JP2022173613A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】像担持体に対して露光ユニットを精度よく位置決めできるとともに、製造コストを低く抑えることができる、画像形成装置を提供する。【解決手段】一対の連結プレート82a,82bのそれぞれは、表裏の主面が平坦な平坦部124a,124bを有している。各平坦部には、プロセスフレーム74の第1平面部120a,120bに対する第1位置決め部(第1嵌合孔)134a,134bと、露光ユニットホルダ86の第2平面部104a,104bに対する第2位置決め部(第2嵌合孔)144a,144bとが形成されている。プロセスフレームには、第1位置決め部と連結するフレーム側連結部(フレーム突部)132a,132bが形成されており、露光ユニットホルダには、第2位置決め部と連結するホルダ側連結部(ホルダ突部)142a,142bが形成されている。【選択図】図8
Description
この発明は画像形成装置に関し、特にたとえば、像担持体と、像担持体にレーザ光を照射する露光装置と、像担持体を支持するフレームとを備える、画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置の一例が特許文献1に開示されている。特許文献1の画像形成装置は、「像担持体」としての感光体と、感光体の表面にレーザ光を照射する「露光装置」としての光学ユニットと、感光体および光学ユニットを支持するフレームとを備える。フレームは、互いに対向して配置される一対の側板を有する。側板の上端部には、光学ユニットの端部が取り付けられる板状の取付部が、側板の主面に対して垂直に設けられる。感光体は、光学ユニットの下方に配置され、光学ユニットから出射されたレーザ光は、水平方向へ進んだ後、複数のミラーで反射されて、感光体に対して上方から照射される。
しかしながら、特許文献1の画像形成装置では、光学ユニットが取り付けられる取付部が、側板の主面に対して垂直に設けられるので、取付部を高精度で加工することが困難であり、感光体に対して光学ユニットを高精度で位置決めすることが困難であるという問題があった。また、光学ユニットから出射されたレーザ光を感光体に導くために、複数のミラーを用いる必要があり、製造コストが高くなるという問題があった。
なお、光学ユニットから出射されたレーザ光を直線的に感光体へ照射すれば、複数のミラーを省略できる。しかし、単にレーザ光を直線的に照射するだけでは、感光体から光学ユニットまでの直線距離が長くなり、特に、長焦点距離の光学ユニットを用いる場合には、フレームが大型化するため、コスト面の問題を解消できない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、画像形成装置を提供することである。
この発明の他の目的は、像担持体に対して露光装置を高精度で位置決めできるとともに、製造コストを低く抑えることができる、画像形成装置を提供することである。
第1の発明は、第1平面部がそれぞれに設けられた一対の第1壁部を有し、像担持体を含むプロセスユニットを支持するプロセスフレーム、像担持体の表面にレーザ光を照射して静電潜像を形成する露光ユニット、第2平面部がそれぞれに設けられた一対の第2壁部を有し、露光ユニットを支持する露光ユニットホルダ、露光ユニットホルダをプロセスフレームに位置決め固定する、表裏の主面が平坦な平坦部を有する一対の連結プレート、とを備え、一対の連結プレートのそれぞれの平坦部には、第1平面部に対する第1位置決め部と第2平面部に対する第2位置決め部が形成され、一対の第1壁部のそれぞれには、第1位置決め部と連結するフレーム側連結部が形成され、一対の第2壁部のそれぞれには、第2位置決め部と連結するホルダ側連結部が形成され、一対の連結プレートによって露光ユニットホルダがプロセスフレームに連結される、画像形成装置である。
第1の発明によれば、第1位置決め部および第2位置決め部は、連結プレートの平坦部に形成されるので、湾曲部や凹凸部などに形成される場合に比べて精度管理が容易であり、簡単かつ高精度に形成できる。したがって、露光ユニットホルダをプロセスフレームに対して高精度で位置決めでき、ひいては、露光ユニットを像担持体に対して高精度で位置決めできる。
また、露光ユニットホルダは、一対の連結プレートによってプロセスフレームに位置決め固定されるので、連結プレートの長さを変えることによって、露光ユニットホルダとプロセスフレームとの間隔を調整でき、ひいては、露光ユニットから像担持体までの直線距離を調整できる。したがって、長焦点距離の露光装置を用いる場合でも、連結プレートの長さを長くするだけで簡単に対応でき、プロセスフレームの大型化を招くことなく、製造コストを低く抑えることができる。
第2の発明は、第1の発明に従属し、フレーム側連結部は、互いに間隔を隔てて第1平面部から突出するように設けられた2つのフレーム突部であり、ホルダ側連結部は、互いに間隔を隔てて第2平面部から突出するように設けられた2つのホルダ突部であり、第1位置決め部は、2つのフレーム突部と嵌合する2つの第1嵌合孔であり、第2位置決め部は、2つのホルダ突部と嵌合する2つの第2篏合孔である。
第2の発明によれば、2つのフレーム突部と2つの第1篏合孔とを嵌合させることによって、連結プレートを第1壁部に簡単に位置決めでき、2つのホルダ突部と2つの第2篏合孔とを嵌合させることによって、連結プレートを第2壁部に簡単に位置決めできる。
第3の発明は、第2の発明に従属し、2つの第2篏合孔の中心を通って第2平面部に対して平行に延びる仮想直線を想定したとき、2つの第2篏合孔は、仮想直線が水平面に対して傾斜するように設けられる。
第3の発明によれば、露光ユニットホルダを水平面に対して傾斜させることができるので、像担持体と露光ユニットホルダとの位置関係の自由度を高めることができる。
第4の発明は、第1から第3のいずれかの発明に従属し、一対の第1壁部のそれぞれの第1平面部は、互いに反対側となる外側へ向けて第1間隔を隔てて平行に設けられ、一対の第2壁部のそれぞれの第2平面部は、互いに反対側となる外側へ向けて第1間隔よりも狭い第2間隔を隔てて平行に設けられ、一対の連結プレートのそれぞれは、第1平面部に接触するように、締結部材によって一対の第1壁部のそれぞれに固定され、一対の連結プレートの一方が、対応する第2平面部と接触するように、締結部材によって一方の第2壁部に固定される。
第4の発明によれば、第2壁部の第2平面部どうしの第2間隔は、第1壁部の第1平面部どうしの第1間隔よりも狭くなっており、一対の連結プレートのそれぞれは、一対の第1壁部のそれぞれに固定され、一方の連結プレートは、一方の第2壁部に固定される。したがって、他方の連結プレートと他方の第2壁部との間には、隙間が生じるものの、一対の連結プレートの平行状態が損なわれることがなく、露光ユニットを像担持体に対して高精度で位置決めできる。
第5の発明は、第1から第3のいずれかの発明に従属し、一対の第2壁部のそれぞれの第2平面部は、互いに反対側となる外側へ向けて第2間隔を隔てて平行に設けられ、一対の第1壁部のそれぞれの第1平面部は、互いに反対側となる外側へ向けて第2間隔よりも狭い第1間隔を隔てて平行に設けられ、一対の連結プレートのそれぞれは、第2平面部に接触するように、締結部材によって一対の第2壁部のそれぞれに固定され、一対の連結プレートの一方が、対応する第1平面部と接触するように、締結部材によって一方の第1壁部に固定される。
第5の発明によれば、第1壁部の第1平面部どうしの第1間隔は、第2壁部の第2平面部どうしの第2間隔よりも狭くなっており、一対の連結プレートのそれぞれは、一対の第2壁部のそれぞれに固定され、一方の連結プレートは、一方の第1壁部に固定される。したがって、他方の連結プレートと他方の第1壁部との間には、隙間が生じるものの、一対の連結プレートの平行状態が損なわれることがなく、露光ユニットを像担持体に対して高精度で位置決めできる。
第6の発明は、第1から第5のいずれかの発明に従属し、一対の連結プレートは、互いに同じ形状および大きさに形成される。
第6の発明によれば、一対の連結プレートのそれぞれを、同じ製造装置を用いて同じ工程を経て製造できるので、製造コストを低く抑えることができるとともに、これらの寸法のばらつきを解消して、高精度で製造できる。
第7の発明は、第1から第6のいずれかの発明に従属し、露光ユニットのプロセスフレーム側壁部とその反対側壁部のそれぞれに互いに反対側となる外側へ向けて同軸に設けられた一対の回動軸、および露光ユニットホルダに設けられ、一対の回動軸を回動可能に支持する一対の軸受部を備え、露光ユニットを回動軸で任意の回動角度に回動させた状態において露光ユニットが露光ユニットホルダに締結部材によって固定される。
第7の発明によれば、露光ユニットを回動軸で回動させることによって、露光ユニットホルダに対する露光ユニットの傾斜角度を調整できる。
第8の発明は、第7の発明に従属し、露光ユニットおよび露光ユニットホルダの一方には、偏芯カム形状の頭部を有する偏心ビスが水平方向へ延びる回動軸を中心として回動可能に設けられ、露光ユニットおよび露光ユニットホルダの他方には、頭部に対して上下方向から接触する接触面が設けられる。
第8の発明によれば、偏心ビスを回動させることによって、露光ユニットホルダに対する露光ユニットの傾斜角度を細かく調整できる。
第9の発明は、第1から第8のいずれかの発明に従属し、一対の連結プレートのプロセスフレーム側とは反対側に設けられ、一対の連結プレートのそれぞれに連結される、間隔規制プレートを更に備える。
第9の発明によれば、一対の連結プレートのそれぞれのプロセスフレーム側とは反対側の端部を間隔規制プレートで連結されるので、一対の連結プレートの間隔を規制でき、像担持体に対して露光ユニットを高精度で位置決めできる。
この発明によれば、像担持体に対して露光ユニットを高精度で位置決めできるとともに、製造コストを低く抑えることができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う後述の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
[第1実施例]
(画像形成装置の構成)
図1に示すように、この発明の実施例に係る画像形成装置10は、複写機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能などを有するモノクロ複合機であり、電子写真方式によって記録媒体としての用紙Xに対して単色の画像を形成するように構成される。
(画像形成装置の構成)
図1に示すように、この発明の実施例に係る画像形成装置10は、複写機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能などを有するモノクロ複合機であり、電子写真方式によって記録媒体としての用紙Xに対して単色の画像を形成するように構成される。
なお、以下の説明で用いる前後、左右および上下の各方向は、画像形成装置10を操作するユーザから見た方向を基準として規定する。つまり、ユーザから見て、手前側を「前」、奥側を「後」、左手側を「左」、右手側を「右」とする。また、鉛直上方を「上」とし、鉛直下方を「下」とする。これらの各方向は、図中に矢印で示す各方向と一致する。
図1に示すように、画像形成装置10は、装置本体12と、装置本体12の上方に配置された画像読取装置14とを備える。
まず、画像読取装置14について説明する。図1に示すように、画像読取装置14は、原稿載置台16と、原稿載置台16の上方に設けられる原稿押えカバー18と、原稿押えカバー18の上面に設けられる原稿供給トレイ20および原稿排出トレイ22と、原稿押えカバー18の内部に設けられる自動原稿送り装置(ADF:Auto Document Feeder)24とを備える。
原稿載置台16は、原稿Y(図示省略)を下方から支持する部分であり、ガラス等の透明材料で形成された原稿載置部16aを有する。原稿押えカバー18は、原稿載置部16aに載置された原稿Y(図示省略)を上方から押さえる部分であり、原稿載置台16に対してヒンジ等を介して開閉自在に取り付けられる。
原稿供給トレイ20は、画像読取位置Pへ供給される原稿Yが載置される部分であり、原稿排出トレイ22は、画像読取位置Pを通過した原稿Yが排出される部分である。ADF24は、原稿供給トレイ20に載置された原稿Yを画像読取位置Pに対して1枚ずつ自動的に供給するとともに、画像読取位置Pを通過した原稿Yを原稿排出トレイ22に排出するように構成される。
また、図1に示すように、画像読取装置14は、原稿載置台16の前部に設けられる操作パネル(図示省略)と、原稿載置台16の下方に設けられる画像読取部26とを備える。操作パネル(図示省略)は、ユーザによる印刷開始指示などの入力操作を受け付ける部分である。操作パネルには、タッチパネル付きのディスプレイおよび各種の操作ボタン等が設けられる。
画像読取部26は、光源26a、複数のミラー26b、結像レンズ26cおよびラインセンサ26d等を有し、光源26aおよび複数のミラー26b等によって走査ユニットが構成される。画像読取部26が原稿Yの表面の画像を読み取るとき、光源26aは、原稿Yの表面を露光し、複数のミラー26bは、原稿Yの表面で反射した反射光を結像レンズ26cに案内する。結像レンズ26cは、反射光をラインセンサ26dの受光素子(図示省略)に結像させる。ラインセンサ26dは、結像された反射光の輝度や色度を検出し、原稿Yの画像に基づく画像データを生成する。なお、ラインセンサとしては、CCD(Charge Coupled Device)またはCIS(Contact Image Sensor)等が用いられる。
続いて、装置本体12について説明する。図1に示すように、装置本体12は、制御部30と、画像形成部32と、給紙トレイ34と、排紙トレイ36と、これらを収容する筐体38とを備える。
制御部30は、CPUおよびメモリ等を有し、操作パネル(図示省略)への入力操作などに応じて、画像形成装置10の各部位に制御信号を送信し、画像形成装置10の種々の動作を制御する。
画像形成部32は、感光体ドラム40、帯電ユニット42、露光装置44、現像ユニット46、トナー補給装置48、転写ローラ50、クリーニングユニット52および定着ユニット54等を有する。画像形成部32は、給紙トレイ34等から搬送される用紙Xに画像を形成するとともに、画像が形成された用紙Xを排紙トレイ36に排出するように構成される。用紙Xに画像を形成するための画像データとしては、画像読取装置14の画像読取部26で読み取った画像データ、または外部コンピュータから送信された画像データ等が利用される。
感光体ドラム40は、導電性を有する円筒状の基体の表面に感光層が形成された「像担持体」である。帯電ユニット42は、感光体ドラム40の表面を所定の電位に帯電させるように構成される。
露光装置44は、帯電した感光体ドラム40の表面を露光ユニット84で露光することによって、画像データに応じた静電潜像を感光体ドラム40の表面に形成するように構成される。露光ユニット84は、筐体38の内部において、感光体ドラム40から水平方向(本実施例では左方)へ離間して配置される。
現像ユニット46は、トナーを収容する現像槽と、現像剤担持体として機能する現像ローラとを備え、感光体ドラム40の表面にトナーを供給し、感光体ドラム40の表面に形成された静電潜像をトナーによって顕像化するように構成される。上記現像槽の内部には、トナー濃度を検知するトナー濃度検知センサが設けられる。トナー濃度検知センサによって検知されたトナー濃度が所定値よりも低くなると、トナー補給装置48から現像槽にトナーが補給される。
転写ローラ50は、感光体ドラム40の表面に形成されたトナー像を用紙Xに転写するための部材である。画像形成時には、転写ローラ50に所定の電圧が印加されることによって、感光体ドラム40と転写ローラ50との間に転写電界が形成される。そして、感光体ドラム40と転写ローラ50との間のニップ域(転写ニップ部)を用紙Xが通過するとき、転写電界の作用により、感光体ドラム40の表面に形成されたトナー像が、用紙Xに転写される。
クリーニングユニット52は、感光体ドラム40の表面に当接するクリーニングブレードおよび搬送スクリュ等を有し、現像および画像転写の後に、感光体ドラム40の表面に残留したトナーを除去するように構成される。
定着ユニット54は、ヒートローラ56および加圧ローラ58を有し、転写ローラ50の上方に配置される。ヒートローラ56は、所定の定着温度となるように温度管理され、ヒートローラ56と加圧ローラ58との間のニップ域(定着ニップ部)を用紙Xが通過するとき、用紙Xに転写されたトナー像が、溶融、混合および圧接されて、用紙Xに対して定着される。
また、筐体38の内部には、用紙Xを搬送する第1用紙搬送路L1および第2用紙搬送路L2が設けられる。第1用紙搬送路L1は、給紙トレイ34等から搬送される用紙Xを、転写ローラ50および定着ユニット54を経由させて排紙トレイ36に排出するように構成される。第2用紙搬送路L2は、用紙Xに対して両面印刷を行う際に、片面印刷が終了して定着ユニット54を通過した用紙Xを、転写ローラ50の用紙搬送方向の上流側において第1用紙搬送路L1に戻すように構成される。
第1用紙搬送路L1には、給紙ローラ60、転写前搬送ローラ62、レジストローラ64、定着後搬送ローラ66、排出ローラ68が設けられ、第2用紙搬送路L2には、用紙Xに補助的に推進力を与えるための複数の搬送ローラ70が設けられる。
筐体38は、複数のフレームを組み合わせることによって構成される。図2に示すように、本実施例の筐体38は、その右側の部分を構成する搬送フレーム72、プロセスフレーム74および定着フレーム76と、その左側の部分を構成する板金フレーム78とを有する。搬送フレーム72、プロセスフレーム74および定着フレーム76は、合成樹脂で形成され、板金フレーム78は金属で形成される。
画像形成装置10を構成する上記の各部品のうち、感光体ドラム40、帯電ユニット42、現像ユニット46、トナー補給装置48、転写ローラ50およびクリーニングユニット52は、図3に示すプロセスユニット80を構成し、このプロセスユニット80は、プロセスフレーム74で支持される。また、給紙ローラ60、転写前搬送ローラ62およびレジストローラ64は、図3に示す搬送フレーム72で支持される。さらに、定着ユニット54および定着後搬送ローラ66は、図3に示す定着フレーム76で支持される。
図2に示すように、露光装置44は、前後方向へ間隔を隔てて設けられた一対の連結プレート82a,82bを介してプロセスフレーム74で支持される。一対の連結プレート82a,82bのプロセスフレーム74側とは反対側の端部は、板金フレーム78に連結されて支持される。板金フレーム78は、一対の連結プレート82a,82bの間隔を規制する「間隔規制プレート」として機能する。
(露光装置の構成)
次に、露光装置44について詳細に説明する。図4に示すように、露光装置44は、感光体ドラム40(図1)の表面に形成された感光層(図示省略)にレーザ光を照射して静電潜像を形成する露光ユニット84と、露光ユニット84を支持する露光ユニットホルダ86とを備える。
次に、露光装置44について詳細に説明する。図4に示すように、露光装置44は、感光体ドラム40(図1)の表面に形成された感光層(図示省略)にレーザ光を照射して静電潜像を形成する露光ユニット84と、露光ユニット84を支持する露光ユニットホルダ86とを備える。
図3に示すように、露光ユニット84は、画像データに応じてレーザ光を照射するレーザダイオード、レーザ光を反射して走査するポリゴンミラー85、ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモータおよびこれらの部品を収容するユニット筐体88などを有するレーザスキャニングユニット(LSU)として構成される。
図4に示すように、ユニット筐体88のプロセスフレーム側壁部となる右側壁88bおよびその反対側壁部となる左側壁88aのそれぞれには、共通の回動中心線αを有する一対の第1回動軸90aおよび第2回動軸90bが外側へ向けて同軸に設けられる。また、ユニット筐体88の前壁部88cの左端部には、固定ねじ92が螺合される雌ねじ部94および偏心ビス96が螺合される雌ねじ部98が、前後方向へ並んで設けられる。図5に示すように、偏心ビス96は、偏心カム形状の頭部96aと水平方向へ延びる雄ねじ部(図示省略)とを有する。
図4に示すように、露光ユニットホルダ86は、露光ユニット84を構成するユニット筐体88の下面に対向する底壁部100と、底壁部100の外周部から立ち上がって形成された前壁部102a、後壁部102b、左壁部102cおよび右壁部102dとを有する。前壁部102aの外側面には、一方の連結プレート82aが位置決めされる平坦な第2平面部104aが設けられ、後壁部102bの外側面には、他方の連結プレート82bが位置決めされる平坦な第2平面部104bが設けられる。第2平面部104a,104bは、前壁部102aおよび後壁部102bのそれぞれの左右方向全長に亘って、互いに平行に設けられる。
なお、本実施例の露光ユニットホルダ86は樹脂で形成されており、強度を低下させない程度で樹脂の使用量を減らすために、前壁部102aおよび後壁部102bはリブ状に形成されている。そのため、第2平面部104a,104bは、各リブの端面で構成されるが、リブをなくして全面的に平面状に構成されてもよい。また、第2平面部104a,104bは、前壁部102aおよび後壁部102bの一部にだけ設けられてもよい。
図4に示すように、左壁部102cの前後方向中央部には、第1回動軸90aを回動可能に支持する第1軸受部106aが設けられ、右壁部102dの前後方向中央部には、第2回動軸90bを回動可能に支持する第2軸受部106bが設けられる。また、図5に示すように、左壁部102cの前端部には、固定ねじ92が挿通される貫通孔(図示省略)および偏心ビス96を回動させるための工具が挿通される貫通孔108が設けられ、さらに、偏心ビス96の頭部96aの外周面に対して下方から接触する接触面110が設けられる。
したがって、露光装置44においては、偏心ビス96を回動させることによって、図4に示す第1回動軸90aおよび第2回動軸90bを中心とする露光ユニット84の回動角度、すなわち露光ユニットホルダ86に対する露光ユニット84の傾斜角度を細かく調整できる。また、露光ユニット84を任意の回動角度に回動させた状態において、露光ユニット84を露光ユニットホルダ86に固定ねじ92で固定できる。
図3に示すように、露光ユニット84は、「像担持体」としての感光体ドラム40から水平方向(本実施例では左方)へ間隔を隔てて、水平面Gに対して所定角度θで傾斜するように配置される。より正確には、露光ユニット84は、第1回動軸90aと第2回動軸90bの各中心軸を通過する共通の回動中心線αを含む鉛直面において、感光体ドラム40に向かって照射されるレーザ光が水平面Gに対して所定角度θだけ傾くように配置される。
なお、本実施例の露光ユニット84は、低速域から中速域の複数種類の画像形成装置10で共通に使用できるようにするために、ポリゴンミラー85から感光体ドラム40に至る走査光路中に、走査光路を折り返す折り返しミラーを設けない構成としている。そのため、露光ユニット84から感光体ドラム40までの距離は、一般的な露光装置よりも長くなり、露光ユニットホルダ86は、露光ユニット84をプロセスフレーム74から離れた位置で支持する。
(露光ユニットホルダの取付構造)
次に、露光ユニットホルダ86のプロセスフレーム74に対する取付構造112について説明する。なお、以下の説明で参照する図8は、露光ユニットホルダ86の取付構造112を模式的に示す平面図である。図8では、特に、連結プレート82a、82b、第1壁部122a,122bおよび第2壁部102a,102bの関係を明確に示すために、各部分の形状、大きさおよび位置関係などを意図的に変更している。
次に、露光ユニットホルダ86のプロセスフレーム74に対する取付構造112について説明する。なお、以下の説明で参照する図8は、露光ユニットホルダ86の取付構造112を模式的に示す平面図である。図8では、特に、連結プレート82a、82b、第1壁部122a,122bおよび第2壁部102a,102bの関係を明確に示すために、各部分の形状、大きさおよび位置関係などを意図的に変更している。
図6に示すように、露光ユニットホルダ86は、一対の連結プレート82a、82bによってプロセスフレーム74に対して位置決めされて固定される。
プロセスフレーム74は、図8に示すように、平坦な第1平面部120a,120bが設けられた一対の第1壁部122a,122bを有する。一対の第1壁部122a,122bは、前後方向へ間隔を隔てて互いに対向して設けられ、一対の第1壁部122a,122bの間には、露光ユニット84から出射されたレーザ光を「像担持体」としての感光体ドラム40に向けて通すための空間Sが構成される。第1平面部120a,120bは、第1壁部122a,122bのそれぞれの外側面、すなわち空間S側とは反対側の面に、互いに平行に設けられる。そして、第1平面部120a,120bには、上下方向に間隔を隔てて第1壁部122a,122bのそれぞれの外側面から外側に突出する円柱状のフレーム側連結部132a,132bがそれぞれ形成される。フレーム側連結部132a,132bは、後述する第1位置決め部(第1篏合孔)134a,134bと連結する「フレーム突部」である。以下では、フレーム側連結部132a,132bを「フレーム側連結部(フレーム突部)132a,132b」と記載する。
露光ユニットホルダ86は、図8に示すように、平坦な第2平面部104a,104bが設けられた一対の前壁部102aおよび後壁部102bを有する。以下では、前壁部102aを「前壁部(第2壁部)102a」と記載し、後壁部102bを「後壁部(第2壁部)102b」と記載する。
第2平面部104a,104bには、左右方向に間隔を隔てて第2壁部102a,102bのそれぞれの外側面から外側に突出する円柱状のホルダ側連結部142a,142bがそれぞれ形成される。ホルダ側連結部142a,142bは、後述する第2位置決め部(第2篏合孔)144a,144bと連結する「ホルダ突部」である。以下では、ホルダ側連結部142a,142bを「ホルダ側連結部(ホルダ突部)142a,142b」と記載する。ホルダ側連結部(ホルダ突部)142a,142bは、第1回動軸90aおよび第2回動軸90bの回動中心線αと平行方向に間隔を隔てて2つずつ形成される。
露光ユニットホルダ86は、一対の連結プレート82a,82bを介して、プロセスフレーム74の第1壁部122a,122bに連結される。
図8に示すように、一対の第1壁部122a,122bのそれぞれの第1平面部120a,120bの間隔を「第1間隔W1」とし、一対の第2壁部102a,102bのそれぞれの第2平面部104a,104bの間隔を「第2間隔W2」としたとき、本実施例では、原則として、第1間隔W1と第2間隔W2とは同じ(W1=W2)に定められる。ただし、精度面で許容できる限り、第1間隔W1は第2間隔W2よりも狭くなってもよいし、広くなってもよい。
図6に示すように、一対の連結プレート82a,82bのそれぞれは、表裏の主面が平坦に形成された平坦部124a,124bを有する。本実施例の平坦部124a,124bは、略四角形の板状に形成される。
平坦部124a,124bには、図6に示すように、プロセスフレーム74の第1平面部120a,120bに対する固定位置を位置決めする第1位置決め部134a,134bと、露光ユニットホルダ86の第2平面部104a,104bに対する固定位置を位置決めする第2位置決め部144a,144bとが設けられる。
図8に示すように、第1位置決め部134a,134bは、プロセスフレーム74の各第1平面部120a,120bからそれぞれ突出したフレーム側連結部(フレーム突部)132a,132bと連結する、平坦部124a,124bを貫通する「第1篏合孔」である。以下では、第1位置決め部134a,134bを「第1位置決め部(第1篏合孔)134a,134b」と記載する。
各第1位置決め部(第1篏合孔)134a,134bは、互いに間隔を隔てて2つずつ設けられ、2つの第1位置決め部(第1篏合孔)134aの一方および2つの第1位置決め部(第1篏合孔)134bの一方は、これらの他方に対する配置方向に長い長孔形状を有するように形成される。
図8に示すように、第2位置決め部144a,144bは、露光ユニットホルダ86の各第2平面部104a,104bからそれぞれ突出したホルダ側連結部(ホルダ突部)142a,142bと連結する、平坦部124a,124bを貫通する「第2篏合孔」である。以下では、第2位置決め部144a,144bを「第2位置決め部(第2篏合孔)144a,144b」と記載する。
各第2位置決め部(第2篏合孔)144a,144bは、互いに間隔を隔てて2つずつ設けられ、2つの第2位置決め部(第2篏合孔)144aの一方および2つの第2位置決め部(第2篏合孔)144bの一方は、これらの他方に対する配置方向に長い長孔形状を有するように形成される。
図6に示すように、本実施例の一対の連結プレート82a,82bでは、平坦部124a,124bの外周部に、平坦部124a,124bから垂直方向に突出した板状の補強部126a,126bが設けられる。補強部126a,126bのうち、プロセスフレーム74側とは反対側の端縁に沿って設けられた補強部126a,126bには、固定ねじ128が螺合される2つの雌ねじ部130が、互いに上下方向へ間隔を隔てて設けられる。
図6に示すように、一対の連結プレート82a,82bは、前後方向へ間隔を隔てて互いに平行に配置される。また、板金フレーム(間隔規制プレート)78は、連結プレート82a,82bのそれぞれのプロセスフレーム74側とは反対側の端部に近接して設けられ、連結プレート82a,82bのそれぞれと板金フレーム78とは、固定ねじ128を用いて締結される。言い換えると、板金フレーム78は、一対の連結プレート82a,82bのプロセスフレーム74側とは反対側に設けられ、一対の連結プレート82a,82bのそれぞれと固定ねじ128(固定部材)とによって連結される。
また、図6に示すように、一対の連結プレート82a,82bは、互いに同じ形状および大きさに形成される。つまり、一対の連結プレート82a,82bのそれぞれに設けられた板状の補強部126a,126bは、いずれも同じ方向(本実施例では後方)へ向けて突出している。言い換えると、一対の連結プレート82a,82bは、それぞれ同じ部品(同一サイズ、同一形状)であり、個体が異なるだけである。
(第1フレーム側連結構成)
ここでは、プロセスフレーム74と一方の連結プレート82aとの連結構成について説明する。図8に示すように、一方の連結プレート82aは、プロセスフレーム74の一方の第1壁部122aの第1平面部120aに平坦部124aを当接させた状態で、第1フレーム側連結手段114aによって第1壁部122aに連結される。
ここでは、プロセスフレーム74と一方の連結プレート82aとの連結構成について説明する。図8に示すように、一方の連結プレート82aは、プロセスフレーム74の一方の第1壁部122aの第1平面部120aに平坦部124aを当接させた状態で、第1フレーム側連結手段114aによって第1壁部122aに連結される。
ここで、第1フレーム側連結手段114aは、プロセスフレーム74の第1平面部120aに上下方向へ間隔を隔てて突出するように設けられた2つのフレーム側連結部(フレーム突部)132aと、平坦部124aのプロセスフレーム74側の端部に設けられた2つの孔状の第1位置決め部(第1篏合孔)134aとを含む。2つのフレーム側連結部(フレーム突部)132aと2つの第1位置決め部(第1篏合孔)134aとが連結することによって(本実施例では篏合することによって)、一方の連結プレート82aが第1壁部122aの第1平面部120aに対して位置決めされる。
また、第1フレーム側連結手段114aは、第1壁部122aに上下方向へ間隔を隔てて、フレーム側連結部(フレーム突部)132aに近接して設けられた2つのフレーム側雌ねじ部136aと、平坦部124aのプロセスフレーム74側の端部に上下方向へ間隔を隔てて、各第1位置決め部(第1篏合孔)134aに近接して設けられた2つのフレーム側貫通孔(第1篏合孔)138aと、2つのフレーム側固定ねじ140aとを含む。
そして、連結プレート82aは、フレーム側固定ねじ140aがフレーム側貫通孔(第1篏合孔)138aに挿通されてフレーム側雌ねじ部136aに螺合されることによって、平坦部124aが第1平面部120aと接触した状態で第1壁部122aに固定される。
(第2フレーム側連結構成)
ここでは、プロセスフレーム74と他方の連結プレート82bとの連結構成について説明する。図8に示すように、他方の連結プレート82bは、プロセスフレーム74の他方の第1壁部122bの第1平面部120bに平坦部124bを当接させた状態で、第2フレーム側連結手段114bによって第1壁部122bに連結される。
ここでは、プロセスフレーム74と他方の連結プレート82bとの連結構成について説明する。図8に示すように、他方の連結プレート82bは、プロセスフレーム74の他方の第1壁部122bの第1平面部120bに平坦部124bを当接させた状態で、第2フレーム側連結手段114bによって第1壁部122bに連結される。
ここで、第2フレーム側連結手段114bは、プロセスフレーム74の第1平面部120bに上下方向へ間隔を隔てて突出するように設けられた2つのフレーム側連結部(フレーム突部)132bと、平坦部124bのプロセスフレーム74側の端部に設けられた2つの孔状の第1位置決め部(第1篏合孔)134bとを含む。2つのフレーム側連結部(フレーム突部)132bと2つの第1位置決め部(第1篏合孔)134bとが連結することによって(本実施例では篏合することによって)、他方の連結プレート82bが第1壁部122bの第1平面部120bに対して位置決めされる。
また、第2フレーム側連結手段114bは、第1壁部122bに上下方向へ間隔を隔てて、フレーム側連結部(フレーム突部)132bに近接して設けられた2つのフレーム側雌ねじ部136bと、平坦部124bのプロセスフレーム74側の端部に上下方向へ間隔を隔てて、各第1位置決め部(第1篏合孔)134bに近接して設けられた2つのフレーム側貫通孔(第1篏合孔)138bと、2つのフレーム側固定ねじ140bとを含む。
そして、連結プレート82bは、フレーム側固定ねじ140bがフレーム側貫通孔(第1篏合孔)138bに挿通されてフレーム側雌ねじ部136bに螺合されることによって、平坦部124bが第1平面部120bと接触した状態で第1壁部122bに固定される。
(第1ホルダ側連結構成)
ここでは、露光ユニットホルダ86と一方の連結プレート82aとの連結構成について説明する。図8に示すように、一方の連結プレート82aは、露光ユニットホルダ86の前壁部(第2壁部)102aの第2平面部104aに平坦部124aを当接させた状態で、第1ホルダ側連結手段116aによって前壁部(第2壁部)102aに連結される。
ここでは、露光ユニットホルダ86と一方の連結プレート82aとの連結構成について説明する。図8に示すように、一方の連結プレート82aは、露光ユニットホルダ86の前壁部(第2壁部)102aの第2平面部104aに平坦部124aを当接させた状態で、第1ホルダ側連結手段116aによって前壁部(第2壁部)102aに連結される。
ここで、第1ホルダ側連結手段116aは、前壁部(第2壁部)102aの第2平面部104aに左右方向へ間隔を隔てて突出するように設けられた2つのホルダ側連結部(ホルダ突部)142aと、平坦部124aの上端部(プロセスフレーム74側の端部を除く。)に設けられた2つの孔状の第2位置決め部(第2篏合孔)144aとを含む。2つのホルダ側連結部(ホルダ突部)142aと2つの第2位置決め部(第2篏合孔)144aとが連結することによって(本実施例では篏合することによって)、一方の連結プレート82aが前壁部(第2壁部)102aの第2平面部104aに対して位置決めされる。
図7に示すように、本実施例では、露光ユニット84を水平面Gに対して所定角度θで傾斜した状態に配置するために、2つの第2位置決め部(第2篏合孔)144aは、それらの中心を通って第2平面部104a,104bに対して平行に延びる仮想直線Qが、水平面Gに対して所定角度θで傾斜するように設けられる。
図4に示すように、2つのホルダ側連結部(ホルダ突部)142aのそれぞれは、前壁部(第2壁部)102aに露光ユニットホルダ86の底壁部100から同じ高さ位置に、第1回動軸90aおよび第2回動軸90bの回動中心線αと平行方向に間隔を隔てて設けられる。そして、図8に示すように、2つのホルダ側連結部(ホルダ突部)142aと2つの第2位置決め部(第2篏合孔)144aとが連結することによって(本実施例では篏合することによって)、一方の連結プレート82aが前壁部(第2壁部)102aの第2平面部104aに対して位置決めされる。
また、第1ホルダ側連結手段116aは、前壁部(第2壁部)102aに左右方向へ間隔を隔てて、ホルダ側連結部(ホルダ突部)142aに近接して設けられた2つのホルダ側雌ねじ部146aと、平坦部124aの上端部(プロセスフレーム74側の端部を除く。)に左右方向へ間隔を隔てて、第2位置決め部(第2篏合孔)144aに近接して設けられた2つのホルダ側貫通孔(第2篏合孔)148aと、2つのホルダ側固定ねじ150aとを含む。
そして、連結プレート82aは、ホルダ側固定ねじ150aがホルダ側貫通孔(第2篏合孔)148aに挿通されてホルダ側雌ねじ部146aに螺合されることによって、平坦部124aが第2平面部104aと接触した状態で前壁部(第2壁部)102aに固定される。
(第2ホルダ側連結構成)
ここでは、露光ユニットホルダ86と他方の連結プレート82bとの連結構成について説明する。図8に示すように、他方の連結プレート82bは、露光ユニットホルダ86の後壁部(第2壁部)102bの第2平面部104bに平坦部124bを当接させた状態で、第2ホルダ側連結手段116bによって後壁部(第2壁部)102bに連結される。
ここでは、露光ユニットホルダ86と他方の連結プレート82bとの連結構成について説明する。図8に示すように、他方の連結プレート82bは、露光ユニットホルダ86の後壁部(第2壁部)102bの第2平面部104bに平坦部124bを当接させた状態で、第2ホルダ側連結手段116bによって後壁部(第2壁部)102bに連結される。
ここで、第2ホルダ側連結手段116bは、後壁部(第2壁部)102bの第2平面部104bに左右方向へ間隔を隔てて突出するように設けられた2つのホルダ側連結部(ホルダ突部)142bと、平坦部124bの上端部(プロセスフレーム74側の端部を除く。)に設けられた2つの孔状の第2位置決め部(第2篏合孔)144bとを含む。2つのホルダ側連結部(ホルダ突部)142bと2つの第2位置決め部(第2篏合孔)144bとが連結することによって(本実施例では篏合することによって)、他方の連結プレート82bが後壁部(第2壁部)102bの第2平面部104bに対して位置決めされる。
本実施例では、図7に示す第1ホルダ側連結手段116aの2つの第2位置決め部(第2篏合孔)144aと同様に、2つの第2位置決め部(第2篏合孔)144bは、それらの中心を通る仮想直線Qが、水平面Gに対して所定角度θで傾斜するように設けられる。そして、図8に示すように、2つのホルダ側連結部(ホルダ突部)142bと2つの第2位置決め部(第2篏合孔)144bとが連結することによって(本実施例では篏合することによって)、他方の連結プレート82bが後壁部(第2壁部)102bの第2平面部104bに対して位置決めされる。
また、第2ホルダ側連結手段116bは、後壁部(第2壁部)102bに左右方向へ間隔を隔てて、ホルダ側連結部(ホルダ突部)142bに近接して設けられた2つのホルダ側雌ねじ部146bと、平坦部124bの上端部(プロセスフレーム74側の端部を除く。)に左右方向へ間隔を隔てて、第2位置決め部(第2篏合孔)144bに近接して設けられた2つのホルダ側貫通孔(第2篏合孔)148bと、2つのホルダ側固定ねじ150bとを含む。
そして、連結プレート82bは、ホルダ側固定ねじ150bがホルダ側貫通孔(第2篏合孔)148bに挿通されてホルダ側雌ねじ部146bに螺合されることによって、平坦部124bが第2平面部104bと接触した状態で後壁部(第2壁部)102bに固定される。
本実施例では、フレーム側連結部(フレーム突部)132a,132bおよびホルダ側連結部(ホルダ突部)142a,142bは、円形の横断面を有する突起状に形成され、これらが連結される第1位置決め部(第1篏合孔)134a,134bおよび第2位置決め部(第2篏合孔)144a,144bは、連結プレート82a,82bの平坦部124a,124bを貫通する円形の孔状に形成される。
上下方向へ間隔を隔てて設けられる2つの第1位置決め部(第1篏合孔)134a,134bの一方では、上下方向長さおよび左右方向長さが、フレーム側連結部(フレーム突部)132a,132bの一方と同じに定められ、2つの第1位置決め部(第1篏合孔)134a,134bの他方では、上下方向長さが、フレーム側連結部(フレーム突部)132a,132bの他方よりも長めに定められる。これにより、フレーム側連結部(フレーム突部)132a,132bを第1位置決め部(第1篏合孔)134a,134bに嵌合しやすい。
(画像形成装置の効果)
実施例に係る画像形成装置10によれば、上記構成により、以下の効果を奏することができる。すなわち、図8に示す平坦部124a,124bの主面、第1平面部120a,120bおよび第2平面部104a,104bは、湾曲面や凹凸面などの場合に比べて簡単かつ高精度に形成できる。また、平坦部124a,124bは、平板状であるため、湾曲板状や屈曲板状に比べて簡単かつ高精度に形成できる。さらに、第1位置決め部(第1篏合孔)134a,134bおよび第2位置決め部(第2篏合孔)144a,144bは、連結プレート82a,82bの平坦部124a,124bに形成されるので、湾曲部や凹凸部などに形成される場合に比べて精度管理が容易であり、簡単かつ高精度に形成できる。
実施例に係る画像形成装置10によれば、上記構成により、以下の効果を奏することができる。すなわち、図8に示す平坦部124a,124bの主面、第1平面部120a,120bおよび第2平面部104a,104bは、湾曲面や凹凸面などの場合に比べて簡単かつ高精度に形成できる。また、平坦部124a,124bは、平板状であるため、湾曲板状や屈曲板状に比べて簡単かつ高精度に形成できる。さらに、第1位置決め部(第1篏合孔)134a,134bおよび第2位置決め部(第2篏合孔)144a,144bは、連結プレート82a,82bの平坦部124a,124bに形成されるので、湾曲部や凹凸部などに形成される場合に比べて精度管理が容易であり、簡単かつ高精度に形成できる。
したがって、図8に示す露光ユニットの取付構造112では、露光ユニットホルダ86をプロセスフレーム74に対して高精度で位置決めでき、ひいては、露光ユニット84を感光体ドラム40に対して高精度で位置決めできる。
図7に示すように、2つの第2位置決め部(第2篏合孔)144a,144bは、それらの中心を通る仮想直線Qが、水平面Gに対して所定角度θで傾斜するように設けられるが、平板状の平坦部124a,124bに対して第2位置決め部(第2篏合孔)144a,144bを高精度に形成できるので、所定角度θを高精度に定めることができる。
図8に示す連結プレート82a,82bの長さを変えることによって、露光ユニットホルダ86とプロセスフレーム74との間隔を調整でき、ひいては、露光ユニット84から感光体ドラム40までの直線距離を調整できる。したがって、長焦点距離の露光ユニット84を用いる場合でも、連結プレート82a,82bの長さを長くするだけで簡単に対応でき、プロセスフレーム74の大型化を招くことなく、製造コストを低く抑えることができる。
図8に示す露光ユニットの取付構造112を単純な工程で簡単に組み立てることができるので、製造コストを低く抑えることができる。すなわち、フレーム側連結部(フレーム突部)132a,132bと第1位置決め部(第1篏合孔)134a,134bとを嵌合させることによって、平坦部124a,124bを第1壁部122a,122bの第1平面部120a,120bに簡単に位置決めできる。また、ホルダ側連結部(ホルダ突部)142a,142bと第2位置決め部(第2篏合孔)144a,144bとを嵌合させることによって、平坦部124a,124bを第2壁部102a,102bの第2平面部104a,104bに簡単に位置決めできる。そして、平坦部124a,124bと第1壁部122a,122bとをフレーム側固定ねじ140a,140bで締結することによって簡単に固定できる。さらに、平坦部124a,124bと第2壁部102a,102bとをホルダ側固定ねじ150a,150bで締結することによって簡単に固定できる。
図6に示す一対の連結プレート82a,82bのそれぞれは、同じ形状および大きさを有する同一形状品であり、同じ製造装置を用いて同じ工程を経て製造される。そのため、一対の連結プレート82a,82bのそれぞれは、互いに同程度の部品精度を有する。したがって、製造コストを低く抑えることができるとともに、これらの寸法のばらつきを解消して、高精度で製造できる。なお、一対の連結プレート82a,82bのそれぞれは、異なる形状および大きさに形成されてもよい。
図4に示す露光ユニット84を回動軸90a,90bで回動させることによって、露光ユニットホルダ86に対する露光ユニット84の傾斜角度を調整できる。図5に示すように、露光ユニット84には、偏心ビス96が回動可能に設けられ、露光ユニットホルダ86には、偏心ビス96に対して下方から接触する接触面110が設けられる。したがって、偏心ビス96を回動させることによって、露光ユニットホルダ86に対する露光ユニット84の傾斜角度を細かく調整できる。
図6に示すように、一対の連結プレート82a,82bのそれぞれのプロセスフレーム74側とは反対側の端部を、固定ねじ128で「間隔規制プレート」としての板金フレーム78に連結できる。したがって、一対の連結プレート82a,82bの間隔を効果的に規制でき、感光体ドラム40に対して露光ユニット84を高精度で位置決めできる。
(変形例)
なお、本明細書中で挙げた、画像形成装置10の具体的な構成は、いずれも単なる一例であり、実際の製品の仕様に応じて適宜変更可能である。たとえば、上記実施例では、画像形成装置10が、複写機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能などを有するモノクロ複合機として構成されるが、画像形成装置10は、上記のいずれか1つの機能だけを有してもよいし、任意に選択された少なくとも2つの機能を有してもよい。また、画像形成装置10は、記録媒体に対して多色の画像を形成するカラー機として構成されてもよい。
なお、本明細書中で挙げた、画像形成装置10の具体的な構成は、いずれも単なる一例であり、実際の製品の仕様に応じて適宜変更可能である。たとえば、上記実施例では、画像形成装置10が、複写機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能などを有するモノクロ複合機として構成されるが、画像形成装置10は、上記のいずれか1つの機能だけを有してもよいし、任意に選択された少なくとも2つの機能を有してもよい。また、画像形成装置10は、記録媒体に対して多色の画像を形成するカラー機として構成されてもよい。
上記実施例では、図5に示す露光ユニット84に設けられた偏心ビス96の頭部96aが露光ユニットホルダ86に設けられた接触面110に上方から接触されるが、これとは逆に、露光ユニットホルダ86に設けられた偏心ビス96の頭部96aが露光ユニット84に設けられた接触面110に下方から接触されてもよい。
図6に示す固定ねじ128は、連結プレート82a,82bと板金フレーム78とを締結するが、固定ねじ128は、連結プレート82a,82bどうしの間隔を規制できればよい。したがって、固定ねじ128に代えて、連結プレート82a,82bの前後方向の動きだけを規制する部材が用いられてもよい。
[第2実施例]
上記第1実施例では、原則として、第1平面部120a,120bどうしの第1間隔W1と第2平面部104a,104bどうしの第2間隔W2とが同じ(W1=W2)に定められるが、図9に示すように、第1間隔W1は、第2間隔W2よりも狭く(W1<W2)定められてもよい。
上記第1実施例では、原則として、第1平面部120a,120bどうしの第1間隔W1と第2平面部104a,104bどうしの第2間隔W2とが同じ(W1=W2)に定められるが、図9に示すように、第1間隔W1は、第2間隔W2よりも狭く(W1<W2)定められてもよい。
図9に示す第2実施例の画像形成装置160では、第1壁部122a,122bの第1平面部120a,120bどうしの第1間隔W1は、第2壁部102a,102bの第2平面部104a,104bどうしの第2間隔W2よりも狭く定められる。そして、一方の連結プレート82a(82b)の平坦部124a(124b)が、フレーム側連結手段114a(114b)のフレーム側固定ねじ140a(140b)で第1壁部122a(122b)に固定される。
そのため、他方の連結プレート82b(82a)の平坦部124b(124a)と第1壁部122b(122a)との間には、第3間隔W3の隙間が生じるが、上記取付構造112の構成によれば、一対の連結プレート82a,82bの平行状態が損なわれることがなく、露光ユニット84を感光体ドラム40に対して高精度で位置決めできる。
また、フレーム側固定ねじ140a(140b)でプロセスフレーム74の第1壁部122a(122b)に固定された連結プレート82a(82b)は、ホルダ側固定ねじ150a(150b)で露光ユニットホルダ86の第2壁部102a(102b)に固定されるので、露光ユニットホルダ86をプロセスフレーム74に対して確実に固定できる。
[第3実施例]
また、図10に示すように、第2間隔W2は、第1間隔W1よりも狭く(W2<W1)定められてもよい。
また、図10に示すように、第2間隔W2は、第1間隔W1よりも狭く(W2<W1)定められてもよい。
図10に示す第3実施例の画像形成装置170では、第2壁部102a,102bの第2平面部104a,104bどうしの第2間隔W2は、第1壁部122a,122bの第1平面部120a,120bどうしの第1間隔W1よりも狭く定められる。そして、一方の連結プレート82a(82b)の平坦部124a(124b)が、ホルダ側連結手段116a(116b)のホルダ側固定ねじ150a(150b)で第2壁部102a(102b)に固定される。
そのため、他方の連結プレート82b(82a)の平坦部124b(124a)と第2壁部102b(102a)との間には、第4間隔W4の隙間が生じるが、上記取付構造112の構成によれば、一対の連結プレート82a,82bの平行状態が損なわれることがなく、露光ユニット84を感光体ドラム40に対して高精度で位置決めできる。
また、ホルダ側固定ねじ150a(150b)で露光ユニットホルダ86の第2壁部102a(102b)に固定された連結プレート82a(82b)は、フレーム側固定ねじ140a(140b)でプロセスフレーム74の第1壁部122a(122b)に固定されるので、露光ユニットホルダ86をプロセスフレーム74に対して確実に固定できる。
10 … 画像形成装置
40 … 感光体ドラム(像担持体)
44 … 露光装置
74 … プロセスフレーム
78 … 板金フレーム(間隔規制プレート)
80 … プロセスユニット
82a,82b … 連結プレート
84 … 露光ユニット
86 … 露光ユニットホルダ
90a,90b … 回動軸
92 … 固定ねじ
96 … 偏心ビス
102a … 前壁部(第2壁部)
102b … 後壁部(第2壁部)
104a,104b … 第2平面部
106a,106b … 軸受部
110 … 接触面
114a,114b … フレーム側連結手段
116a,116b … ホルダ側連結手段
120a,120b … 第1平面部
122a,122b … 第1壁部
124a,124b … 平坦部
132a,132b … フレーム側連結部(フレーム突部)
134a,134b … 第1位置決め部(第1篏合孔)
138a,138b … フレーム側貫通孔(第1篏合孔)
140a,140b … フレーム側固定ねじ
142a,142b … ホルダ側連結部(ホルダ突部)
144a,144b … 第2位置決め部(第2篏合孔)
148a,148b … ホルダ側貫通孔(第2篏合孔)
150a,150b … ホルダ側固定ねじ
40 … 感光体ドラム(像担持体)
44 … 露光装置
74 … プロセスフレーム
78 … 板金フレーム(間隔規制プレート)
80 … プロセスユニット
82a,82b … 連結プレート
84 … 露光ユニット
86 … 露光ユニットホルダ
90a,90b … 回動軸
92 … 固定ねじ
96 … 偏心ビス
102a … 前壁部(第2壁部)
102b … 後壁部(第2壁部)
104a,104b … 第2平面部
106a,106b … 軸受部
110 … 接触面
114a,114b … フレーム側連結手段
116a,116b … ホルダ側連結手段
120a,120b … 第1平面部
122a,122b … 第1壁部
124a,124b … 平坦部
132a,132b … フレーム側連結部(フレーム突部)
134a,134b … 第1位置決め部(第1篏合孔)
138a,138b … フレーム側貫通孔(第1篏合孔)
140a,140b … フレーム側固定ねじ
142a,142b … ホルダ側連結部(ホルダ突部)
144a,144b … 第2位置決め部(第2篏合孔)
148a,148b … ホルダ側貫通孔(第2篏合孔)
150a,150b … ホルダ側固定ねじ
Claims (9)
- 第1平面部がそれぞれに設けられた一対の第1壁部を有し、像担持体を含むプロセスユニットを支持するプロセスフレーム、
前記像担持体の表面にレーザ光を照射して静電潜像を形成する露光ユニット、
第2平面部がそれぞれに設けられた一対の第2壁部を有し、前記露光ユニットを支持する露光ユニットホルダ、および
表裏の主面が平坦な平坦部を有する一対の連結プレートを備え、
一対の連結プレートのそれぞれの前記平坦部には、前記第1平面部に対する第1位置決め部と前記第2平面部に対する第2位置決め部が形成され、
一対の前記第1壁部のそれぞれには、前記第1位置決め部と連結するフレーム側連結部が形成され、
一対の前記第2壁部のそれぞれには、前記第2位置決め部と連結するホルダ側連結部が形成され、
前記一対の連結プレートによって前記露光ユニットホルダが前記プロセスフレームに連結される、画像形成装置。 - 前記フレーム側連結部は、互いに間隔を隔てて前記第1平面部から突出するように設けられた2つのフレーム突部であり、
前記ホルダ側連結部は、互いに間隔を隔てて前記第2平面部から突出するように設けられた2つのホルダ突部であり、
前記第1位置決め部は、2つの前記フレーム突部と嵌合する2つの第1嵌合孔であり、
前記第2位置決め部は、2つの前記ホルダ突部と嵌合する2つの第2嵌合孔である、請求項1記載の画像形成装置。 - 2つの前記第2嵌合孔の中心を通って前記第2平面部に対して平行に延びる仮想直線を想定したとき、2つの前記第2嵌合孔は、前記仮想直線が水平面に対して傾斜するように設けられる、請求項2記載の画像形成装置。
- 一対の前記第1壁部のそれぞれの前記第1平面部は、互いに反対側となる外側へ向けて第1間隔を隔てて平行に設けられ、
一対の前記第2壁部のそれぞれの前記第2平面部は、互いに反対側となる外側へ向けて前記第1間隔よりも狭い第2間隔を隔てて平行に設けられ、
一対の前記連結プレートのそれぞれは、前記第1平面部に接触するように、締結部材によって一対の前記第1壁部のそれぞれに固定され、
一対の前記連結プレートの一方が、対応する前記第2平面部と接触するように、締結部材によって一方の前記第2壁部に固定される、請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。 - 一対の前記第2壁部のそれぞれの前記第2平面部は、互いに反対側となる外側へ向けて第2間隔を隔てて平行に設けられ、
一対の前記第1壁部のそれぞれの前記第1平面部は、互いに反対側となる外側へ向けて前記第2間隔よりも狭い第1間隔を隔てて平行に設けられ、
一対の前記連結プレートのそれぞれは、前記第2平面部に接触するように、締結部材によって一対の前記第2壁部のそれぞれに固定され、
一対の前記連結プレートの一方が、対応する前記第1平面部と接触するように、締結部材によって一方の前記第1壁部に固定される、請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。 - 一対の前記連結プレートは、互いに同じ形状および大きさに形成される、請求項1から5のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記露光ユニットの前記プロセスフレーム側壁部とその反対側壁部のそれぞれに互いに反対側となる外側へ向けて同軸に設けられた一対の回動軸、および
前記露光ユニットホルダに設けられ、一対の前記回動軸を回動可能に支持する一対の軸受部を備え、
前記露光ユニットを前記回動軸で任意の回動角度に回動させた状態において前記露光ユニットが前記露光ユニットホルダに締結部材によって固定される、請求項1から6のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記露光ユニットおよび前記露光ユニットホルダの一方には、偏芯カム形状の頭部を有する偏心ビスが水平方向へ延びる回動軸を中心として回動可能に設けられ、
前記露光ユニットおよび前記露光ユニットホルダの他方には、前記頭部に対して上下方向から接触する接触面が設けられる、請求項7記載の画像形成装置。 - 一対の前記連結プレートの前記プロセスフレーム側とは反対側に設けられ、一対の前記連結プレートのそれぞれに連結される、間隔規制プレートを更に備える、請求項1から8のいずれかに記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021079424A JP2022173613A (ja) | 2021-05-10 | 2021-05-10 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2021079424A JP2022173613A (ja) | 2021-05-10 | 2021-05-10 | 画像形成装置 |
Publications (1)
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JP2022173613A true JP2022173613A (ja) | 2022-11-22 |
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ID=84144350
Family Applications (1)
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JP2021079424A Pending JP2022173613A (ja) | 2021-05-10 | 2021-05-10 | 画像形成装置 |
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Country | Link |
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2021
- 2021-05-10 JP JP2021079424A patent/JP2022173613A/ja active Pending
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