JP2022168502A - 手乾燥装置 - Google Patents

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Aoi Yoshida
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Abstract

【課題】未使用時に十分な照射強度の紫外線により手挿入空間内の微生物を不活化でき、使用時に照射強度の高い紫外線の筐体外部への漏出を防止可能である手乾燥装置を提供する。【解決手段】手乾燥装置1は、内側に手挿入空間12が形成され手挿入空間12が外部に通じる手挿入口13が形成された筐体10と、手挿入空間12内に送風する送風装置21と、手挿入空間12内に紫外線照射口41から紫外線を照射する紫外線照射装置40と、手挿入口13を開閉する蓋部14と、予め設定された開操作がなされたことを検知する検知手段と、送風装置21、紫外線照射装置40及び蓋部14の動作を制御する制御部50と、を備える。制御部50は、開操作がなされたことが検知された場合に、紫外線照射装置40からの紫外線の照射を停止させた後に蓋部14を開く。【選択図】図1

Description

本開示は、手乾燥装置に関するものである。
手乾燥装置においては、少なくとも一方向に開口部を有し、開口部から人体の一部を含む対象物を挿入可能な空洞部(手挿入空間)を備える筐体と、空洞部の内部に向けて空気を吹き出す送風部と、空洞部の内部に向けて紫外線を放射する紫外線放射部と、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、空洞部の内部における対象物の有無を検出するセンサ部と、送風部、紫外線放射部及びセンサ部に電力を供給可能な給電部と、センサ部による検出結果に基づいて、給電部を制御して、送風部及び紫外線放射部の動作を制御する制御部と、をさらに備え、制御部は、センサ部により対象物が空洞部の内部に挿入されたことを検出したとき、給電部を制御して紫外線放射部の駆動を開始し、紫外線放射部の駆動を開始してから一定時間経過後に給電部を制御して送風部の駆動を開始するとともに、センサ部により対象物が空洞部の内部から離脱したことを検出してから一定時間経過後に、給電部を制御して、送風部及び紫外線放射部の駆動を停止することが記載されている。
特開2019-187727号公報
しかしながら、特許文献1に示されるような手乾燥装置においては、手挿入空間内に人の手が挿入されている時に手挿入空間内に紫外線を照射する。したがって、人の手の皮膚等の人体に悪影響を与えることのない範囲内の波長及び強度でしか紫外線を照射できない。紫外線の照射による微生物の不活化の速度は、主に紫外線の強度に依存する。このため、十分な強度の紫外線を照射することができず、微生物の不活化が不十分となり衛生性が低下する可能性がある。
本開示は、このような課題を解決するためになされたものである。その目的は、未使用時に十分な照射強度の紫外線により手挿入空間内の微生物を不活化できるとともに、使用時に照射強度の高い紫外線が筐体の外部に漏出してしまうことを防止できる手乾燥装置を提供することにある。
本開示に係る手乾燥装置は、内側に手挿入空間が形成され、前記手挿入空間が外部に通じる手挿入口が形成された筐体と、前記筐体に設けられ、前記手挿入空間内に送風する送風手段と、前記筐体に設けられ、前記手挿入空間内に紫外線照射口から紫外線を照射する紫外線照射手段と、前記手挿入口を開閉する蓋部と、予め設定された開操作がなされたことを検知する検知手段と、前記送風手段、前記紫外線照射手段及び前記蓋部の動作を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記開操作がなされたことが検知された場合に、前記紫外線照射手段からの紫外線の照射を停止させた後に前記蓋部を開く。
または、本開示に係る手乾燥装置は、内側に手挿入空間が形成され、前記手挿入空間が外部に通じる手挿入口が形成された筐体と、前記筐体に設けられ、前記手挿入空間内に送風する送風手段と、前記筐体に設けられ、前記手挿入空間内に紫外線照射口から紫外線を照射する紫外線照射手段と、前記紫外線照射口に設けられ、前記紫外線照射口を通過する紫外線の強度を低減させる第1状態と、前記紫外線照射口を通過する紫外線の強度を低減させない第2状態とに遷移可能な減光手段と、感知範囲内にある人体の少なくとも一部を非接触で感知する人感センサと、前記送風手段、前記紫外線照射手段及び前記減光手段の動作を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記感知範囲内に人体の一部又は全部がある時に前記減光手段を前記第1状態にして前記紫外線照射手段から紫外線を照射させ、前記感知範囲内に人体がない時に前記減光手段を前記第2状態にして前記紫外線照射手段から紫外線を照射させる。
本開示に係る手乾燥装置によれば、未使用時に十分な照射強度の紫外線により手挿入空間内の微生物を不活化できるとともに、使用時に照射強度の高い紫外線が筐体の外部に漏出してしまうことを防止できるという効果を奏する。
実施の形態1に係る手乾燥装置の構成を模式的に示す断面図である。 実施の形態1に係る手乾燥装置の制御系統の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る手乾燥装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。 実施の形態1に係る手乾燥装置の別例の構成を模式的に示す断面図である。 実施の形態1に係る手乾燥装置の別例の構成を模式的に示す断面図である。 実施の形態2に係る手乾燥装置の構成を模式的に示す断面図である。 実施の形態2に係る手乾燥装置の構成を模式的に示す断面図である。 実施の形態2に係る手乾燥装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。
本開示に係る手乾燥装置を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一又は相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化又は省略する。以下の説明においては便宜上、図示の状態を基準に各構造の位置関係を表現することがある。なお、本開示は以下の実施の形態に限定されることなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、各実施の形態の自由な組み合わせ、各実施の形態の任意の構成要素の変形、又は各実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
実施の形態1.
図1から図5を参照しながら、本開示の実施の形態1について説明する。図1は手乾燥装置の構成を模式的に示す断面図である。図2は手乾燥装置の制御系統の構成を示すブロック図である。図3は手乾燥装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。図4及び図5は手乾燥装置の別例の構成を模式的に示す断面図である。
この実施の形態に係る手乾燥装置1は、図1に示すように、筐体10を備えている。筐体10は、手乾燥装置1の外観を形成する部材である。筐体10は、例えば直方体状を呈する。図示の構成例では、筐体10の背面側が設置面11である。筐体10は、設置面11が設置箇所の例えば壁面に対向するように取り付けられる。
筐体10には、手挿入空間12及び手挿入口13が形成されている。手挿入空間12は、筐体10の内側に形成されている。手挿入空間12は、手挿入口13を介して筐体10の外部に通じている。図示の構成例では、手挿入口13は手挿入空間12の上端に配置されている。なお、手挿入口13は、手挿入空間12の上側から左右両側にわたって形成されていてもよい。手挿入口13が手挿入空間12の上側から左右両側にわたるようにすることで、上方向又は左右方向から使用者の手を自由に手挿入空間12内に挿抜可能である。
筐体10には、送風装置21が設けられている。送風装置21は、筐体10の手挿入空間12内に送風する送風手段の一例である。筐体10には、図示しない吹出口及び吸込口が形成されている。吹出口は、手挿入空間12の内壁面に配置されている。吸込口は、手挿入空間12の壁面又は筐体10の外側面に配置されている。筐体10内には、前述した吸込口から吹出口に通じる図示しない風路が形成されている。風路は、少なくとも吹出口を介して手挿入空間12内に通じている。送風装置21は、前述した風路内に配置されている。送風装置21が動作すると、吸込口から空気が風路内に吸い込まれ、風路内に吸い込まれた空気は、吹出口から手挿入空間12内に吹き出される。
手乾燥装置1の使用者は、例えば、手乾燥装置1の前側に立って、手を手挿入空間12内に挿入する。手挿入空間12は、成人男女の腰部の高さ程度の位置に設置される。なお、手の挿入方向が異なる手乾燥装置の場合、成人男女の腰部の高さ程度とは異なる高さに手乾燥装置が設置されることがある。例えば、前方から後方に向かって手を挿入するタイプの手乾燥装置の場合、手挿入空間12は成人男女の肘あたりの高さに配置される。
手挿入空間12内に手が挿入された状態で送風装置21が動作すると、前述した吹出口から手挿入空間12内に吹き出された気流により、手に付着した水が吹き飛ばされる。これにより、濡れた手を短時間で乾燥させることが可能となる。
筐体10には、紫外線照射装置40が設けられている。紫外線照射装置40は、光を生成する図示しない光源を備える。紫外線照射装置40は、光源が生成した光を紫外線照射口41から射出する。紫外線照射口41は、手挿入空間12の内壁面に形成されている。光源が生成する光には紫外線が含まれている。紫外線照射装置40は、手挿入空間12内に紫外線照射口41から紫外線を照射する紫外線照射手段である。
一般に紫外線は可視光線よりも波長が短い光の総称であり、およそ1[nm]から400[nm]の波長を持つ電磁波である。また、一般に100[nm]から280[nm]の波長域はUV-Cと称され、280[nm]から315[nm]の波長域はUV-Bと称され、315[nm]から400[nm]の波長域はUV-Aと称される。
本開示において、「微生物」とは、細菌とウイルスとの少なくとも一方を含む。微生物には、人体に有害なものがある。紫外線は微生物に作用する。本開示において、紫外線による殺菌とは、光エネルギーにより微生物のデオキシリボ核酸(DNA)そのものに作用することで、微生物をそれ以上増殖させない不活化された状態にすること、あるいは微生物の数を減らすことと定義される。また、本開示では、不活化≒殺菌として表現することがある。一般に、UV-AよりもUV-Bの方が微生物を不活化させる能力が高く、UV-BよりもUV-Cの方が微生物を不活化させる能力がさらに高いといわれている。特に、UV-Cの波長はDNAを直接破壊する能力が高く、これにより微生物を不活化する速度が速い。さらに、UV-C領域の中で、特に200[nm]~285[nm]の波長が、殺菌力が高い。より具体的には222[nm]、260[nm]を中心とした波長の殺菌力が高いといわれている。
紫外線照射装置40の主波長は、紫外線である。換言すると紫外線照射装置40が照射する光線のうち、出力すなわち放射強度が最も高い波長は紫外線である。本実施の形態であれば、紫外線照射装置40から手挿入空間12内に紫外線を照射することにより、手挿入空間12の内壁面に付着している微生物を殺菌できる。このため、手を乾燥するときの気流によって、手挿入空間12の外部へ水滴あるいはエアロゾルが飛散した場合でも、周囲への微生物の拡散を抑制できる。それゆえ、衛生性が向上する。
本実施の形態における紫外線照射装置40の光源は、例えば発光ダイオード(LED)である。紫外線照射装置40の光源として用いられる発光ダイオードは、例えば、単一波長のみの出力が高いものである。光源が生成する光のうち、放射強度が最も高い波長を以下「主波長」という。紫外線照射装置40の光源が生成する光の主波長は、UV-A、UV-B、UV-Cのいずれの帯域にあってもよい。特に、光源が生成する光の主波長は、殺菌力の高いUV-C領域にあることが望ましい。なお、紫外線照射装置40の光源は、LEDではなくランプであってもよい。
紫外線は人の目では視認できない波長の光である。本実施の形態において紫外線照射装置40の光源が生成する光の主波長は紫外線領域の波長であるが、光源が生成する光は可視光領域の波長を含んでいてもよい。例えば、紫外線照射装置40の光源は、青色又は紫色の可視光を紫外線とともに生成してもよい。可視光は人の目で視認できる波長の光である。このようにすることで、使用者は、紫外線照射装置40の光源が点灯しているか消灯しているかを判断できる。
手乾燥装置1は、1つ以上の紫外線照射装置40を備えている。手乾燥装置1は、複数の紫外線照射装置40を備えていてもよい。また、1つの紫外線照射装置40が光源を1つだけ備えていてもよく、1つの紫外線照射装置40が複数の光源を備えていてもよい。手乾燥装置1が複数の光源を備えている場合には、それぞれの光源が同じ主波長を有していてもよいし、それぞれの光源が互いに異なる主波長を有していてもよい。主波長が同じ複数の光源、例えば、同一仕様の複数の光源を使用する場合には、単価を安くできる可能性がある。また、主波長が異なる複数の光源を使用する場合には、殺菌速度がより速くなる可能性がある。例えば、主波長がそれぞれ260[nm]、265[nm]、275[nm]の3つの光源を用いた場合には、主波長が265[nm]の光源を3つ用いた場合よりも、殺菌速度が速くなるといわれている。これにより、さらに効率的に殺菌ができる。
筐体10には、手検知センサ31が設けられている。図示の構成例では、手検知センサ31は、手挿入空間12の手挿入口13側の内壁部に配置されている。手検知センサ31は、手挿入空間12内に挿入された使用者の手を検知可能な、例えば赤外線センサ、超音波センサ、カメラ等を備えている。使用者が手挿入口13から濡れた手を手挿入空間12の奥へ向かって進入させていくと、手検知センサ31は挿入された手を検知する。手挿入空間12内に使用者の手が挿入されたことを検知すると、手検知センサ31は、使用者の手を検知した旨の手検知信号を出力する。
この実施の形態に係る手乾燥装置1は、蓋部14を備えている。蓋部14は、手挿入空間12の手挿入口13を開閉する部材である。手挿入口13が手挿入空間12の上側のみならず左右両側にわたっている場合には、蓋部14は、手挿入空間12の上側のみならず左右両側の手挿入口13も開閉する。蓋部14は、例えば、一側が回動自在に筐体10に取り付けられた板状の部材である。また、他の例として、蓋部14は、スライドして手挿入口13を開閉するシャッターであってもよいし、一側が巻き取れられ又は一側から繰り出されることで手挿入口13を開閉するスクリーンであってもよい。蓋部14は、例えば、図示しないモータ等のアクチュエータにより開閉が駆動される。蓋部14は、紫外線照射装置40から照射される紫外線を減光する性質を有する材料からなる。なお、本開示においては、減光には光を実質的に遮蔽する遮光も含む。
この実施の形態に係る手乾燥装置1は、ペダル32を備えている。ペダル32は、手乾燥装置1の前側に立つ使用者の足で操作可能な位置に設けられている。すなわち、ペダル32は人体の足で操作可能である。ペダル32が操作されると、ペダル32は操作信号を出力する。
図示の構成例では、手乾燥装置1の筐体10には、表示器22が設けられている。表示器22は、例えば筐体10の上面に配置されている。表示器22は、例えば、報知すべき情報を表示するディスプレイを有していてもよいし、インジケーターランプを有していてもよい。また、表示器22は、音声を鳴動させるスピーカを備えていてもよい。
この実施の形態に係る手乾燥装置1は、制御部50を備えている。制御部50は、例えば、筐体10に内蔵されている。制御部50は、送風装置21及び紫外線照射装置40のそれぞれの動作、並びに、蓋部14の開閉動作等を制御することで、手乾燥装置1の運転動作全般を制御する。
図2は、この実施の形態に係る手乾燥装置1の機能的な構成を示すブロック図である。手乾燥装置1が備える制御部50の制御回路には、例えば、図示しないプロセッサ及びメモリが備えられている。制御部50は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサが実行することによって予め設定された処理を実行し、手乾燥装置1を制御する。手乾燥装置1の制御部50においてメモリに記憶されたプログラムをプロセッサが実行し、手乾燥装置1のハードウェアとソフトウェアとが協働することによって、手乾燥装置1が備える機能が実現される。
プロセッサは、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータあるいはDSPともいう。メモリには、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリー、EPROM及びEEPROM等の不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、若しくは、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク及びDVD等が該当する。
なお、制御部50の制御回路は、例えば、専用のハードウェアとして形成されてもよい。制御部50の制御回路の一部が専用のハードウェアとして形成され、かつ、当該制御回路にプロセッサ及びメモリが備えられていてもよい。一部が専用のハードウェアとして形成される制御回路には、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらを組み合わせたものが該当する。
制御部50には、手検知センサ31からの手検知信号及びペダル32からの操作信号が入力される。制御部50は、送風装置21及び紫外線照射装置40のそれぞれに制御信号を出力して、これらの動作を制御する。また、制御部50は、表示器22に制御信号を出力して、表示器22の表示動作を制御する。制御部50は、蓋部14に制御信号を出力して、蓋部14の開閉動作を制御する。制御部50は、蓋部14、前述した送風手段である送風装置21及び前述した紫外線照射手段である紫外線照射装置40の動作を制御する制御手段である。
次に、図3のタイミングチャートを参照しながら、この実施の形態に係る手乾燥装置1の動作について、さらに説明する。手乾燥装置1の主電源が投入されていない状態では、蓋部14は閉じられている。手乾燥装置1の主電源が投入されると(図3のA)、制御部50は、紫外線照射装置40からの紫外線照射を開始させる。すなわち、制御部50は、手乾燥装置1の未使用時には、蓋部14を閉じた状態で、紫外線照射装置40から紫外線を照射させる。これにより、紫外線照射装置40から照射された紫外線により、手挿入空間12内の微生物を不活化できる。また、この際、紫外線照射装置40から手挿入空間12内に照射された紫外線は、蓋部14により減光(遮光を含む)される。このため、手挿入口13から筐体10の外部に漏出しようとする紫外線の強度を低減させ、あるいは、手挿入口13から筐体10の外部に漏出しようとする紫外線を遮蔽することが可能である。さらに、蓋部14により手挿入口13を閉塞することで、紫外線照射装置40から手挿入空間12内に紫外線が照射されている時に、手挿入空間12内に不用意に人の手等が挿入されることを防止できる。
手乾燥装置1を使用する場合、蓋部14を開く必要がある。この実施の形態に係る手乾燥装置1においては、蓋部14を開くためには、使用者は予め設定された開操作を行う必要がある。ここで説明する構成例では、開操作は、ペダル32を操作することに設定されている。手乾燥装置1を使用しようとする者がペダル32を操作する(例えば、ペダル32を足で踏む)と、ペダル32から操作信号が制御部50へと出力される。すなわち、前述した開操作がなされるとペダル32は操作信号を出力する。換言すれば、ペダル32は、前述した開操作がなされたことを検知した場合に、操作信号を出力する。この意味で、ペダル32は、前述した開操作がなされたことを検知する検知手段である。
制御部50は、ペダル32からの操作信号が入力されると(図3のB)、まず、紫外線照射装置40からの紫外線の照射を停止させる。そして、その後に制御部50は蓋部14を開く。換言すれば、制御手段は、前述の開操作がなされたことが検知された場合に、紫外線照射手段からの紫外線の照射を停止させた後に蓋部14を開く。
このようにすることで、手乾燥装置1の未使用時においては、手挿入口13から筐体10の外部に漏出しようとする紫外線の強度を蓋部14により低減させた状態で、紫外線照射装置40から手挿入空間12内に紫外線を照射して微生物を不活化できる。そして、手乾燥装置1の使用開始時には、紫外線照射装置40からの紫外線の照射を停止させた後に蓋部14を開くことで、照射強度の高い紫外線が筐体10の外部に漏出してしまうことを防止できる。このため、手乾燥装置1の未使用時には、十分な照射強度の紫外線により手挿入空間12内の微生物を短時間で迅速に不活化できるとともに、手乾燥装置1の使用時、特に使用の開始時に照射強度の高い紫外線が筐体10の外部に漏出してしまうことを確実に防止できる。特に不特定多数の使用者が高頻度で使用する手乾燥装置1においては、未使用時間が短くなる。この実施の形態に係る手乾燥装置1においては、このような短い未使用時間の間に、手挿入空間12内の微生物を十分に不活化することが可能である。したがって、特に不特定多数の使用者が高頻度で使用する手乾燥装置1の衛生性向上に寄与できる。
また、制御部50は、手検知センサ31からの手検知信号が入力されると(図3のC)、送風装置21を動作させる。これにより、手挿入空間12内に気流が吹き出され、手挿入空間12内に挿入された手の乾燥が促進される。手検知センサ31からの手検知信号の入力が途絶えると(図3のD)、制御部50は、送風装置21を停止させる。次に、制御部50は蓋部14を閉じる。そして、その後に制御部50は紫外線照射装置40からの紫外線の照射を再開させる。手乾燥装置1の主電源が切られると(図3のE)、制御部50は、紫外線照射装置40からの紫外線照射を停止させる。
なお、蓋部14を開くための前述した開操作は、ペダル32の操作に限られない。次に、図4及び図5を参照しながら、開操作及び開操作を検知する検知手段の別例について説明する。図4に示すのは、開操作及び開操作を検知する検知手段の第1の別例である。同図に示す第1の別例では、筐体10の前面部に人感センサ33が設けられている。なお、筐体10の前面とは設置面11とは反対側の面である。人感センサ33は、人体の少なくとも一部を非接触で感知するセンサである。人感センサ33は、例えば赤外線センサ、超音波センサ、カメラ等を有している。
人感センサ33は、予め設定された感知範囲内に人体の少なくとも一部が入ると、人体感知信号を制御部50に出力する。この第1の別例では、開操作は、予め設定された感知範囲内に人体の少なくとも一部が入ることに設定されている。手乾燥装置1を使用しようとする者が人体の一部又は全部を人感センサ33の感知範囲内に入れると、人感センサ33から人体感知信号が制御部50へと出力される。すなわち、前述した開操作がなされると人感センサ33は人体感知信号を出力する。換言すれば、人感センサ33は、前述した開操作がなされたことを検知した場合に、人体感知信号を出力する。したがって、この第1の別例では、人感センサ33は、前述した開操作がなされたことを検知する検知手段である。そして、制御部50は、人感センサ33からの人体感知信号が入力されると、まず、紫外線照射装置40からの紫外線の照射を停止させる。その後に制御部50は蓋部14を開く。
図5に示すのは、開操作及び開操作を検知する検知手段の第2の別例である。同図に示す第2の別例では、筐体10の前面部にボタン34が設けられている。ボタン34は、人体の一部が接触して操作可能である。なお、ボタン34はスイッチであってもよい。また、ボタン34は、人体の手以外の箇所、例えばひじ、下半身のひざ、つま先等で操作可能な位置に設けられると、なおよい。
ボタン34が押されて操作されると、ボタン34は操作信号を制御部50に出力する。この第2の別例では、開操作は、ボタン34が操作されることに設定されている。手乾燥装置1を使用しようとする者が人体の一部でボタン34を操作する(例えば、ひざでボタン34を押す)と、ボタン34から操作信号が制御部50へと出力される。すなわち、前述した開操作がなされるとボタン34は操作信号を出力する。換言すれば、ボタン34は、前述した開操作がなされたことを検知した場合に、操作信号を出力する。したがって、この第2の別例では、ボタン34は、前述した開操作がなされたことを検知する検知手段である。そして、制御部50は、ボタン34からの操作信号が入力されると、まず、紫外線照射装置40からの紫外線の照射を停止させる。その後に制御部50は蓋部14を開く。
なお、この実施の形態に係る手乾燥装置1においては、蓋部14の開閉状態を表示器22により使用者に報知してもよい。表示器22は、蓋部14の開閉状態を報知する報知手段の一例である。例えば、表示器22は、点灯することにより蓋部14が閉じていることを示す第1インジケーターランプと、蓋部14が開いており手挿入空間12内に手を挿入することで手乾燥装置1が使用可能な状態にあることを点灯することにより示す第2インジケーターランプとを備えている。
制御部50は、蓋部14が閉じている場合に、表示器22の第1インジケーターランプを点灯させ、第2インジケーターランプを消灯させる。そして、制御部50は、蓋部14が開いている場合に、表示器22の第1インジケーターランプを消灯させ、第2インジケーターランプを点灯させる。なお、1つのインジケーターランプの点灯色を異なるものに変更することで、蓋部14が閉じているか開いているかを報知してもよい。あるいは、制御部50は、蓋部14が閉じている場合に、表示器22のディスプレイに例えば「使用するにはペダルを踏んでください」等のメッセージを表示させてもよい。また、報知手段は、蓋部14の開閉状態を音声により報知してもよい。
実施の形態2.
図6から図8を参照しながら、本開示の実施の形態2について説明する。図6及び図7は手乾燥装置の構成を模式的に示す断面図である。図8は手乾燥装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。
以下、この実施の形態2に係る手乾燥装置について、実施の形態1との相違点を中心に説明する。説明を省略した構成については実施の形態1と基本的に同様である。以降の説明においては、実施の形態1と同様の又は対応する構成について、原則として実施の形態1の説明で用いたものと同じ符号を付して記載する。
この実施の形態に係る手乾燥装置1は、図6及び図7に示すように、減光シャッター42を備えている。減光シャッター42は、図6に示す第1状態と図7に示す第2状態とに遷移可能である。
図6に示す第1状態においては、減光シャッター42は紫外線照射装置40の紫外線照射口41に配置されている。減光シャッター42は、紫外線照射装置40から照射される紫外線を減光する性質を有する材料からなる。第1状態においては、減光シャッター42は紫外線照射装置40の紫外線照射口41に配置されている。このため、第1状態においては、減光シャッター42により、紫外線照射口41を通過する紫外線の強度が第1強度に低減される。減光シャッター42は、紫外線照射口41を通過する紫外線の強度を低減可能な減光手段である。
なお、前述したように、本開示においては、減光には光を実質的に遮蔽する遮光も含む。すなわち、第1状態にある減光シャッター42により、紫外線照射口41を通過する紫外線が遮光されてもよい。つまり、第1強度が実質的に0であってもよい。
図7に示す第2状態においては、減光シャッター42は紫外線照射装置40の紫外線照射口41を開放する位置に配置されている。このため、第2状態にある減光シャッター42によっては、紫外線照射口41を通過する紫外線の強度が低減されない。減光シャッター42が第2状態である時、紫外線照射口41を通過する紫外線の強度は、前述した第1強度より高い第2強度である。
なお、減光シャッター42の第1状態と第2状態との遷移は、例えば、図示しないモータ等のアクチュエータにより減光シャッター42が移動されることで実現される。また、以降においては、減光シャッター42の第1状態を減光シャッター42が閉じているとも称し、減光シャッター42の第2状態を減光シャッター42が開いているとも称する。
この実施の形態に係る手乾燥装置1においては、筐体10の前面部に人感センサ33が設けられている。人感センサ33は、予め設定された感知範囲内にある人体の少なくとも一部を非接触で感知するセンサである。人感センサ33は、例えば赤外線センサ、超音波センサ、カメラ等を有している。人感センサ33の感知範囲は、手乾燥装置1の手挿入空間12内に手を挿入しようとする使用者の人体の少なくとも一部を感知可能なように設定される。人感センサ33は、予め設定された感知範囲内に人体の少なくとも一部が入ると、人体感知信号を制御部50に出力する。
この実施の形態に係る手乾燥装置1においては、減光シャッター42が前述した第2状態であること、すなわち、紫外線照射装置40から手挿入空間12内に照射される紫外線が減光(遮光を含む)されていないことを表示器22により使用者に報知してもよい。表示器22は、減光シャッター42が第2状態であることを報知する報知手段の一例である。例えば、表示器22は、点灯することで減光シャッター42が第2状態であることを示すインジケーターランプを備えている。
次に、図8のタイミングチャートを参照しながら、この実施の形態に係る手乾燥装置1の動作について、さらに説明する。手乾燥装置1の主電源が投入されていない状態では、減光シャッター42は第1状態であり閉じられている。手乾燥装置1の主電源が投入されると(図8のF)、制御部50は、紫外線照射装置40からの紫外線照射を開始させる。そして、減光シャッター42を開いて第2状態にする。すなわち、制御部50は、手乾燥装置1の未使用時には、減光シャッター42を開いた状態で、紫外線照射装置40から紫外線を照射させる。これにより、紫外線照射装置40から照射された紫外線は、強度が低減されることなく紫外線照射口41から手挿入空間12内に照射され、手挿入空間12内の微生物を不活化できる。また、制御部50は、表示器22のインジケーターランプを点灯させて、減光シャッター42が開いている第2状態であることを報知させる。
制御部50は、人感センサ33からの人体感知信号が入力されると(図8のG)、まず、制御部50は減光シャッター42を閉じて第1状態にする。換言すれば、制御手段は、人感センサ33の感知範囲内に人体の一部又は全部がある時に減光手段を第1状態にして紫外線照射手段から紫外線を照射させる。また、制御部50は、表示器22のインジケーターランプを消灯させて、減光シャッター42が閉じている第1状態であることを報知させる。
このようにすることで、手乾燥装置1の筐体10の前面側に予め設定された感知範囲内に使用者の人体が入ると、減光シャッター42が第1状態になり、手挿入空間12内に照射される紫外線の強度が低減される。このため、手乾燥装置1の未使用時には、十分な照射強度の紫外線により手挿入空間12内の微生物を短時間で迅速に不活化できるとともに、手乾燥装置1の使用時に照射強度の高い紫外線が筐体10の外部に漏出してしまうことを確実に防止できる。また、後述するように、減光後に手挿入空間12内に照射される紫外線の強度である前述の第1強度が、紫外線の許容限界値(TLV)以下となるように減光シャッター42の性能を調整することで、手挿入空間12内に挿入された手の殺菌も可能である。さらに、手乾燥装置1の主電源が入っている間は、紫外線照射装置40の光源を常に点灯させて一定強度の紫外線を生成させ続けることができる。このため、光源の点灯/消灯を頻繁に繰り返すことによる光源の劣化及び低寿命化を抑制できる。
制御部50は、手検知センサ31からの手検知信号が入力されると(図8のH)、送風装置21を動作させる。これにより、手挿入空間12内に気流が吹き出され、手挿入空間12内に挿入された手の乾燥が促進される。手検知センサ31からの手検知信号の入力が途絶えると(図8のI)、制御部50は、送風装置21を停止させる。
制御部50は、人感センサ33からの人体感知信号の入力が途絶えると(図8のJ)、減光シャッター42を開いて第2状態にする。換言すれば、制御手段は、人感センサ33の感知範囲内に人体がない時に減光手段を第2状態にして紫外線照射手段から紫外線を照射させる。手乾燥装置1の主電源が切られると(図8のK)、制御部50は、紫外線照射装置40からの紫外線照射を停止させる。また、制御部50は、減光シャッター42を閉じて第2状態にし、表示器22のインジケーターランプを消灯させる。
なお、表示器22は、減光シャッター42が前述した第1状態であって紫外線照射装置40から手挿入空間12内に照射される紫外線が減光(遮光を含む)されており、手挿入空間12内に手を挿入することで手乾燥装置1が使用可能な状態にあることを点灯することにより示すインジケーターランプをさらに備えてもよい。また、報知手段は、減光シャッター42が第2状態であることを音声により報知してもよい。
本開示に係る手乾燥装置1においては、減光シャッター42の減光性能を例えば以下のようにして決定できる。日本工業規格JIS Z 8812(有害紫外放射の測定方法)によれば、1日(24時間)を1期間として254[nm]の紫外線の許容限界値(TLV:Threshhold Limit Values)は、60[J/m]である。手乾燥装置1の1回あたりの使用時間が最長30秒(最長連続稼働時間)であり、1日(24時間)あたりの使用回数が最大8回(成人男女の平均回数の最大)であると想定する。この場合、前述のTLVを満たす紫外線の強度は、次の(1)式から求められるように、0.25[W/m]以下となる。
60[J/m]÷30[s]÷8[回]=0.25[W/m] ・・・ (1)
前述したように、減光シャッター42が開いた第2状態の時、紫外線照射口41から手挿入空間12内に第2強度で紫外線が照射される。また、減光シャッター42が閉じた第1状態の時、紫外線照射口41から手挿入空間12内に照射される紫外線は第1強度に低減される。紫外線照射装置40の光源が生成する紫外線の波長が254[nm]である場合、減光シャッター42の減光性能は、第1強度が、(1)式により算出した0.25[W/m]以下になるように決定することが望ましい。
したがって、第2強度をI[W/m]とすると、第1強度が0.25[W/m]以下となる減光シャッター42の減光率D[%]は、次の(2)式により算出できる。なお、第2強度は、紫外線照射装置40の消費電力から見積もることができる。例えば、紫外線照射装置40の消費電力を4[W]とし、紫外線照射装置40に供給された電力がロスなく紫外線に変換されると仮定して、紫外線照射装置40から紫外線が面積1[m]の範囲内に均等に照射されるとする。この場合、(2)式によれば、減光シャッター42の減光率Dを93.75[%]以上にすればよい。
D[%]=(1-(0.25[W/m]/I[W/m]))×100 ・・・ (2)
また、実施の形態1に係る手乾燥装置1における蓋部14の減光性能についても、同様にして決定できる。
なお、この実施の形態に係る手乾燥装置1における減光手段は、減光シャッター42を備えたものに限られない。減光シャッター42によらずとも、例えば、紫外線照射装置40への供給電力を低減することで、紫外線照射装置40の光源からの出力を低減させてもよい。この場合、紫外線照射装置40への供給電力を低減した状態が前述の第1状態に相当し、紫外線照射装置40への供給電力を低減しない状態が前述の第2状態に相当する。
1 手乾燥装置
10 筐体
11 設置面
12 手挿入空間
13 手挿入口
14 蓋部
21 送風装置
22 表示器
31 手検知センサ
32 ペダル
33 人感センサ
34 ボタン
40 紫外線照射装置
41 紫外線照射口
42 減光シャッター
50 制御部

Claims (7)

  1. 内側に手挿入空間が形成され、前記手挿入空間が外部に通じる手挿入口が形成された筐体と、
    前記筐体に設けられ、前記手挿入空間内に送風する送風手段と、
    前記筐体に設けられ、前記手挿入空間内に紫外線照射口から紫外線を照射する紫外線照射手段と、
    前記手挿入口を開閉する蓋部と、
    予め設定された開操作がなされたことを検知する検知手段と、
    前記送風手段、前記紫外線照射手段及び前記蓋部の動作を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記開操作がなされたことが検知された場合に、前記紫外線照射手段からの紫外線の照射を停止させた後に前記蓋部を開く手乾燥装置。
  2. 前記検知手段は、人体の少なくとも一部を非接触で感知する人感センサを備え、
    前記開操作は、前記人感センサの感知範囲に人体の少なくとも一部が入ることである請求項1に記載の手乾燥装置。
  3. 前記検知手段は、人体の足で操作可能なペダルを備え、
    前記開操作は、前記ペダルが操作されることである請求項1に記載の手乾燥装置。
  4. 前記検知手段は、人体の一部が接触して操作可能なボタン又はスイッチを備え、
    前記開操作は、前記ボタン又はスイッチが操作されることである請求項1に記載の手乾燥装置。
  5. 前記蓋部の開閉状態を報知する報知手段をさらに備えた請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の手乾燥装置。
  6. 内側に手挿入空間が形成され、前記手挿入空間が外部に通じる手挿入口が形成された筐体と、
    前記筐体に設けられ、前記手挿入空間内に送風する送風手段と、
    前記筐体に設けられ、前記手挿入空間内に紫外線照射口から紫外線を照射する紫外線照射手段と、
    前記紫外線照射口に設けられ、前記紫外線照射口を通過する紫外線の強度を低減させる第1状態と、前記紫外線照射口を通過する紫外線の強度を低減させない第2状態とに遷移可能な減光手段と、
    感知範囲内にある人体の少なくとも一部を非接触で感知する人感センサと、
    前記送風手段、前記紫外線照射手段及び前記減光手段の動作を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記感知範囲内に人体の一部又は全部がある時に前記減光手段を前記第1状態にして前記紫外線照射手段から紫外線を照射させ、
    前記感知範囲内に人体がない時に前記減光手段を前記第2状態にして前記紫外線照射手段から紫外線を照射させる手乾燥装置。
  7. 前記減光手段が前記第2状態であることを報知する報知手段をさらに備えた請求項6に記載の手乾燥装置。
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