JP2022171044A - 切削工具 - Google Patents

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斉 東海林
Hitoshi Shoji
麻里 永田
Mari Nagata
由加 福永
Yuka Fukunaga
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Sumitomo Electric Hardmetal Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Hardmetal Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

【課題】ろう付けを用いることなく曲げ剛性を改善することが可能な切削工具を提供する。【解決手段】切削工具100は、中心軸Aの方向である軸方向において第1端10aと第1端10aの反対側の端である第2端10bとを有し、かつ軸方向に延びる内部中空の筒状の外装ボディ10と、切削インサート23が取り付けられる本体部21と本体部21から軸方向に延びている取り付け軸22とを有する切削ヘッド20と、外装ボディ10の内部に配置されている受け金30と、軸方向において第3端40aと第3端40aの反対側の端である第4端40bとを有し、かつ軸方向に延びている芯柱40とを備える。外装ボディは、第1端10aにおいて開口され、かつ第2端10bを少なくとも部分的に閉塞している壁部11を有する。取り付け軸22は、第1端側から外装ボディ10の内部に挿入されている。受け金30は、壁部11に接触している。【選択図】図2

Description

本開示は、切削工具に関する。
特開2016-83756号公報(特許文献1)には、工具ホルダが記載されている。特許文献1に記載の工具ホルダは、シャンク部と、ホルダ部と、芯金とを有している。シャンク部は、中心軸の方向(軸方向)において、第1端と、第1端の反対側の端である第2端とを有している。シャンク部は、第1端側において、工作機械の主軸に取り付けられる。シャンク部は、第2端に、第1端面を有している。第1端面には、第1端に向かって軸方向に延びる第1挿入穴が形成されている。
ホルダ部は、軸方向において、第3端と、第3端の反対側の端である第4端とを有している。ホルダ部の第3端側には、フライスカッタが取り付けられる。ホルダ部は、第4端に、第2端面を有している。第2端面には、第3端に向かって軸方向に延びる第2挿入穴が形成されている。
芯金は、軸方向に延びている。芯金の一方端側は、第1挿入穴に焼き嵌めされている。芯金の他方端側は、第2挿入穴に焼き嵌めされている。これにより、シャンク部及びホルダ部は、芯金で一体化されている。
特開2016-83756号公報
特許文献1に記載の工具ホルダは、曲げ剛性が不十分である。曲げ剛性を改善するための構成として、芯金の一方端及び他方端にシャンク及び切削ヘッドをろう付けする切削工具が考えられる。しかしながら、この場合には、切削工具が高速回転することにより、ろう付けが外れてしまうことが懸念される。
本開示は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。より具体的には、本開示は、ろう付けを用いることなく曲げ剛性を改善することが可能な切削工具を提供するものである。
本開示の切削工具は、中心軸の回りに回転する。切削工具は、中心軸の方向である軸方向において第1端と第1端の反対側の端である第2端とを有し、かつ軸方向に延びる内部中空の筒状の外装ボディと、切削インサートが取り付けられる本体部と本体部から軸方向に延びている取り付け軸とを有する切削ヘッドと、外装ボディの内部に配置されている受け金と、軸方向において第3端と第3端の反対側の端である第4端とを有し、かつ軸方向に延びている芯柱とを備える。外装ボディは、第1端において開口され、かつ第2端を少なくとも部分的に閉塞している壁部を有する。取り付け軸は、第1端側から外装ボディの内部に挿入されている。受け金は、壁部に接触している。芯柱は、第3端において取り付け軸に接触しており、かつ第4端において受け金に接触している。取り付け軸の外周面に形成されている雄ねじが外装ボディの内周面に形成されている雌ねじに螺合されることにより、芯柱は、第1端から第2端に向かう方向に押圧される。芯柱を構成している材料は、外装ボディを構成している材料よりもヤング率が高い。
本開示の切削工具によると、ろう付けを用いることなく曲げ剛性を改善することが可能である。
図1は、切削工具100の平面図である。 図2は、図1のII-IIにおける断面図である。 図3は、先端側から見た切削工具100の端面図である。 図4は、受け金30の側面図である。 図5は、受け金30の平面図である。 図6は、切削工具100の効果を説明するための模式図である。 図7は、変形例に係る受け金30の側面図である。 図8は、切削工具200の平面図である。 図9は、切削工具300の断面図である。 図10は、シミュレーションの荷重条件を説明するための模式図である。 図11は、切削工具100Aの先端における撓み変位量と雌ねじ10ca及び雄ねじ22aaの螺合の締め付けトルクとの関係を示しているグラフである。
[本開示の実施形態の説明]
まず、本開示の実施形態を列記して説明する。
(1)実施形態に係る切削工具は、中心軸の回りに回転する。切削工具は、中心軸の方向である軸方向において第1端と第1端の反対側の端である第2端とを有し、かつ軸方向に延びる内部中空の筒状の外装ボディと、切削インサートが取り付けられる本体部と本体部から軸方向に延びている取り付け軸とを有する切削ヘッドと、外装ボディの内部に配置されている受け金と、軸方向において第3端と第3端の反対側の端である第4端とを有し、かつ軸方向に延びている芯柱とを備える。外装ボディは、第1端において開口され、かつ第2端を少なくとも部分的に閉塞している壁部を有している。取り付け軸は、第1端側から外装ボディの内部に挿入されている。受け金は、壁部に接触している。芯柱は、第3端において取り付け軸に接触しており、かつ第4端において受け金に接触している。取り付け軸の外周面に形成されている雄ねじが外装ボディの内周面に形成されている雌ねじに螺合されることにより、芯柱は、第1端から第2端に向かう方向に押圧される。芯柱を構成している材料は、外装ボディを構成している材料よりもヤング率が高い。
上記(1)の切削工具によると、ろう付けを用いることなく曲げ剛性を改善することが可能である。
(2)上記(1)の切削工具では、芯柱が、第4端において、後端部を有していてもよい。後端部の外径は、第4端に近づくにつれて、小さくなっていてもよい。受け金は、軸方向において、第1端面と、第1端面の反対面であり、かつ壁部に接触している第2端面とを有していてもよい。受け金には、第1端面から第2端面に向かう方向に受け金を貫通しており、かつ後端部が挿入される貫通穴が形成されていてもよい。貫通穴の内径は、第1端面側から第2端面側に向かうにつれて、小さくなっていてもよい。
上記(2)の切削工具によると、外装ボディの内部において芯柱をより強固に固定することが可能となる。また、上記(3)の切削工具によると、芯柱が中心軸線上に高精度に固定されるため、高速回転時における動バランスが保たれる。
(3)上記(2)の切削工具では、受け金に、中心軸に直交しており、かつ中心軸を通る径方向に受け金を貫通している複数のスリットが形成されていてもよい。複数のスリットは、中心軸に沿って見た際の中心軸を中心とする円周に沿う方向である周方向に並んでいてもよい。複数のスリットの各々は、第1端面及び第2端面の一方から第1端面及び第2端面の他方に向かって延びていてもよい。
上記(3)の切削工具によると、外装ボディの内部において芯柱をより強固に固定することが可能となる。また、上記(3)の切削工具によると、芯柱が中心軸線上に高精度に固定されるため、高速回転時における動バランスが保たれる。
(4)上記(3)の切削工具では、複数のスリットが、第1端面から第2端面に向かって延びている複数の第1スリットと第2端面から第1端面に向かって延びている複数の第2スリットとを含んでいてもよい。周方向において隣り合う複数の第1スリットのうちの2つの間には、複数の第2スリットのうちの1つが配置されていてもよい。
上記(4)の切削工具によると、先端部の貫通穴への挿入に伴って受け金に割れが生じることが抑制される。また、上記(4)の切削工具によると、刃先変位量をさらに改善することができる。
(5)上記(1)から(4)の切削工具では、芯柱が、第3端において、先端部を有していてもよい。取り付け軸は、本体部とは反対側の端において、第3端面を含んでいてもよい。先端部の外径は、第3端に近づくにつれて小さくなっていてもよい。取り付け軸には、第3端面から軸方向に延びており、かつ先端部が挿入される挿入穴が形成されていてもよい。挿入穴の内径は、第3端面から離れるにつれて小さくなっていてもよい。
上記(5)の切削工具によると、外装ボディの内部において芯柱をより強固に固定することが可能となる。また、上記(5)の切削工具によると、芯柱が中心軸線上に高精度に固定されるため、高速回転時における動バランスが保たれる。
(6)上記(1)から(5)の切削工具は、中心軸の回りに第1方向に回転されてもよい。雄ねじ及び雌ねじは、取り付け軸が外装ボディに対して第1方向の反対方向である第2方向に回転した際に雄ねじと雌ねじとの螺合が締まるように形成されていてもよい。
上記(6)の切削工具によると、中心軸回りの回転に伴って曲げ剛性が低下することが抑制される。
(7)上記(1)から(6)の切削工具では、取り付け軸の外周面及び外装ボディの内周面が、雄ねじ及び雌ねじよりも第1端側において、互いに接触していてもよい。
上記(7)の切削工具によると、切削ヘッドの位置ずれを防止することができる。また、上記(7)の切削工具によると、高速回転時における動バランスが保たれる。
(8)上記(1)から(7)の切削工具では、雄ねじ及び雌ねじが60N・m以上の締め付けトルクで螺合されていてもよい。
(9)上記(1)から(7)の切削工具では、雄ねじ及び雌ねじが90N・m以上の締め付けトルクで螺合されていてもよい。
(10)上記(1)から(7)の切削工具では、雄ねじ及び雌ねじが120N・m以上の締め付けトルクで螺合されていてもよい。
上記(8)から(10)の切削工具によると、曲げ剛性をさらに改善することが可能である。
(11)上記(1)の切削工具では、芯柱が、第4端において、後端部を有していてもよい。後端部の外径は、第4端に近づくにつれて、小さくなっていてもよい。受け金は、第1端面と、第1端面の反対面であり、かつ壁部に接触している第2端面とを有していてもよい。受け金には、第1面から第2端面に向かう方向に受け金を貫通しており、かつ後端部が挿入される貫通穴が形成されていてもよい。貫通穴の内径は、第1端面側から第2端面側に向かうにつれて、小さくなっていてもよい。芯柱は、第3端において、先端部を有していてもよい。取り付け軸は、本体部とは反対側の端において、第3端面を含んでいてもよい。先端部の外径は、第3端に近づくにつれて小さくなっていてもよい。取り付け軸には、第3端面から軸方向に延びており、かつ先端部が挿入される挿入穴が形成されていてもよい。挿入穴の内径は、第3端面から離れるにつれて、小さくなっていてもよい。
[本開示の実施形態の詳細]
次に、本開示の実施形態の詳細を、図面を参照しながら説明する。以下の図面では、同一又は相当する部分に同一の参照符号を付し、重複する説明は繰り返さないものとする。
(実施形態に係る切削工具の構成)
以下に、実施形態に係る切削工具(「切削工具100」とする)の構成を説明する。
切削工具100の中心軸を、中心軸Aとする。切削工具100は、中心軸Aの回りに回転されることにより、切削加工を行う。切削工具100の回転方向を、第1方向DR1(図3を参照)とする。切削工具100は、例えば、カッタである。切削工具100はカッタに限定されるものではないが、以下においては、カッタを切削工具100の例として説明する。
中心軸Aの方向を、軸方向とする。中心軸Aに直交しており、かつ中心軸Aを通る方向を、径方向とする。中心軸Aの方向に沿って見た際の中心軸Aを中心とする円周に沿う方向を、周方向とする。
図1は、切削工具100の平面図である。図2は、図1のII-IIにおける断面図である。図1及び図2に示されるように、切削工具100は、外装ボディ10と、切削ヘッド20と、受け金30と、芯柱40と、固定部材50とを有している。
外装ボディ10は、例えば、鋼により形成されている。外装ボディ10は、軸方向に延びている内部中空の筒状である。外装ボディ10は、軸方向において、第1端10aと、第2端10bとを有している。第2端10bは、第1端10aの反対側の端である。外装ボディ10は、第1端10aにおいて、開口されている。外装ボディ10は、第2端10bにおいて、壁部11を有している。第2端10bは、壁部11により、少なくとも部分的に閉塞されている。
外装ボディ10の第2端10b側には、シャンク12が一体化されている。シャンク12は、切削工具100の後端にある。切削工具100は、シャンク12において、工作機械の主軸に取り付けられる。
外装ボディ10は、内周面10cを有している。内周面10cには、雌ねじ10caが形成されている。雌ねじ10caは、第2端10bよりも第1端10aの近くにある。雌ねじ10caよりも第2端10b側にある外装ボディ10の部分には、貫通穴13が形成されている。貫通穴13は、外装ボディ10を径方向に貫通している。
切削ヘッド20は、本体部21と、取り付け軸22とを有している。本体部21は、切削ヘッド20が外装ボディ10に取り付けられた状態で、切削工具100の先端側にある。本体部21には、複数の切削インサート23が取り付けられている。取り付け軸22は、本体部21から軸方向に延びている。取り付け軸22は、第1端10aの開口から外装ボディ10の内部に挿入されている。
取り付け軸22は、外周面22aを有している。外周面22aは、内周面10cに対向している。外周面22aには、雄ねじ22aaが形成されている。雄ねじ22aaは、雌ねじ10caに螺合されている。雌ねじ10ca及び雄ねじ22aaは、取り付け軸22が外装ボディ10に対して第2方向DR2に回転した際に、螺合が締まるように形成されていることが好ましい。第2方向DR2は、第1方向DR1の反対方向である。
内周面10c及び外周面22aは、雌ねじ10ca及び雄ねじ22aaよりも第1端10a側において、互いに接触している。より具体的には、雄ねじ22aaよりも本体部21側にある取り付け軸22の部分の外周面22aは、雌ねじ10caよりも第1端10a側にある外装ボディ10の部分の内周面10cと接触している。すなわち、取り付け軸22は、外装ボディ10にインロー嵌め合いされている。
取り付け軸22の本体部21とは反対側の端面を、第3端面22bとする。第3端面22bには、挿入穴22baが形成されている。挿入穴22baは、本体部21側に向かって延びている。挿入穴22baの内径は、第3端面22bから離れるにつれて、小さくなっている。
図3は、先端側から見た切削工具100の端面図である。図3に示されるように、切削ヘッド20の外径を、外径Dとする。外径Dは、先端側から見た端面視における切削ヘッド20の外接円の直径である。この外接円は、図3中に点線により示されている。外径Dは、例えば、80mm以下である。但し、外径Dは、80mm超であってもよい。
雌ねじ10ca及び雄ねじ22aaの螺合は、例えば外径Dが80mm以下である場合、60N・m以上の締め付けトルクで行われていることが好ましい。この締め付けトルクは、90N・m以上であることがさらに好ましい。この締め付けトルクは、120N・m以上であることが特に好ましい。この締め付けトルクは、例えば、160N・m以下である。
図2に示されるように、受け金30は、軸方向において、第1端面30aと、第2端面30bとを有している。第2端面30bは、第1端面30aの反対面である。第2端面30bは、壁部11に接触している。受け金30には、貫通穴30cが形成されている。貫通穴30cは、第1端面30aから第2端面30bに向かう方向に受け金30を貫通している。貫通穴30cの内径は、第1端面30a側から第2端面30b側に向かうにつれて、小さくなっている。
図4は、受け金30の側面図である。図5は、受け金30の平面図である。図4及び図5に示されるように、受け金30には、複数のスリット31が形成されていてもよい。スリット31は、第2端面30bから第1端面30a側に向かって延びている。スリット31は、受け金30を径方向に貫通している。複数のスリット31は、周方向に沿って並んでいる。周方向において隣り合う2つのスリット31の間の間隔は、例えば一定である。
芯柱40を構成している材料のヤング率は、外装ボディ10を構成している材料のヤング率よりも高い。芯柱40は、例えば超硬合金により形成されている。超硬合金は、バインダを用いて硬質材料の粒子を焼結した材料である。硬質材料は、例えば炭化タングステンである。バインダは、例えばコバルトである。
図2に示されるように、芯柱40は、軸方向に延びている。芯柱40は、外装ボディ10の内部に配置されている。芯柱40は、軸方向において、第3端40aと、第4端40bとを有している。第4端40bは、第3端40aの反対側の端である。芯柱40は、第3端40aにおいて取り付け軸22に接触しており、かつ第4端40bにおいて受け金30に接触している。
芯柱40の第3端40a側の端部を、先端部41とする。芯柱40の第4端40b側の端部を、後端部42とする。先端部41の外径は、第3端40aに近づくにつれて、小さくなっている。先端部41は、挿入穴22baに挿入されている。後端部42の外径は、第4端40bに近づくにつれて、小さくなっている。後端部42は、第1端面30a側から、貫通穴30cに挿入されている。
雌ねじ10ca及び雄ねじ22aaの螺合が締まることにより、芯柱40は、第1端10aから第2端10bに向かう方向に押圧される。これにより、後端部42が受け金30を拡径させ、芯柱40の径方向における位置が外装ボディ10の内部で固定される。
芯柱40の外周面は、平坦面40cを有している。平坦面40cは、径方向に直交している。平坦面40cは、貫通穴13に対向する位置にある。
固定部材50は、貫通穴13に挿入されている。固定部材50の先端は、平坦面40cと間隔を空けて対向している。但し、固定部材50が取り付けられた状態で芯柱40が回転すると、固定部材50の先端は、平坦面40cに接触する。すなわち、固定部材50は、芯柱40の回り止めとして機能する。また、固定部材50により、切削ヘッド20を取り外した際の芯柱40の自由落下も防止される。
切削工具100の内部には、クーラント流路60が形成されている。クーラント流路60は、軸方向に延びている。クーラント流路60は、シャンク12、壁部11、芯柱40、取り付け軸22及び本体部21を通っている。クーラント流路60を流れるクーラントは、本体部21の内部に形成されているクーラント流路61を通って、切削インサート23近傍に供給される。
(実施形態に係る切削工具の効果)
以下に、切削工具100の効果を説明する。
図6は、切削工具100の効果を説明するための模式図である。雌ねじ10ca及び雄ねじ22aaの螺合が締まることにより、芯柱40は、第1端10aから第2端10bに向かう方向に移動する。芯柱40の第4端40bが受け金30に接触しているため、芯柱40の移動に伴って軸方向に外装ボディ10が伸び、図6に示されるように外装ボディ10に軸方向に沿う引張応力が作用する。この引張応力は、図6中において矢印で示されている。
外装ボディ10に軸方向に沿う引張応力が作用することにより、外装ボディ10は、径方向に曲がりにくくなる。また、芯柱40に軸方向に沿う圧縮応力が作用することにより、芯柱40は、径方向に曲がりにくくなる。その結果、切削工具100の曲げ剛性が改善される。このように、切削工具100よると、取り付け軸22を中心軸Aの回りに回転させるトルクが外装ボディ10に作用する軸方向の引張応力(軸力)に転換されるため、曲げ剛性が改善される。なお、切削工具100の曲げ剛性が改善されることにより、切削工具100の刃先変位量が小さくなる。
切削工具100では、後端部42が貫通穴30cに挿入されることにより受け金30が拡径され、内周面10cに強く接触する。その結果、芯柱40の径方向における位置が変動しにくくなり、芯柱40を外装ボディ10の内部において強く固定することができる。これにより、切削工具100では、芯柱40が中心軸線上に精度よく固定されるため、高速回転時における動バランスが改善される。
受け金30にスリット31が形成されている場合、後端部42が貫通穴30cに挿入された際に、受け金30が拡径されやすくいなる。その結果、後端部42が貫通穴30cに挿入された際に受け金30が内周面10cにより強く接触することになるため、芯柱40を外装ボディ10の内部においてより強く固定することができる。これにより、切削工具100では、芯柱40が中心軸線上に精度よく固定されるため、高速回転時における動バランスが改善される。
切削工具100では、先端部41が挿入穴22baに挿入されているため、芯柱40の径方向における位置が変動しにくくなり、芯柱40を外装ボディ10の内部において強く固定することができる。これにより、切削工具100では、芯柱40が中心軸線上に精度よく固定されるため、高速回転時における動バランスが改善される。
切削工具100では、内周面10c及び外周面22aが雌ねじ10ca及び雄ねじ22aaよりも第1端10a側において互いに接触しているため、切削ヘッド20の径方向における位置が変動しにくい。そのため、切削工具100によると、外装ボディ10と切削ヘッド20とが同芯となる状態を維持しやすい。これにより、切削工具100では、高速回転時における動バランスが改善される。
(変形例1)
図7は、変形例に係る受け金30の側面図である。図7に示されるように、複数のスリット31には、複数の第1スリット31aと、複数の第2スリット31bとが含まれている。第1スリット31aは、第2端面30bから第1端面30aに向かって延びている。第2スリット31bは、第1端面30aから第2端面30bに向かって延びている。
周方向において隣り合う2つの第1スリット31aの間には、第2スリット31bが配置されている。すなわち、第1スリット31a及び第2スリット31bは、周方向において交互に配置されている。
図7に示されている受け金30は、貫通穴30cに後端部42が挿入された際の拡径に伴い、スリット31(第1スリット31a及び第2スリット31b)の周囲に応力集中が生じにくい。そのため、受け金30の耐久性を改善することができる。また、この場合には、この場合には、取り付け軸22を中心軸Aの回りに回転させるトルクを高めることができるため、切削工具100の曲げ剛性及び刃先変位量がさらに改善される。
(変形例2)
挿入穴22baに代えて、芯柱40の第3端40a側の端面に、取り付け軸22の本体部21とは反対側の端部が挿入される挿入穴が形成されていてもよい。この挿入孔は、芯柱40の第3端40a側の端面から第4端40bに向かって延びている。この挿入穴の内径は、芯柱40の第3端40a側の端面から離れるにつれて、小さくなっている。また、取り付け軸22の本体部21とは反対側の端部の外径は、取り付け軸22の本体部21とは反対側の端部に近づくにつれて小さくなっている。この場合も、芯柱40の径方向における位置が変動しにくくなるため、芯柱40を外装ボディ10の内部において強く固定することができる。
(曲げ剛性の評価)
シミュレーションを行うことにより、切削工具100の曲げ剛性を評価した。シミュレーションには、切削工具100、切削工具100A、比較例1に係る切削工具(「切削工具200」とする)及び比較例2に係る切削工具(「切削工具300」とする)が供されている。切削工具100Aは、受け金30として図7に示される構造のものを用いた切削工具100である。
なお、シミュレーションに供された切削工具100の芯柱40は、超硬合金により形成されている。シミュレーションに供された切削工具100の本体部21に取り付けられている切削インサートの23の数は、4つである。シミュレーションに供された切削工具100の切削ヘッド20の外径(外径D)は、40mmである。
<切削工具200>
切削工具200は、中心軸Aの回りに回転される。図8は、切削工具200の平面図である。図8に示されるように、切削工具200は、ボディ210と、切削ヘッド220と、芯柱230とを有している。
ボディ210は、軸方向において、第1端210aと、第2端210bとを有している。第1端210a側のボディ210の端面には、V字形の第1溝が形成されている。第2端210bは、第1端210aの反対側の端である。第2端210b側には、シャンク211が一体化されている。
切削ヘッド220は、本体部221と、取り付け部222とを有している。本体部221は、切削工具200の先端側にある。本体部221には、4つの切削インサート223が取り付けられている。本体部221は、本体部21と同様の構造になっている。取り付け部222は、軸方向における一方端側において、本体部221に接続されている。取り付け部222の軸方向における他方端側の端面には、V字形の第2溝が形成されている。切削ヘッド220の外径は、40mmである。
芯柱230は、軸方向に延びている。芯柱230の軸方向における両端部は、それぞれ第1V字溝及び第2V字溝に挿入されている。芯柱230の軸方向における両端部は、それぞれ第1V字溝及び第2V字溝に沿う形状になっている。芯柱230の軸方向における両端部は、それぞれ第1V字溝及び第2V字溝にろう付けされている。芯柱230は、超硬合金により形成されている。このろう付けは、両面に銀ろう材が形成されている0.2mm厚の銅板を芯柱230と第1V字溝及び第2V字溝との間に配置することにより行われている。
<切削工具300>
切削工具300は、中心軸Aの回りに回転される。図9は、切削工具300の断面図である。図9には、中心軸Aを通り、かつ中心軸Aに平行な切削工具300の断面が示されている。図9に示されるように、切削工具300は、外装ボディ310と、芯柱330とを有している。
外装ボディ310は、軸方向に延びている内部中空の筒状である。外装ボディ310は、軸方向において、第1端310aと第2端310bとを有している。第2端310bは、第1端310aの反対側の端である。外装ボディ310は、第1端310aにおいて、開口されている。外装ボディ310は、第2端10bにおいて、壁部311を有している。第2端310bは、壁部311により、少なくとも部分的に閉塞されている。外装ボディ310の第2端310b側には、シャンク312が一体化されている。外装ボディ310は、内周面に雌ねじが形成されていない点を除き、外装ボディ10と同様の構造になっている。
切削ヘッド320は、本体部321と、取り付け軸322とを有している。本体部321は、切削工具300の先端側にある。本体部321には、4つの切削インサート323が取り付けられている。取り付け軸322は、本体部321から軸方向に延びている。切削ヘッド320は、取り付け軸322の外周面に雄ねじが形成されていない点を除き、切削ヘッド20と同様の構造になっている。取り付け軸322は、外装ボディ310の第1端310a側の開口から外装ボディ310の内部に挿入され、外装ボディ310の内部に焼き嵌めされている。切削ヘッド320の外径は、40mmである。
芯柱330は、軸方向に延びている。芯柱330は、外装ボディ310の内部に配置されている。芯柱330は、超硬合金により形成されている。芯柱330は、外装ボディ310の第1端310a側の開口から外装ボディ310の内部に挿入され、外装ボディ310の内部に焼き嵌めされている。この焼き嵌めにおける焼き嵌め締め量は、外装ボディ310の内径の0.15パーセントとした。芯柱330の取り付け軸322側の端と取り付け軸322の芯柱330側の端との間は、少なくとも2mm以上離間されている。これにより、切削工具300の曲げ剛性は、芯柱40及び取り付け軸22が互いに接触する切削工具100と比較して低くなる。
<シミュレーション方法及びシミュレーション条件>
シミュレーションでは、汎用構造解析ソフトウェアであるNX Nastran ver.10.2を用いて、切削工具100の先端、切削工具200の先端及び切削工具300の先端における撓み変位量が算出される。
シミュレーションでは、切削工具100の突出量、切削工具200の突出量及び切削工具300の突出量は、220mmである。切削工具100の突出量は、第2端10bと切削工具100の先端との間の軸方向における距離である。切削工具200の突出量は、第2端210bと切削工具200の先端との間の軸方向における距離である。切削工具300の突出量は、第2端310bと切削工具300の先端との間の軸方向における距離である。
図10は、シミュレーションの荷重条件を説明するための模式図である。図10に示されるように、シミュレーションでの荷重は、切削ヘッド20に取り付けられている複数の切削インサート23のうちの1つの切れ刃に加えられる。荷重の大きさは205.8Nである。荷重の方向は、径方向に直交する方向である。切削工具200及び切削工具300に対する荷重条件も、同様である。シミュレーションにおいて加えられる荷重は、図10中の矢印により示されている。
シミュレーションでは、切り込み量、1刃あたりの送り量、回転数及び被切削抵抗が、それぞれ2mm、0.15mm/回転、10000回転/分及び686MPaとされた。シミュレーションでは、雌ねじ10ca及び雄ねじ22aaの螺合の締め付けトルクが、10N・m、60N・m、90N・m及び120N・mである。
<シミュレーション結果>
まず、切削工具100及び切削工具100Aのそれぞれについて、雌ねじ10ca及び雄ねじ22aaの螺合の締め付けトルクが、120N・mとされた。表1に示されるように、切削工具100の先端における撓み変位量、切削工具100Aの先端における撓み変位量、切削工具200の先端における撓み変位量及び切削工具300の先端における撓み変位量は、それぞれ、0.448mm、0.437mm、0.442mm及び0.531mmである。すなわち、切削工具100の先端における撓み変位量は、切削工具300の先端における撓み変位量よりも大幅に小さく、切削工具200の先端における撓み変位量と同程度である。この比較から、切削工具100によると、曲げ剛性(刃先変位量)が改善されることが、シミュレーション上も明らかにされた。また、切削工具100Aの先端における撓み変位量は、切削工具100の先端における撓み変位量及び切削工具200における撓み変位量よりも小さい。この比較から、切削工具100Aによると、曲げ剛性(刃先変位量)がさらに改善されることがシミュレーション上も明らかにされた。
Figure 2022171044000002
次に、切削工具100Aの雌ねじ10ca及び雄ねじ22aaの螺合の締め付けトルクが、10N・m、60N・m、90N・m及び120N・mとされた。図11は、切削工具100Aの先端における撓み変位量と雌ねじ10ca及び雄ねじ22aaの螺合の締め付けトルクとの関係を示しているグラフである。図11中において、横軸は、雌ねじ10ca及び雄ねじ22aaの螺合の締め付けトルク(単位:N・m)である。図11中において、縦軸は、切削工具100Aの先端における撓み変位量(単位:mm)である。
図11に示されるように、雌ねじ10ca及び雄ねじ22aaの螺合の締め付けトルクを10N・mから大きくしていくと、切削工具100Aの先端における撓み変位量が減少していく。雌ねじ10ca及び雄ねじ22aaの螺合の締め付けトルクが60N・mに達すると、切削工具100Aの先端における撓み変位量は、雌ねじ10ca及び雄ねじ22aaの螺合の締め付けトルクが120N・mの場合と同程度まで減少する。このことから、雌ねじ10ca及び雄ねじ22aaの螺合の締め付けトルクが60N・m以上にすることが切削工具100Aの曲げ剛性の観点から好ましいことが明らかにされた。
今回開示された実施形態は全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記の実施形態ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
100 切削工具
100A 切削工具
10 外装ボディ
10a 第1端
10b 第2端
10c 内周面
10ca 雌ねじ
11 壁部
12 シャンク
13 貫通穴
20 切削ヘッド
21 本体部
22 取り付け軸
22a 外周面
22aa 雄ねじ
22b 第3端面
22ba 挿入穴
23 切削インサート
30 受け金
30a 第1端面
30b 第2端面
30c 貫通穴
31 スリット
31a 第1スリット
31b 第2スリット
40 芯柱
40a 第3端
40b 第4端
40c 平坦面
41 先端部
42 後端部
50 固定部材
60,61 クーラント流路
200 切削工具
210 ボディ
210a 第1端
210b 第2端
211 シャンク
220 切削ヘッド
221 本体部
222 取り付け部
223 切削インサート
230 芯柱
300 切削工具
310 外装ボディ
310a 第1端
310b 第2端
311 壁部
312 シャンク
320 切削ヘッド
321 本体部
322 取り付け軸
323 切削インサート
330 芯柱
A 中心軸
D 外径
DR1 第1方向
DR2 第2方向。

Claims (11)

  1. 中心軸の回りに回転する切削工具であって、
    前記中心軸の方向である軸方向において第1端と前記第1端の反対側の端である第2端とを有し、かつ前記軸方向に延びる内部中空の筒状の外装ボディと、
    切削インサートが取り付けられる本体部と前記本体部から前記軸方向に延びている取り付け軸とを有する切削ヘッドと、
    前記外装ボディの内部に配置されている受け金と、
    前記軸方向において第3端と前記第3端の反対側の端である第4端とを有し、かつ前記軸方向に延びている芯柱とを備え、
    前記外装ボディは、前記第1端において開口され、かつ前記第2端を少なくとも部分的に閉塞している壁部を有し、
    前記取り付け軸は、前記第1端側から前記外装ボディの内部に挿入され、
    前記受け金は、前記壁部に接触しており、
    前記芯柱は、前記第3端において前記取り付け軸に接触しており、かつ前記第4端において前記受け金に接触しており、
    前記取り付け軸の外周面に形成されている雄ねじが前記外装ボディの内周面に形成されている雌ねじに螺合されることにより、前記芯柱は、前記第1端から前記第2端に向かう方向に押圧され、
    前記芯柱を構成している材料は、前記外装ボディを構成している材料よりもヤング率が高い、切削工具。
  2. 前記芯柱は、前記第4端において、後端部を有し、
    前記後端部の外径は、前記第4端に近づくにつれて小さくなっており、
    前記受け金は、前記軸方向において、第1端面と、前記第1端面の反対面であり、かつ前記壁部に接触している第2端面とを有し、
    前記受け金には、前記第1端面から前記第2端面に向かう方向に前記受け金を貫通しており、かつ前記後端部が挿入される貫通穴が形成されており、
    前記貫通穴の内径は、前記第1端面側から前記第2端面側に向かうにつれて小さくなっている、請求項1に記載の切削工具。
  3. 前記受け金には、前記中心軸に直交しており、かつ前記中心軸を通る径方向に前記受け金を貫通している複数のスリットが形成されており、
    前記複数のスリットは、前記中心軸に沿って見た際の前記中心軸を中心とする円周に沿う方向である周方向に並んでおり、
    前記複数のスリットの各々は、前記第1端面及び前記第2端面の一方から前記第1端面及び前記第2端面の他方に向かって延びている、請求項2に記載の切削工具。
  4. 前記複数のスリットは、前記第1端面から前記第2端面に向かって延びている複数の第1スリットと、前記第2端面から前記第1端面に向かって延びている複数の第2スリットとを含み、
    前記周方向において隣り合う前記複数の第1スリットのうちの2つの間には、前記複数の第2スリットのうちの1つが配置されている、請求項3に記載の切削工具。
  5. 前記芯柱は、前記第3端において、先端部を有し、
    前記取り付け軸は、前記本体部とは反対側の端において、第3端面を含み、
    前記先端部の外径は、前記第3端に近づくにつれて小さくなっており、
    前記取り付け軸には、前記第3端面から前記軸方向に延びており、かつ前記先端部が挿入される挿入穴が形成されており、
    前記挿入穴の内径は、前記第3端面から離れるにつれて小さくなっている、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の切削工具。
  6. 前記切削工具は、前記中心軸の回りに第1方向に回転され、
    前記雄ねじ及び前記雌ねじは、前記取り付け軸が前記外装ボディに対して前記第1方向の反対方向である第2方向に回転した際に前記雄ねじと前記雌ねじとの螺合が締まるように形成されている、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の切削工具。
  7. 前記取り付け軸の前記外周面及び前記外装ボディの前記内周面は、前記雄ねじ及び前記雌ねじよりも前記第1端側において、互いに接触している、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の切削工具。
  8. 前記雄ねじ及び前記雌ねじは、60N・m以上の締め付けトルクで螺合されている、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の切削工具。
  9. 前記雄ねじ及び前記雌ねじは、90N・m以上の締め付けトルクで螺合されている、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の切削工具。
  10. 前記雄ねじ及び前記雌ねじは、120N・m以上の締め付けトルクで螺合されている、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の切削工具。
  11. 前記芯柱は、前記第4端において、後端部を有し、
    前記後端部の外径は、前記第4端に近づくにつれて小さくなっており、
    前記受け金は、第1端面と、前記第1端面の反対面であり、かつ前記壁部に接触している第2端面とを有し、
    前記受け金には、第1面から前記第2端面に向かう方向に前記受け金を貫通しており、かつ前記後端部が挿入される貫通穴が形成されており、
    前記貫通穴の内径は、前記第1端面側から前記第2端面側に向かうにつれて小さくなっており、
    前記芯柱は、前記第3端において、先端部を有し、
    前記取り付け軸は、前記本体部とは反対側の端において、第3端面を含み、
    前記先端部の外径は、前記第3端に近づくにつれて小さくなっており、
    前記取り付け軸には、前記第3端面から前記軸方向に延びており、かつ前記先端部が挿入される挿入穴が形成されており、
    前記挿入穴の内径は、前記第3端面から離れるにつれて小さくなっている、請求項1に記載の切削工具。
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