JP2022164369A - 空気清浄装置 - Google Patents

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Yuuko Baba
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Abstract

【課題】発生した臭いまたは煙を効率良く低減空気清浄装置を提供する。【解決手段】空気清浄装置100は、送風部50と、清浄部40と、収容部10と、載置部40と、吹出部20と、吸込部30とを備える。送風部50は、空気を送出する。清浄部40は、空気を清浄する。収容部10は、送風部50と清浄部40とを収容する。載置部45は、臭いまたは煙のうちの少なくとも1つを発生させる発生部Aを載置する。吹出部20は、一方の端部25が空気の吹出口21を有し、他方の端部26が収容部10に連結される。吸込部30は、一方の端部35が空気の吸込口31を有し、他方の端部36が収容部10に連結される。【選択図】図2

Description

本発明は、空気清浄装置に関する。
特許文献1に記載の空気清浄装置は、送風機と、埃センサとを備える。送風機は、風を送風する。埃センサは、空気中の埃を検出する。空気清浄装置は、埃センサが検出した埃の量に応じて、送風機の風量を変更する。
特開2017-124363号公報
しかしながら、特許文献1に記載の空気清浄装置では、空気清浄装置が設置された空間に漂う埃を吸い込む。つまり、空間の様々な位置にある埃を吸い込もうとするため、埃に相当する臭いまたは煙を効率良く低減できなかった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、発生した臭いまたは煙を効率良く低減できる空気清浄装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面によれば、空気清浄装置は、送風部と、清浄部と、収容部と、載置部と、吹出部と、吸込部とを備える。前記送風部は、空気を送出する。前記清浄部は、前記空気を清浄する。前記収容部は、前記送風部と前記清浄部とを収容する。記載置部は、臭いまたは煙のうちの少なくとも1つを発生させる発生部を載置する。前記吹出部は、一方の端部が前記空気の吹出口を有し、他方の端部が前記収容部に連結される。前記吸込部は、一方の端部が前記空気の吸込口を有し、他方の端部が前記収容部に連結される。
本発明の空気清浄装置によれば、発生した臭いまたは煙を効率良く低減できる。
本発明の実施形態に係る空気清浄システムを示す図である。 図1に示す空気清浄装置のII-II断面を示す図である。 本実施形態の空気清浄装置を示すブロック図である。 本実施形態の空気清浄装置の制御部が実行する処理のフローチャートを示す。 本実施形態の空気清浄装置の制御部が実行する別の処理のフローチャートを示す。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。また、図面には、説明の便宜のため、三次元直交座標系(X、Y、Z)を適宜記載している。そして、図中、X軸及びY軸は水平方向に平行であり、Z軸は鉛直方向に平行である。また、本明細書において、平面視は、鉛直上方から対象物を視ることを示す。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る空気清浄システム1を説明する。まず、図1を参照して空気清浄システム1を説明する。図1は、本発明の実施形態に係る空気清浄システム1を示す図である。図1に示すように、空気清浄システム1は、空気清浄装置100と加熱調理装置Aとを備える。空気清浄装置100は、空気清浄装置100に吸い込まれた空気を浄化する。空気清浄装置100は室内に配置される。
加熱調理装置Aは、食材を加熱する。加熱調理装置Aは、例えば、ホットプレートである。加熱調理装置Aは、「発生部」の一例に相当する。
次に、図1と図2とを参照して、空気清浄装置100を詳しく説明する。図2は、図1に示す空気清浄装置100のII-II断面を示す図である。図2に示すように、空気清浄装置100は、収容部10と、吹出部20と、吸込部30と、載置部45とを含む。
収容部10は、部品を収容する。部品は、収容部10の内部空間10Aに設置される。収容部10は、矩形状の箱である。収容部10の第1方向D1の側には、吹出部20と吸込部30とが位置する。第1方向D1は、収容部10から吹出部20へ向かう方向を示す。また、収容部10は、載置部45の第2方向D2の側に位置する。第2方向D2は、第1方向D1の反対方向を示す。
収容部10は、第1開口12Aと、第2開口12Bとを有する。第1開口12Aは、貫通孔である。貫通孔は、例えば、矩形状の長孔である。第1開口12Aは、内部空間10Aと吸込部30とを連通する。第1開口12Aは、載置部45に対して第2開口12Bよりも第3方向D3の側に位置する。第3方向D3は、第2開口12Bから載置部45に向かう方向を示す。
第2開口12Bは、貫通孔である。貫通孔は、例えば、矩形状の長孔である。第2開口12Bは、内部空間10Aと吹出部20とを連通する。第2開口12Bは、載置部45に対して第1開口12Aよりも第4方向D4の側に位置する。第4方向D4は、第1開口12Aから載置部45に向かう方向を示す。
吹出部20は、空気を吹き出す。吹出部20は、筒形状である。吹出部20は、空気が通過する。吹出部20の内部には、吹出風路20Aが形成される。吹出部20は、第2開口12Bに連結される。つまり、吹出部20の吹出風路20Aと収容部10の内部空間10Aとは、連通する。
吹出部20は、吹出端部25と、連結端部26とを含む。
吹出端部25は、筒形状を有する。吹出端部25は、空気の吹出口21を有する。吹出端部25は、吹出部20の「一方の端部」の一例に相当する。吹出口21は、空気清浄装置100の外部と内部とを連通する。吹出口21は、空気を吹き出す。吹出口21は、第3方向D3に向かって開口する。吹出風路20Aを通過する空気は、吹出口21を介して外部に流出する。つまり、吹出口21から吹き出される空気は、第3方向D3に向かって移動する。第3方向D3に向かう空気は、気流F1を発生させる。気流F1は、載置部45の第1方向D1の側を移動する。また、気流F1は、載置部45に載置された加熱調理装置Aの第1方向D1の側を移動する。吹出端部25は、連結端部26の第1方向D1の側に位置する。
連結端部26は、収容部10に連結される。連結端部26は、吹出部20の「他方の端部」の一例に相当する。連結端部26は、筒形状を有する。連結端部26は、連結孔22を有する。連結孔22は、第2方向D2に向かって開口する。具体的には、連結孔22は、収容部10の第2開口12Bと一致する。つまり、収容部10の内部空間10Aの空気は、連結孔22を介して、吹出部20の吹出風路20Aに流入する。連結端部26は、収容部10と吹出端部25との間に位置する。
吸込部30は、空気を吸い込む。吸込部30は、筒形状である。吸込部30は、空気が通過する。吸込部30の内部には、吸込風路30Aが形成される。吸込部30は、第1開口12Aに連結される。つまり、吸込部30の吸込風路30Aと収容部10の内部空間10Aとは、連通する。吸込部30は、吹出部20と対向する。
吸込部30は、吸込端部35と、連結端部36とを含む。
吸込端部35は、空気の吸込口31を有する。吸込端部35は、筒形状を有する。吸込端部35は、吸込部30の「一方の端部」の一例に相当する。吸込口31は、空気清浄装置100の外部と内部とを連通する。吸込口31は、空気を吸い込む。吸込口31は、第4方向D4に向かって開口する。つまり、外部の空気は、吸込口31を介して吸込風路30Aに流入する。吸込端部35は、連結端部36の第1方向D1の側に位置する。吸込部30の吸込口31は、吹出部20の吹出口21と対向する。
連結端部36は、収容部10に連結される。連結端部36は、吸込部30の「他方の端部」の一例に相当する。連結端部36は、筒形状を有する。連結端部36は、連結孔32を有する。連結孔32は、第2方向D2に向かって開口する。具体的には、連結孔32は、収容部10の第1開口12Aと一致する。つまり、吸込風路30Aを通過する空気は、連結孔32を介して、収容部10の内部空間10Aに流入する。連結端部36は、収容部10と吸込端部35との間に位置する。
載置部45は、加熱調理装置Aを載置する。載置部45は、例えば、不燃性材料で形成される。不燃性材料は、例えば、石、鉄鋼、コンクリート等である。なお、載置部45は、不燃性材料の他に、準不燃材料、または、難燃材料であってもよい。準不燃材料は、例えば、木毛セメント板、石膏ボード、セルロースファイバー等である。難燃材料は、難燃合板、難燃繊維板、難燃プラスチック板等である。なお、図2に示すように、載置部45に載置された加熱調理装置Aは、食材Mを加熱する。
引き続き、図1と図2とを参照して、空気清浄装置100を更に詳しく説明する。図2に示すように、空気清浄装置100は、清浄部40と、送風部50とを更に有する。空気清浄装置100の収容部10は、清浄部40と、送風部50とを収容する。
清浄部40は、空気を清浄する。清浄部40は、臭いを消臭する。消臭とは、臭いを消す、または、臭いを低減することを示す。臭いの成分は、臭いの原因となる臭気物質である。臭気物質は、例えば、アンモニア、メチルメルカプタン、トリメチルアミン、及び/または、ノネナール等である。加えて、清浄部40は、煙を捕獲する。更に、清浄部40は、塵埃を捕獲する。
清浄部40は、例えば、空気清浄フィルタである。空気清浄フィルタは、例えば、不織布を紙状に形成したHEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタである。但し、空気清浄フィルタの種類については特に限定されない。空気清浄フィルタは、吸込部30から吸い込まれた空気を浄化する。
清浄部40は、複数のフィルタを含んでもよい。例えば、複数のフィルタのうちの1つは、煙粒子を捕獲する。煙粒子を捕獲するフィルタは、煙粒子よりもフィルタの目が細かい。
また、例えば、複数のフィルタのうちの1つは、臭いを吸収する。臭いを吸収するフィルタは、例えば、化学吸着剤、及び、物理吸着剤をふくんでもよい。化学吸着剤は、例えば、酸化亜鉛、タンニン酸、植物抽出成分、及び、白金ナノ粒子のうちの少なくとも1つを含む。また、物理吸着剤は、例えば、シリカゲル、活性炭、活性アルミナ、ゼオライト、多孔質シリカ、及び、金属錯体多孔体のうちの少なくとも1つを含む。
なお、収容部10内の清浄部40が存在する領域は、後述する第1検知部61、及び、後述する第2検知部62よりも、吸込風路30Aの下流側に位置する。本実施形態では、収容部10内の清浄部40が存在する領域は、吸込部30の第2方向D2の側に配置される。また、清浄部40は、収容部10の第3方向D3の側に配置される。清浄部40の配置は、吸込部30から吸い込まれた空気を清浄できる位置に配置されればよい。なお、清浄部40は、吸込口31に近いほど、吸込部30の内部に汚れが付着することを抑制できる。
送風部50は、空気を送出する。具体的には、送風部50が収容部10の内部で空気を送出することで、吸込口31から空気が吸い込まれる。そして、吸込口31から吸い込まれた空気は、吸込部30の吸込風路30Aを通過する。吸込風路30Aを通過する空気は、連結孔32と第1開口12Aとを介して、収容部10の内部空間10Aに流入する。そして、空気は、清浄部40を通過して空気を浄化する。浄化された空気は、送風部50は浄化された空気を第2開口12Bへ向けて送風する。浄化された空気は、第2開口12Bと連結孔22とを介して吹出部20の吹出風路20Aに流入する。そして、吹出風路20Aを通過する空気は、吹出口21を介して外部に吹き出る。
なお、吹出口21を介して外部に吹き出された空気は、第3方向D3に向けて移動する気流F1となる。気流F1は、加熱調理装置Aの第1方向D1の側を通過する。つまり、加熱調理装置Aから発生した臭いまたは煙は、気流F1によって第3方向D3に運ばれて、吸込口31に吸い込まれる。
送風部50は、例えば、シロッコファンである。なお、収容部10内の送風部50が存在する領域は、吹出部20の第2方向D2の側に配置される。また、送風部50は、収容部10の第4方向D4の側に配置される。送風部50は、回転羽根とモータとを含む。回転羽根は、回転することで気流を発生させる。モータは回転羽根を回転させる。
なお、送風部50の配置は、ファンの種類によって変更される。例えば、送風部50がシロッコファンの場合、シロッコファンは収容部10の第2開口12Bと隣接する位置に配置される。また、例えば、シロッコファンは、収容部10の内部に複数配置されてもよい。シロッコファンの数は、吹出部20の連結孔22の大きさによって決定される。複数のシロッコファンは、連結孔22が延びる方向に沿って配置される。
例えば、送風部50がクロスフローファンの場合、クロスフローファンは、清浄部40と隣接する位置に配置される。クロスフローファンは、略円筒体の羽根車が回転することで風を送出する。クロスフローファンは、連結孔22の長さに応じた羽根車を有する。ファンが空気を吸い込む方向、及び、ファンが空気を吹き出す方向を考慮して、ファンの配置が決定されることが好ましい。加えて、ファンの配置は、空気清浄装置100で発生する圧力損失を低減できる配置が好ましい。
載置部45に載置された加熱調理装置Aは、食材Mを加熱することで、臭いまたは煙のうちの少なくとも1つを発生させる。臭いまたは煙は、吸込部30の吸込口31から吸い込まれる。吸込口31から吸い込まれた臭いまたは煙は、清浄部40で清浄できる。そして、清浄された空気は吹出口21から送出される。したがって、臭いまたは煙が過剰に拡散する前に吸込口31から臭いまたは煙を吸い込むことができる。この結果、発生した臭いまたは煙を効率良く低減できる。つまり、空間に広がった臭いまたは煙を吸い込む場合と比較して、本実施形態の臭いまたは煙が広がる前に吸い込む場合は、臭いまたは煙を効率良く低減できる。
引き続き、図1と図2とを参照して本実施形態に係る空気清浄装置100を更に詳しく説明する。図2に示すように、載置部45は、吹出部20と吸込部30との間に配置される。吹出口21と吸込口31とは、載置部45の上方である第1方向D1の側に位置する。つまり、臭い、または、煙を発生させる加熱調理装置Aは、吹出部20と吸込部30との間に配置できる。そして、載置部45よりも第1方向D1の側に吹出口21と吸込口31とが位置するため、加熱調理装置Aを載置部45に載置しても、加熱調理装置Aから発生する臭い、または、煙を吸込口31に移動させることができる。したがって、臭い、または、煙を第3方向D3の側へ移動させる際の障害を少なくできる。この結果、吸込口31に吸い込まれる臭いの量、または、吸込口31に吸い込まれる煙の量が減少することを抑制できる。加えて、発生した臭いまたは煙が広がる前に吸い込むことが容易となる。
また、図2に示すように、吹出口21から載置部45までの距離L1と、吸込口31から載置部45までの距離L2とは異なる。したがって、吹出口21と吸込口31とをユーザーが見間違えることを抑制できる。つまり、載置部45に載置する加熱調理装置Aの位置を吸込口31の側に設置することが容易となる。この結果、吸込口31が臭い、または、煙を吸込むことが容易な位置に加熱調理装置Aを載置部45に載置することができる。
吸込口31から載置部45までの距離L2は、吹出口21から載置部45までの距離L1と比較して大きい。つまり、吸込口31は、吹出口21よりも上方に位置する。例えば、臭いの成分が揮発して空気より軽い気体が発生する場合、臭いは上昇する。つまり、臭いは、気流F1によって第3方向D3の側に移動しつつ上昇する。したがって、吸込口31は、第3方向D3の側に移動しつつ上昇する臭いと煙とを吸込む。この結果、吸込口31に吸い込まれずに上昇する臭いと煙とを低減できる。
次に図1~図3を参照して、本実施形態の空気清浄装置100を更に詳しく説明する。図3は、本実施形態の空気清浄装置100を示すブロック図である。図3に示すように、空気清浄装置100は、第1検知部61と、第2検知部62と、制御部80と、記憶部70とを更に備える。
図1に示すように、第1検知部61は、吸込部30に配置される。具体的には、第1検知部61は、吸込部30の吸込口31に配置される。第1検知部61は、臭い、または、煙のうちの少なくとも1つを検知する。具体的には、第1検知部61は、臭いセンサを含む。臭いセンサは、例えば、半導体式臭気センサである。半導体式臭気センサは、臭いを検知すると、抵抗値が変化する。半導体式臭気センサは、抵抗値に応じた信号を制御部80に出力する。なお、臭いセンサは、煙の臭いを検知してもよい。また、具体的には、第1検知部61は、加熱調理装置Aから発生した煙を検知する。
また、第1検知部61は、煙センサを含んでもよい。煙センサは、例えば、空気に含まれる煙粒子の濃度を検知する。煙センサは、例えば、発光部と、受光部とを有する。例えば、減光率15%以上の濃度の煙粒子が存在する場合、発光部から発光された光が煙粒子により屈折されて受光部に到達する。煙センサは、受光量を示す信号を制御部80に出力する。
図1に示すように、第2検知部62は、吸込部30に配置される。具体的には、第2検知部62は、吸込部30の吸込口31に配置される。第2検知部62は、熱を検知する。第2検知部62は、例えば、サーミスタである。サーミスタは、温度に応じて抵抗値が変化する。サーミスタは、抵抗値に応じた信号を制御部80に出力する。
なお、図1に示すように、吸込口31において、第2検知部62と第1検知部61とは離間して配置されているが、これに限らない。第1検知部61と第2検知部62とは、接触して配置されてもよい。
制御部80は、CPU(Central Processing Unit)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)のようなプロセッサー、及び記憶装置を含む。例えば、制御部80は、空気清浄装置100の各要素から各種信号を受け取り、受け取った信号に基づいて、空気清浄装置100の各要素を制御する。具体的には制御部80は、送風部50、第1検知部61、第2検知部62、及び、記憶部70のような空気清浄装置100の各要素を制御する。
記憶部70は、データ及びコンピュータープログラムを記憶する。例えば、記憶部70は、制御部80の各処理に必要なデータを一時的に記憶する。記憶部70は、記憶装置(主記憶装置及び補助記憶装置)を含み、例えば、メモリー及びハードディスクドライブを含む。記憶部70はリムーバブルメディアを含んでもよい。
引き続き、図3を参照して、制御部80が実行する処理を説明する。制御部80は、送風部50を制御する。
具体的には、制御部80は、第1検知部61の検知結果に基づいて、送風部50を制御する。したがって、臭いの発生、または、煙の発生に応じて、送風部50から風を発生させることができる。つまり、臭い、または、煙を吸い込むタイミングを使用者が細かく設定しなくてもよい。この結果、吸い込みを行うタイミングを設定する使用者の手間を低減できる。加えて、臭いの発生、または、煙の発生にあわせて風を発生させることができるため、臭いや煙の拡散をコントロールできる。この結果、より効果的に臭いや煙を吸い込むことができる。
具体的には、制御部80は、第1検知部61から検知結果を取得する。そして、制御部80は、第1検知部61の検知結果が閾値よりも大きいか否かを判定する。第1検知部61の検知結果が閾値よりも大きい場合、制御部80は、送風部50の風量が増加するように、送風部50を制御する。
具体的は、制御部80は、第1風量から第2風量になるように、送風部50の風量を増加させる。更に具体的には、制御部80は、送風部50の回転羽根の回転速度を増加させることで、風量を増加させる。第2風量は、第1風量よりも大きい。第2風量は、第1検知部61が臭い、または、煙を検知しているときの回転羽根の回転速度を示す。換言すると、制御部80は、第1回転速度から第2回転速度になるように、送風部50の回転羽根の回転速度を増加させる。したがって、吸込口31から吸い込まれる空気の吸引量が増加する。つまり、収容部10に流入する空気の単位時間当たりの流入量が増加する。よって、臭い、または、煙を吸込部30に効果的に取り込むことができる。この結果、取り込んだ空気を効果的に浄化できる。
なお、閾値よりも小さい場合、制御部80は、送風部50の風量を第1風量に変更する。
次に図3と図4とを参照して、本実施形態の制御部80が実行する処理を詳しく説明する。図4は、本実施形態の制御部80が実行する処理のフローチャートを示す。本実施形態の制御部80が実行する処理は、ステップS101~ステップS104を含む。
ステップS101において、制御部80は、第1検知部61から検知結果を取得する。処理はステップS102に進む。
ステップS102において、制御部80は、第1検知部61の検知結果が閾値よりも大きいか否かを判定する。第1検知部61の検知結果が閾値よりも大きくない場合(ステップS102でNo)、処理はステップS104に進む。第1検知部61の検知結果が閾値よりも大きい場合(ステップS102でYes)、処理はステップS103に進む。
ステップS102でYesの場合、ステップS103において、制御部80は、送風部50の風量を第2風量に変更するように、送風部50を制御する。処理は終了する。
ステップS102でNoの場合、ステップS104において、制御部80は、送風部50の風量を第1風量に変更するように、送風部50を制御する。処理は終了する。
次に、図3と図5とを参照して、本実施形態の制御部80が実行する別の処理を説明する。制御部80は、第2検知部62の検知結果に基づいて、送風部50を制御する。第2検知部62が熱を検知する場合、食材Mが加熱されている。食材Mは、加熱により、臭い、または、煙を発生させる。したがって、臭いの発生、または、煙の発生に応じて、送風部50から風を発生させることができる。つまり、臭い、または、煙を吸い込むタイミングを使用者が細かく設定しなくてもよい。この結果、吸い込みを行うタイミングを設定する使用者の手間を低減できる。また、臭いや煙が発生する前に、第2検知部62は熱を検知するため、臭いや煙が発生する前から送風を実行できる。この結果、臭いや煙の拡散の前に送風を開始して、効率的に臭いや煙を吸い込むことができる。
具体的には、制御部80は、第2検知部62から検知結果を取得する。そして、制御部80は、第2検知部62の検知結果が閾値よりも大きいか否かを判定する。第2検知部62の検知結果が閾値よりも大きい場合、制御部80は、送風部50の風量が増加するように、送風部50を制御する。
具体的は、制御部80は、第1風量から第2風量になるように、送風部50の風量を増加させる。更に具体的には、制御部80は、送風部50の回転羽根の回転速度を増加させることで、風量を増加させる。換言すると、制御部80は、第1回転速度から第2回転速度になるように、送風部50の回転羽根の回転速度を増加させる。したがって、吸込口31から吸い込まれる空気の吸引量が増加する。つまり、収容部10に流入する空気の単位時間当たりの流入量が増加する。よって、臭い、または、煙を吸込部30に効果的に取り込むことができる。この結果、取り込んだ空気を効果的に浄化できる。
なお、閾値よりも小さい場合、制御部80は、送風部50の風量を第1風量に変更する。
引き続き、図3と図5とを参照して、本実施形態の制御部80が実行する別の処理を更に詳しく説明する。図5は、本実施形態の制御部80が実行する別の処理のフローチャートを示す。本実施形態の制御部80が実行する処理は、ステップS111~ステップS114を含む。
ステップS111において、制御部80は、第2検知部62から検知結果を取得する。処理はステップS112に進む。
ステップS112において、制御部80は、第2検知部62の検知結果が所定の温度よりも高いか否かを判定する。第2検知部62の検知結果が所定の温度よりも高くない場合(ステップS112でNo)、処理はステップS114に進む。第2検知部62の検知結果が所定の温度よりも高い場合(ステップS112でYes)、処理はステップS113に進む。
ステップS112でYesの場合、ステップS113において、制御部80は、送風部50の風量を第2風量に変更するように、送風部50を制御する。処理は終了する。
ステップS112でNoの場合、ステップS114において、制御部80は、送風部50の風量を第1風量に変更するように、送風部50を制御する。処理は終了する。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。また、上記の各実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の速度、材質、形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)本実施形態に係る空気清浄装置100の吹出口21の大きさと、吸込口31の大きさとは、異なってもよい。例えば、吸込口31の大きさは、吹出口21の大きさよりも大きくてもよい。
(2)本実施形態に係る空気清浄装置100の送風部50は、収容部10に配置されたが、これに限らない。例えば、送風部50は、吹出部20の内部に配置されてもよい。
(3)本実施形態に係る空気清浄装置100の清浄部40は、収容部10に配置されたが、これに限らない。例えば、送風部50は、吸込部30の内部に配置されてもよい。
(4)本実施形態に係る空気清浄装置100の載置部45には、発生部として加熱調理装置Aが載置されたが、これに限らない。臭いまたは煙のうちの少なくとも1つが発生すればよい。例えば、載置部45には、灰皿が載置されてもよい。また、シンナーなどの有機溶剤を収容した箱が載置部45に載置されてもよい。
本発明は、空気清浄装置を提供するものであり、産業上の利用可能性を有する。
10 :収容部
20 :吹出部
21 :吹出口
25 :吹出端部(吹出部の一方の端部)
26 :連結端部(吹出部の他方の端部)
30 :吸込部
31 :吸込口
35 :吸込端部(吸込部の一方の端部)
36 :連結端部(吸込部の他方の端部)
40 :清浄部
45 :載置部
50 :送風部
61 :第1検知部
62 :第2検知部
80 :制御部
100 :空気清浄装置
A :加熱調理装置(発生部)
L1 :距離
L2 :距離
M :食材

Claims (6)

  1. 空気を送出する送風部と、
    前記空気を清浄する清浄部と、
    前記送風部と前記清浄部とを収容する収容部と、
    臭いまたは煙のうちの少なくとも1つを発生させる発生部を載置可能な載置部と、
    一方の端部が前記空気の吹出口を有し、他方の端部が前記収容部に連結される吹出部と、
    一方の端部が前記空気の吸込口を有し、他方の端部が前記収容部に連結される吸込部と
    を備える、空気清浄装置。
  2. 前記載置部は、前記吹出部と前記吸込部との間に配置され、
    前記吹出部の前記吹出口と前記吸込部の前記吸込口とは、対向し、前記載置部の上方に位置する、請求項1に記載の空気清浄装置。
  3. 前記吹出口から前記載置部までの距離と前記吸込口から前記載置部までの距離とは異なる、請求項2に記載の空気清浄装置。
  4. 前記吸込口から前記載置部までの距離は、前記吹出口から前記載置部までの距離と比較して大きい、請求項3に記載の空気清浄装置。
  5. 前記臭いまたは煙のうちの少なくとも1つを検知する第1検知部と、
    前記第1検知部の検知結果に基づいて、前記送風部を制御する制御部と
    を更に備える、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の空気清浄装置。
  6. 熱を検知する第2検知部を更に備え、
    前記第2検知部は、前記吸込口に配置され、
    前記発生部は、食材を加熱することで、煙または臭いを発生させ、
    前記制御部は、前記第2検知部の検知結果に基づいて、前記送風部を制御する、請求項5に記載の空気清浄装置。
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