JP2022521073A - ハンドオーバを開始するための方法、ノード、およびue - Google Patents

ハンドオーバを開始するための方法、ノード、およびue Download PDF

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Abstract

本開示は、ソースセル(105a)からターゲットセル(105b)へのUE(101)のハンドオーバを開始するためにUE(101)によって実行される方法に関する。UE(101)は、少なくとも1つのパラメータに基づいて、複数の候補ターゲットセルからターゲットセル(105b)を選択する。複数の候補ターゲットセルの各候補ターゲットセルは、ハンドオーバ基準を満たす。UE(101)は、ソースセル(105a)から選択済みターゲットセル(105b)へのUE(101)のハンドオーバを開始する。【選択図】図3

Description

本開示は、一般に、ユーザ機器(UE)、UEによって実行される方法、第1のネットワークノード、第1のネットワークノードによって実行される方法に関する。より詳細には、本開示は、ソースセルからターゲットセルへのUEのハンドオーバの開始に関する。
ハンドオーバ(HO)は、通信ネットワークにおける重要なモビリティの態様である。ハンドオーバ手順の目的の1つは、UEがあるセルから別のセルへ、例えば、ソースセルからターゲットセルへまたは第1セルから第2セルなどへ移動するときにUEへの接続が確実に維持されるようにすることであると説明されることがある。ハンドオーバは、UEの接続をあるネットワークノードから別のネットワークノードへ、例えば、第1のネットワークノードから第2のネットワークノードへ、ソースノードからターゲットノードなどへ移動させることであると説明されることもある。ハンドオーバの決定は、ネットワークもしくはUEまたはその両方によって行われてもよい。ロングタームエボリューション(LTE)と新無線(NR:New Radio)の両方がハンドオーバのための手順を有する。
LTEおよびNRにおけるRRC_CONNECTEDのモビリティ
無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)は、LTEおよびNRで使用されるプロトコルである。UEは、ある特定のRRC状態にあり得る。RRC状態は、UEがとり得るフェーズまたはモードであると説明されることもある。RRC接続が確立されている場合、UEはRRC_CONNECTED状態にある。RRC接続が確立されていない場合、UEはRRC_IDLE状態にある。
Evolved Universal Terrestrial Radio Access(EUTRA)とも呼ばれるLTEにおけるRRC_CONNECTED UEは、ネットワークによって測定を実行するように設定されることが可能であり、測定レポートをトリガすると、ネットワークはUEにハンドオーバコマンドを送信してもよい。LTEでは、ハンドオーバコマンドは、RRCConnectionReconfigurationメッセージ内のmobilityControlInfoと呼ばれるフィールドに含まれることがある。NRでは、ハンドオーバコマンドは、RRCReconfigurationメッセージ内のreconfigurationWithSyncフィールドに含まれることがある。
これらの再設定は、実際にはソースノードからの要求に応じてターゲットセルによって準備され、ソースセルに対してUEが有している既存のRRC設定を考慮に入れ、これらの再設定はノード間要求で提供される。要求は、EUTRA-エボルブドパケットコア(EUTRA-EPC)の場合はX2インターフェースを介して、またはEUTRA-5Gコアネットワーク(EUTRA-5GC)もしくはNRの場合はXnインターフェースを介して提供されてもよい。
ターゲットセルによって提供される再設定は、他のパラメータの中でも、UEがターゲットセルにアクセスするために必要なすべての情報、例えば、ランダムアクセス設定、ターゲットセルによって割り当てられた新しいセル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI:Cell-Radio Network Temporary Identifier)、およびUEがターゲットセルに関連付けられた新しいセキュリティキーを算出できるようにし、それによりUEが、ターゲットセルにアクセスする際の新しいセキュリティキーに基づいて、暗号化され完全性が保護されたシグナリング無線ベアラ1(SRB1)でハンドオーバ完了メッセージを送信できるようにする、セキュリティパラメータを含む。
図1aおよび図1bは、ハンドオーバ手順中のUE101とソースノード103aとターゲットノード103bとの間のシグナリングの流れの一例を示す。図1bは図1aの続きであり、すなわち、図1aのステップは図1bのステップの前に実行される。図1aはステップ0~8を示し、図1bはステップ9~12を示す。ソースノードはソースgNBで例示されており、ターゲットノードはターゲットgNBで例示されている。図1aおよび図1bには、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF:Access and Mobility Management Function)110、ならびに1つまたは複数のユーザプレーン機能(UPF:User Plane Function)115も示されている。図1aおよび図1bに例示するハンドオーバ手順は、以下のステップのうちの少なくとも1つを含み、これらのステップは以下に記載されている順序以外の任意の適切な順序で実行されてもよい。
・UE101とソースgNB103aとの間およびソースgNB103aとUPF115との間でユーザデータが伝達される。
・ステップ0:AMF110によってソースgNB104aにモビリティ制御情報が提供される。
・ステップ1:UE101とソースgNB103aとの間で測定制御およびレポートが提供される。
・ステップ2:ソースgNB103aは、ハンドオーバの決定を行う。
・ステップ3:ソースgNB103は、ハンドオーバ要求メッセージをターゲットgNB103bに送信する。
・ステップ4:ターゲットgNB103bは、アドミッション制御を実行する。
・ステップ5:ターゲットgNB103bは、ハンドオーバ要求肯定応答メッセージをソースgNB103aに送信する。
・ステップ6:UE101とソースgNB103aとの間でUuハンドオーバトリガが伝達される。
・ステップ7:ソースgNB103aは、SNステータス転送メッセージをターゲットgNB103bに送信する。
・UE101は、古いセルからデタッチされ、新しいセルに同期する。
・ソースgNB103aは、バッファリングされた転送中のユーザデータをターゲットgNB103bに配信する。
・ソースgNB103aは、ユーザデータをターゲットgNB103bに転送する。
・ターゲットgNB130bは、ソースgNB103aからのユーザデータをバッファリングする。
・ステップ8:UE101は、新しいセルに同期し、RRCハンドオーバ手順を完了する。
・UE101とターゲットgNB103bとの間およびターゲットgNB103bとUPF115との間でユーザデータが伝達される。
・ステップ9:ターゲットgNB103bは、パス切り替え要求メッセージをAMF110に送信する。
・ステップ10:AMF110とUPF115との間でパス切り替え関連5GC内部シグナリングが行われ、UPF115において実際のダウンリンク(DL)パス切り替えが行われる。AMF110は、エンドマーカをソースgNB103aに送信してもよい。
・エンドマーカは、ソースgNB103aからターゲットgNB103bに送信される。
・ターゲットgNB103bとUPF115との間でユーザデータが伝達される。
・ステップ11:AMF110は、パス切り替え要求肯定応答をターゲットgNB103bに送信する。
・ステップ12:ターゲットgNB103bは、UEコンテキスト解放メッセージをソースgNB103aに送信する。
ステップ0~5はハンドオーバ準備フェーズに含まれ、ステップ6~8はハンドオーバ実行フェーズに含まれ、ステップ9~12はハンドオーバ完了フェーズに含まれる。
LTEとNRの両方において、RRC_CONNECTEDのモビリティにはいくつかの原則が存在する。例えば、ハンドオーバの場合は以下の通りである。
・ネットワークが負荷条件、様々なノード内のリソース、利用可能な周波数などの現在の状況に関する最良の情報を有しているので、RRC_CONNECTEDのモビリティはネットワークベースである。リソース割り当ての観点から、ネットワークはネットワーク内の多くのUE101の状況を考慮に入れることもできる。
・ネットワークは、UE101がそのセルにアクセスする前に、ターゲットセルを準備する。ソースセルは、HO完了メッセージを送信するためのSRB1設定を含む、ターゲットセルで使用されるRRC設定をUE101に提供する。
・UE101に、ターゲットセルによってターゲットC-RNTIが提供される。すなわち、ターゲットセルは、HO完了メッセージの媒体アクセス制御(MAC:Medium Access Control)レベルでメッセージ3(MSG.3)からUE101を識別する。したがって、障害が発生しない限り、コンテキストフェッチはない。
・ハンドオーバを高速化するために、ネットワークは、ターゲットセルへのアクセス方法に関する必要な情報、例えば、ランダムアクセスチャネル(RACH)設定を提供する。したがって、UE101は、ハンドオーバの前にシステム情報(SI)を取得する必要はない。
・すなわちターゲットセルが、プリアンブル、例えばメッセージ1(MSG.1)からUEを識別する場合、UE101にコンテンションフリーランダムアクセス(CFRA)リソースが提供されてもよい。この背後にある原理は、手順が専用のリソースによって常に最適化され得るということである。条件付きハンドオーバ(CHO:Conditional Handover)では、最終的なターゲットセルだけでなくタイミングについても不確実性があるため、いくらか注意が必要な場合がある。
・セキュリティは、UE101がターゲットセルにアクセスする前に準備される。すなわち、新しいキーに基づいてRRC接続再設定完了メッセージを送信する前に、キーは更新されなければならず、また、ターゲットセルでUE101を検証できるように、暗号化され、完全性が保護されなければならない。
・HOコマンドを最小限に抑えることができるように、完全再設定とデルタ再設定の両方がサポートされる。
LTEおよびNRのRel-16におけるモビリティのロバスト性に関するワークアイテム、ならびに条件付きHO
LTEおよびNRにおけるモビリティ強化のための2つの新しいワークアイテムが、リリース16(Rel-16)の第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)で開始された。ワークアイテムの主な目的は、ハンドオーバ時のロバスト性を高め、ハンドオーバ時の中断時間を短縮することである。
ハンドオーバ時のロバスト性に関連する問題の1つは、UE101の無線状態がすでにかなり悪いときに、HOコマンドが通常通り送信されることである。これは、メッセージがセグメント化されている場合、または再送信がある場合、HOコマンドが時間内にUE101に到達しない可能性があることにつながる可能性がある。ここで言及するHOコマンドは、mobilityControlInfoを有するRRCConnectionReconfigurationメッセージ、およびreconfigurationWithSyncフィールドを有するRRCReconfigurationメッセージである。
LTEおよびNRにおいて、モビリティのロバスト性を高めるための様々な解決策が過去に議論されてきた。NRにおいて議論された解決策の1つは、「条件付きハンドオーバ」または「早期ハンドオーバコマンド」と呼ばれる。UE101がハンドオーバを実行すべき時間および無線状態でのサービング無線リンクへの望ましくない依存を回避するために、ハンドオーバのためのRRCシグナリングをUE101に早期に提供する可能性が提供されるべきである。これを実現するには、例えば、場合によってはA3イベントに関連する無線状態と類似した無線状態に基づいて、HOコマンドを条件に関連付けることができる必要があり、所与のネイバーがターゲットよりXデシベル(dB)良くなる。条件が満たされるとすぐに、UE101は、提供されたハンドオーバコマンドに従ってハンドオーバを実行する。
そのような条件は、例えば、ターゲットセルまたはビームの品質がサービングセルよりもXdB強くなることであり得る。その場合、先行する測定レポートイベントで使用されるしきい値Yは、ハンドオーバ実行条件のしきい値よりも低く選択されるべきである。これにより、サービングセルは、早期測定レポートの受信時にハンドオーバを準備し、ソースセルとUE101との間の無線リンクが依然として安定しているときにRRCConnectionReconfigurationにmobilityControlInfoパラメータを提供することができる。ハンドオーバの実行は、ハンドオーバの実行に最適であると考えられる後の時点およびしきい値で行われる。
図2は、条件付きハンドオーバ実行中のサービングセルおよびターゲットセルを含むシグナリング図を示す。実際には、UE101がその先行する無線リソース管理(RRM)測定に基づいて可能性のある候補として報告した多くのセルまたはビームが存在する場合が多い。その場合、ネットワークは、これらの候補のいくつかに対して条件付きハンドオーバコマンドを自由に発行できるべきである。これらの候補のそれぞれのRRCConnectionReconfigurationは、例えば、HO実行条件(測定するRSおよび超過するしきい値)の観点、および条件が満たされたときに送信されるランダムアクセス(RA)プリアンブルの観点で異なる場合がある。
UE101が条件を評価している間、UE101は、その現在のRRC設定に従って、すなわち条件付きHOコマンドを適用することなく、動作を継続するべきである。
UE101は、条件が満たされていると判定すると、サービングセルから切断し、条件付きHOコマンドを適用し、ターゲットセルに接続する。これらのステップは、現在の瞬時のハンドオーバ実行と同等である。
図2に示す方法は以下のステップのうちの少なくとも1つを含み、これらのステップは以下に記載されている順序以外の任意の適切な順序で実行されてもよい。
・サービングノードは、ユーザプレーン(UP)データをUE101に送信する。
・ステップ1:UE101は、「低」しきい値を示す測定レポートをサービングノード103aに送信する。
・サービングノード103aは、早期レポートに基づいてHO決定を行う。
・ステップ2:サービングノード103aは、早期HO要求メッセージをターゲットノード103bに送信する。
・ターゲットノード103bはHOを受け入れ、RRC設定を構築する。
・ステップ3:ターゲットノード103bは、HO肯定応答メッセージをサービングノード103aに送信する。メッセージはRRC設定を含む。
・ステップ4:サービングノード103aは、「高」しきい値を含む条件付きHOコマンドをUE101に送信する。
・測定値がHO条件を満たすと、UE101は保留中の条件付きHOをトリガする。
・ステップ5:UE101は、同期およびランダムアクセスメッセージをターゲットノード103bに送信する。
・ステップ6:UE101は、HO確認メッセージをターゲットノード103bに送信する。
・ステップ7:ターゲットノード103bは、HO完了メッセージをサービングノード103aに送信する。
・ステップ8:ターゲットノード103bは、UPデータをUE101に送信する。
ターゲットセルの選択
RAN2では、条件付きハンドオーバの可能性のあるターゲットセルとして複数のセルを設定できると決定されている。これは、同時に条件を満たすターゲットセルがいくつか存在する可能性があることを意味する。UE101は、ネットワークによって設定された条件を複数のセルが満たす場合に、ターゲットセルを選択するための決定を下す必要がある。
条件付きハンドオーバでセルに優先順位を付けるには、様々な方法が存在し得る。複数のセルが条件付きハンドオーバの条件を満たす場合、UE101は、優先順位付けを使用して、どのセルの優先順位が最も高いかに基づいてターゲットセルを選択することができる。
セル選択およびセル再選択
UE101がRRC_IDLEモードおよびRRC_INACTIVEモードでセルを選択する方法の手順を、セル選択およびセル再選択と呼ぶ。以下は、NRに関連する3GPP TS38.304 V15.2.0(2018-12)からの抜粋であるが、LTEに関連する3GPP TS36.304 V15.2.0(2018-12)にも同様の手順がある。
セル選択プロセス
セル選択は、次の2つの手順のうちの1つによって実行される。
1)初期セル選択(どの無線周波数(RF)チャネルがNR周波数であるかに関する事前知識はない)
a.UE101は、適切なセルを見つけるために、UE101の能力に応じてNR帯域内のすべてのRFチャネルをスキャンするものとする。
b.UE101は、各周波数で、最も強いセルを検索するだけでよい。
c.適切なセルが見つかれば、このセルが選択されるものとする。
2)記憶された情報を活用したセル選択
a.この手順では、記憶された周波数の情報、任意選択で、以前に受信した測定制御情報要素からまたは以前に検出されたセルからのセルパラメータに関する情報も必要である。
b.UE101が適切なセルを見つけると、UE101はそのセルを選択するものとする。
c.適切なセルが見つからない場合、a)の初期セル選択手順が開始されるものとする。
システム情報または専用シグナリングによってUE101に提供される異なる周波数間または無線アクセス技術(RAT)間の優先順位は、セル選択プロセスでは使用されない。
セル選択基準
セル選択基準Sは、
Srxlev>0 AND Squal>0
のときに満たされ、式中、
Srxlev=Qrxlevmeas-(Qrxlevmin+Qrxlevminoffset)-Pcompensation-Qoffsettemp
Squal=Qqualmeas-(Qqualmin+Qqualminoffset)-Qoffsettemp
である。
Figure 2022521073000001
上記の表で使用されているRSRPは、Reference Signal Received Power(参照信号受信電力)の略である。RSRQは、Reference Signal Received Quality(参照信号受信品質)の略である。
シグナリング値QrxlevminoffsetおよびQqualminoffsetは、VPLMNに正常にキャンプしている間に優先順位の高いPLMNを定期的に検索した結果としてセル選択についてセルが評価される場合にのみ適用される。優先順位の高いPLMNのこの定期的な検索中に、UE101は、この優先順位の高いPLMNの異なるセルから記憶されたパラメータ値を使用して、セルのS基準をチェックしてもよい。
セル選択におけるE-UTRANの事例
E-UTRANにおけるセル選択の基準および手順は、TS36.304で指定されている。E-UTRANはEvolved UTRAN(エボルブドUTRAN)の略であり、UTRANは、UMTS Terrestrial Radio Access Network(UMTS地上無線アクセスネットワーク)の略であり、UMTSはUniversal Mobile Telecommunications System(ユニバーサル移動体通信システム)の略である。
周波数内および優先順位が等しい周波数間のセル再選択基準
サービングセルのセルランク付け基準Rおよび隣接セルのセルランク付け基準Rは、次のように定義される。
=Qmeas,s+Qhyst-Qoffsettemp
=Qmeas,n-Qoffset-Qoffsettemp
Figure 2022521073000002
UE101は、上記で定義されたセル選択基準Sを満たすすべてのセルのランク付けを実行するものとする。
セルは、Qmeas,nおよびQmeas,sを導出し、平均化されたRSRP結果を使用してR値を算出することによって、上記で指定されたR基準に従ってランク付けされるものとする。
rangeToBestCellが設定されていない場合、UE101は最も高いランクのセルに対してセル再選択を実行するものとする。このセルが不適切であることが判明した場合、UE101は別の方法で動作するものとする。
rangeToBestCellが設定されている場合、UE101は、R値が、最も高いランクのセルのR値のrangeToBestCell内にあるセルの中で、しきい値(すなわち、absThreshSS-BlocksConsolidation)を超える最大数のビームを有するセルに対してセル再選択を実行するものとする。そのようなセルが複数ある場合、UE101は、それらの中で最も高いランクのセルに対してセル再選択を実行するものとする。このセルが不適切であることが判明した場合、UE101は別の方法で動作するものとする。
すべての場合において、UE101は、以下の条件が満たされた場合にのみ、新しいセルを再選択するものとする。
1)時間間隔TreselectionRATの間、新しいセルのランクがサービングセルのランクよりも勝っている。
2)UE101が現在のサービングセルにキャンプオンしてから2秒以上経過した。
ハンドオーバコマンド、例えばサービングセルから送信されたRRCConnectionReconfigurationメッセージの一部として2つ以上のセルが設定されているシナリオでは、条件付きハンドオーバコマンドで設定された条件を2つ以上のターゲットセルが満たすシナリオが存在する可能性がある。このようなシナリオでは、UE101がハンドオーバ実行のためにどのセルを選択することになるかは明確ではない。
したがって、少なくともこの問題を軽減または解決する必要がある。
したがって、目的は、上記の欠点のうちの少なくとも1つを未然に防ぎ、ソースセルからターゲットセルへのUEの改善されたハンドオーバを提供することである。
第1の態様によれば、ソースセルからターゲットセルへのUEのハンドオーバを開始するための方法がUEによって実行されることによって、目的が達成される。UEは、少なくとも1つのパラメータに基づいて、複数の候補ターゲットセルからターゲットセルを選択する。複数の候補ターゲットセルのうちの各候補ターゲットセルは、基準を満たしている。基準は、ハンドオーバ基準または条件付きハンドオーバ基準とすることができる。基準は、候補ターゲットセルへのUE101のハンドオーバの開始とすることができる。UEは、ソースセルから選択済みターゲットセルへのUEのハンドオーバを開始する。
第2の態様によれば、ソースセルからターゲットセルへのUEのハンドオーバを開始するための方法が第1のネットワークノードによって実行されることによって、目的が達成される。第1のネットワークノードは、UEが複数の候補ターゲットセルからターゲットセルを選択する際の基礎となるべき少なくとも1つのパラメータを示す情報をUEに提供する。複数の候補ターゲットセルのうちの各候補ターゲットセルは、基準を満たしている。基準は、ハンドオーバ基準または条件付きハンドオーバ基準とすることができる。基準は、候補ターゲットセルへのUE101のハンドオーバの開始とすることができる。
少なくとも1つのパラメータにより、基準を満たす複数の候補ターゲットセルが存在する場合、UEはターゲットセルを選択することが可能である。基準は、条件付きハンドオーバ基準と呼ばれることがある。基準は、ハンドオーバ基準または条件付きハンドオーバ基準とすることができる。基準は、候補ターゲットセルへのUE101のハンドオーバの開始とすることができる。
本明細書における本開示は多くの利点を提供し、その利点の例の非網羅的なリストは以下の通りである。
利点は、本開示が選択量の測定を確実に利用できるようにすることである。
別の利点は、本開示がターゲットセルの改善された選択を提供することである。
本開示は、上述の特徴および利点に限定されない。当業者であれば、以下の詳細な説明を読むことにより追加の特徴および利点を認識するであろう。
次に、本開示について、以下の詳細な説明において添付図面を参照しながら、単に例としてより詳細に説明する。
ハンドオーバ手順を例示する流れ図である。 ハンドオーバ手順を例示する流れ図である。 条件付きハンドオーバ実行を例示する流れ図である。 通信システムを例示する概略図である。 方法を例示するシグナリング図である。 UEを例示する概略図である。 UEを例示する概略図である。 ネットワークノードを例示する概略図である。 ネットワークノードを例示する概略図である。 中間ネットワーク経由でホストコンピュータに接続された通信ネットワークを例示する概略ブロック図である。 部分的に無線接続を介してネットワークノード経由でUEと通信するホストコンピュータの概略ブロック図である。 ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む通信システムにおける方法を示す流れ図である。 ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む通信システムにおける方法を示す流れ図である。 ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む通信システムにおける方法を示す流れ図である。 ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む通信システムにおける方法を示す流れ図である。
図面は必ずしも縮尺通りではなく、明確にするために特定の機能の寸法が誇張されている場合がある。代わりに、原理を説明することに重点が置かれている。
図3は、通信システム100を示しており、通信システム100は無線通信システムとすることができ、無線通信ネットワーク、セルラ無線システム、またはセルラネットワークとも呼ばれることもある。通信システム100は、第2世代(2G)システム、第3世代(3G)システム、第4世代(4G)システム、第5世代(5G)システム、5Gネットワーク、NR-U、または次世代システムもしくはネットワークとすることができる。代替として、通信システム100は、5Gシステムよりも若いまたは古いシステムとすることができ、そのシステムはレガシーシステムまたは今後のシステムとすることができる。通信システム100は、例えば、LTE、LTE-Advanced/LTE-Advanced Pro、例えばLTE周波数分割複信(FDD)、LTE時分割複信(TDD)、LTE半二重周波数分割複信(HD-FDD)、免許不要帯域で動作するLTE、ノードB-モノのインターネット(NB-IoT)などの他の技術をサポートしてもよい。したがって、本開示では5G、NRおよびLTEからの用語を使用することがあるが、この使用は、範囲を前述のシステムのみに限定するものと見なされるべきではない。
通信システム100は、1つまたは複数のネットワークノードを含み、その第1のネットワークノード103aおよび第2のネットワークノード103bが図3に示されている。第1のネットワークノード103aおよび第2のネットワークノード103aのいずれかは、無線基地局などの無線ネットワークノード、または無線デバイスもしくはマシンタイプ通信デバイスなどの、通信システム100内でUE101にサーブすることが可能な同様の機能を有する任意の他のネットワークノードとすることができる。第1のネットワークノード103aはeNBとすることができ、第2のネットワークノード103bはgNBとすることができる。第1のネットワークノード103aは第1のeNBとすることができ、第2のネットワークノード103bは第2のeNBとすることができる。第1のネットワークノード103aは第1のgNBとすることができ、第2のネットワークノード103bは第2のgNBとすることができる。第1のネットワークノード103aはMeNBとすることができ、第2のネットワークノード103bはgNBとすることができる。第1のネットワークノード103aおよび第2のネットワークノード103bのいずれかは、共存しているか、または同じネットワークノードの一部であってもよい。第1のネットワークノード103aは、ソースノードまたはソースネットワークノードと呼ばれることがあり、第2のネットワークノード103bは、ターゲットノードまたはターゲットネットワークノードと呼ばれることがある。第1のネットワークノード103aは、サービングノードまたはサービングと呼ばれることがあり、第2のネットワークノード103bは、ターゲットノードまたはターゲットと呼ばれることがある。第1のネットワークノード103aは、現在UE101にサーブしているネットワークノードとすることができ、第2のネットワークノード103bは、UE101がハンドオーバされ得るネットワークノードとすることができ、すなわち、第2のネットワークノード103bは、候補ターゲットノードである。本明細書において参照番号103が文字aも文字bも伴わずに使用される場合、参照番号103は一般にネットワークノードを指し、すなわち、参照番号103は第1のネットワークノード103aまたは第2のネットワークノード103bのいずれかを指す。
通信システム100は、セルエリアに分割され得る地理的エリアをカバーし、各セルエリアは、ネットワークノードによってサーブされ得るが、1つのネットワークノードは、1つまたはいくつかのセルにサーブしてもよい。図3において、通信システム100は、第1のセル105aおよび第2のセル105bを含む。なお、図3には単に例として2つのセルが例示されており、通信システムには任意のn個のセルが含まれてもよく、nは任意の正の整数である。セルは、ネットワークノードサイトにあるネットワークノードによって無線カバレッジが提供される地理的エリアである。各セルは、ローカルネットワークノードエリア内で識別情報によって識別され、識別情報はセル内でブロードキャストされる。図3において、第1のネットワークノード103aは第1のセル105aにサーブし、第2のネットワークノード103bは第2のセル105bにサーブする。第1のネットワークノード103aおよび第2のネットワークノード103bのいずれかは、送信電力に基づいて、したがってセルサイズにも基づいて、例えばマクロ基地局(BS)、ホームBSまたはピコBSなどの異なるクラスのものであってもよい。第1のネットワークノード103aおよび第2のネットワークノード103bのいずれかは、簡単にするために図3に示されていない1つまたは複数のコアネットワークに直接接続されてもよい。第1のネットワークノード103aおよび第2のネットワークノード103bのいずれかはクラウド内の仮想ノードなどの分散ノードとすることができ、分散ノードは、別のネットワークノードと連携して分散ノードの機能を全体的または部分的にクラウド上で実行してもよい。第1のセル105aはソースセルと呼ばれることがあり、第2のセル105bはターゲットセルと呼ばれることがある。本明細書において参照番号105が文字aも文字bも伴わずに使用される場合、参照番号105は一般にセルを指し、すなわち、参照番号105は第1のセル105aまたは第2のセル105bのいずれかを指す。
通信システム100内に、1つまたは複数のUE101が配置されている。簡単にするために、図3には1つのUE101のみが例示されている。UE101は、単にデバイスと呼ばれることもある。UE101、例えばLTE UEまたは5G/NR UEは、例えば、無線デバイス、移動端末、無線端末および/もしくは移動局、携帯電話、セルラ電話、または無線機能を有するラップトップとしても知られ得る無線通信デバイスとすることができる。UE101は、オペレータのネットワークによって提供されるサービスと、オペレータの無線アクセスネットワークおよびコアネットワークがアクセス、例えばインターネットへのアクセスを提供する、オペレータのネットワーク外のサービスとに加入者がアクセスできるデバイスとすることができる。UE101は、通信ネットワーク内の無線チャネルを介して通信することが可能である移動式または固定式の任意のデバイス、例えば、限定されないが、例えばユーザ機器、携帯電話、スマートフォン、センサ、メータ、車両、家庭用電化製品、医療機器、メディアプレーヤ、カメラ、マシン間(M2M:Machine to Machine)デバイス、IoTデバイス、端末デバイス、通信デバイス、または任意のタイプの消費者向け電子機器、例えば、限定されないが、テレビ、ラジオ、照明設備、タブレットコンピュータ、ラップトップ、もしくはパーソナルコンピュータ(PC)とすることができる。UE101は、無線アクセスネットワークを経由して、別のUE、サーバ、ラップトップ、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)、もしくはタブレット、M2Mデバイス、プリンタもしくはファイルストレージデバイスなどの無線インターフェースを備えたデバイス、モデム、または通信システム内の無線リンクを介して通信可能な任意の他の無線ネットワークユニットなどの別のエンティティと音声および/またはデータを通信することが可能である、携帯型デバイス、ポケット収納可能デバイス、ハンドヘルドデバイス、コンピュータ構成デバイス、車載デバイスとすることができる。
UE101は、通信システム100内で、無線で通信することが可能である。通信は、無線アクセスネットワーク経由で、場合によっては1つまたは複数のコアネットワーク経由で、場合によってはインターネット経由で、例えば2つのデバイス間、デバイスと通常の電話との間、UE101とネットワークノードとの間、ネットワークノード間、かつ/またはデバイスとサーバとの間で実行されてもよい。
第1のネットワークノード103aは、通信システム100において、第1の通信リンク108a、例えば無線リンクを介してUE101と通信するように設定されてもよい。第2のネットワークノード103bは、通信システム100において、第2の通信リンク108b、例えば、無線リンクを介してUE101と通信するように設定されてもよい。第1のネットワークノード103aは、通信システム100において、第3の通信リンク108c、例えば無線リンクまたは有線リンクを介して第2のネットワークノード103bと通信するように設定されてもよいが、より多くのリンクを介した通信が可能であってもよい。
通信ネットワーク内の通信リンクが、有線リンクまたは無線リンクのいずれかを含む任意の適切な種類のリンクであり得ることに留意されたい。当業者には理解されるように、リンクは、例えばオープンシステム相互接続(OSI)モデルで示されているようなレイヤのタイプおよびレベルに応じて、任意の適切なプロトコルを使用してもよい。
図4は、方法の一例を例示するシグナリング図である。方法は、ソースセル105aからターゲットセル105bへのUE101のハンドオーバを開始するための方法とすることができる。この方法は、第1のネットワークノード103aから第2のネットワークノード103bへのUE101のハンドオーバに対して説明されることもある。UE101および第1のネットワークノード103aのうちの少なくとも一方は、2Gシステム、3Gシステム、4Gシステム、5Gシステム、または任意のより大きい数のシステムに含まれてもよい。方法は、条件付きハンドオーバに関連して実行されてもよい。方法は以下のステップのうちの少なくとも1つを含み、このステップは以下に記載されている順序以外の任意の適切な順序で実行されてもよい。
ステップ400
UE101は、例えば第1のネットワークノード103aから、少なくとも1つのパラメータを示す情報を取得してもよい。第1のネットワークノード103aは、少なくとも1つのパラメータを示す情報をUE101に提供してもよい。少なくとも1つのパラメータは、量またはパラメータタイプと呼ばれることがあり、少なくとも1つのパラメータは、例えば、RSRP、RSRQ、SINRなどとすることができる。
パラメータを示す情報は、RRCConnectionReconfigurationメッセージまたはRRCReconfigurationメッセージに含まれてもよい。
パラメータを示す情報は、情報要素(IE:information element)に含まれてもよい。
情報要素は、mobilityControlInfo情報要素またはReconfigurationWithSync情報要素とすることができる。
パラメータは、選択パラメータ、または選択量、または規則、または測定量と呼ばれることがある。
ステップ401
UE101は、例えば第1のネットワークノード103aから、基準を示す情報を取得してもよい。基準は、複数の候補ターゲットセル内の各候補ターゲットセルが満たす基準である。第1のネットワークノード103aは、基準を示す情報をUE101に提供してもよい。
基準は、条件付きハンドオーバのトリガ条件、またはトリガ量と呼ばれることがある。言い換えれば、複数の候補ターゲットセルのうちの一部またはすべての候補ターゲットセルが、条件付きハンドオーバのトリガ条件を満たす。例えば、2つ以上の候補ターゲットセルが、トリガ条件を満たしてもよい。基準は、ハンドオーバ基準または条件付きハンドオーバ基準とすることができる。基準は、候補ターゲットセルへのUE101のハンドオーバの開始とすることができる。
ステップ402
ステップ403での選択に使用される少なくとも1つのパラメータが、複数の候補パラメータから選択されてもよい。UE101もしくは第1のネットワークノード103a、またはUE101と第1のネットワークノード103の両方は、複数のパラメータから少なくとも1つのパラメータを決定することができ、すなわち、ステップ403での選択が複数のパラメータのうちのどれに基づくべきかを決定する。UE101もしくは第1のネットワークノード103a、またはUE101と第1のネットワークノード103aの両方は、複数のパラメータから1つまたは複数のパラメータを決定してもよい。
このステップは、複数の候補パラメータタイプから少なくとも1つのパラメータタイプが選択され得るステップと呼ばれることがある。
複数の候補ターゲットセルの各候補ターゲットセルは、少なくとも1つのパラメータまたはパラメータタイプのそれぞれの1つまたは複数の関連付けられたパラメータインスタンスを有してもよく、UE101は、それぞれの候補ターゲットセルに関連付けられたそれぞれのパラメータインスタンスの値の比較に基づいて、ターゲットセル105bを選択してもよい。値は、パラメータインスタンスの測定値と呼ばれることがある。
第1のネットワークノード103aは、決定を行うかまたは選択を実行する場合、決定の結果をUE101に提供することができ、すなわち、結果は、決定または選択された少なくとも1つのパラメータである。UE101は、決定を行うかまたは選択を実行する場合、決定または選択の結果を第1のネットワークノード103aに提供することができ、すなわち、結果は、決定または選択された少なくとも1つのパラメータである。
ステップ403
UE101は、少なくとも1つのパラメータに基づいて、複数の候補ターゲットセルからターゲットセル105bを選択する。複数の候補ターゲットセルのうちの各候補ターゲットセルは、基準を満たしている。複数という用語は2つ以上を指す。基準は、ハンドオーバ基準または条件付きハンドオーバ基準とすることができる。基準は、候補ターゲットセルへのUE101のハンドオーバの開始とすることができる。
このステップは、UE101が、少なくとも1つのパラメータに基づいて、複数の候補の第2のネットワークノード103bから第2のネットワークノード103bを選択するステップと説明されることもある。
複数の候補ターゲットセルのうちの各候補ターゲットセルが基準を満たしているので、ステップ403は、複数の候補ターゲットセルが基準を満たしていると判定するステップを含むと説明されることがある。
少なくとも1つのパラメータは、UE101において事前設定されるか、または標準仕様に基づいてUE101においてハードコード化されるか、またはステップ400において第1のネットワークノード103aから取得されてもよい。
少なくとも1つのパラメータは、ターゲットセル105bが以下のうちの少なくとも1つに基づいて選択されることを示してもよい。
a)1つまたは複数のトリガ量、および/または
b)セル選択/セル再選択基準、および/または
c)UEの実装、および/または
d)以下のうちの少なくとも1つの最大デルタ
i.最強のRSRP値、および/または
ii.最強のRSRQ値、および/または
iii.最強の信号対干渉&ノイズ比(SINR:Signal to Interference & Noise Ratio)値、および/または
iv.最高の優先順位、および/または
v.時間内に最初に発生する割り当てられたRACHリソース、および/または
vi.UE101が最新の測定を実行したセル、および/または
vii.周波数内、および/または
viii.周波数間、および/または
ix.i~viiiのいずれかの組合せに基づく条件を満たしたこと
e)タイミング、例えば、最初に条件を満たしたセルが選択される、および/または
f)トリガ量が最も多いセル、および/または
g)設定可能な「選択量」が最も多いセル、および/または
h)良好なビームの数が最も多いセル、および/または
i)事前定義された規則に基づいた「選択量」が最も多いセル、および/または
j)CHO実行トリガ条件に対する最大マージン、および/または
k)改善速度とCHO実行トリガ条件に対するマージンとの組合せ、および/または
l)改善速度とトリガ量の値との組合せ、および/または
m)優先順位とセル選択/セル再選択基準との組合せ、および/または
n)最強のRSRP値、および/または
o)最強のRSRQ値、および/または
p)最強のSINR値、および/または
q)最高の優先順位、および/または
r)時間内に最初に発生する割り当てられたRACHリソース、および/または
s)UEが最新の測定を実行したセル、および/または
t)周波数内、および/または
u)周波数間、および/または
v)周波数の優先順位とCHOトリガ条件に対するマージンとの組合せ、および/または
w)周波数の優先順位とトリガ量の値との組合せ、および/または
x)a)~w)のいずれかの組合せ
少なくとも1つのパラメータは、上記のa)~x)のうちの少なくとも1つとすることができる。
以下は、ターゲットセル105bを選択するためのいくつかの可能な選択肢である。
1)RRCConnectionReconfigurationメッセージにおいて設定された2つ以上の条件が満たされた場合、UE101は、以下のうちの1つまたは複数に基づいてターゲットセルを選択してもよい。選択に使用されるパラメータ(RSRP/SINR/RSRQ/最高の優先順位/RACHリソースの可用性など)は、サービングセルによって送信されるRRCConnectionReconfigurationメッセージにおいて設定されるか、仕様で義務付けられている動作であるか、UEの実装に依存する可能性がある。条件を満たすセルの中から、
a.最強のRSRP値を有するセルを選択する、または
b.最強のRSRQ値を有するセルを選択する、または
c.最強のSINR値を有するセルを選択する、または
d.優先順位が最も高いセルを選択する、または
e.割り当てられたRACHリソースが最初に発生するセルを選択する、
f.(周波数間の事例を含む測定の場合、すなわち、UE101が測定を実行するために測定ギャップを必要とするとき、UE101は測定間隔ごとに測定を実行するわけではなくめったに実行せず、それらの測定値の間に測定値を補間し、そのような補間された測定値に基づく決定が条件付きハンドオーバ関連のトリガを満たす場合)補間された測定を使用する代わりに、UE101が実際に測定を実行したセルを選択する。
g.(RRCConnectionReconfigurationメッセージが周波数内関連のハンドオーバメッセージと周波数間関連のハンドオーバメッセージとの両方を含む場合)以下に基づいてセルを選択する。
i.UE101は、周波数内関連のハンドオーバ実行を常に優先してもよい。これは、周波数間関連のハンドオーバを実行すると、新しいキャリアでの再同期要件のために遅延が大きくなる可能性があるレイテンシクリティカルなアプリケーションにとって、より重要な解決策である。しかしながら、この解決策では、条件付きハンドオーバを効果的に使用するための周波数間負荷分割/分散機能を有する可能性が低減する。
ii.UE101は、周波数間関連のハンドオーバ実行を常に優先してもよい。これは、隣接する周波数と比較してサービングセル/周波数が過負荷になる可能性がある負荷分割/分散アプリケーションにとって、より重要な解決策である。しかしながら、この解決策では、UEがハンドオーバ実行を実行する前に新しい周波数に再同期する必要があるため、レイテンシが増加する可能性がある。
iii.ネットワークは、ターゲットセルが属する周波数に関係なく、条件付きハンドオーバコマンドに含まれるターゲットセルごとに優先順位を提供することが可能であってもよい。
iv.ネットワークは2組の優先順位を提供してもよい。一方は周波数固有の優先順位に関連し、他方は周波数キャリア内のセル固有の優先順位に関連する。
少なくとも1つのパラメータは、選択パラメータと呼ばれることがあり、UE101は、複数の候補パラメータ内の他の候補パラメータの値と比較して、最も高いまたは最も低い選択パラメータ、すなわち所定の値を伴う選択パラメータを有するターゲットセル105bを選択してもよい。UE101は、少なくとも1つのパラメータの関連するパラメータインスタンスの所定の値を有する複数の候補ターゲットセルから、候補ターゲットセルをターゲットセル105bとして選択してもよい。言い換えれば、UE101は、少なくとも1つのパラメータの少なくとも1つのパラメータインスタンスの所定の値を有するターゲットセル105bを選択してもよく、所定の値は、他の(選択されていない)候補パラメータの値と比較して最も高いまたは最も低い値とすることができる。
ステップ404
UE101は、ソースセル105aから選択済みターゲットセル105bへのUE101のハンドオーバ、例えば、第1のネットワークノード103aによってサーブされる状態から第2のネットワークノード103bによってサーブされる状態へのUE101のハンドオーバを開始する。
本明細書において、「選択量」という用語は、複数のセル105が条件付きハンドオーバのトリガ条件、例えば、セルAおよびセルBを満たす場合に使用される測定量を定義する。その場合、一般的に、UE101は、セルAおよびセルBの中で最も高い「選択量」を有するセル105、またはトリガ条件を満たす任意の他のセルを選択する。
UE101は、条件付きハンドオーバ/モビリティ設定において設定されたトリガ量を選択量として使用してもよい。したがって、RSRPがトリガ量として使用され、セルAとセルBの両方のセルまたは任意の他のセルが条件を満たす場合、UE101は、選択量としてRSRPを使用することもできる。そうでなければ、RSRQがトリガ量として使用され、セルAとセルBの両方のセルまたは任意の他のセルが条件を満たす場合、UE101は、選択量としてRSRQを使用することもできる。そうでなければ、SINRがトリガ量として使用され、セルAとセルBの両方のセルまたは任意の他のセルが条件を満たす場合、UE101は、選択量としてSINRを使用することもできる。
ターゲットセル105bは、複数の測定量に基づいて選択されてもよい。選択する量は、第1のネットワークノード103aによってハードコード化または設定されてもよい。トリガ量は、RSRPおよび/またはRSRQおよび/またはSINRのうちの少なくとも1つとすることができる。トリガ量は、セル測定値、すなわちセルレベルRSRP、セルレベルRSRQ、セルレベルSINRに基づいてもよい。方法が複数のトリガ量に基づいた条件のトリガについて説明している場合、方法は、以下の設定のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
・RSRPおよびRSRQ
・RSRPおよびSINR
・RSRQおよびSINR
・RSRP、RSRQ、およびSINR
方法が複数の量に関連する条件を満たすことについて説明している場合、方法は、複数の条件を並行して監視すること、およびトリガ量の最良の組合せを有するセルに基づいてCHOのターゲットセルを選択することを含んでもよい。このような場合の選択は、例えば次のように、トリガ量として設定されている量に応じて事前定義された任意の量に基づいてもよい。
・RSRPおよびRSRQ → 選択量はRSRPである
・RSRPおよびSINR → 選択量はRSRPである
・RSRQおよびSINR → 選択量はRSRQである
・RSRP、RSRQ、およびSINR → 選択量はRSRPである
より一般的には、UE選択量は、複数のセルがトリガ条件を満たす場合にUE101がどのようにセルを選択するかを決定してもよく、その結果、UEは、条件付きハンドオーバ/モビリティを実行するためにどのセルを選択するかを決定する。
UE101は、「選択量」のための別個のパラメータを有するように設定されてもよい。別個のパラメータは、単一のトリガ量と複数のトリガ量の両方に対して機能し、それらに関連付けられる必要はない。UE101は、設定されると、その設定された選択量に基づいて測定を実行してもよい。したがって、RSRPがトリガ量として使用され、セルAとセルBの両方のセルまたは任意の他のセルが条件を満たす場合、UE101は、例えば、トリガ、RSRP、RSRQ、SINRなどと同じであり得る設定されたパラメータ選択量を使用することもできる。
UE101は、複数のトリガセルの場合、以下などの事前定義された規則に基づいて定義された選択量に基づいて、セルの選択を実行してもよい。
・RSRPが利用可能な場合、すなわちUEがトリガされたセルのRSRP測定値を有しており、したがってUEが最も高いRSRPを有するセルを選択できる場合、選択量としてRSRPを使用する、または
・そうでなければ、RSRQが利用可能な場合、かつRSRPが利用できない場合、選択量としてRSRQを使用する。RSRQの使用は、監視対象のセルに対して、UE101がRSRP測定を実行するように設定されていない場合に発生することがある。
・そうでなければ、SINRを使用する。
UE101は、(複数のトリガセルの場合)量が設定されている場合は設定された量に基づいて定義された選択量に基づいて、または量が設定されていない場合は事前定義された規則に基づいてセルの選択を実行することができ、規則は、例えば次の通りである。
・選択量が設定されている場合、複数のセルがトリガされるときに、その選択量を使用する。例えば、RSRPが設定されている場合、最も高いRSRPを有するセルを選択する。
・そうでなければ、RSRPが利用可能な場合、すなわち、UE101がトリガされたセルのRSRP測定値を有しており、したがってUE101が最も高いRSRPを有するセルを選択できる場合、選択量としてRSRPを使用する、または
・そうでなければ、RSRQが利用可能な場合、かつRSRPが利用できない場合、選択量としてRSRQを使用する。RSRQの使用は、監視対象のセルに対して、UE101がRSRP測定を実行するように設定されていない可能性がある場合に発生することがある。
・そうでなければ、SINRを使用する。
UE101は、トリガされたセルに関するビーム測定情報に基づいて選択を実行してもよい。ビーム測定情報は、ビーム測定値、例えば、同期信号(SS)ブロック、チャネル状態情報-参照信号(CSI-RS)、TSS、セル固有参照信号(CRS)などの参照信号に基づいたビームベースのRSRP、RSRQ、もしくはSINR、またはビームインデックスごとなどの測定から導出された他の情報とすることができる。
UE101は、トリガ条件を満たすセルの中から、検出されたビームの数が最も多いセルを選択してもよい。
UE101は、(トリガ条件を満たすセルの中から)良好なビームの数が最も多いセルを選択してもよい。良好なビームは、測定量が所定のまたは設定可能なしきい値を超えるビームと定義されてもよい。
UE101は、(トリガ条件を満たすセルの中から)最も強い最良のビームを有するセルを選択してもよい。各セルは、設定可能であるか事前定義されているかのいずれかであり得る量、例えばRSRP、RSRQ、SINRに基づいた、セルの最良のビームを有することができる。
例えば、RSRPのような単一セルベースの量に基づいた条件をトリガするセルが複数ある、例えば、セルAとセルBのRSRP差は、プライマリセル(PCell)がしきい値よりも高く、セルAのRSRP差はセルBよりもわずかに高いと想定することができる。先行技術によれば、UE101は、セルAを選択してもよい。しかしながら、特にセル105が複数のビームで構成され得るNRでは、セルAは、セルBよりも多くの良好なビームを有する可能性があり、例えば、セルAは4つの良好なビームを有し、セルBは単一の良好なビームを有する。したがって、セルBは、はるかに信頼性が高くロバストなターゲット候補である可能性があるため、RSRPのみに基づく選択は最善の選択肢ではない可能性がある。したがって、選択を良好なビームの数が最も多いセルに基づかせることが、より優れた戦略である。
ターゲットセル105bは、3GPP TS38.304/36.304に存在するセル選択/セル再選択規則に基づいて選択されてもよい。UE101は、すべてが条件を満たす条件付きハンドオーバ用に設定されたセルの中から、セル選択基準に従って最も強いセル105を選択してもよい。セル105bの選択は、以前に検出されたセルからの記憶された情報に基づいてもよい。
代替として、UE101は、セル再選択基準の一部を使用して、すべてが条件付きハンドオーバの基準を満たすセルをランク付けし、最良のランク付けであるセルを選択してもよい。
第1のネットワークノード103aによって設定された条件を複数のセルが満たす場合、ターゲットセル105bは、純粋にUEの実装に基づいて選択される。
ターゲットセル105bは、いずれか/複数のトリガ量の最も大きい変化に基づいてもよい。UE101は、任意のトリガ量、例えばRSRPが最も増加しているセル105を選択してもよい。
ターゲットセル105bは、タイミングに基づいて選択されてもよい。最初に条件を満たしたセル105が選択されてもよい。本開示は、複数のセルが条件を満たす場合に関するが、複数のセルで条件が完全に同時に満たされる可能性は低いものの、ハンドオーバが実際に実行される前に複数のセルが条件を満たすことがある。
次の選択基準のいずれかが使用されてもよい。
・CHO実行トリガ条件に対する最大マージンに基づいてターゲットセル105bを選択する。なお、異なる潜在的なターゲットセル105は、異なる実行トリガ条件を有する可能性がある。
・改善速度、すなわちトリガ量導関数と、CHO実行トリガ条件に対するマージンとの組合せに基づいて、ターゲットセル105bを選択する。理論的根拠は、他のセルが現在わずかに良好な/高い絶対トリガ量、例えばRSRPの値を有しているとしても、高次導関数を有するセル105が、低次導関数を有する別のセル105を「上回り」すぐにより良好になると予想できるということである。測定間隔が、少なくとも同じキャリア周波数の潜在的なターゲットセルについて予想され得るすべての潜在的なターゲットセルで同じである場合、トリガ量、例えばRSRPまたはRSRQの「デルタ」は、トリガ量導関数の測定とすることができる。測定間隔が異なる場合、トリガ量は、デルタを測定間隔で除算したものとして算出することができ、場合によっては、線形平均または指数平均を使用して、デルタを複数の測定間隔にわたって平均したものとして算出することができる。
・改善速度、すなわちトリガ量導関数と、トリガ量の値との組合せに基づいて、ターゲットセル105bを選択する。すなわちこの基準は、前の基準と類似しているが、トリガ量の値をCHO実行トリガ条件と比較する必要がない。
ターゲットセル105bは、本明細書に列挙した方法のいずれかの組合せに基づいて選択されてもよい。そのような組合せの1つは、例えば、優先順位と、セル選択/セル再選択基準との組合せであり得る。ターゲットセル105bは、セル選択基準を満たさなければならない場合があるが、基準を満たすセル105の中から、優先順位が最も高いセル105が選択される。
方法の別の組合せは、例えば、RSRPのような測定量と優先順位との組合せであり得るが、任意の組合せが可能である。
選択基準の別の組合せは、周波数優先順位とCHOトリガ条件に対するマージンとの組合せ、または周波数優先順位とトリガ量の値との組合せであり得る。例えば、周波数F2上の潜在的なターゲットセルが、周波数F1上の潜在的なターゲットセルの対応するマージンよりも大きいオフセットであるそのCHOトリガ条件に対するマージンを有していない限り、UE101は、F2上の潜在的なターゲットセルよりもF1上の潜在的なターゲットセルを優先するように設定されてもよい。
図100aおよび図100bは、UE101が含み得る構成のパネルa)およびパネルb)それぞれにおける2つの異なる例を示す。UE101は、図100aに示す以下の構成を含んでもよい。
UE101は、本明細書の機能およびアクションを実行するためのコンピュータプログラムコードと共に、図100aに示すUE101内の第1のプロセッサ501などの1つまたは複数のプロセッサを用いて実装されてもよい。本明細書で使用されるプロセッサは、ハードウェアコンポーネントであると理解され得る。上述のプログラムコードはまた、例えば、UE101にロードされるときに本明細書に記載の方法を実行するためのコンピュータプログラムコードを保持するデータキャリアの形式で、コンピュータプログラム製品としても提供されてもよい。そのようなキャリアの1つは、CD ROMディスクの形式であり得る。しかしながら、そのようなキャリアは、メモリスティックなどの他のデータキャリアによっても実現可能である。コンピュータプログラムコードはさらに、サーバ上に純粋なプログラムコードとして提供され、UE101にダウンロードされてもよい。
UE101は、1つまたは複数のメモリユニットを含む第1のメモリ503をさらに備えてもよい。メモリ503は、UE101で実行されるときに本明細書の方法を実行するために、取得された情報を記憶し、データ、設定、スケジューリング、およびアプリケーションなどを記憶するために使用されるように設定される。
UE101は、第1の受信ポート504を介して、例えばネットワークノード103から情報を受信してもよい。第1の受信ポート504は、UE101内の1つまたは複数のアンテナに接続されてもよい。UE101は、第1の受信ポート504を介して、通信システム100内の別の構造から情報を受信してもよい。第1の受信ポート504は、第1のプロセッサ501と通信することができるので、第1の受信ポート504は次いで、受信した情報を第1のプロセッサ501に送信することができる。第1の受信ポート504はまた、他の情報を受信するように設定されてもよい。
UE101内の第1のプロセッサ501は、第1のプロセッサ510および第1のメモリ503と通信し得る第1の送信ポート505を介して、例えば第1のネットワークノード103aおよび/もしくは第2のネットワークノード103bまたは通信システム100内の別の構造に情報を伝送または送信するように設定されてもよい。
UE101は、例えば選択ユニット513によって、少なくとも1つのパラメータに基づいて、複数の候補ターゲットセルからターゲットセル105bを選択するように適合されてもよい。複数の候補ターゲットセルのうちの各候補ターゲットセルは、基準を満たしている。基準は、ハンドオーバ基準または条件付きハンドオーバ基準とすることができる。基準は、候補ターゲットセルへのUE101のハンドオーバの開始とすることができる。複数の候補ターゲットセルのうちの各候補ターゲットセルが基準を満たしているので、UE101は、複数の候補ターゲットセルが基準を満たしていると判定するように適合されてもよい。
UE101は、例えば開始ユニット514によって、ソースセル105aから選択済みターゲットセル105bへのUE101のハンドオーバを開始するように適合されてもよい。
UE101は、例えば取得ユニット515によって、少なくとも1つのパラメータを示す情報を、例えば第1のネットワークノード103aから取得するように適合されてもよい。
少なくとも1つのパラメータは、UE101において事前設定されるか、または標準仕様に基づいてUE101においてハードコード化されるか、またはステップ400において第1のネットワークノード103aから取得されてもよい。
UE101は、例えば決定ユニット516によって、選択が複数のパラメータのどれに基づくべきかを決定するように適合されてもよい。これは、UE101が、例えば決定ユニット516によって、複数の候補パラメータから少なくとも1つのパラメータを選択するように適合され得ると説明されることがある。
UE101は、例えば取得ユニット515によって、基準を示す情報を、例えば第1のネットワークノード103aから取得するように適合されてもよい。基準は、ハンドオーバ基準または条件付きハンドオーバ基準とすることができる。基準は、候補ターゲットセルへのUE101のハンドオーバの開始とすることができる。
少なくとも1つのパラメータは、選択されるターゲットセル105bが以下のうちの少なくとも1つに基づき得ることを示す。
a)1つまたは複数のトリガ量、および/または
b)セル選択/セル再選択基準、および/または
c)UEの実装、および/または
d)以下のうちの少なくとも1つの最大デルタ
i.最強のRSRP値、および/または
ii.最強のRSRQ値、および/または
iii.最強のSINR値、および/または
iv.最高の優先順位、および/または
v.時間内に最初に発生する割り当てられたRACHリソース、および/または
vi.UEが最新の測定を実行したセル、および/または
vii.周波数内、および/または
viii.周波数間、および/または
ix.i~viiiのいずれかの組合せに基づく条件を満たしたこと
e)タイミング、例えば、最初に条件を満たしたセルが選択される、および/または
f)トリガ量が最も多いセル、および/または
g)設定可能な選択量が最も多いセル、および/または
h)良好なビームの数が最も多いセル、および/または
i)事前定義された規則に基づいた選択量が最も多いセル、および/または
j)CHO実行トリガ条件に対する最大マージン、および/または
k)改善速度とCHO実行トリガ条件に対するマージンとの組合せ、および/または
l)改善速度とトリガ量の値との組合せ、および/または
m)優先順位とセル選択/セル再選択基準との組合せ、および/または
n)最強のRSRP値、および/または
o)最強のRSRQ値、および/または
p)最強のSINR値、および/または
q)最高の優先順位、および/または
r)時間内に最初に発生する割り当てられたRACHリソース、および/または
s)UE101が最新の測定を実行したセル、および/または
t)周波数内、および/または
u)周波数間、および/または
v)周波数の優先順位とCHOトリガ条件に対するマージンとの組合せ、および/または
w)周波数の優先順位とトリガ量の値との組合せ、および/または
x)a)~w)のいずれかの組合せ
少なくとも1つのパラメータは、選択パラメータと呼ばれることがあり、UE101は、例えば選択ユニット513によって、最も高い選択パラメータを有するターゲットセル105bを選択するように適合されてもよい。言い換えれば、UE101は、複数の候補パラメータ内の他の候補パラメータの値と比較して、少なくとも1つのパラメータの最大値を有するターゲットセル105bを選択してもよい。
パラメータを示す情報は、RRCConnectionReconfigurationメッセージまたはRRCReconfigurationメッセージに含まれてもよい。
パラメータを示す情報は、情報要素に含まれてもよい。
情報要素は、mobilityControlInfo情報要素またはReconfigurationWithSync情報要素とすることができる。
UE101は、2Gシステム、3Gシステム、4Gシステム、5Gシステム、または任意のより大きい数のシステムに含まれてもよい。
上記の選択ユニット513、開始ユニット514、取得ユニット515、決定ユニット516などが、アナログ回路とデジタル回路の組合せ、および/または第1のプロセッサ501などの1つまたは複数のプロセッサによって実行されると上記のように実行する、例えばメモリに記憶されたソフトウェアおよび/またはファームウェアを有するように設定された1つまたは複数のプロセッサを指し得ることも、当業者には理解されよう。これらのプロセッサのうちの1つまたは複数および他のデジタルハードウェアは、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)に含まれてもよく、または、いくつかのプロセッサおよび様々なデジタルハードウェアは、個別にパッケージ化されているかシステムオンチップ(SoC)に組み立てられているかにかかわらず、いくつかの別個のコンポーネントに分散されてもよい。
上記の異なるユニット513~516は、第1のプロセッサ501などの1つまたは複数のプロセッサ上で実行する1つまたは複数のアプリケーションとして実装されてもよい。
したがって、UE101に関する本明細書に記載の方法はそれぞれ、第1のコンピュータプログラム521製品によって実施されてもよく、第1のコンピュータプログラム521製品は、少なくとも1つの第1のプロセッサ501上で実行されると、少なくとも1つの第1のプロセッサ501に、本明細書においてUE101によって実行されるように記載されたアクションを実行させる命令、すなわちソフトウェアコード部分を含む。第1のコンピュータプログラム521製品は、第1のコンピュータ可読記憶媒体520に記憶されてもよい。第1のコンピュータプログラム521を記憶した第1のコンピュータ可読記憶媒体520は、少なくとも1つの第1のプロセッサ501上で実行されると、少なくとも1つの第1のプロセッサ501に、UE101によって実行されるように本明細書に記載のアクションを実行させる命令を含んでもよい。第1のコンピュータ可読記憶媒体520は、CD ROMディスクまたはメモリスティックなどの非一過性のコンピュータ可読記憶媒体とすることができる。第1のコンピュータプログラム521製品は、今説明した第1のコンピュータプログラム521を含むキャリアに記憶されてもよい。キャリアは、上記のように電子信号、光信号、無線信号、または第1のコンピュータ可読記憶媒体508のうちの1つである。
UE101は、UE101と他のノードまたはデバイス、例えば第1のネットワークノード103aおよび/もしくは第2のネットワークノード103bまたは別の構造との間の通信を容易にするように設定された通信インターフェースを備えてもよい。インターフェースは、適切な規格に従ってエアインターフェースを介して無線信号を送受信するように設定されたトランシーバを備えてもよい。
UE101は、図100bに示す以下の構成を含んでもよい。UE101は、UE101内に、第1の処理回路515、例えば第1のプロセッサ510などの1つまたは複数のプロセッサと、第1のメモリ503とを備えてもよい。UE101はまた、例えば第1の受信ポート504と第1の送信ポート505とを含み得る、第1の無線回路514を含んでもよい。第1の処理回路515は、図100aに関連して説明した方式と同様の方式で、図4による方法アクションを実行するように設定されるかまたは動作可能であってもよい。第1の無線回路514は、少なくともUE101との無線接続をセットアップおよび維持するように設定されてもよい。本明細書において、回路はハードウェアコンポーネントであると理解され得る。
UE101は、通信システム100内で動作するように動作可能である。UE101は、第1の処理回路511および第1のメモリ503を備えてもよい。第1のメモリ503は、前記第1の処理回路511によって実行可能な命令を含む。UE101はさらに、例えば図4のUE101に関連して本明細書に記載したアクションを実行するように動作可能である。
図200aおよび図200bは、第1のネットワークノード103aが含み得る構成のパネルa)およびパネルb)それぞれにおける2つの異なる例を示す。ネットワークノード105は、図100aに示す以下の構成を含んでもよい。
第1のネットワークノード103aにおける本開示は、本明細書に記載の機能およびアクションを実行するためのコンピュータプログラムコード共に、図200aに示す第1のネットワークノード103a内の第2のプロセッサ601などの1つまたは複数のプロセッサを用いて実装されてもよい。本明細書で使用されるプロセッサは、ハードウェアコンポーネントであると理解され得る。上述のプログラムコードはまた、例えば、ネットワークノード103にロードされるときに本明細書に記載の方法を実行するためのコンピュータプログラムコードを保持するデータキャリアの形式で、コンピュータプログラム製品としても提供されてもよい。そのようなキャリアの1つは、CD ROMディスクの形式であり得る。しかしながら、そのようなキャリアは、メモリスティックなどの他のデータキャリアによっても実現可能である。コンピュータプログラムコードはさらに、サーバ上に純粋なプログラムコードとして提供され、第1のネットワークノード103aおよび/または第2のネットワークノード103bにダウンロードされてもよい。
第1のネットワークノード103aは、1つまたは複数のメモリユニットを含む第2のメモリ603をさらに備えてもよい。第2のメモリ603は、第1のネットワークノード103aで実行されるときに本明細書の方法を実行するために、取得された情報を記憶し、データ、設定、スケジューリング、およびアプリケーションなどを記憶するために使用されるように設定される。
第1のネットワークノード103aは、第2の受信ポート604を介して、例えばUE101および/または第2のネットワークノード103bから情報を受信してもよい。第2の受信ポート604は、第1のネットワークノード103a内の1つまたは複数のアンテナに接続されてもよい。第1のネットワークノード103aは、第2の受信ポート604を介して、通信システム100内の別の構造から情報を受信してもよい。第2の受信ポート604は、第2のプロセッサ601と通信することができるので、第2の受信ポート604は次いで、受信した情報を第2のプロセッサ601に送信することができる。第2の受信ポート604はまた、他の情報を受信するように設定されてもよい。
第1のネットワークノード103a内の第2のプロセッサ601は、第2のプロセッサ601および第2のメモリ603と通信し得る第2の送信ポート605を介して、例えばUE101または通信システム100内の別の構造に情報を伝送または送信するように設定されてもよい。
第1のネットワークノード103aは、例えば、提供ユニット613によって、UE101が複数の候補ターゲットセルからターゲットセル105bを選択する際の基礎となるべき少なくとも1つのパラメータを示す情報をUE101に提供するように適合されてもよい。複数の候補ターゲットセルのうちの各候補ターゲットセルは、基準を満たしている。基準は、ハンドオーバ基準または条件付きハンドオーバ基準とすることができる。基準は、候補ターゲットセルへのUE101のハンドオーバの開始とすることができる。
第1のネットワークノード103aは、例えば、決定ユニット614によって、選択が複数のパラメータのどれに基づくべきかを決定するように適合されてもよい。言い換えれば、ネットワークノード103は、複数の候補パラメータから少なくとも1つのパラメータを決定または選択するように適合されてもよい。
第1のネットワークノード103aは、例えば、提供ユニット613によって、ハンドオーバ基準を示す情報をUE101に提供するように適合されてもよい。
少なくとも1つのパラメータは、ターゲットセルが以下のうちの少なくとも1つに基づいて選択されることを示してもよい。
a)1つまたは複数のトリガ量、および/または
b)セル選択/セル再選択基準、および/または
c)UEの実装、および/または
d)以下のうちの少なくとも1つの最大デルタ
i.最強のRSRP値、および/または
ii.最強のRSRQ値、および/または
iii.最強のSINR値、および/または
iv.最高の優先順位、および/または
v.時間内に最初に発生する割り当てられたRACHリソース、および/または
vi.UEが最新の測定を実行したセル、および/または
vii.周波数内、および/または
viii.周波数間、および/または
ix.i~viiiのいずれかの組合せに基づく条件を満たしたこと
e)タイミング、例えば、最初に条件を満たしたセルが選択される、および/または
f)トリガ量が最も多いセル、および/または
g)設定可能な「選択量」が最も多いセル、および/または
h)良好なビームの数が最も多いセル、および/または
i)事前定義された規則に基づいた「選択量」が最も多いセル、および/または
j)CHO実行トリガ条件に対する最大マージン、および/または
k)改善速度とCHO実行トリガ条件に対するマージンとの組合せ、および/または
l)改善速度とトリガ量の値との組合せ、および/または
m)優先順位とセル選択/セル再選択基準との組合せ、および/または
n)最強のRSRP値、および/または
o)最強のRSRQ値、および/または
p)最強のSINR値、および/または
q)最高の優先順位、および/または
r)時間内に最初に発生する割り当てられたRACHリソース、および/または
s)UEが最新の測定を実行したセル、および/または
t)周波数内、および/または
u)周波数間、および/または
v)周波数の優先順位とCHOトリガ条件に対するマージンとの組合せ、および/または
w)周波数の優先順位とトリガ量の値との組合せ、および/または
x)y)~uu)のいずれかの組合せ
少なくとも1つのパラメータは、選択パラメータと呼ばれることがある。言い換えれば、第1のネットワークノード103aは、複数の候補パラメータ内の他の候補パラメータの値と比較して、少なくとも1つのパラメータの最大値を有するターゲットセル105bを決定または選択してもよい。
パラメータを示す情報は、RRCConnectionReconfigurationメッセージまたはRRCReconfigurationメッセージに含まれてもよい。
パラメータを示す情報は、情報要素に含まれてもよい。
情報要素は、mobilityControlInfo情報要素またはReconfigurationWithSync情報要素とすることができる。
第1のネットワークノード103aは、2Gシステム、3Gシステム、4Gシステム、5Gシステム、または任意のより大きい数のシステムに含まれてもよい。
上記の提供ユニット613、決定ユニット614などは、アナログ回路とデジタル回路の組合せ、および/または第2のプロセッサ601などの1つまたは複数のプロセッサによって実行されると上記のように実行する、例えばメモリに記憶されたソフトウェアおよび/またはファームウェアを有するように設定された1つまたは複数のプロセッサを指すことがある。これらのプロセッサのうちの1つまたは複数および他のデジタルハードウェアは、単一のASICに含まれてもよく、または、いくつかのプロセッサおよび様々なデジタルハードウェアは、個別にパッケージ化されているかSoCに組み立てられているかにかかわらず、いくつかの別個のコンポーネントに分散されてもよい。
上記の異なるユニット613~614は、第2のプロセッサ601などの1つまたは複数のプロセッサ上で実行する1つまたは複数のアプリケーションとして実装されてもよい。
したがって、第1のネットワークノード103aに関する本明細書に記載の方法はそれぞれ、第2のコンピュータプログラム610製品によって実施されてもよく、第2のコンピュータプログラム610製品は、少なくとも1つの第2のプロセッサ601上で実行されると、少なくとも1つの第2のプロセッサ601に、第1のネットワークノード103aによって実行されるように本明細書に記載のアクションを実行させる命令、すなわちソフトウェアコード部分を含む。第2のコンピュータプログラム610製品は、第2のコンピュータ可読記憶媒体608に記憶されてもよい。第2のコンピュータプログラム610を記憶したコンピュータ可読記憶媒体608は、少なくとも1つの第2のプロセッサ601上で実行されると、少なくとも1つの第2のプロセッサ601に、第1のネットワークノード103aによって実行されるように本明細書に記載のアクションを実行させる命令を含んでもよい。コンピュータ可読記憶媒体610は、CD ROMディスクまたはメモリスティックなどの非一過性のコンピュータ可読記憶媒体とすることができる。第2のコンピュータプログラム610製品は、今説明した第2のコンピュータプログラム610を含むキャリアに記憶されてもよく、キャリアは、上記のように電子信号、光信号、無線信号、または第2のコンピュータ可読記憶媒体608のうちの1つである。
第1のネットワークノード103aは、第1のネットワークノード103aと他のノードまたはデバイス、例えばUE101および/もしくは第2のネットワークノード103bまたは別の構造との間の通信を容易にするように設定された通信インターフェースを備えてもよい。インターフェースは、適切な規格に従ってエアインターフェースを介して無線信号を送受信するように設定されたトランシーバを備えてもよい。
第1のネットワークノード103aは、図200bに示す以下の構成を含んでもよい。第1のネットワークノード103aは、ネットワークノード103内に、第2の処理回路611、例えば第2のプロセッサ601などの1つまたは複数のプロセッサと、第2のメモリ603とを備えてもよい。ネットワークノード103はまた、例えば第2の受信ポート604と第2の送信ポート605とを含み得る、第2の無線回路613を含んでもよい。第2の処理回路611は、図200aに関連して説明した方式と同様の方式で、図4による方法アクションを実行するように設定されるかまたは動作可能であってもよい。第2の無線回路613は、少なくともネットワークノード103との無線接続をセットアップおよび維持するように設定されてもよい。本明細書において、回路はハードウェアコンポーネントであると理解され得る。
第1のネットワークノード103aは、通信システム100内で動作するように動作可能である。第1のネットワークノード103aは、第2の処理回路613および第2のメモリ603を備えてもよい。第2のメモリ603は、前記第2の処理回路613によって実行可能な命令を含む。第1のネットワークノード103aは、例えば図4のネットワークノード105に関連して本明細書に記載したアクションを実行するように動作可能である。
さらなる拡張およびバリエーション
通信ネットワークは、中間ネットワークを経由してホストコンピュータに接続される。
図320を参照すると、通信システムは、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク3211と、コアネットワーク3214とを含む、通信システム100などの通信ネットワーク3210、例えば3GPPタイプのセルラネットワークを含む。アクセスネットワーク3211は、複数のネットワークノード105を含む。例えば、NB、eNB、gNBまたは他のタイプの無線アクセスポイントなどの基地局3212a、3212b、3212cはそれぞれ、対応するカバレッジエリア3213a、3213b、3213cを定義する。各基地局3212a、3212b、3212cは、有線または無線接続3215を介してコアネットワーク3214に接続可能である。UE101などの複数のユーザ機器は、通信システム100に含まれてもよい。図320において、カバレッジエリア3213cに配置された第1のUE3291は、対応する基地局3212cに無線で接続するか、または対応する基地局3212cによってページングされるように設定される。カバレッジエリア3213a内の第2のUE3292は、対応する基地局3212aに無線で接続可能である。図320には複数のUE3291、UE3292が示されているが、カバレッジエリア内に唯一のUEがある状況、または唯一のUEが対応する基地局3212に接続している状況があり得る。UE3291、UE3292のいずれも、UE101の例と見なすことができる。
通信ネットワーク3210は、それ自体がホストコンピュータ3230に接続されており、ホストコンピュータ3230は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバのハードウェアおよび/もしくはソフトウェアにおいて、またはサーバファーム内の処理リソースとして具現化されてもよい。ホストコンピュータ3230は、サービスプロバイダの所有下または管理下にあるか、またはサービスプロバイダによって、またはサービスプロバイダに代わって動作されてもよい。通信ネットワーク3210とホストコンピュータ3230との間の接続3221および接続3222は、コアネットワーク3214からホストコンピュータ3230まで直接延びるか、または任意選択の中間ネットワーク3220を経由してもよい。中間ネットワーク3220は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、またはホストされたネットワークのうちの1つ、またはそれらのうちの2つ以上の組合せとすることができ、中間ネットワーク3220は、存在する場合はバックボーンネットワークまたはインターネットとすることができ、具体的には、中間ネットワーク3220は、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を含んでもよい。
図320の通信システムは全体として、接続されたUE3291、UE3292とホストコンピュータ3230との間の接続を可能にする。接続は、オーバーザトップ(OTT)接続3250と説明されることがある。ホストコンピュータ3230および接続されたUE3291、UE3292は、アクセスネットワーク3211、コアネットワーク3214、任意の中間ネットワーク3220、および可能なさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を仲介として使用して、OTT接続3250を経由してデータおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続3250は、OTT接続3250が通過する参加側の通信デバイスがアップリンク通信およびダウンリンク通信のルーティングを認識しないという意味で透過的であり得る。基地局3212は、接続されたUE3291に転送される、例えばハンドオーバされるために、ホストコンピュータ3230から発生するデータとの着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて通知されないか、または通知される必要がない場合がある。同様に、基地局3212は、UE3291からホストコンピュータ3230に向けて発生する発信アップリンク通信の将来のルーティングを認識する必要はない。
次に説明する図330~図370に関して、基地局を第1のネットワークノード103aおよび/または第2のネットワークノード103bの一例と見なすことができることが理解され得る。
図330は、部分的に無線接続を介して第1のネットワークノード103aを経由してUE101と通信するホストコンピュータを例示している。
次に図330を参照して、UE101および第1のネットワークノード103a、例えば、前の段落で説明した基地局およびホストコンピュータについて説明する。通信システム100などの通信システム3330において、ホストコンピュータ3310は、通信システム3300の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するように設定された通信インターフェース3316を備えるハードウェア3315を備える。ホストコンピュータ3310は、記憶および/または処理能力を有し得る処理回路3318をさらに備える。具体的には、処理回路3318は、命令を実行するように適合された1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、ASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備えてもよい。ホストコンピュータ3310は、ソフトウェア3311をさらに備え、ソフトウェア3311は、ホストコンピュータ3310に格納されているかホストコンピュータ3310によってアクセス可能であり、処理回路3318によって実行可能である。ソフトウェア3311は、ホストアプリケーション3312を含む。ホストアプリケーション3312は、UE3330およびホストコンピュータ3310で終端するOTT接続3350を経由して接続するUE3330などのリモートユーザにサービスを提供するように動作可能であってもよい。リモートユーザにサービスを提供する際、ホストアプリケーション3312は、OTT接続3350を使用して、送信されるユーザデータを提供してもよい。
通信システム3300は、第1のネットワークノード103aを備え、第1のネットワークノード103aは、図330では通信システムにおいて提供される基地局3320として例示されており、基地局3320をホストコンピュータ3310およびUE3330と通信できるようにするハードウェア3325を備える。ハードウェア3325は、通信システム3300の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インターフェース3326、ならびに図330では基地局3320によってサーブされるカバレッジエリアに配置されたUE3330として例示されているUE101との少なくとも無線接続3370をセットアップおよび維持するための無線インターフェース3327を備えてもよい。通信インターフェース3326は、ホストコンピュータ3310への接続3360を容易にするように設定されてもよい。接続3360は、直接であり得るか、または通信システムのコアネットワーク(図330には図示せず)および/もしくは通信システムの外部の1つまたは複数の中間ネットワークを通過してもよい。図330において、基地局3320のハードウェア3325は、処理回路3328を備え、処理回路3328は、命令を実行するように適合された1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備えてもよい。基地局3320は、内部に格納された、または外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア3321をさらに有する。
通信システム3300は、すでに言及したUE3330を備える。UE3330のハードウェア3335は、UE3330が現在配置されているカバレッジエリアにサーブする基地局との無線接続3370をセットアップおよび維持するように設定された無線インターフェース3337を含んでもよい。UE3330のハードウェア3335は、処理回路3338を備え、処理回路3338は、命令を実行するように適合された1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備えてもよい。UE3330はソフトウェア3331を備え、ソフトウェア3331は、UE3330に格納されているかUE3330によってアクセス可能であり、処理回路3338によって実行可能である。ソフトウェア3331は、クライアントアプリケーション3332を備える。クライアントアプリケーション3332は、ホストコンピュータ3310のサポートを用いて、UE3330を経由して人間または人間以外のユーザにサービスを提供するように動作可能であってもよい。ホストコンピュータ3310において、実行中のホストアプリケーション3312は、UE3330およびホストコンピュータ3310で終端するOTT接続3350を経由して、実行中のクライアントアプリケーション3332と通信してもよい。ユーザにサービスを提供する際、クライアントアプリケーション3332は、ホストアプリケーション3312から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供してもよい。OTT接続3350は、要求データとユーザデータの両方を転送してもよい。クライアントアプリケーション3332は、クライアントアプリケーション3332が提供するユーザデータを生成するためにユーザと対話してもよい。
図330に例示するホストコンピュータ3310、基地局3320、およびUE3330がそれぞれ、図320のホストコンピュータ3230、基地局3212a、3212b、3212cのうちの1つ、およびUE3291、3292のうち1つと類似または同一であり得ることに留意されたい。すなわち、これらのエンティティの内部動作は図330に示すようなものとすることができ、それとは別に、周囲のネットワークトポロジは図320のトポロジとすることができる。
図330において、OTT接続3350は、基地局3320を経由したホストコンピュータ3310とUE3330との間の通信を説明するために抽象的に描かれており、中間デバイスおよびこれらのデバイスを経由したメッセージの正確なルーティングについて明確に考慮していない。ネットワークインフラストラクチャは、ルーティングを決定することができ、ルーティングは、UE3330から、もしくはホストコンピュータ3310を操作するサービスプロバイダから、またはその両方から隠れるように設定されてもよい。OTT接続3350がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、例えば負荷分散の考慮またはネットワークの再設定に基づいて、ルーティングを動的に変更する決定をさらに実施してもよい。
UE3330と基地局3320との間の無線接続3370は、本開示によるものである。本開示は、OTT接続3350を使用してUE3330に提供されるOTTサービスの性能を向上させ、無線接続3370が最後のセグメントを形成する。より正確には、本開示は、スペクトル効率およびレイテンシを改善し、それによりユーザ待機時間の短縮、応答性の向上、およびバッテリ寿命の延長などの利点を提供することができる。
データレート、レイテンシ、および他の因子を監視する目的で、測定手順が提供される場合がある。測定結果の変動に応じて、ホストコンピュータ3310とUE3330との間のOTT接続3350を再設定するための任意選択のネットワーク機能がさらに存在してもよい。OTT接続3350を再設定するための測定手順および/またはネットワーク機能は、ホストコンピュータ3310のソフトウェア3311およびハードウェア3315、もしくはUE3330のソフトウェア3331およびハードウェア3335、あるいはその両方に実装されてもよい。OTT接続3350が通過する通信デバイス内にまたはその通信デバイスに関連してセンサ(図示せず)が展開されてもよく、センサは、上で例示した監視された量の値を提供することによって、またはソフトウェア3311、3331が監視された量を計算または推定することができる他の物理量の値を提供することによって、測定手順に参加してもよい。OTT接続3350の再設定は、メッセージフォーマット、再送信設定、優先ルーティングなどを含んでもよく、再設定は、基地局3320に影響を与える必要はなく、基地局3320には未知であるかまたは認識できない可能性がある。このような手順および機能は、当技術分野で知られており、実践され得る。測定は、スループット、伝播時間、レイテンシなどのホストコンピュータ3310の測定を容易にする独自のUEシグナリングを含んでもよい。測定は、ソフトウェア3311および3331が、伝播時間、エラーなどを監視しながら、OTT接続3350を使用して、メッセージ、具体的には空のまたは「ダミー」のメッセージを送信させるように実装されてもよい。
図340は、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ機器を含む通信システムに実装された方法を示す。図340は、通信システムに実装された方法を示す流れ図である。通信システムは、図320および図330を参照して説明したものであり得る、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。簡単にするために、本セクションには図340に対する図面参照のみが含まれる。ステップ3410において、ホストコンピュータは、ユーザデータを提供する。ステップ3410のサブステップ3411(任意選択とすることができる)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ3420において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに搬送する送信を開始する。ステップ3430(任意選択とすることができる)において、基地局は、ホストコンピュータが開始した送信で搬送されたユーザデータをUEに送信する。ステップ3440(同様に任意選択とすることができる)において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する。
図350は、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ機器を含む通信システムに実装された方法を示す。図350は、通信システムに実装された方法を示す流れ図である。通信システムは、図320および図330を参照して説明したものであり得る、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。簡単にするために、本セクションには図350に対する図面参照のみが含まれる。方法のステップ3510において、ホストコンピュータは、ユーザデータを提供する。任意選択のサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ3520において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに搬送する送信を開始する。送信は、基地局を経由してもよい。ステップ3530(任意選択とすることができる)において、UEは、送信で搬送されたユーザデータを受信する。
図360は、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ機器を含む通信システムに実装された方法を示す。図360は、通信システムに実装された方法を示す流れ図である。通信システムは、図320および図330を参照して説明したものであり得る、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。簡単にするために、本セクションには図360に対する図面参照のみが含まれる。ステップ3610(任意選択とすることができる)において、UE101は、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加としてまたは代替として、ステップ3620において、UE101は、ユーザデータを提供する。ステップ3620のサブステップ3621(任意選択とすることができる)において、UE101は、クライアントアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ3610のサブステップ3611(任意選択とすることができる)において、UE101は、受信したホストコンピュータによって提供された入力データに応答してユーザデータを提供するクライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受信したユーザ入力をさらに考慮してもよい。ユーザデータが提供された特定の方式に関係なく、UE101は、サブステップ3630(任意選択とすることができる)において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を開始する。方法のステップ3640において、ホストコンピュータは、UE101から送信されたユーザデータを受信する。
図370は、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ機器を含む通信システムに実装された方法を示す。図370は、通信システムに実装された方法を示す流れ図である。通信システムは、図320および図330を参照して説明したものであり得る、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。簡単にするために、本セクションには図370に対する図面参照のみが含まれる。ステップ3710(任意選択とすることができる)において、基地局は、UEからユーザデータを受信する。ステップ3720(任意選択とすることができる)において、基地局は、受信したユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。ステップ3730(任意選択とすることができる)において、ホストコンピュータは、基地局によって開始された送信で搬送されたユーザデータを受信する。
いくつかの実施形態は、以下のように要約することができる。
基地局は、UE101と通信するように設定され、無線インターフェースと、本明細書において第1のネットワークノード103aによって実行されるように記載されたアクションのうちの1つまたは複数を実行するように設定された処理回路とを備える。
通信システム100は、以下を備えるホストコンピュータを含む。
・ユーザデータを提供するように設定された処理回路
・UE101に送信するためにユーザデータをセルラネットワークに転送するように設定された通信インターフェース
・セルラネットワークは、無線インターフェースおよび処理回路を有する第1のネットワークノード103aを含み、基地局の処理回路は、本明細書において第1のネットワークノード103aによって実行されるように記載されたアクションのうちの1つまたは複数を実行するように設定される。
通信システムは、第1のネットワークノード103aをさらに含んでもよい。
通信システムは、UE101を含んでもよい。UE101は、第1のネットワークノード103aと通信するように設定される。
通信システムにおいて、
・ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定される。
・UE101は、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行するように設定された処理回路を備える。
ネットワークノード103に実装される方法は、本明細書において第1のネットワークノード103aによって実行されるように記載されたアクションのうちの1つまたは複数を含む。
ホストコンピュータ、基地局、およびUE101を含む通信システム100に実装される方法は、以下を含む。
・ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供する。
・ホストコンピュータにおいて、ネットワークノード103を含むセルラネットワークを経由してユーザデータをUE101に搬送する送信を開始する。ネットワークノード103は、本明細書において第1のネットワークノード103aによって実行されるように記載されたアクションのうちの1つまたは複数を実行する。
方法は、以下を含んでもよい。
・第1のネットワークノード103aにおいて、ユーザデータを送信する。
ユーザデータは、ホストアプリケーションを実行することによってホストコンピュータにおいて提供されてもよく、方法は、以下を含んでもよい。
・UE101において、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する。
UE101は、第1のネットワークノード103aと通信するように設定され、UE101は、無線インターフェースと、本明細書においてUE101によって実行されるように記載されたアクションのうちの1つまたは複数を実行するように設定された処理回路とを備える。
通信システム100は、以下を備えるホストコンピュータを含む。
・ユーザデータを提供するように設定された処理回路
・UE101への送信のためにユーザデータをセルラネットワークに転送するように設定された通信インターフェース
・UEは、無線インターフェースおよび処理回路を備え、UEの処理回路は、本明細書においてUE101によって実行されるように記載されたアクションのうちの1つまたは複数を実行するように設定される。
通信システムは、UE101を含んでもよい。
通信システム100において、セルラネットワークは、UE101と通信するように設定された第1のネットワークノード103aを含む。
通信システム100において、
・ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定される。
・UEの処理回路は、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行するように設定される。
UE101に実装される方法は、本明細書においてUE101によって実行されるように記載されたアクションのうちの1つまたは複数を含む。
ホストコンピュータ、第1のネットワークノード103a、およびUE101を含む通信システム100に実装される方法は、以下を含む。
・ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供する。
・ホストコンピュータにおいて、基地局を含むセルラネットワークを経由してユーザデータをUE101に搬送する送信を開始する。UE101は、本明細書においてUE101によって実行されるように記載されたアクションのうちの1つまたは複数を実行する。
方法は、以下を含んでもよい。
・UE101において、第1のネットワークノード103aからユーザデータを受信する。
UE101は、第1のネットワークノード103aと通信するように設定され、UE101は、無線インターフェースと、本明細書においてUE101によって実行されるように記載されたアクションのうちの1つまたは複数を実行するように設定された処理回路とを備える。
通信システム100は、以下を備えるホストコンピュータを含む。
・UE101から第1のネットワークノード103aへの送信から発生するユーザデータを受信するように設定された通信インターフェース
・UE101は、無線インターフェースおよび処理回路を備え、UEの処理回路は、本明細書においてUE101によって実行されるように記載されたアクションのうちの1つまたは複数を実行するように設定される。
通信システム100は、UE101を含んでもよい。
通信システム100は、第1のネットワークノード103aを含んでもよい。ネットワークノード103は、UE101と通信するように設定された無線インターフェースと、UE101から第1のネットワークノード103aへの送信によって搬送されるユーザデータをホストコンピュータに転送するように設定された通信インターフェースとを備える。
通信システム100において、
・ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行するように設定される。
・UEの処理回路は、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定される。
通信システム100において、
・ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行し、それにより要求データを提供するように設定される。
・UEの処理回路は、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行し、それにより要求データに応答してユーザデータを提供するように設定される。
UE101に実装される方法は、本明細書においてUE101によって実行されるように記載されたアクションのうちの1つまたは複数を含む。
方法は、以下を含んでもよい。
・ユーザデータを提供する。
・第1のネットワークノード103aへの送信を介して、ユーザデータをホストコンピュータに転送する。
ホストコンピュータ、第1のネットワークノード103a、およびUE101を含む通信システム100に実装される方法は、以下を含む。
・ホストコンピュータにおいて、UE101から第1のネットワークノード103aに送信されたユーザデータを受信する。UE101は、本明細書においてUE101によって実行されるように記載されたアクションのうちの1つまたは複数を実行する。
方法は、以下を含んでもよい。
・UE101において、ユーザデータを第1のネットワークノード103aに提供する。
方法は、以下を含んでもよい。
・UE101において、クライアントアプリケーションを実行し、それにより、送信されるユーザデータを提供する。
・ホストコンピュータにおいて、クライアントアプリケーションに関連付けられたホストアプリケーションを実行する。
方法は、以下を含んでもよい。
・UE101において、クライアントアプリケーションを実行する。
・UE101において、クライアントアプリケーションへの入力データを受信する。入力データは、クライアントアプリケーションに関連付けられたホストアプリケーションを実行することによってホストコンピュータで提供される。
・送信されるユーザデータは、入力データに応じてクライアントアプリケーションによって提供される。
ネットワークノード103はUE101と通信するように設定され、第1のネットワークノード103aは、無線インターフェースと、本明細書において第1のネットワークノード103aによって実行されるように記載されたアクションのうちの1つまたは複数を実行するように設定された処理回路とを備える。
通信システム100は、UE101から基地局への送信から発生するユーザデータを受信するように設定された通信インターフェースを備えるホストコンピュータを含む。第1のネットワークノード103aは、無線インターフェースおよび処理回路を備え、基地局の処理回路は、本明細書において第1のネットワークノード103aによって実行されるように記載されたアクションのうちの1つまたは複数を実行するように設定される。
通信システム100は、第1のネットワークノード103aを含んでもよい。
通信システム100は、UE101を含んでもよい。UE101は、第1のネットワークノード103aと通信するように設定される。
通信システム100において、
・ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行するように設定される。
・UE101は、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行し、それによりホストコンピュータによって受信されるユーザデータを提供するように設定される。
第1のネットワークノード103aに実装される方法は、本明細書において第1のネットワークノード103aのいずれかによって実行されるように記載されたアクションのうちの1つまたは複数を含む。
ホストコンピュータ、ネットワークノード103、およびUE101を含む通信システムに実装される方法は、以下を含む。
・ホストコンピュータにおいて、第1のネットワークノード103aがUE101から受信した送信から発生するユーザデータを第1のネットワークノード103aから受信する。UE101は、本明細書においてUE101によって実行されるように記載されたアクションのうちの1つまたは複数を実行する。
方法は、以下を含んでもよい。
・第1のネットワークノード103aにおいて、UE101からユーザデータを受信する。
方法は、以下を含んでもよい。
・第1のネットワークノード103aにおいて、受信したユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。
本開示は、条件付きハンドオーバでのターゲットセルの選択に関する。
本開示は、ネットワークによって設定された基準をいくつかのセルが満たす場合に、UE101が条件付きハンドオーバでターゲットセルを選択するための方法を含む。方法は、以下のうちの少なくとも1つを含む。
・複数のトリガ量に基づいてセルを選択する。
・セル選択/セル再選択基準に基づいてセルを選択する。
・UEの実装に基づいてセルを選択する。
・上記の方法のいずれかの最大デルタ、例えば、RSRPの最大の増分、RSRQの最大の増分に基づいてセルを選択する。
・タイミングに基づいてセルを選択する。最初に条件を満たしたセルが選択される。
・トリガ量が最も多いセルを選択する。
・設定可能な「選択量」が最も多いセルを選択する。
・良好なビームの数が最も多いセルを選択する。
・事前定義された規則に基づいた「選択量」が最も多いセルを選択する。
・CHO実行トリガ条件に対する最大マージンに基づいてターゲットセルを選択する。なお、異なる潜在的なターゲットセルは、異なる実行トリガ条件を有する可能性がある。
・改善速度、すなわちトリガ量導関数と、CHO実行トリガ条件に対するマージンとの組合せに基づいて、ターゲットセルを選択する。理論的根拠は、他のセルが現在わずかに良好な/高い絶対トリガ量(例えば、RSRP)の値を有しているとしても、高次導関数を有するセルが、低次導関数を有する別のセルを「上回り」すぐにより良好になると予想できるということである。測定間隔が、少なくとも同じキャリア周波数の潜在的なターゲットセルについて予想され得るすべての潜在的なターゲットセルで同じである場合、トリガ量(例えば、RSRPまたはRSRQ)の「デルタ」は、トリガ量導関数の測定とすることができる。測定間隔が異なる場合、トリガ量は、デルタを測定間隔で除算したものとして算出することができ、場合によっては、線形平均または指数平均を使用して、デルタを複数の測定間隔にわたって平均したものとして算出することができる。
・改善速度、すなわちトリガ量導関数と、トリガ量の値との組合せに基づいて、ターゲットセルを選択する。すなわちこの基準は、前の基準と類似している場合があるが、トリガ量の値をCHO実行トリガ条件と比較する必要がない。
・本明細書に列挙した方法のいずれかの組合せ、例えば、優先順位とセル選択/セル再選択基準との組合せに基づいてセルを選択する。
・選択基準の別の組合せは、周波数優先順位とCHOトリガ条件に対するマージンとの組合せ、または周波数優先順位とトリガ量の値との組合せであり得る。例えば、周波数F2上の潜在的なターゲットセルが、周波数F1上の潜在的なターゲットセルの対応するマージンよりも大きいオフセットであるそのCHOトリガ条件に対するマージンを有していない限り、UE101は、F2上の潜在的なターゲットセルよりもF1上の潜在的なターゲットセルを優先するように設定されてもよい。
複数のセルが条件付きハンドオーバの条件を満たす場合にターゲットセルを選択するには多くの可能性が存在することがあり、本発明によってより多くの選択肢がカバーされる。
先行技術と比較して、選択のための新しい基準がどのように利益を提供し得るかに関するいくつかの例を以下に列挙する。
例えば、先行技術は、固定量、例えばRSRPまたはRSRQまたはSINRに基づく選択に言及している。しかしながら、トリガ条件がA1、A2、..、A6イベントのようなreportConfigイベントに類似していると想定される場合、単一のトリガ量が設定されてもよい。したがって、RSRPがその固定量として標準化されている場合、使用されるトリガ量に関係なく、セルが複数ある場合のセルの選択はその量に基づいて行われる。第1のネットワークノード103aは、例えば、RSRQを使用すると決定することができるが、UE101は、RSRPに基づいて選択を行わなければならない。RSRPが利用できない可能性があることは注目に値する。したがって、設定可能な「選択量」を有することは、はるかに優れた解決策である。第1のネットワークノード103aは、条件付きハンドオーバ/モビリティのトリガ量としてRSRPを使用し、明示的な設定可能物を介してRSRQに基づく選択を実行するようにUE101に指示してもよい。しかしながら、トリガと選択の両方がRSRQに基づいている他の戦略を適用する場合もある。これは、選択量がトリガ量と同じである変形例に対しても機能する。そうすることによって、選択量の測定が利用可能であることが保証される。
UE101は、選択を、以下などの事前定義された規則に基づく選択量に基づかせてもよい。
- RSRPが利用可能な場合、すなわちUE101がトリガされたセルのRSRP測定値を有しており、したがってUE101が最も高いRSRPを有するセルを選択できる場合、選択量としてRSRPを使用する、または
- そうでなければ、RSRQが利用可能な場合、かつRSRPが利用できない場合、UE101は選択量としてRSRQを使用してもよい。RSRQの使用は、監視対象のセルに対して、UE101がRSRP測定を実行するように設定されていない場合に発生することがある。
- そうでなければ、UE101はSINRを使用してもよい。
例えばRSRPのような単一セルベースの量に基づいた条件をトリガするセルが複数ある、例えば、セルAとセルBのRSRP差は、PCellがしきい値よりも高く、セルAのRSRP差はセルBよりもわずかに高いと想定することができる。先行技術によれば、UEは、セルAを選択することになる。しかしながら、特にセルが複数のビームで構成され得るNRでは、セルAは、セルBよりも多くの良好なビームを有する可能性があり、例えば、セルAは4つの良好なビームを有し、セルBは単一の良好なビームを有する。したがって、セルBは、はるかに信頼性が高くロバストなターゲット候補である可能性があるため、RSRPのみに基づく選択は最善の選択肢ではない可能性がある。したがって、選択を良好なビームの数が最も多いセルに基づかせることが、より優れた戦略である。
一般に、本明細書で使用される用語はすべて、異なる意味が明確に与えられ、かつ/またはその用語が使用される文脈から暗示されない限り、関連する技術分野におけるその用語の通常の意味に従って解釈されるべきである。要素、装置、構成要素、手段、ステップなどに対する言及はすべて、特に明記しない限り、要素、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つのインスタンスを指すものとして開放的に解釈されるべきである。本明細書に開示される任意の方法のステップは、ステップが別のステップの後または前として明示的に記載されていない限り、かつ/またはステップが別のステップの後または前になければならないことが黙示的である場合を除き、開示された正確な順序で実行される必要はない。
本明細書に開示する実施形態のいずれかの任意の特徴を、適切な場合はいつでも任意の他の実施形態に適用することができる。同様に、実施形態のいずれかの任意の利点を、任意の他の実施形態に適用することができ、逆もまた同様である。添付した実施形態の他の目的、特徴および利点が、以下の説明から明らかになるであろう。
一般に、本明細書における「第1の」、「第2の」、「第3の」、「第4の」、および/または「第5の」の使用は、異なる要素またはエンティティを示す任意の方法であると理解することができ、特に明記されていない限り、文脈に基づいて、修飾する名詞に累積的または時系列の文字を付与するものではないと理解することができる。
本明細書における例は相互に排他的ではないことに留意されたい。一実施形態からの構成要素は、別の実施形態に存在すると暗黙のうちに想定することができ、これらの構成要素を他の例示的な実施形態で使用する方法は当業者には明らかであろう。
本明細書の実施形態は、上記の実施形態に限定されない。様々な代替、変更、および均等物が使用されてもよい。したがって、上記の実施形態は、実施形態の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。一実施形態からの特徴は、任意の他の実施形態の1つまたは複数の特徴と組み合わされてもよい。
「AおよびBのうちの少なくとも1つ」という用語は、「Aのみ、Bのみ、またはAとBの両方」を意味すると理解されるべきであり、AおよびBは、本明細書で使用される任意のパラメータ、数、指示などである。
「含む(comprises/comprising)」という用語は、本明細書で使用される場合、記載された特徴、整数、ステップまたは構成要素の存在を示すものと見なされるが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、構成要素、またはそのグループの存在または追加を排除するものではないことが強調されるべきである。要素に先行する単語「a」または「an」は、複数のそのような要素の存在を排除しないことにも留意されたい。
本明細書で使用される「設定された」という用語は、「配置された」、「適合された」、「可能である」または「動作可能である」と呼ばれることもある。
また、方法のステップが、本明細書に表示されている順序とは別の順序で実行される場合があることも強調されるべきである。

Claims (26)

  1. ソースセル(105a)からターゲットセル(105b)へのユーザ機器(UE)(101)のハンドオーバを開始するために前記UE(101)によって実行される方法であって、
    少なくとも1つのパラメータに基づいて、複数の候補ターゲットセルからターゲットセル(105b)を選択すること(403)であって、前記複数の候補ターゲットセルの各候補ターゲットセルがハンドオーバ基準を満たす、ターゲットセル(105b)を選択すること(403)と、
    前記ソースセル(105a)から前記選択済みターゲットセル(105b)への前記UE(101)のハンドオーバを開始すること(404)と
    を含む、方法。
  2. 第1のネットワークノード(103a)から前記少なくとも1つのパラメータを示す情報を取得すること(400)をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つのパラメータが、前記UE(101)において事前設定されるか、前記UE(101)においてハードコード化されるか、または第1のネットワークノード(103a)から取得される(400)、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記複数の候補ターゲットセルの各候補ターゲットセルが、前記少なくとも1つのパラメータのそれぞれの1つまたは複数の関連付けられたパラメータインスタンスを有し、
    前記UE(101)が、前記それぞれの候補ターゲットセルに関連付けられた前記それぞれのパラメータインスタンスの値の比較に基づいて、前記ターゲットセル(105b)を選択する、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記UE(101)が、前記少なくとも1つのパラメータの前記関連付けられたパラメータインスタンスの所定の値を有する前記複数の候補ターゲットセルから前記候補ターゲットセルを前記ターゲットセル(105b)として選択する、請求項4に記載の方法。
  6. 第1のネットワークノード(103a)から前記ハンドオーバ基準を示す情報を取得すること(401)をさらに含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記少なくとも1つのパラメータが、
    a)1つまたは複数のトリガ量、および/または
    b)セル選択/セル再選択基準、および/または
    c)UEの実装、および/または
    d)以下のうちの少なくとも1つの最大デルタ
    i.最強の参照信号受信電力(RSRP)値、および/または
    ii.最強の参照信号受信品質(RSRQ)値、および/または
    iii.最強の信号対干渉&ノイズ比(SINR)値、および/または
    iv.最高の優先順位、および/または
    v.時間内に最初に発生する割り当てられたランダムアクセスチャネル(RACH)リソース、および/または
    vi.前記UE(101)が最新の測定を実行したセル、および/または
    vii.周波数内、および/または
    viii.周波数間、および/または
    ix.i~viiiのいずれかの組合せに基づく条件を満たしたこと
    e)タイミング、および/または
    f)トリガ量が最も多いセル、および/または
    g)設定可能な選択量が最も多いセル、および/または
    h)良好なビームの数が最も多いセル、および/または
    i)事前定義された規則に基づいた選択量が最も多いセル、および/または
    j)条件付きハンドオーバ(CHO)実行トリガ条件に対する最大マージン、および/または
    k)改善速度と前記CHO実行トリガ条件に対するマージンとの組合せ、および/または
    l)前記改善速度と前記トリガ量の値との組合せ、および/または
    m)優先順位とセル選択基準およびセル再選択基準のうちの少なくとも一方との組合せ、および/または
    n)最強のRSRP値、および/または
    o)最強のRSRQ値、および/または
    p)最強のSINR値、および/または
    q)最高の優先順位、および/または
    r)時間内に最初に発生する割り当てられたRACHリソース、および/または
    s)前記UE(101)が最新の測定を実行したセル、および/または
    t)周波数内、および/または
    u)周波数間、および/または
    v)周波数の優先順位と前記CHOトリガ条件に対するマージンとの組合せ、および/または
    w)周波数の優先順位と前記トリガ量の値との組合せ、および/または
    x)a)~w)のいずれかの組合せ
    のうちの少なくとも1つに基づいて前記ターゲットセル(105b)が選択されるべきであることを示す、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記少なくとも1つのパラメータを示す前記情報が、RRCConnectionReconfigurationメッセージもしくはmobilityControlInfo情報要素、またはRRCReconfigurationメッセージもしくはReconfigurationWithSync情報要素に含まれる、請求項2から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. ソースセル(105a)からターゲットセル(105b)へのユーザ機器(UE)(101)のハンドオーバを開始するために第1のネットワークノード(103a)によって実行される方法であって、
    前記UE(101)が複数の候補ターゲットセルからターゲットセル(105b)を選択する際の基礎となるべき少なくとも1つのパラメータを示す情報を前記UE(101)に提供すること(400)であって、前記複数の候補ターゲットセルの各候補ターゲットセルがハンドオーバ基準を満たす、少なくとも1つのパラメータを示す情報を提供すること(400)
    を含む、方法。
  10. 複数の候補パラメータから前記少なくとも1つのパラメータを選択すること(402)
    をさらに含む、請求項8に記載の方法。
  11. 前記ハンドオーバ基準を示す情報を前記UE(101)に提供すること(401)
    をさらに含む、請求項9または10に記載の方法。
  12. 前記少なくとも1つのパラメータを示す前記情報が、RRCConnectionReconfigurationメッセージもしくはmobilityControlInfo情報要素、またはRRCReconfigurationメッセージもしくはReconfigurationWithSync情報要素に含まれる、請求項11に記載の方法。
  13. ソースセル(105a)からターゲットセル(105b)へのユーザ機器(UE)(101)のハンドオーバを開始するためのUE(101)であって、
    少なくとも1つのパラメータに基づいて、複数の候補ターゲットセルからターゲットセル(105b)を選択することであって、前記複数の候補ターゲットセルの各候補ターゲットセルがハンドオーバ基準を満たす、ターゲットセル(105b)を選択することと、
    前記ソースセル(105a)から前記選択済みターゲットセル(105b)への前記UE(101)のハンドオーバを開始することと
    を行うように適合される、UE(101)。
  14. 第1のネットワークノード(103a)から前記少なくとも1つのパラメータを示す情報を取得するように適合される、請求項13に記載のUE(101)。
  15. 前記少なくとも1つのパラメータが、前記UE(101)において事前設定されるか、前記UE(101)においてハードコード化されるか、または第1のネットワークノード(103a)から取得される(400)、請求項13または14に記載のUE(101)。
  16. 前記複数の候補ターゲットセルの各候補ターゲットセルが、1つまたは複数の関連付けられたパラメータインスタンスを有し、
    前記UE(101)が、前記それぞれの候補ターゲットセルに関連付けられた前記それぞれのパラメータインスタンスの値の比較に基づいて、前記ターゲットセル(105b)を選択する
    ように適合される、請求項13から15のいずれか一項に記載のUE(101)。
  17. 前記UE(101)が、前記少なくとも1つのパラメータの前記関連付けられたパラメータインスタンスの所定の値を有する前記複数の候補ターゲットセルから前記候補ターゲットセルを前記ターゲットセル(105b)として選択するように適合される、請求項16に記載のUE(101)。
  18. 第1のネットワークノード(103a)から前記ハンドオーバ基準を示す情報を取得するように適合される、請求項13から17のいずれか一項に記載のUE(101)。
  19. 前記少なくとも1つのパラメータが、
    a)1つまたは複数のトリガ量、および/または
    b)セル選択/セル再選択基準、および/または
    c)UEの実装、および/または
    d)以下のうちの少なくとも1つの最大デルタ
    i.最強の参照信号受信電力(RSRP)値、および/または
    ii.最強の参照信号受信品質(RSRQ)値、および/または
    iii.最強の信号対干渉&ノイズ比(SINR)値、および/または
    iv.最高の優先順位、および/または
    v.時間内に最初に発生する割り当てられたランダムアクセスチャネル(RACH)リソース、および/または
    vi.前記UE(101)が最新の測定を実行したセル、および/または
    vii.周波数内、および/または
    viii.周波数間、および/または
    ix.i~viiiのいずれかの組合せに基づく条件を満たしたこと
    e)タイミング、および/または
    f)トリガ量が最も多いセル、および/または
    g)設定可能な選択量が最も多いセル、および/または
    h)良好なビームの数が最も多いセル、および/または
    i)事前定義された規則に基づいた選択量が最も多いセル、および/または
    j)条件付きハンドオーバ(CHO)実行トリガ条件に対する最大マージン、および/または
    k)改善速度と前記CHO実行トリガ条件に対するマージンとの組合せ、および/または
    l)前記改善速度と前記トリガ量の値との組合せ、および/または
    m)優先順位とセル選択基準およびセル再選択基準のうちの少なくとも一方との組合せ、および/または
    n)最強のRSRP値、および/または
    o)最強のRSRQ値、および/または
    p)最強のSINR値、および/または
    q)最高の優先順位、および/または
    r)時間内に最初に発生する割り当てられたRACHリソース、および/または
    s)前記UE(101)が最新の測定を実行したセル、および/または
    t)周波数内、および/または
    u)周波数間、および/または
    v)周波数の優先順位と前記CHOトリガ条件に対するマージンとの組合せ、および/または
    w)周波数の優先順位と前記トリガ量の値との組合せ、および/または
    x)a)~w)のいずれかの組合せ
    のうちの少なくとも1つに基づいて前記ターゲットセル(105b)が選択されるべきであることを示す、請求項13から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記パラメータを示す前記情報が、RRCConnectionReconfigurationメッセージもしくはmobilityControlInfo情報要素、またはRRCReconfigurationメッセージもしくはReconfigurationWithSync情報要素に含まれる、請求項13から19のいずれか一項に記載のUE(101)。
  21. ソースセル(105a)からターゲットセル(105b)へのユーザ機器(UE)(101)のハンドオーバを開始するための第1のネットワークノード(103a)であって、
    前記UE(101)が複数の候補ターゲットセルからターゲットセル(105b)を選択する際の基礎となるべき少なくとも1つのパラメータを示す情報を前記UE(101)に提供することであって、前記複数の候補ターゲットセルの各候補ターゲットセルがハンドオーバ基準を満たす、少なくとも1つのパラメータを示す情報を提供すること
    を行うように適合される、第1のネットワークノード(103a)。
  22. 複数の候補パラメータから前記少なくとも1つのパラメータを選択するように適合される、請求項21に記載の第1のネットワークノード(103a)。
  23. 前記ハンドオーバ基準を示す情報を前記UE(101)に提供するように適合される、請求項21または22に記載の第1のネットワークノード(103a)。
  24. 前記パラメータを示す前記情報が、RRCConnectionReconfigurationメッセージもしくはmobilityControlInfo情報要素、またはRRCReconfigurationメッセージもしくはReconfigurationWithSync情報要素に含まれる、請求項21から23のいずれか一項に記載の第1のネットワークノード(103a)。
  25. 少なくとも1つのプロセッサ上で実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに、請求項1から8および/または請求項9から12のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を含む、コンピュータプログラム。
  26. 請求項23に記載のコンピュータプログラムを含むキャリアであって、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである、キャリア。
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