本出願は、通信技術の分野に関し、特に、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための方法および関係するデバイスに関する。
本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、「METHOD FOR DETERMINING FREQUENCY DOMAIN LOCATION OF CONTROL RESOURCE SET AND RELATED DEVICE」と題する、2018年12月29日に中国国家知識産権局に出願された中国特許出願第201811642765号の優先権を主張する。
共通の制御リソースセット(commonControlResourceSet)は、ランダムアクセス応答のスケジューリング情報と、ページングメッセージと、システムメッセージとを搬送し得る。端末デバイスは、共通の制御リソースセット上のランダムアクセス応答のスケジューリング情報と、ページングメッセージと、システムメッセージとを監視し得る。ネットワークデバイスは、共通の制御リソースセット上でランダムアクセス応答のスケジューリング情報と、ページングメッセージと、システムメッセージとを送り得る。既存の解決策では、共通の制御リソースセットの2つ以上の周波数領域ロケーションが決定され、それによって、共通の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性が増加する。
本出願の実施形態は、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減するための、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための方法および関係するデバイスを提供する。
第1の態様によれば、本出願の実施形態は、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための可能な方法を提供する。方法は、端末デバイスとネットワークデバイスとによって完了され、
ネットワークデバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に端末デバイスに第1の制御リソースセットの構成情報を送ること、および相応して、端末デバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの構成情報を受信することと、
第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいてネットワークデバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前にまたは端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報をブロードキャストすること、および相応して、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいてネットワークデバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報をブロードキャストすることと
を含む。
第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の共通の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。
第1の態様では、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前後の第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは同じである。このようにして、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
第1の態様に関して、任意選択で、端末デバイスについて、端末デバイスの、端末デバイスによって定義された成功した最初のアクセスは、以下の機会、
端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが正常に受信する機会、または
再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが正常に受信する機会
のうちの1つを示すために使用される。
第1の態様に関して、任意選択で、ネットワークデバイスについて、端末デバイスの、ネットワークデバイスによって定義された成功した最初のアクセスは、以下の機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会、または
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会
のうちの1つを示すために使用される。
第1の態様に関して、任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分は、制御リソースセットcoreset#0に基づいて定義されるか、またはシステム情報ブロックSIB1に基づいて構成される。
第1の態様に関して、任意選択で、第1の制御リソースセットの識別子は0でない。
第1の態様に関して、任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分がcoreset#0に基づいて定義されるとき、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックと第1のオフセットとに基づいて決定され、ここで、第1のオフセットは、第2の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用され、基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点であり、基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0 CRB0の中心を示すために使用される。
第1の態様に関して、任意選択で、第1のオフセットは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックとSS/PBCHブロックの第3の開始物理リソースブロックとの間の第2のオフセットとSS/PBCHブロックの共通リソースブロックオフセットとに基づいて決定され、ここで、第2のオフセットは、SS/PBCHブロックの第2の開始物理リソースブロックと第3の開始物理リソースブロックとの間の物理リソースブロックPRBの数量を示すために使用され、SS/PBCHブロックの共通リソースブロックオフセットは、第3の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。
第1の態様に関して、任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分がSIB1に基づいて構成されるとき、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックと第3のオフセットとに基づいて決定され、ここで、第3のオフセットは、第2の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用され、基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点であり、基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0 CRB0の中心を示すために使用される。
第2の態様によれば、本出願の実施形態は、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための別の可能な方法を提供する。方法は、端末デバイスとネットワークデバイスとによって完了され、
ネットワークデバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に端末デバイスに第1の制御リソースセットの構成情報を送ること、および相応して、端末デバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの構成情報を受信することと、
第1の制御リソースセットによって占有された共通リソースブロックセットに基づいてネットワークデバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報をブロードキャストするのをスキップすること、および相応して、第1の制御リソースセットによって占有された共通リソースブロックセットに基づいて端末デバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に物理ダウンリンク制御チャネルを監視するのをスキップすることと、
第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいてネットワークデバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報をブロードキャストすること、および相応して、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて端末デバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得することと
を含む。
第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。
第2の態様では、ネットワークデバイスも端末デバイスも、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する必要がなく、第1の制御リソースセットのものであり、端末デバイスの最初のアクセスの後である周波数領域ロケーションは、参照されたダウンリンク帯域幅部分を使用することによって決定される。このようにして、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
第2の態様に関して、任意選択で、端末デバイスについて、端末デバイスの、端末デバイスによって定義された成功した最初のアクセスは、以下の機会、
端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが正常に受信する機会、または
再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが正常に受信する機会
のうちの1つを示すために使用される。
第2の態様に関して、任意選択で、ネットワークデバイスについて、端末デバイスの、ネットワークデバイスによって定義された成功した最初のアクセスは、以下の機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会、または
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会
のうちの1つを示すために使用される。
第2の態様に関して、任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分は、制御リソースセットcoreset#0に基づいて定義されるか、またはシステム情報ブロックSIB1に基づいて構成される。
第2の態様に関して、任意選択で、第1の制御リソースセットの識別子は0でない。
第2の態様に関して、任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分がcoreset#0に基づいて定義されるとき、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックと第1のオフセットとに基づいて決定される。
第1のオフセットは、第2の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用され、基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点であり、基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0 CRB0の中心を示すために使用される。
第2の態様に関して、任意選択で、第1のオフセットは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックとSS/PBCHブロックの第3の開始物理リソースブロックとの間の第2のオフセットとSS/PBCHブロックの共通リソースブロックオフセットとに基づいて決定され、ここで、第2のオフセットは、SS/PBCHブロックの第2の開始物理リソースブロックと第3の開始物理リソースブロックとの間の物理リソースブロックPRBの数量を示すために使用され、SS/PBCHブロックの共通リソースブロックオフセットは、第3の開始物理リソースブロックに対応する共通リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。
第2の態様に関して、任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分がSIB1に基づいて構成されるとき、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックと第3のオフセットとに基づいて決定され、ここで、第3のオフセットは、第2の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用され、基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点であり、基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0 CRB0の中心を示すために使用される。
第3の態様によれば、本出願の実施形態は、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための可能な方法を提供する。方法は、端末デバイスとネットワークデバイスとによって完了され、
ネットワークデバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に端末デバイスに第1の制御リソースセットの構成情報を送ること、および相応して、端末デバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの構成情報を受信することと、
第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいてネットワークデバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報をブロードキャストすること、および相応して、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて端末デバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得することであって、第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される、ことと、
第1の制御リソースセットによって占有された第3の共通リソースブロックセットに基づいてネットワークデバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報をブロードキャストすること、および相応して、第1の制御リソースセットによって占有された第3の共通リソースブロックセットに基づいて端末デバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得することであって、第3の共通リソースブロックセット中に含まれる第3の開始共通リソースブロックは、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第2のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される、ことと
を含み、
第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始共通リソースブロックと同じである。
第3の態様では、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前後に、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、異なるダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションに基づいて決定され得る。しかしながら、異なるダウンリンク帯域幅部分の開始共通リソースブロックのロケーションが同じであることが指定されているので、基準として異なるダウンリンク帯域幅部分を使用する第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは依然として同じであり得る。このようにして、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
第3の態様に関して、任意選択で、端末デバイスについて、端末デバイスの、端末デバイスによって定義された成功した最初のアクセスは、以下の機会、
端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送った後に第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に端末デバイスが切り替わる切替え完了機会、
第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、再送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送った後に第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に端末デバイスが切り替わる切替え完了機会、
第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスが、最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替わった後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスが、再送信されたメッセージ4を正常に受信し、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替わった後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替わった後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが受信する機会、または
第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替わった後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが受信する機会
のうちの1つを示すために使用される。
第3の態様に関して、任意選択で、ネットワークデバイスについて、端末デバイスの、ネットワークデバイスによって定義された成功した最初のアクセスは、以下の機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会、
第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスによって送られ、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分にネットワークデバイスが切り替わる切替え完了機会、
第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスによって送られ、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分にネットワークデバイスが切り替わる切替え完了機会、
第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスによって送られ、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信し、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替わった後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会、または
第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスによって送られ、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信し、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替わった後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会
のうちの1つを示すために使用される。
第3の態様に関して、任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分は、制御リソースセットcoreset#0に基づいて定義され、第2のダウンリンク帯域幅部分は、システム情報ブロックSIB1に基づいて構成される。
第3の態様に関して、任意選択で、第1の制御リソースセットの識別子は0でない。
第3の態様に関して、任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分がcoreset#0に基づいて定義されるとき、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックと第1のオフセットとに基づいて決定され、ここで、第1のオフセットは、第2の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用され、基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点であり、基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0 CRB0の中心を示すために使用される。
第3の態様に関して、任意選択で、第1のオフセットは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックとSS/PBCHブロックの第3の開始物理リソースブロックとの間の第2のオフセットとSS/PBCHブロックの共通リソースブロックオフセットとに基づいて決定され、ここで、第2のオフセットは、SS/PBCHブロックの第2の開始物理リソースブロックと第3の開始物理リソースブロックとの間の物理リソースブロックPRBの数量を示すために使用され、SS/PBCHブロックの共通リソースブロックオフセットは、第3の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。
第3の態様に関して、任意選択で、第2のダウンリンク帯域幅部分がSIB1に基づいて構成されるとき、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始共通リソースブロックは、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始物理リソースブロックと第3のオフセットとに基づいて決定され、ここで、第3のオフセットは、第4の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用され、基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点であり、基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0 CRB0の中心を示すために使用される。
第4の態様によれば、本出願の実施形態は、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための可能な方法を提供する。方法は、端末デバイスとネットワークデバイスとによって完了され、
ネットワークデバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に端末デバイスに第1の制御リソースセットの構成情報を送ること、および相応して、端末デバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に第1の制御リソースセットの構成情報を受信することと、
第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいてネットワークデバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報をブロードキャストすること、および相応して、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて端末デバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得することと
を含む。
第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。
第4の態様では、ネットワークデバイスも端末デバイスも、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する必要がなく、第1の制御リソースセットのものであり、端末デバイスの最初のアクセスの後である周波数領域ロケーションは、参照されたダウンリンク帯域幅部分を使用することによって決定される。このようにして、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
第4の態様に関して、任意選択で、端末デバイスについて、端末デバイスの、端末デバイスによって定義された成功した最初のアクセスは、以下の機会、
端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが受信する機会、または
再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが受信する機会
のうちの1つを示すために使用される。
第4の態様に関して、任意選択で、ネットワークデバイスについて、端末デバイスの、ネットワークデバイスによって定義された成功した最初のアクセスは、以下の機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会、または
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会
のうちの1つを示すために使用される。
第4の態様に関して、任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後にシステム情報ブロックSIB1またはダウンリンク帯域幅部分を構成するための別のメッセージに基づいて構成される。
第4の態様に関して、任意選択で、第1の制御リソースセットの識別子は0でない。
第4の態様に関して、任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分がSIB1に基づいて構成されるとき、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックと第3のオフセットとに基づいて決定される。
第3のオフセットは、第2の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用され、基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点であり、基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0 CRB0の中心を示すために使用される。
第4の態様に関して、任意選択で、第1の制御リソースセットの構成情報と第1のダウンリンク帯域幅部分の構成情報とは同時に受信される。
第5の態様によれば、本出願の実施形態は、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための装置を提供する。装置は、端末デバイスであり得るか、または端末デバイス中のチップであり得る。装置は、処理ユニットとトランシーバユニットとを含み得る。装置が端末デバイスであるとき、処理ユニットは、プロセッサであり得、トランシーバユニットは、トランシーバであり得る。端末デバイスは、ストレージユニットをさらに含み得、ストレージユニットは、メモリであり得る。ストレージユニットは、命令を記憶するように構成され、処理ユニットは、ストレージユニット中に記憶された命令を実行し、したがって、端末デバイスは、第1の態様から第4の態様のうちのいずれか1つまたはそれらの任意の可能な実装において端末デバイスによって実行される方法を実行する。装置が端末デバイス中のチップであるとき、処理ユニットは、プロセッサであり得、トランシーバユニットは、入出力インターフェース、ピン、回路などであり得る。処理ユニットは、ストレージユニット中に記憶された命令を実行し、したがって、端末デバイスは、第1の態様から第4の態様のうちのいずれか1つまたはそれらの任意の可能な実装において端末デバイスによって実行される方法を実行する。ストレージユニットは、チップ中のストレージユニット(たとえば、レジスタまたはキャッシュ)であり得るか、またはチップの外側におよび端末デバイス中に位置するストレージユニット(たとえば、読取り専用メモリまたはランダムアクセスメモリ)であり得る。
第6の態様によれば、本出願の実施形態は、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための装置を提供する。装置は、ネットワークデバイスであり得るか、またはネットワークデバイス中のチップであり得る。装置は、処理ユニットとトランシーバユニットとを含み得る。装置がネットワークデバイスであるとき、処理ユニットは、プロセッサであり得、トランシーバユニットは、トランシーバであり得る。ネットワークデバイスは、ストレージユニットをさらに含み得、ストレージユニットは、メモリであり得る。ストレージユニットは、命令を記憶するように構成され、処理ユニットは、ストレージユニット中に記憶された命令を実行し、したがって、ネットワークデバイスは、第1の態様から第4の態様のうちのいずれか1つまたはそれらの任意の可能な実装においてネットワークデバイスによって実行される方法を実行する。装置がネットワークデバイス中のチップであるとき、処理ユニットは、プロセッサであり得、トランシーバユニットは、入出力インターフェース、ピン、回路などであり得る。処理ユニットは、ストレージユニット中に記憶された命令を実行し、したがって、ネットワークデバイスは、第1の態様から第4の態様のうちのいずれか1つまたはそれらの任意の可能な実装においてネットワークデバイスによって実行される方法を実行する。ストレージユニットは、チップ中のストレージユニット(たとえば、レジスタまたはキャッシュ)であり得るか、またはチップの外側におよびネットワークデバイス中に位置するストレージユニット(たとえば、読取り専用メモリまたはランダムアクセスメモリ)であり得る。
第7の態様によれば、本出願の実施形態は、コンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、第1の態様から第4の態様のうちのいずれか1つまたはそれらの任意の可能な実装において端末デバイスによって実行される方法を実行することが可能になる。
第8の態様によれば、本出願の実施形態は、コンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、第1の態様から第4の態様のうちのいずれか1つまたはそれらの任意の可能な実装においてネットワークデバイスによって実行される方法を実行することが可能になる。
第9の態様によれば、本出願の実施形態はコンピュータ可読媒体を提供する。コンピュータ可読媒体はプログラムコードを記憶する。コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、第1の態様から第4の態様のうちのいずれか1つまたはそれらの任意の可能な実装において端末デバイスによって実行される方法を実行することが可能になる。
第10の態様によれば、本出願の実施形態はコンピュータ可読媒体を提供する。コンピュータ可読媒体はプログラムコードを記憶する。コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、第1の態様から第4の態様のうちのいずれか1つまたはそれらの任意の可能な実装においてネットワークデバイスによって実行される方法を実行することが可能になる。
本出願の実施形態における技術的解決策についてより明らかに説明するために、以下に、本出願の実施形態について説明するために使用される添付の図面を説明する。
本出願の実施形態による、通信システムの可能な概略アーキテクチャ図である。
本出願の実施形態による、共通の制御リソースセットの周波数領域ロケーションの可能な例示的な図である。
本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための方法の概略フローチャートである。
本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションの例示的な図である。
本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションの例示的な図である。
本出願の実施形態による、ダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションと第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションとの例示的な図である。
本出願の実施形態による、第1の制御リソースセットの時間領域ロケーションと周波数領域ロケーションとの例示的な図である。
本出願の実施形態による、ダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションを決定することの例示的な図である。
本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための方法の概略フローチャートである。
本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションの例示的な図である。
本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションの例示的な図である。
本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための方法の概略フローチャートである。
本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションの例示的な図である。
本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための方法の概略フローチャートである。
本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションの例示的な図である。
本出願の実施形態による、端末デバイスの概略構造図である。
本出願の実施形態による、別の端末デバイスの概略構造図である。
本出願の実施形態による、ネットワークデバイスの概略構造図である。
本出願の実施形態による、別のネットワークデバイスの概略構造図である。
以下に、本出願の実施形態における添付の図面を参照しながら本出願の実施形態について説明する。
図1は、本出願の実施形態による、通信システムの可能な概略アーキテクチャ図である。図1に示されているように、通信システムは、ネットワークデバイス101と端末デバイス102とを含む。ネットワークデバイス101と端末デバイス102とは、通信システムのエアインターフェース技術を使用することによって互いに通信し得る。通信は、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報が物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel、PDCCH)上で送信されるシナリオを含む。
PDCCHは、commonControlResourceSetの時間周波数ロケーションを含む。commonControlResourceSetの周波数領域ロケーション、すなわち、共通リソースブロック(Common Resource Block、CRB)のロケーションは、基準として現在のアクティブダウンリンク帯域幅部分を使用することによって決定される。たとえば、現在のアクティブダウンリンク帯域幅部分が最初のダウンリンク帯域幅部分であるとき、commonControlResourceSet中のCRBのロケーションは、基準として最初のダウンリンク帯域幅部分を使用することによって決定される。端末デバイスは、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得するためにcommonControlResourceSetの周波数領域ロケーションにおいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視し得る。ネットワークデバイスは、commonControlResourceSetの周波数領域ロケーションにおいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送り得る。たとえば、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報は、ランダムアクセス応答をスケジュールするための制御情報、ページングメッセージをスケジュールするための制御情報、またはシステムメッセージをスケジュールするための制御情報であり得る。
既存の技術的解決策では、最初のダウンリンク帯域幅部分(Initial Downlink Bandwidth Part、最初のDL BWP)のための2つの構成方式がある。1つの構成方式は、CORESET#0を使用することによって最初のダウンリンク帯域幅部分を定義することである。この場合、最初のダウンリンク帯域幅部分のサイズと周波数領域ロケーションとは、CORESET#0のものと同じである。CORESETは、制御リソースセット(Control Resource Set)である。他の構成方式は、システム情報ブロック1(System Information Block1、SIB1)中の最初のDL BWPを構成することである。端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、CORESET#0を使用することによって定義された最初のダウンリンク帯域幅部分が効力を生じる。端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、SIB1中に構成された最初のDL BWPが効力を生じる。SIB1中に構成された最初のDL BWPは、CORESET#0を使用することによって定義された最初のDL BWPとは異なり得るが、SIB1中に構成された最初のDL BWPの周波数領域ロケーションは、CORESET#0の周波数領域ロケーションを含む必要がある。
CORESET#0の周波数領域ロケーションがSIB1中に構成された最初のDL BWPの周波数領域ロケーションに一致しないとき、2つの構成を使用することによって別々に決定されるcommonControlResourceSetの周波数領域ロケーションも異なる。図2は、本出願の実施形態による、共通の制御リソースセットの周波数領域ロケーションの可能な例示的な図である。
図2に示されているように、CORESET#0の周波数領域ロケーションがSIB1中に構成された最初のDL BWPの周波数領域ロケーションに一致せず、CORESET#0の開始リソースブロックロケーションRB-xは、SIB1中に構成された最初のDL BWPの開始リソースブロックロケーションRB-yとは異なることを理解することができる。この場合、commonControlResourceSet1のものであり、CORESET#0を使用することによって定義された最初のダウンリンク帯域幅部分に基づいて決定される開始リソースブロックロケーションも、commonControlResourceSet2のものであり、SIB1中に構成された最初のDL BWPに基づいて決定される開始リソースブロックロケーションとは異なる。
端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、端末デバイスは、commonControlResourceSet1の周波数領域ロケーションに基づいてランダムアクセス応答、ページングメッセージ、システムメッセージなどをスケジュールするための制御情報を監視する。端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、端末デバイスは、commonControlResourceSet2の周波数領域ロケーションに基づいてランダムアクセス応答、ページングメッセージ、システムメッセージなどをスケジュールするための情報を監視する。
ネットワークデバイスについて、ネットワークデバイスのカバレージ中で、最初のアクセスが成功した端末デバイスとアクセスが失敗した端末デバイスとがある場合、ネットワークデバイスは、commonControlResourceSet1の周波数領域ロケーションにおいて、アクセスが失敗した端末デバイスにランダムアクセス応答、ページングメッセージ、システムメッセージなどのスケジューリング情報を送る必要があり、commonControlResourceSet2の周波数領域ロケーションにおいて、最初のアクセスが成功した端末デバイスにランダムアクセス応答、ページングメッセージ、システムメッセージなどのスケジューリング情報を送る必要がある。
図2のシナリオにおいて、既存の解決策では、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前後に計算を通して取得されるcommonControlResourceSetの周波数領域ロケーションが異なることを理解することができる。したがって、同じ共通の情報が異なる周波数領域リソース上で送られ、端末デバイスとネットワークデバイスとの両方は、アクセスが成功したのかどうかに応じてcommonControlResourceSetの周波数領域ロケーションを別々に計算し、それによって、commonControlResourceSetの周波数領域ロケーションを決定する複雑性が増加する。
本出願における図3から図15の実施形態では、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前後に計算を通して取得されるcommonControlResourceSetの周波数領域ロケーションは同じであり得る。このようにして、端末デバイスとネットワークデバイスとは、commonControlResourceSetの周波数領域ロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、commonControlResourceSetの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。詳細については、本出願における図3から図15の実施形態についての以下の詳細な説明を参照されたい。
本出願では、端末デバイスは、ユーザ機器(User Equipment、UE)であり得るか、またはハンドヘルド端末、ノートブックコンピュータ、加入者ユニット(Subscriber Unit)、セルラーフォン(Cellular Phone)、スマートフォン(Smartphone)、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)コンピュータ、タブレットコンピュータ、ワイヤレスモデム(Modem)、ハンドヘルド(Handheld)デバイス、ラップトップコンピュータ(Laptop Computer)、コードレスフォン(Cordless Phone)、ワイヤレスローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)局、マシン型通信(Machine Type Communication、MTC)端末、もしくはモバイルネットワークにアクセスすることができる別のデバイスであり得る。端末デバイスとネットワークデバイスとは、エアインターフェース技術を使用することによって互いに通信する。
本出願におけるネットワークデバイスは、アクセスネットワークデバイスであり得、エアインターフェース側上での無線リソース管理、サービス品質(Quality of Service、QoS)管理、ならびにデータ圧縮および暗号化などの機能を主に担当する。ネットワークデバイスは、マクロ基地局、(スモールセルとも呼ばれる)マイクロ基地局、中継局、およびアクセスポイントなどの様々な形態の基地局を含み得る。異なる無線アクセス技術を使用するシステムでは、基地局機能を有するデバイスの名前は異なり得る。たとえば、第5世代(5th Generation、5G)システムでは、デバイスは、gNBと呼ばれ、第4世代(4th Generation、4G)システムでは、デバイスは、発展型ノードB(Evolved NodeB、eNBまたはeノードB)と呼ばれる。
本出願における第1の制御リソースセットは、代替として、共通の制御リソースセットまたは別の方式で命名される制御リソースセットであり得ることが理解され得る。これは、本出願の実施形態では限定されない。
本出願の実施形態は、代替として、制御リソースセットの周波数領域ロケーションが決定される必要がある別の通信システムに適用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、互いに交換され得る。本出願の実施形態において説明されるシステムアーキテクチャは、本出願の実施形態における技術的解決策について説明することを目的とするが、本出願の実施形態で提供される技術的解決策に対して限定を構成しない。当業者は、ネットワークアーキテクチャが発展するにつれて、本出願の実施形態において提供される技術的解決策が、同様の技術的問題にも適用可能であることを知り得る。本出願の説明では、「複数の」は2つ以上を意味し、「少なくとも2つの」は2つ以上を意味する。
以下は、本出願の実施形態の特定の実装について説明する。
図1に示されている通信システムに基づき、図3は、本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための方法の概略フローチャートである。図3に示されている方法は、ステップ301からステップ303を含む。
301:ネットワークデバイスは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に端末デバイスに第1の制御リソースセットの構成情報を送る。
相応して、端末デバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの構成情報を受信する。
302:ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。
相応して、端末デバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得する。
303:ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。
相応して、端末デバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得する。
ネットワークデバイスによって送られたアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報の数量が不確定であるので、ステップ302およびステップ303の実行時間の数量は本出願のこの実施形態では限定されない。
構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロック(Physical Resource Block、PRB)が第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。本出願における第1の制御リソースセットの識別子は0でない。
任意選択で、第1の制御リソースセットの構成情報は、SIB1から取得され得、構成情報は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前後の両方に効果を生じ得る。本明細書において効力を生じることは、端末デバイスが、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションに基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクもしくはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し得ること、またはネットワークデバイスが、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクもしくはダウンリンクスケジューリング制御情報を送り得ることを意味する。
任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分がSIB1中に構成された最初のDL BWPであるシナリオでは、第1のダウンリンク帯域幅部分の構成情報はまた、SIB1から取得され得るが、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の構成情報は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に効力を生じる。本明細書において効力を生じることは、ダウンリンク制御情報が、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションに基づいて受信され得るか、またはネットワークデバイスが、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションに基づいてダウンリンク制御情報を送り得ることを意味する。端末デバイスは、第1のダウンリンク帯域幅部分の上位レイヤのシグナリングlocationAndBandwidthおよび/または別のパラメータのうちの1つを使用することによって第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションを決定し得る。
第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の開始共通リソースブロックと共通リソースブロックとを含む。本出願のこの実施形態では、ネットワークデバイスと端末デバイスとの両方は、第1の開始共通リソースブロックを決定し得、構成情報と参照されたダウンリンク帯域幅部分の開始共通リソースブロックとに基づいて、第1の制御リソースセットによって占有され、第1の開始共通リソースブロックから開始する共通リソースブロックを決定し得る。第1の開始共通リソースブロックをどのように決定するのかについては、以下の2つの事例(第A1の事例および第A2の事例)において説明され得る。
第A1の事例では、図4は、本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションの例示的な図である。図4では、第1のダウンリンク帯域幅部分は、CORESET#0を使用することによって定義された最初のDL BWPであり、第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックは、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定される。特に、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックが決定された後に第1の開始共通リソースブロックを決定する詳細な処理については、図6の詳細な説明を参照されたい。第4のオフセットは、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックとの間の共通リソースブロックの数量を指す。
CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックは、CORESET#0によって占有された最も低いCRBである。第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックは、第1の制御リソースセットによって占有された最も低いCRBである。CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックは、CORESET#0の第2の開始物理リソースブロックと第1のオフセットとに基づいて決定される。第1のオフセットは、第2の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点である。基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0 CRB0の中心を示すために使用される。図4に示されているように、共通の基準点は、ポイントA(Point A)のロケーションであり得、共通リソースブロックCRB0のサブキャリア0の中心を示す。
第1のオフセットは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックとSS/PBCHブロック(同期/物理ブロードキャストチャネルブロック、Synchronization/Physical Broadcast Channel Block)の第3の開始物理リソースブロックとの間の第2のオフセットとSS/PBCHブロックの共通リソースブロックオフセットとに基づいて決定される。第2のオフセットは、SS/PBCHブロックの第2の開始物理リソースブロックと第3の開始物理リソースブロックとの間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。SS/PBCHブロックの共通リソースブロックオフセットは、第3の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。図4に示されているように、ポイントAに対するオフセット(offsetToPointA)は、
に等しくなる。このようにして、第1のオフセットは、
から第2のオフセットを減算することによって取得された値に等しくなる。第3の開始物理リソースブロックは、最小のRBインデックス値を有し、SS/PBCHブロックの第1のRBに重複するCRB中にあるRBである。
ここでは、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックを決定する方式についてのみ手短に説明する。さらなる詳細については、図8の詳細な説明を参照されたい。
第A1の事例に基づき、任意選択で、実際の適用中に、第1のダウンリンク帯域幅部分は、CORESET#0のみを使用することによって定義され得る。このようにして、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、CORESET#0を使用することによって定義された第1のダウンリンク帯域幅部分のみを使用することによって決定することができる。代替として、任意選択で、実際の適用中に、第1のダウンリンク帯域幅部分は、CORESET#0を使用することによって定義され得、第1のダウンリンク帯域幅部分は、SIB1中に構成され得る。この場合、CORESET#0を使用することによって定義される第1のダウンリンク帯域幅部分は、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するために選択される。
端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、端末デバイスは、SIB1メッセージから第1の制御リソースセットの構成情報を取得し得る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットの構成情報を搬送するためにSIB1メッセージを使用し得る。端末デバイスとネットワークデバイスとは、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックに基づいて第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースロケーションを決定し得る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、端末デバイスは、図4に示されている第1の制御リソースセット1に基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し、ネットワークデバイスは、図4に示されている第1の制御リソースセット1に基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、端末デバイスは、図4に示されている第1の制御リソースセット2に基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し、ネットワークデバイスは、図4に示されている第1の制御リソースセット2に基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。このようにして決定される第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは同じであり、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットのロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する機会は、本出願のこの実施形態では限定されない。第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、構成情報とCORESET#0を使用することによって定義された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションとに基づいて決定され得る。代替として、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、成功した最初のアクセスの後に、構成情報とCORESET#0を使用することによって定義された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションとに基づいて決定され得る。
第A2の事例では、図5は、本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションの別の例示的な図である。図5では、第1のダウンリンク帯域幅部分は、SIB1中に構成された最初のDL BWPであり、第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックは、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定される。特に、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックが決定された後に第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックを決定する詳細な処理については、図6の詳細な説明を参照されたい。第5のオフセットは、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックとの間の共通リソースブロックの数量を指す。
第1のダウンリンク帯域幅部分がSIB1に基づいて構成される事例では、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックと第3のオフセットとに基づいて決定される。第3のオフセットは、第2の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点である。基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0 CRB0の中心を示すために使用される。図5に示されているように、共通の基準点は、ポイントA(Point A)であり得、共通リソースブロックのサブキャリア0 CRB0の中心を示す。ここでは、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックを決定する方式についてのみ手短に説明する。詳細については、図8の詳細な説明を参照されたい。
第A2の事例に基づいて、任意選択で、実際の適用の場合、具体的に言えば、SIB1を使用することによって第1のダウンリンク帯域幅部分を構成するただ1つの方式があり得る。この場合、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分のみを使用することによって決定することができる。代替として、任意選択で、実際の適用の場合、第1のダウンリンク帯域幅部分は、CORESET#0とSIB1とを使用することによって構成され得る。この場合、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分は、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するために選択される。
端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、端末デバイスは、SIB1メッセージから第1の制御リソースセットの構成情報を取得し得る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットの構成情報を搬送するためにSIB1メッセージを使用し得る。端末デバイスとネットワークデバイスとは、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックに基づいて第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースロケーションを決定し得る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、端末デバイスは、図5に示されている第1の制御リソースセット1に基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し、ネットワークデバイスは、図5に示されている第1の制御リソースセット1に基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、端末デバイスは、図5に示されている第2の制御リソースセット2に基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し、ネットワークデバイスは、図5に示されている第1の制御リソースセット1に基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。このようにして決定される第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは同じであり、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットのロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを端末デバイスが決定する機会は、本出願のこの実施形態では限定されない。第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、構成情報とSIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションとに基づいて決定され得る。代替として、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、構成情報とSIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションとに基づいて決定され得る。
図3、図4、および図5の機会Tは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの機会を示す。ネットワークデバイスと端末デバイスとは、機会Tを別様に定義し得る。任意の実装では、端末デバイスは、以下の機会(3-1)、(3-2)、(3-3)、(3-4)、(3-5)、または(3-6)のうちの1つを示すために成功した最初のアクセスの機会が使用されると決定する。
(3-1):端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
(3-2):端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子(Cell Radio Network Temporary Identifier、C-RNTI)を使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
(3-3):端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
(3-4):端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
(3-5):最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが正常に受信する機会、または
(3-6):再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが正常に受信する機会。
ネットワークデバイスは、以下の機会(3-7)、(3-8)、(3-9)、または(3-10)のうちの1つを示すために成功した最初のアクセスの機会が使用されると決定する。
(3-7):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
(3-8):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
(3-9):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会、または
(3-10):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会。
本出願のこの実施形態では、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前後の第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは同じである。このようにして、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
図6は、本出願による、ダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションと第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションとの例示的な図である。1つのセルの1つのDL BWP中で、ネットワークデバイスは、上位レイヤのシグナリングfrequencyDomainResourcesを使用することによってBWP中での第1の制御リソースセットのリソース割り当てを示し得る。ここでの「frequencyDomainResources」は、本出願における第1の制御リソースセットの構成情報である。プロトコル中の説明によれば、frequencyDomainResourcesは、45ビットのビットマップ(Bit-map)である。45ビットのビットマップは、第1のダウンリンク帯域幅部分中での第1の制御リソースセットの周波数領域リソース割り当てを示し、各ビットは、6つの連続する重複しない物理リソースブロック(Physical Resource Block、PRB)を示す。第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックのインデックスは、共通リソースブロックのものであり、6の倍数であるインデックスと整合している。
図6に示されるように、ダウンリンク帯域幅部分の開始共通リソースブロックのインデックスが
であると仮定すると、第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックのインデックス(Index)が6の倍数である必要があるので、frequencyDomainResourcesの開始共通リソースブロックは、
である。特に、45ビットのビットマップの第1のビットによって示される6つのPRBは、CRB36から昇順に連続的に構成される。ビットの値が1である場合、6つの対応する連続するPRBが第1の制御リソースセットに割り当てられることを示す。ビットの値が0である場合、6つの対応する連続するPRBが第1の制御リソースセットに割り当てられないことを示す。ビットによって示されるPRB部分がダウンリンク帯域幅部分を超える場合、過剰部分が0に設定され、過剰部分が第1の制御リソースセットに割り当てられないことを示す。
たとえば、frequencyDomainResources=“00000111111110...”であるとき、最初の5ビットに対応するすべての30個のPRBが第1の制御リソースセットに割り当てられず、第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックのインデックスは、36+30=66であり、すなわち、第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックは、CRB66であることが理解され得る。図6のダウンリンク帯域幅部分が、図4に示されている事例におけるCORESET#0を使用することによって定義された第1の帯域幅であるとき、図4の第4のオフセットは、CRB66-CRB33=CRB33であり得る。特に、第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックとダウンリンク帯域幅部分の開始共通リソースブロックとの間に33個の共通リソースブロックがある。
任意選択で、図6のダウンリンク帯域幅部分(DL BWP)は、CORESET#0を使用することによって定義された最初のダウンリンク帯域幅部分であり得るか、SIB1を使用することによって構成された最初のダウンリンク帯域幅部分であり得るか、新たに構成された最初のDL BWPであり得るか、または別のDL BWPなどであり得る。ダウンリンク帯域幅部分のすべての様々な可能な構成事例については、図6のダウンリンク帯域幅部分の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックをどのように決定するのかを参照されたい。
さらに、図7は、本出願の実施形態による、第1の制御リソースセットの時間領域リソースの例示的な図である。特定の実装中に、ネットワークデバイスは、上位レイヤのシグナリング(たとえば、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)シグナリング)、すなわち、第1の制御リソースセットの構成メッセージを使用することによって端末デバイスのための第1の制御リソースセットを構成し得る。構成メッセージは、時間領域中に第1の制御リソースセットのCORESET ID、周波数領域リソース表示、および第1の制御リソースセットのOFDMシンボルの数量などのパラメータを含む。時間領域中の第1の制御リソースセットのOFDMシンボルの数量は、1、2、および3のうちの1つであり得る。周波数領域リソース表示は、図6に示されている45ビットのビットマップであり得る。ネットワークデバイスは、上位レイヤのシグナリング(たとえば、RRCシグナリング)、すなわち、SearchSpace構成メッセージを使用することによって端末デバイスのための探索空間セットを構成する。SearchSpace構成メッセージは、探索空間セットID、スロット(Slot)中の監視機会(Monitoring Occasion)表示、アグリゲーションレベル、および対応する候補PDCCHの数量などのパラメータを含む。たとえば、探索空間中でブラインド検出が実行される第1の制御リソースセットの時間領域ロケーションが図7に示されている。スロット0中の探索空間の監視機会表示は、スロット0中の第1のシンボル上にある。さらに、探索空間中のCORESET IDに対応する第1の制御リソースセットは、時間領域中の3つのシンボル、たとえば、図7のシンボル0からシンボル2の間持続する。第1の制御リソースセットの周波数領域リソースロケーションは、45ビットのビットマップを使用することによって決定される。さらに、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する特定の処理については、図6に示されている方法の説明を参照されたい。
ダウンリンク帯域幅部分が、CORESET#0を使用することによって定義されるかまたはSIB1中に構成されるとき、CORESET#0を使用することによって定義された最初のダウンリンク帯域幅部分がダウンリンク帯域幅部分1によって表されると仮定し、SIB1中に構成された最初のダウンリンク帯域幅部分がダウンリンク帯域幅部分2によって表されると仮定すると、ダウンリンク帯域幅部分1とダウンリンク帯域幅部分2との周波数領域ロケーションを決定する詳細な処理については、図8の詳細な説明を参照されたい。実施形態への適用を容易にするために、本明細書におけるダウンリンク帯域幅部分1の共通リソースブロックは、第5の共通リソースブロックによって表され、第5の共通リソースブロックは、第5の開始共通リソースブロックとダウンリンク帯域幅部分1によって占有された別の共通リソースブロックとを含み、本明細書におけるダウンリンク帯域幅部分2の共通リソースブロックは、第6の共通リソースブロックによって表され、第6の共通リソースブロックは、第6の開始共通リソースブロックとダウンリンク帯域幅部分2によって占有された別の共通リソースブロックとを含む。
(1)端末デバイスが、動作帯域幅中でSS/PBCHブロックを検出した後、MIB中のssb-SubcarrierOffset(KSSB)は、最小のRBインデックス値を有し、SS/PBCHブロックの第1のRBに重複するCRB中にあるRBとSS/PBCHブロックの第1のRBとの間のサブキャリアオフセットを示す。最小のインデックス値を有し、SS/PBCHブロックの第1のRBに重複するCRB中にあるRBは、本出願におけるSS/PBCHブロックの第3の開始物理リソースブロックである。
(2)MIB中のpdcch-ConfigSIB1の4つの最上位ビットが取得され、4つの最上位ビットは、SS/PBCHブロックとダウンリンク帯域幅部分1との間の第2のオフセットを示す。
本明細書における第2のオフセットは、ダウンリンク帯域幅部分1の第5の開始物理リソースブロックとSS/PBCHブロックの第3の開始物理リソースブロックとの間の物理リソースブロックの数量であり、第2のオフセットは、PRBのユニット中にある。
このようにして、ダウンリンク帯域幅部分1の第5の開始物理リソースブロックは、SS/PBCHブロックの第3の開始物理リソースブロックと第2のオフセットとに基づいて決定され得る。
(3)SI-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIフォーマット1_0は、ダウンリンク帯域幅部分1中で監視されて、SIB1のスケジューリング情報を取得し、SIB1メッセージは、スケジュールされた時間周波数リソース上で受信される。以下の情報は、SIB1メッセージ中のServingCellConfigCommonSIBを取得することによって取得され得る。
I.ポイントAに対するオフセット(offsetToPointA):offsetToPointAは、セルを定義するSS/PBCHブロックの第3の開始物理リソースロケーションからポイントAまでのPRBオフセットを示すために使用される。本明細書における第3の開始物理リソースロケーションは、最小のインデックス値に対応し、SS/PBCHブロックの第1のRBと重複するCRBを指す。
このようにして、SS/PBCHブロックの第3の開始共通リソースブロックは、offsetToPointAとSS/PBCHブロック中の第3の開始物理リソースロケーションとに基づいて決定され得る。第3の開始共通リソースブロックは、最小のインデックス値を有し、SS/PBCHブロックの第1のRBと重複するCRBである。
さらに、第1のオフセットは、offsetToPointAと(2)中の第2のオフセットとを使用することによって決定され得、ダウンリンク帯域幅部分1の第5の開始共通リソースブロックは、第1のオフセットとダウンリンク帯域幅部分1の第5の開始物理リソースブロックとに基づいて決定され得る。第5の開始共通リソースブロックは、ダウンリンク帯域幅部分1によって占有された最も低い共通リソースブロックである。
II.locationAndBandwidth:locationAndBandwidthは、図8に示されているようにダウンリンク帯域幅部分2の開始物理リソースブロックおよびダウンリンク帯域幅部分2によって占有された共通リソースブロックの数量などの情報を示すために使用される。
III.carrierBandwidth:carrierBandwidthは、異なるサブキャリア間隔に対応するキャリアのグループと周波数領域中の各キャリアの幅とを示すために使用される。
OffsetToCarrier:OffsetToCarrierは、各キャリアの最も低い利用可能なサブキャリアからポイントAまでの周波数領域オフセットを示すために使用され、ここで、ポイントAは、共通RBのサブキャリア0の中心である。
このようにして、ダウンリンク帯域幅部分2の第6の開始共通リソースブロックとダウンリンク帯域幅部分2によって占有された別の共通リソースブロックとは、IIおよびIIIに関して決定され得る。第6の開始共通リソースブロックは、ダウンリンク帯域幅部分2によって占有された最も低い共通リソースブロックである。
本出願の実施形態におけるリソースブロックグリッドが物理リソースをマッピングするために使用される。リソースマッピングが物理レイヤにおいて実行されるとき、基本ユニットは、時間周波数リソース要素(Resource Element、RE)である。1つのREは、時間領域中の1つのシンボルと周波数領域中の1つのサブキャリアとからなる。1つのリソースブロック(Resource Block、RB)は、1つのスロット中のすべてのOFDMシンボルと周波数領域中の12個のサブキャリアとを含む。REのロケーションは、(k,l)を使用することによって表される。kは、OFDMシンボルのシーケンス番号を表し、lは、サブキャリアのシーケンス番号を表し、指定されたREは、座標(k,l)を与えることによって位置を特定され得る。
任意選択で、端末デバイスの最初のアクセスの前に、ネットワークデバイスが、第1の制御リソースセットの構成情報を構成するとき、端末デバイスは、SIB1メッセージ中のServingCellConfigCommonSIBを使用することによって第1の制御リソースセットの構成情報を取得し得、さらに、第1の制御リソースセットのものであり、基準としてダウンリンク帯域幅部分1を使用する第1の開始共通リソースブロックを決定するか、または第1の制御リソースセットのものであり、基準としてダウンリンク帯域幅部分2を使用する第1の開始共通リソースブロックを決定し得る。
図1に示されている通信システムに基づき、図9は、本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための別の方法の概略フローチャートである。図9に示されている方法は、ステップ901とステップ902とを含む。
901:ネットワークデバイスは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に端末デバイスに第1の制御リソースセットの構成情報を送る。
相応して、端末デバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの構成情報を受信する。
902:ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。
相応して、端末デバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得する。
構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロック(Physical Resource Block、PRB)が第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。本出願における第1の制御リソースセットの識別子は0でない。
端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、端末デバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された共通リソースブロックセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視しない。さらに、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、基準としてダウンリンク帯域幅部分を使用することによって決定される。詳細については、図10および図11の特定の説明を参照されたい。
任意選択で、第1の制御リソースセットの構成情報は、SIB1から取得され得、構成情報は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に効果を生じ得る。本明細書において効力を生じることは、端末デバイスが、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションに基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクもしくはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し得ること、またはネットワークデバイスが、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクもしくはダウンリンクスケジューリング制御情報を送り得ることを意味する。
任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分がSIB1中に構成された最初のDL BWPであるシナリオでは、第1のダウンリンク帯域幅部分の構成情報はまた、SIB1から取得され得るが、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の構成情報は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に効力を生じる。本明細書において効力を生じることは、ダウンリンク制御情報が、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションに基づいて受信され得るか、またはネットワークデバイスが、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションに基づいてダウンリンク制御情報を送り得ることを意味する。端末デバイスは、第1のダウンリンク帯域幅部分の上位レイヤのシグナリングlocationAndBandwidthおよび/または別のパラメータのうちの1つを使用することによって第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションを決定し得る。
第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の開始共通リソースブロックと別の共通リソースブロックとを含む。本出願のこの実施形態では、ネットワークデバイスと端末デバイスとの両方は、第1の開始共通リソースブロックを決定し得、構成情報と参照されたダウンリンク帯域幅部分の開始共通リソースブロックとに基づいて、第1の制御リソースセットによって占有され、第1の開始共通リソースブロックから開始する共通リソースブロックを決定し得る。第1の開始共通リソースブロックをどのように決定するのかについては、以下の2つの事例(第B1の事例および第B2の事例)において説明され得る。
第B1の事例では、図10は、本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションの別の例示的な図である。図10では、第1のダウンリンク帯域幅部分は、CORESET#0を使用することによって定義された最初のDL BWPであり、第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックは、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定される。特に、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックが決定された後に第1の開始共通リソースブロックを決定する詳細な処理については、図6の詳細な説明を参照されたい。第4のオフセットは、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックとの間の共通リソースブロックの数量を指す。
CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックは、CORESET#0によって占有された最も低いCRBである。第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックは、第1の制御リソースセットによって占有された最も低いCRBである。CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックは、CORESET#0の第2の開始物理リソースブロックと第1のオフセットとに基づいて決定される。第1のオフセットは、第2の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点である。基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0 CRB0の中心を示すために使用される。図10に示されているように、共通の基準点は、ポイントA(Point A)のロケーションであり得、共通リソースブロックCRB0のサブキャリア0の中心を示す。
第1のオフセットは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックとSS/PBCHブロックの第3の開始物理リソースブロックとの間の第2のオフセットとSS/PBCHブロックの共通リソースブロックオフセットとに基づいて決定される。第2のオフセットは、SS/PBCHブロックの第2の開始物理リソースブロックと第3の開始物理リソースブロックとの間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。SS/PBCHブロックの共通リソースブロックオフセットは、第3の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。図10に示されているように、ポイントAに対するオフセット(offsetToPointA)は、
に等しくなる。このようにして、第1のオフセットは、
から第2のオフセットを減算することによって取得された値に等しくなる。第3の開始物理リソースブロックは、最小のRBインデックス値を有し、SS/PBCHブロックの第1のRBに重複するCRB中にあるRBである。
ここでは、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックを決定する方式についてのみ手短に説明する。さらなる詳細については、図8の詳細な説明を参照されたい。
第B1の事例に基づいて、任意選択で、実際の適用中に、第1のダウンリンク帯域幅部分を構成するただ1つの方式があり得る。この場合、第1のダウンリンク帯域幅部分は、CORESET#0を使用することによって定義される。代替として、任意選択で、実際の適用中に、第1のダウンリンク帯域幅部分は、CORESET#0とSIB1とを使用することによって構成/定義され得る。この場合、CORESET#0を使用することによって定義される第1のダウンリンク帯域幅部分は、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するために選択される。
端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、端末デバイスは、SIB1メッセージから第1の制御リソースセットの構成情報を取得し得る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットの構成情報を搬送するためにSIB1メッセージを使用し得る。端末デバイスとネットワークデバイスとは、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックに基づいて第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースロケーションを決定し得る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、端末デバイスは、図10に示されている第1の制御リソースセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し、ネットワークデバイスは、図10に示されている第1の制御リソースセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。このようにして決定される第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは同じであり、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットのロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する機会は、本出願のこの実施形態では限定されない。第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、構成情報とCORESET#0を使用することによって定義された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションとに基づいて決定され得る。代替として、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、構成情報とCORESET#0を使用することによって定義された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションとに基づいて決定され得る。
第B2の事例では、図11は、本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションの別の例示的な図である。図11では、第1のダウンリンク帯域幅部分は、SIB1中に構成された最初のDL BWPであり、第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックは、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定される。特に、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックが決定された後に第1の制御リソースの第1の開始共通リソースブロックを決定する詳細な処理については、図6の詳細な説明を参照されたい。第5のオフセットは、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックとの間の共通リソースブロックの数量を指す。
第1のダウンリンク帯域幅部分がSIB1に基づいて構成される事例では、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックと第3のオフセットとに基づいて決定される。第3のオフセットは、第2の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点である。基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0 CRB0の中心を示すために使用される。図11に示されているように、共通の基準点は、ポイントA(Point A)のロケーションであり得、共通リソースブロックCRB0のサブキャリア0の中心を示す。ここでは、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックを決定する方式についてのみ手短に説明する。詳細については、図8の詳細な説明を参照されたい。
第B2の事例に基づいて、任意選択で、実際の適用中に、第1のダウンリンク帯域幅部分を構成するただ1つの方式があり得る。この場合、第1のダウンリンク帯域幅部分は、SIB1を使用することによって構成される。代替として、任意選択で、実際の適用中に、第1のダウンリンク帯域幅部分は、CORESET#0とSIB1とを使用することによって構成され得る。この場合、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分は、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するために選択される。
端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、端末デバイスは、SIB1メッセージから第1の制御リソースセットの構成情報を取得し得る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットの構成情報を搬送するためにSIB1メッセージを使用し得る。端末デバイスとネットワークデバイスとは、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックに基づいて第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースロケーションを決定し得る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、端末デバイスは、図11に示されている第1の制御リソースセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し、ネットワークデバイスは、図11に示されている第1の制御リソースセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。このようにして決定される第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは同じであり、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットのロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する機会は、本出願のこの実施形態では限定されない。第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、構成情報とSIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションとに基づいて決定され得る。代替として、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、構成情報とSIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションとに基づいて決定され得る。
図9、図10、および図11の機会Tは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの機会を示す。ネットワークデバイスと端末デバイスとは、機会Tを別様に定義し得る。任意の実装では、端末デバイスは、以下の機会(10-1)、(10-2)、(10-3)、(10-4)、(10-5)、または(10-6)のうちの1つを示すために成功した最初のアクセスの機会が使用されると決定する。
(10-1):端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
(10-2):端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
(10-3):端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
(10-4):端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
(10-5):最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが正常に受信する機会、または
(10-6):再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが正常に受信する機会。
ネットワークデバイスは、以下の機会(10-7)、(10-8)、(10-9)、または(10-10)のうちの1つを示すために成功した最初のアクセスの機会が使用されると決定する。
(10-7):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
(10-8):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
(10-9):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会、または
(10-10):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会。
本出願のこの実施形態では、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された共通リソースブロックセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送らず、端末デバイスは、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションに基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視しない。このようにして、ネットワークデバイスも端末デバイスも、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する必要がなく、第1の制御リソースセットのものであり、端末デバイスの最初のアクセスの後である周波数領域ロケーションは、参照されたダウンリンク帯域幅部分を使用することによって決定される。このようにして、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
図1に示されている通信システムに基づき、図12は、本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための別の方法の概略フローチャートである。図12に示されている方法は、ステップ1201からステップ1203を含む。
1201:ネットワークデバイスは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に端末デバイスに第1の制御リソースセットの構成情報を送る。
相応して、端末デバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの構成情報を受信する。
1202:ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。
相応して、端末デバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得する。
1203:ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された第3の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。
相応して、端末デバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された第3の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得する。
ステップ1202において、第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の共通制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。本明細書における第1のダウンリンク帯域幅部分は、CORESET#0を使用することによって定義され得る。
ステップ1203において、第3の共通リソースブロックセット中に含まれる第3の開始共通リソースブロックは、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第2のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。本明細書における第2のダウンリンク帯域幅部分は、SIB1中に構成され得る。
図12に示されている実施形態では、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始共通リソースブロックと同じである。このようにして、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前後に第1の制御リソースセットによって参照されるダウンリンク帯域幅部分が異なるが、第1の制御リソースセットのものであり、第1のダウンリンク帯域幅部分に基づいて決定される第1の開始共有リソースブロックは、依然として、2つのダウンリンク帯域幅部分の開始共通リソースブロックが同じになるように設定することによって、第2の制御リソースセットのものであり、第2のダウンリンク帯域幅部分に基づいて決定される第3の開始共通リソースブロックと同じにすることができる。
本出願における第1の制御リソースセットの識別子は0でない。
任意選択で、第1の制御リソースセットの構成情報は、SIB1から取得され得、構成情報は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前または後に効果を生じ得る。本明細書において効力を生じることは、端末デバイスが、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションに基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクもしくはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し得ること、またはネットワークデバイスが、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクもしくはダウンリンクスケジューリング制御情報を送り得ることを意味する。
任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分がSIB1中に構成された最初のDL BWPであるシナリオでは、第1のダウンリンク帯域幅部分の構成情報はまた、SIB1から取得され得るが、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の構成情報は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に効力を生じる。本明細書において効力を生じることは、端末デバイスが、第1のダウンリンク帯域幅部分の上位レイヤのシグナリングlocationAndBandwidthおよび/または別のパラメータのうちの1つを使用することによって第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションを決定し得、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションに基づいてダウンリンク制御情報を受信し得るか、またはネットワークデバイスが、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションに基づいてダウンリンク制御情報を送り得ることを意味する。
端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の開始共通リソースブロックと別の共通リソースブロックとを含む。端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、第1の制御リソースセットによって占有された第3の共通リソースブロックは、第1の制御リソースセットによって占有された第3の開始共通リソースブロックと別の共通リソースブロックとを含む。本出願のこの実施形態では、ネットワークデバイスと端末デバイスとの両方は、第1の開始共通リソースブロックと第3の開始共通リソースブロックとを決定し得、構成情報と参照されたダウンリンク帯域幅部分の開始共通リソースブロックとに基づいて、第1の制御リソースセットによって占有され、第1の開始共通リソースブロックから開始する共通リソースブロックを決定し得、構成情報と参照されたダウンリンク帯域幅部分の開始共通リソースブロックとに基づいて、第1の制御リソースセットによって占有され、第3の開始共通リソースブロックから開始する共通リソースブロックを決定し得る。第1の開始共通リソースブロックと第3の開始共通リソースブロックとをどのように決定するのかについては、図13の詳細な説明を参照されたい。
図13は、本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションの別の例示的な図である。図13では、第1のダウンリンク帯域幅部分は、CORESET#0を使用することによって定義された最初のDL BWPであり、第1の制御リソースセット1の第1の開始共通リソースブロックは、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定される。第2のダウンリンク帯域幅部分は、SIB1中に構成された最初のDL BWPであり、第1の制御リソースセット2の第3の開始共通リソースブロックは、SIB1中に構成された最初のDL BWPの第4の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定される。第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始共通リソースブロックと同じである。
特に、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックが決定された後に第1の制御リソースセット1の第1の開始共通リソースブロックを決定する詳細な処理について、CORESET#0の開始共通リソースブロックは、図6の詳細な説明を参照されたい。SIB1中に構成された最初のDL BWPの第4の開始共通リソースブロックが決定された後に第1の制御リソースセット2の第3の開始共通リソースブロックを決定する詳細な処理については、図6の詳細な説明を参照されたい。第4のオフセットは、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックとの間の共通リソースブロックの数量を指す。
CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックは、CORESET#0によって占有された最も低いCRBである。第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックは、第1の制御リソースセットによって占有された最も低いCRBである。CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックは、CORESET#0の第2の開始物理リソースブロックと第1のオフセットとに基づいて決定される。第1のオフセットは、第2の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点である。基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0CRB0の中心を示すために使用される。図4に示されているように、共通の基準点は、ポイントA(Point A)のロケーションであり得、共通リソースブロックCRB0のサブキャリア0の中心を示す。
第1のオフセットは、CORESET#0の第2の開始物理リソースブロックとSS/PBCHブロックの第3の開始物理リソースブロックとの間の第2のオフセットとSS/PBCHブロックの共通リソースブロックオフセットとに基づいて決定される。第2のオフセットは、SS/PBCHブロックの第2の開始物理リソースブロックと第3の開始物理リソースブロックとの間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。SS/PBCHブロックの共通リソースブロックオフセットは、第3の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。図10に示されているように、ポイントAに対するオフセット(offsetToPointA)は、
に等しくなる。このようにして、第1のオフセットは、
から第2のオフセットを減算することによって取得された値に等しくなる。
ここでは、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックを決定する方式についてのみ手短に説明する。さらなる詳細については、図8の詳細な説明を参照されたい。
第2のダウンリンク帯域幅部分がSIB1に基づいて構成されるとき、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始共通リソースブロック(図13のSIB1中に構成された最初のDL BWP)は、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始物理リソースブロックと第3のオフセットとに基づいて決定される。第3のオフセットは、第4の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。基準点は、図13のポイントA(PointA)のロケーションである。ここでは、SIB1中に構成された第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始共通リソースブロックを決定する方式についてのみ手短に説明する。詳細については、図8の詳細な説明を参照されたい。
端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、端末デバイスは、SIB1メッセージから第1の制御リソースセットの構成情報を取得し得る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットの構成情報を搬送するためにSIB1メッセージを使用し得る。端末デバイスとネットワークデバイスとは、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックに基づいて第1の制御リソースセット1の第1の開始共通リソースロケーションを決定し得、SIB1中に構成された最初のDL BWPの第4の開始共通リソースブロックに基づいて第1の制御リソースセット2の第3の開始共通リソースロケーションを決定し得る。
端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、端末デバイスは、図13に示されている第1の制御リソースセット1に基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し、ネットワークデバイスは、図13に示されている第1の制御リソースセット1に基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、端末デバイスは、図13に示されている第1の制御リソースセット2に基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し、ネットワークデバイスは、図13に示されている第1の制御リソースセット2に基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。このようにして決定される第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは同じであり、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットのロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する機会は、本出願のこの実施形態では限定されない。たとえば、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、第1の制御リソースセット1または第1の制御リソースセット2に対して実行される監視すること/送ることの前に決定されるだけでよい。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。
図12および図13の機会Tは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの機会を示す。ネットワークデバイスと端末デバイスとは、機会Tを別様に定義し得る。任意の実装では、端末デバイスは、以下の機会(13-1)、(13-2)、(13-3)、(13-4)、(13-5)、(13-6)、(13-7)、(13-8)、(13-9)または(13-10)のうちの1つを示すために成功した最初のアクセスの機会が使用されると決定する。
(13-1):端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
(13-2):端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
(13-3):端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
(13-4):端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
(13-5):第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送った後に第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に端末デバイスが切り替わる切替え完了機会、
(13-6):第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、再送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送った後に第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に端末デバイスが切り替わる切替え完了機会、
(13-7):第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスが、最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替わった後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
(13-8):第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスが、再送信されたメッセージ4を正常に受信し、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替わった後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
(13-9):第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスが、最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替わった後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが正常に受信する機会、または
(13-10):第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスが、最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替わった後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが正常に受信する機会。
ネットワークデバイスについて、ネットワークデバイスは、以下の機会(13-11)、(13-12)、(13-13)、または(13-14)のうちの1つを示すために成功した最初のアクセスの機会が使用されると決定する。
(13-11):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
(13-12):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
(13-13):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会、または
(13-14):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会、
(13-15):第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスによって送られ、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分にネットワークデバイスが切り替わる切替え完了機会、
(13-16):第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスによって送られ、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分にネットワークデバイスが切り替わる切替え完了機会、
(13-17):第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスによって送られ、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信し、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替わった後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会、または
(13-18):第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスによって送られ、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信し、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替わった後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会。
本出願のこの実施形態では、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前後に、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、異なるダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションに基づいて決定され得る。しかしながら、異なるダウンリンク帯域幅部分の開始共通リソースブロックのロケーションが同じことであることが指定されているので、基準として異なるダウンリンク帯域幅部分を使用する第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは依然として同じであり得る。このようにして、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
図1に示されている通信システムに基づき、図14は、本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための別の方法の概略フローチャートである。図14に示されている方法は、ステップ1401とステップ1402とを含む。
1401:ネットワークデバイスは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に端末デバイスに第1の制御リソースセットの構成情報を送る。
相応して、端末デバイスは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に第1の制御リソースセットの構成情報を受信する。
1402:ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。
相応して、端末デバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得する。
構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロック(Physical Resource Block、PRB)が第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。本出願における第1の制御リソースセットの識別子は0でない。
第1の制御リソースセットの構成情報は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に構成されない。第1の制御リソースセットの構成情報は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後にのみ構成される。端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、端末デバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された共通リソースブロックセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視し得る。さらに、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、基準としてダウンリンク帯域幅部分を使用することによって決定される。詳細については、図15の特定の説明を参照されたい。
任意選択で、第1の制御リソースセットの構成情報は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後にSIB1から取得され得、構成情報は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に効果を生じ得る。本明細書において効力を生じることは、端末デバイスが、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションに基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクもしくはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し得ること、またはネットワークデバイスが、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクもしくはダウンリンクスケジューリング制御情報を送り得ることを意味する。
代替として、任意選択で、第1の制御リソースセットの構成情報は、端末デバイスの成功した最初のアクセス後に、ダウンリンク帯域幅部分を構成するための別のメッセージから構成され得る。これは、図14に示されている実施形態では限定されない。
さらに、任意選択で、図14に示されている実施形態では、第1の制御リソースセットの構成情報と第1のダウンリンク帯域幅部分の構成情報とは同時に受信される。第1の制御リソースセットの構成情報は、第1のダウンリンク帯域幅部分の構成情報中に含まれる。第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、基準として、第1のダウンリンク帯域幅部分のものであり、第1の制御リソースセットの構成情報を含む構成情報を使用することによって決定される。言い換えれば、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、第1の制御リソースセットの構成情報と第1のダウンリンク帯域幅部分の構成情報との両方が1つの構成メッセージから取得され得る。第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、第1のダウンリンク帯域幅部分の構成情報と、第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定される。
第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の開始共通リソースブロックと別の共通リソースブロックとを含む。本出願のこの実施形態では、ネットワークデバイスと端末デバイスとの両方は、第1の開始共通リソースブロックを決定し得、構成情報と参照されたダウンリンク帯域幅部分の開始共通リソースブロックとに基づいて、第1の制御リソースセットによって占有され、第1の開始共通リソースブロックから開始する共通リソースブロックを決定し得る。第1の開始共通リソースブロックをどのように決定するのかについては、図15の特定の説明を参照されたい。
図15は、本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションの別の例示的な図である。図15では、第1のダウンリンク帯域幅部分は、SIB1中に構成されるか、または別の構成メッセージを使用することによって構成され、第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定される。特に、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックが決定された後に第1の開始共通リソースブロックを決定する詳細な処理について、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、図6の詳細な説明を参照されたい。第5のオフセットは、SIB1中に構成されたまたは別の構成メッセージを使用することによって構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックとの間の共通リソースブロックの数量を指す。
第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックと第3のオフセットとに基づいて決定される。第3のオフセットは、第2の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点である。基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0CRB0の中心を示すために使用される。図15に示されているように、共通の基準点は、ポイントA(Point A)のロケーションであり得、共通リソースブロックCRB0のサブキャリア0の中心を示す。ここでは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックを決定する方式についてのみ手短に説明する。詳細については、図8の詳細な説明を参照されたい。
任意選択で、実際の適用中に、第1のダウンリンク帯域幅部分を構成するただ1つの方式があり得る。代替として、任意選択で、実際の適用中に、第1のダウンリンク帯域幅部分は、CORESET#0と別の構成メッセージとを使用することによって構成され得る。この場合、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分は、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するために選択される。
端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、端末デバイスは、構成メッセージから第1の制御リソースセットの構成情報を取得し得る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットの構成情報を搬送するために構成メッセージを使用し得る。端末デバイスとネットワークデバイスとは、構成メッセージ中の第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックに基づいて第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースロケーションを決定し得る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、端末デバイスは、図15に示されている第1の制御リソースセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し、ネットワークデバイスは、図15に示されている第1の制御リソースセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。このようにして決定される第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは同じであり、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットのロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
図14および図15の機会Tは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの機会を示す。ネットワークデバイスと端末デバイスとは、機会Tを別様に定義し得る。任意の実装では、端末デバイスは、以下の機会(15-1)、(15-2)、(15-3)、(15-4)、(15-5)、または(15-6)のうちの1つを示すために成功した最初のアクセスの機会が使用されると決定する。
(15-1):端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
(15-2):端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
(15-3):端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
(15-4):端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
(15-5):最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが正常に受信する機会、または
(15-6):再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが正常に受信する機会。
ネットワークデバイスについて、ネットワークデバイスは、以下の機会(15-7)、(15-8)、(15-9)、または(15-10)のうちの1つを示すために成功した最初のアクセスの機会が使用されると決定する。
(15-7):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
(15-8):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
(15-9):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会、または
(15-10):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会。
本出願のこの実施形態では、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された共通リソースブロックセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送らず、端末デバイスは、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションに基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視しない。このようにして、ネットワークデバイスも端末デバイスも、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する必要がなく、第1の制御リソースセットのものであり、端末デバイスの最初のアクセスの後である周波数領域ロケーションは、参照されたダウンリンク帯域幅部分を使用することによって決定される。このようにして、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
図3から図15に示されている方法実施形態では、実際の適用中に、第1の可能な実装では、ネットワークデバイスが第1の制御リソースセットを構成する機会は限定されないことに留意されたい。言い換えれば、第1の制御リソースセットの構成メッセージは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に構成され得るか、または端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に構成され得る。このシナリオでは、図3から図15において説明される様々な実装可能な解決策が含まれ得る。
たとえば、ネットワークデバイスが第1の制御リソースセットを構成する機会が不確定なので、端末デバイスは、最初のアクセスの前にチャネルを監視して、第1の制御リソースセットの構成情報を取得し得る。端末デバイスが、第1の制御リソースセットの構成情報を取得するか、または第1の制御リソースセットの構成情報を取得しないとき、端末デバイスは、最初のアクセスの後にチャネルを監視して、第1の制御リソースセットの構成情報を取得し得る。
第1の可能な実装に基づいて、さらに、第1の制御リソースセットによって参照されるダウンリンク帯域幅部分を構成する機会は、限定されないことがある。このシナリオでは、ネットワークデバイスが新しいダウンリンク帯域幅部分を構成する場合、端末デバイスが新しいダウンリンク帯域幅部分の構成情報を受信するとき、第1の制御リソースセットのロケーションは、新しいダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションに関して決定され得る。
第2の可能な実装解決策では、ネットワークデバイスが第1の制御リソースセットを構成する機会は限定され得る。たとえば、限定は、第1の制御リソースセットの構成メッセージが端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に構成され得るということである。このシナリオでは、図14および図15において説明される実装解決策を参照されたい。たとえば、ネットワークデバイスが第1の制御リソースセットを構成する機会は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後であるので、端末デバイスは、最初のアクセスの前にチャネルを監視する必要がないが、端末デバイスは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後にチャネルを監視し始めて、第1の制御リソースセットの構成情報を取得する。このようにして、不確定な監視によって生じる端末デバイスの電力損失が低減可能である。
第2の可能な実装に基づいて、さらに、第1の制御リソースセットによって参照されるダウンリンク帯域幅部分を構成する機会は、限定され得る。このシナリオでは、限定が、ダウンリンク帯域幅部分の構成機会が端末デバイスの成功した最初のアクセスの後であることである場合、ネットワークデバイスが新しいダウンリンク帯域幅部分を構成すると、端末デバイスが新しいダウンリンク帯域幅部分の構成情報を受信するとき、第1の制御リソースセットのロケーションは、新しいダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションに関して決定され得る。
別の可能な実装では、第1の制御リソースセットが端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に構成されるのか、または端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に構成されるのかにかかわらず、最初のDL BWPがSIB1中に構成されるのかどうかにかかわらず、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、ネットワークデバイスは、上位レイヤシグナリング(たとえば、RRCシグナリング)を使用することによって端末デバイスのための第1の制御リソースセット、新たに構成された最初のDL BWP、または別のDL BWP(最初以外のDL BWPまたはBWP_IDが0でないBWP)のうちの少なくとも1つを構成する。
第1の制御リソースセットの構成が新たに構成された最初のDL BWP中にある場合、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、基準としてCORESET#0または新たに構成された最初のDL BWPを使用する。言い換えれば、図3から図15に示される実施形態では、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、ネットワークデバイスは、上位レイヤシグナリング(たとえば、RRCシグナリング)を使用することによって端末デバイスのための新たに構成された最初のDL BWPを構成する。さらに、新たに構成された最初のDL BWPのサブキャリア間隔がSIB1中に構成された最初のDL BWPのサブキャリア間隔と同じであるとき、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、基準としてCORESET#0または新たに構成された最初のDL BWPを使用する。
最初のDL BWPが、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前にSIB1中に構成され、第1の制御リソースセットの構成が別のDL BWP中にある場合、以下の2つの事例(1)および(2)が含まれる。
(1)別のDL BWPの周波数領域ロケーションがCORESET#0の周波数領域ロケーションを含むか、またはSIB1中に構成された最初のDL BWPの周波数領域ロケーションを含み、別のDL BWPのサブキャリア間隔が、SIB1中に構成された最初のDL BWPのサブキャリア間隔と同じである場合、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは成功した最初のアクセスの前に参照されたダウンリンク帯域幅部分を参照する。
(2)別のDL BWPの周波数領域ロケーションが、CORESET#0の周波数領域ロケーションを含まないか、もしくはSIB1中に構成された最初のDL BWPの周波数領域ロケーションを含まないか、または別のDL BWPの周波数領域ロケーションが、CORESET#0の周波数領域ロケーションを含むか、もしくはSIB1中に構成された最初のDL BWPの周波数領域ロケーションを含み、別のDL BWPのサブキャリア間隔が、SIB1中に構成された最初のDL BWPのサブキャリア間隔とは異なる場合、別のDL BWPが基準として使用される。
ネットワークデバイスによって送られたメッセージを正常に受信するとき、端末デバイスは、受信されたメッセージに対して肯定応答(Acknowledgement、ACK)または否定応答(Negative Acknowledgement、NACK)を実行するために1ビットのメッセージをフィードバックすることにさらに留意されたい。ネットワークデバイスは、端末デバイスがACKメッセージ(ビット値は1である)をフィードバックするのかまたはNACKメッセージ(ビット値は0である)をフィードバックするのかに応じて、新しいデータを送るべきであるのかまたは再送信を実行すべきであるのかを決定する。本出願の実施形態におけるメッセージを送る機会は、メッセージを送り始める機会またはメッセージの送信が完了したことを確認する機会であり得る。これは、本出願では限定されない。たとえば、肯定応答メッセージを送るものであり、図3から図15の実施形態において設計される機会は、肯定応答メッセージを送る機会または肯定応答メッセージの送信が完了したことを確認する機会であり得る。
第1の制御リソースセットがSIB1中に構成される場合、第1の制御リソースセットの周波数領域リソースロケーションは、CORESET#0の周波数領域リソース範囲内に限定されることにさらに留意されたい。すなわち、第1の制御リソースセットの周波数領域リソースサイズは、CORESET#0の周波数領域リソースサイズ以下である。第1の制御リソースセットが、SIB1中に構成されていないが、他の上位レイヤシグナリング(たとえば、RRCシグナリング)中に構成されている場合、第1の制御リソースセットの周波数領域リソースロケーションは、CORESET#0の周波数領域リソース範囲内にあることも、CORESET#0の周波数領域リソース範囲内にないこともある。
ランダムアクセスチャネルのために使用される探索空間上位レイヤパラメータが第1のダウンリンク帯域幅部分中に構成される場合、上位レイヤシグナリング(たとえば、RRCシグナリング)を使用することによって端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成された別のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域リソース範囲が、成功した最初のアクセスの後に第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域リソース範囲を含み、別のダウンリンク帯域幅部分のサブキャリア間隔が第1のダウンリンク帯域幅部分のサブキャリア間隔と同じであるとき、ランダムアクセスチャネルのために使用される探索空間上位レイヤパラメータが、現在のアクティブダウンリンク帯域幅部分中に構成されない場合、ネットワークデバイスは、上位レイヤシグナリング(たとえば、RRCシグナリング)を使用することによって別のダウンリンク帯域幅部分中で端末デバイスのために、第1のダウンリンク帯域幅部分中に構成され、ランダムアクセスチャネルのために使用される探索空間を構成し得、端末デバイスは、探索空間の構成情報に基づいて、対応するダウンリンク制御チャネル、たとえば、RA-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報を監視する。現在のアクティブダウンリンク帯域幅部分の識別子は、0でない値である。この処理では、端末デバイスは、無線周波数帯域幅を変更するかまたはキャリア中心周波数を切り替える必要がない。
上記は、主に、デバイスの観点から、本出願の実施形態で提供される解決策について説明する。上記の機能を実装するために、端末デバイスとネットワークデバイスとは、機能を実行するための対応するハードウェア構造および/またはソフトウェアモジュールを含むことが理解され得る。本出願において開示される実施形態において説明された各例のステップを参照すると、本出願の実施形態は、ハードウェアまたはハードウェアとコンピュータソフトウェアとの組合せの形態で実装可能である。機能がハードウェアによって実行されるのかまたはコンピュータソフトウェアによって駆動されるハードウェアによって実行されるのかは、特定の適用例と技術的解決策の設計制約とに依存する。当業者は、特定の適用例ごとに説明した機能を実装するために異なるデバイスを使用し得るが、実装が本出願の実施形態における技術的解決策の範囲を越えると見なすべきではない。
本出願の実施形態では、端末デバイスとネットワークデバイスとは、上記のデバイス例に基づいて機能モジュールまたは機能ユニットに分割され得る。たとえば、各機能モジュールまたは機能ユニットは、それぞれの対応する機能に基づき区分を通して獲得され得るか、または2つ以上の機能は、1つの処理モジュールまたは処理ユニットに統合され得る。統合モジュールまたはユニットは、ハードウェアの形態で実装され得るか、またはソフトウェア機能モジュールの形態で実装され得る。本出願のこの実施形態では、モジュールまたはユニットへの区分は一例として使用され、論理機能区分にすぎないことに留意されたい。実際の実装中に、別の区分方式が使用され得る。
図16は、本出願の実施形態による端末デバイスの概略構造図である。端末デバイスは、図3から図15のデバイス実施形態を実装するように構成される。図16に示されているように、端末デバイス1600は、トランシーバモジュール1601と処理モジュール1602とを含み得る。
第1の可能な実装解決策では、トランシーバモジュール1601と処理モジュール1602とは、図3から図5に示されている実施形態の内容を実装するように構成される。詳細は以下の通りである。
トランシーバモジュール1601は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの構成情報を受信するように構成される。
処理モジュール1602は、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて端末デバイスの成功した最初のアクセスの前にまたは端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得する。
第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。
第2の可能な実装解決策では、トランシーバモジュール1601と処理モジュール1602とは、図9から図11に示されている実施形態の内容を実装するように構成される。詳細は以下の通りである。
トランシーバモジュール1601は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの構成情報を受信するように構成される。
処理モジュール1602は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、第1の制御リソースセットによって占有された共通リソースブロックセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視するのをスキップするように構成される。
処理モジュール1602は、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得するようにさらに構成される。
第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。
第3の可能な実装解決策では、トランシーバモジュール1601と処理モジュール1602とは、図12および図13に示されている実施形態の内容を実装するように構成される。詳細は以下の通りである。
トランシーバモジュール1601は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの構成情報を受信するように構成される。
処理モジュール1602は、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得することであって、第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される、ことを行うように構成される。
処理モジュール1602は、第1の制御リソースセットによって占有された第3の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得することであって、第3の共通リソースブロックセット中に含まれる第3の開始共通リソースブロックは、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第2のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される、ことを行うように構成される。
第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始共通リソースブロックと同じである。
第4の可能な実装解決策では、トランシーバモジュール1601と処理モジュール1602とは、図14および図15に示されている実施形態の内容を実装するように構成される。詳細は以下の通りである。
トランシーバモジュール1601は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に第1の制御リソースセットの構成情報を受信するように構成される。
処理モジュール1602は、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得するように構成される。
第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。
端末デバイス1600は、図3から図15の実施形態における端末デバイスによって実行されるステップを実装するように構成されることが理解され得る。図16の端末デバイス中に含まれる機能ブロックの特定の実装および対応する有益な効果については、図3から図15の実施形態の特定の説明を参照されたい。詳細についてここで説明されない。
本出願のこの実施形態では、トランシーバモジュールは、受信機または受信機回路であり得る。代替として、トランシーバモジュールは、端末デバイスの通信インターフェースであり得る。処理モジュールはプロセッサであり得る。
図16に示されている実施形態における端末デバイス1600は、図17に示されている端末デバイス1160を使用することによって実装され得る。図17は、本出願の実施形態による、別の端末デバイスの概略構造図である。図17に示されている端末デバイス1160は、プロセッサ1701とトランシーバ1702とを含む。
トランシーバ1702は、端末デバイス1160と別の端末デバイスまたは上記の実施形態の別のデバイスとの間での情報送信をサポートするように構成される。
プロセッサ1701は、端末デバイスの行為を制御し、管理するように構成される。
たとえば、図3に示されている実施形態では、トランシーバ1702は、図3に示されている実施形態におけるステップ301、302、および303においてメッセージを受信するように構成される。処理ユニット1701は、上記のステップを実行する際にトランシーバ1702をサポートするように構成される。
たとえば、図9に示されている実施形態では、トランシーバ1702は、図9に示されている実施形態におけるステップ901および902においてメッセージを受信するように構成される。処理ユニット1701は、上記のステップを実行する際にトランシーバ1702をサポートするように構成される。
たとえば、図12に示されている実施形態では、トランシーバ1702は、図12に示されている実施形態におけるステップ1201、1202、および1203においてメッセージを受信するように構成される。処理ユニット1701は、上記のステップを実行する際にトランシーバ1702をサポートするように構成される。
たとえば、図14に示されている実施形態では、トランシーバ1702は、図14に示されている実施形態におけるステップ1401および1402においてメッセージを受信するように構成される。処理ユニット1701は、上記のステップを実行する際にトランシーバ1702をサポートするように構成される。
プロセッサ1701とトランシーバ1702とは、通信可能に接続される。たとえば、それらは、バス1704を使用することによって接続される。バス1704は、PCIバス、EISAバスなどであり得る。バス1704は、アドレスバス、データバス、制御バスなどに分類され得る。表現を容易にするために、図17ではバスを表すためにただ1つの太線が使用されるが、これは、ただ1つのバスまたはただ1つのタイプのバスがあることを意味しない。
端末デバイス1160は、メモリ1703をさらに含み得る。メモリ1703は、端末デバイス1160によって実行されるプログラムコードとデータとを記憶するように構成される。プロセッサ1701は、メモリ1703中に記憶されたアプリケーションプログラムコードを実行して、図3から図15に示されている実施形態のうちのいずれか1つにおいて与えられる端末デバイスの行為を実装するように構成される。
実際の適用中に、端末デバイスは、1つまたは複数のプロセッサを含み得、端末デバイス1160の構造は、本出願のこの実施形態に対する限定を構成しないことに留意されたい。
プロセッサは、中央処理ユニット(Central Processing Unit、CPU)、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application-Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)もしくは別のプログラマブル論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェア構成要素、またはそれらの任意の組合せであり得る。プロセッサは、本出願で開示される内容に関して説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を実装または実行し得る。プロセッサは、代替として、コンピューティング機能を実装するプロセッサの組合せ、たとえば、1つもしくは複数のマイクロプロセッサの組合せまたはDSPとマイクロプロセッサとの組合せであり得る。
トランシーバ1704は、通信インターフェース、トランシーバ回路などであり得る。トランシーバは、一般的な用語である。特定の実装中に、トランシーバは、複数のインターフェースを含み得る。
メモリ1703は、一過性メモリ(Transitory Memory)、たとえば、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)を含み得る。メモリ1703は、代替として、非一時的メモリ(Non-Transitory Memory)、たとえば、読取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、フラッシュメモリ(Flash Memory)、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive、HDD)、またはソリッドステートドライブ(Solid-State Drive、SSD)を含み得る。メモリ1703は、代替として、前述のタイプのメモリの組合せを含み得る。
本出願の実施形態は、コンピュータ記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ記憶媒体は、図17に示されている実施形態における端末デバイスによって使用されるコンピュータソフトウェア命令を記憶するように構成され得る。コンピュータソフトウェア命令は、上記の実施形態を実装するために端末デバイスが使用するために設計されたプログラムを含む。記憶媒体は、限定はしないが、フラッシュメモリ、ハードディスク、またはソリッドステートドライブを含む。
本出願の実施形態は、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータ製品がコンピューティングデバイスによって実行されるとき、図17に示されている実施形態における端末デバイスのために設計されたデータ処理が実行され得る。
図18は、本出願の実施形態による、別のネットワークデバイスの概略構造図である。ネットワークデバイスは、図8および図9の実施形態を実装するように構成される。図18に示されているように、ネットワークデバイス1800は、トランシーバモジュール1801と処理モジュール1802とを含む。
第1の可能な実装解決策では、トランシーバモジュールと処理モジュールとは、図3から図5に示されている実施形態の内容を実装するように構成される。
トランシーバモジュール1801は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に端末デバイスに第1の制御リソースセットの構成情報を送るように構成される。
処理モジュール1802は、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通のリソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前にまたは端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報をブロードキャストするように構成される。
第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。
第2の可能な実装解決策では、トランシーバモジュールと処理モジュールとは、図9から図11に示されている実施形態の内容を実装するように構成される。詳細は以下の通りである。
トランシーバモジュール1801は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に端末デバイスに第1の制御リソースセットの構成情報を送るように構成される。
処理モジュール1802は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、第1の制御リソースセットによって占有された共通リソースブロックセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報をブロードキャストするのをスキップするように構成される。
処理モジュール1802は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報をブロードキャストするようにさらに構成される。
第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。
第3の可能な実装解決策では、トランシーバモジュールと処理モジュールとは、図12および図13に示されている実施形態の内容を実装するように構成される。詳細は以下の通りである。
トランシーバモジュール1801は、ネットワークデバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に端末デバイスに第1の制御リソースセットの構成情報を送るように構成される。
処理モジュール1802は、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報をブロードキャストすることであって、第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される、ことを行うように構成される。
処理モジュール1802は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、第1の制御リソースセットによって占有された第3の共通リソースブロックセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報をブロードキャストすることであって、第3の共通リソースブロックセット中に含まれる第3の開始共通リソースブロックは、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第2のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される、ことを行うようにさらに構成される。
第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始共通リソースブロックと同じである。
第4の可能な実装解決策では、トランシーバモジュールと処理モジュールとは、図14および図15に示されている実施形態の内容を実装するように構成される。詳細は以下の通りである。
トランシーバモジュール1801は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に端末デバイスに第1の制御リソースセットの構成情報を送るように構成される。
処理モジュール1802は、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報をブロードキャストすることであって、第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される、ことを行うように構成される。
ネットワークデバイス1800は、図3から図15の実施形態におけるネットワークデバイスによって実行されるステップを実装するように構成されることが理解され得る。図16のネットワークデバイス中に含まれる機能ブロックの特定の実装および対応する有益な効果については、図3から図15の実施形態の特定の説明を参照されたい。詳細についてここで説明されない。
本出願のこの実施形態では、トランシーバモジュールは、受信機または受信機回路であり得る。代替として、トランシーバモジュールは、端末デバイスの通信インターフェースであり得る。処理モジュールはプロセッサであり得る。
図18に示されているネットワークデバイスは、図19に示されているネットワークデバイス1900を使用することによって実装され得る。図19は、本出願の実施形態による、別のネットワークデバイスの概略構造図である。図19に示されているネットワークデバイスは、プロセッサ1901とトランシーバ1902とを含む。
トランシーバ1902は、ネットワークデバイス1900と上記の実施形態における別のデバイスとの間での情報送信をサポートするように構成され、プロセッサ1901は、ネットワークデバイス1900の行為を制御し、管理するように構成される。
たとえば、図3に示されている実施形態では、トランシーバ1702は、図3に示されている実施形態におけるステップ301、302、および303においてメッセージを送るように構成される。処理ユニット1701は、上記のステップを実行する際にトランシーバ1702をサポートするように構成される。
たとえば、図9に示されている実施形態では、トランシーバ1702は、図9に示されている実施形態におけるステップ901および902においてメッセージを送るように構成される。処理ユニット1701は、上記のステップを実行する際にトランシーバ1702をサポートするように構成される。
たとえば、図12に示されている実施形態では、トランシーバ1702は、図12に示されている実施形態におけるステップ1201、1202、および1203においてメッセージを送るように構成される。処理ユニット1701は、上記のステップを実行する際にトランシーバ1702をサポートするように構成される。
たとえば、図14に示されている実施形態では、トランシーバ1702は、図14に示されている実施形態におけるステップ1401および1402においてメッセージを送るように構成される。処理ユニット1701は、上記のステップを実行する際にトランシーバ1702をサポートするように構成される。
プロセッサ1901とトランシーバ1902とは、通信可能に接続される。たとえば、それらは、バスを使用することによって接続される。ネットワークデバイス1900は、メモリ1903をさらに含み得る。メモリ1903は、ネットワークデバイス1900によって実行されるプログラムコードとデータとを記憶するように構成される。プロセッサ1901は、メモリ1903中に記憶されたアプリケーションプログラムコードを実行して、図8または図9に示されている任意の実施形態において与えられるネットワークデバイスの行為を実装するように構成される。
実際の適用中に、ネットワークデバイスは、1つまたは複数のプロセッサを含み得、ネットワークデバイス1900の構造は、本出願のこの実施形態に対する限定を構成しないことに留意されたい。
プロセッサ1901は、CPU、NP、ハードウェアチップ、またはそれらの任意の組合せであり得る。ハードウェアチップは、ASIC,PLD、またはそれらの組合せであり得る。PLDは、CPLD、FPGA、GAL、またはそれらの任意の組合せであり得る。
メモリ1903は、RAMなどの揮発性メモリを含み得る。メモリ1903は、代替として、ROM、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ、またはソリッドステートドライブなどの不揮発性メモリを含み得る。メモリ1903は、代替として、前述のタイプのメモリの組合せを含み得る。
本出願の実施形態は、コンピュータ記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ記憶媒体は、図18に示されている実施形態におけるネットワークデバイススによって使用されるコンピュータソフトウェア命令を記憶するように構成され得る。コンピュータソフトウェア命令は、上記の実施形態を実装するためにネットワークデバイスが使用するために設計されたプログラムを含む。記憶媒体は、限定はしないが、フラッシュメモリ、ハードディスク、またはソリッドステートドライブを含む。
本出願の実施形態は、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータ製品がコンピューティングデバイスによって実行されるとき、図18に示されている実施形態におけるネットワークデバイスために設計されたデータ処理が実行され得る。
本出願の明細書、特許請求の範囲、および添付の図面において、「第1の」、「第2の」、「第3の」、「第4の」などの用語は、異なる対象物を区別することが意図されており、特定の順序を示さない。さらに、「含む(including)」、「有する(having)」という用語、またはそれらの任意の他の変形形態は、非排他的な包含をカバーすることが意図されている。たとえば、一連のステップまたはユニットを含む、処理、方法、システム、製品、もしくはデバイスは、列挙されたステップもしくはユニットに限定されず、任意選択で、列挙されないステップもしくはユニットをさらに含み、または、そのプロセス、方法、製品、もしくはデバイスの別の固有のステップもしくはユニットをさらに含む。
本出願では、「Aおよび/またはB」は、A、B、ならびにAおよびBの事例のうちの1つを指す。「のうちの少なくとも1つ」は、リストされたアイテムまたはリストされたアイテムの任意の数量の任意の組合せを意味する。たとえば、「Aと、Bと、Cとのうちの少なくとも1つ」は、A、B、C、AおよびB、BおよびC、AおよびC、ならびにA、B、およびCの7つの事例のうちの任意の1つを意味する。
当業者は、上記の処理のシーケンス番号が本出願の様々な実施形態において実行シーケンスを意味しないことを理解し得る。処理の実行シーケンスは、処理の機能および内部論理に基づいて決定されるべきであり、本出願の実施形態の実装処理に対するいかなる限定ともならない。
上記の実施形態の全部または一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せを使用することによって実装され得る。ソフトウェアが実施形態を実装するために使用されるとき、実施形態は、コンピュータプログラム製品の形態で完全にまたは部分的に実装され得る。コンピュータプログラム製品は、1つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータ上にロードされ、実行されるとき、本出願の実施形態による手順または機能の全部または一部が生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または別のプログラマブル装置であり得る。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体中に記憶され得るか、または1つのコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に送信され得る。たとえば、コンピュータ命令は、ワイヤード(たとえば、同軸ケーブル、光ファイバ、またはデジタル加入者回線(DSL))またはワイヤレス(たとえば、赤外線、無線、またはマイクロ波)の方式であるウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンターから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンターに送信され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体または1つもしくは複数の使用可能な媒体を統合するサーバまたはデータセンターなどのデータストレージデバイスであり得る。使用可能な媒体は、磁気媒体(たとえば、フロッピーディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光媒体(たとえば、DVD)、半導体媒体(たとえば、ソリッドステートドライブSolid State Disk(SSD))などであり得る。
当業者は、実施形態の方法の処理のすべてまたは一部が関連するハードウェアに命令するコンピュータプログラムによって完了され得ることを理解し得る。プログラムはコンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。プログラムが実行されるとき、方法実施形態の処理は含まれ得る。上記の記憶媒体は、磁気ディスク、光学ディスク、読取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)などであり得る。
本出願は、通信技術の分野に関し、特に、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための方法および関係するデバイスに関する。
本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、「METHOD FOR DETERMINING FREQUENCY DOMAIN LOCATION OF CONTROL RESOURCE SET AND RELATED DEVICE」と題する、2018年12月29日に中国国家知識産権局に出願された中国特許出願第201811642765号の優先権を主張する。
共通の制御リソースセット(commonControlResourceSet)は、ランダムアクセス応答のスケジューリング情報と、ページングメッセージと、システムメッセージとを搬送し得る。端末デバイスは、共通の制御リソースセット上のランダムアクセス応答のスケジューリング情報と、ページングメッセージと、システムメッセージとを監視し得る。ネットワークデバイスは、共通の制御リソースセット上でランダムアクセス応答のスケジューリング情報と、ページングメッセージと、システムメッセージとを送り得る。既存の解決策では、共通の制御リソースセットの2つ以上の周波数領域ロケーションが決定され、それによって、共通の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性が増加する。
本出願の実施形態は、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減するための、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための方法および関係するデバイスを提供する。
第1の態様によれば、本出願の実施形態は、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための可能な方法を提供する。方法は、端末デバイスとネットワークデバイスとによって完了され、
ネットワークデバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に端末デバイスに第1の制御リソースセットの構成情報を送ること、および相応して、端末デバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの構成情報を受信することと、
第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいてネットワークデバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前にまたは端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報をブロードキャストすること、および相応して、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて端末デバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前にまたは端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得することとと
を含む。
第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の共通の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。
第1の態様では、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前後の第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは同じである。このようにして、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
第1の態様に関して、任意選択で、端末デバイスについて、端末デバイスの、端末デバイスによって定義された成功した最初のアクセスは、以下の機会、
端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)を使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報(DCI)を端末デバイスが正常に受信する機会、
端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが正常に受信する機会、または
再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが正常に受信する機会
のうちの1つを示すために使用される。
第1の態様に関して、任意選択で、ネットワークデバイスについて、端末デバイスの、ネットワークデバイスによって定義された成功した最初のアクセスは、以下の機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会、または
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会
のうちの1つを示すために使用される。
第1の態様に関して、任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分は、制御リソースセットcoreset#0に基づいて定義されるか、またはシステム情報ブロックSIB1に基づいて構成される。
第1の態様に関して、任意選択で、第1の制御リソースセットの識別子は0でない。
第1の態様に関して、任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分がcoreset#0に基づいて定義されるとき、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックと第1のオフセットとに基づいて決定され、ここで、第1のオフセットは、第2の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用され、基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点であり、基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0 CRB0の中心を示すために使用される。
第1の態様に関して、任意選択で、第1のオフセットは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックとSS/PBCHブロックの第3の開始物理リソースブロックとの間の第2のオフセットとSS/PBCHブロックの共通リソースブロックオフセットとに基づいて決定され、ここで、第2のオフセットは、SS/PBCHブロックの第2の開始物理リソースブロックと第3の開始物理リソースブロックとの間の物理リソースブロックPRBの数量を示すために使用され、SS/PBCHブロックの共通リソースブロックオフセットは、第3の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。
第1の態様に関して、任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分がSIB1に基づいて構成されるとき、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックと第3のオフセットとに基づいて決定され、ここで、第3のオフセットは、第2の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用され、基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点であり、基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0 CRB0の中心を示すために使用される。
第2の態様によれば、本出願の実施形態は、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための別の可能な方法を提供する。方法は、端末デバイスとネットワークデバイスとによって完了され、
ネットワークデバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に端末デバイスに第1の制御リソースセットの構成情報を送ること、および相応して、端末デバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの構成情報を受信することと、
第1の制御リソースセットによって占有された共通リソースブロックセットに基づいてネットワークデバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報をブロードキャストするのをスキップすること、および相応して、第1の制御リソースセットによって占有された共通リソースブロックセットに基づいて端末デバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に物理ダウンリンク制御チャネルを監視するのをスキップすることと、
第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいてネットワークデバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報をブロードキャストすること、および相応して、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて端末デバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得することと
を含む。
第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。
第2の態様では、ネットワークデバイスも端末デバイスも、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する必要がなく、第1の制御リソースセットのものであり、端末デバイスの最初のアクセスの後である周波数領域ロケーションは、参照されたダウンリンク帯域幅部分を使用することによって決定される。このようにして、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
第2の態様に関して、任意選択で、端末デバイスについて、端末デバイスの、端末デバイスによって定義された成功した最初のアクセスは、以下の機会、
端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)を使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報(DCI)を端末デバイスが正常に受信する機会、
端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが正常に受信する機会、または
再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが正常に受信する機会
のうちの1つを示すために使用される。
第2の態様に関して、任意選択で、ネットワークデバイスについて、端末デバイスの、ネットワークデバイスによって定義された成功した最初のアクセスは、以下の機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会、または
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会
のうちの1つを示すために使用される。
第2の態様に関して、任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分は、制御リソースセットcoreset#0に基づいて定義されるか、またはシステム情報ブロックSIB1に基づいて構成される。
第2の態様に関して、任意選択で、第1の制御リソースセットの識別子は0でない。
第2の態様に関して、任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分がcoreset#0に基づいて定義されるとき、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックと第1のオフセットとに基づいて決定される。
第1のオフセットは、第2の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用され、基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点であり、基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0 CRB0の中心を示すために使用される。
第2の態様に関して、任意選択で、第1のオフセットは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックとSS/PBCHブロックの第3の開始物理リソースブロックとの間の第2のオフセットとSS/PBCHブロックの共通リソースブロックオフセットとに基づいて決定され、ここで、第2のオフセットは、SS/PBCHブロックの第2の開始物理リソースブロックと第3の開始物理リソースブロックとの間の物理リソースブロックPRBの数量を示すために使用され、SS/PBCHブロックの共通リソースブロックオフセットは、第3の開始物理リソースブロックに対応する共通リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。
第2の態様に関して、任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分がSIB1に基づいて構成されるとき、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックと第3のオフセットとに基づいて決定され、ここで、第3のオフセットは、第2の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用され、基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点であり、基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0 CRB0の中心を示すために使用される。
第3の態様によれば、本出願の実施形態は、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための可能な方法を提供する。方法は、端末デバイスとネットワークデバイスとによって完了され、
ネットワークデバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に端末デバイスに第1の制御リソースセットの構成情報を送ること、および相応して、端末デバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの構成情報を受信することと、
第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいてネットワークデバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報をブロードキャストすること、および相応して、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて端末デバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得することであって、第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される、ことと、
第1の制御リソースセットによって占有された第3の共通リソースブロックセットに基づいてネットワークデバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報をブロードキャストすること、および相応して、第1の制御リソースセットによって占有された第3の共通リソースブロックセットに基づいて端末デバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得することであって、第3の共通リソースブロックセット中に含まれる第3の開始共通リソースブロックは、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第2のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される、ことと
を含み、
第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始共通リソースブロックと同じである。
第3の態様では、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前後に、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、異なるダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションに基づいて決定され得る。しかしながら、異なるダウンリンク帯域幅部分の開始共通リソースブロックのロケーションが同じであることが指定されているので、基準として異なるダウンリンク帯域幅部分を使用する第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは依然として同じであり得る。このようにして、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
第3の態様に関して、任意選択で、端末デバイスについて、端末デバイスの、端末デバイスによって定義された成功した最初のアクセスは、以下の機会、
端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送った後に第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に端末デバイスが切り替わる切替え完了機会、
第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、再送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送った後に第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に端末デバイスが切り替わる切替え完了機会、
第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスが、最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替わった後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスが、再送信されたメッセージ4を正常に受信し、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替わった後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替わった後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが受信する機会、または
第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、再送信されたメッセージ4を正常に受信し、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替わった後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが受信する機会
のうちの1つを示すために使用される。
第3の態様に関して、任意選択で、ネットワークデバイスについて、端末デバイスの、ネットワークデバイスによって定義された成功した最初のアクセスは、以下の機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会、
第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスによって送られ、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分にネットワークデバイスが切り替わる切替え完了機会、
第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスによって送られ、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分にネットワークデバイスが切り替わる切替え完了機会、
第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスによって送られ、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信し、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替わった後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会、または
第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスによって送られ、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信し、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替わった後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会
のうちの1つを示すために使用される。
第3の態様に関して、任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分は、制御リソースセットcoreset#0に基づいて定義され、第2のダウンリンク帯域幅部分は、システム情報ブロックSIB1に基づいて構成される。
第3の態様に関して、任意選択で、第1の制御リソースセットの識別子は0でない。
第3の態様に関して、任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分がcoreset#0に基づいて定義されるとき、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックと第1のオフセットとに基づいて決定され、ここで、第1のオフセットは、第2の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用され、基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点であり、基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0 CRB0の中心を示すために使用される。
第3の態様に関して、任意選択で、第1のオフセットは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックとSS/PBCHブロックの第3の開始物理リソースブロックとの間の第2のオフセットとSS/PBCHブロックの共通リソースブロックオフセットとに基づいて決定され、ここで、第2のオフセットは、SS/PBCHブロックの第2の開始物理リソースブロックと第3の開始物理リソースブロックとの間の物理リソースブロックPRBの数量を示すために使用され、SS/PBCHブロックの共通リソースブロックオフセットは、第3の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。
第3の態様に関して、任意選択で、第2のダウンリンク帯域幅部分がSIB1に基づいて構成されるとき、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始共通リソースブロックは、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始物理リソースブロックと第3のオフセットとに基づいて決定され、ここで、第3のオフセットは、第4の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用され、基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点であり、基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0 CRB0の中心を示すために使用される。
第4の態様によれば、本出願の実施形態は、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための可能な方法を提供する。方法は、端末デバイスとネットワークデバイスとによって完了され、
ネットワークデバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に端末デバイスに第1の制御リソースセットの構成情報を送ること、および相応して、端末デバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に第1の制御リソースセットの構成情報を受信することと、
第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいてネットワークデバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報をブロードキャストすること、および相応して、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて端末デバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得することと
を含む。
第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。
第4の態様では、ネットワークデバイスも端末デバイスも、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する必要がなく、第1の制御リソースセットのものであり、端末デバイスの最初のアクセスの後である周波数領域ロケーションは、参照されたダウンリンク帯域幅部分を使用することによって決定される。このようにして、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
第4の態様に関して、任意選択で、端末デバイスについて、端末デバイスの、端末デバイスによって定義された成功した最初のアクセスは、以下の機会、
端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが受信する機会、または
再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが受信する機会
のうちの1つを示すために使用される。
第4の態様に関して、任意選択で、ネットワークデバイスについて、端末デバイスの、ネットワークデバイスによって定義された成功した最初のアクセスは、以下の機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会、または
端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会
のうちの1つを示すために使用される。
第4の態様に関して、任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後にシステム情報ブロックSIB1またはダウンリンク帯域幅部分を構成するための別のメッセージに基づいて構成される。
第4の態様に関して、任意選択で、第1の制御リソースセットの識別子は0でない。
第4の態様に関して、任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分がSIB1に基づいて構成されるとき、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックと第3のオフセットとに基づいて決定される。
第3のオフセットは、第2の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用され、基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点であり、基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0 CRB0の中心を示すために使用される。
第4の態様に関して、任意選択で、第1の制御リソースセットの構成情報と第1のダウンリンク帯域幅部分の構成情報とは同時に受信される。
第5の態様によれば、本出願の実施形態は、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための装置を提供する。装置は、端末デバイスであり得るか、または端末デバイス中のチップであり得る。装置は、処理ユニットとトランシーバユニットとを含み得る。装置が端末デバイスであるとき、処理ユニットは、プロセッサであり得、トランシーバユニットは、トランシーバであり得る。端末デバイスは、ストレージユニットをさらに含み得、ストレージユニットは、メモリであり得る。ストレージユニットは、命令を記憶するように構成され、処理ユニットは、ストレージユニット中に記憶された命令を実行し、したがって、端末デバイスは、第1の態様から第4の態様のうちのいずれか1つまたはそれらの任意の可能な実装において端末デバイスによって実行される方法を実行する。装置が端末デバイス中のチップであるとき、処理ユニットは、プロセッサであり得、トランシーバユニットは、入出力インターフェース、ピン、回路などであり得る。処理ユニットは、ストレージユニット中に記憶された命令を実行し、したがって、端末デバイスは、第1の態様から第4の態様のうちのいずれか1つまたはそれらの任意の可能な実装において端末デバイスによって実行される方法を実行する。ストレージユニットは、チップ中のストレージユニット(たとえば、レジスタまたはキャッシュ)であり得るか、またはチップの外側におよび端末デバイス中に位置するストレージユニット(たとえば、読取り専用メモリまたはランダムアクセスメモリ)であり得る。
第6の態様によれば、本出願の実施形態は、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための装置を提供する。装置は、ネットワークデバイスであり得るか、またはネットワークデバイス中のチップであり得る。装置は、処理ユニットとトランシーバユニットとを含み得る。装置がネットワークデバイスであるとき、処理ユニットは、プロセッサであり得、トランシーバユニットは、トランシーバであり得る。ネットワークデバイスは、ストレージユニットをさらに含み得、ストレージユニットは、メモリであり得る。ストレージユニットは、命令を記憶するように構成され、処理ユニットは、ストレージユニット中に記憶された命令を実行し、したがって、ネットワークデバイスは、第1の態様から第4の態様のうちのいずれか1つまたはそれらの任意の可能な実装においてネットワークデバイスによって実行される方法を実行する。装置がネットワークデバイス中のチップであるとき、処理ユニットは、プロセッサであり得、トランシーバユニットは、入出力インターフェース、ピン、回路などであり得る。処理ユニットは、ストレージユニット中に記憶された命令を実行し、したがって、ネットワークデバイスは、第1の態様から第4の態様のうちのいずれか1つまたはそれらの任意の可能な実装においてネットワークデバイスによって実行される方法を実行する。ストレージユニットは、チップ中のストレージユニット(たとえば、レジスタまたはキャッシュ)であり得るか、またはチップの外側におよびネットワークデバイス中に位置するストレージユニット(たとえば、読取り専用メモリまたはランダムアクセスメモリ)であり得る。
第7の態様によれば、本出願の実施形態は、コンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、第1の態様から第4の態様のうちのいずれか1つまたはそれらの任意の可能な実装において端末デバイスによって実行される方法を実行することが可能になる。
第8の態様によれば、本出願の実施形態は、コンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、第1の態様から第4の態様のうちのいずれか1つまたはそれらの任意の可能な実装においてネットワークデバイスによって実行される方法を実行することが可能になる。
第9の態様によれば、本出願の実施形態はコンピュータ可読媒体を提供する。コンピュータ可読媒体はプログラムコードを記憶する。コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、第1の態様から第4の態様のうちのいずれか1つまたはそれらの任意の可能な実装において端末デバイスによって実行される方法を実行することが可能になる。
第10の態様によれば、本出願の実施形態はコンピュータ可読媒体を提供する。コンピュータ可読媒体はプログラムコードを記憶する。コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、第1の態様から第4の態様のうちのいずれか1つまたはそれらの任意の可能な実装においてネットワークデバイスによって実行される方法を実行することが可能になる。
本出願の実施形態における技術的解決策についてより明らかに説明するために、以下に、本出願の実施形態について説明するために使用される添付の図面を説明する。
本出願の実施形態による、通信システムの可能な概略アーキテクチャ図である。
本出願の実施形態による、共通の制御リソースセットの周波数領域ロケーションの可能な例示的な図である。
本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための方法の概略フローチャートである。
本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションの例示的な図である。
本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションの例示的な図である。
本出願の実施形態による、ダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションと第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションとの例示的な図である。
本出願の実施形態による、第1の制御リソースセットの時間領域ロケーションと周波数領域ロケーションとの例示的な図である。
本出願の実施形態による、ダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションを決定することの例示的な図である。
本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための方法の概略フローチャートである。
本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションの例示的な図である。
本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションの例示的な図である。
本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための方法の概略フローチャートである。
本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションの例示的な図である。
本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための方法の概略フローチャートである。
本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションの例示的な図である。
本出願の実施形態による、端末デバイスの概略構造図である。
本出願の実施形態による、別の端末デバイスの概略構造図である。
本出願の実施形態による、ネットワークデバイスの概略構造図である。
本出願の実施形態による、別のネットワークデバイスの概略構造図である。
以下に、本出願の実施形態における添付の図面を参照しながら本出願の実施形態について説明する。
図1は、本出願の実施形態による、通信システムの可能な概略アーキテクチャ図である。図1に示されているように、通信システムは、ネットワークデバイス101と端末デバイス102とを含む。ネットワークデバイス101と端末デバイス102とは、通信システムのエアインターフェース技術を使用することによって互いに通信し得る。通信は、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報が物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel、PDCCH)上で送信されるシナリオを含む。
PDCCHは、commonControlResourceSetの時間周波数ロケーションを含む。commonControlResourceSetの周波数領域ロケーション、すなわち、共通リソースブロック(Common Resource Block、CRB)のロケーションは、基準として現在のアクティブダウンリンク帯域幅部分を使用することによって決定される。たとえば、現在のアクティブダウンリンク帯域幅部分が最初のダウンリンク帯域幅部分であるとき、commonControlResourceSet中のCRBのロケーションは、基準として最初のダウンリンク帯域幅部分を使用することによって決定される。端末デバイスは、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得するためにcommonControlResourceSetの周波数領域ロケーションにおいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視し得る。ネットワークデバイスは、commonControlResourceSetの周波数領域ロケーションにおいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送り得る。たとえば、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報は、ランダムアクセス応答をスケジュールするための制御情報、ページングメッセージをスケジュールするための制御情報、またはシステムメッセージをスケジュールするための制御情報であり得る。
既存の技術的解決策では、最初のダウンリンク帯域幅部分(Initial Downlink Bandwidth Part、最初のDL BWP)のための2つの構成方式がある。1つの構成方式は、CORESET#0を使用することによって最初のダウンリンク帯域幅部分を定義することである。この場合、最初のダウンリンク帯域幅部分のサイズと周波数領域ロケーションとは、CORESET#0のものと同じである。CORESETは、制御リソースセット(Control Resource Set)である。他の構成方式は、システム情報ブロック1(System Information Block1、SIB1)中の最初のDL BWPを構成することである。端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、CORESET#0を使用することによって定義された最初のダウンリンク帯域幅部分が効力を生じる。端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、SIB1中に構成された最初のDL BWPが効力を生じる。SIB1中に構成された最初のDL BWPは、CORESET#0を使用することによって定義された最初のDL BWPとは異なり得るが、SIB1中に構成された最初のDL BWPの周波数領域ロケーションは、CORESET#0の周波数領域ロケーションを含む必要がある。
CORESET#0の周波数領域ロケーションがSIB1中に構成された最初のDL BWPの周波数領域ロケーションに一致しないとき、2つの構成を使用することによって別々に決定されるcommonControlResourceSetの周波数領域ロケーションも異なる。図2は、本出願の実施形態による、共通の制御リソースセットの周波数領域ロケーションの可能な例示的な図である。
図2に示されているように、CORESET#0の周波数領域ロケーションがSIB1中に構成された最初のDL BWPの周波数領域ロケーションに一致せず、CORESET#0の開始リソースブロックロケーションRB-xは、SIB1中に構成された最初のDL BWPの開始リソースブロックロケーションRB-yとは異なることを理解することができる。この場合、commonControlResourceSet1のものであり、CORESET#0を使用することによって定義された最初のダウンリンク帯域幅部分に基づいて決定される開始リソースブロックロケーションも、commonControlResourceSet2のものであり、SIB1中に構成された最初のDL BWPに基づいて決定される開始リソースブロックロケーションとは異なる。
端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、端末デバイスは、commonControlResourceSet1の周波数領域ロケーションに基づいてランダムアクセス応答、ページングメッセージ、システムメッセージなどをスケジュールするための制御情報を監視する。端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、端末デバイスは、commonControlResourceSet2の周波数領域ロケーションに基づいてランダムアクセス応答、ページングメッセージ、システムメッセージなどをスケジュールするための情報を監視する。
ネットワークデバイスのカバレージ中で、最初のアクセスが成功した端末デバイスとアクセスが失敗した端末デバイスとがある場合、ネットワークデバイスは、commonControlResourceSet1の周波数領域ロケーションにおいて、アクセスが失敗した端末デバイスにランダムアクセス応答、ページングメッセージ、システムメッセージなどのスケジューリング情報を送る必要があり、commonControlResourceSet2の周波数領域ロケーションにおいて、最初のアクセスが成功した端末デバイスにランダムアクセス応答、ページングメッセージ、システムメッセージなどのスケジューリング情報を送る必要がある。
図2のシナリオにおいて、既存の解決策では、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前後に計算を通して取得されるcommonControlResourceSetの周波数領域ロケーションが異なることを理解することができる。したがって、同じ共通の情報が異なる周波数領域リソース上で送られ、端末デバイスとネットワークデバイスとの両方は、アクセスが成功したのかどうかに応じてcommonControlResourceSetの周波数領域ロケーションを別々に計算し、それによって、commonControlResourceSetの周波数領域ロケーションを決定する複雑性が増加する。
本出願における図3から図15の実施形態では、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前後に計算を通して取得されるcommonControlResourceSetの周波数領域ロケーションは同じであり得る。このようにして、端末デバイスとネットワークデバイスとは、commonControlResourceSetの周波数領域ロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、commonControlResourceSetの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。詳細については、本出願における図3から図15の実施形態についての以下の詳細な説明を参照されたい。
本出願では、端末デバイスは、ユーザ機器(User Equipment、UE)であり得るか、またはハンドヘルド端末、ノートブックコンピュータ、加入者ユニット(Subscriber Unit)、セルラーフォン(Cellular Phone)、スマートフォン(Smartphone)、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)コンピュータ、タブレットコンピュータ、ワイヤレスモデム(Modem)、ハンドヘルド(Handheld)デバイス、ラップトップコンピュータ(Laptop Computer)、コードレスフォン(Cordless Phone)、ワイヤレスローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)局、マシン型通信(Machine Type Communication、MTC)端末、もしくはモバイルネットワークにアクセスすることができる別のデバイスであり得る。端末デバイスとネットワークデバイスとは、エアインターフェース技術を使用することによって互いに通信する。
本出願におけるネットワークデバイスは、アクセスネットワークデバイスであり得、エアインターフェース側上での無線リソース管理、サービス品質(Quality of Service、QoS)管理、ならびにデータ圧縮および暗号化などの機能を主に担当する。ネットワークデバイスは、マクロ基地局、(スモールセルとも呼ばれる)マイクロ基地局、中継局、およびアクセスポイントなどの様々な形態の基地局を含み得る。異なる無線アクセス技術を使用するシステムでは、基地局機能を有するデバイスの名前は異なり得る。たとえば、第5世代(5th Generation、5G)システムでは、デバイスは、gNBと呼ばれ、第4世代(4th Generation、4G)システムでは、デバイスは、発展型ノードB(Evolved NodeB、eNBまたはeノードB)と呼ばれる。
本出願における第1の制御リソースセットは、代替として、共通の制御リソースセットまたは別の方式で命名される制御リソースセットであり得ることが理解され得る。これは、本出願の実施形態では限定されない。
本出願の実施形態は、代替として、制御リソースセットの周波数領域ロケーションが決定される必要がある別の通信システムに適用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、互いに交換され得る。本出願の実施形態において説明されるシステムアーキテクチャは、本出願の実施形態における技術的解決策について説明することを目的とするが、本出願の実施形態で提供される技術的解決策に対して限定を構成しない。当業者は、ネットワークアーキテクチャが発展するにつれて、本出願の実施形態において提供される技術的解決策が、同様の技術的問題にも適用可能であることを知り得る。本出願の説明では、「複数の」は2つ以上を意味し、「少なくとも2つの」は2つ以上を意味する。
以下は、本出願の実施形態の特定の実装について説明する。
図1に示されている通信システムに基づき、図3は、本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための方法の概略フローチャートである。図3に示されている方法は、ステップ301からステップ303を含む。
301:ネットワークデバイスは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に端末デバイスに第1の制御リソースセットの構成情報を送る。
相応して、端末デバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの構成情報を受信する。
302:ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。
相応して、端末デバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得する。
303:ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。
相応して、端末デバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得する。
ネットワークデバイスによって送られたアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報の数量が不確定であるので、ステップ302およびステップ303の実行時間の数量は本出願のこの実施形態では限定されない。
構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロック(Physical Resource Block、PRB)が第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。本出願における第1の制御リソースセットの識別子は0でない。
任意選択で、第1の制御リソースセットの構成情報は、SIB1から取得され得、構成情報は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前後の両方に効果を生じ得る。本明細書において効力を生じることは、端末デバイスが、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションに基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクもしくはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し得ること、またはネットワークデバイスが、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクもしくはダウンリンクスケジューリング制御情報を送り得ることを意味する。
任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分がSIB1中に構成された最初のDL BWPであるシナリオでは、第1のダウンリンク帯域幅部分の構成情報はまた、SIB1から取得され得るが、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の構成情報は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に効力を生じる。本明細書において効力を生じることは、ダウンリンク制御情報が、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションに基づいて受信され得るか、またはネットワークデバイスが、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションに基づいてダウンリンク制御情報を送り得ることを意味する。端末デバイスは、第1のダウンリンク帯域幅部分の上位レイヤのシグナリングlocationAndBandwidthおよび/または別のパラメータのうちの1つを使用することによって第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションを決定し得る。
第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の開始共通リソースブロックと別の共通リソースブロックとを含む。本出願のこの実施形態では、ネットワークデバイスと端末デバイスとの両方は、第1の開始共通リソースブロックを決定し得、構成情報と参照されたダウンリンク帯域幅部分の開始共通リソースブロックとに基づいて、第1の制御リソースセットによって占有され、第1の開始共通リソースブロックから開始する共通リソースブロックを決定し得る。第1の開始共通リソースブロックをどのように決定するのかについては、以下の2つの事例(第A1の事例および第A2の事例)において説明され得る。
第A1の事例では、図4は、本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションの例示的な図である。図4では、第1のダウンリンク帯域幅部分は、CORESET#0を使用することによって定義された最初のDL BWPであり、第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックは、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定される。特に、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックが決定された後に第1の開始共通リソースブロックを決定する詳細な処理については、図6の詳細な説明を参照されたい。第4のオフセットは、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックとの間の共通リソースブロックの数量を指す。
CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックは、CORESET#0によって占有された最も低いCRBである。第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックは、第1の制御リソースセットによって占有された最も低いCRBである。CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックは、CORESET#0の第2の開始物理リソースブロックと第1のオフセットとに基づいて決定される。第1のオフセットは、第2の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点である。基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0 CRB0の中心を示すために使用される。図4に示されているように、共通の基準点は、ポイントA(Point A)のロケーションであり得、共通リソースブロックCRB0のサブキャリア0の中心を示す。
第1のオフセットは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックとSS/PBCHブロック(同期/物理ブロードキャストチャネルブロック、Synchronization/Physical Broadcast Channel Block)の第3の開始物理リソースブロックとの間の第2のオフセットとSS/PBCHブロックの共通リソースブロックオフセットとに基づいて決定される。第2のオフセットは、SS/PBCHブロックの第2の開始物理リソースブロックと第3の開始物理リソースブロックとの間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。SS/PBCHブロックの共通リソースブロックオフセットは、第3の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。図4に示されているように、ポイントAに対するオフセット(offsetToPointA)は、
に等しくなる。このようにして、第1のオフセットは、
から第2のオフセットを減算することによって取得された値に等しくなる。第3の開始物理リソースブロックは、最小のRBインデックス値を有し、SS/PBCHブロックの第1のRBに重複するCRB中にあるRBである。
ここでは、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックを決定する方式についてのみ手短に説明する。さらなる詳細については、図8の詳細な説明を参照されたい。
第A1の事例に基づき、任意選択で、実際の適用中に、第1のダウンリンク帯域幅部分は、CORESET#0のみを使用することによって定義され得る。このようにして、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、CORESET#0を使用することによって定義された第1のダウンリンク帯域幅部分のみを使用することによって決定することができる。代替として、任意選択で、実際の適用中に、第1のダウンリンク帯域幅部分は、CORESET#0を使用することによって定義され得、第1のダウンリンク帯域幅部分は、SIB1中に構成され得る。この場合、CORESET#0を使用することによって定義される第1のダウンリンク帯域幅部分は、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するために選択される。
端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、端末デバイスは、SIB1メッセージから第1の制御リソースセットの構成情報を取得し得る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットの構成情報を搬送するためにSIB1メッセージを使用し得る。端末デバイスとネットワークデバイスとは、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックに基づいて第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースロケーションを決定し得る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、端末デバイスは、図4に示されている第1の制御リソースセット1に基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し、ネットワークデバイスは、図4に示されている第1の制御リソースセット1に基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、端末デバイスは、図4に示されている第1の制御リソースセット2に基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し、ネットワークデバイスは、図4に示されている第1の制御リソースセット2に基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。このようにして決定される第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは同じであり、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットのロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する機会は、本出願のこの実施形態では限定されない。第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、構成情報とCORESET#0を使用することによって定義された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションとに基づいて決定され得る。代替として、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、成功した最初のアクセスの後に、構成情報とCORESET#0を使用することによって定義された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションとに基づいて決定され得る。
第A2の事例では、図5は、本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションの別の例示的な図である。図5では、第1のダウンリンク帯域幅部分は、SIB1中に構成された最初のDL BWPであり、第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックは、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定される。特に、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックが決定された後に第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックを決定する詳細な処理については、図6の詳細な説明を参照されたい。第5のオフセットは、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックとの間の共通リソースブロックの数量を指す。
第1のダウンリンク帯域幅部分がSIB1に基づいて構成される事例では、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックと第3のオフセットとに基づいて決定される。第3のオフセットは、第2の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点である。基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0 CRB0の中心を示すために使用される。図5に示されているように、共通の基準点は、ポイントA(Point A)であり得、共通リソースブロックのサブキャリア0 CRB0の中心を示す。ここでは、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックを決定する方式についてのみ手短に説明する。詳細については、図8の詳細な説明を参照されたい。
第A2の事例に基づいて、任意選択で、実際の適用の場合、具体的に言えば、SIB1を使用することによって第1のダウンリンク帯域幅部分を構成するただ1つの方式があり得る。この場合、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分のみを使用することによって決定することができる。代替として、任意選択で、実際の適用の場合、第1のダウンリンク帯域幅部分は、CORESET#0とSIB1とを使用することによって構成され得る。この場合、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分は、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するために選択される。
端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、端末デバイスは、SIB1メッセージから第1の制御リソースセットの構成情報を取得し得る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットの構成情報を搬送するためにSIB1メッセージを使用し得る。端末デバイスとネットワークデバイスとは、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックに基づいて第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースロケーションを決定し得る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、端末デバイスは、図5に示されている第1の制御リソースセット1に基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し、ネットワークデバイスは、図5に示されている第1の制御リソースセット1に基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、端末デバイスは、図5に示されている第2の制御リソースセット2に基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し、ネットワークデバイスは、図5に示されている第1の制御リソースセット1に基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。このようにして決定される第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは同じであり、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットのロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを端末デバイスが決定する機会は、本出願のこの実施形態では限定されない。第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、構成情報とSIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションとに基づいて決定され得る。代替として、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、構成情報とSIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションとに基づいて決定され得る。
図3、図4、および図5の機会Tは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの機会を示す。ネットワークデバイスと端末デバイスとは、機会Tを別様に定義し得る。任意の実装では、端末デバイスは、以下の機会(3-1)、(3-2)、(3-3)、(3-4)、(3-5)、または(3-6)のうちの1つを示すために成功した最初のアクセスの機会が使用されると決定する。
(3-1):端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
(3-2):端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子(Cell Radio Network Temporary Identifier、C-RNTI)を使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
(3-3):端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
(3-4):端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
(3-5):最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが正常に受信する機会、または
(3-6):再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが正常に受信する機会。
ネットワークデバイスは、以下の機会(3-7)、(3-8)、(3-9)、または(3-10)のうちの1つを示すために成功した最初のアクセスの機会が使用されると決定する。
(3-7):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
(3-8):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
(3-9):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会、または
(3-10):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会。
本出願のこの実施形態では、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前後の第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは同じである。このようにして、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
図6は、本出願による、ダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションと第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションとの例示的な図である。1つのセルの1つのDL BWP中で、ネットワークデバイスは、上位レイヤのシグナリングfrequencyDomainResourcesを使用することによってBWP中での第1の制御リソースセットのリソース割り当てを示し得る。ここでの「frequencyDomainResources」は、本出願における第1の制御リソースセットの構成情報である。プロトコル中の説明によれば、frequencyDomainResourcesは、45ビットのビットマップ(Bit-map)である。45ビットのビットマップは、第1のダウンリンク帯域幅部分中での第1の制御リソースセットの周波数領域リソース割り当てを示し、各ビットは、6つの連続する重複しない物理リソースブロック(Physical Resource Block、PRB)を示す。第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックのインデックスは、共通リソースブロックのものであり、6の倍数であるインデックスと整合している。
図6に示されるように、ダウンリンク帯域幅部分の開始共通リソースブロックのインデックスが
であると仮定すると、第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックのインデックス(Index)が6の倍数である必要があるので、frequencyDomainResourcesの開始共通リソースブロックは、
である。特に、45ビットのビットマップの第1のビットによって示される6つのPRBは、CRB36から昇順に連続的に構成される。ビットの値が1である場合、6つの対応する連続するPRBが第1の制御リソースセットに割り当てられることを示す。ビットの値が0である場合、6つの対応する連続するPRBが第1の制御リソースセットに割り当てられないことを示す。ビットによって示されるPRB部分がダウンリンク帯域幅部分を超える場合、過剰部分が0に設定され、過剰部分が第1の制御リソースセットに割り当てられないことを示す。
たとえば、frequencyDomainResources=“00000111111110...”であるとき、最初の5ビットに対応するすべての30個のPRBが第1の制御リソースセットに割り当てられず、第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックのインデックスは、36+30=66であり、すなわち、第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックは、CRB66であることが理解され得る。図6のダウンリンク帯域幅部分が、図4に示されている事例におけるCORESET#0を使用することによって定義された第1のダウンリンク帯域幅部分であるとき、図4の第4のオフセットは、CRB66-CRB33=CRB33であり得る。特に、第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックとダウンリンク帯域幅部分の開始共通リソースブロックとの間に33個の共通リソースブロックがある。
任意選択で、図6のダウンリンク帯域幅部分(DL BWP)は、CORESET#0を使用することによって定義された最初のダウンリンク帯域幅部分であり得るか、SIB1を使用することによって構成された最初のダウンリンク帯域幅部分であり得るか、新たに構成された最初のDL BWPであり得るか、または別のDL BWPなどであり得る。ダウンリンク帯域幅部分のすべての様々な可能な構成事例については、図6のダウンリンク帯域幅部分の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックをどのように決定するのかを参照されたい。
さらに、図7は、本出願の実施形態による、第1の制御リソースセットの時間領域リソースの例示的な図である。特定の実装中に、ネットワークデバイスは、上位レイヤのシグナリング(たとえば、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)シグナリング)、すなわち、第1の制御リソースセットの構成メッセージを使用することによって端末デバイスのための第1の制御リソースセットを構成し得る。構成メッセージは、時間領域中に第1の制御リソースセットのCORESET ID、第1の制御リソースセットの周波数領域リソース表示、および第1の制御リソースセットのOFDMシンボルの数量などのパラメータを含む。時間領域中の第1の制御リソースセットのOFDMシンボルの数量は、1、2、および3のうちの1つであり得る。周波数領域リソース表示は、図6に示されている45ビットのビットマップであり得る。ネットワークデバイスは、上位レイヤのシグナリング(たとえば、RRCシグナリング)、すなわち、SearchSpace構成メッセージを使用することによって端末デバイスのための探索空間セットを構成する。SearchSpace構成メッセージは、探索空間セットID、スロット(Slot)中の監視機会(Monitoring Occasion)表示、アグリゲーションレベル、および対応する候補PDCCHの数量などのパラメータを含む。たとえば、探索空間中でブラインド検出が実行される第1の制御リソースセットの時間領域ロケーションが図7に示されている。スロット0中の探索空間の監視機会表示は、スロット0中の第1のシンボル上にある。さらに、探索空間中のCORESET IDに対応する第1の制御リソースセットは、時間領域中の3つのシンボル、たとえば、図7のシンボル0からシンボル2の間持続する。第1の制御リソースセットの周波数領域リソースロケーションは、45ビットのビットマップを使用することによって決定される。さらに、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する特定の処理については、図6に示されている方法の説明を参照されたい。
ダウンリンク帯域幅部分が、CORESET#0を使用することによって定義されるかまたはSIB1中に構成されるとき、CORESET#0を使用することによって定義された最初のダウンリンク帯域幅部分がダウンリンク帯域幅部分1によって表されると仮定し、SIB1中に構成された最初のダウンリンク帯域幅部分がダウンリンク帯域幅部分2によって表されると仮定すると、ダウンリンク帯域幅部分1とダウンリンク帯域幅部分2との周波数領域ロケーションを決定する詳細な処理については、図8の詳細な説明を参照されたい。実施形態への適用を容易にするために、本明細書におけるダウンリンク帯域幅部分1の共通リソースブロックは、第5の共通リソースブロックによって表され、第5の共通リソースブロックは、第5の開始共通リソースブロックとダウンリンク帯域幅部分1によって占有された別の共通リソースブロックとを含み、本明細書におけるダウンリンク帯域幅部分2の共通リソースブロックは、第6の共通リソースブロックによって表され、第6の共通リソースブロックは、第6の開始共通リソースブロックとダウンリンク帯域幅部分2によって占有された別の共通リソースブロックとを含む。
(1)端末デバイスが、動作帯域幅中でSS/PBCHブロックを検出した後、MIB中のssb-SubcarrierOffset(KSSB)は、最小のRBインデックス値を有し、SS/PBCHブロックの第1のRBに重複するCRB中にあるRBとSS/PBCHブロックの第1のRBとの間のサブキャリアオフセットを示す。最小のインデックス値を有し、SS/PBCHブロックの第1のRBに重複するCRB中にあるRBは、本出願におけるSS/PBCHブロックの第3の開始物理リソースブロックである。
(2)MIB中のpdcch-ConfigSIB1の4つの最上位ビットが取得され、4つの最上位ビットは、SS/PBCHブロックとダウンリンク帯域幅部分1との間の第2のオフセットを示す。
本明細書における第2のオフセットは、ダウンリンク帯域幅部分1の第5の開始物理リソースブロックとSS/PBCHブロックの第3の開始物理リソースブロックとの間の物理リソースブロックの数量であり、第2のオフセットは、PRBのユニット中にある。
このようにして、ダウンリンク帯域幅部分1の第5の開始物理リソースブロックは、SS/PBCHブロックの第3の開始物理リソースブロックと第2のオフセットとに基づいて決定され得る。
(3)SI-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIフォーマット1_0は、ダウンリンク帯域幅部分1中で監視されて、SIB1のスケジューリング情報を取得し、SIB1メッセージは、スケジュールされた時間周波数リソース上で受信される。以下の情報は、SIB1メッセージ中のServingCellConfigCommonSIBを取得することによって取得され得る。
I.ポイントAに対するオフセット(offsetToPointA):offsetToPointAは、セルを定義するSS/PBCHブロックの第3の開始物理リソースロケーションからポイントAまでのPRBオフセットを示すために使用される。本明細書における第3の開始物理リソースロケーションは、最小のインデックス値に対応し、SS/PBCHブロックの第1のRBと重複するCRBを指す。
このようにして、SS/PBCHブロックの第3の開始共通リソースブロックは、offsetToPointAとSS/PBCHブロック中の第3の開始物理リソースロケーションとに基づいて決定され得る。第3の開始共通リソースブロックは、最小のインデックス値を有し、SS/PBCHブロックの第1のRBと重複するCRBである。
さらに、第1のオフセットは、offsetToPointAと(2)中の第2のオフセットとを使用することによって決定され得、ダウンリンク帯域幅部分1の第5の開始共通リソースブロックは、第1のオフセットとダウンリンク帯域幅部分1の第5の開始物理リソースブロックとに基づいて決定され得る。第5の開始共通リソースブロックは、ダウンリンク帯域幅部分1によって占有された最も低い共通リソースブロックである。
II.locationAndBandwidth:locationAndBandwidthは、図8に示されているようにダウンリンク帯域幅部分2の開始物理リソースブロックおよびダウンリンク帯域幅部分2によって占有された共通リソースブロックの数量などの情報を示すために使用される。
III.carrierBandwidth:carrierBandwidthは、異なるサブキャリア間隔に対応するキャリアのグループと周波数領域中の各キャリアの幅とを示すために使用される。
OffsetToCarrier:OffsetToCarrierは、各キャリアの最も低い利用可能なサブキャリアからポイントAまでの周波数領域オフセットを示すために使用され、ここで、ポイントAは、共通RBのサブキャリア0の中心である。
このようにして、ダウンリンク帯域幅部分2の第6の開始共通リソースブロックとダウンリンク帯域幅部分2によって占有された別の共通リソースブロックとは、IIおよびIIIに関して決定され得る。第6の開始共通リソースブロックは、ダウンリンク帯域幅部分2によって占有された最も低い共通リソースブロックである。
本出願の実施形態におけるリソースブロックグリッドが物理リソースをマッピングするために使用される。リソースマッピングが物理レイヤにおいて実行されるとき、基本ユニットは、時間周波数リソース要素(Resource Element、RE)である。1つのREは、時間領域中の1つのシンボルと周波数領域中の1つのサブキャリアとからなる。1つのリソースブロック(Resource Block、RB)は、1つのスロット中のすべてのOFDMシンボルと周波数領域中の12個のサブキャリアとを含む。REのロケーションは、(k,l)を使用することによって表される。kは、OFDMシンボルのシーケンス番号を表し、lは、サブキャリアのシーケンス番号を表し、指定されたREは、座標(k,l)を与えることによって位置を特定され得る。
任意選択で、端末デバイスの最初のアクセスの前に、ネットワークデバイスが、第1の制御リソースセットの構成情報を構成するとき、端末デバイスは、SIB1メッセージ中のServingCellConfigCommonSIBを使用することによって第1の制御リソースセットの構成情報を取得し得、さらに、第1の制御リソースセットのものであり、基準としてダウンリンク帯域幅部分1を使用する第1の開始共通リソースブロックを決定するか、または第1の制御リソースセットのものであり、基準としてダウンリンク帯域幅部分2を使用する第1の開始共通リソースブロックを決定し得る。
図1に示されている通信システムに基づき、図9は、本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための別の方法の概略フローチャートである。図9に示されている方法は、ステップ901とステップ902とを含む。
901:ネットワークデバイスは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に端末デバイスに第1の制御リソースセットの構成情報を送る。
相応して、端末デバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの構成情報を受信する。
902:ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。
相応して、端末デバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得する。
構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロック(Physical Resource Block、PRB)が第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。本出願における第1の制御リソースセットの識別子は0でない。
端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、端末デバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された共通リソースブロックセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視しない。さらに、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、基準としてダウンリンク帯域幅部分を使用することによって決定される。詳細については、図10および図11の特定の説明を参照されたい。
任意選択で、第1の制御リソースセットの構成情報は、SIB1から取得され得、構成情報は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に効果を生じ得る。本明細書において効力を生じることは、端末デバイスが、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションに基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクもしくはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し得ること、またはネットワークデバイスが、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクもしくはダウンリンクスケジューリング制御情報を送り得ることを意味する。
任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分がSIB1中に構成された最初のDL BWPであるシナリオでは、第1のダウンリンク帯域幅部分の構成情報はまた、SIB1から取得され得るが、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の構成情報は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に効力を生じる。本明細書において効力を生じることは、ダウンリンク制御情報が、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションに基づいて受信され得るか、またはネットワークデバイスが、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションに基づいてダウンリンク制御情報を送り得ることを意味する。端末デバイスは、第1のダウンリンク帯域幅部分の上位レイヤのシグナリングlocationAndBandwidthおよび/または別のパラメータのうちの1つを使用することによって第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションを決定し得る。
第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の開始共通リソースブロックと別の共通リソースブロックとを含む。本出願のこの実施形態では、ネットワークデバイスと端末デバイスとの両方は、第1の開始共通リソースブロックを決定し得、構成情報と参照されたダウンリンク帯域幅部分の開始共通リソースブロックとに基づいて、第1の制御リソースセットによって占有され、第1の開始共通リソースブロックから開始する共通リソースブロックを決定し得る。第1の開始共通リソースブロックをどのように決定するのかについては、以下の2つの事例(第B1の事例および第B2の事例)において説明され得る。
第B1の事例では、図10は、本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションの別の例示的な図である。図10では、第1のダウンリンク帯域幅部分は、CORESET#0を使用することによって定義された最初のDL BWPであり、第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックは、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定される。特に、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックが決定された後に第1の開始共通リソースブロックを決定する詳細な処理については、図6の詳細な説明を参照されたい。第4のオフセットは、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックとの間の共通リソースブロックの数量を指す。
CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックは、CORESET#0によって占有された最も低いCRBである。第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックは、第1の制御リソースセットによって占有された最も低いCRBである。CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックは、CORESET#0の第2の開始物理リソースブロックと第1のオフセットとに基づいて決定される。第1のオフセットは、第2の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点である。基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0 CRB0の中心を示すために使用される。図10に示されているように、共通の基準点は、ポイントA(Point A)のロケーションであり得、共通リソースブロックCRB0のサブキャリア0の中心を示す。
第1のオフセットは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックとSS/PBCHブロックの第3の開始物理リソースブロックとの間の第2のオフセットとSS/PBCHブロックの共通リソースブロックオフセットとに基づいて決定される。第2のオフセットは、SS/PBCHブロックの第2の開始物理リソースブロックと第3の開始物理リソースブロックとの間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。SS/PBCHブロックの共通リソースブロックオフセットは、第3の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。図10に示されているように、ポイントAに対するオフセット(offsetToPointA)は、
に等しくなる。このようにして、第1のオフセットは、
から第2のオフセットを減算することによって取得された値に等しくなる。第3の開始物理リソースブロックは、最小のRBインデックス値を有し、SS/PBCHブロックの第1のRBに重複するCRB中にあるRBである。
ここでは、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックを決定する方式についてのみ手短に説明する。さらなる詳細については、図8の詳細な説明を参照されたい。
第B1の事例に基づいて、任意選択で、実際の適用中に、第1のダウンリンク帯域幅部分を構成するただ1つの方式があり得る。この場合、第1のダウンリンク帯域幅部分は、CORESET#0を使用することによって定義される。代替として、任意選択で、実際の適用中に、第1のダウンリンク帯域幅部分は、CORESET#0とSIB1とを使用することによって構成/定義され得る。この場合、CORESET#0を使用することによって定義される第1のダウンリンク帯域幅部分は、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するために選択される。
端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、端末デバイスは、SIB1メッセージから第1の制御リソースセットの構成情報を取得し得る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットの構成情報を搬送するためにSIB1メッセージを使用し得る。端末デバイスとネットワークデバイスとは、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックに基づいて第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースロケーションを決定し得る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、端末デバイスは、図10に示されている第1の制御リソースセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し、ネットワークデバイスは、図10に示されている第1の制御リソースセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。このようにして決定される第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは同じであり、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットのロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する機会は、本出願のこの実施形態では限定されない。第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、構成情報とCORESET#0を使用することによって定義された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションとに基づいて決定され得る。代替として、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、構成情報とCORESET#0を使用することによって定義された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションとに基づいて決定され得る。
第B2の事例では、図11は、本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションの別の例示的な図である。図11では、第1のダウンリンク帯域幅部分は、SIB1中に構成された最初のDL BWPであり、第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックは、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定される。特に、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックが決定された後に第1の制御リソースの第1の開始共通リソースブロックを決定する詳細な処理については、図6の詳細な説明を参照されたい。第5のオフセットは、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックとの間の共通リソースブロックの数量を指す。
第1のダウンリンク帯域幅部分がSIB1に基づいて構成される事例では、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックと第3のオフセットとに基づいて決定される。第3のオフセットは、第2の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点である。基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0 CRB0の中心を示すために使用される。図11に示されているように、共通の基準点は、ポイントA(Point A)のロケーションであり得、共通リソースブロックCRB0のサブキャリア0の中心を示す。ここでは、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックを決定する方式についてのみ手短に説明する。詳細については、図8の詳細な説明を参照されたい。
第B2の事例に基づいて、任意選択で、実際の適用中に、第1のダウンリンク帯域幅部分を構成するただ1つの方式があり得る。この場合、第1のダウンリンク帯域幅部分は、SIB1を使用することによって構成される。代替として、任意選択で、実際の適用中に、第1のダウンリンク帯域幅部分は、CORESET#0とSIB1とを使用することによって構成され得る。この場合、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分は、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するために選択される。
端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、端末デバイスは、SIB1メッセージから第1の制御リソースセットの構成情報を取得し得る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットの構成情報を搬送するためにSIB1メッセージを使用し得る。端末デバイスとネットワークデバイスとは、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックに基づいて第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースロケーションを決定し得る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、端末デバイスは、図11に示されている第1の制御リソースセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し、ネットワークデバイスは、図11に示されている第1の制御リソースセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。このようにして決定される第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは同じであり、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットのロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する機会は、本出願のこの実施形態では限定されない。第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、構成情報とSIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションとに基づいて決定され得る。代替として、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、構成情報とSIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションとに基づいて決定され得る。
図9、図10、および図11の機会Tは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの機会を示す。ネットワークデバイスと端末デバイスとは、機会Tを別様に定義し得る。任意の実装では、端末デバイスは、以下の機会(10-1)、(10-2)、(10-3)、(10-4)、(10-5)、または(10-6)のうちの1つを示すために成功した最初のアクセスの機会が使用されると決定する。
(10-1):端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
(10-2):端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
(10-3):端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
(10-4):端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
(10-5):最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが正常に受信する機会、または
(10-6):再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが正常に受信する機会。
ネットワークデバイスは、以下の機会(10-7)、(10-8)、(10-9)、または(10-10)のうちの1つを示すために成功した最初のアクセスの機会が使用されると決定する。
(10-7):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
(10-8):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
(10-9):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会、または
(10-10):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会。
本出願のこの実施形態では、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された共通リソースブロックセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送らず、端末デバイスは、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションに基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視しない。このようにして、ネットワークデバイスも端末デバイスも、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する必要がなく、第1の制御リソースセットのものであり、端末デバイスの最初のアクセスの後である周波数領域ロケーションは、参照されたダウンリンク帯域幅部分を使用することによって決定される。このようにして、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
図1に示されている通信システムに基づき、図12は、本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための別の方法の概略フローチャートである。図12に示されている方法は、ステップ1201からステップ1203を含む。
1201:ネットワークデバイスは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に端末デバイスに第1の制御リソースセットの構成情報を送る。
相応して、端末デバイスによって、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの構成情報を受信する。
1202:ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。
相応して、端末デバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得する。
1203:ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された第3の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。
相応して、端末デバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された第3の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得する。
ステップ1202において、第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の共通制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。本明細書における第1のダウンリンク帯域幅部分は、CORESET#0を使用することによって定義され得る。
ステップ1203において、第3の共通リソースブロックセット中に含まれる第3の開始共通リソースブロックは、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第2のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。本明細書における第2のダウンリンク帯域幅部分は、SIB1中に構成され得る。
図13に示されている実施形態では、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始共通リソースブロックと同じである。このようにして、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前後に第1の制御リソースセットによって参照されるダウンリンク帯域幅部分が異なるが、第1の制御リソースセットのものであり、第1のダウンリンク帯域幅部分に基づいて決定される第1の開始共有リソースブロックは、依然として、2つのダウンリンク帯域幅部分の開始共通リソースブロックが同じになるように設定することによって、第1の制御リソースセットのものであり、第2のダウンリンク帯域幅部分に基づいて決定される第3の開始共通リソースブロックと同じにすることができる。
本出願における第1の制御リソースセットの識別子は0でない。
任意選択で、第1の制御リソースセットの構成情報は、SIB1から取得され得、構成情報は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前または後に効果を生じ得る。本明細書において効力を生じることは、端末デバイスが、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションに基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクもしくはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し得ること、またはネットワークデバイスが、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクもしくはダウンリンクスケジューリング制御情報を送り得ることを意味する。
任意選択で、第1のダウンリンク帯域幅部分がSIB1中に構成された最初のDL BWPであるシナリオでは、第1のダウンリンク帯域幅部分の構成情報はまた、SIB1から取得され得るが、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の構成情報は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に効力を生じる。本明細書において効力を生じることは、端末デバイスが、第1のダウンリンク帯域幅部分の上位レイヤのシグナリングlocationAndBandwidthおよび/または別のパラメータのうちの1つを使用することによって第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションを決定し得、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションに基づいてダウンリンク制御情報を受信し得るか、またはネットワークデバイスが、SIB1中に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションに基づいてダウンリンク制御情報を送り得ることを意味する。
端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の開始共通リソースブロックと別の共通リソースブロックとを含む。端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、第1の制御リソースセットによって占有された第3の共通リソースブロックは、第1の制御リソースセットによって占有された第3の開始共通リソースブロックと別の共通リソースブロックとを含む。本出願のこの実施形態では、ネットワークデバイスと端末デバイスとの両方は、第1の開始共通リソースブロックと第3の開始共通リソースブロックとを決定し得、構成情報と参照されたダウンリンク帯域幅部分の開始共通リソースブロックとに基づいて、第1の制御リソースセットによって占有され、第1の開始共通リソースブロックから開始する共通リソースブロックを決定し得、構成情報と参照されたダウンリンク帯域幅部分の開始共通リソースブロックとに基づいて、第1の制御リソースセットによって占有され、第3の開始共通リソースブロックから開始する共通リソースブロックを決定し得る。第1の開始共通リソースブロックと第3の開始共通リソースブロックとをどのように決定するのかについては、図13の詳細な説明を参照されたい。
図13は、本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションの別の例示的な図である。図13では、第1のダウンリンク帯域幅部分は、CORESET#0を使用することによって定義された最初のDL BWPであり、第1の制御リソースセット1の第1の開始共通リソースブロックは、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定される。第2のダウンリンク帯域幅部分は、SIB1中に構成された最初のDL BWPであり、第1の制御リソースセット2の第3の開始共通リソースブロックは、SIB1中に構成された最初のDL BWPの第4の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定される。第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始共通リソースブロックと同じである。
特に、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックが決定された後に第1の制御リソースセット1の第1の開始共通リソースブロックを決定する詳細な処理については、図6の詳細な説明を参照されたい。SIB1中に構成された最初のDL BWPの第4の開始共通リソースブロックが決定された後に第1の制御リソースセット2の第3の開始共通リソースブロックを決定する詳細な処理については、図6の詳細な説明を参照されたい。第4のオフセットは、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックとの間の共通リソースブロックの数量を指す。
CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックは、CORESET#0によって占有された最も低いCRBである。第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックは、第1の制御リソースセットによって占有された最も低いCRBである。CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックは、CORESET#0の第2の開始物理リソースブロックと第1のオフセットとに基づいて決定される。第1のオフセットは、第2の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点である。基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0CRB0の中心を示すために使用される。図4に示されているように、共通の基準点は、ポイントA(Point A)のロケーションであり得、共通リソースブロックCRB0のサブキャリア0の中心を示す。
第1のオフセットは、CORESET#0の第2の開始物理リソースブロックとSS/PBCHブロックの第3の開始物理リソースブロックとの間の第2のオフセットとSS/PBCHブロックの共通リソースブロックオフセットとに基づいて決定される。第2のオフセットは、SS/PBCHブロックの第2の開始物理リソースブロックと第3の開始物理リソースブロックとの間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。SS/PBCHブロックの共通リソースブロックオフセットは、第3の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。図10に示されているように、ポイントAに対するオフセット(offsetToPointA)は、
に等しくなる。このようにして、第1のオフセットは、
から第2のオフセットを減算することによって取得された値に等しくなる。
ここでは、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックを決定する方式についてのみ手短に説明する。さらなる詳細については、図8の詳細な説明を参照されたい。
第2のダウンリンク帯域幅部分がSIB1に基づいて構成されるとき、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始共通リソースブロック(図13のSIB1中に構成された最初のDL BWP)は、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始物理リソースブロックと第3のオフセットとに基づいて決定される。第3のオフセットは、第4の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。基準点は、図13のポイントA(PointA)のロケーションである。ここでは、SIB1中に構成された第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始共通リソースブロックを決定する方式についてのみ手短に説明する。詳細については、図8の詳細な説明を参照されたい。
端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、端末デバイスは、SIB1メッセージから第1の制御リソースセットの構成情報を取得し得る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットの構成情報を搬送するためにSIB1メッセージを使用し得る。端末デバイスとネットワークデバイスとは、CORESET#0の第2の開始共通リソースブロックに基づいて第1の制御リソースセット1の第1の開始共通リソースロケーションを決定し得、SIB1中に構成された最初のDL BWPの第4の開始共通リソースブロックに基づいて第1の制御リソースセット2の第3の開始共通リソースロケーションを決定し得る。
端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、端末デバイスは、図13に示されている第1の制御リソースセット1に基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し、ネットワークデバイスは、図13に示されている第1の制御リソースセット1に基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、端末デバイスは、図13に示されている第1の制御リソースセット2に基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し、ネットワークデバイスは、図13に示されている第1の制御リソースセット2に基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。このようにして決定される第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは同じであり、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットのロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する機会は、本出願のこの実施形態では限定されない。たとえば、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、第1の制御リソースセット1または第1の制御リソースセット2に対して実行される監視すること/送ることの前に決定されるだけでよい。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。
図12および図13の機会Tは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの機会を示す。ネットワークデバイスと端末デバイスとは、機会Tを別様に定義し得る。任意の実装では、端末デバイスは、以下の機会(13-1)、(13-2)、(13-3)、(13-4)、(13-5)、(13-6)、(13-7)、(13-8)、(13-9)または(13-10)のうちの1つを示すために成功した最初のアクセスの機会が使用されると決定する。
(13-1):端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
(13-2):端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
(13-3):端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
(13-4):端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
(13-5):第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送った後に第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に端末デバイスが切り替わる切替え完了機会、
(13-6):第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、再送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送った後に第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に端末デバイスが切り替わる切替え完了機会、
(13-7):第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスが、最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替わった後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
(13-8):第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスが、再送信されたメッセージ4を正常に受信し、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替わった後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
(13-9):第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスが、最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替わった後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが正常に受信する機会、または
(13-10):第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスが、再送信されたメッセージ4を正常に受信し、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替わった後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが正常に受信する機会。
ネットワークデバイスは、以下の機会(13-11)、(13-12)、(13-13)、または(13-14)のうちの1つを示すために成功した最初のアクセスの機会が使用されると決定する。
(13-11):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
(13-12):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
(13-13):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会、または
(13-14):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会、
(13-15):第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスによって送られ、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分にネットワークデバイスが切り替わる切替え完了機会、
(13-16):第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスによって送られ、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分にネットワークデバイスが切り替わる切替え完了機会、
(13-17):第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスによって送られ、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信し、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替わった後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会、または
(13-18):第1のダウンリンク帯域幅部分と第2のダウンリンク帯域幅部分とによって占有された共通リソースブロックが異なるとき、端末デバイスによって送られ、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信し、第1のダウンリンク帯域幅部分から第2のダウンリンク帯域幅部分に切り替わった後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会。
本出願のこの実施形態では、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前後に、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、異なるダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションに基づいて決定され得る。しかしながら、異なるダウンリンク帯域幅部分の開始共通リソースブロックのロケーションが同じことであることが指定されているので、基準として異なるダウンリンク帯域幅部分を使用する第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは依然として同じであり得る。このようにして、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
図1に示されている通信システムに基づき、図14は、本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するための別の方法の概略フローチャートである。図14に示されている方法は、ステップ1401とステップ1402とを含む。
1401:ネットワークデバイスは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に端末デバイスに第1の制御リソースセットの構成情報を送る。
相応して、端末デバイスは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に第1の制御リソースセットの構成情報を受信する。
1402:ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。
相応して、端末デバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得する。
構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロック(Physical Resource Block、PRB)が第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。本出願における第1の制御リソースセットの識別子は0でない。
第1の制御リソースセットの構成情報は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に構成されない。第1の制御リソースセットの構成情報は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後にのみ構成される。端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、端末デバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された共通リソースブロックセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視し得る。さらに、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、基準としてダウンリンク帯域幅部分を使用することによって決定される。詳細については、図15の特定の説明を参照されたい。
任意選択で、第1の制御リソースセットの構成情報は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後にSIB1から取得され得、構成情報は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に効果を生じ得る。本明細書において効力を生じることは、端末デバイスが、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションに基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクもしくはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し得ること、またはネットワークデバイスが、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクもしくはダウンリンクスケジューリング制御情報を送り得ることを意味する。
代替として、任意選択で、第1の制御リソースセットの構成情報は、端末デバイスの成功した最初のアクセス後に、ダウンリンク帯域幅部分を構成するための別のメッセージから構成され得る。これは、図14に示されている実施形態では限定されない。
さらに、任意選択で、図14に示されている実施形態では、第1の制御リソースセットの構成情報と第1のダウンリンク帯域幅部分の構成情報とは同時に受信される。第1の制御リソースセットの構成情報は、第1のダウンリンク帯域幅部分の構成情報中に含まれる。第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、基準として、第1のダウンリンク帯域幅部分のものであり、第1の制御リソースセットの構成情報を含む構成情報を使用することによって決定される。言い換えれば、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、第1の制御リソースセットの構成情報と第1のダウンリンク帯域幅部分の構成情報との両方が1つの構成メッセージから取得され得る。第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、第1のダウンリンク帯域幅部分の構成情報と、第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定される。
第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックは、第1の制御リソースセットによって占有された第1の開始共通リソースブロックと別の共通リソースブロックとを含む。本出願のこの実施形態では、ネットワークデバイスと端末デバイスとの両方は、第1の開始共通リソースブロックを決定し得、構成情報と参照されたダウンリンク帯域幅部分の開始共通リソースブロックとに基づいて、第1の制御リソースセットによって占有され、第1の開始共通リソースブロックから開始する共通リソースブロックを決定し得る。第1の開始共通リソースブロックをどのように決定するのかについては、図15の特定の説明を参照されたい。
図15は、本出願の実施形態による、制御リソースセットの周波数領域ロケーションの別の例示的な図である。図15では、第1のダウンリンク帯域幅部分は、SIB1中に構成されるか、または別の構成メッセージを使用することによって構成され、第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定される。特に、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックが決定された後に第1の開始共通リソースブロックを決定する詳細な処理については、図6の詳細な説明を参照されたい。第5のオフセットは、SIB1中に構成されたまたは別の構成メッセージを使用することによって構成された第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースブロックとの間の共通リソースブロックの数量を指す。
第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始物理リソースブロックと第3のオフセットとに基づいて決定される。第3のオフセットは、第2の開始物理リソースブロックと基準点との間の物理リソースブロックの数量を示すために使用される。基準点は、リソースブロックグリッドのための共通の基準点である。基準点は、あらかじめ設定されたサブキャリア間隔で構成された共通リソースブロックのサブキャリア0CRB0の中心を示すために使用される。図15に示されているように、共通の基準点は、ポイントA(Point A)のロケーションであり得、共通リソースブロックCRB0のサブキャリア0の中心を示す。ここでは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックを決定する方式についてのみ手短に説明する。詳細については、図8の詳細な説明を参照されたい。
任意選択で、実際の適用中に、第1のダウンリンク帯域幅部分を構成するただ1つの方式があり得る。代替として、任意選択で、実際の適用中に、第1のダウンリンク帯域幅部分は、CORESET#0と別の構成メッセージとを使用することによって構成され得る。この場合、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に構成された第1のダウンリンク帯域幅部分は、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定するために選択される。
端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、端末デバイスは、構成メッセージから第1の制御リソースセットの構成情報を取得し得る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットの構成情報を搬送するために構成メッセージを使用し得る。端末デバイスとネットワークデバイスとは、構成メッセージ中の第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックに基づいて第1の制御リソースセットの第1の開始共通リソースロケーションを決定し得る。端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、端末デバイスは、図15に示されている第1の制御リソースセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得し、ネットワークデバイスは、図15に示されている第1の制御リソースセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送る。このようにして決定される第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは同じであり、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットのロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
図14および図15の機会Tは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの機会を示す。ネットワークデバイスと端末デバイスとは、機会Tを別様に定義し得る。任意の実装では、端末デバイスは、以下の機会(15-1)、(15-2)、(15-3)、(15-4)、(15-5)、または(15-6)のうちの1つを示すために成功した最初のアクセスの機会が使用されると決定する。
(15-1):端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
(15-2):端末デバイスが最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
(15-3):端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信し、ネットワークデバイスに肯定応答メッセージを送る機会、
(15-4):端末デバイスが再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報DCIを端末デバイスが正常に受信する機会、
(15-5):最初に送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが正常に受信する機会、または
(15-6):再送信されたメッセージ4を正常に受信した後に、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報を端末デバイスが正常に受信する機会。
ネットワークデバイスは、以下の機会(15-7)、(15-8)、(15-9)、または(15-10)のうちの1つを示すために成功した最初のアクセスの機会が使用されると決定する。
(15-7):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
(15-8):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージをネットワークデバイスが受信する機会、
(15-9):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた最初に送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会、または
(15-10):端末デバイスによって送られた、ネットワークデバイスによって送られた再送信されたメッセージ4のためのものである肯定応答メッセージを受信した後に端末デバイスに、C-RNTIを使用することによってスクランブルされたDCIがブラインド検出される必要があることを示すために使用される構成情報をネットワークデバイスが送る機会。
本出願のこの実施形態では、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、ネットワークデバイスは、第1の制御リソースセットによって占有された共通リソースブロックセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を送らず、端末デバイスは、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションに基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視しない。このようにして、ネットワークデバイスも端末デバイスも、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する必要がなく、第1の制御リソースセットのものであり、端末デバイスの最初のアクセスの後である周波数領域ロケーションは、参照されたダウンリンク帯域幅部分を使用することによって決定される。このようにして、端末デバイスとネットワークデバイスとは、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを1回しか計算する必要がなく、それによって、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションを決定する複雑性を低減する。
図3から図15に示されている方法実施形態では、実際の適用中に、第1の可能な実装では、ネットワークデバイスが第1の制御リソースセットを構成する機会は限定されないことに留意されたい。言い換えれば、第1の制御リソースセットの構成メッセージは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に構成され得るか、または端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に構成され得る。このシナリオでは、図3から図15において説明される様々な実装可能な解決策が含まれ得る。
たとえば、ネットワークデバイスが第1の制御リソースセットを構成する機会が不確定なので、端末デバイスは、最初のアクセスの前にチャネルを監視して、第1の制御リソースセットの構成情報を取得し得る。端末デバイスが、第1の制御リソースセットの構成情報を取得するか、または第1の制御リソースセットの構成情報を取得しないとき、端末デバイスは、最初のアクセスの後にチャネルを監視して、第1の制御リソースセットの構成情報を取得し得る。
第1の可能な実装に基づいて、さらに、第1の制御リソースセットによって参照されるダウンリンク帯域幅部分を構成する機会は、限定されないことがある。このシナリオでは、ネットワークデバイスが新しいダウンリンク帯域幅部分を構成する場合、端末デバイスが新しいダウンリンク帯域幅部分の構成情報を受信するとき、第1の制御リソースセットのロケーションは、新しいダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションに関して決定され得る。
第2の可能な実装解決策では、ネットワークデバイスが第1の制御リソースセットを構成する機会は限定され得る。たとえば、限定は、第1の制御リソースセットの構成メッセージが端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に構成され得るということである。このシナリオでは、図14および図15において説明される実装解決策を参照されたい。たとえば、ネットワークデバイスが第1の制御リソースセットを構成する機会は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後であるので、端末デバイスは、最初のアクセスの前にチャネルを監視する必要がないが、端末デバイスは、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後にチャネルを監視し始めて、第1の制御リソースセットの構成情報を取得する。このようにして、不確定な監視によって生じる端末デバイスの電力損失が低減可能である。
第2の可能な実装に基づいて、さらに、第1の制御リソースセットによって参照されるダウンリンク帯域幅部分を構成する機会は、限定され得る。このシナリオでは、限定が、ダウンリンク帯域幅部分の構成機会が端末デバイスの成功した最初のアクセスの後であることである場合、ネットワークデバイスが新しいダウンリンク帯域幅部分を構成すると、端末デバイスが新しいダウンリンク帯域幅部分の構成情報を受信するとき、第1の制御リソースセットのロケーションは、新しいダウンリンク帯域幅部分の周波数領域ロケーションに関して決定され得る。
別の可能な実装では、第1の制御リソースセットが端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に構成されるのか、または端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に構成されるのかにかかわらず、最初のDL BWPがSIB1中に構成されるのかどうかにかかわらず、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、ネットワークデバイスは、上位レイヤシグナリング(たとえば、RRCシグナリング)を使用することによって端末デバイスのための第1の制御リソースセット、新たに構成された最初のDL BWP、または別のDL BWP(最初以外のDL BWPまたはBWP_IDが0でないBWP)のうちの少なくとも1つを構成する。
第1の制御リソースセットの構成が新たに構成された最初のDL BWP中にある場合、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、基準としてCORESET#0または新たに構成された最初のDL BWPを使用する。言い換えれば、図3から図15に示される実施形態では、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、ネットワークデバイスは、上位レイヤシグナリング(たとえば、RRCシグナリング)を使用することによって端末デバイスのための新たに構成された最初のDL BWPを構成する。さらに、新たに構成された最初のDL BWPのサブキャリア間隔がSIB1中に構成された最初のDL BWPのサブキャリア間隔と同じであるとき、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは、基準としてCORESET#0または新たに構成された最初のDL BWPを使用する。
最初のDL BWPが、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前にSIB1中に構成され、第1の制御リソースセットの構成が別のDL BWP中にある場合、以下の2つの事例(1)および(2)が含まれる。
(1)別のDL BWPの周波数領域ロケーションがCORESET#0の周波数領域ロケーションを含むか、またはSIB1中に構成された最初のDL BWPの周波数領域ロケーションを含み、別のDL BWPのサブキャリア間隔が、SIB1中に構成された最初のDL BWPのサブキャリア間隔と同じである場合、第1の制御リソースセットの周波数領域ロケーションは成功した最初のアクセスの前に参照されたダウンリンク帯域幅部分を参照する。
(2)別のDL BWPの周波数領域ロケーションが、CORESET#0の周波数領域ロケーションを含まないか、もしくはSIB1中に構成された最初のDL BWPの周波数領域ロケーションを含まないか、または別のDL BWPの周波数領域ロケーションが、CORESET#0の周波数領域ロケーションを含むか、もしくはSIB1中に構成された最初のDL BWPの周波数領域ロケーションを含み、別のDL BWPのサブキャリア間隔が、SIB1中に構成された最初のDL BWPのサブキャリア間隔とは異なる場合、別のDL BWPが基準として使用される。
ネットワークデバイスによって送られたメッセージを正常に受信するとき、端末デバイスは、受信されたメッセージに対して肯定応答(Acknowledgement、ACK)または否定応答(Negative Acknowledgement、NACK)を実行するために1ビットのメッセージをフィードバックすることにさらに留意されたい。ネットワークデバイスは、端末デバイスがACKメッセージ(ビット値は1である)をフィードバックするのかまたはNACKメッセージ(ビット値は0である)をフィードバックするのかに応じて、新しいデータを送るべきであるのかまたは再送信を実行すべきであるのかを決定する。本出願の実施形態におけるメッセージを送る機会は、メッセージを送り始める機会またはメッセージの送信が完了したことを確認する機会であり得る。これは、本出願では限定されない。たとえば、肯定応答メッセージを送るものであり、図3から図15の実施形態において設計される機会は、肯定応答メッセージを送る機会または肯定応答メッセージの送信が完了したことを確認する機会であり得る。
第1の制御リソースセットがSIB1中に構成される場合、第1の制御リソースセットの周波数領域リソースロケーションは、CORESET#0の周波数領域リソース範囲内に限定されることにさらに留意されたい。すなわち、第1の制御リソースセットの周波数領域リソースサイズは、CORESET#0の周波数領域リソースサイズ以下である。第1の制御リソースセットが、SIB1中に構成されていないが、他の上位レイヤシグナリング(たとえば、RRCシグナリング)中に構成されている場合、第1の制御リソースセットの周波数領域リソースロケーションは、CORESET#0の周波数領域リソース範囲内にあることも、CORESET#0の周波数領域リソース範囲内にないこともある。
ランダムアクセスチャネルのために使用される探索空間上位レイヤパラメータが第1のダウンリンク帯域幅部分中に構成される場合、上位レイヤシグナリング(たとえば、RRCシグナリング)を使用することによって端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成された別のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域リソース範囲が、成功した最初のアクセスの後に第1のダウンリンク帯域幅部分の周波数領域リソース範囲を含み、別のダウンリンク帯域幅部分のサブキャリア間隔が第1のダウンリンク帯域幅部分のサブキャリア間隔と同じであるとき、ランダムアクセスチャネルのために使用される探索空間上位レイヤパラメータが、現在のアクティブダウンリンク帯域幅部分中に構成されない場合、ネットワークデバイスは、上位レイヤシグナリング(たとえば、RRCシグナリング)を使用することによって別のダウンリンク帯域幅部分中で端末デバイスのために、第1のダウンリンク帯域幅部分中に構成され、ランダムアクセスチャネルのために使用される探索空間を構成し得、端末デバイスは、探索空間の構成情報に基づいて、対応するダウンリンク制御チャネル、たとえば、RA-RNTIを使用することによってスクランブルされたダウンリンク制御情報を監視する。現在のアクティブダウンリンク帯域幅部分の識別子は、0でない値である。この処理では、端末デバイスは、無線周波数帯域幅を変更するかまたはキャリア中心周波数を切り替える必要がない。
上記は、主に、方法の観点から、本出願の実施形態で提供される解決策について説明する。上記の機能を実装するために、端末デバイスとネットワークデバイスとは、機能を実行するための対応するハードウェア構造および/またはソフトウェアモジュールを含むことが理解され得る。本出願において開示される実施形態において説明された各例のステップを参照すると、本出願の実施形態は、ハードウェアまたはハードウェアとコンピュータソフトウェアとの組合せの形態で実装可能である。機能がハードウェアによって実行されるのかまたはコンピュータソフトウェアによって駆動されるハードウェアによって実行されるのかは、特定の適用例と技術的解決策の設計制約とに依存する。当業者は、特定の適用例ごとに説明した機能を実装するために異なるデバイスを使用し得るが、実装が本出願の実施形態における技術的解決策の範囲を越えると見なすべきではない。
本出願の実施形態では、端末デバイスとネットワークデバイスとは、上記の方法に基づいて機能モジュールまたは機能ユニットに分割され得る。たとえば、各機能モジュールまたは機能ユニットは、それぞれの対応する機能に基づき区分を通して獲得され得るか、または2つ以上の機能は、1つの処理モジュールまたは処理ユニットに統合され得る。統合モジュールまたはユニットは、ハードウェアの形態で実装され得るか、またはソフトウェア機能モジュールの形態で実装され得る。本出願のこの実施形態では、モジュールまたはユニットへの区分は一例として使用され、論理機能区分にすぎないことに留意されたい。実際の実装中に、別の区分方式が使用され得る。
図16は、本出願の実施形態による端末デバイスの概略構造図である。端末デバイスは、図3から図15の実施形態を実装するように構成される。図16に示されているように、端末デバイス1600は、トランシーバモジュール1601と処理モジュール1602とを含み得る。
第1の可能な実装解決策では、トランシーバモジュール1601と処理モジュール1602とは、図3から図5に示されている実施形態の内容を実装するように構成される。詳細は以下の通りである。
トランシーバモジュール1601は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの構成情報を受信するように構成される。
処理モジュール1602は、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて端末デバイスの成功した最初のアクセスの前にまたは端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得する。
第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。
第2の可能な実装解決策では、トランシーバモジュール1601と処理モジュール1602とは、図9から図11に示されている実施形態の内容を実装するように構成される。詳細は以下の通りである。
トランシーバモジュール1601は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの構成情報を受信するように構成される。
処理モジュール1602は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、第1の制御リソースセットによって占有された共通リソースブロックセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネルを監視するのをスキップするように構成される。
処理モジュール1602は、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得するようにさらに構成される。
第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。
第3の可能な実装解決策では、トランシーバモジュール1601と処理モジュール1602とは、図12および図13に示されている実施形態の内容を実装するように構成される。詳細は以下の通りである。
トランシーバモジュール1601は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に第1の制御リソースセットの構成情報を受信するように構成される。
処理モジュール1602は、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得することであって、第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される、ことを行うように構成される。
処理モジュール1602は、第1の制御リソースセットによって占有された第3の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得することであって、第3の共通リソースブロックセット中に含まれる第3の開始共通リソースブロックは、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第2のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される、ことを行うように構成される。
第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始共通リソースブロックと同じである。
第4の可能な実装解決策では、トランシーバモジュール1601と処理モジュール1602とは、図14および図15に示されている実施形態の内容を実装するように構成される。詳細は以下の通りである。
トランシーバモジュール1601は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に第1の制御リソースセットの構成情報を受信するように構成される。
処理モジュール1602は、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネルを監視して、アップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報を取得するように構成される。
第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。
端末デバイス1600は、図3から図15の実施形態における端末デバイスによって実行されるステップを実装するように構成されることが理解され得る。図16の端末デバイス中に含まれる機能ブロックの特定の実装および対応する有益な効果については、図3から図15の実施形態の特定の説明を参照されたい。詳細についてここで説明されない。
本出願のこの実施形態では、トランシーバモジュールは、受信機または受信機回路であり得る。代替として、トランシーバモジュールは、端末デバイスの通信インターフェースであり得る。処理モジュールはプロセッサであり得る。
図16に示されている実施形態における端末デバイス1600は、図17に示されている端末デバイス1700を使用することによって実装され得る。図17は、本出願の実施形態による、別の端末デバイスの概略構造図である。図17に示されている端末デバイス1700は、プロセッサ1701とトランシーバ1702とを含む。
トランシーバ1702は、端末デバイス1700と別の端末デバイスまたは上記の実施形態の別のデバイスとの間での情報送信をサポートするように構成される。
プロセッサ1701は、端末デバイスの行為を制御し、管理するように構成される。
たとえば、図3に示されている実施形態では、トランシーバ1702は、図3に示されている実施形態におけるステップ301、302、および303においてメッセージを受信するように構成される。プロセッサ1701は、上記のステップを実行する際にトランシーバ1702をサポートするように構成される。
たとえば、図9に示されている実施形態では、トランシーバ1702は、図9に示されている実施形態におけるステップ901および902においてメッセージを受信するように構成される。プロセッサ1701は、上記のステップを実行する際にトランシーバ1702をサポートするように構成される。
たとえば、図12に示されている実施形態では、トランシーバ1702は、図12に示されている実施形態におけるステップ1201、1202、および1203においてメッセージを受信するように構成される。プロセッサ1701は、上記のステップを実行する際にトランシーバ1702をサポートするように構成される。
たとえば、図14に示されている実施形態では、トランシーバ1702は、図14に示されている実施形態におけるステップ1401および1402においてメッセージを受信するように構成される。プロセッサ1701は、上記のステップを実行する際にトランシーバ1702をサポートするように構成される。
プロセッサ1701とトランシーバ1702とは、通信可能に接続される。たとえば、それらは、バス1704を使用することによって接続される。バス1704は、PCIバス、EISAバスなどであり得る。バス1704は、アドレスバス、データバス、制御バスなどに分類され得る。表現を容易にするために、図17ではバスを表すためにただ1つの太線が使用されるが、これは、ただ1つのバスまたはただ1つのタイプのバスがあることを意味しない。
端末デバイス1700は、メモリ1703をさらに含み得る。メモリ1703は、端末デバイス1700によって実行されるプログラムコードとデータとを記憶するように構成される。プロセッサ1701は、メモリ1703中に記憶されたアプリケーションプログラムコードを実行して、図3から図15に示されている実施形態のうちのいずれか1つにおいて与えられる端末デバイスの行為を実装するように構成される。
実際の適用中に、端末デバイスは、1つまたは複数のプロセッサを含み得、端末デバイス1700の構造は、本出願のこの実施形態に対する限定を構成しないことに留意されたい。
プロセッサは、中央処理ユニット(Central Processing Unit、CPU)、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application-Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)もしくは別のプログラマブル論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェア構成要素、またはそれらの任意の組合せであり得る。プロセッサは、本出願で開示される内容に関して説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を実装または実行し得る。プロセッサは、代替として、コンピューティング機能を実装するプロセッサの組合せ、たとえば、1つもしくは複数のマイクロプロセッサの組合せまたはDSPとマイクロプロセッサとの組合せであり得る。
トランシーバ1702は、通信インターフェース、トランシーバ回路などであり得る。トランシーバは、一般的な用語である。特定の実装中に、トランシーバは、複数のインターフェースを含み得る。
メモリ1703は、一過性メモリ(Transitory Memory)、たとえば、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)を含み得る。メモリ1703は、代替として、非一時的メモリ(Non-Transitory Memory)、たとえば、読取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、フラッシュメモリ(Flash Memory)、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive、HDD)、またはソリッドステートドライブ(Solid-State Drive、SSD)を含み得る。メモリ1703は、代替として、前述のタイプのメモリの組合せを含み得る。
本出願の実施形態は、コンピュータ記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ記憶媒体は、図17に示されている実施形態における端末デバイスによって使用されるコンピュータソフトウェア命令を記憶するように構成され得る。コンピュータソフトウェア命令は、上記の実施形態を実装するために端末デバイスが使用するために設計されたプログラムを含む。記憶媒体は、限定はしないが、フラッシュメモリ、ハードディスク、またはソリッドステートドライブを含む。
本出願の実施形態は、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータ製品がコンピューティングデバイスによって実行されるとき、図17に示されている実施形態における端末デバイスのために設計されたデータ処理が実行され得る。
図18は、本出願の実施形態による、別のネットワークデバイスの概略構造図である。ネットワークデバイスは、図3から図15の実施形態を実装するように構成される。図18に示されているように、ネットワークデバイス1800は、トランシーバモジュール1801と処理モジュール1802とを含む。
第1の可能な実装解決策では、トランシーバモジュールと処理モジュールとは、図3から図5に示されている実施形態の内容を実装するように構成される。
トランシーバモジュール1801は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に端末デバイスに第1の制御リソースセットの構成情報を送るように構成される。
処理モジュール1802は、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通のリソースブロックセットに基づいて、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前にまたは端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報をブロードキャストするように構成される。
第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。
第2の可能な実装解決策では、トランシーバモジュールと処理モジュールとは、図9から図11に示されている実施形態の内容を実装するように構成される。詳細は以下の通りである。
トランシーバモジュール1801は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に端末デバイスに第1の制御リソースセットの構成情報を送るように構成される。
処理モジュール1802は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に、第1の制御リソースセットによって占有された共通リソースブロックセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報をブロードキャストするのをスキップするように構成される。
処理モジュール1802は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報をブロードキャストするようにさらに構成される。
第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される。
第3の可能な実装解決策では、トランシーバモジュールと処理モジュールとは、図12および図13に示されている実施形態の内容を実装するように構成される。詳細は以下の通りである。
トランシーバモジュール1801は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に端末デバイスに第1の制御リソースセットの構成情報を送るように構成される。
処理モジュール1802は、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて端末デバイスの成功した最初のアクセスの前に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報をブロードキャストすることであって、第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される、ことを行うように構成される。
処理モジュール1802は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に、第1の制御リソースセットによって占有された第3の共通リソースブロックセットに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報をブロードキャストすることであって、第3の共通リソースブロックセット中に含まれる第3の開始共通リソースブロックは、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第2のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される、ことを行うようにさらに構成される。
第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックは、第2のダウンリンク帯域幅部分の第4の開始共通リソースブロックと同じである。
第4の可能な実装解決策では、トランシーバモジュールと処理モジュールとは、図14および図15に示されている実施形態の内容を実装するように構成される。詳細は以下の通りである。
トランシーバモジュール1801は、端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に端末デバイスに第1の制御リソースセットの構成情報を送るように構成される。
処理モジュール1802は、第1の制御リソースセットによって占有された第1の共通リソースブロックセットに基づいて端末デバイスの成功した最初のアクセスの後に物理ダウンリンク制御チャネル上でアップリンクまたはダウンリンクスケジューリング制御情報をブロードキャストすることであって、第1の共通リソースブロックセット中に含まれる第1の開始共通リソースブロックは、第1のダウンリンク帯域幅部分の第2の開始共通リソースブロックと第1の制御リソースセットの構成情報とに基づいて決定され、構成情報は、第1の制御リソースセットによって占有された物理リソースブロックが第1のダウンリンク帯域幅部分中のどこに位置するのかを示すために使用される、ことを行うように構成される。
ネットワークデバイス1800は、図3から図15の実施形態におけるネットワークデバイスによって実行されるステップを実装するように構成されることが理解され得る。図18のネットワークデバイス中に含まれる機能ブロックの特定の実装および対応する有益な効果については、図3から図15の実施形態の特定の説明を参照されたい。詳細についてここで説明されない。
本出願のこの実施形態では、トランシーバモジュールは、受信機または受信機回路であり得る。代替として、トランシーバモジュールは、ネットワークデバイスの通信インターフェースであり得る。処理モジュールはプロセッサであり得る。
図18に示されているネットワークデバイスは、図19に示されているネットワークデバイス1900を使用することによって実装され得る。図19は、本出願の実施形態による、別のネットワークデバイスの概略構造図である。図19に示されているネットワークデバイスは、プロセッサ1901とトランシーバ1902とを含む。
トランシーバ1902は、ネットワークデバイス1900と上記の実施形態における別のデバイスとの間での情報送信をサポートするように構成され、プロセッサ1901は、ネットワークデバイス1900の行為を制御し、管理するように構成される。
たとえば、図3に示されている実施形態では、トランシーバ1902は、図3に示されている実施形態におけるステップ301、302、および303においてメッセージを送るように構成される。プロセッサ1901は、上記のステップを実行する際にトランシーバ1902をサポートするように構成される。
たとえば、図9に示されている実施形態では、トランシーバ1702は、図9に示されている実施形態におけるステップ901および902においてメッセージを送るように構成される。プロセッサ1901は、上記のステップを実行する際にトランシーバ1902をサポートするように構成される。
たとえば、図12に示されている実施形態では、トランシーバ1902は、図12に示されている実施形態におけるステップ1201、1202、および1203においてメッセージを送るように構成される。プロセッサ1901は、上記のステップを実行する際にトランシーバ1902をサポートするように構成される。
たとえば、図14に示されている実施形態では、トランシーバ1902は、図14に示されている実施形態におけるステップ1401および1402においてメッセージを送るように構成される。プロセッサ1901は、上記のステップを実行する際にトランシーバ1902をサポートするように構成される。
プロセッサ1901とトランシーバ1902とは、通信可能に接続される。たとえば、それらは、バスを使用することによって接続される。ネットワークデバイス1900は、メモリ1903をさらに含み得る。メモリ1903は、ネットワークデバイス1900によって実行されるプログラムコードとデータとを記憶するように構成される。プロセッサ1901は、メモリ1903中に記憶されたアプリケーションプログラムコードを実行して、図8または図9に示されている任意の実施形態において与えられるネットワークデバイスの行為を実装するように構成される。
実際の適用中に、ネットワークデバイスは、1つまたは複数のプロセッサを含み得、ネットワークデバイス1900の構造は、本出願のこの実施形態に対する限定を構成しないことに留意されたい。
プロセッサ1901は、CPU、NP、ハードウェアチップ、またはそれらの任意の組合せであり得る。ハードウェアチップは、ASIC,PLD、またはそれらの組合せであり得る。PLDは、CPLD、FPGA、GAL、またはそれらの任意の組合せであり得る。
メモリ1903は、RAMなどの揮発性メモリを含み得る。メモリ1903は、代替として、ROM、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ、またはソリッドステートドライブなどの不揮発性メモリを含み得る。メモリ1903は、代替として、前述のタイプのメモリの組合せを含み得る。
本出願の実施形態は、コンピュータ記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ記憶媒体は、図18に示されている実施形態におけるネットワークデバイススによって使用されるコンピュータソフトウェア命令を記憶するように構成され得る。コンピュータソフトウェア命令は、上記の実施形態を実装するためにネットワークデバイスが使用するために設計されたプログラムを含む。記憶媒体は、限定はしないが、フラッシュメモリ、ハードディスク、またはソリッドステートドライブを含む。
本出願の実施形態は、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータ製品がコンピューティングデバイスによって実行されるとき、図18に示されている実施形態におけるネットワークデバイスために設計されたデータ処理が実行され得る。
本出願の明細書、特許請求の範囲、および添付の図面において、「第1の」、「第2の」、「第3の」、「第4の」などの用語は、異なる対象物を区別することが意図されており、特定の順序を示さない。さらに、「含む(including)」、「有する(having)」という用語、またはそれらの任意の他の変形形態は、非排他的な包含をカバーすることが意図されている。たとえば、一連のステップまたはユニットを含む、処理、方法、システム、製品、もしくはデバイスは、列挙されたステップもしくはユニットに限定されず、任意選択で、列挙されないステップもしくはユニットをさらに含み、または、そのプロセス、方法、製品、もしくはデバイスの別の固有のステップもしくはユニットをさらに含む。
本出願では、「Aおよび/またはB」は、A、B、ならびにAおよびBの事例のうちの1つを指す。「のうちの少なくとも1つ」は、リストされたアイテムまたはリストされたアイテムの任意の数量の任意の組合せを意味する。たとえば、「Aと、Bと、Cとのうちの少なくとも1つ」は、A、B、C、AおよびB、BおよびC、AおよびC、ならびにA、B、およびCの7つの事例のうちの任意の1つを意味する。
当業者は、上記の処理のシーケンス番号が本出願の様々な実施形態において実行シーケンスを意味しないことを理解し得る。処理の実行シーケンスは、処理の機能および内部論理に基づいて決定されるべきであり、本出願の実施形態の実装処理に対するいかなる限定ともならない。
上記の実施形態の全部または一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せを使用することによって実装され得る。ソフトウェアが実施形態を実装するために使用されるとき、実施形態は、コンピュータプログラム製品の形態で完全にまたは部分的に実装され得る。コンピュータプログラム製品は、1つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータ上にロードされ、実行されるとき、本出願の実施形態による手順または機能の全部または一部が生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または別のプログラマブル装置であり得る。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体中に記憶され得るか、または1つのコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に送信され得る。たとえば、コンピュータ命令は、ワイヤード(たとえば、同軸ケーブル、光ファイバ、またはデジタル加入者回線(DSL))またはワイヤレス(たとえば、赤外線、無線、またはマイクロ波)の方式であるウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンターから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンターに送信され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体または1つもしくは複数の使用可能な媒体を統合するサーバまたはデータセンターなどのデータストレージデバイスであり得る。使用可能な媒体は、磁気媒体(たとえば、フロッピーディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光媒体(たとえば、DVD)、半導体媒体(たとえば、ソリッドステートドライブ(Solid State Disk、SSD))などであり得る。
当業者は、実施形態の方法の処理のすべてまたは一部が関連するハードウェアに命令するコンピュータプログラムによって完了され得ることを理解し得る。プログラムはコンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。プログラムが実行されるとき、方法実施形態の処理は含まれ得る。上記の記憶媒体は、磁気ディスク、光学ディスク、読取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)などであり得る。