JP2022520347A - 無線通信方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

無線通信方法及び装置であって、該方法は、圧縮側装置はイーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮パラメータを設定するための第1設定情報を受信することと、前記圧縮側装置が前記第1設定情報に基づいてデータパケットのイーサネットフレームヘッダーを圧縮することと、を含む。

Description

本願の実施例は通信分野に関し、具体的に無線通信方法及び装置に関する。
ロングタームエボリューション(LTE、Long Term Evolution)システムにおいて、プロトコルデータユニット(PDU、Protocol Data Unit)セッションのタイプはインターネットプロトコル(IP、Internet Protocol)タイプである。
新無線(NR、New Radio)システムにおいて、IPパケットタイプをサポートするだけではなく、更にイーサネット(Ethernet)フレームタイプが導入されている。
この場合、イーサネットフレームヘッダーの圧縮をどのように実現するかは早急な解決の待たれる問題である。
本願の実施例は第1設定情報に基づいてイーサネットフレームヘッダーの圧縮を実現することのできる無線通信方法及び装置を提供する。
第1態様では無線通信方法を提供し、該方法は、圧縮側装置が第1設定情報を受信し、前記第1設定情報はイーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮パラメータを設定することに用いられることと、前記圧縮側装置が前記第1設定情報に基づいてデータパケットのイーサネットフレームヘッダーを圧縮することと、を含む。
第2態様では無線通信方法を提供し、解凍側装置が第1装置から送信された第1設定情報を受信し、前記第1設定情報はイーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮パラメータを設定することに用いられることと、前記解凍側装置が前記第1設定情報に基づいて、受信されたデータパケットのイーサネットフレームヘッダーを解凍することと、を含む。
第3態様では無線通信方法を提供し、第1装置が圧縮側装置及び/又は解凍側装置に第1設定情報を送信し、前記第1設定情報はイーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮パラメータを設定することに用いられることを含む。
第4態様では、上記第1態様又は第1態様のいずれか1つの可能な実現方式における方法を実行することに用いられる無線通信装置を提供する。具体的に、該装置は上記第1態様又は第1態様のいずれか1つの可能な実現方式における方法を実行するためのユニットを備える。
第5態様では、上記第2態様又は第2態様のいずれか1つの可能な実現方式における方法を実行することに用いられる無線通信装置を提供する。具体的に、該装置は上記第2態様又は第2態様のいずれか1つの可能な実現方式における方法を実行するためのユニットを備える。
第6態様では、上記第3態様又は第3態様のいずれか1つの可能な実現方式における方法を実行することに用いられる無線通信装置を提供する。具体的に、該装置は上記第3態様又は第3態様のいずれか1つの可能な実現方式における方法を実行するためのユニットを備える。
第7態様では無線通信装置を提供し、該装置はプロセッサとメモリを備える。該メモリはコンピュータプログラムを記憶することに用いられ、該プロセッサは該メモリに記憶されるコンピュータプログラムを呼び出して実行して、上記第1態様又はその各実現方式における方法を実行することに用いられる。
第8態様では無線通信装置を提供し、該装置はプロセッサとメモリを備える。該メモリはコンピュータプログラムを記憶することに用いられ、該プロセッサは該メモリに記憶されるコンピュータプログラムを呼び出して実行して、上記第2態様又はその各実現方式における方法を実行することに用いられる。
第9態様では無線通信装置を提供し、該装置はプロセッサとメモリを備える。該メモリはコンピュータプログラムを記憶することに用いられ、該プロセッサは該メモリに記憶されるコンピュータプログラムを呼び出して実行して、上記第3態様又はその各実現方式における方法を実行することに用いられる。
第10態様では、上記第1態様~第3態様のうちのいずれか1つの態様又はその各実現方式における方法を実現することに用いられるチップを提供する。
具体的に、該チップは、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行し、該チップが取り付けられる装置に上記第1態様~第3態様のうちのいずれか1つの態様又はその各実現方式における方法を実行させるためのプロセッサを備える。
第11態様ではコンピュータ可読記憶媒体を提供し、コンピュータプログラムを記憶することに用いられ、該コンピュータプログラムによってコンピュータが上記第1態様~第2態様のうちのいずれか1つの態様又はその各実現方式における方法を実行する。
第12態様ではコンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータプログラム命令を含み、該コンピュータプログラム命令によってコンピュータが上記第1態様~第3態様のうちのいずれか1つの態様又はその各実現方式における方法を実行する。
第13態様ではコンピュータプログラムを提供し、コンピュータにおいて実行されるとき、コンピュータが上記第1態様~第3態様のうちのいずれか1つの態様又はその各実現方式における方法を実行する。
上記技術案によれば、圧縮側装置は第1設定情報に基づいてイーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮パラメータを決定し、それによりイーサネットフレームのヘッダー圧縮機能を実現することができ、更にエアインターフェースのリソースオーバーヘッドを低減して、リソース利用率を向上させることができる。
図1は本願の実施例に係る応用シーンの模式図である。 図2はイーサネットフレームの代表的ないくつかのフレームフォーマットの模式図である。 図3はイーサネットフレームの代表的ないくつかのフレームフォーマットの模式図である。 図4はイーサネットフレームの代表的ないくつかのフレームフォーマットの模式図である。 図5は本願の実施例に係る無線通信方法の模式図である。 図6は本願の実施例に係る他の無線通信方法の模式図である。 図7は本願の実施例に係る更なる無線通信方法の模式図である。 図8は本願の実施例に係る無線通信装置の模式的なブロック図である。 図9は本願の実施例に係る他の無線通信装置の模式的なブロック図である。 図10は本願の実施例に係る更なる無線通信装置の模式的なブロック図である。 図11は本願の実施例に係る通信装置の模式的なブロック図である。 図12は本願の実施例に係るチップの模式的なブロック図である。 図13は本願の実施例に係る通信システムの模式的なブロック図である。
以下、本願の実施例の図面を参照しながら、本願の実施例の技術案を説明する。明らかに、説明される実施例は本願の一部の実施例であり、全部の実施例ではない。本願の実施例に基づいて、当業者が進歩性のある労働を必要とせずに取得する他の実施例は、いずれも本願の保護範囲に属する。
本願の実施例の技術案は様々な通信システム、例えば、モバイル通信用グローバル(GSM、Global System of Mobile communication)システム、符号分割多元接続(CDMA、Code Division Multiple Access)システム、広帯域符号分割多元接続(WCDMA、Wideband Code Division Multiple Access)システム、汎用パケット無線サービス(GPRS、General Packet Radio Service)、ロングタームエボリューション(LTE、Long Term Evolution)システム、LTE周波数分割複信(FDD、Frequency Division Duplex)システム、LTE時分割複信(TDD、Time Division Duplex)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS、Universal Mobile Telecommunication System)、マイクロ波利用アクセスに関する世界的な相互運用(WiMAX、Worldwide Interoperability for Microwave Access)通信システム又は5Gシステム等に適用できる。
例示的に、本願の実施例が適用される通信システム100は図1に示される。該通信システム100は端末装置110を備えてもよく、該端末装置110はアクセスネットワーク装置120のカバレッジ範囲内に位置してもよい。ここで使用される「端末装置」としては、有線回線を介して接続するもの、例えば公衆電話交換網(PSTN、Public Switched Telephone Networks)、デジタル加入者回線(DSL、Digital Subscriber Line)、デジタルケーブル、直接ケーブルを介して接続するもの、及び/又は他のデータ接続/ネットワーク、及び/又は無線インターフェース、例えばセルラーネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN、Wireless Local Area Network)例えばDVB-Hネットワークに対するデジタルテレビネットワーク、衛星ネットワーク、AM-FM放送送信機を介するもの、及び/又は他の端末装置が通信信号を送受信するように設定される装置、及び/又はモノのインターネット(IoT、Internet of Things)装置を含むが、それらに限らない。無線インターフェースを介して通信するように設定される端末装置は「無線通信端末」、「無線端末」又は「モバイル端末」と称されてもよい。モバイル端末の例は衛星又はセルラー方式の電話、セルラー無線電話及びデータ処理、ファックス及びデータ通信機能を組み合わせることのできるパーソナル移動通信システム(PCS、Personal Communications System)端末、無線電話、ポケットベル、インターネット/イントラネットへのアクセス、Webブラウザ、メモ帳、カレンダー及び/又は全地球測位システム(GPS、Global Positioning System)受信機を備えてもよいPDA、及び通常のラップトップ及び/又はパームトップ受信機又は無線電話送受信機を備える他の電子装置を含むが、それらに限らない。端末装置とはアクセス端末、ユーザー装置(UE、User Equipment)、ユーザー要素、加入者局、移動局、トラバーサー、遠隔局、遠隔端末、モバイルデバイス、ユーザー端末、端末、無線通信装置、ユーザーエージェント又はユーザーデバイスを指してもよい。アクセス端末はセルラー電話、コードレスホン、セッション確立プロトコル(SIP、Session Initiation Protocol)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL、Wireless Local Loop)局、パーソナルデジタルアシスタント(PDA、Personal Digital Assistant)、無線通信機能を有する携帯端末、コンピューティングデバイス又は無線モデムに接続される他の処理装置、車載装置、ウェアラブルデバイス、5Gネットワークにおける端末装置又は将来発展するPLMNにおける端末装置等であってもよい。
該通信システム100はアクセスネットワーク装置120を備えてもよく、アクセスネットワーク装置120は端末装置110(通信端末、端末とも称される)と通信する装置であってもよい。アクセスネットワーク装置120は特定の地理的領域に通信カバレッジを提供することができ、且つ該カバレッジ領域内の端末装置と通信することができる。選択肢として、アクセスネットワーク装置120はGSMシステム又はCDMAシステムにおける基地局(BTS、Base Transceiver Station)、WCDMAシステムにおける基地局(NB、NodeB)、LTEシステムにおける発展型基地局(eNB又はeNodeB、Evolutional Node B)、又はクラウド無線アクセスネットワーク(CRAN、Cloud Radio Access Network)における無線コントローラであってもよい。又は、該ネットワーク装置は移動交換局、中継局、アクセスポイント、車載装置、ウェアラブルデバイス、ハブ、スイッチ、ブリッジ、ルータ、5Gネットワークにおけるネットワーク側装置又は将来発展する公衆陸上移動網(PLMN、Public Land Mobile Network)におけるネットワーク装置等であってもよい。
該無線通信システム100はアクセスネットワーク装置と通信するコアネットワーク装置130を更に備える。選択肢として、該コアネットワーク装置130は5Gコアネットワーク装置、例えば、アクセス及びモビリティ管理を担い、ユーザーに対する認証、切り替え、位置更新等の機能を持つアクセス及びモビリティ管理機能(AMF、Access and Mobility Management Function)、更に例えば、パケットデータユニット(PDU、packet data unit)セッションの確立、修正、解放等を含むセッション管理を担うセッション管理機能(SMF、Session Management Function)、更に例えば、ユーザーデータの転送を担うユーザープレーン機能(UPF、user plane function)であってもよい。コアネットワーク装置はLTEシステム又は他のシステムにおけるコアネットワーク装置であってもよい。
選択肢として、5Gシステム又は5Gネットワークは更に新無線(NR、New Radio)システム又はNRネットワークと称されてもよい。
理解されるように、本明細書における用語「システム」と「ネットワーク」は本明細書において常に交換可能に使用される。本明細書における用語「及び/又は」は関連オブジェクトの関連関係を説明するためのものに過ぎず、3つの関係が存在してもよいことを示す。例えば、「A及び/又はB」は「Aが独立して存在する」、「AとBが同時に存在する」、「Bが独立して存在する」の3つの状況を示してもよい。また、本明細書における文字「/」は一般的に前後関連オブジェクトが「又は」の関係であることを示す。
選択肢として、本願の実施例は公衆地上波移動体ネットワーク又はローカルネットワークに適用できる。
公衆地上波移動体ネットワークはPLMNに基づく公衆地上波移動体ネットワークであってもよい。
ローカルネットワークはローカルエリアネットワーク又はプライベートネットワークと称されてもよい。該ローカルネットワークは一般的にオフィスシーン、ホームシーン、工場に配置され、より効果的で安全な管理を実現することができる。一般的にローカルユーザー又は管理者はローカルネットワークを配置する。一般的に、許可されたアクセスできるユーザーはローカルネットワークにアクセスする権限を持つ。
ローカルネットワークは公衆地上波移動体ネットワークにより管理又は管轄されてもよいが、公衆地上波移動体ネットワークにより管理又は管轄されなくてもよい。
選択肢として、ローカルネットワークはアンライセンス周波数帯を用いて通信を行ってもよく、又は、公衆地上波移動体ネットワークとライセンス周波数帯を共有してもよい。
選択肢として、ローカルネットワークは3GPP範囲に属するネットワークであってもよい。該ローカルネットワークのコアネットワークはNR又はLTEのコアネットワークであってもよく、ローカルネットワークはNRアクセスネットワーク、LTEアクセスネットワーク又はワイヤレスフィデリティ(Wifi、Wireless Fidelity)経由でコアネットワークにアクセスすることができる。
選択肢として、本願の実施例では、公衆地上波移動体ネットワークとローカルネットワークはコアネットワークを共有できるが、アクセスネットワークが独立したものであり、又は、アクセスネットワークを共有できるが、コアネットワークが独立したものであり、又は、アクセスネットワークとコアネットワークを共有でき、又は、アクセスネットワークとコアネットワークを共有できない。
選択肢として、本願の実施例では、複数又は複数種類のローカルネットワークはコアネットワークを共有できるが、アクセスネットワークが独立したものであり、又は、アクセスネットワークを共有できるが、コアネットワークが独立したものであり、又は、アクセスネットワークとコアネットワークを共有でき、又は、アクセスネットワークとコアネットワークを共有できない。
NRシステムにおいて、IPタイプをサポートするだけではなく、更にイーサネットフレームタイプが導入されている。PDU層(layer)については、PDUセッション(Session)タイプがIPv4又はIPv6又はIPv4v6である場合、該PDUセッションに対応するのはIPv4データパケット(packets)及び/又はIPv6データパケットであり、PDUセッションタイプがイーサネットフレームタイプである場合、該PDUセッションに対応するのはイーサネットフレーム構造(frames)である。
以下、図2~図4を参照しながら、本願の実施例に関わるイーサネットフレームのフレームフォーマットを説明する。
図2におけるフレームフォーマットにおいて、イーサネットフレームヘッダーは複数のフィールド(領域、サブヘッダーとも称される)、例えば、宛先アドレスフィールド、ソースアドレスフィールド、長さフィールドを含んでもよく、データ部はデータを含んでもよい。また、5Gネットワークにおいて伝送しない2つの部分、即ちプリアンブル(preamble)及びフレームチェックシーケンス(FCS、frame check sequence)を更に含む。該図2に示されるイーサネットフレームはイーサネット802.3オリジナル(raw)フレームタイプであってもよい。
図3におけるフレームフォーマットにおいて、イーサネットフレームヘッダーは複数のフィールド、例えば宛先アドレスフィールド、ソースアドレスフィールド及びタイプフィールドを含んでもよく、データ部はデータを含んでもよい。また、5Gネットワークにおいて伝送しない2つの部分、即ちプリアンブル及びFCSを更に含んでもよい。図3に示されるイーサネットフレームはEthernet IIフレームタイプであってもよい。
NRシステムにおいて、一般的に公衆ネットワークシステム、即ちPLMNに基づく公衆地上波移動体ネットワークを配置する。同時に、いくつかのシーン、例えばオフィス、ホーム、工場等のシーンにおいて、管理をより安全で効果的に行うために、一般的にローカルユーザー又は管理者はローカルネットワークを配置し、許可されたアクセスできるユーザーでなければローカルネットワークにアクセスする権限を持たない。
公衆ネットワークシステムとローカルネットワークが共存するシーンにおいて、PDUセッションがイーサネットフレームタイプである場合、イーサネットPDUに仮想ローカルエリアネットワーク(VLAN、Virtual Local Area Network)フィールドが含まれる可能性もあるし、VLANプレフィックスが含まれない可能性もあり、対応のイーサネットフレーム構造は異なる。図4には、図2又は図3に示されるフレームフォーマットにVLANフィールド(VLAN field)を追加するフレームフォーマットを示し、該VLANフィールドは該イーサネットフレームの属するVLANの情報を示すことに用いられてもよい。
理解されるように、図2~図4に示されるフレームフォーマットは例示的に説明するものであって、本願の実施例を特に制限するものではない。
更に理解されるように、本願の実施例の様々な実現方式は更にイーサネットフレーム以外の他のタイプのフレームに適用できる。簡潔のために、本願の実施例はここで詳細な説明を省略する。
図5は本願の実施例に係る無線通信方法200の模式的なフローチャートである。該方法200は、
圧縮側装置が、イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮パラメータを設定するための第1設定情報を受信するS210、
前記圧縮側装置が前記第1設定情報に基づいてデータパケットのイーサネットフレームヘッダーを圧縮するS220、のうちの少なくとも一部を含む。
理解されるように、該方法200はダウンリンク伝送に適用されてもよく、アップリンク伝送に適用されてもよく、サイドリンク伝送に適用されてもよい。ダウンリンク伝送に適用される場合、圧縮側装置はアクセスネットワーク装置であってもよく、解凍側装置は端末装置であってもよい。アップリンク伝送に適用される場合、圧縮側装置は端末装置であってもよく、解凍側装置はアクセスネットワーク装置であってもよい。サイドリンク伝送に適用される場合、該圧縮側装置は端末装置であってもよく、該解凍側装置は端末装置であってもよい。
選択肢として、本願の実施例では、前記データパケットは圧縮側装置が解凍側装置に送信しようとするデータパケットである。該データパケットヘッダーはイーサネットフレームタイプ、例えば図2~図4に示されるイーサネットフレームである。該圧縮側装置は受信された該第1設定情報に基づいて、該データパケットのパケットヘッダー即ちイーサネットフレームヘッダー(選択肢として、更にVLANフィールドを含んでもよい)を圧縮するかどうかを決定することができる。前記イーサネットフレームヘッダーを圧縮する必要がある場合、該圧縮側装置は更に該第1設定情報に基づいて該イーサネットフレームヘッダーの圧縮方式、即ちヘッダー圧縮(header compression)をどのように行うか、例えば、イーサネットフレームヘッダーにおけるどのフィールドを圧縮するか、データパケットをどのコンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングするか等を決定することができる。
理解されるように、本願の実施例では、主にデータパケットのイーサネットフレームヘッダーを圧縮する場合を例として説明するが、本願の実施例では、イーサネットフレームヘッダーの圧縮方式に基づいて該データパケットにおけるデータ部分を圧縮してもよい。又は、他の実施例では、前記第1設定情報は該データパケットにおけるデータ部分の圧縮パラメータ、例えば該データ部分を圧縮するかどうか、該データ部分の圧縮方式等を設定することに用いられてもよい。これにより、該圧縮側装置は該データ部分の圧縮パラメータに基づいて該データパケットのデータ部分を圧縮し、更に圧縮されたデータパケットを解凍側装置に送信してもよい。本願の実施例はこれを制限しない。
理解されるように、本願の実施例では、以下は主にデータパケットのイーサネットフレームヘッダーのマッピングを例として説明するが、本願の実施例はイーサネットフレームヘッダーのマッピング方式に基づいて該データパケットをマッピングしてもよい。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は予め設定されたもの、プロトコルに従って決められたもの、又は該圧縮側装置と解凍側装置が決めたものであってもよい。この場合、該方法200は該ステップ210を含まなくてもよい。該圧縮側装置と解凍側装置は予め設定された該第1設定情報又は決められた該第1設定情報に基づいてイーサネットフレームヘッダーの圧縮又は解凍を行ってもよい。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報の一部は予め設定されたもの、プロトコルに従って決められたもの、又は該圧縮側装置と解凍側装置が決めたものであってもよい。この場合、該圧縮側装置と解凍側装置は少なくとも予め設定された該第1設定情報の一部又は決められた該第1設定情報の一部に基づいてイーサネットフレームヘッダーの圧縮又は解凍を行ってもよい。
選択肢として、他の実施例では、該第1設定情報は第1装置が該圧縮側装置に設定したものであってもよい。選択肢として、前記第1装置は該第1設定情報を解凍側装置に指示又は設定してもよく、それにより該解凍側装置は該第1設定情報に基づいて、該圧縮側装置から送信された圧縮データパケットを解凍する。
選択肢として、前記第1装置はアクセスネットワーク装置、コアネットワーク装置又はアプリケーション層装置、例えばデータネットワークノード(DNN、Data Network Node)等であってもよい。
例えば、前記第1装置はアクセスネットワーク装置であってもよく、前記圧縮側装置は端末装置であってもよい。この場合、前記第1装置は無線リソース制御(RRC、Radio Resource Control)メッセージによって圧縮側装置に該ヘッダー圧縮パラメータを設定してもよく、又は、前記第1装置は他のメッセージ、例えば媒体アクセス制御(MAC、Media Access Control)制御要素(CE、Control Element)又はダウンリンク制御情報(DCI、Downlink Control Information)等のダウンリンクメッセージによって圧縮側装置に前記第1設定情報を送信してもよい。
更に、例えば、前記第1装置はコアネットワーク装置であってもよく、前記圧縮側装置は端末装置であってもよい。この場合、該コアネットワーク装置は端末装置とコアネットワークとの間のメッセージ、例えば非アクセス層(NAS、Non-Access Stratum)メッセージによって圧縮側装置に該ヘッダー圧縮パラメータを設定してもよい。
更に、例えば、前記第1装置はコアネットワーク装置であってもよく、前記圧縮側装置は端末装置であってもよい。この場合、該コアネットワーク装置は端末装置とコアネットワークとの間のメッセージ、例えば非アクセス層(NAS、Non-Access Stratum)メッセージによって該情報をアクセスネットワーク装置に通知し、その後、アクセスネットワーク装置はアクセス層(AS、Access Stratum)メッセージ、例えばRRCメッセージによって圧縮側装置に該ヘッダー圧縮パラメータを設定してもよい。
更に、例えば、前記第1装置はコアネットワーク装置であってもよく、前記圧縮側装置はアクセスネットワーク装置であってもよい。この場合、該コアネットワーク装置はアクセスネットワーク装置とコアネットワークとの間のメッセージ、例えばN2メッセージによってアクセスネットワーク装置に該ヘッダー圧縮パラメータを設定してもよい。選択肢として、端末装置が解凍側装置である場合、AS層メッセージ又はNAS層メッセージによって該ヘッダー圧縮パラメータを端末装置に指示又は設定してもよく、即ちアクセスネットワーク装置又はコアネットワーク装置によって端末装置に指示又は設定してもよい。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記ヘッダー圧縮パラメータは、
イーサネットフレームヘッダーを圧縮するかどうかを示すためのイーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮識別子、
VLANフィールドに対してヘッダー圧縮を行うかどうか、又は前記イーサネットフレームヘッダーがVLANフィールドを含むかどうかを示すための仮想ローカルエリアネットワーク(VLAN)フィールド指示、
圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報、即ち、イーサネットフレームヘッダーにおけるどのサブヘッダー又はどのフィールドを圧縮する必要があるかの情報、
圧縮する必要のあるサブヘッダーのタイプを示すためのヘッダー圧縮フィールドタイプ情報、
ヘッダー圧縮対象に対応するデータパケットがマッピング可能なサブ対象チャネルの最大数を示すためのコンテキスト(context)識別子(ID、Identify)の最大数(前記ヘッダー圧縮対象はヘッダー圧縮を行う単位を示すことに用いられ、各サブチャネルは対応のコンテキストがあり、又は、コンテキストは、ヘッダー圧縮対象に対応するデータパケットがマッピング可能なサブ対象チャネルに対応し、又は、各ヘッダー圧縮設定/識別子のみに対してヘッダー圧縮対象に対応するデータパケットがマッピング可能なサブ対象チャネルに対応する)、
解凍側装置が用いるフィードバックモードを示すためのフィードバックモード、
前記フィードバックモードに基づいて圧縮状態の遷移を行うかどうかを示すためのヘッダー圧縮モード、のうちの少なくとも1つを含む。
具体的に、該イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮識別子は該イーサネットフレームヘッダーを圧縮するかどうかを示すことに用いられてもよい。該イーサネットフレームヘッダーを圧縮しない場合、該圧縮側装置は該データパケットのイーサネットフレームヘッダーを圧縮しなくてもよく、又は、目標対象/チャネルに対応するデータパケットのイーサネットフレームヘッダーを圧縮しなくてもよく、又は、該第1設定情報に対応して設定したデータパケットのイーサネットフレームヘッダーを圧縮しなくてもよく、即ち完全なイーサネットフレームヘッダーを含むデータパケットを解凍装置に送信する。この場合、該圧縮側装置の圧縮状態が非圧縮状態であると見なしてもよい。又は、該イーサネットフレームヘッダーを圧縮する場合、該圧縮側装置は更に該第1設定情報における他の情報を参照して該イーサネットフレームヘッダーの圧縮方式を決定してもよく、以下に更に説明する。
前記VLANフィールド指示はVLANフィールドに対してヘッダー圧縮を行うかどうか、又は前記イーサネットフレームヘッダーがVLANフィールドを含むかどうかを示すことに用いられる。選択肢として、VLANフィールドに対してヘッダー圧縮を行うかどうかは異なる識別子で示されてもよく、前記イーサネットフレームヘッダーがVLANフィールドを含むかどうかは異なる識別子で示されてもよい。従って、該圧縮側装置はVLANフィールド指示に基づいてVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダー及びVLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーの圧縮ポリシーを決定することができる。又は、該圧縮側装置はVLANフィールド指示に基づいてVLANフィールドに対してヘッダー圧縮を行うかどうかを決定することができる。又は、該圧縮側装置はVLANフィールド指示に基づいてイーサネットフレームヘッダーの圧縮を行うことを決定する場合、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダー及びVLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーを決定又は区別することができる。又は、該圧縮側装置はVLANフィールド指示に基づいてイーサネットフレームヘッダーの圧縮を行う場合、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダー及びVLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーの圧縮ポリシーを決定することができる。
一実現方式では、前記VLANフィールド指示はイーサネット/VLAN及びイーサネットの2つの指示を含んでもよい。イーサネット/VLANはVLANフィールドを含むイーサネットフレームを示し、イーサネットはVLANフィールドを含まないイーサネットフレームを示す。前記VLANフィールド指示はイーサネット/VLANであり、即ち該イーサネットフレームヘッダーはVLANフィールドを含む場合、圧縮側装置はこの指示に対応するヘッダー圧縮設定に基づいてVLANフィールドを含むデータパケットに対してヘッダー圧縮を行ってもよい。又は、前記VLANフィールド指示はイーサネットである場合、圧縮側装置はこの指示に対応するヘッダー圧縮設定に基づいてVLANフィールドを含まないデータパケットに対してヘッダー圧縮を行ってもよく、即ちVLANフィールドを含むデータパケット及びVLANフィールドを含まないデータパケットに異なるヘッダー圧縮パラメータを設定してもよい。
一実現方式では、前記VLANフィールド指示はイーサネット/VLAN及びイーサネットの2つの指示を含んでもよい。イーサネット/VLANはVLANフィールドを含むイーサネットフレームを示し、イーサネットはVLANフィールドを含まないイーサネットフレームを示す。前記VLANフィールド指示はイーサネット/VLANであり、即ち該イーサネットフレームヘッダーはVLANフィールドを含む場合、圧縮側装置はデータパケットを異なるコンテキストIDに対応するサブ対象チャネルにマッピングしてもよい。又は、前記VLANフィールド指示はイーサネットである場合、圧縮側装置はデータパケットを異なるコンテキストIDに対応するサブ対象チャネルにマッピングしてもよい(例えば、VLANフィールドを含むデータパケットを1つのサブ対象チャネルにマッピングし、VLANフィールドを含まないデータパケットを他のサブ対象チャネルにマッピングする)。又は、圧縮側装置はデータパケットを異なるコンテキストIDに対応するサブ対象チャネルにマッピングしなくてもよい(例えば、VLANフィールドを圧縮するかどうか、又はVLANフィールドに対してヘッダー圧縮を行わないことを考慮する)。
他の実現方式では、前記VLANフィールド指示はイーサネットを含んでもよく、VLANフィールドを含むかどうかにかかわらず、いずれもイーサネットフレームヘッダーを圧縮することを示す。
選択肢として、本願の実施例では、前記VLANフィールドはQタグ(Q-tags)と称されてもよく、カスタマータグ(C-tag)を含んでもよく、カスタマーVLANフィールド(Customer VLANフィールド)及びサービスタグ(S-tag)と称されてもよく、サービスVLANフィールド(Service VLANフィールド)と称されてもよく、又は、他の情報を含んでもよく、本願の実施例はこれを制限しない。
特に、本願の実施例では、前記圧縮側装置はVLANフィールドにおける一部のサブヘッダーのみに対してヘッダー圧縮を行ってもよい。
前記ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報は圧縮する必要のあるサブヘッダーのタイプを示すことに用いられる。例示的な説明であって制限的ではないが、前記ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報は、静的(static)カテゴリ、既知の静的(static-known)カテゴリ、定義された静的(static-def)カテゴリ、推測された(inferred)カテゴリ、可変(changing)カテゴリ、不変カテゴリのうちの少なくとも1つを含む。
例えば、前記第1設定情報は特定のタイプのサブヘッダーに対してヘッダー圧縮を行い、例えば不変カテゴリのサブヘッダーに対してヘッダー圧縮を行うように設定されてもよい。選択肢として、該不変カテゴリは静的カテゴリ、既知の静的カテゴリ、定義された静的カテゴリ、推測されたカテゴリを含んでもよい。又は、該不変タイプは静的カテゴリ、既知の静的カテゴリ、定義された静的カテゴリ及び推測されたカテゴリのうちの一部のタイプを含んでもよい。
選択肢として、前記圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報は、宛先アドレス、ソースアドレス、イーサネットタイプ、イーサネット長さ、タグプロトコル識別子(TP-ID、Tag Protocol ID)、優先コードポイント(PCP、Precedence Code Point)、廃棄識別子(DEI、Drop Eligible Indicator)、VLAN IDのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
該TR-IDはフレームタイプ、例えば802.1Qタグフレーム、即ちVLANフィールドを含むイーサネットフレームを示すことに用いられてもよい。
優先度(PRI、Priority)とも称される該PCPはフレームの優先度を示すことに用いられてもよい。ネットワークが輻輳する場合、PCP優先度の高いデータパケットを優先的に送信する。
該DEIは廃棄優先度を示すことに用いられてもよい。ネットワークが輻輳する場合、優先度の低いデータパケットを優先的に廃棄する。
更に、圧縮可能なサブヘッダーは更に、サブネットワークアクセスプロトコル(SNAP、SubNetwork Access Protocol)フィールド、論理リンク制御(LLC、Logical Link Control)フィールドのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
理解されるように、以上のイーサネットフレームヘッダーに含まれるサブヘッダーは例示的なものに過ぎず、標準の更新及び発展に従って、イーサネットフレームヘッダーに含まれるサブヘッダーは削減又は追加されてもよく、又は、その意味を更新してもよい。本願の実施例のサブヘッダーの意味は調整されてもよく、本願の実施例はこれを制限しない。
理解されるように、前記第1設定情報における一部の情報は予め設定されたものであってもよく、他の情報により決定されたものであってもよい。例えば、該第1設定情報に該圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報が設定されていないが、該第1設定情報に該ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報が設定されている場合、該ヘッダー圧縮フィールド情報に基づいて該圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報を決定することができる。例えば、該ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報が不変カテゴリである場合、該圧縮する必要のあるサブヘッダーはPCP及びタイプフィールドのうちの少なくとも1つを含まなくてもよい。又は、該ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報が静的カテゴリである場合、圧縮する必要のあるサブヘッダーはソースアドレスフィールド、宛先アドレスフィールド及び長さフィールドのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
選択肢として、本願の実施例では、前記フィードバックモードは、フィードバックデータパケットを返信する必要のあるモード、フィードバックデータパケットを返信する必要のないモード、特定の条件においてフィードバックデータパケットを返信する必要のあるモード、のうちの少なくとも1つを含む。
従って、解凍側装置は圧縮側装置から送信された圧縮後のイーサネットフレームを受信した後、該イーサネットフレームを解凍することができ、且つ該フィードバックモードに基づいて解凍結果をフィードバックすることができる。該解凍結果は例えば解凍に成功したかどうか又は連続解凍に成功したかどうか、又は部分解凍に成功したかどうか又は連続する部分解凍に成功したかどうか等を示してもよい。例えば、否定応答(NACK、Negative ACKnowledgement)をフィードバックすることは、全体解凍に失敗し又は部分解凍に失敗したことを示し、又は、肯定応答(ACK、Acknowledgement)をフィードバックすることは、解凍に成功したことを示す。選択肢として、該解凍結果は更にシーケンス番号(SN、Sequence Number)に対応するデータパケットの解凍結果を含んでもよい。選択肢として、該解凍結果は更に、少なくとも1つのACKに対応するデータパケットのSN、少なくとも1つのACKに対応するデータパケットのSN、解凍に失敗した1番目のデータパケットに対応するシーケンス番号、解凍に成功した最後のデータパケットに対応するシーケンス番号、解凍に成功した最後のデータパケットに対応するシーケンス番号+1等のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
選択肢として、本願の実施例では、前記特定の条件においてフィードバックデータパケットを返信する必要のあるモードは、
周期的にフィードバックし、即ち一定の周期に基づいてフィードバックし、例えば該周期内に受信された圧縮データパケットの解凍結果を統合してフィードバックしてもよく、シグナリングオーバーヘッドを低減することができること、
前記データパケットの解凍が誤った場合にフィードバックし、データパケットの解凍が誤った場合に解凍結果(送信が誤ったことを示す情報、具体的なエラー情報、送信に成功した情報のうちの少なくとも1つを含んでもよい)をフィードバックすることは解凍が誤ったデータパケットの確実な伝送を確保することに役立つこと、
データパケットの連続する複数回の解凍が誤った場合にフィードバックし、データパケットの連続する複数回の解凍が誤った場合に解凍結果(送信が誤ったことを示す情報、具体的なエラー情報、送信に成功した情報のうちの少なくとも1つを含んでもよい)をフィードバックすることは解凍が誤ったデータパケットの確実な伝送を確保することに役立つこと、
前記圧縮側装置の圧縮状態が変化した場合にフィードバックし、即ち1つの圧縮状態から他の圧縮状態に切り替え、例えば非圧縮状態から圧縮状態に切り替える場合、圧縮側装置の圧縮状態が変化したことはデータパケットの解凍に失敗した恐れがあることを示し、この場合、解凍結果をフィードバックすることは解凍が誤ったデータパケットの確実な伝送を確保することに役立つこと、
未圧縮データパケットを受信したこと、
未圧縮データパケットを複数回連続受信したこと、
圧縮側装置から送信された、フィードバックデータパケットを返信するように前記解凍側装置に指示するための第1指示を受信したこと、
前記解凍側装置の解凍状態が変化した場合にフィードバックすること、
特定のデータパケットを受信した場合にフィードバックすること、
現在の圧縮効率より圧縮効率が更に低い圧縮データパケットを受信したこと、
現在の圧縮効率より圧縮効率が更に低い圧縮データパケットを複数回連続受信したこと、のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
具体的に、下記の解凍側装置が圧縮側装置に状態報告を送信する関連説明を参照してもよい。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
選択肢として、本願の実施例では、解凍側装置によるデータパケットの解凍結果はフィードバックデータパケットに搬送されてもよい。該フィードバックデータパケットは該イーサネットフレームヘッダーの少なくとも一部のフィードバックに対するものであってもよい。
例えば、該少なくとも一部は該イーサネットフレームヘッダーの可変部分(例えば、VLANフィールド、長さ及びタイプフィールド等)及び/又は該イーサネットフレームヘッダーの静的部分(例えば、ソースアドレス及び宛先アドレス等)である。
更に、例えば、該少なくとも一部は該イーサネットフレームヘッダーの可変部分の少なくとも一部(例えば、タイプフィールド等)及び/又は該イーサネットフレームヘッダーの静的部分の少なくとも一部(例えば、ソースアドレス及び宛先アドレス等)である。
選択肢として、本願の実施例では、前記圧縮側装置は該フィードバックモードに基づいて、圧縮状態の遷移を行うかどうかを決定することができる。例示的な説明であって制限的ではないが、前記圧縮状態は非圧縮状態、部分圧縮状態及び全圧縮状態のうちの少なくとも1つを含む。選択肢として、前記部分圧縮状態は更に複数の部分圧縮状態、例えば半圧縮又は2/3圧縮等に細分されてもよく、又は、該圧縮状態は非圧縮及び全圧縮の2つの圧縮状態のみを含んでもよく、本願の実施例はこれを制限しない。
圧縮側装置については、該フィードバックデータパケットを受信した場合、該フィードバックデータパケットに基づいてその送信した圧縮データパケットの解凍結果を決定することができる。解凍結果は少なくとも一部の解凍に失敗したことを示す場合、該圧縮側装置は圧縮状態の遷移を行うかどうか、例えば、より確実な圧縮状態に遷移してヘッダー圧縮を行い、例えば、全圧縮状態から部分圧縮状態又は非圧縮状態に切り替えてデータパケットの確実な伝送を確保することを決定することができる。
前記コンテキスト識別子の最大数はヘッダー圧縮対象に対応するデータパケットがマッピング可能なサブ対象チャネルの最大数、即ちあるヘッダー圧縮対象のデータパケットが区別され得るサブ対象チャネルの最大数を示すことに用いられる。選択肢として、前記圧縮側装置は第1条件を満足する場合、同じヘッダー圧縮対象に対応するデータパケットを、異なるコンテキストIDに対応するサブ対象チャネルにマッピングし、例えば、異なるMACアドレスを有するデータパケットを、異なるコンテキストIDに対応するサブ対象チャネルにマッピングし、又は、同じMACアドレスを有するデータパケットを、同じコンテキストIDに対応するサブ対象チャネルにマッピングすることができる。
選択肢として、該MACアドレスはイーサネットフレームヘッダーにおけるソースアドレス及び/又は宛先アドレスであってもよい。
選択肢として、いくつかの実施例では、少なくとも1つのQoSフロー、少なくとも1つのベアラ、端末装置、少なくとも1つのPDUセッションのうちの少なくとも1つに基づいて、前記ヘッダー圧縮パラメータを設定する。
即ち、本願の実施例に係るヘッダー圧縮パラメータの粒度(又は、単位)は1つのサービス品質フロー(QoS Flow、Quality of Service flow)又は複数のQoSフローであってもよく、又は、1つのベアラ又は複数のベアラであってもよく、又は、UEを単位としてもよく、又は、1つのPDUセッション(session)を単位としてもよく、当然ながら、複数のPDUセッションを単位としてもよく、本願の実施例はこれを制限しない。
理解されるように、前記ヘッダー圧縮パラメータはサービスタイプに基づいて設定されてもよい。例えば、異なるサービスの要件を満足するために、特定のタイプのサービスにヘッダー圧縮パラメータを設定し、例えば、拡張モバイルブロードバンド(eMBB、Enhance Mobile Broadband)に1組のヘッダー圧縮パラメータを設定し、超高信頼低遅延通信(URLLC、Ultra-Reliable and Low Latency Communication)に1組のヘッダー圧縮パラメータを設定する。又は、他のパラメータに基づいて設定されてもよく、本願の実施例はこれを制限しない。
選択肢として、本願の実施例では、前記第1設定情報は更に、前記ヘッダー圧縮パラメータに対応するヘッダー圧縮対象情報、即ちどのヘッダー圧縮対象のデータパケットに対して該ヘッダー圧縮パラメータを用いてヘッダー圧縮を行うかを設定することに用いられる。例えば、前記ヘッダー圧縮対象情報は、少なくとも1つのサービス品質(QoS)フロー識別子(ID)、少なくとも1つのベアラ識別子、少なくとも1つの端末装置識別子(ID)、少なくとも1つのプロトコルデータユニット(PDU)セッション識別子のうちの少なくとも1つを含む。
即ち、該第1設定情報は該少なくとも1つのサービス品質(QoS)フロー識別子(ID)に対応するQoSフロー又は少なくとも1つのベアラ識別子に対応するベアラを設定することができる。前記少なくとも1つのプロトコルデータユニット(PDU)セッション識別子に対応するPDUセッション等のヘッダー圧縮対象に対応するデータパケットは該ヘッダー圧縮パラメータを用いてヘッダー圧縮を行う。これにより、これらのヘッダー圧縮対象に対応するデータパケットを圧縮する必要がある場合、該圧縮側装置は該ヘッダー設定パラメータに基づいてヘッダー圧縮を行うかどうかを決定し、ヘッダー圧縮を行う必要がある場合、更にヘッダー圧縮をどのように行うかを決定することができる。
従って、該第1設定情報はイーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮パラメータを設定することができるだけではなく、該ヘッダー圧縮パラメータの対象を設定することもできる。そうすると、ヘッダー圧縮を行う粒度を制御可能にすることができ、例えば、ベアラレベルであってもよく、より精密であってもよく、例えばQoSフローレベルであってもよい。
以上の説明によれば、イーサネットフレームヘッダーはVLANフィールドを含まない可能性もあるし、VLANフィールドを含む可能性もあり、又は、1つのVLANフィールドを含む可能性もあるし、2つ以上のVLANフィールドを含む可能性もある。上記状況に基づいて、本願の実施例は更に上記いくつかのタイプのイーサネットフレームヘッダーとコンテキスト識別子とのマッピング方式を提供する。
選択肢として、一実施例として、前記第1設定情報は更に、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーとコンテキスト識別子とのマッピング方式を設定することに用いられる。又は、該第1設定情報はVLANフィールドを含むデータパケットとコンテキスト識別子とのマッピング方式を示すことに用いられると見なしてもよく、即ちデータパケットのイーサネットフレームヘッダー及びデータ部分は同じマッピング方式を用いてもよい。
一実現方式では、前記第1設定情報は異なる個数のVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーとコンテキスト識別子とのマッピング関係を設定することに用いられてもよい。例えば、前記第1設定情報は具体的に、
1つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを、第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、例えば、1つのQタグを含むデータパケットのイーサネットフレームヘッダーを、コンテキストID1に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
更に、該1つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーに対応するデータパケットにおけるデータ部分を、該第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、例えば、1つのQタグを含むデータパケットのデータ部分を、コンテキストID1に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
2つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを、第2コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、例えば、2つのQタグを含むデータパケットのイーサネットフレームヘッダーを、コンテキストID2に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
更に、該2つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーに対応するデータパケットにおけるデータ部分を、該第2コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、例えば、2つのQタグを含むデータパケットのデータ部分を、コンテキストID2に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーを、第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、例えば、Qタグを含まないデータパケットのイーサネットフレームヘッダーを、コンテキストID3に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
更に、該VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーに対応するデータパケットにおけるデータ部分を、該第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、例えば、Qタグを含まないデータパケットにおけるデータ部分を、コンテキストID3に対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定することに用いられる。
選択肢として、前記第1設定情報は他の個数のVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーとコンテキスト識別子とのマッピング関係を設定してもよく、本願の実施例はこれを制限しない。
選択肢として、他の実施例として、前記第1設定情報は更に、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダー、VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーのそれぞれとコンテキスト識別子とのマッピング方式を設定することに用いられてもよい。又は、該第1設定情報はVLANフィールドを含むデータパケット、VLANフィールドを含まないデータパケット及びコンテキスト識別子のマッピング方式を設定することに用いられると見なしてもよく、即ち、データパケットのイーサネットフレームヘッダー及びデータ部分は同じマッピング方式を用いてもよい。
一実現方式では、前記第1設定情報は具体的に、
VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを、第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、例えば、Qタグを含むデータパケットのイーサネットフレームヘッダーを、コンテキストID1に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
更に、該VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーに対応するデータパケットにおけるデータ部分を、該第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、例えば、Qタグを含むデータパケットのデータ部分を、コンテキストID1に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーを、第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、例えば、Qタグを含まないデータパケットのイーサネットフレームヘッダーを、コンテキストID3に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
更に、該VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーに対応するデータパケットにおけるデータ部分を、該第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、例えば、Qタグを含まないデータパケットのデータ部分を、コンテキストID3に対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定することに用いられる。
上記実現方式によれば、該第1設定情報は該圧縮側装置がイーサネットフレームヘッダーにVLANフィールドが含まれるかどうか又は含まれるVLANフィールドの個数とコンテキスト識別子とのマッピング関係に基づいて、イーサネットフレームヘッダーを対応のコンテキストIDに対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定してもよい。即ち、該第1設定情報は圧縮側装置がイーサネットフレームヘッダーにおけるVLANフィールドの具体的な状況に応じて、該イーサネットフレームヘッダーを該第1設定情報により設定されたコンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定してもよい。
選択肢として、他の実施例では、該第1設定情報は該圧縮側装置が異なるサブ対象チャネルを利用して、対応のデータパケットのイーサネットフレームヘッダーにVLANフィールドが含まれるかどうか又は含まれるVLANフィールドの個数を区別するように設定してもよい。即ち、該第1設定情報は圧縮側装置がイーサネットフレームヘッダーにVLANフィールドが含まれるかどうか又は含まれるVLANフィールドの個数に基づいてサブ対象チャネルへのマッピングを行うように設定するが、どのコンテキストIDに対応するサブ対象チャネルにマッピングするかを具体的に限定しない。しかしながら、同じサブ対象チャネルにマッピングされるデータパケットに対応するVLANフィールドの状況は同様であり、いずれもVLANフィールドを含むか、いずれもVLANフィールドを含まないか、いずれも1つのVLANフィールドを含むか、いずれも2つのVLANフィールドを含むか等である。
例えば、該圧縮側装置は同じMACアドレスを有するVLANフィールドを含むデータパケットを同じサブ対象チャネル例えばコンテキストID1に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、VLANフィールドを含まないデータパケットを同じサブ対象チャネル例えばコンテキストID2に対応するサブ対象チャネルにマッピングすることができる。それに対応して、解凍側装置はイーサネットフレームヘッダーがマッピングされるサブ対象チャネルに基づいて、該イーサネットフレームヘッダーにVLANフィールドが含まれるかどうかを決定することができる。ここで、含まれるVLANフィールドの情報は同じであってもよく、異なってもよい。
更に、例えば、該圧縮側装置は同じMACアドレスを有する1つのVLANフィールドを含むデータパケットを同じサブ対象チャネル例えばコンテキストID1に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、同じMACアドレスを有する2つのVLANフィールドを含むデータパケットを同じサブ対象チャネル例えばコンテキストID2に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、VLANフィールドを含まないデータパケットを同じサブ対象チャネル例えばコンテキストID3に対応するサブ対象チャネルにマッピングすることができる。それに対応して、解凍側装置はイーサネットフレームヘッダーがマッピングされるサブ対象チャネルに基づいて、該イーサネットフレームヘッダーに含まれるVLANフィールドの個数を決定することができる。
更に、前記圧縮側装置は更に圧縮後のデータパケットを下位層に提出して、PDCP及び/又は無線リンク制御(RLC、Radio Link Control)等の層の処理を行い、最終的に物理層によって解凍装置に伝送してもよい。
本願の実施例では、前記圧縮側装置は更にイーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能のアクティブ化(オンとも称される)又は非アクティブ化(オフとも称される)を制御してもよい。更に、該イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能がアクティブ状態にある場合、前記第1設定情報に基づいてデータパケットのイーサネットフレームヘッダーに対してヘッダー圧縮を行い、該イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能が非アクティブ状態にある場合、データパケットのイーサネットフレームヘッダーに対してヘッダー圧縮を行わない。
以下、具体的な実施例によって該イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能のアクティブ化方式を説明する。
実施例1
前記圧縮側装置は前記第1設定情報を受信した場合、前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能をアクティブ化し、例えば、該圧縮側装置は第1装置のRRCメッセージを受信した場合、該イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能をアクティブ化してもよく、該RRCメッセージは該第1設定情報を含む。
実施例2
前記圧縮側装置は専用アクティブ化シグナリングを受信した場合、前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能をアクティブ化し、即ち、該圧縮側装置は表示されているアクティブ化シグナリングを受信した場合、該ヘッダー圧縮機能をアクティブ化する。
例えば、前記圧縮側装置は第1アクティブ化シグナリングを受信した場合、前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能をアクティブ化し、前記第1アクティブ化シグナリングは前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能をアクティブ化するように前記圧縮側装置に指示することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記圧縮側装置は端末装置であってもよく、前記第1アクティブ化シグナリングは前記第1装置から送信されたものであってもよい。この場合、前記第1アクティブ化シグナリングはRRCメッセージ、MAC CE又はDCIであり、又は、他のダウンリンクメッセージ又はダウンリンク情報であってもよい。
実施例3
前記圧縮側装置はプリセットルールに従って前記イーサネットフレームヘッダーの圧縮機能をアクティブ化する。
選択肢として、前記プリセットルールはプロトコルに従って決められたものであってもよく、圧縮側装置と解凍側装置が決めたものであってもよく、ネットワーク装置が予め設定したものであってもよく、本願の実施例はこれを制限しない。
例えば、前記プリセットルールは前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能がデフォルトでアクティブ化されることを示してもよい。
更に、例えば、前記プリセットルールは特定の端末装置のイーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能がデフォルトでアクティブ化されることを示し、該特定の端末装置はイーサネットフレームタイプのデータパケットを伝送することをサポートする端末装置、又は、イーサネットフレームタイプのデータパケットを伝送することのみをサポートする端末装置であってもよい。
更に、例えば、いくつかの場合、ネットワーク装置はベアラがロバストヘッダー圧縮(RoHC、Robust Header Compression)モードを用いてヘッダー圧縮を行うように設定してもよい。この場合、前記プリセットルールはRoHCモードのベアラを設定していないイーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能がデフォルトでアクティブ化されることを示す。そうすると、このようなベアラのデータパケットはイーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能を用いてヘッダー圧縮を行ってもよい。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記圧縮側装置は更に該イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能を非アクティブ化するように制御してもよい。選択肢として、該圧縮側装置は専用非アクティブ化シグナリングを受信した場合、該ヘッダー圧縮機能を非アクティブ化してもよい。
例えば、前記圧縮側装置は第1非アクティブ化シグナリングを受信した場合、前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能を非アクティブ化し、前記第1非アクティブ化シグナリングは前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能を非アクティブ化するように前記圧縮側装置に指示することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記圧縮側装置は端末装置であってもよく、前記第1非アクティブ化シグナリングは前記第1装置から送信されたものであってもよい。この場合、前記第1非アクティブ化シグナリングはRRCメッセージ、MAC CE又はDCIであり、又は、他のダウンリンクメッセージ又はダウンリンク情報であってもよい。
以上は図5を参照しながら圧縮側装置の観点から本願の実施例に係る無線通信方法を詳しく説明したが、以下に図6を参照しながら解凍側装置の観点から本願の他の実施例に係る無線通信方法を詳しく説明する。理解されるように、解凍側装置側の説明は圧縮側装置側の説明に対応し、類似の説明については以上の説明を参照してもよく、重複を避けるために、ここで詳細な説明は省略する。
図6は本願の他の実施例に係る無線通信方法300の模式的なフローチャートである。図6に示すように、該方法300は、
解凍側装置が第1装置から送信された、イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮パラメータを設定するための第1設定情報を受信するS310と、
前記解凍側装置が前記第1設定情報に基づいて、受信されたデータパケットのイーサネットフレームヘッダーを解凍するS320と、を含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記ヘッダー圧縮パラメータは、イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮識別子、仮想ローカルエリアネットワーク(VLAN)フィールド指示、圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報、ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報、コンテキスト識別子の最大数、ヘッダー圧縮モード、フィードバックモードのうちの少なくとも1つを含み、
前記ヘッダー圧縮識別子は前記イーサネットフレームヘッダーを圧縮するかどうかを示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報は圧縮する必要のあるサブヘッダーのタイプを示すことに用いられ、前記コンテキスト識別子の最大数はヘッダー圧縮対象に対応するデータパケットがマッピング可能なサブ対象チャネルの最大数を示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮モードは前記フィードバックモードに基づいて圧縮状態の遷移を行うかどうかを示すことに用いられ、前記フィードバックモードは解凍側装置が用いるフィードバックモードを示すことに用いられ、前記VLANフィールド指示は、VLANフィールドに対してヘッダー圧縮を行うかどうか、又は前記イーサネットフレームヘッダーがVLANフィールドを含むかどうかを示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮対象はヘッダー圧縮を行う単位を示すことに用いられる。
本願の実施例では、該解凍側装置は圧縮側装置から送信された圧縮後のデータパケットを受信した後、該第1設定情報及び該データパケットに含まれる情報に基づいて、該データパケットを対応のコンテキストIDに対応するサブ対象チャネルにマッピングし、更に該サブ対象チャネルにおけるコンテキスト内容に基づいて、圧縮されたデータパケットを回復することができる。
更に、該解凍側装置は解凍後のデータパケットを上位層に提出することができ、それにより該解凍側装置の高位層は該解凍後のデータパケットに対して更なる処理を行う。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報は静的カテゴリ、既知の静的カテゴリ、定義された静的カテゴリ、推測されたカテゴリ、可変カテゴリ、不変カテゴリのうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報は、宛先アドレス、ソースアドレス、イーサネットタイプ、イーサネット長さ、タグプロトコル識別子(TP-ID)、優先コードポイント(PCP)、廃棄識別子(DEI)、VLAN識別子(ID)のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記フィードバックモードは、フィードバックデータパケットを返信する必要のあるモード、フィードバックデータパケットを返信する必要のないモード、特定の条件においてフィードバックデータパケットを返信する必要のあるモード、のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は更に、前記ヘッダー圧縮パラメータに対応するヘッダー圧縮対象情報を設定することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記ヘッダー圧縮対象情報は、少なくとも1つのサービス品質(QoS)フロー識別子(ID)、少なくとも1つのベアラ識別子、少なくとも1つの端末装置識別子(ID)、少なくとも1つのプロトコルデータユニット(PDU)セッション識別子のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、少なくとも1つのQoSフロー、少なくとも1つのベアラ、端末装置、少なくとも1つのPDUセッションのうちの少なくとも1つに基づいて、前記ヘッダー圧縮パラメータを設定する。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は更に、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーとコンテキスト識別子とのマッピング方式を示すことに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は具体的に、
1つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
2つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第2コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーを第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は更に、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダー、VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーのそれぞれとコンテキスト識別子とのマッピング方式を示すことに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は具体的に、
VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーを第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定することに用いられる。
本願の実施例では、前記解凍側装置は更にイーサネットフレームヘッダーの解凍機能のアクティブ化(オンとも称される)又は非アクティブ化(オフとも称される)を制御してもよい。更に、該イーサネットフレームヘッダーの解凍機能がアクティブ状態にある場合、前記第1設定情報に基づいて、受信されたデータパケットのイーサネットフレームヘッダーを解凍し、該イーサネットフレームヘッダーの解凍機能が非アクティブ状態にある場合、データパケットのイーサネットフレームヘッダーを解凍しない。
以下、具体的な実施例によって該イーサネットフレームヘッダーの解凍機能のアクティブ化方式を説明する。
実施例1
前記解凍側装置は前記第1設定情報を受信した場合、前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能をアクティブ化する。例えば、該解凍側装置は第1装置のRRCメッセージを受信した場合、該イーサネットフレームヘッダーの解凍機能をアクティブ化してもよく、該RRCメッセージは該第1設定情報を含む。
実施例2
前記解凍側装置は専用アクティブ化シグナリングを受信した場合、前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能をアクティブ化してもよい。例えば、前記解凍側装置は第2アクティブ化シグナリングを受信した場合、前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能をアクティブ化し、前記第2アクティブ化シグナリングは前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能をアクティブ化するように前記解凍側装置に指示することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記解凍側装置は端末装置であってもよく、前記第2アクティブ化シグナリングは前記第1装置から送信されたものであってもよい。この場合、前記第2アクティブ化シグナリングはRRCメッセージ、MAC CE又はDCIであり、又は、他のダウンリンクメッセージ又はダウンリンク情報であってもよい。
実施例3
前記解凍側装置はプリセットルールに従って前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能をアクティブ化する。
選択肢として、前記プリセットルールはプロトコルに従って決められたものであってもよく、圧縮側装置と解凍側装置が決めたものであってもよく、ネットワーク装置が予め設定したものであってもよく、本願の実施例はこれを制限しない。
例えば、前記プリセットルールは前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能がデフォルトでアクティブ化されることを示してもよい。
更に、例えば、前記プリセットルールは特定の端末装置のイーサネットフレームヘッダーの解凍機能がデフォルトでアクティブ化されることを示し、該特定の端末装置はイーサネットフレームタイプのデータパケットを伝送することをサポートする端末装置、又は、イーサネットフレームタイプのデータパケットを伝送することのみをサポートする端末装置であってもよい。
更に、例えば、いくつかの場合、ネットワーク装置はベアラがRoHCモードを用いてヘッダー圧縮を行うように設定してもよい。この場合、前記プリセットルールはRoHCモードのベアラを設定していないイーサネットフレームヘッダーの解凍機能がデフォルトでアクティブ化されることを示す。そうすると、このようなベアラのデータパケットはイーサネットフレームヘッダーの解凍機能に基づいて解凍されてもよい。
以上の説明によれば、該解凍装置はデータパケットの解凍結果をフィードバックし、即ち圧縮側装置に状態報告を送信することができる。該状態報告は該解凍側装置による受信されたデータパケットの解凍結果を含んでもよい。該解凍結果は例えば解凍に成功したかどうか又は連続解凍に成功したかどうか、又は部分解凍に成功したかどうか又は連続する部分解凍に成功したかどうか等を示してもよい。例えば、NACKをフィードバックすることは、全体解凍に失敗し又は部分解凍に失敗したことを示すことに用いられ、又は、ACKをフィードバックすることは、解凍に成功したことを示すことに用いられる。選択肢として、該解凍結果は更にSNに対応するデータパケットの解凍結果を含んでもよい。選択肢として、該解凍結果は更に、少なくとも1つのACKに対応するデータパケットのSN、少なくとも1つのACKに対応するデータパケットのSN、解凍に失敗した1番目のデータパケットに対応するシーケンス番号、解凍に成功した最後のデータパケットに対応するシーケンス番号、解凍に成功した最後のデータパケットに対応するシーケンス番号+1等のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
以下、具体的な実施例によって該解凍側装置が状態報告を送信するアクティブ化方式について説明する。
方式1
該解凍側装置が状態報告を送信する機能はデフォルトでアクティブ化又はオンされる。この場合、該圧縮側装置はデータパケットの解凍を完了した後に該圧縮側装置に状態報告を送信し、該データパケットの解凍結果を報告してもよい。
方式2
該解凍側装置は専用アクティブ化シグナリングを受信した場合、該機能をアクティブ化してもよい。
例えば、前記解凍側装置は第3アクティブ化シグナリングを受信した場合、前記送信状態の報告機能をアクティブ化し、前記第3アクティブ化シグナリングは状態報告の送信機能をアクティブ化するように前記解凍側装置に指示することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記解凍側装置は端末装置であってもよく、前記第3アクティブ化シグナリングは前記第1装置から送信されたものであってもよい。この場合、前記第3アクティブ化シグナリングはRRCメッセージ、MAC CE又はDCIであり、又は、他のダウンリンクメッセージ又はダウンリンク情報であってもよい。
方式3
前記解凍側装置は該第1設定情報により設定されたフィードバックモード又は予め定義されたフィードバックモードに基づいて、状態報告の送信機能をアクティブ化するかどうかを決定してもよい。
例えば、前記第1設定情報により設定されたフィードバックモードはフィードバックデータパケットを返信する必要のあるモードである場合、該解凍側装置は該状態報告の送信機能がデフォルトでアクティブ化されることを決定することができる。又は、該フィードバックモードはフィードバックデータパケットを返信する必要のないモードである場合、該解凍側装置は該状態報告の送信機能がデフォルトで非アクティブ化されることを決定することができる。又は、該フィードバックモードは特定の条件においてフィードバックデータパケットを返信する必要のあるモードである場合、該解凍側装置は特定の条件において該状態報告の送信機能がアクティブ化されることを決定することができ、即ち、該解凍側装置は特定の条件において状態報告の送信を行うことができる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記特定条件は以下の少なくとも1つを含んでもよい。
条件1
周期的に送信し、即ち一定の周期に基づいて状態報告の送信を行う。例えば、該周期内に受信された圧縮データパケットの解凍結果を統合してフィードバックしてもよく、シグナリングオーバーヘッドを低減することができる。選択肢として、該解凍結果は特定のSNのデータパケットに対応してもよく、即ち該解凍結果は該SNのデータパケットの解凍結果である。
条件2
前記データパケットの解凍が誤った場合に状態報告を送信する。
該状態報告は該解凍が誤ったデータパケットの解凍結果を含んでもよい(送信が誤ったことを示す情報、具体的なエラー情報、送信に成功した情報のうちの少なくとも1つを含んでもよい)。これにより、該圧縮側装置は該状態報告を受信した場合、が誤ったデータパケットの再送を行い、例えば、圧縮状態の遷移を行い、全圧縮状態から部分圧縮状態に切り替え、より確実な圧縮状態でデータパケットの圧縮を行ってもよい。これは解凍が誤ったデータパケットの確実な伝送を確保することに役立つ。
条件3
データパケットの複数回の連続解凍が誤った場合に状態報告を送信する。
該状態報告は該解凍が誤ったデータパケットの解凍結果を含んでもよい(送信が誤ったことを示す情報、具体的なエラー情報、送信に成功した情報のうちの少なくとも1つを含んでもよい)。これにより、該圧縮側装置は該状態報告を受信した場合、解凍が誤ったデータパケットの再送を行い、例えば、圧縮状態の遷移を行い、全圧縮状態から部分圧縮状態に切り替え、又は全圧縮状態から非圧縮状態に切り替え、より確実な圧縮方式でデータパケットの圧縮を行ってもよい。これは解凍が誤ったデータパケットの確実な伝送を確保することに役立つ。
条件4
前記圧縮側装置の圧縮状態が変化し、即ち1つの圧縮状態から他の圧縮状態に切り替える場合に状態報告を送信する。例えば、非圧縮状態から圧縮状態に切り替え、又は圧縮状態から非圧縮状態に切り替える場合、圧縮側装置の圧縮状態が変化したことはデータパケットの解凍に失敗した恐れがあることを示す。この場合、状態報告を送信することは、データパケットの確実な伝送を確保することに役立つ。
条件5
未圧縮データパケットを受信した場合、該解凍側装置は圧縮側から送信されたデータパケットが圧縮されていないことを識別する。
この場合、該解凍装置から送信された状態報告は該データパケットが圧縮されていないことを示してもよい。それにより該圧縮側装置は部分圧縮状態又は全圧縮状態でデータパケットを送信することができる。これにより、エアインターフェースのリソースオーバーヘッドを低減して、リソース利用率を向上させることができる。
条件6
未圧縮データパケットを複数回連続受信した。
この場合、該解凍装置から送信された状態報告は該複数のデータパケットが圧縮されていないことを示してもよい。それにより該圧縮側装置は部分圧縮状態又は全圧縮状態でデータパケットを送信することができる。これにより、エアインターフェースのリソースオーバーヘッドを低減して、リソース利用率を向上させることができる。
条件7
圧縮側装置から送信された第1指示を受信し、前記第1指示はフィードバックデータパケットを返信するように前記解凍側装置に指示することに用いられる。即ち、該解凍側装置は該圧縮側装置の指示に基づいて該状態報告を送信することができる。例えば、信頼性への要件が比較的高いデータパケットに対して、該圧縮側装置は状態報告をフィードバックするように解凍側装置に指示することができ、それによりデータパケットの再送を行い、例えばより確実な圧縮状態でデータパケットの再送を行う。
条件8
前記解凍側装置の解凍状態が変化した。
解凍装置はデータパケットを解凍するためにコンテキストの情報を把握する必要があり、該解凍装置が該コンテキストを取得した状況に応じて、前記解凍状態は、
解凍する必要がない状態又は解凍できない状態と理解されてもよい、すべてのコンテキストを知ることができる状態ではない状態、
部分的に解凍される状態と理解されてもよい、一部のコンテキストを知ることができる状態、
全て解凍される状態と理解されてもよい、すべてのコンテキストを知ることができる状態、のうちの少なくとも1つを含む。
前記解凍側装置の解凍状態が変化し、例えば全て解凍される状態から部分的に解凍される状態に切り替える場合、該解凍側装置は圧縮側装置に状態報告を送信し、該圧縮側装置に解凍結果を通知することができる。それにより圧縮側装置はデータパケットの再送を行い、例えばより確実な圧縮状態でデータパケットの再送を行い、データパケットの伝送信頼性を向上させる。
条件9
特定のデータパケットを受信した場合にフィードバックする。
例えば、該解凍側装置は信頼性への要件の比較的高いデータパケット、例えばURLLCのデータパケットを受信した場合、圧縮側装置に状態報告を送信してもよい。更に、例えば、該解凍側装置は特定のデータパケット、例えば特定の圧縮状態データパケット(例えば、未圧縮データパケット又は全圧縮データパケット等)、特定指示付きのデータパケット、圧縮効率が変化した1番目のデータパケット、圧縮効率が変化したK個のデータパケットを受信した場合、圧縮側装置に状態報告を送信してもよく、Kが正の整数である。それにより、圧縮側装置は該状態報告に基づいてデータパケットの再送を行うかどうかを決定する。解凍に部分的に失敗し又は全体的に失敗した場合、データパケットの再送を行い、例えばより確実な圧縮状態でデータパケットの再送を行ってもよく、それによりデータパケットの伝送信頼性を向上させる。
条件10
現在の圧縮効率より圧縮効率がより低い圧縮データパケットを受信した。
条件11
現在の圧縮効率より圧縮効率がより低い圧縮データパケットを複数回連続受信した。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記解凍側装置は更に該イーサネットフレームヘッダーの解凍機能を非アクティブ化するように制御してもよい。選択肢として、該解凍側装置は専用非アクティブ化シグナリングを受信した場合、該機能を非アクティブ化してもよい。
例えば、前記解凍側装置は第2非アクティブ化シグナリングを受信した場合、前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能を非アクティブ化し、前記第2非アクティブ化シグナリングは前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能を非アクティブ化するように前記解凍側装置に指示することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記解凍側装置は端末装置であってもよく、前記第2非アクティブ化シグナリングは前記第1装置から送信されたものであってもよい。この場合、前記第2非アクティブ化シグナリングはRRCメッセージ、MAC CE又はDCIであり、又は、他のダウンリンクメッセージ又はダウンリンク情報であってもよい。
従って、本願の実施例に係る無線通信方法によれば、解凍側装置は圧縮後のデータパケットを解凍処理することができるだけではなく、特定の条件において状態報告の送信を行うこともでき、より確実なヘッダー圧縮の解決案を提供することに役立つ。
以上は図5~図6を参照しながら圧縮側装置及び解凍側装置の観点から本願の方法実施例を詳しく説明したが、以下に図7を参照しながら制御装置の観点から本願の更なる実施例に係る無線通信方法を詳しく説明する。理解されるように、制御装置側及び解凍側装置側の説明は圧縮側装置側の説明に対応し、類似の説明については以上の説明を参照してもよく、重複を避けるために、ここで詳細な説明は省略する。
図7は本願の更なる実施例に係る無線通信方法30の模式的なフローチャートである。図7に示すように、該方法30は、
第1装置が圧縮側装置及び/又は解凍側装置に、イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮パラメータを設定するための第1設定情報を送信するS31を含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記ヘッダー圧縮パラメータは、イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮識別子、仮想ローカルエリアネットワーク(VLAN)フィールド指示、圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報、ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報、コンテキスト識別子の最大数、ヘッダー圧縮モード、フィードバックモードのうちの少なくとも1つを含み、
前記ヘッダー圧縮識別子は前記イーサネットフレームヘッダーを圧縮するかどうかを示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報は圧縮する必要のあるサブヘッダーのタイプを示すことに用いられ、前記コンテキスト識別子の最大数はヘッダー圧縮対象に対応するデータパケットがマッピング可能なサブ対象チャネルの最大数を示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮モードは前記フィードバックモードに基づいて圧縮状態の遷移を行うかどうかを示すことに用いられ、前記フィードバックモードは解凍側装置が用いるフィードバックモードを示すことに用いられ、前記VLANフィールド指示は、VLANフィールドに対してヘッダー圧縮を行うかどうか、又は前記イーサネットフレームヘッダーがVLANフィールドを含むかどうかを示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮対象はヘッダー圧縮を行う単位を示すことに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報は静的カテゴリ、既知の静的カテゴリ、定義された静的カテゴリ、推測されたカテゴリ、可変カテゴリ、不変カテゴリのうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報は、宛先アドレス、ソースアドレス、イーサネットタイプ、イーサネット長さ、タグプロトコル識別子(TP-ID)、優先コードポイント(PCP)、廃棄識別子(DEI)、VLAN識別子(ID)のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記フィードバックモードは、フィードバックデータパケットを返信する必要のあるモード、フィードバックデータパケットを返信する必要のないモード、特定の条件においてフィードバックデータパケットを返信する必要のあるモード、のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記圧縮状態は、非圧縮状態、部分圧縮状態及び全圧縮状態のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は更に、前記ヘッダー圧縮パラメータに対応するヘッダー圧縮対象情報を設定することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記ヘッダー圧縮対象情報は、少なくとも1つのサービス品質(QoS)フロー識別子(ID)、少なくとも1つのベアラ識別子、少なくとも1つの端末装置識別子(ID)、少なくとも1つのプロトコルデータユニット(PDU)セッション識別子のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、少なくとも1つのQoSフロー、少なくとも1つのベアラ、端末装置、少なくとも1つのPDUセッションのうちの少なくとも1つに基づいて、前記ヘッダー圧縮パラメータを設定する。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は更に、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーとコンテキスト識別子とのマッピング方式を示すことに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は具体的に、
1つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
2つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第2コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーを第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は更に、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダー、VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーのそれぞれとコンテキスト識別子とのマッピング方式を示すことに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は具体的に、
VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーを第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記圧縮側装置は端末装置であり、前記解凍側装置は端末装置であり、前記第1装置はアクセスネットワーク装置、コアネットワーク装置又はアプリケーション層装置である。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記圧縮側装置は端末装置であり、前記解凍側装置はアクセスネットワーク装置であり、前記第1装置はアクセスネットワーク装置、コアネットワーク装置又はアプリケーション層装置である。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記圧縮側装置はアクセスネットワーク装置であり、前記解凍側装置は端末装置であり、前記第1装置はアクセスネットワーク装置、コアネットワーク装置又はアプリケーション層装置である。
以上は図5~図7を参照しながら圧縮側装置及び解凍側装置の観点から本願の方法実施例を詳しく説明したが、以下に図8~図13を参照しながら本願の装置実施例を詳しく説明する。理解されるように、装置実施例は方法実施例に対応し、類似の説明については方法実施例を参照してもよい。
図8は本願の実施例に係る無線通信装置400の模式的なブロック図である。図8に示すように、該装置400は、
イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮パラメータを設定するための第1設定情報を受信することに用いられる通信モジュール410と、
前記第1設定情報に基づいてデータパケットのイーサネットフレームヘッダーを圧縮することに用いられる圧縮モジュール420と、を備える。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記ヘッダー圧縮パラメータは、イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮識別子、仮想ローカルエリアネットワーク(VLAN)フィールド指示、圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報、ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報、コンテキスト識別子の最大数、ヘッダー圧縮モード、フィードバックモードのうちの少なくとも1つを含み、
前記ヘッダー圧縮識別子は前記イーサネットフレームヘッダーを圧縮するかどうかを示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報は圧縮する必要のあるサブヘッダーのタイプを示すことに用いられ、前記コンテキスト識別子の最大数はヘッダー圧縮対象に対応するデータパケットがマッピング可能なサブ対象チャネルの最大数を示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮モードは前記装置が前記フィードバックモードに基づいて圧縮状態の遷移を行うかどうかを示すことに用いられ、前記フィードバックモードは解凍側装置が用いるフィードバックモードを示すことに用いられ、前記VLANフィールド指示は、VLANフィールドに対してヘッダー圧縮を行うかどうか、又は前記イーサネットフレームヘッダーがVLANフィールドを含むかどうかを示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮対象はヘッダー圧縮を行う単位を示すことに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報は、静的カテゴリ、既知の静的カテゴリ、定義された静的カテゴリ、推測されたカテゴリ、可変カテゴリ、不変カテゴリのうちの少なくとも1つを含む。選択肢として、いくつかの実施例では、前記圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報は、宛先アドレス、ソースアドレス、イーサネットタイプ、イーサネット長さ、タグプロトコル識別子(TP-ID)、優先コードポイント(PCP)、廃棄識別子(DEI)、VLAN識別子(ID)のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記フィードバックモードは、フィードバックデータパケットを返信する必要のあるモード、フィードバックデータパケットを返信する必要のないモード、特定の条件においてフィードバックデータパケットを返信する必要のあるモード、のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記圧縮状態は、非圧縮状態、部分圧縮状態及び全圧縮状態のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は更に、前記ヘッダー圧縮パラメータに対応するヘッダー圧縮対象情報を設定することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記ヘッダー圧縮対象情報は、少なくとも1つのサービス品質(QoS)フロー識別子(ID)、少なくとも1つのベアラ識別子、少なくとも1つの端末装置識別子(ID)、少なくとも1つのプロトコルデータユニット(PDU)セッション識別子のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、少なくとも1つのQoSフロー、少なくとも1つのベアラ、端末装置、少なくとも1つのPDUセッションのうちの少なくとも1つに基づいて、前記ヘッダー圧縮パラメータを設定する。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記圧縮モジュール420は具体的に、ヘッダー圧縮対象に対応するデータパケットを、同じ又は異なるコンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネル内にマッピングすることに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は更に、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーとコンテキスト識別子とのマッピング方式を示すことに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は具体的に、
1つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
2つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第2コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーを第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は更に、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダー、VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーのそれぞれとコンテキスト識別子とのマッピング方式を示すことに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は具体的に、
VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーを第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記装置は更に、前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能をアクティブ化することに用いられる制御モジュールを備える。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記制御モジュールは具体的に、前記第1設定情報を受信した場合、前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能をアクティブ化することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記制御モジュールは具体的に、第1アクティブ化シグナリングを受信した場合、前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能をアクティブ化することに用いられ、前記第1アクティブ化シグナリングは前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能をアクティブ化するように前記装置に指示することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1アクティブ化シグナリングは、無線リソース制御(RRC)メッセージ、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)及びダウンリンク制御情報(DCI)のうちの少なくとも1つである。
選択肢として、前記制御モジュールは具体的に、プリセットルールに従って前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能をアクティブ化することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記プリセットルールは前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能がデフォルトでアクティブ化されることを示し、又は、前記プリセットルールは特定の端末装置のイーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能がデフォルトでアクティブ化されることを示し、又は、前記プリセットルールはロバストヘッダー圧縮(RoHC)モードのベアラを設定していないイーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能がデフォルトでアクティブ化されることを示す。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記通信モジュール410は具体的に、第1装置から送信された無線リソース制御(RRC)メッセージを受信することに用いられ、前記RRCメッセージは前記第1設定情報を含む。
選択肢として、前記装置は端末装置であり、前記第1装置はアクセスネットワーク装置、コアネットワーク装置又はアプリケーション層装置である。
理解されるように、本願の実施例に係る装置400は本願の方法実施例の圧縮側装置に対応してもよく、且つ装置400の各ユニットの上記及び他の操作及び/又は機能はそれぞれ図5に示される方法200における圧縮側装置の対応プロセスを実現するためのものである。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
図9は本願の実施例に係る無線通信装置の模式的なブロック図である。図9における装置500は、
第1装置から送信された、イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮パラメータを設定するための第1設定情報を受信することに用いられる通信モジュール510と、
前記第1設定情報に基づいて、受信されたデータパケットのイーサネットフレームヘッダーを解凍することに用いられる解凍モジュール520と、を備える。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記ヘッダー圧縮パラメータは、イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮識別子、仮想ローカルエリアネットワーク(VLAN)フィールド指示、圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報、ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報、コンテキスト識別子の最大数、ヘッダー圧縮モード、フィードバックモードのうちの少なくとも1つを含み、
前記ヘッダー圧縮識別子は前記イーサネットフレームヘッダーを圧縮するかどうかを示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報は圧縮する必要のあるサブヘッダーのタイプを示すことに用いられ、前記コンテキスト識別子の最大数はヘッダー圧縮対象に対応するデータパケットがマッピング可能なサブ対象チャネルの最大数を示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮モードは圧縮側装置が前記フィードバックモードに基づいて圧縮状態の遷移を行うかどうかを示すことに用いられ、前記フィードバックモードは前記装置が用いるフィードバックモードを示すことに用いられ、前記VLANフィールド指示は、VLANフィールドに対してヘッダー圧縮を行うかどうか、又は前記イーサネットフレームヘッダーがVLANフィールドを含むかどうかを示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮対象はヘッダー圧縮を行う単位を示すことに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報は静的カテゴリ、既知の静的カテゴリ、定義された静的カテゴリ、推測されたカテゴリ、可変カテゴリ、不変カテゴリのうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報は、宛先アドレス、ソースアドレス、イーサネットタイプ、イーサネット長さ、タグプロトコル識別子(TP-ID)、優先コードポイント(PCP)、廃棄識別子(DEI)、VLAN識別子(ID)のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記フィードバックモードは、フィードバックデータパケットを返信する必要のあるモード、フィードバックデータパケットを返信する必要のないモード、特定の条件においてフィードバックデータパケットを返信する必要のあるモード、のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は更に、前記ヘッダー圧縮パラメータに対応するヘッダー圧縮対象情報を設定することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記ヘッダー圧縮対象情報は、少なくとも1つのサービス品質(QoS)フロー識別子(ID)、少なくとも1つのベアラ識別子、少なくとも1つの端末装置識別子(ID)、少なくとも1つのプロトコルデータユニット(PDU)セッション識別子のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、少なくとも1つのQoSフロー、少なくとも1つのベアラ、端末装置、少なくとも1つのPDUセッションのうちの少なくとも1つに基づいて、前記ヘッダー圧縮パラメータを設定する。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は更に、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーとコンテキスト識別子とのマッピング方式を示すことに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は具体的に、
1つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
2つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第2コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーを第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は更に、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダー、VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーのそれぞれとコンテキスト識別子とのマッピング方式を示すことに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は具体的に、
VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーを第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記装置は更に、前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能をアクティブ化することに用いられる制御モジュールを備える。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記制御モジュールは具体的に、前記第1設定情報を受信した場合、前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能をアクティブ化することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記制御モジュールは具体的に、第2アクティブ化シグナリングを受信した場合、前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能をアクティブ化することに用いられ、前記第2アクティブ化シグナリングは前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能をアクティブ化するように前記装置に指示することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第2アクティブ化シグナリングは、無線リソース制御(RRC)メッセージ、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)及びダウンリンク制御情報(DCI)のうちの少なくとも1つである。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記制御モジュールは具体的に、プリセットルールに従って前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能をアクティブ化することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記プリセットルールは前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能がデフォルトでアクティブ化されることを示し、又は、前記プリセットルールは特定の端末装置のイーサネットフレームヘッダーの解凍機能がデフォルトでアクティブ化されることを示し、又は、前記プリセットルールはロバストヘッダー圧縮(ROHC)モードのベアラを設定していないイーサネットフレームヘッダーの解凍機能がデフォルトでアクティブ化されることを示す。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記通信モジュール510は更に、圧縮側装置に状態報告を送信することに用いられ、前記状態報告は前記装置による前記データパケットの解凍結果を示すことに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記通信モジュール510は具体的に、特定の条件において前記圧縮側装置に状態報告を送信することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記特定の条件は、
周期的に送信すること、
前記データパケットの解凍が誤ったこと、
データパケットの連続するK回の解凍が誤り、前記Kが1より大きいこと、
前記圧縮側装置の圧縮状態が変化したこと、
未圧縮データパケットを受信したこと、
未圧縮データパケットを受信した回数がX回より大きく、X≧1であること、
圧縮側装置から送信された、状態報告を送信するように前記装置に指示するための第1指示を受信したこと、
前記装置の圧縮状態が変化したこと、
特定のデータパケットを受信したこと、のうちの1つである。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記圧縮状態は、非圧縮状態、部分圧縮状態及び全圧縮状態のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記解凍状態は、
すべてのコンテキストを知ることができる状態ではない状態又は解凍される必要がない状態、
一部のコンテキストを知ることができる状態又は部分的に解凍される状態、
すべてのコンテキストを知ることができる状態又は全て解凍される状態、のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記通信モジュール510は具体的に、第1装置から送信された無線リソース制御(RRC)メッセージを受信することに用いられ、前記RRCメッセージは前記第1設定情報を含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記装置は端末装置であり、前記第1装置はアクセスネットワーク装置、コアネットワーク装置又はアプリケーション層装置である。
理解されるように、本願の実施例に係る装置500は本願の方法実施例の解凍側装置に対応してもよく、且つ装置500の各ユニットの上記及び他の操作及び/又は機能はそれぞれ図6に示される方法300における解凍側装置の対応プロセスを実現するためのものである。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
図10は本願の実施例に係る無線通信装置の模式的なブロック図である。図10における装置600は通信モジュール610を備え、
前記通信モジュール610は圧縮側装置及び/又は解凍側装置に第1設定情報を送信することに用いられ、前記第1設定情報はイーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮パラメータを設定することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記ヘッダー圧縮パラメータは、イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮識別子、仮想ローカルエリアネットワーク(VLAN)フィールド指示、圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報、ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報、コンテキスト識別子の最大数、ヘッダー圧縮モード、フィードバックモードのうちの少なくとも1つを含み、
前記ヘッダー圧縮識別子は前記イーサネットフレームヘッダーを圧縮するかどうかを示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報は圧縮する必要のあるサブヘッダーのタイプを示すことに用いられ、前記コンテキスト識別子の最大数はヘッダー圧縮対象に対応するデータパケットがマッピング可能なサブ対象チャネルの最大数を示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮モードは前記フィードバックモードに基づいて圧縮状態の遷移を行うかどうかを示すことに用いられ、前記フィードバックモードは解凍側装置が用いるフィードバックモードを示すことに用いられ、前記VLANフィールド指示は、VLANフィールドに対してヘッダー圧縮を行うかどうか、又は前記イーサネットフレームヘッダーがVLANフィールドを含むかどうかを示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮対象はヘッダー圧縮を行う単位を示すことに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報は静的カテゴリ、既知の静的カテゴリ、定義された静的カテゴリ、推測されたカテゴリ、可変カテゴリ、不変カテゴリのうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報は、宛先アドレス、ソースアドレス、イーサネットタイプ、イーサネット長さ、タグプロトコル識別子(TP-ID)、優先コードポイント(PCP)、廃棄識別子(DEI)、VLAN識別子(ID)のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記フィードバックモードは、フィードバックデータパケットを返信する必要のあるモード、フィードバックデータパケットを返信する必要のないモード、特定の条件においてフィードバックデータパケットを返信する必要のあるモード、のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記圧縮状態は、非圧縮状態、部分圧縮状態及び全圧縮状態のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は更に、前記ヘッダー圧縮パラメータに対応するヘッダー圧縮対象情報を設定することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記ヘッダー圧縮対象情報は、少なくとも1つのサービス品質(QoS)フロー識別子(ID)、少なくとも1つのベアラ識別子、少なくとも1つの端末装置識別子(ID)、少なくとも1つのプロトコルデータユニット(PDU)セッション識別子のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、いくつかの実施例では、少なくとも1つのQoSフロー、少なくとも1つのベアラ、端末装置、少なくとも1つのPDUセッションのうちの少なくとも1つに基づいて、前記ヘッダー圧縮パラメータを設定する。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は更に、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーとコンテキスト識別子とのマッピング方式を示すことに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は具体的に、
1つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
2つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第2コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーを第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は更に、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダー、VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーのそれぞれとコンテキスト識別子とのマッピング方式を示すことに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記第1設定情報は具体的に、
VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーを第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定することに用いられる。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記圧縮側装置は端末装置であり、前記解凍側装置は端末装置であり、前記装置はアクセスネットワーク装置、コアネットワーク装置又はアプリケーション層装置である。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記圧縮側装置は端末装置であり、前記解凍側装置はアクセスネットワーク装置であり、前記装置はアクセスネットワーク装置、コアネットワーク装置又はアプリケーション層装置である。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記圧縮側装置はアクセスネットワーク装置であり、前記解凍側装置は端末装置であり、前記装置はアクセスネットワーク装置、コアネットワーク装置又はアプリケーション層装置である。
理解されるように、本願の実施例に係る装置600は本願の方法実施例の第1装置に対応してもよく、且つ装置600の各ユニットの上記及び他の操作及び/又は機能はそれぞれ図7に示される方法30における第1装置の対応プロセスを実現するためのものである。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
図11は本願の実施例に係る通信装置700の構造模式図である。図11に示される通信装置700はプロセッサ710を備え、プロセッサ710はメモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本願の実施例の方法を実現することができる。
選択肢として、図11に示すように、通信装置700は更にメモリ720を備えてもよい。プロセッサ710はメモリ720からコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本願の実施例の方法を実現することができる。
メモリ720はプロセッサ710から独立した1つの独立したデバイスであってもよく、プロセッサ710に統合されてもよい。
選択肢として、図7に示すように、通信装置700は更に送受信機730を備えてもよい。プロセッサ710は該送受信機730と他の装置との通信を制御することができ、具体的に、他の装置に情報又はデータを送信し、又は他の装置から送信された情報又はデータを受信することができる。
送受信機730は送信機と受信機を備えてもよい。送受信機730は更にアンテナを備えてもよく、アンテナの数が1つ又は複数であってもよい。
選択肢として、該通信装置700は具体的に本願の実施例の圧縮側装置であってもよく、且つ該通信装置700は本願の実施例の各方法における圧縮側装置の実現する対応プロセスを実現することができる。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
選択肢として、該通信装置700は具体的に本願の実施例の解凍側装置であってもよく、且つ該通信装置700は本願の実施例の各方法における解凍側装置の実現する対応プロセスを実現することができる。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
選択肢として、該通信装置700は具体的に本願の実施例の第1装置であってもよく、且つ該通信装置700は本願の実施例の各方法における第1装置の実現する対応プロセスを実現することができる。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
図12は本願の実施例のチップの構造模式図である。図12に示されるチップ1200はプロセッサ1210を備え、プロセッサ1210はメモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本願の実施例の方法を実現することができる。
選択肢として、図12に示すように、チップ1200は更にメモリ1220を備えてもよい。プロセッサ1210はメモリ1220からコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本願の実施例の方法を実現することができる。
メモリ1220はプロセッサ1210から独立した1つの独立したデバイスであってもよく、プロセッサ1210に統合されてもよい。
選択肢として、該チップ1200は更に入力インターフェース1230を備えてもよい。プロセッサ1210は該入力インターフェース1230と他の装置又はチップとの通信を制御することができ、具体的に、他の装置又はチップから送信された情報又はデータを取得することができる。
選択肢として、該チップ1200は更に出力インターフェース1240を備えてもよい。プロセッサ1210は該出力インターフェース1240と他の装置又はチップとの通信を制御することができ、具体的に、他の装置又はチップに情報又はデータを出力することができる。
選択肢として、該チップは本願の実施例の圧縮側装置に適用されてもよく、且つ該チップは本願の実施例の各方法における圧縮側装置の実現する対応プロセスを実現することができる。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
選択肢として、該チップは本願の実施例の解凍側装置に適用されてもよく、且つ該チップは本願の実施例の各方法における解凍側装置の実現する対応プロセスを実現することができる。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
選択肢として、該チップは本願の実施例の第1装置に適用されてもよく、且つ該チップは本願の実施例の各方法における第1装置の実現する対応プロセスを実現することができる。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
理解されるように、本願の実施例に言及したチップは更にシステムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップ等と称されてもよい。
図13は本願の実施例に係る通信システム1300の模式的なブロック図である。図8に示すように、該通信システム1300は圧縮側装置1310及び解凍側装置1320を備える。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記通信システムは更に制御装置1330を備えてもよい。
該圧縮側装置1310は上記方法における圧縮側装置の実現する対応機能を実現することに用いられてもよく、該解凍側装置1320は上記方法における解凍側装置の実現する対応機能を実現することに用いられてもよく、該制御装置1330は上記方法における第1装置の実現する対応機能を実現することに用いられてもよい。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
理解されるように、本願の実施例のプロセッサは信号処理機能を有する集積回路チップでありうる。実現過程において、上記方法実施例の各ステップはプロセッサにおけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形式の命令で行われてもよい。上記プロセッサは汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP、Digital Signal Processor)、特定用途向け集積回路(ASIC、Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA、Field Programmable Gate Array)又は他のプログラマブルロジックデバイス、個別ゲート又はトランジスタロジックデバイス、個別ハードウェアコンポーネントであってもよい。本願の実施例に開示される各方法、ステップ及び論理ブロックを実現又は実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、又は該プロセッサはいかなる通常のプロセッサ等であってもよい。本願の実施例に開示される方法のステップはハードウェア復号プロセッサで遂行し、又は復号プロセッサにおけるハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせで遂行するように直接具現されてもよい。ソフトウェアモジュールはランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラム可能読み出し専用メモリ又は電気消去可能プログラム可能メモリ、レジスタ等の本分野で成熟している記憶媒体に位置してもよい。該記憶媒体はメモリに位置し、プロセッサはメモリにおける情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを行う。
理解されるように、本願の実施例では、メモリは揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、又は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両方を含んでもよい。不揮発性メモリは読み出し専用メモリ(ROM、Read-Only Memory)、プログラム可能読み出し専用メモリ(PROM、Programmable ROM)、消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EPROM、Erasable PROM)、電気的消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EEPROM、Electrically EPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは外部キャッシュメモリとして使用されるランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)であってもよい。例示的な説明であって制限的ではないが、多くの形式のRAM、例えばスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM、Static RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM、Dynamic RAM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM、Synchronous DRAM)、ダブルデータレートシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR SDRAM、Double Data Rate SDRAM)、拡張型シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(ESDRAM、Enhanced SDRAM)、シンクリンクダイナミックランダムアクセスメモリ(SLDRAM、Synchlink DRAM)及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(DR RAM、Direct Rambus RAM)は利用可能である。注意されるように、本明細書に説明されるシステム及び方法のメモリはこれらのメモリ及び任意の他の適切なタイプのメモリを含むが、それらに限らないように意図されるものである。
理解されるように、上記メモリは例示的な説明であって制限的ではない。例えば、本願の実施例のメモリは更にスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM、static RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM、dynamic RAM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM、synchronous DRAM)、ダブルデータレートシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR SDRAM、double data rate SDRAM)、拡張型シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(ESDRAM、enhanced SDRAM)、シンクリンクダイナミックランダムアクセスメモリ(SLDRAM、synch link DRAM)及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(DR RAM、Direct Rambus RAM)等であってもよい。即ち、本願の実施例のメモリはこれらのメモリ及び任意の他の適切なタイプのメモリを含むが、それらに限らないように意図されるものである。
本願の実施例はコンピュータプログラムを記憶することに用いられるコンピュータ可読記憶媒体を更に提供する。
選択肢として、該コンピュータ可読記憶媒体は本願の実施例の圧縮側装置に適用されてもよく、且つ該コンピュータプログラムによってコンピュータが本願の実施例の各方法における圧縮側装置の実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
選択肢として、該コンピュータ可読記憶媒体は本願の実施例の解凍側装置に適用されてもよく、且つ該コンピュータプログラムによってコンピュータが本願の実施例の各方法における解凍側装置の実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
選択肢として、該コンピュータ可読記憶媒体は本願の実施例の第1装置に適用されてもよく、且つ該コンピュータプログラムによってコンピュータが本願の実施例の各方法における第1装置の実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
本願の実施例はコンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品を更に提供する。
選択肢として、該コンピュータプログラム製品は本願の実施例の圧縮側装置に適用されてもよく、且つ該コンピュータプログラム命令によってコンピュータが本願の実施例の各方法における圧縮側装置の実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
選択肢として、該コンピュータプログラム製品は本願の実施例の解凍側装置に適用されてもよく、且つ該コンピュータプログラム命令によってコンピュータが本願の実施例の各方法における解凍側装置の実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
選択肢として、該コンピュータプログラム製品は本願の実施例の第1装置に適用されてもよく、且つ該コンピュータプログラム命令によってコンピュータが本願の実施例の各方法における第1装置の実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
本願の実施例は更にコンピュータプログラムを提供する。
選択肢として、該コンピュータプログラムは本願の実施例の圧縮側装置に適用されてもよく、該コンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるとき、コンピュータが本願の実施例の各方法におけるネットワーク装置の実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
選択肢として、該コンピュータプログラムは本願の実施例の解凍側装置に適用されてもよく、該コンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるとき、コンピュータが本願の実施例の各方法におけるモバイル端末/端末装置の実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
選択肢として、該コンピュータプログラムは本願の実施例の第1装置に適用されてもよく、該コンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるとき、コンピュータが本願の実施例の各方法におけるモバイル端末/端末装置の実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
当業者であれば意識できるように、本明細書に開示される実施例を参照して説明した各例示的なユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェア及び電子ハードウェアの組み合わせで実現できる。これらの機能をハードウェアそれともソフトウェア方式で実行するかは、技術案の特定応用及び設計制約条件によって決定される。当業者は各特定応用に対して異なる方法でここの説明される機能を実現することができるが、このような実現は本願の範囲を超えるものと見なされるべきではない。
当業者であれば明確に理解できるように、説明を容易で簡単にするために、上記説明されるシステム、装置及びユニットの具体的な動作過程については、前述の方法実施例における対応過程を参照してもよく、ここで詳細な説明は省略する。
本願に係るいくつかの実施例では、理解されるように、開示されるシステム、装置及び方法は他の方式で実現されてもよい。例えば、以上に説明される装置実施例は模式的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの区別は論理機能上の区別に過ぎず、実際に実現するとき、他の区別方式があってもよく、例えば複数のユニット又はコンポーネントは他のシステムに結合又は統合されてもよく、又はいくつかの特徴は省略してもよく、又は実行しなくてもよい。一方、表示又は検討される相互間の結合又は直接結合又は通信接続はいくつかのインターフェース、装置又はユニットによる間接結合又は通信接続であってもよく、電気、機械又は他の形式であってもよい。
分離部材として説明される前記ユニットは物理的に分離してもよく、物理的に分離しなくてもよく、ユニットとして表示される部材は物理ユニットであってもよく、物理ユニットでなくてもよく、即ち、一箇所に位置してもよく、複数のネットワークユニットに配置されてもよい。実際の必要に応じて、その一部又は全部のユニットを選択して本実施例案の目的を実現してもよい。
また、本願の各実施例では、各機能ユニットは1つの処理ユニットに統合されてもよく、各ユニットは独立して物理的に存在してもよく、2つ以上のユニットは1つのユニットに統合されてもよい。
前記機能はソフトウェア機能ユニットの形式で実現され、独立した製品として販売又は使用されるときは、1つのコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づいて、本願の技術案の本質的又は従来技術に貢献する部分、又は該技術案の一部はソフトウェア製品の形式で具現されてもよい。該コンピュータソフトウェア製品は、1台のコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ又はネットワーク装置等であってもよい)に本願の各実施例に記載の方法の全部又は一部のステップを実行させるための若干の命令を含む1つの記憶媒体に記憶される。そして、上記記憶媒体はUSBメモリ、ポータブルハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM、Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスク等のプログラムコードを記憶できる様々な媒体を含む。
以上の説明は本願の具体的な実施形態に過ぎず、本願の保護範囲を制限するためのものではない。当業者が本願に開示される技術的範囲内で容易に想到し得る変更や置換は、いずれも本願の保護範囲内に含まれるべきである。従って、本願の保護範囲は特許請求の範囲に準じるべきである。
第11態様ではコンピュータ可読記憶媒体を提供し、コンピュータプログラムを記憶することに用いられ、該コンピュータプログラムによってコンピュータが上記第1態様~第3態様のうちのいずれか1つの態様又はその各実現方式における方法を実行する。
本願の実施例の技術案は様々な通信システム、例えば、モバイル通信用グローバル(GSM、Global System of Mobile communication)システム、符号分割多元接続(CDMA、Code Division Multiple Access)システム、広帯域符号分割多元接続(WCDMA、Wideband Code Division Multiple Access)システム、汎用パケット無線サービス(GPRS、General Packet Radio Service)、ロングタームエボリューション(LTE、Long Term Evolution)システム、LTE周波数分割複信(FDD、Frequency Division Duplex)システム、LTE時分割複信(TDD、Time Division Duplex)システム、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS、Universal Mobile Telecommunication System)、マイクロ波利用アクセスに関する世界的な相互運用(WiMAX、Worldwide Interoperability for Microwave Access)通信システム又は5Gシステム等に適用できる。

Claims (131)

  1. 無線通信方法であって、
    圧縮側装置が第1設定情報を受信し、前記第1設定情報はイーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮パラメータを設定することに用いられることと、
    前記圧縮側装置が前記第1設定情報に基づいてデータパケットのイーサネットフレームヘッダーを圧縮することと、を含むことを特徴とする無線通信方法。
  2. 前記ヘッダー圧縮パラメータは、イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮識別子、仮想ローカルエリアネットワーク(VLAN)フィールド指示、圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報、ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報、コンテキスト識別子の最大数、ヘッダー圧縮モード、フィードバックモードのうちの少なくとも1つを含み、
    前記ヘッダー圧縮識別子は前記イーサネットフレームヘッダーを圧縮するかどうかを示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報は圧縮する必要のあるサブヘッダーのタイプを示すことに用いられ、前記コンテキスト識別子の最大数はヘッダー圧縮対象に対応するデータパケットがマッピング可能なサブ対象チャネルの最大数を示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮モードは圧縮側装置が前記フィードバックモードに基づいて圧縮状態の遷移を行うかどうかを示すことに用いられ、前記フィードバックモードは解凍側装置が用いるフィードバックモードを示すことに用いられ、前記VLANフィールド指示は、VLANフィールドに対してヘッダー圧縮を行うかどうか、又は前記イーサネットフレームヘッダーがVLANフィールドを含むかどうかを示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮対象はヘッダー圧縮を行う単位を示すことに用いられることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報は、静的カテゴリ、既知の静的カテゴリ、定義された静的カテゴリ、推測されたカテゴリ、可変カテゴリ、不変カテゴリのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報は、宛先アドレス、ソースアドレス、イーサネットタイプ、イーサネット長さ、タグプロトコル識別子(TP-ID)、優先コードポイント(PCP)、廃棄識別子(DEI)、VLAN識別子(ID)のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2又は3に記載の方法。
  5. 前記フィードバックモードは、フィードバックデータパケットを返信する必要のあるモード、フィードバックデータパケットを返信する必要のないモード、特定の条件においてフィードバックデータパケットを返信する必要のあるモード、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2~4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記圧縮状態は、非圧縮状態、部分圧縮状態及び全圧縮状態のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2~5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記第1設定情報は更に、前記ヘッダー圧縮パラメータに対応するヘッダー圧縮対象情報を設定することに用いられることを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記ヘッダー圧縮対象情報は、少なくとも1つのサービス品質(QoS)フロー識別子(ID)、少なくとも1つのベアラ識別子、少なくとも1つの端末装置識別子(ID)、少なくとも1つのプロトコルデータユニット(PDU)セッション識別子のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 少なくとも1つのQoSフロー、少なくとも1つのベアラ、端末装置、少なくとも1つのPDUセッションのうちの少なくとも1つに基づいて、前記ヘッダー圧縮パラメータを設定することを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記圧縮側装置が前記第1設定情報に基づいてデータパケットのイーサネットフレームヘッダーを圧縮することは、
    前記圧縮側装置がヘッダー圧縮対象に対応するデータパケットを、同じ又は異なるコンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネル内にマッピングすることを含むことを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記第1設定情報は更に、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーとコンテキスト識別子とのマッピング方式を示すことに用いられることを特徴とする請求項1~10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記第1設定情報は具体的に、
    1つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
    2つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第2コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
    VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーを第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定することに用いられることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1設定情報は更に、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダー、VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーのそれぞれとコンテキスト識別子とのマッピング方式を示すことに用いられることを特徴とする請求項1~10のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記第1設定情報は具体的に、
    VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
    VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーを第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定することに用いられることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記方法は更に、
    前記圧縮側装置が前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能をアクティブ化することを含むことを特徴とする請求項1~14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記圧縮側装置が前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能をアクティブ化することは、
    前記圧縮側装置が前記第1設定情報を受信した場合、前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能をアクティブ化することを含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記圧縮側装置が前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能をアクティブ化することは、
    前記圧縮側装置が第1アクティブ化シグナリングを受信した場合、前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能をアクティブ化し、前記第1アクティブ化シグナリングは前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能をアクティブ化するように前記圧縮側装置に指示することに用いられることを含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  18. 前記第1アクティブ化シグナリングは、無線リソース制御(RRC)メッセージ、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)及びダウンリンク制御情報(DCI)のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記圧縮側装置が前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能をアクティブ化することは、
    前記圧縮側装置がプリセットルールに従って前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能をアクティブ化することを含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記プリセットルールは前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能がデフォルトでアクティブ化されることを示し、又は、
    前記プリセットルールは特定の端末装置のイーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能がデフォルトでアクティブ化されることを示し、又は、
    前記プリセットルールはロバストヘッダー圧縮(RoHC)モードのベアラを設定していないイーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能がデフォルトでアクティブ化されることを示すことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 前記圧縮側装置が第1設定情報を受信することは、
    前記圧縮側装置が第1装置から送信された無線リソース制御(RRC)メッセージを受信し、前記RRCメッセージは前記第1設定情報を含むことを含むことを特徴とする請求項1~20のいずれか1項に記載の方法。
  22. 前記圧縮側装置は端末装置であり、前記第1装置はアクセスネットワーク装置、コアネットワーク装置又はアプリケーション層装置であることを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 無線通信方法であって、
    解凍側装置が第1装置から送信された第1設定情報を受信し、前記第1設定情報はイーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮パラメータを設定することに用いられることと、
    前記解凍側装置が前記第1設定情報に基づいて、受信されたデータパケットのイーサネットフレームヘッダーを解凍することと、を含むことを特徴とする無線通信方法。
  24. 前記ヘッダー圧縮パラメータは、イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮識別子、仮想ローカルエリアネットワーク(VLAN)フィールド指示、圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報、ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報、コンテキスト識別子の最大数、ヘッダー圧縮モード、フィードバックモードのうちの少なくとも1つを含み、
    前記ヘッダー圧縮識別子は前記イーサネットフレームヘッダーを圧縮するかどうかを示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報は圧縮する必要のあるサブヘッダーのタイプを示すことに用いられ、前記コンテキスト識別子の最大数はヘッダー圧縮対象に対応するデータパケットがマッピング可能なサブ対象チャネルの最大数を示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮モードは圧縮側装置が前記フィードバックモードに基づいて圧縮状態の遷移を行うかどうかを示すことに用いられ、前記フィードバックモードは前記解凍側装置が用いるフィードバックモードを示すことに用いられ、前記VLANフィールド指示は、VLANフィールドに対してヘッダー圧縮を行うかどうか、又は前記イーサネットフレームヘッダーがVLANフィールドを含むかどうかを示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮対象はヘッダー圧縮を行う単位を示すことに用いられることを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 前記ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報は、静的カテゴリ、既知の静的カテゴリ、定義された静的カテゴリ、推測されたカテゴリ、可変カテゴリ、不変カテゴリのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 前記圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報は、宛先アドレス、ソースアドレス、イーサネットタイプ、イーサネット長さ、タグプロトコル識別子(TP-ID)、優先コードポイント(PCP)、廃棄識別子(DEI)、VLAN識別子(ID)のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項24又は25に記載の方法。
  27. 前記フィードバックモードは、フィードバックデータパケットを返信する必要のあるモード、フィードバックデータパケットを返信する必要のないモード、特定の条件においてフィードバックデータパケットを返信する必要のあるモード、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項24~26のいずれか1項に記載の方法。
  28. 前記第1設定情報は更に、前記ヘッダー圧縮パラメータに対応するヘッダー圧縮対象情報を設定することに用いられることを特徴とする請求項23~27のいずれか1項に記載の方法。
  29. 前記ヘッダー圧縮対象情報は、少なくとも1つのサービス品質(QoS)フロー識別子(ID)、少なくとも1つのベアラ識別子、少なくとも1つの端末装置識別子(ID)、少なくとも1つのプロトコルデータユニット(PDU)セッション識別子のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項28に記載の方法。
  30. 少なくとも1つのQoSフロー、少なくとも1つのベアラ、端末装置、少なくとも1つのPDUセッションのうちの少なくとも1つに基づいて、前記ヘッダー圧縮パラメータを設定することを特徴とする請求項23~29のいずれか1項に記載の方法。
  31. 前記第1設定情報は更に、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーとコンテキスト識別子とのマッピング方式を示すことに用いられることを特徴とする請求項23~30のいずれか1項に記載の方法。
  32. 前記第1設定情報は具体的に、
    1つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
    2つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第2コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
    VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーを第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定することに用いられることを特徴とする請求項31に記載の方法。
  33. 前記第1設定情報は更に、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダー、VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーのそれぞれとコンテキスト識別子とのマッピング方式を示すことに用いられることを特徴とする請求項23~30のいずれか1項に記載の方法。
  34. 前記第1設定情報は具体的に、
    VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
    VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーを第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定することに用いられることを特徴とする請求項33に記載の方法。
  35. 前記方法は更に、
    前記解凍側装置が前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能をアクティブ化することを含むことを特徴とする請求項23~34のいずれか1項に記載の方法。
  36. 前記解凍側装置が前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能をアクティブ化することは、
    前記解凍側装置が前記第1設定情報を受信した場合、前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能をアクティブ化することを含むことを特徴とする請求項35に記載の方法。
  37. 前記解凍側装置が前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能をアクティブ化することは、
    前記解凍側装置が第2アクティブ化シグナリングを受信した場合、前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能をアクティブ化し、前記第2アクティブ化シグナリングは前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能をアクティブ化するように前記解凍側装置に指示することに用いられることを含むことを特徴とする請求項35に記載の方法。
  38. 前記第2アクティブ化シグナリングは、無線リソース制御(RRC)メッセージ、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)及びダウンリンク制御情報(DCI)のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項37に記載の方法。
  39. 前記解凍側装置が前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能をアクティブ化することは、
    前記解凍側装置がプリセットルールに従って前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能をアクティブ化することを含むことを特徴とする請求項35に記載の方法。
  40. 前記プリセットルールは前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能がデフォルトでアクティブ化されることを示し、又は、
    前記プリセットルールは特定の端末装置のイーサネットフレームヘッダーの解凍機能がデフォルトでアクティブ化されることを示し、又は、
    前記プリセットルールはロバストヘッダー圧縮(ROHC)モードのベアラを設定していないイーサネットフレームヘッダーの解凍機能がデフォルトでアクティブ化されることを示すことを特徴とする請求項39に記載の方法。
  41. 前記方法は更に、
    前記解凍側装置が圧縮側装置に状態報告を送信し、前記状態報告は前記解凍側装置による前記データパケットの解凍結果を示すことに用いられることを含むことを特徴とする請求項23~40のいずれか1項に記載の方法。
  42. 前記解凍側装置が圧縮側装置に状態報告を送信することは、
    前記解凍側装置が特定の条件において前記圧縮側装置に状態報告を送信することを含むことを特徴とする請求項41に記載の方法。
  43. 前記特定の条件は、
    周期的に送信すること、
    前記データパケットの解凍が誤ったこと、
    データパケットの連続するK回の解凍が誤り、前記Kが1より大きいこと、
    前記圧縮側装置の圧縮状態が変化したこと、
    未圧縮データパケットを受信したこと、
    未圧縮データパケットを受信した回数がX回より大きく、X≧1であること、
    圧縮側装置から送信された、状態報告を送信するように前記解凍側装置に指示するための第1指示を受信したこと、
    前記解凍側装置の解凍状態が変化したこと、
    特定のデータパケットを受信したこと、のうちの1つであることを特徴とする請求項42に記載の方法。
  44. 前記圧縮状態は、非圧縮状態、部分圧縮状態及び全圧縮状態のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項43に記載の方法。
  45. 前記解凍状態は、
    すべてのコンテキストを知ることができる状態ではない状態又は解凍される必要がない状態、
    一部のコンテキストを知ることができる状態又は部分的に解凍される状態、
    すべてのコンテキストを知ることができる状態又は全て解凍される状態、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項43又は44に記載の方法。
  46. 前記解凍側装置が第1設定情報を受信することは、
    前記解凍側装置が第1装置から送信された無線リソース制御(RRC)メッセージを受信し、前記RRCメッセージは前記第1設定情報を含むことを含むことを特徴とする請求項23~45のいずれか1項に記載の方法。
  47. 前記解凍側装置は端末装置であり、前記第1装置はアクセスネットワーク装置、コアネットワーク装置又はアプリケーション層装置であることを特徴とする請求項46に記載の方法。
  48. 無線通信方法であって、
    第1装置が圧縮側装置及び/又は解凍側装置に第1設定情報を送信し、前記第1設定情報はイーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮パラメータを設定することに用いられることを含むことを特徴とする無線通信方法。
  49. 前記ヘッダー圧縮パラメータは、イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮識別子、仮想ローカルエリアネットワーク(VLAN)フィールド指示、圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報、ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報、コンテキスト識別子の最大数、ヘッダー圧縮モード、フィードバックモードのうちの少なくとも1つを含み、
    前記ヘッダー圧縮識別子は前記イーサネットフレームヘッダーを圧縮するかどうかを示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報は圧縮する必要のあるサブヘッダーのタイプを示すことに用いられ、前記コンテキスト識別子の最大数はヘッダー圧縮対象に対応するデータパケットがマッピング可能なサブ対象チャネルの最大数を示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮モードは前記フィードバックモードに基づいて圧縮状態の遷移を行うかどうかを示すことに用いられ、前記フィードバックモードは解凍側装置が用いるフィードバックモードを示すことに用いられ、前記VLANフィールド指示は、VLANフィールドに対してヘッダー圧縮を行うかどうか、又は前記イーサネットフレームヘッダーがVLANフィールドを含むかどうかを示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮対象はヘッダー圧縮を行う単位を示すことに用いられることを特徴とする請求項48に記載の方法。
  50. 前記ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報は、静的カテゴリ、既知の静的カテゴリ、定義された静的カテゴリ、推測されたカテゴリ、可変カテゴリ、不変カテゴリのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項49に記載の方法。
  51. 前記圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報は、宛先アドレス、ソースアドレス、イーサネットタイプ、イーサネット長さ、タグプロトコル識別子(TP-ID)、優先コードポイント(PCP)、廃棄識別子(DEI)、VLAN識別子(ID)のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項49又は50に記載の方法。
  52. 前記フィードバックモードは、フィードバックデータパケットを返信する必要のあるモード、フィードバックデータパケットを返信する必要のないモード、特定の条件においてフィードバックデータパケットを返信する必要のあるモード、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項49~51のいずれか1項に記載の方法。
  53. 前記圧縮状態は、非圧縮状態、部分圧縮状態及び全圧縮状態のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項49~52のいずれか1項に記載の方法。
  54. 前記第1設定情報は更に、前記ヘッダー圧縮パラメータに対応するヘッダー圧縮対象情報を設定することに用いられることを特徴とする請求項48~53のいずれか1項に記載の方法。
  55. 前記ヘッダー圧縮対象情報は、少なくとも1つのサービス品質(QoS)フロー識別子(ID)、少なくとも1つのベアラ識別子、少なくとも1つの端末装置識別子(ID)、少なくとも1つのプロトコルデータユニット(PDU)セッション識別子のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項54に記載の方法。
  56. 少なくとも1つのQoSフロー、少なくとも1つのベアラ、端末装置、少なくとも1つのPDUセッションのうちの少なくとも1つに基づいて、前記ヘッダー圧縮パラメータを設定することを特徴とする請求項48~55のいずれか1項に記載の方法。
  57. 前記第1設定情報は更に、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーとコンテキスト識別子とのマッピング方式を示すことに用いられることを特徴とする請求項48~56のいずれか1項に記載の方法。
  58. 前記第1設定情報は具体的に、
    1つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
    2つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第2コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
    VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーを第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定することに用いられることを特徴とする請求項57に記載の方法。
  59. 前記第1設定情報は更に、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダー、VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーのそれぞれとコンテキスト識別子とのマッピング方式を示すことに用いられることを特徴とする請求項48~56のいずれか1項に記載の方法。
  60. 前記第1設定情報は具体的に、
    VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
    VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーを第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定することに用いられることを特徴とする請求項59に記載の方法。
  61. 前記圧縮側装置は端末装置であり、前記解凍側装置は端末装置であり、前記第1装置はアクセスネットワーク装置、コアネットワーク装置又はアプリケーション層装置であることを特徴とする請求項48~60のいずれか1項に記載の方法。
  62. 前記圧縮側装置は端末装置であり、前記解凍側装置はアクセスネットワーク装置であり、前記第1装置はアクセスネットワーク装置、コアネットワーク装置又はアプリケーション層装置であることを特徴とする請求項48~60のいずれか1項に記載の方法。
  63. 前記圧縮側装置はアクセスネットワーク装置であり、前記解凍側装置は端末装置であり、前記第1装置はアクセスネットワーク装置、コアネットワーク装置又はアプリケーション層装置であることを特徴とする請求項48~60のいずれか1項に記載の方法。
  64. 無線通信装置であって、
    イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮パラメータを設定するための第1設定情報を受信することに用いられる通信モジュールと、
    前記第1設定情報に基づいてデータパケットのイーサネットフレームヘッダーを圧縮することに用いられる圧縮モジュールと、を備えることを特徴とする無線通信装置。
  65. 前記ヘッダー圧縮パラメータは、イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮識別子、仮想ローカルエリアネットワーク(VLAN)フィールド指示、圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報、ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報、コンテキスト識別子の最大数、ヘッダー圧縮モード、フィードバックモードのうちの少なくとも1つを含み、
    前記ヘッダー圧縮識別子は前記イーサネットフレームヘッダーを圧縮するかどうかを示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報は圧縮する必要のあるサブヘッダーのタイプを示すことに用いられ、前記コンテキスト識別子の最大数はヘッダー圧縮対象に対応するデータパケットがマッピング可能なサブ対象チャネルの最大数を示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮モードは前記装置が前記フィードバックモードに基づいて圧縮状態の遷移を行うかどうかを示すことに用いられ、前記フィードバックモードは解凍側装置が用いるフィードバックモードを示すことに用いられ、前記VLANフィールド指示は、VLANフィールドに対してヘッダー圧縮を行うかどうか、又は前記イーサネットフレームヘッダーがVLANフィールドを含むかどうかを示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮対象はヘッダー圧縮を行う単位を示すことに用いられることを特徴とする請求項64に記載の装置。
  66. 前記ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報は、静的カテゴリ、既知の静的カテゴリ、定義された静的カテゴリ、推測されたカテゴリ、可変カテゴリ、不変カテゴリのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項65に記載の装置。
  67. 前記圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報は、宛先アドレス、ソースアドレス、イーサネットタイプ、イーサネット長さ、タグプロトコル識別子(TP-ID)、優先コードポイント(PCP)、廃棄識別子(DEI)、VLAN識別子(ID)のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項65又は66に記載の装置。
  68. 前記フィードバックモードは、フィードバックデータパケットを返信する必要のあるモード、フィードバックデータパケットを返信する必要のないモード、特定の条件においてフィードバックデータパケットを返信する必要のあるモード、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項65~67のいずれか1項に記載の装置。
  69. 前記圧縮状態は、非圧縮状態、部分圧縮状態及び全圧縮状態のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項65~68のいずれか1項に記載の装置。
  70. 前記第1設定情報は更に、前記ヘッダー圧縮パラメータに対応するヘッダー圧縮対象情報を設定することに用いられることを特徴とする請求項64~69のいずれか1項に記載の装置。
  71. 前記ヘッダー圧縮対象情報は、少なくとも1つのサービス品質(QoS)フロー識別子(ID)、少なくとも1つのベアラ識別子、少なくとも1つの端末装置識別子(ID)、少なくとも1つのプロトコルデータユニット(PDU)セッション識別子のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項70に記載の装置。
  72. 少なくとも1つのQoSフロー、少なくとも1つのベアラ、端末装置、少なくとも1つのPDUセッションのうちの少なくとも1つに基づいて、前記ヘッダー圧縮パラメータを設定することを特徴とする請求項64~71のいずれか1項に記載の装置。
  73. 前記圧縮モジュールは具体的に、
    ヘッダー圧縮対象に対応するデータパケットを、同じ又は異なるコンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネル内にマッピングすることに用いられることを特徴とする請求項64~72のいずれか1項に記載の装置。
  74. 前記第1設定情報は更に、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーとコンテキスト識別子とのマッピング方式を示すことに用いられることを特徴とする請求項64~73のいずれか1項に記載の装置。
  75. 前記第1設定情報は具体的に、
    1つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
    2つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第2コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
    VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーを第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定することに用いられることを特徴とする請求項74に記載の装置。
  76. 前記第1設定情報は更に、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダー、VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーのそれぞれとコンテキスト識別子とのマッピング方式を示すことに用いられることを特徴とする請求項64~73のいずれか1項に記載の装置。
  77. 前記第1設定情報は具体的に、
    VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
    VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーを第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定することに用いられることを特徴とする請求項76に記載の装置。
  78. 前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能をアクティブ化することに用いられる制御モジュールを更に備えることを特徴とする請求項64~77のいずれか1項に記載の装置。
  79. 前記制御モジュールは具体的に、前記第1設定情報を受信した場合、前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能をアクティブ化することに用いられることを特徴とする請求項78に記載の装置。
  80. 前記制御モジュールは具体的に、第1アクティブ化シグナリングを受信した場合、前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能をアクティブ化することに用いられ、前記第1アクティブ化シグナリングは前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能をアクティブ化するように前記装置に指示することに用いられることを特徴とする請求項78に記載の装置。
  81. 前記第1アクティブ化シグナリングは無線リソース制御(RRC)メッセージ、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)及びダウンリンク制御情報(DCI)のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項80に記載の装置。
  82. 前記制御モジュールは具体的に、プリセットルールに従って前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能をアクティブ化することに用いられることを特徴とする請求項78に記載の装置。
  83. 前記プリセットルールは前記イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能がデフォルトでアクティブ化されることを示し、又は、前記プリセットルールは特定の端末装置のイーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能がデフォルトでアクティブ化されることを示し、又は、前記プリセットルールはロバストヘッダー圧縮(RoHC)モードのベアラを設定していないイーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮機能がデフォルトでアクティブ化されることを示すことを特徴とする請求項82に記載の装置。
  84. 前記通信モジュールは具体的に、第1装置から送信された無線リソース制御(RRC)メッセージを受信することに用いられ、前記RRCメッセージは前記第1設定情報を含むことを特徴とする請求項64~83のいずれか1項に記載の装置。
  85. 前記装置は端末装置であり、前記第1装置はアクセスネットワーク装置、コアネットワーク装置又はアプリケーション層装置であることを特徴とする請求項84に記載の装置。
  86. 無線通信装置であって、通信モジュール及び解凍モジュールを備え、
    前記通信モジュールは、第1装置から送信された第1設定情報を受信することに用いられ、前記第1設定情報はイーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮パラメータを設定することに用いられ、
    前記解凍モジュールは、前記第1設定情報に基づいて、受信されたデータパケットのイーサネットフレームヘッダーを解凍することに用いられることを特徴とする無線通信装置。
  87. 前記ヘッダー圧縮パラメータは、イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮識別子、仮想ローカルエリアネットワーク(VLAN)フィールド指示、圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報、ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報、コンテキスト識別子の最大数、ヘッダー圧縮モード、フィードバックモードのうちの少なくとも1つを含み、
    前記ヘッダー圧縮識別子は前記イーサネットフレームヘッダーを圧縮するかどうかを示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報は圧縮する必要のあるサブヘッダーのタイプを示すことに用いられ、前記コンテキスト識別子の最大数はヘッダー圧縮対象に対応するデータパケットがマッピング可能なサブ対象チャネルの最大数を示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮モードは圧縮側装置が前記フィードバックモードに基づいて圧縮状態の遷移を行うかどうかを示すことに用いられ、前記フィードバックモードは前記装置が用いるフィードバックモードを示すことに用いられ、前記VLANフィールド指示は、VLANフィールドに対してヘッダー圧縮を行うかどうか、又は前記イーサネットフレームヘッダーがVLANフィールドを含むかどうかを示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮対象はヘッダー圧縮を行う単位を示すことに用いられることを特徴とする請求項86に記載の装置。
  88. 前記ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報は、静的カテゴリ、既知の静的カテゴリ、定義された静的カテゴリ、推測されたカテゴリ、可変カテゴリ、不変カテゴリのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項87に記載の装置。
  89. 前記圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報は、宛先アドレス、ソースアドレス、イーサネットタイプ、イーサネット長さ、タグプロトコル識別子(TP-ID)、優先コードポイント(PCP)、廃棄識別子(DEI)、VLAN識別子(ID)のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項87又は88に記載の装置。
  90. 前記フィードバックモードは、フィードバックデータパケットを返信する必要のあるモード、フィードバックデータパケットを返信する必要のないモード、特定の条件においてフィードバックデータパケットを返信する必要のあるモード、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項87~89のいずれか1項に記載の装置。
  91. 前記第1設定情報は更に、前記ヘッダー圧縮パラメータに対応するヘッダー圧縮対象情報を設定することに用いられることを特徴とする請求項86~90のいずれか1項に記載の装置。
  92. 前記ヘッダー圧縮対象情報は、少なくとも1つのサービス品質(QoS)フロー識別子(ID)、少なくとも1つのベアラ識別子、少なくとも1つの端末装置識別子(ID)、少なくとも1つのプロトコルデータユニット(PDU)セッション識別子のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項91に記載の装置。
  93. 少なくとも1つのQoSフロー、少なくとも1つのベアラ、端末装置、少なくとも1つのPDUセッションのうちの少なくとも1つに基づいて、前記ヘッダー圧縮パラメータを設定することを特徴とする請求項86~92のいずれか1項に記載の装置。
  94. 前記第1設定情報は更に、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーとコンテキスト識別子とのマッピング方式を示すことに用いられることを特徴とする請求項86~93のいずれか1項に記載の装置。
  95. 前記第1設定情報は具体的に、1つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、2つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第2コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーを第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定することに用いられることを特徴とする請求項94に記載の装置。
  96. 前記第1設定情報は更に、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダー、VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーのそれぞれとコンテキスト識別子とのマッピング方式を示すことに用いられることを特徴とする請求項86~93のいずれか1項に記載の装置。
  97. 前記第1設定情報は具体的に、
    VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
    VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーを第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定することに用いられることを特徴とする請求項96に記載の装置。
  98. 前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能をアクティブ化することに用いられる制御モジュールを更に備えることを特徴とする請求項86~97のいずれか1項に記載の装置。
  99. 前記制御モジュールは具体的に、前記第1設定情報を受信した場合、前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能をアクティブ化することに用いられることを特徴とする請求項98に記載の装置。
  100. 前記制御モジュールは具体的に、第2アクティブ化シグナリングを受信した場合、前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能をアクティブ化することに用いられ、前記第2アクティブ化シグナリングは前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能をアクティブ化するように前記装置に指示することに用いられることを特徴とする請求項98に記載の装置。
  101. 前記第2アクティブ化シグナリングは無線リソース制御(RRC)メッセージ、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)及びダウンリンク制御情報(DCI)のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項100に記載の装置。
  102. 前記制御モジュールは具体的に、プリセットルールに従って前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能をアクティブ化することに用いられることを特徴とする請求項98に記載の装置。
  103. 前記プリセットルールは前記イーサネットフレームヘッダーの解凍機能がデフォルトでアクティブ化されることを示し、又は、前記プリセットルールは特定の端末装置のイーサネットフレームヘッダーの解凍機能がデフォルトでアクティブ化されることを示し、又は、前記プリセットルールはロバストヘッダー圧縮(ROHC)モードのベアラを設定していないイーサネットフレームヘッダーの解凍機能がデフォルトでアクティブ化されることを示すことを特徴とする請求項102に記載の装置。
  104. 前記通信モジュールは更に、圧縮側装置に状態報告を送信することに用いられ、前記状態報告は前記装置による前記データパケットの解凍結果を示すことに用いられることを特徴とする請求項86~103のいずれか1項に記載の装置。
  105. 前記通信モジュールは具体的に、特定の条件において前記圧縮側装置に状態報告を送信することに用いられることを特徴とする請求項104に記載の装置。
  106. 前記特定の条件は、
    周期的に送信すること、
    前記データパケットの解凍が誤ったこと、
    データパケットの連続するK回の解凍が誤り、前記Kが1より大きいこと、
    前記圧縮側装置の圧縮状態が変化したこと、
    未圧縮データパケットを受信したこと、
    未圧縮データパケットを受信した回数がX回より大きく、X≧1であること、
    圧縮側装置から送信された、状態報告を送信するように前記装置に指示するための第1指示を受信したこと、
    前記装置の解凍状態が変化したこと、
    特定のデータパケットを受信したこと、のうちの1つであることを特徴とする請求項105に記載の装置。
  107. 前記圧縮状態は、非圧縮状態、部分圧縮状態及び全圧縮状態のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項106に記載の装置。
  108. 前記解凍状態は、
    すべてのコンテキストを知ることができる状態ではない状態又は解凍される必要がない状態、
    一部のコンテキストを知ることができる状態又は部分的に解凍される状態、
    すべてのコンテキストを知ることができる状態又は全て解凍される状態、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項106又は107に記載の装置。
  109. 前記通信モジュールは具体的に、第1装置から送信された無線リソース制御(RRC)メッセージを受信することに用いられ、前記RRCメッセージは前記第1設定情報を含むことを特徴とする請求項86~108のいずれか1項に記載の装置。
  110. 前記装置は端末装置であり、前記第1装置はアクセスネットワーク装置、コアネットワーク装置又はアプリケーション層装置であることを特徴とする請求項109に記載の装置。
  111. 無線通信装置であって、通信モジュールを備え、
    前記通信モジュールは圧縮側装置及び/又は解凍側装置に第1設定情報を送信することに用いられ、前記第1設定情報はイーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮パラメータを設定することに用いられることを特徴とする無線通信装置。
  112. 前記ヘッダー圧縮パラメータは、イーサネットフレームヘッダーのヘッダー圧縮識別子、仮想ローカルエリアネットワーク(VLAN)フィールド指示、圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報、ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報、コンテキスト識別子の最大数、ヘッダー圧縮モード、フィードバックモードのうちの少なくとも1つを含み、
    前記ヘッダー圧縮識別子は前記イーサネットフレームヘッダーを圧縮するかどうかを示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報は圧縮する必要のあるサブヘッダーのタイプを示すことに用いられ、前記コンテキスト識別子の最大数はヘッダー圧縮対象に対応するデータパケットがマッピング可能なサブ対象チャネルの最大数を示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮モードは前記フィードバックモードに基づいて圧縮状態の遷移を行うかどうかを示すことに用いられ、前記フィードバックモードは解凍側装置が用いるフィードバックモードを示すことに用いられ、前記VLANフィールド指示は、VLANフィールドに対してヘッダー圧縮を行うかどうか、又は前記イーサネットフレームヘッダーがVLANフィールドを含むかどうかを示すことに用いられ、前記ヘッダー圧縮対象はヘッダー圧縮を行う単位を示すことに用いられることを特徴とする請求項111に記載の装置。
  113. 前記ヘッダー圧縮フィールドタイプ情報は静的カテゴリ、既知の静的カテゴリ、定義された静的カテゴリ、推測されたカテゴリ、可変カテゴリ、不変カテゴリのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項112に記載の装置。
  114. 前記圧縮する必要のあるサブヘッダーの情報は、宛先アドレス、ソースアドレス、イーサネットタイプ、イーサネット長さ、タグプロトコル識別子(TP-ID)、優先コードポイント(PCP)、廃棄識別子(DEI)、VLAN識別子(ID)のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項112又は113に記載の装置。
  115. 前記フィードバックモードは、フィードバックデータパケットを返信する必要のあるモード、フィードバックデータパケットを返信する必要のないモード、特定の条件においてフィードバックデータパケットを返信する必要のあるモード、のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項112~114のいずれか1項に記載の装置。
  116. 前記圧縮状態は、非圧縮状態、部分圧縮状態及び全圧縮状態のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項112~115のいずれか1項に記載の装置。
  117. 前記第1設定情報は更に、前記ヘッダー圧縮パラメータに対応するヘッダー圧縮対象情報を設定することに用いられることを特徴とする請求項111~116のいずれか1項に記載の装置。
  118. 前記ヘッダー圧縮対象情報は、少なくとも1つのサービス品質(QoS)フロー識別子(ID)、少なくとも1つのベアラ識別子、少なくとも1つの端末装置識別子(ID)、少なくとも1つのプロトコルデータユニット(PDU)セッション識別子のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項117に記載の装置。
  119. 少なくとも1つのQoSフロー、少なくとも1つのベアラ、端末装置、少なくとも1つのPDUセッションのうちの少なくとも1つに基づいて、前記ヘッダー圧縮パラメータを設定することを特徴とする請求項111~118のいずれか1項に記載の装置。
  120. 前記第1設定情報は更に、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーとコンテキスト識別子とのマッピング方式を示すことに用いられることを特徴とする請求項111~119のいずれか1項に記載の装置。
  121. 前記第1設定情報は具体的に、
    1つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
    2つのVLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第2コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
    VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーを第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定することに用いられることを特徴とする請求項120に記載の装置。
  122. 前記第1設定情報は更に、VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダー、VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーのそれぞれとコンテキスト識別子とのマッピング方式を示すことに用いられることを特徴とする請求項111~119のいずれか1項に記載の装置。
  123. 前記第1設定情報は具体的に、
    VLANフィールドを含むイーサネットフレームヘッダーを第1コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングし、
    VLANフィールドを含まないイーサネットフレームヘッダーを第3コンテキスト識別子に対応するサブ対象チャネルにマッピングするように設定することに用いられることを特徴とする請求項122に記載の装置。
  124. 前記圧縮側装置は端末装置であり、前記解凍側装置は端末装置であり、前記装置はアクセスネットワーク装置、コアネットワーク装置又はアプリケーション層装置であることを特徴とする請求項111~123のいずれか1項に記載の装置。
  125. 前記圧縮側装置は端末装置であり、前記解凍側装置はアクセスネットワーク装置であり、前記装置はアクセスネットワーク装置、コアネットワーク装置又はアプリケーション層装置であることを特徴とする請求項111~123のいずれか1項に記載の装置。
  126. 前記圧縮側装置はアクセスネットワーク装置であり、前記解凍側装置は端末装置であり、前記装置はアクセスネットワーク装置、コアネットワーク装置又はアプリケーション層装置であることを特徴とする請求項111~123のいずれか1項に記載の装置。
  127. 無線通信装置であって、プロセッサ及びメモリを備え、該メモリはコンピュータプログラムを記憶することに用いられ、前記プロセッサは前記メモリに記憶されるコンピュータプログラムを呼び出して実行して、請求項1~22のいずれか1項に記載の方法、請求項23~47のいずれか1項に記載の方法、又は請求項48~63のいずれか1項に記載の方法を実行することに用いられることを特徴とする無線通信装置。
  128. チップであって、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行し、前記チップが取り付けられる装置に請求項1~22のいずれか1項に記載の方法、請求項23~47のいずれか1項に記載の方法、又は請求項48~63のいずれか1項に記載の方法を実行させるためのプロセッサを備えることを特徴とするチップ。
  129. コンピュータプログラムを記憶することに用いられ、前記コンピュータプログラムによってコンピュータが請求項1~22のいずれか1項に記載の方法、請求項23~47のいずれか1項に記載の方法、又は請求項48~63のいずれか1項に記載の方法を実行することを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
  130. コンピュータプログラム命令を含み、該コンピュータプログラム命令によってコンピュータが請求項1~22のいずれか1項に記載の方法、請求項23~47のいずれか1項に記載の方法、又は請求項48~63のいずれか1項に記載の方法を実行することを特徴とするコンピュータプログラム製品。
  131. コンピュータに請求項1~22のいずれか1項に記載の方法、請求項23~47のいずれか1項に記載の方法、又は請求項48~63のいずれか1項に記載の方法を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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