JP2022183850A - 表示装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の映像を同時に表示可能な表示装置において、信号源から送信される映像を選択した上で、表示装置への表示位置を指定する操作手段を提供すること。【解決手段】 複数の映像信号を受信する受信手段101と複数の映像信号のフォーマットを取得する取得手段102と表示手段107に表示する映像信号の数を決定する表示モードを選択する操作と表示手段に表示する映像信号を選択する操作とを表示手段107にGUI画面を表示することにより受け付ける操作手段105を有する。操作手段105はフォーマットに基づいて受信手段101が受信中である映像信号の識別子と受信手段101が受信中ではないが表示モードにおいて受信可能なフォーマットの映像信号の識別子と受信手段101が受信中ではないが表示モードにおいて受信不可能なフォーマットの映像信号の識別子とをGUI画面に区別して表示する。【選択図】 図1

Description

本発明は、表示装置およびその制御方法に関し、特に、複数の映像を同時に表示可能な表示装置およびその制御方法に関するものである。
従来、SDI(Serial Digital Interface)のような映像信号向けに開発された方式を用いて映像信号を伝送することが一般的であった。近年、IP(Internet Protcol)パケットとして映像データを伝送する方式が普及しつつある。例えば、特許文献1において、IPパケットとして映像信号を出力する撮影装置(カメラ)を複数用いたシステムにおいて、映像信号を選択する技術が開示されている。
IP方式においては、1本のケーブルに複数の映像がまとまって伝送される。例えば、25Gbpsの帯域を持つ方式では、2K(1920x1080、2048x1080等)解像度の映像を4系統伝送することができる。
IPパケットの送信元の装置が、IPパケットの宛先として送信先の装置のIPアドレスを設定して、IPパケットを送信すると、IPルーターによって、IPパケットが送信先の装置へ届けられる。映像データをIPパケットとして送信する場合も同様である。映像データを送信元の装置(例えば撮影装置)から送信先の装置(例えば表示装置)へ伝送するとき、送信元の装置は、送信先の装置のIPアドレスをIPパケットに設定する必要がある。そのIPアドレスは別の装置から指示されたり、送信元の装置の使用者が指定したりする。
特許文献2において、放送コンテンツとサーバ配信コンテンツを同一のGUI(Graphical User Interface)画面に並べて表示し、選択可能とする技術が開示されている。放送コンテンツが選択された場合は、選局処理を行い、サーバ配信コンテンツが選択された場合は、サーバへコマンドを送信する。
特開2015-062311号公報 特開2009-182802号公報
IPパケットの送信先である表示装置が、IPパケットの送信元の装置(信号源)から映像信号を受信して、表示するためには、まず、信号源が、表示装置のIPアドレスを設定してIPパケットを送信する必要がある。さらに、表示装置が、信号源からのIPパケットを取得し、デコードした上で表示する必要がある。
ここで、複数の映像を同時に表示可能な表示装置を考える。IP方式においては、1本のケーブルに複数の映像がまとまって伝送されるため、表示装置が映像を選択、表示位置を決定する必要がある。
したがって、表示装置の使用者が、所望の信号源の映像を表示装置の所望の位置へ表示するように操作する操作手段が必要となる。しかしながら、特許文献2よると、1系統の映像の操作に関する技術は開示されているが、複数の映像の操作に関する技術は開示されていない。
そこで本発明は、複数の映像を同時に表示可能な表示装置において、信号源から送信される映像を選択した上で、表示装置への表示位置を指定する操作手段を提供することを目的とする。
本発明の表示装置は、複数の映像信号を受信する受信手段と、前記複数の映像信号のフォーマットを取得する取得手段と、表示手段に表示する映像信号の数を決定する表示モードを選択する操作と前記表示手段に表示する映像信号を選択する操作とを、前記表示手段にGUI画面を表示することにより、受け付ける操作手段と、を有し、前記操作手段は、前記フォーマットに基づいて、前記受信手段が受信中である映像信号の識別子と、前記受信手段が受信中ではないが前記表示モードにおいて受信可能なフォーマットの映像信号の識別子と、前記受信手段が受信中ではないが前記表示モードにおいて受信不可能なフォーマットの映像信号の識別子と、を前記GUI画面に区別して表示することを特徴とする。
複数の映像を同時に表示可能な表示装置において、信号源から送信される映像を選択した上で、表示装置の表示位置を指定する操作手段を提供することができる。
実施例1における表示装置の構成図である。 実施例1および実施例2における表示装置と外部の装置との接続例である。 実施例1における表示装置によるGUI画面例である。 実施例1における表示装置によるレイアウト例である。 実施例2における表示装置の構成図である。 実施例2における表示装置によるGUI画面例である。 実施例2における表示装置によるレイアウト例である。 実施例3における表示装置と外部の装置との接続例である。
<第1の実施形態>
以下、本発明の実施例1について説明する。
図1は本発明の実施例1における表示装置の構成図である。表示装置は、IP部101、フォーマット取得コマンド送信部102、開始停止コマンド送信部103、レイアウト部104、操作部105、合成部106、表示部107から構成される。
IP部101は、Internet Protocolを用いて、映像信号およびコマンドデータを外部の装置と通信する。映像信号としては、例えば、SMPTE2022(Society of Motion Picture and Television Engineers)にて規定されている方式が利用できる。IP部101は、SMPTE2022に従った映像信号を外部の装置から受信し、内部形式へ変換して、レイアウト部104へ出力する。コマンドデータとしては、例えば、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)方式が利用できる。フォーマット取得コマンド送信部102および開始停止コマンド送信部103が、出力した文字列をHTTP方式へ変換して外部の装置へ出力する。また、IP部101は、1本のケーブルにIP方式により重畳された複数の映像信号を取り扱うことができる。
フォーマット取得コマンド送信部102は、外部の装置へフォーマット取得コマンドを送信し、その応答として外部の装置が映像信号を出力する際のフォーマットを取得する。フォーマットとは、画素数、フレームレートなどである。フォーマット取得コマンドの構文は、文字列データとして、表示装置と外部の装置の間で予め取り決められているものとする。なお、外部の装置は、映像信号を出力していないときでも、出力する場合のフォーマットを応答するものとする。
開始停止コマンド送信部103は、外部の装置へ開始停止コマンドを送信する。外部の装置は、送信開始又は送信停止を指示するコマンド(開始停止コマンド)に従い、映像信号の出力を開始又は停止する。開始停止コマンドの構文は、文字列データとして、表示装置と外部の装置の間で予め取り決められているものとする。
レイアウト部104は、IP部101から受け取った複数の映像信号をレイアウトして、ひとつの映像信号を生成する。レイアウト部104は、IP部101から、最大4系統の映像信号を受け取るものとする。
操作部105は、GUI画面を生成するとともに、不図示の操作キーを読み取ることで、表示装置の使用者からの操作を受け付ける。
合成部106は、レイアウト部104が出力した映像信号に操作部105が出力したGUI画面を重畳する。
IP部101、フォーマット取得コマンド送信部102、開始停止コマンド送信部103、レイアウト部104、操作部105、合成部106は、ソフトウェアによって実現してもよいし、専用の画像処理回路によって実現してもよい。ソフトウェアの場合、CPUやMPUによってメモリに格納されたプログラム(ソフトウェア)を実行することで、各部の処理を実現する。
表示部107は、例えば、液晶パネルとバックライトから構成され、映像信号を表示する。
図2は本発明の実施例1における表示装置と外部の装置との接続例を示す。図2に示した接続例では、2台の表示装置である表示装置201および表示装置202、IPスイッチ211、9台の撮影装置である撮影装置221~撮影装置229、記録装置231、合成装置232、配信装置233が接続される。なお、図2では、撮影装置222~撮影装置228を省略している。
表示装置201および表示装置202は、図1で説明した本発明の実施例1における表示装置である。なお、本発明は、表示装置201および表示装置202のどちらにも適用できる。
IPスイッチ211は、IPパケットを接続された装置間で相互に転送する装置である。IPパケットの送信元の装置が、送信先の装置のIPアドレスをIPパケットに記載すると、IPスイッチ211は、そのIPアドレスへIPパケットを転送する。
撮影装置221~撮影装置229は、レンズや画像センサーから構成され、被写体を撮影して映像信号を生成する。撮影装置221~撮影装置229は、映像信号をInternet Protocolを用いて(例えば、SMPTE2020方式)、映像信号をIPスイッチ211へ出力する。
記録装置231は、IPスイッチ211を経由して撮影装置221~撮影装置229から受け取った映像信号を記録する。
合成装置232は、IPスイッチ211を経由して撮影装置221~撮影装置229から受け取った映像信号から1つを選択し、または、2つ以上の映像信号を1つに合成し、視聴者へ配信するための映像信号を生成する。合成装置232は、IPスイッチ211へ、視聴者へ配信するための映像信号を出力する。
配信装置233は、IPスイッチ211を介して合成装置232から受け取った映像信号を放送波やインターネットを介して配信する。
映像信号に加えて、表示装置201および表示装置202が送信するフォーマット取得コマンドおよび開始停止コマンドも、IPスイッチ211を介して撮影装置221~撮影装置229へ送信される。さらに、フォーマット取得コマンドおよび開始停止コマンドへの応答も、IPスイッチ211を介して撮影装置221~撮影装置229から表示装置201および表示装置202へ返信される。
図3は本発明の実施例1における表示装置によるGUI画面例を示す。図3を用いて、操作部105によるGUI画面を説明する。また、使用者による操作キーの操作とGUI画面の関連についても説明する。
図3(A)は、表示モード選択操作のためのGUI画面(表示モード選択画面)例である。操作部105が、操作キーの「操作モード」キーが操作されたことを読み取り、表示モード選択画面を表示する。また、操作部105が、別のGUI画面にて「決定」キーが操作されたことを読み取り、表示モード選択画面を表示してもよい。
表示装置は、最大4系統の映像信号を受け取り、表示モードに応じて、映像信号を選択した上で、映像を表示する。表示装置は、表示部107に1つの映像信号を表示する「1画面」モード、表示部107に2つの映像信号を表示する「2画面」モード、表示部107に4つの映像信号を表示する「4画面」モードの3つの表示モードに対応する。
操作部105は、表示モード選択画面を表示した上で、操作キーを読み取り、表示モードを決定する。表示モード選択画面では、「1画面」モード、「2画面」モード、「4画面」モードの3つのモードの選択肢が表示される。現在選択中の表示モードが太線で示されており、図3(A)では「4画面」モードが選択中となっている。操作キーの「上」キーおよび「下」キーにより、選択中の表示モードが変更可能である。使用者は、操作キーの「上」キーおよび「下」キーを操作して所望の表示モードを選択した上で「決定」キーを操作する。その操作に応じて、操作部105は、「決定」キー操作時に選択されていた表示モードをレイアウト部104へ通知する。
実施例1では、表示モードとして「4画面」モードが選択された場合の例を説明する。
図3(B)は、表示位置選択操作のためのGUI画面(表示位置選択画面)例である。操作部105が、操作キーの「表示位置」キーが操作されたことを読み取り、表示位置選択画面を表示する。また、操作部105が、別のGUI画面にて「決定」キーが操作されたことを読み取り、表示位置選択画面を表示してもよい。
操作部105は、表示位置選択画面を表示した上で、操作キーを読み取り、表示位置を決定する。実施例1では、表示モードして「4画面」モードが選択されているため、表示位置選択画面では、4系統の映像信号の表示位置として「左上」、「右上」、「左下」、「右下」の4つの表示位置の選択肢が表示される。現在選択中の表示位置が太線で示されており、図3(B)では「右上」が選択中となっている。操作キーの「上」キーおよび「下」キーにより、選択中の表示位置が変更可能である。使用者は、操作キーの「上」キーおよび「下」キーを操作して所望の表示位置を選択した上で「決定」キーを操作する。その操作に応じて、操作部105は、「決定」キー操作時に選択されていた表示位置(表示位置選択結果)をレイアウト部104へ通知するとともに、映像信号選択画面(後述)を表示する。
図3(C)は、映像信号選択操作のための第1のGUI画面例である。図3(D)は、映像信号選択操作のための第2のGUI画面例である。図3(C)および図3(D)を、映像信号選択画面という。操作部105が、表示位置選択画面にて「決定」キーが操作されたことを読み取り、映像信号選択画面を表示する。
操作部105は、映像信号選択画面を表示した上で、操作キーを読み取り、表示部107が表示する映像信号を決定する。映像信号選択画面には、表示装置に映像信号を伝送可能な装置の識別子としてのIPアドレスが表示される。図2に示した表示装置と外部の装置との接続例では、撮影装置221~撮影装置229が、表示装置に映像信号を伝送可能な装置であるため、それらの装置のIPアドレスが表示される。撮影装置221~撮影装置229のように、映像信号を送信する装置を信号源という。IPアドレスは、信号源として対象としている撮影装置のIPアドレスを別の操作画面を用いて使用者が予め入力してもよいし、表示装置が図2の接続例に示した装置へネットワークコマンドを用いて問い合わせてもよい。ネットワークコマンドとしては、例えば、UPNP(Universal Plug and Play)方式が使用できる。
各撮影装置のIPアドレスは、以下のとおりであるとする。
撮影装置221のIPアドレス=192.168.0.1(以下、IPアドレス「1」と略す)
撮影装置222のIPアドレス=192.168.0.2(以下、IPアドレス「2」と略す)
撮影装置223のIPアドレス=192.168.0.3(以下、IPアドレス「3」と略す)
撮影装置224のIPアドレス=192.168.0.4(以下、IPアドレス「4」と略す)
撮影装置225のIPアドレス=192.168.0.5(以下、IPアドレス「5」と略す)
撮影装置226のIPアドレス=192.168.0.6(以下、IPアドレス「6」と略す)
撮影装置227のIPアドレス=192.168.0.7(以下、IPアドレス「7」と略す)
撮影装置228のIPアドレス=192.168.0.8(以下、IPアドレス「8」と略す)
撮影装置229のIPアドレス=192.168.0.9(以下、IPアドレス「9」と略す)
現在選択中の映像信号(信号源のIPアドレス)が太線で示されており、図3(C)では「5」が選択中となっている。図3(D)ではIPアドレス「4」が選択中となっている。操作キーの「上」キーおよび「下」キーにより、選択中の映像信号が変更可能である。使用者は、操作キーの「上」キーおよび「下」キーを操作して所望の映像信号を選択した上で「決定」キーを操作する。その操作に応じて、操作部105は、「決定」キー操作時に選択されていた映像信号(映像信号選択結果)を開始停止コマンド送信部103およびレイアウト部104へ通知する。
映像信号選択画面における映像信号(信号源のIPアドレス)の表示順番について説明する。映像信号選択画面には、表示装置に映像信号を伝送可能な信号源のIPアドレスが表示されるが、装置は複数ありえるため、表示順番を決定する必要ある。操作部105は、図3(C)および図3(D)に示すように、映像信号(信号源のIPアドレス)を3群に分けて表示する。
第1群には、現在、表示装置に映像信号を伝送中の信号源のIPアドレスを表示する。IP部101が、受信しているIPパケットを解析し、IPパケットに送信元として記載されているIPアドレスが、表示装置に映像信号を伝送中の信号源のIPアドレスとなる。よって、IP部101が、解析して得たIPアドレスを操作部105へ通知し、操作部105が第1群として表示する。図3(C)および図3(D)の例では、IPアドレス「1」、「2」、「5」、「8」が第1群である。また、IPアドレスで示される映像信号が現在表示されている表示位置を表示する。図3(C)および図3(D)の例では、IPアドレス「1」の表示位置が「左上」、IPアドレス「2」の表示位置が「右上」、IPアドレス「5」の表示位置が「右下」、IPアドレス「8」の表示位置が「左下」である。映像信号の表示位置は、レイアウト部104が管理しているため、レイアウト部104が、IPアドレスと表示位置を操作部105へ通知し、操作部105が表示する。
第2群には、表示装置に映像信号を伝送中(表示装置が映像信号を受信中)ではないが、選択されている表示モードで表示可能(受信可能)な映像信号を伝送可能な信号源のIPアドレスを表示する。IP部101の帯域は、最大4系統の2K映像信号または1系統の4K映像信号を受信可能である。実施例1では、表示モードとして「4画面」モードが選択されているため、4系統の映像信号が同時に受信可能な2K映像信号は、表示可能な映像信号であるが、4K映像信号は帯域的に表示不可能な映像信号である。2K映像信号は、画素数が1920x1080または2048x1080の映像信号を意味する。4K映像信号は、画素数が3840x2160または4096x2160の映像信号を意味する。フォーマット取得コマンド送信部102が、信号源へフォーマット取得コマンドを送信し、その応答を解析することで、それらの装置のフォーマット(2K映像信号または4K映像信号)を取得する。フォーマット取得コマンド送信部102が、取得した装置のフォーマットを操作部105へ通知し、操作部105が、フォーマットが2K映像信号であると判断した信号源のIPアドレスを第2群として表示する。図3(C)および図3(D)の例では、IPアドレス「4」、「7」、「9」が第2群である。
第3群には、表示装置に映像信号を伝送中(表示装置が映像信号を受信中)ではなく、選択されている表示モードで表示不可能(受信不可能)な映像信号を伝送可能な信号源のIPアドレスを表示する。フォーマット取得コマンド送信部102が、取得した装置のフォーマットを操作部105へ通知し、操作部105が、フォーマットが4K映像信号であると判断した信号源のIPアドレスを第3群として表示する。図3(C)および図3(D)の例では、IPアドレス「3」、「6」が第3群である。第3群として表示された映像信号(信号源のIPアドレス)は、「上」キーおよび「下」キーにより選択操作できないものとする。また、選択操作できる第1群および第2群とは異なる表示形態で映像信号(信号源のIPアドレス)を表示するものとし、図3(C)および図3(D)の例では、背景を斜線としている。
図3(C)および図3(D)に示した通り、映像信号選択画面において、第1群、第2群および第3群の映像信号(信号源のIPアドレス)を区別して表示する。図3(C)および図3(D)では、各群の間に1行の空きを設けているが、これに限らない。例えば、第1群、第2群、第3群を別の文字色で示してもよい。
信号源の映像信号のフォーマットを表示する。図3(C)および図3(D)の例では、IPアドレス「1」、「2」、「5」、「8」、「4」、「7」、「9」のフォーマットが、「2K」である。IPアドレス「3」、「6」のフォーマットが、「4K」である。フォーマットは、信号源へフォーマット取得コマンドを送信して取得する。
図4(A)~(D)は、本発明の実施例1における表示装置の映像表示例である。図4(A)~(D)を用いて、使用者の操作と映像表示の関連を説明する。
図4(A)の映像表示例では、IP部101が、IPアドレス「1」、「2」、「8」、「5」の装置から映像信号を受信する。そして、レイアウト部104が、IPアドレス「1」の装置の映像信号を「左上」へ、IPアドレス「2」の装置の映像信号を「右上」へ、IPアドレス「8」の装置の映像信号を「左下」へ、IPアドレス「5」の装置の映像信号を「右下」へ配置している。図4(A)に示したように映像信号を受信および配置しているときに映像信号選択画面を表示すると、図3(C)および図3(D)に示した画面となる。
使用者が、表示位置選択画面にて、図3(B)に示すように「右上」を選択した上で「決定」キーを操作し、映像信号選択画面にて、図3(C)に示すようにIPアドレス「5」を選択した上で「決定」キーを操作したとする。その操作により、図4(B)に示す通り、IPアドレス「5」の装置の映像信号が「右上」に表示される。「左上」、「左下」、「右下」に関しては、図3(C)にて「決定」キーを操作する前の状態を維持するため、図4(A)と同様である。図3(C)にて「決定」キーを操作する前、レイアウト部104はIPアドレス「2」の装置の映像信号を「右上」へ配置していた。しかし、「決定」キーを操作した後、操作部105から通知された表示位置選択結果および映像信号選択結果に従い、レイアウト部104は「5」の装置の映像信号を「右上」へ配置する。
また、使用者が、表示位置選択画面にて、図3(B)に示すように「右上」を選択した上で「決定」キーを操作し、映像信号選択画面にて、図3(D)に示すようにIPアドレス「4」を選択した上で「決定」キーを操作したとする。その操作により、図4(C)に示す通り、IPアドレス「4」の装置の映像信号が「右上」に表示される。「左上」、「左下」、「右下」に関しては、図3(D)にて「決定」キーを操作する前の状態を維持するため、図4(A)と同様である。図3(D)にて「決定」キーを操作すると、開始停止コマンド送信部103は、操作部105から通知された映像信号選択結果に従い、IPアドレス「2」の装置へ映像信号の出力停止を命じ、さらに、IPアドレス「4」の装置へ映像信号の出力開始を命じる。レイアウト部104は、IPアドレス「2」の装置の映像信号を「右上」へ配置していた。しかし、「決定」キーを操作した後、操作部105から通知された表示位置選択結果および映像信号選択結果に従い、レイアウト部104はIPアドレス「4」の装置の映像信号を「右上」へ配置する。
図3(C)に示すように、第1群の映像信号が選択された状態で「決定」キーが操作されると、操作部105は、レイアウト部104へ映像信号選択結果を通知する。
図3(D)に示すように、第2群の映像信号が選択された状態で「決定」キーが操作されると、操作部105は、開始停止コマンド送信部103およびレイアウト部104へ映像信号選択結果を通知する。
実施例1によれば、4系統の映像を同時に表示可能な表示装置において、外部の装置から送信される映像を選択した上で、表示装置への表示位置を指定する操作手段を提供することができる。
映像信号選択画面にて、第1群の映像信号が選択されたときの動作を以下のように変更することも可能である。
使用者が、表示位置選択画面にて、図3(B)に示すように「右上」を選択した上で「決定」キーを操作し、映像信号選択画面にて、図3(C)に示すように「5」を選択した上で「決定」キーを操作したとする。その操作により、図4(D)に示す通り、IPアドレス「5」の装置の映像信号が「右上」に表示され、IPアドレス「2」の装置の映像信号が「右下」に表示される。「左上」、「左下」に関しては、図3(C)にて「決定」キーを操作する前の状態を維持するため、図4(A)と同様である。図3(C)にて「決定」キーを操作する前、レイアウト部104はIPアドレス「2」の装置の映像信号を「右上」へ、192.168.0.5」の装置の映像信号を「右下」配置していた。しかし、「決定」キーを操作した後、操作部105から通知された表示位置選択結果および映像信号選択結果に従い、レイアウト部104はIPアドレス「5」の装置の映像信号を「右上」へ、IPアドレス「2」の装置の映像信号を「右下」配置する。
より一般的には、操作部105から通知された映像信号選択結果が示す映像信号(信号源のIPアドレス)が、操作部105から通知された表示位置選択結果が示す表示位置とは異なる表示位置に予め表示されている場合を考える。この場合、レイアウト部104は、まず、映像信号選択結果が示す映像信号を表示位置選択結果が示す表示位置へ配置する。そして、レイアウト部104は、表示位置選択結果が示す表示位置に予め表示されていた映像信号を映像信号選択結果が示す映像信号が予め表示されていた表示位置に配置する。
したがって、第1群の映像信号が選択されたとき、映像信号選択画面で選択された映像信号と表示位置選択画面で選択された表示位置に予め表示されていた映像信号が、互いに位置を入れ換えて表示される。
<第2の実施形態>
以下、本発明の実施例2について説明する。実施例2では、表示モードとして「2画面」モードが選択された場合の例を説明する。
図5は本発明の実施例2における表示装置の構成図である。表示装置は、IP部101、フォーマット取得コマンド送信部102、開始停止コマンド送信部103、選択部518、レイアウト部504、操作部505、合成部106、表示部107から構成される。
選択部518は、IP部101から受け取った複数の映像信号から複数の映像信号を選択して出力する。選択部518は、最大4系統の映像信号を受け取り、最大2系統の映像信号を出力するものとする。
レイアウト部504は、IP部101から受け取った複数の映像信号をレイアウトして、ひとつの映像信号を生成する。レイアウト部104は、選択部518から、最大2系統の映像信号を受け取るものとする。
操作部505は、GUI画面を生成するとともに、不図示の操作キーを読み取ることで、表示装置の使用者からの操作を受け付ける。
実施例2では、表示モードが「2画面」モードであるため、レイアウト部504および操作部505の動作が、実施例1におけるレイアウト部104および操作部105とは異なるため、別の符号を付した。
IP部101、フォーマット取得コマンド送信部102、開始停止コマンド送信部103、合成部106、表示部107は、実施例1と同等である。
本発明の実施例2における表示装置と外部の装置との接続例は、実施例1と同じく、図2に示す通りである。
図6は本発明の実施例2における表示装置によるGUI画面例を示す。図6を用いて、操作部505によるGUI画面を説明する。また、使用者による操作キーの操作とGUI画面の関連についても説明する。
図6(A)は、表示モード選択操作のためのGUI画面(表示モード選択画面)例である。操作部505が、操作キーの「操作モード」キーが操作されたことを読み取り、表示モード選択画面を表示する。また、操作部505が、別のGUI画面にて「決定」キーが操作されたことを読み取り、表示モード選択画面を表示してもよい。
操作部505は、表示モード選択画面を表示した上で、操作キーを読み取り、表示モードを決定する。表示モード選択画面では、「1画面」モード、「2画面」モード、「4画面」モードの3つのモードの選択肢が表示される。現在選択中の表示モードが太線で示されており、図6(A)では「2画面」モードが選択中となっている。操作キーの「上」キーおよび「下」キーにより、選択中の表示モードが変更可能である。使用者は、操作キーの「上」キーおよび「下」キーを操作して所望の表示モードを選択した上で「決定」キーを操作する。その操作に応じて、操作部505は、「決定」キー操作時に選択されていた表示モードを選択部518およびレイアウト部504へ通知する。
図6(B)は、表示位置選択操作のためのGUI画面(表示位置選択画面)例である。操作部505が、操作キーの「表示位置」キーが操作されたことを読み取り、表示位置選択画面を表示する。また、操作部505が、別のGUI画面にて「決定」キーが操作されたことを読み取り、表示位置選択画面を表示してもよい。
操作部505は、表示位置選択画面を表示した上で、操作キーを読み取り、表示位置を決定する。実施例2では、表示モードして「2画面」モードが選択されているため、表示位置選択画面では、2系統の映像信号の表示位置として「左」、「右」の2つの表示位置の選択肢が表示される。現在選択中の表示位置が太線で示されており、図6(B)では「右」が選択中となっている。操作キーの「上」キーおよび「下」キーにより、選択中の表示位置が変更可能である。使用者は、操作キーの「上」キーおよび「下」キーを操作して所望の表示位置を選択した上で「決定」キーを操作する。その操作に応じて、操作部505は、「決定」キーを操作時に選択されていた表示位置(表示位置選択結果)をレイアウト部504へ通知するとともに、映像信号選択画面(後述)を表示する。
図6(C)は、映像信号選択操作のための第1のGUI画面例である。図6(D)は、映像信号選択操作のための第2のGUI画面例である。図6(E)は、映像信号選択操作のための第3のGUI画面例である。図6(C)、図6(D)および図6(E)を、映像信号選択画面という。操作部505が、表示位置選択画面にて「決定」キーが操作されたことを読み取り、映像信号選択画面を表示する。
操作部505は、映像信号選択画面を表示した上で、操作キーを読み取り、表示部107が表示する映像信号を決定する。映像信号選択画面には、表示装置に映像信号を伝送可能な信号源のIPアドレスが表示される。実施例1と同様に、撮影装置221~撮影装置229が、表示装置に映像信号を伝送可能な装置であり、そのIPアドレスの割り当ても同様とする。
現在選択中の映像信号(信号源のIPアドレス)が太線で示されており、図6(C)ではIPアドレス「2」が選択中となっている。図6(D)ではIPアドレス「8」が選択中となっている。図6(E)ではIPアドレス「4」が選択中となっている。操作キーの「上」キーおよび「下」キーにより、選択中の映像信号が変更可能である。使用者が、操作キーの「上」キーおよび「下」キーを操作して所望の映像信号を選択した上で「決定」キーを操作したとする。その操作に応じて、操作部505は、「決定」キー操作時に選択されていた映像信号(映像信号選択結果)を開始停止コマンド送信部103、選択部518およびレイアウト部504へ通知する。
映像信号選択画面における映像信号(信号源のIPアドレス)の表示順番について説明する。映像信号選択画面には、表示装置に映像信号を伝送可能な信号源のIPアドレスが表示されるが、装置は複数ありえるため、表示順番を決定する必要ある。操作部505は、図6(C)、図6(D)および図6(E)に示すように、映像信号(信号源のIPアドレス)を3群に分けて表示する。
第1群には、現在、表示装置に映像信号を伝送中の信号源のIPアドレスを表示する。IP部101が、受信しているIPパケットを解析し、IPパケットに送信元として記載されているIPアドレスが、表示装置に映像信号を伝送中の信号源のIPアドレスとなる。よって、IP部101が、解析して得たIPアドレスを操作部505へ通知し、操作部505が第1群として表示する。図6(C)、図6(D)および図6(E)の例では、IPアドレス「1」、「2」、「5」、「8」が第1群である。また、IPアドレスで示される映像信号が現在表示されている表示位置を表示する。図6(C)、図6(D)および図6(E)の例では、IPアドレス「2」の表示位置が「左」、IPアドレス「5」の表示位置が「右」である。映像信号の表示位置は、レイアウト部504が管理しているため、レイアウト部504が、IPアドレスと表示位置を操作部505へ通知し、操作部505が表示する。
第2群には、表示装置に映像信号を伝送中ではないが、選択されている表示モードで表示可能な映像信号を伝送可能な信号源のIPアドレスを表示する。IP部101の帯域は、最大4系統の2K映像信号または1系統の4K映像信号を受信可能である。実施例2では、表示モードとして「2画面」モードが選択されているため、2系統の映像信号が同時に受信可能な2K映像信号は、表示可能な映像信号であるが、4K映像信号は帯域的に表示不可能な映像信号である。2K映像信号は、画素数が1920x1080または2048x1080の映像信号を意味する。4K映像信号は、画素数が3840x2160または4096x2160の映像信号を意味する。フォーマット取得コマンド送信部102が、信号源へフォーマット取得コマンドを送信し、その応答を解析することで、それらの装置のフォーマット(2K映像信号または4K映像信号)を取得する。フォーマット取得コマンド送信部102が、取得した装置のフォーマットを操作部505へ通知し、操作部505が、フォーマットが2K映像信号である信号源のIPアドレスを第2群として表示する。図6(C)、図6(D)および図6(E)の例では、IPアドレス「4」、「7」、「9」が第2群である。
第3群には、表示装置に映像信号を伝送中ではなく、選択されている表示モードで表示不可能な映像信号を伝送可能な信号源のIPアドレスを表示する。フォーマット取得コマンド送信部102が、取得した装置のフォーマットを操作部505へ通知し、操作部505が、フォーマットが4K映像信号である信号源のIPアドレスを第3群として表示する。図6(C)、図6(D)および図6(E)の例では、IPアドレス「3」、「6」が第3群である。第3群として表示された映像信号(信号源のIPアドレス)は、「上」キーおよび「下」キーにより選択操作できないものとする。また、選択操作できる第1群および第2群とは異なる形態で映像信号(信号源のIPアドレス)を表示するものとし、図6(C)、図6(D)および図6(E)の例では、背景を斜線としている。
図6(C)、図6(D)および図6(E)に示した通り、映像信号選択画面において、第1群、第2群および第3群の映像信号(信号源のIPアドレス)を区別して表示する。図6(C)、図6(D)および図6(E)では、各群の間に1行の空きを設けているが、これに限らない。例えば、第1群、第2群、第3群を別の文字色で示してもよい。
信号源の映像信号のフォーマットを表示する。図6(C)、図6(D)および図6(E)の例では、IPアドレス「1」、「2」、「5」、「8」、「4」、「7」、「9」のフォーマットが、「2K」である。IPアドレス「3」、「6」のフォーマットが、「4K」である。フォーマットは、信号源へフォーマット取得コマンドを送信して取得する。
図7(A)~(E)は、本発明の実施例2における表示装置の映像表示例である。図4(A)~(E)を用いて、使用者の操作と映像表示の関連を説明する。
図7(A)の映像表示例では、IP部101が、IPアドレス「1」、「2」、「5」、「8」の装置から映像信号を受信し、選択部518が、IPアドレス「2」、「5」の装置から映像信号を選択する。そして、レイアウト部104が、IPアドレス「2」の装置の映像信号を「左」へ、「5」の装置の映像信号を「右」へ配置している。図7(A)に示したように映像信号を受信および配置しているときに映像信号選択画面を表示すると、図6(C)、図6(D)および図6(E)に示した画面となる。
使用者が、表示位置選択画面にて、図6(B)に示すように「右」を選択した上で「決定」キーを操作し、映像信号選択画面にて、図6(C)に示すようにIPアドレス「2」を選択した上で「決定」キーを操作したとする。その操作により、図7(B)に示す通り、IPアドレス「2」の装置の映像信号が「右」に表示される。「左」に関しては、図6(C)にて「決定」キーを操作する前の状態を維持するため、図7(A)と同様である。図6(C)にて「決定」キーを操作する前、レイアウト部104は「5」の装置の映像信号を「右」へ配置していた。しかし、「決定」キーを操作した後、操作部505から通知された表示位置選択結果および映像信号選択結果に従い、レイアウト部504はIPアドレス「2」の装置の映像信号を「右」へ配置する。
また、使用者が、表示位置選択画面にて、図6(B)に示すように「右」を選択した上で「決定」キーを操作し、映像信号選択画面にて、図6(D)に示すようにIPアドレス「8」を選択した上で「決定」キーを操作したとする。その操作により、図7(C)に示す通り、IPアドレス「8」の装置の映像信号が「右」に表示される。「左」に関しては、図6(D)にて「決定」キーを操作する前の状態を維持するため、図7(A)と同様である。図6(D)にて「決定」キーを操作すると、選択部518は、「5」の装置の映像信号を選択していたが、「決定」キーを操作した後、操作部505から通知された映像信号選択結果に従い、選択部518はIPアドレス「8」の装置の映像信号を選択する。レイアウト部504は、「5」の装置の映像信号を「右」へ配置していた。しかし、レイアウト部504は、「決定」キーを操作した後、操作部505から通知された表示位置選択結果および映像信号選択結果に従い、レイアウト部508はIPアドレス「8」の装置の映像信号を「右」へ配置する。
さらに、使用者が、表示位置選択画面にて、図6(B)に示すように「右」を選択した上で「決定」キーを操作し、映像信号選択画面にて、図6(E)に示すようにIPアドレス「4」を選択した上で「決定」キーを操作したとする。その操作により、図7(D)に示す通り、IPアドレス「4」の装置の映像信号が「右」に表示される。「左」に関しては、図6(E)にて「決定」キーを操作する前の状態を維持するため、図7(A)と同様である。図6(E)にて「決定」キーを操作すると、開始停止コマンド送信部103は、操作部105から通知された映像信号選択結果に従い、「5」の装置へ映像信号の出力停止を命じ、さらに、IPアドレス「4」の装置へ映像信号の出力開始を命じる。選択部518は、192.168.0.5」の装置の映像信号を選択していたが、「決定」キーを操作した後、操作部505から通知された映像信号選択結果に従い、選択部518はIPアドレス「4」の装置の映像信号を選択する。レイアウト部504は、IPアドレス「5」の装置の映像信号を「右」へ配置していた。しかし、レイアウト部504は、「決定」キーを操作した後、操作部505から通知された表示位置選択結果および映像信号選択結果に従い、レイアウト部504はIPアドレス「4」の装置の映像信号を「右」へ配置する。
図6(C)に示すように、第1群の映像信号のうち表示部107が表示中である映像信号が選択された状態で「決定」キーが操作されると、操作部505は、レイアウト部504へ映像信号選択結果を通知する。
図6(D)に示すように、第1群の映像信号のうち表示部107が表示中ではない映像信号が選択された状態で「決定」キーが操作されると、操作部505は、選択部518およびレイアウト部504へ映像信号選択結果を通知する。
図6(E)に示すように、第2群の映像信号が選択された状態で「決定」キーが操作されると、操作部505は、開始停止コマンド送信部103、選択部518およびレイアウト部504へ映像信号選択結果を通知する。
実施例2によれば、4系統の映像を同時に受信可能で、2系統の映像を同時に表示可能な表示装置において、外部の装置から送信される映像を選択した上で、表示装置への表示位置を指定する操作手段を提供することができる。
映像信号選択画面にて、第1群の映像信号のうち表示部107が表示中である映像信号が選択されたときの動作を以下のように変更することも可能である。
使用者が、表示位置選択画面にて、図6(B)に示すように「右」を選択した上で「決定」キーを操作し、映像信号選択画面にて、図6(C)に示すようにIPアドレス「2」を選択した上で「決定」キーを操作したとする。その操作により、図7(E)に示す通り、IPアドレス「2」の装置の映像信号が「右」に表示され、IPアドレス「5」の装置の映像信号が「左」に表示される。図6(C)にて「決定」キーを操作する前、レイアウト部504はIPアドレス「5」の装置の映像信号を「右」へ、IPアドレス「2」の装置の映像信号を「左」に配置していた。しかし、「決定」キーを操作した後、操作部505から通知された表示位置選択結果および映像信号選択結果に従い、レイアウト部504はIPアドレス「2」の装置の映像信号を「右」へ、IPアドレス「5」の装置の映像信号を「左」に配置する。
より一般的には、操作部505から通知された映像信号選択結果が示す映像信号(信号源のIPアドレス)が、操作部505から通知された表示位置選択結果が示す表示位置とは異なる表示位置に予め表示されている場合を考える。この場合、レイアウト部504は、まず、映像信号選択結果が示す映像信号を表示位置選択結果が示す表示位置へ配置する。そして、レイアウト部504は、表示位置選択結果が示す表示位置に予め表示されていた映像信号を映像信号選択結果が示す映像信号が予め表示されていた表示位置に配置する。
したがって、第1群の映像信号のうち表示部107が表示中である映像信号が選択されたとき、映像信号選択画面で選択された映像信号と表示位置選択画面で選択された表示位置に予め表示されていた映像信号が、互いに位置を入れ換えて表示される。
<第3の実施形態>
以下、本発明の実施例3について説明する。実施例3では、SDI(Serial Digiatal Interface)方式で映像信号を受信する表示装置に本発明を適用する例を説明する。
図8は本発明の実施例3における表示装置と外部の装置との接続例を示す。図8に示した接続例では、2台の表示装置である表示装置801および表示装置802、選択合成装置811、9台の撮影装置である撮影装置821~撮影装置829、記録装置831、配信装置833が接続される。なお、図8では、撮影装置822~撮影装置828を省略している。
表示装置801および表示装置802は、本発明の実施例3における表示装置である。なお、本発明は、表示装置801および表示装置802のどちらにも適用できる。
選択合成装置811は、複数の映像信号入力および複数の映像信号出力を有し、映像信号入力から選択した映像信号を映像信号出力へ出力することができる。また、複数の映像信号入力から入力された複数の映像信号を合成し、ひとつの映像信号として出力することができる。ひとつの映像信号入力から入力された映像信号は、複製されて複数の映像信号出力へ出力可能である。また、内部で合成された映像信号は、複製されて複数の映像信号出力へ出力可能である。選択合成装置811は、制御入力を有し、制御入力から入力されたコマンドデータに従い、映像信号の選択・合成を行う。
撮影装置821~撮影装置829は、レンズや画像センサーから構成され、被写体を撮影して映像信号を生成する。撮影装置821~撮影装置829は、映像信号を選択合成装置811へ出力する。
記録装置831は、選択合成装置811から受けとった映像信号を記録する。
配信装置833は、選択合成装置811から受け取った映像信号を放送波やインターネットを介して配信する。
各装置間の映像信号は、SDI方式を用いる。撮影装置821~撮影装置829は、SDI方式にて映像信号を選択合成装置811へ出力する。選択合成装置811は、SDI方式にて映像信号を表示装置801~表示装置802、記録装置831および配信装置833へ出力する。選択合成装置811から表示装置801、選択合成装置811から表示装置802への映像信号はそれぞれ4系統ある。
選択合成装置811と表示装置801、選択合成装置811と表示装置802を接続する制御信号は、IP方式を用い、コマンドデータをやり取りする。表示装置801は、選択合成装置811を制御することができる。表示装置802は、選択合成装置811を制御することができる。
表示装置801(表示装置802)は、表示モード選択画面、表示位置選択画面、映像信号選択画面を用いて使用者から表示すべき映像信号(撮影装置)と表示位置の指示を受け付ける。表示装置801(表示装置802)は、コマンドデータを介して、使用者が指示した映像信号を表示装置801(表示装置802)へ出力するように、選択合成装置811を制御する。表示装置801(表示装置802)は、使用者が指示した映像信号を使用者が指示した表示位置に配置する。
なお、装置をIPアドレスで区別することはできないため、表示位置選択画面において、IPアドレスに代わり、撮影装置が接続されている選択合成装置811の映像入力端子の名称(例えば、「SDI入力A」)を表示する。
<その他の実施形態>
実施例1~3を一部改変して本発明を実施する例を以下に示す。
映像信号選択画面に選択肢「OFF」を設け、使用者が映像信号選択画面にて「OFF」を選択した上で、「決定」キーを操作したとき、表示位置選択画面にて選択された表示位置を黒く表示してもよい。
フォーマット取得コマンド送信部102が、取得したフォーマットが2K映像信号、または、2 Sample Interleave方式である信号源のIPアドレスを第2群として表示する。フォーマットが2K映像信号でなく、2 Sample Interleave方式でもない信号源のIPアドレスを第3群として表示する。2 Sample Interleave方式は、解像度が4Kまたは4K超の映像信号を複数の2K映像信号に分割して伝送する方式である。使用者が2 Sample Interleave方式の映像信号を選択したとき、表示装置は、信号源に対して映像信号を構成するひとつの2K映像信号を出力するように映像信号開始停止コマンドを送信し、ひとつの2K映像信号を表示部107へ表示する。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。例えば、本発明の適用範囲は、IP方式の映像信号に限らない。SDI方式の映像信号を用いる表示装置に、本発明を適用することも可能である。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
また、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリでもよい。
また、プログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムを記憶し、接続のあったクライアントコンピュータはがコンピュータプログラムをダウンロードしてプログラムするような方法も考えられる。
101 IP部(受信手段)
102 フォーマット取得コマンド送信部(取得手段)
103 開始停止コマンド送信部(送信手段)
104、504 レイアウト部(レイアウト手段)
105、505 操作部(操作手段)
107 表示部(表示手段)

Claims (9)

  1. 複数の映像信号を受信する受信手段と、
    前記複数の映像信号のフォーマットを取得する取得手段と、
    表示手段に表示する映像信号の数を決定する表示モードを選択する操作と前記表示手段に表示する映像信号を選択する操作とを、前記表示手段にGUI画面を表示することにより、受け付ける操作手段と、を有し、
    前記操作手段は、前記フォーマットに基づいて、前記受信手段が受信中である映像信号の識別子と、前記受信手段が受信中ではないが前記表示モードにおいて受信可能なフォーマットの映像信号の識別子と、前記受信手段が受信中ではないが前記表示モードにおいて受信不可能なフォーマットの映像信号の識別子と、を前記GUI画面に区別して表示する
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記操作手段は、前記表示手段に表示する映像信号の表示位置を選択する操作を受け付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記複数の映像信号をレイアウトするレイアウト手段を有し、
    前記レイアウト手段は、選択された映像信号が受信中である場合、その選択された映像信号を選択された表示位置にレイアウトする
    ことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 外部の信号源に映像信号の送信開始又は送信停止を指示するコマンドを送信する送信手段を有し、
    前記送信手段は、選択された映像信号が受信中ではないが受信可能なフォーマットである場合、前記外部の信号源へ前記コマンドを送信する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の表示装置。
  5. 前記受信手段は、1系統の4K映像信号又は4系統の2K映像信号を受信可能であり、
    前記操作手段は、映像信号のフォーマットが2K映像信号を示す場合、受信可能なフォーマットの映像信号の識別子と判断し、映像信号のフォーマットが4K映像信号を示す場合、受信不可能なフォーマットの映像信号の識別子と判断する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に表示装置。
  6. 前記受信手段は、1系統の4K映像信号又は4系統の2 Sample Interleave方式の映像信号を含む2K映像信号を受信可能であり、
    前記操作手段は、映像信号のフォーマットが2 Sample Interleave方式の映像信号を含む2K映像信号を示す場合、受信可能なフォーマットの映像信号の識別子と判断し、映像信号のフォーマットが2 Sample Interleave方式の映像信号を含まない4K映像信号を示す場合、受信不可能なフォーマットの映像信号の識別子と判断する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に表示装置。
  7. 前記操作手段は、前記識別子の表示形態を異ならせることにより、前記識別子を区別して表示する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に表示装置。
  8. 複数の映像信号を受信する受信ステップと、
    前記複数の映像信号のフォーマットを取得する取得ステップと、
    表示手段に表示する映像信号の数を決定する表示モードを選択する操作と前記表示手段に表示する映像信号を選択する操作とを、前記表示手段にGUI画面を表示することにより、受け付ける操作ステップと、を有し、
    前記操作ステップでは、前記フォーマットに基づいて、前記受信手段が受信中である映像信号の識別子と、前記受信手段が受信中ではないが前記表示モードにおいて受信可能なフォーマットの映像信号の識別子と、前記受信手段が受信中ではないが前記表示モードにおいて受信不可能なフォーマットの映像信号の識別子と、を前記GUI画面に区別して表示する
    ことを特徴とする表示装置の制御方法。
  9. 請求項8に記載の表示装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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