JP2022524740A - 複数のセグメントを含むエアロゾル生成物品 - Google Patents

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Abstract

一側面によるエアロゾル生成物品は、ニコチンが除去された第１エアロゾル生成物質を含有する第１セグメントと、ニコチンが含まれた第２エアロゾル生成物質を含有する第２セグメントと、を含み、第１エアロゾル生成物質は、少なくとも３０ｍｇ重量の保湿物質を含有する。

Description

本発明は、エアロゾル生成装置と共に使用するエアロゾル生成物品に係り、さらに詳細には、複数のセグメントを含むエアロゾル生成物品に関する。
最近、一般的なシガレットの短所を克服する代替方法に係わる需要が増加している。例えば、シガレットを燃焼させてエアロゾルを生成させる方法ではない、シガレット内のエアロゾル生成物質が加熱されることにより、エアロゾルが生成される方法に係わる需要が増加している。これにより、加熱式エアロゾル生成物品または加熱式エアロゾル生成装置に係わる研究が活発に進められている。
本発明が解決しようとする課題は、ニコチンを含むセグメント及びニコチンを除いたエアロゾル生成物質を含有する他のセグメントを含むエアロゾル生成物品を提供することである。技術的課題は、前述したところに限定されず、以下の例から他の技術的課題が類推されうる。
一側面によるエアロゾル生成物品は、ニコチンが除去された第１エアロゾル生成物質を含有する第１セグメント；及び前記ニコチンが含まれた第２エアロゾル生成物質を含有する第２セグメント；を含み、前記第１エアロゾル生成物質は、少なくとも３０ｍｇ重量の保湿物質を含有する。
上述したエアロゾル生成物品において、前記保湿物質は、前記第１セグメントを覆い包む少なくとも１枚のラッパ(wrapper)の外部に流出されない。
上述したエアロゾル生成物品において、前記保湿物質の重量は、前記保湿物質が含浸されたシートの重量対比で９５ｗｔ％以下である。
上述したエアロゾル生成物品において、前記第２エアロゾル生成物質に含まれた保湿物質の重量は、前記第２エアロゾル生成物質の全体重量対比で３０ｗｔ％以下である。
上述したエアロゾル生成物品において、前記第１セグメントは、高分子素材で構成されたシート(sheet)を含み、前記第１エアロゾル生成物質は、前記シートに含浸される。
上述したエアロゾル生成物品において、前記高分子素材は、紙、酢酸セルロース(cellulose acetate)、リヨセル(lyocell)、ポリ乳酸(polylactic acid)のうち、少なくとも１つを含む。
上述したエアロゾル生成物品において、前記第２エアロゾル生成物質は、刻みタバコまたは再構成タバコ物質から獲得されたニコチン、フリーベースニコチン(free base nicotine)、ニコチン塩(nicotine salt)、またはそれらの組合わせのうち、１つを含む。
上述したエアロゾル生成物品において、前記エアロゾル生成物品は、ヒータによって加熱され、前記ヒータは、前記第１セグメントの第１部分及び前記第２セグメントの第２部分を加熱する。
上述したエアロゾル生成物品において、前記第１部分の面積及び前記第２部分の面積は、互いに同一である。
上述したエアロゾル生成物品において、前記ヒータによって発生したエアロゾルは、前記第２セグメントのうち、前記第２部分を除いた残りの部分によってフィルタリングされる。
上述したエアロゾル生成物品において、前記ヒータは、少なくとも１２０℃に前記第１部分及び前記第２部分を加熱する。
上述したエアロゾル生成物品において、前記第２セグメントは、前記第１セグメントの下流側端部に隣接して配置され、前記エアロゾル生成物品は、前記第２セグメントの下流側端部に隣接して配置される少なくとも１つのセグメントをさらに含む。
エアロゾル生成物品が複数のセグメントを含み、前記セグメントは、互いに異なる成分及び含量のエアロゾル生成物質を含有する。したがって、ユーザが満足するほどの霧化量及び喫煙感が保証されうる。また、単一ヒータによってエアロゾル生成物品が加熱されても、優秀な品質のエアロゾルが生成されうる。また、ヒータによって加熱されない部分によるエアロゾルのフィルタリングによって、通常の加熱式エアロゾル生成物品と比較して、ユーザに異なる喫煙感を感じさせうる。
エアロゾル生成物品の例を示す図面である。 エアロゾル生成物品の例を示す図面である。 保湿物質の含量による第２セグメントの加熱温度を示すグラフである。 保湿物質の含量による第２セグメントの加熱温度を示すグラフである。 単一ヒータ、第１セグメント及び第２セグメントの配置例を説明するための図面である。 エアロゾルが第２セグメントの少なくとも一部によってフィルタリングされる例を説明するための図面である。
一側面によるエアロゾル生成物品は、ニコチンが除去された第１エアロゾル生成物質を含有する第１セグメント；及び前記ニコチンが含まれた第２エアロゾル生成物質を含有する第２セグメント；を含み、前記第１エアロゾル生成物質は、少なくとも３０ｍｇ重量の保湿物質を含有する。
上述したエアロゾル生成物品において、前記保湿物質は、前記第１セグメントを覆い包む少なくとも１枚のラッパ(wrapper)の外部に流出されない。
上述したエアロゾル生成物品において、前記保湿物質の重量は、前記保湿物質が含浸されたシートの重量対比で９５ｗｔ％以下である。
上述したエアロゾル生成物品において、前記第２エアロゾル生成物質に含まれた保湿物質の重量は、前記第２エアロゾル生成物質の全体重量対比で３０ｗｔ％以下である。
上述したエアロゾル生成物品において、前記第１セグメントは、高分子素材で構成されたシート(sheet)を含み、前記第１エアロゾル生成物質は、前記シートに含浸される。
上述したエアロゾル生成物品において、前記高分子素材は、紙、酢酸セルロース(cellulose acetate)、リヨセル(lyocell)、ポリ乳酸(polylactic acid)のうち、少なくとも１つを含む。
上述したエアロゾル生成物品において、前記第２エアロゾル生成物質は、刻みタバコまたは再構成タバコ物質から獲得されたニコチン、フリーベースニコチン(free base nicotine)、ニコチン塩(nicotine salt)、またはそれらの組合せのうち、１つを含む。
上述したエアロゾル生成物品において、前記エアロゾル生成物品は、ヒータによって加熱され、前記ヒータは、前記第１セグメントの第１部分及び前記第２セグメントの第２部分を加熱する。
上述したエアロゾル生成物品において、前記第１部分の面積及び前記第２部分の面積は、互いに同一である。
上述したエアロゾル生成物品において、前記ヒータによって発生したエアロゾルは、前記第２セグメントのうち、前記第２部分を除いた残りの部分によってフィルタリングされる。
上述したエアロゾル生成物品において、前記ヒータは、少なくとも１２０℃に前記第１部分及び前記第２部分を加熱する。
上述したエアロゾル生成物品において、前記第２セグメントは、前記第１セグメントの下流側端部に隣接して配置され、前記エアロゾル生成物品は、前記第２セグメントの下流側端部に隣接して配置される少なくとも１つのセグメントをさらに含む。
ここで使用された「少なくとも１つ」のような表現は、全体構成リスト(list)を修飾し、リストの個別構成を修飾しない。例えば、「ａ、ｂ及びｃのうち、少なくとも１つ」という表現は、「ａ」、「ｂ」、「ｃ」、「ａとｂ」、「ａとｃ」、「ｂとｃ」または「ａ、ｂ及びｃ」をいずれも含むと理解されねばならない。
あるエレメントまたはあるレイヤが他のエレメントまたは、他のレイヤの「上方に」、「上に」、「連結された」または「結合された」と指称されるとき、それは、他のエレメントまたは、他のレイヤに直接連結されたり、直接結合されたり、または別途の結合されたエレメントまたはレイヤが存在してもよい。対照的に、あるエレメントが他のエレメントまたはレイヤの「直ぐ上に」、「直上に」、「直接連結された」または「直接に結合された」と言及されるとき、中間に別途のエレメントが存在しないと理解されねばならない。同じ参照番号は、全体として同じ要素を指称する。
多様な実施例を説明するために使用される用語について、本発明の多様な実施例における構成要素の機能を考慮しながら可能な限り、現在広く使用される一般的な用語を選択した。但し、用語の意味は、当該技術分野で通常の知識を有する者の意図または判例、新たな技術の出現などによっても異なる。また、特定の場合は、出願人が任意に選定した用語もあり、その場合、当該発明の説明部分において、詳細にその意味を記載する。したがって、本発明で使用される用語は、単なる用語の名称ではない、その用語が有する意味と、本発明の全般にわたる内容とに基づいて定義されねばならない。
明細書全体において、ある部分がある構成要素を「含む」とするとき、それは、特別に反対となる記載がない限り、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含んでもよいということを意味する。
以下の実施例において、用語「上流」及び「下流」は、ユーザが喫煙物品を使用して空気を吸引するとき、外部からエアロゾル生成物品内部に空気が入ってくる部分が「上流」であり、エアロゾル生成物品内部から外部に空気が排出される部分が「下流」である。用語「上流」及び「下流」は、エアロゾル生成物品を構成するセグメント間の相対的な位置または方向を示すために使用された用語である。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施例について本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が理解することができ、実施可能なように詳細に説明する。しかし、本発明は、様々な互いに異なる形態に具現され、ここで説明する実施例に限定されない。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
図１Ａ及び図１Ｂは、エアロゾル生成物品の例を示す図面である。
エアロゾル生成物品１は、エアロゾル生成装置によって加熱されてエアロゾルを生成する物品である。エアロゾル生成物品１は、第１セグメント１１、第２セグメント１２、第３セグメント１３、第４セグメント１４、及びラッパ１５を含んでもよい。
第１セグメント１１は、ニコチンを含まない。また、第１セグメント１１は、ニコチンが除去されたエアロゾル生成物質を含んでもよい。例えば、第１セグメント１１は、グリセリン、プロピレングリコール、エチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール及びオレイルアルコールのうち、少なくとも１つを含むが、それらに限定されない。例えば、第１セグメント１１は、グリセリンとプロピレングリコールが約８：２の比率で混合された物質を含んでもよい。但し、上述した混合の比率に限定されない。また、第１セグメント１１は、風味剤、湿潤剤及び／または有機酸(organic acid)のような他の添加物質を含んでもよい。
また、第１セグメント１１は、メントールまたは、保湿剤などの加香液を含んでもよい。
第１セグメント１１は、巻縮されたシートを含み、エアロゾル生成物質は、巻縮されたシートに含浸された状態で第１セグメント１１に含まれる。また、風味剤、湿潤剤及び／または有機酸(organic acid)のような他の添加物質及び加香液は、巻縮されたシートに吸収された状態で第１セグメント１１に含まれる。
巻縮されたシートは、高分子素材で構成されたシートでもある。例えば、高分子素材は、紙、酢酸セルロース(cellulose acetate)、リヨセル(lyocell)、ポリ乳酸(polylactic acid)のうち、少なくとも１つを含んでもよい。例えば、巻縮されたシートは、高温に加熱されても、熱による異臭が発生しない紙シートでもある。但し、それに制限されるものではない。
第１セグメント１１の長さは、約４ｍｍ～１２ｍｍの範囲内で適切な長さが採用されるが、それに限定されない。望ましくは、第１セグメント１１の長さは、約１０ｍｍでもあるが、それに限定されない。
第２セグメント１２は、ニコチンを含んでもよい。また、第２セグメント１２は、グリセリン、プロピレングリコールのようなエアロゾル生成物質を含んでもよい。また、第２セグメント１２は、風味剤、湿潤剤及び／または有機酸(organic acid)のような他の添加物質を含んでもよい。また、第２セグメント１２には、メントールまたは、保湿剤などの加香液が、第２セグメント１２に噴射されることで添加されうる。
一例として、エアロゾル生成物質には、刻みタバコまたは再構成タバコ物質が含まれる。具体的に、エアロゾル生成物質は、ニコチンを含んでもよく、ニコチンは、タバコ葉を成形するか、再構成することで獲得されうる。他の例として、エアロゾル生成物質には、フリーベースニコチン(free base nicotine)、ニコチン塩(nicotine salt)またはそれらの組合せのうち、１つが含まれる。具体的に、ニコチンは、自然に発生するニコチンまたは合成ニコチンでもある。
例えば、第２セグメント１２は、互いに異なる種類のタバコ葉の配合物が含まれる。また、多様な処理工程を通じて前記配合物を加工することができるが、それに限定されない。
ニコチン塩は、ニコチンに有機酸または無機酸を含む適切な酸を添加することで形成されうる。ニコチン塩の形成のための酸は、血中ニコチン吸収速度、ヒータの加熱温度、香味または風味、溶解度などを考慮して適切に選択されうる。例えば、ニコチン塩の形成のための酸は、安息香酸、乳酸、サリチル酸、ラウリン酸、ソルビン酸、レブリン酸、ピルビン酸、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、バレリン酸、カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、クエン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、フェニル酢酸、酒石酸、コハク酸、フマル酸、グルコン酸、サッカリン酸、マロン酸またはリンゴ酸で構成された群から選択される単独の酸または前記群から選択される２以上の酸の混合でもあるが、それらに限定されない
２セグメント１２は、多様にも作製されうる。例えば、第２セグメント１２は、シート(sheet)状にも作製され、ストランド(strand)状にも作製される。また、第２セグメント１２は、タバコシートが細かく切られた刻みタバコにも作製される。
第２セグメント１２の長さは、約６ｍｍ～１８ｍｍの範囲内で適切な長さが採用されるが、それに限定されない。望ましくは、第２セグメント１２の長さは、約１２ｍｍでもあるが、それに限定されない。
第３セグメント１３は、エアロゾルの冷却効果を発生させうる。したがって、ユーザは、適当な温度に冷却されたエアロゾルを吸い込むことができる。
例えば、第３セグメント１３は、酢酸セルロースによって作製され、内部に中空を含む管状の構造物でもある。例えば、第３セグメント１３は、酢酸セルローストウに可塑剤（例えば、トリアセチン）を加えて作製されうる。例えば、第３セグメント１３のモノデニールは、５．０であり、トータルデニール２８,０００でもあるが、それに限定されない。
例えば、第３セグメント１３は、紙によって作製され、内部に中空を含む管状の構造物でもある。また、第３セグメント１３には、外部空気が流入されうる少なくとも１つの穴(hole)が形成されうる。
第３セグメント１３は、複数枚の紙で構成された合紙によって作製されうる。例えば、第３セグメント１３は、外紙、中間紙及び内紙で構成された合紙によって作製されるが、それに限定されない。一方、合紙を構成する内紙の内側面は、所定の物質（例えば、ポリ乳酸）によってコーティングされうる。
一方、第３セグメント１３が紙によって作製される場合、第３セグメント１３の全体厚さは、約３３０μｍ～３４０μｍの範囲内に含まれる。望ましくは、第３セグメント１３の全体厚さは、約３３３μｍでもあるが、それに制限されない。
また、第３セグメント１３が紙によって作製される場合、第３セグメント１３の全体坪量は、２３０ｇ／ｍ２～２５０ｇ／ｍ２の範囲内に含まれる。望ましくは、第３セグメント１３の全体坪量は、約２４０ｇ／ｍ２でもあるが、それに制限されない。
第３セグメント１３に含まれた中空の直径は、約４ｍｍ～８ｍｍの範囲内で適切な直径が採用されるが、それに限定されない。望ましくは、第３セグメント１３の中空の直径は、７．０ｍｍ～７．５ｍｍの範囲内で適切な直径が採用されるが、それに限定されない。第３セグメント１３の長さは、４ｍｍ～３０ｍｍの範囲内で適切な長さが採用されるが、それに限定されない。望ましくは、第３セグメント１３の長さは、約１２ｍｍでもあるが、それに限定されない。
第３セグメント１３は、上述した例に限定されず、エアロゾルが冷却される機能を遂行可能であれば、制限なしに利用することができる。
第４セグメント１４は、酢酸セルローストウに可塑剤（例えば、トリアセチン）を加えて作製されうる。第４セグメント１４の長さは、４ｍｍ～３０ｍｍの範囲内で適切な長さが採用されるが、それに限定されない。望ましくは、第４セグメント１３の長さは、約１４ｍｍでもあるが、それに限定されない。
第４セグメント１４は、香味が発生するようにも作製される。一例として、第４セグメント１４に加香液が噴射され、また加香液が塗布された別途の繊維が第４セグメント１４の内部に挿入されうる。
また、第４セグメント１４には、少なくとも１つのカプセルが含まれる。ここで、カプセルは、香味を発生させる機能を遂行し、エアロゾルを発生させる機能を遂行することができる。例えば、カプセルは、香料を含む液体を被膜で覆い包む構造でもある。カプセルは、球状または円筒状の形状を有することができるが、それに制限されない。
エアロゾル生成物品１は、複数のラッパ１５によっても包装される。ラッパ１５には、外部空気が流入されるか、内部気体が流出される少なくとも１つの穴(hole)が形成されうる。
例えば、図１Ａに図示されたように、第１ラッパ１５１によって第１セグメント１１が包装され、第２ラッパ１５２によって第２セグメント１２が包装され、第３ラッパ１５３によって第３セグメント１３が包装され、第４ラッパ１５４によって第４セグメント１４が包装される。そして、第６ラッパ１５６によってエアロゾル生成物品１全体が再包装されうる。
または、図１Ｂに図示されたように、第１ラッパ１５１によって第１セグメント１１が包装され、第２ラッパ１５２によって第２セグメント１２が包装され、第３ラッパ１５３によって第３セグメント１３が包装され、第４ラッパ１５４によって第４セグメント１４が包装されうる。そして、第６ラッパ１５６によってエアロゾル生成物品１全体が再包装されうる。そして、第５ラッパ１５５によって第３セグメント１３の一部及び第４セグメント１４が再包装されうる。
第１ラッパ１５１は、一般のフィルタ巻紙にアルミ箔のような金属箔が結合されたものでもある。例えば、第１ラッパ１５１の全体厚さは、約４０μｍ～８０μｍの範囲内に含まれる。望ましくは、第１ラッパ１５１の全体厚さは、約６４μｍでもあるが、それに限定されない。また、第１ラッパ１５１の金属箔の厚さは、約１０μｍ～３０μｍの範囲内に含まれる。望ましくは、第１ラッパ１５１の金属箔の厚さは、約２０μｍでもあるが、それに限定されない。
一方、第１ラッパ１５１の全体坪量は、約８０ｇ／ｍ２～９０ｇ／ｍ２の範囲内に含まれる。望ましくは、第１ラッパ１５１の全体坪量は、約８９ｇ／ｍ２でもあるが、それに限定されない。また、第１ラッパ１５１の金属箔の坪量は、約５０ｇ／ｍ２～６０ｇ／ｍ２の範囲内に含まれる。望ましくは、第１ラッパ１５１の金属箔の坪量は、約５４ｇ／ｍ２でもあるが、それに限定されない。
第２ラッパ１５２は、一般のフィルタ巻紙にアルミ箔のような金属箔が結合されたものでもある。一方、第１ラッパ１５１は、第２ラッパ１５２と厚さ及び／または坪量が互いに異なってもいる。
例えば、第２ラッパ１５２の厚さは、約８０μｍ～１１０μｍの範囲内に含まれる。望ましくは、第２ラッパ１５２の全体厚さは、約１０８μｍでもあるが、それに限定されない。また、第２ラッパ１５２の金属箔の厚さは、約１０μｍ～３０μｍの範囲内に含まれる。望ましくは、第２ラッパ１５２の金属箔の厚さは、約２０μｍでもあるが、それに限定されない。
また、第２ラッパ１５２の全体坪量は、約１２０ｇ／ｍ２～１３０ｇ／ｍ２の範囲内に含まれる。望ましくは、第２ラッパ１５２の全体坪量は、約１２４ｇ／ｍ２でもあるが、それに限定されない。また、第２ラッパ１５２の金属箔の坪量は、約５０ｇ／ｍ２～６０ｇ／ｍ２の範囲内に含まれる。望ましくは、第２ラッパ１５２の金属箔の坪量は、約５４ｇ／ｍ２でもあるが、それに限定されない。
一方、エアロゾル生成物品１は、第３ラッパ１５３を含まない。例えば、第３セグメント１３が紙によって作製された中空を含む構造物である場合、第３セグメント１３は、第３ラッパ１５３なしに第６ラッパ１５６によっても包装される。
第４ラッパ１５４は、耐油性を有する巻紙によって作製されうる。例えば、第４ラッパ１５４の厚さは、約９０μｍ～１１０μｍの範囲内に含まれる。望ましくは、第４ラッパ１５４の厚さは、約１００μｍでもあるが、それに限定されない。また、第４ラッパ１５４の坪量は、約７０ｇ／ｍ２～８０ｇ／ｍ２の範囲内に含まれる。望ましくは、第４ラッパ１５４の坪量は、約７５ｇ／ｍ２でもあるが、それに限定されない。
第５ラッパ１５５は、一般のフィルタ巻紙によって作製されうる。例えば、第５ラッパ１５５の厚さは、約４０μｍ～５０μｍの範囲内に含まれる。望ましくは、第５ラッパ１５５の厚さは、約４４μｍでもあるが、それに限定されない。また、第５ラッパ１５５の坪量は、約３６ｇ／ｍ２～４０ｇ／ｍ２の範囲内に含まれる。望ましくは、第５ラッパ１５６の坪量は、約３８ｇ／ｍ２でもあるが、それに限定されない。
第６ラッパ１５６は、滅菌紙（ＭＦＷ）によって作製されうる。例えば、第６ラッパ１５６の坪量は、約４５ｇ／ｍ２～５５ｇ／ｍ２の範囲内に含まれる。望ましくは、第６ラッパ１５６の坪量は、約５０ｇ／ｍ２でもあるが、それに限定されない。また、第６ラッパ１５６の厚さは、約５５μｍ～６５μｍの範囲内に含まれる。望ましくは、第６ラッパ１５６の厚さは、約６１μｍでもあるが、それに限定されない。
エアロゾル生成物品１において第１セグメント１１は、ニコチンが除去されたエアロゾル生成物質を含み、第２セグメント１２は、ニコチンが含まれたエアロゾル生成物質を含有する。第１セグメント１１に含まれたエアロゾル生成物質の成分及び含量と、第２セグメント１２に含まれたエアロゾル生成物質の成分及び含量とが同一ではない。したがって、ユーザが満足できるほどの喫煙感を感じさせるためには、第１セグメント１１と第２セグメント１２は、互いに異なる温度に加熱される必要がある。例えば、第１セグメント１１に適した温度に第２セグメント１２が加熱される場合、ユーザが焦げ味を感じる。または、第２セグメント１２に適した温度に第１セグメント１１が加熱される場合、十分なエアロゾルが発生しない。
一例として、第１セグメント１１と第２セグメント１２は、互いに異なるヒータによって互いに異なる温度に加熱されうる。例えば、第１セグメント１１がヒータによってＡ℃に加熱されて十分な量のエアロゾルが生成され、第２セグメント１２が他のヒータによってＢ℃に加熱されて適量のニコチンが揮発されるならば、ユーザが満足するほどの喫煙感を感じさせることができる。
他の例として、第１セグメント１１と第２セグメント１２は、単一ヒータによって加熱されうる。その場合、第１セグメント１１と第２セグメント１２は、互いに異なる温度に加熱され難い。したがって、第１セグメント１１と第２セグメント１２とが１つのヒータによって加熱されても、第１セグメント１１及び第２セグメント１２がそれぞれ適切な温度に昇温されるように、ラッパ１５のうち、少なくとも１つは、熱伝導性ラッパを含んでもよい。第１セグメント１１と第２セグメント１２とが単一ヒータによって加熱される例は、図３及び図４を参照して後述する。
図１Ａ及び図１Ｂを参照して上述したように、第１セグメント１１及び第２セグメント１２は、エアロゾル生成物質を含んでもよく、エアロゾル生成物質には、保湿物質が含まれる。例えば、保湿物質には、グリセリン、プロピレングリコールまたはそれらの組合せが含まれるが、それに限定されない。グリセリンとプロピレングリコールとが組合されて保湿物質を構成する場合、グリセリン：プロピレングリコール＝８：２の比率で組合されうる。しかし、組合せの比率は、上述した例に限定されない。
第１セグメント１１に含まれた保湿物質は、エアロゾルの生成に関与する。すなわち、第１セグメント１１に含まれた保湿物質の重量によって、エアロゾル生成物品１の全体霧化量が決定されうる。一方、第２セグメント１２に含まれた保湿物質は、エアロゾル生成物品１の喫味感に供与する。すなわち、第２セグメント１２に含まれたニコチンと保湿物質によって、エアロゾル生成物品１の喫味感が決定されうる。
エアロゾル生成物品１から十分な霧化量が発生するためには、第１セグメント１１には、十分な量の保湿物質が含まれなければならない。特に、第１セグメント１１には、第２セグメント１２よりも多量の保湿物質が含まれる。しかし、第１セグメント１１に過度な保湿物質が含まれる場合、エアロゾル生成物品１の外部に保湿物質が流出されうる。これは、エアロゾル生成物品１の外観上望ましくない。
一方、第２セグメント１２に多量の保湿物質が含まれる場合、ユーザが感じる喫煙感に否定的な影響が発生してしまう。例えば、第２セグメント１２に含まれる保湿物質の量が増加するほど、保湿物質の気化に必要な熱量も増加する。したがって、第２セグメント１２に含まれたニコチン及び他のエアロゾル生成物質の気化量が減少し、これにより、ユーザの喫煙感が減少する結果が招かれる。
したがって、エアロゾル生成物品１の外観の変化を阻止し、ユーザの喫煙満足感を高めるためには、第１セグメント１１に含まれた保湿物質と第２セグメント１２に含まれた保湿物質の重量を適切に調節することが重要である。
特に、一実施例による第１セグメント１１には、十分な霧化量を保証し、エアロゾル生成物品１の外観の変化を阻止することができる量の保湿物質が含まれる。例えば、第１セグメント１１に含まれた保湿物質の重量は、少なくとも３０ｍｇである。または、第１セグメント１１に含まれた保湿物質の重量は、少なくとも４０ｍｇである。または、第１セグメント１１に含まれた保湿物質の重量は、少なくとも５０ｍｇである。または、第１セグメント１１に含まれた保湿物質の重量は、少なくとも６０ｍｇである。または、第１セグメント１１に含まれた保湿物質の重量は、保湿物質が含浸されたシートの重量対比で９５ｗｔ％以下である。または、第１セグメント１１に含まれた保湿物質の重量は、保湿物質が含浸されたシートの重量対比で８５ｗｔ％以下である。または、第１セグメント１１に含まれた保湿物質の重量は、保湿物質が含浸されたシートの重量対比で７５ｗｔ％以下である。
第１セグメント１１に含まれた保湿物質の最適化された量を決定するために、以下の実験を進めた。下記実験では、紙で構成されたシートに保湿物質が含浸され、シートの重さは、９８ｍｇに設定した。また、保湿物質は、グリセリン：プロピレングリコール＝８：２の比率で混合されていると設定した。実験結果のうち、一部は、下記表１に記載された通りである。
Figure 2022524740000002
表１には、第１セグメント１１に含まれた保湿物質の重量（単位：ｍｇ）別に、エアロゾルに含まれた成分の重量（単位：ｍｇ）を分析した結果が記載されている。ここで、エアロゾルは、所定回数のパフによって、エアロゾル生成物品１の外部に吐出されるエアロゾルの和を意味する。表１を参照すれば、第１セグメント１１内の保湿物質の含量によって、エアロゾル内のTPM(total particulate matter)の含量が大きく異なることが確認される。特に、エアロゾル内のＰＧ（プロピレングリコール）、Ｇｌｙ．（グリセリン）及び水分の含量が異なるが、エアロゾル内のニコチンの含量は大きく差がないことが確認される。すなわち、第１セグメント１１内の保湿物質の含量が一定量以上である場合、第２セグメント１２内のニコチンがエアロゾル生成物品１の外部に吐出されることには影響が少ないという事実が分かる。一方、エアロゾル内にＴＰＭが約４０ｍｇ以上である場合、表１に記載されたニコチンの含量と類似した結果が確認された。また、第１エアロゾル生成物品１１内の保湿物質の含量が約３０ｍｇである場合、エアロゾル内にＴＰＭが約４０ｍｇ含まれることが確認された。すなわち、第１セグメント１１内の保湿物質が約４０ｍｇ以上である場合、十分な霧化量が保証されながら、適切なニコチン移行量が確保されうるということが確認された。
一方、第１セグメント１１に含まれた保湿物質の最適化された量を決定するために、他の実験を進めた。実験の条件は、表１を参考にして、上述した実験と同一である。実験結果の一部は、下記表２に記載された通りである。
Figure 2022524740000003
表２には、保湿物質が含浸されたシートの重量に対する保湿物質の重量の比率によって、エアロゾル生成物品１の外部に保湿物質が流出されるか否かを分析した結果が記載されている。ここで、流出は、第１セグメントを覆い包む少なくとも１枚のラッパの表面に物質が染み出ることを意味する。表２を参照すれば、保湿物質が含浸されたシートの重量に対する保湿物質の重量の比率が９７．５ｗｔ％である場合、保湿物質の流出が確認された。また、比率が９０．０ｗｔ％以下である場合、保湿物質が流出されていないと確認された。すなわち、保湿物質が含浸されたシートの重量に対する保湿物質の重量の比率が約９５ｗｔ％以下である場合、保湿物質の流出されないということが確認された。
また、一実施例による第２セグメント１２にも保湿物質が含まれ、保湿物質の量は、ユーザの喫煙感を最大化するための最適の量に決定される。例えば、第２セグメント１２に含まれた保湿物質の重量は、第２セグメント１２に含まれたエアロゾル生成物質の全体重量対比で３０ｗｔ％以下でもある。または、第２セグメント１２に含まれた保湿物質の重量は、第２セグメント１２に含まれたエアロゾル生成物質の全体重量対比で２５ｗｔ％以下である。または、第２セグメント１２に含まれた保湿物質の重量は、第２セグメント１２に含まれたエアロゾル生成物質の全体重量対比で２０ｗｔ％以下でもある。または、第２セグメント１２に含まれた保湿物質の重量は、第２セグメント１２に含まれたエアロゾル生成物質の全体重量対比で１５ｗｔ％以下でもある。
以下、図２Ａ及び図２Ｂを参照して、第２セグメント１２に含まれた保湿物質の含量の例を説明する。
図２Ａ及び図２Ｂは、保湿物質の含量による第２セグメントの加熱温度を示すグラフである。
図２Ａ及び図２Ｂには、第２セグメント１２で保湿物質の含量が３ｗｔ％である場合（Ａ）、１０ｗｔ％である場合（Ｂ）、及び２５ｗｔ％である場合（Ｃ）に、第２セグメント１２の加熱時間と温度との関係を示すグラフが図示されている。
図２Ａに図示されたグラフによって、第２セグメント１２に含まれたエアロゾル生成物質の全体重量、及び第２セグメント１２の加熱時、特定温度（１００℃、１５０℃）に到逹するまでの所要時間をまとめれば、下記表３の通りである。
Figure 2022524740000004
また、図２Ｂに図示されたグラフによって、第２セグメント１２に含まれたエアロゾル生成物質の全体重量及び第２セグメント１２の加熱時、特定温度（１００℃、１５０℃）に到逹するまでの所要時間をまとめれば、下記表４の通りである。
Figure 2022524740000005
表３の区分Ｂ、Ｃと表４の区分Ｂ、Ｃとを比較すれば、保湿物質の比率が同一であっても、第２セグメント１２に含まれたエアロゾル生成物質の全体重量が減少する場合、第２セグメント１２の昇温速度が速いことが確認される。すなわち、第２セグメント１２に含まれたエアロゾル生成物質の全体重量を調節することにより、第２セグメント１２の昇温速度を調節可能であるということが確認された。また、第２セグメント１２に含まれた保湿物質の重量が、第２セグメント１２に含まれたエアロゾル生成物質の全体重量対比で約３０ｗｔ％以下である場合、第２セグメント１２の昇温速度が適切であると確認された。
また、第１セグメント１１と第２セグメント１２は、単一ヒータによって加熱されうる。すなわち、単一ヒータが第１セグメント１１の少なくとも一部と、第２セグメント１２の少なくとも一部にわたって配置されうる。以下、図２Ｂを参照して、単一ヒータが第１セグメント１１と第２セグメント１２にわたって配置された例を説明する。
図３は、単一ヒータ、第１セグメント及び第２セグメントの配置例を説明するための図面である。
エアロゾル生成物品１は、ニコチン及びタバコ味の移送だけではなく、豊富な量のエアロゾルを生成するために、互いに異なる組成の物質を含有する第１セグメント１１及び第２セグメント１２を含んでもよい。例えば、第１セグメント１１は、豊富な量のエアロゾルを生成するために、ニコチンが除去されたエアロゾル生成物質のみを含んでもよい。また、第２セグメント１２は、タバコ味の移送のために、エアロゾル生成物質だけではなく、ニコチンを含んでもよい。また、保湿物質が多く含まれるほど、多量のエアロゾルが発生するので、第１セグメント１１は、第２セグメント１２よりも多量の保湿物質を含んでもよい。
一実施例による第１セグメント１１及び第２セグメント１２は、単一ヒータ４１０によって加熱されうる。例えば、単一ヒータ４１０が第１セグメント１１の第１部分ｄ１及び第２セグメントの第２部分ｄ２を加熱することができる。この際、第１部分ｄ１及び第２部分ｄ２の面積は、互いに同一でもある。
図３には、単一ヒータ４１０の断面が図示されており、単一ヒータ４１０は、第１セグメント１１と第２セグメント１２との周囲を取り囲むように配置されうる。したがって、第１部分ｄ１及び第２部分ｄ２の長さが同一である場合、単一ヒータ４１０によって取り囲まれる第１セグメント１１の面積と第２セグメント１２の面積は同一である。
一方、単一ヒータ４１０は、第１セグメント１１及び第２セグメント１２と直接接触してもよく、単一ヒータ４１０が異なる構成を通じて第１セグメント１１及び第２セグメント１２と間接的に接触してもよい。例えば、単一ヒータ４１０は、熱伝導性ラッパまたは熱伝導性管を通じて第１セグメント１１または第２セグメント１２と間接的に接触してもよく、熱伝導性ラッパまたは熱伝導性管を介した間接加熱方式によって第１セグメント１１と第２セグメント１２との加熱温度差が具現されうる。一方、単一ヒータ４１０の加熱温度が約１２０℃以上である場合、ユーザの喫煙感が充足されるということが確認された。
第２セグメント１２のうち、加熱されていない部分は、エアロゾルをフィルタリングする機能を遂行する。すなわち、単一ヒータ４１０によって発生したエアロゾルは、第２セグメント１２のうち、第２部分ｄ２を除いた残りの部分によってフィルタリングされうる。以下、図４を参照して、エアロゾルがフィルタリングされる例を説明する。
図４は、エアロゾルが第２セグメントの少なくとも一部によってフィルタリングされる例を説明するための図面である。
図４には、エアロゾル生成物品１の一例が図示されている。特に、第２セグメント１２は、ヒータによって加熱される部分１２１と、加熱されない部分１２２に区分されうる。
第１セグメント１１の少なくとも一部及び第２セグメント１２の少なくとも一部１２１がヒータによって加熱されることにより、エアロゾルが生成される。この際、生成されたエアロゾルは、エアロゾル生成物品１の下流に沿って移動し、最終的にユーザに伝達される。この際、生成されたエアロゾルが第２セグメント１２のうち、加熱されない部分１２２を通過することにより、一部物質がフィルタリングされうる。ここで、フィルタリングは、エアロゾルに含まれた成分が一部ろ過されるだけではなく、エアロゾルに他の成分がさらに含まれるということを意味する。
すなわち、加熱されない部分１２２は、エアロゾル内の成分の変化を引き起こす。例えば、エアロゾルが加熱されない部分１２２を通過することにより、エアロゾル内の一部成分がろ過され、加熱されない部分１２２に含まれた一部成分がエアロゾル内にさらに含まれうる。したがって、エアロゾル生成物品１の外部に吐出されるエアロゾルは、最初に生成されたエアロゾルの成分と異なってもいる。したがって、第２セグメント１２がいずれも加熱されることと比較するとき、ユーザは、他の喫煙感を感じることができる。
本実施例に係わる技術分野で通常の知識を有する者は、前記記載の実施例から外れない範囲で変形された形態として具現可能であるということを理解できるであろう。したがって、開示された実施例は、限定的な観点ではなく、説明的な観点で考慮されねばならない。本発明の範囲は、前述した説明ではなく、請求範囲に示されており、それらの全ての修正、置換及び均等物は、本発明に含まれたと解釈されねばならない。

Claims (12)

  1. エアロゾル生成物品において、
    ニコチンが除去された第１エアロゾル生成物質を含有する第１セグメントと、
    前記ニコチンが含まれた第２エアロゾル生成物質を含有する第２セグメントと、
    を含み、
    前記第１エアロゾル生成物質は、少なくとも３０ｍｇ重量の第１保湿物質を含む、
    エアロゾル生成物品。
  2. 前記第１保湿物質は、前記第１セグメントを覆い包む少なくとも１枚のラッパ(wrapper)の外部に流出されない、請求項１に記載のエアロゾル生成物品。
  3. 前記第１保湿物質の重量は、前記第１保湿物質が含浸されたシートの重量対比で９５ｗｔ％以下である、請求項１に記載のエアロゾル生成物品。
  4. 前記第２エアロゾル生成物質は、第２保湿物質を含み、前記第２エアロゾル生成物質に含まれた第２保湿物質の重量は、前記第２エアロゾル生成物質の全体重量対比で３０ｗｔ％以下である、請求項１に記載のエアロゾル生成物品。
  5. 前記第１セグメントは、高分子素材で構成されたシート(sheet)を含み、
    前記第１エアロゾル生成物質は、前記シートに含浸される、
    請求項１に記載のエアロゾル生成物品。
  6. 前記高分子素材は、紙、酢酸セルロース(cellulose acetate)、リヨセル(lyocell)、ポリ乳酸(polylactic acid)のうち、少なくとも１つを含む、請求項５に記載のエアロゾル生成物品。
  7. 前記第２エアロゾル生成物質は、刻みタバコまたは再構成タバコ物質から獲得されたニコチン、フリーベースニコチン(free base nicotine)、ニコチン塩(nicotine salt)またはそれらの組合せのうち、少なくとも１つを含む、請求項１に記載のエアロゾル生成物品。
  8. 前記エアロゾル生成物品は、ヒータによって加熱され、
    前記ヒータは、前記第１セグメントの第１部分及び前記第２セグメントの第２部分を加熱する、
    請求項１に記載のエアロゾル生成物品。
  9. 前記第１部分の面積及び前記第２部分の面積は、互いに同一である、請求項８に記載のエアロゾル生成物品。
  10. 前記ヒータによって発生したエアロゾルは、前記第２セグメントのうち、前記第２部分を除いた残りの部分によってフィルタリングされる、請求項８に記載のエアロゾル生成物品。
  11. 前記ヒータは、少なくとも１２０℃に前記第１部分及び前記第２部分を加熱する、請求項８に記載のエアロゾル生成物品。
  12. 前記第２セグメントは、前記第１セグメントの下流側端部に隣接して配置され、
    前記エアロゾル生成物品は、前記第２セグメントの下流側端部に隣接して配置される少なくとも１つのセグメントをさらに含む、
    請求項１に記載のエアロゾル生成物品。
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