JP2022507973A - スマート障壁警報デバイス - Google Patents

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Abstract

家庭用又は業務用のセキュリティシステムで発生する誤警報の数を減らすための障壁警報デバイスである。一実施形態では、ドア又は窓センサなどの障壁警報デバイスは、ドア又は窓などの障壁が開放されているかどうかを判定し、人間がドア又は窓に近接する建物内にいるかどうかを判定する。ドア又は窓が開放されたときに人間が監視対象の建物内にいる場合、それは、人間が監視対象の建物内にいることを許可されていることを示し、障壁警報デバイスは、中央セキュリティパネルに時限警報信号を送信して、ユーザがセキュリティ応答をキャンセルすることなく所定の時間が経過した場合、セキュリティ応答が中央セキュリティパネルによって生成されるようにする。

Description

本出願は、2018年4月5日に出願された米国特許出願第15/946,511号の一部継続出願であり、これは、2015年2月23日に出願された米国特許出願第14/629,370号で、現在の米国特許第9,940,797号の分割である。
本出願は、ホームセキュリティ及びビジネスセキュリティの分野に関する。より具体的には、本出願は、誤警報の発生を減少させるのに役立つ障壁警報デバイスに関する。
家庭用又は業務用のセキュリティシステムは、長年にわたって存在してきた。これらのシステムは、しばしば、ドア及び窓センサ、運動検出器、音検出器などの障壁警報デバイスを利用する。ドア及び窓警報は、典型的には、磁石及びリードスイッチ/送信機アセンブリという2つの別個の部品を含む。リードスイッチ/送信機アセンブリは、典型的には、ドア又は窓枠のような固定表面に取り付けられ、一方、磁石は、ドア又は窓の可動部に取り付けられる。ドア又は窓が閉鎖されたときに、磁石及びリードスイッチは互いに非常に近接しており、「警報なし」状態を示す第1の状態にリードスイッチを維持する。ドア又は窓が開放される場合、磁石及びリードスイッチとの間の近接性が失われ、その結果、例えば、閉鎖から開放へ、又は開放から閉鎖へと、リードスイッチの状態が変化することをもたらす。状態の変化は、ローカル警報状態を示し、信号は、リードスイッチアセンブリ内に位置する回路によって生成され、有線又は無線で、家庭内の中央セキュリティパネル又はゲートウェイに送信され、これらは、遠隔監視局に信号を転送することができる。追加的に、非常に大きな可聴警告は、典型的には、ドア又は窓が開放されたことを示す、家庭内の中央セキュリティパネルに結合されたサイレンによって生成される。
セキュリティシステムの1つの問題は、誤警報が比較的頻繁に発生することである。ほとんどのセキュリティシステムは、すべてのドア及び窓センサを武装するが、任意の内部の運動センサをアームしない「ホーム」武装機能を提供する。このようにして、居住者は、侵入者から保護されると同時に、運動センサが警報することなく、家庭内を動き回ることができる。しばしば、居住者は、セキュリティシステムが武装されていることを忘れ、ドア又は窓を開放したときに、誤警報がトリガされる。これらの誤警報は、時に警察官や消防職員による応答を引き起こし、貴重な公的資源を浪費する。追加的に、誤警報が一定期間内に多すぎる場合、住宅所有者に罰金が科されることがあり得る。さらに、居住者は、サイレンが意図的に非常に大きな音になるように設計されているため、家庭内でローカルサイレンがトリガされる場合、しばしば驚かされる。
ローカルサイレンによって引き起こされる即時の、驚くべき、可聴警報をトリガせずに、セキュリティシステムが武装「ホーム」動作モードにある間に、居住者がドア又は窓を開放することを可能にするセキュリティシステムを提供することが望ましい。
本明細書で説明される実施形態は、誤警報の発生を低減又は防止する障壁警報デバイスによる障壁を監視するための方法、システム、及びデバイスに関する。一実施形態では、障壁警報デバイスであって、障壁警報デバイスによる監視対象の障壁が開放されたときを検出するための障壁状態検出デバイスと、人間が障壁に近接する建物内にいるときを判定するための人間検出デバイスと、時限警報信号を受信機に送信するための送信機であって、時限警報信号は、タイマを開始するためのものである、送信機と、プロセッサ実行可能命令を記憶したメモリと、障壁状態検出デバイス、人間検出デバイス、送信機、及びメモリに結合され、プロセッサ実行可能命令を実行するためのプロセッサと、を含み、プロセッサ実行可能命令は、障壁警報デバイスに、障壁状態検出デバイスを介したプロセッサによって、障壁が開放されたことを判定することと、人間検出デバイスを介したプロセッサによって、人間が障壁に近接する建物内にいると判定することと、送信機を介したプロセッサによって、障壁が開放されたとき、及び人が障壁に近接する建物内にいるときに、時限警報信号を受信機に送信することと、を行わせる、障壁警報デバイスが説明される。
別の実施形態では、中央セキュリティパネルであって、障壁警報デバイスからの信号を受信するための通信インターフェースと、プロセッサ実行可能命令を記憶するメモリと、通信通信インターフェース及びメモリに結合され、プロセッサ実行可能命令を処理するためのプロセッサと、を含み、プロセッサ実行可能命令は、中央セキュリティパネルに、建物の障壁を監視する障壁警報デバイスからの第1の警報信号を受信することであって、第1の警報信号は、障壁が開放されていることを示し、人間が障壁に近接する監視対象の建物内にいることを示す、ことと、第1の警報信号を受信することに応答して、第1の警報信号を受信したときからの経過時間の監視を開始することと、プロセッサによって、経過時間が所定の時間を超えたと判定することと、経過時間が所定の時間を超えたと判定することに応答して、セキュリティ応答を生成することと、通信インターフェースを介して受信機にセキュリティ応答を提供することと、を行わせる、中央セキュリティパネルが説明される。
別の実施形態では、障壁状態検出デバイスによって実行される方法であって、障壁状態検出デバイスによる監視対象の障壁が開放されたときを判定することと、人間が中央セキュリティパネルによって監視対象の建物内にいるときを判定することと、障壁が開放されており、人間が障壁に近接する建物内にいるときに、時限警報信号をローカル受信機に送信することであって、時限警報信号は、障壁タイマを開始するためのものである、ことと、を含む、方法が説明される。
さらに別の実施形態では、中央セキュリティパネルによって実行される方法であって、建物の障壁を監視する障壁警報デバイスから第1の警報信号を受信することであって、第1の警報信号は、障壁が開放されていることを示し、人間が障壁に近接する建物内にいることを示す、ことと、第1の警報信号の受信に応答して、カウントダウンタイマを開始することと、カウントダウンタイマが満了したことを判定することと、カウントダウンタイマが満了したことの判定に応答して、セキュリティ応答を生成することと、通信インターフェースを介して受信機にセキュリティ応答を提供することと、を含む、方法が実行される。
本発明の特徴、利点、及び目的は、以下に記載する詳細な説明から、同様の参照される文字が全体を通して対応して識別される図面と併せて考えると、より明らかになる。
本明細書で議論される原理の一実施形態によるセキュリティシステムの図示である。 図1に示す障壁警報デバイスの一実施形態の斜視図である。 図2に示す障壁警報デバイスの一実施形態の機能ブロック図である。 本明細書で議論される原理の別の実施形態による別のセキュリティシステムの図示である。 図1などのシステムに設置されたときに、図2に示す障壁警報デバイスによって実行される方法の一実施形態を図示するフロー図である。 図2に示すようなスマート障壁警報デバイスの別の実施形態の斜視図である。 スマート障壁警報デバイスの端部キャップを通して形成された円形開口部としての開口部を示す、図6に示すようなスマート障壁警報デバイスの斜視図である。 図6に示すようなスマート障壁警報デバイスの断側面図である。 図6に示すようなスマート障壁警報デバイスと関連して使用する中央セキュリティパネルの一実施形態の機能ブロック図である。 誤警報の発生を低減又は防止するために、図6に示すようなスマート警報デバイス及び図9に示すような中央セキュリティパネルによって実行される方法の一実施形態を示すフロー図である。 誤警報の発生を低減又は防止するために、監視対象の建物のドア又は窓に近接して設置された障壁警報デバイス600及び中央セキュリティパネル116によって実行される方法の一実施形態を示すフロー図である。 人間検出デバイスは、既存の先行技術の障壁警報デバイスと共に使用される、さらに別の実施形態で使用するためのスタンドアロン型の人間検出デバイスの機能ブロック図である。 中央セキュリティパネルが武装ホーム状態にあるときに、建物内からの誰かによってドアが開かれたときの図12に示すような人間検出デバイス及び図9に示すような中央セキュリティパネルによって実行される方法の一実施形態を図示するフローチャートである。 中央セキュリティパネルが武装ホーム状態にあるときに、建物外から誰かによってドアが開放されるときを除き、図13に説明されているように、人間検出デバイス及び中央セキュリティパネルによって実行される方法の実施形態を図示するフロー図である。 図9に示すような中央セキュリティパネルに即時警報信号を送信する前に、障壁警報デバイスがカウントダウンタイマを開始する、誤警報の発生を低減するための図6の障壁警報デバイスによって実行される方法の別の実施形態を図示するフロー図である。 ホームセキュリティシステムが武装ホーム状態にあるときに、建物外から誰かによってドアが開放されるときに、誤警報の発生を低減するための図9の中央セキュリティパネル又は図4に示すサーバによって実行される方法の一実施形態を図示するフロー図である。
本出願は、誤警報の発生を低減しつつ、ドア又は窓センサのような障壁警報デバイスを用いてドア及び窓を監視するためのシステム、方法及びデバイスに関する。本明細書での議論の目的のために、用語「障壁警報デバイス」とは、ドア、ウインドア、ガレージドア、ゲートのような、入口/出口障壁の状態、物理的状態、属性、状態、又はパラメータを監視及び報告するために使用されるデバイスを意味する。障壁警報デバイスの例は、ドア及び窓センサ、ガラス破損検出器、光遮断検出器などを含む。
本明細書で説明される障壁警報デバイスの実施形態は、監視対象の建物内又は建物外のいずれかで、障壁警報デバイスに近接する人間の存在を検出する人間検出デバイスを含む。一実施形態では、人の住居などの構造物内にいる人が、セキュリティシステムが武装している間に監視対象のドア又は窓を開放する場合、障壁警報デバイスが、開放された障壁に近接して構造物内にいる人を感知しても、即時に警報がトリガされない。代わりに、時限警報信号は、障壁警報デバイスによって生成され、セキュリティパネルに送信され、これに応答して、カウントダウンタイマが満了する前に一定の行為が取られた場合に、セキュリティ応答の発生をキャンセルすることを可能にするカウントダウンタイマを開始する。この新しい障壁警報デバイスは、ドア又は窓が開放され、人が建物内で障壁警報デバイスの近傍で検出された場合、その人が建物内にいることを認可されているものとし、ドア又は窓が開放されたときにセキュリティ応答が即時に生成されないべきであり、認可された人がセキュリティ応答をキャンセルする時間を許容するという原理で動作する。逆に、新しい障壁警報デバイスは、ドア又は窓が開放され、人が建物外で障壁警報デバイスに近接して検出された場合、セキュリティ応答が即時に開始されるべきであるという原理で動作してもよい。これらの原則の各々は、以下で詳細に議論される。
図1は、本明細書で議論される原理の一実施形態によるセキュリティシステムの図示である。この実施形態では、ドアアセンブリ100及び窓アセンブリ102は、それぞれ、障壁警報デバイス104及び106によって監視されている。一実施形態では、障壁警報デバイス104は、ドア112に取り付けられた磁石108と、ドアフレーム114に取り付けられたリードスイッチアセンブリ110とを含む一方、障壁警報デバイス106は、磁石なしタイプのセンサを含む。障壁警報デバイスは、ドア又は窓の状態を判定するために、磁界感知のために代替技術を使用することができる。
障壁警報デバイスの各々は、典型的には、障壁警報デバイス及び/又は中央セキュリティパネル116によって生成される無線RF信号を使用して、中央セキュリティパネル116のような受信機と通信する。例えば、ドア112が開放された場合、リードスイッチアセンブリ110は、ドア112が開放された際に磁石108がリードスイッチアセンブリ110から離れる方向に移動する際に、磁石108によって生成される磁界の減少又は除去を検出する。これに応答して、リードスイッチアセンブリ110は、ドア112が開放されたことのようなローカル警報状態を示すメッセージを中央セキュリティパネル116に送信する。他の実施形態において、インターネット接続された「ハブ」又は「ゲートウェイ」は、セキュリティパネル116に置き換わってもよく、障壁警報及び他のセキュリティデバイスからの信号が処理のために中央処理局、例えば「クラウド」内のサーバに送信される。本明細書において「中央セキュリティパネル116」への参照は、ハブ、ゲートウェイなどのデバイスも含むものとする。追加的に、中央セキュリティパネル116の機能は、インターネットのようなワイドエリアネットワーク上でセキュリティパネル116によってアクセス可能なサーバのような遠隔処理デバイスによって実施され得る。この実施形態では、障壁警報デバイス及び他のセンサからの信号は、中央セキュリティパネル116を介してそのような遠隔処理デバイスに送信されてもよく、中央セキュリティパネル116は、1つ以上の障壁警報デバイスによって監視対象の建物内及び/又は建物外に位置するサイレンを引き起こす、非常に大きな可聴サイレンを生成する、1つ以上のライトを点灯させる、1つ以上の無線ロックをロック又はアンロックさせるなどのコマンドを遠隔処理デバイスから受信してもよい。
いくつかの障壁警報デバイスは、「武装」したままで開放位置に配置することができる。例えば、いくつかのリードスイッチ障壁警報デバイスは、窓の底部近くに位置決めされた第1の磁石と、窓フレームに沿って第1の磁石の上方数インチに配置された第2の磁石の2つの磁石を使用することができ、結果として生じる開口は窓を通して空気を通すことができるが、人間は通さないようにする。したがって、開放されているが監視されている位置では、リードスイッチアセンブリが第2の磁石に近接するように窓が開放される。次いで、認可されてない人がさらに窓を開放して建物に入ろうとすると、即時警報信号が生成される。
いくつかの実施形態では、中央セキュリティパネル116は、例えば、「開放」又は「閉鎖」のいずれかの状態を要求するメッセージを、障壁警報デバイスのいずれかに送信することができる。これに応答して、一方又は両方の障壁警報デバイスは、場合によっては、ドア又は窓の状態を示す応答を中央セキュリティパネル116に送信することができる。他のコマンドは、例えば、「音響警報」(無線サイレンに対して)、「照明を点灯する」(ランプ制御モジュールに対して)、ゲートを開放(電子ゲートオープナに対して)、ドアをロック(無線ロックに対して)が中央セキュリティパネル116によって他のデバイスに送信されてもよい。
上述のように、中央セキュリティパネル116は、障壁警報デバイス104、106、及びセキュリティシステムの一部となり得る他のセキュリティデバイス(例えば、傾斜センサ、ショックセンサ、運動検出器、受動赤外線検出器、光遮断検出器など)を監視する。このようなセキュリティパネルは、Honeywell Security(Melville, New York, 2Gig Technologies of Lehi, Utah)などの大企業によって販売されているホームセキュリティシステムで広く使用されている。さらに、中央セキュリティパネル116は、一般に、ディスプレイを介してユーザに状態情報を提供し、一般に、各障壁警報デバイス、システム内の他のセキュリティデバイス、又はシステム全体の状態(「開放」、「閉鎖」、「オン」、「オフ」、「通常」、「警報」など)の視覚的表示を提供する。中央セキュリティパネル116はまた、インターネット、PSTN、光ファイバ通信ネットワーク、無線通信ネットワーク(例えば、セルラー、データ、衛星など)、及び/又は他のワイドエリアネットワークなどの通信ネットワーク122を介して、オフサイト遠隔監視局124と通信してもよい。遠隔監視局124は、典型的には、図1に示すようなセキュリティシステムを備えた家庭用及び業務用のセキュリティ監視サービスを提供する。遠隔監視局124は、セキュリティシステム内の1つ以上の障壁警報デバイス/センサによって感知されている警報状態の指示を中央セキュリティパネル116が受信することに応答して、ネットワーク122を介して中央セキュリティパネル116から通信を受信するように適合されている。他の実施形態では、中央セキュリティパネル116は、単に、障壁警報デバイスから生データを受信し、データに基づいて、ローカル警報状態が発生したかどうかを判定する。ローカル警報状態が検出されたときに、中央セキュリティパネル116は、ローカル警報状態が発生したことを遠隔監視局124に通知すること、1つ以上のライトを照明すること、家庭又は企業内で1つ以上の可聴警報を鳴らすことなど、1つ以上のセキュリティ応答を取ることを含むことができるシステム警報を生成する。
キーパッド118は、中央セキュリティパネル114に有線又は無線で結合された遠隔ユーザインターフェースである。キーパッド118は、入口ドアの近くに便宜的に位置し、セキュリティシステムを武装させたり武装解除したりするために使用され、ユーザに状態情報を表示する。また、これは、一般に、例えば、一次入口ドアを監視する障壁警報によって時限警報信号が送信されるときのように、ユーザが警報をキャンセルして、セキュリティ応答が開始されるのを防止することを可能にするために使用される。この時限警報信号は、許可されたユーザが監視対象のドアを開放することを可能にし、それにより、カウントダウンタイマが一般に中央セキュリティパネル116によって開始され、中央セキュリティパネル116によるセキュリティ応答をキャンセルするための固定時間期間を人に与える。セキュリティ応答をキャンセルするために、認可された人は、典型的には、既知のセキュリティコードをキーパッド118に入力し、キーパッド118は、セキュリティコードを中央セキュリティパネル116に送信し、中央セキュリティパネル116は、セキュリティコードが中央セキュリティパネル116のメモリに記憶された許可されたセキュリティコードと一致する場合、セキュリティ応答をキャンセルする。
図2は、磁石108及びリードスイッチアセンブリ110を含む、障壁警報デバイスの一実施形態の斜視図である。他の実施形態では、障壁警報デバイスは、超音波トランスデューサ/受信機、赤外線送信機/受信機、又は窓が開放されているか、閉鎖されているかを判定するための他のデバイスなどの代替のドア/窓状態検出デバイスを使用してもよい。障壁警報デバイスは、ユーザインターフェース202及び状態インジケータ204などの追加の特徴を有してもよい。ユーザインターフェース202は、障壁警報デバイスに入力を提供するための押しボタン又は他のスイッチを含んでもよい。例えば、いくつかの実施形態では、ユーザインターフェース202は、障壁警報デバイスを初期設置及び中央セキュリティパネル116とのペアリングのための「学習」動作状態に配置するために使用されるか、又は、障壁警報デバイスを一時的に無効にするために、障壁警報デバイスを「バイパス」するために使用され得る。状態インジケータ204は、例えば、障壁警報(すなわち、正常、学習、バッテリ不足)の状態を示す及び/又は時限警報信号が送信されたことの指示を提供するLED又はピエゾスピーカ及び関連エレクトロニクスを含むことができる。このような時限警報信号は、障壁警報デバイスが、ドア又は窓が開放されたこと、及び人が障壁警報デバイスによる監視対象の障壁に近接して構造物内にいることを判定したときに、障壁警報デバイスによって送信される。この状況では、状態インジケータ204は、障壁警報デバイス、中央セキュリティパネル、又はクラウドベースのサーバのいずれかに位置するカウントダウンタイマによって監視されるように、一定の時間、例えば、30秒以内にセキュリティ応答をキャンセルしなければならないことを、障壁に近接した人に示すように、照明されるか、又は1つ以上の音を発してもよい。照明及び/又は音は、一般に、人の注意を引くのに十分な明るさ/大きさであるが、人を驚かせるほどではない。例えば、1つ以上の可聴「チャープ」は、時限警報信号が送信されるときに、ピエゾスピーカによって発されてもよく、各チャープが40デシベル以下のボリュームである。一実施形態では、カウントダウンタイマがその満了に近づくにつれて、状態インジケータ204によって生成される指示は、周波数、強度、及び/又はボリュームを増加させてもよい。
一実施形態では、リードスイッチアセンブリ110は、プロセッサ、障壁状態検出デバイス(この例では、リードスイッチ)、RF送信機、人間検出デバイス、及びバッテリをカバーするハウジング200を含む。本明細書における議論を目的として、用語「障壁警報デバイス」は、用語「リードスイッチアセンブリ」又はリードスイッチアセンブリ110と磁石108の組み合わせと互換的に使用される。もちろん、障壁警報デバイスは、磁石なしドア窓センサ、RF検出器、RFIDセンサ、光遮断検出器、又はドア又は窓などの障壁の状態(すなわち、ドア又は窓が開放されているか、閉鎖されているか)を判定することができる任意の他の任意のデバイスのような、任意の数の代替の実施形態を含むことができる。リードスイッチは、磁石108によって生成された磁界の有無を検出するために使用され、送信機は、ドア又は窓の状態に関する情報を中央セキュリティパネル116に送信するために使用される。リードスイッチアセンブリ110は、さらに、家庭又は会社内にいて、障壁警報デバイスによる監視対象の障壁に近接した人の存在を検出するための人間検出デバイスを含む。用語「近接した」は、一般に、人間が障壁を開放又は閉鎖するための障壁から離れた距離内を意味する。
上述のように、リードスイッチアセンブリ110は、人間検出デバイスを含む。人間検出デバイスは、リードスイッチアセンブリによる監視監視対象の障壁に近接した人間の存在を検出する。一実施形態では、リードスイッチアセンブリは、監視対象の建物内及び障壁に近接した人間を検出するように構成され、別の実施形態では、監視対象の建物外及び障壁に近接した人間を検出するように構成されている。監視対象の建物外にいる人間を検出するように構成されているときに、リードスイッチアセンブリは、ハウジング200の外側にあり、ワイヤ又は無線通信を介して検出器に結合された検出器を使用してもよい。例えば、窓の外に超音波トランスデューサ及び受信機を設置し、ワイヤがそれをリードスイッチアセンブリに接続する。他の実施形態では、リードスイッチアセンブリ110は、レーダ、亜音速トーンを使用するなどして、建物外にいる人間を検出するハードウェア及び関連回路を含む。
リードスイッチアセンブリ110は、障壁に近接した人間を検出するために、ハウジング200内の人間検出デバイスが信号を伝搬することを可能にするために、1つ以上の開口206を含んでもよい。例えば、人間検出デバイスが超音波トランスデューサ及び受信機である場合、開口206は、超音波ピンをハウジングから逃がし、処理のために超音波受信機に戻すことを可能にする。他の実施形態では、開口206は、追加的又は代替的に、人間の存在を判定するために使用される信号をより良好に指向させるために、ハウジング200の異なる表面上に位置してもよい。例えば、図2に示す実施形態では、開口206は、ハウジング200の「前面」側に位置する。この構成は、例えば、ダブルハング窓の可動部の「ヘッド」上のように、床から3.5~6フィートの間に取り付けられ、窓に近接し得る人に信号を水平方向に投影する障壁警報デバイスの場合に最適である。障壁警報デバイスが、7~10フィートの間に取り付け、例えば、ドアの上部に取り付けられる実施形態では、信号を下方に、ドアを開く可能性のある人間に向けて、ハウジング200の「底面」表面に開口206が形成されることがある。
いくつかの実施形態では、偏向デバイス208は、開口206の上に設置された後に人間を検出するために、ハウジング200から出る信号をより良好にガイドするために使用されてもよい。一実施形態では、偏向デバイス208は、開口206の上に取り付けられる固定構造物を備える。別の実施形態では、偏向デバイス208は、ユーザがハウジング200から出る信号の方向を調整することを可能にするために、開口206の上又はこれを通して取り付けられた可動の「シャッタ」又は「ルーバ」を含む。偏向デバイス208は、人間を感知する最良の機会を有するように、ハウジング200からある角度で信号をガイドするように構成されてもよく、例えば、リードスイッチアセンブリがドア又は窓フレームの頂部のような典型的な位置に取り付けられたときに人間がいるであろうと期待される場所に信号をガイドするように構成されてもよい。例えば、偏向デバイス208の角度は、45度であってもよく、それによって、リードスイッチアセンブリが取り付けられる高さに応じて、信号を下方に、そして障壁から離れる方向に1~2フィート程度ガイドする。
一実施形態では、人が、監視対象の建物内で障壁警報デバイス110の近くで検出されるときに、ドア又は窓が開放された場合、警報信号がセキュリティパネル116に送信されず、逆に、ドア又は窓が開放されたときに人が検出されない場合、警報信号がセキュリティパネル116に送信される。これは、監視対象の建物内からドアや窓を開放する人がそこにいることを認可されていると想定されるため、誤警報の発生を減少させる。別の実施形態では、人間検出デバイスは、障壁警報デバイスの近くであるが、監視対象の建物外にいる人の存在を検出するように構成されている。ドア又は窓が開放され、人が障壁警報デバイスの近くで、監視対象の建物外で検出されたときにのみ警報信号が生成され、逆に、ドア又は窓が開放され、人がドア又は窓の外で検出されないときに、警報信号が中央セキュリティパネル116に送信されない。別の実施形態では、認可された人がドア又は窓を開放したと判定されたときに、バイパス信号が中央セキュリティパネル116に送信され、バイパス信号は、障壁警報デバイスによって生成される将来の警報信号を無視するか、又はシステムを解除するための中央遠隔位置116への命令である。
図3は、本明細書の教示による障壁警報デバイス104又は106の一部の一実施形態の機能ブロック図である。具体的には、図3は、プロセッサ300、メモリ302、人間検出デバイス304、障壁状態検出デバイス306、及び送信機308を示す。機能ブロックは、種々の方法で互いに結合されてもよく、また、明確にすることを目的として、障壁警報デバイスの動作に必要な全ての機能ブロック(例えば、電源)が示されているわけではないと理解されたい。
プロセッサ300は、メモリ302に記憶されたプロセッサ実行可能命令、例えば実行可能コードを実行することによって、障壁警報デバイスの一般的な動作を提供するように構成されている。プロセッサ300は、典型的には、Analog Devices社(Norwood Massachusetts )によって製造されたADuC7024アナログマイクロコントローラのような汎用プロセッサを含むが、種々のマイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、及び/又はマイクロコントローラのいずれかを代替的に使用してもよい。障壁警報デバイスのサイズが比較的小さいこと、及びほとんどの障壁警報デバイスがバッテリ駆動式であるという事実のために、プロセッサ300は、典型的には、低消費電力、小型、及び購入コストが安価であるように選択される。
メモリ302は、RAMメモリ、ROMメモリ、EEPROMメモリ、UVPROMメモリ、フラッシュメモリ、SDメモリ、XDメモリ、又は他のタイプの電子、光学、又は機械的メモリデバイスなどの1つ以上の情報記憶デバイスを含む。メモリ302は、閾値情報、パラメータ情報、識別情報、現在又は以前のドア又は窓状態情報などのプロセッサ300によって使用される任意の情報、及び障壁警報デバイスの動作のためのプロセッサ実行可能命令を記憶するために使用される。
障壁状態検出デバイス306は、プロセッサ300に結合され、ドア、窓、ゲート、又は他の入口又は出口障壁の状態(例えば、「開放」、「閉鎖」、「移動検出」など)など、何かの状態、物理的状態、属性、状態、又はパラメータを監視又は判定する。障壁状態検出デバイス306は、リードスイッチ、超音波トランスデューサ/受信機、赤外線送信機/受信機、RFID受信機、傾斜センサ、加速度計、ジャイロスコープ、運動センサ、又は窓が開放されているか、又は閉鎖されているかを判定するための他のデバイスを含んでもよい。
人間検出デバイス304は、障壁警報デバイスに近接した人の存在を、監視対象の建物内か、監視対象の建物外か、又はその両方のいずれかで検出するためのデバイス又は回路を含む。人間検出デバイス304の例は、超音波トランスデューサ/受信機、赤外線トランスデューサ/受信機、キャパシタンスセンサ、RFタンク回路、RFID受信機及びRFIDチップ、運動検出器、又は障壁警報デバイス、ドア、又は窓に近接している人間の存在を検出することができる他の回路又はデバイスを含む。用語「障壁警報デバイス、ドア又は窓に近接」は、人が障壁警報デバイスが設置されているドア又は窓を開放することができる障壁警報デバイス、ドア又は窓から離れた距離内にあることを意味する。
一実施形態では人間検出デバイス、人が、監視対象の建物内又は建物外のいずれかで、障壁警報デバイスによる監視対象のドア又は窓に接近するときに、人が障壁警報デバイス、従って、監視対象のドア又は窓から所定の距離内にあるときに、人間検出デバイス304は、信号をプロセッサ300に送信する。別の実施形態では、人間検出デバイス304は、障壁状態検出デバイス306が、監視対象のドア又は窓が開放されたと判定するまで、非アクティブである。この実施形態では、障壁状態検出デバイス306は、信号をプロセッサ300に送信し、次いでプロセッサ300は、人が障壁警報デバイス、従って、監視対象のドア又は窓に、監視対象の建物内か、建物外か、又はその両方に近接しているかどうかを決定するために、人間検出デバイス304をアクティブにする。
送信機308は、警報信号及び/又は状態メッセージ及び/又は他の情報を、障壁警報デバイスから、中央セキュリティパネル116のような1つ又はそれ以上の受信機、又は一般的なメッシュネットワークで一般的に使用されている、インターネットのようなワイドエリアネットワークに直接又はリピータのような中間デバイスを介して結合されたゲートウェイデバイスに無線で送信するために必要な回路を含む。このような回路は、当技術分野において周知であり、とりわけ、BlueTooth(登録商標)、Wi-Fi、RF、光、超音波回路を含み得る。代替的又は追加的に、送信機308は、電話配線、ツイストペア、2導体ペア、CAT配線、ACホーム配線、又は他のタイプの配線などの配線を介して、中央セキュリティパネル116又はゲートウェイに信号を提供するための周知の回路を含む。
通常動作において、プロセッサ300は、メモリ302に記憶されたプロセッサ実行可能命令を実行し、このプロセッサ実行可能命令は、プロセッサ300に、監視対象の何かの1つ以上の状態、物理的状態、属性、状態、又はパラメータの変化、例えば、「開放」又は「閉鎖」されているドア又は窓の状態、これらの状態間の変化、又は単に「移動」を示す、障壁状態検出デバイス306によって提供される信号を監視させる。プロセッサ300は、障壁状態検出デバイス306からのこのデータを使用して、障壁状態検出デバイスに関して所定の状態(以下、「ローカル警報状態」)、例えば、障壁警報デバイスによる監視対象のドア又は窓が、「閉鎖」から「開放」に状態を変化させること、これらの状態間の移動、又は単に「移動」が発生したかどうかを判定する。人間検出デバイス304は、障壁警報デバイス、ドア又は窓に近接した人の存在を監視し、人が近接しているかどうかを示す信号をプロセッサ300に提供する。プロセッサ300は、ドア又は窓が開放されたと判定する場合、人間検出デバイス304が、障壁警報デバイス、ドア又は窓に近接した人を感知したかどうかをチェックする。人間検出デバイス304が、監視対象の建物内にいる人を検出するように構成されている実施形態では、プロセッサ300は、人が障壁警報デバイス、ドア、又は窓に近接して監視対象の建物内にいない場合にのみ警報信号を生成し、ドア又は窓の移動が、監視対象の建物外にいる人が建物に認可されてない進入を試みた結果であることを示す。人間検出デバイス304が、監視対象の建物外の人を検出するように構成されている実施形態では、プロセッサ300は、障壁警報デバイス、ドア、又は窓に近接して、監視対象の建物外に人がいる場合にのみ警報信号を生成し、繰り返しになるが、ドア又は窓の動きが、監視対象の建物外にいる人が建物に認可されてない進入を試みた結果であることを示す。いずれにせよ、プロセッサ300がローカル警報状態が発生したと判定した場合、警報信号が、中央セキュリティパネル116又はゲートウェイなどの遠隔位置への送信のために送信機308に提供される。一実施形態では、警報信号は、ローカル警報状態が、障壁警報デバイスによる監視対象の特定のドア又は窓で検出されたことの中央セキュリティパネル116への通知を含む。
このように、上述の障壁警報デバイスを使用して、監視対象の建物内にいる人が、セキュリティシステムが武装されている間にドア又は窓を開放するときに、警報信号は生成されないか、又は中央セキュリティパネル116によって無視され、それによって誤警報を回避する。
図4は、本明細書で議論される原理の別の実施形態による別のセキュリティシステムの図示である。この実施形態では、障壁警報デバイス104及び106は、ゲートウェイ402のような受信機と通信し、ゲートウェイ402は、ワイドエリアネットワーク404を介して、障壁警報デバイスから遠隔サーバ400へ通信を転送する。一実施形態では、障壁警報デバイスは、前述したように、中央警報パネル116などの第2の受信機と追加的に通信することができる。ゲートウェイ402は、インターネット・トラフィックをルーティングするために、何百万もの家庭及び会社で一般的に見られる 無線及び/又は有線ルータ及び/又はモデムを含む。この実施形態では、ゲートウェイ402は、障壁警報デバイスから遠隔サーバ400へ、またいくつかの実施形態では、遠隔サーバ400から障壁警報デバイス106へ信号を提供する。遠隔サーバ400は、デスクトップ又はラップトップコンピュータ、サーバ、スマートフォン、ウェアラブルデバイスなどの電子計算デバイスを含む。一実施形態では、遠隔サーバ400は、他のデスクトップ又はラップトップコンピュータ、タブレット、スマートフォンなどのスマートデバイス、ウェアラブルデバイスなどの1つ以上の遠隔エンティティと通信して、1つ以上の障壁警報デバイスによって監視対象の建物上又は内で生じる活動を利害関係者に通知することができる。このような利害関係者は、建物の所有者又は借主の家族及び友人、警察、消防、救急、遠隔セキュリティ監視センターなどを含む。
一実施形態では、障壁警報デバイスが、ドア又は窓などの障壁が開放されたことを検出し、さらに、人間が障壁に近接して監視対象の建物内にいることを検出したときに、障壁警報デバイスは、この状況は監視対象の建物内にいる認可された人が障壁を開放したことを示すため、警報信号をゲートウェイ402に送信しない。別の実施形態では、バイパス信号が、上述のように中央セキュリティパネル116に送信される。追加的又は代替的に、障壁警報デバイスは、状態信号をゲートウェイ402に送信して、サーバ400に障壁が開放されたことを通知する。サーバ400は、単に、アカウント所有者、すなわち、監視対象の建物の所有者又は借主に関連付けられたアカウント内で開放の指示及びそれが発生した時刻を記憶することができる。代替的又は追加的に、サーバ400は、1つ以上の遠隔デバイス406に警告を送信し、開放の利害関係者に警告することができる。
障壁警報デバイスは、障壁が開放されたことを検出し、さらに、人間が障壁に近接して監視対象の建物内にいないことを検出するときに、この状況は、監視対象の建物外にいる認可されてない人が障壁を開放したことを示すため、障壁警報デバイスは警報信号をゲートウェイ402に送信する。サーバ400は、警報信号を受信し、典型的には、上述のように、警報信号発生の日時をアカウントに記憶する。代替的又は追加的に、サーバ400は、1つ以上の遠隔デバイス406に遠隔警報信号を送信し、これらのデバイスのユーザに、障壁が認可されてない人によって開放されたことを警告する。警報信号はまた、障壁警報デバイスから中央セキュリティパネル116に送信されてもよい。
代替的な実施形態では、障壁警報デバイスは、人間が監視対象の障壁に近接して監視対象の建物外にいるかどうかを検出するように構成されてもよい。したがって、障壁警報デバイスが、障壁が開放されたこと、及び人間が障壁に近接して監視対象の建物外にいることを検出するときに、警報信号が送信される。逆に、障壁警報デバイス106が、障壁が開放されたこと、及び人間が障壁に近接して監視対象の建物外にいないことを検出したときに、この状態は、認可された人が障壁を開放したことを示すため、警報信号は送信されない(及び/又は、バイパス信号が送信される)。バイパス信号又は別の別個の信号は、ゲートウェイ402に送信されてもよく、ゲートウェイ402は、それを、認可された人によって障壁が開放されたことの指示として、遠隔サーバ400に提供する。
別の実施形態では、障壁警報デバイス106は、警報信号及び/又はバイパス信号を送信するときについての判定を行わない。代わりに、プロセッサ300は、障壁状態判定デバイス306及び人間検出デバイス304を監視し、一方又は両方のデバイスの状態の変化が発生したときに、それぞれ、障壁状態信号及び人間状態信号をゲートウェイ402、中央セキュリティパネル116又はその両方に送信する。遠隔サーバ400及び/又は中央セキュリティパネル116は、これらの状態信号を受信し、ローカル警報状態が存在するかどうか、及び警報信号を利害関係者の1つ以上の遠隔デバイス406及び/又は遠隔監視局124に送信するかどうかを判定する。例えば、認可された人が障壁に接近すると、人間検出デバイス304は状態を変化させ、プロセッサ300は送信機308に、ゲートウェイ402、中央セキュリティパネル116、又はその両方に人間状態信号を送信させ、ゲートウェイ402の場合には、ワイドエリアネットワーク404を介して遠隔サーバ400にそれを転送する。認可された人が障壁を開放せず、その後立ち去る場合、障壁警報デバイス106は、人が障壁の近くを離れることを示す第2の人間状態信号をゲートウェイ402、中央セキュリティパネル116、又はその両方に送信する。しかし、認可された人が代わりに障壁を開放する場合、障壁警報デバイス106は、障壁が開放されていることを示す障壁状態信号をゲートウェイ402、中央セキュリティパネル116、又はその両方に送信する。遠隔サーバ400及び/又は中央セキュリティパネル116がこの状態指示信号を受信し、かつ人間検出デバイス304の最後に知られている状態が「障壁に近接して内部で検出された人」である場合、遠隔サーバ400及び/又は中央セキュリティパネル116は、警報信号を生成しない(しかし、「障壁開放/認可された人がいる」などの障壁の状態を利害関係者に通知を提供してもよい)。障壁が開放されたことを示す人間状態信号が受信されたときに認可された人が存在しなかった場合、遠隔サーバ400及び/又は中央セキュリティパネル116は、1つ以上の利害関係者及び/又は遠隔監視局124に提供され得る警報信号を生成する。
図5は、誤警報の発生を低減又は防止するために、監視対象の建物内のドア又は窓に近接して設置された障壁警報デバイスによって実行される方法の一実施形態を示すフロー図である。いくつかの実施形態では、図5に示すステップの全てが実行されるわけではないと理解されたい。また、ステップが実行される順序は、他の実施形態において異なる可能性があることも理解されるべきである。
ブロック500において、プロセッサ300は、障壁状態検出デバイス306及び人間検出デバイス304からの信号を監視する。
ブロック502において、障壁(例えば、ドア又は窓)は、にいる個人によって開放される。
ブロック504において、プロセッサ300は、障壁状態検出デバイス306からの信号の変化を検出することによって、障壁が開放されたことを判定する。
ブロック506において、プロセッサ300は、人間検出デバイス304からの信号を評価することによって、人間が障壁に近接して建物内にいないことを判定する。
一実施形態では、人間検出デバイス304は、建物内にあり、かつ障壁に近接した空間を定期的に評価し、人間が存在するかどうかを判定する。例えば、人間の存在を示す何らかの赤外線信号が検出されたかどうかを判定するために、運動センサを3秒毎に1回通電してもよい。別の実施形態において、人間の存在を示す戻り信号が受信されたかどうかを判定するために、超音波トランスデューサは、2秒毎に1回、超音波「ピング」を送信してもよい。
別の実施形態では、人間検出デバイス304は、デフォルトで「静止」非通電状態に維持され、プロセッサ300が障壁が開放されたと判定したときにのみ通電される。静止状態とは、低電力消費の動作状態又は無電力消費の動作状態、例えば「オフ」状態を指す。このようにして、人間検出デバイス304含む回路は、障壁が開放されたときにのみ通電されるため、電力の節約が、障壁警告デバイスによって達成される。例えば、人間の検出デバイス304が超音波トランスデューサ及び超音波受信機を含む実施形態では、プロセッサ300が障壁が開放されたと判定するまで、超音波トランスデューサ及び超音波受信機の電源をオフにしてもよい。障壁が開放されたと判定することに応答して、プロセッサ300は、超音波トランスデューサ及び超音波受信機回路を通電し、超音波トランスデューサに、人間が障壁に近接しているかどうかを判定するために、多数の超音波「ピング」を放出させる。一実施形態では、単一のピングのみが送信される。次いで、プロセッサ300は、超音波受信機によって戻り信号が受信されたかどうかを判定することによって、人間が障壁に近接しているかどうかを判定する。人間が障壁に近接していないと判定された場合、それは、障壁にいる誰か、例えば、認可されてない人によって開放されたことを示す。この場合、処理はブロック508に進む。プロセッサ300が、人間が障壁に近接していると判定した場合、警報信号は中央セキュリティパネルには送信されず、これは、建物内にいる誰か、例えば、認可された人が障壁を開放した指示であり、又はバイパス信号は、中央セキュリティパネル116に送信される。
ブロック508において、障壁が開放されたこと、及び人間が障壁に近接して建物内にいないことを判定したことに応答して、プロセッサ300は、警報信号を生成し、それを送信機308に提供する。
ブロック510において、送信機308は、中央セキュリティパネル116のような受信機に警報信号を送信する。代替的又は追加的に、送信機308は、遠隔サーバ400に提示するために、インターネットのようなワイドエリアネットワークに接続されたゲートウェイ402に警報信号を送信する。
ブロック512において、中央セキュリティパネル116は、障壁警報デバイスから警報信号を受信し、少なくとも1つの行為をとる。例えば、中央セキュリティパネル116は、遠隔監視局が適切な当局を建物に呼び出すように、建物内の大きなサイレンを作動させ、及び/又は遠隔警報信号を遠隔監視局に送信してもよい。また、遠隔サーバ400は、警報信号が受信されたことを利害関係者に通知を提供してもよい
ブロック514において、プロセッサ300は、障壁状態検出デバイス306から受信した信号に基づいて、障壁が閉鎖位置に配置されたことを判定する。
ブロック516において、障壁が閉鎖位置に配置されたことを判定することに応答して、プロセッサ300は、障壁が閉鎖位置にあることを示す信号を送信機308に提供する。
ブロック518において、送信機308は、中央セキュリティパネル116、ゲートウェイ402、又はその両方のいずれかに信号を送信する。
ブロック520において、障壁が閉鎖位置にあるという障壁警報デバイスから中央セキュリティパネル116によって信号を受信することに応答して、将来の警報信号が障壁警報デバイスから中央セキュリティパネル116によって受信されるときに、中央セキュリティパネル116によって遠隔警報信号を遠隔監視局に提供する。換言すれば、中央セキュリティパネル116は、他のバイパス信号が受信されない限り、障壁警報デバイスによって送信された警報信号をもはや無視しない。同様に、遠隔サーバ400も同様に、障壁警報デバイスによって送信された警報信号をもはや無視しない。
ブロック522において、障壁が閉鎖された後、プロセッサ300は、障壁状態検出デバイス306からの信号の変化を検出することによって、障壁が閉鎖されたことを判定する。
ブロック524において、プロセッサ300は、人間検出デバイス304からの信号を評価することによって、人間が障壁に近接して建物内にいることを判定する。
ブロック526において、障壁が開かれたこと、及び人間が障壁検出デバイスに近接して建物内にいることを判定することに応答して、プロセッサ300は、警報信号を中央セキュリティパネル116及びゲートウェイ402に送信することを控えてもよい。追加的又は代替的に、プロセッサ300は、バイパス信号を生成し、送信機308にバイパス信号を提供し、それは、中央セキュリティデバイス116及び/又はゲートウェイ402に送信される。バイパス信号は、障壁警報デバイスによって生成される将来の警報信号を無視するための中央セキュリティパネル116への指示である。バイパス信号は、追加的又は代替的に、中央セキュリティパネル116に、セキュリティシステム全体を武装解除させ、セキュリティシステムが武装解除されたこと、及び/又は認可された人によって障壁が開放されたことを1人以上に通知させることができる。同様に、バイパス信号、又は異なる信号は、ゲートウェイ402に送信されて、認可された人によって障壁が開放されたことの指示を遠隔サーバ400に提供し、障壁が再び閉鎖位置に配置されるまで、障壁警報デバイスによって生成される将来の警報信号を無視することができる。
ブロック528において、バイパス信号は送信機308によって中央セキュリティパネル116に送信され、及び/又は同じ又は類似の信号がゲートウェイ402に送信される。
図6は、スマート障壁警報デバイス600として示される、スマート障壁警報デバイス104又は106の別の実施形態の斜視図である。この実施形態では、スマート障壁警報デバイス600は、上端602及び下端604を含み、下端604は、開口606を含む。スマート障壁警報デバイス600は、ドア又は窓フレームに、又はドア又は窓自体に取り付けられる一方、磁石608は、ドア又は窓が閉鎖されたときにスマート障壁警報デバイス600に近接して取り付けられる。一実施形態では、スマート障壁警報デバイス600は、上端602が天井に向かって上方に位置決めされる一方、下端604がドアハンドル若しくはドア止めボルト、又は窓ラッチ(又は窓の他の部分)に向かって下方に整合して位置決めされる、すなわち、下端604が、ドアハンドル、ドア止めボルト、窓ラッチ、又は窓の他の部分などの限定された領域内に人間が存在するかどうかを判定するように特定の方向に向けられる。他の実施形態では、スマート障壁警報デバイス600は、例えば、スマート障壁警報デバイス600が窓サッシに取り付けられる場合に、水平に位置決めされてもよい。この場合、スマート障壁警報デバイス600は、下端604が窓ラッチ又は窓の他の部分に向くように窓サッシに取り付けられる。
開口606は、スマート障壁警報デバイス600の外面の周囲、この場合は正方形に似ていてもよいが、他の実施形態では、開口606は、端部キャップ702を通して形成された円形開口部のような開口606を示す図7に示すように、端部キャップに形成され、任意の形状の開口を含んでもよいと理解されたい。開口606は、スマート障壁警報デバイス600内に配置された人間検出デバイス304が、ドア又は窓を開けるときにドアハンドル、ドア止めボルト、又は窓ラッチ(又は窓の他の部分)を把持し得る人間の手の存在を検出するための信号を通過させることを可能にするように形成される。ドアハンドル、ドア止めボルト、窓ラッチ、又は窓の他の部分、例えば、窓を開放するのを助けるダブルハング窓の窓シル上に形成された窓「リップ」上の人間の手又はこれらに接近している人間の手の検出が行われる。一実施形態では、レンズ704を使用して、ドア又は窓の特定の領域に光又は音エネルギを向ける、例えば、ドアハンドル又はデッドボルト、又は窓の一部、例えば、窓ラッチ又はサッシュに向けられた特定の領域に向けてもよい。
図8は、スマート障壁警報デバイス600の断面側面図である。回路基板800に取り付けられた、人間検出デバイス304、プロセッサ300、及びメモリ302、ハウジング200、ユーザインターフェース202、障壁状態検出デバイス306、送信機308、及びインジケータ204が示されている。他の実施形態では、ユーザインターフェース202及びインジケータ204は、その上に取り付けられた1つ以上のLEDを有する押しボタンスイッチのような単一のユニットを含むことができ、図8に示された構成要素の物理的配置は、他の実施形態では異なるように配置され得ると理解されたい。プロセッサ300、メモリ302、人間検出デバイス304、障壁状態検出デバイス306、送信機308、インジケータ204、及びユーザインターフェース202は、それらが、構造及び機能において同一であるか又は類似しているため、図2及び図3に見られる構成要素に関して参照される。
図8に示す実施形態では、人間検出デバイス304は、サーモパイル、超音波トランシーバ、IRトランシーバ、受動赤外線検出器、カメラ、又は、人間が障壁警報デバイス600により監視対象の障壁に近接しているかどうかを判定することができる任意の他の回路を含む。一般に、人間検出デバイス304は、人間検出デバイス304からの任意の放出が、開口606を介して障壁警報デバイス600から出て向けられるように位置決めされる。ユーザインターフェース202は、例えば、障壁警報デバイス600を種々の動作モードに配置するか、又は、障壁警報デバイス600をオン又はオフにするために、人が障壁警報デバイス600を動作させることを可能にする。インジケータ204は、以下に説明するように、時限警報信号が送信されたことの指示を提供する。
図9は、中央セキュリティパネル116の一実施形態の機能ブロック図である。プロセッサ900、メモリ902、送信機904、受信機906、及びユーザインターフェース908が示されている。機能ブロックは、種々の方法で互いに結合されてもよく、また、明確にすることを目的として、障壁警報デバイスの動作に必要な全ての機能ブロック(例えば、電源)が示されているわけではないと理解されたい。
プロセッサ900は、メモリ902に記憶されたプロセッサ実行可能命令、例えば実行可能コードを実行することによって、中央セキュリティパネル116の一般的な動作を提供するように構成されている。プロセッサ900は、典型的には、Analog Devices社(Norwood Massachusetts)によって製造されたADuC7024アナログマイクロコントローラのような汎用プロセッサを含むが、種々のマイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、及び/又はマイクロコントローラのいずれかを代替的に使用してもよい。プロセッサ900は、典型的には、コスト、計算電力、及びメモリ要件などの要因に基づいて選択される。
メモリ902は、RAMメモリ、ROMメモリ、EEPROMメモリ、フラッシュメモリ、SDメモリ、XDメモリ、又は他のタイプの電子、光、又は機械的メモリデバイスなどの1つ以上の情報記憶デバイスを含む。メモリ902は、中央セキュリティパネル116の動作のためのプロセッサ実行可能命令、及び1つ以上の許可されたセキュリティコード、所定のカウントダウン時間(例えば、30秒)、中央セキュリティパネル116内に学習された全てのセンサの識別、及びそれに関する情報、ドア及び窓の現在の状態などのプロセッサ900によって使用される任意の情報を記憶するために使用される。
送信機904は、警報信号及び/又は状態メッセージ及び/又は他の情報を中央セキュリティパネル116から中央セキュリティパネル116のような遠隔受信機へ送信するために必要な回路を含む。送信機904はまた、ローカルサイレンを鳴らす信号のようなセキュリティ応答を送信したり、ストロボをフラッシュさせるために使用されてもよい。このような回路は、当技術分野で周知であり、とりわけ、POTS、Wi-Fi、RF、セルラー、LTE、及び/又はイーサネット(登録商標)回路を含んでもよい。
受信機906は、建物内全体に位置する1つ以上の障壁警報デバイスから、時限警報信号及び警報信号を受信するために必要な回路を含む。このような回路は、当技術分野では周知であり、Wi-Fi、RF、イーサネット、又は他の周知のローカルエリアネットワーク回路を含んでもよい。
ユーザインターフェース908は、ユーザが新しいセンサ又は障壁警報デバイスを中央セキュリティパネル116に導入する目的で中央セキュリティパネル116と対話し、セキュリティシステムの状態情報を受けることを可能にするための、1つ以上の押しボタン、タッチスクリーン、ビデオカメラ、マイクロホン、ディスプレイスクリーン、又は他の周知のデバイスを含む。
図10は、誤警報の発生を低減又は防止するために、監視対象の建物のドア又は窓及び中央セキュリティパネル116に近接して設置された障壁警報デバイス600によって実行される方法の一実施形態を示すフロー図である。いくつかの実施形態では、図10に示すステップの全てが実行されるわけではないと理解されたい。また、ステップが実行される順序は、他の実施形態において異なる可能性があることも理解されたい。
ブロック1000において、プロセッサ300は、セキュリティシステムが「武装ホーム」モードにある間に、障壁状態検出デバイス306及び人間検出デバイス304からの信号を監視する。武装ホームモードは、認可された人が家庭や会社にいるときに使用される。このモードでは、中央セキュリティパネル116は、警報信号、すなわち、ドア又は窓が開放されていることに応答する信号を送信するドア又は窓の障壁警報デバイスに応答して、1つ以上のセキュリティ応答が生成されるようにする。しかしながら、運動センサからの任意の信号は、典型的には無視される。
ブロック1002において、障壁(例えば、ドア又は窓)は、建物内の個人によって開放される。
ブロック1004において、プロセッサ300は、障壁状態検出デバイス306からの信号の変化を検出することによって、障壁が開放されたことを判定する。
ブロック1006において、プロセッサ300は、人間検出デバイス304からの信号を評価することによって、人間が障壁に近接して建物内にいるかどうかを判定する。一実施形態では、プロセッサ300は、人間の手がドアハンドル、ドア止めボルト、窓ラッチ、又は窓の他の部分に接近しているか、又は触れたかどうかを判定する。
一実施形態では、人間検出デバイス304は、周期的又は連続的に、建物内にあり、かつ障壁に近接した空間を評価して、人間が障壁に近接しているかどうかを判定する。例えば、人間の存在を示す何らかの赤外線信号が検出されたかどうかを判定するために、モーションセンサは、3秒毎に1回通電されてもよい。別の実施形態において、人間の存在を示す戻り信号が受信されたかどうかを判定するために、超音波トランスデューサは、2秒毎に1回、超音波「ピング」を送信してもよい。
別の実施形態では、人間検出デバイス304は、デフォルトで「静止」非通電又は低電力状態に維持され、プロセッサ300が障壁が開放されたと判定したときにのみ通電される。静止状態とは、低電力消費の動作状態又は無電力消費の動作状態、例えば「オフ」状態を指す。このようにして、人間検出デバイス304含む回路は、障壁が開放されたときにのみ通電されるため、電力の節約が、障壁警告デバイスによって達成される。例えば、人間の検出デバイス304が超音波トランスデューサ及び超音波受信機を含む実施形態では、プロセッサ300が障壁が開放されたと判定するまで、超音波トランスデューサ及び超音波受信機の電源をオフにしてもよい。障壁が開放されたと判定することに応答して、プロセッサ300は、超音波トランスデューサ及び超音波受信機回路を通電し、超音波トランスデューサに、人間が障壁に近接しているかどうかを判定するために、多数の超音波「ピング」を放出させる。一実施形態では、単一のピングのみが送信される。次いで、プロセッサ300は、超音波受信機によって戻り信号が受信されたかどうかを判定することによって、人間が障壁に近接しているかどうかを判定する。
ブロック1008において、障壁が開放されていること、及び人間が障壁に近接して建物内にいることを判定することに応答して、プロセッサ300は、時限警報信号を生成し、それを送信機308に提供する。別の実施形態では、時限警報信号は、プロセッサ300が障壁が開放されたこと、及び人間が障壁に近接して建物外にいないことを判定したときに送信される。
ブロック1010において、送信機308は、中央セキュリティパネル116のような受信機に時限警報信号を送信する。
ブロック1012において、時限警報信号を送信することに応答して、又は、代替的に、プロセッサ300が、障壁が開放されたこと、及び人が障壁に近接して建物内にいる(又は建物外にいない)ことを検出したことに応答して、プロセッサ300は、インジケータ204に、時限警報信号が30秒などの所定の時間期間内にキャンセルされない限り、1つ以上のセキュリティ応答が生成される音声又は視覚的警告を、人に提供させる。警告は、定常ライト又は点滅ライト、一連の「ビープ」、「チャープ」などの可聴警告、警告をキャンセルするための指示を提供する合成人間の音声などを含んでもよい。
ブロック1014において、中央セキュリティパネル116は、受信機906を介して、障壁警報デバイス600から時限警報信号を受信し、これに応答して、プロセッサ900は、時限警報信号が受信された時点からの時間の追跡を開始する。一実施形態では、プロセッサ900は、中央セキュリティパネル116が武装されているときにドア又は窓が不注意に開放されたときに、人が建物内の任意の場所から中央セキュリティパネル116を武装解除するのに十分な時間を提供する所定の時間に設定されたカウントダウンタイマを開始することができる。中央セキュリティパネル116は、セキュリティパネル116又はキーパッド118にセキュリティコードを入力する人によって武装解除されてもよい。
ブロック1016において、プロセッサ900がセキュリティ応答をキャンセルするために認可された人からキャンセルコードを受信した場合、プロセッサ900は、カウントダウンタイマをキャンセルし、1つ以上のセキュリティ応答、例えば、遠隔監視局124に連絡すること、建物内でサイレンを大きな可聴的な警告音を鳴らすこと、有線又は無線電話、スマートフォン、タブレット、ウェアラブル、又はコンピュータなどの1つ以上の遠隔通信デバイスに連絡することの実施を控えるようにしてもよい。
ブロック1018において、プロセッサ900が、セキュリティ応答をキャンセルするために、所定の時間が経過した時、又はカウントダウンタイマが満了した時までに、認可された人からキャンセルコードを受信しない場合、プロセッサは、上述のように、1つ以上のセキュリティ応答を開始する。
ブロック1020において、セキュリティシステムが「武装ホーム」モードにあるとき、障壁が開放されていること、及び人間が障壁に近接して建物内にいないことを判定することに応答して、プロセッサ300は、即時警報信号を生成し、それを送信機308に提供する。別の実施形態では、即時警報信号は、プロセッサ300が、障壁が開かれたこと、及び人間が障壁に近接して建物外にいることを判定したときに送信される。
ブロック1022において、送信機308は、即時警報信号を中央セキュリティパネル116に送信する。
ブロック1024では、中央セキュリティパネル116は、受信機906を介して障壁警報デバイス600から即時警報信号を受信し、これに応答して、上述したように、1つ以上のセキュリティ応答を即時に、すなわち、即時警報信号の受信から5秒以内、又は秒単位の他の短時間内に開始する。
図11は、誤警報の発生を低減又は防止するために、監視対象の建物のドア又は窓及び中央セキュリティパネル116に近接して設置された障壁警報デバイス600によって実行される方法の一実施形態を示すフロー図である。いくつかの実施形態では、図11に示すステップの全てが実行されるわけではないと理解されたい。また、ステップが実行される順序は、他の実施形態において異なる可能性があることも理解されたい。
前述したように、この実施形態では、障壁警報デバイス600は、時限警報信号と即時警報信号の両方を送信するようにプログラムされている。時限警報信号は、障壁警報デバイス600のシリアル番号を含んでもよい一方で、警報信号は、中央セキュリティパネル116によって2つの信号を互いに区別するために、シリアル番号の修正バージョンを含んでもよい。もちろん、中央セキュリティパネル116が2つの信号を区別することができる限り、時限警報信号及び警報信号は他の情報を含んでもよい。
ブロック1100において、中央セキュリティパネル116は「学習」動作モードに配置され、そこで新しい障壁警報デバイス及び/又は他のセンサが中央セキュリティパネル116に導入されるか、又は登録される。一実施形態では、ユーザは、中央セキュリティパネル116を、ユーザインターフェース908を介して学習モードに配置する。他の実施形態では、ユーザは、中央セキュリティパネル116を、中央セキュリティパネル116にインターフェースするように特別に設計されたソフトウェアアプリケーションを実行するスマートフォン又はタブレットコンピューティングのような個人通信デバイスを介して学習モードに配置してもよい。
ブロック1102において、ユーザはユーザが新しいセンサ又は障壁警報デバイスを中央セキュリティパネル116に追加したいことの指示を中央セキュリティパネル116に提供する。指示は、プロセッサ900によって受信される。
ブロック1104では、ユーザは、障壁警報デバイスが時限警報信号を送信するときに、障壁警報デバイス600を示す第1の識別コードを中央セキュリティパネル116に提供する。第1の識別コードは、スマート障壁デバイス600のシリアル番号、英数字(「A」のような)を付加したシリアル番号、時限警報信号を送信しながらスマート障壁デバイス600の他の英数字による識別を含んでもよい。
ユーザは、ユーザインターフェース908を介して、又は障壁警報デバイス600に時限警報信号を送信させることによって、第1の識別コードを入力することができる。この実施形態では、ユーザは、障壁警報デバイス600がリードスイッチを含む実施形態では、障壁警報デバイス600に近接した小さな磁石を持ち込むことによって、ドア又は窓の開放をシミュレートする。いくつかの実施形態では、これは1回以上繰り返されなければならない。ユーザが磁石を障壁警報デバイス600に近接して持ち込む間、ユーザは、人間検出デバイス304が、人間検出デバイス304が人間の存在を示すように、障壁警報デバイス600をユーザの身体又は他の物体に向けることによって、ユーザを検出することを確実にする。人間、及び磁石が障壁警報デバイス600の近くに持ち込まれたことを検出することに応答して、障壁警報デバイス600は、第1の識別コードを送信する。
センサは、特定の部屋への近接性に基づいてゾーンに割り当てられてもよく、ゾーンに割り当てられた1つのセンサをトリガすると、中央セキュリティシステム116は、故障又は警報がその特定のゾーンで発生したことを報告するようにする。しかしながら、ゾーンは、センサからの信号に異なる応答をするようにセットアップされてもよい。例えば、第1のゾーンに割り当てられたセンサから受信された信号は、中央セキュリティパネル116に1つ以上のセキュリティ応答を即時に、すなわち、人が所定の時間期間内に警報をキャンセルすることを可能にせずに開始させてもよい。第2のゾーンに割り当てられた他のセンサから受信された信号は、中央セキュリティパネル116がタイマを開始させて、例えば、人が30秒警報をキャンセルすることを可能にする。このようなゾーンに割り当てられたセンサには、入口ドアが含まれることがあり、認可された人は、監視対象のドアを通して建物に入った後、警報を解除するための一定の時間期間が与えられる。
他の実施形態では、各センサは、それ自体のゾーンに割り当てられる(ゾーンの概念を効果的に排除する)。この実施形態では、中央セキュリティパネル116は、特定の方法で各センサに応答するように、すなわち、1つ以上の即時セキュリティ応答を生成するか、又は誰かがセンサから受け取った警報をキャンセルするための所定の時間期間を許容するようにプログラムされている。
一実施形態では、障壁警報デバイス600は、2つのゾーン、すなわち、中央セキュリティパネル116が1つ以上のセキュリティ応答を即時に開始する第1のゾーンと、中央セキュリティパネル116が、人が、認可された人、すなわち、住宅所有者又は建物の他の居住者によって生成された警報をキャンセルするための所定の時間を許容する第2のゾーンに学習される。これは、障壁警報デバイス600に2つの識別コードを割り当てることによって達成される。1つのコードは即時セキュリティ応答を開始するためのものであり、もう1つはセキュリティ応答の開始を遅延させるためのコードである。このような識別コードはメモリ302に記憶される。
ブロック1106において、プロセッサ900は、第1の識別コードを受信し、それをメモリ902に記憶する。
ブロック1108において、ユーザは、「ドア」又は「窓」センサのような、ちょうど追加されたセンサのタイプ、センサの意図された位置の説明(すなわち、「後部スライド式ドア」)、及び、1つ以上のセキュリティ応答が、時限警報信号が受信されたときに、所定の遅延時間だけ遅延されるべきであるという指示を示す追加情報を中央セキュリティパネル116に提供してもよい。追加情報は、プロセッサ900によって受信され、第1の識別コードに関連してメモリ902に記憶される。センサ内で中央セキュリティパネル116に学習するとき、すなわち、セキュリティシステム内で新しいセンサをアクティブにするとき、各センサは、学習プロセスを実行する人によってゾーンに割り当てられる。
ブロック1110において、ユーザは、障壁警報デバイスが即時警報信号を送信するときに、障壁警報デバイス600を示す第2の識別コードを中央セキュリティパネル116に提供する。第2の識別コードは、英数字(「B」のような)を有するスマート障壁デバイス600のシリアル番号、又は第1の識別コードとは異なる即時警報信号を送信しながらスマート障壁デバイス600の他の英数字による識別を含んでもよい。
第1の識別コードと同様に、ユーザは、第2の識別コードを、ユーザインターフェース908を介して手動で入力するか、又は障壁警報デバイス600に1回以上(又は特定のタイプの障壁警報デバイスに適した他の方法によって)接近した小さな磁石を持ち込むことによって、障壁警報デバイス600に即時警報信号を送信させることによって入力することができる。ユーザが障壁警報デバイス600に近接して磁石を持ち込んでいる間、ユーザは、人間検出デバイス304が、障壁警報デバイス600を空の空間に向けることによって、ユーザを検出しないことを確実にする。障壁警報デバイス600は、磁石が障壁警報デバイス600の近くに持ち込まれたことを検出し、人間を検出しないと応答して、第2の識別コードを送信する。
ブロック1112において、プロセッサ900は、第2の識別コードを受信し、それをメモリ902に記憶する。第2の識別コードは、第1の識別コードと関連付けられてもよく、2つの識別コードが同じ障壁警報デバイス600から発信されたことを示す。
ブロック1114において、ユーザは、「ドア」又は「窓」センサのような、ちょうど追加されたセンサのタイプ、センサの意図された位置の説明(すなわち、「後部スライド式ドア」)、及び、即時警報信号の受信に応答して、プロセッサ900によって1つ以上のセキュリティ応答が即時に開始されるべきであるという指示を示す追加情報を中央セキュリティパネル116に提供することができる。追加情報のいくつかは、同じ障壁警報デバイス600が、ドア又は窓が開放されたときに人間が検出されるか否かに応じて、第1の識別コード又は第2の識別コードのいずれかを送信するので、センサ名、センサのタイプ及び/又はその意図された位置などの第1の識別コードに関連する追加情報と同じであってもよい。追加情報は、プロセッサ900によって受信され、第2の識別コードに関連してメモリ902に記憶される。
ブロック1116において、ユーザは中央セキュリティパネル116を武装したホーム動作モードに配置し、そこで中央セキュリティパネル116はセキュリティシステム内のスマート障壁デバイス及び他のセンサを監視する。
ブロック1118において、中央セキュリティパネル116は、人が障壁警報デバイス600によって監視対象の建物内にあり、監視対象のドア又は窓に近接しているときに、受信機906を介して障壁警報デバイス600に関連する第1の識別コードを受信する。第1の識別コードはプロセッサ900に提供される。
ブロック1120において、プロセッサ900は、第1の識別コードをメモリ902に記憶された多数の識別コードと比較する。
ブロック1122では、一致が見つかったとき、プロセッサ900は、認可された人がセキュリティ応答をキャンセルできるようにするために、即時セキュリティ応答が必要かどうか、又はセキュリティ応答が所定の遅延時間だけ遅延されるべきかどうかを判定する。プロセッサ900は、一致した識別コードに関連して記憶された追加情報を評価して、この判定を行う、すなわち、第1の識別コードは、即時警報信号に即時に応答するか否かのゾーンに関連付けられる。この場合、プロセッサ900は、追加情報に基づいて、即時のセキュリティ応答が必要でないと判定する。
ブロック1124において、プロセッサ900は、経過時間をモニタすることによって、又は所定の時間期間にセットされたカウントダウンタイマを開始することによって、第1の識別コードが受信されたときからの時間を監視することを開始する。
ブロック1126において、プロセッサ900は、セキュリティ応答をキャンセルするために認可された人からキャンセルコードを受信した場合、プロセッサ900は、時限警報信号が受信されたときから経過した時間の監視を停止するか、又はカウントダウンタイマをキャンセルし、1つ以上のセキュリティ応答、例えば、遠隔監視局124に連絡すること、建物内でサイレンを大きな可聴的な警告音を鳴らすこと、有線又は無線電話、スマートフォン、タブレット、ウェアラブル、又はコンピュータなどの1つ以上の遠隔通信デバイスに連絡することの実施を控える。
ブロック1128において、プロセッサ900が、前述のように、所定の時間が経過した時、又はカウントダウンタイマが満了した時までに、セキュリティ応答をキャンセルするためのキャンセルコードを認可された人から受け取らない場合、プロセッサは、1つ以上のセキュリティ応答を開始する。
ブロック1130では、何らかの他の時点で、プロセッサ900は、障壁が開放されていること、及び人が障壁に近接して建物内にいないこと(又は、人が建物外にいること)を判定すると、障壁警報デバイス600に応答して、障壁警報デバイス600によって生成される、セキュリティシステムが武装家庭モードにある間に、障壁警報デバイス600から第2の識別コードを受信する。
ブロック1132において、プロセッサ900は、障壁警報デバイス600から第2の識別コードを受信し、第2の識別コードをメモリ902に記憶されたある数の識別コードと比較する。
ブロック1134では、一致が見つかったとき、プロセッサ900は、認可された人がセキュリティ応答をキャンセルできるようにするために、即時セキュリティ応答が必要かどうか、又はセキュリティ応答が所定の遅延時間だけ遅延されるべきかどうかを判定する。プロセッサ900は、一致した識別コードに関連して記憶された追加情報を評価して、この判定を行う、すなわち、第1の識別コードは、即時警報信号に即時に応答するかどうかのゾーンに関連付けられる。この場合、プロセッサ900は、追加情報に基づいて、即時のセキュリティ応答が必要であると判定する。
ブロック1136では、即時のセキュリティ応答が必要であると判定したことに応答して、プロセッサ900は、上述のように、1つ以上のセキュリティ応答を即時に開始する。
図12は、さらに別の実施形態で使用するための、スタンドアロン型の人間検出デバイス1200の機能ブロック図であり、人間検出デバイス1200は、誤警報の発生を低減するために、既存の障壁警報デバイスと共に使用される。この実施形態では、ドア又は窓が開放されるときに、対応する障壁警報デバイスが、ドア又は窓が開放されたことを示す警報信号を中央セキュリティパネル116に送信する。また、人間検出デバイス1200は、人が、障壁警報デバイスによる監視対象のドア又は窓に近接している場合、信号を送信する。中央セキュリティパネル116は、警報信号を受信し、人間検出デバイス1200から信号が受信されない場合、中央セキュリティパネル116は、1つ以上のセキュリティ応答を即時に開始する。中央セキュリティパネル116が、人が建物内におり、警報信号を送信した障壁警報デバイスによる監視対象のドア又は窓に近接していることを示す信号を人間検出デバイス1200から受信する場合、中央セキュリティパネル116は、タイマを開始するか、又は人間検出デバイス1200から信号が受信されたときからの経過時間を監視し、これにより、中央セキュリティパネル116によってキャンセルコードが、30秒などの所定の時間期間内に受信された場合に、認可された人が1つ以上のセキュリティ応答をキャンセルすることができる。この実施形態は、既存の従来技術の障壁警報デバイスを置き換える必要がない一方で、遅延セキュリティ応答の実施を可能にする。
人間検出デバイス1200は、一般に、バッテリ作動可能に設計され、人間がドア又は窓に近接していることを検出するために、ドア又は窓に近接して取り付けられる、典型的な障壁警報デバイスよりも大きくない。人間検出デバイス1200は、障壁警報デバイスの近く、例えば、障壁警報デバイスの隣のドアの近く、ドアハンドル、ドアロック、又は、人の手が接近していること、若しくは、ドアハンドル、ドアロック、若しくは窓ラッチを把持したことを検出するための窓ラッチの近くに取り付けられてもよい。
人間検出デバイス1200は、プロセッサ1201、メモリ1202、送信機1204、人間検出要素1206、いくつかの実施形態では、障壁状態検出デバイス1208、及びインジケータ1210を含む。
プロセッサ1201は、メモリ1202に記憶されたプロセッサ実行可能命令、例えば実行可能コードを実行することによって、人間検出デバイス1200の一般的な動作を提供するように構成される。プロセッサ1201は、典型的には、Analog Devices社(Norwood Massachusetts)によって製造されたADuC7024アナログマイクロコントローラのような汎用プロセッサを含むが、種々のマイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、マイクロコントローラ、及び/又はカスタムASICのいずれかを代替的に使用してもよい。障壁警報デバイスのサイズが比較的小さいこと、及びほとんどの障壁警報デバイスが電池式であるという事実のために、プロセッサ1201は、典型的には、低消費電力、小型、及び購入コストが安価であるように選択される。
メモリ1202は、RAMメモリ、ROMメモリ、フラッシュメモリ、SDメモリ、XDメモリ、又は他のタイプの電子、光、又は機械的メモリデバイスなどの1つ以上の情報記憶デバイスを含む。メモリ1202は、人間検出デバイス1200の動作のためのプロセッサ実行可能命令、及び、閾値パラメータ、識別情報、現在又は前の状態情報などのプロセッサ1201によって使用される任意の情報を記憶するために使用される。いくつかの実施形態において、メモリ1202は、プロセッサ1201の一部であってもよい。
送信機1204は、人の状態検出信号及び/又は状態メッセージ及び/又は他の情報を、中央セキュリティパネル116のような1つ以上の受信機に無線送信するために必要な回路を備える。このような回路は、当技術分野において周知であり、とりわけ、BlueTooth、低エネルギBluetooth、Wi-Fi、RF、光、超音波回路を含むことができる。あるいは、又は、それに加えて、送信機。
人間検出要素1206は、障壁警報デバイスに近接した人の存在を、監視対象の建物内か、監視対象の建物外か、又はその両方のいずれかで検出するためのデバイス又は回路を含む。人間検出要素1206の例としては、超音波トランスデューサ/受信機、赤外線トランスデューサ/受信機、キャパシタンスセンサ、RFタンク回路、RFID受信機、運動検出器、「飛行時間」センサ、又は障壁警報デバイス、ドア、又は窓に近接している人間の存在を検出することができる他の回路又はデバイスを含む。じ
一実施形態では、人間検出要素1206は、ドアハンドル、ドア止めボルト、窓ラッチ、又は窓の他の指定された部分に接近するか、又は接触するときに、人の手のみを検出するように選択される。この実施形態では、人間検出要素1206は、一般に、障壁に近接した人の単なる存在を検出しない。従って、人間検出要素は、ドアハンドル、ドア止めボルト、窓ラッチ、窓の他の指定された部分又は人間検出デバイス1200に対して言うなれば3インチ以内にいる人間の存在のみを検出するように構成されていてもよい。例えば、人間検出要素1206が飛行時間センサ又は超音波検出器を含む場合、人間検出要素1206は、飛行時間センサ又は超音波検出器の限られた範囲に基づいて選択され得る。他の実施形態では、メモリ1202は、ドアハンドル、ドア止めボルト、窓ラッチ、窓の他の指定された部分、又は人間検出要素1206がトリガされる人間検出デバイス1200からの最大距離を表す、3インチなどの閾値距離を記憶することができる。
任意の障壁状態検出デバイス1208は、プロセッサ1201に結合され、ドア、窓、ゲート、又は他の入口又は出口障壁の状態(例えば、「開放」、「閉鎖」、「移動検出」など)などの何かの状態、物理的状態、属性、状態、又はパラメータを監視又は判定する。障壁状態検出デバイス1208は、リードスイッチ、超音波トランスデューサ/受信機、赤外線送信機/受信機、RFID受信機、傾斜センサ、加速度計、ジャイロスコープ、運動センサ、又は窓が開放されているか、又は閉鎖されているかを判定するための他のデバイスを含んでもよい。障壁状態検出デバイス1208は、リードスイッチベースのドア又は窓センサのような典型的な障壁警報デバイスに関連付けられた磁石と共に使用されてもよく、又は第2の磁石を使用して動作してもよい。障壁状態警報デバイスの磁石を「共用」する場合、人間検出デバイス1200は、障壁状態検出デバイス1208が、障壁状態警報デバイスの磁石によって生成される磁界を感知できるように、障壁状態検出デバイスのすぐ上又は下に設置されてもよい。それ自体の磁石を使用する場合、人間検出デバイス1200は、障壁警報デバイスから離れて位置してもよい。リードスイッチを含む人間検出要素1206の場合、人間検出デバイス1200は、典型的な障壁警報デバイスとほぼ同じ動作をし、プロセッサ1201は、人間検出要素1206、この場合、リードスイッチの状態に基づいてドア又は窓が開放されたときを検出する。
障壁状態検出デバイス1208が、人間検出デバイス1200による監視対象のドア又は窓が開放されたことを検出するまで、障壁状態検出デバイス1200の他の構成要素をデフォルトの「静止状態」、低電力状態、又は通電解除状態に維持するために、障壁状態検出デバイス1208を使用してもよい。この実施形態では、省電力は、回路の大部分を低電力状態又は非電力状態に維持することによって最大限にすることができ、プロセッサ1201、メモリ1202、送信機1204、及び人間検出要素1206は、人間検出デバイス1200が典型的には電池給電であるため、許容されるよりも多くのエネルギを消費するように選択することができる。
インジケータ1210は、例えば、人間又は人間の手がドアハンドル、ドアデッドボルト、窓ラッチ(又は窓の他の部分)、又は人間検出デバイス1200自体に近接していることを示すLED又はピエゾスピーカ及び関連電子機器を含んでもよい。インジケータ1210は、プロセッサ1201によって、プロセッサ1201が、人間又は人間の手がドアハンドル、ドアデッドボルト、窓ラッチ(又は窓の他の部分)に、又は人間の検出デバイス1200自体に近接していると判定すると、所定の時間、例えば3秒間、アクティブにされ得る。これは、ドアハンドル、ドアデッドボルト、窓ラッチ、又は窓の他の部分を把持している人に、人間検出デバイス1200が人の手を検出したことを知るように警告するのに役立つ。代替的又は追加的に、プロセッサ900は、インジケータ1210のアクティブにして、認可された人がカウントダウン時間内に中央セキュリティパネル116によって開始される1つ以上のセキュリティ応答をキャンセルすることを可能にするカウントダウン時間期間が開始したことを、人に警告することができる。
図13は、中央セキュリティパネル116が武装したホーム状態にあるときに、建物内から誰かがドアを開放したときに、人間検出デバイス1200及び中央セキュリティパネル116によって実行される方法の一実施形態を示すフロー図である。いくつかの実施形態では、図13に示されるステップの全てが実施されるわけではなく、ステップが実施される順序は、他の実施形態では異なることが理解されるべきである。
ブロック1300では、人間検出デバイス1200は、前述の障壁警報デバイスにおける学習と同様に、中央セキュリティパネル116に学習される。処理中の学習の一部として、ユーザは、人間検出デバイス1200を、例えば、人間検出デバイス1200が位置するであろう近く特定の先行技術の障壁警報デバイスに関連付けることができ、ユーザは、障壁警報デバイスと同じ名前、すなわち、「後部スライド式ドア」で人間検出デバイス1200を命名することができ、又は、ユーザは、人間検出デバイス1200を障壁警報デバイスと同じゾーンに割り当てることができる。
ブロック1302では、中央セキュリティパネル116は、武装ホーム動作モードにあり、ドアハンドル、ドア止めボルト、窓ラッチ、又は窓の他の部分に近接した人間の手の存在を検出するために、人間の検出デバイス1200が取り付けられ、典型的な障壁警報デバイスは、人間の検出デバイス1200が監視しているのと同じドア又は窓を監視する。図13の説明の残りの部分については、ドアが監視されていると仮定する。
一実施形態では、ブロック1304において、人が建物内のドアに接近する。ドアハンドル、ドア止めボルト、窓ラッチ、又は窓の他の部分の周囲の領域など、狭窄領域のみが人間検出デバイス1200によって監視される実施形態では、人間検出デバイス1200は、単にドアの人に近接している人には応答してはならない。
ブロック1306において、人はドアハンドルに到達してドアを開放する。
ブロック1308において、人間検出デバイス1200は、人の手がドアハンドルに接近していることを検出する。人間検出要素1206は、人の手の検出(又はドアに近接した人間の検出)を示す信号をプロセッサ1201に送るためである。
ブロック1310において、プロセッサ1201は、人間検出要素1206から信号を受信し、それに応答して、送信機1204による中央セキュリティパネル116への送信のためのメッセージを生成する。メッセージは、典型的には、人間検出デバイス1200を一意に識別する識別コードを含む。
ブロック1312において、送信機1204はメッセージを送信する。
ブロック1314において、プロセッサ1201は、人間検出デバイス1200がドアハンドルに近接して人又は人の手を感知したことを人に警告して、インジケータ1210をアクティブにすることができる。
ブロック1316において、中央セキュリティパネル116は、人間検出デバイス1200からメッセージを受信し、それをプロセッサ900に提供する。プロセッサ900は、メッセージが受信された時点からの経過時間の監視を開始してもよい。
人間の手がドアハンドルに近接していることを検出してからしばらくすると、人はドアハンドルを把持して、ドアを開放する。一実施形態では、これは、人間の検出デバイス1200が中央セキュリティパネル116に信号を送信するときであり、人間の手がドアハンドルの近くにあるときに信号を送信するときではない。
ブロック1318において、従来技術の障壁警報デバイスは、ドアが開放されたことを示す警報信号を中央セキュリティパネル116に送信する。警報信号は、典型的には、先行技術の障壁警報デバイスを一意に識別する識別コードを含む。
ブロック1320において、中央セキュリティパネル116は、警報信号を受信し、それをプロセッサ900に供給する。プロセッサ900は、警報信号が受信された時間を判定することができる。
ブロック1322において、プロセッサ900は、警報信号の識別コードがメッセージの識別コードに関連すること、すなわち、各識別コードが同じ位置(すなわち、「後部スライド式ドア」)に関連付けられていること、又は各識別コードが同じゾーンに関連付けられていることを判定することによって、警報信号がメッセージに関連することを判定することができる。2つの識別コードが同じ位置に関連付けられていない場合、プロセッサ900は、即時に1つ以上のセキュリティ応答を生成することができる。2つの識別コードが同じ位置に関連付けられている場合、これは、人間検出デバイスによって送信されたメッセージが、同じドア又は窓を監視している障壁警報と同じドア又は窓を監視していることを示す。
ブロック1324において、一実施形態では、メッセージが受信されてから警報信号が受信されるまでの時間が、例えば3秒などの所定の期間未満である場合、プロセッサ1201は、人間検出デバイス1200からのメッセージが受信されたとき又は障壁警報デバイスからの警報信号が受信されたときからの時間の監視を開始する。一実施形態では、プロセッサ1201は、建物内の人がセキュリティ応答をキャンセルするための所定の時間期間に設定されたカウントダウンタイマを開始する。所定の時間は、ドアハンドルの近くで人の手が検出されてから、実際にドアが開放されるまでの時間を許容するように選択される。
ブロック1326において、プロセッサ900は、セキュリティ応答をキャンセルするために認可された人からキャンセルコードを受信した場合、プロセッサ900は、経過時間の監視を停止するか、又はカウントダウンタイマをキャンセルし、1つ以上のセキュリティ応答、例えば、遠隔監視局124に連絡すること、建物内でサイレンを大きな可聴的な警告音を鳴らすこと、有線又は無線電話、スマートフォン、タブレット、ウェアラブル、又はコンピュータなどの1つ以上の遠隔通信デバイスに連絡することの実施を控える。
ブロック1328において、プロセッサ900が、所定の時間が経過したとき、又はカウントダウンタイマが満了したときまでに、セキュリティ応答をキャンセルするためのキャンセルコードを認可された人から受信しない場合、プロセッサ900は、上述のように、1つ以上のセキュリティ応答を開始する。
ブロック1330では、ブロック1318を参照して、警報信号が、人間検出デバイス1200からメッセージが受信されたときから所定の時間内に受信されない場合、プロセッサ900は、1つ以上のセキュリティ応答を即時に開始する。
図14は、図13に説明されているように、スタンドアロン型の人間検出デバイス1200、従来技術の障壁警報デバイス104又は102、及び中央セキュリティパネル116によって実行される方法の実施形態を示すフロー図である。ただし、この説明では、中央セキュリティパネルが武装ホーム状態にあるときに、ドアが建物外から誰かによって開放される。いくつかの実施形態では、図14に示されるステップの全てが実施されるわけではなく、ステップが実施される順序は、他の実施形態では異なることが理解されるべきである。
ブロック1400では、障壁警報デバイス102/104は、ドアが開放されたことを検出したときに警報信号を送信する。ドアは、建物外の誰かによって開放されたため、人間検出デバイス1200は、中央セキュリティパネル116にメッセージを送信しない。
ブロック1402では、中央セキュリティパネル116は、受信機906を介して警報信号を受信し、それをプロセッサ900に提供する。プロセッサ900は、警報信号が受信されたときからの経過時間を監視していてもよい。
ブロック1404において、プロセッサ900は、警報信号内に含まれる識別コードに基づいて、警報信号を送信したタイプのセンサ、センサが所属するゾーンを判定してもよく、あるいは、1つ以上のセキュリティ応答を開始すべきかどうかを判定してもよい;
ブロック1406において、識別コードが1つ以上のセキュリティ応答を即時に開始することを示す場合、プロセッサ900は1つ以上のセキュリティ応答を開始する。
ブロック1408において、識別コードが1つ以上のセキュリティ応答の実施を遅延させることを示す場合、プロセッサ900は、所定の時間に従って経過時間待機して、人が1つ以上のセキュリティ応答をキャンセルできるようにする。
ブロック1410において、プロセッサ900は、1つ以上のセキュリティ応答をキャンセルするために認可された人からキャンセルコードを受信した場合、プロセッサ900は、経過時間の監視を停止するか、又はカウントダウンタイマをキャンセルし、1つ以上のセキュリティ応答、例えば、遠隔監視局124に連絡すること、建物内でサイレンを大きな可聴的な警告音を鳴らすこと、有線又は無線電話、スマートフォン、タブレット、ウェアラブル、又はコンピュータなどの1つ以上の遠隔通信デバイスに連絡することの実施を控える。
ブロック1412において、プロセッサ900が、所定の時間が経過したとき、又はカウントダウンタイマが満了したときまでに、1つ以上のセキュリティ応答をキャンセルするためのキャンセルコードを認可された人から受信しない場合、プロセッサ900は、1つ以上のセキュリティ応答を開始する。
図15は、誤警報の発生を低減するために障壁警報デバイス600によって実行される方法の別の実施形態を示すフロー図であり、障壁警報デバイス600は、中央セキュリティデバイス116に即時警報信号を送信する前にカウントダウンタイマを開始する。いくつかの実施形態では、図15に示されるステップの全てが実施されるわけではなく、ステップが実施される順序は、他の実施形態では異なることが理解されるべきである。
ブロック1500では、プロセッサ300は、セキュリティシステムが「武装ホーム」モードにある間に、障壁状態検出デバイス306及び人間検出デバイス304からの信号を監視する。
ブロック1502では、障壁(例えば、ドア又は窓)は、建物内の個人によって開放される。
ブロック1504において、プロセッサ300は、障壁状態検出デバイス306からの信号の変化を検出することによって、障壁が開放されたことを判定する。
ブロック1506において、プロセッサ300は、人間検出デバイス304からの信号を評価することによって、人間が障壁に近接して建物内にいるかどうかを判定する。
一実施形態では、人間検出デバイス304は、周期的又は連続的に、敷地内及び障壁に近接した空間を評価し、人間が障壁に近接しているかどうかを判定する。
別の実施形態では、人間検出デバイス304は、デフォルトの「静止状態」、非通電状態、又は低電力状態に維持され、前述のように、プロセッサ300が障壁が開放されたと判定した場合にのみ通電される。
ブロック1508において、障壁が開放されたこと、及び人が障壁に近接して建物内にいることを判定することに応答して、プロセッサ300は、ドア又は窓が開放されたときからの時間の監視を開始するか、又は、1つ以上のセキュリティ応答をキャンセルする認可された人が所定の時間期間、例えば30秒に設定されたカウントダウンタイマを開始する。
ブロック1510では、プロセッサ300は、認可された人が所定の時間内に1つ以上のセキュリティ応答をキャンセルしない限り、1つ以上のセキュリティ応答が中央セキュリティパネル116によって開始されることを示す、音声又は視覚的警告をインジケータ204に人に提供させる。プロセッサ300は、予め定められた時間が期限切れに近いことを認可された人に重要性を与えるために、インジケータ204に、所定の時間が経過するにつれて、例えば、遅い速度の点滅から速い速度で点滅すること、遅い速度のチャープから速い速度でチャープすることなど、音声又は視覚的警告を修正させることができる。
ブロック1512において、所定の期間が満了する前に、中央セキュリティパネル116のプロセッサ900は、障壁警報デバイス600のカウントダウン時間をトリガした結果として、ユーザインターフェース908又は受信機906を介して、1つ以上のセキュリティ応答をキャンセルするために、認可された人からキャンセルコードを受信することができる。プロセッサ900は、キャンセルコードをメモリ902に記憶された1つ以上のキャンセルコードと比較し、一致が見つかった場合、プロセッサ900は、障壁警報デバイス600においてカウントダウン時間として使用される所定の時間まで、即時警報信号が障壁警報デバイス600から受信されるのを待つ。
ブロック1514において、プロセッサ300は、障壁警報デバイス600において所定の期間が満了したと判定した場合、プロセッサ300は、中央セキュリティパネル116に即時警報信号を送信し、この即時警報信号は、障壁警報デバイス600の識別コードを含む。
ブロック1516において、中央セキュリティパネル116は、即時警報信号を受信し、それをプロセッサ900に提供する。
ブロック1518において、プロセッサ900が、即時警報信号を受信する前にキャンセルコードを受信していない場合、プロセッサ900は、1つ以上のセキュリティ応答を即時に、すなわち、即時警報信号の受信から5秒以内、又は秒単位の他の短時間内に開始する。
ブロック1520において、プロセッサ900が即時警報信号を受信する前に有効なキャンセルコードを受信した場合、プロセッサ900は、単に即時警報信号を無視し、1つ以上のセキュリティ応答を開始しない。
ブロック1522において、プロセッサ900が障壁警報デバイス600から即時警報信号を受信できない場合、プロセッサ900は、認可されたキャンセルコードを破棄し、そのタイマをリセットするだけである。
図16は、中央セキュリティパネル116が武装ホーム状態にあるときに、建物外からの誰かによってドアが開放されたときの誤警報の発生を低減するために中央セキュリティパネル116又はサーバ400によって実行される方法の一実施形態を示すフロー図である。このセクションを通して、参照は中央セキュリティパネル116及びその中のその構成要素のみに行われるが、参照はサーバ400及び類似の構成要素にも適用されることが理解されるべきである。この実施形態では、中央セキュリティパネル116は、窓センサ102又はドアセンサ104のような従来技術の障壁警報デバイスからの警報信号を受信し、また、ドア112に近接する領域外の領域を見るように構成されているカメラ128からの人間の状態信号を受信する。カメラ128は、ローカルエリアネットワーク126(又はゲートウェイ402)に結合された無線スチル又はビデオカメラ無線を含むことができ、1つ以上の周知の無線ゲートウェイ、ルータ、モデム、リピータなどを含むことができる。一実施形態では、カメラ128は、運動検出機能を含み、ドア112の前で移動が検出されるときに、1つ以上のデジタル写真又はビデオを送信することができる。いくつかの実施形態では、カメラ128は、ドアベルカメラ130又はRing社(Santa Monica、California)により販売されているWi-Fi対応ドアベルカメラのような「ドアベルカム」の一部であってもよい。このようなドアベルカムは、ドアベルボタン132が押されたとき、又はドアベルカメラ130がドア112の前方の運動を検出したときに、画像の記録を開始してもよい。いずれにせよ、人が検出されるときに、通知はカメラ128又はドアベルカメラ130によってローカルエリアネットワーク126/ゲートウェイ402に送信され、ローカルエリアネットワーク126/ゲートウェイ402は、警告をワイドエリアネットワーク122/404を介してユーザのスマートデバイス、コンピュータ、ウェアラブルなどに転送する。通知は、デジタル写真及び/又はビデオを含んでもよい。この実施形態では、中央セキュリティパネル116は、カメラ128/ドアベルカメラ130がドア112の外にいる人を検出したときに、カメラ128又はドアベルカメラ130からの通知を受信するように構成されている。いくつかの実施形態において、通知は、さらに、従来技術のドアセンサ104による監視対象の建物内に位置するチャイム134によって受信され、これは、穏やかな音、すなわち「チャイム」を発するために使用されて、建物内の人々に、ドア112の外に誰かがいることを警告する。この実施形態では、ユーザインターフェース908は、追加的に、チャイム134からの音の放射を検出して、人がドア112に近接して外にいることを中央セキュリティパネル116に通知することができるマイクロホンを含んでもよい。いくつかの実施形態では、図16に示されるステップの全てが実施されるわけではなく、ステップが実施される順序は、他の実施形態では異なることが理解されるべきである。
ブロック1600では、ドア112は、従来技術のドアセンサ104によって監視され、ドア112に近接したドア112の外の領域は、カメラ128/ドアベルカメラ130によって監視される。従来技術のドアセンサ104は中央セキュリティパネル116と通信し、カメラ128/130はローカルエリアネットワーク126と通信する。別の実施形態では、カメラ128/130は、センサがどのようにして学習され得るかと同様に、「学習」カメラ128/130によって中央セキュリティシステム116と直接通信される。中央セキュリティシステム116は、武装ホームモードに配置される。
ブロック1602では、人が外からドア112に接近する。
ブロック1604において、カメラ128/130は、人を検出し、それに応答して、通知をローカルエリアネットワーク126に送信する。
ブロック1606において、ローカルエリアネットワーク126は、ユーザに人がドア112の外にいることを警告するために、また中央セキュリティパネル116に警告するために、通知をワイドエリアネットワーク122/404に転送する。通知は、カメラ128/130に関連するユーザアカウントを管理するバックエンドシステムに転送することができ、その場合、通知は、電話番号、電子メールアドレス、又はユーザがバックエンドシステムからそのような通知を受信するために提供する他の何らかの通知コードに従って、電話、タブレット、又はウェアラブルデバイスなどのユーザのモバイルデバイスに転送することができる。一実施形態では、ユーザアカウントは、中央セキュリティパネル116を識別する通知コードを記憶することができ、その結果、バックエンドシステムによってカメラ128/130から通知が受信されたとき、中央セキュリティパネル116は、ワイドエリアネットワーク122/404を介して通知を提供される。
ブロック1608において、通知はまた、カメラ128/130から直接的に、ローカルエリアネットワーク126から、又はワイドエリアネットワーク122/404を介してバックエンドシステムから中央セキュリティパネル116によって受信される。
ブロック1610において、プロセッサ900は、通知を受信し、応答として、通知が受信された時間からの追跡を開始する。
ブロック1612において、ドア112の外にいる人がドア112を開放する。
ブロック1614において、ドア112が開放されたことの検出に応答して、従来技術のドアセンサ104は、警報信号を中央セキュリティパネル116に送信する。
ブロック1616において、中央セキュリティパネル116は、警報信号を受信し、それをプロセッサ900に提供する。
ブロック1618において、プロセッサ900は、プロセッサ900が通知を受信したときから所定の時間内に警報信号が受信されたと判定する。所定の時間は、ドア112の外にいる人が、場合によって、強制的にドア112を開放することによって、ドア112を開放することを可能にするように選択される。従って、所定の時間は、数分、例えば2分であるように選択され得る。
ブロック1620において、プロセッサ900は、警報信号が、プロセッサ900が通知を受信したときから所定の時間内に受信されたと判定することに応答して、セキュリティ応答を生成する。
ブロック1622において、プロセッサ900は、遠隔監視局124、ローカルサイレン、及び/又は1つ以上のライト、ストロボなどのローカル照明デバイスにセキュリティ応答を送信する送信機904にセキュリティ応答を提供する。
ブロック1624において、ブロック1614の後、プロセッサ900は、プロセッサ900がカメラ128/130から通知を受け取ったときから所定の時間内に警報信号が受け取られなかったと判定する。この場合、プロセッサ900は、警報信号を無視し、セキュリティ応答を生成しない。なぜなら、所定の期間外に警報信号を受信したことは、ドア112がドア112の内にいる認可された人によって開放されたことを示すからである。
本明細書に開示される実施形態に関連して記載される方法又はアルゴリズムは、ハードウェアで直接具現化されてもよく、又はプロセッサによって実行されるプロセッサ可読命令で具体化されてもよい。プロセッサ可読命令は、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、又は当該技術分野で公知の任意の他の形式の記憶媒体に存在してもよい。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み出し、記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。代替的には、記憶媒体はプロセッサと一体であってもよい。プロセッサと記憶媒体はASIC内に存在してもよい。ASICは、ユーザ端末内に存在してもよい。代替的に、プロセッサ及び記憶媒体は、個別の構成要素として存在してもよい。
従って、本発明の一実施形態は、本明細書に開示された教示、方法、プロセス、アルゴリズム、ステップ及び/又は機能を実施するためのコード又はプロセッサ可読命令を具体化するコンピュータ可読媒体を含んでもよい。
前述の開示は、本発明の例示的な実施形態を示しているが、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲から逸脱することなく、種々の変更及び修正を本明細書において行うことができることに留意されたい。本明細書で説明された本発明の実施形態による方法クレームの機能、ステップ及び/又は作用は、いかなる特定の順序で実行される必要はない。さらに、本発明の要素は単数形で記載又は請求項に記載されてもよいが、単数形に限定が明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。

Claims (20)

  1. 障壁警報デバイスであって、
    障壁警報デバイスによる監視対象の障壁が開放されたときを検出するための障壁状態検出デバイスと、
    人間が前記障壁に近接する建物内にいるときを判定するための人間検出デバイスと、
    時限警報信号を受信機に送信するための送信機であって、前記時限警報信号は、タイマを開始するためのものである、送信機と、
    プロセッサ実行可能命令を記憶したメモリと、
    前記障壁状態検出デバイス、前記人間検出デバイス、前記送信機、及び前記メモリに結合され、前記プロセッサ実行可能命令を実行するためのプロセッサと、を含み、前記プロセッサ実行可能命令は、前記障壁警報デバイスに、
    前記障壁状態検出デバイスを介した前記プロセッサによって、前記障壁が開放されたことを判定することと、
    前記人間検出デバイスを介した前記プロセッサによって、人間が前記障壁に近接して建物内にいると判定することと、
    前記送信機を介した前記プロセッサによって、前記障壁が開放されたとき、及び人が前記障壁に近接して前記建物内にいるときに、前記時限警報信号を前記受信機に送信することと、を行わせる、障壁警報デバイス。
  2. 前記プロセッサ実行可能命令は、命令をさらに含み、前記命令は、前記障壁警報デバイスに、
    前記人間検出デバイスを介した前記プロセッサによって、前記障壁が開放されたときに、人間が前記障壁に近接して前記建物内にいないと判定することと、
    前記送信機を介した前記プロセッサによって、セキュリティ応答が開始されるようにするための即時警報信号を前記ローカル受信機に送信することと、を行わせる、請求項1に記載の障壁警報デバイス。
  3. 前記時限警報信号が送信されたときに前記人間に警告を提供するためのインジケータをさらに含み、
    前記プロセッサ実行可能命令は、命令をさらに含み、前記命令は、前記障壁警報デバイスに、
    前記インジケータを介したプロセッサによって、前記時限警報信号が送信されるときに前記警告が前記インジケータによって生成されるようにすることを行わせ、前記警告は、前記人間がセキュリティ応答をキャンセルする行為を実行しない限り、所定の時間後にセキュリティ応答が開始されることを示す、請求項1に記載の障壁警報デバイス。
  4. 前記インジケータは、発光体を含み、前記警告は、前記発光体によって生成される点滅光を含む、請求項3に記載の障壁警報デバイス。
  5. 前記インジケータは、スピーカを含み、前記警告は、前記スピーカによって生成される音を含む、請求項3に記載の障壁警報デバイス。
  6. 前記時限警報信号が送信されたときに前記人間に警告を提供するためのインジケータをさらに含み、
    前記プロセッサ実行可能命令は、命令をさらに含み、前記命令は、前記障壁警報デバイスに、
    前記インジケータを介した前記プロセッサにより、前記警告が前記インジケータによって生成されることとであって、前記警告は、前記人間がセキュリティ応答をキャンセルする行為を実行しない限り、前記セキュリティ応答が所定の時間後に開始されることを示す、ことと、
    前記プロセッサによって、前記障壁が開放されたときに人間が前記障壁に近接して前記建物内にいないと判定した場合に、前記警告が前記インジケータによって生成されるようにすることを控える、ことと行わせる、請求項2に記載の障壁警報デバイス。
  7. 中央セキュリティパネルであって、
    障壁警報デバイスからの信号を受信するための通信インターフェースと、
    プロセッサ実行可能命令を記憶するメモリと、
    前記通信通信インターフェース及び前記メモリに結合され、前記プロセッサ実行可能命令を処理するためのプロセッサと、を含み、前記プロセッサ実行可能命令は、前記中央セキュリティパネルに、
    建物の障壁を監視する障壁警報デバイスからの第1の警報信号を受信することであって、前記第1の警報信号は、前記障壁が開放されていることを示し、人間が前記障壁に近接して前記監視対象の建物内にいることを示す、ことと、
    前記第1の警報信号を受信することに応答して、前記第1の警報信号を受信したときからの経過時間の監視を開始することと、
    前記プロセッサによって、前記経過時間が所定の時間を超えたと判定することと、
    前記経過時間が前記所定の時間を超えたと判定することに応答して、セキュリティ応答を生成することと、
    前記通信インターフェースを介して受信機に前記セキュリティ応答を提供することと、を行わせる、中央セキュリティパネル。
  8. 前記プロセッサ実行可能命令は、命令をさらに含み、前記命令は、前記障壁警報デバイスに、
    前記障壁警報デバイスから第2の警報信号を受信することであって、前記第2の警報信号は、前記障壁が開放されていることを示し、人間が前記障壁に近接して前記監視対象の建物内にいることを示す、ことと、
    前記第2の警報信号の受信に応答して、前記通信インターフェースを介して前記受信機に前記セキュリティ応答を提供することと、を行わせる、請求項7に記載の中央セキュリティパネル。
  9. 前記時限警報信号が受信されたときに前記人間に警告を提供するために前記プロセッサに結合されたインジケータと、
    ユーザ入力を受信するために前記プロセッサに結合されたユーザインターフェースと、をさらに含み、
    前記プロセッサ実行可能命令は、命令をさらに含み、前記命令は、前記中央セキュリティパネルに、
    前記インジケータを介した前記プロセッサによって、前記時限警報信号が受信されたときに前記警告が前記インジケータによって生成されるようにすることと、
    前記ユーザインターフェースを介した前記プロセッサによって、前記所定の時間を超える前記経過時間より前に、キャンセル信号を受信することと、
    前記プロセッサによって、前記キャンセル信号が、前記所定の時間を超える前記経過時間より前に受信されたときに、前記受信機に前記セキュリティ応答を提供することを控えることと、を行わせる、請求項7に記載の中央セキュリティパネル。
  10. 前記インジケータは、発光体を含み、前記警告は、前記発光体によって生成される点滅光を含む、請求項9に記載の中央セキュリティパネル。
  11. 前記インジケータは、スピーカを含み、前記警告は、前記スピーカによって生成される音を含む、請求項9に記載の中央セキュリティパネル。
  12. 障壁状態検出デバイスによって実行される方法であって、
    前記障壁状態検出デバイスによる監視対象の障壁が開放されたときを判定することと、
    人間が中央セキュリティパネルによって監視対象の建物内にいるときを判定することと、
    前記障壁が開放されており、人間が前記障壁に近接する前記建物内にいるときに、時限警報信号をローカル受信機に送信することであって、前記時限警報信号は、タイマを開始するためのものである、ことと、を含む、方法。
  13. 前記障壁が開放されたときに、人間が前記障壁に近接して前記建物内にいないことを判定することと、
    セキュリティ応答が開始されるようにするための即時警報信号を前記ローカル受信機に送信することと、をさらに含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記時限警報信号が送信されるときに警告を生成することであって、前記警告は、前記人間がセキュリティ応答をキャンセルする行為を実行しない限り、所定の時間後に前記セキュリティ応答が開始されることを示す、ことをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  15. 前記警告が点滅光を含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記警告は音を含む、請求項14に記載の方法。
  17. 前記時限警報信号が送信されるときに警告を生成することであって、前記警告は、前記人間がセキュリティ応答をキャンセルする行為を実行しない限り、所定の時間後に前記セキュリティ応答が開始されることを示す、ことと、
    前記障壁が開放されたときに、人間が前記障壁に近接する前記建物内にいないと判定したときに、前記警告の生成を控えることと、をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  18. 中央セキュリティパネルによって実行される方法であって、
    建物の障壁を監視する障壁警報デバイスから第1の警報信号を受信することであって、前記第1の警報信号は、障壁が開放されていることを示し、人間が前記障壁に近接する前記建物内にいることを示す、ことと、
    前記第1の警報信号の受信に応答して、カウントダウンタイマを開始することと、
    前記カウントダウンタイマが満了したことを判定することと、
    前記カウントダウンタイマが満了したことの判定に応答して、セキュリティ応答を生成することと、
    通信インターフェースを介して受信機に前記セキュリティ応答を提供することと、を含む、方法。
  19. 前記障壁警報デバイスから第2の警報信号を受信することであって、前記第2の警報信号は、前記障壁が開放されていることを示し、人間が前記障壁に近接して前記監視対象の建物内にいることを示す、ことと、
    前記第2の警報信号の受信に応答して、前記通信インターフェースを介して前記受信機に前記セキュリティ応答を提供することと、をさらに含む、請求項18に記載の方法。
  20. 時限警報信号が受信されるときに前記警告を生成することと、
    前記カウントダウンタイマが満了する前にキャンセル信号を受信することと、
    前記カウントダウンタイマが経過する前に前記キャンセル信号を受信したときに、前記受信機への前記セキュリティ応答の提供を控えることと、をさらに含む、請求項18に記載の方法。
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