限定するものとして解釈されるべきではない。また、「1つの(a)」、「1つの(an)」などの単数形の用語は、特に明記しない限り、複数形の表現を含んでいる。
また、用語「頂部(top)」、「底部(bottom)」、「左(left)」、「右(right)」などは、図面を参照して明確にするために本明細書で使用され、対応する対象の方向が変更された場合には、上記の表現も変更され得ることも理解されよう。同様の理由で、添付の図面を参照すると、いくつかの要素は誇張され、省略され、又は概略的に示されており、各要素の寸法は、その実際の大きさを明確に反映するものではない。
本明細書で使用するとき、用語「含む(include)」は、ある特定の特性、領域、数、工程、動作、要素、及び/又は構成要素の存在を指すことを意図するが、他の特性、領域、数、工程、動作、要素、構成要素、及び/又はグループの存在又は追加の可能性を除外するものではない。
本発明は、クロス装着部材に嵌合された清掃クロスが清掃中に乾燥したときにも、クロス装着部材から清掃クロスを更に分離することなく、必要な時に、清掃クロスに所望量の水を容易に供給することができる、給水可能なモップである。
以下、図1~図5を参照して、本発明の第1の実施形態に係る給水可能なモップ(以下、「モップ10」と称する)の特定の構成について説明する。このようなモップ10は、任意選択的に、モップに嵌合されるハンドモップ又は清掃クロス(図示せず)を含んでもよい。
図1~図5を参照すると、本発明の第1の実施形態に係るモップ10は、ハンドル100と、クロス装着部材200と、水タンク300と、ポンプ400と、を含むことができる。
本発明の第1の実施形態において「上記のように列挙された構成要素を含む(including the components listed as above)」という表現は、実施形態がこれらの構成要素のみからなることを意味するものではなく、その代わりに、主に上記の構成要素を含むことを意味している。すなわち、追加の構成要素(例えば、当該技術分野において周知のモップの関連する構成)も含まれ得る。しかし、そのような関連する構成の詳細な説明によって本発明の要点が不明瞭になる可能性があるので、それらの説明は省略する。
ハンドル100は、ハンドルの下端部において、クロス装着部材200の頂部に回転可能に接続されてもよく、クロス装着部材200の頂部から上向きに延びてもよい。ハンドル100は、起立姿勢のユーザによって容易に保持されるバー又はロッドの形状で構成されてもよく、必要に応じて長さを調整するために、スライド構造、伸縮構造などの長さ可変構造を有してもよい。モップを用いて異なる角度で拭くために、ハンドル100は、前後方向及び左右方向に回転するように、クロス装着部材200の頂部に回転可能に連結され得る。
クロス装着部材200は、ハンドル100の下部に連結され得る。クロス装着部材200の底部は、床を拭くための清掃クロスが底部に選択的に(又は取り外し可能に)嵌合されるように構成され得る。例えば、複数の非常に小さなフック、突出部などが、クロスを固定するためにクロス装着部材200の底部に形成され得る。図2及び図3に示すように、クロス装着部材200は、上部プレート210と、下部プレート220と、シール部材230と、を含むことができる。
上部プレート210は、ハンドル100と接続され得る。上部プレート210は、クロス装着部材200の上部を形成することができる。上部プレート210の一方の側には、少なくとも1つの貫通孔211が上部プレート210を貫通して形成される。貫通孔211は、以下に説明するタンク開口部310を包囲するように形成され得る。更に、貫通孔211は、以下に説明するポンプ400のヘッド部材410の下端部よりも小さい面積を有するように形成され得る。
下部プレート220は、上部プレート210の下方に配置されてもよく、上部プレート210に連結されてもよい。したがって、下部プレート220は、上部プレート210のサイズに対応するサイズを有するように構成され得る。また、下部プレート220は、クロス装着部材200の外部に水タンク300が露出されることを防止するために、下部プレート220と上部プレート210との間に水タンク300を収容してもよく、それによって、水タンク300が保護される。下部プレート220の底部には、パッド又は不織クロスなどの清掃クロスを取り付けて床を拭くために、クロス取り付け領域221が形成され得る。
上部プレート210と下部プレート220との間に形成される可能性がある間隙を遮蔽するために、上部プレート210と下部プレート220との間にシール部材230を設けてもよく、それによって、上部プレート210と下部プレート220との間が気密に封止される。シール部材230は、気密封止を有利に保持するために、弾性変形可能な材料で作製され得る。また、水タンク300が配置されるように、シール部材230の内部に所定のサイズの水タンク配置空間231が形成され得る。
水タンク300は、クロスに供給される水を貯蔵することができる。このような水タンク300は、クロス装着部材200上に支持され得る。例えば、水タンク300の少なくとも一部分は、クロス装着部材200内に収容され得る。より具体的には、水タンク300を、上部プレート210と下部プレート220とシール部材230とによって隠すことができ、したがって、水タンク300は、クロス装着部材200の外部から直接的には見えないことがある。
ポンプ400が圧力を加えたことに起因して、水タンク300に貯蔵された水がクロス装着部材200の底部から排出され、それによって、クロス装着部材200に取り付けられたクロスに水が供給される。
図2~図5に示すように、水タンク300は、タンク本体310と、タンク開口部320と、排水部330と、を含むことができる。
タンク本体310は、所定量の水を貯蔵するための水受け入れ空間を提供することができる。タンク本体310は、上部プレート210と下部プレート220との間の空間に収容されるために、クロス装着部材200と等しいサイズ、又はそれよりも小さいサイズを有するように形成され得る。また、タンク本体310は、クロス装着部材200に収容されてもよく、所定量の水を内部に貯蔵する水受け入れ空間を有してもよい。貯蔵された水を排出するために、タンク本体310は、その下部に排水孔311を有することができる。水タンク300は、排水孔311が水入口222に対応する位置に配置され、タンク開口部320が貫通孔211に対応する位置に配置されるように構成され得る。
図2及び図5に示すように、タンク開口部320は、タンク本体310に水を入れるための通過孔を備えてもよい。タンク開口部320は、タンク本体310の上面から上向きに延びており、クロス装着部材200の外部から水を入れるために上部プレート210を通過するように構成され得る。例えば、タンク開口部320は、クロス装着部材200の上部プレート210に形成された貫通孔211に入って通過するように構成され得る。ポンプ400は、タンク開口部320の内部に配置されてもよい。
タンク本体310は、タンク開口部320を1つだけ備えてもよく、必要に応じて2つ以上又は複数の開口部を備えてもよい。複数のタンク開口部320が設けられている場合、クロス装着部材200内に形成された貫通孔211の位置及び数は、タンク開口部320の位置及び数に応じて決定され得る。
排水部330は、タンク本体310内に貯蔵された水が、任意選択的にかつ急速に、ポンプ400により圧力を加えることなく排出されることを防ぐことができる。換言すれば、タンク本体310内の水を、排水部330によって下部プレート220の底部からゆっくりと排出し、クロスに供給することができる。更に、図3~図5に示すように、排水部330は、タンク本体310の底部に設けられ得る。タンク本体310の底部に、排水部330を1つだけ設けてもよく、必要に応じて2つ以上又は複数の排水部を設けてもよい。複数の排水部330が設けられている場合、下部プレート220上に形成された水入口222の位置及び数は、排水部330の位置及び数に応じて決定され得る。
排水部330は、ホルダ331とフィルタ部材332とを含むことができる。
ホルダ331は、タンク本体310の底部にフィルタ部材332を設置するために設けられ、ホルダ331は、タンク本体310の底部に形成された排水孔311に挿入され得る。更に、ホルダ331は、その中に嵌合孔331aを備えてもよい。
フィルタ部材332は、ホルダ331の嵌合孔331aに挿入され固定され得る。図5に示すように、フィルタ部材332の一端は、タンク本体310の内部に向かって突出しており、他端は、下部プレート220上に形成された水入口222まで延びていてもよい。
濾過部材332は、タンク本体310の水に含まれる可能性がある塵埃又は他の異物を濾過することができる。更に、フィルタ部材332は、最初にタンク本体310内の水を吸収し、次いで、水を下部プレート220の下部にゆっくりと排出することができる。その結果、フィルタ部材332は、クロスが過度に濡れることを防ぎ、かつ、クロスが長時間にわたって所望の含水量を有しながら適切な水分を保持することを可能にし得る。このようなフィルタ部材332は、スポンジなどの多孔質材料で作製され得る。
排水部330は、複数設けられてもよい。例えば、図4Aに示すように、2つの排水部330の各々が、タンク本体310の底部の中心に関して、左側及び右側にそれぞれ設けられてもよい。
別の実施例では、例えば、図4Bに示すように、4つの排水部330の各々が、タンク本体310の底部の中心に関して、前部及び後部、並びに左側及び右側にそれぞれ設けられてもよい。4つの排水部330が前部及び後部、並びに左側及び右側にそれぞれ設けられている場合、水がクロス全体に均一に供給され得るという利点がある。
また、図2、図3、及び図5に示すように、ポンプ400は、露出されるようにクロス装着部材200の上部に配置されており、水タンク300と接続され、所定のレベルの空気圧を水タンク300に加えるように構成され得る。換言すれば、ポンプ400は、清掃のために作業し、必要に応じてポンプを押すことができるユーザに露出されるように、外部に配置されてもよい。
ポンプ400は、ヘッド部材410と連結部材420とを含むことができる。
ヘッド部材410は、水タンク300に圧力を加えるために、弾性変形可能な材料(例えば、ゴム、シリコーン、又はプラスチック物質)で作製され得る。ユーザがヘッド部材410を手又は足で押圧したときに、ヘッド部材410は、内部空間を低減するように弾性変形させられ、それが、次に、ヘッド部材410内の空気を水タンク300に向かって移動させて、水タンク300に貯蔵された水に圧力を加え、それにより、水タンク300からクロス装着部材200の下部へと水を排出する。ポンプ400により水タンク300に加えられる圧力は、ユーザがヘッド部材410を押圧する力に依存し、それによって、排出される水の量が調整される。
図5を参照すると、ヘッド部材410は、タンク開口部320よりも大きい直径を有する、タンク開口部320に接触する部分を有するように形成される。この構成に起因して、ポンプ400が水タンク300に連結されたときに、タンク開口部320は覆われており、外部からは見えない。ヘッド部材410は、所定の高さで上部プレート210の頂部から突出するように構成されてもよく、それにより、ユーザは、クロス装着部材200の外部からヘッド部材に力を加えることができ、それによってポンプを容易にポンプ駆動することができる。
更に、ヘッド部材410は、凸状の上面を形成するように、円弧形状又は半球形状の長手方向断面を有し得る。ヘッド部材410は、上部プレート210の上方に露出するように構成されているので、ユーザは単純に、ヘッド部材410を手又は足で押圧することによって水を供給することができる。
ヘッド部材410の突出高さ「a」は、上部プレート210の上面から上向きに1.8±0.5cmになるように形成されており、ヘッド部材410のタンク開口部320に接触している部分の直径「b」は、3.5±1.0cmとして形成され得る。
一方で、連結部材420は、ヘッド部材410から下向きに延び、タンク開口部320に挿入され、連結部材は、タンク開口部320とのねじ連結によってタンク開口部320に取り外し可能に連結され得る。したがって、ポンプ400は、ヘッド部材410を保持して回転させることによって、タンク開口部320の内周及び連結部材410に形成されたねじ山を介してタンク開口部320に連結すること、又はタンク開口部320から分離することができる。
以下、上述の構成を有する水タンクを備えるモップ10の機能及び効果について、以下に簡単に説明する。
ユーザがモップ10を使用して床の水清掃を開始すると、ユーザは、クロス装着部材200から上向きに突出しているポンプ400を、手又は足で押圧する。ポンプ400を押圧することによって、タンク本体310の内圧が上昇し、水タンク300内の水は、上昇した圧力によって、出力手段(すなわち、排水部)330を通して水タンク300の外部に排出され得る。水タンク300の外部に排出された水は、クロスに供給される。
所望の量の水をクロスに供給した後、ユーザは、ハンドル100を保持しながら水清掃を開始し、クロス装着部材200に取り付けられたクロスの水が清掃中に低減されたとき、ポンプ400を再び押圧することによって水を適切に供給することができる。ユーザは、クロスに更に供給される水の量を調整するように、クロスの含水量に基づいてポンプ400を押圧する力を制御することができる。クロスに供給される水の量は、ユーザにより調整されてもよく、それにより、クロスが過度に濡れることが防止される。
本発明の実施形態を、以下に詳細に説明する。
項目1は、ハンドルと、ハンドルの下部に接続されるクロス装着部材と、クロス装着部材上に支持されており、内部に水を貯蔵し、かつ、貯蔵された水を排出するように構成されている、水タンクと、水タンクと接続され、それにより、水タンクの内部に圧力を加えるように構成されている、ポンプと、を含む、給水可能なモップである。
項目2は、クロス装着部材が、ハンドルに回転可能に接続されており、かつ、クロスが取り付けられる、クロス装着部材の底部に形成されたクロス取り付け領域を含む、給水可能なモップである。
項目3は、クロス装着部材が、ハンドルに接続される上部プレートと、上部プレートの下方に配置される下部プレートと、上部プレートと下部プレートとの間の気密封止を維持するために、それらの間に配置され、かつ、水タンクが内部に配置される水タンク嵌合空間を有する、シール部材と、を含む、給水可能なモップである。
項目4は、水タンクが、内部に水が貯蔵され、クロス装着部材に収容されるタンク本体と、タンク本体の内部と外部とを接続し、かつ、タンク本体の上面からクロス装着部材の上部を貫通して上向きに延びるように構成されている、少なくとも1つのタンク開口部と、タンク本体内に貯蔵された水をタンク本体の外部に排出するために、タンク本体の下方に設けられた少なくとも1つの排水部と、を含む、給水可能なモップである。
項目5は、ポンプが、タンク開口部に取り外し可能に挿入される連結部材、を含み、連結部材の上端部に接続されているヘッド部材が、タンク開口部よりも大きな直径を有する下端部を有しており、クロス装着部材の頂部から所定の高さで突出し、かつ、弾性変形可能であるように形成されている、給水可能なモップである。
項目6は、ヘッド部材が、凸状の上面を形成するように、円弧形状又は半円形形状の長手方向断面を有する、給水可能なモップである。
項目7は、ヘッド部材が、クロス装着部材の頂部から1.8±0.5cmの高さで上向きに突出しており、3.5±1.0cmの直径を有する下端部を有するように形成されている、給水可能なモップである。
項目8は、連結部材の外周及びタンク開口部の内周上にねじが形成されており、連結部材の外周及びタンク開口部の内周が互いにねじ連結される、給水可能なモップである。
項目9は、タンク本体の底部に、排水部を収容するために排水孔が形成されており、クロス装着部材の底部に、排水部を収容するために水入口が形成されており、排水部は、排水孔に挿入され、排水孔から水入口まで延びており、かつ、嵌合孔を備える、ホルダと、タンク本体の内部に向かって一端を突出させるようにホルダの嵌合孔に挿入され、タンク本体の内部に圧力が加えられたときに水を排出する、フィルタ部材と、を含む、給水可能なモップである。
項目10は、ポンプが、清掃中にユーザに対して露出されるようにクロス装着部材の頂部上に配置される、給水可能なモップである。
項目11は、排水部が、前部及び後部、並びに左側及び右側にそれぞれ設けられている、給水可能なモップである。
上述したように、本発明について、特定の実施形態を用いて説明してきた。しかしながら、これらの実施形態は、例示目的のためにのみ導入されており、本発明は、そのような実施形態に特に限定されるものではなく、本明細書に記載される本発明の基本的な趣旨及び範囲内の最も広い範囲を含むものとして解釈されるべきである。当業者は、上述の実施形態の組み合わせ/置換によって、定義されていない形態でパターンを実装してもよく、これらもまた、本発明の範囲内である。加えて、当業者は、本明細書に基づいて説明される実施形態を容易に変更又は修正してもよく、そのような変更又は修正もまた、本発明の範囲内であることを理解されたい。

Claims (11)

  1. 給水可能なモップであって、
    ハンドルと、
    前記ハンドルの下部に接続されるクロス装着部材と、
    前記クロス装着部材上に支持されており、内部に水を貯蔵し、かつ、前記貯蔵された水を排出するように構成されている、水タンクと、
    前記水タンクと接続され、かつ、前記水タンクの内部に圧力を加えるように構成されている、ポンプと、
    を備える、給水可能なモップ。
  2. 前記クロス装着部材は、前記ハンドルに回転可能に接続されており、かつ、クロスが取り付けられる、クロス装着部材の底部に形成されたクロス取り付け領域を含む、請求項1に記載の給水可能なモップ。
  3. 前記クロス装着部材は、
    前記ハンドルに接続される上部プレートと、
    前記上部プレートの下方に配置される下部プレートと、
    前記上部プレートと前記下部プレートとの間の気密封止を維持するために、それらの間に配置されるシール部材であって、前記水タンクが内部に配置される水タンク嵌合空間を有する、シール部材と、
    を備える、請求項1に記載の給水可能なモップ。
  4. 前記水タンクは、
    内部に水が貯蔵され、前記クロス装着部材に収容されるタンク本体であって、内部、外部、及び上面を有する、タンク本体と、
    前記タンク本体の前記内部と前記外部とを接続し、かつ、前記タンク本体の前記上面から前記クロス装着部材の上部を貫通して上向きに延びるように構成されている、タンク開口部と、
    前記タンク本体の前記内部に貯蔵された水を前記タンク本体の前記外部に排出するために、前記タンク本体の下方に設けられた排水部と、
    を備える、請求項1に記載の給水可能なモップ。
  5. 前記ポンプは、
    前記タンク開口部に取り外し可能に挿入される連結部材、を備え、
    前記連結部材の上端部に接続されているヘッド部材は、前記タンク開口部よりも大きな直径を有する下端部を有しており、前記クロス装着部材の頂部から所定の高さで突出し、かつ、弾性変形可能であるように形成されている、
    請求項4に記載の給水可能なモップ。
  6. 前記ヘッド部材は、凸状の上面を形成するように、円弧形状又は半円形形状の長手方向断面を有する、請求項5に記載の給水可能なモップ。
  7. 前記ヘッド部材は、前記クロス装着部材の前記頂部から約1.3~約2.3cmの高さで上向きに突出しており、前記ヘッド部材の前記下端部は、約2.5cm~約4.5cmの直径を有する、請求項5に記載の給水可能なモップ。
  8. 前記連結部材の外周及び前記タンク開口部の内周上にねじが形成されており、前記連結部材の外周及び前記タンク開口部の内周が互いにねじ連結される、請求項5に記載の給水可能なモップ。
  9. 前記タンク本体の底部に、前記排水部を収容するために排水孔が形成されており、前記クロス装着部材の底部に、前記排水部を収容するために水入口が形成されており、前記排水部は、
    前記排水孔に挿入可能なホルダであって、前記排水孔から前記水入口まで延びており、前記ホルダは、嵌合孔を備える、ホルダと、
    前記ホルダの前記嵌合孔に挿入可能なフィルタ部材であって、前記フィルタ部材の端部は、前記タンク本体の前記内部に向かって突出しており、前記フィルタ部材は、前記タンク本体の前記内部に圧力が加えられたときに水を排出する、フィルタ部材と、
    を備える、請求項4に記載の吸水可能なモップ。
  10. 前記ポンプは、前記クロス装着部材の頂部上に配置される、請求項1に記載の給水可能なモップ。
  11. 前記水タンクは、複数の排水部を備え、前記タンク本体の前部、後部、左側、及び右側に前記排水部が設けられている、請求項4に記載の給水可能なモップ。
JP2021567909A 2019-05-15 2020-05-12 水タンクとポンプとを備える給水可能なモップ Pending JP2022532602A (ja)

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