JP2022167670A - 情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置 - Google Patents

情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】特徴値の時間変化を精度よく特定可能にすること。【解決手段】情報処理装置100は、所定の時点ごとに、当該時点に関する第1種類の特徴値を計測する。情報処理装置100は、計測した特徴値のうち、第1時点に関する第1特徴値から、第1時点より後の第2時点に関する第2特徴値までの累積差分値を算出する。情報処理装置100は、算出した累積差分値と閾値とを比較した結果に基づいて、第2特徴値を、格納先に転送する転送対象とするか否かを決定する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置に関する。
従来、データ収集装置が、何らかの特徴値を計測し、バッファに一時記憶し、記憶した特徴値をデータ管理装置に送信し、データ管理装置が有するDB(DataBase)に格納させるシステムが存在する。特徴値は、例えば、CPUまたはメモリなどのリソースの使用状況を示す値である。ここで、データ収集装置の計測頻度を向上すると、特徴値の時間変化を精度よく特定可能になると期待される。
先行技術としては、例えば、テストデータを取得し、異常を検知する際に用いる閾値に基づいて、テストデータから異常に関連するデータを抽出するものがある。また、例えば、テスト用時系列データと、参照用正常時系列データの各々について、相関係数行列を作成し、各々の相関係数行列から、逆行列である疎の精度行列を作成する技術がある。また、例えば、リード要求が入力されると、管理情報を含むリードデータを記憶部から読み出し、管理情報を参照し、ブロック行の所定の範囲に含まれる非ゼロデータのみを出力する技術がある。
国際公開第2018/220813号 特開2010-078467号公報 特開2015-176245号公報
しかしながら、従来技術では、計測頻度を向上したことにより、かえって特徴値の時間変化を特定する精度の悪化を招く場合がある。例えば、計測頻度を向上した際に、すべての特徴値を、データ管理装置に送信しようとすると、バッファがひっ迫し易くなり、特徴値が失われ易くなり、特徴値の時間変化を特定する精度の悪化を招くことがある。
1つの側面では、本発明は、特徴値の時間変化を精度よく特定可能にすることを目的とする。
1つの実施態様によれば、所定の時点ごとに、当該時点に関する第1種類の特徴値を計測し、計測した前記特徴値のうち、第1時点に関する第1特徴値から、前記第1時点より後の第2時点に関する第2特徴値までの累積差分値を算出し、算出した前記累積差分値と閾値とを比較した結果に基づいて、前記第2特徴値を、格納先に転送する転送対象とするか否かを決定する情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置が提案される。
一態様によれば、特徴値の時間変化を精度よく特定可能にすることが可能になる。
図1は、実施の形態にかかる情報処理方法の一実施例を示す説明図である。 図2は、情報処理システム200の一例を示す説明図である。 図3は、情報処理装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図4は、バッファ400の記憶内容の一例を示す説明図である。 図5は、情報管理装置201のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図6は、情報処理装置100の機能的構成例を示すブロック図である。 図7は、情報処理システム200の具体的な機能的構成例を示すブロック図である。 図8は、情報処理装置100の動作の流れを示す説明図である。 図9は、情報処理装置100の動作の一例を示す説明図(その1)である。 図10は、情報処理装置100の動作の一例を示す説明図(その2)である。 図11は、情報処理システム200の動作の具体例を示す説明図(その1)である。 図12は、情報処理システム200の動作の具体例を示す説明図(その2)である。 図13は、情報処理システム200の動作の具体例を示す説明図(その3)である。 図14は、情報処理システム200の動作の具体例を示す説明図(その4)である。 図15は、情報処理システム200の動作の具体例を示す説明図(その5)である。 図16は、情報処理システム200の動作の具体例を示す説明図(その6)である。 図17は、情報処理装置100による効果の一例を示す説明図(その1)である。 図18は、情報処理装置100による効果の一例を示す説明図(その2)である。 図19は、情報処理装置100による効果の一例を示す説明図(その3)である。 図20は、転送処理手順の一例を示すフローチャートである。 図21は、算出処理手順の一例を示すフローチャートである。 図22は、設定処理手順の一例を示すフローチャートである。 図23は、判定処理手順の一例を示すフローチャートである。 図24は、受信処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下に、図面を参照して、本発明にかかる情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態にかかる情報処理方法の一実施例)
図1は、実施の形態にかかる情報処理方法の一実施例を示す説明図である。情報処理装置100は、計測した特徴値を、格納先に転送する転送対象とするか否かを決定するためのコンピュータである。特徴値は、例えば、CPUまたはメモリなどのリソースの使用状況を示す値である。格納先は、例えば、特徴値の時間変化を解析する他のコンピュータである。
従来、データ収集装置が、計測対象に関する何らかの特徴値を計測し、バッファに一時記憶し、記憶した特徴値をデータ管理装置に送信し、データ管理装置が有するDBに格納させるシステムが存在する。計測対象は、例えば、ユーザに何らかのサービスを提供する提供装置である。
データ管理装置は、例えば、受信した特徴値の時間変化を解析することにより、計測対象の性能または状況などを解析することがある。データ管理装置は、具体的には、計測対象となる提供装置が提供するサービスの性能低下または障害などを検出したり、計測対象となる提供装置が提供するサービスの性能低下または障害などが発生した原因を推定したりすることがある。
ここで、データ管理装置で、特徴値の時間変化を詳細に解析可能にするため、特徴値の時間変化を精度よく特定可能にすることが望まれることがある。これに対し、データ収集装置における、特徴値の計測頻度を向上することにより、特徴値の時間変化を精度よく特定可能にしようとすることが考えられる。
しかしながら、特徴値の時間変化を精度よく特定可能にすることが難しい場合がある。例えば、計測頻度を向上したことにより、かえって特徴値の時間変化を精度よく特定することが難しくなる場合がある。
具体的には、特徴値を計測してバッファに一時記憶する所要時間は、特徴値をデータ管理装置に送信する所要時間よりも短い傾向がある。このため、計測頻度を向上した際に、計測したすべての特徴値をデータ管理装置に送信しようとすると、データ管理装置にまだ送信しておらず、バッファから削除されない特徴値の数が多くなり、バッファがひっ迫し易くなるという問題がある。結果として、例えば、計測した特徴値を、ひっ迫したバッファに代わり、バッファよりアクセス速度が遅いHDD(Hard Disk Drive)などに記憶する処理中、次の特徴値が計測されずに失われることが考えられる。また、例えば、計測した特徴値が、バッファに一時記憶されずに失われることが考えられる。
これに対し、バッファに一時記憶した計測値を圧縮してからデータ管理装置に送信することにより、特徴値が失われ難くしようとする手法が考えられる。
例えば、バッファに一時記憶した計測値をZip形式で圧縮してからデータ管理装置に送信することにより、データ管理装置に送信する所要時間を短縮し、バッファをひっ迫し難くしようとする手法1が考えられる。これにより、この手法1は、特徴値が失われ難くしようとし、特徴値の時間変化を精度よく特定可能にしようとする。
ところが、この手法1では、依然として、特徴値が失われることがあり、特徴値の時間変化を精度よく特定することが難しくなる場合がある。例えば、Zip形式の圧縮および復元にかかる所要時間が比較的大きいため、計測頻度を向上した際に、バッファがひっ迫することを抑制することができない場合がある。
また、例えば、バッファに一時記憶した計測値を、前回の計測値との差分値で表現し、差分法により圧縮してからデータ管理装置に送信することにより、データ管理装置に送信する所要時間を短縮し、バッファをひっ迫し難くしようとする手法2が考えられる。これにより、この手法2は、特徴値が失われ難くしようとし、特徴値の時間変化を精度よく特定可能にしようとする。
ところが、この手法2では、依然として、特徴値が失われることがあり、特徴値の時間変化を精度よく特定することが難しくなる場合がある。例えば、計測値の桁数が小さいほど、圧縮効率が低下し易いため、計測頻度を向上した際に、バッファがひっ迫することを抑制することができない場合がある。
そこで、本実施の形態では、特徴値ごとに格納先に転送する転送対象とするか否かを決定することにより、特徴値の時間変化を精度よく特定可能にすることができる情報処理方法について説明する。
図1において、(1-1)情報処理装置100は、所定の時点ごとに、当該時点に関する第1種類の特徴値を計測する。特徴値は、例えば、カウンタ値である。カウンタ値は、例えば、CPU使用率またはメモリ使用率などを算出可能にする値である。特徴値は、例えば、情報処理装置100が有する一時記憶領域に記憶される。情報処理装置100は、例えば、一定時間間隔である所定の時点になる都度、当該時点に関する第1種類の特徴値を計測する。
図1の例では、情報処理装置100は、時点t1においては、時点t1に関する特徴値d1を計測する。ここで、情報処理装置100は、最初に計測した特徴値d1を、格納先に転送する転送対象に決定してもよい。転送対象に決定することは、例えば、特徴値を格納先で格納可能に、特徴値自体を格納先に直接的に転送可能にすることを意味する。
転送対象に決定することは、例えば、特徴値を特定可能にする情報を格納先に直接的に転送することにより、特徴値を格納先で格納可能に、特徴値を格納先に間接的に転送可能にすることを意味する。特徴値を特定可能にする情報は、例えば、特徴値における、過去の時点に関する他の特徴値からの累積差分値である。情報処理装置100は、特徴値d1を転送対象に決定した際、特徴値d1自体を格納先に転送しておく。
また、情報処理装置100は、時点t2においては、時点t2に関する特徴値d2を計測する。また、情報処理装置100は、時点t3においては、時点t3に関する特徴値d3を計測する。また、情報処理装置100は、時点t4においては、時点t4に関する特徴値d4を計測する。
(1-2)情報処理装置100は、計測した特徴値のうち、第1時点に関する第1特徴値から、第1時点より後の第2時点に関する第2特徴値までの累積差分値を算出する。第1時点は、例えば、前回、いずれかの特徴値を転送対象とすると決定した時点である。第1特徴値は、前回転送対象とすると決定した特徴値である。情報処理装置100は、例えば、所定の時点になる都度、当該時点を第2時点として、当該時点より前の第1時点に関する第1特徴値から、当該時点に関する第2特徴値までの累積差分値を算出する。
図1の例では、情報処理装置100は、時点t2においては、時点t1に関する特徴値d1から、時点t2に関する特徴値d2までの累積差分値D21を算出する。情報処理装置100は、時点t3においては、時点t1に関する特徴値d1から、時点t3に関する特徴値d3までの累積差分値D31を算出する。情報処理装置100は、時点t4においては、時点t1に関する特徴値d1から、時点t4に関する特徴値d4までの累積差分値D41を算出する。
(1-3)情報処理装置100は、算出した累積差分値と閾値とを比較した結果に基づいて、第2特徴値を、格納先に転送する転送対象とするか否かを決定する。閾値は、例えば、ユーザによって設定される。閾値は、例えば、可変に自動設定されてもよい。情報処理装置100は、例えば、所定の時点になる都度、算出した累積差分値と閾値とを比較した結果に基づいて、当該時点に関する第2特徴値を、転送対象とするか否かを決定する。
ここで、累積差分値が小さいほど、第2特徴値は、第1特徴値との差異が少ないことになり、特徴値の時間変化を特定するにあたり有用性が低くなり易く、格納先で格納可能とする必要性が低くなり易いという性質がある。従って、情報処理装置100は、具体的には、所定の時点ごとに、算出した累積差分値が閾値未満であれば、当該時点に関する第2特徴値を、転送対象としないと決定する。一方で、情報処理装置100は、具体的には、所定の時点ごとに、算出した累積差分値が閾値以上であれば、当該時点に関する第2特徴値を、転送対象とすると決定する。
図1の例では、情報処理装置100は、時点t2においては、累積差分値D21が閾値未満であると判定し、時点t2に関する特徴値d2を、転送対象としないと決定する。情報処理装置100は、時点t3においては、累積差分値D31が閾値未満であると判定し、時点t3に関する特徴値d3を、転送対象としないと決定する。情報処理装置100は、時点t4においては、累積差分値D41が閾値以上であると判定し、時点t4に関する特徴値d4を、転送対象とすると決定する。
(1-4)情報処理装置100は、転送対象とすると決定した第2特徴値を、格納先で格納可能にする。情報処理装置100は、例えば、第2特徴値を転送対象とすると決定する都度、転送対象とすると決定した第2特徴値を特定可能にする情報を、格納先に転送する。図1の例では、情報処理装置100は、特徴値d4を転送対象とすると決定した際、特徴値d4を特定可能にする累積差分値D41を、格納先に転送する。
また、情報処理装置100は、具体的には、第2特徴値を転送対象としないと決定した時点t2における累積差分値D21=0に設定し、第2特徴値を転送対象としないと決定した時点t3における累積差分値D31=0に設定する場合があってもよい。この場合、情報処理装置100は、具体的には、累積差分値D21=0と、累積差分値D31=0と、累積差分値D41とを含む累積差分値時系列データを生成し、非零要素を抽出する圧縮手法を適用することにより、転送用データを生成することになる。そして、情報処理装置100は、具体的には、生成した転送用データを、格納先に転送することになる。
これにより、情報処理装置100は、格納先において、特徴値の時間変化を精度よく特定可能にすることができる。情報処理装置100は、特徴値を計測する都度、計測した特徴値を転送対象とする場合に比べて、一時記憶領域がひっ迫することを防止することができる。このため、情報処理装置100は、特徴値が失われることを防止し、格納先において、特徴値の時間変化を精度よく特定可能にすることができる。
また、情報処理装置100は、累積差分値と閾値との比較により、特徴値の有用性を考慮して、特徴値を転送対象とするか否かを決定することができる。このため、情報処理装置100は、転送対象としない特徴値があっても、格納先において、特徴値の時間変化を精度よく特定可能なままにすることができる。
ここでは、格納先が、情報処理装置100とは異なる他のコンピュータである場合について説明したが、これに限らない。例えば、格納先が、情報処理装置100が有する一時記憶領域とは異なる他の記憶領域であってもよい。他の記憶領域は、例えば、一時記憶領域に比べてアクセス速度が遅いことがある。
ここでは、情報処理装置100が、所定の時点になる都度、累積差分値を算出し、当該時点に関する第2特徴値を、転送対象とするか否かを決定する場合について説明したが、これに限らない。例えば、情報処理装置100が、所定の回数の所定の時点になる都度、当該時点より前の第1時点に関する第1特徴値から、第1時点から当該時点までのそれぞれの所定の時点に関する第2特徴値までの累積差分値を算出する場合があってもよい。この場合、情報処理装置100は、それぞれの所定の時点に関する第2特徴値を、転送対象とするか否かを決定することになる。
ここでは、情報処理装置100が、第2特徴値を転送対象とすると決定する都度、転送対象とすると決定した第2特徴値を特定可能にする情報を、格納先に転送する場合について説明したが、これに限らない。例えば、情報処理装置100が、転送対象とする第2特徴値の量が一定以上になる都度、転送対象とするそれぞれの第2特徴値を特定可能にする情報を纏めて、格納先に転送する場合があってもよい。
(情報処理システム200の一例)
次に、図2を用いて、図1に示した情報処理装置100を適用した、情報処理システム200の一例について説明する。
図2は、情報処理システム200の一例を示す説明図である。図2において、情報処理システム200は、情報処理装置100と、情報管理装置201とを含む。
情報処理システム200において、情報処理装置100と情報管理装置201とは、有線または無線のネットワーク210を介して接続される。ネットワーク210は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどである。
情報処理装置100は、所定の時点ごとに、当該時点に関する複数の種類のそれぞれの種類の特徴値を計測するコンピュータである。特徴値は、例えば、カウンタ値である。カウンタ値は、例えば、CPU使用率またはメモリ使用率などを算出可能にする値である。
情報処理装置100は、所定の時点に関するそれぞれの種類の特徴値を計測すると、計測した所定の時点に関するそれぞれの種類の特徴値を含む特徴値データを、比較的アクセス速度が速いバッファに記憶する。情報処理装置100は、バッファがひっ迫した場合、計測した所定の時点に関するそれぞれの種類の特徴値を含む特徴値データを、バッファに代わり、比較的アクセス速度が遅いディスクなどに記憶する。特徴値データは、例えば、保持不要になると、バッファから削除される。
情報処理装置100は、所定の時点ごとに、特徴値データに含まれる当該時点に関するそれぞれの種類の特徴値を、転送対象とするか否かを決定する。情報処理装置100は、例えば、所定の時点ごとに、それぞれの種類について、当該時点より前の時点に関する当該種類の特徴値から、当該時点に関する当該種類の特徴値までの累積差分値を算出する。情報処理装置100は、所定の時点ごとに、それぞれの種類について算出した累積差分値を含む累積差分値データを生成する。
情報処理装置100は、累積差分値データを生成すると、生成した累積差分値データを、比較的アクセス速度が速いバッファに記憶する。情報処理装置100は、バッファがひっ迫した場合、生成した累積差分値データを、バッファに代わり、比較的アクセス速度が遅いディスクなどに記憶する。累積差分値データは、例えば、保持不要になると、バッファから削除される。
情報処理装置100は、例えば、所定の時点ごとに、それぞれの種類について、生成した累積差分値データに基づいて、当該時点に関する当該種類の特徴値を、転送対象とするか否かを決定する。情報処理装置100は、例えば、所定の時点ごとに、生成した累積差分値データのうち、転送対象としないと決定した当該時点に関するいずれかの種類の特徴値に対応する累積差分値を、0で上書きする。
情報処理装置100は、例えば、累積差分値データを、非零を抽出する圧縮手法により圧縮し、転送用データを生成する。情報処理装置100は、生成した転送用データを、情報管理装置201に送信する。情報処理装置100は、例えば、サーバ、または、PC(Personal Computer)などである。
情報管理装置201は、特徴値を管理し、特徴値を解析するコンピュータである。情報管理装置201は、転送用データを、情報処理装置100から受信する。情報管理装置201は、受信した転送用データに基づいて、累積差分値データを復元する。情報管理装置201は、復元した累積差分値データに基づいて、所定の時点ごとに、当該時点に関するそれぞれの種類の特徴値を復元する。
情報管理装置201は、所定の時点ごとに、復元した当該時点に関するそれぞれの種類の特徴値を解析し、CPU使用率またはメモリ使用率などを算出する。情報管理装置201は、算出したCPU使用率またはメモリ使用率などに基づいて、情報処理装置100の状態などを解析する。情報処理装置100は、解析した結果を、管理者が参照可能に出力する。情報管理装置201は、例えば、サーバ、または、PCなどである。
(情報処理装置100のハードウェア構成例)
次に、図3を用いて、情報処理装置100のハードウェア構成例について説明する。
図3は、情報処理装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。図3において、情報処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)301と、メモリ302と、ネットワークI/F(Interface)303と、記録媒体I/F304と、記録媒体305とを有する。また、各構成部は、バス300によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU301は、情報処理装置100の全体の制御を司る。メモリ302は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU301のワークエリアとして使用される。また、RAMは、例えば、所定の時点に関する複数の種類のそれぞれの種類の特徴値を一時記憶する、図4に後述するバッファ400を実現する。メモリ302に記憶されるプログラムは、CPU301にロードされることにより、コーディングされている処理をCPU301に実行させる。
ネットワークI/F303は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他のコンピュータに接続される。そして、ネットワークI/F303は、ネットワーク210と内部のインターフェースを司り、他のコンピュータからのデータの入出力を制御する。ネットワークI/F303は、例えば、モデムやLANアダプタなどである。
記録媒体I/F304は、CPU301の制御に従って記録媒体305に対するデータのリード/ライトを制御する。記録媒体I/F304は、例えば、ディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)、USB(Universal Serial Bus)ポートなどである。記録媒体305は、記録媒体I/F304の制御で書き込まれたデータを記憶する不揮発メモリである。記録媒体305は、例えば、ディスク、半導体メモリ、USBメモリなどである。記録媒体305は、情報処理装置100から着脱可能であってもよい。
情報処理装置100は、上述した構成部の他、例えば、キーボード、マウス、ディスプレイ、プリンタ、スキャナ、マイク、スピーカーなどを有してもよい。また、情報処理装置100は、記録媒体I/F304や記録媒体305を複数有していてもよい。また、情報処理装置100は、記録媒体I/F304や記録媒体305を有していなくてもよい。
(バッファ400の記憶内容の一例)
次に、図4を用いて、バッファ400の記憶内容の一例について説明する。
図4は、バッファ400の記憶内容の一例を示す説明図である。図4に示すように、バッファ400は、例えば、所定の時点に関する累積差分値データが一時記憶される。所定の時点に関する累積差分値データは、情報処理装置100で保持不要になると、バッファ400から削除される。累積差分値データが不要となる速度より、バッファ400に累積差分値データが追加される速度が速ければ、バッファ400のメモリ使用量が増加し易くなり、バッファ400がひっ迫し易くなる。累積差分値データは、例えば、格納先となる情報管理装置201に送信されると、保持不要になる。
(情報管理装置201のハードウェア構成例)
次に、図5を用いて、図2に示した情報処理システム200に含まれる情報管理装置201のハードウェア構成例について説明する。
図5は、情報管理装置201のハードウェア構成例を示すブロック図である。図5において、情報管理装置201は、CPU501と、メモリ502と、ネットワークI/F503と、記録媒体I/F504と、記録媒体505と、ディスプレイ506と、入力装置507とを有する。また、各構成部は、バス500によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU501は、情報管理装置201の全体の制御を司る。メモリ502は、例えば、ROM、RAMおよびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU501のワークエリアとして使用される。メモリ502に記憶されるプログラムは、CPU501にロードされることにより、コーディングされている処理をCPU501に実行させる。
ネットワークI/F503は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他のコンピュータに接続される。そして、ネットワークI/F503は、ネットワーク210と内部のインターフェースを司り、他のコンピュータからのデータの入出力を制御する。ネットワークI/F503は、例えば、モデムやLANアダプタなどである。
記録媒体I/F504は、CPU501の制御に従って記録媒体505に対するデータのリード/ライトを制御する。記録媒体I/F504は、例えば、ディスクドライブ、SSD、USBポートなどである。記録媒体505は、記録媒体I/F504の制御で書き込まれたデータを記憶する不揮発メモリである。記録媒体505は、例えば、ディスク、半導体メモリ、USBメモリなどである。記録媒体505は、情報管理装置201から着脱可能であってもよい。
ディスプレイ506は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。ディスプレイ506は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどである。入力装置507は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを有し、データの入力を行う。入力装置507は、キーボードやマウスなどであってもよく、また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。
情報管理装置201は、上述した構成部の他、例えば、プリンタ、スキャナ、マイク、スピーカーなどを有してもよい。また、情報管理装置201は、記録媒体I/F504や記録媒体505を複数有していてもよい。また、情報管理装置201は、記録媒体I/F504や記録媒体505を有していなくてもよい。
(情報処理装置100の機能的構成例)
次に、図6を用いて、情報処理装置100の機能的構成例について説明する。
図6は、情報処理装置100の機能的構成例を示すブロック図である。情報処理装置100は、記憶部600と、取得部601と、算出部602と、決定部603と、生成部604と、出力部605とを含む。
記憶部600は、例えば、図3に示したメモリ302や記録媒体305などの記憶領域によって実現される。以下では、記憶部600が、情報処理装置100に含まれる場合について説明するが、これに限らない。例えば、記憶部600が、情報処理装置100とは異なる装置に含まれ、記憶部600の記憶内容が情報処理装置100から参照可能である場合があってもよい。
取得部601~出力部605は、制御部の一例として機能する。取得部601~出力部605は、具体的には、例えば、図3に示したメモリ302や記録媒体305などの記憶領域に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、または、ネットワークI/F303により、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、例えば、図3に示したメモリ302や記録媒体305などの記憶領域に記憶される。
記憶部600は、各機能部の処理において参照され、または更新される各種情報を記憶する。記憶部600は、例えば、所定の時点ごとに、当該時点に関する1以上の種類のそれぞれの種類の特徴値を記憶する。特徴値は、例えば、カウンタ値である。カウンタ値は、例えば、CPU使用率またはメモリ使用率などを算出可能にする値である。記憶部600は、具体的には、所定の時点ごとに、当該時点に関するそれぞれの種類の特徴値を含む、当該時点に関する特徴値データを記憶する。
記憶部600は、例えば、所定の時点ごとに、当該時点に関する1以上の種類のそれぞれの種類の累積差分値を記憶する。所定の時点に関するいずれかの種類の累積差分値は、当該時点より前の時点に関する当該種類の特徴値から、当該時点に関する当該種類の特徴値までの累積差分値である。記憶部600は、具体的には、所定の時点ごとに、当該時点に関するそれぞれの種類の累積差分値を含む、当該時点に関する累積差分値データを記憶する。
記憶部600は、例えば、第1種類に対応する閾値を記憶する。第1種類に対応する閾値は、例えば、ユーザによって予め設定される。第1種類に対応する閾値は、例えば、決定部603によって設定されてもよい。記憶部600は、例えば、それぞれの種類に対応する閾値を記憶する。それぞれの種類に対応する閾値は、共通の値であってもよい。それぞれの種類に対応する閾値は、例えば、ユーザによって予め設定される。それぞれの種類に対応する閾値は、例えば、決定部603によって設定されてもよい。
取得部601は、各機能部の処理に用いられる各種情報を取得する。取得部601は、取得した各種情報を、記憶部600に記憶し、または、各機能部に出力する。また、取得部601は、記憶部600に記憶しておいた各種情報を、各機能部に出力してもよい。取得部601は、例えば、利用者の操作入力に基づき、各種情報を取得する。取得部601は、例えば、情報処理装置100とは異なる装置から、各種情報を受信してもよい。
取得部601は、例えば、所定の時点ごとに、当該時点に関する第1種類の特徴値を取得する。取得部601は、具体的には、所定の時点ごとに、当該時点に関する第1種類の特徴値を計測することにより取得する。所定の時点は、例えば、それぞれ一定時間間隔離れた複数の時点である。取得部601は、例えば、所定の時点ごとに、当該時点に関する複数の種類のそれぞれの種類の特徴値を取得する。取得部601は、具体的には、所定の時点ごとに、当該時点に関する複数の種類のそれぞれの種類の特徴値を計測することにより取得する。
取得部601は、いずれかの機能部の処理を開始する開始トリガーを受け付けてもよい。開始トリガーは、例えば、利用者による所定の操作入力があったことである。開始トリガーは、例えば、他のコンピュータから、所定の情報を受信したことであってもよい。開始トリガーは、例えば、いずれかの機能部が所定の情報を出力したことであってもよい。
算出部602は、所定の時点ごとに、少なくともいずれかの種類の累積差分値を算出する。算出部602は、例えば、計測した第1種類の特徴値のうち、第1時点に関する第1特徴値から、第2時点に関する第2特徴値までの累積差分値を算出する。第2時点は、第1時点より後の時点である。算出部602は、具体的には、前回転送対象とすると決定した第1時点に関する第1種類の第1特徴値から、第1時点より後の第2時点に関する第1種類の第2特徴値までの累積差分値を算出する。
算出部602は、より具体的には、所定の時点になる都度、当該時点を第2時点として扱う。算出部602は、より具体的には、所定の時点になる都度、当該時点より前において、前回転送対象とすると決定した第1時点に関する第1種類の第1特徴値から、第2時点として扱う当該時点に関する第1種類の第2特徴値までの累積差分値を算出する。これにより、算出部602は、第2特徴値の有用性を評価し、第2特徴値を転送対象とするか否かを決定する指針となる情報を得ることができる。
算出部602は、例えば、それぞれの種類について、計測した当該種類の特徴値のうち、第1時点に関する当該種類の第1特徴値から、第2時点に関する当該種類の第2特徴値までの累積差分値を算出する。算出部602は、具体的には、それぞれの種類について、前回転送対象とすると決定した第1時点に関する当該種類の第1特徴値から、第2時点に関する当該種類の第2特徴値までの累積差分値を算出する。
算出部602は、より具体的には、所定の時点になる都度、当該時点を第2時点として扱う。算出部602は、より具体的には、所定の時点になる都度、それぞれの種類について、当該時点より前において、前回転送対象とすると決定した第1時点に関する当該種類の第1特徴値を特定する。算出部602は、より具体的には、所定の時点になる都度、それぞれの種類について、特定した第1特徴値から、第2時点として扱う当該時点に関する当該種類の第2特徴値までの累積差分値を算出する。これにより、算出部602は、第2特徴値の有用性を評価し、第2特徴値を転送対象とするか否かを決定する指針となる情報を得ることができる。
決定部603は、第1種類に対応する閾値を設定する。決定部603は、例えば、第1時点より前に転送対象とすると決定した、第1時点より前の第3時点に関する第1種類の第3特徴値に対応する累積差分値を取得する。第3特徴値に対応する累積差分値は、第3時点より更に前の第4時点に関する第4特徴値から、第3特徴値までの累積差分値である。そして、決定部603は、例えば、取得した累積差分値と、計測した特徴値を蓄積する記憶領域の空き状況とに基づいて、第1種類に対応する閾値を設定する。これにより、決定部603は、適切な閾値を設定し易くすることができ、第1種類の第2特徴値を転送対象とするか否かを精度よく決定し易くすることができる。
決定部603は、それぞれの種類に対応する閾値を設定する。決定部603は、例えば、それぞれの種類について、第1時点より前に転送対象とすると決定した、第1時点より前の第3時点に関する当該種類の第3特徴値に対応する累積差分値を取得する。いずれかの種類の第3特徴値に対応する累積差分値は、第3時点より更に前の第4時点に関する当該種類の第4特徴値から、当該種類の第3特徴値までの累積差分値である。そして、決定部603は、例えば、それぞれの種類について、取得した累積差分値と、計測した特徴値を蓄積する記憶領域の空き状況とに基づいて、当該種類に対応する閾値を設定する。これにより、決定部603は、適切な閾値を設定し易くすることができ、第1種類の第2特徴値を転送対象とするか否かを精度よく決定し易くすることができる。
決定部603は、算出した累積差分値と閾値とを比較した結果に基づいて、第2特徴値を、転送対象とするか否かを決定する。転送対象に決定することは、例えば、第2特徴値を格納先で格納可能にすることを意味する。格納先は、例えば、情報処理装置100とは異なる装置である。格納先は、具体的には、情報管理装置201である。格納先は、バッファとは異なる、情報処理装置100が有する記憶領域であってもよい。
転送対象に決定することは、具体的には、過去の時点に関する第1特徴値から、第2特徴値までの累積差分値を、第2特徴値を特定可能にする情報として格納先に直接的に転送可能にすることにより、第2特徴値を格納先に間接的に転送可能にすることを意味する。また、転送対象に決定することは、具体的には、第2特徴値自体を格納先に直接的に転送可能にすることを意味してもよい。
決定部603は、例えば、第1種類の第2特徴値について、算出した累積差分値と閾値とを比較した結果に基づいて、第1種類の第2特徴値を、転送対象とするか否かを決定する。決定部603は、具体的には、算出した累積差分値が閾値以上である場合、第1種類の第2特徴値を、転送対象とすると決定する。一方で、決定部603は、具体的には、算出した累積差分値が閾値未満である場合、第1種類の第2特徴値を、転送対象としないと決定する。これにより、決定部603は、格納先における、第1種類の第2特徴値の有用性を考慮して、第2特徴値を、転送対象とするか否かを決定することができる。
決定部603は、例えば、第1種類の第2特徴値について、算出した累積差分値と、第1種類に対応する閾値とを比較した結果に基づいて、第1種類の第2特徴値を、転送対象とするか否かを決定してもよい。これにより、決定部603は、格納先における、第1種類の第2特徴値の有用性を考慮して、第2特徴値を、転送対象とするか否かを決定することができる。また、決定部603は、第1種類に対応する閾値を利用することができ、第2特徴値を、転送対象とするか否かを精度よく決定可能にすることができる。
決定部603は、例えば、それぞれの種類について、算出した累積差分値と閾値とを比較した結果に基づいて、当該種類の第2特徴値を、転送対象とするか否かを決定する。決定部603は、具体的には、いずれかの種類について、算出した累積差分値が閾値以上である場合、当該種類の第2特徴値を、転送対象とすると決定する。一方で、決定部603は、具体的には、いずれかの種類について、算出した累積差分値が閾値未満である場合、当該種類の第2特徴値を、転送対象としないと決定する。これにより、決定部603は、格納先における、それぞれの種類の第2特徴値の有用性を考慮して、それぞれの種類の第2特徴値を、転送対象とするか否かを決定することができる。
決定部603は、それぞれの種類について、算出した累積差分値と当該種類に対応する閾値とを比較した結果に基づいて、当該種類の第2特徴値を、転送対象とするか否かを決定してもよい。これにより、決定部603は、格納先における、それぞれの種類の第2特徴値の有用性を考慮して、それぞれの種類の第2特徴値を、転送対象とするか否かを決定することができる。
生成部604は、転送用データを生成する。生成部604は、例えば、所定の時点ごとに計測した第1種類の第2特徴値のうち、転送対象とすると決定した第1種類の第2特徴値を含めた転送用データを生成する。生成部604は、例えば、所定の時点ごとに計測した第1種類の第2特徴値のうち、転送対象としないと決定した第1種類の第2特徴値を破棄してもよい。これにより、生成部604は、比較的サイズの小さい転送用データを生成することができる。また、生成部604は、転送用データにより、格納先において、第1種類の特徴値の時間変化を精度よく特定可能にすることができる。
生成部604は、例えば、所定の時点ごとに計測したそれぞれの種類の第2特徴値のうち、転送対象とすると決定したいずれかの種類の第2特徴値を含めた転送用データを生成する。生成部604は、例えば、所定の時点ごとに計測したそれぞれの種類の第2特徴値のうち、転送対象としないと決定したいずれかの種類の第2特徴値を破棄してもよい。これにより、生成部604は、比較的サイズの小さい転送用データを生成することができる。また、生成部604は、転送用データにより、格納先において、それぞれの種類の特徴値の時間変化を精度よく特定可能にすることができる。
生成部604は、例えば、第1種類の第2特徴値を、転送対象とすると決定した場合、転送対象とすると決定した第1種類の第2特徴値に対応する累積差分値を、転送用データに含める。また、生成部604は、例えば、第1種類の第2特徴値を、転送対象としないと決定した場合、転送対象としないと決定した第1種類の第2特徴値に対応する累積差分値を、零に変換し、零に変換した累積差分値を、転送用データに含める。これにより、生成部604は、比較的サイズが小さい転送用データを生成することができる。また、生成部604は、転送用データにより、格納先において、第1種類の特徴値の時間変化を精度よく特定可能にすることができる。
生成部604は、例えば、いずれかの種類の第2特徴値を、転送対象とすると決定した場合、転送対象とすると決定した当該種類の第2特徴値に対応する累積差分値を、転送用データに含める。また、生成部604は、例えば、いずれかの種類の第2特徴値を、転送対象としないと決定した場合、転送対象としないと決定した当該種類の第2特徴値に対応する累積差分値を、零に変換し、零に変換した累積差分値を、転送用データに含める。これにより、生成部604は、比較的サイズが小さい転送用データを生成することができる。また、生成部604は、転送用データにより、格納先において、当該種類の特徴値の時間変化を精度よく特定可能にすることができる。
生成部604は、転送用データに対して、非零を抽出する圧縮手法を適用してもよい。これにより、生成部604は、転送用データのサイズの低減化を図ることができる。生成部604は、例えば、いずれかの種類の第2特徴値に対応する累積差分値を零に変換したため、転送用データのサイズを低減し易くすることができる。生成部604は、例えば、転送用データを、格納先に転送する際にかかる所要時間の低減化を図ることができる。
生成部604は、計測した特徴値を蓄積する記憶領域から、格納先に転送済みの累積差分値に対応する第2特徴値を削除する。生成部604は、累積差分値を蓄積する記憶領域から、格納先に転送済みの累積差分値を削除してもよい。これにより、生成部604は、記憶領域の空きサイズの増大化を図ることができ、記憶領域のひっ迫を防止することができる。結果として、生成部604は、記憶領域がひっ迫し、特徴値の計測が困難になる事態を防止することができる。
生成部604は、最初に計測した特徴値が未転送であれば、転送用データに含めてもよい。これにより、生成部604は、基準となる特徴値を、格納先で特定可能にすることができる。このため、生成部604は、累積差分値に基づいて、2番目以降の特徴値を特定可能にすることができる。
出力部605は、少なくともいずれかの機能部の処理結果を出力する。出力形式は、例えば、ディスプレイへの表示、プリンタへの印刷出力、ネットワークI/F303による外部装置への送信、または、メモリ302や記録媒体305などの記憶領域への記憶である。これにより、出力部605は、少なくともいずれかの機能部の処理結果を利用者に通知可能にし、情報処理装置100の利便性の向上を図ることができる。出力部605は、生成した転送用データを、格納先に転送する。これにより、出力部605は、格納先において、特徴値の時間変化を精度よく特定可能にすることができる。
(情報処理システム200の具体的な機能的構成例)
次に、図7を用いて、情報処理システム200の具体的な機能的構成例について説明する。
図7は、情報処理システム200の具体的な機能的構成例を示すブロック図である。図7において、情報処理装置100は、データ収集部701と、差分計算部702と、閾値算出部703と、閾値比較部704と、形式変換部705と、データ転送部706とを含む。データ収集部701~データ転送部706は、具体的には、例えば、図3に示したメモリ302や記録媒体305などの記憶領域に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、または、ネットワークI/F303により、その機能を実現する。
情報管理装置201は、データ加工部711と、データ格納部712と、時系列DB713とを含む。データ加工部711と、データ格納部712とは、具体的には、例えば、図5に示したメモリ502や記録媒体505などの記憶領域に記憶されたプログラムをCPU501に実行させることにより、または、ネットワークI/F503により、その機能を実現する。
データ収集部701は、CPU301またはKernel700から、所定の時点ごとに、複数の種類のそれぞれの種類のカウンタ値を収集する。CPU301は、複数あってもよい。種類は、いずれのCPU301のいずれの要素に関するかを示す。データ収集部701は、所定の時点ごとに、収集したそれぞれの種類のカウンタ値を含む計測データdtを生成する。データ収集部701は、生成した今回の計測データdtを、メモリ302に蓄積する。データ収集部701は、生成した今回の計測データdtを、差分計算部702に出力する。データ収集部701は、生成した今回の計測データdtを、閾値算出部703に出力する。
差分計算部702は、今回の計測データdtを、データ収集部701から取得する。差分計算部702は、基準の計測データdt’を、メモリ302から取得する。基準の計測データdt’は、それぞれの種類について、前回転送対象とすると決定した当該種類のカウンタ値を含む。差分計算部702は、今回の計測データdtに含まれるそれぞれの種類のカウンタ値から、基準の計測データdt’に含まれる当該種類のカウンタ値までの累積差分値を含む累積差分値データDtを生成する。差分計算部702は、生成した累積差分値データDtを、閾値比較部704に出力する。
閾値算出部703は、今回の計測データdtを、データ収集部701から取得する。閾値算出部703は、基準の累積差分値データDt’を、メモリ302から取得する。基準の累積差分値データDt’は、それぞれの種類について、当該種類のカウンタ値を前回転送対象とすると決定した際の当該種類の累積差分値を含む。閾値算出部703は、今回の計測データdtに基づいて、メモリ使用率rmemを算出する。差分計算部702は、それぞれの種類について、算出したメモリ使用率rmemと、基準の累積差分値データDt’に含まれる当該種類の累積差分値とに基づいて、当該種類に対応する閾値Thtを算出する。閾値算出部703は、それぞれの種類に対応する閾値Thtを、閾値比較部704に出力する。
閾値比較部704は、累積差分値データDtを、差分計算部702から取得する。閾値比較部704は、それぞれの種類に対応する閾値Thtを、閾値算出部703から取得する。閾値比較部704は、累積差分値データDtに含まれるそれぞれの種類の累積差分値が、当該種類に対応する閾値Tht以上であるか否かを判定する。閾値比較部704は、累積差分値データDtに含まれるいずれかの種類の累積差分値が、当該種類に対応する閾値Tht以上であれば、当該種類のカウンタ値を、転送対象とすると決定する。閾値比較部704は、転送対象とすると決定したいずれかの種類のカウンタ値で、基準の計測データdt’に含まれる当該種類のカウンタ値を上書きする。閾値比較部704は、閾値Tht以上である、累積差分値データDtに含まれるいずれかの種類の累積差分値で、基準の累積差分値データDt’に含まれる当該種類の累積差分値を上書きする。閾値比較部704は、累積差分値データDtに含まれるいずれかの種類の累積差分値が、当該種類に対応する閾値Tht未満であれば、当該種類の累積差分値を、零で上書きする。閾値比較部704は、累積差分値データDtを、形式変換部705に出力する。
形式変換部705は、累積差分値データDtを、閾値比較部704から取得する。形式変換部705は、累積差分値データDtに対して、非零を抽出する圧縮手法を適用することにより、転送用データを生成する。形式変換部705は、転送用データを、データ転送部706に出力する。データ転送部706は、転送用データを、形式変換部705から取得する。データ転送部706は、転送用データを、情報管理装置201に転送する。
データ加工部711は、転送用データを、情報処理装置100から受信する。データ加工部711は、転送用データに基づいて、累積差分値データDtを復元する。データ加工部711は、累積差分値データDtに基づいて、計測データdtを復元する。データ加工部711は、計測データdtを、時系列DB713に格納するデータ形式に合わせて加工する。データ加工部711は、加工後の計測データdtを、データ格納部712に出力する。データ格納部712は、加工後の計測データdtを、データ加工部711から取得する。データ格納部712は、加工後の計測データdtを、時系列DB713に格納する。これにより、情報処理装置100は、情報管理装置201において、それぞれの種類のカウンタ値の時間変化を精度よく特定可能にすることができる。
(情報処理装置100の動作の流れ)
次に、図8を用いて、情報処理装置100の動作の流れについて説明する。
図8は、情報処理装置100の動作の流れを示す説明図である。図8において、情報処理装置100は、所定の時刻tにおける計測データdtを取得する。計測データdtは、例えば、時刻tにおける、複数の種類のそれぞれの種類のカウンタ値である。情報処理装置100は、計測データdtを取得したことに応じて、それぞれの種類について、前回当該種類の累積差分値が当該種類の閾値以上となった時点t’における、当該種類のカウンタ値を含む計測データdt’を取得する。計測データdt’は、時刻t’における、複数の種類のそれぞれの種類のカウンタ値である。時刻t’は、種類ごとに異なってもよい。
情報処理装置100は、累積差分値データDt=計測データdt-計測データdt’を算出する。累積差分値データDtは、時刻tにおける、それぞれの種類の累積差分値である。ある種類の累積差分値=計測データdtに含まれる当該種類のカウンタ値-計測データdt’に含まれる当該種類のカウンタ値である。累積差分値データDtは、非零の累積差分値を比較的多く含む傾向がある。
情報処理装置100は、累積差分値データDtに含まれるそれぞれの種類の累積差分値が、閾値以上であるか否かを判定する。閾値は、例えば、種類ごとに異なってもよい。情報処理装置100は、いずれかの種類の累積差分値が、閾値未満であれば、累積差分値データDtに含まれる当該種類の累積差分値を、零で上書きする。これにより、情報処理装置100は、累積差分値データDtが、零を含み易くすることができ、圧縮効率を向上し易くすることができる。
情報処理装置100は、累積差分値データDtに対して、非零を抽出する圧縮手法を適用することにより、圧縮後データを生成する。圧縮手法は、例えば、CRS形式に変換する圧縮手法である。これにより、情報処理装置100は、圧縮後データのサイズの低減化を図ることができる。情報処理装置100は、圧縮後データを格納先に転送する際にかかる所要時間の低減化を図ることができ、バッファがひっ迫し難くすることができる。
(情報処理装置100の動作の一例)
次に、図9および図10を用いて、情報処理装置100の動作の一例について説明する。以下の説明では、説明の簡略化のため、情報処理装置100が、1つの種類のカウンタ値のみを計測し、1つの種類の累積差分値のみを算出する場合について説明する。
図9および図10は、情報処理装置100の動作の一例を示す説明図である。図9において、情報処理装置100は、時刻t1において、累積差分値D10を算出する。累積差分値D10は、例えば、基準となる前回閾値以上であった累積差分値が存在しないため、零を基準にした累積差分値である。図9の例では、情報処理装置100は、累積差分値D10≧閾値であるため、累積差分値D10を残しておく。閾値は、情報処理装置100によって設定される。情報処理装置100が、閾値を設定する一例については、具体的には、図10を用いて後述する。
情報処理装置100は、時刻t2において、累積差分値D21を算出する。累積差分値D21は、例えば、前回閾値以上であった累積差分値D10を基準にした累積差分値である。図9の例では、情報処理装置100は、累積差分値D21<閾値であるため、累積差分値D21を零で上書きしておく。閾値は、情報処理装置100によって設定される。同様に、情報処理装置100は、時刻t3において、累積差分値D31<閾値であるため、累積差分値D31を零で上書きしておく。閾値は、情報処理装置100によって設定される。
このように、情報処理装置100は、累積差分値D21、および、累積差分値D31を零で上書きしておくことができ、バッファがひっ迫しにくくすることができる。
情報処理装置100は、時刻t4において、累積差分値D41を算出する。累積差分値D41は、例えば、前回閾値以上であった累積差分値D10を基準にした累積差分値である。図9の例では、情報処理装置100は、累積差分値D41≧閾値であるため、累積差分値D41を残しておく。閾値は、情報処理装置100によって設定される。
このように、情報処理装置100は、時刻t3から時刻t4にかけて、カウンタ値に比較的大きな変化があり、累積差分値D41が閾値以上となった場合、累積差分値D41を残しておくことができる。このため、情報処理装置100は、カウンタ値の時間変化を精度よく特定可能に、累積差分値D41を選択的に残しておくことができる。情報処理装置100は、例えば、カウンタ値に比較的大きな変化があったことを特定可能に、累積差分値D41を選択的に残しておくことができる。
情報処理装置100は、時刻t5において、累積差分値D54を算出する。累積差分値D54は、例えば、前回閾値以上であった累積差分値D41を基準にした累積差分値である。図9の例では、情報処理装置100は、累積差分値D54<閾値であるため、累積差分値D54を零で上書きしておく。閾値は、情報処理装置100によって設定される。同様に、情報処理装置100は、時刻t6において、累積差分値D64<閾値であるため、累積差分値D64を零で上書きしておく。閾値は、情報処理装置100によって設定される。
このように、情報処理装置100は、累積差分値D54、および、累積差分値D64を零で上書きしておくことができ、バッファがひっ迫しにくくすることができる。
情報処理装置100は、時刻t7において、累積差分値D74を算出する。累積差分値D74は、例えば、前回閾値以上であった累積差分値D41を基準にした累積差分値である。図9の例では、情報処理装置100は、累積差分値D74≧閾値であるため、累積差分値D74を残しておく。閾値は、情報処理装置100によって設定される。
このように、情報処理装置100は、時刻t4から時刻t7にかけて、カウンタ値が一度に大きく変化せずとも、カウンタ値が少しずつ変化した結果、累積差分値D74が閾値以上となった場合、累積差分値D74を残しておくことができる。このため、情報処理装置100は、カウンタ値と直前の他のカウンタ値との個別差分の大きさに依らず、カウンタ値の時間変化を精度よく特定可能に、累積差分値D74を選択的に残しておくことができる。情報処理装置100は、例えば、カウンタ値が少しずつ大きくなり、時刻t4から時刻t7にかけて比較的大きな変化があったことを特定可能に、累積差分値D74を選択的に残しておくことができる。
情報処理装置100は、時刻t8において、累積差分値D87を算出する。累積差分値D87は、例えば、前回閾値以上であった累積差分値D74を基準にした累積差分値である。図9の例では、情報処理装置100は、累積差分値D87≧閾値であるため、累積差分値D87を残しておく。閾値は、情報処理装置100によって設定される。
このように、情報処理装置100は、カウンタ値が比較的大きく変化すれば、直前の累積差分値D74を残したか否かに関わらず、累積差分値D87を残しておくことができる。このため、情報処理装置100は、カウンタ値の時間変化を精度よく特定可能に、累積差分値D87を選択的に残しておくことができる。
情報処理装置100は、閾値未満の累積差分値を、格納先に転送する際に零として扱うか、または、格納先に転送しないことにする。これにより、情報処理装置100は、算出した累積差分値をすべて格納先に転送する場合に比べて、転送量を4/8に低減することができ、転送にかかる所要時間の低減化を図ることができる。または、情報処理装置100は、4/8が零である累積差分値群を、効率よく圧縮して格納先に転送することができ、転送にかかる所要時間の低減化を図ることができる。
このため、情報処理装置100は、バッファのひっ迫を防止することができる。そして、情報処理装置100は、バッファのひっ迫を防止することができるため、カウンタ値が失われてしまうことを防止することができ、カウンタ値の時間変化を精度よく特定困難になることを防止することができる。次に、図10の説明に移行し、情報処理装置100が、閾値を設定する一例について説明する。
図10において、情報処理装置100は、時刻tにおいて閾値を設定するとする。情報処理装置100は、時刻tにおける計測データdtを取得する。情報処理装置100は、基準となる累積差分値データDt’を取得する。累積差分値データDt’は、前回閾値以上であった、時刻t’におけるそれぞれの種類の累積差分値を含む。時刻t’は、種類ごとに異なってもよい。情報処理装置100は、計測データdtに基づいて、メモリ使用率rmemを算出する。
情報処理装置100は、累積差分値データDt’と、メモリ使用率rmemとに基づいて、それぞれの種類に対応する閾値を含む閾値データThtを算出する。それぞれの種類に対応する閾値は、累積差分値データDt’に含まれる当該種類の累積差分値/メモリ使用率rmemである。
これにより、情報処理装置100は、メモリ使用率rmemが大きいほど、閾値が大きくなり、累積差分値が零で上書きされ易くすることができる。このため、情報処理装置100は、バッファがひっ迫するほど、圧縮効率の向上を図ることができ、バッファの空きサイズが少なくなり難くすることができる。結果として、情報処理装置100は、カウンタ値が失われることを防止することができ、カウンタ値の時間変化を精度よく特定可能にすることができる。
(情報処理システム200の動作の具体例)
次に、図11~図16を用いて、情報処理装置100の動作の具体例について説明する。以下の説明では、説明の簡略化のため、情報処理装置100が、1つの種類のカウンタ値のみを計測し、1つの種類の累積差分値のみを算出する場合について説明する。
図11~図16は、情報処理システム200の動作の具体例を示す説明図である。図11の例は、メモリ使用率rtXが比較的小さい場合に対応する。図11において、情報処理装置100は、表1100に示すように、それぞれの時刻t1~t8において、閾値を設定し、累積差分値が閾値以上であるか否かを判定し、閾値未満の累積差分値を零で上書きしたとする。
ここで、情報処理装置100は、メモリ使用率rtXが比較的小さいため、閾値を比較的小さい値に設定することになる。このため、図11の例では、情報処理装置100は、時刻t5における累積差分値D54と、時刻t6における累積差分値D64とを、零で上書きすることになる。
従って、情報処理装置100は、圧縮率を6/8とし、転送量を6/8に低減することができ、転送にかかる所要時間の低減化を図ることができる。また、情報処理装置100は、バッファがひっ迫し難くすることができる。また、情報処理装置100は、メモリ使用率rtXが比較的小さければ、累積差分値が零で上書きされ難くすることができ、格納先において、カウンタ値の時間変化を精度よく特定し易くすることができる。次に、図12の説明に移行する。
図12の例は、メモリ使用率rtXが比較的大きい場合に対応する。図12において、情報処理装置100は、表1200に示すように、それぞれの時刻t1~t8において、閾値を設定し、累積差分値が閾値以上であるか否かを判定し、閾値未満の累積差分値を零で上書きしたとする。
ここで、情報処理装置100は、メモリ使用率rtXが比較的大きいため、閾値を比較的大きい値に設定することになる。このため、図12の例では、情報処理装置100は、時刻t2における累積差分値D21と、時刻t3における累積差分値D31と、時刻t5における累積差分値D54と、時刻t6における累積差分値D64とを、零で上書きすることになる。
従って、情報処理装置100は、圧縮率を4/8とし、転送量を4/8に低減することができ、転送にかかる所要時間の低減化を図ることができる。また、情報処理装置100は、バッファがひっ迫し難くすることができる。情報処理装置100は、図11の例と比べて、メモリ使用率rtXが大きいほど、転送量が低減され易くすることができる。
このように、情報処理装置100は、メモリ使用率rtXに応じて、適切に圧縮効率の向上を図ることができ、バッファの空きサイズが少なくなり難くすることができる。結果として、情報処理装置100は、カウンタ値が失われることを防止することができ、カウンタ値の時間変化を精度よく特定可能にすることができる。次に、図13の説明に移行する。
図13の例は、図11の例と同様に、メモリ使用率rtXが比較的小さい場合に対応し、情報管理装置201で、カウンタ値を復元する場合について示す。情報管理装置201は、表1300に示すように、累積差分値を順に加算していくことにより、それぞれの時刻におけるカウンタ値を復元する。ここで、累積差分値D54と、累積差分値D64とは、零で上書きされている。このため、復元されるカウンタ値d5と、カウンタ値d6とは、誤差を含むことになる。次に、図14の説明に移行する。
図14の例は、図12の例と同様に、メモリ使用率rtXが比較的大きい場合に対応し、情報管理装置201で、カウンタ値を復元する場合について示す。情報管理装置201は、表1400に示すように、累積差分値を順に加算していくことにより、それぞれの時刻におけるカウンタ値を復元する。ここで、累積差分値D21と、累積差分値D31と、累積差分値D54と、累積差分値D64とは、零で上書きされている。このため、復元されるカウンタ値d2と、カウンタ値d3と、カウンタ値d5と、カウンタ値d6とは、誤差を含むことになる。
このように、閾値が大きいほど、誤差が生じ易くなる。これに対し、情報処理装置100は、閾値を可変とし、メモリ使用率rtXが比較的小さければ、閾値が比較的小さくなるようにすることができる。このため、情報処理装置100は、バッファがひっ迫することを防止しつつ、格納先において誤差が生じる確率の低減化を図ることができる。次に、図15の説明に移行する。
図15の例は、図11の例と同様に、メモリ使用率rtXが比較的小さい場合に対応し、バッファの空き状況について示す。情報管理装置201は、表1100に示したように、それぞれの時刻t1~t8において、閾値を設定し、累積差分値が閾値以上であるか否かを判定し、閾値未満の累積差分値を零で上書きしたとする。
情報処理装置100は、それぞれの時刻t1~t8において、算出した累積差分値を、バッファに蓄積する。情報処理装置100は、例えば、算出した累積差分値を零で上書きした場合、当該累積差分値を、バッファに蓄積しなくてもよい。図15の例では、情報処理装置100は、時刻t5において、累積差分値D54を、バッファに蓄積しない。情報処理装置100は、時刻t6において、累積差分値D64を、バッファに蓄積しない。
情報処理装置100は、累積差分値を、格納先に転送したことに応じて、転送した累積差分値を、バッファから削除する。図15の例では、情報処理装置100は、時刻t4において、累積差分値D10を転送していれば、転送した累積差分値D10を、バッファから削除する。また、情報処理装置100は、時刻t8において、累積差分値D21を転送していれば、転送した累積差分値D21を、バッファから削除する。このように、情報処理装置100は、バッファがひっ迫し難くすることができる。次に、図16の説明に移行する。
図16の例は、図12の例と同様に、メモリ使用率rtXが比較的大きい場合に対応し、バッファの空き状況について示す。情報管理装置201は、表1200に示したように、それぞれの時刻t1~t8において、閾値を設定し、累積差分値が閾値以上であるか否かを判定し、閾値未満の累積差分値を零で上書きしたとする。
情報処理装置100は、それぞれの時刻t1~t8において、算出した累積差分値を、バッファに蓄積する。情報処理装置100は、例えば、算出した累積差分値を零で上書きした場合、当該累積差分値を、バッファに蓄積しなくてもよい。図16の例では、情報処理装置100は、時刻t2において、累積差分値D21を、バッファに蓄積しない。情報処理装置100は、時刻t3において、累積差分値D31を、バッファに蓄積しない。情報処理装置100は、時刻t5において、累積差分値D54を、バッファに蓄積しない。情報処理装置100は、時刻t6において、累積差分値D64を、バッファに蓄積しない。
情報処理装置100は、累積差分値を、格納先に転送したことに応じて、転送した累積差分値を、バッファから削除する。図16の例では、情報処理装置100は、時刻t4において、累積差分値D10を転送していれば、転送した累積差分値D10を、バッファから削除する。また、情報処理装置100は、時刻t8において、累積差分値D21を転送していれば、転送した累積差分値D21を、バッファから削除する。このように、情報処理装置100は、バッファがひっ迫し難くすることができる。情報処理装置100は、閾値を比較的大きくすることにより、バッファの空きサイズが増大し易くすることができる。
(情報処理装置100による効果の一例)
次に、図17~図19を用いて、情報処理装置100による効果の一例について説明する。以下の説明では、情報処理装置100が、複数の種類のそれぞれの種類のカウンタ値を計測する場合について説明する。
図17~図19は、情報処理装置100による効果の一例を示す説明図である。図17に示すように、情報処理装置100は、15個のCPU301のそれぞれのCPU301が有する10個の属性のそれぞれの属性に関するカウンタ値を計測するとする。従って、情報処理装置100は、150個のカウンタ値を計測するとする。次に、図18の説明に移行する。
図18において、情報処理装置100は、時刻t’における計測データdt’を取得する。計測データdt’は、例えば、グラフ1801に示す時刻t’における150個のカウンタ値を含む。時刻t’は、例えば、カウンタ値ごとに異なってもよい。時刻t’は、例えば、前回カウンタ値に対応する累積差分値が閾値以上であった過去の時刻である。情報処理装置100は、時刻tにおける計測データdtを取得する。計測データdtは、例えば、グラフ1802に示す時刻tにおける150個のカウンタ値を含む。次に、図19の説明に移行する。
図19において、情報処理装置100は、累積差分値データDt=計測データdt’-計測データdt’を生成する。累積差分値データDtは、例えば、グラフ1901に示す時刻tにおける150個の累積差分値を含む。情報処理装置100は、累積差分値データDtに含まれる150個の累積差分値が、閾値以上であるか否かを判定する。情報処理装置100は、累積差分値データDtのうち、閾値未満である累積差分値を零で上書きする。上書き後の累積差分値データDtは、例えば、グラフ1902に示す時刻tにおける150個の累積差分値を含む。
このように、情報処理装置100は、グラフ1901,1902に示すように、累積差分値データDtに含まれる非零の数を低減していくことができ、累積差分値データDtの圧縮効率の向上を図ることができる。このため、情報処理装置100は、バッファをひっ迫し難くすることができ、格納先においてカウンタ値の時間変化を精度よく特定可能にすることができる。
(転送処理手順)
次に、図20を用いて、情報処理装置100が実行する、転送処理手順の一例について説明する。転送処理は、例えば、図3に示したCPU301と、メモリ302や記録媒体305などの記憶領域と、ネットワークI/F303とによって実現される。
図20は、転送処理手順の一例を示すフローチャートである。図20において、情報処理装置100は、KernelまたはCPU301から、初期の計測データd0を取得する(ステップS2001)。計測データd0は、例えば、複数の種類のそれぞれの種類のカウンタ値を含む。
次に、情報処理装置100は、初期の計測データd0をメモリに格納する(ステップS2002)。そして、情報処理装置100は、初期の計測データd0を、情報管理装置201に送信する(ステップS2003)。
次に、情報処理装置100は、KernelまたはCPU301から、計測データdtを取得する(ステップS2004)。計測データdtは、例えば、複数の種類のそれぞれの種類のカウンタ値を含む。そして、情報処理装置100は、計測データdtをメモリに格納する(ステップS2005)。
次に、情報処理装置100は、図21に後述する算出処理を実行することにより、累積差分値データDtを生成する(ステップS2006)。累積差分値データDtは、例えば、複数の種類のそれぞれの種類の累積差分値を含む。そして、情報処理装置100は、図22に後述する設定処理を実行することにより、閾値データThtを設定する(ステップS2007)。閾値データThtは、複数の種類のそれぞれの種類に対応する閾値を含む。
次に、情報処理装置100は、図23に後述する判定処理を実行することにより、転送用データを生成する(ステップS2008)。そして、情報処理装置100は、生成した転送用データを、情報管理装置201に送信する(ステップS2009)。
次に、情報処理装置100は、転送処理を終了するか否かを判定する(ステップS2010)。ここで、転送処理を終了しない場合(ステップS2010:No)、情報処理装置100は、ステップS2004の処理に戻る。一方で、転送処理を終了する場合(ステップS2010:Yes)、情報処理装置100は、転送処理を終了する。
情報処理装置100は、転送処理を終了する場合、未転送の累積差分値データDtがあれば、情報管理装置201に送信してもよい。これにより、情報処理装置100は、情報管理装置201において、カウンタ値の時間変化を精度よく特定可能にすることができる。
(算出処理手順)
次に、図21を用いて、情報処理装置100が実行する、算出処理手順の一例について説明する。算出処理は、例えば、図3に示したCPU301と、メモリ302や記録媒体305などの記憶領域と、ネットワークI/F303とによって実現される。
図21は、算出処理手順の一例を示すフローチャートである。図21において、情報処理装置100は、メモリから、計測データdtと、計測データdt’とを取得する(ステップS2101)。
次に、情報処理装置100は、累積差分値データDt=計測データdt-計測データdt’を算出し、メモリに格納する(ステップS2102)。そして、情報処理装置100は、算出処理を終了する。これにより、情報処理装置100は、複数の種類のそれぞれの種類を転送対象とするか否かを決定する指針を得ることができる。
(設定処理手順)
次に、図22を用いて、情報処理装置100が実行する、設定処理手順の一例について説明する。設定処理は、例えば、図3に示したCPU301と、メモリ302や記録媒体305などの記憶領域と、ネットワークI/F303とによって実現される。
図22は、設定処理手順の一例を示すフローチャートである。図22において、情報処理装置100は、メモリから、計測データdtと、累積差分値データDt’とを取得する(ステップS2201)。累積差分値データDt’は、複数の種類のそれぞれの種類について、前回閾値以上になった当該種類の累積差分値を含む。
次に、情報処理装置100は、計測データdtに基づいて、メモリ使用率rmem[%]を算出する(ステップS2202)。情報処理装置100は、計測データdtのサイズ分、メモリ使用率rmem[%]を増加することにより、メモリ使用率rmem[%]を算出する。
そして、情報処理装置100は、閾値データTht=累積差分値データDt’×rmem/100を設定する(ステップS2203)。閾値データThtは、例えば、複数の種類のそれぞれの種類に対応する閾値を含む。その後、情報処理装置100は、設定処理を終了する。これにより、情報処理装置100は、閾値を可変とし、複数の種類のそれぞれの種類を転送対象とするか否かを精度よく決定可能にすることができる。
(判定処理手順)
次に、図23を用いて、情報処理装置100が実行する、判定処理手順の一例について説明する。判定処理は、例えば、図3に示したCPU301と、メモリ302や記録媒体305などの記憶領域と、ネットワークI/F303とによって実現される。
図23は、判定処理手順の一例を示すフローチャートである。図23において、情報処理装置100は、メモリから、累積差分値データDtを取得する(ステップS2301)。
次に、情報処理装置100は、累積差分値データDtと、閾値データThtとに基づいて、複数の種類の少なくともいずれかの種類について、累積差分値≧閾値であるか否かを判定する(ステップS2302)。ここで、累積差分値≧閾値ではない場合(ステップS2302:No)、情報処理装置100は、ステップS2305の処理に移行する。一方で、累積差分値≧閾値である場合(ステップS2302:Yes)、情報処理装置100は、ステップS2303の処理に移行する。
ステップS2303では、情報処理装置100は、計測データdt’を設定する(ステップS2303)。情報処理装置100は、例えば、計測データdtに含まれる、閾値以上である種類の累積差分値に対応する当該種類のカウンタ値で、計測データdt’に含まれる当該種類のカウンタ値を更新することにより、計測データdt’を設定する。
次に、情報処理装置100は、累積差分値データDt’を設定する(ステップS2304)。情報処理装置100は、例えば、累積差分値データDtに含まれる閾値以上である種類の累積差分値で、累積差分値データDt’に含まれる当該種類の累積差分値を更新することにより、累積差分値データDt’を設定する。そして、情報処理装置100は、ステップS2306の処理に移行する。
ステップS2305では、情報処理装置100は、累積差分値データDt=0に設定する(ステップS2305)。情報処理装置100は、例えば、累積差分値データDtに含まれる累積差分値をすべて0に設定する。そして、情報処理装置100は、ステップS2306の処理に移行する。
ステップS2306では、情報処理装置100は、蓄積した累積差分値データDtに対して、非零要素を抽出する圧縮手法を適用することにより、転送用データを生成する(ステップS2306)。そして、情報処理装置100は、判定処理を終了する。これにより、情報処理装置100は、情報管理装置201に転送する転送用データを生成することができる。
(受信処理手順)
次に、図24を用いて、情報管理装置201が実行する、受信処理手順の一例について説明する。受信処理は、例えば、図3に示したCPU301と、メモリ302や記録媒体305などの記憶領域と、ネットワークI/F303とによって実現される。
図24は、受信処理手順の一例を示すフローチャートである。図24において、情報管理装置201は、ポーリングにより、転送用データの受信状況を確認する(ステップS2401)。
次に、情報管理装置201は、情報処理装置100から、転送用データが送信されてきたか否かを判定する(ステップS2402)。ここで、転送用データが送信されてきていない場合(ステップS2402:No)、情報管理装置201は、ステップS2401の処理に戻る。一方で、転送用データが送信されている場合(ステップS2402:Yes)、情報管理装置201は、ステップS2403の処理に移行する。
ステップS2403では、情報管理装置201は、受信した転送用データから、累積差分値データDtを復元する(ステップS2403)。次に、情報管理装置201は、復元した累積差分値データDtに基づいて、CPU使用率およびメモリ使用率などの特徴値を算出可能にするカウンタ値を含む計測データdtを復元する(ステップS2404)。
次に、情報管理装置201は、計測データdtに基づいて、特徴値を復元し、時系列DBの形式に合わせて、復元した特徴値を成形する(ステップS2405)。そして、情報管理装置201は、時系列DBに、成形した特徴値を格納する(ステップS2406)。
次に、情報管理装置201は、受信処理を終了するか否かを判定する(ステップS2407)。ここで、受信処理を終了しない場合(ステップS2407:No)、情報管理装置201は、ステップS2401の処理に戻る。一方で、受信処理を終了する場合(ステップS2407:Yes)、情報管理装置201は、受信処理を終了する。これにより、情報管理装置201は、特徴値の時間変化を特定することができる。
以上説明したように、情報処理装置100によれば、所定の時点ごとに、当該時点に関する第1種類の特徴値を計測することができる。情報処理装置100によれば、計測した特徴値のうち、第1時点に関する第1特徴値から、第1時点より後の第2時点に関する第2特徴値までの累積差分値を算出することができる。情報処理装置100によれば、算出した累積差分値と閾値とを比較した結果に基づいて、第2特徴値を、格納先に転送する転送対象とするか否かを決定することができる。これにより、情報処理装置100は、格納先において、特徴値の時間変化を精度よく特定可能にすることができる。
情報処理装置100によれば、第2特徴値を、転送対象とすると決定した場合、算出した累積差分値を、格納先に転送することができる。情報処理装置100によれば、第2特徴値を、転送対象としないと決定した場合、算出した累積差分値を、零に変換し、零に変換した累積差分値を、格納先に転送することができる。これにより、情報処理装置100は、データサイズを低減可能にすることができ、転送にかかる所要時間の低減化を図り、特徴値を蓄積する記憶領域のひっ迫を防止することができる。
情報処理装置100によれば、計測した特徴値を蓄積する記憶領域から、格納先に転送済みの累積差分値に対応する特徴値を削除することができる。これにより、情報処理装置100は、特徴値を蓄積する記憶領域のひっ迫を防止することができる。
情報処理装置100によれば、所定の時点ごとに、当該時点に関する複数の種類のそれぞれの種類の特徴値を計測することができる。情報処理装置100によれば、それぞれの種類について、計測した当該種類の特徴値のうち、第1時点に関する当該種類の第1特徴値から、第2時点に関する当該種類の第2特徴値までの累積差分値を算出することができる。情報処理装置100によれば、それぞれの種類について、算出した累積差分値と閾値とを比較した結果に基づいて、当該種類の第2特徴値を、転送対象とするか否かを決定することができる。これにより、情報処理装置100は、複数の種類のそれぞれの種類の特徴値が存在する場合に適用することができる。
情報処理装置100によれば、算出した累積差分値のうち、転送対象としないと決定した第2種類の第2特徴値に対応する第1累積差分値を零に変換することができる。情報処理装置100によれば、零に変換した第1累積差分値と、算出した累積差分値のうち、転送対象とすると決定した第3種類の第2特徴値に対応する第2累積差分値とを、格納先に転送することができる。これにより、情報処理装置100は、データサイズを低減可能にすることができ、転送にかかる所要時間の低減化を図り、特徴値を蓄積する記憶領域のひっ迫を防止することができる。
情報処理装置100によれば、零に変換した第1累積差分値と、第2累積差分値とを含む累積差分データに対して、非零を抽出する圧縮手法を適用し、圧縮後の累積差分データを、格納先に転送することができる。これにより、情報処理装置100は、データサイズを低減可能にすることができ、転送にかかる所要時間の低減化を図り、特徴値を蓄積する記憶領域のひっ迫を防止することができる。
情報処理装置100によれば、それぞれの種類について算出した累積差分値と当該種類に対応する閾値とを比較した結果に基づいて、当該種類の第2特徴値を、転送対象とするか否かを決定することができる。これにより、情報処理装置100は、種類ごとに閾値を使い分けることができ、当該種類の第2特徴値を、転送対象とするか否かを精度よく決定することができる。
情報処理装置100によれば、計測した特徴値のうち、第1時点より前の第3時点に関する第3特徴値を、転送対象とすると決定した際に用いられた、第3時点より前の第4時点に関する第4特徴値から、第3特徴値までの累積差分値を取得することができる。情報処理装置100によれば、取得した累積差分値と、計測した特徴値を蓄積する記憶領域の空き状況とに基づいて、閾値を設定することができる。これにより、情報処理装置100は、適切な閾値を設定することができる。
情報処理装置100によれば、最初に計測した特徴値を、転送対象とすると決定することができる。これにより、情報処理装置100は、格納先において、基準となる特徴値を特定可能にすることができる。
情報処理装置100によれば、第2特徴値を、転送対象とすると決定した場合、第2特徴値を、格納先に転送し、第2特徴値を、転送対象としないと決定した場合、第2特徴値を、格納先に転送せずに破棄することができる。これにより、情報処理装置100は、特徴値を蓄積する記憶領域のひっ迫を防止することができる。
情報処理装置100によれば、算出した累積差分値が閾値以上である場合、第2特徴値を、転送対象とすると決定し、算出した累積差分値が閾値未満である場合、第2特徴値を、転送対象としないと決定することができる。これにより、情報処理装置100は、第2特徴値を、転送対象とするか否かを適切に決定することができる。
情報処理装置100によれば、格納先に、情報処理装置100とは異なる装置を採用することができる。これにより、情報処理装置100は、情報処理装置100とは異なる装置と協働でシステムを実現することができる。
なお、本実施の形態で説明した情報処理方法は、予め用意されたプログラムをPCやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。本実施の形態で説明した情報処理プログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。記録媒体は、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)-ROM、MO(Magneto Optical disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などである。また、本実施の形態で説明した情報処理プログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)所定の時点ごとに、当該時点に関する第1種類の特徴値を計測し、
計測した前記特徴値のうち、第1時点に関する第1特徴値から、前記第1時点より後の第2時点に関する第2特徴値までの累積差分値を算出し、
算出した前記累積差分値と閾値とを比較した結果に基づいて、前記第2特徴値を、格納先に転送する転送対象とするか否かを決定する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
(付記2)前記第2特徴値を、前記転送対象とすると決定した場合、算出した前記累積差分値を、前記格納先に転送し、前記第2特徴値を、前記転送対象としないと決定した場合、算出した前記累積差分値を、零に変換し、零に変換した前記累積差分値を、前記格納先に転送する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記1に記載の情報処理プログラム。
(付記3)計測した前記特徴値を蓄積する記憶領域から、前記格納先に転送済みの前記累積差分値に対応する前記特徴値を削除する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記2に記載の情報処理プログラム。
(付記4)前記計測する処理は、
所定の時点ごとに、当該時点に関する複数の種類のそれぞれの種類の特徴値を計測し、
前記算出する処理は、
前記それぞれの種類について、計測した当該種類の特徴値のうち、前記第1時点に関する当該種類の前記第1特徴値から、前記第2時点に関する当該種類の前記第2特徴値までの累積差分値を算出し、
前記決定する処理は、
前記それぞれの種類について、算出した前記累積差分値と前記閾値とを比較した結果に基づいて、当該種類の前記第2特徴値を、前記転送対象とするか否かを決定する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記1~3のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
(付記5)算出した前記累積差分値のうち、前記転送対象としないと決定した第2種類の前記第2特徴値に対応する第1累積差分値を零に変換し、零に変換した前記第1累積差分値と、算出した前記累積差分値のうち、前記転送対象とすると決定した第3種類の前記第2特徴値に対応する第2累積差分値とを、前記格納先に転送する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記4に記載の情報処理プログラム。
(付記6)前記転送する処理は、
零に変換した前記第1累積差分値と、前記第2累積差分値とを含む累積差分データに対して、非零を抽出する圧縮手法を適用し、圧縮後の前記累積差分データを、前記格納先に転送する、ことを特徴とする付記5に記載の情報処理プログラム。
(付記7)前記決定する処理は、
前記それぞれの種類について算出した前記累積差分値と当該種類に対応する前記閾値とを比較した結果に基づいて、当該種類の前記第2特徴値を、前記転送対象とするか否かを決定する、ことを特徴とする付記4~6のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
(付記8)計測した前記特徴値のうち、前記第1時点より前の第3時点に関する第3特徴値を、前記転送対象とすると決定した際に用いられた、前記第3時点より前の第4時点に関する第4特徴値から、前記第3特徴値までの累積差分値と、計測した前記特徴値を蓄積する記憶領域の空き状況とに基づいて、前記閾値を設定する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記1~7のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
(付記9)最初に計測した前記特徴値を、前記転送対象とすると決定する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記1~8のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
(付記10)前記第2特徴値を、前記転送対象とすると決定した場合、前記第2特徴値を、前記格納先に転送し、前記第2特徴値を、前記転送対象としないと決定した場合、前記第2特徴値を、前記格納先に転送せずに破棄する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記1~9のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
(付記11)前記決定する処理は、
算出した前記累積差分値が前記閾値以上である場合、前記第2特徴値を、前記転送対象とすると決定し、算出した前記累積差分値が前記閾値未満である場合、前記第2特徴値を、前記転送対象としないと決定する、ことを特徴とする付記1~10のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
(付記12)前記格納先は、前記コンピュータとは異なる装置である、ことを特徴とする付記1~11のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
(付記13)所定の時点ごとに、当該時点に関する第1種類の特徴値を計測し、
計測した前記特徴値のうち、第1時点に関する第1特徴値から、前記第1時点より後の第2時点に関する第2特徴値までの累積差分値を算出し、
算出した前記累積差分値と閾値とを比較した結果に基づいて、前記第2特徴値を、格納先に転送する転送対象とするか否かを決定する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
(付記14)所定の時点ごとに、当該時点に関する第1種類の特徴値を計測し、
計測した前記特徴値のうち、第1時点に関する第1特徴値から、前記第1時点より後の第2時点に関する第2特徴値までの累積差分値を算出し、
算出した前記累積差分値と閾値とを比較した結果に基づいて、前記第2特徴値を、格納先に転送する転送対象とするか否かを決定する、
制御部を有することを特徴とする情報処理装置。
100 情報処理装置
200 情報処理システム
201 情報管理装置
210 ネットワーク
300,500 バス
301,501 CPU
302,502 メモリ
303,503 ネットワークI/F
304,504 記録媒体I/F
305,505 記録媒体
400 バッファ
506 ディスプレイ
507 入力装置
600 記憶部
601 取得部
602 算出部
603 決定部
604 生成部
605 出力部
700 Kernel
701 データ収集部
702 差分計算部
703 閾値算出部
704 閾値比較部
705 形式変換部
706 データ転送部
711 データ加工部
712 データ格納部
713 時系列DB
1100,1200,1300,1400 表
1801,1802,1901,1902 グラフ

Claims (10)

  1. 所定の時点ごとに、当該時点に関する第1種類の特徴値を計測し、
    計測した前記特徴値のうち、第1時点に関する第1特徴値から、前記第1時点より後の第2時点に関する第2特徴値までの累積差分値を算出し、
    算出した前記累積差分値と閾値とを比較した結果に基づいて、前記第2特徴値を、格納先に転送する転送対象とするか否かを決定する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
  2. 前記第2特徴値を、前記転送対象とすると決定した場合、算出した前記累積差分値を、前記格納先に転送し、前記第2特徴値を、前記転送対象としないと決定した場合、算出した前記累積差分値を、零に変換し、零に変換した前記累積差分値を、前記格納先に転送する、
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラム。
  3. 計測した前記特徴値を蓄積する記憶領域から、前記格納先に転送済みの前記累積差分値に対応する前記特徴値を削除する、
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理プログラム。
  4. 前記計測する処理は、
    所定の時点ごとに、当該時点に関する複数の種類のそれぞれの種類の特徴値を計測し、
    前記算出する処理は、
    前記それぞれの種類について、計測した当該種類の特徴値のうち、前記第1時点に関する当該種類の前記第1特徴値から、前記第2時点に関する当該種類の前記第2特徴値までの累積差分値を算出し、
    前記決定する処理は、
    前記それぞれの種類について、算出した前記累積差分値と前記閾値とを比較した結果に基づいて、当該種類の前記第2特徴値を、前記転送対象とするか否かを決定する、
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
  5. 算出した前記累積差分値のうち、前記転送対象としないと決定した第2種類の前記第2特徴値に対応する第1累積差分値を零に変換し、零に変換した前記第1累積差分値と、算出した前記累積差分値のうち、前記転送対象とすると決定した第3種類の前記第2特徴値に対応する第2累積差分値とを、前記格納先に転送する、
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項4に記載の情報処理プログラム。
  6. 前記転送する処理は、
    零に変換した前記第1累積差分値と、前記第2累積差分値とを含む累積差分データに対して、非零を抽出する圧縮手法を適用し、圧縮後の前記累積差分データを、前記格納先に転送する、ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理プログラム。
  7. 前記決定する処理は、
    前記それぞれの種類について算出した前記累積差分値と当該種類に対応する前記閾値とを比較した結果に基づいて、当該種類の前記第2特徴値を、前記転送対象とするか否かを決定する、ことを特徴とする請求項4~6のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
  8. 計測した前記特徴値のうち、前記第1時点より前の第3時点に関する第3特徴値を、前記転送対象とすると決定した際に用いられた、前記第3時点より前の第4時点に関する第4特徴値から、前記第3特徴値までの累積差分値と、計測した前記特徴値を蓄積する記憶領域の空き状況とに基づいて、前記閾値を設定する、
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1~7のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
  9. 所定の時点ごとに、当該時点に関する第1種類の特徴値を計測し、
    計測した前記特徴値のうち、第1時点に関する第1特徴値から、前記第1時点より後の第2時点に関する第2特徴値までの累積差分値を算出し、
    算出した前記累積差分値と閾値とを比較した結果に基づいて、前記第2特徴値を、格納先に転送する転送対象とするか否かを決定する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
  10. 所定の時点ごとに、当該時点に関する第1種類の特徴値を計測し、
    計測した前記特徴値のうち、第1時点に関する第1特徴値から、前記第1時点より後の第2時点に関する第2特徴値までの累積差分値を算出し、
    算出した前記累積差分値と閾値とを比較した結果に基づいて、前記第2特徴値を、格納先に転送する転送対象とするか否かを決定する、
    制御部を有することを特徴とする情報処理装置。
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