JP2022520610A - ランダムアクセスの処理方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ランダムアクセスの処理方法及び装置に関する。該方法は、ユーザ装置から送信されたランダムアクセス要求を受信した後、ランダムアクセス応答情報を生成することであって、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されており、前記指示情報が、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を指示するためのものである、ことと、前記ユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信することとを含む。本発明において、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を指示するための指示情報を追加することによって、ＵＥは、プリアンブル送信位置のあいまいさを低減させるように、該指示情報に基づいて該ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩがどのプリアンブル送信位置に対応するかを決定することができる。【選択図】図１Ａ

Description

本発明は、通信技術分野に関し、特にランダムアクセスの処理方法及び装置に関する。
関連技術において、コンテンションベースのランダムアクセスプロセスにおいて、ユーザ装置（ＵＥ）は、ランダムアクセス要求メッセージにより基地局にｐｒｅａｍｂｌｅ（プリアンブル）を送信する。基地局は、ＲＡ－ＲＮＴＩ（ランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子）を用いてプリアンブルの送信位置をマーキングし、続いて、ＲＡ－ＲＮＴＩをＵＥに通知する。ＵＥは、ランダムアクセス応答ウィンドウ内でランダムアクセス応答メッセージを受信し、ＲＡ－ＲＮＴＩを用いて、対応するプリアンブルの送信位置を決定し、更に、現在受信されたランダムアクセス応答メッセージに対応するプリアンブルを決定する。つまり、現在受信されたランダムアクセス応答メッセージがこの前に自分が送信したランダムアクセス要求に対応するかどうかを決定する。しかしながら、ＮＲ－Ｕ（ｎｅｗ ｒａｄｉｏ－ｕｎｌｉｃｅｎｓｅｄ：新しい無線－アンライセンスバンド）に対して、基地局は、リッスンビフォアトーク（Ｌｉｓｔｅｎ ｂｅｆｏｒｅ Ｔａｌｋ：ＬＢＴ）原則に従う上で、ランダムアクセス応答ウィンドウ内でランダムアクセス応答メッセージを送信できない可能性がある。ランダムアクセス応答メッセージの送信に成功した場合、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩは、複数のｐｒｅａｍｂｌｅの送信位置に対応する可能性があることで、、ＵＥがＲＡ－ＲＮＴＩがどのｐｒｅａｍｂｌｅの送信位置に対応するかを決定できないことを引き起こす。
本発明の実施例は、ランダムアクセスの処理方法及び装置を提供する。前記技術的解決手段は以下のとおりである。
本発明の実施例の第１態様によれば、基地局側に適用されるランダムアクセスの処理方法を提供する。前記方法は、
ユーザ装置から送信されたランダムアクセス要求を受信した後、ランダムアクセス応答情報を生成することであって、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されており、前記指示情報が、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を指示するに用いられる、ことと、
前記ユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信することと、を含む。
本発明の実施例で提供される技術的解決手段は、下記有益な効果を有してもよい。本実施例において、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を指示するための指示情報を追加する。これにより、ＵＥは、プリアンブル送信位置のあいまいさを低減させるように、該指示情報に基づいて、該ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩがどのプリアンブル送信位置に対応するかを決定することができる。
一実施例において、前記ユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信することは、
ランダムアクセス応答ウィンドウ内でユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信することであって、ここで、前記ランダムアクセス応答ウィンドウの長さが所定の長さ閾値より大きい、ことを含む。
本発明の実施例で提供される技術的解決手段は、下記有益な効果を有してもよい。本実施例において、ランダムアクセス応答ウィンドウの長さが所定の長さ閾値より大きい場合、つまり、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩが複数のプリアンブル送信位置に対応する可能性がある場合、衝突を減少させるために、ランダムアクセスメッセージは、指示情報を含む。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答情報は、スケジューリング情報を含み、前記スケジューリング情報は、前記指示情報を含む。
本発明の実施例で提供される技術的解決手段は、下記有益な効果を有してもよい。本実施例において、スケジューリング情報に指示情報を追加することで、実行可能な解決手段を提供する。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答情報は、ランダムアクセス応答メッセージを含み、前記ランダムアクセス応答メッセージは、前記指示情報を含む。
本発明の実施例で提供される技術的解決手段は、下記有益な効果を有してもよい。本実施例において、ランダムアクセス応答メッセージに指示情報を追加することで、実行可能な解決手段を提供する。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージは、指示ビットを更に含み、
前記指示ビットは、前記アクセス応答メッセージに前記指示情報が含まれるかどうかを指示するために用いられる。
本発明の実施例で提供される技術的解決手段は、下記有益な効果を有してもよい。本実施例において、指示ビットにより、前記ランダムアクセス応答メッセージに前記指示情報が含まれるかどうかをＵＥに通知することで、ＵＥに指示情報をより良く取得させる。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含む。
本発明の実施例で提供される技術的解決手段は、下記有益な効果を有してもよい。本実施例において、メッセージボディ部で前記指示情報及び前記指示ビットを搬送することができ、実行可能な解決手段を提供する。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、上りリンクグラント情報を更に含み、
前記指示ビットは更に、前記ランダムアクセス応答メッセージに前記上りリンクグラント情報が含まれるかどうかを指示するために用いられる。
本発明の実施例で提供される技術的解決手段は、下記有益な効果を有してもよい。本実施例において、ランダムアクセス応答メッセージは、上りリンクグラント情報の伝送をサポートすることもでき、互換性が高い。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージのヘッダー部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含む。
本発明の実施例で提供される技術的解決手段は、下記有益な効果を有してもよい。本実施例において、メッセージヘッダー部で前記指示情報及び前記指示ビットを搬送することができ、実行可能な解決手段を提供する。
本発明の実施例の第２態様によれば、ユーザ装置側に適用されるランダムアクセスの処理方法を提供する。前記方法は、
ランダムアクセス要求を送信した後、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信することであって、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されている、ことと、
前記指示情報に基づいて、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を決定することと、を含む。
一実施例において、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信することは、
ランダムアクセス応答ウィンドウ内で、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信することであって、ここで、前記ランダムアクセス応答ウィンドウの長さが、プリセットの長さ閾値より大きい、ことを含む。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答情報は、スケジューリング情報を含み、前記スケジューリング情報は、前記指示情報を含む。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答情報は、ランダムアクセス応答メッセージを含み、前記ランダムアクセス応答メッセージは、前記指示情報を含む。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージは、指示ビットを更に含み、
前記方法は、
前記指示ビットに基づいて、前記ランダムアクセス応答メッセージから前記指示情報を取得するかどうかを決定することを更に含む。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含む。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、上りリンクグラント情報を更に含み、
前記方法は、
前記指示ビットに基づいて、前記ランダムアクセス応答メッセージから前記上りリンクグラント情報を取得するかどうかを決定することを更に含む。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージのヘッダー部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含む。
本発明の実施例の第３態様によれば、基地局側に適用されるランダムアクセスの処理装置を提供する。前記装置は、
ユーザ装置から送信されたランダムアクセス要求を受信した後、ランダムアクセス応答情報を生成するように構成される生成モジュールであって、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されており、前記指示情報が、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を指示するために用いられる、生成モジュールと、
前記ユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信するように構成される送信モジュールと、を備える。
一実施例において、前記送信モジュールは、
ランダムアクセス応答ウィンドウ内でユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信するように構成される送信サブモジュールであって、ここで、前記ランダムアクセス応答ウィンドウの長さが所定の長さ閾値より大きい、送信サブモジュールを備える。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答情報は、スケジューリング情報を含み、前記スケジューリング情報は、前記指示情報を含む。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答情報は、ランダムアクセス応答メッセージを含み、前記ランダムアクセス応答メッセージは、前記指示情報を含む。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージは、指示ビットを更に含み、
前記指示ビットは、前記アクセス応答メッセージに前記指示情報が含まれるかどうかを指示するために用いられる。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含む。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、上りリンクグラント情報を更に含み、
前記指示ビットは更に、前記ランダムアクセス応答メッセージに前記上りリンクグラント情報が含まれるかどうかを指示するために用いられる。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージのヘッダー部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含む。
本発明の実施例の第４態様によれば、ユーザ装置側に適用されるランダムアクセスの処理装置を提供する。前記装置は、
ランダムアクセス要求を送信した後、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信するように構成される受信モジュールであって、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されている、受信モジュールと、
前記指示情報に基づいて、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を決定するように構成される決定モジュールと、を備える。
一実施例において、前記受信モジュールは、
ランダムアクセス応答ウィンドウ内で、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信するように構成される受信サブモジュールであって、ここで、前記ランダムアクセス応答ウィンドウの長さが、所定の長さ閾値より大きい、受信サブモジュールを備える。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答情報は、スケジューリング情報を含み、前記スケジューリング情報は、前記指示情報を含む。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答情報は、ランダムアクセス応答メッセージを含み、前記ランダムアクセス応答メッセージは、前記指示情報を含む。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージは、指示ビットを更に含み、
前記装置は、
前記指示ビットに基づいて、前記ランダムアクセス応答メッセージから前記指示情報を取得するかどうかを決定するように構成される第１取得モジュールを更に備える。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含む。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、上りリンクグラント情報を更に含み、
前記装置は、
前記指示ビットに基づいて、前記ランダムアクセス応答メッセージから前記上りリンクグラント情報を取得するかどうかを決定するように構成される第２取得モジュールを更に備える。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージのヘッダー部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含む。
本発明の実施例の第５態様によれば、ランダムアクセスの処理装置を提供する。前記装置は、
プロセッサと、
プロセッサが実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリと、を備え、
ここで、前記プロセッサは、
ユーザ装置から送信されたランダムアクセス要求を受信した後、ランダムアクセス応答情報を生成することであって、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されており、前記指示情報が、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を指示するために用いられる、ことと、
前記ユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信することと、を実行するように構成される。
本発明の実施例の第６態様によれば、ランダムアクセスの処理装置を提供する。前記装置は、
プロセッサと、
プロセッサが実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリと、を備え、
ここで、前記プロセッサは、
ランダムアクセス要求を送信した後、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信することであって、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されている、ことと、
前記指示情報に基づいて、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を決定することと、を実行するように構成される。
本発明の実施例の第７態様によれば、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にコンピュータ命令が記憶されており、該命令がプロセッサにより実行される時、上記基地局側の方法を実現させる。
本発明の実施例の第８態様によれば、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にコンピュータ命令が記憶されており、該命令がプロセッサにより実行される時、上記ユーザ装置側の方法を実現させる。
上記の一般的な説明及び後述する細部に関する説明は、例示的及び解釈的なものに過ぎず、本発明を限定するものではないことが理解されるべきである。
一例示的な実施例によるランダムアクセスの処理方法を示すフローチャートである。 一例示的な実施例によるランダムアクセスの処理方法を示すフローチャートである。 一例示的な実施例によるランダムアクセスの処理方法を示すフローチャートである。 一例示的な実施例によるランダムアクセス応答メッセージを示す概略図である。 一例示的な実施例によるランダムアクセス応答メッセージを示す概略図である。 一例示的な実施例によるランダムアクセス応答メッセージを示す概略図である。 一例示的な実施例によるランダムアクセス応答メッセージを示す概略図である。 一例示的な実施例によるランダムアクセス応答メッセージを示す概略図である。 一例示的な実施例によるランダムアクセス応答メッセージを示す概略図である。 一例示的な実施例によるランダムアクセス応答メッセージを示す概略図である。 一例示的な実施例によるランダムアクセスの処理方法を示すフローチャートである。 一例示的な実施例によるランダムアクセスの処理方法を示すフローチャートである。 一例示的な実施例によるランダムアクセスの処理方法を示すフローチャートである。 一例示的な実施例によるランダムアクセスの処理方法を示すフローチャートである。 一例示的な実施例によるランダムアクセスの処理装置を示すブロック図である。 一例示的な実施例による送信モジュールを示すブロック図である。 一例示的な実施例によるランダムアクセスの処理装置を示すブロック図である。 一例示的な実施例による受信モジュールを示すブロック図である。 一例示的な実施例によるランダムアクセスの処理装置を示すブロック図である。 一例示的な実施例によるランダムアクセスの処理装置を示すブロック図である。 一例示的な実施例によるランダムアクセスの処理に適用される装置を示すブロック図である。 一例示的な実施例によるランダムアクセスの処理に適用される装置を示すブロック図である。
ここで添付された図面は、明細書に組み込まれて本明細書の一部分を構成し、本発明に適合する実施例を示し、かつ、明細書とともに本発明の原理を解釈することに用いられる。
ここで、例示的な実施例を詳細に説明し、その例を図面に示す。以下の記述が図面に係る場合、別途にて示さない限り、異なる図面における同じ数字は、同じまたは類似する要素を示す。以下の例示的な実施例において記述される実施形態は、本発明に合致するすべての実施形態を代表するものではない。逆に、それらは、添付された特許請求の範囲に詳細に記載されたような、本発明の一部の形態に合致する装置及び方法の例に過ぎない。
関連技術において、コンテンションベースのランダムアクセスプロセスにおいて、ユーザ装置（ＵＥ）は、ランダムアクセス要求メッセージにより基地局にｐｒｅａｍｂｌｅ（プリアンブル）を送信する。基地局は、ＲＡ－ＲＮＴＩ（ランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子）を用いてプリアンブルの送信位置をマーキングし、続いて、ＲＡ－ＲＮＴＩをＵＥに通知する。ＵＥは、ランダムアクセス応答ウィンドウ内でランダムアクセス応答メッセージを受信し、ＲＡ－ＲＮＴＩを用いて、対応するプリアンブルの送信位置を決定し、更に、現在受信されたランダムアクセス応答メッセージに対応するプリアンブルを決定する。つまり、現在受信されたランダムアクセス応答メッセージがこの前に自分が送信したランダムアクセス要求に対応するかどうかを決定する。しかしながら、ＮＲ－Ｕ（ｎｅｗ ｒａｄｉｏ－ｕｎｌｉｃｅｎｓｅｄ：新しい無線－アンライセンスバンド）に対して、基地局は、リッスンビフォアトーク（Ｌｉｓｔｅｎ ｂｅｆｏｒｅ Ｔａｌｋ：ＬＢＴ）原則に従う上で、ランダムアクセス応答ウィンドウ内でランダムアクセス応答メッセージを送信できない可能性がある。ランダムアクセス応答メッセージの送信に成功した場合、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩは、複数のｐｒｅａｍｂｌｅの送信位置に対応する可能性があることで、ＵＥが、ＲＡ－ＲＮＴＩがどのｐｒｅａｍｂｌｅの送信位置に対応するかを決定できないことを引き起こす。
上記問題を解決するために、本実施例は、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を指示するための指示情報を追加する。これにより、ＵＥは、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩがどのプリアンブル送信位置に対応するかを知ることができ、更に、プリアンブル送信位置のあいまいさを低減させる。
図１Ａは、一例示的な実施例によるランダムアクセスの処理方法を示すフローチャートである。該ランダムアクセスの処理方法は、基地局などのアクセスネットワーク装置に用いられる。図１Ａに示すように、該方法は、下記ステップ１０１～１０２を含む。
ステップ１０１において、ユーザ装置から送信されたランダムアクセス要求を受信した後、ランダムアクセス応答情報を生成し、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されており、前記指示情報は、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を指示するためのものである。
ステップ１０２において、前記ユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信する。
本実施例において、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を指示するための指示情報を追加する。指示情報の長さは、限定されず、長さは、一定のものであってもよく、又は、一定のものではなくてもよい。指示情報の長さが一定のものではないと、対応する可能性があるプリアンブル送信位置の総数に基づいて、指示情報の長さを決定する。
例えば、指示情報は、ランダムアクセス応答メッセージを受信する時刻前のあるプリアンブル送信位置を指示するために用いられ、該プリアンブル送信位置に対応するＲＡ－ＲＮＴＩは、スケジューリングされたＲＡ－ＲＮＴＩと同じである。例えば、指示情報が０である場合、ランダムアクセス応答メッセージを受信する時刻ｔの前の、前記ｔに最も近いプリアンブル送信位置を指示し、且つ、該プリアンブル送信位置に対応するＲＡ－ＲＮＴＩは、スケジューリングされたＲＡ－ＲＮＴＩと同じである。指示情報が１である場合、ランダムアクセス応答メッセージを受信する時刻ｔの前の、前記ｔに２番目に近いプリアンブル送信位置を指示し、且つ、該プリアンブル送信位置に対応するＲＡ－ＲＮＴＩは、スケジューリングされたＲＡ－ＲＮＴＩと同じである。該ＲＡ－ＲＮＴＩに対応するｐｒｅａｍｂｌｅを有する送信時間周波数リソース位置を決定するために、指示情報は他の数値であってもよく、これらは、いずれも本実施例に適用される。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答情報は、スケジューリング情報を含み、前記スケジューリング情報は、前記指示情報を含む。
図１Ｂは、一例示的な実施例によるランダムアクセスの処理方法を示すフローチャートである。該ランダムアクセスの処理方法は、基地局などのアクセスネットワーク装置に用いられる。図１Ｂに示すように、該方法は、下記ステップ１１１～１１２を含む。
ステップ１１１において、スケジューリング情報を生成し、前記スケジューリング情報は、前記指示情報を含む。
ステップ１１２において、物理ダウンリング制御チャネルにより、前記ユーザ装置に前記スケジューリング情報を送信する。
本実施例において、スケジューリング情報は、ダウンリング制御情報（ＤＣＩ）として物理ダウンリング制御チャネル（例えば、ＰＤＣＣＨ）で伝送されてもよい。該スケジューリング情報は、ランダムアクセス応答メッセージを送信する前に送信される。
本実施例において、スケジューリング情報に、前記指示情報を搬送するための情報要素（ＩＥ）を新規追加する。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答情報は、ランダムアクセス応答メッセージを含み、前記ランダムアクセス応答メッセージは、前記指示情報を含む。
図１Ｃは、一例示的な実施例によるランダムアクセスの処理方法を示すフローチャートである。該ランダムアクセスの処理方法は、基地局などのアクセスネットワーク装置に用いられる。図１Ｃに示すように、該方法は、下記ステップ１２１～１２２を含む。
ステップ１２１において、ランダムアクセス応答メッセージを生成し、前記ランダムアクセス応答メッセージは指示情報を含み、前記指示情報は、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を指示するためのものである。
ステップ１２２において、ユーザ装置に前記ランダムアクセス応答メッセージを送信する。
本実施例において、ランダムアクセス応答メッセージを改良した。ランダムアクセス応答メッセージに指示情報を追加することで、プリアンブル送信位置のあいまいさを低減させることに寄与する。
一実施例において、前記ステップ１２２は、ステップＡを含む。
ステップＡにおいて、ランダムアクセス応答ウィンドウ内でユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信し、ここで、前記ランダムアクセス応答ウィンドウの長さが所定の長さ閾値より大きい。
本実施例において、所定の長さ閾値は、１０ミリ秒であってもよい。ランダムアクセス応答ウィンドウの長さが所定の長さ閾値より大きいと、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩが複数のプリアンブル送信位置に対応する可能性がある。従って、プリアンブル送信位置のあいまいさを低減させるために、ランダムアクセス応答メッセージは、指示情報を含む。ランダムアクセス応答ウィンドウの長さが所定の長さ閾値以下であると、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩが１つのプリアンブル送信位置に対応する可能性がある。従って、メッセージの長さを低減させるために、ランダムアクセス応答メッセージは、指示情報を含まなくてもよい。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージは指示ビットを更に含み、
前記指示ビットは、前記アクセス応答メッセージに前記指示情報が含まれるかどうかを指示するためのものである。
本実施例において、指示ビットの値が第１値（例えば、０）である場合、ランダムアクセス応答メッセージに前記指示情報が含まれないことを表す。指示ビットの値が第２値（例えば、１）である場合、ランダムアクセス応答メッセージに前記指示情報が含まれることを表す。
ＵＥは、ランダムアクセス応答メッセージを受信した後、まず、指示ビットを読み取り、指示ビットの値が第２値であると、ランダムアクセス応答メッセージから指示情報を引き続き読み取る。指示ビットの値が第１値であると、ＵＥは、ランダムアクセス応答メッセージから指示情報を読み取る必要がない。これにより、ランダムアクセス応答メッセージの解析のプロセスを簡略化する。
指示ビット及び指示情報による二重保障により、指示情報の解析時にエラーが発生することを減少させることができる。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含む。
関連技術において、ランダムアクセス応答メッセージのボディ部（ＲＡＲ ｐａｙｌｏａｄ）は、図２に示すとおりである。図２において、Ｒフィールドは、予約ビットである。本実施例において、ランダムアクセス応答メッセージのボディ部を改良した。図３に示すように、該Ｒフィールドを指示ビットＴ１に用い、ランダムアクセス応答メッセージの末尾に１つのバイト（Ｏｃｔ）を追加する。該バイトの少なくとも一部のビット位置は、指示情報に用いられる。指示情報の長さが８ｂｉｔ未満であると、Ｒフィールドでパディングすることができる。指示情報の長さが８ｂｉｔより大きいと、２つのバイトを追加することができる。図３における指示情報の長さは、６ｂｉｔであり、その前の２ｂｉｔは、Ｒフィールドでパディングされる。図３は一例であり、ランダムアクセス応答メッセージにおける各情報の位置及び長さは、いずれも限定されない。
本実施例において、ランダムアクセス応答メッセージのボディ部で前記指示情報及び前記指示ビットを搬送することを実現させる。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、上りリンクグラント情報を更に含み、
前記指示ビットは更に、前記ランダムアクセス応答メッセージに前記上りリンクグラント情報が含まれるかどうかを指示するために用いられる。
本実施例において、ランダムアクセス応答メッセージのボディ部で上りリンクグラント情報（ＵＬ Ｇｒａｎｔ）を搬送することをサポートする。上りリンクグラント情報は、１つ又は複数であってもよい。複数の上りリンクグラント情報の間は、図４に示すように、拡張フィールドＥで離隔されてもよい。図３において、ボディ部の情報順は、指示ビット、タイミングアドバンス命令（Ｔｉｍｉｎｇ Ａｄｖａｎｃｅ Ｃｏｍｍａｎｄ）、上りリンクグラント情報、セル無線ネットワーク一時識別子（Ｔｅｍｐｏｒａｒｙ Ｃ－ＲＮＴＩ）、予約ビット及び指示情報（ＰＯＳＩＴＩＯＮ ＩＮＤＥＸ）という順番である。ここで、指示情報の長さが、６ｂｉｔである。図４において、ボディ部の情報順は、指示ビット、タイミングアドバンス命令、指示情報、セル無線ネットワーク一時識別子、複数の上りリンクグラント情報及び拡張フィールドＥという順番である。ここで、指示情報の長さは、３ｂｉｔである。図３と図４を比較した結果から分かるように、ボディ部における各情報については、位置が、互換可能であり、長さが、一定ではなくてもよく、実際の需要に応じて決まる。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージのヘッダー部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含む。
本実施例において、ランダムアクセス応答メッセージのヘッダー部で前記指示情報及び前記指示ビットを搬送することをサポートする。
関連技術において、ランダムアクセス応答メッセージのヘッダー部は、図５及び図６に示すとおりである。図５は、バックオフ指示情報（ＢＩ）を含むヘッダー構造である。図６は、ランダムアクセスプリアンブル識別子（ＲＡＰＩＤ）を含むヘッダー構造である。図５及び図６はいずれもタイプフィールドＴを含む。Ｔ＝０である場合、図５に示すヘッダー構造を用いる。Ｔ＝１である場合、図６に示すヘッダー構造を用いる。
本実施例において、図５に示すヘッダー構造を改良することで、前記指示情報及び前記指示ビットを搬送させる。図７及び図８に示すように、図７及び図８において、図５に示すバイト１における１つの予約バイトＲを指示ビットＴ１に変更し、ＢＩを指示情報に変更し、バイト２を追加することで、バイト２でＲＡＰＩＤを搬送する。ＲＡＰＩＤの長さが８ｂｉｔ未満であると、Ｒフィールドでパディングする。図７における指示情報の長さは、４ｂｉｔであり、図８における指示情報の長さは、６ｂｉｔである。ここで、図７及び図８において、タイプフィールドＴ＝０である。
上述において、基地局側での実現プロセスを説明した。該当するＵＥ側も改良された。以下、ＵＥ側での実現プロセスを説明する。
図９Ａは、一例示的な実施例によるランダムアクセスの処理方法を示すフローチャートである。該ランダムアクセスの処理方法は、ユーザ装置に適用される。ここで、ユーザ装置は、携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージング装置、ゲームコンソール、タブレット、医療機器、フィットネス機器、パーソナルデジタルアシスタントなどであってもよい。図９Ａに示すように、該方法は、下記ステップ９０１－９０２を含む。
ステップ９０１において、ランダムアクセス要求を送信した後、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信し、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されている。
ステップ９０２において、前記指示情報に基づいて、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を決定する。
本実施例において、ＵＥは、指示情報を受信することができる。指示情報を受信した後、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を決定することができ、更に、プリアンブル送信位置のあいまいさを低減させる。
例えば、指示情報は、ランダムアクセス応答メッセージを受信する時刻前のあるプリアンブル送信位置を指示するために用いられ、該プリアンブル送信位置に対応するＲＡ－ＲＮＴＩは、スケジューリングされたＲＡ－ＲＮＴＩと同じである。例えば、指示情報が０である場合、ランダムアクセス応答メッセージを受信する時刻ｔの前の、前記ｔに最も近いプリアンブル送信位置を指示し、且つ、該プリアンブル送信位置に対応するＲＡ－ＲＮＴＩは、スケジューリングされたＲＡ－ＲＮＴＩと同じである。指示情報が１である場合、ランダムアクセス応答メッセージを受信する時刻ｔの前の、前記ｔに２番目に近いプリアンブル送信位置を指示し、且つ、該プリアンブル送信位置に対応するＲＡ－ＲＮＴＩは、スケジューリングされたＲＡ－ＲＮＴＩと同じである。該ＲＡ－ＲＮＴＩに対応するｐｒｅａｍｂｌｅを有する送信時間周波数リソース位置を決定するために、指示情報は他の数値であってもよく、これらは、いずれも本実施例に適用される。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答情報は、スケジューリング情報を含み、前記スケジューリング情報は、前記指示情報を含む。
図９Ｂは、一例示的な実施例によるランダムアクセスの処理方法を示すフローチャートである。該ランダムアクセスの処理方法は、ユーザ装置に用いられる。ここで、ユーザ装置は、携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージング装置、ゲームコンソール、タブレット、医療機器、フィットネス機器、パーソナルデジタルアシスタントなどであってもよい。図９Ｂに示すように、該方法は、下記ステップ９１１－９１２を含む。
ステップ９１１において、物理ダウンリング制御チャネルにより、基地局から送信されたスケジューリング情報を受信し、前記スケジューリング情報は、前記指示情報を含む。
ステップ９１２において、前記指示情報に基づいて、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を決定する。
本実施例において、スケジューリング情報は、ダウンリング制御情報（ＤＣＩ）として物理ダウンリング制御チャネル（例えば、ＰＤＣＣＨ）で伝送されてもよい。該スケジューリング情報は、ランダムアクセス応答メッセージを受信する前に受信される。これにより、ＵＥに、指示情報を直ちに受信させ、プリアンブル送信位置のあいまいさを好適に低減させる。
本実施例において、ＤＣＩに、前記スケジューリング情報を搬送するための情報要素（ＩＥ）を新規追加する。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答情報は、ランダムアクセス応答メッセージを含み、前記ランダムアクセス応答メッセージは、前記指示情報を含む。
図９Ｃは、一例示的な実施例によるランダムアクセスの処理方法を示すフローチャートである。該ランダムアクセスの処理方法は、ユーザ装置に用いられる。ここで、ユーザ装置は、携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージング装置、ゲームコンソール、タブレット、医療機器、フィットネス機器、パーソナルデジタルアシスタントなどであってもよい。図９Ｃに示すように、該方法は、下記ステップ９２１－９２２を含む。
ステップ９２１において、基地局から送信されたランダムアクセス応答メッセージを受信し、前記ランダムアクセス応答メッセージは、指示情報を含む。
ステップ９２２において、前記指示情報に基づいて、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を決定する。
本実施例において、ＵＥは、指示情報を含むランダムアクセス応答メッセージを受信し、ランダムアクセス応答メッセージから、指示情報を解析することができる。指示情報を取得した後、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を決定することができ、更に、プリアンブル送信位置のあいまいさを低減させる。
一実施例において、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信することは、ステップＢを含む。
ステップＢにおいて、ランダムアクセス応答ウィンドウ内で、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信し、ここで、前記ランダムアクセス応答ウィンドウの長さが、所定の長さ閾値より大きい。
本実施例において、所定の長さ閾値は、１０ミリ秒であってもよい。ランダムアクセス応答ウィンドウの長さが所定の長さ閾値より大きいと、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩが複数のプリアンブル送信位置に対応する可能性がある。従って、プリアンブル送信位置のあいまいさを低減させるために、ランダムアクセス応答メッセージは、指示情報を含む。ランダムアクセス応答ウィンドウの長さが所定の長さ閾値以下であると、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩが１つのプリアンブル送信位置に対応する可能性がある。従って、メッセージの長さを低減させるために、ランダムアクセス応答メッセージは、指示情報を含まなくてもよい。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージは指示ビットを更に含み、
前記方法は、ステップＣを更に含む。
ステップＣにおいて、前記指示ビットに基づいて、前記ランダムアクセス応答メッセージから前記指示情報を取得するかどうかを決定する。
本実施例において、指示ビットの値が第１値（例えば、０）である場合、ランダムアクセス応答メッセージに前記指示情報が含まれないことを表す。指示ビットの値が第２値（例えば、１）である場合、ランダムアクセス応答メッセージに前記指示情報が含まれることを表す。
ＵＥは、ランダムアクセス応答メッセージを受信した後、まず、指示ビットを読み取り、指示ビットの値が第２値であると、ランダムアクセス応答メッセージから指示情報を引き続き読み取る。指示ビットの値が第１値であると、ＵＥは、ランダムアクセス応答メッセージから指示情報を読み取る必要がない。これにより、ランダムアクセス応答メッセージの解析のプロセスを簡略化する。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含む。
図３に示すように、ＵＥは、ランダムアクセス応答メッセージのボディ部を解析することで、前記指示情報及び前記指示ビットを取得することができる。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、上りリンクグラント情報を更に含み、
前記方法は、ステップＤを更に含む。
ステップＤにおいて、前記指示ビットに基づいて、前記ランダムアクセス応答メッセージから前記上りリンクグラント情報を取得するかどうかを決定する。
図４に示すように、ＵＥは、ランダムアクセス応答メッセージのボディ部を解析することで、上りリンクグラント情報を取得することができる。上りリンクグラント情報は、複数であってもよい。拡張フィールドＥを識別することで、異なる上りリンクグラント情報を区分する。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージのヘッダー部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含む。
図６及び図７に示すように、ＵＥは、ランダムアクセス応答メッセージのヘッダー部を解析することで、前記指示情報及び前記指示ビットを取得することができる。
以下、基地局及びＵＥという両者を参照しながら、実現プロセスを説明する。
図１０は、一例示的な実施例によるランダムアクセスの処理方法を示すフローチャートである。図１０に示すように、該方法は、下記ステップ１００１－１００４を含む。
ステップ１００１において、基地局は、ユーザ装置から送信されたランダムアクセス要求を受信した後、ランダムアクセス応答情報を生成し、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されており、前記指示情報が、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を指示するためのものである。
ステップ１００２において、基地局は、前記ユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信する。
ステップ１００３において、ユーザ装置は、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信し、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されている。
ステップ１００４において、ユーザ装置は、前記指示情報に基づいて、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を決定する。
上記各実施例は、実際の需要に応じて自由に組み合わせられてもよい。
以下は、本発明の装置の実施例であり、下記装置は、本発明の方法の実施例の実行に用いられることができる。
図１１Ａは、一例示的な実施例によるランダムアクセスの処理装置を示すブロック図である。該装置は、ソフトウェア、ハードウェア又は両者の組み合わせにより、電子機器の一部又は全部として実現してもよい。図１１Ａに示すように、該ランダムアクセスの処理装置は、基地局側に適用され、生成モジュール１１０１と、送信モジュール１１０２と、を備える。
ここで、生成モジュール１１０１は、ユーザ装置から送信されたランダムアクセス要求を受信した後、ランダムアクセス応答情報を生成するように構成され、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されており、前記指示情報が、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を指示するためのものである。
送信モジュール１１０２は、前記ユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信するように構成される。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答情報は、スケジューリング情報を含み、前記スケジューリング情報は、前記指示情報を含む。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答情報は、ランダムアクセス応答メッセージを含み、前記ランダムアクセス応答メッセージは、前記指示情報を含む。
一実施例において、図１１Ｂに示すように、前記送信モジュール１１０２は、送信サブモジュール１１１１を備える。
送信サブモジュール１１１１は、ランダムアクセス応答ウィンドウ内でユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信するように構成され、ここで、前記ランダムアクセス応答ウィンドウの長さが所定の長さ閾値より大きい。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージは、指示ビットを更に含み、
前記指示ビットは、前記アクセス応答メッセージに前記指示情報が含まれるかどうかを指示するためのものである。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含む。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、上りリンクグラント情報を更に含み、
前記指示ビットは更に、前記ランダムアクセス応答メッセージに前記上りリンクグラント情報が含まれるかどうかを指示するために用いられる。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージのヘッダー部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含む。
図１２Ａは、一例示的な実施例によるランダムアクセスの処理装置を示すブロック図である。該装置は、ソフトウェア、ハードウェア又は両者の組み合わせにより、電子機器の一部又は全部として実現してもよい。図１２Ａに示すように、該ランダムアクセスの処理装置は、ユーザ装置側に適用され、受信モジュール１２０１と、決定モジュール１２０２と、を備え、ここで、
受信モジュール１２０１は、ランダムアクセス要求を送信した後、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信するように構成され、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されている。
決定モジュール１２０２は、前記指示情報に基づいて、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を決定するように構成される。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答情報は、スケジューリング情報を含み、前記スケジューリング情報は、前記指示情報を含む。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答情報は、ランダムアクセス応答メッセージを含み、前記ランダムアクセス応答メッセージは、前記指示情報を含む。
一実施例において、図１２Ｂに示すように、前記受信モジュール１２０１は、受信サブモジュール１２１１を備える。
受信サブモジュール１２１１は、ランダムアクセス応答ウィンドウ内で、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信するように構成され、ここで、前記ランダムアクセス応答ウィンドウの長さが、所定の長さ閾値より大きい。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージは、指示ビットを更に含み、
図１３に示すように、前記装置は、第１取得モジュール１３０１を更に備える。
第１取得モジュール１３０１は、前記指示ビットに基づいて、前記ランダムアクセス応答メッセージから前記指示情報を取得するかどうかを決定するように構成される。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含む。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、上りリンクグラント情報を更に含み、
図１４に示すように、前記装置は、第２取得モジュール１４０１を更に備える。
第２取得モジュール１４０１は、前記指示ビットに基づいて、前記ランダムアクセス応答メッセージから前記上りリンクグラント情報を取得するかどうかを決定するように構成される。
一実施例において、前記ランダムアクセス応答メッセージのヘッダー部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含む。
上記実施例における装置について、その各モジュールが操作を実行する具体的な方式は、該方法に係る実施例において詳しく説明された。ここで、詳細な説明を省略する。
図１５は、一例示的な実施例によるランダムアクセスの処理に用いられる装置を示すブロック図である。例えば、装置１５００は、携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージング装置、ゲームコンソール、タブレット、医療機器、フィットネス機器、パーソナルデジタルアシスタントなどであってもよい。
装置１５００は、処理ユニット１５０２、メモリ１５０４、電源ユニット１５０６、マルチメディアユニット１５０８、オーディオユニット１５１０、入力／出力（Ｉ／Ｏ）インタフェース１５１５、センサユニット１５１４及び通信ユニット１５１６のうちの１つ又は複数を備えてもよい。
処理ユニット１５０２は一般的には、装置１５００の全体操作を制御する。例えば、表示、通話呼、データ通信、カメラ操作及び記録操作に関連する操作を制御する。処理ユニット１５０２は、指令を実行するための１つ又は複数のプロセッサ１５２０を備えてもよい。それにより上記方法の全て又は一部のステップを完了する。なお、処理ユニット１５０２は、他のユニットとのやり取りのために、１つ又は複数のモジュールを備えてもよい。例えば、処理ユニット１５０２はマルチメディアモジュールを備えることで、マルチメディアユニット１５０８と処理ユニット１５０２とのやり取りに寄与する。
メモリ１５０４は、各種のデータを記憶することで装置１５００における操作をサポートするように構成される。これらのデータの例として、装置１５００上で操作される如何なるアプリケーション又は方法のための命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、イメージ、ビデオ等を含む。メモリ１５０４は任意のタイプの揮発性または不揮発性記憶装置、あるいはこれらの組み合わせにより実現される。例えば、スタティックランダムアクセスメモリ（ＳＲＡＭ）、電気的消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ（ＥＥＰＲＯＭ）、消去可能なプログラマブル読出し専用メモリ（ＥＰＲＯＭ）、プログラマブル読出し専用メモリ（ＰＲＯＭ）、読出し専用メモリ（ＲＯＭ）、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスクもしくは光ディスクを含む。
電源ユニット１５０６は装置１５００の様々なユニットに電力を提供する。電源ユニット１５０６は、電源管理システム、１つ又は複数の電源、及び装置１５００のための電力生成、管理、分配に関連する他のユニットを備えてもよい。
マルチメディアユニット１５０８は、上記装置１５００とユーザとの間にある、出力インタフェースを提供するスクリーンを備える。一部の実施例において、スクリーンは、液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）及びタッチパネル（ＴＰ）を含む。スクリーンは、タッチパネルを含むと、タッチパネルとして実現され、ユーザからの入力信号を受信する。タッチパネルは、タッチ、スライド及びタッチパネル上のジェスチャを感知する１つ又は複数のタッチセンサを備える。上記タッチセンサは、タッチ又はスライド動作の境界を感知するだけでなく、上記タッチ又はスライド操作に関連する持続時間及び圧力を検出することもできる。一部の実施例において、マルチメディアユニット１５０８は、フロントカメラ及び／又はリアカメラを備える。装置１５００が、撮影モード又は映像モードのような操作モードであれば、フロントカメラ及び／又はリアカメラは外部からのマルチメディアデータを受信することができる。各フロントカメラ及びリアカメラは固定した光学レンズシステムであり得、又は焦点及び光学ズーム能力を有し得る。
オーディオユニット１５１０は、オーディオ信号を出力／入力するように構成される。例えば、オーディオユニット１５１０は、マイクロホン（ＭＩＣ）を備える。装置１５００が、呼び出しモード、記録モード及び音声識別モードのような操作モードであれば、マイクロホンは、外部からのオーディオ信号を受信するように構成される。受信したオーディオ信号が更にメモリ１５０４に記憶されるか、又は通信ユニット１５１６を経由して送信されることができる。一部の実施例において、オーディオユニット１５１０は、オーディオ信号を出力するように構成されるスピーカーを更に備える。
Ｉ／Ｏインタフェース１５１５は、処理ユニット１５０２と周辺インタフェースモジュールとの間のインタフェースを提供する。上記周辺インタフェースモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボダン、ボリュームボタン、スタートボタン及びロックボタンを含むが、これらに限定されない。
センサユニット１５１４は、１つ又は複数のセンサを備え、装置１５００のために様々な状態の評価を提供するように構成される。例えば、センサユニット１５１４は、装置１５００のオン／オフ状態、ユニットの相対的な位置決めを検出することができる。例えば、上記ユニットが装置１５００のディスプレイ及びキーパッドである。センサユニット１５１４は装置１５００又は装置１５００における１つのユニットの位置の変化、ユーザと装置１５００との接触の有無、装置１５００の方位又は加速／減速及び装置１５００の温度の変動を検出することもできる。センサユニット１５１４は近接センサを備えてもよく、いかなる物理的接触もない場合に周囲の物体の存在を検出するように構成される。センサユニット１５１４は、ＣＭＯＳ又はＣＣＤ画像センサのような光センサを備えてもよく、結像に適用されるように構成される。一部の実施例において、該センサユニット１５１４は、加速度センサ、ジャイロセンサ、磁気センサ、圧力センサ又は温度センサを備えてもよい。
通信ユニット１５１６は、装置１５００と他の機器との有線又は無線方式の通信に寄与するように構成される。装置１５００は、ＷｉＦｉ、２Ｇ又は３Ｇ、又はそれらの組み合わせのような通信規格に基づいた無線ネットワークにアクセスできる。一例示的な実施例において、通信ユニット１５１６は放送チャネルを経由して外部放送管理システムからの放送信号又は放送関連する情報を受信する。一例示的な実施例において、上記通信ユニット１５１６は、近距離通信（ＮＦＣ）モジュールを更に備えることで、短距離通信を促進する。例えば、ＮＦＣモジュールでは、無線周波数識別（ＲＦＩＤ）技術、赤外線データ協会（ＩｒＤＡ）技術、超広帯域（ＵＷＢ）技術、ブルートゥース（登録商標）（ＢＴ）技術及び他の技術に基づいて実現されてもよい。
例示的な実施例において、装置１５００は、１つ又は複数の特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、デジタル信号処理機器（ＤＳＰＤ）、プログラマブルロジックデバイス（ＰＬＤ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ又は他の電子素子により実現され、上記方法を実行するように構成されてもよい。
例示的な実施例において、命令を記憶したメモリ１５０４のような非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を更に提供する。上記命令は、上記方法を完了するように、装置１５００のプロセッサ１５２０により実行されてもよい。例えば、前記非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体はＲＯＭ、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、ＣＤ－ＲＯＭ、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ記憶装置等であってもよい。
例示的な実施例において、ランダムアクセスの処理装置を提供する。前記装置は、
プロセッサと、
プロセッサが実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリと、を備え、
ここで、前記プロセッサは、
ランダムアクセス要求を送信した後、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信することであって、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されている、ことと、
前記指示情報に基づいて、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を決定することと、を実行するように構成される。
上記プロセッサは更に、
基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信することは、
ランダムアクセス応答ウィンドウ内で、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信することであって、ここで、前記ランダムアクセス応答ウィンドウの長さが、所定の長さ閾値より大きい、ことを含むように構成される。
上記プロセッサは更に、
前記ランダムアクセス応答情報は、スケジューリング情報を含み、前記スケジューリング情報は、前記指示情報を含むように構成される。
上記プロセッサは更に、
前記ランダムアクセス応答情報は、ランダムアクセス応答メッセージを含み、前記ランダムアクセス応答メッセージは、前記指示情報を含むように構成される。
上記プロセッサは更に、
前記ランダムアクセス応答メッセージは、指示ビットを更に含み、
前記方法は、
前記指示ビットに基づいて、前記ランダムアクセス応答メッセージから前記指示情報を取得するかどうかを決定することを更に含むように構成される。
上記プロセッサは更に、
前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含むように構成される。
上記プロセッサは更に、
前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、上りリンクグラント情報を更に含み、
前記方法は、
前記指示ビットに基づいて、前記ランダムアクセス応答メッセージから前記上りリンクグラント情報を取得するかどうかを決定することを更に含むように構成される。
上記プロセッサは更に、
前記ランダムアクセス応答メッセージのヘッダー部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含むように構成される。
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記記憶媒体における命令が装置のプロセッサにより実行される時、装置に上記のランダムアクセスの処理方法を実行させ、前記方法は、
ランダムアクセス要求を送信した後、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信することであって、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されている、ことと、
前記指示情報に基づいて、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を決定することと、を含む。
前記記憶媒体における命令は、
基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信することは、
ランダムアクセス応答ウィンドウ内で、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信することであって、ここで、前記ランダムアクセス応答ウィンドウの長さが、所定の長さ閾値より大きい、ことを含むことを更に含む。
前記記憶媒体における命令は、
前記ランダムアクセス応答情報は、スケジューリング情報を含み、前記スケジューリング情報は、前記指示情報を含むことを更に含む。
前記記憶媒体における命令は、
前記ランダムアクセス応答情報は、ランダムアクセス応答メッセージを含み、前記ランダムアクセス応答メッセージは、前記指示情報を含むことを更に含む。
前記記憶媒体における命令は、
前記ランダムアクセス応答メッセージは、指示ビットを更に含み、
前記方法は、
前記指示ビットに基づいて、前記ランダムアクセス応答メッセージから前記指示情報を取得するかどうかを決定することを更に含むことを更に含む。
前記記憶媒体における命令は、
前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含むことを更に含む。
前記記憶媒体における命令は、
前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、上りリンクグラント情報を更に含み、
前記方法は、
前記指示ビットに基づいて、前記ランダムアクセス応答メッセージから前記上りリンクグラント情報を取得するかどうかを決定することを更に含むことを更に含む。
前記記憶媒体における命令は、
前記ランダムアクセス応答メッセージのヘッダー部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含むことを更に含む。
図１６は、一例示的な実施例によるランダムアクセスの処理に適用される装置１６００を示すブロック図である。例えば、装置１６００は、コンピュータとして提供されてもよい。図１６を参照すると、装置１６００は、処理ユニット１２２を備える。それは１つ又は複数のプロセッサと、メモリ１６３２で代表されるメモリリソースとを更に備える。該メモリリソースは、アプリケーションプログラムのような、処理ユニット１６２２により実行され得る命令を記憶するためのものである。メモリ１６３２に記憶されているアプリケーションプログラムは、それぞれ一組の命令に対応する１つ又は１つ以上のモジュールを含んでもよい。なお、処理ユニット１６２２は、上記方法を実行するように、命令を実行するように構成される。
装置１６００は、装置１６００の電源管理を実行するように構成される電源ユニット１６２６と、装置１６００をネットワークに接続するように構成される有線又は無線ネットワークインタフェース１６５０と、入力出力（Ｉ／Ｏ）インタフェース１６５８と、を更に備えてもよい。装置１６００では、Ｗｉｎｄｏｗｓ ＳｅｒｖｅｒＴＭ、Ｍａｃ ＯＳ ＸＴＭ、ＵｎｉｘＴＭ、ＬｉｎｕｘＴＭ、ＦｒｅｅＢＳＤＴＭ又は類似したものような、メモリ１６３２に記憶されているオペレーティングシステムが操作されることができる。
例示的な実施例において、ランダムアクセスの処理装置を提供する。前記装置は、
プロセッサと、
プロセッサが実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリと、を備え、
ここで、前記プロセッサは、
ユーザ装置から送信されたランダムアクセス要求を受信した後、ランダムアクセス応答情報を生成することであって、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されており、前記指示情報が、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を指示するためのものである、ことと、
前記ユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信することと、を実行するように構成される。
上記プロセッサは更に、
前記ユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信することは、
ランダムアクセス応答ウィンドウ内でユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信することであって、ここで、前記ランダムアクセス応答ウィンドウの長さが所定の長さ閾値より大きい、ことを含むように構成される。
上記プロセッサは更に、
前記ランダムアクセス応答情報は、スケジューリング情報を含み、前記スケジューリング情報は、前記指示情報を含むように構成される。
上記プロセッサは更に、
前記ランダムアクセス応答情報は、ランダムアクセス応答メッセージを含み、前記ランダムアクセス応答メッセージは、前記指示情報を含むように構成される。
上記プロセッサは更に、
前記ランダムアクセス応答メッセージは、指示ビットを更に含み、
前記指示ビットは、前記アクセス応答メッセージに前記指示情報が含まれるかどうかを指示するためのものであるように構成される。
上記プロセッサは更に、
前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含むように構成される。
上記プロセッサは更に、
前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、上りリンクグラント情報を更に含み、
前記指示ビットは更に、前記ランダムアクセス応答メッセージに前記上りリンクグラント情報が含まれるかどうかを指示するために用いられるように構成される。
上記プロセッサは更に、
前記ランダムアクセス応答メッセージのヘッダー部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含むように構成される。
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記記憶媒体における命令が装置のプロセッサにより実行される時、装置に上記のランダムアクセスの処理方法を実行させ、前記方法は、
ユーザ装置から送信されたランダムアクセス要求を受信した後、ランダムアクセス応答情報を生成することであって、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されており、前記指示情報が、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を指示するためのものである、ことと、
前記ユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信することと、を含む。
前記記憶媒体における命令は、
前記ユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信することは、
ランダムアクセス応答ウィンドウ内でユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信することであって、ここで、前記ランダムアクセス応答ウィンドウの長さが所定の長さ閾値より大きい、ことを含むことを更に含む。
前記記憶媒体における命令は、
前記ランダムアクセス応答情報は、スケジューリング情報を含み、前記スケジューリング情報は、前記指示情報を含むことを更に含む。
前記記憶媒体における命令は、
前記ランダムアクセス応答情報は、ランダムアクセス応答メッセージを含み、前記ランダムアクセス応答メッセージは、前記指示情報を含むことを更に含む。
前記記憶媒体における命令は、
前記ランダムアクセス応答メッセージは、指示ビットを更に含み、
前記指示ビットは、前記アクセス応答メッセージに前記指示情報が含まれるかどうかを指示するためのものであることを更に含む。
前記記憶媒体における命令は、
前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含むことを更に含む。
前記記憶媒体における命令は、
前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、上りリンクグラント情報を更に含み、
前記指示ビットは更に、前記ランダムアクセス応答メッセージに前記上りリンクグラント情報が含まれるかどうかを指示するために用いられることを更に含む。
前記記憶媒体における命令は、
前記ランダムアクセス応答メッセージのヘッダー部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含むことを更に含む。
当業者は明細書を考量して、ここで開示された発明を実践した上で、本発明のその他の実施方案を容易に想到し得ることとなる。本願は、本発明の実施例のいかなる変形、用途、又は適応的な変化を含むことを意図しており、これらの変形、用途、又は適応的な変化は、本発明の一般原理に従うものであり、且つ本発明において公開されていない本技術分野における周知常識又は慣用技術手段を含む。明細書及び実施例は、例示的なものを開示しており、本発明の本質的な保護範囲と主旨は、下記の特許請求の範囲に記述される。
本発明は、上記で既に説明した、また図面において示した精確な構造に限定されず、その範囲を逸脱しない前提のもとで種々の変更及び修正を行うことができることを理解すべきである。本発明の範囲は付された特許請求の範囲によってのみ限定される。
本発明の実施例の第８態様によれば、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にコンピュータ命令が記憶されており、該命令がプロセッサにより実行される時、上記ユーザ装置側の方法を実現させる。
本願明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
（項目１）
ランダムアクセスの処理方法であって、基地局側に適用され、
ユーザ装置から送信されたランダムアクセス要求を受信した後、ランダムアクセス応答情報を生成することであって、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されており、前記指示情報が、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を指示するために用いられる、ことと、
前記ユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信することと、を含む、ランダムアクセスの処理方法。
（項目２）
前記ユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信することは、
ランダムアクセス応答ウィンドウ内でユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信することであって、ここで、前記ランダムアクセス応答ウィンドウの長さが所定の長さ閾値より大きい、ことを含むことを特徴とする
項目１に記載の方法。
（項目３）
前記ランダムアクセス応答情報は、スケジューリング情報を含み、前記スケジューリング情報は、前記指示情報を含むことを特徴とする
項目１に記載の方法。
（項目４）
前記ランダムアクセス応答情報は、ランダムアクセス応答メッセージを含み、前記ランダムアクセス応答メッセージは、前記指示情報を含むことを特徴とする
項目１に記載の方法。
（項目５）
前記ランダムアクセス応答メッセージは、指示ビットを更に含み、
前記指示ビットは、前記アクセス応答メッセージに前記指示情報が含まれるかどうかを指示するために用いられることを特徴とする
項目４に記載の方法。
（項目６）
前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含むことを特徴とする
項目５に記載の方法。
（項目７）
前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、上りリンクグラント情報を更に含み、
前記指示ビットは更に、前記ランダムアクセス応答メッセージに前記上りリンクグラント情報が含まれるかどうかを指示するために用いられることを特徴とする
項目６に記載の方法。
（項目８）
前記ランダムアクセス応答メッセージのヘッダー部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含むことを特徴とする
項目５に記載の方法。
（項目９）
ランダムアクセスの処理方法であって、ユーザ装置側に適用され、
ランダムアクセス要求を送信した後、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信することであって、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されている、ことと、
前記指示情報に基づいて、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を決定することと、を含む、ランダムアクセスの処理方法。
（項目１０）
基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信することは、
ランダムアクセス応答ウィンドウ内で、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信することであって、ここで、前記ランダムアクセス応答ウィンドウの長さが、所定の長さ閾値より大きい、ことを含むことを特徴とする
項目９に記載の方法。
（項目１１）
前記ランダムアクセス応答情報は、スケジューリング情報を含み、前記スケジューリング情報は、前記指示情報を含むことを特徴とする
項目９に記載の方法。
（項目１２）
前記ランダムアクセス応答情報は、ランダムアクセス応答メッセージを含み、前記ランダムアクセス応答メッセージは、前記指示情報を含むことを特徴とする
項目９に記載の方法。
（項目１３）
前記ランダムアクセス応答メッセージは、指示ビットを更に含み、
前記方法は、
前記指示ビットに基づいて、前記ランダムアクセス応答メッセージから前記指示情報を取得するかどうかを決定することを更に含むことを特徴とする
項目１２に記載の方法。
（項目１４）
前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含むことを特徴とする
項目１３に記載の方法。
（項目１５）
前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、上りリンクグラント情報を更に含み、
前記方法は、
前記指示ビットに基づいて、前記ランダムアクセス応答メッセージから前記上りリンクグラント情報を取得するかどうかを決定することを更に含むことを特徴とする
項目１４に記載の方法。
（項目１６）
前記ランダムアクセス応答メッセージのヘッダー部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含むことを特徴とする
項目１３に記載の方法。
（項目１７）
ランダムアクセスの処理装置であって、基地局側に適用され、
ユーザ装置から送信されたランダムアクセス要求を受信した後、ランダムアクセス応答情報を生成するように構成される生成モジュールであって、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されており、前記指示情報が、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を指示するために用いられる、生成モジュールと、
前記ユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信するように構成される送信モジュールと、を備える、ランダムアクセスの処理装置。
（項目１８）
前記送信モジュールは、
ランダムアクセス応答ウィンドウ内でユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信するように構成される送信サブモジュールであって、ここで、前記ランダムアクセス応答ウィンドウの長さが所定の長さ閾値より大きい、送信サブモジュールを備えることを特徴とする
項目１７に記載の装置。
（項目１９）
前記ランダムアクセス応答情報は、スケジューリング情報を含み、前記スケジューリング情報は、前記指示情報を含むことを特徴とする
項目１７に記載の装置。
（項目２０）
前記ランダムアクセス応答情報は、ランダムアクセス応答メッセージを含み、前記ランダムアクセス応答メッセージは、前記指示情報を含むことを特徴とする
項目１７に記載の装置。
（項目２１）
前記ランダムアクセス応答メッセージは、指示ビットを更に含み、
前記指示ビットは、前記アクセス応答メッセージに前記指示情報が含まれるかどうかを指示するために用いられることを特徴とする
項目２０に記載の装置。
（項目２２）
前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含むことを特徴とする
項目２１に記載の装置。
（項目２３）
前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、上りリンクグラント情報を更に含み、
前記指示ビットは更に、前記ランダムアクセス応答メッセージに前記上りリンクグラント情報が含まれるかどうかを指示するために用いられることを特徴とする
項目２２に記載の装置。
（項目２４）
前記ランダムアクセス応答メッセージのヘッダー部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含むことを特徴とする
項目２１に記載の装置。
（項目２５）
ランダムアクセスの処理装置であって、ユーザ装置側に適用され、
ランダムアクセス要求を送信した後、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信するように構成される受信モジュールであって、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されている、受信モジュールと、
前記指示情報に基づいて、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を決定するように構成される決定モジュールと、を備える、ランダムアクセスの処理装置。
（項目２６）
前記受信モジュールは、
ランダムアクセス応答ウィンドウ内で、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信するように構成される受信サブモジュールであって、ここで、前記ランダムアクセス応答ウィンドウの長さが、所定の長さ閾値より大きい、受信サブモジュールを備えることを特徴とする
項目２５に記載の装置。
（項目２７）
前記ランダムアクセス応答情報は、スケジューリング情報を含み、前記スケジューリング情報は、前記指示情報を含むことを特徴とする
項目２５に記載の装置。
（項目２８）
前記ランダムアクセス応答情報は、ランダムアクセス応答メッセージを含み、前記ランダムアクセス応答メッセージは、前記指示情報を含むことを特徴とする
項目２５に記載の装置。
（項目２９）
前記ランダムアクセス応答メッセージは、指示ビットを更に含み、
前記装置は、
前記指示ビットに基づいて、前記ランダムアクセス応答メッセージから前記指示情報を取得するかどうかを決定するように構成される第１取得モジュールを更に備えることを特徴とする
項目２８に記載の装置。
（項目３０）
前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含むことを特徴とする
項目２９に記載の装置。
（項目３１）
前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、上りリンクグラント情報を更に含み、
前記装置は、
前記指示ビットに基づいて、前記ランダムアクセス応答メッセージから前記上りリンクグラント情報を取得するかどうかを決定するように構成される第２取得モジュールを更に備えることを特徴とする
項目３０に記載の装置。
（項目３２）
前記ランダムアクセス応答メッセージのヘッダー部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含むことを特徴とする
項目２９に記載の装置。
（項目３３）
ランダムアクセスの処理装置であって、
プロセッサと、
プロセッサが実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリと、を備え、
ここで、前記プロセッサは、
ユーザ装置から送信されたランダムアクセス要求を受信した後、ランダムアクセス応答情報を生成することであって、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されており、前記指示情報が、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を指示するために用いられる、ことと、
前記ユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信することと、を実行するように構成されることを特徴とする、ランダムアクセスの処理装置。
（項目３４）
ランダムアクセスの処理装置であって、
プロセッサと、
プロセッサが実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリと、を備え、
ここで、前記プロセッサは、
ランダムアクセス要求を送信した後、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信することであって、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されている、ことと、
前記指示情報に基づいて、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を決定することと、を実行するように構成されることを特徴とする、ランダムアクセスの処理装置。
（項目３５）
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にコンピュータ命令が記憶されており、該命令がプロセッサにより実行される時、項目１から８に記載の方法を実現させることを特徴とする、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
（項目３６）
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にコンピュータ命令が記憶されており、該命令がプロセッサにより実行される時、項目９から１６に記載の方法を実現させることを特徴とする、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。

Claims (36)

  1. ランダムアクセスの処理方法であって、基地局側に適用され、
    ユーザ装置から送信されたランダムアクセス要求を受信した後、ランダムアクセス応答情報を生成することであって、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されており、前記指示情報が、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を指示するために用いられる、ことと、
    前記ユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信することと、を含む、ランダムアクセスの処理方法。
  2. 前記ユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信することは、
    ランダムアクセス応答ウィンドウ内でユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信することであって、ここで、前記ランダムアクセス応答ウィンドウの長さが所定の長さ閾値より大きい、ことを含むことを特徴とする
    請求項１に記載の方法。
  3. 前記ランダムアクセス応答情報は、スケジューリング情報を含み、前記スケジューリング情報は、前記指示情報を含むことを特徴とする
    請求項１に記載の方法。
  4. 前記ランダムアクセス応答情報は、ランダムアクセス応答メッセージを含み、前記ランダムアクセス応答メッセージは、前記指示情報を含むことを特徴とする
    請求項１に記載の方法。
  5. 前記ランダムアクセス応答メッセージは、指示ビットを更に含み、
    前記指示ビットは、前記アクセス応答メッセージに前記指示情報が含まれるかどうかを指示するために用いられることを特徴とする
    請求項４に記載の方法。
  6. 前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含むことを特徴とする
    請求項５に記載の方法。
  7. 前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、上りリンクグラント情報を更に含み、
    前記指示ビットは更に、前記ランダムアクセス応答メッセージに前記上りリンクグラント情報が含まれるかどうかを指示するために用いられることを特徴とする
    請求項６に記載の方法。
  8. 前記ランダムアクセス応答メッセージのヘッダー部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含むことを特徴とする
    請求項５に記載の方法。
  9. ランダムアクセスの処理方法であって、ユーザ装置側に適用され、
    ランダムアクセス要求を送信した後、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信することであって、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されている、ことと、
    前記指示情報に基づいて、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を決定することと、を含む、ランダムアクセスの処理方法。
  10. 基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信することは、
    ランダムアクセス応答ウィンドウ内で、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信することであって、ここで、前記ランダムアクセス応答ウィンドウの長さが、所定の長さ閾値より大きい、ことを含むことを特徴とする
    請求項９に記載の方法。
  11. 前記ランダムアクセス応答情報は、スケジューリング情報を含み、前記スケジューリング情報は、前記指示情報を含むことを特徴とする
    請求項９に記載の方法。
  12. 前記ランダムアクセス応答情報は、ランダムアクセス応答メッセージを含み、前記ランダムアクセス応答メッセージは、前記指示情報を含むことを特徴とする
    請求項９に記載の方法。
  13. 前記ランダムアクセス応答メッセージは、指示ビットを更に含み、
    前記方法は、
    前記指示ビットに基づいて、前記ランダムアクセス応答メッセージから前記指示情報を取得するかどうかを決定することを更に含むことを特徴とする
    請求項１２に記載の方法。
  14. 前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含むことを特徴とする
    請求項１３に記載の方法。
  15. 前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、上りリンクグラント情報を更に含み、
    前記方法は、
    前記指示ビットに基づいて、前記ランダムアクセス応答メッセージから前記上りリンクグラント情報を取得するかどうかを決定することを更に含むことを特徴とする
    請求項１４に記載の方法。
  16. 前記ランダムアクセス応答メッセージのヘッダー部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含むことを特徴とする
    請求項１３に記載の方法。
  17. ランダムアクセスの処理装置であって、基地局側に適用され、
    ユーザ装置から送信されたランダムアクセス要求を受信した後、ランダムアクセス応答情報を生成するように構成される生成モジュールであって、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されており、前記指示情報が、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を指示するために用いられる、生成モジュールと、
    前記ユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信するように構成される送信モジュールと、を備える、ランダムアクセスの処理装置。
  18. 前記送信モジュールは、
    ランダムアクセス応答ウィンドウ内でユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信するように構成される送信サブモジュールであって、ここで、前記ランダムアクセス応答ウィンドウの長さが所定の長さ閾値より大きい、送信サブモジュールを備えることを特徴とする
    請求項１７に記載の装置。
  19. 前記ランダムアクセス応答情報は、スケジューリング情報を含み、前記スケジューリング情報は、前記指示情報を含むことを特徴とする
    請求項１７に記載の装置。
  20. 前記ランダムアクセス応答情報は、ランダムアクセス応答メッセージを含み、前記ランダムアクセス応答メッセージは、前記指示情報を含むことを特徴とする
    請求項１７に記載の装置。
  21. 前記ランダムアクセス応答メッセージは、指示ビットを更に含み、
    前記指示ビットは、前記アクセス応答メッセージに前記指示情報が含まれるかどうかを指示するために用いられることを特徴とする
    請求項２０に記載の装置。
  22. 前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含むことを特徴とする
    請求項２１に記載の装置。
  23. 前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、上りリンクグラント情報を更に含み、
    前記指示ビットは更に、前記ランダムアクセス応答メッセージに前記上りリンクグラント情報が含まれるかどうかを指示するために用いられることを特徴とする
    請求項２２に記載の装置。
  24. 前記ランダムアクセス応答メッセージのヘッダー部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含むことを特徴とする
    請求項２１に記載の装置。
  25. ランダムアクセスの処理装置であって、ユーザ装置側に適用され、
    ランダムアクセス要求を送信した後、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信するように構成される受信モジュールであって、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されている、受信モジュールと、
    前記指示情報に基づいて、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を決定するように構成される決定モジュールと、を備える、ランダムアクセスの処理装置。
  26. 前記受信モジュールは、
    ランダムアクセス応答ウィンドウ内で、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信するように構成される受信サブモジュールであって、ここで、前記ランダムアクセス応答ウィンドウの長さが、所定の長さ閾値より大きい、受信サブモジュールを備えることを特徴とする
    請求項２５に記載の装置。
  27. 前記ランダムアクセス応答情報は、スケジューリング情報を含み、前記スケジューリング情報は、前記指示情報を含むことを特徴とする
    請求項２５に記載の装置。
  28. 前記ランダムアクセス応答情報は、ランダムアクセス応答メッセージを含み、前記ランダムアクセス応答メッセージは、前記指示情報を含むことを特徴とする
    請求項２５に記載の装置。
  29. 前記ランダムアクセス応答メッセージは、指示ビットを更に含み、
    前記装置は、
    前記指示ビットに基づいて、前記ランダムアクセス応答メッセージから前記指示情報を取得するかどうかを決定するように構成される第１取得モジュールを更に備えることを特徴とする
    請求項２８に記載の装置。
  30. 前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含むことを特徴とする
    請求項２９に記載の装置。
  31. 前記ランダムアクセス応答メッセージのボディ部は、上りリンクグラント情報を更に含み、
    前記装置は、
    前記指示ビットに基づいて、前記ランダムアクセス応答メッセージから前記上りリンクグラント情報を取得するかどうかを決定するように構成される第２取得モジュールを更に備えることを特徴とする
    請求項３０に記載の装置。
  32. 前記ランダムアクセス応答メッセージのヘッダー部は、前記指示情報及び前記指示ビットを含むことを特徴とする
    請求項２９に記載の装置。
  33. ランダムアクセスの処理装置であって、
    プロセッサと、
    プロセッサが実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリと、を備え、
    ここで、前記プロセッサは、
    ユーザ装置から送信されたランダムアクセス要求を受信した後、ランダムアクセス応答情報を生成することであって、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されており、前記指示情報が、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を指示するために用いられる、ことと、
    前記ユーザ装置に前記ランダムアクセス応答情報を送信することと、を実行するように構成されることを特徴とする、ランダムアクセスの処理装置。
  34. ランダムアクセスの処理装置であって、
    プロセッサと、
    プロセッサが実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリと、を備え、
    ここで、前記プロセッサは、
    ランダムアクセス要求を送信した後、基地局から送信されたランダムアクセス応答情報を受信することであって、前記ランダムアクセス応答情報で指示情報が搬送されている、ことと、
    前記指示情報に基づいて、ランダムアクセス応答メッセージのスケジューリングＲＡ－ＲＮＴＩに対応するプリアンブル送信位置を決定することと、を実行するように構成されることを特徴とする、ランダムアクセスの処理装置。
  35. コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にコンピュータ命令が記憶されており、該命令がプロセッサにより実行される時、請求項１から８に記載の方法を実現させることを特徴とする、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  36. コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にコンピュータ命令が記憶されており、該命令がプロセッサにより実行される時、請求項９から１６に記載の方法を実現させることを特徴とする、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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