JP2022508479A

JP2022508479A - フィードバックリソースの多重化方法、端末装置及びネットワーク装置

Info

Publication number: JP2022508479A
Application number: JP2021540345A
Authority: JP
Inventors: リン、ヤナン
Original assignee: Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp Ltd
Current assignee: Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp Ltd
Priority date: 2018-09-25
Filing date: 2018-09-25
Publication date: 2022-01-19
Also published as: KR20210064237A; AU2018444089A1; EP3840261A1; TW202019208A; US11973600B2; EP3840261A4; WO2020061776A9; WO2020061776A1; CN112655163A; US20210203452A1

Abstract

本発明はフィードバックリソースの多重化方法、端末装置、ネットワーク装置、チップ、コンピュータ可読記憶媒体、コンピュータプログラム製品及びコンピュータプログラムを開示し、方法は、フィードバック情報の多重化粒度を決定し、前記多重化粒度がフィードバック情報の多重化ウィンドウの時間領域範囲を示すことに用いられ、且つ少なくとも２つのダウンリンク伝送に対するフィードバック情報を多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化することに用いられ、前記時間領域範囲が完全スロット、不完全スロット、Ｎ個のシンボルのうちの１つであり、Ｎが１以上の整数であることを含む。

Description

本発明は情報処理技術分野に関し、特にフィードバックリソースの多重化方法、端末装置、ネットワーク装置、チップ、コンピュータ可読記憶媒体、コンピュータプログラム製品及びコンピュータプログラムに関する。

新無線（ＮＲ、ＮｅｗＲａｄｉｏ）Ｒｅｌ－１５において、基地局はダウンリンクスケジューリングシグナリング、例えばダウンリンク制御情報（ＤＣＩ、ＤｏｗｎｌｉｎｋＣｏｎｔｒｏｌＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ）における物理ダウンリンク共有チャネル（ＰＤＳＣＨ、ＰｈｙｓｉｃａｌＤｏｗｎｌｉｎｋＳｈａｒｅｄＣｈａｎｎｅｌ）－ｔｏ－ハイブリッド自動再送要求（ＨＡＲＱ、ＨｙｂｒｉｄＡｕｔｏｍａｔｉｃＲｅｐｅａｔｒｅＱｕｅｓｔ）フィードバック（ｆｅｅｄｂａｃｋ）タイミング（ｔｉｍｉｎｇ）指示子（ｉｎｄｉｃａｔｏｒ）情報フィールドによって、該ＤＣＩ又は該ＤＣＩのスケジューリングしたＰＤＳＣＨに対応するフィードバック情報、例えば肯定応答（ＡＣＫ）／否定応答（ＮＡＣＫ）のスロットを伝送することを示し、例えば、ＤＣＩ又はＤＣＩのスケジューリングしたＰＤＳＣＨがｓｌｏｔｎにおいて伝送される場合、対応するＡＣＫ／ＮＡＣＫがｓｌｏｔｎ＋ｋにおいて伝送される。ＰＤＳＣＨ－ｔｏ－ＨＡＲＱ＿ｆｅｅｄｂａｃｋｔｉｍｉｎｇｉｎｄｉｃａｔｏｒはｋの値を示すことに用いられる。しかしながら、伝送遅延に敏感なサービスに対して、現在のフィードバック時間が遅延要件を満たすことができない恐れがある。

上記技術的問題を解決するために、本発明の実施例はフィードバックリソースの多重化方法、端末装置、ネットワーク装置、チップ、コンピュータ可読記憶媒体、コンピュータプログラム製品及びコンピュータプログラムを提供する。

第１態様では、本発明の実施例はフィードバックリソースの多重化方法を提供し、該多重化方法は端末装置に適用され、
フィードバック情報の多重化粒度を決定し、前記多重化粒度は、フィードバック情報の多重化ウィンドウの時間領域範囲を示すことに用いられ、且つ少なくとも２つのダウンリンク伝送に対するフィードバック情報を多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化することに用いられ、前記時間領域範囲は完全スロット、不完全スロット、Ｎ個のシンボルのうちの１つであり、Ｎは１以上の整数であることを含む。

第２態様では、本発明の実施例はフィードバック情報の多重化方法を提供し、該多重化方法はネットワーク装置に適用され、
フィードバック情報の多重化粒度を決定し、前記多重化粒度は、フィードバック情報の多重化ウィンドウの時間領域範囲を示すことに用いられ、且つ少なくとも２つのダウンリンク伝送に対するフィードバック情報を多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化することに用いられ、前記時間領域範囲は完全スロット、不完全スロット、Ｎ個のシンボルであり、Ｎは１以上の整数であることと、
前記フィードバック情報の多重化粒度に基づいて、端末装置が多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化した少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を伝送することを決定することと、を含む。

第３態様では、本発明の実施例は端末装置を提供し、第１処理ユニットを備え、
前記第１処理ユニットはフィードバック情報の多重化粒度を決定し、前記多重化粒度は、フィードバック情報の多重化ウィンドウの時間領域範囲を示すことに用いられ、且つ少なくとも２つのダウンリンク伝送に対するフィードバック情報を多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化することに用いられ、前記時間領域範囲は完全スロット、不完全スロット、Ｎ個のシンボルのうちの１つであり、Ｎは１以上の整数である。

第４態様では、本発明の実施例はネットワーク装置を提供し、第２処理ユニットを備え、
前記第２処理ユニットはフィードバック情報の多重化粒度を決定し、前記多重化粒度は、フィードバック情報の多重化ウィンドウの時間領域範囲を示すことに用いられ、且つ少なくとも２つのダウンリンク伝送に対するフィードバック情報を多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化することに用いられ、前記時間領域範囲は完全スロット、不完全スロット、Ｎ個のシンボルであり、Ｎは１以上の整数であり、前記フィードバック情報の多重化粒度に基づいて、端末装置が多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化した少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を伝送することを決定する。

第５態様では、端末装置を提供し、該端末装置はプロセッサ及びメモリを備える。該メモリはコンピュータプログラムを記憶することに用いられ、該プロセッサは該メモリに記憶されるコンピュータプログラムを呼び出して実行して、上記第１態様又はその各実現方式における方法を実行することに用いられる。

第６態様では、ネットワーク装置を提供し、該ネットワーク装置はプロセッサ及びメモリを備える。該メモリはコンピュータプログラムを記憶することに用いられ、該プロセッサは該メモリに記憶されるコンピュータプログラムを呼び出して実行して、上記第２態様又はその各実現方式における方法を実行することに用いられる。

第７態様では、チップを提供し、該チップは上記第１態様～第２態様のうちのいずれか１つの態様又はその各実現方式における方法を実現することに用いられる。

具体的に、該チップは、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行し、該チップが取り付けられる装置に上記第１態様～第２態様のうちのいずれか１つの態様又はその各実現方式における方法を実行させるためのプロセッサを備える。

第８態様では、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、該コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを記憶することに用いられ、該コンピュータプログラムによってコンピュータが上記第１態様～第２態様のうちのいずれか１つの態様又はその各実現方式における方法を実行する。

第９態様では、コンピュータプログラム製品を提供し、該コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラム命令を含み、該コンピュータプログラム命令によってコンピュータが上記第１態様～第２態様のうちのいずれか１つの態様又はその各実現方式における方法を実行する。

第１０態様では、コンピュータプログラムを提供し、該コンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるとき、コンピュータが上記第１態様～第２態様のうちのいずれか１つの態様又はその各実現方式における方法を実行する。

本発明の実施例の技術案によれば、フィードバック情報の多重化粒度を設定することが可能であり、フィードバック情報の多重化ウィンドウを不完全スロットにすることが可能である。このように、フィードバック情報の遅延を短縮することが可能になり、それにより遅延要件を満たし、伝送遅延に敏感なサービスに更に適用されることができる。

図１は本願の実施例に係る通信システムアーキテクチャの模式図１である。図２は本願の実施例に係るフィードバックリソースの多重化方法のフローチャート１である。図３は本願の実施例に係るフィードバックリソース多重化シーンの模式図１である。図４は本願の実施例に係るフィードバックリソース多重化シーンの模式図２である。図５は本発明の実施例に係るフィードバックリソース多重化シーンの模式図３である。図６は本発明の実施例に係るフィードバックリソース多重化シーンの模式図４である。図７は本発明の実施例に係るフィードバックリソース多重化シーンの模式図５である。図８は本発明の実施例に係るフィードバックリソース多重化シーンの模式図６である。図９は本願の実施例に係るフィードバックリソースの多重化方法のフローチャート２である。図１０は本発明の実施例に係る通信装置の構造模式図である。図１１は本願の実施例に係るチップの模式的なブロック図である。図１２は本願の実施例に係る通信システムアーキテクチャの模式図２である。

以下、本願の実施例の図面を参照しながら、本願の実施例の技術案を説明し、明らかに、説明される実施例は本願の実施例の一部であり、実施例の全部ではない。本願の実施例に基づいて、当業者が進歩性のある労働を必要とせずに取得する他の実施例は、いずれも本願の保護範囲に属する。

本願の実施例の技術案は様々な通信システム、例えば、モバイル通信用グローバル（ＧＳＭ、ＧｌｏｂａｌＳｙｓｔｅｍｏｆＭｏｂｉｌｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ）システム、符号分割多元接続（ＣＤＭＡ、ＣｏｄｅＤｉｖｉｓｉｏｎＭｕｌｔｉｐｌｅＡｃｃｅｓｓ）システム、広帯域符号分割多元接続（ＷＣＤＭＡ、ＷｉｄｅｂａｎｄＣｏｄｅＤｉｖｉｓｉｏｎＭｕｌｔｉｐｌｅＡｃｃｅｓｓ）システム、汎用パケット無線サービス（ＧＰＲＳ、ＧｅｎｅｒａｌＰａｃｋｅｔＲａｄｉｏＳｅｒｖｉｃｅ）、ロングタームエボリューション（ＬＴＥ、ＬｏｎｇＴｅｒｍＥｖｏｌｕｔｉｏｎ）システム、ＬＴＥ周波数分割複信（ＦＤＤ、ＦｒｅｑｕｅｎｃｙＤｉｖｉｓｉｏｎＤｕｐｌｅｘ）システム、ＬＴＥ時分割複信（ＴＤＤ、ＴｉｍｅＤｉｖｉｓｉｏｎＤｕｐｌｅｘ）、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム（ＵＭＴＳ、ＵｎｉｖｅｒｓａｌＭｏｂｉｌｅＴｅｌｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎＳｙｓｔｅｍ）、マイクロ波利用アクセスに関する世界的な相互運用（ＷｉＭＡＸ、ＷｏｒｌｄｗｉｄｅＩｎｔｅｒｏｐｅｒａｂｉｌｉｔｙｆｏｒＭｉｃｒｏｗａｖｅＡｃｃｅｓｓ）通信システム又は５Ｇシステム等に適用されてもよい。

例示的に、本願の実施例に適用される通信システム１００は図１に示される。該通信システム１００はネットワーク装置１１０を備えてもよく、ネットワーク装置１１０は端末装置１２０（通信端末、端末とも称される）と通信する装置であってもよい。ネットワーク装置１１０は特定の地理的領域に通信カバレッジを提供することができ、且つ該カバレッジ領域内の端末装置と通信することができる。選択肢として、該ネットワーク装置１１０はＧＳＭシステム又はＣＤＭＡシステムにおける基地局（ＢＴＳ、ＢａｓｅＴｒａｎｓｃｅｉｖｅｒＳｔａｔｉｏｎ）であってもよく、ＷＣＤＭＡシステムにおける基地局（ＮＢ、ＮｏｄｅＢ）であってもよく、ＬＴＥシステムにおける発展型基地局（ｅＮＢ又はｅＮｏｄｅＢ、ＥｖｏｌｕｔｉｏｎａｌＮｏｄｅＢ）であってもよく、クラウド無線アクセスネットワーク（ＣＲＡＮ、ＣｌｏｕｄＲａｄｉｏＡｃｃｅｓｓＮｅｔｗｏｒｋ）における無線制御装置であってもよい。又は、該ネットワーク装置は移動交換局、中継局、アクセスポイント、車載装置、ウェアラブルデバイス、ハブ、スイッチ、ブリッジ、ルータ、５Ｇネットワークにおけるネットワーク側装置又は将来発展する公衆陸上移動網（ＰＬＭＮ、ＰｕｂｌｉｃＬａｎｄＭｏｂｉｌｅＮｅｔｗｏｒｋ）におけるネットワーク装置等であってもよい。

該通信システム１００は更にネットワーク装置１１０のカバレッジ範囲内の少なくとも１つの端末装置１２０を備える。ここで使用される「端末装置」としては、有線回線を介して接続するもの、例えば公衆電話交換網（ＰＳＴＮ、ＰｕｂｌｉｃＳｗｉｔｃｈｅｄＴｅｌｅｐｈｏｎｅＮｅｔｗｏｒｋｓ）、デジタル加入者回線（ＤＳＬ、ＤｉｇｉｔａｌＳｕｂｓｃｒｉｂｅｒＬｉｎｅ）、デジタルケーブル、直接ケーブルを介して接続するもの、及び／又は他のデータ接続／ネットワーク、及び／又は無線インターフェース、例えばセルラーネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ、ＷｉｒｅｌｅｓｓＬｏｃａｌＡｒｅａＮｅｔｗｏｒｋ）例えばＤＶＢ－Ｈネットワークに対するデジタルテレビネットワーク、衛星ネットワーク、ＡＭ－ＦＭ放送送信機を介するもの、及び／又は他の端末装置が通信信号を送受信するように設定される装置、及び／又はモノのインターネット（ＩｏＴ、ＩｎｔｅｒｎｅｔｏｆＴｈｉｎｇｓ）装置を含むが、それらに限らない。無線インターフェースを介して通信するように設定される端末装置は「無線通信端末」、「無線端末」又は「モバイル端末」と称されてもよい。モバイル端末の例は衛星又はセルラー方式の電話、セルラー無線電話及びデータ処理、ファックス及びデータ通信機能を組み合わせることのできるパーソナル移動通信システム（ＰＣＳ、ＰｅｒｓｏｎａｌＣｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓＳｙｓｔｅｍ）端末、無線電話、ポケットベル、インターネット／イントラネットへのアクセス、Ｗｅｂブラウザ、メモ帳、カレンダー及び／又は全地球測位システム（ＧＰＳ、ＧｌｏｂａｌＰｏｓｉｔｉｏｎｉｎｇＳｙｓｔｅｍ）受信機を備えてもよいＰＤＡ、並びに通常のラップトップ及び／又はパームトップ受信機又は無線電話送受信機を備える他の電子装置を含むが、それらに限らない。端末装置とはアクセス端末、ユーザー装置（ＵＥ、ＵｓｅｒＥｑｕｉｐｍｅｎｔ）、ユーザー要素、加入者局、移動局、トラバーサー、遠隔局、遠隔端末、モバイルデバイス、ユーザー端末、端末、無線通信装置、ユーザーエージェント又はユーザーデバイスを指してもよい。アクセス端末はセルラー電話、コードレスホン、セッション確立プロトコル（ＳＩＰ、ＳｅｓｓｉｏｎＩｎｉｔｉａｔｉｏｎＰｒｏｔｏｃｏｌ）電話、ワイヤレスローカルループ（ＷＬＬ、ＷｉｒｅｌｅｓｓＬｏｃａｌＬｏｏｐ）局、パーソナルデジタルアシスタント（ＰＤＡ、ＰｅｒｓｏｎａｌＤｉｇｉｔａｌＡｓｓｉｓｔａｎｔ）、無線通信機能を有する携帯端末、コンピューティングデバイス又は無線モデムに接続される他の処理装置、車載装置、ウェアラブルデバイス、５Ｇネットワークにおける端末装置又は将来発展するＰＬＭＮにおける端末装置等であってもよい。

選択肢として、端末装置１２０同士は装置対装置（Ｄ２Ｄ、ＤｅｖｉｃｅｔｏＤｅｖｉｃｅ）通信を行うことができる。

選択肢として、５Ｇシステム又は５Ｇネットワークは更に新無線（ＮＲ、ＮｅｗＲａｄｉｏ）システム又はＮＲネットワークと称されてもよい。

図１には１つのネットワーク装置及び２つの端末装置を例示する。選択肢として、該通信システム１００は複数のネットワーク装置を備えてもよく、且つ各ネットワーク装置のカバレッジ範囲内に他の数の端末装置が含まれてもよく、本願の実施例は制限しない。

選択肢として、該通信システム１００は更にネットワーク制御装置、モビリティ管理エンティティ等の他のネットワークエンティティを備えてもよく、本願の実施例は制限しない。

理解されるように、本願の実施例では、ネットワーク／システムにおける通信機能を持つ装置は通信装置と称されてもよい。図１に示される通信システム１００を例とし、通信装置は通信機能を持つネットワーク装置１１０及び端末装置１２０を含んでもよく、ネットワーク装置１１０及び端末装置１２０は前記具体的な装置であってもよく、ここで詳細な説明は省略する。通信装置は更に通信システム１００における他の装置、例えばネットワーク制御装置、モビリティ管理エンティティ等の他のネットワークエンティティを含んでもよく、本願の実施例は制限しない。

理解されるように、本明細書における用語「システム」と「ネットワーク」は本明細書において常に交換可能に使用される。本明細書における用語「及び／又は」は関連オブジェクトの関連関係を説明するためのものに過ぎず、３つの関係が存在してもよいことを示す。例えば、「Ａ及び／又はＢ」は「Ａが独立して存在する」「ＡとＢが同時に存在する」「Ｂが独立して存在する」の３つの状況を示してもよい。また、本明細書における文字「／」は一般的に前後関連オブジェクトが「又は」の関係であることを示す。

本発明の実施例の特徴及び技術的内容をより詳しく理解するために、以下に図面を参照しながら本発明の実施例の実現を詳しく説明し、添付の図面は参照・説明のためのものに過ぎず、本発明の実施例を制限するためのものではない。

実施例１
本発明の実施例はフィードバックリソースの多重化方法を提供し、該多重化方法は端末装置に適用され、図２に示すように、
フィードバック情報の多重化粒度を決定し、前記多重化粒度は、フィードバック情報の多重化ウィンドウの時間領域範囲を示すことに用いられ、且つ少なくとも２つのダウンリンク伝送に対するフィードバック情報を多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化することに用いられ、前記時間領域範囲は完全スロット、不完全スロット、Ｎ個のシンボルのうちの１つであり、Ｎは１以上の整数であるステップ２０１を含む。

本実施例は以下のいくつかの処理シーンに対応する。

シーン１
すなわち、フィードバック情報の多重化粒度は半静的に設定されたものである。

上位層シグナリングはＲＲＣシグナリングであってもよい。当然ながら、更にＤＣＩにより設定してもよい。なお、ＤＣＩにより設定すれば、ＤＣＩを送信するたびにフィードバック情報の多重化粒度を含む必要がなく、フィードバック情報の多重化粒度を改めて設定する必要がある場合のみ送信する可能性がある。

フィードバック情報はダウンリンク伝送に対するフィードバック情報であってもよく、ダウンリンク伝送は、ダウンリンク制御情報（ＤＣＩ）であってもよく、ＤＣＩのスケジューリングしたダウンリンク伝送であってもよい。ダウンリンク伝送がＤＣＩのスケジューリングしたダウンリンク伝送である場合、物理ダウンリンク制御チャネル（ＰＤＣＣＨ、ＰｈｙｓｉｃａｌＤｏｗｎｌｉｎｋＣｏｎｔｒｏｌＣｈａｎｎｅｌ）又は物理ダウンリンク共有チャネル（ＰＤＳＣＨ、ＰｈｙｓｉｃａｌＤｏｗｎｌｉｎｋＳｈａｒｅｄＣｈａｎｎｅｌ）により伝送された情報であってもよい。

ダウンリンク伝送に対するフィードバック情報はハイブリッド自動再送要求（ＨＡＲＱ、ＨｙｂｒｉｄＡｕｔｏｍａｔｉｃＲｅｐｅａｔＲｅＱｕｅｓｔ）の肯定応答（ＡＣＫ）／否定応答（ＮＡＣＫ）情報であってもよい。例えば、半静的に設定されたＨＡＲＱ－ＡＣＫ多重化粒度はＮ個のｓｙｍｂｏｌである。

該シーンにおいて、少なくとも２つのダウンリンク伝送に対するフィードバック情報を処理するとき、少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報に対応するフィードバック情報の多重化ウィンドウが同じである場合、前記少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化し、又は、少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバックリソースが異なる多重化ウィンドウにある場合、それぞれ対応するフィードバックリソースにおいてフィードバック情報の伝送を行う。

その多重化は同一の多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて行われてもよい。

少なくとも２つのフィードバック情報が同一の多重化ウィンドウにある判別方法は、少なくとも２つのフィードバックリソースの開始点及び／又は終了点が同一の多重化ウィンドウにあることであってもよい。例えば、少なくとも２つのフィードバックリソースの開始点及び終了点はいずれも同一の多重化ウィンドウにあり、又は、少なくとも２つのフィードバックリソースの開始点はいずれも同一の多重化ウィンドウにあり、又は、少なくとも２つのフィードバックリソースの終了点はいずれも同一の多重化ウィンドウにある。

更に、多重化を行うとき、少なくとも２つのフィードバック情報のうちの最後にスケジューリングしたフィードバック情報以外の他のフィードバック情報を、最後にスケジューリングしたフィードバック情報のフィードバックリソースにおいて多重化して伝送してもよい。

シーン２
前記フィードバック情報の多重化粒度を決定することは更に、フィードバック情報タイミング関係の粒度に基づいてフィードバック情報の多重化粒度を決定することを含み、フィードバック情報タイミング関係の粒度は完全スロット、不完全スロット、Ｎ個のシンボルのうちの１つであり、Ｎは１以上の整数である。

前記フィードバック情報タイミング関係の粒度は、上位層シグナリングにより設定したものであってもよく、端末装置自体が予め設定したものであってもよい。

ダウンリンク伝送に対するフィードバック情報はハイブリッド自動再送要求（ＨＡＲＱ、ＨｙｂｒｉｄＡｕｔｏｍａｔｉｃＲｅｐｅａｔＲｅＱｕｅｓｔ）の肯定応答（ＡＣＫ）／否定応答（ＮＡＣＫ）情報であってもよい。即ち、ＨＡＲＱ－ＡＣＫｔｉｍｉｎｇ粒度に基づいてＨＡＲＱ－ＡＣＫ多重化粒度を決定し、ＨＡＲＱ－ＡＣＫｔｉｍｉｎｇ粒度はＨＡＲＱ－ＡＣＫ多重化粒度と同じである。ＨＡＲＱ－ＡＣＫｔｉｍｉｎｇの指すＨＡＲＱ－ＡＣＫ多重化ウィンドウが同じである場合、ＨＡＲＱ－ＡＣＫに対して多重化を行う。

前記フィードバック情報の多重化粒度を決定することは、前記フィードバック情報の多重化粒度が前記フィードバック情報タイミング関係の粒度と同じであることを決定することを含む。すなわち、フィードバック情報の多重化粒度をフィードバック情報タイミング関係の粒度と同じであるように設定する。

具体的に、前記少なくとも２つのダウンリンク伝送に対するフィードバック情報を多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化し、前記方法は更に、
少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報に対応するフィードバック情報の多重化ウィンドウが同じである場合、前記少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化することを含む。

例えば、図３に示すように、フィードバック情報タイミング関係の粒度、例えばＨＡＲＱｔｉｍｉｎｇ粒度がハーフスロットである場合、フィードバック情報の多重化粒度、例えばＨＡＲＱ－ＡＣＫ多重化ウィンドウもハーフスロットである。ダウンリンク伝送がＰＤＳＣＨである場合、ダウンリンク伝送がＰＤＳＣＨ１及びＰＤＳＣＨ３であるＨＡＲＱ－ＡＣＫを同一のフィードバックリソース、例えば同一のＰＵＣＣＨ３に関連するリソースにおいて多重化して伝送すると仮定するが、ダウンリンク伝送、例えばＰＤＳＣＨ２とＰＤＳＣＨ１、ＰＤＳＣＨ３のフィードバック情報が異なるフィードバックリソースにある場合、ＰＤＳＣＨに対応するフィードバック情報をＰＵＣＣＨ２において独立して伝送する。

少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報に対応するフィードバック情報の多重化ウィンドウが同じであることは、少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報の時間領域リソースの開始点又は終了点が、同じフィードバック情報の多重化ウィンドウにあることを含む。

すなわち、少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報の時間領域リソースの開始点は、同じフィードバック情報の多重化ウィンドウにある。例えば、少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報の時間領域リソースの開始点は同じ多重化ウィンドウにあり、且つ時間領域リソースの終了点は同じであってもよく、異なってもよいが、参照にならない。

例えば、図４に示すように、フィードバック情報タイミング関係の粒度（ＨＡＲＱｔｉｍｉｎｇ粒度）がハーフスロット（ｈａｌｆｓｌｏｔ）である場合、フィードバック情報の多重化粒度（ＨＡＲＱ－ＡＣＫ）の多重化ウィンドウもｈａｌｆｓｌｏｔである。

例えば、ダウンリンク伝送ＰＤＳＣＨ１、２、３のうち、ＰＤＳＣＨ１及びＰＤＳＣＨ３のフィードバックリソースＨＡＲＱ－ＡＣＫリソースの開始点が同じｈａｌｆｓｌｏｔにあるため、ＰＤＳＣＨ１及びＰＤＳＣＨ３のフィードバックリソースＰＵＣＣＨ１、並びにＰＵＣＣＨ３はＰＵＣＣＨ３に関連するリソースにおいて多重化されるが、ＰＤＳＣＨ２のＨＡＲＱ－ＡＣＫは依然としてＰＵＣＣＨ２において送信される。多重化を行うとき、少なくとも２つのフィードバック情報のうちの最後にスケジューリングしたフィードバック情報以外の他のフィードバック情報を、最後にスケジューリングしたフィードバック情報のフィードバックリソースにおいて多重化して伝送してもよい。

更に、ＰＵＣＣＨ２とＰＵＣＣＨ３が重複するところがある場合、ＰＵＣＣＨ２、３を更に多重化し、又は独立して伝送し、又はＰＵＣＣＨ２とＰＵＣＣＨ３がオーバーラップ（ｏｖｅｒｌａｐ）する現象の発生を回避するように、多重化されたＨＡＲＱ－ＡＣＫリソースがｈａｌｆｓｌｏｔを跨ぐことができないと直接約束してもよい。

又は、異なる多重化ウィンドウにある少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報において一部のリソースが重複する場合、異なる多重化ウィンドウにある少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化する。少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報の時間領域リソースの終了点が同じである場合、時間領域リソースの開始点はいずれも同じ多重化ウィンドウにあってもよく、異なる多重化ウィンドウにあってもよい。

例えば、図５に示すように、フィードバック情報タイミング関係の粒度がｈａｌｆｓｌｏｔである場合、フィードバック情報の多重化粒度の多重化ウィンドウもｈａｌｆｓｌｏｔである。ＰＤＳＣＨ２及びＰＤＳＣＨ３のフィードバック情報ＰＵＣＣＨ２、３のフィードバックリソースの終了点が同じｈａｌｆｓｌｏｔにある場合、ＰＤＳＣＨ２及びＰＤＳＣＨ３のフィードバック情報はＰＵＣＣＨ３に関連するリソースにおいて多重化される。ＰＤＳＣＨ１に対応するフィードバックＰＵＣＣＨに同じ終了点のフィードバックリソースがないため、ＰＤＳＣＨのフィードバック情報は依然としてＰＵＣＣＨ１において送信される。更に、ＰＵＣＣＨ１とＰＵＣＣＨ３にｏｖｅｒｌａｐが存在する場合、更に多重化し、又は独立して伝送し、又はＰＵＣＣＨ１とＰＵＣＣＨ３がオーバーラップ（ｏｖｅｒｌａｐ）する現象の発生を回避するように、多重化されたＨＡＲＱ－ＡＣＫリソースがｈａｌｆｓｌｏｔを跨ぐことができないと直接約束してもよい。

シーン３
フィードバック情報の多重化粒度を決定することに対応して、少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化することは、少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報において一部のリソースが重複する場合、前記少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化することを含む。

該シーンにおいて、多重化ルールを約束してもよい。例えば、時間領域において少なくとも一部のリソースが重複する場合、多重化を行い、そうでない場合に多重化しない。

一部のリソースが重複することは、２つのリソースが時間領域において部分的に重複する場合、２つのダウンリンクフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化することであってもよい。例えば、図６に示すように、ＰＤＳＣＨ２、３に対応するフィードバックリソースＰＵＣＣＨ２、３がある程度重複する場合、ＰＵＣＣＨ２、３を同一のフィードバックリソースＰＵＣＣＨ３において多重化して、ＰＤＳＣＨ２、３に対応するフィードバック情報を伝送してもよい。

シーン４
フィードバック情報の多重化粒度を決定することに対応して、前記方法は更に、フィードバック情報伝送リソースの多重化閾値を取得することを含む。

該シーンにおいて、多重化ルールを約束し、例えば、ＨＡＲＱ－ＡＣＫの多重化上限を設定して、実際のスケジューリング状況に応じてＨＡＲＱ－ＡＣＫ多重化粒度を区分・多重化してもよい。

前記多重化閾値は実際の状況に応じて設定されてもよく、例えば、２以上に設定されてもよく、本実施例は網羅しない。

前記フィードバック情報伝送リソースの多重化閾値を取得した後、前記方法は更に、
Ｍ個のダウンリンク伝送のＭ個のフィードバック情報が同一の伝送リソースにあり、Ｍが１以上の整数である場合、
前記同一の伝送リソースにおいて対応するフィードバック情報の数Ｍが前記多重化閾値以下である場合、それぞれ前記フィードバック情報を伝送することを含む。

例えば、多重化閾値が２である場合、１つのスロット又はハーフスロットであってもよい１つの伝送リソースに２つのフィードバック情報がある時、２が多重化閾値以下であるため、それぞれ対応するフィードバックリソースにおいてフィードバック情報を伝送する。

又は、Ｍ個のダウンリンク伝送のＭ個のフィードバック情報が同一の伝送リソースにあり、Ｍが１以上の整数である場合、前記同一の伝送リソースにおいて対応するフィードバック情報の数Ｍが前記多重化閾値より大きい場合、前記多重化閾値に基づいて前記フィードバック情報の時間領域リソースを区分して、少なくとも２つの多重化ウィンドウを取得する。前記少なくとも２つの多重化ウィンドウにおいて、それぞれ前記Ｍ個のフィードバック情報のうちの一部のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化する。

このような方式では、フィードバック情報の多重化粒度を予め取得することができ、例えば、該多重化粒度はハーフスロット（ｈａｌｆｓｌｏｔ）であってもよい。そうすると、多重化閾値が２であると仮定し、１つのスロットに３つのフィードバック情報がある場合、図７に示すように、スロットにはＰＤＳＣＨ１、２、３に対応するフィードバックリソースＰＵＣＣＨ１、２、３がある場合、フィードバック情報の多重化粒度、即ちハーフスロットに基づいて伝送リソースを区分して、２つのハーフスロットを取得し、次にＰＵＣＣＨ１、３をＰＵＣＣＨ３において多重化してもよく、ＰＵＣＣＨ２は独立して送信されてもよい。

又は、Ｍ個のダウンリンク伝送のＭ個のフィードバック情報が同一の伝送リソースにあり、Ｍが１以上の整数である場合、同一の伝送リソースにおいて対応するフィードバック情報の数Ｍが前記多重化閾値より大きい場合、前記Ｍ個のフィードバック情報の位置する時間領域リソースを区分してフィードバック情報の多重化粒度を取得する。

更に、前記多重化閾値に基づいて前記フィードバック情報の時間領域リソースを区分して、少なくとも２つの多重化ウィンドウを取得し、前記少なくとも２つの多重化ウィンドウにおいて、それぞれ前記Ｍ個のフィードバック情報のうちの一部のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化してもよい。

例えば、図８に示すように、ＰＤＳＣＨ１、２、３のフィードバックリソースＰＵＣＣＨ１、２、３がいずれも同じハーフスロットリソースにあると仮定すれば、ハーフスロットを分割して２つの１／４スロットを取得し、次にＰＵＣＣＨ１、３をＰＵＣＣＨ３において多重化してもよく、ＰＵＣＣＨ２は独立して送信されてもよい。

上記解決手段に基づいて、本実施例は、決定されたフィードバック情報の伝送リソースにおいて、ネットワーク側にダウンリンク伝送に対するフィードバック情報を伝送することができる。

シーン５
前記多重化粒度は、サービスタイプ、上位層設定、物理層指示のうちの少なくとも１つによって示される。

具体的に、サービスタイプに基づいて多重化粒度を決定し、及び／又は上位層設定に基づいて多重化粒度を決定する。サービスタイプに基づいて端末装置自体がどの多重化粒度を用いるかを決定してもよい。又は、サービスタイプを利用して上位層設定の多重化粒度を設定してもよく、例えば、サービスタイプと上位層設定の多重化粒度が対応関係を有してもよい。例えば、ＵＲＬＬＣサービスに対して、上位層設定の多重化粒度（２ｓｙｍｂｏｌ）を用いるが、ｅＭＢＢサービスに対して、上位層設定の多重化粒度（１ｓｌｏｔ）を用いる。

多重化粒度は、物理層指示（明示的又は暗示的）及び上位層設定の多重化粒度の大きさによって決定される。例えば、ＭＣＳ－Ｃ－ＲＮＴＩによりスクランブルされたＵＲＬＬＣサービスに対して、上位層設定の多重化粒度（２ｓｙｍｂｏｌ）を用いるが、Ｃ－ＲＮＴＩによりスクランブルされたＰＤＣＣＨｅＭＢＢサービスに対して、上位層設定の多重化粒度（１ｓｌｏｔ）を用いる。

また、物理層指示は更にサービス指示情報、ＰＤＣＣＨ設定等、例えばアグリゲーションレベル、ＣＯＲＥＳＥＴ、Ｆｏｒｍａｔのうちの少なくとも１つを含むが、それらに限らない。

本実施例に係る解決手段はＵＲＬＬＣ等の低遅延サービスに適用されてもよいが、ＵＲＬＬＣサービスに限らず、他の低遅延サービスであってもよく、本実施例は網羅しない。

以上によれば、上記解決手段を用いることにより、フィードバック情報の多重化粒度を設定することが可能であり、フィードバック情報の多重化ウィンドウを不完全スロットにすることが可能である。このように、フィードバック情報の遅延を短縮することが可能になり、それにより遅延要件を満たし、伝送遅延に敏感なサービスに更に適用されることができる。

実施例２
本発明の実施例はフィードバックリソースの多重化方法を提供し、該多重化方法はネットワーク装置に適用され、図９に示すように、
フィードバック情報の多重化粒度を決定し、前記多重化粒度は、フィードバック情報の多重化ウィンドウの時間領域範囲を示すことに用いられ、且つ少なくとも２つのダウンリンク伝送に対するフィードバック情報を多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化することに用いられ、前記時間領域範囲は完全スロット、不完全スロット、Ｎ個のシンボルであり、Ｎは１以上の整数であるステップ９０１と、
前記フィードバック情報の多重化粒度に基づいて、端末装置が多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化した少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を伝送することを決定するステップ９０２と、を含む。

本実施例は以下のいくつかの処理シーンに対応する。

シーン１
すなわち、フィードバック情報の多重化粒度は半静的に設定されたものである。その設定方式は、上位層シグナリングにより設定したものであってもよく、端末装置自体が予め設定したものであってもよい。

フィードバック情報はダウンリンク伝送に対するフィードバック情報であり、ダウンリンク伝送は、ダウンリンク制御情報（ＤＣＩ）であってもよく、ＤＣＩのスケジューリングしたダウンリンク伝送であってもよい。ダウンリンク伝送がＤＣＩのスケジューリングしたダウンリンク伝送である場合、物理ダウンリンク制御チャネル（ＰＤＣＣＨ、ＰｈｙｓｉｃａｌＤｏｗｎｌｉｎｋＣｏｎｔｒｏｌＣｈａｎｎｅｌ）又は物理ダウンリンク共有チャネル（ＰＤＳＣＨ、ＰｈｙｓｉｃａｌＤｏｗｎｌｉｎｋＳｈａｒｅｄＣｈａｎｎｅｌ）により伝送された情報であってもよい。

具体的に、少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報に対応するフィードバック情報の多重化ウィンドウが同じである場合、端末装置が前記少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化することを決定する。

前記少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報に対応するフィードバック情報の多重化ウィンドウが同じであることは、少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報の時間領域リソースの開始点又は終了点が、同じフィードバック情報の多重化ウィンドウにあることを含む。

又は、異なる多重化ウィンドウにある少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報において一部のリソースが重複する場合、端末装置が異なる多重化ウィンドウにある少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化することを決定する。少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報の時間領域リソースの終了点が同じである場合、時間領域リソースの開始点はいずれも同じ多重化ウィンドウにあってもよく、異なる多重化ウィンドウにあってもよい。

シーン３
フィードバック情報の多重化粒度を決定することに対応して、少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化することは、少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報において一部のリソースが重複する場合、端末装置が前記少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化することを決定することを含む。

前記フィードバック情報伝送リソースの多重化閾値を取得した後、前記方法は更に、
Ｍ個のダウンリンク伝送のＭ個のフィードバック情報が同一の伝送リソースにあり、Ｍが１以上の整数である場合、
前記同一の伝送リソースにおいて対応するフィードバック情報の数Ｍが前記多重化閾値以下である場合、端末装置がそれぞれ前記フィードバック情報を伝送することを決定することを含む。

又は、Ｍ個のダウンリンク伝送のＭ個のフィードバック情報が同一の伝送リソースにあり、Ｍが１以上の整数である場合、同一の伝送リソースにおいて対応するフィードバック情報の数Ｍが前記多重化閾値より大きい場合、端末装置が前記Ｍ個のフィードバック情報の位置する時間領域リソースを区分してフィードバック情報の多重化粒度を取得することを決定する。

更に、前記多重化閾値に基づいて前記フィードバック情報の時間領域リソースを区分して、少なくとも２つの多重化ウィンドウを取得し、前記少なくとも２つの多重化ウィンドウにおいて、それぞれ前記Ｍ個のフィードバック情報のうちの一部のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化する。

シーン５
サービスタイプ、上位層設定、物理層指示のうちの少なくとも１つによって、端末装置の多重化粒度を決定する。

実施例３
本発明の実施例は端末装置を提供し、第１処理ユニットを備え、
前記第１処理ユニットはフィードバック情報の多重化粒度を決定し、前記多重化粒度は、フィードバック情報の多重化ウィンドウの時間領域範囲を示すことに用いられ、且つ少なくとも２つのダウンリンク伝送に対するフィードバック情報を多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化することに用いられ、前記時間領域範囲は完全スロット、不完全スロット、Ｎ個のシンボルのうちの１つであり、Ｎは１以上の整数である。

本実施例は以下のいくつかの処理シーンに対応する。

シーン２
前記フィードバック情報の多重化粒度を決定することは更に、第１処理ユニットがフィードバック情報タイミング関係の粒度に基づいてフィードバック情報の多重化粒度を決定することを含み、フィードバック情報タイミング関係の粒度は完全スロット、不完全スロット、Ｎ個のシンボルのうちの１つであり、Ｎは１以上の整数である。

前記第１処理ユニットは、前記フィードバック情報の多重化粒度が前記フィードバック情報タイミング関係の粒度と同じであることを決定する。すなわち、フィードバック情報の多重化粒度をフィードバック情報タイミング関係の粒度と同じであるように設定する。

前記第１処理ユニットは、少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報の時間領域リソースの開始点又は終了点が、同じフィードバック情報の多重化ウィンドウにある。

前記フィードバック情報伝送リソースの多重化閾値を取得した後、前記第１処理ユニットは、Ｍ個のダウンリンク伝送のＭ個のフィードバック情報が同一の伝送リソースにあり、Ｍが１以上の整数である場合、前記同一の伝送リソースにおいて対応するフィードバック情報の数Ｍが前記多重化閾値以下である場合、それぞれ前記フィードバック情報を伝送する。

シーン５
前記第１処理ユニットは、サービスタイプ、上位層設定、物理層指示のうちの少なくとも１つによって、多重化粒度を決定する。

実施例４
本発明の実施例はネットワーク装置を提供し、第２処理ユニットを備え、
前記第２処理ユニットはフィードバック情報の多重化粒度を決定し、前記多重化粒度は、フィードバック情報の多重化ウィンドウの時間領域範囲を示すことに用いられ、且つ少なくとも２つのダウンリンク伝送に対するフィードバック情報を多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化することに用いられ、前記時間領域範囲は完全スロット、不完全スロット、Ｎ個のシンボルであり、Ｎは１以上の整数であり、前記フィードバック情報の多重化粒度に基づいて、端末装置が多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化した少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を伝送することを決定する。

本実施例は以下のいくつかの処理シーンに対応する。

シーン２
フィードバック情報の多重化粒度を決定することは更に、第２処理ユニットがフィードバック情報タイミング関係の粒度に基づいてフィードバック情報の多重化粒度を決定することを含み、フィードバック情報タイミング関係の粒度は完全スロット、不完全スロット、Ｎ個のシンボルのうちの１つであり、Ｎは１以上の整数である。

前記第２処理ユニットは、前記フィードバック情報の多重化粒度が前記フィードバック情報タイミング関係の粒度と同じであることを決定する。すなわち、フィードバック情報の多重化粒度をフィードバック情報タイミング関係の粒度と同じであるように設定する。

シーン３
フィードバック情報の多重化粒度を決定することに対応して、第２処理ユニットは、少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報において一部のリソースが重複する場合、端末装置が前記少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化することを決定する。

シーン４
フィードバック情報の多重化粒度を決定することに対応して、前記第２処理ユニットはフィードバック情報伝送リソースの多重化閾値を取得する。

シーン５
前記第２処理ユニットは、サービスタイプ、上位層設定、物理層指示のうちの少なくとも１つによって、端末装置の多重化粒度を決定する。

図１０は本願の実施例に係る通信装置１０００の構造模式図であり、通信装置は本実施例に記載の端末装置又はネットワーク装置であってもよい。図１０に示される通信装置１０００はプロセッサ１０１０を備え、プロセッサ１０１０はメモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本願の実施例の方法を実現することができる。

選択肢として、図１０に示すように、通信装置１０００は更にメモリ１０２０を備えてもよい。プロセッサ１０１０はメモリ１０２０からコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本願の実施例の方法を実現することができる。

メモリ１０２０はプロセッサ１０１０から独立した１つの独立したデバイスであってもよく、プロセッサ１０１０に統合されてもよい。

選択肢として、図１０に示すように、通信装置１０００は更に送受信機１０３０を備えてもよく、プロセッサ１０１０は該送受信機１０３０と他の装置との通信を制御することができ、具体的に、他の装置に情報又はデータを送信し、又は他の装置から送信された情報又はデータを受信することができる。

送受信機１０３０は送信機及び受信機を備えてもよい。送受信機１０３０は更にアンテナを備えてもよく、アンテナの数が１つ又は複数であってもよい。

選択肢として、該通信装置１０００は具体的に本願の実施例のネットワーク装置であってもよく、且つ該通信装置１０００は本願の実施例の各方法におけるネットワーク装置の実現する対応プロセスを実現することができる。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。

選択肢として、該通信装置１０００は具体的に本願の実施例の端末装置又はネットワーク装置であってもよく、且つ該通信装置１０００は本願の実施例の各方法におけるモバイル端末／端末装置の実現する対応プロセスを実現することができる。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。

図１１は本願の実施例のチップの構造模式図である。図１１に示されるチップ１１００はプロセッサ１１１０を備え、プロセッサ１１１０はメモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本願の実施例の方法を実現することができる。

選択肢として、図１１に示すように、チップ１１００は更にメモリ１１２０を備えてもよい。プロセッサ１１１０はメモリ１１２０からコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本願の実施例の方法を実現することができる。

メモリ１１２０はプロセッサ１１１０から独立した１つの独立したデバイスであってもよく、プロセッサ１１１０に統合されてもよい。

選択肢として、該チップ１１００は更に入力インターフェース１１３０を備えてもよい。プロセッサ１１１０は該入力インターフェース１１３０と他の装置又はチップとの通信を制御することができ、具体的に、他の装置又はチップから送信された情報又はデータを取得することができる。

選択肢として、該チップ１１００は更に出力インターフェース１１４０を備えてもよい。プロセッサ１１１０は該出力インターフェース１１４０と他の装置又はチップとの通信を制御することができ、具体的に、他の装置又はチップに情報又はデータを出力することができる。

選択肢として、該チップは本願の実施例のネットワーク装置に適用されてもよく、且つ該チップは本願の実施例の各方法におけるネットワーク装置の実現する対応プロセスを実現することができる。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。

選択肢として、該チップは本願の実施例の端末装置に適用されてもよく、且つ該チップは本願の実施例の各方法における端末装置の実現する対応プロセスを実現することができる。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。

理解されるように、本願の実施例に言及したチップは更にシステムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップ等と称されてもよい。

図１２は本願の実施例に係る通信システム１２００の模式的なブロック図である。図１２に示すように、該通信システム１２００は端末装置１２１０及びネットワーク装置１２２０を備える。

該端末装置１２１０は上記方法における端末装置の実現する対応機能を実現することに用いられてもよく、該ネットワーク装置１２２０は上記方法におけるネットワーク装置の実現する対応機能を実現することに用いられてもよい。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。

理解されるように、本願の実施例のプロセッサは信号処理機能を有する集積回路チップでありうる。実現過程において、上記方法実施例の各ステップはプロセッサにおけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形式の命令で行われてもよい。上記プロセッサは汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ（ＤＳＰ、ＤｉｇｉｔａｌＳｉｇｎａｌＰｒｏｃｅｓｓｏｒ）、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ、ＡｐｐｌｉｃａｔｉｏｎＳｐｅｃｉｆｉｃＩｎｔｅｇｒａｔｅｄＣｉｒｃｕｉｔ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ、ＦｉｅｌｄＰｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅＧａｔｅＡｒｒａｙ）又は他のプログラマブルロジックデバイス、個別ゲート又はトランジスタロジックデバイス、個別ハードウェアコンポーネントであってもよい。本願の実施例に開示される各方法、ステップ及び論理ブロックを実現又は実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、又は該プロセッサはいかなる通常のプロセッサ等であってもよい。本願の実施例に開示される方法のステップはハードウェア復号プロセッサで実行して完了し、又は復号プロセッサにおけるハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせで実行して完了するように直接具現されてもよい。ソフトウェアモジュールはランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラム可能読み出し専用メモリ又は電気消去可能プログラム可能メモリ、レジスタ等の本分野で成熟している記憶媒体に位置してもよい。該記憶媒体はメモリに位置し、プロセッサはメモリにおける情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを行う。

理解されるように、本願の実施例では、メモリは揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、又は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両方を含んでもよい。不揮発性メモリは読み出し専用メモリ（ＲＯＭ、Ｒｅａｄ－ＯｎｌｙＭｅｍｏｒｙ）、プログラム可能読み出し専用メモリ（ＰＲＯＭ、ＰｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅＲＯＭ）、消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ（ＥＰＲＯＭ、ＥｒａｓａｂｌｅＰＲＯＭ）、電気的消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ（ＥＥＰＲＯＭ、ＥｌｅｃｔｒｉｃａｌｌｙＥＰＲＯＭ）又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは外部キャッシュメモリとして使用されるランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ、ＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ）であってもよい。例示的な説明であって制限的ではないが、多くの形式のＲＡＭ、例えばスタティックランダムアクセスメモリ（ＳＲＡＭ、ＳｔａｔｉｃＲＡＭ）、ダイナミックランダムアクセスメモリ（ＤＲＡＭ、ＤｙｎａｍｉｃＲＡＭ）、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ（ＳＤＲＡＭ、ＳｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓＤＲＡＭ）、ダブルデータレートシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ（ＤＤＲＳＤＲＡＭ、ＤｏｕｂｌｅＤａｔａＲａｔｅＳＤＲＡＭ）、拡張型シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ（ＥＳＤＲＡＭ、ＥｎｈａｎｃｅｄＳＤＲＡＭ）、シンクリンクダイナミックランダムアクセスメモリ（ＳＬＤＲＡＭ、ＳｙｎｃｈｌｉｎｋＤＲＡＭ）及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ（ＤＲＲＡＭ、ＤｉｒｅｃｔＲａｍｂｕｓＲＡＭ）は利用可能である。注意されるように、本明細書に説明されるシステム及び方法のメモリはこれらのメモリ及び任意の他の適切なタイプのメモリを含むが、それらに限らないように意図されるものである。

理解されるように、上記メモリは例示的な説明であって制限的ではなく、例えば、本願の実施例のメモリは更にスタティックランダムアクセスメモリ（ＳＲＡＭ、ｓｔａｔｉｃＲＡＭ）、ダイナミックランダムアクセスメモリ（ＤＲＡＭ、ｄｙｎａｍｉｃＲＡＭ）、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ（ＳＤＲＡＭ、ｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓＤＲＡＭ）、ダブルデータレートシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ（ＤＤＲＳＤＲＡＭ、ｄｏｕｂｌｅｄａｔａｒａｔｅＳＤＲＡＭ）、拡張型シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ（ＥＳＤＲＡＭ、ｅｎｈａｎｃｅｄＳＤＲＡＭ）、シンクリンクダイナミックランダムアクセスメモリ（ＳＬＤＲＡＭ、ｓｙｎｃｈｌｉｎｋＤＲＡＭ）及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ（ＤＲＲＡＭ、ＤｉｒｅｃｔＲａｍｂｕｓＲＡＭ）等であってもよい。すなわち、本願の実施例のメモリはこれらのメモリ及び任意の他の適切なタイプのメモリを含むが、それらに限らないように意図されるものである。

本願の実施例は更にコンピュータ可読記憶媒体を提供し、該コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを記憶することに用いられる。

選択肢として、該コンピュータ可読記憶媒体は本願の実施例のネットワーク装置に適用されてもよく、且つ該コンピュータプログラムによってコンピュータが本願の実施例の各方法におけるネットワーク装置の実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。

選択肢として、該コンピュータ可読記憶媒体は本願の実施例の端末装置に適用されてもよく、且つ該コンピュータプログラムによってコンピュータが本願の実施例の各方法におけるモバイル端末／端末装置の実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。

本願の実施例は更にコンピュータプログラム製品を提供し、該コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラム命令を含む。

選択肢として、該コンピュータプログラム製品は本願の実施例のネットワーク装置に適用されてもよく、且つ該コンピュータプログラム命令によってコンピュータが本願の実施例の各方法におけるネットワーク装置の実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。

選択肢として、該コンピュータプログラム製品は本願の実施例のモバイル端末／端末装置に適用されてもよく、且つ該コンピュータプログラム命令によってコンピュータが本願の実施例の各方法におけるモバイル端末／端末装置の実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。

本願の実施例は更にコンピュータプログラムを提供する。

選択肢として、該コンピュータプログラムは本願の実施例のネットワーク装置に適用されてもよく、該コンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるとき、コンピュータが本願の実施例の各方法におけるネットワーク装置の実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。

選択肢として、該コンピュータプログラムは本願の実施例のモバイル端末／端末装置に適用されてもよく、該コンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるとき、コンピュータが本願の実施例の各方法におけるモバイル端末／端末装置の実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。

当業者であれば意識できるように、本明細書に開示される実施例を参照して説明した各例示的なユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェア及び電子ハードウェアの組み合わせで実現できる。これらの機能をハードウェアそれともソフトウェア方式で実行するかは、技術案の特定応用及び設計制約条件によって決定される。当業者は各特定応用に対して異なる方法でここの説明される機能を実現することができるが、このような実現は本願の範囲を超えるものと見なされるべきではない。

当業者であれば明確に理解できるように、説明を容易で簡単にするために、上記説明されるシステム、装置及びユニットの具体的な動作過程については、前述の方法実施例における対応過程を参照してもよく、ここで詳細な説明は省略する。

本願に係るいくつかの実施例では、理解されるように、開示されるシステム、装置及び方法は他の方式で実現されてもよい。例えば、以上に説明される装置実施例は模式的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの区分は論理機能上の区分に過ぎず、実際に実現するとき、他の区分方式があってもよく、例えば複数のユニット又はコンポーネントは他のシステムに結合又は統合されてもよく、又はいくつかの特徴は省略してもよく、又は実行しなくてもよい。一方、表示又は検討される相互間の結合又は直接結合又は通信接続はいくつかのインターフェース、装置又はユニットによる間接結合又は通信接続であってもよく、電気、機械又は他の形式であってもよい。

分離部材として説明される前記ユニットは物理的に分離してもよく、物理的に分離しなくてもよく、ユニットとして表示される部材は物理ユニットであってもよく、物理ユニットでなくてもよく、即ち、一箇所に位置してもよく、複数のネットワークユニットに配置されてもよい。実際の必要に応じて、その一部又は全部のユニットを選択して本実施例案の目的を実現してもよい。

また、本願の各実施例では、各機能ユニットは１つの処理ユニットに統合されてもよく、各ユニットは独立して物理的に存在してもよく、２つ以上のユニットは１つのユニットに統合されてもよい。

前記機能はソフトウェア機能ユニットの形式で実現され、独立した製品として販売又は使用されるときは、１つのコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づいて、本願の技術案の本質的又は従来技術に貢献する部分、又は該技術案の一部はソフトウェア製品の形式で具現されてもよく、該コンピュータソフトウェア製品は、１台のコンピュータ装置（パーソナルコンピュータ、サーバ又はネットワーク装置等であってもよい）に本願の各実施例に記載の方法の全部又は一部のステップを実行させるための若干の命令を含む１つの記憶媒体に記憶される。そして、上記記憶媒体はＵＳＢメモリ、ポータブルハードディスク、読み出し専用メモリ（ＲＯＭ、Ｒｅａｄ－ＯｎｌｙＭｅｍｏｒｙ）、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ、ＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ）、磁気ディスク又は光ディスク等のプログラムコードを記憶できる様々な媒体を含む。

以上の説明は本願の具体的な実施形態に過ぎず、本願の保護範囲を制限するためのものではなく、当業者が本願に開示される技術的範囲内で容易に想到し得る変更や置換は、いずれも本願の保護範囲内に含まれるべきである。従って、本願の保護範囲は特許請求の範囲に準じるべきである。

第２態様では、本発明の実施例はフィードバックリソースの多重化方法を提供し、該多重化方法はネットワーク装置に適用され、
フィードバック情報の多重化粒度を決定し、前記多重化粒度は、フィードバック情報の多重化ウィンドウの時間領域範囲を示すことに用いられ、且つ少なくとも２つのダウンリンク伝送に対するフィードバック情報を多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化することに用いられ、前記時間領域範囲は完全スロット、不完全スロット、Ｎ個のシンボルであり、Ｎは１以上の整数であることと、
前記フィードバック情報の多重化粒度に基づいて、端末装置が多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化した少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を伝送することを決定することと、を含む。

具体的に、前記少なくとも２つのダウンリンク伝送に対するフィードバック情報を多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化することは、
少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報に対応するフィードバック情報の多重化ウィンドウが同じである場合、前記少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化することを含む。

シーン５
前記多重化粒度は、サービスタイプ、上位層設定、物理層指示のうちの少なくとも１つによって決定される。

具体的に、前記少なくとも２つのダウンリンク伝送に対するフィードバック情報を多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化し、前記第１処理ユニットは更に、
少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報に対応するフィードバック情報の多重化ウィンドウが同じである場合、前記少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化するように構成される。

シーン４
フィードバック情報の多重化粒度を決定することに対応して、前記第１処理ユニットは更に、フィードバック情報伝送リソースの多重化閾値を取得するように構成される。

前記フィードバック情報伝送リソースの多重化閾値を取得した後、前記第２処理ユニットは更に、
Ｍ個のダウンリンク伝送のＭ個のフィードバック情報が同一の伝送リソースにあり、Ｍが１以上の整数である場合、
前記同一の伝送リソースにおいて対応するフィードバック情報の数Ｍが前記多重化閾値以下である場合、端末装置がそれぞれ前記フィードバック情報を伝送することを決定するように構成される。

Claims

端末装置に適用されるフィードバックリソースの多重化方法であって、
フィードバック情報の多重化粒度を決定し、前記多重化粒度は、フィードバック情報の多重化ウィンドウの時間領域範囲を示すことに用いられ、且つ少なくとも２つのダウンリンク伝送に対するフィードバック情報を多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化することに用いられ、前記時間領域範囲は完全スロット、不完全スロット、Ｎ個のシンボルのうちの１つであり、Ｎは１以上の整数であることを含む、フィードバックリソースの多重化方法。
前記フィードバック情報の多重化粒度を決定することは更に、
フィードバック情報タイミング関係の粒度に基づいてフィードバック情報の多重化粒度を決定することを含み、
フィードバック情報タイミング関係の粒度は完全スロット、不完全スロット、Ｎ個のシンボルのうちの１つであり、Ｎは１以上の整数である請求項１に記載の方法。
前記フィードバック情報の多重化粒度を決定することは、
前記フィードバック情報の多重化粒度が前記フィードバック情報タイミング関係の粒度と同じであることを決定することを含む請求項２に記載の方法。
前記少なくとも２つのダウンリンク伝送に対するフィードバック情報を多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化し、前記方法は更に、
少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報に対応するフィードバック情報の多重化ウィンドウが同じである場合、前記少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化することを含む請求項１～３のいずれか１項に記載の方法。
前記少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報に対応するフィードバック情報の多重化ウィンドウが同じであることは、
少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報の時間領域リソースの開始点又は終了点が、同じフィードバック情報の多重化ウィンドウにあることを含む請求項４に記載の方法。
前記方法は更に、
異なる多重化ウィンドウにある少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報において一部のリソースが重複する場合、異なる多重化ウィンドウにある少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化することを含む請求項４に記載の方法。
前記少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化することは、
少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報において一部のリソースが重複する場合、前記少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化することを含む請求項１に記載の方法。
フィードバック情報伝送リソースの多重化閾値を取得することを更に含む請求項１に記載の方法。
前記フィードバック情報伝送リソースの多重化閾値を取得した後、前記方法は更に、
Ｍ個のダウンリンク伝送のＭ個のフィードバック情報が同一の伝送リソースにあり、Ｍが１以上の整数である場合、
前記同一の伝送リソースにおいて対応するフィードバック情報の数Ｍが前記多重化閾値以下である場合、それぞれ前記フィードバック情報を伝送することを含む請求項８に記載の方法。
前記方法は更に、
前記同一の伝送リソースにおいて対応するフィードバック情報の数Ｍが前記多重化閾値より大きい場合、前記多重化閾値に基づいて前記フィードバック情報の時間領域リソースを区分して、少なくとも２つの多重化ウィンドウを取得することと、
前記少なくとも２つの多重化ウィンドウにおいて、それぞれ前記Ｍ個のフィードバック情報のうちの一部のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化することと、を含む請求項９に記載の方法。
前記フィードバック情報の多重化粒度を決定することは、
Ｍ個のダウンリンク伝送のＭ個のフィードバック情報が同一の伝送リソースにあり、Ｍが１以上の整数である場合、
同一の伝送リソースにおいて対応するフィードバック情報の数Ｍが前記多重化閾値より大きい場合、前記Ｍ個のフィードバック情報の位置する時間領域リソースを区分して、フィードバック情報の多重化粒度を取得することを含む請求項８に記載の方法。
前記多重化粒度は、サービスタイプ、上位層設定、物理層指示のうちの少なくとも１つによって決定される請求項１に記載の方法。
ネットワーク装置に適用されるフィードバック情報の多重化方法であって、
フィードバック情報の多重化粒度を決定し、前記多重化粒度は、フィードバック情報の多重化ウィンドウの時間領域範囲を示すことに用いられ、且つ少なくとも２つのダウンリンク伝送に対するフィードバック情報を多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化することに用いられ、前記時間領域範囲は完全スロット、不完全スロット、Ｎ個のシンボルであり、Ｎは１以上の整数であることと、
前記フィードバック情報の多重化粒度に基づいて、端末装置が多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化した少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を伝送することを決定することと、を含む、フィードバック情報の多重化方法。
前記フィードバック情報の多重化粒度を決定することは更に、
フィードバック情報タイミング関係の粒度に基づいてフィードバック情報の多重化粒度を決定することを含み、
フィードバック情報タイミング関係の粒度は完全スロット、不完全スロット、Ｎ個のシンボルのうちの１つであり、Ｎは１以上の整数である請求項１３に記載の方法。
前記フィードバック情報の多重化粒度を決定することは、
前記フィードバック情報の多重化粒度が前記フィードバック情報タイミング関係の粒度と同じであることを決定することを含む請求項１４に記載の方法。
前記端末装置が多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化した少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を伝送することを決定し、前記方法は更に、
少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報に対応するフィードバック情報の多重化ウィンドウが同じである場合、前記端末装置が前記少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化することを決定することを含む請求項１３～１５のいずれか１項に記載の方法。
前記少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報に対応するフィードバック情報の多重化ウィンドウが同じであることは、
少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報のリソースの開始点又は終了点が、同じフィードバック情報の多重化ウィンドウにあることを含む請求項１６に記載の方法。
前記方法は更に、
異なる多重化ウィンドウにある少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報において一部のリソースが重複する場合、前記端末装置が異なる多重化ウィンドウにある少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化することを決定することを含む請求項１６に記載の方法。
前記端末装置が多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化した少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を伝送することを決定することは、
少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報において一部のリソースが重複する場合、前記端末装置が前記少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化することを決定することを含む請求項１３に記載の方法。
端末装置のフィードバック情報伝送リソースの多重化閾値を決定することを更に含む請求項１３に記載の方法。
前記端末装置のフィードバック情報伝送リソースの多重化閾値を決定した後、前記方法は更に、
Ｍ個のダウンリンク伝送のＭ個のフィードバック情報が同一の伝送リソースにあり、Ｍが１以上の整数である場合、
前記同一の伝送リソースにおいて対応するフィードバック情報の数Ｍが前記多重化閾値以下である場合、端末装置がそれぞれ伝送した前記フィードバック情報を取得することを含む請求項２０に記載の方法。
前記方法は更に、
前記同一の伝送リソースにおいて対応するフィードバック情報の数Ｍが前記多重化閾値より大きい場合、前記多重化閾値に基づいて前記フィードバック情報の時間領域リソースを区分して、少なくとも２つの多重化ウィンドウを取得することと、
前記少なくとも２つの多重化ウィンドウにおいて、前記端末装置がそれぞれ前記Ｍ個のフィードバック情報のうちの一部のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化することを決定することと、を含む請求項２１に記載の方法。
前記フィードバック情報の多重化粒度を決定することは、
Ｍ個のダウンリンク伝送のＭ個のフィードバック情報が同一の伝送リソースにあり、Ｍが１以上の整数である場合、
同一の伝送リソースにおいて対応するフィードバック情報の数Ｍが前記多重化閾値より大きい場合、前記Ｍ個のフィードバック情報の位置する時間領域リソースを区分して、フィードバック情報の多重化粒度を取得することを含む請求項２０に記載の方法。
サービスタイプ、上位層設定、物理層指示のうちの少なくとも１つによって、端末装置の多重化粒度を決定することを更に含む請求項１３に記載の方法。
端末装置であって、第１処理ユニットを備え、
前記第１処理ユニットは、フィードバック情報の多重化粒度を決定し、前記多重化粒度は、フィードバック情報の多重化ウィンドウの時間領域範囲を示すことに用いられ、且つ少なくとも２つのダウンリンク伝送に対するフィードバック情報を多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化することに用いられ、前記時間領域範囲は完全スロット、不完全スロット、Ｎ個のシンボルのうちの１つであり、Ｎは１以上の整数である、端末装置。
前記第１処理ユニットは、フィードバック情報タイミング関係の粒度に基づいてフィードバック情報の多重化粒度を決定し、
フィードバック情報タイミング関係の粒度は完全スロット、不完全スロット、Ｎ個のシンボルのうちの１つであり、Ｎは１以上の整数である請求項２５に記載の端末装置。
前記第１処理ユニットは、前記フィードバック情報の多重化粒度が前記フィードバック情報タイミング関係の粒度と同じであることを決定する請求項２６に記載の端末装置。
前記第１処理ユニットは、少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報に対応するフィードバック情報の多重化ウィンドウが同じである場合、前記少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化する請求項２５～２７のいずれか１項に記載の端末装置。
前記少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報に対応するフィードバック情報の多重化ウィンドウが同じであることは、
少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報の時間領域リソースの開始点又は終了点が、同じフィードバック情報の多重化ウィンドウにあることを含む請求項２８に記載の端末装置。
前記第１処理ユニットは、異なる多重化ウィンドウにある少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報において一部のリソースが重複する場合、異なる多重化ウィンドウにある少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化する請求項２８に記載の端末装置。
前記第１処理ユニットは、少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報において一部のリソースが重複する場合、前記少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化する請求項２５に記載の端末装置。
前記第１処理ユニットは、フィードバック情報伝送リソースの多重化閾値を取得する請求項２５に記載の端末装置。
前記第１処理ユニットは、Ｍ個のダウンリンク伝送のＭ個のフィードバック情報が同一の伝送リソースにあり、Ｍが１以上の整数である場合、
前記同一の伝送リソースにおいて対応するフィードバック情報の数Ｍが前記多重化閾値以下である場合、それぞれ前記フィードバック情報を伝送する請求項３２に記載の端末装置。
前記第１処理ユニットは、前記同一の伝送リソースにおいて対応するフィードバック情報の数Ｍが前記多重化閾値より大きい場合、前記多重化閾値に基づいて前記フィードバック情報の時間領域リソースを区分して、少なくとも２つの多重化ウィンドウを取得し、
前記少なくとも２つの多重化ウィンドウにおいて、それぞれ前記Ｍ個のフィードバック情報のうちの一部のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化する請求項３２に記載の端末装置。
前記第１処理ユニットは、Ｍ個のダウンリンク伝送のＭ個のフィードバック情報が同一の伝送リソースにあり、Ｍが１以上の整数である場合、
同一の伝送リソースにおいて対応するフィードバック情報の数Ｍが前記多重化閾値より大きい場合、前記Ｍ個のフィードバック情報の位置する時間領域リソースを区分して、フィードバック情報の多重化粒度を取得する請求項３２に記載の端末装置。
前記第１処理ユニットは、サービスタイプ、上位層設定、物理層指示のうちの少なくとも１つによって、多重化粒度を決定する請求項２５に記載の端末装置。
ネットワーク装置であって、第２処理ユニットを備え、
前記第２処理ユニットは、フィードバック情報の多重化粒度を決定し、前記多重化粒度は、フィードバック情報の多重化ウィンドウの時間領域範囲を示すことに用いられ、且つ少なくとも２つのダウンリンク伝送に対するフィードバック情報を多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化することに用いられ、前記時間領域範囲は完全スロット、不完全スロット、Ｎ個のシンボルであり、Ｎは１以上の整数であり、前記フィードバック情報の多重化粒度に基づいて、端末装置が多重化ウィンドウにおける同一のフィードバックリソースにおいて多重化した少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を伝送することを決定する、ネットワーク装置。
前記第２処理ユニットは、フィードバック情報タイミング関係の粒度に基づいてフィードバック情報の多重化粒度を決定し、
フィードバック情報タイミング関係の粒度は完全スロット、不完全スロット、Ｎ個のシンボルのうちの１つであり、Ｎは１以上の整数である請求項３７に記載のネットワーク装置。
前記第２処理ユニットは、前記フィードバック情報の多重化粒度が前記フィードバック情報タイミング関係の粒度と同じであることを決定する請求項３８に記載のネットワーク装置。
前記第２処理ユニットは、少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報に対応するフィードバック情報の多重化ウィンドウが同じである場合、前記端末装置が前記少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化することを決定する請求項３７～３９のいずれか１項に記載のネットワーク装置。
少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報に対応するフィードバック情報の多重化ウィンドウが同じであることは、
少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報のリソースの開始点又は終了点が、同じフィードバック情報の多重化ウィンドウにあることを含む請求項４０に記載のネットワーク装置。
前記第２処理ユニットは、異なる多重化ウィンドウにある少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報において一部のリソースが重複する場合、前記端末装置が異なる多重化ウィンドウにある少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化することを決定する請求項４０に記載のネットワーク装置。
前記第２処理ユニットは、少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報において一部のリソースが重複する場合、前記端末装置が前記少なくとも２つのダウンリンク伝送のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化することを決定する請求項３７に記載のネットワーク装置。
前記第２処理ユニットは、端末装置のフィードバック情報伝送リソースの多重化閾値を決定する請求項３７に記載のネットワーク装置。
前記第２処理ユニットは、Ｍ個のダウンリンク伝送のＭ個のフィードバック情報が同一の伝送リソースにあり、Ｍが１以上の整数である場合、前記同一の伝送リソースにおいて対応するフィードバック情報の数Ｍが前記多重化閾値以下である場合、端末装置がそれぞれ伝送した前記フィードバック情報を取得する請求項４４に記載のネットワーク装置。
前記第２処理ユニットは、前記同一の伝送リソースにおいて対応するフィードバック情報の数Ｍが前記多重化閾値より大きい場合、前記多重化閾値に基づいて前記フィードバック情報の時間領域リソースを区分して、少なくとも２つの多重化ウィンドウを取得し、
前記少なくとも２つの多重化ウィンドウにおいて、前記端末装置がそれぞれ前記Ｍ個のフィードバック情報のうちの一部のフィードバック情報を同一のフィードバックリソースにおいて多重化することを決定する請求項４４に記載のネットワーク装置。
前記第２処理ユニットは、Ｍ個のダウンリンク伝送のＭ個のフィードバック情報が同一の伝送リソースにあり、Ｍが１以上の整数である場合、同一の伝送リソースにおいて対応するフィードバック情報の数Ｍが前記多重化閾値より大きい場合、前記Ｍ個のフィードバック情報の位置する時間領域リソースを区分して、フィードバック情報の多重化粒度を取得する請求項４４に記載のネットワーク装置。
前記第２処理ユニットは、サービスタイプ、上位層設定、物理層指示のうちの少なくとも１つによって、端末装置の多重化粒度を決定する請求項３７に記載のネットワーク装置。
端末装置であって、プロセッサ、及びプロセッサにおいて実行できるコンピュータプログラムを記憶するためのメモリを備え、
該メモリはコンピュータプログラムを記憶することに用いられ、前記プロセッサは前記メモリに記憶されるコンピュータプログラムを呼び出して実行して、請求項１～１２のいずれか１項に記載の方法のステップを実行することに用いられる、端末装置。
ネットワーク装置であって、プロセッサ、及びプロセッサにおいて実行できるコンピュータプログラムを記憶するためのメモリを備え、
該メモリはコンピュータプログラムを記憶することに用いられ、前記プロセッサは前記メモリに記憶されるコンピュータプログラムを呼び出して実行して、請求項１３～２４のいずれか１項に記載の方法のステップを実行することに用いられる、ネットワーク装置。
チップであって、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行し、前記チップが取り付けられる装置に請求項１～１２のいずれか１項に記載の方法を実行させるためのプロセッサを備えるチップ。
チップであって、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行し、前記チップが取り付けられる装置に請求項１３～２４のいずれか１項に記載の方法を実行させるためのプロセッサを備えるチップ。
コンピュータプログラムを記憶することに用いられ、前記コンピュータプログラムによってコンピュータが請求項１～２４のいずれか１項に記載の方法のステップを実行するコンピュータ可読記憶媒体。
コンピュータプログラム命令を含み、該コンピュータプログラム命令によってコンピュータが請求項１～２４のいずれか１項に記載の方法を実行するコンピュータプログラム製品。
コンピュータに請求項１～２４のいずれか１項に記載の方法を実行させるコンピュータプログラム。