JP2022167122A - 電磁波検出装置 - Google Patents

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浩希 岡田
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Abstract

【課題】所望の検出範囲の外から入射する電磁波の影響を低減させることを目的とする。【解決手段】電磁波検出装置10は、第1の結像部15、中間層22、遮断部25を有する。第1の結像部15は、入射する電磁波を結像させる。遮断部25は、中間層22への入射角が臨界角以上となる電磁波が第1の結像部15へ進行することを遮断する。【選択図】図2

Description

本発明は、電磁波検出装置に関する。
近年、電磁波を検出する検出器による検出結果から周囲に関する情報を得る装置が開発されている。例えば、カメラで撮像した画像中の物体の位置を、レーダを用いて測定する装置が知られている。(特許文献1参照)。
特開2019-200104公報
このような装置において、所望の検出範囲の外から入射する電磁波の、各検出器による検出結果への影響を低減することは有益である。
従って、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされた本開示の目的は、所望の検出範囲の外から入射する電磁波の影響を低減することにある。
本開示の一実施形態にかかる電磁波検出装置は、対象が存在する空間へ電磁波を放射する放射部と、入射する電磁波を、第1の方向へ進行する第1部分及び第2の方向に進行する第2部分に分離する第1の面を有する第1光学素子と、第2部分のうち、第1臨界角以上の角度で入射する電磁波を通過させず、第1臨界角より小さい角度で入射する電磁波を通過させる中間層と、電磁波が通過する開口部を形成し入射する電磁波の一部を遮断する遮断部と、を備え遮断部は、第1の中間面への入射角が前記第1臨界角以上の角度となる電磁波を遮断する。
上記のように構成された本開示によれば、所望の検出範囲の外から入射する電磁波の影響が低減する。
第1の実施形態における、電磁波検出装置の概略構成を示す図である。 第1の実施形態における、電磁波検出部の概略構成を示す図である。 図2の電磁波検出部の概略構成を異なる側面から示す図である。 図2の遮断部の形状を概略的に示す図である。 第1の実施形態における、電磁波検出部の変形例の概略構成を示す図である。 第2の実施形態における、電磁波検出部の概略構成を示す図である。
以下、本発明を適用した電磁波検出装置の実施形態について、図面を参照して説明するが、その具体的構成は本開示に限定されるものではない。また、図示の便宜上、図面の寸法比率は説明のものと必ずしも一致しない。
図1は、第1の実施形態における電磁波検出装置10の概略構成を示す図である。図1に示すように、電磁波検出装置10は、電磁波検出部11、放射部12、走査部13、および制御部14を含んで構成されている。
以後の図において、各機能ブロックを結ぶ破線は、制御信号又は通信される情報の流れを示す。破線が示す通信は有線通信であってもよいし、無線通信であってもよい。また、各機能ブロックから突出する実線は、ビーム状の電磁波を示す。
電磁波検出部11は、対象obが存在する空間から入射する電磁波をパッシブセンサ又はアクティブセンサで検出する。また、電磁波検出部11は、放射部12が放射した電磁波が対象obで反射した電磁波をパッシブセンサ又はアクティブセンサで検出する。電磁波検出部11に入射した電磁波の検出方法は後述する。
放射部12は、幅の細い、ビーム上の電磁波を放射する。放射部12は、例えば、赤外線、可視光線、紫外線、および電波の少なくともいずれかを放射してよい。本実施形態において、放射部12は、パルス状に赤外線を放射する。放射部12は、放射する電磁波を、対象obに向けて、直接又は走査部13を介して間接的に、放射してよい。放射部12は、後述する制御部14の制御に基づいて、電磁波の放射および停止を切替えてよい。
走査部13は、例えば、電磁波を反射する反射面を有し、放射部12から放射された電磁波を、向きを変えながら反射することにより、対象obに照射される電磁波の照射位置を変更してよい。走査部13は、対象obが存在する空間の所定の領域を、放射部12から放射された電磁波で繰り返し走査してよい。走査部13は、放射部12から放射されて反射した電磁波の照射領域の少なくとも一部が、電磁波検出装置10における電磁波の検出範囲に含まれるように、構成されていてよい。したがって、走査部13を介して照射される電磁波が対象obで反射した反射波の少なくとも一部は、電磁波検出部11において検出される。走査部13は、後述する制御部14の制御に基づいて、電磁波を反射させて進行させる方向を変えてよい。また、走査部13は、例えばエンコーダなどの角度センサを有してもよく、角度センサが検出する反射面の角度を、電磁波を反射する方向を示す方向情報として、制御部14に通知してもよい。このような構成において、制御部14は、走査部13から取得する方向情報に基づいて、電磁波の放射位置を算出してもよい。また、制御部14は、走査部13が電磁波を反射する向きを変えさせるために走査部13に入力する駆動信号に基づいて、電磁波の照射位置を算出してもよい。
制御部14は、1以上のプロセッサおよびメモリを含む。プロセッサは、特定のプログラムを読み込ませて特定の機能を実行する汎用のプロセッサ、および特定の処理に特化した専用のプロセッサの少なくともいずれかを含んでよい。専用のプロセッサは、特定用途向けIC(ASIC;Application Specific Integrated Circuit)を含んでよい。プロセッサは、プログラマブルロジックデバイス(PLD;Programmable Logic Device)を含んでよい。PLDは、FPGA(Field-Programmable Gate Array)を含んでよい。制御部14は、1つ又は複数のプロセッサが協働するSoC(System-on-a-Chip)、およびSiP(System In a Package)の少なくともいずれかを含んでよい。制御部14は放射部12に電磁波放射信号を入力することにより、放射部12にパルス状の電磁波を放射させる。制御部14は走査部13に制御信号を入力することにより、走査部13が電磁波を反射する向きを変えさせる。制御部14は、電磁波検出部11で検出した電磁波の検出結果に基づいて、電磁波検出部11の周囲に関する情報を取得する。周囲に関する情報は、例えば画像情報、距離情報、および温度情報などである。
図2は、第1の実施形態における、電磁波検出部11の概略構成を示す図である。図2は電磁波検出部11に入射する電磁波の進行軸に対して右側面又は左側面から見た図である。図2に示すように、電磁波検出部11は、第1の結像部15、第2の結像部16、第1の進行部17、第2の進行部18、遮断部25、第1の検出部27、および第2の検出部28を含んで構成されている。
第1の結像部15は、例えば、1又は複数のレンズ又はミラーを含む。第1の結像部15は、電磁波検出部11において、対象obが存在する空間から入射する電磁波を、第2の進行部18の第4の面s4に進行させる。第1の結像部15は、入射する電磁波を、第1の進行部17又は第1の検出部27において結像させる。
第2の結像部16は、後述する第1の進行部17から第1の選択方向ds1に進行した電磁波の進行経路上に位置する。本実施形態においては、第1の選択方向ds1に進行した電磁波は、第2のプリズム20の第2の面s2で反射され、第7の面s7から射出される。第2の結像部16は、主面が第7の面s7と平行になるように、設けられていてよい。
第2の結像部16は、例えば、レンズおよびミラーの少なくとも一方を含む。第2の結像部16は、第1の結像部15により後述する第1の進行部17の基準面ssにおいて結像され、且つ第2のプリズム20を介して第7の面s7から射出された電磁波を集束させて、第2の検出部28に結像させてよい。
本実施形態において、第1の進行部17は、第2の進行部18の第2の面s2に入射して第6の面s6から射出される電磁波の経路上に位置する。第1の進行部17は、第1の結像部15から所定の距離だけ離れ、入射する電磁波の結像位置又は当該結像位置近傍に設けてよい。
第1の進行部17は、第1の結像部15および第2の進行部18を通過した電磁波が入射する基準面ssを有している。基準面ssは、平面に沿って配置される複数の画素pxによって構成されている。画素pxは、後述する第1の状態および第2の状態の少なくともいずれかにおいて、電磁波に、例えば、反射又は透過などの作用を生じさせる。第1の進行部17は、基準面ssが第6の面s6から射出された電磁波の進行軸に垂直となるように配置されてよい。
第1の進行部17は、基準面ssに入射する電磁波を、特定の方向に進行させる。本実施形態において、第1の進行部17は、画素px毎に電磁波を反射する反射面を含む。第1の進行部17は、各画素pxの反射面の向きを変更することにより、画素px毎に第1の反射状態又は第2の反射状態に切替える。第1の進行部17は、画素px毎に入射する電磁波を特定の方向として第1の選択方向ds1に進行させる第1の状態と、別の特定の方向として第2の選択方向ds2に進行させる第2の状態と、に切替え可能である。本実施形態において、第1の状態は、基準面ssに入射する電磁波を、第1の選択方向ds1に反射する第1の反射状態を含む。また、第2の状態は、基準面ssに入射する電磁波を、第2の選択方向ds2に反射する第2の反射状態を含む。
本実施形態において、第1の進行部17は、例えばDMD(Digital Micro mirror Device:デジタルマイクロミラーデバイス)を含んでよい。DMDは、基準面ssを構成する微小な反射面を駆動することにより、画素px毎に当該反射面を基準面ssに対して+12°および-12°のいずれかの傾斜状態に切替え可能である。
第1の進行部17は、制御部14の制御に基づいて、画素px毎に第1の状態又は第2の状態に切替えてよい。例えば、第1の進行部17は、一部の画素pxを第1の状態に切替え、同時に別の一部の画素pxを第2の状態に切替えることにより、第1の状態の画素pxに入射する電磁波を第1の選択方向ds1に進行させ、第2の状態の画素pxに入射する電磁波を第2の選択方向ds2に進行させる。
第2の進行部18は、第1の結像部15および第1の進行部17の間に設けられている。第2の進行部18は、第1のプリズム19、第2のプリズム20、分離部21、および中間層22を含んで構成されている。第2の進行部18は、第1の結像部15から入射し、分離部21で分離した電磁波を、第1の検出部27および第1の進行部17に向けて射出する。第2の進行部18は、第1の進行部17が第1の選択方向ds1に進行させ、第6の面s6から第2の進行部18に再入射した電磁波を、第2の面s2で反射させて第2の検出部28に向けて射出する。
第1のプリズム19は、第1の面s1、第4の面s4、および第5の面s5を有している。第1のプリズム19は、例えば、三角プリズムを含み、第1の面s1、第4の面s4、および第5の面s5は、互いに交差してよい。
第1のプリズム19は、第1の結像部15の光軸と第4の面s4とが垂直となるように、配置されていてよい。また、第1のプリズム19は、第1の結像部15から第4の面s4を透過又は屈折して第1のプリズム19内を進行する電磁波の進行方向に第1の面s1が位置する。また、第1のプリズム19は、第1の面s1において反射した電磁波が進行する第1の方向d1に第4の面s4が位置する。また、第1のプリズム19は、第1の面s1から第1の方向d1に進行して第4の面s4において反射した電磁波が進行する進行方向に第5の面s5が位置する。
第1の面s1は、分離部21を含む。分離部21は、第4の面s4から進行する電磁波を分離して第1の方向d1および第2の方向d2に進行させる。本実施例において、第1の方向d1は、第4の面s4から第1のプリズム19に入射した電磁波が分離部21で反射する方向である。また、第2の方向d2は、第4の面s4から第1のプリズム19に入射した電磁波が分離部21を透過して進行する方向である。第1の面s1は、例えば短径と長径を有する長方形であってよい。第1のプリズム1は、第1の結像部15の主軸が、第1の面s1の短径に対して所定の角度を有して傾斜し、長径が主軸に対して直交するように配置されてよい。
第4の面s4には、第1の結像部15から進行する電磁波が入射する。第4の面s4は、第1の結像部15から入射する電磁波を第1の面s1に向かって進行させる。
第4の面s4は、後述するように、分離部21から第1の方向d1へ進行する電磁波を第1の検出部27に向かってへ進行させる。第4の面s4は、分離部21で分離され第1の方向d1に進行する電磁波を反射して第1の検出部27に向かって進行させてよい。分離部21から第1の方向d1に進行する電磁波の第4の面s4への入射角は第4の面s4の臨界角以上であってよい。
第5の面s5は、第4の面s4から第1の検出部27に向かって進行した電磁波が射出させる。
第2のプリズム20は、第2の面s2、第6の面s6、および第7の面s7を有している。第2のプリズム20は、例えば、矩形のプリズムを含み、第6の面s6および第2の面s2と、第7の面s7とは、交差してよい。
第2のプリズム20は、第2の面s2が、第1のプリズム19の第1の面s1に平行且つ対向するように配置されていてよい。また、第2のプリズム20は、第1のプリズム19の第1の面s1を透過し、第2の面s2から入射し第2のプリズム20内部を進行する電磁波の進行方向に第6の面s6を有する。また、第2のプリズム20は、第6の面s6から入射し第3の方向d3へ進行し第2の面s2で反射した電磁波の進行方向に第7の面s7を有する。ここで、第3の方向d3とは、第1の進行部17に含まれる第1の状態の画素pxによる電磁波の進行方向を含む。
第2の面s2は、第6の面s6から第3の方向d3に進行した電磁波を第2の検出部28に向かって進行させてよい。
第2の面s2は、第1の面s1と平行であってよい。第2の面s2は、第1の進行部17の基準面ssに対して傾斜してよい。
第6の面s6は、第1の面s1から第2の方向d2に進行した電磁波を、第1の進行部17の基準面ssに向けて射出する。また、第6の面s6は、第1の進行部17の第1の状態の画素pxにより第1の選択方向ds1に反射して、再入射した電磁波を第3の方向d3に進行させる。第6の面s6は、第1の進行部17の基準面ssに対して平行であってよい。第6の面s6は、基準面ssから再入射する電磁波を透過又は屈折させて第3の方向d3に進行させてよい。
第7の面s7は、第2の面s2から第2の検出部28に向かって進行した電磁波を射出する。第7の面s7は、第2の検出部28と対向する位置にあってよい。
分離部21は、第1の結像部15から進行する電磁波を、波長に応じて第1の方向d1および第2の方向d2に分離する。
分離部21は、第1のプリズム19および第2のプリズム20の間に配置されていてよい。分離部21は、第1のプリズム19の第1の面s1に接してよい。また、分離部21は、後述する中間層22の第1の中間面s23に接してよい。分離部21は、例えば、第1の面s1に付着し、可視光反射コーティング、ハーフミラー、ビームスプリッタ、ダイクロイックミラー、コールドミラー、ホットミラー、メタサーフェス、および偏向素子を含む。
分離部21は、第4の面s4から進行する電磁波を分離して第1の方向d1および第2の方向d2に進行させる。分離部21は、入射する電磁波のうち特定の波長の電磁波を第1の方向d1に進行させ、他の波長の電磁波を第2の方向d2に進行させる。分離部21は、入射する電磁波のうち特定の波長の電磁波を反射して第1の方向d1に進行させ、他の波長の電磁波を透過又は屈折させ第2の方向d2に進行させてよい。特定の波長とは、例えば、第1の検出部27が検出できる波長であってよい。他の波長とは、例えば、第2の検出部28が検出できる波長であってよい。本実施例において、特定の波長は可視光を含み、他の波長は赤外線を含む。本実施形態において、分離部21は第1の面s1の上に形成されているので、第1の結像部15から進行した電磁波の分離部21への入射角は、第1の結像部15から進行した電磁波の第1の面s1への入射角に等しくなりうる。
中間層22は、第1の中間面s23と第2の中間面s24から形成される。中間層22は、第1のプリズム19の第1の面s1および第2のプリズム20の第2の面s2の間に配置されていてよい。中間層22は、第1のプリズム19の第1の面s1に接していてよい。中間層22は、第1の面s1を含んで形成されてよい。第1の中間面s23は、第1
の面s1であってよい。また、中間層22は、第2のプリズム20の第2の面s2に接していてよい。中間層22は、第2の面s2を含んで形成されてよい。第2の中間面s24は、第2の面s2であってよい。
中間層22は、第1の結像部15から第1の中間面s23に臨界角以上の角度で入射する電磁波を通過させずに反射させ、第1の結像部15から第1の中間面s23に臨界角未満の角度で入射する電磁波を通過させる。中間層22は、第1の進行部17から第2の中間面s24に臨界角以上の角度で入射する電磁波を通過させずに反射させ、第1の進行部17から第2の中間面s24に臨界角未満の角度で入射する電磁波を通過させる。
中間層22は、屈折率が第1のプリズム19および第2のプリズム20の屈折率より小さくてよく、例えば、真空、又は第2のプリズム20より屈折率の小さな気体、液体、もしくは固体の少なくともいずれかを含んで構成されている。したがって、第2のプリズム20の内部を進行し臨界角以上の入射角で第2の面s2に入射する電磁波は、第2の面s2において全反射する。第3の方向d3からの電磁波の入射角が臨界角以上である構成においては、第2の面s2は、第3の方向d3に進行する電磁波を全反射して第2の検出部28に向かって進行させる。
遮断部25は、第2の進行部18へ進行する電磁波の一部を遮断する。遮断部25は、第1の結像部15よりも被写体側に設けられている。遮断部25は、第1の結像部15の中に設けられてもよい。遮断部25は、対象obが存在する空間から第2の進行部18へ入射する電磁波の一部を遮断する。遮断部25は、第1の結像部15から第2の進行部18へ進行する電磁波のうち、第1の中間面s23への入射角が臨界角以上となる電磁波を遮断する。遮断部25は、第6の面s6から第3の方向d3に進行した電磁波のうち第2の中間面s24への入射角が、臨界角未満となる電磁波を遮断する。遮断部25は、電磁波が通過する開口部26を備える。開口部26を通過した電磁波は第2の進行部18へ進行する。開口部26を通過した電磁波の、第1の結像部15から第1の中間面s23への入射角は臨界角より小さく、第1の進行部17から第2の中間面s24への入射角は臨界角より大きい。開口部26の形状は後述する。
本実施形態における電磁波検出部11では、開口部26を通過した電磁波は、分離部21で分離された後に所定の経路を進行する。例えば、開口部26を通過した電磁波の一部は、分離部21を通過する。本実施形態において、分離部21を通過する電磁波は、放射部12が放射した電磁波が、対象obで反射した反射波を含む。分離部21を通過した電磁波の一部は、第1の進行部17で第1の選択方向ds1に進行し、第2の中間面s24で反射する。第2の中間面s24で反射した電磁波は、第7の面s7から射出して第2の検出部28に入射する。しかし、遮断部25がない場合、分離部21を通過した電磁波のうち、第1の中間面s23への入射角が臨界角以上となる電磁波は中間層22で反射する。具体的には、第1の結像部15から第1の中間面s23への入射角が臨界角以上となる電磁波は、中間層22で反射し、第4の面s4で反射し、第5の面s5から射出して、第1の検出部27に入射しうる。また、第1の結像部15から第1の中間面s23への入射角が臨界角以上となる電磁波は、中間層22で反射し、第4の面s4を介することなく第5の面s5から射出して、第1の検出部27に入射しうる。また、第1の結像部15から第1の中間面s23への入射角が臨界角以上となる電磁波は、中間層22で反射し、第4の面s4および第1の面s1で複数回反射し、第5の面s5から射出して、第1の検出部27に入射しうる。さらには、第1の結像部15から第1の中間面s23への入射角が臨界角以上となる電磁波は、中間層22で反射し、第4の面s4から射出して、第1の結像部15に入射しうる。第1の結像部15から第1の中間面s23への入射角が臨界角以上となる電磁波を遮断する遮断部25が無い場合、分離部21で透過又は屈折させ、第2の方向d2に進行する電磁波が、第1の中間面s23で反射し所定の経路を進行せず、第1
の検出部27に入射することで、ゴースト又はフレアの原因となる。本実施形態では、第1の中間面s23へ臨界角以上の角度で入射する電磁波を遮断するように構成した遮断部25を設けることで、第1の検出部27におけるゴースト又はフレアの発生を防ぐことが出来る。
本実施形態における電磁波検出部11では、中間層22を通過した電磁波は、第1の進行部17で進行方向を切り替えた後に所定の経路を進行するように設計されている。例えば、中間層22を通過した電磁波の一部は、第1の進行部17で第1の選択方向ds1に進行する。第1の選択方向ds1に進行した電磁波は、第6の面s6から第2のプリズム20へ再入射し、第2の面s2で反射し、第7の面s7から射出して第2の検出部28に入射する。しかし、遮断部25がない場合、第1の進行部17から第2の中間面s24への入射角が中間層22の臨界角未満となる電磁波は、第1の進行部17で第1の選択方向ds1に進行し、第2の中間面s24で反射することなく中間層22に入射しうる。第2の面s2への入射角が臨界角未満となる電磁波を遮断する遮断部25が無ければ、本来第2の中間面s24で反射して第7の面s7へ進行する電磁波が、所定の経路を進行せず、中間層22に入射し、第1の検出部27に入射することで、ゴースト又はフレアの原因となる。本実施形態では、第1の進行部17から第2の中間面s24への入射角が臨界角未満となる電磁波を遮断するように構成した遮断部25を設けることで、第1の検出部27におけるゴースト又はフレアを防ぐことが出来る。
第1の検出部27は、分離部21において第1の方向d1に進行した電磁波を検出する。本実施形態においては、分離部21において第1の方向d1に進行した電磁波は、第4の面s4を介して第5の面s5から射出され、第1の検出部27に検出される。第5の面s5から射出された電磁波を検出するために、第1の検出部27は、第5の面s5から射出される電磁波の経路上に設けてよい。さらに、第1の検出部27は、第1の結像部15から入射する電磁波の、分離部21を含む第2の進行部18を介した結像位置、又は当該結像位置近傍に設けてよい。第1の検出部27は、検出面が第5の面s5と平行となるように配置してよい。
本実施形態において、第1の検出部27は、パッシブセンサを含む。本実施形態において、第1の検出部27は、イメージセンサ又はイメージングアレイなどの撮像素子を含み、検出面において結像した電磁波による像を撮像して画像情報を生成してよい。本実施形態において、第1の検出部27は、可視光の像を撮像してよい。第1の検出部27は、生成した画像情報を信号として制御部14に送信してよい。
なお、第1の検出部27は、赤外線、紫外線、および電波の像など、可視光以外の像を撮像してもよい。また、第1の検出部27は、デプスセンサを含んでいてもよい。この構成において、電磁波検出部11は、第1の検出部27により画像状の距離情報を取得し得る。また、第1の検出部27は、サーモセンサなどを含んでいてもよい。この構成において、電磁波検出部11は、第1の検出部27により画像状の温度情報を取得してもよい。
第1の検出部27は、検出した電磁波の検出結果に基づいて、電磁波検出部11の周囲に関する情報を制御部14に送信してよい。周囲に関する情報は、例えば画像情報、距離情報、および温度情報などである。本実施形態において、第1の検出部27は、検出した可視光に基づく画像情報を制御部14へ送信する。
第2の検出部28は、第1の進行部17から第1の選択方向ds1に進行する電磁波を検出する。本実施形態においては、第2の検出部28は、第7の面s7から射出され、第2の結像部16により結像された電磁波を検出する。第2の検出部28は、第7の面s7から射出される電磁波の経路上に設けてよい。第2の検出部28は、第2の結像部16か
ら入射する電磁波の結像位置又は結像位置近傍に配置されていてよい。
第2の検出部28は、検出面が第7の面s7と平行となるように配置されていてよい。また、第2の検出部28は、検出面が第2の結像部16の主面と平行であってよい。
本実施形態において、第2の検出部28は、放射部12から放射した電磁波を検出するアクティブセンサであってよい。本実施形態において、第2の検出部28は、放射部12から放射され且つ走査部13により反射されることにより対象obに向けて放射された電磁波の反射波を検出してよい。
本実施形態において、第2の検出部28は、さらに具体的には、測距センサを構成する素子を含む。例えば、第2の検出部28は、APD(Avalanche PhotoDiode)、PD(PhotoDiode)、SPAD(Single Photon Avalanche Diode)、ミリ波センサ、サブミリ波センサ、および測距イメージセンサなどの単一の素子を含む。また、第2の検出部28は、APDアレイ、PDアレイ、MPPC(Multi Photon Pixel Counter)、測距イメージングアレイ、および測距イメージセンサなどの素子アレイを含むものであってもよい。
本実施形態において、第2の検出部28は、被写体からの反射波を検出したことを示す検出情報を信号として制御部14に送信する。第2の検出部28は、さらに具体的には、赤外線の帯域の電磁波を検出する赤外線センサである。
なお、第2の検出部28は、上述した測距センサを構成する単一の素子である構成において、電磁波を検出できればよく、検出面において結像される必要はない。それゆえ、第2の検出部28は、第2の結像部16による結像位置である二次結像位置又は二次結像位置近傍に必ずしも設けられなくてもよい。
第2の検出部28は、第2の検出部28が検出した電磁波の検出結果に基づいて、電磁波検出部11の周囲に関する情報を制御部14に送信してよい。本実施形態において、制御部14は、第2の検出部28が検出した検出情報に基づいて、ToF(Time-of-Flight)方式により、放射部12から放射された電磁波の照射位置の距離情報を取得する。
図3は、本発明の第1の実施形態の電磁波検出部11の概略構成の一部を図2とは異なる方向から見た図である。図3は、電磁波検出部11を図2における上側から見た図である。図3は、第1の結像部15、第1の進行部17、第2の進行部18、および遮断部25を含む図面である。なお、図3は、第1のプリズム19、分離部21、および中間層22と第2のプリズム20の一部が重複する。
電磁波検出部11を側面から見た場合、図2が示すように、中間層22の上部は下部よりも第1の進行部17に近くなるように傾斜している。言い換えれば、中間層22は図2における奥行方向に向かって傾斜しない。更に言い換えれば、中間層22は図3における上下方向において第1の進行部17との距離は変化しない。よって、開口部26から入射する電磁波の、図2における中間層22の上部へ入射する電磁波と、中間層22の下部へ入射する電磁波は、第1の結像部15の主軸に対する角度が同一であっても、第1の中間面s23への入射角が異なる。従って、遮断部25が無い場合、図2における中間層22の上部へ入射する電磁波よりも、下部へ入射する電磁波のほうが、中間層22への入射角が臨界角以上となりやすい。言い換えれば、遮断部25が無い場合、電磁波検出部11へ入射する電磁波のうち、図2において中間層22の中心よりも上部に入射する電磁波は、
下部に入射する電磁波よりも、臨界角未満となる割合が多い。したがって電磁波検出部11へ入射して中間層22へ向かう電磁波のうち、遮断部25で遮断すべき電磁波の範囲は、中間層22の上部と下部では異なる。
図3は、図2における電磁波検出部11を上から見た図であるため、図3で示す中間層22の上部と下部は、図2で示す中間層22の奥行方向を示す。したがって図3において、中間層22は、電磁波検出部11に入射する電磁波の主軸に対して傾斜しない。一方、図2において、中間層22は、電磁波検出部11に入射する電磁波の主軸に対して傾斜する。よって、開口部26の幅、すなわち図3における上下方向を、開口部26の高さ、すなわち図3における奥行方向よりも長くすることができる。
図4は、図2の遮断部25の形状を概略的に示す図である。開口部26は、長辺と短辺を備えた形状である。開口部26は、長辺が図2における奥行方向となるように遮断部25に設けられる。言い換えれば、開口部26は、長辺が図3における上下方向となるように遮断部25に設けられる。言い換えれば、図4における上下方向が、図2における上下方向に対応し、図3における奥行方向に対応する。開口部26は、第1の結像部15から進行した電磁波の第1の中間面s23への入射角が臨界角以上となる電磁波が入射しない形状である。開口部26は、第6の面s6から第3の方向d3に進行した電磁波の第2の中間面s24への入射角が臨界角未満となる電磁波が入射しない形状である。
開口部26は第4の面s4に対して概ね平行であって良い。この場合、開口部26は、中間層22に対して傾斜する。言い換えれば、開口部26の輪郭上にある点を第1の点(例えば、開口部26の長辺方向にある輪郭上の点)とし、開口部26の重心からの距離が第1の点よりも短い開口部26の輪郭上にある点を第2の点(例えば、開口部26の短辺方向にある輪郭上の点)とすると、開口部26の重心から中間層22までの第1の結像部15の光軸と平行な方向の距離と第1の点から中間層22までの第1の結像部15の光軸と平行な方向の距離の差の絶対値は、開口部26の重心から中間層22までの第1の結像部15の光軸と平行な方向の距離と第2の点から中間層22までの第1の結像部15の光軸と平行な方向の距離の差の絶対値よりも小さくてよい。
開口部26は、第1の点と開口部26の重心を通る長辺と、第2の点と開口部26の重心を通る短辺を備える形状であってよい。
開口部26の形状は、様々な形状をとることが可能である。図4(A)から図4(D)は開口部26の形状例を示す図である。図4(A)は、開口部26aが楕円形である。本実施形態における開口部26の形状は、図4(A)に示す楕円形である。図4(B)は、開口部26bが円形の一部を切り欠いた弧と弦を含む形状である。開口部26bを図4(B)の形状とした場合、弦の中点が弧の中心よりも中間層22に近い位置に配置される。図4(B)の形状の開口部26bは、図4(A)の形状の開口部26aよりも、多くの電磁波を通過させることができる。図4(C)は、開口部26cが長方形である。図4(D)は、開口部26dが長方形の角の面を取った形状である。開口部26の形状は、図4(A)~(D)に示す形状に限定されず、第1の結像部15から第1の中間面s23へ入射する電磁波の入射角が臨界角以上となる電磁波、および第1の進行部17から第2の中間面s24へ入射する電磁波の入射角が臨界角未満となる電磁波を遮断出来ればよい。
図5は、第1の実施形態における、電磁波検出部11の変形例の概略構成を示す図である。本実施形態の電磁波検出部110は、第1の結像部15、第2の結像部16、第1の進行部17、第2の進行部180、遮断部25、第1の検出部27、および第2の検出部28を含んで構成される。電磁波検出部110は、第2の進行部180が第1のプリズム190、第2のプリズム200、分離部210、および中間層220に加え、スペーサ2
90を備える点で第1の実施形態に係る電磁波検出部11と異なる。
第1の実施形態の変形例においては、電磁波検出部110のスペーサ290以外の構成、作用は第1の実施形態に係る電磁波検出部11と同様なので説明を省略する。
中間層220が、気体又は液体である構成においては、分離部210および第2のプリズム200の第2の面s20の外縁にスペーサ290を設け、内部に気体又は液体を充填することにより、中間層220を形成する。中間層220は、例えば、空気層又はプリズムを含んでよい。
図6は、第2の実施形態における、電磁波検出部111の概略構成を示す図である。第2の実施形態は、第2の進行部18の構成が第1の実施形態と異なる。図6は、第1の実施形態と異なる点を中心に第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同じ構成を有する部位には同じ符号を付す。
第2の実施形態に係る電磁波検出部111は、第1の結像部15、第2の結像部16、第1の進行部17、第2の進行部181、遮断部25、第1の検出部27、および第2の検出部28を含んで構成される。
電磁波検出部111は、第2の進行部181が第1のプリズム191、第2のプリズム201、分離部211、および中間層221に加え、第3のプリズム301を備える点で第1の実施形態に係る電磁波検出部11と異なる。
第2の実施形態に係る電磁波検出装置10における、電磁波検出部111以外の構成および機能は、第1の実施形態と同じである。第2の実施形態における第2の進行部181以外の構成および機能は、第1の実施形態と同じである。
第3のプリズム301は、分離部211と中間層221との間に配置されていてよい。第3のプリズム301は、板状であってよく、一方の板面が分離部211に接してよい。第3のプリズム301の他方の板面は、中間層221の第1の中間面s23に接してよい。第3のプリズム301は、互いに傾斜した表面を有するプリズム又は三角プリズムであってよい。
分離部211は、第1の実施形態と異なり、第1のプリズム191および第3のプリズム301の間に配置される。分離部211は、一方の面が第1のプリズム191の第1の面s1に接しており、他方の面は、第3のプリズム301に接してよい。
中間層221は、第2のプリズム201および第3のプリズム301の間に配置されていてよい。中間層221は、第1の実施形態と同じく、第2のプリズム201の第2の面s21に接してよい。また、中間層221は、第3のプリズム301における分離部211と接する板面の反対側の面である第3の面s3に接してよい。
本発明を諸図面および実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形および修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形および修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。
10 電磁波検出装置
11、110、111 電磁波検出部
12 放射部
13 走査部
14 制御部
15 第1の結像部
16 第2の結像部
17 第1の進行部
18、180、181 第2の進行部
19、190、191 第1のプリズム
20、200、201 第2のプリズム
21、210、211 分離部
22、220、221 中間層
s23 第1の中間面
s24 第2の中間面
25、25a、25b、25c、25d 遮断部
26、26a、26b、26c、26d 開口部
27 第1の検出部
28 第2の検出部
290 スペーサ
301 第3のプリズム
d1、d2、d3 第1の方向、第2の方向、第3の方向
ds1、ds2 第1の選択方向、第2の選択方向
ob 対象
px 画素
s1、s3、s4、s5、s6、s7 第1の面、第3の面、第4の面、第5の面、第6の面、第7の面
s2、s20、s21、s22 第2の面
ss 基準面

Claims (11)

  1. 対象が存在する空間へ電磁波を放射する放射部と、
    入射する電磁波を、第1の方向へ進行する第1部分及び第2の方向に進行する第2部分に分離する第1の面を有する第1光学素子と、
    前記第2部分のうち、第1臨界角以上の角度で入射する電磁波を通過させず、前記第1臨界角より小さい角度で入射する電磁波を通過させる中間層と、
    電磁波が通過する開口部を形成し入射する電磁波の一部を遮断する遮断部と、
    を備え、
    前記遮断部は、第1の中間面への入射角が前記第1臨界角以上の角度となる電磁波を遮断する、
    電磁波検出装置。
  2. 複数の画素が配置され、前記画素に入射した前記第2部分を前記画素毎に第1の選択方向又は前記第1の選択方向と異なる第2の選択方向へ進行させる第1の進行部と、
    前記第1の選択方向に進行した電磁波が進行する第2の面を有する第2光学素子と、をさらに備え、
    前記中間層は、前記第1の選択方向に進行した電磁波のうち、第2臨界角以上の角度で入射する電磁波を反射させ、前記第2臨界角より小さい角度で入射する電磁波を反射させず、
    前記遮断部は、第2の中間面への入射角が第2臨界角より小さい角度となる電磁波を遮断する、
    請求項1に記載の電磁波検出装置。
  3. 前記中間層は前記空間から入射する電磁波の入射方向に対して傾斜しており、
    前記開口部の輪郭の点である第1の点及び、前記開口部の重心からの距離が前記第1の点よりも短い前記開口部の輪郭の点である第2の点のうち、前記重心から前記第1の点へ向かう方向における前記中間層と前記開口部との距離の変化は、前記重心から前記第2の点へ向かう方向における前記中間層と前記開口部との距離の変化よりも小さい、
    請求項1又は2に記載の電磁波検出装置。
  4. 前記中間層は前記第1の進行部の前記画素の配置面に対して傾斜している、
    請求項2に記載の電磁波検出装置。
  5. 前記開口部は、長径と、前記長径より短い短径を有する形状である、
    請求項3に記載の電磁波検出装置。
  6. 前記開口部は、円形状の一部を切り欠いた、弧と弦を含む形状を有し、
    前記弦の中点が、前記弧の中心よりも前記中間層に近い位置に配置される、
    請求項3に記載の電磁波検出装置。
  7. 前記第1光学素子は、第4の面及び第5の面をさらに含み、
    前記第2光学素子は、第6の面及び第7の面をさらに含み、
    前記第5の面から射出された電磁波を検出する第1の検出部と、
    前記第7の面から射出された電磁波を検出する第2の検出部と、をさらに備え、
    前記第4の面は、前記開口部から入射する電磁波を前記第1の面へ進行させ且つ前記第1の面から進行した電磁波を前記第5の面へ進行させ、
    前記第6の面は、前記第2部分を前記画素へ射出し且つ前記画素から再入射した電磁波を前記第2の面へ進行させる、
    請求項2に記載の電磁波検出装置。
  8. 前記第1の検出部の検出結果に基づき画像を取得し、前記第2の検出部の検出結果に基づき前記対象との距離を測定する制御部を、さらに備える
    請求項7に記載の電磁波検出装置。
  9. 前記中間層は、前記第2部分のうち、前記第1臨界角以上の角度で入射する電磁波を反射させ、前記第1臨界角より小さい角度で入射する電磁波を通過させ、前記第1の選択方向に進行した電磁波のうち、前記第2臨界角以上の角度で入射する電磁波を反射させ、前記第2臨界角より小さい角度で入射する電磁波を通過させる、
    請求項2に記載の電磁波検出装置。
  10. 前記中間層は、前記第1の面を有する前記第1光学素子と前記第2の面を有する前記第2光学素子との間に配置され、
    前記第1の中間面は、前記第1の面で構成され、
    前記第2の中間面は、前記第2の面で構成される、
    請求項2に記載の電磁波検出装置。
  11. 前記中間層は、前記第1の面を有する前記第1光学素子と前記第2の面を有する前記第2光学素子との間に配置され、
    前記中間層と前記第1光学素子との間に配置され、第3の面を有する第3光学素子をさらに備え、
    前記第1の中間面は、前記第3の面で構成され、
    前記第2の中間面は、前記第2の面で構成される、
    請求項2に記載の電磁波検出装置。

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