JP2022520252A - 電子機器、無線通信方法及びコンピュータ読み取り可能な媒体 - Google Patents

電子機器、無線通信方法及びコンピュータ読み取り可能な媒体 Download PDF

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Abstract

本開示は、電子機器、無線通信方法及びコンピュータ読み取り可能な媒体に関する。無線通信のための電子機器は処理回路を含む。処理回路は、ユーザー機器がエネルギーハーベスティングを行うためのリソースに関する情報を受信するように制御するように配置される。処理回路は、さらに、当該情報に基づいて、1つ又は複数の基地局からの無線信号を受信し当該無線信号を電磁波エネルギーに変換してエネルギーハーベスティングを行うようにユーザー機器を制御するように配置される。【選択図】図1

Description

本願は、2019年2月14日に中国専利局に提出した、出願番号が201910113893.3であって、発明の名称が「電子機器、無線通信方法及びコンピュータ読み取り可能な媒体」である中国特許出願の優先権を主張し、本願で、その全ての内容を援用するものとする。
本開示は、一般的に、無線通信分野に関し、より具体的に、無線通信のための電子機器、無線通信方法及びコンピュータ読み取り可能な媒体に関する。
エネルギーハーベスティング(energy harvesting)は、無線通信システムに適用できる。エネルギーハーベスティング中に、ユーザー機器は、無線伝送を介して、外部ソース例えば基地局からエネルギーを取得し、取得したエネルギーを電気エネルギーに変換する。
以下では、本発明の実施例に関する簡単な概説を説明して、本発明のある局面に関する基本的理解を提供する。この概説が本発明に関する取り尽くし的概説ではないと理解すべきである。それは、本発明の肝心又は重要部分を意図的特定することではなく、本発明の範囲を意図的に限定することでもない。その目的は、簡素化の形式で、ある概念を提供して、後論述するより詳しい技術の前述とするものである。
一実施例によれば、処理回路を含む無線通信のための電子機器を提供する。処理回路は、ユーザー機器がエネルギーハーベスティングを行うためのリソースに関する情報を受信するように制御するように配置される。処理回路は、さらに、当該情報に基づいて、1つ又は複数の基地局からの無線信号を受信し当該無線信号を電磁波エネルギーに変換してエネルギーハーベスティングを行うようにユーザー機器を制御するように配置される。
他の実施例によれば、無線通信方法は、ユーザー機器がエネルギーハーベスティングを行うためのリソースに関する情報を受信するステップを含む。当該方法は当該情報に基づいて、1つ又は複数の基地局からの無線信号を受信し、無線信号を電磁波エネルギーに変換しエネルギーハーベスティングを行うようにユーザー機器を制御するステップをさらに含む。
一実施例によれば、処理回路を含む無線通信のための電子機器を提供する。処理回路は、第1の基地局からユーザー機器又は第2の基地局に、ユーザー機器がエネルギーハーベスティングを行うためのリソースに関する情報を送信するように制御するように配置される。処理回路は、さらに、エネルギーハーベスティングのための無線信号をユーザー機器に送信するように制御するように配置される。
他の実施例によれば、無線通信方法は、第1の基地局からユーザー機器又は第2の基地局に、ユーザー機器がエネルギーハーベスティングを行うためのリソースに関する情報を送信するように制御するステップを含む。当該方法は、エネルギーハーベスティングのための無線信号をユーザー機器に送信するステップをさらに含む。
他の実施例によれば、実行可能な命令を含むコンピュータ読み取り可能な媒体を提供し、実行可能な命令が情報処理装置によって実行される場合に、上記の方法を情報処理装置に実行させる。
本開示の実施例により、ユーザー機器は、基地局からの無線信号からエネルギーハーベスティングを効果的に行うことができるようになる。
本発明は、以下に図面と合わせて記載する説明を参照することによりよく理解できる。なお、全ての図面において、同一又は類似する部品を同一又は類似する符号で示している。前記図面は以下の詳細説明と共に本明細書に含まれ本明細書の一部として構成されており、更に例を挙げることにより本発明の好適な実施例を説明し、本発明の原理とメリットを解釈する。
図1は、本発明の一実施例による無線通信のための電子機器の構成例を示すブロック図である。 図2は、本発明の他の実施例による無線通信のための電子機器の構成例を示すブロック図である。 図3は、本発明の一実施例による無線通信方法の手順例を示すフローチャートである。 図4は、本発明の一実施例による無線通信のための電子機器の構成例を示すブロック図である。 図5は、本発明の他の実施例による無線通信のための電子機器の構成例を示すブロック図である。 図6は、本発明の他の実施例による無線通信のための電子機器の構成例を示すブロック図である。 図7は、本発明の一実施例による無線通信方法の手順例を示すフローチャートである。 図8は、本開示の方法及び装置を実現するためのコンピュータの概略構成例を示すブロック図である。 図9は、本開示内容の技術を適用できるスマートフォンの概略構成例を示すブロック図である。 図10は、本開示内容の技術を適用できるgNBの概略構成例を示すブロック図である。 図11は、エネルギーハーベスティングを説明するための手順例を示すフローチャートである。 図12は、ユーザー機器がエネルギーハーベスティング要求を送信する例示状況を示す概略図である。 図13は、例示フレーム構造を示す概略図である。 図14Aは、エネルギーハーベスティングのための例示フレーム構造を示す概略図である。 図14Bは、エネルギーハーベスティングのための例示フレーム構造を示す概略図である。 図15は、例示フレーム構造を説明するための概略図である。 図16は、サービスセルがハンドシェイク情報を送信する例示状況を説明するための概略図である。 図17は、フレーム構造選択の手順例を説明するためのフローチャートである。 図18は、リソース割り当て例を説明するための概略図である。 図19Aは、エネルギーハーベスティングのためのパイロット構成例を示す概略図である。 図19Bは、エネルギーハーベスティングのためのパイロット構成例を示す概略図である。 図19Cは、エネルギーハーベスティングのためのパイロット構成例を示す概略図である。 図19Dは、エネルギーハーベスティングのためのパイロット構成例を示す概略図である。 図20は、ユーザー機器がパイロットを送信する例示状況を説明するための概略図。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。本発明の図面の1つ又は一実施形態で説明する要素及び特徴は、1つ又は複数の他の図面又は実施形態に示す要素及び特徴と組み合わしてもよい。明確にするために、本発明に関係のない当業者に知られている構成要素及び処理の表現及び説明は、図面及び説明から省略されていることに留意されたい。
以下、図1を参照しながら、本開示の一実施例による無線通信のための電子機器の配置例を説明する。図1に示すように、本実施例による無線通信のための電子機器100は、処理回路110を含む。処理回路110は例えば、特定のチップ、チップセット、又は中央処理装置(CPU)などとして実現され得る。
本実施例による電子機器は、例えば、ユーザー機器(UE)側で実現され得る。
処理回路110は、第1の制御ユニット111及び第2の制御ユニット113を含む。なお、図面において、第1の制御ユニット111及び第2の制御ユニット113を機能ブロックの形で示したが、各ユニットの機能は、処理回路全体によって実現可能であり、必ずしも処理回路内の個別の実際のコンポーネントによって実現するとは限らない。また、図面において1つのブロックで処理回路を示したが、電子機器は複数の処理回路を含んでもよく、また、各ユニットの機能を、複数の処理回路に分散させて、複数の処理回路が連携してこれらの機能を実行することができる。
第1の制御ユニット111は、ユーザー機器がエネルギーハーベスティングを行うためのリソースに関する情報を受信するように制御するように配置される。
第2の制御ユニット113は、受信した情報に基づいて、1つ又は複数の基地局からの無線信号を受信し当該無線信号を電磁波エネルギーに変換してエネルギーハーベスティングを行うようにユーザー機器を制御するように配置される。
一実施例によれば、エネルギーハーベスティングのためのリソースに関する情報は、無線信号のフレーム構造の指示情報を含むことができる。当該指示情報は、例えば、タイムスロットフォーマットを指示するためのビットシーケンスであるタイムスロットフォーマット指示(SFI)を含む。
以下の実施例において、フレーム構造の指示情報を例にとって説明するが、エネルギーハーベスティングのためのリソースに関する情報はフレーム構造の指示情報に限定されず、任意のエネルギーハーベスティングのための時間周波数リソースの情報を含み得、UEが当該情報に応じて、エネルギーハーベスティングを行う時間周波数リソースを確定できればよい。
指示されるフレーム構造にはエネルギーハーベスティングのためのシンボルを含み得、第2の制御ユニット113は、少なくともエネルギーハーベスティングのためのシンボルでエネルギーをハーベスティングするようにユーザー機器を制御するように配置されてもよい。また、指示されるフレーム構造にはデータ伝送のためのダウンリンクシンボルを含み得、第2の制御ユニット113は、データ伝送のためのダウンリンクシンボルでデータを受信するか又はエネルギーをハーベスティングするようにユーザー機器を制御するように配置されてもよい。
つまり、UEは、機能及び/又は動作モードに応じて、データ伝送(DT)ユーザー、エネルギーハーベスティング(EH)ユーザー、及びデータ伝送とエネルギーハーベスティング(DT‐EH)ユーザーに分けられる。DTユーザーはデータ伝送モードで動作するUEであり、考慮される時間内にデータを伝送するだけである。EHユーザーは、エネルギーハーベスティングモードで動作するユーザーであり、考慮される時間内にエネルギーをハーベスティングするだけである。DT‐EHユーザーはデータ伝送とエネルギーハーベスティングモードで動作するUEであり、考慮される時間内にデータを伝送してもよいしエネルギーをハーベスティングしてもよい。
対応して、無線信号のフレーム構造にはデータ伝送のためのシンボル(以下、DTシンボルと呼ばれてもよい)、及びエネルギーハーベスティングのためのシンボル(以下、EHシンボルと呼ばれてもよい)が存在してもよい。エネルギーハーベスティングの場合、EHユーザーはEHシンボルを利用してもよいし、全てのダウンリンクシンボルを多重化してエネルギーをハーベスティングしてもよく、DT‐EHユーザーは割り当てられたダウンリンクシンボルでデータを伝送してもよいし、全てのダウンリンクシンボルでエネルギーをハーベスティングしてもよい。
また、フレーム構造は、例えば、基地局が複数のフレーム構造から選択したものであってもよく、その中の各フレーム構造は所定のルールに基づいて定義したものであってもよい。一般的に、定義したフレーム構造は、エネルギーハーベスティングがデータ伝送のリソースを占有せず、データ伝送に影響せず、アップ・ダウンリンクの切り替えに干渉しないようにする必要がある。
より具体的に、所定のルールは、例えば、エネルギーハーベスティングのためのシンボルがデータ伝送のリソースを占有しないことを含んでもよく、これにより、エネルギーハーベスティングがデータ伝送に影響することを回避する。
所定のルールは、エネルギーハーベスティングのためのシンボルの直前にあるダウンリンクシンボルがダウンリンクデータ伝送に使用されないことをさらに含んでもよい。当該ルールは、例えば、DT‐EHユーザーが考慮される時間内にデータを伝送するだけでなく、エネルギーをハーベスティングする必要があり、隣接する二つのシンボル間でEHモードとDTモードの間の切り替えを行うに間に合わない可能性があることを考慮した。但し、EHシンボルの直前にあるダウンリンクシンボルは、伝送データのためにDTユーザーに割り当てることができる。
所定のルールは、アップリンクシンボルの直前にあるシンボル又はその部分がエネルギーハーベスティングに使用されないことをさらに含み、アップ・ダウンリンクの切り替えへの影響を回避する。
次に、図13~図15を参照して、エネルギーハーベスティングに使用できるフレーム構造の例を説明し、それぞれ5G NR(New Radio)及びLTE‐A(LTE‐Advanced)のフレーム構造を基に定義されるフレーム構造を含み、データ伝送シンボル/サブフレーム及びエネルギー伝送シンボル/サブフレームを含む。
図13及び図14A、図14Bは、例示的なNRフレーム構造、及びエネルギーハーベスティングに利用可能な対応するフレーム構造の例を示す。
図13に、タイムスロットフォーマット50、タイムスロットフォーマット46、タイムスロットフォーマット28及びタイムスロットフォーマット0(図で「データ」により指示する)と、エネルギーハーベスティングに対して定義した対応するフレーム構造(図で「EH」により指示する)を示している。データ伝送のためのフレーム構造において、「X」で指示する可変シンボルはアップリンク伝送シンボルとして使用されてもよいしダウンリンク伝送シンボルとして使用されてもよい。EHフレーム構造において、可変シンボルは伝送エネルギーに使用されてもよい。
図13に示す例において、「アップリンクシンボルの直前にあるシンボル又はその部分がエネルギーハーベスティングに使用されない」ルールによれば、タイムスロットフォーマット50に対応するEHフレーム構造において、2つの連続するフレキシブルシンボルのうちの前の1つはエネルギーハーベスティングに使用される。タイムスロットフォーマット46、28、0に対応するEHフレーム構造において、連続するフレキシブルシンボルが1つしかないので、当該フレキシブルシンボルをエネルギーハーベスティングシンボルとして使用でき、且つ、エネルギーハーベスティングシンボルの最後の部分は、エネルギーハーベスティングに使用しないように設置できる。また、タイムスロットフォーマット50に対応するEHフレーム構造において、2つの連続するフレキシブルシンボルをともにエネルギーハーベスティングに使用でき、この場合に、2つの連続するフレキシブルシンボルのうちの後の1つの最後の部分は、エネルギーハーベスティングに使用しないように設置できる。
上記のルールに応じて、1つのタイムスロットに1つの可変シンボルしか含まれないと、このシンボルはEHシンボルとして使用できる。当該EHシンボルの後がアップリンクシンボルであると、当該EHシンボルの最後の部分は、エネルギーハーベスティングに使用しないように設置できる。
また、1つのタイムスロットに連続する可変シンボルがあると、優先的に前の幾つかの可変シンボルを選択してEHシンボルとして使用し、残りの可変シンボルは、アップリンク又はダウンリンクシンボルとして使用でき、図14A及び図14Bに示すようである。定義されるタイムスロットフォーマットにおいて、異なる数のEHシンボルを有するタイムスロットフォーマットは異なるタイムスロットフォーマットと見なすことができる。
図15は、LTE‐Aのフレーム構造、及び対応するEHフレーム構造の例を示す。図15において、特殊サブフレームにおける一部のシンボルはEHユーザーにエネルギーを伝送するために多重化される。セルラーネットワークにおいて特殊サブフレームを設計することは、同期精度要求の要件を満たすためであり、特殊サブフレームは、ダウンリンクパイロットタイムスロット(DwPTS)、ガード期間(GP)及びアップリンクパイロットタイムスロット(UpPTS)から構成される。EHネットワークには同期精度に対する高い要件がないと仮定し、DwPTS及びGPは多重化され、EHユーザーにエネルギーを伝送することができる。
なお、上記の例は、例示的であり限定的なものではない。
一実施例によれば、フレーム構造は、基地局が予め定義された複数のフレーム構造から選択でき、これらの構成は、当該基地局と協調しながらユーザー機器にエネルギーを伝送しようとする1つ又は複数の他の基地局で採用されるフレーム構造を含むことができる。
また、協調しながらユーザー機器にエネルギーを伝送する複数の基地局は、ユーザー機器の位置に応じて確定できる。
従来のデータ伝送ネットワークにおいて、ユーザーアクセスポリシーはセルのユーザー負荷を考慮し、負荷が高いセルに対して信号対干渉ノイズ比(SINR)オフセットを追加する。このようなアクセスポリシーに基づいて、所在するセルの負荷が高い場合に、ユーザーは距離が遠いが負荷が低いセルにアクセスする可能性がある。このようなアクセスポリシーを採用すると、EHユーザーは距離が遠いgNBにアクセスしてしまい、EHユーザーがエネルギーをハーベスティングする効率は低くなる可能性がある。ユーザー機器の位置により、ユーザー機器にエネルギーを伝送する協調基地局を確定することで、エネルギー伝送の効率を向上させる。
次に、まず、協調基地局を確定する例を説明し、次に、協調基地局のフレームフォーマットからフレームフォーマットを選択する例を説明する。
以下の説明において、プライマリサービスセルとは、ユーザーアクセスのセルを指し、プライマリサービスgNBとは、プライマリサービスセル内にある基地局を指し、セカンダリセル/gNBとは、プライマリサービスセル/gNBと協調集合を構成する隣接セル/基地局を指す。
DTプライマリサービスgNBがEHユーザーに最も近い基地局であると、プライマリサービス基地局を切り替える必要がなく、さもなければ、プライマリサービス基地局の切り替えプロセスを実行することができる。DTプライマリサービスgNBがEHユーザーに最も近い基地局ではない場合に、DTプライマリサービスgNBは、UEによるEHプライマリサービスgNBの認識を支援することができる。また、EHプライマリサービスgNBは、例えば、ユーザーによって報告された隣接セルIDに応じてセカンダリgNBを認識することができる。セカンダリgNBはプライマリサービスgNBと協調集合を構成する。
より具体的に、エネルギーハーベスティングプロセスを起動した後に、必要に応じて、プライマリサービスgNBの切り替えプロセス、即ち、DTプライマリサービスgNBからEHプライマリサービスgNBへの切り替えを行うことができる。
例えば、以下のように、DTプライマリサービスgNBが、EHユーザーによるEHプライマリサービスgNBの認識を支援することができる。
DTプライマリサービスgNBは、直接に隣接gNBと協調し、EHユーザーに最も近いgNBをEHプライマリサービスgNBとして確認し、ユーザーに通知してもよい。又は、DTプライマリサービスgNBは、EHプライマリサービスセルIDをEHユーザーに送信した後、EHユーザーはEHプライマリサービスgNBにアクセス要求を送信し、確認後、EHプライマリサービスgNBにアクセスしてもよい。
次に、EHプライマリサービスgNBは、ユーザーによって報告された隣接セルIDに応じてセカンダリEH gNBを認識でき、これらのセカンダリgNBはEHプライマリサービスgNBとともに協調集合を構成し、一緒にEHユーザーにエネルギーを伝送する。
以下、協調基地局のフレームフォーマットからフレームフォーマットを選択する例を説明する。
協調集合を確定した場合に、セカンダリgNBが現在採用しているフレーム構造に応じて、EHプライマリサービスgNBは、協調集合に対して1つの適切なフレーム構造を新たに選択し、選択したフレーム構造でネットワークを配置することができる。
より具体的に、協調集合における各セカンダリgNBは、例えば、現在採用しているSFIをEHプライマリサービスgNBに報告することができる。EHユーザーにエネルギーを伝送するために、EHプライマリサービスgNBは協調集合に対して1つの適切なフレーム構造を新たに選択する。現在採用しているフレーム構造によれば、新しいフレーム構造の選択は、セカンダリgNBのフレーム構造をできるだけ少なく変更するべきである。そして、EHプライマリサービスgNBは、例えば、ハンドシェイク情報により、選択されたフレーム構造に対応するSFIをEHユーザー及びセカンダリgNBに通知してもよく、図16中の(2)に示すようである。その後、各gNBはそれぞれそのフレーム構造を、指示されたフレーム構造に切り替える。
次に、図17に基づいてフレーム構造を選択する例を説明する。
協調集合にN個のgNBがあり、各gNB が現在採用しているフレーム構造がSFIであると仮定する。選択されたフレーム構造における各シンボルiは、SFI~SFIの対応ビットから確定される。N はSFI~SFIの第iビットが「D」である数を示し、同様に、N 及びN はそれぞれ対応ビットが「U」及び「X」である数を示す。シンボルiは、N 、N 及びN のうちの最大値から決定され、N が最大であると、シンボルiは「D」であり、N が最大であると、シンボルiは「U」であり、N が最大であると、シンボルiは「X」である。各シンボルが確定されると、当該シンボルは前に確定された全てのシンボルと1つの組み合わせを構成し、当該組み合わせと設計されたフレーム構造とを照合し、それにマッチングするフレーム構造が存在しないと、当該シンボルを新たに選択する。当該準則に従って全てのシンボルを選択すると、フレーム構造が確定される。
選択されたフレーム構造にEHシンボルが含まれないと、EHプライマリサービスgNBはユーザーに最も遠いgNBを協調集合から削除し、フレーム構造を新たに選択し、選択されたフレーム構造に少なくとも1つのEHシンボルを含むまでとなる。
EHプライマリサービスgNBは、フレーム構造の選択を完了した後に、協調集合における各gNBは、新たに選択されたフレーム構造に切り替えて、それぞれのカバーレッジ内のユーザーにネットワークリソースを割り当てることができる。
より具体的に、協調集合における各gNBについて、アップリンクシンボルはDTユーザーに割り当てられ、ダウンリンクシンボルはDTユーザー及びDT‐EHユーザーに割り当てられ、EHシンボルはEHユーザー及びDT‐EHユーザーに割り当てられ、可変シンボルはDTユーザー及びDT‐EHユーザーに割り当てられてもよい。特に、EHシンボルの前にあり且つEHシンボルの直前にあるダウンリンクシンボルはDT‐EHユーザーに割り当てられず、DTモードからEHモードへの切り替えるに十分な時間がないことを回避する。
また、リソースを十分に利用するために、割り当てられたEHシンボルに加えて、各EHユーザーは、全てのダウンリンクシンボルを多重化してエネルギーをハーベスティングすることもできる。
DT‐EHユーザーについて、割り当てられたダウンリンクシンボルでデータを伝送でき、また、全てのダウンリンクシンボルでエネルギーをハーベスティングでき、これらのダウンリンクシンボルが割り当てられたかどうかに関係しない。具体的に、DT‐EHユーザーは、考慮される時間内にデータを伝送するだけでなく、エネルギーをハーベスティングする必要があるので、基地局はこれらのDT‐EHユーザーにダウンリンクシンボル及びEHシンボルを割り当てることができる。割り当てられたEHシンボルで、基地局は専らこれのユーザーにエネルギーを伝送し、ビームがユーザーを目指し、エネルギーハーベスティングの効率が高くなる。割り当てられていないダウンリンクシンボルで、基地局は、別のユーザーを目指し無線周波数信号を送信する可能性があり、この場合、信号はDT‐EHユーザーを目指して送信しなくても、DT‐EHユーザーはこれらの無線周波数信号を受信し、信号のエネルギーをハーベスティングする可能性がある。
以下、図18に示す1つのリソース割り当て例を参照して、EHユーザー及びDT‐EHユーザーがダウンリンクシンボルを多重化してエネルギーをハーベスティングする例を説明する。
図18において、ダウンリンクシンボルは、1~7の7つのグループに分けられ、各グループのダウンリンクシンボルは、1グループのユーザーに割り当てられる。例えば、DT‐EHユーザーグループ1はシンボルグループ2でデータを伝送し、同時に、DT‐EHユーザーグループ2、3、4はシンボルグループ2でエネルギーをハーベスティングする。同様に、DT‐EHユーザーグループ1はシンボルグループ3、4及び6でエネルギーをハーベスティングしてもよい。また、図18に示していないが、EHユーザーは、割り当てられたEHシンボルでエネルギーをハーベスティングできるだけでなく、全てのダウンリンクシンボルでエネルギーをハーベスティングすることができる。
なお、以上の例で言及されたDTユーザー、DT‐EHユーザー及びEHユーザーは、それぞれ、DTモードで動作するUE、DT‐EHモードで動作するUE及びEHモードで動作するUEを示してもよい。つまり、同一のUEは異なる時点でDTユーザー、DT‐EHユーザー又はEHユーザーとして動作することができる。
以上のように、UEは、特定の条件でエネルギーハーベスティングモードに切り替えることができる。次に、エネルギーハーベスティングのトリガーに関する実施例を説明する。
図2に示すように、一実施例による無線通信のための電子機器200は、処理回路210を含む。処理回路210は第1の制御ユニット211、第2の制御ユニット213及び第3の制御ユニット215を含む。第1の制御ユニット211及び第2の制御ユニット213の配置は、以上図1を参照して説明した第1の制御ユニット111及び第2の制御ユニット113と類似する。
第3の制御ユニット215は、エネルギーハーベスティングのためのトリガーの操作を行うように配置される。
エネルギーハーベスティングのトリガーは、UEによって自動的に行われてもよい。例えば、当該操作は、ユーザー機器のバッテリー残量が所定の閾値よりも低いことを検出した場合に、第1の基地局に対してエネルギーハーベスティングモードへの切り替えを要求することを含むことができる。
一方、エネルギーハーベスティングのトリガーは、基地局によって行われてもよい。例えば、当該操作は、第1の基地局の、ユーザー機器をエネルギーハーベスティングモードに切り替える命令を受信することを含むことができる。当該命令は、基地局がUEによって報告された状態情報に応じて確定してもよい。対応して、UE側のエネルギーハーベスティングのためのトリガー操作は、ユーザー機器のエネルギー状態、エネルギーハーベスティングの優先度、隣接セルの識別子及びユーザー機器のタイプとバッテリーのタイプなどを基地局に報告することをさらに含むことができる。
具体的に、ユーザー機器は、例えば、自分のバッテリー残量をリアルタイムで検出することができる。DTプライマリサービスgNBとの通信中に、ユーザーは、それに装置端末のエネルギー状態、EHユーザーの優先度、隣接セルID、装置タイプ及バッテリーのタイプなどを含む基本情報を報告することができる。
ユーザーによって報告された情報に基づいて、DTプライマリサービスgNB又はユーザー機器は、タイムリーに低電力ユーザーに対してエネルギーを伝送するように、エネルギーハーベスティングプロセスをトリガーしてもよい。
ユーザー機器によってトリガーされるエネルギーハーベスティングプロセスの形態について、図12に示すように、ユーザー機器は自分のバッテリー残量が特定の閾値よりも低いことを検出した場合、自発的にプライマリサービスgNBにEH要求を報告し、EHモードへの切り替えを要求し、また、周期的に電力を報告して情報を更新してもよい。
gNBによってトリガーされるエネルギーハーベスティングプロセスの形態について、ユーザーによって報告された情報に基づいて、gNBは、ユーザーが低電力状態にあることを発見すると、自発的にEHプロセスを実行し、これらのユーザーにリソースを割り当ててエネルギーを伝送する。
また、以上のように、UEがDTプライマリサービスgNBからEHプライマリサービスgNBに切り替える場合に、データ伝送モードでのプライマリサービス基地局からエネルギーハーベスティングモードでのプライマリサービス基地局の識別子を受信し、エネルギーハーベスティングモードでのプライマリサービス基地局へのアクセスを要求することができる。
本発明の一態様によれば、エネルギーをハーベスティングする必要があるユーザーに対して、エネルギーハーベスティング専用パイロット(以下、EH‐RSと呼ばれもよい)を設計することができる。次に、同様に図2を参照して本態様の実施例を説明する。
図2に示すように、一実施例による無線通信のための電子機器200は、処理回路210を含む。処理回路210は第1の制御ユニット211、第2の制御ユニット213及び第3の制御ユニット215を含む。第1の制御ユニット211及び第2の制御ユニット213の配置は、以上で図1を参照して説明した第1の制御ユニット111及び第2の制御ユニット113と類似する。
第3の制御ユニット215は、エネルギーハーベスティングのためのパイロットを送信するように制御するように配置される。
好ましくは、当該パイロットは、時間領域と周波数領域の両方で間隔を置いたリソースを占有し、且つ復調参照信号(DMRS、関連する復調に使用される)及びサウンディング参照信号の(SRS、アップリンクチャネルの品質のサウンディングに使用される)時間周波数リソースを占有しない。
つまり、EHネットワークに対して、エネルギーハーベスティング設置専用パイロット信号EH‐RSを設計することができる。
また、既存のデータ伝送ネットワークと異なり、直交パイロットシーケンスはエネルギーハーベスティングネットワークにおいて不要である。従って、EHユーザーは同じEH‐RSを共有できる。
図19A~図19Dは、EH‐RSの構成例を示す。
図19Aに示す例において、番号10のサブキャリア上の三番目のシンボル及び番号3のサブキャリア上の10番目のシンボルを選択してEH‐RSに使用する。図19Bに示す例において、番号4のサブキャリア上の5番目のシンボル及び番号9のサブキャリア上の12番目のシンボルを選択してEH‐RSに使用する。図19Cに示す例において、番号9のサブキャリア上の6番目のシンボル及び番号3のサブキャリア上の13番目のシンボルを選択してEH‐RSに使用する。図19Dに示す例において、番号3のサブキャリア上の3番目のシンボル及び番号9のサブキャリア上の10番目のシンボルを選択してEH‐RSに使用する。EH‐RSを設計するための2つのシンボルは時間領域及び周波数領域で分散するので、EH‐RSにより正確なチャネル推定を取得することができる。
しかし、本実施例によるEH‐RS配置は上記の例に限定されず、時間領域及び周波数領域の両方で間隔を置き且つDMRS及びSRSを占有しない時間周波数リソースの任意のリソース組み合わせを採用することができる。
また、協調基地局からエネルギーハーベスティングを行う場合について、EHユーザーはEH‐RSをプライマリサービスgNB及びセカンダリgNBに送信することができる。各gNBはEH‐RSに基づいてアップリンクチャネルを推定し、アップリンクチャネルパラメータをダウンリンクチャネルパラメータの推定とする。
図20の例示状況に示すように、EHユーザー(UE1及びUE4)は、EH‐RS(3)をEHプライマリサービスgNB及び各セカンダリgNBに送信する。同時に、DTユーザー(UE2、UE3、UE5、UE6及びUE7)は、データパイロット(4)を、それぞれのDTプライマリサービスgNBに送信する。
アップリンクパイロット信号に基づいて、gNBはアップリンクチャネルリンクパラメータを得ることができる。時分割複信システムでは、アップリンクとダウンリンクは同じ周波数リソースの異なるタイムスロットで伝送を行い、チャネルのコヒーレント時間内に、アップリンクとダウンリンクの伝送信号が経るチャネルフェージングは基本的に同様であるので、gNBはアップリンクチャネルパラメータをダウンリンクチャネルパラメータの推定とすることができる。
また、本発明の一態様によれば、UEは、複数の基地局によって共同送信されるビームからエネルギーをハーベスティングすることができる。次に、同様に、図1を参照して本態様の実施例を説明する。
図1に示すように、一実施例による無線通信のための電子機器100は、処理回路110を含む。処理回路110は第1の制御ユニット111及び第2の制御ユニット113を含む。
第1の制御ユニット111は、以上で説明した配置と同様である。第2の制御ユニット113は、複数の基地局によって共同送信されるビームからエネルギーをハーベスティングするように制御するように配置される。
データ伝送について、各基地局は、独立してデータビームを設計し、隣接セルのユーザーへの干渉を回避する。高いビームフォーミングゲインを取得するために、データ伝送はブレンドビームフォーミング方式を採用して、アナログ及びデジタルビームフォーミングゲインを十分に利用することができる。ビームフォーミングの場合、各基地局はカバーレッジ内のユーザーに対して独立してデータ伝送ビームフォーミングを行うことで、他のユーザーへの干渉を回避する。しかしながら、エネルギーハーベスティングで、全ての信号がエネルギーのハーベスティングするに使用できるため、干渉の問題がない。従って、データビームフォーミング形態はEHネットワークにおいて非効率的である。
複数の基地局によって共同送信されるビームからエネルギーをハーベスティングすることで、エネルギーハーベスティングの効率を向上させることができる。
具体的に、取得したダウンリンクチャネルに基づいて、gNBはデータ及びエネルギー伝送のためのビームフォーミングを実現する。DTユーザーについて、gNBは既存のネットワークと同じデータビームフォーミング方式を採用することができる。EHユーザーについて、協調集合における全てのgNBはエネルギービームフォーミングを共同で行うができる。
それぞれM個のアンテナを配置したL個のgNBが共同で、複数の単一アンテナDTユーザーにデータを伝送し、複数の単一アンテナEHユーザーにエネルギーを伝送すると仮定する。セルl内のEHユーザーの数はKとして示し、取得したチャネルパラメータはhj,(l,k)として記し、セルl内にあるEHユーザーkからセルjへのアップリンクチャネルを示し、gNBのエネルギープリコーディング行列は、
Figure 2022520252000002
は、このセル内のEHユーザーのチャネルパラメータのみならず、隣接セル内のEHユーザーのチャネルパラメータにも関係する。
さらに、L個のgNBの共通するエネルギープリコーディング行列は、
Figure 2022520252000003
EHユーザーは、信号におけるエネルギーをハーベスティングするだけであり、受信信号を復調しないので、異なるEHユーザーに対して、同じ送信シンボルS を使用できる。gNBjからEHユーザーに送信する信号は、
=wとなる。
EHユーザーは、複数のgNBからの信号を受信した後に、エネルギー変換モジュールにより信号を電気エネルギーに変換しバッテリーに蓄積する。各gNBがユーザーに送信する信号はユーザーで重畳し、エネルギーが重畳するため、エネルギーハーベスティングの効率を向上させる。
次に、図11を参照してエネルギーハーベスティングの例示手順を説明する。当該手順は上記の実施例における複数の態様に関し、まず、ユーザーは基本情報を報告し、ユーザー機器又はDTプライマリサービスgNBがエネルギーハーベスティングプロセスをトリガーし、DTプライマリサービスgNBの支援で、EHプライマリサービスgNB及びセカンダリgNBを確定し協調集合を形成する。プライマリサービスgNBはセカンダリgNBが採用するフレーム構造に応じて一定の準則に従って、新たに定義されたブレンドフレーム構造から1つの適切なフレーム構造を選択し、対応するSFIをユーザー及びセカンダリgNBに配信し、選択されたSFIに応じて、協調集合における各gNBはそのカバーレッジ内のユーザーにネットワークリソースを割り当て、EHネットワークに対してエネルギーハーベスティング専用パイロットEH‐RSを設計し、全てのEHユーザーはEH‐RSを多重化し基地局に送信し、基地局はEH‐RSに応じてチャネルを推定し、ユーザーにエネルギーを共同伝送する。
具体的に、図11に示すように、まず、全てのユーザー機器は、例えば自分のバッテリー残量を検出し、DTモードでDTプライマリサービスgNBに、端末のエネルギー状態、EHユーザーの優先度、隣接セルID、装置タイプ及バッテリーのタイプなどを含む基本情報を報告する。これらの情報に応じて、ユーザー機器又はDTプライマリサービスgNBはEHプロセスをトリガーする。
DTプライマリサービスgNBが、EHユーザーに最も近い基地局であると、プライマリサービス基地局を切り替える必要はなく、さもなければ、プライマリサービス基地局の切り替えプロセスを実行する。DTプライマリサービスgNBは、ユーザーによるEHプライマリサービスgNBの認識を支援することができる。EHプライマリサービスgNBは、ユーザーによって報告された隣接セルIDに基づいてセカンダリgNBを認識することができる。セカンダリgNBはプライマリサービスgNBとともに協調集合を構成できる。
次に、EHネットワークに対してブレンドフレーム構造を定義する。ブレンドフレーム構造の設計で従う準則は、データ伝送のリソースを占有できない、データ伝送に影響できない、アップ・ダウンリンクの切り替えに干渉できないことを含むことができる。
次に、セカンダリgNBが現在採用しているフレーム構造に応じて、EHプライマリサービスgNBは、協調集合に対して1つの適切なフレーム構造を新たに選択し、選択したフレーム構造でネットワークを配置する。
次に、協調集合における各gNBは、新たに選択されたフレーム構造に切り替えて、それぞれのカバーレッジ内のユーザーにネットワークリソースを割り当てる。
また、EHネットワークに対してエネルギーハーベスティング専用パイロット信号EH‐RSを設計することができ、全てのEHユーザーはアップリンクで当該パイロット信号を共有することができる。
設計されたEH‐RSパターンを採用し、EHユーザーはEH‐RSをプライマリサービスgNB及びセカンダリgNBに送信する。各gNBはEH‐RSに基づいてアップリンクチャネルを推定し、アップリンクチャネルパラメータをダウンリンクチャネルパラメータの推定とする。
DTユーザーについて、各gNBは、既存のネットワークと同じデータビームフォーミング方法を採用する。EHユーザーについて、協調集合における全てのgNBがエネルギービームフォーミングを共同実現する。
なお、本発明の実施例は上記の態様の全てを含む必要がない。
以上の本発明の実施例による無線通信のための電子機器の説明で、明らかにいくつかのプロセス又は方法を開示した。以下、完全に説明した詳細を重複せず、本発明の実施例による無線通信方法を説明する。
図3に示すように、一実施例による無線通信方法は、ユーザー機器がエネルギーハーベスティングを行うためのリソースに関する情報を受信するステップS310を含む。当該方法は、情報に基づいて、1つ又は複数の基地局からの無線信号を受信し前記無線信号を電磁波エネルギーに変換してエネルギーハーベスティングを行うようにユーザー機器を制御するステップS320をさらに含む。
以上でユーザー機器側に対応する装置及び方法の実施例を説明した。また、本発明は基地局側で実現される実施例をさらに含む。次に、以上で説明した実施例に対応する詳細を重複せず、基地局側に対応する装置及び方法の実施例を説明する。
図4に示すように、一実施例による無線通信のための電子機器400は、処理回路410を含む。処理回路410は第1の制御ユニット411及び第2の制御ユニット413を含む。
第1の制御ユニット411は、第1の基地局からユーザー機器又は第2の基地局に、ユーザー機器がエネルギーハーベスティングを行うためのリソースに関する情報を送信するように制御するように配置される。
第2の制御ユニット413は、エネルギーハーベスティングのための無線信号ユーザー機器に送信するように制御するように配置される。
一実施例によれば、送信する情報は、無線信号のフレーム構造の指示情報を含む。
図5に示すように、一実施例による無線通信のための電子機器500は、処理回路510を含む。第1の制御ユニット411及び第2の制御ユニット413と類似する第1の制御ユニット511及び第2の制御ユニット513に加えて、処理回路510は選択ユニット515をさらに含む。
選択ユニット515は、複数のフレーム構造からユーザー機器に使用されるフレーム構造を選択するように配置される。
一実施例によれば、予め定義される複数のフレーム構造は、第1の基地局と協調しながらユーザー機器にエネルギーを伝送する1つ又は複数の第2の基地局で採用されるフレーム構造を含んでもよく、第1の制御ユニット511は、さらに、確定されたフレーム構造に関する指示を1つ又は複数の第2の基地局に送信するように制御するように配置されてもよい。
図6に示すように、一実施例による無線通信のための電子機器600は、処理回路610を含む。第1の制御ユニット411及び第2の制御ユニット413と類似する第1の制御ユニット611及び第2の制御ユニット613に加えて、処理回路610は第3の制御ユニット615をさらに含む。
第3の制御ユニット615は、ユーザー機器から、エネルギーハーベスティングモードへの切り替えの要求を受信するように制御するように配置されてもよい。又は、第3の制御ユニット615は、ユーザー機器のエネルギー状態、エネルギーハーベスティングの優先度、隣接セルの識別子、ユーザー機器のタイプ及びバッテリーのタイプのうちの1つ又は複数を受信するように制御するように配置されてもよい。
また、第1の制御ユニット611は、エネルギーハーベスティングモードへの切り替えの命令をユーザー機器に送信するように制御するように配置されてもよい。
また、図6を参照して、他の実施例による無線通信のための電子機器を説明する。
一実施例によれば、第3の制御ユニット615は、ユーザー機器の位置に基づいて、ユーザー機器にエネルギーを伝送する基地局の集合を確定するように制御するように配置されてもよく、第1の制御ユニット611は、確定された集合における基地局の識別子をユーザー機器に送信するように制御するように配置されてもよい。
また、図6を参照して、他の実施例による無線通信のための電子機器を説明する。
一実施例によれば、第3の制御ユニット615は、ユーザー機器からエネルギーハーベスティングのためのパイロットを受信するように制御するように配置される。
また、図4を参照して、他の実施例による無線通信のための電子機器を説明する。
一実施例によれば、第2の制御ユニット413は、第1の基地局と1つ又は複数の他の基地局からユーザー機器にエネルギーハーベスティングためのビームを共同送信するように制御するように配置される。
上記の基地局側に対応する実施例は、例えばユーザー機器に対してエネルギー伝送を行うプライマリ基地局側で実現できる。また、本発明の実施例は、さらに、ユーザー機器に対してエネルギー伝送を行うセカンダリ基地局側で実現できる。
また、図6を参照して、一実施例による無線通信のための電子機器600は、処理回路610を含む。第1の制御ユニット411及び第2の制御ユニット413と類似する第1の制御ユニット611及び第2の制御ユニット613に加えて、処理回路610は第3の制御ユニット615をさらに含む。
第3の制御ユニット615は、第1の基地局が第2の基地局からフレーム構造に関する指示情報を受信するように制御し、指示されたフレーム構造に切り替えるように第1の基地局を制御する、ように配置される。
図7に示すように、一実施例による無線通信方法は、第1の基地局からユーザー機器又は第2の基地局に、ユーザー機器がエネルギーハーベスティングを行うためのリソースに関する情報を送信するように制御するステップS710と、エネルギーハーベスティングのための無線信号をユーザー機器に送信するステップS720とを含む。
また、本発明の実施例は、情報処理装置によって実行される場合に上記の方法を情報処理装置に実行させる実行可能命令が含まれるコンピュータ読み取り可能な媒体をさらに含む。
一例として、上記方法の各ステップ及び上記装置の各構成モジュール及び/又はユニットは、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア又はそれらの組み合わせとして実施され得る。ソフトウェア又はファームウェアによって実現する場合に、上記方法を実施するためのソフトウェアを構成するプログラムを、記憶媒体又はネットワークから専用のハードウェア構成を有するコンピュータ(例えば、図8に示す汎用コンピュータ1400)にインストールしてもよく、当該コンピュータは、各種のプログラムがインストールされる場合に、各種の機能などを実行することができる。
図8では、中央処理装置(即ち、CPU)1401は、読み取り専用メモリ(ROM)1402に記憶されたプログラム又は記憶部分1408からランダムアクセスメモリ(RAM)1403にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM1403には、必要に応じて、CPUが各種の処理などを実行する際に必要なデータも記憶される。CPU1401、ROM1402、及びRAM1403はバス1404を介して互いに接続される。入力/出力インターフェース1405もバス1404に接続される。
入力部分1406(キーボード、マウスなどを含む)、出力部分1407(例えば陰極線管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)などのディスプレイとスピーカなどを含む)、記憶部分1408(ハードウェアなどを含む)、通信部分1409(例えばLANカードやモデムなどのネットワークインターフェースカードを含む)が入力/出力インターフェース1405に接続される。通信部分1409は例えばインターネットなどのネットワークを介して通信処理を実行する。必要に応じて、ドライバー1410は入力/出力インターフェース 1405に接続されてもよい。例えば磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブルメディア1411は、その中から読み出したコンピュータプログラムが必要に応じて記憶部1408にインストールされるように、必要に応じてドライバー1410に装着される。
ソフトウェアによって上記した一連の処理を実現する場合に、例えばインターネットなどのネットワーク又は例えばリムーバブルメディア1411などの記憶媒体から、ソフトウェアを構成するプログラムをインストールする。
このような記憶媒体は、図8に示すような、プログラムが記憶され、装置とは別途配布してユーザーにプログラムを提供するリムーバブルメディア1411に限定されない。リムーバブルメディア1411の例は、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスクを含む)、光ディスク(光ディスク読み取り専用メモリ(CD‐ROM)とデジタル多用途ディスク(DVD)を含む)、光磁気ディスク(ミニディスク(MD)(登録商標)を含む)、及び半導体メモリを含む。或いは、記憶媒体はROM1402、記憶部分1408に含まれるハードウェアなどであってもよく、プログラムが記憶されてそれらが含まれる装置と一緒にユーザーに配布される。
本発明の実施例はさらに、機械読み取り可能な命令コードが記憶されたプログラム製品に関する。前記命令コードが機械によって読み取られて実行される場合、本発明の実施例による上記の方法を実行することができる。
また、機械読み取り可能な命令コードが記憶された上記のプログラム製品を記憶するための記憶媒体も本発明の開示に含まれる。前記記憶媒体は、フロッピーディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリカード、メモリスティックなどを含むが、これらに限定されない。
本出願の実施例はさらに、次のような電子機器に関する。電子機器を基地局側で使用する場合に、電子機器は、例えばマクロeNBや小eNBなどの任意のタイプのgNB、進化ノードB(eNB)として実現され得る。小eNBは、例えばピコeNB、マイクロeNB、及び家庭(フェムト)eNBなどの、マクロセルよりも小さいセルをカバーできるeNBであってもよい。その代わりに、電子機器は、例えばNodeBと基地局トランシーバ(BTS)のような任意の別のタイプの基地局として実現され得る。電子機器は、無線通信を制御するように配置される主体(基地局装置とも呼ばれる)と、主体と異なるところに設けられる1つ又は複数のリモート無線ヘッド(RRH)とを含むことができる。また、後述する様々なタイプの端末はいずれも、基地局機能を一時的又は半永久的に実行することによって、基地局として機能することができる。
電子機器は、ユーザー機器側で使用される場合に、携帯端末(例えばスマートフォン、タブレットパーソナルコンピュータ(PC)、ノートPC、携帯ゲーム端末、ポータブル/ドングルモバイルルーター、及びデジタル撮影装置など)又は車載端末(カーナビゲーション装置など)として実現され得る。また、電子機器は、上記端末のそれぞれに搭載された無線通信モジュール(例えば単一又は複数のチップが含まれる集積回路モジュール)であってもよい。
[端末装置についての適用例]
図9は、本開示内容の技術を適用できるスマートフォン2500の概略構成例を示すブロック図である。スマートフォン2500は、プロセッサ2501、メモリ2502、記憶装置2503、外部接続インターフェース2504、撮影装置2506、センサー2507、マイク2508、入力装置2509、表示装置2510、スピーカ2511、無線通信インターフェース2512、1つ又は複数のアンテナスイッチ2515、1つ又は複数のアンテナ2516、バス2517、バッテリー2518及び補助コントローラ2519を含む。
プロセッサ2501は、例えばCPU又はシステムオンチップ(SoC)であってもよく、スマートフォン2500のアプリケーション層と他の層の機能を制御することができる。メモリ2502はRAMとROMを含み、データとプロセッサ2501によって実行されるプログラムが記憶される。記憶装置2503は例えば半導体メモリとハードディスクのような記憶媒体を含むことができる。外部接続インターフェース2504は、外部装置(例えばメモリカードとユニバーサルシリアルバス(USB)装置)をスマートフォン2500に接続するためのインターフェースである。
撮影装置2506は、イメージセンサー(例えば電荷結合デバイス(CCD)と相補型金属酸化物半導体(CMOS))を含み、撮影した画像を生成する。センサー2507は例えば測定センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサー及び加速度センサーのような1組みのセンサーを含んでもよい。マイク2508は、スマートフォン2500に入力された音をオーディオ信号に変換する。入力装置2509は、例えば表示装置2510のスクリーンでのタッチを検出するように配置されるタッチセンサー、キーパッド、キーボード、ボタンやスイッチを含み、ユーザーから入力された操作又は情報を受信する。表示装置2510は、スクリーン(例えば液晶ディスプレイ(LCD)と有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイ)を含み、スマートフォン2500の出力画像を表示する。スピーカ2511はスマートフォン2500から出力したオーディオ信号を音に変換する。
無線通信インターフェース2512は、任意のセルラー通信方式(例えば、LTEとLTE‐Advanced)をサポートし、無線通信を実行する。無線通信インターフェース2512は通常、例えばベースバンドプロセッサ(BB)プロセッサ2513と無線周波数(RF)回路2514を含むことができる。BBプロセッサ2513は例えば、符号化/復号化、変調/復調、多重化/多重化解除を実行すると共に、無線通信のための様々なタイプの信号処理を実行することができる。同時に、RF回路2514は例えばミキサ、フィルター、増幅器を含み、アンテナ2516を介して無線信号を送受信することができる。無線通信インターフェース2512は、その上にBBプロセッサ2513とRF回路2514が集積される1つのチップモジュールであってもよい。図9に示すように、無線通信インターフェース2512は複数のBBプロセッサ2513と複数のRF回路2514を含んでもよい。図9に、無線通信インターフェース2512が複数のBBプロセッサ2513と複数のRF回路2514が含む例を示したが、無線通信インターフェース2512は単一のBBプロセッサ2513又は単一のRF回路2514を含んでもよい。
なお、セルラー通信方式の以外、無線通信インターフェース2512は、例えば短距離無線通信方式、近接通信方式や無線ローカルネットワーク(LAN)方式などの別のタイプの無線通信方式をサポートすることができる。この場合、無線通信インターフェース2512は、各無線通信方式に対するBBプロセッサ2513とRF回路2514を含んでもよい。
アンテナスイッチ2515のそれぞれは、無線通信インターフェース2512に含まれる複数の回路(例えば異なる無線通信方式に使用される回路)間でアンテナ2516の接続先を切り替える。
アンテナ2516のそれぞれは、単一又は複数のアンテナ素子(例えばMIMOアンテナに含まれる複数のアンテナ素子)を含み、無線通信インターフェース2512の無線信号の送受信に使用される。図9に示すように、スマートフォン2500は複数のアンテナ2516を含んでもよい。図9に、スマートフォン2500が複数のアンテナ2516を含む例を示したが、スマートフォン2500は単一のアンテナ2516を含んでもよい。
なお、スマートフォン2500は、各無線通信方式に対するアンテナ2516を含んでもよい。この場合に、アンテナスイッチ2515はスマートフォン2500の配置から省略されてもよい。
バス2517は、プロセッサ2501、メモリ2502、記憶装置2503、外部接続インターフェース2504、撮影装置2506、センサー2507、マイク2508、入力装置2509、表示装置2510、スピーカ2511、無線通信インターフェース2512及び補助コントローラ2519を互いに接続する。バッテリー2518は、給電線を介して図9に示すスマートフォン2500の各ブロックに電力を供給し、給電線は、図において部分的に点線として示される。補助コントローラ2519は例えばスリープモードでスマートフォン2500の最低限必要な機能を動作させる。
図9に示すスマートフォン2500では、本発明の実施例によるユーザー機器側の無線通信装置の送受信装置は、無線通信インターフェース2512によって実現され得る。本発明の実施例によるユーザー機器側の電子機器又は無線通信装置の処理回路及び/又は各ユニットの機能の少なくとも一部はプロセッサ2501又は補助コントローラ2519によって実現され得る。例えば、補助コントローラ2519がプロセッサ2501の機能の一部を実行することによって、バッテリー2518の電力消耗を低減する。なお、プロセッサ2501又は補助コントローラ2519は、メモリ2502又は記憶装置2503に記憶されたプログラムを実行することによって、本発明の実施例によるユーザー機器側の電子機器又は無線通信装置の処理回路及び/又は各ユニットの機能の少なくとも一部を実行することができる。
[基地局についての適用例]
図10は、本開示内容の技術を適用できるgNBの概略構成例を示すブロック図である。gNB2300は、1つ又は複数のアンテナ2310及び基地局装置2320を含む。基地局装置2320と各アンテナ2310は無線周波数(RF)ケーブルを介して接続されてもよい。
アンテナ2310のそれぞれは、単一又は複数のアンテナ素子(例えば多入力多出力(MIMO)アンテナに含まれる複数のアンテナ素子)を含み、基地局装置2320の無線信号の送受信に使用される。図10に示すように、gNB2300は複数のアンテナ2310を含んでもよい。 例えば、複数のアンテナ2310はgNB2300に使用される複数の周波数帯域と互換性があり得る。図10に、gNB2300が複数のアンテナ2310を含む例を示したが、gNB2300は単一のアンテナ2310を含んでもよい。
基地局装置2320は、コントローラ2321、メモリ2322、ネットワークインターフェース2323及び無線通信インターフェース2325を含む。
コントローラ2321は、例えばCPUやDSPであり、且つ、基地局装置2320の上位層の各種機能を動作させる。例えば、コントローラ2321は、無線通信インターフェース2325によって処理された信号におけるデータに基づいてデータパケットを生成し、ネットワークインターフェース2323を介して、生成されたパケットを伝達する。コントローラ2321は、複数のベースバンドプロセッサからのデータをバンドルして、バンドルパケットを生成し、生成されたバンドルパケットを伝達することができる。コントローラ2321は以下のような制御を実行する論理機能を有してもよく、当該制御は例えば、無線リソース制御、無線ベアラ制御、移動管理、受付制御、スケジューリングなどである。当該制御は、近くのgNB又はコアネットワークノードと結合して実行され得る。メモリ2322はRAMとROMを含み、コントローラ2321によって実行されるプログラム及び様々なタイプの制御データ(例えば、端末リスト、送信パワーデータ及びスケジューリングデータ)が記憶される。
ネットワークインターフェース2323は、基地局装置2320をコアネットワーク2324に接続するための通信インターフェースである。コントローラ2321は、ネットワークインターフェース2323を介してコアネットワークノード又は別のeNBと通信することができる。この場合、gNB2300とコアネットワークノード又は他のgNBとは、論理インターフェース(例えば、S1インターフェースとX2インターフェース)によって互いに接続される。ネットワークインターフェース2323は、有線通信インターフェース又は無線バックホール回線用の無線通信インターフェースであってもよい。ネットワークインターフェース2323が無線通信インターフェースであれば、無線通信インターフェース2325によって使用される周波数帯域と比べると、ネットワークインターフェース2323はより高い周波数帯域を無線通信に使用することができる。
無線通信インターフェース2325は、任意のセルラー通信方式(例えば、長期的進化(LTE)とLTE‐Advanced)をサポートし、アンテナ2310を介してeNB2300のセルに位置する端末への無線接続を提供する。無線通信インターフェース2325は通常、例えばBBプロセッサ2326とRF回路2327を含むことができる。BBプロセッサ2326は例えば、符号化/復号化、変調/復調、多重化/多重化解除を実行すると共に、レイヤー(例えばL1、メディアアクセス制御(MAC)、無線リンク制御(RLC)、パケットデータアグリゲーションプロトコル(PDCP))の様々なタイプの信号処理を実行することができる。コントローラ2321の代わりに、BBプロセッサ2326は、上記した論理機能の一部又は全部を有してもよい。BBプロセッサ2326は、通信制御プログラムが記憶されるメモリであってもよく、或いは、プログラムを実行するように配置されるプロセッサ及び関連する回路を含むモジュールであってもよい。プログラムの更新は、BBプロセッサ2326の機能を変更させることができる。当該モジュールは、基地局装置2320のタイムスロットに挿入されるカード又はブレッドであってもよい。その代わりに、当該モジュールは、カード又はブレッドに搭載されるチップであってもよい。同時に、RF回路2327は、例えばミキサ、フィルター、増幅器を含み、アンテナ2310を介して無線信号を送受信してもよい。
図10に示すように、無線通信インターフェース2325は、複数のBBプロセッサ2326を含み得る。例えば、複数のBBプロセッサ2326は、gNB2300に使用される複数の周波数帯域と互換性があり得る。図10に示すように、無線通信インターフェース2325は複数のRF回路2327を含み得る。例えば、複数のRF回路2327は複数のアンテナ素子と互換性があり得る。図10には、無線通信インターフェース2325が複数のBBプロセッサ2326及び複数のRF回路2327を含む例を示したが、無線通信インターフェース2325は単一のBBプロセッサ2326又は単一のRF回路2327を含んでもよい。
図10に示すgNB2300では、本発明の実施例による基地局側の無線通信装置の送受信装置は、無線通信インターフェース2325によって実現され得る。本発明の実施例による基地局側の電子機器又は無線通信装置の処理回路及び/又は各ユニットの機能の少なくとも一部はコントローラ2321によって実現され得る。例えば、コントローラ2321は、メモリ2322に記憶されたプログラムを実行することによって、本発明の実施例による基地局側の電子機器又は無線通信装置の処理回路及び/又は各ユニットの機能の少なくとも一部を実行することができる。
上記の本発明の具体的な実施例の説明では、一実施形態について説明及び/又は図示された特徴は、他の実施形態における特徴と組み合わせて、又は他の実施形態における特徴の代わりに、1つ又は複数の他の実施形態において同じ又は類似の方法で使用できる。
本明細書で使用する「含む/包含」という用語とは、特徴、要素、ステップ又は構成部品の存在を指すが、1つ又は複数の他の特徴、要素、ステップ又は構成部品の存在又は追加を排除するものではないことは強調されるべきである。
上記の実施形態及び実施例では数字からなる参照符号を使用して各ステップ及び/又はユニットを示す。当業者であれば、これらの参照番号は説明及び図面の便宜上のものに過ぎず、順序又は他の任意の限定を表すことを意図しないことを理解すべきである。
また、本発明の方法は、明細書に記載された時系列に限定されるものではなく、他の時系列で、並行して、又は独立して実行されてもよい。従って、本明細書に記載された方法の実行順序は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明は、本発明の具体的な実施例を説明することにより上記で開示されたが、上記の全ての実施形態及び実施例は例示的なものであり、限定的なものではないことは理解すべきである。当業者であれば、添付の特許請求の範囲の精神及び範囲内において、本発明に対する様々な修正、改良、又は等価物を設計することができる。これらの修正、改良、又は等価物も本発明の範囲内に含まれると考えられるべきである。
また、本発明実施例は以下をさらに含む。
(1)無線通信のための電子機器であって、処理回路を含み、前記処理回路は、
ユーザー機器がエネルギーハーベスティングを行うためのリソースに関する情報を受信するように制御し、
前記情報に基づいて、1つ又は複数の基地局からの無線信号を受信し前記無線信号を電磁波エネルギーに変換してエネルギーハーベスティングを行うように前記ユーザー機器を制御する、ように配置される。
(2)前記情報は前記無線信号のフレーム構造の指示情報を含み、前記指示情報はタイムスロットフォーマット指示SFIを含む(1)に記載の電子機器。
(3)前記フレーム構造にはエネルギーハーベスティングのためのシンボルが含まれ、前記処理回路は、少なくとも前記エネルギーハーベスティングのためのシンボルでエネルギーをハーベスティングするように前記ユーザー機器を制御するように配置される(2)に記載の電子機器。
(4)前記フレーム構造にはデータ伝送のためのダウンリンクシンボルが含まれ、前記処理回路は、前記データ伝送のためのダウンリンクシンボルでデータを受信する又はエネルギーをハーベスティングするように前記ユーザー機器を制御するように配置される(2)に記載の電子機器。
(5)前記フレーム構造は複数のフレーム構造から選択され、前記複数のフレーム構造のそれぞれは、
エネルギーハーベスティングのためのシンボルがデータ伝送のリソースを占有しないルール、
エネルギーハーベスティングのためのシンボルの直前にあるダウンリンクシンボルがダウンリンクデータ伝送に使用されないルール、及び
アップリンクシンボルの直前にあるシンボル又はその部分がエネルギーハーベスティングに使用されないルールのうちの1つ又は複数に基づいて定義される(2)に記載の電子機器。
(6)前記フレーム構造は第1の基地局によって選択され、前記予め定義された複数のフレーム構造には、前記第1の基地局と協調しながら前記ユーザー機器にエネルギーを伝送する1つ又は複数の他の基地局で採用されるフレーム構造が含まれる(5)に記載の電子機器。
(7)前記プロセッサは、さらに、前記エネルギーハーベスティングのためのトリガーの操作を行うように配置され、前記操作は、
前記ユーザー機器のバッテリー残量が所定の閾値よりも低いことを検出した場合に、第1の基地局に対してエネルギーハーベスティングモードへの切り替えを要求することを含む(1)に記載の電子機器。
(8)前記操作は、
第1の基地局の、前記ユーザー機器をエネルギーハーベスティングモードに切り替えることに関する命令を受信することをさらに含む(7)に記載の電子機器。
(9)前記操作は、
第1の基地局に対して、前記ユーザー機器のエネルギー状態、エネルギーハーベスティングの優先度、隣接セルの識別子及びユーザー機器のタイプとバッテリーのタイプの1つ又は複数を報告することをさらに含む(8)に記載の電子機器。
(10)前記1つ又は複数の基地局は、前記ユーザー機器の位置に基づいて確定される(1)~(9)のいずれか1つに記載の電子機器。
(11)前記操作は、
データ伝送モードでのプライマリサービス基地局から、エネルギーハーベスティングモードでのプライマリサービス基地局の識別子を受信し、前記エネルギーハーベスティングモードでのプライマリサービス基地局へのアクセスを要求することを含む(7)に記載の電子機器。
(12)前記処理回路は、さらに、エネルギーハーベスティングのためのパイロットを送信するように制御するように配置される(1)~(9)のいずれか1つに記載の電子機器。
(13)前記パイロットは、時間領域と周波数領域の両方で間隔を置いたリソースを占有し、前記パイロットは復調参照信号及びサウンディング参照信号の時間周波数リソースを占有しない(12)に記載の電子機器。
(14)前記処理回路は、複数の基地局によって共同送信されたビームからエネルギーをハーベスティングするように制御するように配置される(1)~(9)のいずれか1つに記載の電子機器。
(15)無線通信方法であって、
ユーザー機器がエネルギーハーベスティングを行うためのリソースに関する情報を受信し、
前記情報に基づいて、1つ又は複数の基地局からの無線信号を受信し前記無線信号を電磁波エネルギーに変換してエネルギーハーベスティングを行うように前記ユーザー機器を制御することを含む。
(16)無線通信のための電子機器であって、処理回路を含み、前記処理回路は、
第1の基地局からユーザー機器又は第2の基地局に、ユーザー機器がエネルギーハーベスティングを行うためのリソースに関する情報を送信するように制御し、
エネルギーハーベスティングのための無線信号を前記ユーザー機器に送信するように制御するように配置される。
(17)前記情報は、前記無線信号のフレーム構造の指示情報を含む(16)に記載の電子機器。
(18)前記処理回路は、さらに、複数のフレーム構造から、前記ユーザー機器に使用するフレーム構造を選択するように配置される(17)に記載の電子機器。
(19)前記予め定義された複数のフレーム構造には、前記第1の基地局と協調しながら前記ユーザー機器にエネルギーを伝送する1つ又は複数の第2の基地局で採用されるフレーム構造が含まれ、前記処理回路は、さらに、確定されたフレーム構造に関する指示を、前記1つ又は複数の第2の基地局に送信するように制御するように配置される(18)に記載の電子機器。
(20)前記処理回路は、さらに、
前記ユーザー機器から、エネルギーハーベスティングモードへの切り替えの要求を受信する、又は、前記ユーザー機器のエネルギー状態、エネルギーハーベスティングの優先度、隣接セルの識別子、ユーザー機器のタイプ及びバッテリーのタイプのうちの1つ又は複数を受信するように制御し、
エネルギーハーベスティングモードへの切り替えの命令を前記ユーザー機器に送信するように制御するように配置される(16)~(19)のいずれか1つに記載の電子機器。
(21)前記処理回路は、さらに、
前記ユーザー機器の位置に基づいて、前記ユーザー機器にエネルギーを伝送する基地局の集合を確定し、
確定された集合における基地局の識別子を前記ユーザー機器に送信するように制御する、ように配置される(16)~(19)のいずれか1つに記載の電子機器。
(22)前記処理回路は、さらに、前記ユーザー機器から、エネルギーハーベスティングのためのパイロットを受信するように制御するように配置される(16)~(19)のいずれか1つに記載の電子機器。
(23)前記処理回路は、さらに、前記第1の基地局と1つ又は複数の他の基地局から前記ユーザー機器にエネルギーハーベスティングためのビームを共同送信させるように制御するように配置される(16)~(19)のいずれか1つに記載の電子機器。
(24)前記処理回路は、さらに、
前記第1の基地局が前記第2の基地局から前記フレーム構造に関する指示情報を受信するように制御し、
指示されたフレーム構造に切り替えように前記第1の基地局を制御する、ように配置される(17)に記載の電子機器。
(25)無線通信方法であって
第1の基地局からユーザー機器又は第2の基地局に、ユーザー機器がエネルギーハーベスティングを行うためのリソースに関する情報を送信するように制御し、
エネルギーハーベスティングのための無線信号を前記ユーザー機器に送信することを含む方法。
(26)コンピュータ読み取り可能な媒体であって、実行可能な命令を含み、前記実行可能な命令が情報処理装置によって実行される場合に、(15)又は(25)に記載の方法を前記情報処理装置に実行させる。

Claims (26)

  1. 無線通信のための電子機器であって、処理回路を含み、前記処理回路は、
    ユーザー機器がエネルギーハーベスティングを行うためのリソースに関する情報を受信するように制御し、
    前記情報に基づいて、1つ又は複数の基地局からの無線信号を受信し前記無線信号を電磁波エネルギーに変換してエネルギーハーベスティングを行うように前記ユーザー機器を制御するように配置される電子機器。
  2. 前記情報は前記無線信号のフレーム構造の指示情報を含み、前記指示情報はタイムスロットフォーマット指示SFIを含む請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記フレーム構造には、エネルギーハーベスティングのためのシンボルが含まれ、前記処理回路は、少なくとも前記エネルギーハーベスティングのためのシンボルでエネルギーをハーベスティングするように前記ユーザー機器を制御するように配置される請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記フレーム構造には、データ伝送のためのダウンリンクシンボルが含まれ、前記処理回路は、前記データ伝送のためのダウンリンクシンボルでデータを受信する又はエネルギーをハーベスティングするように前記ユーザー機器を制御するように配置される請求項2に記載の電子機器。
  5. 前記フレーム構造は、複数のフレーム構造から選択され、前記複数のフレーム構造のそれぞれは、
    エネルギーハーベスティングのためのシンボルがデータ伝送のリソースを占有しないルール、
    エネルギーハーベスティングのためのシンボルの直前にあるダウンリンクシンボルがダウンリンクデータ伝送に使用されないルール、及び
    アップリンクシンボルの直前にあるシンボル又はその部分がエネルギーハーベスティングに使用されないルールのうちの1つ又は複数に基づいて定義される請求項2に記載の電子機器。
  6. 前記フレーム構造は第1の基地局によって選択され、予め定義された前記複数のフレーム構造には前記第1の基地局と協調しながら前記ユーザー機器にエネルギーを伝送する1つ又は複数の他の基地局で採用されるフレーム構造が含まれる請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記処理回路は、さらに、前記エネルギーハーベスティングのためのトリガーの操作を行うように配置され、前記操作は、
    前記ユーザー機器のバッテリー残量が所定の閾値よりも低いことを検出した場合に、第1の基地局に対してエネルギーハーベスティングモードへの切り替えを要求することを含む請求項1に記載の電子機器。
  8. 前記操作は、
    第1の基地局の、前記ユーザー機器をエネルギーハーベスティングモードに切り替えることに関する命令を受信することをさらに含む請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記操作は、
    第1の基地局に対して、前記ユーザー機器のエネルギー状態、エネルギーハーベスティングの優先度、隣接セルの識別子及びユーザー機器のタイプとバッテリーのタイプの1つ又は複数を報告することをさらに含む請求項8に記載の電子機器。
  10. 前記1つ又は複数の基地局は、前記ユーザー機器の位置に基づいて確定される請求項1~9のいずれか1つに記載の電子機器。
  11. 前記操作は、
    データ伝送モードでのプライマリサービス基地局から、エネルギーハーベスティングモードでのプライマリサービス基地局の識別子を受信し、前記エネルギーハーベスティングモードでのプライマリサービス基地局へのアクセスを要求することを含む請求項7に記載の電子機器。
  12. 前記処理回路は、さらに、
    エネルギーハーベスティングのためのパイロットを送信するように制御するように配置される請求項1~9のいずれか1つに記載の電子機器。
  13. 前記パイロットは時間領域と周波数領域の両方で間隔を置いたリソースを占有し、前記パイロットは復調参照信号及びサウンディング参照信号の時間周波数リソースを占有しない請求項12に記載の電子機器。
  14. 前記処理回路は、複数の基地局によって共同送信されたビームからエネルギーをハーベスティングするように制御するように配置される請求項1~9のいずれか1つに記載の電子機器。
  15. 無線通信方法であって、
    ユーザー機器がエネルギーハーベスティングを行うためのリソースに関する情報を受信し、
    前記情報に基づいて、1つ又は複数の基地局からの無線信号を受信し前記無線信号を電磁波エネルギーに変換してエネルギーハーベスティングを行うように前記ユーザー機器を制御することを含む方法。
  16. 無線通信のための電子機器であって、処理回路を含み、前記処理回路は、
    第1の基地局からユーザー機器又は第2の基地局に、ユーザー機器がエネルギーハーベスティングを行うためのリソースに関する情報を送信するように制御し、
    エネルギーハーベスティングのための無線信号を前記ユーザー機器に送信するように制御する、ように配置される電子機器。
  17. 前記情報は、前記無線信号のフレーム構造の指示情報を含む請求項16に記載の電子機器。
  18. 前記処理回路は、さらに、
    複数のフレーム構造から、前記ユーザー機器に使用するフレーム構造を選択するように配置される請求項17に記載の電子機器。
  19. 予め定義された前記複数のフレーム構造には、前記第1の基地局と協調しながら前記ユーザー機器にエネルギーを伝送する1つ又は複数の第2の基地局で採用されるフレーム構造が含まれ、前記処理回路は、さらに、確定されたフレーム構造に関する指示を、前記1つ又は複数の第2の基地局に送信するように制御するように配置される請求項18に記載の電子機器。
  20. 前記処理回路は、さらに、
    前記ユーザー機器から、エネルギーハーベスティングモードへの切り替えの要求を受信する、又は、前記ユーザー機器のエネルギー状態、エネルギーハーベスティングの優先度、隣接セルの識別子、ユーザー機器のタイプ及びバッテリーのタイプのうちの1つ又は複数を受信するように制御し、
    エネルギーハーベスティングモードへの切り替えの命令を前記ユーザー機器に送信するように制御するように配置される請求項16~19のいずれか1つに記載の電子機器。
  21. 前記処理回路は、さらに、
    前記ユーザー機器の位置に基づいて、前記ユーザー機器にエネルギーを伝送する基地局の集合を確定し、
    確定された集合における基地局の識別子を前記ユーザー機器に送信するように制御するように配置される請求項16~19のいずれか1つに記載の電子機器。
  22. 前記処理回路は、さらに、前記ユーザー機器から、エネルギーハーベスティングのためのパイロットを受信するように制御するように配置される請求項16~19のいずれか1つに記載の電子機器。
  23. 前記処理回路は、さらに、前記第1の基地局と1つ又は複数の他の基地局から前記ユーザー機器にエネルギーハーベスティングためのビームを共同送信させるように制御するように配置される請求項16~19のいずれか1つに記載の電子機器。
  24. 前記処理回路は、さらに、
    前記第1の基地局が前記第2の基地局から前記フレーム構造に関する指示情報を受信するように制御し、
    指示されたフレーム構造に切り替えように前記第1の基地局を制御するように配置される請求項17に記載の電子機器。
  25. 無線通信方法であって、
    第1の基地局からユーザー機器又は第2の基地局に、ユーザー機器がエネルギーハーベスティングを行うためのリソースに関する情報を送信するように制御し、
    エネルギーハーベスティングのための無線信号を前記ユーザー機器に送信することを含む方法。
  26. コンピュータ読み取り可能な媒体であって、実行可能な命令を含み、前記実行可能な命令が情報処理装置によって実行される場合に、請求項15又は25に記載の方法を前記情報処理装置に実行させるコンピュータ読み取り可能な媒体。
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