JP2022181326A - Waste liquid container and recording device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、排液収容体、及び記録装置に関する。 The present invention relates to a drainage container and a recording apparatus.
従来、特許文献1に示すように、廃インクを排出する排出部を備えたプリンターに着脱可能とされ、その装着状態において排出部から排出された廃インクを受容する廃インクタンクが知られている。当該廃インクタンクは、排出部と接続する接続口(開口部)と、ユーザーが廃インクタンクの着脱時に把持する把持部と、を備える。 Conventionally, as shown in Patent Document 1, there is known a waste ink tank that is attachable to and detachable from a printer having a discharge section for discharging waste ink, and that receives waste ink discharged from the discharge section in the attached state. . The waste ink tank includes a connection port (opening) that connects to the discharge section, and a grip that a user grips when attaching or detaching the waste ink tank.
しかしながら、把持部を把持した状態で廃インクタンクを排出部から取り外した際、把持部を上方にして把持する可能性がある。このように把持すると開口部が下方になるため、廃インクタンク内の廃インクが、重力によって開口部から垂れてしまう、という課題がある。
開口部から廃インクが垂れてしまうと、ユーザーの身体や資産等を汚すなど、種々の問題を引き起こす。
However, when the waste ink tank is removed from the discharge part while holding the holding part, the holding part may be held upward. Since the opening is downward when held in this way, there is a problem that the waste ink in the waste ink tank drips from the opening due to gravity.
When the waste ink drips from the opening, it causes various problems such as staining the user's body and property.
排液収容体は、排液を排出する排出部を備えた装置に着脱可能に構成され、前記排出部から排出された排液を収容可能な排液収容体であって、排液を収容する筐体と、前記筐体の第1面に設けられ、前記排出部と接続する接続部と、を備え、前記第1面は、前記接続部が設けられた第1部分と、前記第1面側からの平面視で、前記第1部分よりも手前の第2部分と、を有する。 The waste liquid container is detachable from a device having a discharge part for discharging the waste liquid, and is a waste liquid container capable of containing the waste liquid discharged from the discharge part, and contains the waste liquid. a housing; and a connection section provided on a first surface of the housing and connected to the discharge section, wherein the first surface includes a first portion provided with the connection section, and the first surface. and a second portion in front of the first portion in plan view from the side.
記録装置は、上記の排液収容体を着脱可能に構成された記録装置であって、媒体に液体を吐出し記録を行う記録部を備え、前記排液収容体は、前記記録部による記録時に、前記記録部から前記媒体の端部の外側に吐出された液体を排液として収容する。 A recording apparatus is a recording apparatus configured to be detachable from the above-described drainage container, and includes a recording unit that performs recording by ejecting liquid onto a medium. , the liquid ejected from the recording portion to the outside of the end portion of the medium is stored as a waste liquid.
記録装置は、上記の排液収容体を着脱可能に構成された記録装置であって、媒体に液体を吐出し記録を行う記録部を備え、前記排液収容体は、前記記録部を正常な状態に保つためのメンテナンスによって発生する排液を収容する。 A recording apparatus is a recording apparatus configured to be detachable from the above-described drainage container, and includes a recording unit that performs recording by ejecting liquid onto a medium. Contain waste fluid generated by maintenance to keep it in good condition.
1.第1実施形態
まず、記録装置10の構成について説明する。本実施形態の記録装置10は、液体としてのインクを媒体P(例えば、用紙)に吐出して記録を行うシリアル方式のインクジェットプリンターである。
図1及び図2は、記録装置10の構成を示す斜視図である。
なお、記録装置10が、X軸とY軸とに平行なXY平面(水平面)に設置された状態において、Z軸に沿った方向は上下方向であり、+Z方向は上方向であり、-Z方向は下方向である。また、Y軸に沿った方向が前後方向であり、+Y方向側が前方向(前面側)であり、-Y方向側が後ろ方向(背面側)である。また、X軸に沿った方向が左右方向(幅方向)であり、+X方向側が左方向であり、-X方向側が右方向である。
1. First Embodiment First, the configuration of the
1 and 2 are perspective views showing the configuration of the
Note that when the
図1及び図2に示すように、装置本体12は、略直方体状の筐体13と、筐体13上に配置される原稿読取装置14とを備える。原稿読取装置14は、読取用の原稿が載置される透明なガラス等からなる水平な原稿載置面15と、その原稿載置面15を覆うことが可能な原稿カバー16とを備える。原稿カバー16は、原稿載置面15を上方から覆う閉じ状態(図1)と、その閉じ状態から開いて原稿載置面15の上方域を開放する開き状態(図2)との間で、幅方向に沿うX軸に平行な回動軸(不図示)を回動中心にして開閉動作可能に設けられる。
As shown in FIGS. 1 and 2, the device
筐体13の外面において、装置本体12の正面となる前面17の下部には、内部から媒体Pを排出するための排出口18が設けられる。排出口18の内部には、筐体13内から手前側に向けて排出される媒体Pを載置状態にして支持するためのスタッカー19が設けられる。
On the outer surface of the
筐体13の前面17における上部には記録装置10のユーザーによって操作される操作部20が設けられる。操作部20は、X軸に沿った幅方向が長手方向となる横長のパネルである。操作部20は、記録装置10をオン又はオフする際に操作される電源ボタン21や各種の操作情報を入力する際に操作される操作ボタン22が設けられる。また、記録装置10の操作状態などを表示可能な液晶表示体23が設けられる。液晶表示体23は、タッチパネルであっても良い。
An
筐体13の前面17には、インク供給部25が設けられる。インク供給部25は、記録ヘッド32(図3)にインクを供給するものである。インク供給部25は、複数のインクタンク26等を含む。インクタンク26は、インクを収容可能な容器である。
An
次に、記録装置10の内部構成について説明する。
図3に示すように、記録装置10は、記録部としての記録ヘッド32と、当該記録ヘッド32を搭載したキャリッジ30と、を備える。
キャリッジ30は、X軸に沿った方向に延在するガイドレール33に支持され、図示しない駆動機構によってX軸に沿った方向に往復移動可能に構成される。
記録ヘッド32の下方には、搬送される媒体Pを支持するプラテン34が配置される。
記録ヘッド32は、複数のノズルを備え、プラテン34に支持された媒体Pにインクを液滴として吐出する。プラテン34は板状を成す。
記録装置10は、不図示の給紙部からプラテン34を経由して排出口18に向けて媒体Pを搬送する搬送機構を備える。そして、キャリッジ30がX軸に沿って移動する過程で記録ヘッド32が液滴を吐出して1パス分の記録を行う記録動作と、次の記録位置まで媒体Pを搬送する搬送動作とを交互に行うことで、媒体Pに画像や文書等が記録される。
なお、本実施形態では、インク供給部25やインクタンク26が、キャリッジ30とは別の位置に配置されるオフキャリッジタイプであるが、インク供給部25やインクタンク26が、キャリッジ30に着脱可能に搭載されるオンキャリッジタイプであってもよい。また、記録装置10は、シリアル方式に限定されず、記録ヘッド32が媒体Pの最大幅の全域に亘り配置された長尺状のラインヘッドであり、媒体Pの幅全域に一斉に液滴を吐出可能なライン方式であってもよい。
Next, the internal configuration of the
As shown in FIG. 3, the
The
A
The
The
In this embodiment, the
記録装置10は、さらに、メンテナンス部40を備える。メンテナンス部40は、記録ヘッド32を正常な状態に保つためにメンテナンスを行う。例えば、記録ヘッド32からインクや空気を強制的に排出(クリーニング動作)させる。
The
メンテナンス部40は、キャップ41を備える。記録装置10が記録動作を行っていない間は、キャリッジ30は、記録動作における記録領域から外れた位置であるホームポジションに配置される。
The
キャップ41は、ホームポジションに配置され、有底箱状の部材である。キャップ41は、昇降機構によってZ軸に沿った方向に移動可能である。キャップ41は、上昇することで、記録ヘッド32の下面側に押し当てられる。これにより、キャップ41は、記録ヘッド32の下面に形成されたノズルを覆うように閉空間を形成する。この閉空間によって、記録ヘッド32のノズル内におけるインクの乾燥を抑制できる。
The
キャップ41は、吸引チューブを介して吸引ポンプに接続される。吸引ポンプは、閉空間状態において駆動することによって、吸引チューブを介して、記録ヘッド32内のインクや空気を吸引する。これにより、記録ヘッド32内の劣化したインク(乾燥して増粘したインク)が吸い出され、記録ヘッド32が正常な状態に維持(回復)される。
また、メンテナンス部40では、記録ヘッド32を正常な状態に保つために、記録ヘッド32からキャップ41に向けて強制的にインクを吐出させ、記録ヘッド32内の劣化したインクを排出させるフラッシング動作を定期的に行う。
In addition, in order to keep the
クリーニング動作やフラッシング動作等のメンテナンスによって記録ヘッド32から排出されたインク(排液)は廃液として取り扱われる。
また、いわゆる縁無し印刷時にも廃液が発生する。具体的には、記録ヘッド32による記録時に、記録ヘッド32から媒体Pの端部の外側に吐出されたインク(排液)は廃液となる。
以上のように、装置本体12の内部で発生した排液は、排液回収部50によって回収される。そして、排液回収部50によって回収された排液は排液収容体60に排出され、排出された排液は排液収容体60によって収容される。
Ink (waste liquid) discharged from the
Waste liquid is also generated during so-called borderless printing. Specifically, the ink (waste liquid) ejected from the
As described above, the waste liquid generated inside the device
次に、排液回収部50の構成について説明する。
図4に示すように、プラテン34の下方に排液回収部50が配置される。排液回収部50は、板状を成し、プラテン34全体を支持可能な大きさである。プラテン34には複数の貫通孔35が設けられる。貫通孔35は、上下方向に貫通する孔であり、縁無し印刷時に、媒体Pの端部の外側に打ち捨てられた排液(廃液)を下方に配置された排液回収部50に導出するための孔である。
Next, the configuration of the
As shown in FIG. 4, a waste
図5に示すように、排液回収部50は、プラテン34から導出された排液を受ける受け部51を備える。受け部51は、平坦面を有する平坦部51aと、平坦部51aを区画する壁部51bと、を有し、壁部51bによって区画された平坦部51aでプラテン34から導出された排液を受ける。
As shown in FIG. 5 , the waste
また、排液回収部50は、平坦部51aの平面よりも下方に凹んだ凹み部52を有する。凹み部52は、排液回収部50のX軸に沿った方向における中央部に配置される。これにより、平坦部51aの排液を凹み部52に容易に流動させることができる。
排液回収部50は、縁無し印刷時に発生する廃液を排液として回収する。また、これに限らず、メンテナンス部40によるクリーニング時に排出された廃液やフラッシング時に排出された廃液を排液として、キャップ41を介して回収可能である。
In addition, the
The waste
排液回収部50は、回収した排液を排液収容体60に排出する排出部55を有する。本実施形態の排出部55は、-Y方向に突出し、排液が流れる溝部56が設けられる。溝部56は、Y軸に沿った細長い窪みを有する。排出部55の外形は、-Y方向に向けてX軸に沿った寸法が徐々に小さくなる。また、排出部55の外形は、-Y方向に向けてZ軸に沿った寸法が徐々に小さくなる。すなわち、排出部55の外形は、-Y方向に向けて尖った形状を成す。排出部55は、凹み部52の底部から-Y方向に突出している。また、溝部56は、-Y方向に向けて下方に傾斜する。これにより、凹み部52から排液収容体60に向けて排液を容易に流動させることができる。
なお、本実施形態の排出部55は、排液回収部50のX軸に沿った方向の中央部に配置したが、排液回収部50の+X方向側に配置してもよいし、-X方向側に配置してもよい。
The waste
In addition, although the
図6に示すように、排出部55の-Y方向の先端部分が接続部64を介して排液収容体60の内部に挿通される。排出部55の外形が-Y方向に向けて尖っているため、排液収容体60の内部に容易に挿通することができる。排出部55を排液収容体60に接続部64を介して挿通することで、排液を確実に排液収容体60に流し込むことができる。接続部64は筐体62の第1面101に設けられる。本実施形態の第1面101は、排液収容体60が装置本体12に装着された状態において筐体62の+Y方向端面である。また、本実施形態では、排液収容体60の筐体62内には排液を吸収する吸収体63が敷き詰められているため、排出部55の溝部56と吸収体63とが容易に接触する。これにより、排出部55の溝部56を通って排出される排液は吸収体63によって吸収される。
As shown in FIG. 6 , the −Y direction tip of the
次に、排液収容体60の構成について説明する。
排液収容体60は、排液回収部50を介して装置本体12の内部で発生した排液を収容する。
排液収容体60は、排出部55を備えた装置としての記録装置10(装置本体12)に対して着脱可能である。排液収容体60において排液を貯留可能な量には限界があるため、新たな排液収容体60と交換する必要がある。そこで、排液収容体60における排液が規定の貯留量に達した場合、使用中の排液収容体60を装置本体12から取り外し、新たな排液収容体60を装置本体12に取り付ける。
排液収容体60における排液の規定量は、例えば、記録ヘッド32から吐出されるインクの積算量で判断される。吐出されたインクの積算量が規定の量に達すると、液晶表示体23に排液収容体60を交換する必要がある旨の表示がされる。この場合、ユーザーは、図7に示すように、装置本体12の背面側に取り付けられた背面カバー11を装置本体12から取り外す。
Next, the configuration of the
The waste
The
The specified amount of the discharged liquid in the discharged
これにより、図8に示すように、排液収容体60が露出する。排液収容体60は、底板部70に支持された状態で配置される。排液収容体60には、手指で把持するための把持部61を有する。把持部61は、排液収容体60の接続部64が配置される第1面101の反対面である第3面103に設けられる。ユーザーは、把持部61に手指を掛けた状態で-Y方向に引っ張ることで装置本体12から排液収容体60を取り外すことができる。
なお、排液収容体60を装置本体12に取り付ける場合は、接続部64を+Y方向に向けた状態で排液収容体60を装置本体12内に挿入し、底板部70上に排液収容体60をセットする。その後、ユーザーは、装置本体12の背面側に背面カバー11を取り付ける。新たな排液収容体60が交換されると記録ヘッド32から吐出されるインクの積算量がリセットされる。
As a result, as shown in FIG. 8, the
When the
ここで、排液収容体60は装置本体12に対して着脱可能である。上述したように、排液収容体60の把持部61を把持した状態で排出部55から取り外した際、把持部61を上方にして把持する可能性がある。このように把持すると接続部64が下方になるため、排液収容体60内の排液が、重力によって接続部64から垂れてしまう懸念が生じる。接続部64から排液が垂れてしまうと、ユーザーの身体や資産等を汚すなど、種々の問題を引き起こす。
そこで、本実施形態の排液収容体60は、装置本体12から取り外した状態で、接続部64が下方となる姿勢に加え、排液収容体60をどのような姿勢に保持した場合であっても、接続部64からの排液の垂れを抑制する構成を備える。
以下、排液収容体60の詳細な構成について説明する。
Here, the
Therefore, when the
A detailed configuration of the
図9A及び図9Bに示すように、排液収容体60は、樹脂材で形成された筐体62を備える。筐体62は排液を収容可能な容器である。
また、排液収容体60の筐体62の一部に排出部55と接続する接続部64が配置される。接続部64は、筐体62の+Y方向の端面となる第1面101に設けられる。本実施形態の接続部64は開口(貫通孔)を有し、排液回収部50で回収された排液は接続部64を介して筐体62内に導入される。
また、本実施形態の接続部64は、第1面101のX軸に沿った方向における中央部に配置される。なお、接続部64は、第1面101のX軸に沿った方向における中央部でなくてもよい。
As shown in FIGS. 9A and 9B, the
A
Also, the connecting
また、本実施形態では、筐体62の内部に吸収体63が配置される。吸収体63は、排液を吸収する部材であり、例えば、不織布やスポンジ材である。吸収体63は、筐体62内部全体に敷き詰められる。従って、本実施形態では、排液回収部50で回収された排液は接続部64を介して筐体62内に導入され、導入された排液は吸収体63によって吸収され、保持される。排液を保持することで、排液が垂れることをより効果的に抑制できる。
Further, in this embodiment, the
筐体62の第1面101は、接続部64が設けられた第1部分111と、第1面101側からの平面視で、第1部分111よりも手前の第2部分112と、を有する。すなわち、第1部分111は、第2部分112に対して凹んだ凹部に位置し、第2部分112は、第1部分111に対して出っ張った凸状に形成される。本実施形態では、接続部64の+X方向及び-X方向に第2部分112が設けられる。これにより、接続部64を下方に向けて保持しても筐体62内の排液が接続部64よりもより下方に配置された第2部分112に向けて流れるため、接続部64から排液が垂れることが防止できる。
The
また、第1面101は、第1部分111及び第2部分112を傾斜で接続する第3部分113を有する。具体的には、筐体62の第3面103を上方とし、第1面101を下方とした場合、第3部分113は、第1部分111から第2部分112に向けて下方に傾斜する傾斜面を有する。これにより、第1部分111から第2部分112に向けて排液を円滑に流動させることができる。
なお、第3部分113が、第1部分111及び第2部分112を直角に接続する形状であってもよい。
The
Note that the
また、排液収容体60は、接続部64を下方に向けた状態で、例えば、机面や床面に載置(立設)困難な形態を備える。具体的には、第2部分112は、丸みを帯びた形状を有する。本実施形態では、排液収容体60を+X方向に見た場合、第2部分112は+Y方向に突出する湾曲面を有する。これにより、第1面101を下方にして載置することができなくなる。従って、接続部64が下方に向いた状態で載置されないため、排液収容体60を載置した際には接続部64が下方に向かない姿勢となり、接続部64から排液が垂れることが防止できる。
In addition, the
図10に示すように、吸収体63は、筐体62内において接続部64と対向する第1領域121と第1領域121と比較して接続部64から離間した位置の第2領域122とに配置される。そして、第1領域121における吸収体63の液体保持力が、第2領域122における吸収体63の液体保持力に比べて小さくなるように構成される。第1領域121は、第1部分111に対向する領域を含み、第2領域122は第2部分112及び第3部分113に対向する領域を含む。これにより、第1領域121では排液の流動性が高くなり、排液は第1領域121から第2領域122への流動が促進される。
As shown in FIG. 10 , the
吸収体63の液体保持力は、吸収体63の気泡密度によって設定される。具体的には、第1領域121における吸収体63の気泡密度は、第2領域122における吸収体63の気泡密度よりも低くなるように設定される。これにより、第1領域121における気泡密度が低いことで、毛細管力により第1領域121から第2領域122側に排液が流れる作用を促進できる。
The liquid retention capacity of the
なお、本実施形態では、吸収体63として、第1領域121には第1吸収体63aが配置され、第2領域122には第2吸収体63bが配置される。そして、第1吸収体63aの気泡密度が第2吸収体63bの気泡密度よりも低くなっている。気泡密度の異なる複数の吸収体63(第1吸収体63a、第2吸収体63b)を配置することで、領域によって容易に気泡密度に差をつけることができる。なお、第1吸収体63aと第2吸収体63bとの間に、別の吸収体を配置してもよい。この場合、別の吸収体の気泡密度は、第1吸収体63aの気泡密度よりも高く、第2吸収体63bの気泡密度よりも低くする。このようにしても、第1領域121から第2領域122に向けて排液を流動させることができる。
In this embodiment, as the
図11に示すように、筐体62は、第1面101と交差する第2面102を有する。そして、第2面102を下にして装置本体12に載置した際に、第2面102の内側が、第1面101と第2面102との接続位置から離れる方向(-Y方向)に向けて下り傾斜となる。これにより、接続部64側が他の部分に比べて上向きになることから、排液収容体60を載置した際には接続部64が下方に向かない姿勢となり、排液が接続部64側に流れることを抑制できる。
As shown in FIG. 11, the
本実施形態では、第2面102は平坦面であり、当該第2面102において、中心よりも第1面101側に突起130が設けられる。詳細には、第2面102の+Y方向端部に、下方に向けて凸状の突起130が設けられる。そして、装置本体12に排液収容体60を装着した際、突起130の頂部面と底板部70とが当接する。これにより、排液収容体60が-Y方向に向けて下方に傾斜するため、排液が接続部64側に流れることを抑制できる。なお、排液収容体60の突起130を下方に向けて、机や床面に排液収容体60を載置してもよい。このようにしても、筐体62が第1面101から第3面103に向けて下方に傾斜するため、排液が接続部64側に流れることを抑制できる。
In this embodiment, the
次に、排液収容体60を装置本体12から取り外した場合における排液収容体60の作用及び効果について説明する。
図8に示したように、排液収容体60を装置本体12から取り外す場合、装置本体12に装着された排液収容体60に対して、ユーザーは、把持部61に手指を掛けた状態で-Y方向に引っ張る。これにより、排液収容体60が-Y方向に移動し、排出部55が接続部64から外れ、排液収容体60が装置本体12から取り外される。
Next, the action and effect of the
As shown in FIG. 8, when removing the
ここで、ユーザーが把持部61を把持した状態で排液収容体60を持ち運ぶ際、排液収容体60の把持部61が上方を向き、接続部64が下方を向く第1姿勢となった場合、接続部64から筐体62内の排液が重力方向に垂れ落ちることが懸念される。なお、第1姿勢は、接続部64の向きが重力方向に限らず、下方向成分を含む姿勢である。
Here, when the user carries the
しかしながら、本実施形態によれば、排液収容体60の第1姿勢において、接続部64が設けられた第1部分111よりも第2部分112の方が下方に位置するため、筐体62内の排液は、排液は第1部分111から第2部分112側に移動する。これにより、接続部64からの排液の垂れ落ちを抑制することができる。
However, according to this embodiment, in the first posture of the
また、第1部分111と第2部分112とが斜面を有する第3部分113によって接続されるため、第1部分111から第2部分112に向けて、すなわち、第1領域121から第2領域122に向けて排液を円滑に移動させることができる。
In addition, since the
また、筐体62内には吸収体63(第1吸収体63a、第2吸収体63b)が配置されているため、第1領域121から第2領域122に向けて排液を円滑に移動させるとともに、接続部64を介して導入された排液を吸収・保持することで接続部64からの排液の垂れ落ちを抑制することができる。
In addition, since the absorbers 63 (the
さらに、排液収容体60の第2部分112は、丸みを帯びた状態であるため、第1面101を下方にした状態で排液収容体60を載置することが困難となる。このため、接続部64は下方を向いた状態で載置されないため、排液収容体60を載置した際には接続部64が下方に向かない姿勢となり、接続部64からの排液の垂れ落ちを抑制することができる。
Furthermore, since the
2.第2実施形態
次に、第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
上記実施形態の排液収容体60では、第2部分112は丸みを帯びた形状としたが、これに限定されない。本実施形態の排液収容体60Aの第2部分112は、机面や床面に載置(立設)困難な形態となるように、傾斜面を有している。
具体的には、図12Aに示すように、排液収容体60Aを+X方向に見た場合、第2部分112の-Z方向端部から+Z方向端部に向けて傾斜する傾斜面を有する。これにより、第1面101を下方にして載置することができなくなる。従って、接続部64が下方に向いて載置されないため、排液収容体60Aを載置した際には接続部64が下方に向かない姿勢となり、接続部64から排液が垂れることが防止できる。
また、図12Bに示すように、第2部分112が+Y方向に突出するように、第2部分112の-Z方向端部及び+Z方向端部から+Y方向に向けて傾斜する2つ傾斜面を有する構成であってもよい。このようにしても同様の効果を得ることができる。
2. 2nd Embodiment Next, 2nd Embodiment is described. In addition, the same code|symbol is attached|subjected about the structure same as 1st Embodiment, and the overlapping description is abbreviate|omitted.
In the
Specifically, as shown in FIG. 12A, when the
Further, as shown in FIG. 12B, two inclined surfaces inclined in the +Y direction from the -Z direction end and the +Z direction end of the
3.第3実施形態
次に、第3実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
上記実施形態では、第2面102に突起130を設けたが、これに限定されない。本実施形態の排液収容体60Bは、図13に示すように、筐体62内部に、+Y方向端部から-Y方向に向けて下方に傾斜する傾斜面131が設けられる。これにより、第2面102の内側が下り傾斜となり、排液が接続部64側に流れることを抑制できる。
なお、本実施形態の排液収容体60Bでは、+Y方向端部から-Y方向に向けて下方に傾斜する傾斜面131と、当該傾斜面131の-Y方向端部からさらに-Y方向に設けられた水平面132と、で構成したが、例えば、水平面132を省略し、傾斜面131が筐体62内部の-Y方向端部まで形成された構成であってもよい。また、第1面101側及び第3面103側から中央部に向けて下方に傾斜する窪みを形成した構成であってよい。
3. 3rd Embodiment Next, 3rd Embodiment is described. In addition, the same code|symbol is attached|subjected about the structure same as 1st Embodiment, and the overlapping description is abbreviate|omitted.
Although the
In addition, in the
4.第4実施形態
次に、第4実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
上記実施形態の排液収容体60では、第1吸収体63a及び第2吸収体63bを備え、第1吸収体63aと第2吸収体63bとで気泡密度差を形成したが、この構成に限定されない。
本実施形態の排液収容体60Cの吸収体63は、筐体62へ装着した際に第2領域122に配置される部分における第1方向の大きさが、筐体62の第1方向の内寸よりも大きく形成される。なお、第1方向とは、X軸に沿った方向でもよいし、Y軸に沿った方向でもよいし、Z軸に沿った方向でもよい。例えば、図14Aの例では、第2領域122に配置される部分が筐体62の容積よりもX軸に沿った方向に大きい吸収体63を形成する。なお、吸収体63の気泡密度は均一に形成される。そして、図14Bに示すように、吸収体63を筐体62内に収容する。第2領域122に対応する部分が、筐体62の内寸よりも大きいため、筐体62内に吸収体63を収容すると、吸収体63の第2領域122に対応する部分が筐体62に押圧される。これにより、第1領域121における気泡密度よりも第2領域122における気泡密度の方を高くすることができる。従って、気泡密度が同じ一つの吸収体63のみで構成することができるため、排液収容体60Cの製造が容易となる。
4. 4th Embodiment Next, 4th Embodiment is described. In addition, the same code|symbol is attached|subjected about the structure same as 1st Embodiment, and the overlapping description is abbreviate|omitted.
The
When the
5.第5実施形態
次に、第5実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
上記実施形態の排液収容体60では、第1部分111及び第2部分112を備え、第1部分111及び第2部分112の形状に合わせて吸収体63を配置したが、この構成に限定されない。
例えば、図15に示すように、本実施形態の排液収容体60Dでは、第1面101がX軸に沿って延在する筐体62を備え、当該筐体62内に、吸収体63を備える。当該吸収体63は、接続部64に対向する第1吸収体部分66aと、第1面101側からの平面視で、第1吸収体部分66aよりも手前の第2吸収体部分66bとを有する。このようにしても、接続部64を下方にしても排液が第1吸収体部分66aから第2吸収体部分66bに流れるので、接続部64からの排液の垂れを防止できる。
5. 5th Embodiment Next, 5th Embodiment is described. In addition, the same code|symbol is attached|subjected about the structure same as 1st Embodiment, and the overlapping description is abbreviate|omitted.
In the
For example, as shown in FIG. 15, in a
6.第6実施形態
次に、第6実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
上記実施形態の排液収容体60では、接続部64に開口を備え、当該開口を介して排出部55が筐体62内に挿通する構成であったが、これに限定されない。例えば、接続部64に蓋部201を備えてもよい。
6. Sixth Embodiment Next, a sixth embodiment will be described. In addition, the same code|symbol is attached|subjected about the structure same as 1st Embodiment, and the overlapping description is abbreviate|omitted.
In the
図16Aに示すように、排液収容体60Eは、接続部64を覆う閉状態と、接続部64を開放する開状態と、に変位可能な蓋部201を備える。当該蓋部201は、筐体62が装置本体12に装着された状態において開状態(図16B)をとり、装置本体12から取り外された状態において閉状態(図16C)を取ることが可能である。
As shown in FIG. 16A, the
本実施形態の蓋部201は、接続部64に回動可能に設けられる。具体的には、板状の開閉体202と、開閉体202を回転可能な軸203と、を備える。開閉体202は、接続部64の開口と同程度の大きさを有する。軸203は、開閉体202の-Z方向端部に配置され、X軸に沿った方向に延在する。開閉体202は、軸203を中心に開閉移動可能となる。これにより、簡単な構成で開状態と閉状態とに変位可能となる。
The
そして、図16Bに示すように、蓋部201が閉状態の排液収容体60Eを装置本体12に装着する際、排出部55が蓋部201の開閉体202を-Y方向に押圧する。これにより、軸203中心に開閉体202が回転し、蓋部201が開状態となる。
Then, as shown in FIG. 16B, when the
そして、図16Cに示すように、排液収容体60Eを装置本体12から取り外し、第1面101を下向きにした際に蓋部201は閉状態をとる。開閉体202の軸203とは反対側に重し部204が設けられる。重し部204は、開閉体202の他の部分よりも厚い部分である。これにより、重し部204により軸203を中心に回転力が促進され、円滑に蓋部201が閉状態をとる。
すなわち、本実施形態では、蓋部201の自重により開状態から閉状態に変位する。これにより、蓋部201を変位させるための特別な構成が不要となり、構成を簡易化することができる。
なお、開状態から閉状態に変位する過程で、開閉体202の-Z方向端部が筐体62内部に設けられた凸部205に当接することで開閉体202の回転移動が規制され、閉状態が維持される。
Then, as shown in FIG. 16C, when the
That is, in the present embodiment, the
In the process of shifting from the open state to the closed state, the −Z direction end of the opening/
以上、本実施形態によれば、接続部64に蓋部201が設けられることで、接続部64から排液が垂れることを防止できる。
また、排液が垂れる虞のある接続部64が下向きになった状態で蓋部201が閉状態になるため、排液の垂れを防止できる。なお、下向きとは、真下を向いている場合だけでなく、下方向成分が含まれる場合を指す。また、閉状態とは、完全に接続部64を閉塞することに限らず、少なくとも接続部64の一部を閉塞していればよい。
なお、本実施形態において、軸203に捩じりバネを配置し、開閉体202を閉状態に向けて付勢する構成であってもよい。この場合、排出部55を接続部64と接続させる際に、排出部55が捩じりバネによる付勢力に抗して蓋部201を閉状態から開状態に変位させる。また、排出部55と接続部64とが離間した際、蓋部201は捩じりバネの付勢力によって開状態から閉状態に変位する。このようにしても、簡易な構成で蓋部201を変位させることができる。
As described above, according to the present embodiment, by providing the
In addition, since the
In this embodiment, a torsion spring may be arranged on the
7.第7実施形態
次に、第7実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
本実施形態では、接続部64に蓋部211を備えた排液収容体60Fの構成について説明する。
図17A及び図17Bに示すように、排液収容体60Fは、接続部64を覆う閉状態と、接続部64を開放する開状態と、に変位可能な蓋部211を備える。当該蓋部211は、筐体62が装置本体12に装着された状態において開状態をとり、装置本体12から取り外された時点で閉状態を取ることが可能である。
7. 7th Embodiment Next, 7th Embodiment is described. In addition, the same code|symbol is attached|subjected about the structure same as 1st Embodiment, and the overlapping description is abbreviate|omitted.
In the present embodiment, the configuration of the
As shown in FIGS. 17A and 17B, the
蓋部211は、接続部64を覆う弾性体である。そして、弾性体にはスリット212が設けられる。スリット212は、蓋部211の中心点212aから蓋部211の外周部に向けて設けられた切れ込みである。スリット212は、中心点212aから複数形成される。
The
蓋部211は弾性体であるため、閉状態に向けて付勢される。そして、蓋部211が閉状態の排液収容体60Fを装置本体12に装着(排出部55が接続部64に接続)する際、排出部55が蓋部211における付勢力に抗して蓋部211を-Y方向に押圧する。これにより、蓋部211が変形し、閉状態から開状態に変位する。蓋部211の開閉を制御する特別な構造が不要であり、構成を簡易化することができる。
Since the
そして、排液収容体60Fが装置本体12から取り外された時点で蓋部211は閉状態をとる。すなわち、蓋部211の弾性体による付勢力によって、排出部55の動きに連動し開状態から閉状態に変位する。
Then, when the
以上、本実施形態によれば、排液収容体60Fが装置本体12から取り外されると常に蓋部211が閉状態となるため、接続部64からの排液の垂れを防止できる。
なお、本実施形態の蓋部211と、第6実施形態における回動式の蓋部201とを併用して構成してもよい。具体的には、回動式の蓋部201の外側に蓋部211を配置する。これにより、さらに排液の垂れを防止できる。
As described above, according to the present embodiment, when the
Note that the
8.第8実施形態
次に、第8実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
本実施形態では、接続部64に蓋部221を備えた排液収容体60Gの構成について説明する。
図18A及び図18Bに示すように、排液収容体60Gは、接続部64を覆う閉状態と、接続部64を開放する開状態と、に変位可能な蓋部221を備える。当該蓋部221は、筐体62が装置本体12に装着された状態において開状態(図18C)をとり、装置本体12から取り外された状態において閉状態を取ることが可能である。
8. Eighth Embodiment Next, an eighth embodiment will be described. In addition, the same code|symbol is attached|subjected about the structure same as 1st Embodiment, and the overlapping description is abbreviate|omitted.
In this embodiment, the configuration of a
As shown in FIGS. 18A and 18B, the
本実施形態の排液収容体60Gの第1面101は、装置本体12に筐体62を装着した際に、筐体62の上面となる。すなわち、上面となる第1面101に接続部64が配置される。
The
本実施形態の蓋部221は、接続部64に回動可能に設けられる。具体的には、板状の開閉体222と、開閉体222を回転可能な軸223と、を備える。開閉体222は、接続部64の開口と同程度の大きさを有する。軸223は、開閉体222の-Y方向端部に配置され、X軸に沿った方向に延在する。開閉体222は、軸223を中心に開閉移動可能となる。これにより、簡単な構成で開状態と閉状態とに変位可能となる。
The
そして、図18Cに示すように、蓋部221が閉状態の排液収容体60Gを装置本体12に装着する際、排出部55の先端部が開閉体222の+Y方向の下端部に当接する。これにより、軸223中心に開閉体222の+Y方向端部が上方に移動し、蓋部221が開状態となる。換言すると、排出部55を接続部64と接続させる際に、排出部55が蓋部221の自重に抗して蓋部221を閉状態から開状態に変位させる。これにより、蓋部221の開閉動作を簡易な構成で行うことができる。
Then, as shown in FIG. 18C, when the
そして、図18A及び図18Bに示すように、排液収容体60Gを装置本体12から取り外した状態において、蓋部221は閉状態をとる。具体的には、開閉体222の+Y方向の下端部が、開閉体222の+Y方向の下端部に配置される当接部224に当接することで、開閉体222の閉状態が維持される。すなわち、本実施形態では、蓋部221の自重により開状態から閉状態に変位する。これにより、変位させるための特別な構成が不要となり、構成を簡易化することができる。
Then, as shown in FIGS. 18A and 18B, the
以上、本実施形態によれば、排液収容体60Gの上面に接続部64を設けることで、排液収容体60Gを取り外した際、ユーザーが接続部64を下向きにしにくくなり、接続部64から排液が垂れ落ちることを防止できる。
As described above, according to the present embodiment, by providing the
本実施形態において、軸223に捩じりバネを配置し、開閉体222を当接部224に向けて付勢する構成であってもよい。この場合、排出部55を接続部64と接続させる際に、排出部55が捩じりバネによる付勢力に抗して蓋部221を閉状態から開状態に変位させる。また、排出部55と接続部64とが離間した際、蓋部221は捩じりバネの付勢力によって開状態から閉状態に変位する。このようにしても、簡易な構成で蓋部221を変位させることができる。
In this embodiment, a torsion spring may be arranged on the
なお、第1実施形態から第5実施形態において、筐体62の第1面101の接続部64(開口)周辺に親液剤を塗布してもよい。または、接続部64(開口)周辺に親液処理を施してもよい。このようにすれば、接続部64から染み出した排液は第1面101に濡れ広がるため、容易に排液が液滴となって垂れ落ちることを抑制することができる。また、第6実施形態から第8実施形態における蓋部201,211,221の外部表面に、親液剤を塗布、または親液処理を施してもよい。このようにしても、上記同様の効果を得ることができる。
In addition, in the first to fifth embodiments, a lyophilic agent may be applied around the connecting portion 64 (opening) of the
また、第1実施形態から第8実施形態における把持部61の形態は限定されない。例えば、貫通孔や凹凸部や突起部、窪み部等であってもよい。また、第3面103において少なくとも把持可能な一部形態が形成されていればよい。
Moreover, the form of the
また、上記実施形態の排液収容体60は、縁無し印刷時やメンテナンス時に発生した廃液を排液として収容する構成として説明したが、これに限定されない。例えば、排液収容体60は、使用可能な排液(例えば、インク)を収容可能な、例えば、インクカートリッジ等であってもよい。
In addition, although the
10…記録装置、11…背面カバー、12…装置本体、20…操作部、25…インク供給部、26…インクタンク、30…キャリッジ、32…記録ヘッド、33…ガイドレール、34…プラテン、35…貫通孔、40…メンテナンス部、41…キャップ、50…排液回収部、55…排出部、56…溝部、60,60A,60B,60C,60D,60E,60F,60G…排液収容体、61…把持部、62…筐体、63…吸収体、63a…第1吸収体、63b…第2吸収体、64…接続部、66a…第1吸収体部分、66b…第2吸収体部分、70…底板部、101…第1面、102…第2面、103…第3面、111…第1部分、112…第2部分、113…第3部分、121…第1領域、122…第2領域、130…突起、131…傾斜面、201…蓋部、202…開閉体、203…軸、204…重し部、205…凸部、211…蓋部、212…スリット、212a…中心点、221…蓋部、222…開閉体、223…軸、224…当接部、P…媒体。
DESCRIPTION OF
Claims (14)
排液を収容する筐体と、
前記筐体の第1面に設けられ、前記排出部と接続する接続部と、
を備え、
前記第1面は、前記接続部が設けられた第1部分と、前記第1面側からの平面視で、前記第1部分よりも手前の第2部分と、を有する、ことを特徴とする排液収容体。 A waste liquid container configured to be attachable to and detachable from a device having a discharge unit for discharging waste liquid, and capable of containing the waste liquid discharged from the discharge unit,
a housing containing the drainage;
a connection portion provided on the first surface of the housing and connected to the discharge portion;
with
The first surface is characterized by having a first portion provided with the connecting portion and a second portion in front of the first portion in plan view from the first surface side. Drainage container.
前記第2面を下にして載置した際に、前記第2面の内側が、前記第1面と前記第2面との接続位置から離れる方向に向けて下り傾斜となる、ことを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の排液収容体。 the housing has a second surface that intersects with the first surface;
When placed with the second surface facing down, the inner side of the second surface slopes downward in a direction away from a connection position between the first surface and the second surface. 5. The drainage container according to any one of claims 1 to 4, wherein
前記第1吸収体の気泡密度が前記第2吸収体の気泡密度よりも低い、ことを特徴とする、請求項8又は請求項9に記載の排液収容体。 The absorbent body has a first absorbent body arranged in the first region and a second absorbent body arranged in the second region,
10. A waste liquid container according to claim 8, wherein the bubble density of said first absorbent is lower than that of said second absorbent.
ことを特徴とする、請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載の排液収容体。 Further comprising a grip on a third surface opposite to the first surface of the housing,
12. A waste fluid container according to any one of claims 1 to 11, characterized in that:
媒体に液体を吐出し記録を行う記録部を備え、
前記排液収容体は、前記記録部による記録時に、前記記録部から前記媒体の端部の外側に吐出された液体を排液として収容する、ことを特徴とする記録装置。 A recording apparatus in which the drainage container according to any one of claims 1 to 12 is attachable and detachable,
Equipped with a recording unit that ejects liquid onto a medium for recording,
The recording apparatus according to claim 1, wherein the liquid discharge container contains the liquid discharged from the recording section to the outside of the end portion of the medium as the liquid discharge during recording by the recording section.
媒体に液体を吐出し記録を行う記録部を備え、
前記排液収容体は、前記記録部を正常な状態に保つためのメンテナンスによって発生する排液を収容する、ことを特徴とする記録装置。 A recording apparatus in which the drainage container according to any one of claims 1 to 12 is attachable and detachable,
Equipped with a recording unit that ejects liquid onto a medium for recording,
1. A recording apparatus according to claim 1, wherein said drainage container stores drainage generated by maintenance for keeping said recording section in a normal state.
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