JP2022178353A - センサ情報共有方法及びセンサ情報共有システム - Google Patents

センサ情報共有方法及びセンサ情報共有システム Download PDF

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Abstract

【課題】ロボットのセンサに故障が生じた場合や、障害物によりセンサ情報取得範囲が遮られる場合等においても、ロボットが自身の動作をロバストに決定する。【解決手段】複数のロボットによるセンサ情報共有方法であって、第一のロボットが備えるセンサで得られたセンサ情報をセンサ情報管理サーバへ送付し、センサ情報管理サーバは受け取った第一のセンサ情報を共有メモリへ書き込み、第二のロボットがセンサ情報管理サーバへセンサ情報を要求し、センサ情報管理サーバは要求のあったセンサ情報を共有メモリから読み取って第二のロボットへ送付し、第二のロボットがセンサ情報管理サーバから受け取ったセンサ情報に基づいて動作を決定する。【選択図】図1A

Description

本発明は、センサ情報共有方法及びセンサ情報共有システムに関する。
単一のロボットによる自律移動では、タスク遂行に時間がかかる課題がある。
この課題の解決のためには、複数のロボットの連携が有効である。
例えば、特許文献1には、モバイル清掃ロボットを含むシステムであって、モバイル清掃ロボットは、環境の永続マップを記憶するためのローカルストレージデバイスを有し、永続マップ等によって提供された感知データを使用して環境内でナビゲートされ、かつ、永続マップを第2のモバイル清掃ロボットと共有し、第2のモバイル清掃ロボットと協調して清掃タスクを実行することが開示されている。また、特許文献1には、モバイル清掃ロボットにおいて更新されたマップをリモートストレージデバイスにアップロードすること、第2のモバイル清掃ロボットは、更新されたマップをリモートストレージデバイスからダウンロードすること等も開示されている。
特開2019-121365号公報
特許文献1には、センサの故障や、一台のロボットがセンサから地図情報を得られなかった場合の冗長機能、行動決定等について記載されていない。
本発明の目的は、ロボットのセンサに故障が生じた場合や、障害物によりセンサ情報取得範囲が遮られる場合等においても、ロボットが自身の動作をロバストに決定することにある。
本発明は、複数のロボットによるセンサ情報共有方法であって、第一のロボットが備えるセンサで得られたセンサ情報をセンサ情報管理サーバへ送付し、センサ情報管理サーバは受け取った第一のセンサ情報を共有メモリへ書き込み、第二のロボットがセンサ情報管理サーバへセンサ情報を要求し、センサ情報管理サーバは要求のあったセンサ情報を共有メモリから読み取って第二のロボットへ送付し、第二のロボットがセンサ情報管理サーバから受け取ったセンサ情報に基づいて動作を決定する。
本発明によれば、ロボットのセンサに故障が生じた場合や、障害物によりセンサ情報取得範囲が遮られる場合等においても、ロボットが自身の動作をロバストに決定することができる。
実施例1のセンサ情報共有システムの構成を示すブロック図である。 図1Aのセンサ情報管理サーバの詳細を示すブロック図である。 地図情報を記録する工程の例を示すフローチャートである。 地図情報を読み出す工程の例を示すフローチャートである。 地図情報を記録する工程の例を示すフローチャートである。 地図情報を読み出す工程の例を示すフローチャートである。 図1Bの共有メモリ5の詳細を示す構成図である。 ロボットが自身のセンサで地図情報を取得できない場合におけるセンサ情報管理サーバの処理の例を示すフローチャートである。 当該ロボットに最も近い場所に位置するロボットが当該ロボットを探索する例を示す模式図である。 単体のロボットが地図情報を取得することによって自己位置を推定する例を示す模式図である。 他のロボットが地図情報を取得することによって当該ロボットの位置を推定する例を示す模式図である。 固定センサが地図情報を取得することによって当該ロボットの位置を推定する例を示す模式図である。 実施例2に係る原子炉の内部を移動するロボットを示す模式図である。 ロボットのセンサが故障した場合に他のロボットにより探索する例を示す模式図である。 ロボットのセンサが故障した場合に固定カメラ等により探索する例を示す模式図である。
本開示は、一台又は二台以上のロボットと、センサ情報管理サーバと、が連携してセンサ情報を共有する技術に関し、ロボットの動作の決定に際し、状況により柔軟にロボットの動作を変更する技術に関する。
本開示の実施形態に係るセンサ情報共有方法及びセンサ情報共有システムについて、以下にまとめて説明する。
センサ情報共有システムは、複数のロボットによるものであって、自らが備えるセンサで得られたセンサ情報を送付する第一のロボットと、センサ情報の送信を要求し、受取ったセンサ情報に基づいて動作を決定する第二のロボットと、第一のロボットから受け取った第一のセンサ情報を共有メモリへ書き込み、第二のロボットから受け取ったセンサ情報の送信要求に基づいて要求のあったセンサ情報を共有メモリから読み取って第二のロボットへ送付するセンサ情報管理サーバを備える。
第二のロボットが備えるセンサで得られた地図情報をセンサ情報管理サーバへ送付し、 センサ情報管理サーバは受け取った第二の地図情報を共有メモリへ書き込み、センサ情報管理サーバは複数のロボットから送付された地図情報とその送信元ロボットを対応付けて記憶し、第二のロボットから地図情報の送信要求を受け付けたとき、送信要求を受け付けた地図情報のうち第二のロボットを除く他のロボットから送付された地図情報を第二のロボットへ送付する。
第二のロボットが備えるセンサで得られた地図情報をセンサ情報管理サーバへ送付し、センサ情報管理サーバは受け取った第二の地図情報を共有メモリへ書き込み、センサ情報管理サーバは第一のロボットから送付された地図情報と第二のロボットから送付された地図情報を合成し、同じエリアの地図情報を作成する。
第一のロボットのセンサと第二のロボットのセンサは異なる種類のセンサである。
第二のロボットが備えるセンサで得られたセンサ情報をセンサ情報管理サーバへ送付し、センサ情報管理サーバは受け取ったセンサ情報が共有メモリに格納されたセンサ情報より精度の高いセンサ情報であれば共有メモリへ書き込み、受け取った第二のセンサ情報が共有メモリに格納されたセンサ情報より精度の低いセンサ情報であれば共有メモリへ書き込まない。
共有メモリは複数の合成したセンサ情報を格納し、第二のロボットが備えるセンサで得られたセンサ情報をセンサ情報管理サーバへ送付し、センサ情報管理サーバは受け取ったセンサ情報に対応する合成したセンサ情報へ受け取った第二のセンサ情報を書き込む。
第二のロボットが備えるセンサで得られたセンサ情報をセンサ情報管理サーバへ送付し、センサ情報管理サーバは受け取ったセンサ情報が共有メモリに格納されたセンサ情報より新しいセンサ情報であれば共有メモリへ書き込み、受け取った第二のセンサ情報が共有メモリに格納されたセンサ情報より古いセンサ情報であれば共有メモリへ書き込まない。
なお、本開示の実施形態に係るセンサ情報共有方法及びセンサ情報共有システムについては、以下のように言い換えることもできる。
センサ情報共有方法は、一台又は二台以上のロボットと、センサ情報管理サーバと、が連携するものであって、ロボットは、自身に設置されたセンサを有し、一台のロボットのセンサで所定のセンサ情報が得られない場合、又は一台のロボットのセンサ情報がセンサ情報管理サーバ及び他のロボットのいずれにも受信されない場合には、センサ情報管理サーバの命令管理部が、他のロボットのセンサ又は所定の位置に設置されているロボット外センサを用いて一台のロボットの探索をし、探索により一台のロボットが検出された場合には、他のロボット、ロボット外センサ又はセンサ情報管理サーバから一台のロボットにセンサ情報を送信し、一台のロボットは、受信したセンサ情報に基づいて自身の動作を決定する。
ここで、ロボット外センサとは、例えば、ビル内に設置されたセンサや監視カメラ等、ロボットに設置されたセンサ以外のセンサをいう。
センサ情報は、一台のロボットの要求に応じて、そのロボットに送信されるものであってもよい。
センサ情報は、他のロボット、一台のロボット及び他のロボット以外の別のロボット、ロボット外センサ並びにセンサ情報管理サーバからなる群から選択されるセンサ情報源により得られたものであって、センサ情報源以外の他のロボット、ロボット外センサ又はセンサ情報管理サーバを介して一台のロボットに送信されたものであることが望ましい。ここで、一台のロボットを「第一のロボット」、他のロボットを「第二のロボット」、他のロボット以外の別のロボットを「第三のロボット」と呼んでもよい。
ロボット及びロボット外センサのうちのいずれかの送信元は、所定のセンサ情報をセンサ情報管理サーバに送信し、センサ情報管理サーバは、受信した当該センサ情報に送信元を対応付けてセンサ情報管理サーバの共有メモリに記録する。
一台のロボットにより受信されるセンサ情報は、共有メモリに記録されているセンサ情報を用いて合成した合成センサ情報を含む。
センサ情報管理サーバは、受信したセンサ情報の精度を判定し、共有メモリに記録されている同種のセンサ情報に比べて精度が高い場合には、共有メモリに記録する。
ここで、精度とは、センサ情報が地図情報の場合を例として説明すると、そのセンサを用いて位置推定を行った場合の位置精度を意味する。センサによる位置推定精度は、使用するセンサの機能に依存する。通常用いられるカメラによる位置推定に比べ、3DLiDARによる位置推定の方が高精度である。一方で、3DLiDARで遠い距離のランドマークをもとに位置推定をした場合と、カメラで近いランドマークをもとに位置推定した場合とでは、カメラの方が高精度に位置推定ができる場合もある。位置推定精度がどの程度かは、マッチングを行う際にスコア値によって評価することができる。
まとめると、カメラは比較的遠くにあるランドマークを広い範囲で概略的に捉えるのに対し、3DLiDARは近くにあるランドマークを狭い範囲で比較的高い解像度で捉える。これらのセンサの特性を十分に発揮させるように、それぞれのロボットに適切なセンサを設置することが望ましい。また、施設内に設置するセンサについても、適切な特性を有するものを選択する。
なお、センサによっては測定レンジに限界があるため、一台のロボットのセンサでは十分なデータとならない場合がある。このような場合に、他のロボットがデータを補うことにより、位置推定の精度を向上することができる。
センサ情報管理サーバは、受信したセンサ情報が得られた時期を判定し、共有メモリに記録されている同種のセンサ情報に比べて時期が早い場合には、共有メモリに記録する。
センサ情報の精度及びセンサ情報が得られた時期等は、共有メモリに記録する場合における重み付けの例である。
センサ情報共有システムは、一台又は二台以上のロボットと、センサ情報管理サーバと、を含み、これらが連携するものであって、ロボットは、自身に設置されたセンサを有し、一台のロボットのセンサで所定のセンサ情報が得られない場合、又は一台のロボットのセンサ情報がセンサ情報管理サーバ及び他のロボットのいずれにも受信されない場合には、センサ情報管理サーバの命令管理部が、他のロボットのセンサ又は所定の位置に設置されているロボット外センサを用いて一台のロボットの探索をし、探索により一台のロボットが検出された場合には、他のロボット、ロボット外センサ又はセンサ情報管理サーバから一台のロボットにセンサ情報を送信し、一台のロボットは、受信したセンサ情報に基づいて自身の動作を決定する。
以下、図面を用いて実施例を説明する。
本実施例のセンサ情報共有システムは、一台のロボットが取得した地図情報等を、センサ情報管理サーバを経由して複数台のロボットに共有することにより、地図情報等が得られなかったロボットが、他のロボットが取得した地図情報等を受信し、当該ロボットが自身の位置を推定することを可能とする。本実施例は、2台の移動ロボットが互いに地図情報を共有する場合である。
以下、詳細について説明する。
図1Aは、本実施例のセンサ情報共有システムの構成を示すブロック図である。
本図においては、センサ情報管理サーバ1と、センサ情報共有システムは、第一のロボット100と、第二のロボット200と、を含む。
センサ情報管理サーバ1は、情報処理装置7を含む。情報処理装置7は、中央処理装置2(CPU:Central Processing Unit)と、地図情報表示部3と、メモリ4と、共有メモリ5と、情報送受信部6と、を含む。
第一のロボット100は、地図情報を取得するセンサ101を有し、情報処理装置108を内蔵している。情報処理装置108は、中央処理装置102(CPU)と、情報送受信部103と、センサ101により取得した地図情報を処理するセンサ処理部104と、センサ情報、共有情報等によって自己位置を演算する自己位置演算部105と、ロボットに組み込まれた車輪エンコーダなどの情報に基づき自己位置を取得する位置情報取得部106と、ロボットの走行を制御する走行制御部107と、を含む。中央処理装置102は、情報送受信部103、センサ処理部104、自己位置演算部105、位置情報取得部106及び走行制御部107を制御するプログラムを実行する。
第二のロボット200も、第一のロボット100と同様の構成を有し、センサ201を有し、情報処理装置208を内蔵している。情報処理装置208は、中央処理装置202(CPU)と、情報送受信部203と、センサ201により取得した地図情報を処理するセンサ処理部204と、自己位置演算部205と、位置情報取得部206と、走行制御部207と、を含む。
第一のロボット100の情報送受信部103及び第二のロボット200の情報送受信部203は、ネットワーク8を介して接続されるようになっている。これにより、第一のロボット100及び第二のロボット200は、センサ情報管理サーバ1と地図情報を交換することができる。
図1Bは、図1Aのセンサ情報管理サーバの詳細を示すブロック図の例である。
図1Bに示すように、メモリ4は、書き込み処理部41と、読み出し処理部42と、地図情報合成処理部43と、命令管理部44と、を有する。共有メモリ5は、地図情報50と、センサ管理情報55と、を有する。
図1Aに示す中央処理装置2は、書き込み処理部41、読み出し処理部42、地図情報合成処理部43及び命令管理部44を制御するプログラムを実行する。ネットワーク8とセンサ情報管理サーバ1の情報送受信部6がやり取りする地図情報は、情報送受信部6により判別され、必要に応じて共有メモリ5に書き込まれる。また、共有メモリ5の地図情報は、必要に応じて、ネットワーク8を介して第一のロボット100又は第二のロボット200に送信される。
なお、ネットワーク8には、第一のロボット100及び第二のロボット200以外のロボット(他のロボット)が接続されていてもよい。また、地図情報に関する通信は、ネットワーク8に接続されたロボット同士が直接行ってもよい。
第一のロボット100のセンサ101と第二のロボット200のセンサ201とは、種類が異なっていてもよい。例えば、LiDAR、RGB-Dカメラ、単眼カメラ、ステレオカメラ、全天球カメラ、赤外線カメラ等から選択したものを用いてもよく、これらを2種類以上組み合わせて1つのセンサとして用いてもよい。
なお、本実施例においては、第一のロボット100と第二のロボット200とが同じ構成を有するものとしているが、これに限定されるものではなく、第一のロボット100と第二のロボット200とが異なる構成を有していてもよい。例えば、第一のロボット100がクローラ付き走行ロボットであり、第二のロボット200が人型サービスロボットであってもよく、これらロボット同士の通信においても成り立つ。
センサ情報管理サーバ1については、その機能を実現するための物理的なサーバ(ロボットとは別に配置されているもの)を設置してもよいし、それぞれのロボットの内部に自律分散的に配置されていてもよい。
共有される地図情報は、センサ情報管理サーバ1の地図情報表示部3によって、ユーザが見ることができるようになっている。
地図情報の共有の一例を以下に説明する。
図2は、地図情報を記録する工程の例を示すフローチャートである。
本図に示すように、まず、第一のロボット100が、第一のロボット100のセンサ101により地図情報が取得できるかを判定する(工程S200)。
地図情報が取得できれば工程S201に進み、第一のロボット100の情報送受信部103からセンサ情報管理サーバ1の情報送受信部6にネットワーク8を経由して地図情報を送信する(工程S202)。
センサ情報管理サーバ1は、書き込み処理部41の判定により、第一のロボット100から取得した地図情報を共有メモリ5に書き込む(工程S203)。
一方、地図情報が取得できなければ工程S204に進み、第一のロボット100のセンサ101により地図情報が取得できない時間が一定時間以上継続するかを判定する。一定時間以上継続していると判定した場合は、第一のロボット100が、センサ情報管理サーバ1の情報送受信部6に位置ロストしたことを通知する(工程S205)。
図3は、地図情報を読み出す工程の例を示すフローチャートである。
本図に示すように、第二のロボット200の情報送受信部203が、第一のロボット100の地図情報をセンサ情報管理サーバ1の情報送受信部6に要求する(工程S300)。これに対応して、センサ情報管理サーバ1の読み出し処理部42が、共有メモリ5から該当する地図情報を読み取る(工程S301)。該当する地図情報があるかを判定し(工程S302)、該当する地図情報があればセンサ情報管理サーバ1の情報送受信部6が第二のロボット200の情報送受信部203に地図情報を送信する(工程S303)。
第二のロボット200は、情報送受信部203から受け取った地図情報に基づいて動作を決定する(工程S304)。決定される動作の例としては、受信した地図情報により走行経路を変更することなどが考えられる。
一方、工程S302において該当する地図情報が無い場合は、センサ情報管理サーバ1の情報送受信部6から第二のロボット200の情報送受信部203に該当する地図情報が無い事を通知する(工程S305)。
図4は、地図情報を記録する工程の例を示すフローチャートである。
本図に示すように、第二のロボット200が、第二のロボット200のセンサ201により地図情報が取得できるかを判定する(工程S400)。地図情報が取得できれば工程S401に進み、第二のロボット200の情報送受信部203がセンサ情報管理サーバ1の情報送受信部6に送信する(工程S402)。
センサ情報管理サーバ1は、書き込み処理部41の判定により、第一のロボット100により取得した地図情報を共有メモリ5に書き込む(工程S403)。
一方、工程S400において地図情報が取得できない場合は、第二のロボット200のセンサ201により地図情報が取得できない時間(継続時間)が一定時間を超えるかを判定する(工程S404)。第二のロボット200の情報送受信部203が、センサ情報管理サーバ1の情報送受信部6に位置ロストしたことを通知する(工程S405)。
図5は、地図情報を読み出す工程の例を示すフローチャートである。
本図に示すように、第二のロボット200の情報送受信部203がセンサ情報管理サーバ1の情報送受信部6に対して地図情報を要求する(工程S500)。センサ情報管理サーバ1の読み出し処理部42の判定により、第二のロボット200を除いた他のロボットから得た地図情報を共有メモリ5から読み取りを要求する(工程S501)。該当する地図情報があるかを判定する(工程S502)。該当する地図情報がある場合は、センサ情報管理サーバ1の情報送受信部6が、第二のロボット200の情報送受信部203に送信する(工程S503)。第二のロボット200の走行制御部207は、受け取った地図情報に基づいて動作を決定する(工程S504)。決定される動作の例としては、受信した地図情報により走行経路を変更することなどが考えられる。
一方、該当する地図情報が無い場合は、センサ情報管理サーバの1の情報送受信部6が、第二のロボット200の情報送受信部203に、該当する地図情報が無い事を通知する(工程S505)。
図6は、図1Bの共有メモリ5の詳細を示す構成図である。
センサ情報管理サーバ1の共有メモリ5には、第一のロボット100による地図情報51、第二のロボット200による地図情報52、及び第Nのロボットによる地図情報53が記録されている。また、共有メモリ5には、これらの地図情報51、52、53を用いて合成した地図情報54(合成地図情報)が記録されている。地図情報51、52、53はそれぞれ、送信元の第一のロボット100、第二のロボット200及び第Nのロボットのそれぞれに対応付けられた形式で保存されている。さらに、共有メモリ5には、センサ管理情報55も記録されている。
合成地図情報の作成及び利用は、次のような工程で行われる。
例えば、図1Aに示す第二のロボット200のセンサ処理部204が第二のロボット200のセンサ201で地図情報を取得し、情報送受信部203が、センサ情報管理サーバ1の情報送受信部6に送信する。
図1Bに示すメモリ4の書き込み処理部41が、送信された地図情報を共有メモリ5に書き込む。
第一のロボット100の情報送受信部103が、センサ情報管理サーバ1の情報送受信部6に地図情報を要求した場合には、センサ情報管理サーバ1の地図情報合成処理部43が、第一のロボット100に必要な地図情報が入ったエリアの複数の地図情報を合成する。そして、センサ情報管理サーバ1の情報送受信部6が、第一のロボット100の情報送受信部103に送信する。
これにより、第一のロボット100のセンサ101によって第一のロボット100の地図情報が得られなかった場合でも、他のロボットにより取得した地図情報をセンサ情報管理サーバ1の地図情報合成処理部43の処理により合成して、第一のロボット100に送信することができ、第一のロボット100の自己位置演算部105が処理することにより、第一のロボット100が自己の位置を検知することができる。
なお、地図情報の要素としては、地図情報の取得時刻、使用センサの種別、環境形状地図情報及びそのロボットが有する形状地図のエリア、周囲の障害物との相対位置に関する情報、検出した他のロボットの相対位置、姿勢情報、他のロボットの相対位置の誤差楕円の情報、ロボットが有する環境センサ情報などである。
これらの情報は、共有メモリ5においては、情報を取得したロボット(送信元ロボット)と対応付けて保存されている。これらの情報のうち、エリアが近いロボット同士の情報について、共有メモリ5のセンサ管理情報55を用いて合成し、合成した地図情報54(図6)を作成する。
なお、ロボットに設置する環境センサは、位置推定のためのセンサではなく、例えば、温度センサ、放射線線量計、ガスセンサ、赤外線検出器、気圧計、湿度計などでもよい。
合成した地図情報54は、地図情報を扱う場合に使用する情報の例であり、その他のセンサ情報を扱う場合は、合成したセンサ情報(合成センサ情報)と呼ぶことができる。いずれの場合も、情報の精度に基づいて、複数の合成地図情報又は合成センサ情報を作成してもよい。以後の説明では、センサ情報は、地図情報を含むものとして説明する。
また、温度センサ、放射線センサなどセンサ種別毎に合成したセンサ情報を作成することにより、ロボットが必要なセンサ情報、必要な精度の情報等を共有することが可能となる。
さらに、合成したセンサ情報を更新するときは、受け取ったセンサ情報が新しければ合成したセンサ情報を更新するようにしてもよい。この場合、合成したセンサ情報の受け取ったセンサ情報に対応する部分が前回更新された時刻から予め定められた時間が経過しているかどうかを基に更新すれば、無駄な更新処理を避けることができる。言い換えると、 センサ情報管理サーバは、受信したセンサ情報が得られた時期を判定し、共有メモリに記録されている同種のセンサ情報に比べて時期が早い場合には、共有メモリに記録する。
各々のロボットから得たセンサ情報が重複していた場合は、最も近い時刻に得られた情報を用いて、合成したセンサ情報を作成することが望ましい。これにより、センサ情報を参照するロボットが、現在時刻に近い判定、すなわちリアルタイムな判定をすることが可能となる。
また、ロボットのセンサの精度が異なる場合で、センサ情報が重複した場合は、精度の高いセンサを備えるロボットからの情報を優先して保持することにより、センサ情報を参照するロボットがより精度の高い判定を行うことができる。言い換えると、センサ情報管理サーバは、受信したセンサ情報の精度を判定し、共有メモリに記録されている同種のセンサ情報に比べて精度が高い場合には、共有メモリに記録する。
例えば、第一のロボット100のセンサ101と第二のロボット200のセンサ201とは、異なる種類のセンサを用いることができ、例えば、第一のロボット100には安価な単眼カメラのみを設置し、第二のロボット200には高価な3DLiDARなどの高精度センサを設置してもよい。この場合、第二のロボット200のセンサ201が得た地図情報を共有し、第一のロボット100のセンサ101が第二のロボット200をカメラで捉えることができる。これにより、第一のロボット100が第二のロボット200との相対位置を算出することができ、第二のロボット200の地図情報と合成することにより、第一のロボット100の地図情報を作成することができる。これによって、第一のロボット100が動作を決定する。
このような使い方をすることで、ロボット群全体のコストを下げることが可能である。
図7は、ロボットが自身のセンサで地図情報を取得できない場合におけるセンサ情報管理サーバの処理の例を示すフローチャートである。
本図においては、第Nのロボットのセンサにより第Nのロボットの地図情報が得られなかった場合を示している。この場合においては、センサ情報管理サーバ1の命令管理部44が処理を行う。
第Nのロボットのセンサにより地図情報が得られず、ロストの通知(図2の工程S205)が発生した場合、当該ロボットを除く他のロボットのセンサから得た地図情報を合成して、センサ情報管理サーバ1の情報送受信部6が、第Nのロボットの情報送受信部に送信する(工程S700)。これにより、第Nのロボットも、他のロボットと情報を共有することができる。
この共有した地図情報を用いて、第Nのロボットの自己位置演算部が自己位置を特定できるかを判定する(工程S701)。共有した地図情報だけでは、自己位置を特定できない場合は、当該ロボットを除く他のロボットの中で最も第Nのロボットに近い場所に位置するロボットが、第Nのロボットを探索する(工程S702)。探索により検出に成功した場合(工程S703)、処理を終了する。
工程S703において検出に成功しない場合は、工程S702に戻り、探索を繰り返す。
一方、工程S701において自己位置を特定できた場合は、処理を終了する。
なお、探索の対象となるロボットには、あらかじめマーカを付設しておき、このマーカを検出する方法や、ロボットの形状から検出する方法が考えられる。いずれの方法も、センシング可能な領域に、探索の対象となるロボットが存在していることが前提となる。
図8は、図7に示す処理に従って、当該ロボットを除く他のロボットの中で当該ロボットに最も近い場所に位置するロボットが、当該ロボットを探索する場合を示したものである。
図8においては、センサ101を有する第一のロボット100と、センサ201を有する第二のロボット200と、センサ301を有する第三のロボット300と、が連携して互いに探索し、検出するように構成されている。この構成は、図中の破線で示す相互連携803である。
本図においては、第一のロボット100が位置ロスト800をしている。そして、第一のロボット100を、最も近傍に位置する第三のロボット300のセンサ301によって検出している。言い換えると、第三のロボット300は、第一のロボット100の相対位置801を検出している。
図7では、各々のロボットが保持するセンサから得られた地図情報を一度センサ情報管理サーバへ送信し、センサ情報管理サーバで受け取った地図情報を合成した地図情報を、地図情報を必要とするロボットからの要求に基づいて地図情報をそのロボットに送信する場合を示したが、図8のようにリアルタイムで必要な地図情報については、最も近くに位置するロボットから必要な地図情報を直接受け取ってもよい。
つぎに、地図情報共有が有効な例について説明する。
図9Aは、単体のロボットが地図情報を取得することによって自己位置を推定する例を示したものである。
本図においては、第一のロボット100のセンサ101によるセンサ情報取得範囲110aにランドマーク910が入るため、ランドマーク910を検出し、自己位置を推定する。
図9Bは、他のロボットが地図情報を取得することによって当該ロボットの位置を推定する例を示したものである。
本図においては、ビル内を移動する複数のサービスロボットの一つである第一のロボット100が、検出すべきランドマーク910とセンサ101との間に人920が立っている場合を示している。ビル内においては、多くの人が集まっている場合があり、サービスロボットが人に囲まれる場合が多いことが想定される。このような場合以外にも、第一のロボット100が移動中に、第一のロボット100とランドマーク910との間にビルのロビーなどに設けられた柱などの障害物が入る場合がある。この場合、センサ101によるセンサ情報取得範囲110bに障害物が入るため、第一のロボット100は自己位置の検出ができなくなる。すなわち、自己ロストである。
このような場合においては、近くに存在する第二のロボット200のセンサ201によって、第一のロボット100が存在するエリアの地図情報を取得する。
本図においては、第二のロボット200のセンサ201によるセンサ情報取得範囲210に第一のロボット100が入るため、第一のロボット100は、第二のロボット200により検出される。
第二のロボット200の情報送受信部203(図1A)が、検出された第一のロボット100の地図情報を、センサ情報管理サーバ1の情報送受信部6を経由して第一のロボット100の情報送受信部103に送信することで、第一のロボット100の位置ロストを解消できる。
図9Cは、固定センサが地図情報を取得することによって当該ロボットの位置を推定する例を示す模式図である。
本図においては、図9Bと同様に第一のロボット100とランドマーク910との間に人920が立っているため、センサ101によるセンサ情報取得範囲110cに障害物が入り、第一のロボット100による自己位置の検出ができない場合である。
この場合、第二のロボット200の代わりに、ビル内に設置された監視カメラ401を用いて、第一のロボット100の位置を検出している。監視カメラ401によるセンサ情報取得範囲410に第一のロボット100が入るため、第一のロボット100は、監視カメラ401により検出される。監視カメラ401は、首振り式のものでもよく、所定の範囲を移動可能なものでもよい。
なお、第一のロボット100及び第二のロボット200は、人型サービスロボットでもよいし、掃除ロボット、警備ロボット、荷物運搬ロボット、レスキューロボット、極限環境ロボット等でもよい。
本実施例において、第一のロボット100の自己位置演算部105が位置ロスト800をした場合に、第二のロボット200のセンサ201による共有情報だけでは、第一のロボット100の自己位置演算部105が位置ロストを解消できない場合(図7の工程S701)、センサ情報管理サーバ1の命令管理部44の指示により、第一のロボット100の最も近傍にいる他のロボット、例えば第三のロボット300に対して、第一のロボット100を探索させる命令を出す(工程S702)。
探索を行う第三のロボット300は、例えば確率を用いて推定した第一のロボット100が存在しうる領域に対して周囲を見渡しながら接近し、第一のロボット100との相対位置801を検出するなどして、第一のロボット100の地図情報を取得する。
ネットワーク8を介して共有された地図情報によって第一のロボット100の自己位置演算部105が位置ロストから復旧した場合、探索を終了し、各ロボット等は、通常の動作に戻る。
また、センサ情報管理サーバ1の命令管理部44は、第一のロボット100のセンサ101及び第二のロボット200のセンサ201が取得する地図情報を用いて、位置誤差楕円が拡大したロボットを検出し、一定時間、誤差が改善しない場合は、上記ロスト復旧の手順を実行する。
第一のロボット100の情報送受信部103が要求した地図情報が、センサ情報管理サーバ1の共有メモリ5に無かった場合は、センサ情報管理サーバ1の情報送受信部6は、共有メモリ5に該当する地図情報が無いことを第一のロボット100の情報送受信部103へ通知する。そして、第一のロボット100の走行制御部107は、地図情報が無い場合における定められた動作を第一のロボット100に実行させる。
センサ情報管理サーバ1に設けられた共有メモリ5は、記憶媒体であり、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)、ソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)又はフラッシュメモリ(Flash Memory)であってもよい。
本実施例においては、ロボットのセンサが故障したことによってロボットの地図情報が長時間又は恒久的に得られなくなった場合について説明する。
極限環境を移動する原子炉の廃炉作業ロボットなどにおいては、放射線等でセンサが破損することがある。
図10Aは、原子炉の内部を移動するロボットを示す模式図である。
本図においては、第一のロボット100は、そのセンサ101によって地図情報を取得する。第一のロボット100のセンサ101によるセンサ情報取得範囲111にランドマーク910が入るため、第一のロボット100のセンサ処理部104がランドマーク910を検出し、第一のロボット100の自己位置演算部105によって自己位置を推定することができる。
図10Bは、ロボットのセンサが故障した場合に他のロボットにより探索する例を示す模式図である。
本図に示すように、放射線等の影響で、第一のロボット100のセンサ101が破損した場合、第一のロボット100は、恒久的に自身のセンサ101で地図情報を得ることはできなくなる。この場合、第二のロボット200のセンサ201が第一のロボット100を相対的に検出する。第二のロボット200のセンサ201によるセンサ情報取得範囲211には、第一のロボット100が入っている。
そして、第二のロボット200の情報送受信部203が、第一のロボット100に必要な地図情報を、センサ情報管理サーバ1の情報送受信部6を経由して、第一のロボット100の情報送受信部103に送信する。これにより、第一のロボット100は、センサ101が破損した状態でも作業を続けることやセンサが破損したロボットを回収することができる。
この場合、第二のロボット200の走行制御部207は、第一のロボット100が検出可能なセンサ情報取得範囲211に存在するように走行制御を行う。
地図情報のうち、位置情報に関しては、第一のロボット100は、第一のロボット100の位置情報取得部106によって、第一のロボット100に設けた車輪エンコーダや慣性センサ等から位置情報を取得し、自己位置を推定できるが、時間の経過とともに、誤差が蓄積する。そのため、第二のロボット200は、第一のロボット100の位置誤差が走行に必要な位置精度を満たさなくなる値にまで蓄積する前に、第二のロボット200のセンサ201によって第一のロボット100のエリアの地図情報を取得することが望ましい。
図10Cは、ロボットのセンサが故障した場合に固定カメラ等により探索する例を示す模式図である。
本図においては、図10Bの第二のロボット200の代わりに、三脚に取り付けた監視カメラ401を用いて第一のロボット100を検出する。監視カメラ401によるセンサ情報取得範囲411には、第一のロボット100が入っている。
なお、監視カメラ401は、その設置位置が既知であればよく、三脚に取り付けたものの代わりに、固定のセンサなどを用いてもよい。
1:センサ情報管理サーバ、2、102、202:中央処理装置、3:地図情報表示部、4:メモリ、5:共有メモリ、6:情報送受信部、7、108、208:情報処理装置、8:ネットワーク、41:書き込み処理部、42:読み出し処理部、43:地図情報合成処理部、44:命令管理部、100:第一のロボット、101、201:センサ、103:情報送受信部、104、204:センサ処理部、105:自己位置演算部、106:位置情報取得部、107:走行制御部、200:第二のロボット、203:情報送受信部、205:自己位置演算部、206:位置情報取得部、207:走行制御部。

Claims (9)

  1. 複数のロボットによるセンサ情報共有方法であって、
    第一のロボットが備えるセンサで得られたセンサ情報をセンサ情報管理サーバへ送付し、
    センサ情報管理サーバは受け取った第一のセンサ情報を共有メモリへ書き込み、第二のロボットがセンサ情報管理サーバへセンサ情報を要求し、
    センサ情報管理サーバは要求のあったセンサ情報を共有メモリから読み取って第二のロボットへ送付し、
    第二のロボットがセンサ情報管理サーバから受け取ったセンサ情報に基づいて動作を決定するセンサ情報共有方法。
  2. 前記センサ情報は地図情報である請求項1に記載のセンサ情報共有方法。
  3. 第二のロボットが備えるセンサで得られた地図情報をセンサ情報管理サーバへ送付し、
    センサ情報管理サーバは受け取った第二の地図情報を共有メモリへ書き込み、
    前記センサ情報管理サーバは前記複数のロボットから送付された地図情報とその送信元ロボットを対応付けて記憶し、
    第二のロボットから地図情報の送信要求を受け付けたとき、送信要求を受け付けた地図情報のうち第二のロボットを除く他のロボットから送付された地図情報を第二のロボットへ送付する請求項2に記載のセンサ情報共有方法。
  4. 第二のロボットが備えるセンサで得られた地図情報をセンサ情報管理サーバへ送付し、
    センサ情報管理サーバは受け取った第二の地図情報を共有メモリへ書き込み、
    前記センサ情報管理サーバは第一のロボットから送付された地図情報と第二のロボットから送付された地図情報を合成し、
    同じエリアの地図情報を作成する請求項2に記載のセンサ情報共有方法。
  5. 第一のロボットのセンサと第二のロボットのセンサは異なる種類のセンサである請求項3に記載のセンサ情報共有方法。
  6. 第二のロボットが備えるセンサで得られたセンサ情報をセンサ情報管理サーバへ送付し、
    センサ情報管理サーバは受け取ったセンサ情報が共有メモリに格納されたセンサ情報より精度の高いセンサ情報であれば共有メモリへ書き込み、受け取った第二のセンサ情報が共有メモリに格納されたセンサ情報より精度の低いセンサ情報であれば共有メモリへ書き込まない請求項1に記載のセンサ情報共有方法。
  7. 前記共有メモリは複数の合成したセンサ情報を格納し、第二のロボットが備えるセンサで得られたセンサ情報をセンサ情報管理サーバへ送付し、
    センサ情報管理サーバは受け取ったセンサ情報に対応する合成したセンサ情報へ受け取った第二のセンサ情報を書き込む請求項1に記載のセンサ情報共有方法。
  8. 第二のロボットが備えるセンサで得られたセンサ情報をセンサ情報管理サーバへ送付し、
    センサ情報管理サーバは受け取ったセンサ情報が共有メモリに格納されたセンサ情報より新しいセンサ情報であれば共有メモリへ書き込み、受け取った第二のセンサ情報が共有メモリに格納されたセンサ情報より古いセンサ情報であれば共有メモリへ書き込まない請求項1に記載のセンサ情報共有方法。
  9. 複数のロボットによるセンサ情報共有システムであって、
    自らが備えるセンサで得られたセンサ情報を送付する第一のロボットと、
    センサ情報の送信を要求し、受取ったセンサ情報に基づいて動作を決定する第二のロボットと、
    第一のロボットから受け取った第一のセンサ情報を共有メモリへ書き込み、第二のロボットから受け取ったセンサ情報の送信要求に基づいて要求のあったセンサ情報を共有メモリから読み取って第二のロボットへ送付するセンサ情報管理サーバを備えるセンサ情報共有システム。
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