JP2022531360A - データ伝送方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

本開示の実施例は、データ伝送方法及び装置を提供する。該方法は、第1のレベルのサイドリンク制御情報(SCI)物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)にマッピングすることと(S202)、第1の端末がPSCCH及び関連する物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)を伝送することと(S204)を含み、ここで、第1のレベルのSCIが関連するPSSCHで伝送される第2のレベルのSCIの指示情報を含み、該第2のレベルのSCIが関連するPSSCHにマッピングされる。

Description

[関連出願の相互引用]
本開示は、2019年5月2日に出願された米国仮特許出願第62/842,236号の優先権を主張するものであり、その内容全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は、無線通信技術分野に関し、特に、データ伝送方法及び装置に関する。
開発された5G(第5世代)のNR(New Radio)技術に基づく次世代のV2X(Vehicle-to-X)直接通信システムでは、新しいシステムが現在のLTE-V2X(Long Term Evolution V2X)システムでは提供できない、より高度なV2Xのユースケースやサービスをサポートすることが求められている。そのため、例えばリンク直接接続のような通信の遅延や信頼性など、より高い厳しい性能目標が求められている。
V2Xのための新しいNR SL通信(即ちNR-V2X)では、サイドリンク制御情報(SCI)信号を伝送するための物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)と、V2Xデータのメッセージ伝送ブロック(TBs)を伝送するための物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)という新しい多重化構造を採用している。PSCCHの位置と大きさは、そのリソースプール(RP)内に関連するPSSCHに対して固定されるべきであり、受信側のユーザーデバイス(UE)におけるブラインドデコーディングの負担を軽減するため、最も極端な状況(たとえば、通信距離範囲が長く、干渉が大きい、トラフィックが非常に混雑している場合)でも、PSCCHの設計及びSL リソースが割り当ては、常に最大のSCIペイロード大きさを考えてその性能を確保する必要がある。しかし、特に、SCIのペイロード大きさが小さい場合(ブロードキャスト伝送など)、サイドリンク(SL)のリソースを非常に浪費にしてしまう可能性がある。
背景技術で開示されている上記の情報は、本開示の背景の理解を深めることのみを目的としており、したがって、当業者にとって国内で知られている先行技術に該当しない情報が含まれている可能性がある。
本開示は、データ伝送方法及び装置を提供する。
第1の態様として、本開示は、データ伝送方法を提供し、第1のレベルのサイドリンク制御情報(SCI)を物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)にマッピングすることと、第1の端末がPSCCH及び関連する物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)を伝送することとを含み、ここで、第1のレベルのSCIが、関連するPSSCHにマッピングされた関連するPSSCHで伝送される第2のレベルのSCIの指示情報を含む。
本開示の実施例において、第1のレベルのSCIは、関連するPSSCH伝送の時間位置及び/又は期間、関連するPSSCH伝送の周波数位置及び/又は大きさ、位置、シンボル数又はパターンインデックスを含むPSSCH-DMRSパターン、第2のレベルのSCIの大きさ又は集約レベルのうちの少なくとも1つを含む。
本開示の実施例において、第2のレベルのSCIは、送信端末を識別するためのソース識別子、正確なHARQプロセス番号を識別するためのハイブリッド自動応答要求HARQ識別子のうちの少なくとも1つを含む。
本開示の実施例において、第2のレベルのSCIは、PSSCHシンボルのための復調参照信号(DMRS)上のリソース要素(RE)にマッピングされる。
本開示の実施例において、第2のレベルのSCIのDMRSシンボル上のREマッピングは、周波数方向に行ってから、時間方向に行う。
本開示の実施例において、1つのビットフィールドにはM個のビットがあり、Mは1つのPSSCHでサポートされるCBGの最大数に等しく、各ビットはそのPSSCHの1つのCBGのHARQフィードバックに対応している。
本開示の実施例において、DMRSシンボルにおいて第2のレベルのSCIがマッピングされないREは、PSSCHデータ伝送ブロック(TB)のマッピングに再利用される。
本開示の実施例において、第1のレベルのSCIが目標IDを含み、該目標IDがブロードキャスト識別子 、グループ識別子又はユニキャスト識別子を含み、目標IDがブロードキャスト識別子を含む場合、第2のレベルのSCIが関連するPSSCHにマッピングされないことを表し、目標IDがグループ識別子又はユニキャスト識別子を含む場合、第2のレベルのSCIが関連するPSSCHにマッピングされることを表す。
本開示の実施例において、関連するPSSCH伝送のために2つ以上のスロットを割り当てる。
本開示の実施例において、関連するPSSCH伝送のために1つスロットにおける2つ以上のPSSCHサブチャネルを割り当てる。
第2の態様として、本開示は、データ伝送方法を提供し、PSCCHで伝送される第1のレベルのSCIを受信することと、関連するPSSCHで伝送される第2のレベルのSCIが第1のレベルのSCIに含まれる指示情報に基づくと決定することとを含み、ここで、第2のレベルのSCIが、関連するPSSCHの受信に使用される。
本開示の実施例において、第1のレベルのSCIは、さらに、関連するPSSCH伝送の時間位置及び/又は期間、関連するPSSCH伝送の周波数位置及び/又は大きさ、位置、シンボル数又はパターンインデックスを含むPSSCH-DMRSパターン、第2のレベルのSCIの大きさ又は集約レベルのうちの少なくとも1つを含む。
本開示の実施例において、第2のレベルのSCIは、送信端末を識別するためのソース識別子、正確なHARQプロセス番号を識別するためのハイブリッド自動応答要求HARQ識別子のうちの少なくとも1つを含む。
本開示の実施例において、第2のレベルのSCIは、PSSCHシンボルのための復調参照信号(DMRS)上のリソース要素(RE)にマッピングされる。
本開示の実施例において、第2のレベルのSCIのDMRSシンボル上のREマッピングは、周波数方向に行ってから時間方向に行う。
本開示の実施例において、1つのビットフィールドにはM個のビットがあり、Mは1つのPSSCHでサポートされるCBGの最大数に等しく、各ビットはそのPSSCHの1つのCBGのHARQフィードバックに対応している。
本開示の実施例において、DMRSシンボルにおいて第2のレベルのSCIがマッピングされないREは、PSSCHデータ伝送ブロック(TB)のマッピングに再利用される。
本開示の実施例において、第1のレベルのSCIが目標IDを含み、該目標IDがブロードキャスト識別子 、グループ識別子 又はユニキャスト識別子を含み、目標IDがブロードキャスト識別子を含む場合、第2のレベルのSCIが関連するPSSCHにマッピングされないことを表し、目標IDがグループ識別子又はユニキャスト識別子を含む場合、第2のレベルのSCIが関連するPSSCHにマッピングされることを表す。
本開示の実施例において、関連するPSSCH伝送のために2つ以上のスロットを割り当てる。
本開示の実施例において、関連するPSSCH伝送のために1つスロットにおける2つ以上のPSSCHサブチャネルを割り当てる。
第3の態様として、本開示は、マッピングユニットと伝送ユニットとを含む端末を提供し、ここで、該マッピングユニットは、第1のレベルのSCIをPSCCHにマッピングするように構成され、該伝送ユニットは、PSCCH及び関連するPSSCHを伝送するように構成され、第1のレベルのSCIが関連するPSSCHに対して伝送される第2のレベルのSCIの指示情報を含み、該第2のレベルのSCIは、関連するPSSCHにマッピングされる。
第4の態様として、本開示は、受信ユニットと決定ユニットとを含む端末を提供し、ここで、該受信ユニットは、PSCCHで伝送される第1のレベルのSCIを受信するように構成され、該決定ユニットは、関連するPSSCHで伝送される第2のレベルのSCIが第1のレベルのSCIに含まれる指示情報であると決定するように構成され、第2のレベルのSCIが、関連するPSSCHの受信に使用される。
第5の態様として、本開示は、上述の第1の態様による方法、または第1の態様の任意の可能な方法を実行するための端末デバイスを提供する。具体的には、端末デバイスは、上述した第1の態様による方法、または第1の態様の任意の可能な方法を実行するための機能モジュールを備える。
第6の態様として、本開示は、プロセッサとメモリとを含む端末デバイスを提供し、メモリは、プロセッサ実行可能な命令を格納するように構成され、プロセッサは、上述の第1の態様または第1の態様の任意の可能な方法による方法を実行するように構成されている。
第7の態様として、本開示は、コンピュータプログラムを格納するためのコンピュータ可読媒体を提供し、コンピュータプログラムは、上述の第1の態様または第1の態様に従った任意の可能な方法を実行するための命令を含む。
第8の態様として、本開示は、コンピュータプログラムを格納する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を含むコンピュータプログラム製品を提供し、ここで、コンピュータプログラムは、上述の第1の態様または第1の態様の任意の可能な方法をコンピュータに実行させる。
第9の態様として、本開示は、コンピュータプログラムを格納する非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含むコンピュータプログラム製品を提供し、ここで、該コンピュータプログラムは、上記第2の態様による方法または第2の態様の任意の可能な方法をコンピュータに実行させる。
第10の態様として、本開示は、上述の第2の態様による方法、または第2の態様の任意の可能な方法を実行するための端末デバイスを提供する。具体的には、端末デバイスは、上述の第2の態様または第2の態様の任意の可能な実装による方法を実行するための機能モジュールを備える。
第11の態様として、本開示は、プロセッサとメモリとを含む端末デバイスを提供し、メモリは、プロセッサの実行可能な命令を格納するように構成され、プロセッサは、上述の第2の態様または第2の態様の任意の可能な実装による方法を実行するように構成されている。
第12の態様として、本開示は、コンピュータプログラムを格納するコンピュータ可読媒体を提供し、コンピュータプログラムは、上述の第2の態様または第2の態様に従った任意の可能な方法を実行するための命令を含む。
本開示の実施例によるデータ伝送方法は、2つのレベルの制御シグナリングを使用して、大切なSLリソースを浪費にすることなくSCIの伝送に必要な無線リソースの総量に対応することができるため、上述の異なる伝送タイプ間でサイドリンク制御情報のペイロードの大きさが大きく変動するという問題を解決することができる。また、伝送されたデータ情報が受信端末での受信を意図していない場合は、必要なSCIのみを復号することで、受信端末の処理能力やバッテリー消費を抑えることができる。この方法は、チャネル推定を改善して、SCI復号化の信頼性と性能を向上させることもできる。
本開示に記載されている技術の様々な実装または例の概要を説明するが、これは開示された技術の全範囲またはすべての特徴を包括的に開示するものではない。
本開示または関連技術の実施例をより明確に示すために、以下では、本開示の実施例の説明に使用される添付図面を簡単に説明する。明らかに、以下に説明する添付図面は、本開示の一部の実施例に過ぎず、当業者であれば、創造的な努力なしにこれらに基づいて他の添付図面を得ることができる。
NRサイドリンク通信のためのマルチレベルの制御シグナリングの例示的な構造を示す。 各伝送層に対するPSSCH DMRSシンボルの長さが1である場合に第2のレベルのSCIのREマッピングの模式図である。 各伝送層に対するPSSCH DMRSシンボルの長さが2である場合に第2のレベルのSCIのREマッピングの模式図である。 PSSCH伝送のために2つ以上のスロットを割り当てる場合に一部の第2のSCIリソース領域が必要がある時に第2のレベルのSCIのREマッピングの例である。 PSSCH伝送のために2つ以上PSSCHサブチャネルを割り当てる場合に一部の第2のSCIリソース領域が必要がある時に第2のレベルのSCIのREマッピングの例である。 本開示の実施例におけるデータ伝送のシステム構成のアーキテクチャの模式図である。 本開示の実施例におけるデータ伝送方法のフローチャートである。 本開示の他の実施例におけるデータ伝送方法のフローチャートである。 本開示の実施例における端末である。 本開示の他の実施例における端末である。 本開示の実施例における端末デバイスである。 本開示の他の実施例における端末デバイスである。
次に、本開示の例示的な実施例を、例示的な実施例が示されている添付の図面を参照して、より完全に説明する。しかし、本開示の例示的な実施例は、多くの異なる形態で具現化することができ、本明細書に記載された実施例に限定されると解釈すべきではなく、むしろ、これらの実施例は、本開示を包括的かつ完全なものとし、当業者に例示的な実施例の概念を適切に伝えるために提供されているものである。添付の図面では、明確にするために層や領域の厚さを誇張している。図中の同一添付表示は同一構成要素を示しているため、その説明は省略する。
本開示に記載されている特徴、構造または/および特性は、1つまたは複数の実施例において任意の適切な方法で組み合わせることができる。以下の説明では、本開示の実施例の完全な理解を提供するために、多くの具体的な詳細が開示されている。しかし、関連分野の当業者であれば、本開示は、1つ以上の具体的な内容がなくても、あるいは他の方法や構成要素などを利用して実施することができることを識別するだろう。他の例では、本開示の態様に関する混乱を避けるために、既知の構造、材料、または操作を詳細に示すことなく説明を省略する。
本開示では、特に断らない限り、「接続」などの用語は、直接または中間媒体を介して間接的に広い意味で理解されるものである。本開示におけるこれらの用語の具体的な意味は、当業者であればケースバイケースで理解できる。
さらに、本開示の説明において、特に他に定義されていない限り、「複数」、「いくつか」、または「若干」は、少なくとも2つを意味し、例えば、2つ、3つなどを意味する。「及び/又は」という言葉は、関連する対象の関連性を表し、3つの関係が存在する可能性があることを示している。例えば、Aおよび/またはBは、Aだけ、Bだけ、またはAとBの両方という3つのケースを示している。記号「/」は、一般的に文脈上のオブジェクト間の「または」の関係を示す。「第1の」および「第2の」という用語は、説明のためにのみ使用されており、相対的な重要性を示したり示唆したり、示された技術的特徴の数を示唆したりするものと解釈すべきではない。したがって、「第1の」および「第2の」で修飾された特徴は、1つまたは複数のそのような特徴を明示的または暗示的に含むことができる。
世界的なITSの進化の一部として、より複雑なV2Xユースケースをサポートするために使用される進化した直接無線通信技術については、リンク直接接続の通信遅延や信頼性など、必要なパフォーマンス目標の要件はより高く、より厳格になっている。これらの要件を満たし新しい高度なV2Xユースケースをサポートできるよう、現在、3GPP(Third Generation Partnership Project)は、最近完成した第5世代新無線(5G-NR)モバイルセルラーシステムの最初のリリースをベースに、新しい直接SL無線通信技術を開発している。
NR-V2Xでは、PSCCHとPSSCHの新しい多重化構造により、PSCCH伝送の終わりとPSCCH伝送の始まりの間に、自動利得制御(AGC)のためのシンボルを生成して残し、PSCCH伝送に追加の保護とより良い信号のカバレッジを提供せず、従来の方法ではPSCCHとPSSCHのパワーを高めることができない。
さらに、上述したように、PSCCHの位置と大きさは、そのリソースプール(RP)内に関連するPSSCHに対して固定されるべきであり、受信側のユーザーデバイス(UE)におけるブラインドデコーディングの負担を軽減するため、最も極端な状況(たとえば、通信距離範囲が長く、干渉が大きい、トラフィックが非常に混雑している場合)でも、PSCCHの設計及びSLリソースの割り当ては、常に最大のSCIペイロード大きさを考えてその性能を確保する必要がある。しかし、特に、SCIのペイロード大きさが小さい場合(ブロードキャスト伝送など)、サイドリンク(SL)のリソースを非常に浪費にしてしまう可能性がある。
この問題を解決するために、例えば、ブロードキャスト用に1つのRP、マルチキャスト用に1つのRP、ユニキャスト用に1つのRPというように、異なる伝送タイプに別々のRPを割り当てることが提案されている。しかし、この方法では、各伝送タイプに常に十分なリソースが割り当てられることは保証されない。サイズの大きすぎはそれ自体がリソースの浪費であり、サイズの小さすぎはシステムの性能やユーザーの体験、セキュリティを低下させる。また、受信側UEのリスニング操作を容易にするために、制御信号情報全体を分割して、リソース予約のための情報を事前に送信することも提案されている。しかし、この場合、制御シグナリングの復号化遅延の問題が発生する。また、PSCCHリソース領域を固定サイズと可変大きさの2つに分けるという提案がある。しかし、この提案では、制御シグナリングを送信するための利用可能なリソースを増加させず、また、ペイロード全体に24個のCRCビットを増加することになり、復号化性能が低下させる。
本開示の実施例では、NRサイドリンク通信のためのマルチレベルの制御シグナリングが導入されており、この方法は、大切なSLリソースを浪費することなくSCIを伝送するために必要な十分な無線リソースの総量に対応できるため、上述の異なる伝送タイプ間でのサイドリンク制御情報のペイロードの大きさの大きな変動に対処することが意図されている。同時に、SCIを復号化するための追加遅延も最小限に抑えられる。その他に得られるメリットとしては、伝送データ情報が受信側UEを対象としていない場合、必要なSCIのみを復号化することでUEの処理能力やバッテリー消費を抑え、チャネル推定の向上させ、さらに、SCI復号の信頼性と性能を向上させる。
本開示は、第1の送信UEから少なくとも1つの受信UEへのNR SL通信に適用されるマルチレベルの制御シグナリング方法を提案するものであり、前記第1のUE(UE_1)は、図1の構成100に示すように、第1のレベルのSCIリソース領域(101)でPSCCHを介して第1のレベルのSCIを送信し、第2のレベルのSCIリソース領域(106)でPSSCH102を介して第2のレベルのSCIを送信する。
UE_1が提供する第1のレベルの SCI については、受信側 UE(UE_2)に対して、以下のうち少なくとも1つを決定するために、十分な情報を提供する。
・受信側UE(UE_2)が現在/関連するPSSCH伝送がUE_2に対するかどうかを決定するように許可し、
・受信側UE(UE_2)がUE_1が第2のレベルのSCIを送信するかどうかを決定するように許可し、送信する場合、第2のレベルのSCIを復号化するかどうかを決定し、
・関連するPSSCH伝送(102)の大きさ、時間及び周波数位置であり、
・PSSCHの復調参照信号(DMRS)パターン(104和105)であり、
・第2のレベル SCI(UE_1から送信する場合)の大きさ又は集約レベルであり、
・第2のレベル SCI(UE_1から送信する場合)のリソース要素(RE)マッピング位置、及び
・伝送されるPSSCHのREマッピング位置である。
上記機能を実現するために、PSCCH(101)で搬送される第1のレベルのSCIにおいて、以下の制御パラメータの少なくとも1つを提供する。
・目標ID--該パラメータは、現在/関連するPSSCH伝送される第2のレベル SCIが存在し、受信側UE(UE_2)が第2のレベルのSCIを復号化するかどうかを暗黙に指示する
o このパラメータにブロードキャスト識別子(事前に設定され、すべての受信側UEに知られている)が含まれている場合、第2のレベルのSCIは必要なく、送信されない。通常、第2のレベルのSCIを伝送するためにマッピングされて使用されるPSSCH REは、代わりにデータ伝送ブロック(TB)のPSSCHをマッピングして伝送するために使用される。第1のレベルのSCIを復号化し、このブロードキャスト識別子を抽出できるすべての受信側UEは、関連するPSSCHを受信して復号化する必要がある。
o マルチキャスト識別子またはユニキャスト識別子((事前)設定が可能で、すべての受信側UEまたは特定の受信側UEのみが知っている)が同じマルチキャストセッションまたはユニキャストセッションに属する場合、第2のレベルのSCIがUE_1によってPSSCHでマッピング及び伝送される。受信側UE(UE_2)がこのマルチキャストまたはユニキャスト識別子を識別しない場合、当該UE_2は、現在/関連するPSSCH伝送がこのUEのためのものではないと判断し、PSSCHで伝送される第2のレベルのSCIおよびデータTBの復号をスキップする。
・関連するPSSCH伝送の時間位置及び期間
o関連するPSSCHの開始シンボルおよび/または期間(シンボルおよび/またはスロットの数)は、データTBの復号に必要なだけでなく、受信側UE(UE_2)が第2のレベルのSCIのREマッピング位置を決定するためにも使用される。例えば、現在の/関連するPSSCHが複数のスロットで伝送される場合、第2のレベルのSCIのREマッピングも複数のスロットにクロスすることができる。
・関連するPSSCH伝送の周波数位置及び大きさ
o 同様に、関連するPSSCHの周波数位置および/または大きさ(PRBおよび/またはサブチャネル数)は、データTBの復号に必要なだけでなく、UE_2が複数の物理リソースブロック(PRB)にわたる第2のレベルのSCIのREマッピング位置を決定するためにも使用される。
・PSSCH-DMRS パターン--位置、シンボル数又はパターンインデックス
o 受信側UE(UE_2)は、PSSCHを復号するためにチャネル推定を行うことに加えて、DMRSパターンを必要とし、UE_2は、第2のレベルのSCIのREマッピング位置を決定するため(例えば、現在のスロットにおいてどのシンボルを識別するため)にも、このDMRSパターン情報を必要とする。
・第2のレベルのSCIの大きさ/集約レベル
o より多くのサイドリンク制御情報/パラメータを収容するために、より大きな大きさまたはより高い集約レベルのSL REを使用することができる。マルチキャストまたはユニキャスト伝送に応じて、あるサイドリンク制御情報/パラメータが第2のレベルのSCIの一部として含まれる場合と含まれない場合がある。例えば、セッションレス/コネクションレスのマルチキャスト識別子を示す場合、ソース識別子は受信側UEには関係ないため、第2のレベルのSCIでは省略してもよい。一方、ゾーン識別子は、セッションレス/コネクションレスのマルチキャスト通信において、受信側UEがHARQフィードバックを提供するかどうかを判断するためにのみ必要である。また、マルチキャストやユニキャストでHARQフィードバックが無効になっている場合もその一例である。この場合、第2のレベルのSCIでHARQ識別子番号を示す必要はない。
PSSCHで伝送される第2のレベルのSCIについては、以下の要素のうち少なくとも1つを持つ必要がある
・ソース識別子 - 送信ソースのUE(UE_1)を識別するために使用される。受信側UE(UE_2)の場合は、セッション内に2つ以上のグループメンバーUEが存在するマルチキャストセッションに関連する可能性がある。このソース識別子により、UE_2は、現在の/関連するデータTBがどのグループメンバーUEから伝送されているかを区別することができる。
・HARQ(Hybrid Automatic Response Request)識別子 - 受信側UE(UE_2)がHARQマージを実行するために、正確なHARQプロセス番号を特定するために使用される。
PSSCHにおいて第2のレベルのSCIのREマッピング
図1のNRサイドリンク通信のマルチレベルの制御シグナリングの構造例(100)を参照すると、第2のレベルのSCIのREマッピングのために、いくつかのマッピング規則/原則に従うべきである
・PSSCHシンボルに使用されるDMRS(103)上のREにのみ、常にマッピングされる。マッピングは、DMRSシンボルのサブセットだけでも、すべてのシンボルでもいい。特にV2Xアプリケーションにサイドリンク通信技術が使用されている場合、受信側のUEで実行されるチャネル推定は、時間領域よりも周波数領域の方が精度が高くなる。時間領域でのチャネル推定の精度は、車両速度が高いために時間選択性の高い無線フェージングチャネルが発生するため、一般的に低くなる。一方、サイドリンクV2Xの目標通信範囲は、近くにいる周囲のUEに対してのみ使用されるため、無線フェージングチャネルの周波数選択性はゆっくりと変化される。したがって、106に示すように、第2のレベルのSCIをDMRSシンボルのREにマッピングすれば、第2のレベルのSCIの復号性能が最も高くなる。
・第2のレベルのSCIを復号する際の遅延を最小限にするために、DMRSシンボル(103)上の第2のレベルのSCIのREマッピングは、周波数方向に行ってから、次に時間方向に行うべきである(最初に低い周波数と時間インデックスから始める)。
各伝送層のPSSCH DMRSシンボル長(121および122)が1に等しい場合に第2のレベルのSCIのREのマッピングについて、図2に示された例示的な図(120)を参照すると、第2のレベルのSCIのマッピングに利用可能なREは125から126に亘って、合計25個のREである。最初に周波数領域(123)、次に時間領域(124)のマッピング原理に従うと、これらの利用可能なREを、(120)に示すように、RE#1(125)からRE#25(126)までのマッピング順にインデックスする。
各伝送層におけるPSSCH DMRSシンボルの長さが2に等しい場合、第2のレベルのSCIのマッピングに利用可能なREの数は、図3の例示的な図(140)を参照すると、先に例示した場合から2倍になり、合計50個のREになる。この場合、最初に周波数領域(141)、次に時間領域(142)という同じマッピング原理に従って、第2のレベルのSCIマッピングに利用可能なREは、(143)のRE#1から(144)のRE#50までインデックスすることができる。
なお、第2のレベルのSCIを最初に周波数領域でマッピングし、次に時間領域でマッピングすることで、受信側UE(UE_2)は、第2のレベルのSCIを最初に時間領域でマッピングし、次に周波数領域マッピングした場合よりも早く、第2のレベルのSCIの復号化を完了することができるようになる。
PSSCHにおいて第2のレベルのSCIのREマッピングの例
図4を参照すると、PSSCH伝送のために複数のロット(301、302、303)を割り当て、第2のSCIリソース領域の一部のみを必要とする場合、第2のレベルのSCIのREマッピングの一例が(300)に記載される。この例では、第2のレベルのSCIのマッピングに使用できるDMRSシンボルの総利用可能なREは、(304)から(307)にわたる。第2のレベルのSCIをマッピングするために必要なREの数は、利用可能なREの総数よりも少ないため、(304)から(305)へのマッピングのみが、まず周波数領域、次に時間領域のマッピング原理に従う。場合によっては、あるSCI制御パラメータを常に提供する必要がないこともあり、例えば、セッションレス/コネクションレスのマルチキャスト通信の場合のソース識別子であり、第2のレベルのSCIペイロードの大きさを小さくすることができる。そのため、マッピングに必要なREの数はより少なくなる。この場合、(306)から(307)までの残りの使用されないREは、PSSCHデータTBをマッピングするために再利用することができる。したがって、SLリソースが浪費することはなく、第2のレベルのSCIの可変ペイロード大きさを柔軟に適応させることができる。そのため、この構成により、シングルレベルのSCIデザインに関連するPSCCHリソース領域の大きすぎ又は小さすぎの問題を解決する。
図5を参照すると、第2のレベルのSCIのREマッピングの別の例は、PSSCH伝送のために複数のPSSCHサブチャネル(201、202、203)を割り当てる場合に、第2のSCIリソース領域の一部のみを必要とする場合(200)示す。この例では、第2のレベルのSCIのマッピングに使用できるDMRSシンボルの総利用可能なREは、(204)から(207)にわたる。第2のレベルのSCIのマッピングに必要なREの数は、利用可能なREの合計数よりも少ないため、まず周波数領域、次に時間領域のマッピング原則に従って、(204)から(205)までのみマッピングが行われる。場合によっては、データTBのペイロードサイズが大きくなるため、PSSCH伝送に必要なサブチャネル数が通常よりも多くなる。これにより、第2のレベルのSCIのリソース領域が大きくなり、第2のレベルのSCIをマッピングするための利用可能なREが増えるため、一部の使用されないREが発生する。この場合、(206)から(207)までの残りの使用されないREは、PSSCHデータTBのマッピングに再利用することができる。
2つのレベルの制御シグナリング方法及び第1のレベルのSCIでの制御パラメータの表示の使用は、通常、単一レベルのSCI設計に関連するPSCCHリソース領域のサイズが大きすぎるまたは小さすぎるという問題を解決することである。受信側UEが、PSSCHリソース領域で伝送された第2のレベルのSCIをスキップするかどうかを決定し、伝送されたデータTBが受信側UEのデータTBであるかどうかを識別し、UEの処理能力とバッテリ消費を最小限に抑え、PSSCHリソース領域の第2のレベルのSCIのREマッピング位置と大きさを決定し、復号化及びリソースリッスンするためのPSSCHの時間周波数大きさと位置を特定するために、完全な物理制御シグナリングを復号化する必要がない。
第2のレベルのSCIのために提案されたマッピング構造および方法では、PSSCH-DMRSと同じOFDMシンボル内のREをマッピングすることにより、受信側での第2のレベルのSCIの復号に最適な性能が得られ、第2のレベルのSCIのREを最初に周波数領域で、次に時間領域のシンボルでマッピングすることにより、物理制御シグナリングの復号遅延を最小化し、可変SCIペイロード大きさに柔軟に対応でき、第2のレベルのSCIをマッピングするための固定リソース領域と大きさを制限することなく、使用されない第2のSCIリソース領域REにPSSCHをマッピングすることで、リソースを無駄にすることなく最大のSLリソース利用を実現する。
本開示の実施例が提供するデータ伝送方法および装置を、添付図面と併せて以下に詳細に説明する。
本開示の技術案は、GSM(Global System for Mobile Communications)、GPRS(General Packet Radio Service)、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、HSPA(High Speed Packet Access)、LTE、LTE-A(LTE Evolution)、NR(New Radio)など、さまざまな無線通信システムに適用できることが理解されよう。さらに、無線通信ネットワークにおける端末とネットワークデバイスの間の通信は、第2の世代(2G)、2.5G、2.75G、第3世代(3G)、第4世代(4G)、4.5G、第5世代(5G)の通信プロトコル、および/または現在知られている、あるいは将来開発されるであろう他のプロトコルを含むが、これらに限定されない、あらゆる世代の通信プロトコルに基づいていてもよい。
「端末」という用語は、無線通信ネットワークにアクセスしてサービスを受けることができる任意の端末デバイスを指すことを理解しておく必要がある。端末は、モバイル端末やモバイルユーザーデバイスなどとも呼ばれるユーザーデバイス(UE)を含む場合がある。UEは、携帯電話(セルラーフォンとも呼ばれる)などのモバイル端末であってもよいし、携帯型モバイルデバイス、ポケット型モバイルデバイス、ハンドヘルド型モバイルデバイス、車載型モバイルデバイス、コンピュータ内蔵型モバイルデバイスなどのモバイル端末を備えたコンピュータであってもよい。
「ネットワークデバイス」という用語は、無線通信ネットワークの端末がネットワークにアクセスし、ネットワークからサービスを受けるためのデバイスを指すと理解されている。ネットワークデバイスには、基地局(BS)、アクセスポイント(AP)、モビリティ管理エンティティ(MME)、マルチセル/マルチキャスト調整エンティティ(MCE)、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)/ユーザプレーン機能(UPF)、ゲートウェイ、サーバ、コントローラ、または無線通信ネットワーク内の他の適切なデバイスが含まれる。例えば、BSは、GSMまたはCDMAにおける基地局(BTS)であってもよいし、WCDMAにおけるNode Bであってもよいし、LTE又はLTE-Aにおける進化したNode B(eNB又はe-NodeB)であってもよいし、NRにおけるgNBまたはeNBであってもよいが、本開示はこれに限定されるものではない。
図6は、本開示の一実施例によるデータ伝送システムのアーキテクチャを模式的に示す図である。
図6を参照すると、データ伝送システム10は、ネットワークデバイス11と、第1の端末12(ここでは送信端末)と、第2の端末13(ここでは受信端末)とを備えている。
ネットワークデバイス11と第1の端末12との間の通信、および、ネットワークデバイス11と第2の端末13との間の通信は、第1のタイプのエアインターフェース(例えば、セルラー移動通信におけるLTE UuまたはNR Uuインターフェース)を介して実現される。そして、第1の端末12と第2の端末13との間の通信は、第2のタイプのエアインターフェース(例えば、SLエアインターフェース)を介して実現される。
なお、第1の端末12の伝送に使用されるSLリソースは、ネットワークデバイス11がスケジューリングしてもよい。あるいは、第1の端末12は、ネットワーク(例えば、ネットワークデバイス11)が事前に設定されたSLリソースの中で(複数の)SL送信リソース又はあらかじめ設定されたリソースを決定してもよく、すなわちネットワークデバイス11によるスケジューリングを行わない。
なお、データ伝送システム10では、複数の第1の端末および第2の端末が存在してもよい。なお、図5では、添付図面を簡略化するために、第1の端末12および第2の端末13のみを例示的に示しているが、第1の端末12および第2の端末13の数がこれに限定されることを意味するものではない。
なお、SLデータ(例えば、図6に示すように、第1の端末12から第2の端末13に伝送される)は、ユーザ側のユーザデータを含んでいてもよく、また、制御側のシグナリングやメッセージを含んでいてもよい。
図7は、本開示の一実施例によるデータ伝送方法のフローチャートを模式的に示したものである。この方法は、例えば、図6の第1の端末12に適用することができる。
図7を参照すると、方法20は、以下のステップを含み、
ステップS202において、第1の端末が第1のレベルのSCIをPSCCHにマッピングする。
ここで、第1のレベルのSCIが関連するPSSCHで伝送される第2のレベルのSCIの指示情報を含み、該第2のレベルのSCIが関連するPSSCHにマッピングされる。PSSCHがPSCCHにPSSCHの復号化に要するSCIが含まれる場合、PSCCHに「関連する」と言われる。
本開示の実施例において、以上のように、第1のレベルのSCIが目標IDを含み、該目標IDがブロードキャスト識別子 、グループ識別子 又はユニキャスト識別子を含み、目標IDがブロードキャスト識別子を含む場合、第2のレベルのSCIが関連するPSSCHにマッピングされないことを表し、目標IDがグループ識別子又はユニキャスト識別子を含む場合、第2のレベルのSCIが関連するPSSCHにマッピングされることを表す。
本開示の実施例において、以上のように、第1のレベルのSCIについて、第2の端末のための十分の情報を提供して、関連するPSSCH伝送の時間位置及び/又は期間、関連するPSSCH伝送の周波数位置及び/又は大きさ、位置、シンボル数又はパターンインデックスを含むPSSCH-DMRSパターン、第2のレベルのSCI の大きさ又は集約レベルのうちの少なくとも1つを決定する 。
本開示の実施例において、以上のように、第2のレベルのSCIは、送信端末を識別するためのソース識別子、正確なHARQプロセス番号を識別するためのハイブリッド自動応答要求HARQ識別子のうちの少なくとも1つを含む。
本開示の実施例において、以上のように、第2のレベルのSCIのREマッピングについて、PSSCHシンボルのためのDMRS上のREにマッピングされる。マッピングは、DMRSシンボルのサブセット又は全てであっても良い。
本開示の実施例において、以上のように、第2のレベルのSCIを復号化する遅延を最小化するために、第2のレベルのSCIがDMRSシンボル上のREマッピングは、周波数方向に行ってから、時間方向に行う(低い周波数と時間インデックスから始める)。
本開示の実施例において、図4及び図5に示すように、DMRSシンボルにおいてマッピングされない第2のレベルのSCIのREは、PSSCHデータ伝送ブロックのマッピングに再利用される。
ステップ204において、第1の端末がPSCCH及び関連するPSSCHを伝送する。
第1の端末が第2の端末にPSCCH及び関連するPSSCHを伝送する。
本開示の実施例において、図4に示すように、関連するPSSCH伝送のために2つ以上のスロットを割り当てる。
本開示の実施例において、関連するPSSCH伝送のために1つスロットにおける2つ以上のPSSCHサブチャネルを割り当てる。
本開示の実施例によるデータ伝送方法は、2つのレベルの制御シグナリングを使用して、大切なSLリソースを浪費することなくSCIを伝送するのに十分な適切な無線リソースの総量に対応できるため、上述の異なる伝送タイプ間でサイドリンク制御情報ペイロードの大きさが大きく変動するという問題を解決することができる。また、伝送されたデータ情報が受信側に対してない場合、その受信端末は必要なSCIのみを復号することで、受信端末の処理能力やバッテリー消費を抑えることができる。また、チャネル推定を向上させることで、SCIの復号化の信頼性と性能を向上させることができる。
図8は、本開示の別の実施例によるデータ伝送方法のフローチャートを模式的に示したものである。この方法は、例えば、図6の第2の端末13に適用することができる。
図8を参照すると、方法30は、以下のステップを含み、
ステップS302において、第2の端末PSCCHで伝送される第1のレベルのSCIを受信する。
第2の端末は、PSCCH受信のために構成されるPSCCHを監視する。第2の端末は、PSCCHを受信した後、PSCCHを復号化して第1のレベルのSCIを取得する。
ステップS304において、第2の端末は、関連するPSSCHで伝送される第2のレベルのSCIが第1のレベルのSCIに含まれる指示情報に基づくと決定する。
本開示の実施例において、以上のように、第1のレベルのSCIが目標IDを含み、該目標IDがブロードキャスト識別子 、グループ識別子又はユニキャスト識別子を含み、目標IDがブロードキャスト識別子を含む場合、第2のレベルのSCIが関連するPSSCHにマッピングされないことを表し、目標IDがグループ識別子又はユニキャスト識別子を含む場合、第2のレベルのSCIが関連するPSSCHにマッピングされることを表す。
本開示の実施例において、以上のように、第1のレベルのSCIについて、第2の端末のために十分の情報を提供して関連するPSSCH伝送の時間位置及び/又は期間、関連するPSSCH伝送の周波数位置及び/又は大きさ、位置、シンボル数又はパターンインデックスを含むPSSCH-DMRSパターン、第2のレベルのSCI の大きさ又は集約レベルのうちの少なくとも1つを決定する 。
本開示の実施例において、以上のように、第2のレベルのSCIは、送信端末を識別するためのソース識別子、正確なHARQプロセス番号を識別するためのハイブリッド自動応答要求HARQ識別子のうちの少なくとも1つを含む。
本開示の実施例において、以上のように、第2のレベルのSCIのREマッピングについて、PSSCHシンボルのためのDMRS上のREにマッピングされる。マッピングは、DMRSシンボルのサブセット又は全てであっても良い。
本開示の実施例において、以上のように、第2のレベルのSCIを復号化する遅延を最小化するために、第2のレベルのSCIがDMRSシンボル上のREマッピングは、周波数方向に行ってから、時間方向に行う(低い周波数と時間インデックスから始める)。
本開示の実施例において、図4及び図5に示すように、DMRSシンボルにおいて第2のレベルのSCIがマッピングされないREは、PSSCHデータ伝送ブロックのマッピング再利用される。
本開示の実施例において、図4に示すように、関連するPSSCH伝送のために2つ以上のスロットを割り当てる。
本開示の実施例において、関連するPSSCH伝送のために1つスロットにおける2つ以上のPSSCHサブチャネルを割り当てる。
本開示の実施例によるデータ伝送方法は、2つのレベルの制御シグナリングを使用して、大切なSLリソースを浪費することなくSCIを伝送するのに十分な適切な無線リソースの総量に対応できるため、上述の異なる伝送タイプ間でサイドリンク制御情報ペイロードの大きさが大きく変動するという問題を解決することができる。また、伝送されたデータ情報が受信端に対してない場合、その受信端末は必要なSCIのみを復号することで、受信端末の処理能力やバッテリー消費を抑えることができる。また、チャネル推定を向上させることで、SCIの復号化の信頼性と性能を向上させることができる。
以下は、本開示の方法の実施例を実施するために使用される本開示の装置の実施例である。本開示の装置の実施例で開示されていない詳細については、本開示の方法の実施例を参照する。
図9は、本開示の一実施例による端末を模式的に示す図である。この端末は、図6の第1の端末12であってもよい。
図9を参照すると、端末40は、マッピングユニット402と伝送ユニット404とを含む。
マッピングユニット402は、第1のレベルのSCIをPSCCHにマッピングするように構成される。
伝送ユニット404は、PSCCH及び関連するPSSCHを伝送するように構成される。
ここで、第1のレベルのSCIが関連するPSSCHで伝送される第2のレベルのSCIの指示情報を含み、該第2のレベルのSCIが関連するPSSCHにマッピングされる。
本開示の実施例において、第2のレベルのSCIは、PSSCHシンボルのためのDMRS上のREにマッピングされる。
本開示の実施例において、第2のレベルのSCIのDMRSシンボル上のREマッピングは、周波数方向に行ってから時間方向に行う。
本開示の実施例において、DMRSシンボルにおいて第2のレベルのSCIがマッピングされないREは、PSSCHデータ伝送ブロックTBのマッピングに再利用される。
本開示の実施例において、第1のレベルのSCIが目標IDを含み、該目標IDがブロードキャスト識別子 、グループ識別子 又はユニキャスト識別子を含み、目標IDがブロードキャスト識別子を含む場合、第2のレベルのSCIが関連するPSSCHにマッピングされないことを表し、目標IDがグループ識別子又はユニキャスト識別子を含む場合、第2のレベルのSCIが関連するPSSCHにマッピングされることを表す。
本開示の実施例において、第1のレベルのSCIは、さらに、関連するPSSCH伝送の時間位置及び/又は期間、関連するPSSCH伝送の周波数位置及び/又は大きさ、位置、シンボル数又はパターンインデックスを含むPSSCH-DMRSパターン、第2のレベルのSCIの大きさ又は集約レベルのうちの少なくとも1つを含む。
本開示の実施例において、第2のレベルのSCIは、送信端末を識別するためのソース識別子、正確なHARQプロセス番号を識別するためのハイブリッド自動応答要求HARQ識別子のうちの少なくとも1つを含む。
本開示の実施例において、関連するPSSCH伝送のために2つ以上のスロットを割り当てる。
本開示の実施例において、関連するPSSCH伝送のために1つスロットにおける2つ以上のPSSCHサブチャネルを割り当てる。
本開示の実施例において、マッピングユニット402は、プロセッサ(例えば、図11のプロセッサ1102)によって実装されてもよく、伝送ユニット404は、送信機(例えば、図11の送信機1106)によって実装されてもよいことに留意することが重要である。
図11は、本開示の一実施例による端末デバイスを模式的に示す図である。
図11に示すように、端末デバイス110は、プロセッサ1102と、受信機1104と、送信機1106と、メモリ1108とを含んでいてもよく、メモリ1108は、例えば、プロセッサ1102によって実行されるコードを格納するように構成されていてもよい。
端末デバイス110内の各構成要素は、バスシステム1110を介して結合されており、バスシステム1010は、データバスの他、電源バス、制御バス、ステータス信号バスから構成されている。
図9に示す端末40および図11に示す端末デバイス110は、上記方法の実施例において第1の端末12が実施する各処理を実施することができるので、繰り返しを避けるためにここでは説明を省略する。
プロセッサ1102は、典型的には、表示、データ通信およびロギング動作に関連する動作など、端末デバイス110の全体的な動作を制御する。プロセッサ1102は、メモリ1108内のコードを実行するための1つまたは複数のプロセッサを含んでもよい。任意選択で、コードを実行する際に、プロセッサ1102は、方法の実施例において第1の端末デバイス12によって実行される方法を実行し、簡潔にするために本明細書では説明を省略する。さらに、プロセッサ1102は、プロセッサ1102と他のコンポーネントとの間の相互作用を促進する1つまたは複数のモジュールを含んでもよい。
メモリ1108は、端末デバイス110の動作を支援するための様々な種類のデータを格納するように構成されている。このようなデータの例としては、端末デバイス110上の任意のアプリケーションや操作方法の指示、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、写真、動画などがある。メモリ1008は、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EEPROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(PROM)、リードオンリーメモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュ、ディスクやCD-ROMメモリなど、任意の種類の揮発性または不揮発性のメモリデバイスまたはそれらの組み合わせを用いて実装することができる。
受信機1104は、アンテナで受信した電磁信号を受信するように構成されている。受信機の主な機能は、空気中に存在する多くの電磁波の中から目的の周波数成分を選択し、不要な信号やノイズ、干渉信号を抑制またはフィルタリングし、それらを増幅・復調して本来の有用な情報を得ることである。
送信機1106は、RF電流を生成して変調し、アンテナを介して電波を送信するように構成されている。
本開示の実施例では、送信機1106および受信機1104は、送受信機として実装されてもよい。
図10は、本開示の別の実施例による端末を模式的に示す図である。この端末は、図6の第2の端末13であってもよい。
図10を参照すると、端末50は、受信ユニット502と決定ユニット504とを含む。
受信ユニット502は、PSCCHで伝送される第1のレベルのSCIを受信するように構成される。
受信ユニット504は、関連するPSSCHで伝送される第2のレベルのSCIが第1のレベルのSCIに含まれる指示情報であると決定するように構成される。
ここで、第2のレベルのSCIは、関連するPSSCHの受信に使用される。
本開示の実施例において、第2のレベルのSCIは、PSSCHシンボルのためのDMRS上のREにマッピングされる。
本開示の実施例において、第2のレベルのSCIのDMRSシンボル上のREマッピングは、周波数方向に行ってから時間方向に行う。
本開示の実施例において、DMRSシンボルにおいて第2のレベルのSCIがマッピングされないREは、PSSCHデータ伝送ブロックTBのマッピングに再利用される。
本開示の実施例において、第1のレベルのSCIが目標IDを含み、該目標IDがブロードキャスト識別子 、グループ識別子又はユニキャスト識別子を含み、目標IDがブロードキャスト識別子を含む場合、第2のレベルのSCIが関連するPSSCHにマッピングされないことを表し、目標IDがグループ識別子又はユニキャスト識別子を含む場合、第2のレベルのSCIが関連するPSSCHにマッピングされることを表す。
本開示の実施例において、第1のレベルのSCIは、さらに、関連するPSSCH伝送の時間位置及び/又は期間、関連するPSSCH伝送の周波数位置及び/又は大きさ、位置、シンボル数又はパターンインデックスを含むPSSCH-DMRSパターン、第2のレベルのSCI の大きさ又は集約レベルのうちの少なくとも1つを含む。
本開示の実施例において、第2のレベルのSCIは、送信端末を識別するためのソース識別子、正確なHARQプロセス番号を識別するためのハイブリッド自動応答要求HARQ識別子のうちの少なくとも1つを含む。
本開示の実施例において、関連するPSSCH伝送のために2つ以上のスロットを割り当てる。
本開示の実施例において、関連するPSSCH伝送のために1つスロットにおける2つ以上のPSSCHサブチャネルを割り当てる。
なお、本開示の実施例では、受信ユニット502は、受信機(例えば、図12の受信機1204)によって実装されてもよく、決定ユニット504は、プロセッサ(例えば、図14のプロセッサ1202)によって実装されてもよい。
図12は、本開示の別の実施例に係る端末デバイスを模式的に示す。
図12に示すように、端末デバイス120は、プロセッサ1202と、受信機1204と、送信機1206と、メモリ1208とを含んでいてもよく、メモリ1208は、例えば、プロセッサ1202によって実行されるコードを格納するように構成されていてもよい。
端末デバイス120の各構成要素は、バスシステム1210によって結合されており、バスシステム1210は、データバスの他に、電源バス、制御バス、ステータス信号バスから構成されている。
プロセッサ1202は、典型的には、表示、データ通信およびロギング動作に関連する動作など、端末デバイス120の全体的な動作を制御する。プロセッサ1202は、メモリ1208内のコードを実行するための1つまたは複数のプロセッサを含んでもよい。任意選択で、コードを実行する際に、プロセッサ1202は、方法の実施例において第2の端末デバイス13によって実行される方法を実行するが、簡潔にするために本明細書では説明を省略する。また、プロセッサ1202は、プロセッサ1202と他のコンポーネントとの間の相互作用を促進する1つまたは複数のモジュールを含んでもよい。
メモリ1208は、端末デバイス120の動作を支援するための様々な種類のデータを格納するように構成されている。そのようなデータの例としては、端末デバイス120上の任意のアプリケーションや操作方法の指示、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、写真、動画などがある。メモリ1008は、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的消去可能プログラマブル・リード・オンリー・メモリ(EEPROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(PROM)、リードオンリーメモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、ディスクやCD-ROMなど、任意の種類の揮発性または不揮発性のメモリデバイスまたはそれらの組み合わせを用いて実装することができる。
受信機1204は、アンテナで受信した電磁信号を受信するように構成されている。受信機の主な機能は、空気中に存在する多くの電磁波の中から目的の周波数成分を選択し、不要な信号やノイズ、干渉信号を抑制またはフィルタリングし、それらを増幅・復調して本来の有用な情報を得ることである。
送信機1206は、RF電流を生成して変調し、アンテナを介して電波を送信するように構成されている。
本開示の実施例では、送信機1206および受信機1204は、送受信機として実装されてもよい。
図10に示す端末50および図12に示す端末デバイス120は、上述した方法の実施例において第2の端末13が実施する各処理を実施することができるが、ここでは繰り返しを避けるために説明を省略する
例示的な実施例を具体的に示し、上述した。本開示は、開示された実施例に限定されるものではなく、むしろ、添付の特許請求の範囲の精神および範囲内に入るすべての適切な変更および同等物が、本開示の範囲内に入ることが意図されていることが、当業者には理解されるであろう。

Claims (39)

  1. 第1の端末が第1のレベルのサイドリンク制御情報SCIを物理サイドリンク制御チャネルPSCCHにマッピングすることと、
    前記第1の端末が前記PSCCH及び関連する物理サイドリンク共有チャネルPSSCHを伝送することとを含み、
    前記第1のレベルのSCIが関連するPSSCHで伝送される第2のレベルのSCIの指示情報を含み、前記第2のレベルのSCIが前記関連するPSSCHにマッピングされる
    ことを特徴とするデータ伝送方法。
  2. 前記第1のレベルのSCIは、さらに、
    関連するPSSCH伝送の時間位置及び/又は期間、
    関連するPSSCH伝送の周波数位置及び/又は大きさ、
    位置、シンボル数又はパターンインデックスを含むPSSCH-DMRSパターン、
    前記第2のレベルのSCIの大きさ又は集約レベルのうちの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ伝送方法。
  3. 前記第2のレベルのSCIは、
    送信端末を識別するためのソース識別子、
    正確なHARQプロセス番号を識別するためのハイブリッド自動応答要求HARQ識別子のうちの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ伝送方法。
  4. 前記第2のレベルのSCIは、PSSCHシンボルのための復調参照信号DMRS上のリソース要素REにマッピングされる
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ伝送方法。
  5. 前記第2のレベルのSCIのDMRSシンボル上のREマッピングは、周波数方向に行ってから時間方向に行う
    ことを特徴とする請求項4に記載のデータ伝送方法。
  6. DMRSシンボルにおいて前記第2のレベルのSCIがマッピングされないREは、PSSCHデータ伝送ブロックTBのマッピングに再利用される
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載のデータ伝送方法。
  7. 前記第1のレベルのSCIが目標IDを含み、前記目標IDがブロードキャスト識別子、グループ識別子、又はユニキャスト識別子を含み、前記目標IDが前記ブロードキャスト識別子を含む場合、前記第2のレベルのSCIが前記関連するPSSCHにマッピングされないことを表し、前記目標IDが前記グループ識別子又は前記ユニキャスト識別子を含む場合、前記第2のレベルのSCIが前記関連するPSSCHにマッピングされることを表す
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ伝送方法。
  8. 関連するPSSCH伝送のために2つ以上のスロットを割り当てる
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載のデータ伝送方法。
  9. 関連するPSSCH伝送のために1つスロットにおける2つ以上のPSSCHサブチャネルを割り当てる
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載のデータ伝送方法。
  10. 第2の端末がPSCCHで伝送される第1のレベルのSCIを受信することと、
    前記第2の端末が、関連するPSSCHで伝送される第2のレベルのSCIが前記第1のレベルのSCIに含まれる指示情報に基づくと決定することとを含み、
    前記第2のレベルのSCIが関連するPSSCHの受信に使用される
    ことを特徴とするデータ伝送方法。
  11. 前記第1のレベルのSCIは、さらに、
    関連するPSSCH伝送の時間位置及び/又は期間、
    関連するPSSCH伝送の周波数位置及び/又は大きさ、
    位置、シンボル数又はパターンインデックスを含むPSSCH-DMRSパターン、
    前記第2のレベルのSCIの大きさ又は集約レベルのうちの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項10に記載のデータ伝送方法。
  12. 前記第2のレベルのSCIは、
    送信端末を識別するためのソース識別子、
    正確なHARQプロセス番号を識別するためのハイブリッド自動応答要求HARQ識別子のうちの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項10に記載のデータ伝送方法。
  13. 前記第2のレベルのSCIは、PSSCHシンボルのためのDMRS上のREにマッピングされる
    ことを特徴とする請求項10に記載のデータ伝送方法。
  14. 前記第2のレベルのSCIのDMRSシンボル上のREマッピングは、周波数方向に行ってから時間方向に行う
    ことを特徴とする請求項13に記載のデータ伝送方法。
  15. DMRSシンボルにおいて前記第2のレベルのSCIがマッピングされないREは、PSSCHデータTBのマッピングに再利用される
    ことを特徴とする請求項13又は14に記載のデータ伝送方法。
  16. 前記第1のレベルのSCIが目標IDを含み、前記目標IDがブロードキャスト識別子、グループ識別子、又はユニキャスト識別子を含み、前記目標IDが前記ブロードキャスト識別子を含む場合、前記第2のレベルのSCIが前記関連するPSSCHにマッピングされないことを表し、前記目標IDが前記グループ識別子又は前記ユニキャスト識別子を含む場合、前記第2のレベルのSCIが前記関連するPSSCHにマッピングされることを表す
    ことを特徴とする請求項10に記載のデータ伝送方法。
  17. 関連するPSSCH伝送のために2つ以上のスロットを割り当てる
    ことを特徴とする請求項13又は14に記載のデータ伝送方法。
  18. 関連するPSSCH伝送のために1つスロットにおける2つ以上のPSSCHサブチャネルを割り当てる
    ことを特徴とする請求項13又は14に記載のデータ伝送方法。
  19. マッピングユニットと、伝送ユニットと、を含む端末であって、
    前記マッピングユニットは、第1のレベルのSCIをPSCCHにマッピングするように構成され、
    前記伝送ユニットは、PSCCH及び関連するPSSCHを伝送するように構成され、
    前記第1のレベルのSCIが関連するPSSCHで伝送される第2のレベルのSCIの指示情報を含み、前記第2のレベルのSCIが前記関連するPSSCHにマッピングされる
    ことを特徴とする端末。
  20. 前記第1のレベルのSCIは、さらに、
    関連するPSSCH伝送の時間位置及び/又は期間、
    関連するPSSCH伝送の周波数位置及び/又は大きさ、
    位置、シンボル数又はパターンインデックスを含むPSSCH-DMRSパターン、
    前記第2のレベルのSCIの大きさ又は集約レベルのうちの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項19に記載の端末。
  21. 前記第2のレベルのSCIは、
    送信端末を識別するためのソース識別子、
    正確なHARQプロセス番号を識別するためのハイブリッド自動応答要求HARQ識別子のうちの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項19に記載の端末。
  22. 前記第2のレベルのSCIは、PSSCHシンボルのためのDMRS上のREにマッピングされる
    ことを特徴とする請求項19に記載の端末。
  23. 前記第2のレベルのSCIのDMRSシンボル上のREマッピングは、周波数方向に行ってから時間方向に行う
    ことを特徴とする請求項22に記載の端末。
  24. DMRSシンボルにおいて前記第2のレベルのSCIがマッピングされないREは、PSSCHデータTBのマッピングに再利用される
    ことを特徴とする請求項22又は23に記載の端末。
  25. 前記第1のレベルのSCIが目標IDを含み、前記目標IDがブロードキャスト識別子、グループ識別子、又はユニキャスト識別子を含み、前記目標IDが前記ブロードキャスト識別子を含む場合、前記第2のレベルのSCIが前記関連するPSSCHにマッピングされないことを表し、前記目標IDが前記グループ識別子又は前記ユニキャスト識別子を含む場合、前記第2のレベルのSCIが前記関連するPSSCHにマッピングされることを表す
    ことを特徴とする請求項19に記載の端末。
  26. 関連するPSSCH伝送のために2つ以上のスロットを割り当てる
    ことを特徴とする請求項22又は23に記載の端末。
  27. 関連するPSSCH伝送のために1つスロットにおける2つ以上のPSSCHサブチャネルを割り当てる
    ことを特徴とする請求項22又は23に記載の端末。
  28. 受信ユニットと、決定ユニットとを含む端末であって、
    前記受信ユニットは、PSCCHで伝送される第1のレベルのSCIを受信するように構成され、
    前記決定ユニットは、関連するPSSCHで伝送される第2のレベルのSCIが前記第1のレベルのSCIに含まれる指示情報に基づくと決定するように構成され、
    前記第2のレベルのSCIが関連するPSSCHの受信に使用される
    ことを特徴とする端末。
  29. 前記第1のレベルのSCIは、さらに、
    関連するPSSCH伝送の時間位置及び/又は期間、
    関連するPSSCH伝送の周波数位置及び/又は大きさ、
    位置、シンボル数又はパターンインデックスを含むPSSCH-DMRSパターン、
    前記第2のレベルのSCIの大きさ又は集約レベルのうちの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項28に記載の端末。
  30. 前記第2のレベルのSCIは、
    送信端末を識別するためのソース識別子、
    正確なHARQプロセス番号を識別するためのハイブリッド自動応答要求HARQ識別子のうちの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項28に記載の端末。
  31. 前記第2のレベルのSCIは、PSSCHシンボルのためのDMRS上のREにマッピングされる
    ことを特徴とする請求項28に記載の端末。
  32. 前記第2のレベルのSCIのDMRSシンボル上のREマッピングは、周波数方向に行ってから時間方向に行う
    ことを特徴とする請求項31に記載の端末。
  33. DMRSシンボルにおいて前記第2のレベルのSCIがマッピングされないREは、PSSCHデータTBのマッピングに再利用される
    ことを特徴とする請求項31又は32に記載の端末。
  34. 前記第1のレベルのSCIが目標IDを含み、前記目標IDがブロードキャスト識別子、グループ識別子、又はユニキャスト識別子を含み、前記目標IDが前記ブロードキャスト識別子を含む場合、前記第2のレベルのSCIが前記関連するPSSCHにマッピングされないことを表し、前記目標IDが前記グループ識別子又は前記ユニキャスト識別子を含む場合、前記第2のレベルのSCIが前記関連するPSSCHにマッピングされることを表す
    ことを特徴とする請求項28に記載の端末。
  35. 関連するPSSCH伝送のために2つ以上のスロットを割り当てる
    ことを特徴とする請求項31又は32に記載の端末。
  36. 関連するPSSCH伝送のために1つスロットにおける2つ以上のPSSCHサブチャネルを割り当てる
    ことを特徴とする請求項31又は32に記載の端末。
  37. プロセッサと、前記プロセッサで実行する命令を記憶するメモリとを含む端末デバイスであって、
    前記プロセッサは、請求項1~18のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成される
    ことを特徴とする端末デバイス。
  38. 命令が記憶されるコンピュータ可読記憶媒体であって、
    前記命令は、プロセッサによって実行されると、請求項1~18のいずれか1項に記載の方法のステップを実行する
    ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
  39. コンピュータプログラムを格納した非一過性のコンピュータ可読記憶媒体を含むコンピュータプログラム製品であって、
    前記コンピュータプログラムは、コンピュータに請求項1~18のいずれか1項に記載の方法を実行させる
    ことを特徴とするコンピュータプログラム製品。

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