JP2022185537A - packaging container - Google Patents
packaging container Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022185537A JP2022185537A JP2021093305A JP2021093305A JP2022185537A JP 2022185537 A JP2022185537 A JP 2022185537A JP 2021093305 A JP2021093305 A JP 2021093305A JP 2021093305 A JP2021093305 A JP 2021093305A JP 2022185537 A JP2022185537 A JP 2022185537A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packaging container
- contents
- supply
- content
- path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Bag Frames (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
Description
本発明は、包装容器に関する。 The present invention relates to packaging containers.
従来から、流動性を有する内容物を密封状態で収容した包装容器が使用者に幅広く提供されている。この包装容器としては、例えば下記に示す特許文献1や特許文献2に示すものが従来から知られている。特許文献1に開示されているのは、弁当調味料入り小袋である。この小袋は、醤油やソース等のような調味料を封入した小袋であって、周縁部には該小袋を引き裂いて調味料を取り出すための切り込みが形成されている。また、この小袋には、切込みの周縁部に爪楊枝等のような棒状体を挿入するための小孔が形成されており、この棒状体を操作して小袋を引き裂くことができるように構成されている。また、特許文献2に開示されているのは、醤油等のミニパックである。このミニパックは、醤油やソース等のような内容物が収容部に収容されており、この収容部の周縁がシールされて形成されている。このようなミニパックは、一枚のフィルム状部材を折り畳んで折り畳み端を形成するとともに、この折り畳み端と対向する側の端縁並びに上端縁及び下端縁の三辺がシールされて形成されているものや、二枚のフィルム状部材を重ね合わせて、上端縁、下端縁、左端縁及び右端縁の四辺がシールされて形成されているものが存在する。
2. Description of the Related Art Conventionally, packaging containers containing fluid contents in a sealed state have been widely provided to users. As such a packaging container, for example, those disclosed in
しかしながら、上記した特許文献1に開示された小袋や特許文献2に開示されたミニパックは、いずれも使用者が手指で直接的又は間接的に小袋やミニパックの一部を引き裂いて破ることにより内容物を外部へ流出させる。そのため、外部へ流出した内容物が手指や着衣にかかりやすく、汚してしまうといったおそれがあった。特に、このような小袋やミニパックは、破け方によって内容物の流出する方向がマチマチになることが多く、使用者は手指や着衣などを汚さないように気を使いながら開封しなければならず、開封時の操作が非常に煩雑になりがちであるといった問題があった。また、特許文献1に開示された小袋や特許文献2に開示されたミニパックは、これら小袋やミニパックの一部を破って開封すると、収容部に収容されている内容物が全部流出するため、使用者が必要とする一部の内容物を流出させるというような、内容物の流出量の調整がしにくいといった問題もあった。
However, both the small bag disclosed in
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、開封時に手指や着衣などを汚すことを防止することができ、また内容物の流出量も調整することのできる包装容器を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of such problems, and provides a packaging container that can prevent fingers and clothes from being soiled when unsealed, and that can regulate the amount of content flowing out. intended to
本発明は、
(1)流動性を有する内容物を収容するための収容部と、前記収容部から連続形成された供給路とを備え、前記収容部内に前記内容物を収容した状態で前記供給路の出口が密閉されている包装容器であって、前記供給路は、前記収容部と連通する一方側の端部と、前記一方側の端部とは反対側の他方側の端部とを有し、前記他端側の端部は、開封可能に形成されるとともに、開封された場合に前記内容物を前記包装容器の外部へ供給する供給口が開口するように形成されており、前記供給路は、前記一方側の端部と前記他方側の端部との間で、前記内容物の流れ方向が異なるように形成された屈曲部を有することを特徴とする包装容器、
(2)前記供給路は、前記他方側の端部の幅が前記一方側の端部の幅よりも狭くなるように形成されている上記(1)記載の包装容器、
(3)前記供給路は、前記一方側の端部と前記屈曲部との間に形成された連通路と、前記屈曲部と前記他方側の端部との間に形成された案内路とを有し、前記案内路の幅が前記連通路の幅よりも狭くなるように形成されている上記(1)記載の包装容器、
(4)前記供給路が複数の屈曲部を有している上記(1)から(3)のいずれかに記載の包装容器、
(5)前記供給路の幅が同一となるように形成されている上記(4)記載の包装容器、
を要旨とする。
The present invention
(1) An accommodating portion for accommodating content having fluidity, and a supply channel continuously formed from the accommodating portion, wherein the outlet of the supply channel is opened while the content is accommodated in the accommodating portion. A sealed packaging container, wherein the supply path has one end communicating with the container and the other end opposite to the one end, and The end portion on the other end side is formed so as to be unsealable, and is formed so as to open a supply port for supplying the contents to the outside of the packaging container when unsealed. A packaging container characterized by having a bent portion formed so that the contents flow in different directions between the one end and the other end,
(2) The packaging container according to (1) above, wherein the supply path is formed such that the width of the other end is narrower than the width of the one end.
(3) The supply path includes a communication path formed between the one end and the bent portion, and a guide path formed between the bent portion and the other end. The packaging container according to (1) above, wherein the width of the guide path is narrower than the width of the communication path,
(4) The packaging container according to any one of (1) to (3) above, wherein the supply path has a plurality of bends;
(5) The packaging container according to (4) above, in which the widths of the supply paths are formed to be the same;
is the gist.
本発明に係る包装容器は、流動性を有する内容物を収容するための収容部と、前記収容部から連続形成された供給路とを備え、前記収容部内に前記内容物が収容された状態で前記供給路の出口が密閉されており、この供給路は、前記収容部と連通する一方側の端部と、前記一方側の端部とは反対側の他方側の端部とを有し、この他方側の端部は、開封可能に形成されるとともに、開封された場合に前記内容物を前記包装容器の外部へ供給する供給口が開口するように形成されており、この供給路は、前記一方側の端部と前記他方側の端部との間で、前記内容物の流れ方向が異なるように形成された屈曲部を有している。したがって、本発明によれば、包装容器を開封して供給口を開口形成した後に供給口から流出する内容物の流出量を使用者の操作によって任意に調節することが可能になる。そのため、本発明によれば、供給口から内容物が流出して供給される際に、使用者の手指や着衣を汚すことを防止することができ、また内容物の供給量も使用者が調節することもできるので、一度に大量の内容物が一気に流出したりすることを防止でき、かつ使用者が必要な量のみを適宜供給することができるので、使用者が内容物を供給する際に感じがちな煩雑さを解消することも可能になる。 A packaging container according to the present invention comprises an accommodating portion for accommodating contents having fluidity, and a supply path continuously formed from the accommodating portion, and the content is accommodated in the accommodating portion. The outlet of the supply channel is sealed, and the supply channel has one end communicating with the container and the other end opposite to the one end, The other end is formed so as to be unsealable, and is formed so as to open a supply port for supplying the contents to the outside of the packaging container when unsealed. It has a bent portion formed so that the contents flow in different directions between the end on the one side and the end on the other side. Therefore, according to the present invention, it is possible for the user to arbitrarily adjust the flow rate of the content that flows out from the supply port after the packaging container is opened and the supply port is formed. Therefore, according to the present invention, it is possible to prevent the user's fingers and clothes from getting dirty when the content flows out from the supply port and is supplied, and the user can adjust the amount of content to be supplied. Therefore, it is possible to prevent a large amount of contents from flowing out at once, and the user can appropriately supply only the required amount, so when the user supplies the contents It is also possible to eliminate the complexity that tends to be felt.
本発明の包装容器に係る実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。本発明に係る包装容器1は、例えば図1(a)及び図1(b)に示すように構成されている。図1(a)に示す包装容器1は、2枚のフィルム状部材2を重ね合わせ、かつこれら2枚のフィルム状部材2をヒートシール等のような従来から公知の方法によって四辺を接合して形成したものである。また、図1(b)に示す包装容器1は、1枚のフィルム状部材2を折り畳んで形成したものである。この包装容器1は、フィルム状部材2を折り畳むことで折り畳み端3を形成し、この折り畳み端3以外の三辺をヒートシール等の方法によって接合して形成したものである。なお、本発明に係る包装容器1は上記の構成に限定されるものではなく、内容物を密閉した状態で収容することができれば、他の構成であってもよい。また、以下の説明においては、説明の便宜上、図1(a)に示す態様の包装容器1を用いて、構成などの詳細を説明する。
An embodiment of the packaging container of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. A
包装容器1は、四角形状のフィルム状部材2を接合して形成されており、上端縁4,下端縁5、左端縁6、右端縁7及び仕切り部8がヒートシール等のような従来から公知の方法により接合されてシールされている。図中、ハッチングを施している箇所がシール部9となっている。包装容器1は、収容部10及び供給路11を備えている。収容部10は、流動性を有する内容物Sを収容可能に形成された空間部として形成されており、シール部9のうち下端縁5、左端縁6、右端縁7及び仕切り部8によって囲まれて形成されている。供給路11は、一端部12と他端部13と、これら一端部12及び他端部13の間に形成された屈曲部14とを有している。一端部12は収容部10と連続するように形成されており、他端部13は一端部12から離れた位置に形成されている。この他端部13は供給路形成部15ともなっている。上端縁4において、他端部13が形成されている箇所と近接する位置にはノッチ16が形成されている。なお、このノッチ16の延長線上に点線で示すのは、引裂予定線17である。このノッチ16は切り込み状に形成されており、使用者が内容物Sを包装容器1の外部へと流出させる際に、このノッチ16から引裂予定線17に沿って該包装容器の一部が引き裂かれるようになっている。引裂予定線17は、供給路11の一部を跨ぐようになっており、使用者がノッチ16から包装容器1の一部、すなわち上端縁4から右端縁7に向けて引き裂くと、供給路11の他端部13の一部が引き裂かれ、供給口18が形成されるようになっている。
The
図2に示すように、供給路11は、一端部12には収容部10と連通する連通部19を有している。また、供給路11は、連通部19から屈曲部14までの間に形成された連通路20と、屈曲部14から他端部13との間に形成された案内路21とを備えており、連通路20における内容物Sの流れ方向と、案内路21における内容物Sの流れ方向とが異なるように形成されている。すなわち、収容部10から連通部19を通って供給路11に流入した内容物Sは、まず連通部19から連通路20へ流入し、屈曲部14を通過することによってその流れ方向が変えられ、案内路21へと流れるようになっている。
As shown in FIG. 2 , the
これら連通路20及び案内路21は、連通路20の幅W1が案内路21の幅W2よりも広くなるように形成されていることが好ましい。このように連通路20及び案内路21を形成することで、収容部10に収容されている内容物Sが連通路20や案内路21へと移送される際に、その内容物Sが流れる量を使用者の操作によって調整することが可能になる。また、このように連通路20の幅W1よりも案内路21の幅W2が狭くなるように形成することによって、収容部10に収容されている内容物Sが連通路20を通って案内路21へ流入する流入量を減少させることができるとともに、図1(a)に示すように密封されているときは供給路21が形成されている箇所は重ね合わさったフィルム部材2同士が表面張力により貼り付いた状態にすることができ、収容部10に収容された内容物Sが供給路21に流入するのを防止することができる。このように、包装容器1の収容部10に収容されている内容物Sは、収容部10及び供給路11が密封されている状態にすることで供給路11の他端部13まで到達しないようにすることができる。また、ノッチ16を引き裂いて包装容器1の一部を引き裂き、かつ供給口18が開口した場合には、内容物Sを押圧することで供給路11に内容物Sが流入し、内容物Sを押圧する力と比例した量の内容物Sが包装容器1の外部へと徐々に流出する。したがって、この包装容器1によれば、内容物Sが供給口18から供給される際に手指や着衣が汚れるおそれを防止することができる。
The
包装容器1に用いられるフィルム状部材2は、例えばポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂、エチレン-ビニルアルコール共重合体、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド及び塩化ビニリデン等が挙げられる。また、フィルム状部材2は、ヒートシール、超音波接合、高周波接合等のような従来から公知の方法を用いて、重ね合わされたフィルム状部材2同士を接合することができる素材で形成することが好ましい。このようなフィルム状部材2は、厚さが例えば6μmから350μmの範囲内のものを任意に選択して用いられる。なお、フィルム状部材2は、単層のものを用いてもよいし、複数層のものを用いてもよい。複数層のものを用いる場合には、内側の層については上記した素材のものを用いて、外側の層については、上記した素材や上記以外の素材、例えば和紙などのようなものを任意に選択して用いてよい。
Examples of the film-
次に、本実施の形態に係る包装容器1の製造方法について説明する。この包装容器1は、上記した通り2枚のフィルム状部材2を重ね合わせて順次接合して形成される。接合する際は、図3(a)に示すように、フィルム状部材2が図中のA方向へと順次繰り出されていき、これらフィルム状部材2とフィルム状部材2の間に位置するように、内容物Sを供給するノズル24が配置されている。そして、フィルム状部材2がA方向へと繰り出されていき、重ね合わされると順次シールされてシール部9が形成され、包装容器形成体22が形成される。図中、ハッチングした箇所は、フィルム状部材2同士が接合されたシール部9を表している。また、この図3(a)に示すように、包装容器形成体22は、下端縁5並びに左端縁6及び右端縁7が順次シールされて収容形成部23が形成されるのと同時に、ノズル24から内容物が順次供給されていき、収容形成部23に内容物Sが順次収容されていく。
Next, a method for manufacturing the
包装容器形成体22が図3(a)中A方向へと順次進んでいくと、図3(b)に示すように、仕切り部8がシールにより形成され、その更に上側には供給路11が形成される。このとき、内容物Sは、ノズル24の先端の位置が、フィルム状部材2が繰り出されることによって形成される収容部10から連通部19に到達したタイミングでノズル24からの供給が止められる。一方で、フィルム状部材2の繰り出しは順次行われており、供給路11が形成されつつ順次シールが行われて、内容物Sが収容部10に収容された包装容器1が形成される。このように包装容器1を形成することで、収容部10内には内容物Sが収容され、供給路11が形成される箇所はフィルム状部材2が表面張力によって貼り付いた状態となる。また、このような密封状態にあるときは、収容部10及び供給路11内における内圧は包装容器1の外部へ逃げることがないため、使用者が収容部10を押圧したとしても、その押圧操作によって内容物Sが収容部10から供給路11へ移動することを防止することができる。なお、供給路11を形成する際には、該供給路11に空気等が存在しないようにすることが好ましく、そのためには供給路11に位置するフィルム状部材2が表面張力により貼り付いた状態となることが好ましい。したがって、包装容器1を製造する際には、シール部9を形成するにあたり供給路11を形成する部分をシールするときは、例えば、シールするための部材とは別にフィルム状部材2同士が接するようにフィルム状部材2を押し当てる押し当て部材などを配置しておき、該押し当て部材によってフィルム状部材2同士を押し当てるようにしてもよい。この場合、押し当て部材としては従来から公知のものを任意に選択して用いてもよく、例えばゴム材料等により形成されたものを用いることが好ましい。
As the packaging
そして、図3(c)に示すように、内容物Sを収容部10に収容した状態で密封した包装容器1が形成されると、シールすることですでに形成された包装容器1と新たに包装容器1として形成される包装容器形成体22との間(図3(b)において一点鎖線で示されている箇所)が切断される。このような順により、内容物Sが密封された包装容器1が形成される。
Then, as shown in FIG. 3(c), when the sealed
次に、本発明に係る包装容器1において、内容物Sを包装容器1の外部へ供給する際の作用効果について説明する。図4(a)に示すのは、収容部10及び供給路11が密閉された状態にある包装容器1である。このときの包装容器1は、上記したように収容部10内に内容物Sが収容されており、供給路11はフィルム状部材2同士が貼り付いた状態となって内容物Sが存在し得ないように構成されている。ここで、内容物Sが存在し得ない状態とは、供給路11に内容物Sが全く存在しないか、仮に内容物Sが存在したとしても、供給路11内に存在する内容物Sの量が極めて微量である状態を意味する。このように、包装容器1は、収容部10及び供給路11がともに密封された状態にあるため、使用者が包装容器1の外部から収容部10を押圧しても、収容部10に収容された内容物Sが供給路11へと移動することなく、収容部10内に留まっている。
Next, in the
次に、図4(b)に示すように、使用者がノッチ16から引き裂き、引裂予定線17に沿うように包装容器1の一部を引き裂くと、供給路11の他端部13が引き裂かれて、供給口18が開口形成される。このように、供給口18が開口形成すると、収容部10及び供給路11内の密封状態が解除され、供給路11が形成される箇所において貼り付くように形成されていたフィルム状部材2同士が剥がれて供給路11が形成され、内容物Sの流出が可能な状態となる。そして、このように供給口18が開口すると、使用者が収容部10を押圧操作したときののみ収容部10内に収容されている内容物Sが供給路11へと順次移送され、供給口18から包装容器1の外部へと供給される。
Next, as shown in FIG. 4(b), when the user tears from the
このとき、この包装容器1は、供給路11における連通路20の幅W1よりも案内路21の幅W2が狭くなるように形成されているので、使用者が収容部10を押圧操作して収容部10の内圧を増加させると、それに伴って内容物Sが供給路11へと移送される。上記した通り、供給路11は、案内路21の幅W2が連通路20の幅W1よりも狭く形成されていることから、案内路21を通過する際の内容物Sの抵抗は連通路20を通過するときの抵抗よりも大きくなる。そのため、使用者が収容部10を押圧操作しないときは、内容物Sが流動するための力の大きさよりも案内路21を通過する際の抵抗の大きさの方が大きくなるため、自然に内容物Sが供給口18から流出することを防止できる。また、このように、供給口18から供給される内容物Sの量を小さくすることによって、供給口18から供給される内容物Sの量は使用者が収容部10を押圧する量によって調整することができるようになる。そのため、内容物Sが供給口18から不意にこぼれ出たり、手指や着衣を汚したりするおそれを低減することが可能になる。
At this time, since the
このように、本発明に係る包装容器1によれば、使用者が収容部10を押圧操作することによって内容物Sが供給口18から供給される量を調整することができるとともに、使用者が収容部10を押圧操作しないときは内容物Sの不意な流出を防止することができる。そのため、ノッチ16を引き裂いて供給口18を開口形成したと同時に内容物Sが一気に供給口18から流出し、使用者の手指や着衣を汚してしまうといったことを防止することができるのみならず、使用者が必要な量のみを供給口18から流出させることができる。一般に、使用者が必要とする内容物Sの量は人によってまちまちであり、使用状況によっても変化するものである。一方で、供給口18を開口形成すると内容物Sがすべて一度に流出するのでは、必要以上に流出した内容物Sの取り扱いが煩雑になり、使用者の手指や着衣を汚したりするおそれがあるほか、使用者が手指や着衣を汚さないようにすべく、気を使ってノッチ16を引き裂いて供給口18を開口形成させるようになり、使用者に対して余計に気を遣わせることとなる。この点、本発明に係る包装容器1によれば、使用者が必要とする量の内容物Sを供給口18から流出させることができるとともに、供給口18から流出した内容物Sの勢いも低減させることができ、供給口18から流出する内容物Sの流出方向も使用者によって任意に調整することができる。したがって、本発明に係る包装容器1によれば、使用者が気を遣わずに簡単な操作で安心して内容物Sを流出させることができ、包装容器1の取り扱い性を大きく向上させることが可能になる。
As described above, according to the
以下においては、本発明に係る包装容器1の変形例について説明する。なお、以下の説明においては、先に説明したのと同様の構成であるところは説明を省略し、符号も同一のものを用いる。
Modifications of the
図5に示すのは、本発明に係る包装容器1の第1の変形例である。この包装容器1は、供給路11の形状が先に説明したものと相違している。すなわち、本変形例に係る包装容器1の供給路11は、屈曲部14が3カ所に形成されている点で、先に説明した例の包装容器1とは構成が相違している。なお、説明の便宜上、それぞれの屈曲部14を収容部10に近い方から順に、第1屈曲部14a、第2屈曲部14b、第3屈曲部14cとする。なお、屈曲部14の数は上記した例に限定されるものではなく、上記した例よりも少なくてもよいし、多くてもよい。
FIG. 5 shows a first modification of the
本変形例に係る包装容器1は、図6に示すように連通部19の幅(すなわち連通路20の幅)W3と案内路32の幅W4とでは、幅W3に対して幅W4の方が狭くなるように形成することが好ましいが、本変形例に係る包装容器1のように、第1屈曲部14aから第3屈曲部14cといった複数の屈曲部が形成されている場合には、連通部19(連通路20)の幅W3と案内路32の幅W4は同じであってもよい。本変形例の包装容器1の場合は、屈曲部14が第1屈曲部14a、第2屈曲部14b、第3屈曲部14cと複数箇所にわたって設けられているので、内容物Sの流れ方向が複数回にわたって変化する。そのため、幅W3と幅W4とが同程度となるように形成しても、他端部13が開口形成されて供給口18が開口したときに内容物Sが一気に流出することはなく、使用者による収容部10の押圧操作によって内容物Sの供給を調整することが可能になる。
In the
図7に示すのは、本発明に係る包装容器1の他の変形例である。この例の包装容器1の場合においても、先に説明したのと同様に複数の屈曲部14が形成されているために、使用者が内容物Sの流出を調整しやすくすることが可能になる。
FIG. 7 shows another modification of the
以上、本発明に係る包装容器1の構成及び作用効果について詳細に説明したが、上記したのは本発明に係る包装容器1の態様を例示したに過ぎず、上記したものに限定されるものではない。例えば、上記した例では、長方形状に形成された包装容器1を例示して説明したが、例えば、図8に示すように、ひし形であったり、これら以外の形状であってもよい。また、本発明に係る包装容器1は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更してよい。なお、上記した包装容器1について示した構成は、それぞれ別個独立に適用してもよいし、それぞれの構成を任意に組み合わせて適用してもよい。
The configuration and effects of the
なお、本発明に係る包装用物品において適用可能な内容物としては、醤油やソース、ケチャップ、ドレッシング等をはじめとする各種の食品、シャンプー、トリートメント、クリーム等をはじめとする各種の化粧品、接着剤やボンド等をはじめとする各種の工業用物品など、流動性を有するものを全体的に含む。 Contents that can be applied to the packaging goods according to the present invention include various foods such as soy sauce, sauces, ketchup, dressings, etc., various cosmetics such as shampoos, treatments, creams, etc., and adhesives. and various industrial goods such as bonds, etc., which have fluidity.
1 包装用物品
2 フィルム状部材
3 折り畳み端
4 上端縁
5 下端縁
6 左端縁
7 右端縁
8 仕切り部
9 シール部
10 収容部
11 供給路
12 一端部
13 他端部
14 屈曲部
14a 第1屈曲部
14b 第2屈曲部
14c 第3屈曲部
15 供給口形成部
16 ノッチ
17 引裂予定線
18 供給口
19 連通部
20 連通路
21 案内路
22 包装用物品形成部
23 収容形成部
24 ノズル
S 内容物
REFERENCE SIGNS
本発明は、
(1)フィルム状部材の端部同士を接合することにより、流動性を有する内容物を収容するための収容部と、前記収容部から連続形成された供給路とを備え、前記収容部内に前記内容物を収容した状態で前記供給路の出口が密閉されている包装容器であって、前記供給路は、前記収容部と連通する一方側の端部と、前記一方側の端部とは反対側の他方側の端部と、前記一方側の端部と前記屈曲部との間に形成された連通路と、前記屈曲部と前記他方側の端部との間に形成された案内路と、を有し、前記他方側の端部は、開封可能に形成されるとともに、開封された場合に前記内容物を前記包装容器の外部へ供給する供給口が開口するように形成されており、前記供給路は、前記案内路の幅が前記連通路の幅よりも狭くなるように形成され、前記一方側の端部と前記他方側の端部との間で、前記内容物の流れ方向が異なるように形成された屈曲部を有し、前記供給路は、前記内容物が存在し得ない状態で前記フィルム状部材が貼り付いた状態となるように形成されていることを特徴とする包装容器、
(2)前記供給路が複数の屈曲部を有している上記(1)記載の包装容器、
を要旨とする。
The present invention
(1) An accommodating portion for accommodating contents having fluidity by joining ends of a film-like member to each other, and a supply path continuously formed from the accommodating portion, wherein the A packaging container in which the outlet of the supply path is sealed while the contents are stored, wherein the supply path has one end communicating with the storage section and an opposite end to the one side. a communicating path formed between the one-side end and the bent portion; and a guide path formed between the bent portion and the other-side end. , and the other end is formed to be unsealable, and is formed so that a supply port for supplying the contents to the outside of the packaging container is opened when unsealed, The supply path is formed such that the width of the guide path is narrower than the width of the communication path, and the flow direction of the contents is between the one end and the other end. A package characterized in that it has bends formed differently, and the supply path is formed so that the film-like member is stuck in a state in which the contents cannot exist. container,
(2) The packaging container according to (1) above, wherein the supply path has a plurality of bends;
is the gist.
Claims (5)
前記供給路は、前記収容部と連通する一方側の端部と、前記一方側の端部とは反対側の他方側の端部とを有し、
前記他端側の端部は、開封可能に形成されるとともに、開封された場合に前記内容物を前記包装容器の外部へ供給する供給口が開口するように形成されており、
前記供給路は、前記一方側の端部と前記他方側の端部との間で、前記内容物の流れ方向が異なるように形成された屈曲部を有することを特徴とする包装容器。 A storage part for storing contents having fluidity, and a supply channel continuously formed from the storage part, wherein the outlet of the supply channel is sealed while the contents are stored in the storage part. A packaging container containing
The supply path has an end on one side communicating with the housing portion and an end on the other side opposite to the end on the one side,
The end portion on the other end side is formed so as to be unsealable, and is formed so as to open a supply port for supplying the contents to the outside of the packaging container when unsealed,
The packaging container, wherein the supply path has a bent portion formed so that the contents flow in different directions between the one end and the other end.
前記案内路の幅が前記連通路の幅よりも狭くなるように形成されている請求項1記載の包装容器。 The supply path has a communication path formed between the one end and the bent portion, and a guide path formed between the bent portion and the other end,
2. The packaging container according to claim 1, wherein the width of said guide path is narrower than the width of said communication path.
5. The packaging container according to claim 4, wherein said supply paths are formed to have the same width.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021093305A JP2022185537A (en) | 2021-06-02 | 2021-06-02 | packaging container |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021093305A JP2022185537A (en) | 2021-06-02 | 2021-06-02 | packaging container |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022185537A true JP2022185537A (en) | 2022-12-14 |
Family
ID=84438887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021093305A Pending JP2022185537A (en) | 2021-06-02 | 2021-06-02 | packaging container |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022185537A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102023132163A1 (en) | 2022-11-21 | 2024-05-23 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Lithium secondary battery, method for producing a negative electrode and method for charging and discharging a lithium metal secondary battery |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2707581A (en) * | 1954-12-07 | 1955-05-03 | Kaplan Yale | Dispensing containers for liquids |
US4988016A (en) * | 1989-01-30 | 1991-01-29 | James P. Hawkins | Self-sealing container |
JPH0612345U (en) * | 1991-12-27 | 1994-02-15 | 玄房 松田 | Packaging container |
JPH06179461A (en) * | 1992-12-14 | 1994-06-28 | Dainippon Printing Co Ltd | Packing bag easy to use in refilling |
JPH09328152A (en) * | 1996-06-11 | 1997-12-22 | Kyoritsu Ramineeto Kk | Bag for fluid |
JPH10147354A (en) * | 1996-11-18 | 1998-06-02 | Kichinosuke Nagashio | Sealing body for liquid-like or paste-like substance |
JP2000159246A (en) * | 1998-11-25 | 2000-06-13 | Dainippon Printing Co Ltd | Small bag with pouring line |
JP2000203602A (en) * | 1999-01-11 | 2000-07-25 | Dainippon Printing Co Ltd | Small bag for liquid |
US20070059405A1 (en) * | 2005-09-12 | 2007-03-15 | Darren Segal | Liquid sweetener and packaging |
JP4184506B2 (en) * | 1998-11-17 | 2008-11-19 | 大日本印刷株式会社 | Small pouch with pour-out path |
GB2539479A (en) * | 2015-06-17 | 2016-12-21 | Kazimierz Szymanek Dariusz | Sachet in which after opening one part of the sachet works as a narrow pouring nozzle or a narrow pipe |
-
2021
- 2021-06-02 JP JP2021093305A patent/JP2022185537A/en active Pending
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2707581A (en) * | 1954-12-07 | 1955-05-03 | Kaplan Yale | Dispensing containers for liquids |
US4988016A (en) * | 1989-01-30 | 1991-01-29 | James P. Hawkins | Self-sealing container |
JPH0612345U (en) * | 1991-12-27 | 1994-02-15 | 玄房 松田 | Packaging container |
JPH06179461A (en) * | 1992-12-14 | 1994-06-28 | Dainippon Printing Co Ltd | Packing bag easy to use in refilling |
JPH09328152A (en) * | 1996-06-11 | 1997-12-22 | Kyoritsu Ramineeto Kk | Bag for fluid |
JPH10147354A (en) * | 1996-11-18 | 1998-06-02 | Kichinosuke Nagashio | Sealing body for liquid-like or paste-like substance |
JP4184506B2 (en) * | 1998-11-17 | 2008-11-19 | 大日本印刷株式会社 | Small pouch with pour-out path |
JP2000159246A (en) * | 1998-11-25 | 2000-06-13 | Dainippon Printing Co Ltd | Small bag with pouring line |
JP2000203602A (en) * | 1999-01-11 | 2000-07-25 | Dainippon Printing Co Ltd | Small bag for liquid |
US20070059405A1 (en) * | 2005-09-12 | 2007-03-15 | Darren Segal | Liquid sweetener and packaging |
GB2539479A (en) * | 2015-06-17 | 2016-12-21 | Kazimierz Szymanek Dariusz | Sachet in which after opening one part of the sachet works as a narrow pouring nozzle or a narrow pipe |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102023132163A1 (en) | 2022-11-21 | 2024-05-23 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Lithium secondary battery, method for producing a negative electrode and method for charging and discharging a lithium metal secondary battery |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3380487B2 (en) | Easy-open bags and packaging materials | |
US6935783B2 (en) | Single-use container | |
JP5131642B2 (en) | Pouch container | |
JP4910528B2 (en) | Soft packaging bag | |
JP6433296B2 (en) | Flexible sachet hair dye container | |
JP3513649B2 (en) | Bag, its manufacturing method and its use | |
JP7025419B2 (en) | Package with reservoir / holding structure for spout | |
JP6977423B2 (en) | Packaging bag with spout | |
JP2022185537A (en) | packaging container | |
JP5092118B2 (en) | Liquid packaging bag | |
JP4617866B2 (en) | Branch type standing pouch | |
US20100025429A1 (en) | Three Seal Sachet With A Dispensing Device | |
JP6128623B1 (en) | Packaging bags and how to use them | |
JP7110555B2 (en) | Packaging bag with spout nozzle | |
JP7006148B2 (en) | Packaging bag with spout | |
JP5245097B2 (en) | Liquid packaging bag and manufacturing method thereof | |
JP4152157B2 (en) | Packaging bag with extraction passage | |
JP5463560B2 (en) | Refillable pouch | |
JP7176884B2 (en) | containment pack | |
JP4042489B2 (en) | Sealed bag | |
JP2004359333A (en) | Packaging bag | |
JP2975834B2 (en) | Fluid substance package, method for producing the package, packaging bag for the package, and method for producing the packaging bag | |
JP6836138B2 (en) | bag | |
JP6551686B2 (en) | Opening structure of a folded and opened package and a folded and opened package | |
WO2017127477A1 (en) | Package with rupturable opening |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20210604 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210805 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20210806 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210927 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20211126 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220331 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20220530 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220729 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20221020 |