JP2022528585A - ガード要素を有する毛切断器具 - Google Patents

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Abstract

それぞれがガード要素20と少なくとも1つの毛切断端16を持つ回転可能に構成された毛切断要素15とを有する少なくとも19個の毛切断ユニットを有する、毛切断器具が提供される。該毛切断器具の毛切断ユニットは比較的小さく、ガード要素のベースは7mm乃至13mmの範囲内の直径を持つ。堅固であり且つ複雑でない設計の、皮膚の刺激を引き起こすことなく優れた毛切断結果に寄与することが可能な、比較的小さなガード要素20を持つようにするため、ガード要素20の環状のシェービングトラック30の内側面35及び外側面36の両方が、シェービングトラック30の少なくとも毛切断部において、中心軸21に対する同様な傾斜方向で、ガード要素20の中心軸21に対して円錐形状を持つようにすることが提案される。

Description

本発明は、それぞれがガード要素と少なくとも1つの毛切断端を持つ回転可能に構成された毛切断要素とを有する少なくとも19個の毛切断ユニットを有する、毛切断器具であって、前記ガード要素は、前記毛切断要素のためのガードとして構成され、前記毛切断要素をカバーするよう前記毛切断ユニットにおいて配置され、前記ガード要素は、全体的にカップ状であり、ベースと前記ベースから延在する環状壁とを有し、前記ベースの直径は7mm乃至13mmの範囲内であり、前記ベースはシェービングトラックを含み、前記シェービングトラックは、前記ガード要素の中心軸のまわりに環状であり、複数の毛入口開口を備え、前記毛切断ユニットにおける前記毛切断要素に面する側において内側面を持ち、反対側に外側面を持ち、前記毛切断要素の回転の間、前記毛切断要素の前記少なくとも1つの毛切断端により追従される環状の毛切断トラックの位置において、前記毛切断ユニットにおける前記毛切断要素をカバーするように構成された、毛切断部を持つ、毛切断器具に関する。
本発明は、毛切断器具、特に、少なくとも1つの毛切断端を有する1つ以上の回転可能に配置された毛切断要素によって皮膚に近い位置で毛が切断されるシェービング動作等を実行するように設計された回転式の電気毛切断器具の分野におけるものである。一般に、斯かる毛切断器具は、1つ以上の毛切断ユニットが配置されるヘッドを有する。特に一般的なデザインは、正三角形状の3つの毛切断ユニットを使用する。各毛切断ユニットは、毛切断要素と、毛切断要素を覆うように配置されたガード要素と、を有し、ガード要素は、毛がガード要素を通って到達し、毛切断動作中に毛切断要素に遭遇することを可能にするための一連の毛入口開口を有する。実際の設計では、ガード要素は、概ねカップ形状であり、実質的に円形の周囲を有し、毛入口開口は、シェービングトラックと呼ばれる1つ以上の環状領域において、ガード要素の中心軸に対して実質的に半径方向に延在する長細のスリットのような形状であっても良い。
ガード要素は、毛切断ユニットにおいて毛切断要素に面するための内側面と、毛切断動作中にシェービングトラックの位置で皮膚に接触するための外側面と、を持つ。毛入口開口がガード要素の材料によって画定される位置では、切断面がガード要素内に存在する。毛切断動作中、毛進入開口に進入する毛の各々は、ガード要素の切断面と毛切断要素の毛切断縁との間で剪断され、その結果として切断される。毛切断器具の適切な使用は、器具をアクティブ状態、即ち、少なくとも1つの毛切断ユニットの毛切断要素が回転される状態に置くことと、毛切断動作を受ける皮膚領域上でヘッドを移動させることと、を含む。
米国特許出願公開US2017/0239825A1及びドイツ国特許出願公開4130580A1は、共に、鼻腔又は耳腔内で成長する毛をトリミング又は切断するための電気毛切断装置を開示している。これら公知の装置はいずれも、単一の毛切断ユニットを有する。米国特許出願公開US2017/0239825A1に開示された装置の毛切断ユニットは、ガードの中心軸に対して直線の輪郭を有する円錐形状を有する内側面及び外側面を有するガードを有する。ドイツ国特許出願公開4130580A1の装置の毛切断ユニットは、回転可能な内側カッタを覆う毛入口開口部を有する長細のシェービングホイルを有する。該ホイルは、内側カッタの回転軸に平行な伸長の主方向を有する。内側カッタの直径は5乃至15mm である。
電動回転シェーバの分野では、先に述べたように、シェーバ内に3つの毛切断ユニットを有することが一般に知られている。実際には、電気回転シェーバの実施例が知られており、この実施例では、毛切断ユニットは、略カップ形状のガード要素のベースの直径が約20.5mmであるように寸法決めされる。電気回転シェーバのこれらの実用的な実施例は、顔の輪郭に追従する能力及びシェービングストロークの有効性に関する限り、限界を有することが知られている。言及したように、2つの性能パラメータに関して改善された性能を有する構成は、より小さな寸法の毛切断ユニットが適用されるピンベッド(pin-bed)状構成である。例えば、ガード要素のベースの直径は、20.5mmの代わりに9mmであっても良い。典型的には、ピンベッドシェーバは、3つ以上の毛切断ユニットを含み、毛切断ユニットの数は、19又は37、又は61のように、かなり多くても良い。「技術分野」の段落で前述したタイプの斯かるピンベッドシェーバは、欧州特許出願公開EP3260251A1に開示されている。
本発明の目的は、適切なガード要素を有するピンベッドシェーバを提供することである。本発明の状況では、公知のシェーバから大きなガード要素を単に縮小するだけでは、満足のいく結果が得られず、適切に機能することができないガード要素が得られることさえあると思われる。従って、より小さい寸法でありながら、許容可能な寿命の間に優れた毛切断/剃毛結果に寄与することができるガード要素を有することが必要とされている。
以上に鑑みて、本発明は、それぞれがガード要素と少なくとも1つの毛切断端を持つ回転可能に構成された毛切断要素とを有する少なくとも19個の毛切断ユニットを有する、毛切断器具であって、前記ガード要素は、前記毛切断要素のためのガードとして構成され、前記毛切断要素をカバーするよう前記毛切断ユニットにおいて配置され、前記ガード要素は、全体的にカップ状であり、ベースと前記ベースから延在する環状壁とを有し、前記ベースの直径は7mm乃至13mmの範囲内であり、前記ベースはシェービングトラックを含み、前記シェービングトラックは、前記ガード要素の中心軸のまわりに環状であり、複数の毛入口開口を備え、前記毛切断ユニットにおける前記毛切断要素に面する側において内側面を持ち、反対側に外側面を持ち、前記毛切断要素の回転の間、前記毛切断要素の前記少なくとも1つの毛切断端により追従される環状の毛切断トラックの位置において、前記毛切断ユニットにおける前記毛切断要素をカバーするように構成された、毛切断部を持つ、毛切断器具において、前記シェービングトラックの少なくとも前記毛切断部において、及び前記中心軸を含む前記ガード要素の長手断面において見て、前記中心軸のいずれかの側において、前記シェービングトラックの前記内側面及び前記外側面の両方が、前記中心軸に対して同様の傾斜方向を持つ、前記中心軸に対する円錐形状と、直線輪郭であって、前記シェービングトラックの前記内側面が、45°乃至78°の範囲内である傾斜角で、前記中心軸に対して向けられた、直線輪郭と、を持つことを特徴とする、毛切断器具を提供する。
以上の定義から、本発明による毛切断器具では、ガード要素は、概してカップ形状であり、ガード要素のベースの直径は、7mm乃至13mmの範囲であることが分かる。斯かる直径サイズに基づいて、ガード要素がピンベッド構成で使用されることは非常に好適に可能である。更に、シェービングトラックの少なくとも毛切断部において、シェービングトラックの内側面と外側面との両方が、中心軸に対して同様の斜め向きで、ガード要素の中心軸に対して円錐形状を有し、シェービングトラックの内側面と外側面の両方が、直線輪郭を有し、内側面の側でシェービングトラックの中心軸に対する傾斜角は、中心軸を有するガード要素の長手断面で見て、中心軸の両側で45°乃至78°の範囲内にある。
シェービングトラックの少なくとも毛切断部の位置におけるシェービングトラックの内側面及び外側面の特定の円錐形状は、ガード要素が実際の毛切断動作において皮膚領域に接触させられるときに、ガード要素上の圧力の有利な分布を実現することに寄与する。毛切断ユニットは、ピンベッド構成において比較的小さいだけでなく、毛切断ユニットは、互いに対して比較的短い距離に配置される。結果として、環状壁がベースに接続するガード要素内の位置において、周囲のリムがガード要素の周辺リムで圧力を制御する余地はない。シェービングトラックの外側面の少なくとも一部に、前述のような円錐形状を設けることによって、ガード要素の周辺リムを、複雑でない方法で、ベースの中央部分に対して下げることができることが実現される。その結果、ガード要素を皮膚領域上に押圧することから生じるガード要素上の圧力は、ガード要素上により均等に分配され、周辺リム上の応力緩和の効果は、ガード要素が皮膚領域上を移動するときにより強くなる。
更に、シェービングトラックの少なくとも毛切断部の位置におけるシェービングトラックの内側面及び外側面の特定の円錐形状は、毛切断要素を支持する有利な選択肢の実現に寄与する。より大きな寸法を有する従来のガード要素と比較して、本発明による毛切断器具では、ガード要素は、従来のガード要素の設計に関与するように、切断要素の中央軸受を有するための限られたスペースしか提供しない。シェービングトラックの内側面の少なくとも一部に、前述のような円錐形状を設けることは、ガード要素における毛切断要素の自己センタリング機能を可能にする有利な可能性を提供するように考えられ、これに基づいて、中央軸受を省略することができる。
非常に多数の毛切断ユニットを有するピンベッド構成では、限られた数のより大きな毛切断ユニットを有する一般に知られている設定よりも、毛切断ユニット当たりの製造コストを低くすることが更に重要であることにも留意されたい。シェービングトラックの少なくとも毛切断部の位置でシェービングトラックの内側面及び外側面の両方の円錐形状を実現することは、表面が真っ直ぐな輪郭を有するように意図されるので、複雑な製造ステップを必要としない。
全体として、本発明による毛切断器具では、シェービングトラックの少なくとも毛切断部が円錐形の外観を有するように、シェービングトラックが特定の方法で成形される、比較的小さいサイズのガード要素が提供される。シェービングトラックの少なくとも毛切断部において、シェービングトラックの内側面及び外側面の両方は、中心軸に対して同様の傾斜配向にあり、ここで、これらの表面は、圧力を緩和する効果を得、そして以上に説明されたような何らかの種類の軸受を有する必要なく、毛切断要素の自己センタリング機能性を可能にする可能性を提供するために、所与の状況において実用的であるかどうかにかかわらず、互いに平行に延在しても、延在しなくても良い。
ガード要素のシェービングトラックの少なくとも毛切断部が円錐形の外観を有する本発明による毛切断器具では、ベースの全体的な形状は、円錐台の形状であっても良い。いかなる実際的な更なる設計面も、ガード要素に適用可能である。例えば、ベースには中央開口を設けることができる。当技術分野では、電気回転シェーバに使用するためのガード要素に2つ以上のシェービングトラックを有することが知られている。本発明によるガード要素では、ガード要素のサイズが比較的小さいことに鑑み、シェービングトラックを1つだけ有することが最も実用的である。
シェービングトラックの少なくとも毛切断部において、シェービングトラックの内側面の傾斜角度が、60°乃至75°の範囲にあり、及び/又はシェービングトラックの少なくとも毛切断部において、ガード要素の長手断面で見て、中心軸のいずれかの側において、シェービングトラックの外側面が、90°乃至120°の範囲にある傾斜角度で中心軸に対して配向される場合、特に有利であり得る。明確さのため、本発明を定義する際に使用される「前記ガード要素の長手断面で見て、前記中心軸のいずれかの側で」という用語に関しては、シェービングトラックが環状であるため、中心軸を中心として互いに反対であるシェービングトラックの2つの断面が前記ガード要素の長手断面に含まれ、実際的な場合には、前記ガード要素が前記中心軸を中心として回転対称である場合には、前記シェービングトラックの2つの断面が前記中心軸を中心としてミラーリングされることに留意されたい。いずれの場合にも、i)シェービングトラックの少なくとも毛切断部における内側面及び外側面の両方の直線輪郭、及びii)傾斜した内側面の側における中心軸に対するシェービングトラックの傾斜角度の範囲の特徴は、長手断面におけるシェービングトラックの両方の断面のそれぞれに適用可能である。更に、用語「長手断面」は、本発明の定義が、概ねカップ形状のガード要素が実際に半分に切断される場合に得られ得るガード要素の断面上のビューを想像することによって解釈されるように理解されるべきである。
少なくとも1つの毛切断端を有する回転可能な毛切断要素を更に含む毛切断ユニットで使用するためのガード要素の分野で一般に知られているように、シェービングトラックは、中心軸に対して半径方向に主延長部を有する毛入口スリットと、毛入口スリット間に延在する長細の薄板と、を含んでも良い。本発明によれば、提供されるガード要素の比較的小さい実施例において、少なくとも幾つかの毛入口スリットが、それぞれの毛入口スリットの長さの少なくとも主要部分に沿って半径方向外向き方向にそれぞれの毛入口スリットの幅が増大する幅分布を有する場合、及び、少なくとも幾つかの薄板が、それぞれの薄板の長さの少なくとも主要部分に沿って半径方向外向き方向にそれぞれの薄板の厚さが増大する厚さ分布を有する場合、有利である。
本発明の状況において、ガード要素のサイズを著しく小さくする主な問題の1つは、シェービングトラックの内周及びシェービングトラックの外周に対するスリット幅及びガード要素直径の比の差が、通常サイズのガード要素よりも小さいサイズのガード要素においてかなり大きいという事実にあることが判明した。このことは、少なくとも、2.5mmの最小スリット長さが維持される場合に成り立ち、このことは、毛捕捉を十分な程度まで保証すること、ならびに高い毛切断確率の観点から有利である。シェービングトラックの内周の直径は、ガード要素に取り付けることができる毛入口スリットの量を決定する。例えば、直径9mmのベースを有するガード要素では、シェービングトラックの外周の直径は、最大で9mmとすることができ、シェービングトラックの内周の直径は、スリット長2.5mmを適用した場合に4mmである。シェービングトラックの外周の直径を20.5mmと大きくできる従来のガード要素では、シェービングトラックの内周の直径は15.5mmであり、その結果、毛入口スリットの量が略4倍になる。毛入口スリットの或る有効最小幅を仮定すると、このことは、毛入口領域全体とシェービングトラックの材料とのかなり良好な比率をもたらす。
本発明の状況において、小さいサイズのガード要素の好ましくない比率に対する解決策は、毛入口スリットの長さにわたって一定のスリット幅を有さず、シェービングトラックの外周においてより大きいスリット幅を有することで見出された。シェービングトラックの外周部における皮膚のドーミングの増大及び皮膚の切断及び皮膚の刺激の関連する高いリスクを回避するために、薄板の厚さは、スリット幅がより大きい場合にはより大きく、スリット幅がより小さい場合にはより小さくなるように選択される。特に、本発明によるガード要素の設計は、従来のガード要素の設計と比較すると、スリット幅及び薄板厚さの両方が、シェービングトラックの内周で標準値であり、シェービングトラックの外周でより大きな値となるようにすることができる。
スリット幅と薄板厚さとの間の可能な関係について開示されたことを考慮して、それぞれの薄板の長さの少なくとも主要部分に沿って、各半径方向位置において、それぞれの薄板の厚さが、毛入口スリットの幅に比例するようにしても良いことに留意されたい。局所的なスリット幅と局所的な薄板厚さとの間の比、即ち局所的なスリット幅を局所的な薄板厚さで割った後の値が2.2乃至6であることが実用的であり得る。比率は、それぞれの毛入口スリットの長さに沿って一定であっても良いが、皮膚圧力、従って皮膚ドーミングが最も外側の半径方向位置で最大であるため、比率を半径方向内側方向に増大させることも可能である。
更に、それぞれの毛入口スリットが半径方向内向き方向に先細にされている場合には、非常に実用的である。反対に、それぞれの薄板は、それらの長さの少なくとも主要部分に沿って実質的に一定の幅を有しても良い。いずれにしても、毛入口スリットを通る毛の入口の十分に高い発生レベルを維持するために、それぞれの毛入口スリットの幅は、任意の半径位置で少なくとも250μmであることが好適である。
好適には、ガード要素の長手断面に見られるように、毛切断要素の少なくとも1つの毛切断端は、シェービングトラックの少なくとも毛切断断面の位置でガード要素のシェービングトラックの内側面の形状と相補的な形状を有する。このようにして、前述のような毛切断要素の自己センタリング機能を実現することができ、その結果、ガード要素内に1つ以上の軸受構成要素を必要としない。更に、毛切断要素が多数の脚部と該脚部を支えるための支持構造を構成し、該脚部の各々がガード要素のシェービングトラックの内側面に向かって伸び、毛切断端を含み、かつ、脚部の数が3、4又は5個であることが、実用的となり得る。所望であれば、脚部の数は、5つより多くても良く、実用的な最大値、例えば9つまでであっても良い。
本発明による毛切断器具の毛切断ユニットにおいて十分な毛切断周波数を達成するために、本発明による毛切断器具が、ガード要素のそれぞれの毛入口スリットを通過する毛切断要素の少なくとも1つの毛切断端の周波数が毎秒315乃至535回の通過の範囲になる回転速度で毛切断器具の動作中に毛切断要素の回転を実現するために、少なくとも1つの毛切断ユニットの毛切断要素に作用するように構成された駆動機構を有することが有利である。上述の範囲は、毛切断要素が毛切断端を有する9乃至15本の脚部を有することができ、2100rpmで回転される毛切断ユニットを備えた公知の電気回転シェーバとの比較から得られる。例えば、毛切断要素の脚部の数を3乃至5に減少させる場合に、毛入口スリットにおける毛切断端の1秒当たりの通過の回数を維持するために、毛切断要素の回転速度を増大させることが必要である。この例では、約6300rpmの回転速度の新しい値が適用可能である。
本発明の上記及び他の態様は、本発明による毛切断器具、特にピンベッド構成の多数の毛切断ユニットを有するシェービング器具の、毛切断ユニットにおける使用のためのガード要素の以下の詳細な説明から明らかになり、それを参照して説明される。
本発明は、図面を参照してより詳細に説明され、図面において、等しい又は類似の部分は、同じ参照符号によって示される。
従来の毛切断器具の斜視図を図式的に示す。 本発明による毛切断器具における毛切断ユニットのピンベッド構成と従来の構成との比較を示す。 本発明による毛切断器具の毛切断ユニットに使用されることが意図される、本発明の実施例によるガード要素の斜視図を図式的に示す。 ガード要素の上面図を図式的に示す。 図4のAの拡大詳細図である。 ガード要素の中心軸を含むガード要素の長手断面図を図式的に示す。 本発明による毛切断器具の毛切断ユニットにおいて、ガード要素と組み合わせられるように設計された毛切断要素の斜視図を図式的に示す。 ガード要素のシェービングトラックの内側面及び外側面の向き及び概略を図示し、本発明による毛切断器具の毛切断ユニットにおいて、ガード要素のシェービングトラックの内側面に対して、毛切断要素の刃先がどのように配置されるかを示す。
図1は、従来の毛切断器具に関する。本図には、本体2とヘッド3とを有する電気回転シェーバ1が示されている。ヘッド3は、本体2に取り外し可能に又はヒンジ可能に取り付けることができる。シェービング器具1の本体2は、一般にハンドルとも呼ばれる。図示の例では、3つの毛切断ユニット4がヘッド3に配置されている。シェーバ1が、皮膚領域を剃毛動作にかける目的で適用される場合、皮膚領域から突出する毛を切断する実際のプロセスは、毛切断ユニット4の位置で行われる。
例えば、顔の輪郭に追従し、効果的なシェービングストロークを実現する場合、性能を向上させるために、3つ以上の毛切断ユニット4をヘッド3に配置することが望ましい場合がある。特に、複数の比較的小さい毛切断ユニット10をピンベッド構成でヘッド3に装備することが望ましい場合がある。この点に関して、図2は、本発明による毛切断器具における毛切断ユニットの斯かるピンベッド構成と従来の構成との比較を示す。ピンベッド構成の図示された例では、37個の毛切断ユニット10がヘッド3に配置されているが、このことは、他の数の毛切断ユニット10を選択することができるという事実を変えるものではない。図の解釈から、従来の構成における3つの毛切断ユニット4よりも、ピンベッド構成における複数の毛切断ユニット10によって、ヘッド3の全面積のより多くが効果的にカバーされることが分かる。比較的小さい毛切断ユニット10の外径は、従来の比較的大きい毛切断ユニット4の外径よりも約2乃至2.5倍小さいことが実用的であり得る。
図3乃至6及び図8は、回転式の本発明による毛切断器具の比較的小さい毛切断ユニット10に使用するのに適したガード要素20に関し、図7は、毛切断ユニット10内のガード要素20と組み合わせるのに適した、回転式装置のために設計された毛切断要素15に関する。明確さのため、ここで説明されるガード要素20は、本発明によってカバーされる多数の実施例のうちの1つにすぎず、特許請求の範囲に提供されるガード要素の基本的な定義の外側にあるこの特定のガード要素20の設計の詳細は、本発明を限定するものとして理解されるべきではなく、当業者によって独立して考慮され得る詳細は、反対の指示が明示的に与えられない限り、単一の例を参照して開示される場合であっても、不可分に相関するものとして理解されるべきではないことに更に留意されたい。同様に、以下に記載されるような毛切断要素15は、本発明によってカバーされる多数の実施例のうちの1つにすぎず、特許請求の範囲に提供される毛切断要素の基本的な定義の外側にあるこの特定の毛切断要素15の設計の詳細は、本発明を限定するものとして理解されるべきではなく、当業者によって独立して考慮され得る詳細は、反対の指示が明示的に与えられない限り、単一の例を参照して開示されるとしても、不可分に相関するものとして理解されるべきではないことに更に留意されたい。
ガード要素20は、実質的に円形の外周及び中心軸21を有する概ねカップ形状の設計であり、それによってガード要素20は、毛切断要素15をその内部に少なくとも部分的に収容するのに適している。該カップ形状の設計においては、ガード要素20は、ベース22と、ベース22から延びる環状壁23とを有する。ガード要素20は、シェービング動作中にユーザの皮膚に接触するための環状シェービングトラック30を備え、シェービングトラック30は、2つの同心円状に配置された周辺リム31、32、即ち、外側周辺リム31及び内側周辺リム32を有する。ガード要素20は、更に、ガード要素20の中心軸21に対して実質的に半径方向に、周辺リム31、32の間のシェービングトラック30の全幅に沿って延びる薄板33を有する。薄板33の間に存在する開口は、シェービングトラック30の毛入口スリット34を構成する。薄板33の側面は、毛切断要素15の毛切断端16と協働して毛を切断するのに適した切断面を構成する。
毛切断ユニット10の毛切断要素15が回転するように作動され、皮膚領域がシェービングトラック30の位置でガード要素20によって実際に接触されたときに、毛切断動作を実行することができる。毛切断ユニット10が皮膚領域上を移動するとき、皮膚領域から突出する毛は、ガード要素20の毛入口スリット34に捕捉され、毛入口スリット34を画定する薄板33の側面に存在する切断面と回転する毛切断要素15の毛切断端16との間の協働の結果として、その位置で切断されることが達成される。
上述したように、ガード要素20は、比較的小さい毛切断ユニット10に使用するのに適している。ここで、環状壁23が直線状の円筒形状を有することに鑑み、図示の例ではガード要素20の環状壁23の外径と同じであるガード要素20のベース22の直径は、約20mmの直径よりも著しく小さい。例えば、ガード要素20のベース22の直径は、9mmであっても良い。一般的に、上述の直径は、7mm乃至13mmの範囲である。
本実施例のガード要素20では、シェービングトラック30は、図5に最も良く見られるように、毛入口スリット34が半径方向内向きに先細になっている設計のものである。更に、本実施例のガード要素20では、毛入口スリット34を画定する薄板33の厚さは、図6に最も良く見られるように、半径方向外向きに増大する。毛入口スリット34の先細形状に基づいて、ガード要素20のサイズが比較的小さいにもかかわらず、ガード要素20に十分に大きな全毛入口領域が存在することが達成される。更に、毛入口スリット34は、約2.5mmの有効長さ、即ち半径方向の寸法を依然として有することができ、また、毛入口スリット34は、シェービング動作中に実際に毛を捉えるために、その長さに沿ったあらゆる位置で十分に広いことも可能である。薄板33の厚さプロファイルに基づいて、薄板33は、より外側にある半径方向位置においてより大きな厚さを有し、毛入口スリット34の比較的広い部分における皮膚ドーミングのような不利な効果が打ち消される。
図6から最も良く分かるように、シェービングトラック30の内側面35と外側面36の両方は、図6の外向き半径方向に斜め下向き配向である中心軸21に対して同様の斜め配向で、ガード要素20の中心軸21に対して円錐形状を有する。シェービングトラック30の位置におけるガード要素20の円錐特性の効果の1つは、シェービング動作中にガード要素20が皮膚領域に押し付けられたときに、ガード要素20に対する圧力の有利な分布が得られることである。
図7に示す実施例では、毛切断要素15は、5つの脚部17と、脚部17の支持構造18とを備え、脚部17の各々は、毛切断端16を含み、その結果、毛切断端16の総数も5である。毛切断ユニット10では、脚部17の各々は、ガード要素20のシェービングトラック30の内側面35に向かって延び、その結果、毛切断要素15の回転中に、毛切断端16は、その内側でシェービングトラック30上を移動する。その観点から、毛切断端16は、シェービングトラック30の内側面35に従うように、即ち、シェービングトラック30の内側面35の傾斜配向に従う配向を有するように設計されることが実際的である。
図8は、前述のガード要素20の幾つかの特別な特徴の図を提供する。図8は、ガード要素20の中心軸21の片側における、ガード要素20の長手断面の図を図式的に示す。本図は、シェービングトラック30の薄板33の厚さが、中心軸21に対して半径方向外側に向かう方向に増大するという事実の説明を提供する。また、この図は、シェービングトラック30が、その内側面35及び外側面36の両方において円錐形の外観を有し、内側面35及び外側面36が真っ直ぐな輪郭を有するという事実の説明を提供する。本発明によれば、内側面35側の中心軸21に対するシェービングトラック30の角度αは、45°乃至78°の範囲であり、より具体的には60°乃至75°の範囲であっても良い。また、外側面36側の中心軸21に対するシェービングトラック30の角度αが90°乃至120°の範囲であっても良い。
図8では、毛切断端16を有する毛切断要素15の部分輪郭が破線で示されている。ここで、毛切断端16は、ガード要素20のシェービングトラック30の内側面35の形状と相補的な形状を有するように設計されていることが示されている。この事実に基づいて、毛切断要素15は、ガード要素20において自己センタリング機能を有することが可能であり、シェービングトラック30の内側面35の傾斜配向は、この効果に寄与する。その結果、毛切断要素15用の中央軸受をガード要素20内に有する必要がなく、このことは、ガード要素20の寸法が比較的小さいためにガード要素20内部の空間が制限されること、また、施工の複雑さが低減されるという事実を考慮すると、有利である。
本発明の範囲は、前述の例に限定されず、添付の特許請求の範囲に定義される本発明の範囲から逸脱することなく、その幾つかの修正及び修正が可能であることは、当業者には明らかであろう。本発明は、特許請求の範囲又はその同等の範囲内に入る限り、斯かるすべての修正及び修正を有するものと解釈されることが意図される。本発明は、図面及び説明において詳細に図示及び説明されてきたが、斯かる図示及び説明は、例示又は例示のみであり、限定するものではないと考えられるべきである。本発明は、開示された実施例に限定されるものではない。図は模式的なものであり、本発明を理解するために必要とされない詳細は省略されており、必ずしも縮尺通りではない。
開示された実施例に対する変形は、図面、説明、及び添付の特許請求の範囲を読むことにより、特許請求された発明を実施する際に当業者によって理解され、達成されることができる。特許請求の範囲において、単語「有する(comprising)」は、他のステップ又は要素を除外せず、不定冠詞「1つの(a又はan)」は、複数を除外しない。特許請求の範囲におけるいかなる参照符号も、本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
特定の実施例のために、又は特定の実施例に関連して説明される要素及び態様は、特に断らない限り、他の実施例の要素及び態様と適切に組み合わせることができる。従って、特定の手段が相互に異なる従属請求項に記載されているという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有利に使用されることができないことを示すものではない。
本文中で使用される「有する(comprise)」及び「含む(include)」という用語は、「から成る(consist of)」という用語をカバーするものとして当業者によって理解されるであろう。従って、ある実施例に関して、「有する(comprise)」及び「含む(include)」という用語は、「から成る(consist of)」ことを意味し得るが、別の実施例においては、「少なくとも定義された種及び任意に1つ以上の他の種を「含む/持つ/備える」ことを意味し得る。
本発明の注目すべき態様は、以下のように要約することができる。少なくとも1つの毛切断端16を有する毛切断ユニット10の回転可能な毛切断要素15のためのガードとして毛切断ユニット10において使用されるように構成されるガード要素20が記載される。複数の比較的小さな毛切断ユニット10を有する本発明による毛切断器具においてガード要素20を使用することが意図され、毛切断ユニット10の数は、少なくとも19、例えば37又は61でさえある。堅固であり且つ複雑でない設計であり、皮膚の刺激を引き起こすことなく優れた毛切断結果に寄与することができる比較的小さいガード要素20を有するために、ガード要素20の環状シェービングトラック30の内側面35及び外側面36の両方が、シェービングトラック30の少なくとも毛切断部において、中心軸21に対して同様の傾斜配向で、ガード要素20の中心軸21に対して円錐形状を有するようにすることが提案される。更に、シェービングトラック30の内側面35及び外側面36の両方が直線状の輪郭を有し、内側面35の側でシェービングトラック30の中心軸21に対する角度αが、中心軸21を有するガード要素20の長手断面において見て、中心軸21の少なくとも前記シェービングトラック30の毛切断断面において45°乃至78°の範囲になるようにすることが提案される。
シェービングトラック30が、経方向に主な延在方向を持つ毛入口スリット34と、毛入口スリット34の間に延在する長細の薄板33を有すると仮定すると、毛入口スリット34の少なくとも一部が、それぞれの毛入口スリット34の長さの少なくとも主要部分に沿って径方向外向き方向にそれぞれの毛入口スリット34の幅が増大する幅分布を有し、更に薄板33の少なくとも一部が、それぞれの薄板33の厚さが、それぞれの薄板33の長さの少なくとも主要部分に沿って径方向外向き方向に増大する厚さ分布を有する場合にも、有利であり得る。

Claims (12)

  1. それぞれがガード要素と少なくとも1つの毛切断端を持つ回転可能に構成された毛切断要素とを有する少なくとも19個の毛切断ユニットを有する、毛切断器具であって、
    前記ガード要素は、前記毛切断要素のためのガードとして構成され、前記毛切断要素をカバーするよう前記毛切断ユニットにおいて配置され、
    前記ガード要素は、全体的にカップ状であり、ベースと前記ベースから延在する環状壁とを有し、前記ベースの直径は7mm乃至13mmの範囲内であり、
    前記ベースはシェービングトラックを含み、前記シェービングトラックは、
    前記ガード要素の中心軸のまわりに環状であり、
    複数の毛入口開口を備え、
    前記毛切断ユニットにおける前記毛切断要素に面する側において内側面を持ち、反対側に外側面を持ち、
    前記毛切断要素の回転の間、前記毛切断要素の前記少なくとも1つの毛切断端により追従される環状の毛切断トラックの位置において、前記毛切断ユニットにおける前記毛切断要素をカバーするように構成された、毛切断部を持つ、
    毛切断器具において、
    前記シェービングトラックの少なくとも前記毛切断部において、及び前記中心軸を含む前記ガード要素の長手断面において見て、前記中心軸のいずれかの側において、前記シェービングトラックの前記内側面及び前記外側面の両方が、
    前記中心軸に対して同様の傾斜方向を持つ、前記中心軸に対する円錐形状と、
    直線輪郭であって、前記シェービングトラックの前記内側面が、45°乃至78°の範囲内である傾斜角で、前記中心軸に対して向けられた、直線輪郭と、
    を持つことを特徴とする、毛切断器具。
  2. 前記シェービングトラックの少なくとも前記毛切断部において、前記シェービングトラックの前記内側面の傾斜角は、60°乃至75°の範囲内である、請求項1に記載の毛切断器具。
  3. 前記シェービングトラックの少なくとも前記切断部において、及び前記ガード要素の前記長手断面において見て、前記中心軸のいずれかの側において、前記シェービングトラックの前記外側面は、90°乃至120°の範囲内である傾斜角で前記中心軸に対して向けられている、請求項1に記載の毛切断器具。
  4. 前記シェービングトラックは、毛入口スリットを含み、前記毛入口スリットは、前記中心軸に対して径方向に主延在方向を持ち、前記毛入口スリット間に延在する長細の薄板を持ち、前記毛入口スリットの少なくとも幾つかは、それぞれの毛入口スリットの幅が、それぞれの毛入口スリットの長さの少なくとも主要部分に沿って径方向外側方向に増大する、幅分布を持ち、前記薄板の少なくとも幾つかは、それぞれの薄板の厚さが、それぞれ薄板の長さの少なくとも主要部分に沿って径方向外側方向に増大する厚さ分布を持つ、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の毛切断器具。
  5. それぞれの薄板の長さの少なくとも前記主要部分に沿って、各径方向位置において、それぞれの薄板の厚さは、前記毛入口スリットの幅に比例する、請求項4に記載の毛切断器具。
  6. 局所的なスリット幅と局所的な薄板の厚さとの比は、2.2と6との間である、請求項4又は5に記載の毛切断器具。
  7. それぞれの毛入口スリットは、径方向内側方向に先細である、請求項4乃至6のいずれか一項に記載の毛切断器具。
  8. それぞれの薄板は、長さの少なくとも前記主要部分に沿って、略一定の幅を持つ、請求項4乃至7のいずれか一項に記載の毛切断器具。
  9. それぞれの毛入口スリットの幅は、いずれの径方向位置においても、少なくとも250μmである、請求項4乃至8のいずれか一項に記載の毛切断器具。
  10. 前記ガード要素の前記長手断面において見て、前記毛切断要素の前記少なくとも1つの毛切断端は、前記シェービングトラックの少なくとも前記毛切断部の位置において、前記ガード要素の前記シェービングトラックの前記内側面の形状と相補的な形状を持つ、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の毛切断器具。
  11. 前記毛切断要素は、幾つかの脚部と、前記脚部を支持するための支持構造と、を有し、前記脚部のそれぞれは、前記ガード要素の前記シェービングトラックの前記内側面に向かって延在し、毛切断端を含み、前記脚部の数は3、4又は5である、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の毛切断器具。
  12. 前記毛切断器具の動作の間、或る回転速度で、前記毛切断要素の回転を実現するため、少なくとも1つの毛切断ユニットの前記毛切断要素に作用するように構成された、駆動機構を有し、これにより、毎秒315乃至535回の通過の範囲内である、前記ガード要素のそれぞれの毛入口スリットを通過する前記毛切断要素の少なくとも1つの毛切断端の周波数に帰着する、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の毛切断器具。
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