JP2022501925A - Mtc rachレポートの拡張 - Google Patents

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Abstract

本明細書では、早期データ送信(EDT)情報及びカバレッジ拡張(CE)情報を基地局へ提供し、この情報を基地局で取得及び使用するためのシステム及び方法を開示する。無線デバイスによって実行される方法の実施形態、及び無線デバイスについての対応する実施形態を開示する。いくつかの実施形態では、ランダムアクセス中に無線状態を報告するための、無線デバイスによって実行される方法は、基地局へメッセージ又はレポートを送信することを含み、当該メッセージ又はレポートは、CE情報、EDT情報、又はCE情報とEDT情報との両方を含む。このようにして、基地局には、ランダムアクセス手順の性能を最適化するために基地局によって使用されうる情報が提供される。基地局によって実行される方法の実施形態及び基地局についての対応する実施形態も開示する。

Description

関連出願
本出願は2018年9月27日に出願された仮特許出願第62/737,570号の利益を主張し、その開示の全体が本明細書により援用される。
本開示は、セルラ通信システムにおけるランダム手順に関するものである。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)では、マシンツーマシン(M2M)及び/又はインターネット・オブ・シングス(IoT)関連のユースケースをカバーする技術を規定することに多くの作業がなされている。3GPPリリース13、14及び15のための最近の作業は、最大で6及び24個の物理リソースブロック(PRB)の低減された帯域幅をサポートする、新たなユーザ装置(UE)カテゴリ(Cat−M1、Cat−M2)でマシンタイプ通信(MTC)をサポートし、新たな無線インタフェースを提供する狭帯域IoT(NB−IoT)UE(及びUEカテゴリCat−NB1及びCat−NB2)をサポートするための、ロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)拡張を含む。
MTC用に3GPPリリース13、14及び15で導入されたLTE拡張は、本明細書では、拡張MTC(eMTC:enhanced MTC)又はMTC用LTE(LTE−M:LTE for MTC)と呼ばれ、(限定はしないが)帯域幅制限UE(Cat−M1)のサポート、及びカバレッジ拡張のためのサポートを含む。これは、NB−IoT(任意のリリースに使用される表記法)から議論を分けるためであるが、サポートされる機能は一般的なレベルで同様である。
eMTC及びNB−IoTの両方について、「セルラIoT(CIoT)発展型パケットシステム(EPS)ユーザプレーン(UP)最適化」及び「CIoT EPS制御プレーン(CP)最適化」シグナリングの削減も、リリース13に導入された。CIoT EPS UP最適化は、本明細書ではUPソリューションと呼ばれ、UEが以前に保存した無線リソース制御(RRC)コネクション(それ故に、RRCサスペンド/レジュームとしても知られる)を再開することを可能にする。CIoT EPS CP最適化は、本明細書ではCPソリューションと呼ばれ、非アクセス層でのユーザプレーンデータの送信を可能にする(DoNAS:Data Over Non-Access Stratum)。
3GPPリリース15では、新たな作業項目(WI)「LTE(LTE_eMTC4)用の更なる拡張MTC」[WI_eMTC]及び「更なるNB−IoT拡張(NB_IOTenh2)」[WI_NBIOT]が、それぞれeMTC及びNB−IoT拡張をターゲットとしている。これらのWIの両方において、共通の目標は、ランダムアクセス(RA)手順中に可能な限り早期にデータを送信する可能性を導入することを通じて、UE消費電力及びレイテンシを低減することである:
[WI_eMTC]から:
●早期データ送信のサポート[RAN2 lead,RAN1,RAN3]
〇消費電力/レイテンシのゲインを評価し、少なくともRRCサスペンド/レジュームの場合に、RA手順中(物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)の送信後、RRCコネクションセットアップが完了する前)に、個別リソースでのダウンリンク(DL)/アップリンク(UL)データ送信に必要なサポートを規定する。
及び[WI_NBIOT]から:
●消費電力/レイテンシ利得を評価し、狭帯域PRACH(NPRACH)の送信後、RRCコネクションセットアップが完了する前のRA手順中に、個別リソースでのDL/ULデータ送信に必要なサポートを規定する。[RAN2,RAN1,RAN3]
特定の実施形態は、以下の技術的利点のうちの1つ以上を提供しうる。このソリューションの利点は、性能を改善するために、UE報告に基づいて設定を最適化することが可能であることである。例えば、衝突率(collision rate)を低減すると同時に、不必要に無線リソースを浪費すること及びスペクトル効率を低下させことがないように、PRACHパーティションのサイズ、又はMsg1データ送信のための時間‐周波数リソースを調整することが可能である。
本明細書では、早期データ送信(EDT:Early Data Transmission)情報及びカバレッジ拡張(CE:Coverage Enhancement)情報を基地局へ提供し、この情報を基地局で取得及び使用するためのシステム及び方法を開示する。無線デバイスによって実行される方法の実施形態、及び無線デバイスについての対応する実施形態を開示する。いくつかの実施形態では、ランダムアクセス中に無線状態を報告するための、無線デバイスによって実行される方法は、基地局へメッセージ又はレポートを送信することを含み、当該メッセージ又はレポートは、CE情報、EDT情報、又はCE情報とEDT情報との両方を含む。このようにして、基地局には、ランダムアクセス手順の性能を最適化するために(例えば、不必要に無線リソースを浪費すること又はスペクトル効率を低下させることなく衝突率を低減するために、Msg1データ送信用の物理RACH(PRACH)パーティションのサイズ及び/又は時間‐周波数リソースを調整するために)基地局によって使用されうる情報が提供される。
いくつかの実施形態では、本方法は、前記基地局からレポート要求を受信することを更に含み、前記メッセージ又はレポートを送信することは、前記レポート要求に応答して前記メッセージ又はレポートを送信することを含む。いくつかの実施形態では、本方法は、前記レポート要求を受信する前に、前記基地局とのランダムアクセス手順を開始することを更に含む。いくつかの実施形態では、前記ランダムアクセス手順を開始することは、前記レポート要求が受信されるまで、ある数のプリアンブルメッセージを前記基地局へ送信することを含む。いくつかの実施形態では、前記メッセージ又はレポートは、前記基地局へ送信されるプリアンブルメッセージの数を含む。いくつかの実施形態では、前記メッセージ又はレポートを送信することは、閾値回数のランダムアクセス試行の失敗後に、前記メッセージ又はレポートを送信することを含む。
いくつかの実施形態では、前記EDT情報は、前記基地局へ送信されるEDTプリアンブルメッセージの数、他の無線デバイスとのEDT競合が検出されたことのインジケーション、又は、前記基地局へ送信されるEDTプリアンブルメッセージの前記数と他の無線デバイスとのEDT競合が検出されたことの前記インジケーションとの両方を含む。いくつかの実施形態では、前記EDT情報は、EDTメッセージの送信の成功後に前記メッセージ又はレポートに含められる。
いくつかの例では、CE情報は、前記無線デバイスのCEレベルを含む。いくつかの実施形態では、前記CE情報は更に、前記CEレベルで前記基地局へ送信されるプリアンブルメッセージの数、前記CEレベルで他の無線デバイスとの競合が検出されたことのインジケーション、又は、前記CEレベルで前記基地局へ送信されるプリアンブルメッセージの前記数と前記CEレベルで他の無線デバイスとの競合が検出されたことの前記インジケーションとの両方を含む。
いくつかの実施形態では、前記メッセージ又はレポートは、RACHレポート又はPRACHレポートである。
いくつかの実施形態では、前記メッセージ又はレポートは、ランダムアクセス試行が成功する前に試みられたPRACHカバレッジレベルを含む。
いくつかの実施形態では、前記メッセージ又はレポートは、前記基地局へ送信されるPRACHプリアンブル反復の回数、前記無線デバイスが以前にランダムアクセスの試行に失敗したかどうかを示す情報、電力クラス固有情報、電力ヘッドルームレポート、マルチトーン固有情報、狭帯域PRACH(NPRACH)固有情報、又はランダムアクセス手順における無線リソース制御(RRC)アイドルMsg1データ送信に関連する情報、の2つ以上のうちのいずれか1つ又は任意の組み合わせを含む。
いくつかの実施形態では、前記メッセージ又はレポートは、狭帯域インターネット・オブ・シングス(NB−IoT)レポートである。いくつかの実施形態では、前記メッセージ又はレポートは、拡張マシンタイプ通信(eMTC)レポートである。
いくつかの実施形態では、ランダムアクセス中に無線状態を報告するための無線デバイスは、基地局へメッセージ又はレポートを送信するように構成され、前記メッセージ又はレポートは、CE情報、EDT情報、又は前記CE情報と前記EDT情報との両方を含む
基地局によって実行される方法の実施形態、及び基地局についての対応する実施形態も開示する。いくつかの実施形態では、ランダムアクセス中に報告された無線状態に応答してスループットを改善するための、基地局によって実行される方法は、無線デバイスにレポートを要求することを含む。本方法は、前記無線デバイスから前記レポートを受信することを更に含み、前記レポートは、カバレッジ拡張(CE)情報、早期データ送信(EDT)情報、又は前記CE情報と前記EDT情報との両方を含む。
いくつかの実施形態では、本方法は、前記CE情報、前記EDT情報、又は前記CE情報と前記EDT情報との両方に基づいて、通信プロトコルパラメータを調整することを更に含む。いくつかの実施形態では、前記レポートは、EDT通信についての衝突率のインジケーションを含む。いくつかの実施形態では、前記通信プロトコルパラメータを調整することは、前記衝突率に基づいてEDTチャネルパーティションを調整することを含む。いくつかの実施形態では、前記衝突率は、EDT送信試行の失敗回数によって示される。
いくつかの実施形態では、本方法は、前記レポートを要求する前に、前記無線デバイスからランダムアクセスイニシエーションを受信することを更に含む。いくつかの実施形態では、本方法は、前記CE情報、前記EDT情報、又は前記CE情報と前記EDT情報との両方を含めることによって発生したランダムアクセス試行の失敗についての閾値回数を決定することを更に含む。
いくつかの実施形態では、前記メッセージ又はレポートは、RACHレポート又はPRACHレポートである。
いくつかの実施形態では、前記メッセージ又はレポートは、前記基地局へ送信されるPRACHプリアンブル反復の回数、前記無線デバイスが以前にランダムアクセスの試行に失敗したかどうかを示す情報、電力クラス固有情報、電力ヘッドルームレポート、マルチトーン固有情報、狭帯域PRACH(NPRACH)固有情報、又はランダムアクセス手順における無線リソース制御(RRC)アイドルMsg1データ送信に関連する情報、の2つ以上のうちのいずれか1つ又は任意の組み合わせを含む。
いくつかの実施形態では、ランダムアクセス中に報告された無線状態に応答してスループットを改善するための基地局は、無線デバイスにレポートを要求すること、及び前記無線デバイスから前記レポートを受信すること、を行うように構成されており、前記レポートは、CE情報、EDT情報、又は前記CE情報と前記EDT情報との両方を含む。
本明細書に組み込まれ、その一部を形成する添付図面は、本開示のいくつかの態様を示し、説明とともに本開示の原理を説明するのに役立つ。
図1は、ユーザ装置(UE)と発展型ノードB(eNB)との間のランダムアクセス(RA)手順におけるメッセージのフロー図を示す。 図2は、本開示の実施形態が実装されうる無線ネットワークの例を示す。 図3は、本明細書に記載の様々な態様に係るUEの一実施形態を示す。 図4は、いくつかの実施形態によって実装される機能が仮想化されうる仮想化環境を示す概略的なブロック図である。 図5は、本開示の実施形態が実装されうる例示的な通信システムを示す。 図6は、図5のUE、基地局、及びホストコンピュータの実装例を示す。 図7は、一実施形態による、通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。 図8は、一実施形態による、通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。 図9は、一実施形態による、通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。 図10は、一実施形態による、通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。 図11は、特定の実施形態による、RA中に無線状態を報告するための、無線デバイスによって実行される方法を示す。 図12は、特定の実施形態による方法を示す。
以下に記載される実施形態は、当業者が実施形態を実施することを可能にするとともに、実施形態を実施する最良の形態を示すための情報を表す。添付図面に照らして以下の説明を読むと、当業者であれば本開示の概念を理解し、本明細書で特に対処されていないこれらの概念の適用を認識するであろう。これらの概念及び適用は、本開示の範囲内にあることを理解されたい。
以下では、本明細書において検討される実施形態のいくつかについて添付の図面を参照してより十分に説明する。しかしながら、他の実施形態は本明細書に開示された主題の範囲内に含まれており、開示された主題は本明細書に記載の実施形態のみに限定されると解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は主題の範囲を当業者に伝えるために例として提供される。
本明細書では、早期データ送信(EDT:Early Data Transmission)情報及びカバレッジ拡張(CE:Coverage Enhancement)情報を基地局へ提供し、この情報を基地局で取得及び使用するためのシステム及び方法を開示する。いくつかの実施形態では、マシンタイプ通信(MTC:Machine Type Communications)用のランダムアクセスチャネル(RACH:Random Access Channel)レポートを拡張するためのシステム及び方法を提供する。この点に関して、いくつかの実施形態では、ユーザ装置(UE)報告が、早期データ送信(EDT)固有の及びカバレッジ拡張(CE)固有の情報を含むように拡張され、当該情報を、発展型ノードB(eNB:Evolved Node B)等の基地局がランダムアクセス(RA)手順の性能を最適化するために使用できる。例えば、拡張されたレポートを用いて、基地局は、不必要に無線リソースを浪費すること又はスペクトル効率を低下させることなく衝突率を低減するために、Msg1データ送信用の物理RACH(PRACH)パーティションのサイズ及び/又は時間‐周波数リソースを調整できる。
図1は、UE102とeNB104との間のRA手順100におけるメッセージのフロー図を示している。ここで、図1は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)TS36.300に基づく競合ベースのRA手順100を示している。提示するソリューションの説明を容易にするために、RA手順100におけるメッセージは、メッセージ1(Msg1)乃至メッセージ4(Msg4)と一般に呼ばれる。RA手順100は、UE102からeNB104へ送信されるRAプリアンブルを含むMsg1から開始しうる(ステップ110)。eNB104は、RAレスポンスを含むMsg2で応答する(ステップ120)。RA手順100は、UE102からeNB104へ送信される、スケジューリングされた送信を含むMsg3を続ける(ステップ130)。eNB104は、競合解決メッセージを含むMsg4で応答する(ステップ140)。
リリース15においてEDTが導入された。EDTを使用し、かつ、ソリューションにおいて、UE102は、レガシーコネクションセットアップ手順とは異なり、Msg3で始まるデータを送信しうる、及び/又はMsg4で始まるデータを受信しうる。UE102がMsg3でEDTデータを送信しようとする場合、UEは、専用のEDTプリアンブルを選択することになり(PRACHパーティショニング)、システム情報内のEDT設定に従ってトランスポートブロックサイズを使用することが許される。Msg4では、UE102をRRC_CONNECTEDモード又はRRC_IDLEモードに移行させるのはeNB104次第である。
リリース16では、3GPPは、狭帯域インターネット・オブ・シングス(NB−IoT:Narrowband Internet of Things)及びMTC用ロング・ターム・エボリューション(LTE−M:Long Term Evolution (LTE) for MTC)に関する作業を続けている。リリース16の目的の1つは、最初のアップリンクメッセージ(Msg1)に無線リソース制御(RRC)アイドルデータ送信を導入することによってレイテンシを更に短縮することをターゲットとしている。これは、リリース15のEDT機能の自然進化として見ることができる。
現在、特定の課題が存在する。EDT、Msg1データ送信、及びCEは、幅広い範囲で設定変更可能なMTC固有の機能である。しかし、eNB104は、設定に基づいている情報を全く有さないか、又はほとんど有さず、それ故に、実際には性能を最適化することは非常に困難である。
本開示及びそれらの実施形態のある態様は、これら又は他の課題に対するソリューションを提供しうる。この点について、UE報告は、(リリース15及びリリース16拡張の両方をカバーする)EDT固有の情報と、RA性能を最適化するためにeNB104が使用しうるCE固有の情報とを含むように拡張される。
RA手順100は、全体として、eNB104によって設定された通信プロトコルパラメータに従って実行される。eNB104は、レポート要求に応答してUE102から受信される1つ以上のRACHレポートを部分的に、これらのパラメータのベースとする。例示的な実施形態では、RACHレポートは、UE102からのEDT固有情報及びCE固有情報も含むように拡張される。
リリース13のCE機能及びリリース15のEDT機能の両方は、プリアンブルパーティショニングを使用する(両方とも、NB−IoT及びLTE−Mに適用可能である)。リリース13のCEでは、UE102は、参照信号受信電力(RSRP:Reference Signal Received Power)測定によって、その現在のカバレッジレベル(本明細書では「CEレベル」とも呼ばれる)を決定し、システム情報でシグナリングされる測定閾値に従って(N)PRACHリソースを選択する。なお、「(N)PRACH」という用語は、本明細書ではPRACH又は狭帯域PRACH(NPRACH)を示すために使用されている。eNB104は、それに応じて(N)PRACHリソースに、プリアンブル送信及びフルRA手順100が成功することを保証するための反復回数を設定する。リリース15のEDTでは、UE102がEDTを使用する意図を有しており、そのMsg3ペイロードが、システム情報でシグナリングされるEDTトランスポートブロックサイズに適合する場合、UE102は、EDT(N)PRACHパーティションからプリアンブルを選択する。以前の(N)PRACH試行が失敗した場合、UE102は、その電力を増加させ、プリアンブルを再び送信しようと試みる。同じカバレッジレベルで何回かの試行が失敗した後、UE102は、(例えば、追加の反復を用いて)異なるカバレッジレベルまで上昇させ、そのカバレッジレベルにおける(N)PRACHリソースを使用して、システムへのアクセスを試みる。
上記の両方の場合において、UE102は、いくつかの問題(例えば、試行の成功前の
何回かの衝突及び試行の失敗)を経験しうる。本開示の一実施形態では、EDT固有情報及び/又はCE固有情報が、UE102からeNB104へのRACHレポートに追加される。これから、eNB104は、例えば、特定のCEレベルにおいて高い衝突率があると結論付け、その(N)PRACHパーティションのサイズを増加させることで性能を改善させうる。あるいは、eNB104は、特定のカバレッジレベルの(N)PRACHパーティションによって使用される反復回数を、より多くのUE102を収容するように更に最適化することができると結論付けられ、これは一部のUE102はカバレッジレベルを上昇させる必要がない場合があるためである。
EDTの主な目的は、小さいデータペイロードを送信するためのシグナリングを減少させることであるため、EDT(N)PRACHリソース上の高い衝突率は、EDTがない場合よりも劣悪な性能をもたらす可能性があるため、破壊的でありうる。したがって、本明細書で提案されるソリューションは、実際に有用になるようにEDTを設定するのに特に有益である。
LTE−M用に3GPP 36.331においてこれがどのように実装されうるかについてのAbstract Syntax Notation One(ASN.1)の例を以下に示す。NB−IoTについての実装も同様でありうる。なお、NB−IoTの場合、UE102情報手順は現在サポートされておらず(即ち、UEInformationRequest及びUEInformationResponse)、導入される必要があろう。
ASN.1の例に関して、UEInformationResponseメッセージは、(例えば、RACHレポート要求において)Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network(E−UTRAN)によって要求された情報を転送するために、UE102によって使用される。シグナリング無線ベアラは、(ログ記録された測定情報が含まれる場合)SRB1又はSRB2として示される。無線リンク制御(RLC)‐サービスアクセスポイント(SAP)が、確認応答モード(AM:Acknowledged Mode)で設定される。論理チャネルは、個別制御チャネル(DCCH)である。UEInformationResponseの方向は、UE102からE−UTRAN(例えば、eNB104)である。ASN.1の例は以下のとおりである:
Figure 2022501925
Figure 2022501925
Figure 2022501925
このように、上記の実施形態では、UE102(例えば、無線デバイス)は、CE情報、EDT情報、又はCE情報とEDT情報との両方を含むRACHレポートを、eNB104(例えば、基地局)へ送信する。代替の実施形態では、当該情報は、任意の他のメッセージ又はUEレポートに含まれうる。
代替の実施形態では、UE102は、当該情報を、ある回数の(N)PRACH試行の失敗後(例えば、閾値回数のRA試行の失敗後)にのみ送信する。また、報告に使用されるビット数を低減するために、所与の範囲を示すようにnumberOfPreamblesSentが量子化されてもよい。
代替の実施形態では、アップリンク到着時間差(UTDOA:Uplink Time Difference of Arrival)測位に(N)PRACHを使用するための測位固有情報が、RACHレポート又は他のUE報告に含められうる。
代替の実施形態では、UE102は、試行の成功前に他の(N)PRACHカバレッジレベルを試みたかどうかを知らせうる。NB−IoTのリリース14では、非アンカーキャリア上でもNPRACH設定及びRAのためのサポートが追加される。上記の更に別の実施形態では、キャリア固有情報が、RACHレポート又は他のUE報告に追加されうる。例えば、UE102は、RA試行が失敗したキャリアをレポートで示しうる。
リリース13では、UE102は、20dBm又は23dBmの出力電力のいずれかに対応する電力クラスとされうる。リリース14では、NB−IoT用の14dBmの電力クラスのためのサポートが追加される。リリース15では、LTE−M用の14dBmの電力クラスのためのサポートが追加される。上記の更に別の実施形態では、電力クラス固有情報が、RACHレポート又は他のUEレポートに追加されうる。
代替の実施形態では、UE102は、UEの電力ヘッドルームレポート(PHR)(即ち、UEの最大電力と、(N)PRACHプリアンブルを送信するために使用される実際の電力との差分)をレポートに含めうる。
リリース13のNB−IoTでは、Msg3のマルチトーン送信のサポートもNPRACHパーティショニングによって示される。上記の更に別の実施形態では、マルチトーン固有情報が、RACHレポート又は他のUEレポートに追加されうる。
リリース15のNB−IoTでは、信頼性及びレンジ拡張のための新たなNPRACH(最大120kmセル半径までレンジを拡張し、かつ、セル間干渉をより良く抑制する新たなシーケンス)が導入される。上記の更に別の実施形態では、リリース15のNPRACH固有情報が、RACHレポート又は他のUEレポートに追加されうる。
更に別の実施形態では、リリース16のRRCアイドルMsg1データ送信に関連する情報が、ネットワークへのUE報告に含められる。報告すべきパラメータには、Msg1送信における使用されるタイミングアドバンス(TA)値、(N)PUSCH送信のためのCE及び電力レベル(ここで、本明細書において「(N)PUSCH」は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)又は狭帯域PUSCH(NPUSCH)を示すために使用される)、使用されるトランスポートブロックサイズ(TBS)、及びMsg1ブロック誤り率(BLER)が含まれるが、これらに限定されない。これは、予め設定されたリソースにおけるアップリンク効率及び送信の改善に関する作業項目目標に関連するであろう。この場合、レポートは、(N)PRACHではなく、これらの予め設定されたリソースの設定を最適化するためにeNB104によって使用されうることに留意されたい。
本明細書で説明される主題は任意の好適なコンポーネントを使用して任意の適切な種類のシステムで実装されうるが、本明細書で開示される実施形態は、図2に示される例示的な無線ネットワーク等の無線ネットワークに関連して説明される。簡単化のため、図2の無線ネットワークは、ネットワーク206、ネットワークノード260及び260B、並びに無線デバイス(WD)210、210B及び210Cのみを示す。実際には、無線ネットワークは、無線デバイス間の通信、又は無線デバイスと他の通信デバイス(例えば、固定電話、サービスプロバイダ、又は他の任意のネットワークノード又はエンドデバイス)との間の通信をサポートするのに適した任意の追加要素を更に含みうる。図示されたコンポーネントのうち、ネットワークノード260及びWD210が、更なる詳細とともに示されている。無線ネットワークは、無線デバイスによって提供されるサービス又は無線デバイスを介して提供されるサービスへの無線デバイスのアクセス及び/又は当該サービスの使用を容易にするために、通信及び他のタイプのサービスを1つ以上の無線デバイスに提供しうる。
無線ネットワークは、任意のタイプの通信、遠隔通信、データ、セルラ、及び/又は無線ネットワーク又は他の同様のタイプのシステムを備えうる、及び/又はそれらとのインタフェースを行いうる。いくつかの実施形態では、無線ネットワークは、特定の規格又は他のタイプの予め定められた規則又は手順に従って動作するように構成されうる。このため、無線ネットワークの特定の実施形態は、Global System for Mobile Communications(GSM)、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)、LTE、及び/又は他の適切な第2世代、第3世代、第4世代若しくは第5世代(2G、3G、4G又は5G)規格等の通信規格と、IEEE802.11規格等の無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格と、Worldwide Interoperability for Microwave Access(WiMax)、Bluetooth、Z‐Wave及び/又はZigBee規格等の、任意の他の適切な無線通信規格と、の少なくとも1つを実装しうる。
ネットワーク206は、1つ以上のバックホールネットワーク、コアネットワーク、インターネットプロトコル(IP)ネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、WLAN、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、及びデバイス間の通信を可能にする他のネットワーク、を含みうる。
ネットワークノード260及びWD210は、以下でより詳細に説明する様々なコンポーネントを備える。これらのコンポーネントは、無線ネットワークで無線コネクションを提供する等の、ネットワークノード及び/又は無線デバイスの機能を提供するために連携する。種々の実施形態において、無線ネットワークは、任意の数の有線又は無線ネットワークと、ネットワークノードと、基地局と、コントローラと、無線デバイスと、中継局と、有線又は無線コネクションを介するかどうかによらずデータ及び/又は信号の通信を容易にしうる又は当該通信に参加しうる任意の他のコンポーネント又はシステムとのうちの少なくとも1つを備えうる。
本明細書で使用されるように、ネットワークノードは、無線デバイスへの無線アクセスを可能にする及び/又は提供するため、及び/又は、無線ネットワーク内の他の機能(例えば、管理)を実行するために、無線デバイスと直接又は間接の通信、及び/又は無線ネットワーク内の他のネットワークノード又は装置との通信を、行うことができる装置、行うように構成された装置、及び/又は行うように動作可能な装置を指す。ネットワークノードの例には、アクセスポイント(AP)(例えば、無線AP)、基地局(例えば、無線基地局、ノードB、eNB(例えば、図1のeNB104)、及びNew Radio(NR)ノードB(gNB))が含まれるが、これらに限定されない。基地局は、それらが提供するカバレッジの量(又は別の言い方をすれば、それらの送信電力レベル)に基づいて分類される場合があり、その場合、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、又はマクロ基地局とも称されうる。基地局は、リレーを制御するリレーノード又はリレードナーノードであってもよい。ネットワークノードは更に、集中型デジタルユニット及び/又はリモート無線ユニット(RRU)(リモート無線ヘッド(RRH)と称される場合がある)等の、分散型無線基地局の1つ以上の(又は全ての)部分を含みうる。このようなRRUは、アンテナ一体型無線機としてアンテナと一体化される場合とされない場合がある。分散型無線基地局の一部は、分散アンテナシステム(DAS)におけるノードとも称されることがある。ネットワークノードの更に別の例には、MSR基地局等のマルチスタンダード無線(MSR)機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)又は基地局コントローラ(BSC)等のネットワークコントローラ、基地トランシーバ局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト調整エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(例えば、モバイルスイッチングセンタ(MSC)、モビリティ管理エンティティ(MME))、オペレーション及びメンテナンス(O&M)ノード、オペレーションサポートシステム(OSS)ノード、自己組織化ネットワーク(SON)ノード、測位ノード(例えば、進化型サービングモバイルロケーションセンタ(E−SMLC))、及び/又はドライブテストの最小化(MDT)が含まれる。別の例として、ネットワークノードは、以下においてより詳細に説明されるように、仮想ネットワークノードであってもよい。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線ネットワークへのアクセスを有する無線デバイスを実現及び/又は提供するように、又は、無線ネットワークにアクセスした無線デバイスに何らかのサービスを提供するように、能力を有する、構成された、配置された、及び/又は動作可能な、任意の適切なデバイス(又はデバイス群)を表しうる。
図2では、ネットワークノード260は、処理回路270、デバイス読取可能媒体280、インタフェース290、補助装置284、電源286、電力回路287、及びアンテナ262を備える。図2の例示的な無線ネットワークに示されたネットワークノード260は、ハードウェアコンポーネントの図示された組み合わせを含むデバイスを表しうるが、他の実施形態は、異なるコンポーネントの組み合わせを有するネットワークノードを含みうる。ネットワークノードは、本明細書で開示されるタスク、特徴、機能、及び方法を実行するために必要とされるハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の適切な組み合わせを備えることを理解されたい。更に、ネットワークノード260のコンポーネントは、より大きなボックス内に配置された単一のボックスとして示されているか、又は複数のボックス内にネストされているが、実際には、ネットワークノードは、単一の図示されたコンポーネントを構成する複数の異なる物理的なコンポーネントを備えうる(例えば、デバイス読取可能媒体280は、複数の別個のハードドライブと複数のランダムアクセスメモリ(RAM)モジュールを備えうる)。
同様に、ネットワークノード260は、複数の物理的に別個のコンポーネント(例えば、ノードBコンポーネント及びRNCコンポーネント、又はBTSコンポーネント及びBSCコンポーネント等)で構成されてもよく、それらはそれぞれ、独自のそれぞれのコンポーネントを有してもよい。ネットワークノード260が複数の別個のコンポーネント(例えば、BTS及びBSCコンポーネント)を備える特定のシナリオでは、別個のコンポーネントのうちの1つ以上がいくつかのネットワークノード間で共有されうる。例えば、単一のRNCが複数のノードBを制御してもよい。このようなシナリオでは、固有のノードBとRNCとの各ペアが、単一の個別のネットワークノードと見なされる場合がある。いくつかの実施形態では、ネットワークノード260は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように構成されうる。そのような実施形態では、いくつかのコンポーネントが重複していてもよく(例えば、異なるRATのための別個のデバイス読取可能媒体280)、いくつかのコンポーネントは再使用されてもよい(例えば、同じアンテナ262が複数のRATによって共有されてもよい)。また、ネットワークノード260は、例えば、GSM、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標))、LTE、NR、WiFi又はBluetooth無線技術のような、ネットワークノード260に統合される異なる複数の無線技術のための様々な例示されたコンポーネントの複数のセットを含みうる。これらの無線技術は、ネットワークノード260内の同一の又は異なるチップ又はチップセット及び他のコンポーネントに統合されうる。
処理回路270は、ネットワークノードによって提供されるものとして本明細書で説明される任意の判定、計算、又は類似の動作(例えば、ある取得動作)を実行するように構成される。処理回路270によって実行されるこれらの動作は、例えば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報又は変換された情報を、ネットワークノードに格納された情報と比較すること、及び/又は取得された情報又は変換された情報に基づいて1つ以上の動作を実行すること、及び上記の処理の結果として判定を行うことによって、処理回路270によって取得された情報を処理することを含みうる。
処理回路270は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央演算処理装置(CPU)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、又は任意の他の適切なコンピューティングデバイス、リソース、又はハードウェア、ソフトウェア及び/又は符号化ロジックの組み合わせ、のうちの1つ以上の組み合わせを備えてよく、これらは、単独で提供、又はデバイス読取可能媒体280、ネットワークノード260の機能等の、他のネットワークノード260コンポーネントと併用して提供するように動作可能である。例えば、処理回路270は、デバイス読取可能媒体280又は処理回路270内のメモリに格納された命令を実行しうる。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線フィーチャ、機能、又は利益のいずれかを提供することを含みうる。一部の実施形態において、処理回路270は、システムオンチップ(SOC)上のシステムを含みうる。
いくつかの実施形態では、処理回路270は、無線周波数(RF)トランシーバ回路272及びベースバンド処理回路274のうちの1つ以上を含みうる。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路272及びベースバンド処理回路274は、別個のチップ(又はチップセット)、ボード、又は無線ユニット及びデジタルユニット等のユニット上にあってもよい。代替の実施形態では、RFトランシーバ回路272及びベースバンド処理回路274の一部又は全部が、同じチップ又はチップのセット、ボード、又はユニット上にあってもよい。
特定の実施形態では、ネットワークノード、基地局、eNB、又はその他のネットワークデバイスによって提供されるものとして説明される機能の一部又は全部は、デバイス読取可能媒体280上に格納されている又は処理回路270内のメモリに格納されている命令が処理回路270によって実行されることによって実行されうる。代替の実施形態では、当該機能の一部又は全部は、ハードワイヤード方式等で、別個の又は個別のデバイス読取可能媒体上に格納された命令を実行することなく、処理回路270によって提供されうる。これらの実施形態のいずれにおいても、デバイス読取可能記憶媒体上に格納された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路270は、説明される機能を実行するように構成されうる。そのような機能によって提供される利点は、処理回路270のみ、又はネットワークノード260の他のコンポーネントに限定されず、ネットワークノード260全体によって、及び/又はエンドユーザ及び無線ネットワーク全体によって享受される。
デバイス読取可能媒体280は、限定されることなく、永続的ストレージ、ソリッドステートメモリ、リモートマウントメモリ、磁気媒体、光学媒体、RAM、読み出し専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(例えば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(例えば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)又はデジタル多用途ディスク(DVD))、及び/又は処理回路270によって使用されうる情報、データ及び/又は命令を格納するその他の揮発性又は不揮発性、非一時的なデバイス読取可能及び/又はコンピュータ実行可能メモリデバイスを含む、任意の形態の揮発性又は不揮発性コンピュータ読取可能メモリを含みうる。デバイス読取可能媒体280は、処理回路270によって実行され、ネットワークノード260によって利用されることが可能な、コンピュータプログラムと、ソフトウェアと、ロジック、ルール、コード、テーブル等のうちの1つ以上を含むアプリケーションと、他の命令との少なくとも1つを含む、任意の適切な命令、データ、又は情報を格納しうる。デバイス可読媒体280は、処理回路270によって行われた任意の演算値、及び/又はインタフェース290を介して受信された任意のデータを格納するために使用されうる。いくつかの実施形態では、処理回路270及びデバイス読取可能媒体280が一体化されていると見なされる場合がある。
インタフェース290は、ネットワークノード260、ネットワーク206、及び/又はWD210間のシグナリング及び/又はデータの有線又は無線通信に使用される。図示されるように、インタフェース290は、例えば有線コネクションを介してネットワーク206との間でデータを送受信するための(複数の)ポート/端子294を備える。インタフェース290は更に、アンテナ262に結合されうるか又は特定の実施形態ではその一部でありうる無線フロントエンド回路292を含む。無線フロントエンド回路292は、フィルタ298及び増幅器296を備える。無線フロントエンド回路292は、アンテナ262及び処理回路270に接続されてもよい。無線フロントエンド回路292は、アンテナ262と処理回路270との間で通信される信号を調整するように構成されうる。無線フロントエンド回路292は、無線コネクションを介して他のネットワークノード又はWDに送出されるデジタルデータを受信しうる。無線フロントエンド回路292は、フィルタ298及び/又は増幅器296の組み合わせを用いて、デジタルデータを、適切なチャネル及び帯域幅パラメータを有する無線信号に変換しうる。その後、無線信号は、アンテナ262を介して送信されうる同様に、データを受信する場合、アンテナ262は、無線信号を収集し、当該無線信号は無線フロントエンド回路292によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路270に渡われる。他の実施形態では、インタフェース290は、異なるコンポーネント及び/又はコンポーネントの異なる組み合わせを含みうる。
特定の代替実施形態では、ネットワークノード260は別個の無線フロントエンド回路292を含んでいなくてもよく、その代わりに、処理回路270が、無線フロントエンド回路を含み、別個の無線フロントエンド回路292を伴わずにアンテナ262に接続されてもよい。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路272の全て又はいくつかは、インタフェース290の一部とみなされうる。更に他の実施形態では、インタフェース290は、無線ユニット(図示せず)の一部として、(複数の)ポート/(複数の)端子294、無線フロントエンド回路292、及びRFトランシーバ回路272を含みうるとともに、インタフェース290は、デジタルユニット(図示せず)の一部であるベースバンド処理回路274と通信しうる。
アンテナ262は、無線信号を送信及び/又は受信するように構成された1つ以上のアンテナ又はアンテナアレイを含みうる。アンテナ262は、無線フロントエンド回路292に結合されうるとともに、データ及び/又は信号を無線で送受信することが可能な任意のタイプのアンテナでありうる。いくつかの実施形態では、アンテナ262は、例えば2ギガヘルツ(GHz)と66GHzとの間で無線信号を送受信するように動作可能な、1つ以上の無指向性アンテナ、セクタアンテナ又はパネルアンテナを含んでもよい。無指向性アンテナは、任意の方向において無線信号を送受信するために使用されうる。セクタアンテナは、特定の領域内のデバイスからの無線信号を送受信するために使用されうる。パネルアンテナは、比較的直線状に無線信号を送受信するために使用される見通し内アンテナでありうる。いくつかの例では、2つ以上のアンテナの使用は他入力多出力(MIMO)と称されうる。いくつかの実施形態では、アンテナ262は、ネットワークノード260とは別個であってもよく、インタフェース又はポートを介してネットワークノード260に接続可能であってもよい。
アンテナ262、インタフェース290、及び/又は処理回路270は、ネットワークノードによって実行されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作及び/又は特定の取得動作を実行するように構成されうる。任意の情報、データ及び/又は信号は、WD、別のネットワークノード、及び/又は任意の他のネットワーク機器から受信されうる。同様に、アンテナ262、インタフェース290、及び/又は処理回路270は、ネットワークノードによって実行されるものとして本明細書で説明される任意の送信動作を実行するように構成されうる。任意の情報、データ及び/又は信号は、WD、別のネットワークノード、及び/又は任意の他のネットワーク機器へ送信されうる。
電力回路287は、電力管理回路を含みうるか又は電力管理回路に結合されうるとともに、本明細書に記載の機能を実行するための電力をネットワークノード260のコンポーネントに供給するように構成される。電力回路287は、電源286から電力を受信しうる。電源286及び/又は電力回路287は、それぞれのコンポーネントに適した形式で(例えば、各コンポーネントに必要な電圧及び電流レベルで)ネットワークノード260の様々なコンポーネントに電力を供給するように構成されうる。電源286は、電力回路287及び/又はネットワークノード260に含まれてもよいし、又はその外部に設けられてもよい。例えば、ネットワークノード260は、電気ケーブル等の入力回路又はインタフェースを介して、外部電源(例えば、電気コンセント)に接続可能であってもよく、それにより外部電源が電力回路287に電力を供給する。更なる例として、電源286は、電力回路287に接続又は統合される、バッテリ又はバッテリパックの形態の電源を含みうる。外部電源に障害が発生した場合、バッテリがバックアップ電力を供給しうる。光起電デバイスのような他のタイプの電源も使用されうる。
ネットワークノード260の代替的な実施形態は、本明細書に記載の機能のいずれか、及び/又は本明細書に記載の主題をサポートするために必要な任意の機能を含む、ネットワークノードの機能のある態様を提供することに関与しうる、図2に示されるもの以外の追加のコンポーネントを含みうる。例えば、ネットワークノード260は、ネットワークノード260への情報の入力を可能にし、かつ、ネットワークノード260からの情報の出力を可能にするユーザインタフェース機器を含みうる。これにより、ユーザは、ネットワークノード260の診断、保守、修理、及び他の管理機能を行いうる。
本明細書で使用されるように、WDは、ネットワークノード及び/又は他のWDと無線で通信するように、能力を有する、構成された、配置された及び/又は動作可能なデバイスを指す。特に断りの無い限り、WDとの用語は、本明細書ではUE(例えば、図1のUE102)と互換的に使用されうる。無線通信は、電磁波、電波、赤外線、及び/又は空気を介して情報を伝達するのに適した他のタイプの信号を使用して、無線信号を送信及び/又は受信することを伴いうる。いくつかの実施形態では、WDは、直接的なヒューマンインタラクションを伴わずに情報を送信及び/又は受信するように構成されうる。例えば、WDは、所定のスケジュールで、内部又は外部のイベントによってトリガされたとき、又はネットワークからの要求に応答して、ネットワークに情報を送信するように設計されてもよい。WDの例には、スマートフォン、携帯電話、Voice over IP(VoIP)電話、無線ローカルループ電話、デスクトップコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、無線カメラ、ゲーム機又はデバイス、音楽ストレージ、再生装置、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップ、Laptop Embedded Equipment(LEE)、Laptop Mounted Equipment(LME)、スマートデバイス、無線カスタマー構内設備(CPE:customer-premise equipment)、車載無線端末デバイス等が含まれるが、これらに限定されない。WDは、例えば、サイドリンク通信、Vehicle-to-Vehicle(V2V)、Vehicle-to-Infrastructure(V2I)、Vehicle-to-Everything(V2X)のための3GPP標準規格を実装することによって、Device-to-Device(D2D)通信をサポートすることがあり、この場合、D2D通信デバイスと称されることがある。更に別の具体例として、Internet of Things(IoT)シナリオでは、WDは、モニタリング及び/又は測定を実行し、そのようなモニタリング及び/又は測定の結果を別のWD及び/又はネットワークノードに送信するマシン又は他のデバイスを表しうる。この場合、WDは、3GPPコンテキストではMTCデバイスと称されうるMachine-to-Machine(M2M)デバイスでありうる。1つの具体例として、WDは、3GPPのNB−IoT標準規格を実装するUEでありうる。そのようなマシン又はデバイスの具体例は、センサ、電力メータ等の計量デバイス、産業機械、家庭用若しくは個人用機器(例えば、冷蔵庫、テレビ等)、又は個人用ウェアラブル(例えば、時計、フィットネストラッカー等)である。他のシナリオでは、WDは、その動作状態、又はその動作に関連する他の機能をモニタリング及び/又は報告することができる車両又は他の機器を表しうる。上述のようなWDは、無線コネクションのエンドポイントを表してもよく、その場合、デバイスは無線端末と称されうる。更に、上述のようなWDは、モバイルであってもよく、その場合、モバイルデバイス又はモバイル端末とも称されうる。
図2に図示されるように、WD210は、アンテナ211、インタフェース214、処理回路220、デバイス読取可能媒体230、ユーザインタフェース機器232、補助装置234、電源236、及び電力回路237を備える。WD210は、例えば、例を挙げるだけでも、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAX、又はBluetooth無線技術等の、WD210によってサポートされる異なる無線技術のために、図示されているコンポーネントのうちの1つ以上から成る複数のセットを含みうる。これらの無線技術は、WD210内の他のコンポーネントと同一の又は異なるチップ又はチップセットに統合されうる。
アンテナ211は、無線信号を送信及び/又は受信するように構成された1つ以上のアンテナ又はアンテナアレイを含みうるとともに、インタフェース214に接続される。特定の代替の実施形態では、アンテナ211は、WD210とは別個であってもよく、インタフェース又はポートを介してWD210に接続可能であってもよい。アンテナ211、インタフェース214、及び/又は処理回路220は、WDによって実行されるものとして本明細書で説明される任意の送信動作を実行するように構成されうる。任意の情報、データ、及び/又は信号は、ネットワークノード及び/又は別のWDから受信されうる。いくつかの実施形態では、無線フロントエンド回路及び/又はアンテナ211は、インタフェースとみなされうる。
図示されるように、インタフェース214は、無線フロントエンド回路212及びアンテナ211を備える。無線フロントエンド回路212は、1つ以上のフィルタ218及び増幅器216を備える。無線フロントエンド回路212は、アンテナ211及び処理回路220に接続され、アンテナ211と処理回路220との間で通信される信号を調整するように構成される。無線フロントエンド回路212は、アンテナ211に結合されてもよいし、又はその一部であってもよい。いくつかの実施形態では、WD210は別個の無線フロントエンド回路212を含まなくてもよく、むしろ、処理回路220が無線フロントエンド回路を含み、アンテナ211に接続されてもよい。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路222のいくつか又は全ては、インタフェース214の一部とみなされうる。無線フロントエンド回路212は、無線コネクションを介して他のネットワークノード又はWDに送出されるデジタルデータを受信しうる。無線フロントエンド回路212は、フィルタ218及び/又は増幅器216の組み合わせを用いて、デジタルデータを、適切なチャネル及び帯域幅パラメータを有する無線信号に変換しうる。その後、無線信号は、アンテナ211を介して送信されうる同様に、データを受信する場合、アンテナ211は、無線信号を収集し、当該無線信号は無線フロントエンド回路212によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路220に渡われる。他の実施形態では、インタフェース214は、異なるコンポーネント及び/又はコンポーネントの異なる組み合わせを含みうる。
処理回路220は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、CPU、DSP、ASIC、FPGA、又は任意の他の適切なコンピューティングデバイス、リソース、又はハードウェア、ソフトウェア及び/又は符号化ロジックの組み合わせ、のうちの1つ以上の組み合わせを備えてよく、これらは、単独で提供、又はデバイス読取可能媒体230、WD210の機能等の、他のWD210のコンポーネントと併用して提供するように動作可能である。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線フィーチャ、又は利益のいずれかを提供することを含みうる。例えば、処理回路220は、本明細書で開示される機能を提供するために、デバイス読取可能媒体230又は処理回路220内のメモリに格納された命令を実行しうる。
図示されるように、処理回路220は、RFトランシーバ回路222、ベースバンド処理回路224、及びアプリケーション処理回路226のうちの1つ以上を含む。他の実施形態では、処理回路220は、異なるコンポーネント及び/又はコンポーネントの異なる組み合わせを含みうる。いくつかの実施形態では、WD210の処理回路220はSOCを備えうる。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路222、ベースバンド処理回路224、及びアプリケーション処理回路226は、別個のチップ又はチップセット上にあってもよい。代替の実施形態では、ベースバンド処理回路224及びアプリケーション処理回路226の一部又は全部は、1つのチップ又はチップセットに結合されてもよく、RFトランシーバ回路222は別個のチップ又はチップセット上にあってもよい。更に代替の実施形態では、RFトランシーバ回路222及びベースバンド処理回路224の一部又は全部は、同一のチップ又はチップセット上にあってもよく、アプリケーション処理回路226は、別個のチップ又はチップセット上にあってもよい。更に他の代替の実施形態では、RFトランシーバ回路222、ベースバンド処理回路224、及びアプリケーション処理回路226の一部又は全部は、同一のチップ又はチップセットにおいて結合されてもよい。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路222は、インタフェース214の一部であってもよい。RFトランシーバ回路222は、処理回路220のためにRF信号を調整しうる。
ある実施形態では、WDによって実行されるものとして本明細書に記載の機能の一部又は全部は、ある実施形態ではコンピュータ読取可能記憶媒体でありうるデバイス読取可能媒体230上に格納された命令を実行する処理回路220によって提供されうる。代替の実施形態では、当該機能の一部又は全部は、ハードワイヤード方式等で、別個の又は個別のデバイス読取可能記憶媒体上に格納された命令を実行することなく、処理回路220によって提供されうる。これらの特定の実施形態のいずれにおいても、デバイス読取可能記憶媒体上に格納された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路220は、説明される機能を実行するように構成されうる。そのような機能によって提供される利点は、処理回路220のみ、又はWD210の他のコンポーネントに限定されず、WD210全体によって、及び/又はエンドユーザ及び無線ネットワーク全体によって享受される。
処理回路220は、WDによって実行されるものとして本明細書に記載の任意の判定、計算、又は類似の動作(例えば、ある取得動作)を実行するように構成されうる。処理回路220によって実行されるようなこれらの動作は、例えば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報又は変換された情報を、WD210により格納された情報と比較すること、及び/又は取得された情報又は変換された情報に基づいて1つ以上の動作を実行すること、及び上記の処理の結果として判定を行うことによって、処理回路220によって取得された情報を処理することを含みうる。
デバイス読取可能媒体230は、処理回路220によって実行されることが可能な、コンピュータプログラムと、ソフトウェアと、ロジック、ルール、コード、テーブル等のうちの1つ以上を含むアプリケーションと、他の命令とのうちの少なくとも1つを格納するように動作可能でありうる。デバイス読取可能媒体230は、コンピュータメモリ(例えば、RAM又はROM)、大容量記憶媒体(例えば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(例えば、CD又はDVD)、及び/又は処理回路220によって使用されうる情報、データ及び/又は命令を格納する任意の他の揮発性又は不揮発性、非一時的なデバイス読取可能及び/又はコンピュータ実行可能メモリデバイスを含みうる。いくつかの実施形態では、処理回路220及びデバイス読取可能媒体230が一体化されていると見なされる場合がある。
ユーザインタフェース機器232は、人間のユーザがWD210とインタラクションすることを可能にするコンポーネントを提供しうる。このようなインタラクションは、視覚的、聴覚的、触覚的等の多くの形態でありうる。ユーザインタフェース機器232は、ユーザへの出力を生成するように、及びユーザがWD210に入力を提供することを可能にするように動作可能でありうる。インタラクションのタイプは、WD210に組み込まれたユーザインタフェース機器232のタイプに応じて変わりうる。例えば、WD210がスマートフォンである場合、インタラクションはタッチスクリーンを介するものでありうる。WD210がスマートメーターである場合、インタラクションは使用量(例えば、使用されるガロン数)を提供する画面又は(例えば、煙が検知された場合に)音声アラートを提供するスピーカを介するものでありうる。ユーザインタフェース機器232は、入力インタフェース、デバイス及び回路と、出力インタフェース、デバイス及び回路とを含みうる。ユーザインタフェース装置232は、WD210への情報の入力を可能にするように構成され、処理回路220が入力情報を処理することを可能にするように処理回路220に接続される。ユーザインタフェース機器232は、例えば、マイクロフォン、近接センサ若しくは他のセンサ、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つ以上のカメラ、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、又は他の入力回路を含みうる。ユーザインタフェース機器232は更に、WD210からの情報の出力を可能にし、処理回路220がWD210から情報を出力することを可能にするように構成される。ユーザインタフェース機器232は、例えば、スピーカ、ディスプレイ、振動回路、USBポート、ヘッドホンインタフェース、又は他の出力回路を含みうる。ユーザインタフェース機器232の1つ以上の入出力インタフェース、デバイス、及び回路を使用して、WD210は、エンドユーザ及び/又は無線ネットワークと通信しうるとともに、本明細書に記載の機能からの利点をエンドユーザ及び/又は無線ネットワークが享受できるようにしうる。
補助装置234は、一般にWDによって実行されない可能性があるより具体的な機能を提供するように動作可能である。これは、様々な目的のために測定を行うための専用センサ、有線通信等の追加のタイプの通信のためのインタフェースを含みうる。補助装置234のコンポーネントを含むこと及び当該コンポーネントのタイプは、実施形態及び/又はシナリオに応じて変わりうる。
電源236は、いくつかの実施形態では、バッテリ又はバッテリパックの形態でありうる。外部電源(例えば、電気コンセント)、光起電力デバイス、又はパワーセル等の、他のタイプの電源も使用されうる。WD210は更に、電源236からの電力を、電源236からの電力を必要とするWD210の種々の部分に送り、本明細書に記載される又は示される任意の機能を実行するための電力回路237を含みうる。電力回路237は、ある実施形態では電力管理回路を含みうる。電力回路237は、追加的又は代替的には、外部電源から電力を受けるように動作可能であってもよく、その場合、WD210は、入力回路又は電力ケーブル等のインタフェースを介して外部電源(電気コンセント等)に接続可能でありうる。ある実施形態において、電力回路237は更に、外部電源から電源236に電力を送るように動作可能であってもよい。これは、例えば電源236の充電のためでありうる。電力回路237は、電力が供給されるWD210のそれぞれのコンポーネントに適した電力にするために、電源236からの電力に対して任意の調整、変換、又は他の修正を行いうる。
図3は、本明細書に記載の様々な態様に係るUEの一実施形態を示す。本明細書で使用されるように、ユーザ装置又はUEは、必ずしも、関連するデバイスの所有及び/又は操作を行う人間のユーザという意味でユーザを有するとは限らない。代わりに、UEは、人間のユーザへの販売又は人間のユーザによる操作が意図されているが、特定の人間のユーザ(例えば、スマートスプリンクラコントローラ)に関連付けられていなくてもよい、又は最初は関連付けられていなくてもよいデバイスを表しうる。あるいは、UEは、エンドユーザへの販売又はエンドユーザによる操作を意図されていないが、ユーザ(例えば、スマート電力メータ)に関連付けられうるか又は当該ユーザの利益のために操作されうるデバイスを表しうる。UE300は、NB−IoT UE、MTC UE、及び/又は拡張MTC(eMTC)UEを含む、3GPPによって特定される任意のUEでありうる。図3に示されるように、UE300は、3GPPのGSM、UMTS、LTE、及び/又は5G標準規格等の、3GPPによって公表された1つ以上の通信標準規格に従って通信するように設定されたWDの一例である。前述のように、WD及びUEとの用語は交換可能に使用されうる。したがって、図3はUEであるが、本明細書で説明されるコンポーネントはWDに等しく適用可能であり、その逆も同様である。
図3において、UE600は、処理回路301を備え、当該処理回路は、入出力インタフェース305と、RFインタフェース309と、ネットワーク接続インタフェース311と、RAM317、ROM319、及び記憶媒体321等を含むメモリ315と、通信サブシステム331と、電源313と、任意の他のコンポーネントとのうちの少なくとも1つ、又はそれらの任意の組み合わせに、動作可能に結合されている。記憶媒体321は、オペレーティングシステム323、アプリケーションプログラム325、及びデータ327を含む。他の実施形態では、記憶媒体321が他の類似のタイプの情報を含みうる。あるUEは、図3に示されるコンポーネントの全て又は当該コンポーネントのサブセットのみを利用しうる。コンポーネント間の統合のレベルは、1つのUEから別のUEへと変化しうる。更に、あるUEは、複数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ、送信機、受信機等の、コンポーネントの複数のインスタンスを含みうる。
図3において、処理回路301は、コンピュータ命令及びデータを処理するように構成されうる。処理回路301は、1つ以上のハードウェア実装ステートマシン(例えば、ディスクリートロジック、FPGA、ASIC等)、プログラマブルロジックと適切なファームウェア、1つ以上の格納されたプログラム、マイクロプロセッサ又はDSP等の汎用プロセッサ、並びに適切なソフトウェア、又は上記の任意の組み合わせ等の、マシン読取可能コンピュータプログラムとしてメモリに格納されたマシン命令を実行するように動作可能な任意のシーケンシャルステートマシンを実装するように構成されうる。例えば、処理回路301は、2つの中央処理装置(CPU)を含みうる。データは、コンピュータによる使用に適した形態の情報でありうる。
図示された実施形態では、入出力インタフェース305は、入力デバイス、出力装置、又は入出力デバイスに通信インタフェースを提供するように構成されうる。UE300は、入出力インタフェース305を介して出力デバイスを使用するように構成されうる。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインタフェースポートを使用しうる。例えば、UE300への入力及びUE300からの出力を提供するためにUSBポートが使用されうる。出力デバイスは、スピーカ、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、又はそれらの任意の組み合わせでありうる。UE300は、ユーザがUE300に情報を取り込むことができるように、入出力インタフェース305を介して入力デバイスを使用するように構成されうる。入力デバイスは、タッチセンシティブ又はプレゼンスセンシティブディスプレイ、カメラ(例えば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラ等)、マイクロフォン、センサ、マウス、トラックボール、方向パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカード等を含みうる。プレゼンスセンシティブディスプレイは、ユーザからの入力を感知するために、容量性又は抵抗性タッチセンサを含みうる。センサは、例えば、加速度計、ジャイロスコープ、傾斜センサ、力センサ、磁力計、光学センサ、近接センサ、他の同様のセンサ、又はそれらの任意の組み合わせでありうる。例えば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、及び光センサでありうる。
図3において、RFインタフェース309は、送信機、受信機、及びアンテナ等のRFコンポーネントに通信インタフェースを提供するように構成されうる。ネットワーク接続インタフェース311は、ネットワーク343Aへの通信インタフェースを提供するように構成されうる。ネットワーク343Aは、LAN、WAN、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、遠隔通信ネットワーク、他の同様のネットワーク、又はそれらの任意の組み合わせ等の、有線及び/又は無線ネットワークを含みうる。例えば、ネットワーク343Aは、WiFiネットワークを含みうる。ネットワーク接続インタフェース311は、イーサネット、伝送制御プロトコル(TCP)/IP、同期型光ネットワーク(SONET)、非同期転送モード(ATM)等の1つ以上の通信プロトコルに従って、通信ネットワークを介して1つ以上の他のデバイスと通信するために使用される受信機及び送信機インタフェースを含むように構成されうる。ネットワーク接続インタフェース311は、通信ネットワークリンク(例えば、光、電気等)に適した受信機及び送信機の機能を実装しうる。送信機機能及び受信機機能は、回路コンポーネント、ソフトウェア、又はファームウェアを共有していてもよいし、あるいは、別々に実装されていてもよい。
RAM317は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、及びデバイスドライバ等のソフトウェアプログラムの実行中にデータ又はコンピュータ命令の記憶又はキャッシュを提供するために、バス302を介して処理回路301にインタフェースを行うように構成されうる。ROM319は、コンピュータ命令又はデータを処理回路301に提供するように構成されうる。例えば、ROM319は、不揮発性メモリに格納された、キーボードからの基本的な入出力(I/O)、スタートアップ、又はキーストロークの受信のような、基本的なシステム機能のための不変の低レベルシステムコード又はデータを格納するように構成されうる。記憶媒体321は、RAM、ROM、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的EPROM(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、リムーバブルカートリッジ、又はフラッシュドライブ等のメモリを含むように構成されうる。一例では、記憶媒体321は、オペレーティングシステム323、ウェブブラウザアプリケーション、ウィジェット又はガジェットエンジン又は他のアプリケーション等のアプリケーションプログラム325、及びデータ327を含むように構成されうる。記憶媒体321は、UE300による使用のために、様々なオペレーティングシステムのうちのいずれか、又はオペレーティングシステムの組み合わせを格納しうる。
記憶媒体321は、Redundant Array of Independent Disks(RAID)、フロッピーディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度DVD(HD−DVD)光ディスクドライブ、内部ハードディスクドライブ、ブルーレイ光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータストレージ(HDDS)光ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、同期ダイナミックRAM(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、加入者識別モジュール(SIM)又はリムーバブルユーザ識別モジュール(RUIM)等のスマートカードメモリ、他のメモリ、又はそれらの任意の組合せ等の、複数の物理ドライブユニットを含むように構成されうる。記憶媒体321は、データをオフロードする又はデータをアップロードするために、一時的又は非一時的なメモリ媒体に格納されたコンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラム等にUE300がアクセスすることを可能にしうる。通信システムを利用するもの等の製品は、デバイス読取可能媒体を含みうる記憶媒体321において有形に具現化されうる。
図3において、処理回路301は、通信サブシステム331を使用してネットワーク343Bと通信するように構成されうる。ネットワーク343A及びネットワーク343Bは、同じネットワークであってもよいし、異なるネットワークであってもよい。通信サブシステム331は、ネットワーク343Bと通信するために使用される1つ以上のトランシーバを含むように構成されうる。例えば、通信サブシステム331は、IEEE802.3、符号分割多元接続(CDMA)、WCDMA、GSM、LTE、Universal Terrestrial RAN(UTRAN)、WiMax等の、1つ以上の通信プロトコルに従って、無線アクセスネットワーク(RAN)の他のWD、UE、又は基地局等の、無線通信が可能な他のデバイスの1つ以上のリモートトランシーバと通信するために使用される1つ以上のトランシーバを含むように構成されうる。各トランシーバは、RANリンクに適した送信機又は受信機の機能(例えば、周波数割り当て等)をそれぞれ実装するために、送信機333及び/又は受信機335を含みうる。更に、各トランシーバの送信機333及び受信機335は、回路コンポーネント、ソフトウェア、又はファームウェアを共有していてもよいし、あるいは、別々に実装されていてもよい。
図示された実施形態では、通信サブシステム331の通信機能は、データ通信、音声通信、マルチメディア通信、Bluetooth等の短距離通信、近距離通信、位置を判定するための全地球測位システム(GPS)の使用等の位置ベース通信、他の同様の通信機能、又はそれらの任意の組み合わせを含みうる。例えば、通信サブシステム331は、セルラ通信、WiFi通信、Bluetooth通信、及びGPS通信を含みうる。ネットワーク343Bは、LAN、WAN、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、遠隔通信ネットワーク、他の同様のネットワーク、又はそれらの任意の組み合わせ等の、有線及び/又は無線ネットワークを含みうる。例えば、ネットワーク343Bは、セルラネットワーク、WiFiネットワーク、及び/又は近距離ネットワークでありうる。電源313は、UE300のコンポーネントに交流(AC)又は直流(DC)電力を供給するように構成されうる。
本明細書に記載の特徴、利点、及び/又は機能は、UE300のコンポーネントのうちの1つで実装されうるか、又はUE300の複数のコンポーネントに分割されうる。更に、本明細書で説明される特徴、利点、及び/又は機能は、ハードウェア、ソフトウェア、又はファームウェアの任意の組み合わせで実装されうる。一例では、通信サブシステム331は、本明細書に記載のコンポーネントのうちのいずれかを含むように構成されうる。更に、処理回路301は、バス302を介してそのようなコンポーネントのいずれかと通信するように構成されうる。別の例では、そのようなコンポーネントのいずれも、処理回路301によって実行されるときに本明細書に記載の対応する機能を実行する、メモリに格納されたプログラム命令によって表されうる。別の例では、そのようなコンポーネントのいずれかの機能が、処理回路301と通信サブシステム331との間に分配されてもよい。別の例では、そのようなコンポーネントのいずれかの非計算集約型の機能がソフトウェア又はファームウェアで実現されてもよく、計算集約型の機能はハードウェアで実現されてもよい。
図4は、いくつかの実施形態によって実装される機能が仮想化されうる仮想化環境400を示す概略的なブロック図である。本コンテキストにおいて、仮想化手段は、ハードウェアプラットフォーム、記憶装置及びネットワーキング資源の仮想化を含みうる装置又はデバイスの仮想化バージョンを作成する。本明細書で使用されるように、仮想化は、ノード(例えば、仮想化された基地局又は仮想化された無線アクセスノード)又はデバイス(例えば、UE、WD、又は任意の他のタイプの通信デバイス)又はそれらのコンポーネントに適用されることができ、機能の少なくとも一部が1つ以上の仮想コンポーネントとして(例えば、1つ以上のネットワーク内の1つ以上の物理処理ノード上で実行される1つ以上のアプリケーション、コンポーネント、機能、仮想マシン、又はコンテナを介して)実装される実装形態に関連する。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載の機能の一部又は全部は、1つ以上のハードウェアノード430によってホストされる1つ以上の仮想環境400に実装される1つ以上の仮想マシンによって実行される仮想コンポーネントとして実装されてもよい。更に、仮想ノードが無線アクセスノードではない又は無線接続を必要としない実施形態(例えば、コアネットワークノード)では、ネットワークノードは完全に仮想化されてもよい。
上記機能は、本明細書で開示される実施形態のいくつかについての特徴、機能、及び/又は利点のいくつかを実装するように動作可能な(代替的には、ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能等と称されうる)1つ以上のアプリケーション420によって実装されうる。アプリケーション420は、処理回路460及びメモリ490を含むハードウェア430を提供する仮想化環境400で実行される。メモリ490は、処理回路460によって実行可能な命令495を含み、それによって、アプリケーション420は、本明細書で開示される特徴、利点、及び/又は機能のうちの1つ以上を提供するように動作可能である。
仮想化環境400は、商用オフザシェルフ(COTS:Commercial Off-the-Shelf)プロセッサ、ASIC、又はデジタル若しくはアナログハードウェアコンポーネント若しくは専用プロセッサを含む任意の他のタイプの処理回路でありうる、1つ以上のプロセッサ又は処理回路460のセットを含む汎用又は専用ネットワークハードウェアデバイス430を備える。各ハードウェアデバイス430は、処理回路460によって実行される命令又はソフトウェア495を一時的に格納するための非永続的メモリでありうるメモリ490−1を備えうる。各ハードウェアデバイス430は、物理ネットワークインタフェース480を含む、ネットワークインタフェースカードとしても知られる1つ以上のネットワークインタフェースコントローラ(NIC)470を含みうる。各ハードウェアデバイス430は更に、処理回路460によって実行可能なソフトウェア及び/又は命令495をその中に格納した、非一時的かつ永続的なマシン読取可能記憶媒体490−2を含みうる。ソフトウェア495は、1つ以上の仮想化レイヤ450(ハイパーバイザとも称される)をインスタンス化するためのソフトウェア、仮想マシン440を実行するためのソフトウェアと、本明細書に記載のいくつかの実施形態に関連して記載される機能、特徴、及び/又は利点を実行することを可能にするソフトウェアとを含む、あらゆるタイプのソフトウェアを含みうる。
仮想マシン440は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワークワーキング又はインタフェース、及び仮想ストレージを含み、対応する仮想化レイヤ450又はハイパーバイザによって実行されうる。仮想アプライアンス420のインスタンスの様々な実施形態は、1つ以上の仮想マシン440上で実装されてもよく、当該実装は異なる方法で行われてもよい。
動作中に、処理回路460は、ソフトウェア495を実行して、仮想マシンモニタ(VMM)とも称されることがあるハイパーバイザ又は仮想化レイヤ450をインスタンス化する。仮想化レイヤ450は、仮想マシン440にはネットワーキングハードウェアのように見える仮想オペレーティングプラットフォームを提供しうる。
図4に示すように、ハードウェア430は、汎用の又は特定のコンポーネントを有する独立型ネットワークノードでありうる。ハードウェア430は、アンテナ4225を含みうるとともに、仮想化を通じていくつかの機能を実装しうる。あるいは、ハードウェア430は、多くのハードウェアノードが連携し、かつ、特にアプリケーション420のライフサイクル管理を監督する管理及びオーケストレーション(MANO:Management and Orchestration)4100を介して管理される、(データセンタ又はCPE内のもののような)より大きなハードウェアのクラスタの一部であってもよい。
ハードウェアの仮想化は、ネットワーク機能仮想化(NFV:Network Function Virtualization)と称されるいくつかのコンテキストで行われる。NFVは、多くのネットワーク機器タイプを、データセンタ内に配置されうる、業界標準の大容量サーバ・ハードウェア、物理スイッチ、及び物理ストレージと、CPEとに統合するために使用されうる。
NFVのコンテキストでは、仮想マシン440は、あたかも仮想化されていない物理マシン上で実行されているかのように、プログラムを実行する物理マシンのソフトウェア実装であってもよい。複数の仮想マシン440のそれぞれと、当該仮想マシン440を実行するハードウェア430のその部分は、当該仮想マシン440専用のハードウェア、及び/又は当該仮想マシン440が複数の仮想マシン440のうちの他のものと共有するハードウェアであり、個別の仮想ネットワーク要素(VNE:Virtual Network Element)を形成する。
なお、NFVのコンテキストでは、仮想ネットワーク機能(VNF)は、ハードウェアネットワーキングインフラストラクチャ430上の1つ以上の仮想マシン440で実行され、かつ、図4のアプリケーション420に対応する、特定のネットワーク機能を処理することに関与する。
いくつかの実施形態では、それぞれが1つ以上の送信機4220及び1つ以上の受信機4210を含む1つ以上の無線ユニット4200が、1つ以上のアンテナ4225に結合されうる。無線ユニット4200は、1つ以上の適切なネットワークインタフェースを介してハードウェアノード430と直接通信しうるとともに、無線アクセスノード又は基地局等の無線機能を仮想ノードに提供するために仮想コンポーネントと組み合わせて使用されうる。
いくつかの実施形態では、いくつかのシグナリングが、ハードウェアノード430と無線ユニット4200との間の通信のために代替的に使用されうる制御システム4230を使用して行われうる。
図5を参照すると、実施形態に従って、通信システムは、3GPPタイプのセルラネットワーク等の通信ネットワーク510を含み、当該通信ネットワークは、無線アクセスネットワーク等のアクセスネットワーク511と、コアネットワーク514とを含む。アクセスネットワーク511は、それぞれ対応するカバレッジエリア513A,513B,513Cを規定する、NB、eNB、gNB、又はその他のタイプの無線アクセスポイント等の複数の基地局512A,512B,512Cを備える。各基地局512A,512B,512Cは、有線又は無線コネクション515を介してコアネットワーク514に接続可能である。カバレッジエリア513Cに位置する第1のUE591は、対応する基地局512Cに無線で接続する、又は当該基地局によってページングされるように構成される。カバレッジエリア513A内の第2のUE592は、対応する基地局512Aに無線で接続可能である。この例では、複数のUE591,592が示されているが、開示された実施形態は、単一のUEがカバレッジエリア内にある状況、又は単一のUEが対応する基地局512に接続している状況にも同様に適用可能である。
通信ネットワーク510自体は、ホストコンピュータ530に接続され、当該ホストコンピュータは、独立型サーバ、クラウド実装型サーバ、分散型サーバのハードウェア及び/又はソフトウェアで、又はサーバファーム内の処理リソースとして実施されうる。ホストコンピュータ530は、サービスプロバイダの所有であっても制御下にあってもよく、又は、サービスプロバイダによって又はサービスプロバイダの代わりに操作されてもよい。通信ネットワーク520とホストコンピュータ530との間のコネクション521,522は、コアネットワーク514からホストコンピュータ530に直接延びていてもよいし、オプションの中間ネットワーク520を介して延びていてもよい。中間ネットワーク520は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、又はホストネットワークのうちの1つ以上の組合せであってもよく、中間ネットワーク520は、もしあれば、バックボーンネットワーク又はインターネットであってもよく、特に、中間ネットワーク520は、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を含んでもよい。
図5の通信システムは、全体として、接続されたUE591,592のうちの1つとホストコンピュータ530との間の接続性を与える。当該接続性は、オーバー・ザ・トップ(OTT:over-the-top)コネクション550として説明されうる。ホストコンピュータ530及び接続されたUE591,592は、アクセスネットワーク511、コアネットワーク514、任意の中間ネットワーク520、及び可能性のある更なるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTTコネクション550を介してデータ及び/又はシグナリングを通信するように構成される。OTTコネクション550は、OTTコネクション550が通過する参加通信デバイスが、アップリンク通信及びダウンリンク通信のルーティングに気付かないという意味で、トランスペアレントでありうる。例えば、複数の基地局512A,512B,512Cは、接続されたUE591に転送される(例えば、ハンドオーバされる)ホストコンピュータ530から発信されたデータを有する、到着するダウンリンク通信の過去のルーティングについて通知されてなくてもよく、又は通知される必要がなくてもよい。同様に、複数の基地局512A,512B,512Cは、UE591からホストコンピュータ530へ向かう、発信されるアップリンク通信の将来のルーティングを知っている必要はない。
図6を参照して、前の段落で説明したUE、基地局及びホストコンピュータの実施形態による実装例を以下で説明する。通信システム600において、ホストコンピュータ610は、通信システム600の、異なる通信デバイスのインタフェースとの有線又は無線接続をセットアップ及び維持するように構成された通信インタフェース616を含むハードウェア615を備える。ホストコンピュータ610は、ストレージ能力及び/又は処理能力を有しうる処理回路618を更に備える。具体的には、処理回路618は、命令を実行するように適合された1つ以上のプログラマブルプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらの組み合わせ(図示せず)を備えうる。ホストコンピュータ610は、ホストコンピュータ610内に格納された又はホストコンピュータ910がアクセス可能である、かつ、処理回路618によって実行可能であるソフトウェア611を更に備える。ソフトウェア611は、クライアントアプリケーション612を含む。ホストアプリケーション612は、UE630及びホストコンピュータ610で終端するOTTコネクション650を介して接続するUE630等のリモートユーザにサービスを提供するように動作可能でありうる。サービスをリモートユーザに提供する際に、ホストアプリケーション612は、OTTコネクション650を使用して送信されるユーザデータを提供しうる。
通信システム600は更に、通信システム内に設けられ、かつ、ホストコンピュータ610及びUE630と通信することを可能にするハードウェア625を備える基地局620を含む。ハードウェア625は、通信システム600の、異なる通信デバイスのインタフェースとの有線又は無線コネクションをセットアップ及び維持するための通信インタフェース626と、基地局620によってサービスが行われるカバレッジエリア(図6には図示せず)内に位置するUE630との少なくとも無線コネクション670をセットアップ及び維持するための無線インタフェース627とを含みうる。通信インタフェース626は、ホストコンピュータ610へのコネクション660を容易にするように構成されうる。コネクション660は、直接的であってもよいし、通信システムのコアネットワーク(図6には図示せず)及び/又は通信システムの外部の1つ以上の中間ネットワークを通過してもよい。図示された実施形態では、基地局620のハードウェア625は、命令を実行するように適合された1つ以上のプログラマブルプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらの組み合わせ(図示せず)を備えうる処理回路628を更に含む。基地局620は、内部に格納されるか又は外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア621を更に有する。
通信システム600は、既に言及したUE630を更に含む。UE630のハードウェア635は、UE630が現在位置しているカバレッジエリアにサービスを行う基地局との無線コネクション670をセットアップ及び維持するように構成された無線インタフェース637を含みうる。UE630のハードウェア635は、命令を実行するように適合された1つ以上のプログラマブルプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらの組み合わせ(図示せず)を含みうる処理回路638を更に含む。UE630は、UE630内に格納された又はUE630がアクセス可能である、かつ、処理回路638によって実行可能であるソフトウェア631を更に備える。ソフトウェア631は、クライアントアプリケーション632を含む。クライアントアプリケーション632は、ホストコンピュータ610のサポートにより、UE630を介して人間の又は人間以外のユーザにサービスを提供するように動作可能でありうる。ホストコンピュータ610において、実行中のホストアプリケーション612は、UE630及びホストコンピュータ610で終端するOTTコネクション650を介して、実行中のクライアントアプリケーション632と通信しうる。ユーザにサービスを提供する際、クライアントアプリケーション632は、ホストアプリケーション612から要求データを受信し、当該要求データに応じてユーザデータを提供しうる。OTTコネクション650は、要求データ及びユーザデータの両方を転送しうる。クライアントアプリケーション632は、それが提供するユーザデータを生成するためにユーザとインタラクションしうる。
図6に示されるホストコンピュータ610、基地局620、及びUE630は、それぞれ、図5のホストコンピュータ530、基地局512A,512B,512Cのうちの1つ、及びUE591,592のうちの1つと、類似又は同一でありうることに留意されたい。即ち、これらのエンティティの内部動作は、図6に示されるようなものであってもよく、独立して、周囲のネットワークトポロジは図5のものであってもよい。
図6では、あらゆる中間デバイス及びそれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングに明示的に言及することなく、OTTコネクション650が、基地局620を介したホストコンピュータ610とUE630との間の通信を示すために抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャは、UE630から若しくはホストコンピュータ610を操作するサービスプロバイダから、又はその両方から隠すように構成されうるルーティングを決定しうる。OTTコネクション650がアクティブである間に、ネットワークインフラストラクチャは、(例えば、負荷の考慮又はネットワークの再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する決定を更に行いうる。
UE630と基地局620との間の無線コネクション670は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つ以上は、無線コネクション670が最後のセグメントを形成するOTTコネクション650を使用してUE630に提供されるOTTサービスの性能を改善しうる。より正確には、これらの実施形態の教示は、RA中のEDT及び/又はCEの性能を改善しうるとともに、それにより、衝突率の低減、スループットの改善、並びに、無線リソースの浪費及びスペクトル効率の低下の回避といった利点をもたらしうる。
いくつかの実施形態では、1つ又は以上の実施形態が改善するデータレート、レイテンシ及びその他の要因をモニタリングする目的で、測定手順が提供されうる。更に、測定結果の変動に応じて、ホストコンピュータ610とUE630との間のOTTコネクション650を再設定するためのオプションのネットワーク機能があってもよい。OTTコネクション650を再設定するための測定手順及び/又はネットワーク機能は、ホストコンピュータ610のソフトウェア611及びハードウェア615、又はUE630のソフトウェア631及びハードウェア635、又はその両方で実装されうる。いくつかの実施形態では、センサ(図示せず)が、OTTコネクション650が通過する通信デバイスに配置されうるか又はそれに関連して配置されうる。当該センサは、上記で例示された、モニタリングされた量の値を供給することによって、又はソフトウェア611,631が当該モニタリングされた量を他の物理量の値から計算又は推定しうる、当該他の物理量の値を供給することによって、測定手順に関与しうる。OTTコネクション650の再設定は、メッセージフォーマット、再送設定、好ましいルーティング等を含んでもよく、当該再設定は、基地局620に影響を与える必要はなく、基地局620には未知であるか又は感知できなくてもよい。そのような手順及び機能は、当該分野では既知でありうるとともに実践されうる。特定の実施形態では、測定は、ホストコンピュータ610の、スループット、伝搬時間、レイテンシ等の測定を容易にする、独自のUEシグナリングを含みうる。測定は、ソフトウェア611及び631が、伝搬時間、エラー等をモニタリングしながら、OTTコネクション650を使用して、メッセージ(特に、空のメッセージ又は「ダミー」メッセージ)を送信させることで実行されうる。
図7は、一実施形態による、通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図5及び図6を参照して説明されうるホストコンピュータ、基地局、及びUEを含む。本開示を簡単にするために、図7に対する図面の言及のみがこのセクションに含まれる。ステップ710で、ホストコンピュータがユーザデータを提供する。ステップ710の(オプションでありうる)サブステップ711では、ホストコンピュータが、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ720で、ホストコンピュータが、UEへのユーザデータを搬送する送信を開始する。(オプションでありうる)ステップ730で、基地局が、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが開始した送信で搬送されたユーザデータをUEへ送信する。(オプションでありうる)ステップ740で、UEが、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する。
図8は、一実施形態による、通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図5及び図6を参照して説明されうるホストコンピュータ、基地局、及びUEを含む。本開示を簡単にするために、図8に対する図面の言及のみがこのセクションに含まれる。本方法のステップ810で、ホストコンピュータがユーザデータを提供する。オプションのサブステップ(図示せず)で、ホストコンピュータが、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ820で、ホストコンピュータが、UEへのユーザデータを搬送する送信を開始する。当該送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局を通過しうる。(オプションでありうる)ステップ830で、UEは、当該送信で搬送されたユーザデータを受信する。
図9は、一実施形態による、通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図5及び図6を参照して説明されうるホストコンピュータ、基地局、及びUEを含む。本開示を簡単にするために、図9に対する図面の言及のみがこのセクションに含まれる。(オプションでありうる)ステップ910で、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加的に又は代替的に、ステップ920で、UEは、ユーザデータを提供する。ステップ920の(オプションでありうる)サブステップ921では、ホストコンピュータが、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ910の(オプションでありうる)サブステップ911で、UEが、ホストコンピュータによって提供された受信入力データに応答してユーザデータを提供するクライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されるクライアントアプリケーションは、ユーザから受け付けたユーザ入力を更に考慮してもよい。ユーザデータが提供された特定の方法にかかわらず、UEは、(オプションでありうる)サブステップ930で、ユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。本方法のステップ940で、ホストコンピュータが、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図10は、一実施形態による、通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図5及び図6を参照して説明されうるホストコンピュータ、基地局、及びUEを含む。本開示を簡単にするために、図10に対する図面の言及のみがこのセクションに含まれる。(オプションでありうる)ステップ1010で、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局が、UEからユーザデータを受信する。(オプションでありうる)ステップ1020で、基地局が、受信したユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。(オプションでありうる)ステップ1030で、ホストコンピュータは、基地局によって開始された送信で搬送されたユーザデータを受信する。
図11は、特定の実施形態による、RA中に無線状態を報告するための方法1100を示す。破線のボックスは、オプションのステップを表す。方法1100は、UE(例えば、無線デバイス)によって実行されうる。方法1100は、基地局とのRA手順を開始するステップ1110で始まる。方法1100は更に、基地局からレポート要求を受信するステップ1120を含む。方法1100は更に、当該レポート要求に応答して、メッセージ又はレポート(例えば、チャネルレポート又はRACHレポート)を基地局へ送信するステップ1130を含む。当該メッセージ又はレポートは、上述の実施形態のいずれかに関して説明したように、CE情報、又はEDT情報、又はCE情報とEDT情報との両方を含む。
図12は、特定の実施形態による方法1200を示す。破線のボックスは、オプションのステップを表す。この方法1200は、基地局によって実行されうる。方法1200は、RAイニシエーションを無線デバイスから受信するステップ1210で始まる。方法1200は更に、レポート(例えば、チャネルレポート又はRACHレポート)を無線デバイスに要求するステップ1220を含む。方法1200は更に、要求されたレポートを受信するステップ1230を含む。当該レポートは、上述の実施形態のいずれかに関して説明したように、CE情報、EDT情報、又はCE情報とEDT情報との両方を含む。方法1200は更に、上述したように、CE情報、EDT情報、又はCE情報とEDT情報との両方に基づいて、通信プロトコルパラメータを調整する(例えば、特定の(N)PRACHパーティションのサイズを大きくする、特定の(N)PRACHパーティションによって使用される反復の回数を最適化(例えば、調整する、増加させる、又は減少させる)、等)ステップ1240を含む。
本明細書に開示された任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、又は利点は、1つ以上の仮想装置の1つ以上の機能ユニット又はモジュールを通じて実行されてもよい。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを備えてもよい。これらの機能ユニットは、1つ以上のマイクロプロセッサ又はマイクロコントローラを含みうる処理回路と、DSP、専用デジタルロジック等を含みうる他のデジタルハードウェアを用いて実装されてもよい。処理回路は、メモリに格納されたプログラムコードを実行するように構成されてもよく、当該メモリは、ROM、RAM、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光ストレージデバイス等の、1つ以上のタイプのメモリを含んでもよい。メモリに格納されたプログラムコードは、1つ以上の遠隔通信及び/又はデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令と、本明細書で説明される技術のうちの1つ以上を実行するための命令とを含む。いくつかの実装では、処理回路は、それぞれの機能ユニットに、本開示の1つ以上の実施形態に従って対応する機能を実行させるために使用されてもよい。
ユニットという用語は、電子機器、電気デバイス、及び/又は電子デバイスの分野において従来の意味を有してもよく、例えば、本明細書で説明されるような、電気回路及び/又は電子回路、デバイス、モジュール、プロセッサ、メモリ、ロジックソリッドステート及び/又はディスクリートデバイス、それぞれのタスク、手順、計算、出力及び/又は表示機能等を実行するためのコンピュータプログラム又は命令を含んでもよい。
本開示では、以下の略語の少なくともいくつかが使用されうる。略語間に不整合がある場合、それが上記でどのように使用されるかが優先されるべきである。以下で複数回リストされた場合、最初のリストは、その後の任意のリストよりも優先されるべきである。
●3GPP 3rd Generation Partnership Project
●2G Second Generation
●3G Third Generation
●4G Fourth Generation
●5G Fifth Generation
●AC Alternating Current
●AM Acknowledged Mode
●AP Access Point
●ASIC Application Specific Integrated Circuit
●ASN.1 Abstract Syntax Notation One
●ATM Asynchronous Transfer Mode
●BLER Block Error Rate
●BSC Base Station Controller
●BTS Base Transceiver Station
●CD Compact Disk
●CDMA Code Division Multiple Access
●CE Coverage Enhancement
●CIoT Cellular Internet of Things
●COTS Commercial Off-the-Shelf
●CP Control Plane
●CPE Customer Premise Equipment
●CPU Central Processing Unit
●D2D Device-to-Device
●DAS Distributed Antenna System
●DC Direct Current
●DCCH Dedicated Control Channel
●DIMM Dual In-Line Memory Module
●DL Downlink
●DoNAS Data over Non-Access Stratum
●DSP Digital Signal Processor
●DVD Digital Versatile Disk
●EDT Early Data Transmission
●EEPROM Electrically Erasable Programmable Read Only Memory
●eMTC Enhanced Machine Type Communication
●eNB Enhanced or Evolved Node B
●EPROM Erasable Programmable Read Only Memory
●EPS Evolved Packet System
●E-SMLC Evolved Serving Mobile Location Center
●E-UTRAN Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network
●FPGA Field Programmable Gate Array
●GHz Gigahertz
●gNB New Radio Node B
●GPS Global Positioning System
●GSM Global System for Mobile Communications
●HDDS Holographic Digital Data Storage
●HD-DVD High-Density Digital Versatile Disc
●I/O Input and Output
●IoT Internet of Things
●IP Internet Protocol
●LAN Local Area Network
●LEE Laptop Embedded Equipment
●LME Laptop Mounted Equipment
●LTE Long Term Evolution
●LTE-M Long Term Evolution for Machine Type Communication
●M2M Machine-to-Machine
●MANO Management and Orchestration
●MCE Multi-Cell/Multicast Coordination Entity
●MDT Minimization of Drive Tests
●MIMO Multiple Input Multiple Output
●MME Mobility Management Entity
●MSC Mobile Switching Center
●MSR Multi-Standard Radio
●MTC Machine Type Communication
●NB-IoT Narrowband Internet of Things
●NFV Network Function Virtualization
●NIC Network Interface Controller
●NPRACH Narrowband Physical Random Access Channel
●NPUSCH Narrowband Physical Uplink Shared Channel
●NR New Radio
●O&M Operation and Maintenance
●OSS Operations Support System
●OTT Over-the-Top
●PDA Personal Digital Assistant
●PHR Power Headroom Report
●PRACH Physical Random Access Channel
●PRB Physical Resource Block
●PROM Programmable Read Only Memory
●PSTN Public Switched Telephone Networks
●RA Random Access
●RACH Random Access Channel
●RAID Redundant Array of Independent Disks
●RAM Random Access Memory
●RAN Radio Access Network
●RAT Radio Access Technology
●RF Radio Frequency
●RLC Radio Link Control
●RNC Radio Network Controller
●ROM Read Only Memory
●RRC Radio Resource Control
●RRH Remote Radio Head
●RRU Remote Radio Unit
●RSRP Reference Signal Received Power
●RUIM Removable User Identity Module
●SAP Service Access Point
●SDRAM Synchronous Dynamic Random Access Memory
●SIM Subscriber Identity Module
●SOC System on a Chip
●SON Self-Organizing Network
●SONET Synchronous Optical Networking
●TA Timing Advance
●TBS Transport Block Size
●TCP Transmission Control Protocol
●UE User Equipment
●UL Uplink
●UP User Plane
●USB Universal Serial Bus
●UMTS Universal Mobile Telecommunications System
●UTDOA Uplink Time Difference of Arrival
●UTRAN Universal Terrestrial Radio Access Network
●V2I Vehicle-to-Infrastructure
●V2V Vehicle-to-Vehicle
●V2X Vehicle-to-Everything
●VMM Virtual Machine Monitor
●VNE Virtual Network Element
●VNF Virtual Network Function
●VoIP Voice over Internet Protocol
●WAN Wide Area Network
●WCDMA Wideband Code Division Multiple Access
●WD Wireless Device
●WI Work Items
●WiMax Worldwide Interoperability for Microwave Access
●WLAN Wireless Local Area Network
当業者であれば、本開示の実施形態に対する改良及び修正を認識するであろう。全てのそのような改良及び修正は、本明細書に開示された概念の範囲内にあると考えられる。

Claims (30)

  1. ランダムアクセス中に無線状態を報告するための、無線デバイスによって実行される方法であって、
    基地局へメッセージ又はレポートを送信すること(1130)を含み、前記メッセージ又はレポートは、カバレッジ拡張(CE)情報、早期データ送信(EDT)情報、又は前記CE情報と前記EDT情報との両方を含む、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記基地局からレポート要求を受信すること(1120)を更に含み、前記メッセージ又はレポートを送信すること(1130)は、前記レポート要求に応答して前記メッセージ又はレポートを送信することを含む、方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、前記レポート要求を受信する前に、前記基地局とのランダムアクセス手順を開始すること(1110)を更に含む、方法。
  4. 請求項3に記載の方法であって、前記ランダムアクセス手順を開始すること(1110)は、前記レポート要求が受信されるまで、ある数のプリアンブルメッセージを前記基地局へ送信することを含む、方法。
  5. 請求項4に記載の方法であって、前記メッセージ又はレポートは、前記基地局へ送信されるプリアンブルメッセージの数を含む、方法。
  6. 請求項2乃至5のいずれか1項に記載の方法であって、前記メッセージ又はレポートを送信すること(1130)は、閾値回数のランダムアクセス試行の失敗後に、前記メッセージ又はレポートを送信すること(1130)を含む、方法。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法であって、前記EDT情報は、前記基地局へ送信されるEDTプリアンブルメッセージの数、他の無線デバイスとのEDT競合が検出されたことのインジケーション、又は、前記基地局へ送信されるEDTプリアンブルメッセージの前記数と他の無線デバイスとのEDT競合が検出されたことの前記インジケーションとの両方を含む、方法。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法であって、前記EDT情報は、EDTメッセージの送信の成功後に前記メッセージ又はレポートに含められる、方法。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法であって、前記CE情報は、前記無線デバイスのCEレベルを含む、方法。
  10. 請求項9に記載の方法であって、前記CE情報は更に、前記CEレベルで前記基地局へ送信されるプリアンブルメッセージの数、前記CEレベルで他の無線デバイスとの競合が検出されたことのインジケーション、又は、前記CEレベルで前記基地局へ送信されるプリアンブルメッセージの前記数と前記CEレベルで他の無線デバイスとの競合が検出されたことの前記インジケーションとの両方を含む、方法。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法であって、前記メッセージ又はレポートは、ランダムアクセスチャネル(RACH)レポート、又は物理RACH(PRACH)レポートである、方法。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の方法であって、前記メッセージ又はレポートは、ランダムアクセス試行が成功する前に試みられた物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)カバレッジレベルを含む、方法。
  13. 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の方法であって、前記メッセージ又はレポートは、
    前記基地局へ送信される物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)プリアンブル反復の回数、
    前記無線デバイスが以前にランダムアクセスの試行に失敗したかどうかを示す情報、
    電力クラス固有情報、
    電力ヘッドルームレポート、
    マルチトーン固有情報、
    狭帯域PRACH(NPRACH)固有情報、又は
    ランダムアクセス手順における無線リソース制御(RRC)アイドルMsg1データ送信に関連する情報、
    の2つ以上のうちのいずれか1つ又は任意の組み合わせを含む、方法。
  14. 請求項1乃至13のいずれか1項に記載の方法であって、前記メッセージ又はレポートは、狭帯域インターネット・オブ・シングス(NB−IoT)レポートである、方法。
  15. 請求項1乃至13のいずれか1項に記載の方法であって、前記メッセージ又はレポートは、拡張マシンタイプ通信(eMTC)レポートである、方法。
  16. ランダムアクセス中に報告された無線状態に応答してスループットを改善するための、基地局によって実行される方法であって、
    無線デバイスにレポートを要求すること(1220)と、
    前記無線デバイスから前記レポートを受信すること(1230)と、を含み、前記レポートは、カバレッジ拡張(CE)情報、早期データ送信(EDT)情報、又は前記CE情報と前記EDT情報との両方を含む、方法。
  17. 請求項16に記載の方法であって、前記CE情報、前記EDT情報、又は前記CE情報と前記EDT情報との両方に基づいて、通信プロトコルパラメータを調整すること(1240)を更に含む、方法。
  18. 請求項17に記載の方法であって、前記レポートは、EDT通信についての衝突率のインジケーションを含む、方法。
  19. 請求項18に記載の方法であって、前記通信プロトコルパラメータを調整すること(1240)は、前記衝突率に基づいてEDTチャネルパーティションを調整することを含む、方法。
  20. 請求項18又は19に記載の方法であって、前記衝突率は、EDT送信試行の失敗回数によって示される、方法。
  21. 請求項16乃至20のいずれか1項に記載の方法であって、前記レポートを要求する(1220)前に、前記無線デバイスからランダムアクセスイニシエーションを受信する(1210)ことを更に含む、方法。
  22. 請求項21に記載の方法であって、前記CE情報、前記EDT情報、又は前記CE情報と前記EDT情報との両方を含めることによって発生したランダムアクセス試行の失敗についての閾値回数を決定することを更に含む、方法。
  23. 請求項16乃至22のいずれか1項に記載の方法であって、前記レポートは、ランダムアクセスチャネル(RACH)レポート、又は物理RACH(PRACH)レポートである、方法。
  24. 請求項16乃至23のいずれか1項に記載の方法であって、前記レポートは、
    前記基地局へ送信される物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)プリアンブル反復の回数、
    前記無線デバイスが以前にランダムアクセスの試行に失敗したかどうかを示す情報、
    電力クラス固有情報、
    電力ヘッドルームレポート、
    マルチトーン固有情報、
    狭帯域PRACH(NPRACH)固有情報、又は
    ランダムアクセス手順における無線リソース制御(RRC)アイドルMsg1データ送信に関連する情報、
    の2つ以上のうちのいずれか1つ又は任意の組み合わせを含む、方法。
  25. ランダムアクセス中に無線状態を報告するための無線デバイスであって、前記無線デバイスは、基地局へメッセージ又はレポートを送信する(1130)ように構成され、前記メッセージ又はレポートは、カバレッジ拡張(CE)情報、早期データ送信(EDT)情報、又は前記CE情報と前記EDT情報との両方を含む、無線デバイス。
  26. 請求項25に記載の無線デバイスであって、前記無線デバイスは、請求項2乃至15のいずれか1項に記載の方法を実行するように更に構成される、無線デバイス。
  27. 請求項25又は26に記載の方法であって、
    前記無線デバイスに、前記メッセージ又はレポートを前記基地局へ送信させる(1130)ように構成された処理回路(220)を備える、無線デバイス。
  28. ランダムアクセス中に報告された無線状態に応答してスループットを改善するための基地局であって、
    無線デバイスにレポートを要求すること(1220)、及び
    前記無線デバイスから前記レポートを受信すること(1230)、を行うように構成されており、前記レポートは、カバレッジ拡張(CE)情報、早期データ送信(EDT)情報、又は前記CE情報と前記EDT情報との両方を含む、基地局。
  29. 請求項28に記載の基地局であって、前記基地局は、請求項17乃至24のいずれか1項に記載の方法を実行するように更に構成される、基地局。
  30. 請求項28又は29に記載の基地局であって、処理回路(270)を備え、当該処理回路は前記基地局に、
    前記無線デバイスに前記レポートを要求すること(1220)、及び
    前記無線デバイスから前記レポートを受信すること(1230)、
    を行わせるように構成される、基地局。
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