JP2022521980A - イントラ予測のためのイントラモードコーディングを使用するエンコーダ、デコーダ、および対応する方法 - Google Patents
イントラ予測のためのイントラモードコーディングを使用するエンコーダ、デコーダ、および対応する方法 Download PDFInfo
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Abstract
Description
本特許出願は、2019年2月25日に出願した米国特許仮出願第62/810,323号の優先権を主張するものである。上述の特許出願の開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
現在のブロックの左の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得するステップ、
現在のブロックの上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得するステップ、
現在のブロックのためのイントラ予測モードの最確モード(MPM)リストを(取得するステップの結果に基づいて)構築するステップであって、MPMリストが、以下の通り、イントラ予測モードの少なくとも5つのエントリを含み、つまり、
少なくとも第1の条件が満たされるとき、{ang, 2 + ( ( ang + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( ang - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( ang + 60 ) % 64 ), 2 + ( ( ang ) % 64 )}を含み、第1の条件が、左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードが同じ角度モードであることを含み、angが、左の近隣のブロックのイントラ予測モードまたは上の近隣のブロックのイントラ予測モードを表す、ステップを含む、方法が提供される。言い換えると、angは、左の近隣のブロックのイントラ予測モードまたは上の近隣のブロックのイントラ予測モードを表す値またはインデックスである。angの範囲は、{2-66}であってもよい。
少なくとも第1の条件が満たされるとき、{ang, 2 + ( ( ang + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( ang - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( ang + 60 ) % 64 ), 2 + ( ( ang ) % 64 )}を含み、第1の条件が、左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードの一方のみが角度モードであることを含み、angが、角度モードを表す、ステップを含む、方法によって提供されうる。言い換えると、angは、角度モードを表す値またはインデックスである。angの範囲は、{2-66}であってもよい。第1の条件は、左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードの他方が角度モードでないことを含んでもよい。
現在のブロックの左の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得するステップ、
現在のブロックの上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得するステップ、
少なくとも第1の条件が満たされるとき、現在のブロックのためのイントラ予測モードの最確モード(MPM)リストを(取得するステップの結果に基づいて)構築するステップであって、第1の条件が、左の近隣のブロックのイントラ予測モードと上の近隣のブロックのイントラ予測モードとの両方が角度モードであることを含み、MPMリストが、以下の通り、イントラ予測モードの少なくとも5つのエントリを含む、つまり、
a) maxAB - minABが1に等しいとき、{above_mode, left_mode, 2 + ( ( minAB + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( maxAB - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( minAB + 60 ) % 64 )}を含むか、または
b) maxAB - minABが2に等しいとき、{above_mode, left_mode, 2 + ( ( minAB - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( minAB + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( maxAB - 1 ) % 64 )}を含むか、または
c) maxAB - minABが61を超えているとき、{above_mode, left_mode, 2 + ( ( minAB - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( maxAB + 61 ) % 64 ), 2 + ( minAB % 64 )}を含むか、または
d) それ以外の場合、{above_mode, left_mode, 2 + ( ( minAB + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( minAB - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( maxAB + 61 ) % 64 )}を含み、
above_modeが、上の近隣のブロックのイントラ予測モードを表し、left_modeが、左の近隣のブロックのイントラ予測モードを表し、minABが、above_modeとleft_modeとの間の最小のイントラ予測モードを表し、maxABが、above_modeとleft_modeとの間の最大のイントラ予測モードを表す、ステップを含む、方法によって提供されうる。
現在のブロックの左の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得するステップ、
現在のブロックの上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得するステップ、
現在のブロックのためのイントラ予測モードの最確モード(MPM)リストを構築するステップであって、MPMリストが、イントラ予測モードの少なくとも5つのエントリを含み、少なくとも第1の条件が満たされるとき、少なくとも5つのエントリのうちの4つが、VER_IDX、HOR_IDX、VER_IDX - 4、およびVER_ID + 4によって与えられ、第1の条件が、左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードのどちらも角度モードでないことを含み、VER_IDXが、垂直イントラ予測モードのインデックスを表し、HOR_IDXが、水平イントラ予測モードのインデックスを表す、ステップを含む、方法が提供される。
プロセッサに結合され、プロセッサによって実行するためのプログラミングを記憶する非一時的コンピュータ可読ストレージ媒体とを含み、プログラミングが、プロセッサによって実行されるときに、上述の実施形態のいずれかに係る方法を実行するようにエンコーダまたはデコーダを構成するデコーダまたはエンコーダが提供される。
現在のブロックの左の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得し、現在のブロックの上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得するように構成された予測モードユニット、
現在のブロックのためのイントラ予測モードの最確モード(MPM)リストを(予測モードユニットからの入力に基づいて)構築するように構成された最確モードユニットであって、MPMリストが、以下の通り、イントラ予測モードの少なくとも5つのエントリを含み、つまり、
少なくとも第1の条件が満たされるとき、{ang, 2 + ( ( ang + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( ang - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( ang + 60 ) % 64 ), 2 + ( ( ang ) % 64 )}を含み、第1の条件が、左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードが同じ角度モードであることを含み、angが、左の近隣のブロックのイントラ予測モードまたは上の近隣のブロックのイントラ予測モードを表す、最確モードユニットを含む、デバイスが提供される。言い換えると、angは、左の近隣のブロックのイントラ予測モードまたは上の近隣のブロックのイントラ予測モードを表す値またはインデックスである。angの範囲は、{2-66}であってもよい。
現在のブロックの左の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得し、現在のブロックの上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得するように構成された予測モードユニット、
現在のブロックのためのイントラ予測モードの最確モード(MPM)リストを(予測モードユニットからの入力に基づいて)構築するように構成された最確モードユニットであって、MPMリストが、以下の通り、イントラ予測モードの少なくとも5つのエントリを含み、つまり、
少なくとも第1の条件が満たされるとき、{ang, 2 + ( ( ang + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( ang - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( ang + 60 ) % 64 ), 2 + ( ( ang ) % 64 )}を含み、第1の条件が、左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードの一方のみが角度モードであることを含み、angが、角度モードを表す、最確モードユニットを含む、デバイスが提供される。言い換えると、angは、角度モードを表す値またはインデックスである。angの範囲は、{2-66}であってもよい。
現在のブロックの左の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得し、現在のブロックの上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得するように構成された予測モードユニット、
少なくとも第1の条件が満たされるとき、現在のブロックのためのイントラ予測モードの最確モード(MPM)リストを(予測モードユニットからの入力に基づいて)構築するように構成された最確モードユニットであって、第1の条件が、左の近隣のブロックのイントラ予測モードと上の近隣のブロックのイントラ予測モードとの両方が角度モードであることを含み、MPMリストが、以下の通り、イントラ予測モードの少なくとも5つのエントリを含む、つまり、
a) maxAB - minABが1に等しいとき、{above_mode, left_mode, 2 + ( ( minAB + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( maxAB - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( minAB + 60 ) % 64 )}を含むか、または
b) maxAB - minABが2に等しいとき、{above_mode, left_mode, 2 + ( ( minAB - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( minAB + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( maxAB - 1 ) % 64 )}を含むか、または
c) maxAB - minABが61を超えているとき、{above_mode, left_mode, 2 + ( ( minAB - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( maxAB + 61 ) % 64 ), 2 + ( minAB % 64 )}を含むか、または
d) それ以外の場合、{above_mode, left_mode, 2 + ( ( minAB + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( minAB - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( maxAB + 61 ) % 64 )}を含み、
above_modeが、上の近隣のブロックのイントラ予測モードを表し、left_modeが、左の近隣のブロックのイントラ予測モードを表し、minABが、above_modeとleft_modeとの間の最小のイントラ予測モードを表し、maxABが、above_modeとleft_modeとの間の最大のイントラ予測モードを表す、最確モードユニットを含む、デバイスが提供される。
現在のブロックの左の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得し、現在のブロックの上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得するように構成された予測モードユニット(1101)、
現在のブロックのためのイントラ予測モードの最確モード(MPM)リストを構築するように構成された最確モードユニット(1102)であって、MPMリストが、イントラ予測の少なくとも5つのエントリを含み、少なくとも第1の条件が満たされるとき、少なくとも5つのエントリのうちの4つが、VER_IDX、HOR_IDX、VER_IDX - 4、およびVER_ID + 4によって与えられ、第1の条件が、左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードのどちらも角度モードでないことを含み、VER_IDXが、垂直イントラ予測モードのインデックスを表し、HOR_IDXが、水平イントラ予測モードのインデックスを表す、最確モードユニット(1102)を含む、画像エンコーダおよび/または画像復号において使用するためのデバイス(1100)が提供される。
x % y 法(modulus)。x >= 0およびy > 0である整数xおよびyに関してのみ定義されるx割るyの余り。
図2は、本出願の技術を実装するように構成される例示的なビデオエンコーダ20の概略的なブロック図を示す。図2の例において、ビデオエンコーダ20は、入力201(または入力インターフェース201)、残差計算ユニット204、変換処理ユニット206、量子化ユニット208、逆量子化ユニット210、逆変換処理ユニット212、再構築ユニット214、ループフィルタユニット220、復号ピクチャバッファ(DPB: decoded picture buffer)230、モード選択ユニット260、エントロピー符号化ユニット270、および出力272(または出力インターフェース272)を含む。モード選択ユニット260は、インター予測ユニット244、イントラ予測ユニット254、および区分けユニット262を含んでもよい。インター予測ユニット244は、動き推定ユニットおよび動き補償ユニット(図示せず)を含んでもよい。図2に示されたビデオエンコーダ20は、ハイブリッドビデオエンコーダまたはハイブリッドビデオコーデックによるビデオエンコーダとも呼ばれてもよい。
エンコーダ20は、たとえば、入力201を介してピクチャ17(またはピクチャデータ17)、たとえば、ビデオまたはビデオシーケンスを形成するピクチャのシーケンスのピクチャを受け取るように構成されてもよい。受け取られたピクチャまたはピクチャデータはまた、前処理されたピクチャ19(または前処理されたピクチャデータ19)であってもよい。簡単にするために、以下の説明は、ピクチャ17に言及する。ピクチャ17は、(詳細には、ビデオコーディングにおいて、現在のピクチャをその他のピクチャ、たとえば、同じビデオシーケンス、つまり、現在のピクチャも含むビデオシーケンスの既に符号化されたおよび/または復号されたピクチャと区別するために)現在のピクチャまたはコーディングされるピクチャとも呼ばれてもよい。
残差計算ユニット204は、たとえば、サンプル毎に(ピクセル毎に)ピクチャブロック203のサンプル値から予測ブロック265のサンプル値を差し引いてサンプル領域において残差ブロック205を取得することによって、ピクチャブロック203および予測ブロック265(予測ブロック265についてのさらなる詳細は後で与えられる)に基づいて残差ブロック205(残差205とも呼ばれる)を計算するように構成されてもよい。
変換処理ユニット206は、残差ブロック205のサンプル値に対して変換、たとえば、離散コサイン変換(DCT)または離散サイン変換(DST)を適用して変換領域において変換係数207を取得するように構成されてもよい。変換係数207は、変換残差係数とも呼ばれ、変換領域において残差ブロック205を表現してもよい。
量子化ユニット208は、たとえば、スカラー量子化またはベクトル量子化を適用することによって変換係数207を量子化して量子化された係数209を取得するように構成されてもよい。量子化された係数209は、量子化された変換係数209または量子化された残差係数209とも呼ばれてもよい。
逆量子化ユニット210は、たとえば、量子化ユニット208と同じ量子化ステップサイズに基づいてまたはそれを使用して、量子化ユニット208により適用された量子化方式の逆を適用することによって、量子化された係数に量子化ユニット208の逆量子化を適用して量子化解除された係数211を取得するように構成される。量子化解除された係数211は、量子化解除された残差係数211とも呼ばれ、--量子化による損失が原因で概して変換係数と同一ではないが--変換係数207に対応してもよい。
逆変換処理ユニット212は、変換処理ユニット206によって適用された変換の逆変換、たとえば、逆離散コサイン変換(DCT)または逆離散サイン変換(DST)またはその他の逆変換を適用してサンプル領域において再構築された残差ブロック213(または対応する量子化解除された係数213)を取得するように構成される。再構築された残差ブロック213は、変換ブロック(transform block)213とも呼ばれてもよい。
再構築ユニット214(たとえば、加算器または合算器214)は、たとえば、再構築された残差ブロック213のサンプル値と予測ブロック265のサンプル値とを--サンプル毎に--足すことによって予測ブロック265に変換ブロック213(すなわち、再構築された残差ブロック213)を足してサンプル領域において再構築されたブロック215を取得するように構成される。
ループフィルタユニット220(または短く「ループフィルタ」220)は、再構築されたブロック215をフィルタリングしてフィルタリングされたブロック221を取得する、または概して、再構築されたサンプルをフィルタリングしてフィルタリングされたサンプルを取得するように構成される。ループフィルタユニットは、たとえば、ピクセルの遷移を平滑化するかまたはそれ以外の方法でビデオの品質を改善するように構成される。ループフィルタユニット220は、デブロッキングフィルタ、サンプル適応オフセット(SAO: sample-adaptive offset)フィルタ、または1つ以上のその他のフィルタ、たとえば、バイラテラルフィルタ、適応ループフィルタ(ALF: adaptive loop filter)、鮮鋭化、平滑化フィルタ、もしくは共同フィルタ(collaborative filter)、もしくはこれらの任意の組み合わせなどの1つ以上のループフィルタを含んでもよい。ループフィルタユニット220は図2にループ内フィルタであるものとして示されるが、その他の構成において、ループフィルタユニット220は、ループ後フィルタとして実装されてもよい。フィルタリングされたブロック221は、フィルタリングされた再構築されたブロック221とも呼ばれてもよい。
復号ピクチャバッファ(DPB)230は、ビデオエンコーダ20によってビデオデータを符号化するための参照ピクチャまたは概して参照ピクチャデータを記憶するメモリであってもよい。DPB230は、同期DRAM(SDRAM)を含むダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、磁気抵抗RAM(MRAM)、抵抗変化型RAM(RRAM: resistive RAM)、またはその他の種類のメモリデバイスなどの様々なメモリデバイスのいずれかによって形成されてもよい。復号ピクチャバッファ(DPB)230は、1つ以上のフィルタリングされたブロック221を記憶するように構成されてもよい。復号ピクチャバッファ230は、同じ現在のピクチャまたは異なるピクチャ、たとえば、既に再構築されたピクチャのその他の既にフィルタリングされたブロック、たとえば、既に再構築され、フィルタリングされたブロック221を記憶するようにさらに構成されてもよく、たとえば、インター予測のために、完全な既に再構築された、つまり、復号されたピクチャ(および対応する参照ブロックおよびサンプル)ならびに/または部分的に再構築された現在のピクチャ(および対応する参照ブロックおよびサンプル)を提供してもよい。復号ピクチャバッファ(DPB)230は、たとえば、再構築されたブロック215がループフィルタユニット220によってフィルタリングされない場合、1つ以上のフィルタリングされていない再構築されたブロック215もしくは概してフィルタリングされていない再構築されたサンプルを記憶し、または再構築されたブロックもしくはサンプルの任意のその他のさらに処理されたバージョンを記憶するようにも構成されてもよい。
モード選択ユニット260は、区分けユニット262、インター予測ユニット244、およびイントラ予測ユニット254を含み、元のピクチャデータ、たとえば、元のブロック203(現在のピクチャ17の現在のブロック203)と、再構築されたピクチャデータ、たとえば、同じ(現在の)ピクチャの、および/またはたとえば復号ピクチャバッファ230もしくはその他のバッファ(たとえば、図示されていないラインバッファ)からの1つ以上の既に復号されたピクチャからのフィルタリングされたおよび/またはフィルタリングされていない再構築されたサンプルまたはブロックとを受け取るかまたは取得するように構成される。再構築されたピクチャデータは、予測ブロック265または予測子(predictor)265を取得するための予測、たとえば、インター予測またはイントラ予測のための参照ピクチャデータとして使用される。
区分けユニット262は、現在のブロック203をより小さな区画、たとえば、正方形または長方形のサイズのより小さなブロックに区分け(または分割)してもよい。これらのより小さなブロック(下位ブロックとも呼ばれてもよい)は、より一層小さな区画にさらに区分けされてもよい。これは、木区分けまたは階層的木区分けとも呼ばれ、たとえば、ルートツリーレベル0(階層レベル0、深さ0)のルートブロックが、再帰的に区分けされ、たとえば、次に低いツリーレベルの2つ以上のブロック、たとえば、ツリーレベル1(階層レベル1、深さ1)のノードに区分けされてもよく、これらのブロックが、次に低いレベル、たとえば、ツリーレベル2(階層レベル2、深さ2)の2つ以上のブロックに再び区分けされてもよく、たとえば、終了基準が満たされる、たとえば、最大のツリーの深さまたは最小のブロックサイズが達せられるので区分けが終了されるまで以下同様である。さらに区分けされないブロックは、木の葉ブロックまたは葉ノードとも呼ばれる。2つの区画への区分けを使用する木は、二分木(BT)と呼ばれ、3つの区画への区分けを使用する木は、三分木(TT)と呼ばれ、4つの区画への区分けを使用する木は、四分木(QT)と呼ばれる。
1組のイントラ予測モードは、たとえばHEVCにおいて定義された35個の異なるイントラ予測モード、たとえば、DC(もしくは平均)モードおよび平面モードのような非方向性モード、または方向性モードを含んでもよく、あるいはたとえばVVCのために定義された67個の異なるイントラ予測モード、たとえば、DC(もしくは平均)モードおよび平面モードのような非方向性モード、または方向性モードを含んでもよい。
1組の(または可能な)インター予測モードは、利用可能な参照ピクチャ(つまり、たとえば、DBP230に記憶された前の少なくとも部分的に復号されたピクチャ)ならびにその他のインター予測パラメータ、たとえば、最もよく一致する参照ブロックを探索するために参照ピクチャ全体が使用されるのかもしくは参照ピクチャの一部のみ、たとえば、現在のブロックのエリアの周りの探索窓(search window)エリアのみが使用されるか、ならびに/またはたとえば、ピクセル補間、たとえば、半/セミペル(half/semi-pel)および/もしくは4分の1ペル補間が適用されるか否かに依存する。
エントロピー符号化ユニット270は、たとえば、ビデオデコーダ30がパラメータを受信し、復号のために使用してもよいように、たとえば、符号化されたビットストリーム21の形態で出力272を介して出力されうる符号化されたピクチャデータ21を得るために、量子化された係数209、インター予測パラメータ、イントラ予測パラメータ、ループフィルタパラメータ、および/またはその他のシンタックス要素に対して、たとえば、エントロピー符号化アルゴリズムもしくは方式(たとえば、可変長コーディング(VLC: variable length coding)方式、コンテキスト適応VLC方式(CAVLC: context adaptive VLC)、算術コーディング方式、2値化、コンテキスト適応2値算術コーディング(CABAC: context adaptive binary arithmetic coding)、シンタックスに基づくコンテキスト適応2値算術コーディング(SBAC: syntax-based context-adaptive binary arithmetic coding)、確率間隔区分エントロピー(PIPE: probability interval partitioning entropy)コーディング、もしくは別のエントロピー符号化方法もしくは技術)またはバイパス(bypass)(非圧縮)を適用するように構成される。符号化されたビットストリーム21は、ビデオデコーダ30に送信されるか、または後の送信またはビデオデコーダ30による取り出しのためにメモリに記憶されてもよい。
図3は、本出願の技術を実装するように構成されるビデオデコーダ30の例を示す。ビデオデコーダ30は、復号されたピクチャ331を取得するために、たとえば、エンコーダ20によって符号化された符号化されたピクチャデータ21(たとえば、符号化されたビットストリーム21)を受信するように構成される。符号化されたピクチャデータまたはビットストリームは、符号化されたピクチャデータ、たとえば、符号化されたビデオスライス(および/またはタイルグループもしくはタイル)のピクチャブロックならびに関連するシンタックス要素を表すデータを復号するための情報を含む。
エントロピー復号ユニット304は、ビットストリーム21(または概して符号化されたピクチャデータ21)を解析し、たとえば、符号化されたピクチャデータ21にエントロピー復号を実行して、たとえば、量子化された係数309ならびに/あるいは復号されたコーディングパラメータ(図3に示さず)、たとえば、インター予測パラメータ(たとえば、参照ピクチャインデックスおよび動きベクトル)、イントラ予測パラメータ(たとえば、イントラ予測モードもしくはインデックス)、変換パラメータ、量子化パラメータ、ループフィルタパラメータ、および/またはその他のシンタックス要素のいずれかまたはすべてを取得するように構成される。エントロピー復号ユニット304は、エンコーダ20のエントロピー符号化ユニット270に関連して説明された符号化方式に対応する復号アルゴリズムまたは方式を適用するように構成されてもよい。エントロピー復号ユニット304は、インター予測パラメータ、イントラ予測パラメータ、および/またはその他のシンタックス要素をモード適用ユニット360に提供し、その他のパラメータをデコーダ30のその他のユニットに提供するようにさらに構成されてもよい。ビデオデコーダ30は、ビデオスライスのレベルおよび/またはビデオブロックのレベルでシンタックス要素を受信してもよい。スライスおよびそれぞれのシンタックス要素に加えて、またはスライスおよびそれぞれのシンタックス要素の代替として、タイルグループおよび/またはタイルならびにそれぞれのシンタックス要素が、受信されるおよび/または使用されてもよい。
逆量子化ユニット310は、(たとえば、エントロピー復号ユニット304によって、たとえば、解析および/または復号することによって)符号化されたピクチャデータ21から量子化パラメータ(QP)(または概して逆量子化に関連する情報)および量子化された係数を受け取り、復号された量子化された係数309に対して量子化パラメータに基づいて逆量子化を適用して、変換係数311とも呼ばれてもよい量子化解除された係数311を取得するように構成されてもよい。逆量子化プロセスは、量子化の度合いと、同様に、適用されるべき逆量子化の度合いとを決定するために、ビデオスライス(またはタイルまたはタイルグループ)内の各ビデオブロックに関してビデオエンコーダ20によって決定された量子化パラメータを使用することを含んでもよい。
逆変換処理ユニット312は、変換係数311とも呼ばれる量子化解除された係数311を受け取り、サンプル領域において再構築された残差ブロック213を取得するために、量子化解除された係数311に変換を適用するように構成されてもよい。再構築された残差ブロック213は、変換ブロック313とも呼ばれてもよい。変換は、逆変換、たとえば、逆DCT、逆DST、逆整数変換、または概念的に同様の逆変換プロセスであってもよい。逆変換処理ユニット312は、量子化解除された係数311に適用される変換を決定するために、(たとえば、エントロピー復号ユニット304によって、たとえば、解析および/または復号することによって)符号化されたピクチャデータ21から変換パラメータまたは対応する情報を受け取るようにさらに構成されてもよい。
再構築ユニット314(たとえば、加算器または合算器314)は、たとえば、再構築された残差ブロック313のサンプル値と予測ブロック365のサンプル値とを足すことによって予測ブロック365に再構築された残差ブロック313を足してサンプル領域において再構築されたブロック315を取得するように構成されてもよい。
(コーディングループ内かまたはコーディングループの後かのいずれかの)ループフィルタユニット320は、たとえば、ピクセルの遷移を平滑化するかまたはそれ以外の方法でビデオの品質を改善するために再構築されたブロック315をフィルタリングしてフィルタリングされたブロック321を取得するように構成される。ループフィルタユニット320は、デブロッキングフィルタ、サンプル適応オフセット(SAO)フィルタ、または1つ以上のその他のフィルタ、たとえば、バイラテラルフィルタ、適応ループフィルタ(ALF)、鮮鋭化、平滑化フィルタ、もしくは共同フィルタ、もしくはこれらの任意の組み合わせなどの1つ以上のループフィルタを含んでもよい。ループフィルタユニット320は図3にループ内フィルタであるものとして示されるが、その他の構成において、ループフィルタユニット320は、ループ後フィルタとして実装されてもよい。
次いで、ピクチャの復号されたビデオブロック321は、その他のピクチャに関するその後の動き補償のための参照ピクチャとしておよび/またはディスプレイ上にそれぞれ出力するために復号されたピクチャ331を記憶する復号ピクチャバッファ330に記憶される。
インター予測ユニット344は、インター予測ユニット244と(詳細には、動き補償ユニットと)同一であってもよく、イントラ予測ユニット354は、インター予測ユニット254と機能的に同一であってもよく、(たとえば、エントロピー復号ユニット304によって、たとえば、解析および/または復号することによって)復号されたピクチャデータ21から受け取られた区分けおよび/または予測パラメータまたはそれぞれの情報に基づいて分割または区分けの判断および予測を実行する。モード適用ユニット360は、予測ブロック365を得るために、(フィルタリングされたまたはフィルタリングされていない)再構築されたピクチャ、ブロック、またはそれぞれのサンプルに基づいてブロック毎に予測(イントラまたはインター予測)を実行するように構成されてもよい。
ux = ( mvx+2bitDepth ) % 2bitDepth (1)
mvx = ( ux >= 2bitDepth-1 ) ? (ux - 2bitDepth ) : ux (2)
uy = ( mvy+2bitDepth ) % 2bitDepth (3)
mvy = ( uy >= 2bitDepth-1 ) ? (uy - 2bitDepth ) : uy (4)
式中、mvxは、画像ブロックまたは下位ブロックの動きベクトルの水平成分であり、mvyは、画像ブロックまたは下位ブロックの動きベクトルの垂直成分であり、uxおよびuyは、中間値を示す。
ux= ( mvpx + mvdx +2bitDepth ) % 2bitDepth (5)
mvx = ( ux >= 2bitDepth-1 ) ? (ux - 2bitDepth ) : ux (6)
uy= ( mvpy + mvdy +2bitDepth ) % 2bitDepth (7)
mvy = ( uy >= 2bitDepth-1 ) ? (uy - 2bitDepth ) : uy (8)
vx = Clip3(-2bitDepth-1, 2bitDepth-1 -1, vx)
vy = Clip3(-2bitDepth-1, 2bitDepth-1 -1, vy)
式中、vxは、画像ブロックまたは下位ブロックの動きベクトルの水平成分であり、vyは、画像ブロックまたは下位ブロックの動きベクトルの垂直成分であり、x、y、およびzは、MVのクリッピングプロセスの3つの入力値にそれぞれ対応し、関数Clip3の定義は、以下の通りである。
現在のVTM 4.0においては、6-MPM(最確モード)リストが、イントラモードコーディングのために構築される。MPMリストは、現在のブロックのイントラ予測モードをコーディングするために必要とされるビットを削減するために導入される。6-MPMリストは、現在のブロックの近隣のブロックのイントラ予測モードに基づいて構築される。現在のブロックのイントラ予測モードがMPMリストに入るとき、実際のモードではなくインデックスがコーディングされ、これはより少ないビットを使用しうる。現在のブロックのイントラ予測モードがMPMリストに入らないとき、トランケーテッドバイナライゼーション(truncated binarization)が、現在のブロックのイントラ予測モードをコーディングするために使用される。MPMリストは、現在のブロックのイントラモードの良好な予測を提供する。
VTM 4.0においては、多参照ライン(MRL)コーディングツールが、現在のブロックのサンプルを予測するために複数の近隣のラインのうちの1つを使用しうる。MRLラインインデックスの値が0に等しい(つまり、図6に示されるように、最も近い近隣の参照ラインが使用される)とき、平面およびDCを含む通常の6MPMリストが、使用される。MRLラインインデックスの値が0に等しくないときは、平面(つまり、値0)およびDC(つまり、値1)を除いた6-MPMリストが、使用される。
下位区画内(ISP)コーディングモードは、VTM 4.0(JVET-M0102)において新たに採用されたツールである。ルマのイントラ予測されるブロックは、表1に示されるように、ブロックサイズの大きさに応じて垂直方向または水平方向に2つまたは4つの下位区画に分割される。図7および図8は、2つの可能性の例を示す。すべての下位区画は、少なくとも16サンプルを有するという条件を満たす。
現在のブロックのイントラモードがMPMリスト内にあるか否かを示すために、フラグ(すなわち、MPMフラグ)が使用される。MPMフラグが真(つまり、値1)であるとき、次いで、イントラ予測モードが、MPMインデックスを使用して決定されうる。MPMインデックスは、MPMリストの長さが6であるとき、下の表に示されるようにトランケーテッドユーナリ符号(truncated unary code)を使用してコーディングされる。MPMフラグが真でないとき、現在のブロックのイントラモードは、MPMリスト内になく、モードは、トランケーテッドバイナリ符号(truncated binary code)を使用してコーディングされる。
本発明の一実施形態(非角度性ブランチ(non-angular branch)、H)によれば、
・ステップ1: 図9に従って左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得する。近隣のブロックのイントラ予測モードが利用可能でない(たとえば、近隣のブロックがピクチャの境界の外にあるかまたは近隣のブロックがインターコーディングされる)場合、近隣のブロックのイントラ予測モードは、平面として設定される。左の近隣のイントラ予測モードは、left_modeと表記され、上の近隣のブロックのイントラ予測モードは、above_modeと表記される。
・ステップ2: 近隣のブロックのイントラ予測モードが角度モードであるか否かを決定する。
・ステップ3: 現在のブロックがISPモードによってコーディングされるか否かを決定する。
・ステップ4: 現在のブロックがISPモードを適用される場合、現在のブロックの分割モードを決定する。
・ステップ5: 以下の条件(箇条書きの項目)のすべてが真であると評価される場合、
・left_modeが角度モードでなく、above_modeが角度モードでない。
・現在のブロックがISPモードによってコーディングされる。
・現在のブロックの分割モードが水平方向である。
以下のようにイントラ予測モードのN個のエントリを含むイントラ予測モードのリストが、構築される(たとえば、Nは6に等しく、第1のエントリがMPM[0]に対応し、第2のエントリがMPM[1]に対応し、以下同様である)。
MPM[0]: 平面
MPM[1]: DC
MPM[2]: 水平
MPM[3]: 25
MPM[4]: 10
MPM[5]: 65
・ステップ1: 図9に従って左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得する。近隣のブロックのイントラ予測モードが利用可能でない(たとえば、近隣のブロックがピクチャの境界の外にあるかまたは近隣のブロックがインターコーディングされる)場合、近隣のブロックのイントラ予測モードは、平面として設定される。左の近隣のイントラ予測モードは、left_modeと表記され、上の近隣のブロックのイントラ予測モードは、above_modeと表記される。
・ステップ2: 近隣のブロックのイントラ予測モードが角度モードであるか否かを決定する。
・ステップ3: 現在のブロックがISPモードによってコーディングされるか否かを決定する。
・ステップ4: 現在のブロックがISPモードを適用される場合、現在のブロックの分割モードを決定する。
・ステップ5: 以下の条件(箇条書きの項目)のすべてが真であると評価される場合、
・left_modeが角度モードでなく、above_modeが角度モードでない。
・現在のブロックがISPモードによってコーディングされる。
・現在のブロックの分割モードが垂直方向である。
以下のようにイントラ予測モードのN個のエントリを含むイントラ予測モードのリストが、構築される(たとえば、Nは6に等しく、第1のエントリがMPM[0]に対応し、第2のエントリがMPM[1]に対応し、以下同様である)。
MPM[0]: 平面
MPM[1]: DC
MPM[2]: 垂直
MPM[3]: 43
MPM[4]: 60
MPM[5]: 3
・ステップ1: 図9に従って左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得する。近隣のブロックのイントラ予測モードが利用可能でない(たとえば、近隣のブロックがピクチャの境界の外にあるかまたは近隣のブロックがインターコーディングされる)場合、近隣のブロックのイントラ予測モードは、平面として設定される。左の近隣のイントラ予測モードは、left_modeと表記され、上の近隣のブロックのイントラ予測モードは、above_modeと表記される。
・ステップ2: 近隣のブロックのイントラ予測モードが角度モードであるか否かを決定する。
・ステップ3: 現在のブロックがISPモードによってコーディングされるか否かを決定する。
・ステップ4: 以下の条件(箇条書きの項目)のすべてが真であると評価される場合、
・left_modeおよびabove_modeの一方が角度モードであり、他方が非角度モードである。
・現在のブロックがISPモードによってコーディングされる。以下のようにイントラ予測モードのN個のエントリを含むイントラ予測モードのリストが、構築される(たとえば、Nは6に等しく、第1のエントリがMPM[0]に対応し、第2のエントリがMPM[1]に対応し、以下同様である)。
角度モードをangとして定義し、以下のようにして取得する。
left_modeが角度モードである場合、ang = 左のモード
それ以外の場合(上のモードが角度モード)、ang = 上のモード
MPM[0]: 平面
MPM[1]: ang
MPM[2]: 2 + ( ( ang + 61 ) % 64 )
MPM[3]: 2 + ( ( ang - 1 ) % 64 )
MPM[4]: 2 + ( ( ang + 60 ) % 64 )
MPM[5]: 2 + ( ( ang ) % 64 )
・ステップ6: (MPMインデックスと表記される)インデックスおよび構築されたリストのエントリに従って現在のブロックを予測する。
・ステップ1: 図9に従って左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得する。近隣のブロックのイントラ予測モードが利用可能でない(たとえば、近隣のブロックがピクチャの境界の外にあるかまたは近隣のブロックがインターコーディングされる)場合、近隣のブロックのイントラ予測モードは、平面として設定される。左の近隣のイントラ予測モードは、left_modeと表記され、上の近隣のブロックのイントラ予測モードは、above_modeと表記される。
・ステップ2: 近隣のブロックのイントラ予測モードが角度モードであるか否かを決定する。
・ステップ3: 現在のブロックがISPモードによってコーディングされるか否かを決定する。
・ステップ4: 以下の条件(箇条書きの項目)のすべてが真であると評価される場合、
・left_modeおよびabove_modeが両方とも角度モードであり、それらの角度モードが同じである。
・現在のブロックがISPモードによってコーディングされる。
以下のようにイントラ予測モードのN個のエントリを含むイントラ予測モードのリストが、構築される(たとえば、Nは6に等しく、第1のエントリがMPM[0]に対応し、第2のエントリがMPM[1]に対応し、以下同様である)。
MPM[0]: 平面
MPM[1]: left_mode
MPM[2]: 2 + ( ( left_mode + 61 ) % 64 )
MPM[3]: 2 + ( ( left_mode - 1 ) % 64 )
MPM[4]: 2 + ( ( left_mode + 60 ) % 64 )
MPM[5]: 2 + ( ( left_mode ) % 64 )
・ステップ6: (MPMインデックスと表記される)インデックスおよび構築されたリストのエントリに従って現在のブロックを予測する。
・ステップ1: 図9に従って左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得する。近隣のブロックのイントラ予測モードが利用可能でない(たとえば、近隣のブロックがピクチャの境界の外にあるかまたは近隣のブロックがインターコーディングされる)場合、近隣のブロックのイントラ予測モードは、平面として設定される。左の近隣のイントラ予測モードは、left_modeと表記され、上の近隣のブロックのイントラ予測モードは、above_modeと表記される。
・ステップ2: 近隣のブロックのイントラ予測モードが角度モードであるか否かを決定する。
・ステップ3: 現在のブロックがISPモードによってコーディングされるか否かを決定する。
・ステップ4: 以下の条件(箇条書きの項目)のすべてが真であると評価される場合、
・left_modeおよびabove_modeが2つの異なる角度モードである。
・現在のブロックがISPモードによってコーディングされる。
以下のようにイントラ予測モードのN個のエントリを含むイントラ予測モードのリストが、構築される(たとえば、Nは6に等しく、第1のエントリがMPM[0]に対応し、第2のエントリがMPM[1]に対応し、以下同様である)。
MPM[0]: 平面
MPM[1]: above_mode
MPM[2]: left_mode
- 変数minABおよびmaxABが、以下のように導出される。
minAB = Min(above_mode, left_mode)
maxAB = Max(above_mode, left_mode)
- maxAB - minABが1に等しい場合、以下が適用される。
MPM[3] = 2 + ( ( minAB + 61 ) % 64 ) (8-30)
MPM[4] = 2 + ( ( maxAB - 1 ) % 64 ) (8-31)
MPM[5] = 2 + ( ( minAB + 60 ) % 64 ) (8-32)
- そうでなく、maxAB - minABが2に等しい場合、以下が適用される。
MPM[3] = 2 + ( ( minAB - 1 ) % 64 ) (8-34)
MPM[4] = 2 + ( ( minAB + 61 ) % 64 ) (8-35)
MPM[5] = 2 + ( ( maxAB - 1 ) % 64 ) (8-36)
- そうでなく、maxAB - minABが61を超えている場合、以下が適用される。
MPM[3] = 2 + ( ( minAB - 1 ) % 64 ) (8-38)
MPM[4] = 2 + ( ( maxAB + 61 ) % 64 ) (8-39)
MPM[5] = 2 + ( minAB % 64 ) (8-40)
- それ以外の場合、以下が適用される。
MPM[3] = 2 + ( ( minAB + 61 ) % 64 ) (8-42)
MPM[4] = 2 + ( ( minAB - 1 ) % 64 ) (8-43)
MPM[5] = 2 + ( ( maxAB + 61 ) % 64 ) (8-44)
・ステップ6: (MPMインデックスと表記される)インデックスおよび構築されたリストのエントリに従って現在のブロックを予測する。
本発明の一実施形態(非角度性ブランチ)によれば、
・ステップ1: 図9に従って左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得する。近隣のブロックのイントラ予測モードが利用可能でない(たとえば、近隣のブロックがピクチャの境界の外にあるかまたは近隣のブロックがインターコーディングされる)場合、近隣のブロックのイントラ予測モードは、平面として設定される。左の近隣のブロックのイントラ予測モードは、left_modeと表記され、上の近隣のブロックのイントラ予測モードは、above_modeと表記される。
・ステップ2: 近隣のブロックのイントラ予測モードが角度モードであるか否かを決定する。
・ステップ3: 現在のブロックがISPモードによってコーディングされるか否かを決定する。
・ステップ4: および以下の条件(箇条書きの項目)のすべてが真であると評価される場合、
・left_modeが角度モードでなく、above_modeが角度モードでない。
・現在のブロックがISPモードを適用されない。
以下のようにイントラ予測モードのN個のエントリを含むイントラ予測モードのリストが、構築される(たとえば、Nは6に等しく、第1のエントリがMPM[0]に対応し、第2のエントリがMPM[1]に対応し、以下同様である)。
MPM[0]: left_mode
MPM[1]: 左のモードがDCモードである場合、次いで、このエントリは平面モードであり、左のモードが平面モードである場合、次いで、このエントリはDCモードである。
MPM[2]: VER_IDX(つまり、たとえば、値50)
MPM[3]: HOR_IDX(つまり、たとえば、値18)
MPM[4]: VER_IDX - 4(つまり、たとえば、値46)
MPM[5]: VER_IDX + 4(つまり、たとえば、値54)
なお、VER_IDXは、垂直イントラ予測モードのインデックスを表し、HOR_IDXは、水平イントラ予測モードのインデックスを表す。
・ステップ1: 図9に従って左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得する。近隣のブロックのイントラ予測モードが利用可能でない(たとえば、近隣のブロックがピクチャの境界の外にあるかまたは近隣のブロックがインターコーディングされる)場合、近隣のブロックのイントラ予測モードは、平面として設定される。左の近隣のイントラ予測モードは、left_modeと表記され、上の近隣のブロックのイントラ予測モードは、above_modeと表記される。
・ステップ2: 近隣のブロックのイントラ予測モードが角度モードであるか否かを決定する。
・ステップ3: 現在のブロックがISPモードによってコーディングされるか否かを決定する。
・ステップ4: および以下の条件(箇条書きの項目)のすべてが真であると評価される場合、
・left_modeおよびabove_modeの一方が角度モードであり、他方が非角度モードである。
・現在のブロックがISPモードを適用されない。
以下のようにイントラ予測モードのN個のエントリを含むイントラ予測モードのリストが、構築される(たとえば、Nは6に等しく、第1のエントリがMPM[0]に対応し、第2のエントリがMPM[1]に対応し、以下同様である)。
角度モードをmaxABとして定義し、以下のようにして取得する。
left_modeが角度モードである場合、maxAB = 左のモード
それ以外の場合(上のモードが角度モード)、maxAB = 上のモード
MPM[0]: 平面
MPM[1]: maxABモード
MPM[2]: DC
MPM[3]: 2 + ( ( maxAB + 61 ) % 64 )
MPM[4]: 2 + ( ( maxAB - 1 ) % 64 )
MPM[5]: 2 + ( ( maxAB + 60 ) % 64 )
・ステップ6: (MPMインデックスと表記される)インデックスおよび構築されたリストのエントリに従って現在のブロックを予測する。
・ステップ1: 図9に従って左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得する。近隣のブロックのイントラ予測モードが利用可能でない(たとえば、近隣のブロックがピクチャの境界の外にあるかまたは近隣のブロックがインターコーディングされる)場合、近隣のブロックのイントラ予測モードは、平面として設定される。左の近隣のイントラ予測モードは、left_modeと表記され、上の近隣のブロックのイントラ予測モードは、above_modeと表記される。
・ステップ2: 近隣のブロックのイントラ予測モードが角度モードであるか否かを決定する。
・ステップ3: 現在のブロックがISPモードによってコーディングされるか否かを決定する。
・ステップ4: 以下の条件(箇条書きの項目)のすべてが真であると評価される場合、
・left_modeおよびabove_modeが両方とも角度モードであり、それらの角度モードが同じである。
・現在のブロックがISPモードを適用されない。
以下のようにイントラ予測モードのN個のエントリを含むイントラ予測モードのリストが、構築される(たとえば、Nは6に等しく、第1のエントリがMPM[0]に対応し、第2のエントリがMPM[1]に対応し、以下同様である)。
角度モードをangとして定義し、以下のようにして取得する。
MPM[0]: 左のモード
MPM[1]: 平面
MPM[2]: DC
MPM[3]: 2 + ( ( 左のモード + 61 ) % 64 )
MPM[4]: 2 + ( ( 左のモード - 1 ) % 64 )
MPM[5]: 2 + ( ( 左のモード + 60 ) % 64 )
・ステップ6: (MPMインデックスと表記される)インデックスおよび構築されたリストのエントリに従って現在のブロックを予測する。
・ステップ1: 図9に従って左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得する。近隣のブロックのイントラ予測モードが利用可能でない(たとえば、近隣のブロックがピクチャの境界の外にあるかまたは近隣のブロックがインターコーディングされる)場合、近隣のブロックのイントラ予測モードは、平面として設定される。左の近隣のイントラ予測モードは、left_modeと表記され、上の近隣のブロックのイントラ予測モードは、above_modeと表記される。
・ステップ2: 近隣のブロックのイントラ予測モードが角度モードであるか否かを決定する。
・ステップ3: 現在のブロックがISPモードによってコーディングされるか否かを決定する。
・ステップ4: 以下の条件(箇条書きの項目)のすべてが真であると評価される場合、
・left_modeおよびabove_modeが2つの異なる角度モードである。
・現在のブロックがISPモードを適用されない。
以下のようにイントラ予測モードのN個のエントリを含むイントラ予測モードのリストが、構築される(たとえば、Nは6に等しく、第1のエントリがMPM[0]に対応し、第2のエントリがMPM[1]に対応し、以下同様である)。
MPM[0]: left_mode
MPM[1]: 平面
MPM[2]: above_mode
MPM[3]: DC
- 変数minABおよびmaxABが、以下のように導出される。
minAB = Min(above_mode, left_mode)
maxAB = Max(above_mode, left_mode)
- maxAB - minABが2および62を含んで2から62までの範囲内にある場合、以下が適用される。
candModeList[ 4 ] = 2 + ( ( maxAB + 61 ) % 64 ) (8-26)
candModeList[ 5 ] = 2 + ( ( maxAB - 1 ) % 64 ) (8-27)
- それ以外の場合、以下が適用される。
candModeList[ 4 ] = 2 + ( ( maxAB + 60 ) % 64 ) (8-28)
candModeList[ 5 ] = 2 + ( ( maxAB ) % 64 ) (8-29)
・ステップ6: (MPMインデックスと表記される)インデックスおよび構築されたリストのエントリに従って現在のブロックを予測する。
本発明の一実施形態(非角度性ブランチ、H)によれば、
・ステップ1: 図9に従って左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得する。近隣のブロックのイントラ予測モードが利用可能でない(たとえば、近隣のブロックがピクチャの境界の外にあるかまたは近隣のブロックがインターコーディングされる)場合、近隣のブロックのイントラ予測モードは、平面として設定される。左の近隣のイントラ予測モードは、left_modeと表記され、上の近隣のブロックのイントラ予測モードは、above_modeと表記される。
・ステップ2: 近隣のブロックのイントラ予測モードが角度モードであるか否かを決定する。
・ステップ3: 現在のブロックがISPモードによってコーディングされるか否かを決定する。
・ステップ4: 現在のブロックがISPモードを適用される場合、現在のブロックの分割モードを決定する。
・ステップ5: 以下の条件(箇条書きの項目)のすべてが真であると評価される場合、
・left_modeが角度モードでなく、above_modeが角度モードでない。
・現在のブロックがISPモードを適用され、分割モードが水平方向である。
以下のようにイントラ予測モードのN個のエントリを含むイントラ予測モードのリストが、構築される(たとえば、Nは6に等しく、第1のエントリがMPM[0]に対応し、第2のエントリがMPM[1]に対応し、以下同様である)。
MPM[0]: 平面
MPM[1]: 水平
MPM[2]: 垂直モード
MPM[3]: 25
MPM[4]: 10
MPM[5]: 65
・ステップ1: 図9に従って左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得する。近隣のブロックのイントラ予測モードが利用可能でない(たとえば、近隣のブロックがピクチャの境界の外にあるかまたは近隣のブロックがインターコーディングされる)場合、近隣のブロックのイントラ予測モードは、平面として設定される。左の近隣のイントラ予測モードは、left_modeと表記され、上の近隣のブロックのイントラ予測モードは、above_modeと表記される。
・ステップ2: 近隣のブロックのイントラ予測モードが角度モードであるか否かを決定する。
・ステップ3: 現在のブロックがISPモードによってコーディングされるか否かを決定する。
・ステップ4: 現在のブロックがISPモードを適用される場合、現在のブロックの分割モードを決定する。
・ステップ5: 以下の条件(箇条書きの項目)のすべてが真であると評価される場合、
・left_modeが角度モードでなく、above_modeが角度モードでない。
・現在のブロックがISPモードを適用されないか、または現在のブロックがISPモードを適用され、分割モードが垂直方向である。
以下のようにイントラ予測モードのN個のエントリを含むイントラ予測モードのリストが、構築される(たとえば、Nは6に等しく、第1のエントリがMPM[0]に対応し、第2のエントリがMPM[1]に対応し、以下同様である)。
MPM[0]: 平面
MPM[1]: 垂直
MPM[2]: 水平
MPM[3]: 43
MPM[4]: 60
MPM[5]: 3
・ステップ1: 図9に従って左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得する。近隣のブロックのイントラ予測モードが利用可能でない(たとえば、近隣のブロックがピクチャの境界の外にあるかまたは近隣のブロックがインターコーディングされる)場合、近隣のブロックのイントラ予測モードは、平面として設定される。左の近隣のイントラ予測モードは、left_modeと表記され、上の近隣のブロックのイントラ予測モードは、above_modeと表記される。
・ステップ2: 近隣のブロックのイントラ予測モードが角度モードであるか否かを決定する。
・ステップ3: 以下の条件(箇条書きの項目)のすべてが真であると評価される場合、
・left_modeおよびabove_modeの一方が角度モードであり、他方が非角度モードである。
以下のようにイントラ予測モードのN個のエントリを含むイントラ予測モードのリストが、構築される(たとえば、Nは6に等しく、第1のエントリがMPM[0]に対応し、第2のエントリがMPM[1]に対応し、以下同様である)。
角度モードをangとして定義し、以下のようにして取得する。
left_modeが角度モードである場合、ang = 左のモード
それ以外の場合(上のモードが角度モード)、ang = 上のモード
MPM[0]: 平面
MPM[1]: ang
MPM[2]: 2 + ( ( ang + 61 ) % 64 )
MPM[3]: 2 + ( ( ang - 1 ) % 64 )
MPM[4]: 2 + ( ( ang + 60 ) % 64 )
MPM[5]: 2 + ( ( ang ) % 64 )
・ステップ6: (MPMインデックスと表記される)インデックスおよび構築されたリストのエントリに従って現在のブロックを予測する。
・ステップ1: 図9に従って左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得する。近隣のブロックのイントラ予測モードが利用可能でない(たとえば、近隣のブロックがピクチャの境界の外にあるかまたは近隣のブロックがインターコーディングされる)場合、近隣のブロックのイントラ予測モードは、平面として設定される。左の近隣のイントラ予測モードは、left_modeと表記され、上の近隣のブロックのイントラ予測モードは、above_modeと表記される。
・ステップ2: 近隣のブロックのイントラ予測モードが角度モードであるか否かを決定する。
・ステップ3: 以下の条件(箇条書きの項目)のすべてが真であると評価される場合、
・left_modeおよびabove_modeが両方とも角度モードであり、それらの角度モードが同じである。
以下のようにイントラ予測モードのN個のエントリを含むイントラ予測モードのリストが、構築される(たとえば、Nは6に等しく、第1のエントリがMPM[0]に対応し、第2のエントリがMPM[1]に対応し、以下同様である)。
MPM[0]: 平面
MPM[1]: 左のモード
MPM[2]: 2 + ( ( 左のモード + 61 ) % 64 )
MPM[3]: 2 + ( ( 左のモード - 1 ) % 64 )
MPM[4]: 2 + ( ( 左のモード + 60 ) % 64 )
MPM[5]: 2 + ( ( 左のモード ) % 64 )
・ステップ6: (MPMインデックスと表記される)インデックスおよび構築されたリストのエントリに従って現在のブロックを予測する。
・ステップ1: 図9に従って左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得する。近隣のブロックのイントラ予測モードが利用可能でない(たとえば、近隣のブロックがピクチャの境界の外にあるかまたは近隣のブロックがインターコーディングされる)場合、近隣のブロックのイントラ予測モードは、平面として設定される。左の近隣のイントラ予測モードは、left_modeと表記され、上の近隣のブロックのイントラ予測モードは、above_modeと表記される。
・ステップ2: 近隣のブロックのイントラ予測モードが角度モードであるか否かを決定する。
・ステップ3: 以下の条件(箇条書きの項目)のすべてが真であると評価される場合、
・left_modeおよびabove_modeが2つの異なる角度モードである。
以下のようにイントラ予測モードのN個のエントリを含むイントラ予測モードのリストが、構築される(たとえば、Nは6に等しく、第1のエントリがMPM[0]に対応し、第2のエントリがMPM[1]に対応し、以下同様である)。
MPM[0]: 平面
MPM[1]: above_mode
MPM[2]: left_mode
- 変数minABおよびmaxABが、以下のように導出される。
minAB = Min( above_mode, left_mode )
maxAB = Max( above_mode, left_mode )
- maxAB - minABが1に等しい場合、以下が適用される。
MPM[3] = 2 + ( ( minAB + 61 ) % 64 ) (8-30)
MPM[4] = 2 + ( ( maxAB - 1 ) % 64 ) (8-31)
MPM[5] = 2 + ( ( minAB + 60 ) % 64 ) (8-32)
- そうでなく、maxAB - minABが2に等しい場合、以下が適用される。
MPM[3] = 2 + ( ( minAB - 1 ) % 64 ) (8-34)
MPM[4] = 2 + ( ( minAB + 61 ) % 64 ) (8-35)
MPM[5] = 2 + ( ( maxAB - 1 ) % 64 ) (8-36)
- そうでなく、maxAB - minABが61を超えている場合、以下が適用される。
MPM[3] = 2 + ( ( minAB - 1 ) % 64 ) (8-38)
MPM[4] = 2 + ( ( maxAB + 61 ) % 64 ) (8-39)
MPM[5] = 2 + ( minAB % 64 ) (8-40)
- それ以外の場合、以下が適用される。
MPM[3] = 2 + ( ( minAB + 61 ) % 64 ) (8-42)
MPM[4] = 2 + ( ( minAB - 1 ) % 64 ) (8-43)
MPM[5] = 2 + ( ( maxAB + 61 ) % 64 ) (8-44)
・ステップ6: (MPMインデックスと表記される)インデックスおよび構築されたリストのエントリに従って現在のブロックを予測する。
本発明の一実施形態(非角度性ブランチ、H)によれば、
・ステップ1: 図9に従って左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得する。近隣のブロックのイントラ予測モードが利用可能でない(たとえば、近隣のブロックがピクチャの境界の外にあるかまたは近隣のブロックがインターコーディングされる)場合、近隣のブロックのイントラ予測モードは、平面として設定される。左の近隣のイントラ予測モードは、left_modeと表記され、上の近隣のブロックのイントラ予測モードは、above_modeと表記される。
・ステップ2: 近隣のブロックのイントラ予測モードが角度モードであるか否かを決定する。
・ステップ3: 現在のブロックがISPモードによってコーディングされるか否かを決定する。
・ステップ4: 現在のブロックがISPモードを適用される場合、現在のブロックの分割モードを決定する。
・ステップ5: 以下の条件(箇条書きの項目)のすべてが真であると評価される場合、
・left_modeが角度モードでなく、above_modeが角度モードでない。
・現在のブロックがISPモードを適用され、分割モードが水平分割である。
以下のようにイントラ予測モードのN個のエントリを含むイントラ予測モードのリストが、構築される(たとえば、Nは6に等しく、第1のエントリがMPM[0]に対応し、第2のエントリがMPM[1]に対応し、以下同様である)。
MPM[0]: 平面
MPM[1]: DC
MPM[2]: 水平
MPM[3]: 25
MPM[4]: 10
MPM[5]: 65
・ステップ1: 図9に従って左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得する。近隣のブロックのイントラ予測モードが利用可能でない(たとえば、近隣のブロックがピクチャの境界の外にあるかまたは近隣のブロックがインターコーディングされる)場合、近隣のブロックのイントラ予測モードは、平面として設定される。左の近隣のイントラ予測モードは、left_modeと表記され、上の近隣のブロックのイントラ予測モードは、above_modeと表記される。
・ステップ2: 近隣のブロックのイントラ予測モードが角度モードであるか否かを決定する。
・ステップ3: 現在のブロックがISPモードによってコーディングされるか否かを決定する。
・ステップ4: 現在のブロックがISPモードを適用される場合、現在のブロックの分割モードを決定する。
・ステップ5: 以下の条件(箇条書きの項目)のすべてが真であると評価される場合、
・left_modeが角度モードでなく、above_modeが角度モードでない。
・現在のブロックがISPモードを適用されないか、または現在のブロックがISPモードを適用され、分割モードが垂直方向である。
以下のようにイントラ予測モードのN個のエントリを含むイントラ予測モードのリストが、構築される(たとえば、Nは6に等しく、第1のエントリがMPM[0]に対応し、第2のエントリがMPM[1]に対応し、以下同様である)。
MPM[0]: 平面
MPM[1]: DC
MPM[2]: 垂直
MPM[3]: 43
MPM[4]: 60
MPM[5]: 3
MPMリストが平面とDCとの両方のモードを含む場合、次いで、構築されたMPMリストから平面およびDCモードを除いたMPMリストが、多参照ラインコーディングツールによって使用される。この場合、4-MPMリストが、多参照ラインのイントラモードコーディングによって使用される。一例において、MPMリストが、MPMリスト構築後に{Planar(値0), DC(値1), VER(値50), HOR(値18), VER-4(値46), VER+4(値54)}であり、次いで、多参照ラインが有効化されるとき、4-MPMリスト{VER, HOR, VER-4, VER+4}が、イントラモードコーディングによって使用される。
If (mpm_flag)
...
else
intra_mode (using TB)
から
If (mpm_flag)
...
else
DC_mode
If (DC_mode==0)
intra_mode (using TB)
に変更される。
{ang, 2 + ( ( ang + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( ang - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( ang + 60 ) % 64 ), 2 + ( ( ang ) % 64 )}であり、第1の条件は、左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードが同じ角度モードであることを含み、angは、左の近隣のブロックのイントラ予測モードまたは上の近隣のブロックのイントラ予測モードを表す。
{ang, 2 + ( ( ang + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( ang - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( ang + 60 ) % 64 ), 2 + ( ( ang ) % 64 )}であり、第1の条件は、左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードの一方が角度モードであることを含み、angは、角度モードを表す。
左の近隣のブロックのイントラ予測モードと上の近隣のブロックのイントラ予測モードとの両方が角度モードであり、above_modeが上の近隣のブロックのイントラ予測モードを表し、left_modeが左の近隣のブロックのイントラ予測モードを表し、
minAB = Min( above_mode, left_mode )
maxAB = Max( above_mode, left_mode )
であるとき、
a) maxAB - minABが1に等しい場合、イントラ予測モードの少なくとも5つのエントリは、以下の通り、すなわち、
{above_mode, left_mode, 2 + ( ( minAB + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( maxAB - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( minAB + 60 ) % 64 )}であり、または
b) maxAB - minABが2に等しい場合、イントラ予測モードの少なくとも5つのエントリは、以下の通り、すなわち、
{above_mode, left_mode, 2 + ( ( minAB - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( minAB + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( maxAB - 1 ) % 64 )}であり、または
c) maxAB - minABが61を超えている場合、イントラ予測モードの少なくとも5つのエントリは、以下の通り、すなわち、
{above_mode, left_mode, 2 + ( ( minAB - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( maxAB + 61 ) % 64 ), 2 + ( minAB % 64 )}であり、または
d) それ以外の場合、イントラ予測モードの少なくとも5つのエントリは、以下の通り、すなわち、
{above_mode, left_mode, 2 + ( ( minAB + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( minAB - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( maxAB + 61 ) % 64 )}である。
I)
少なくとも第1の条件が満たされるとき、{ang, 2 + ( ( ang + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( ang - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( ang + 60 ) % 64 ), 2 + ( ( ang ) % 64 )}を含み、第1の条件は、左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードが同じ角度モードであることを含み、angは、左の近隣のブロックのイントラ予測モードもしくは上の近隣のブロックのイントラ予測モードを表すか、または
II)
少なくとも第1の条件が満たされるとき、{ang, 2 + ( ( ang + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( ang - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( ang + 60 ) % 64 ), 2 + ( ( ang ) % 64 )}を含み、第1の条件は、左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードの一方が角度モードであることを含み、angは、角度モードを表す。
左の近隣のブロックのイントラ予測モードと上の近隣のブロックのイントラ予測モードとの両方が角度モードであり、above_modeが上の近隣のブロックのイントラ予測モードを表し、left_modeが左の近隣のブロックのイントラ予測モードを表し、
minAB = Min( above_mode, left_mode )
maxAB = Max( above_mode, left_mode )
であるとき、
a) maxAB - minABが1に等しい場合、イントラ予測モードの少なくとも5つのエントリは、以下の通り、すなわち、
{above_mode, left_mode, 2 + ( ( minAB + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( maxAB - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( minAB + 60 ) % 64 )}であり、または
b) maxAB - minABが2に等しい場合、イントラ予測モードの少なくとも5つのエントリは、以下の通り、すなわち、
{above_mode, left_mode, 2 + ( ( minAB - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( minAB + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( maxAB - 1 ) % 64 )}であり、または
c) maxAB - minABが61を超えている場合、イントラ予測モードの少なくとも5つのエントリは、以下の通り、すなわち、
{above_mode, left_mode, 2 + ( ( minAB - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( maxAB + 61 ) % 64 ), 2 + ( minAB % 64 )}であり、または
d) それ以外の場合、イントラ予測モードの少なくとも5つのエントリは、以下の通り、すなわち、
{above_mode, left_mode, 2 + ( ( minAB + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( minAB - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( maxAB + 61 ) % 64 )}である。
本出願において使用される数学演算子は、Cプログラミング言語において使用される数学演算子に似ている。しかし、整数の除算および算術シフト演算の結果は、より厳密に定義され、累乗および実数値の除算などの追加の演算が、定義される。付番およびカウントの規則は、概して0から始まり、たとえば、「第1」は、0番と等価であり、「第2」は、1番と等価であり、以下同様である。
以下の算術演算子が、以下の通り定義される。
+ 加算
- 減算(2引数の演算子として)または否定(単項前置演算子として)
* 行列の乗算を含む乗算
xy 累乗。xのy乗を規定する。その他の文脈で、そのような表記は、累乗として解釈されるように意図されない上付きの書き込みのために使用される。
/ 結果のゼロへの切り捨てを行う整数の除算。たとえば、7 / 4および-7 / -4は、1に切り捨てられ、-7 / 4および7 / -4は、-1に切り捨てられる。
÷ 切り捨てまたは丸めが意図されない数学的方程式の除算を表すために使用される。
x % y 法。x >= 0およびy > 0である整数xおよびyに関してのみ定義されるx割るyの余り。
以下の論理演算子が、以下の通り定義される。
x && y xおよびyのブール論理「積」
x || y xおよびyのブール論理「和」
! ブール論理「否定」
x ? y : z xが真であるかまたは0に等しくない場合、値yと評価され、そうでない場合、値zと評価される。
以下の関係演算子が、以下の通り定義される。
> より大きい
>= 以上
< 未満
<= 以下
== 等しい
!= 等しくない
以下のビット演算子が、以下の通り定義される。
& ビット毎の「論理積」。整数引数に対する演算のとき、整数値の2の補数表現に対して作用する。別の引数よりも少ないビットを含む2進数引数に対する演算のとき、より短い引数が、0に等しいさらに上位桁のビットを追加することによって拡張される。
| ビット毎の「論理和」。整数引数に対する演算のとき、整数値の2の補数表現に対して作用する。別の引数よりも少ないビットを含む2進数引数に対する演算のとき、より短い引数が、0に等しいさらに上位桁のビットを追加することによって拡張される。
^ ビット毎の「排他的論理和」。整数引数に対する演算のとき、整数値の2の補数表現に対して作用する。別の引数よりも少ないビットを含む2進数引数に対する演算のとき、より短い引数が、0に等しいさらに上位桁のビットを追加することによって拡張される。
x>>y xの2の補数による整数の表現の、2進数のy桁分の算術右シフト。この関数は、yの非負の整数値に対してのみ定義される。右シフトの結果として最上位ビット(MSB)にシフトされるビットは、シフト演算の前のxのMSBに等しい値を有する。
x<<y xの2の補数による整数の表現の、2進数のy桁分の算術左シフト。この関数は、yの非負の整数値に対してのみ定義される。左シフトの結果として最下位ビット(LSB)にシフトされるビットは、0に等しい値を有する。
以下の算術演算子が、以下の通り定義される。
= 代入演算子
++ インクリメント、つまり、x++は、x = x + 1と等価であり、配列のインデックスに使用されるとき、インクリメント演算の前に変数の値と評価される。
-- デクリメント、つまり、x--は、x = x - 1と等価であり、配列のインデックスに使用されるとき、デクリメント演算の前に変数の値と評価される。
+= 指定された量のインクリメント、つまり、x += 3は、x = x + 3と等価であり、x += (-3)は、x = x + (-3)と等価である。
-= 指定された量のデクリメント、つまり、x -= 3は、x = x - 3と等価であり、x -= (-3)は、x = x - (-3)と等価である。
以下の表記が、値の範囲を指定するために使用される。
x = y..z xは、x、y、およびzが整数値であり、zがyよりも大きいものとして、yおよびzを含んでyからzまでの整数値を取る。
以下の数学関数が、定義される。
Atan( x ) 引数xに作用し、ラジアンを単位として-π÷2およびπ÷2を含んで-π÷2からπ÷2までの範囲の出力値を有する三角法の逆正接関数
Clip1Y( x ) = Clip3( 0, ( 1 << BitDepthY ) - 1, x )
Clip1C( x ) = Clip3( 0, ( 1 << BitDepthC ) - 1, x )
Floor(x) x以下の最大の整数。
Log2( x ) xの2を底とする対数。
Log10( x ) xの10を底とする対数。
式中の優先順位が括弧を使用して明示されないとき、以下のルールが、適用される。
- より高い優先度の演算は、より低い優先度のいかなる演算よりも前に評価される。
- 同じ優先度の演算は、左から右に順に評価される。
本文中、以下の形態で、すなわち、
if( 条件0 )
ステートメント0
else if( 条件1 )
ステートメント1
...
else /* 残りの条件に関する情報を伝えるコメント */
ステートメントn
の形態で数学的に記述される論理演算のステートメントは、以下のように記述されてもよい。
以下のように... / ...以下が適用される。
- 条件0の場合、ステートメント0
- そうではなく、条件1の場合、ステートメント1
- ...
- それ以外の場合(残りの条件に関する情報を伝えるコメント)、ステートメントn
if( 条件0a && 条件0b )
ステートメント0
else if( 条件1a || 条件1b )
ステートメント1
...
else
ステートメントn
の形態で数学的に記述される論理演算のステートメントは、以下のように記述されてもよい。
以下のように... / ...以下が適用される。
- 以下の条件のすべてが真である場合、ステートメント0
- 条件0a
- 条件0b
- そうでなく、以下の条件のうちの1つ以上が真である場合、ステートメント1
- 条件1a
- 条件1b
- ...
- それ以外の場合、ステートメントn
if( 条件0 )
ステートメント0
if( 条件1 )
ステートメント1
の形態で数学的に記述される論理演算のステートメントは、以下のように記述されてもよい。
条件0のとき、ステートメント0
条件1のとき、ステートメント1
12 送信元デバイス
13 符号化されたピクチャデータ、通信チャネル
14 送信先デバイス
16 ピクチャソース
17 ピクチャ、ピクチャデータ、生ピクチャ、生ピクチャデータ、モノクロピクチャ、カラーピクチャ、現在のピクチャ
18 プリプロセッサ、前処理ユニット、ピクチャプリプロセッサ
19 前処理されたピクチャ、前処理されたピクチャデータ
20 ビデオエンコーダ、エンコーダ
21 符号化されたピクチャデータ、符号化されたビットストリーム
22 通信インターフェース、通信ユニット
28 通信インターフェース、通信ユニット
30 デコーダ、ビデオデコーダ
31 復号されたピクチャデータ、復号されたピクチャ
32 ポストプロセッサ、後処理ユニット
33 後処理されたピクチャデータ、後処理されたピクチャ
34 ディスプレイデバイス
46 処理回路
100 ビデオエンコーダ
201 入力、入力インターフェース
203 ピクチャブロック、元のブロック、現在のブロック、区分けされたブロック、現在のピクチャブロック
204 残差計算ユニット、残差計算
205 残差ブロック、残差
206 変換処理ユニット、変換
207 変換係数
208 量子化ユニット、量子化
209 量子化された係数、量子化された変換係数、量子化された残差係数
210 逆量子化ユニット、逆量子化
211 逆量子化された係数、逆量子化された残差係数
212 逆変換処理ユニット、(逆)変換
213 再構築された残差ブロック、逆量子化された係数、変換ブロック
214 再構築ユニット、加算器、合算器
215 再構築されたブロック
216 バッファ
220 ループフィルタユニット、ループフィルタ
221 フィルタリングされたブロック、フィルタリングされた再構築されたブロック
230 復号ピクチャバッファ(DPB)
231 復号されたピクチャ
244 インター予測ユニット
254 イントラ予測ユニット、インター予測ユニット、イントラ予測
260 モード選択ユニット
262 区分けユニット、区分け
265 予測ブロック、予測子
266 シンタックス要素
270 エントロピー符号化ユニット、エントロピーコーディング
272 出力、出力インターフェース
304 エントロピー復号ユニット、残差計算、エントロピー復号
309 量子化された係数
310 逆量子化ユニット、逆量子化
311 逆量子化された係数、変換係数
312 逆変換処理ユニット、(逆)変換、出力
313 再構築された残差ブロック
314 再構築ユニット、合算器、加算器
315 再構築されたブロック
320 ループフィルタ、ループフィルタユニット、ループフィルタリングユニット
321 フィルタリングされたブロック、復号されたビデオブロック
330 復号ピクチャバッファ(DPB)、復号ピクチャバッファ(DBP)
331 復号されたピクチャ
344 インター予測ユニット
354 イントラ予測ユニット、イントラ予測
360 モード適用ユニット
362 区分け
365 予測ブロック
400 ビデオコーディングデバイス
410 着信ポート、入力ポート
420 受信機ユニット(Rx)
430 プロセッサ、論理ユニット、中央演算処理装置(CPU)
440 送信機ユニット(Tx)
450 発信ポート、出力ポート
460 メモリ
470 コーディングモジュール
500 装置
502 プロセッサ
504 メモリ
506 データ
508 オペレーティングシステム
510 アプリケーションプログラム
512 バス
514 二次ストレージ
518 ディスプレイ
1100 デバイス
1101 予測モードユニット
1102 最確モードユニット
3100 コンテンツ供給システム
3102 キャプチャデバイス
3104 通信リンク
3106 端末デバイス
3108 スマートフォン、スマートパッド
3110 コンピュータ、ラップトップ
3112 ネットワークビデオレコーダ(NVR)/デジタルビデオレコーダ(DVR)
3114 TV
3116 セットトップボックス(STB)
3118 テレビ会議システム
3120 ビデオ監視システム
3122 携帯情報端末(PDA)
3124 車載デバイス
3126 ディスプレイ
3202 プロトコル進行ユニット
3204 多重分離ユニット
3206 ビデオデコーダ
3208 オーディオデコーダ
3210 字幕デコーダ
3212 同期ユニット
3214 ビデオ/オーディオディスプレイ
3216 ビデオ/オーディオ/字幕ディスプレイ
現在のブロックの左の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得し、現在のブロックの上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得するように構成された予測モードユニット(1101)、
現在のブロックのためのイントラ予測モードの最確モード(MPM)リストを構築するように構成された最確モードユニット(1102)であって、MPMリストが、イントラ予測モードの少なくとも5つのエントリを含み、少なくとも第1の条件が満たされるとき、少なくとも5つのエントリのうちの4つが、VER_IDX、HOR_IDX、VER_IDX - 4、およびVER_ID + 4によって与えられ、第1の条件が、左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードのどちらも角度モードでないことを含み、VER_IDXが、垂直イントラ予測モードのインデックスを表し、HOR_IDXが、水平イントラ予測モードのインデックスを表す、最確モードユニット(1102)を含む、画像エンコーダおよび/または画像デコーダにおいて使用するためのデバイス(1100)が提供される。
1組の(または可能な)インター予測モードは、利用可能な参照ピクチャ(つまり、たとえば、DPB230に記憶された前の少なくとも部分的に復号されたピクチャ)ならびにその他のインター予測パラメータ、たとえば、最もよく一致する参照ブロックを探索するために参照ピクチャ全体が使用されるのかもしくは参照ピクチャの一部のみ、たとえば、現在のブロックのエリアの周りの探索窓(search window)エリアのみが使用されるか、ならびに/またはたとえば、ピクセル補間、たとえば、半/セミペル(half/semi-pel)および/もしくは4分の1ペル補間が適用されるか否かに依存する。
逆変換処理ユニット312は、変換係数311とも呼ばれる量子化解除された係数311を受け取り、サンプル領域において再構築された残差ブロック213を取得するために、量子化解除された係数311に変換を適用するように構成されてもよい。再構築された残差ブロック213は、変換ブロック213とも呼ばれてもよい。変換は、逆変換、たとえば、逆DCT、逆DST、逆整数変換、または概念的に同様の逆変換プロセスであってもよい。逆変換処理ユニット312は、量子化解除された係数311に適用される変換を決定するために、(たとえば、エントロピー復号ユニット304によって、たとえば、解析および/または復号することによって)符号化されたピクチャデータ21から変換パラメータまたは対応する情報を受け取るようにさらに構成されてもよい。
本発明の一実施形態(非角度性ブランチ(non-angular branch)、H)によれば、
・ステップ1: 図9に従って左の近隣のブロックのイントラ予測モードおよび上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得する。近隣のブロックのイントラ予測モードが利用可能でない(たとえば、近隣のブロックがピクチャの境界の外にあるかまたは近隣のブロックがインターコーディングされる)場合、近隣のブロックのイントラ予測モードは、平面として設定される。左の近隣のブロックのイントラ予測モードは、left_modeと表記され、上の近隣のブロックのイントラ予測モードは、above_modeと表記される。
・ステップ2: 近隣のブロックのイントラ予測モードが角度モードであるか否かを決定する。
・ステップ3: 現在のブロックがISPモードによってコーディングされるか否かを決定する。
・ステップ4: 現在のブロックがISPモードを適用される場合、現在のブロックの分割モードを決定する。
・ステップ5: 以下の条件(箇条書きの項目)のすべてが真であると評価される場合、
・left_modeが角度モードでなく、above_modeが角度モードでない。
・現在のブロックがISPモードによってコーディングされる。
・現在のブロックの分割モードが水平方向である。
以下のようにイントラ予測モードのN個のエントリを含むイントラ予測モードのリストが、構築される(たとえば、Nは6に等しく、第1のエントリがMPM[0]に対応し、第2のエントリがMPM[1]に対応し、以下同様である)。
MPM[0]: 平面
MPM[1]: DC
MPM[2]: 水平
MPM[3]: 25
MPM[4]: 10
MPM[5]: 65
Claims (28)
- 復号デバイスまたは符号化デバイスによって実施される現在のブロックの予測コーディングの方法であって、
前記現在のブロックの左の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得するステップ、
前記現在のブロックの上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得するステップ、
前記現在のブロックのためのイントラ予測モードの最確モード(MPM)リストを構築するステップであって、前記MPMリストが、以下の通り、イントラ予測モードの少なくとも5つのエントリを含み、つまり、
少なくとも第1の条件が満たされるとき、{ang, 2 + ( ( ang + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( ang - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( ang + 60 ) % 64 ), 2 + ( ( ang ) % 64 )}を含み、前記第1の条件が、前記左の近隣のブロックの前記イントラ予測モードおよび前記上の近隣のブロックの前記イントラ予測モードが同じ角度モードであることを含み、angが、前記左の近隣のブロックの前記イントラ予測モードまたは前記上の近隣のブロックの前記イントラ予測モードを表す、ステップを含む、方法。 - 前記MPMリストが、前記第1の条件および第2の条件が満たされるとき、イントラ予測モードの前記少なくとも5つのエントリを含み、前記第2の条件が、前記現在のブロックが下位区画内(ISP)モードによってコーディングされることを含む請求項1に記載の方法。
- 復号デバイスまたは符号化デバイスによって実施される現在のブロックの予測コーディングの方法であって、
前記現在のブロックの左の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得するステップ、
前記現在のブロックの上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得するステップ、
前記現在のブロックのためのイントラ予測モードの最確モード(MPM)リストを構築するステップであって、前記MPMリストが、以下の通り、イントラ予測モードの少なくとも5つのエントリを含み、つまり、
少なくとも第1の条件が満たされるとき、{ang, 2 + ( ( ang + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( ang - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( ang + 60 ) % 64 ), 2 + ( ( ang ) % 64 )}を含み、前記第1の条件が、前記左の近隣のブロックの前記イントラ予測モードおよび前記上の近隣のブロックの前記イントラ予測モードの一方のみが角度モードであることを含み、angが、前記角度モードを表す、ステップを含む、方法。 - 前記MPMリストが、前記第1の条件および第2の条件が満たされるとき、イントラ予測モードの前記少なくとも5つのエントリを含み、前記第2の条件が、前記現在のブロックがISPモードによってコーディングされることを含む請求項3に記載の方法。
- 復号デバイスまたは符号化デバイスによって実施される現在のブロックの予測コーディングの方法であって、
前記現在のブロックの左の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得するステップ、
前記現在のブロックの上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得するステップ、
少なくとも第1の条件が満たされるとき、前記現在のブロックのためのイントラ予測モードの最確モード(MPM)リストを構築するステップであって、前記第1の条件が、前記左の近隣のブロックの前記イントラ予測モードと前記上の近隣のブロックの前記イントラ予測モードとの両方が角度モードであることを含み、前記MPMリストが、以下の通り、イントラ予測モードの少なくとも5つのエントリを含む、つまり、
a) maxAB - minABが1に等しいとき、{above_mode, left_mode, 2 + ( ( minAB + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( maxAB - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( minAB + 60 ) % 64 )}を含むか、または
b) maxAB - minABが2に等しいとき、{above_mode, left_mode, 2 + ( ( minAB - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( minAB + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( maxAB - 1 ) % 64 )}を含むか、または
c) maxAB - minABが61を超えているとき、{above_mode, left_mode, 2 + ( ( minAB - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( maxAB + 61 ) % 64 ), 2 + ( minAB % 64 )}を含むか、または
d) それ以外の場合、{above_mode, left_mode, 2 + ( ( minAB + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( minAB - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( maxAB + 61 ) % 64 )}を含み、
above_modeが、前記上の近隣のブロックの前記イントラ予測モードを表し、left_modeが、前記左の近隣のブロックの前記イントラ予測モードを表し、minABが、前記above_modeと前記left_modeとの間の最小のイントラ予測モードを表し、maxABが、前記above_modeと前記left_modeとの間の最大のイントラ予測モードを表す、ステップを含む、方法。 - 前記生成されたMPMリストに基づいて前記現在のブロックの前記イントラ予測モードをコーディングするステップをさらに含む請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
- 前記現在のブロックの前記イントラ予測モードを決定するステップと、前記現在のブロックの前記決定されたイントラ予測モードが前記MPMリストに挙げられているとき、前記MPMリストの対応するインデックスによって前記現在のブロックの前記決定されたイントラ予測モードをコーディングするステップとをさらに含む請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
- 前記現在のブロックの前記イントラ予測モードがPLANARモードであるか否かを決定するステップと、
前記現在のブロックの前記イントラ予測モードが前記PLANARモードでないと決定されるとき、前記現在のブロックの前記イントラ予測モードが前記PLANARモードでないことをフラグによってシグナリングするステップとをさらに含む請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。 - 前記生成されたMPMリストが、前記少なくとも5つのエントリからなり、前記方法が、前記MPMリストを使用して多参照ラインコーディングするステップをさらに含む請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
- イントラ予測された上の近隣のブロックがない場合、前記上の近隣のブロックの前記イントラ予測モードがPLANARであると決定され、イントラ予測された左の近隣のブロックがない場合、前記左の近隣のブロックの前記イントラ予測モードがPLANARであると決定される請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
- 復号デバイスまたは符号化デバイスによって実施される現在のブロックの予測コーディングの方法であって、
前記現在のブロックの左の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得するステップ、
前記現在のブロックの上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得するステップ、
前記現在のブロックのためのイントラ予測モードの最確モード(MPM)リストを構築するステップであって、前記MPMリストが、イントラ予測モードの少なくとも5つのエントリを含み、少なくとも第1の条件が満たされるとき、前記少なくとも5つのエントリのうちの4つが、VER_IDX、HOR_IDX、VER_IDX - 4、およびVER_ID + 4によって与えられ、前記第1の条件が、前記左の近隣のブロックの前記イントラ予測モードおよび前記上の近隣のブロックの前記イントラ予測モードのどちらも角度モードでないことを含み、VER_IDXが、垂直イントラ予測モードのインデックスを表し、HOR_IDXが、水平イントラ予測モードのインデックスを表す、ステップを含む、方法。 - 前記左の近隣のブロックの左上の角が、(xCb-1, yCb+cbHeight-1)にあり、前記上の近隣のブロックの左上の角が、(xCb+cbWidth-1, yCb-1)にあり、xCb、yCb、cbHeight、およびcbWidthが、それぞれ、幅方向の前記現在のブロックの左上の角の位置、高さ方向の前記現在のブロックの前記左上の角の位置、前記現在のブロックの高さ、および前記現在のブロックの幅を表す請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
- 請求項1から12のいずれか一項に記載の方法を実行するための処理回路を含む、エンコーダ(20)。
- 請求項1から12のいずれか一項に記載の方法を実行するための処理回路を含むデコーダ(30)。
- 請求項1から12のいずれか一項に記載の方法を実行するためのプログラムコードを含む、コンピュータプログラム製品。
- デコーダまたはエンコーダであって、
1つ以上のプロセッサと、
前記プロセッサに結合され、前記プロセッサによって実行するためのプログラミングを記憶する非一時的コンピュータ可読ストレージ媒体であって、前記プログラミングが、前記プロセッサによって実行されるときに、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法を実行するように前記エンコーダまたはデコーダを構成する、非一時的コンピュータ可読ストレージ媒体と
を含む、デコーダまたはエンコーダ。 - 画像エンコーダおよび/または画像デコーダにおいて使用するためのデバイス(1100)であって、
現在のブロックの左の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得し、前記現在のブロックの上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得するように構成された予測モードユニット(1101)、
前記現在のブロックのためのイントラ予測モードの最確モード(MPM)リストを構築するように構成された最確モードユニット(1102)であって、前記MPMリストが、以下の通り、イントラ予測モードの少なくとも5つのエントリを含み、つまり、
少なくとも第1の条件が満たされるとき、{ang, 2 + ( ( ang + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( ang - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( ang + 60 ) % 64 ), 2 + ( ( ang ) % 64 )}を含み、前記第1の条件が、前記左の近隣のブロックの前記イントラ予測モードおよび前記上の近隣のブロックの前記イントラ予測モードが同じ角度モードであることを含み、angが、前記左の近隣のブロックの前記イントラ予測モードまたは前記上の近隣のブロックの前記イントラ予測モードを表す、最確モードユニット(1102)を含む、デバイス(1100)。 - 前記MPMリストが、前記第1の条件および第2の条件が満たされるとき、イントラ予測モードの前記少なくとも5つのエントリを含み、前記第2の条件が、前記現在のブロックが下位区画内(ISP)モードによってコーディングされることを含む請求項17に記載のデバイス。
- 画像エンコーダおよび/または画像デコーダにおいて使用するためのデバイス(1100)であって、
現在のブロックの左の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得し、前記現在のブロックの上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得するように構成された予測モードユニット(1101)、
前記現在のブロックのためのイントラ予測モードの最確モード(MPM)リストを構築するように構成された最確モードユニット(1102)であって、前記MPMリストが、以下の通り、イントラ予測モードの少なくとも5つのエントリを含み、つまり、
少なくとも第1の条件が満たされるとき、{ang, 2 + ( ( ang + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( ang - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( ang + 60 ) % 64 ), 2 + ( ( ang ) % 64 )}を含み、前記第1の条件が、前記左の近隣のブロックの前記イントラ予測モードおよび前記上の近隣のブロックの前記イントラ予測モードの一方のみが角度モードであることを含み、angが、前記角度モードを表す、最確モードユニット(1102)を含む、デバイス(1100)。 - 前記MPMリストが、前記第1の条件および第2の条件が満たされるとき、イントラ予測モードの前記少なくとも5つのエントリを含み、前記第2の条件が、前記ブロックがISPモードによってコーディングされることを含む請求項19に記載のデバイス(1100)。
- 画像エンコーダおよび/または画像デコーダにおいて使用するためのデバイス(1100)であって、
現在のブロックの左の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得し、前記現在のブロックの上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得するように構成された予測モードユニット(1101)、
少なくとも第1の条件が満たされるとき、前記現在のブロックのためのイントラ予測モードの最確モード(MPM)リストを構築するように構成された最確モードユニット(1102)であって、前記第1の条件が、前記左の近隣のブロックの前記イントラ予測モードと前記上の近隣のブロックの前記イントラ予測モードとの両方が角度モードであることを含み、前記MPMリストが、以下の通り、イントラ予測モードの少なくとも5つのエントリを含む、つまり、
a) maxAB - minABが1に等しいとき、{above_mode, left_mode, 2 + ( ( minAB + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( maxAB - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( minAB + 60 ) % 64 )}を含むか、または
b) maxAB - minABが2に等しいとき、{above_mode, left_mode, 2 + ( ( minAB - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( minAB + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( maxAB - 1 ) % 64 )}を含むか、または
c) maxAB - minABが61を超えているとき、{above_mode, left_mode, 2 + ( ( minAB - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( maxAB + 61 ) % 64 ), 2 + ( minAB % 64 )}を含むか、または
d) それ以外の場合、{above_mode, left_mode, 2 + ( ( minAB + 61 ) % 64 ), 2 + ( ( minAB - 1 ) % 64 ), 2 + ( ( maxAB + 61 ) % 64 )}を含み、
above_modeが、前記上の近隣のブロックの前記イントラ予測モードを表し、left_modeが、前記左の近隣のブロックの前記イントラ予測モードを表し、minABが、前記above_modeと前記left_modeとの間の最小のイントラ予測モードを表し、maxABが、前記above_modeと前記left_modeとの間の最大のイントラ予測モードを表す、最確モードユニット(1102)を含む、デバイス(1100)。 - 前記生成されたMPMリストに基づいて前記現在のブロックの前記イントラ予測モードをコーディングするように構成されたコーディングユニットをさらに含む請求項17から21のいずれか一項に記載のデバイス(1100)。
- 前記現在のブロックの前記イントラ予測モードを決定し、前記現在のブロックの前記決定されたイントラ予測モードが前記MPMリストに挙げられているとき、前記MPMリストの対応するインデックスによって前記現在のブロックの前記決定されたイントラ予測モードをコーディングするように構成された決定ユニットをさらに含む請求項17から22のいずれか一項に記載のデバイス(1100)。
- 前記現在のブロックの前記イントラ予測モードがPLANARモードであるか否かを決定するように構成された平面決定ユニットと、
前記現在のブロックの前記イントラ予測モードが前記PLANARモードでないと決定されるとき、前記現在のブロックの前記イントラ予測モードが前記PLANARモードでないことをフラグによってシグナリングするように構成されたシグナリングユニットとをさらに含む請求項17から21のいずれか一項に記載のデバイス(1100)。 - 前記生成されたMPMリストが、前記少なくとも5つのエントリからなり、前記デバイスが、前記MPMリストを使用して多参照ラインコーディングするように構成された多参照ラインコーディングユニットをさらに含む請求項17から21のいずれか一項に記載のデバイス(1100)。
- 前記予測モードユニット(1101)が、イントラ予測された上の近隣のブロックがない場合、前記上の近隣のブロックの前記イントラ予測モードがPLANARであると決定するように構成され、前記予測モードユニット(1101)が、イントラ予測された左の近隣のブロックがない場合、前記左の近隣のブロックの前記イントラ予測モードがPLANARであると決定するように構成される請求項17から25のいずれか一項に記載のデバイス(1100)。
- 画像エンコーダおよび/または画像デコーダにおいて使用するためのデバイス(1100)であって、
現在のブロックの左の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得し、前記現在のブロックの上の近隣のブロックのイントラ予測モードを取得するように構成された予測モードユニット(1101)、
前記現在のブロックのためのイントラ予測モードの最確モード(MPM)リストを構築するように構成された最確モードユニット(1102)であって、前記MPMリストが、イントラ予測の少なくとも5つのエントリを含み、少なくとも第1の条件が満たされるとき、前記少なくとも5つのエントリのうちの4つが、VER_IDX、HOR_IDX、VER_IDX - 4、およびVER_ID + 4によって与えられ、前記第1の条件が、前記左の近隣のブロックの前記イントラ予測モードおよび前記上の近隣のブロックの前記イントラ予測モードのどちらも角度モードでないことを含み、VER_IDXが、垂直イントラ予測モードのインデックスを表し、HOR_IDXが、水平イントラ予測モードのインデックスを表す、最確モードユニット(1102)を含む、デバイス(1100)。 - 前記左の近隣のブロックの左上の角が、(xCb-1, yCb+cbHeight-1)にあり、前記上の近隣のブロックの左上の角が、(xCb+cbWidth-1, yCb-1)にあり、xCb、yCb、cbHeight、およびcbWidthが、それぞれ、幅方向の前記現在のブロックの左上の角の位置、高さ方向の前記現在のブロックの前記左上の角の位置、前記現在のブロックの高さ、および前記現在のブロックの幅を表す請求項17から27のいずれか一項に記載のデバイス(1100)。
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