JP2022167802A - 振動モータ、および触覚デバイス - Google Patents

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Atsunori Hirata
大輔 安達
Daisuke Adachi
宏明 平野
Hiroaki Hirano
知弘 小林
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Abstract

【課題】形状設計について改善することができる振動モータを提供する。【解決手段】静止部と、中心軸方向に振動可能な可動部と、を有する。前記静止部は、コイルを収容するハウジング12を有する。前記ハウジングは、前記中心軸方向に直交する第1方向に広がるハウジング第1領域121と、前記ハウジング第1領域よりも、前記中心軸方向および前記第1方向に直交する第2方向一方側に配置され、かつ前記第1方向に広がるハウジング第2領域122と、を有する。前記中心軸方向に直交する断面視において、前記ハウジング第2領域と前記ハウジング第1領域との間の前記第2方向の距離は、前記ハウジング第1領域の前記第1方向中心位置において最も長くなる。前記断面視において、前記ハウジング第1領域と前記ハウジング第2領域とから形成される形状は、前記ハウジングの前記第2方向中心位置を通り前記第1方向に平行に延びる軸J2に対して非対称である。【選択図】図3

Description

本発明は、振動モータ、および触覚デバイスに関する。
従来、スマートフォン等の携帯機器など各種機器には、振動発生装置として振動モータが備えられている。振動モータは、例えば、着信またはアラーム等を利用者に知らせる機能、あるいはヒューマンインタフェースにおける触覚フィードバックの機能などの用途で用いられる。
従来の振動モータは、静止部と、弾性部材と、可動部と、を有する。静止部は、ハウジングと、コイルと、を有する。可動部とハウジングとは、弾性部材により接続される。コイルに通電して磁界を発生させることにより、可動部は振動する(例えば、特許文献1)。
特開2020-36445号公報
従来、ハウジングの外形は、直方体形状あるいは円筒形状である場合が多い。ハウジングの外形は、振動モータの外形を形成する。これにより、振動モータの形状設計の自由度が制限されていた。
上記状況に鑑み、本発明は、形状設計について改善することができる振動モータを提供することを目的とする。
本発明の例示的な振動モータは、静止部と、前記静止部に対して中心軸方向に振動可能な可動部と、を有する。前記静止部は、前記可動部の径方向外方を囲むコイルと、前記可動部と前記コイルとを収容するハウジングと、を有する。前記ハウジングは、前記中心軸方向に直交する第1方向に広がるハウジング第1領域と、前記ハウジング第1領域よりも、前記中心軸方向および前記第1方向に直交する第2方向一方側に配置され、かつ前記第1方向に広がるハウジング第2領域と、を有する。前記中心軸方向に直交する断面視において、前記ハウジング第2領域と前記ハウジング第1領域との間の前記第2方向の距離は、前記ハウジング第1領域の前記第1方向中心位置において最も長くなる。前記断面視において、前記ハウジング第1領域と前記ハウジング第2領域とから形成される形状は、前記ハウジングの前記第2方向中心位置を通り前記第1方向に平行に延びる軸に対して非対称である。
本発明の別の側面に係る振動モータは、静止部と、前記静止部に対して中心軸方向に振動可能な可動部と、を有する。前記静止部は、前記可動部の径方向外方を囲むコイルと、前記可動部と前記コイルとを収容するハウジングと、を有する。前記ハウジングは、前記中心軸方向に直交する第1方向に広がるハウジング第1領域と、前記ハウジング第1領域の前記第1方向両側に配置されるハウジング第2領域と、前記ハウジング第1領域よりも、前記中心軸方向および前記第1方向に直交する第2方向一方側に配置され、かつ前記第1方向に広がり、かつ前記ハウジング第2領域により前記第2方向に前記ハウジング第1領域に接続されるハウジング第3領域と、を有する。前記中心軸方向に直交する断面視において、前記ハウジング第1領域と前記ハウジング第2領域と前記ハウジング第3領域とから形成される形状は、前記ハウジングの前記第2方向中心位置を通り前記第1方向に平行に延びる軸に対して対称である。前記ハウジング第2領域は弧状に屈曲する屈曲部を有する。前記第1方向における前記ハウジング第1領域の幅は、前記ハウジング第2領域の幅よりも大きく、前記ハウジング第2領域の幅の2倍よりも小さい。
本発明の例示的な振動モータによると、形状設計の自由度を向上させることができる。
図1は、本発明の例示的な実施形態に係る振動モータの斜視図である。 図2は、振動モータの分解斜視図である。 図3は、振動モータにおけるコア部の箇所で中心軸方向に直交する切断面で切断した場合の断面図である。 図4は、振動モータの一部を第1方向中心位置で第1方向に直交する切断面で切断した場合の断面を示す断面斜視図である。 図5は、振動モータを搭載する触覚デバイスの構成例を概略的に示す図である。 図6は、振動モータを搭載するタッチペンを模式的に示す図である。 図7は、触覚デバイスの中心軸に直交する断面視での断面図である。 図8は、振動モータが基板に実装された構成を示す一部斜視図である。 図9は、本開示の別の実施形態に係る振動モータの外観を示す斜視図である。 図10は、振動モータの断面斜視図である 図11は、振動モータの一部構成をハウジング第1領域側から視た斜視図である。 図12は、ハウジングの断面図である。 図13は、振動モータの一部構成を示す平面図である。 図14は、振動モータを触覚デバイスの筐体の一例に搭載した状態を中心軸方向に視た図である。
以下に図面を参照して本発明の例示的な実施形態について説明する。
なお、図面において、振動モータ10、50の中心軸Jが延びる「中心軸方向」をX方向として示す。図面において、X方向の矢印側が「中心軸方向一方側」、反対側が「中心軸方向他方側」を示す。
また、図面において、中心軸J方向に直交する第1方向をY方向として示す。図面において、Y方向の矢印側が「第1方向Y一方側」、反対側が「第1方向Y他方側」を示す。また、図面において、中心軸J方向および第1方向Yに直交する第2方向をZ方向として示す。Z方向の矢印側が「第2方向Z一方側」、反対側が「第2方向Z他方側」を示す。
また、中心軸Jに直交する方向を「径方向」と称する。また、中心軸J周りの方向を「周方向」と称する。上記の方向は単に振動モータ10、50および触覚デバイス40の構成を説明するために導入されたものであり、振動モータ10、50および触覚デバイス40の使用時における姿勢を限定しない。
<1.振動モータの全体構成>
図1は、本発明の例示的な実施形態に係る振動モータ10の斜視図である。図2は、図1に示す振動モータ10の分解斜視図である。
振動モータ10は、静止部1と、可動部2と、を有する。本実施形態においては、振動モータ10は、弾性部材3A,3Bと、蓋部13A,13Bと、をさらに有する。可動部2は、中心軸Jに沿って延びる。可動部2は、静止部1に対して中心軸J方向に振動可能である。
<2.静止部>
静止部1は、コイル11と、ハウジング12と、を有する。また、静止部1は、蓋部13A,13Bをさらに有する。
コイル11は、後述する可動部2に含まれるコア部21の径方向外方において中心軸J周りに導線が巻かれることで形成される。すなわち、静止部1は、可動部2の径方向外方を囲むコイル11を有する。
ここで、図3は、振動モータ10におけるコア部21の箇所で中心軸J方向に直交する切断面で切断した場合の断面図である。図1および図2に加えて図3も参照してハウジング12について説明する。
ハウジング12は、ハウジング第1領域121と、ハウジング第2領域122と、を有する。ハウジング第1領域121とハウジング第2領域122とを組み合わせた場合に形成される収容空間内に、可動部2およびコイル11が収容される。すなわち、静止部1は、可動部2とコイル11とを収容するハウジング12を有する。ハウジング12は、磁性体により形成される。上記磁性体は、例えばステンレスである。
ハウジング第1領域121は、第1方向Yに広がる。本実施形態においては、ハウジング第1領域121は、第1方向Yおよび中心軸J方向に広がる平板状に形成される。すなわち、ハウジング第1領域121は、第1方向Yに広がる平板状の部位である。これにより、ハウジング第1領域121の成型が容易となる。
ハウジング第2領域122は、第1方向Yに延び、かつ中心軸J方向に広がる板状である。ハウジング第2領域122は、中心軸Jに直交する断面視において円弧状に屈曲する第1屈曲部122Aと、平板状の平板部122Cと、中心軸Jに直交する断面視において円弧状に屈曲する第2屈曲部122Bと、を有する。第1方向Y他方側から順に第1屈曲部122A、平板部122C、第2屈曲部122Bが連結されてハウジング第2領域122が形成される。これにより、ハウジング第2領域122は、上記断面視において略半円状に形成される。なお、ハウジング第2領域122は、断面視において全体が半円を形成してもよい。
第1屈曲部122Aの第2方向他方側端部は、ハウジング第1領域121の第1方向Y他方側端部の第2方向Z一方側に配置され、ハウジング第1領域121の第1方向Y他方側端部に対して固定される。第2屈曲部122Bの第2方向Z他方側端部は、ハウジング第1領域121の第1方向Y一方側端部の第2方向Z一方側に配置され、ハウジング第1領域121の第1方向Y一方側端部に対して固定される。上記固定は、例えば溶接などにより行われる。
すなわち、ハウジング第2領域122は、ハウジング第1領域121の第1方向Y一方側端部と第1方向Y他方側端部とを接続し、かつ、第2方向Z一方側に凸であり、かつ、上記断面視において少なくとも一部に弧状を有する部位である。これにより、ハウジング第2領域122の成型が容易となる。
このように、ハウジング12は、ハウジング第1領域121よりも第2方向Z一方側に配置され、かつ第1方向Yに広がるハウジング第2領域122を有する。
また、図3に示すように、中心軸Jに直交する断面視において、ハウジング第2領域122とハウジング第1領域121との間の第2方向Zの距離L1は、ハウジング第1領域121の第1方向Y中心位置C1において最も長くなる。
さらに、図3に示すように、上記断面視において、ハウジング12の外形は、ハウジング12の第2方向Z中心位置C2を通り第1方向Yに平行に延びる軸J2に対して非対称である。図3に示す例では、ハウジング12の外形は、ハウジング第2領域122における略半円形状と、ハウジング第1領域121における第1方向Y一方側端部の辺、第1方向Y他方側端部の辺、および第2方向Z他方側端部の辺と、から形成される。
なお、第2方向Z中心位置C2とは、上記断面視において、ハウジング第2領域122における最も第2方向Z一方側に位置する点と、ハウジング第1領域121における最も第2方向Z他方側に位置する点と、の間の第2方向Z中心位置C2である。図3に示す例では、ハウジング第2領域122における最も第2方向Z一方側に位置する点は、平板部122Cの第2方向Z一方側の辺に含まれる点であり、ハウジング第1領域121における最も第2方向Z他方側に位置する点は、平板状であるハウジング第1領域121における第2方向Z他方側の辺に含まれる点である。
すなわち、上記断面視において、ハウジング第1領域121とハウジング第2領域122とから形成される形状は、ハウジング12の第2方向Z中心位置C2を通り第1方向Yに平行に延びる軸J2に対して非対称である。
このように本実施形態に係る振動モータ10によれば、上記のようなハウジング12の構成により、振動モータ10の形状設計の自由度を向上させることができる。つまり、ハウジング12の形状を最適な形状にすることで振動モータ10の外形を最適な形状にできる。また、振動モータ10が配置される領域の形状に合わせて、振動モータ10の外形を最適な形状にできる。
なお、図3に示す形状に限らず、上記断面視において、ハウジング第2領域122は、例えば第2方向Z一方側に凸の三角形などを形成してもよいし、ハウジング第1領域121は、例えば第2方向Z他方側に凸の楕円形の一部などを形成してもよい。
また、コイル11の構成について、より具体的に説明する。図3に示すように、コイル11は、ハウジング第1領域121に沿うコイル第1領域111と、ハウジング第2領域122に沿うコイル第2領域112と、を有する。これにより、ハウジング12のサイズが一定の場合に、ハウジング12内部においてコイル11のサイズを大きくすることができる。
また、コイル第1領域111は、ハウジング第1領域121に固定される。コイル第2領域112は、ハウジング第2領域122に固定される。上記固定は、例えば接着により行われる。これにより、コイル11をハウジング12に固定できる。また、コイル11に電流を流した場合に発生する熱をハウジング12へ伝達させて放熱することができる。
<3.可動部>
図2に示すように、可動部2は、コア部21と、ホルダ22A,22Bと、を有する。コア部21は、第1方向Yおよび第2方向Zに広がり、かつ中心軸J方向に延びる部材である。
ここで、図4は、振動モータ10の一部を第1方向Y中心位置で第1方向Yに直交する切断面で切断した場合の断面を示す断面斜視図である。図4に示すように、コア部21は、中心軸J方向に並ぶ2つのマグネット21A,21Bと、当該マグネット21A,21Bに中心軸J方向に挟まれて配置される磁性体21Cと、を有する。すなわち、可動部2は、マグネット21A,21Bを含むコア部21を有する。例えば、中心軸J方向一方側のマグネット21Aにおける中心軸J方向他方側がN極であり、中心軸J方向一方側がS極である。中心軸J方向他方側のマグネット21Bの中心軸J方向一方側がN極であり、中心軸J方向他方側がS極である。すなわち、N極同士が磁性体21Cを挟んで中心軸J方向に対向する。ハウジング12を磁性体により構成することで、マグネット21A,21Bおよびコイル11により生じる磁界が振動モータ10の外部へ漏れることを抑制し、磁力を高めることができる。なお、上記各マグネット21A,21Bの磁極は、中心軸J方向で上記と反対にしてもよい。
また、図3に示すように、コア部21は、コイル第1領域111に沿う第1外側面211と、コイル第2領域112に沿う第2外側面212と、を有する。これにより、コイル11のサイズが一定の場合に、コア部21のサイズを大きくして、磁気効率を高めることができる。また、コア部21のサイズが大きくなることで、可動部2の重量を大きくし、振動特性を向上させることができる。
また、図3に示すように、上記断面視において、コア部21の外側面とコイル11の内側面との隙間S1は、周方向の全域において、略一定である。これにより、コイル11のサイズが一定の場合にコア部21のサイズをより大きくすることができる。
図4に示すように、ホルダ22Aは、コア部21における中心軸J一方側端部21TAを保持する。ホルダ22Aは、中心軸J一方側に凹む凹部221Aを有する。中心軸J一方側端部21TAは、凹部221A内に配置される。中心軸J一方側端部21TAは、凹部221Aに例えば接着により固定される。ホルダ22Aの少なくとも一部は、コイル11よりも中心軸J一方側に配置される。
同様に、ホルダ22Bは、コア部21における中心軸J他方側端部21TBを保持する。ホルダ22Bは、中心軸J他方側に凹む凹部221Bを有する。中心軸J他方側端部21TBは、凹部221B内に配置される。中心軸J他方側端部21TBは、凹部221Bに例えば接着により固定される。ホルダ22Bの少なくとも一部は、コイル11よりも中心軸J他方側に配置される。
ホルダ22A,22Bは、ウェイト(おもり)として機能し、例えば金属により構成される。当該金属の一例は、タングステン合金である。ホルダ22A,22Bは、コイル11よりも中心軸J方向一方側または他方側に配置される外方部位に相当する。
図2に示すように、弾性部材3Aの中央部31Aは、ホルダ22Aの中心軸J方向一方側に配置される。ホルダ22Aには、中央部31Aが例えば溶接により固定される。弾性部材3Aの外縁部は、ハウジング第2領域122の中心軸J一方側端面に例えば溶接により固定される。また、図2に示すように、弾性部材3Bの中央部31Bは、ホルダ22Bの中心軸J方向他方側に配置される。ホルダ22Bには、中央部31Bが例えば溶接により固定される。弾性部材3Bの外縁部は、ハウジング第2領域122の中心軸J他方側端面に例えば溶接により固定される。これにより、可動部2は、ハウジング12に対して中心軸J方向に振動可能に支持される。
蓋部13Aは、弾性部材3Aの中心軸J一方側の少なくとも一部を覆い、弾性部材3Aに例えば溶接により固定される。蓋部13Bは、弾性部材3Bの中心軸J他方側の少なくとも一部を覆い、弾性部材3Bに例えば溶接により固定される。これにより、異物がハウジング12の内部へ侵入することを抑制できる。
図4に示すように、ホルダ22Aは、ハウジング第1領域121に沿う第3外側面222Aと、ハウジング第2領域122に沿う第4外側面223Aと、を有する。同様に、ホルダ22Bは、ハウジング第1領域121に沿う第3外側面222Bと、ハウジング第2領域122に沿う第4外側面223Bと、を有する。第3外側面222A,222Bおよび第4外側面223A,223Bとハウジング12との距離は、コイル11の径方向内側面とハウジング12との距離よりも短い。
このように、可動部2は、コイル11の中心軸J一方側または他方側に配置される外方部位(22A,22B)を有する。外方部位は、ハウジング第1領域121に沿う第3外側面222A,222Bと、ハウジング第2領域122に沿う第4外側面223A,223Bと、を有する。これにより、ハウジング12のサイズが一定の場合に外方部位のサイズを大きくすることで、可動部2の質量を増加させ、振動特性を向上させることができる。
また、可動部2は、マグネット21A,21Bと、弾性部材3A,3Bが固定されてマグネット21A,21Bを保持するホルダ22A,22Bと、を有する。上記外方部位は、ホルダ22A,22Bである。これにより、弾性部材3A,3Bの可動部2への固定を容易とするホルダ22A,22Bのサイズを大きくすることで、可動部2の質量を増加できる。また、ホルダ22A,22Bにより、マグネット21A,21Bの形状を成型容易な形状としつつ、可動部2の重量を増加できる。
<4.触覚デバイス>
次に、先述したような振動モータ10を搭載する触覚デバイス40について説明する。図5は、振動モータ10を搭載する触覚デバイス40の構成を概略的に示す図である。触覚デバイスは例えばタッチペンであり、図5は、触覚デバイス40の一部を示している。触覚デバイス40がタッチペンの場合、図5に示す筐体30の中心軸J一方側先端部に図示しないペン先端部が取り付けられる。
図6に示すように、タッチペン(触覚デバイス)40は、スマートフォンまたはタブレットなどの機器のタッチパネルに接触させることにより、上記機器を操作する装置である。タッチペン40に振動モータ10を搭載することにより、タッチペン40を振動させてユーザに触覚フィードバックを与えることができる。すなわち、タッチペン40は、振動モータ10を有する触覚デバイスの一例である。つまり、触覚デバイスは、振動モータ10を有する。例えば、触覚フィードバックにより、タッチペン40であたかも紙などの上で文字などを記入している感覚をユーザに与えることができる。
図5に説明を戻し、触覚デバイス40は、筐体30と、基板20と、振動モータ10と、を有する。筐体30は、中心軸J方向に延びる円筒状である。振動モータ10は基板20に実装される。振動モータ10および基板20は、筐体30内部に収容される。なお、図5では、便宜上、振動モータ10および基板20は、透過して図示している。また、振動モータ10は、一部構成を図示している。
すなわち、触覚デバイス40は、中心軸J方向に延びる筒状の筐体30と、筐体30に収容される振動モータ10と、を有する。これにより、筐体30の形状に応じて、振動モータ10の形状を設計可能となる。図5に示す例であれば、振動モータ10の外形における円弧状を円筒状の筐体30の径方向内側面に沿わせることができる。従って、筐体30内部の空間を有効利用するよう振動モータ10の外形を設計することができ、振動モータ10のサイズを大きくし、振動特性を向上させることができる。
なお、図5に示す例に限らず、例えば、四角筒状の筐体に対して、振動モータの外形を略三角形として、振動モータの外形を筐体の径方向内側面に沿わせるなどとしてもよい。
図7は、触覚デバイス40の中心軸Jに直交する断面視での断面図である。図7に示すように、ハウジング第2領域122における円弧状の第1屈曲部122Aおよび第2屈曲部122Bと、筐体30の径方向内側面との距離L2は、周方向に略一定である。すなわち、上記断面視において、ハウジング第2領域122の少なくとも一部と筐体30の径方向内側面との距離L2は、周方向において略一定である。これにより、筐体30の内部においてハウジング12のサイズを大きくすることができる。
また、図7に示すように、ハウジング第1領域121は、基板20における第2方向Z一方側の基板面201に例えば接着により固定される。すなわち、触覚デバイス40は、筐体30に収容される基板20を有し、ハウジング第1領域121は、基板20に固定される。これにより、振動モータ10を基板20に固定することができる。特に、ハウジング第1領域121は平板状であるため、平板状である基板20に固定することが容易である。
ここで図8は、振動モータ10が基板20に実装された構成を示す一部斜視図である。図8(図2)に示すように、ハウジング第1領域121は、外縁から内方へ切り欠いた切欠き部121A,121Bを有する。これにより、コイル11の引出線を切欠き部121A,121Bを通して基板20に電気的に接続することができ、コイル11と基板20との電気的接続が容易となる。
切欠き部121Aは、ハウジング第1領域121の第1方向Y中心位置に配置される。これにより、基板20の第1方向Y中心位置に配置される電極に引出線を電気的接続できる。また、電極が第1方向Y中心位置以外に配置されている場合でも、電極とコイル11との接続の長さが極端に長くなることを抑制できる。
切欠き部121Bは、ハウジング第1領域121の第1方向Y端部に配置される。これにより、基板20の第1方向Y端部に配置される電極に引出線を電気的接続できる。
このように、ハウジング第1領域121は、外縁から内方へ切り欠いた切欠き部121A,121Bを有する。コイル11の引出線は、切欠き部121A,121Bを通して基板20に電気的接続されている。これにより、短い引出線によりコイル11を基板20に電気的接続させることができる。
また、図7に示すように、基板20は、筐体30の第2方向Z中心位置C3よりも第2方向Z他方側に配置される。これにより、筐体30内部における基板20より第2方向Z一方側の空間を大きくし、当該空間に配置させる振動モータ10のサイズを大きくすることができる。
また、図5に示すように、ハウジング12における中心軸J方向の長さLB10は、基板20における中心軸J方向の長さLB20の半分以下である。これにより、触覚デバイス40における振動を発生させる領域、および重心位置を調整する自由度が向上する。
また、図5に示すように、基板20は、筐体30の中心軸J方向中心位置C4よりも中心軸J方向一方側に配置される。これにより、触覚デバイス40内部における基板20と振動モータ10の配置位置、および触覚デバイス40の重心位置を調整する自由度が向上する。
<5.振動モータの別実施形態>
図9は、本開示の別の実施形態に係る振動モータ50の外観を示す斜視図である。図10は、振動モータ50の断面斜視図である。
振動モータ50は、静止部6と、可動部7と、弾性部材81,82と、を有する。可動部7は、静止部6に対して中心軸方向(X方向)に振動可能である。
静止部6は、コイル61と、ハウジング62と、蓋部63,64と、を有する。ハウジング62は、中心軸J周りを周方向として、周方向に延びて形成される板状部材である。ハウジング62は、中心軸方向に延びる筒状である。ハウジング62は、磁性体により構成される。上記磁性体は、例えばステンレスである。
コイル61は、中心軸J周りに導線を巻き回されて形成され、ハウジング62の内面に固定される。すなわち、ハウジング62は、内部にコイル61を収容する。コイル61は、通電を行うことにより磁界を発生させる。コイル61は、ハウジング62の中心軸方向中央部に配置される。
可動部7は、コア部71と、ホルダ72,73と、を有し、ハウジング62の内部に収容される。すなわち、静止部6は、可動部7とコイル61とを収容するハウジング62を有する。
コア部71は、中心軸方向一方側のマグネット71Aと、中心軸方向他方側のマグネット71Bと、を有する。コア部71は、さらに磁性体部71Cを有する。磁性体部71Cは、マグネット71A,71Bにより中心軸方向に挟まれて配置される。
例えば、マグネット71Aの中心軸方向他方側がN極であり、中心軸方向一方側がS極である。マグネット71Bの中心軸方向一方側がN極であり、中心軸方向他方側がS極である。このように、N極同士が磁性体部71Cを挟んで中心軸方向に対向する。すなわち、マグネット71A,71Bの磁性体部71Cと対向する側の磁極は、同極である。これにより、磁束は、マグネット71A,71BをS極からN極へ流れ、磁性体部71Cを径方向外側へ流れ、コイル61を径方向に貫く。ハウジング62を磁性体により構成することで、コイル61を貫いた磁束は、ハウジング62を中心軸方向に流れ、マグネット71A,71BのS極に戻される。このような構成により、コイル61を貫く磁束量を高めることができる。
なお、マグネットにおいて、N極とS極を逆にしてもよい。この場合、磁束の流れは、上記と逆方向となる。
ホルダ72は、マグネット71Aの中心軸方向一方側端部を保持する。ホルダ73は、マグネット71Bの中心軸方向他方側端部を保持する。ホルダ72,73は、ウェイト(おもり)として機能し、例えばタングステン合金により構成される。
弾性部材81,82は、中心軸方向に伸縮可能な圧縮ばねである。弾性部材81の中心軸方向他方側端部は、ホルダ72の中心軸方向一方側端面に固定される。弾性部材81の中心軸方向一方側端部は、ハウジング62の中心軸方向一方側端面に固定される。
弾性部材82の中心軸方向一方側端部は、ホルダ73の中心軸方向他方側端面に固定される。弾性部材82の中心軸方向他方側端部は、ハウジング62の中心軸方向他方側端面に固定される。
蓋部63,64は、中心軸方向を厚み方向とする板状部材である。蓋部63は、弾性部材81の中心軸方向一方側に配置され、弾性部材81の中心軸方向一方側端部に固定される。蓋部64は、弾性部材82の中心軸方向他方側に配置され、弾性部材82の中心軸方向他方側端部に固定される。
コイル61に通電されない非稼働状態では、可動部7は、自然長状態より圧縮された弾性部材81による中心軸方向他方側への弾性力と、自然長状態より圧縮された弾性部材82による中心軸方向一方側への弾性力を加えられて停止状態である。非稼働状態で可動部7の磁性体部71Cは、コイル61の中心軸方向中央位置に位置する(図10)。コア部71は、コイル61の径方向内側に配置される。すなわち、静止部6は、可動部7の径方向外方を囲むコイル61を有する。
コイル61に通電すると、コイル61により生じる磁界とコア部71による磁界との相互作用により、コア部71に駆動力が付与される。可動部7に駆動力が付与されることにより、可動部7は中心軸方向に振動する。
このように振動モータ50では、従来のような可動部をガイドするシャフトを用いない構成とすることができるので、可動部7の重量およびコア部71の容積の低減を抑えることができる。従って、振動モータ50の振動量を確保できる。また、可動部とシャフトとの間の摺動がなくなり、摺動による騒音および摩耗が回避される。
図11は、振動モータ50の一部構成をハウジング第1領域624側から視た斜視図である。図11に示すように、ハウジング62は、周方向に連続して形成される連続部621と、連続部621の周方向一方側端部621Aから周方向一方側へ突出する突出部622と、を有する。突出部622は、連続部621の周方向他方側端部621Bとの間に隙間Sを有する。
突出部622は、ハウジング62における中心軸方向中央に位置する。ここで、図12は、ハウジング62の断面図である。図12は、ハウジング62を突出部622の位置で中心軸に直交する切断面で切断した状態を中心軸方向一方側から視た図である。ハウジング62は、ハウジング第1領域624と、ハウジング第2領域625,626と、ハウジング第3領域627と、を有する。ハウジング第1領域624は、第1方向に広がる。ハウジング第2領域625,626は、ハウジング第1領域624の第1方向両側に配置される。ハウジング第3領域627は、ハウジング第1領域624よりも、第2方向一方側に配置され、かつ第1方向に広がり、かつハウジング第2領域625,626により第2方向にハウジング第1領域624に接続される。ハウジング第1領域624およびハウジング第3領域627は、平坦な平面部である。
図12に示すように、中心軸方向に直交する断面視において、ハウジング第1領域624とハウジング第2領域625,626とハウジング第3領域627とから形成される形状は、ハウジング62の第2方向中心位置を通り第1方向に平行に延びる軸J2に対して対称である。
上記断面視において、ハウジング第2領域625,626は、弧状に屈曲する屈曲部を有する。上記断面視において、第1方向におけるハウジング第1領域624の幅Waは、ハウジング第2領域625,626の幅Wbよりも大きく、ハウジング第2領域625,626の幅Wbの2倍よりも小さい。例えば、Wa=2.3mm、Wb=1.8mmである。
これにより、振動モータ50を触覚デバイスに搭載する場合に触覚デバイスの筐体に対して占有率の高い振動モータ50を容易に製造することが可能となる。仮に、ハウジング第1領域624の幅がハウジング第2領域625,626の幅よりも小さいと縦長の形状となり、ハウジング第1領域624の幅がハウジング第2領域625,626の幅の2倍よりも長いと横長の形状となるため、筐体におけるデッドスペースが大きくなってしまう。なお、上記の条件を満たす限りは、筐体に設けられる基板との接触面積を増やすためにハウジング第1領域(第3領域)を広げたり、製造容易にするためにハウジング第2領域の屈曲部のアールを大きくするなどしてもよい。
また、図11に示すように、周方向他方側端部621Bと、周方向一方側端部621Aと、突出部622で囲まれて第1切欠き部623Aが形成される。突出部622の中心軸方向一方側端から中心軸方向他方側に凹んで第2切欠き部623Bが形成される。これにより、1枚の板材を曲げ加工することでハウジング62を製造し、第1切欠き部623Aおよび第2切欠き部623Bを容易に形成できる。このように、ハウジング62は、1枚の板状の部材を屈曲することで形成される。1枚の板状部の部材の曲げ加工により、ハウジング62を安価に製造することができる。
第1切欠き部623Aおよび第2切欠き部623Bから切欠き部623が構成される。切欠き部623は、ハウジング62の中心軸方向一方側端から中心軸方向他方側へ凹む。すなわち、ハウジング62は、外縁から内方へ凹む切欠き部623を有する。
コイル61の引出線(図示せず)は、切欠き部623を通ってハウジング62の外部に引き出される。ここで、図13は、振動モータ50の一部構成を示す平面図である。図13は、ハウジング62におけるハウジング第1領域624に垂直な方向に視た図である。
図13に示すように、ハウジング62には、FPC(フレキシブルプリント基板)9が固定される。FPC9は、中心軸方向に延びる基部91を有する。基部91の中心軸方向他方側端部911は、ハウジング第1領域624の外周面に固定される。基部91は、蓋部63から中心軸方向他方側へ突出して延びる。すなわち、静止部6は、ハウジング第1領域624の外周面に固定されるFPC9を有する。
基部91は、電極部91A,91Bを有する。第2切欠き部623Bから引き出された引出線は、電極部91A,91Bに接続される。すなわち、切欠き部623からコイル61の引出線が引き出され、FPC9に電気的接続される。このように、本実施形態の振動モータ50では、ハウジング62の外部においてコイル61の引出線をFPC9に接続するため、接続の作業性が向上される。
図11に示すように、ハウジング第1領域624は、突出部622と、突出部622の周方向両側部分6241と、を有する。周方向両側部分6241は、中心軸方向に延びる。
図13に示すように、FPC9における中心軸方向他方側端部911は、第1切欠き部623Aの一部を覆うように固定される。なお、中心軸方向他方側端部911は、第1切欠き部623Aの全部を覆うように固定されてもよい。すなわち、FPC9は、第1領域624の外周面に、第1切欠き部623Aの少なくとも一部を覆うように固定される。これにより、切欠き部623から引き出された引出線が切欠き部623において振れることを抑制できる。
図13に示すように、FPC9における中心軸方向他方側端部911は、中心軸方向一方側に凹むFPC切欠き部911Aを有する。コイル61の引出線は、切欠き部623およびFPC切欠き部911Aを通って引き出される。
FPC9をハウジング62に固定するときに、FPC9を中心軸方向一方側から他方側に移動させてFPC切欠き部911Aに引出線を入れ込むことができるため、FPC9の固定が容易となる。また、FPC切欠き部911Aを挟む両側部がハウジング62に固定されることで、固定面積が増加して固定を強化できる。
図13に示すように、FPC9において、中心軸方向他方側端部911から周方向一方側に突出する突出片92と、中心軸方向他方側端部911から周方向他方側に突出する突出片93が設けられる。突出片92は、ハウジング第2領域625の外周面に固定される。突出片93は、ハウジング第3領域626の外周面に固定される。すなわち、FPC9は、ハウジング第1領域624およびハウジング第2領域625,626に固定されている。これにより、FPC9のハウジング62に対する接触面積が大きくなるため、FPC9の固定強度が向上される。
図14は、振動モータ50を触覚デバイスの筐体100に搭載した状態を中心軸方向に視た図である。図14に示すように、FPC9を筐体100の内面に沿わせるように振動モータ50が配置される。筐体100内部に設けられる基板150は、振動モータ50におけるFPC9側と反対側の外面に設けられる。FPC9と基板150は、電気的に接続される。先述したハウジング62の形状により、筐体100における振動モータ50の占有率を高めることができる。
<6.その他>
以上、本発明の実施形態を説明した。なお、本発明の範囲は上述の実施形態に限定されない。本発明は、発明の主旨を逸脱しない範囲で上述の実施形態に種々の変更を加えて実施することができる。また、矛盾のない限り、上述の実施形態を組み合わせて実施してもよい。
本発明は、例えば、タッチペンなどの各種機器に搭載される振動モータに利用することができる。
1 静止部
2 可動部
3A,3B 弾性部材
6 静止部
61 コイル
62 ハウジング
63,64 蓋部
7 可動部
71 コア部
71A,71B マグネット
71C 磁性体部
72,73 ホルダ
81,82 弾性部材
9 FPC
10 振動モータ
11 コイル
12 ハウジング
13A,13B 蓋部
20 基板
21 コア部
21A,21B マグネット
21C 磁性体
22A,22B ホルダ
30 筐体
40 触覚デバイス(タッチペン)
50 振動モータ
100 筐体
150 基板
111 コイル第1領域
112 コイル第2領域
121 ハウジング第1領域
121A,121B 切欠き部
122 ハウジング第2領域
122A 第1屈曲部
122B 第2屈曲部
122C 平板部
201 基板面
211 第1外側面
212 第2外側面
221A,221B 凹部
222A,222B 第3外側面
223A,223B 第4外側面

Claims (23)

  1. 静止部と、
    前記静止部に対して中心軸方向に振動可能な可動部と、
    を有し、
    前記静止部は、
    前記可動部の径方向外方を囲むコイルと、
    前記可動部と前記コイルとを収容するハウジングと、
    を有し、
    前記ハウジングは、
    前記中心軸方向に直交する第1方向に広がるハウジング第1領域と、
    前記ハウジング第1領域よりも、前記中心軸方向および前記第1方向に直交する第2方向一方側に配置され、かつ前記第1方向に広がるハウジング第2領域と、
    を有し、
    前記中心軸方向に直交する断面視において、前記ハウジング第2領域と前記ハウジング第1領域との間の前記第2方向の距離は、前記ハウジング第1領域の前記第1方向中心位置において最も長くなり、
    前記断面視において、前記ハウジング第1領域と前記ハウジング第2領域とから形成される形状は、前記ハウジングの前記第2方向中心位置を通り前記第1方向に平行に延びる軸に対して非対称である、振動モータ。
  2. 静止部と、
    前記静止部に対して中心軸方向に振動可能な可動部と、
    を有し、
    前記静止部は、
    前記可動部の径方向外方を囲むコイルと、
    前記可動部と前記コイルとを収容するハウジングと、
    を有し、
    前記ハウジングは、
    前記中心軸方向に直交する第1方向に広がるハウジング第1領域と、
    前記ハウジング第1領域の前記第1方向両側に配置されるハウジング第2領域と、
    前記ハウジング第1領域よりも、前記中心軸方向および前記第1方向に直交する第2方向一方側に配置され、かつ前記第1方向に広がり、かつ前記ハウジング第2領域により前記第2方向に前記ハウジング第1領域に接続されるハウジング第3領域と、
    を有し、
    前記中心軸方向に直交する断面視において、
    前記ハウジング第1領域と前記ハウジング第2領域と前記ハウジング第3領域とから形成される形状は、前記ハウジングの前記第2方向中心位置を通り前記第1方向に平行に延びる軸に対して対称であり、
    前記ハウジング第2領域は弧状に屈曲する屈曲部を有し、
    前記第1方向における前記ハウジング第1領域の幅は、前記ハウジング第2領域の幅よりも大きく、前記ハウジング第2領域の幅の2倍よりも小さい、振動モータ。
  3. 前記ハウジング第1領域は、前記第1方向に広がる平板状の部位である、請求項1または請求項2に記載の振動モータ。
  4. 前記ハウジング第1領域は、外縁から内方へ凹む切欠き部を有する、請求項3に記載の振動モータ。
  5. 前記切欠き部は、前記ハウジング第1領域の前記第1方向中心位置に配置される、請求項4に記載の振動モータ。
  6. 前記切欠き部は、前記ハウジング第1領域の前記第1方向端部に配置される、請求項4に記載の振動モータ。
  7. 前記静止部は、前記ハウジング第1領域の外周面に固定されるFPCをさらに有し、
    前記切欠き部から前記コイルの引出線が引き出され、前記FPCに電気的接続される、請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の振動モータ。
  8. 前記FPCは、前記ハウジング第1領域および前記ハウジング第2領域に固定されている、請求項7に記載の振動モータ。
  9. 前記ハウジング第2領域は、前記ハウジング第1領域の前記第1方向一方側端部と前記第1方向他方側端部とを接続し、かつ、前記第2方向一方側に凸であり、かつ、前記断面視において少なくとも一部に弧状を有する部位である、請求項1に記載の振動モータ。
  10. 前記コイルは、
    前記ハウジング第1領域に沿うコイル第1領域と、
    前記ハウジング第2領域に沿うコイル第2領域と、
    を有する、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の振動モータ。
  11. 前記コイル第1領域は、前記ハウジング第1領域に固定され、
    前記コイル第2領域は、前記ハウジング第2領域に固定される、請求項10に記載の振動モータ。
  12. 前記可動部は、マグネットを含むコア部を有し、
    前記コア部は、
    前記コイル第1領域に沿う第1外側面と、
    前記コイル第2領域に沿う第2外側面と、
    を有する、請求項10または請求項11に記載の振動モータ。
  13. 前記断面視において、前記コア部の外側面と前記コイルの内側面との隙間は、周方向の全域において、略一定である、請求項12に記載の振動モータ。
  14. 前記可動部は、前記コイルの前記中心軸方向一方側または他方側に配置される外方部位を有し、
    前記外方部位は、前記ハウジング第1領域に沿う第3外側面と、前記ハウジング第2領域に沿う第4外側面と、を有する、請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の振動モータ。
  15. 前記可動部は、マグネットと、弾性部材が固定されて前記マグネットを保持するホルダと、を有し、
    前記外方部位は、前記ホルダである、請求項14に記載の振動モータ。
  16. 前記ハウジングは、1枚の板状の部材を屈曲することで形成される、請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の振動モータ。
  17. 前記中心軸方向に延びる筒状の筐体と、
    前記筐体に収容される請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の振動モータと、を有する、触覚デバイス。
  18. 前記断面視において、前記ハウジング第2領域の少なくとも一部と前記筐体の径方向内面との距離は、周方向において略一定である、請求項17に記載の触覚デバイス。
  19. 前記筐体に収容される基板を有し、
    前記ハウジング第1領域は、前記基板に固定される、請求項17または請求項18に記載の触覚デバイス。
  20. 前記基板は、前記筐体の前記第2方向中心位置よりも前記第2方向他方側に配置される、請求項19に記載の触覚デバイス。
  21. 前記ハウジングにおける前記中心軸方向の長さは、前記基板における前記中心軸方向の長さの半分以下である、請求項19または請求項20に記載の触覚デバイス。
  22. 前記ハウジング第1領域は、外縁から内方へ凹んだ切欠き部を有し、
    前記コイルの引出線は、前記切欠き部を通して前記基板に電気的接続されている、請求項19から請求項21のいずれか1項に記載の触覚デバイス。
  23. 前記基板は、前記筐体の中心軸方向中心位置よりも中心軸方向一方側に配置される、請求項19から請求項22のいずれか1項に記載の触覚デバイス。
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