JP2022160778A - ディスプレイユニット - Google Patents

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Toshiyuki Kita
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Abstract

【課題】利用者がどの位置にいたとしても、正面パネルを利用者が最も見易い位置に自動的に動かすことができ、正面パネルを利用者が最も見易い状態にすることができるディスプレイユニットを提供する。【解決手段】ディスプレイユニット10は、その背面エリアが所定の建築物の天井と床との間に架設された上下方向へ延びるロッド11に連結され、ロッド11の軸方向に沿って上下方向上方と上下方向下方とへオートマチックに上下動可能であり、背面エリアの中央部を軸としてロッド11の所定の箇所において時計回り時方向と反時計回り方向とへオートマチックに自転可能であるとともに、ロッド11の周り方向に沿って右回り方向と左回り方向とへオートマチックに公転可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、正面パネルに所定の画像を出力するディスプレイユニットに関する。
処理装置と、処理装置に接続されて処理装置に複数の画像を生成するように構成されたカメラと、処理装置に接続されて処理装置によって出力された第1のシーンを表示するように構成されたディスプレイ装置と、処理装置に接続されて対話型ディスプレイのプロセスを記憶し、処理装置に指示して対話型ディスプレイのプロセスを実行するように構成されたメモリ装置とを有し、カメラによって撮影された複数の画像に対応する複数のジェスチャを判定する判定手段と、複数のジェスチャのうちのジェスチャの所定の組合せを第1のコマンドとして解釈する解釈手段と、第1のコマンドに応答して第1のシーンを出力するシーン出力手段とを含む対話型ディスプレイシステムが開示されている(特許文献1参照)。対話型ディスプレイシステムは、利用者によって実行される所定のジェスチャの組合せを検出し、対話型ディスプレイシステムに指示して利用者に応答することができ、入力装置にデータを入力することなく、利用者が対話型ディスプレイシステムと対話することができる。
特開2020-52991号公報
前記特許文献1に開示の対話型ディスプレイシステムは、ディスプレイがその中心を軸として時計回り方向と反時計回り方向とへ自転(回転)することはなく、ディスプレイが上下方向へ上下動することはなく、ディスプレイが支柱を中心として支柱の左回り方向と右回り方向とへ公転(回転)することはないから、ディスプレイを利用者が最も見易い位置に自動的に動かすことができず、ディスプレイを利用者が最も見易い状態にすることができない。
この対話型ディスプレイシステムは、カメラが撮影した画像データやマイクロフォンが集音した音声データを他のサーバに送信することがないから、カメラが撮影した画像を他のサーバのディスプレイに出力(表示)させることができず、マイクロフォンが集音した音声を他のサーバのスピーカーから出力させることができない。又、他のサーバから所定の画像データや所定の音声データを受信することはないから、他のサーバから受信した画像をディスプレイに出力(表示)することができず、他のサーバから受信した音声をスピーカーから出力(表示)することができない。対話型ディスプレイシステムは、他のサーバ(第三者)から各種の画像情報や音声情報を取得することや他のサーバ(第三者)に各種の画像情報や音声情報を提供することができず、他のサーバを利用する対話者と対話形式で通話することができない。
本発明の目的は、利用者がどの位置にいたとしても、正面パネルを利用者が最も見易い位置に自動的に動かすことができ、正面パネルを利用者が最も見易い状態にすることができるディスプレイユニットを提供することにある。本発明の他の目的は、画像データや音声データを双方向に送受信することができ、他のサーバ(第三者)から各種の画像情報や音声情報を取得することができるとともに、他のサーバ(第三者)に各種の画像情報や音声情報を提供することができ、他のサーバを利用する対話者と対話形式で通話することができるディスプレイユニットを提供することにある。
前記課題を解決するための本発明の前提は、幅方向又は上下方向へ長い所定面積の正面パネル及び背面エリアを有し、正面パネルに所定の画像を出力するディスプレイユニットである。
前記前提における本発明の特徴は、ディスプレイユニットの背面エリアが、上下方向へ延びるロッドに連結され、ディスプレイユニットが、ロッドの軸方向に沿って上下方向上方と上下方向下方とへオートマチックに上下動可能であり、背面エリアの中央部を軸としてロッドの所定の箇所において時計回り時方向と反時計回り方向とへオートマチックに自転可能であるとともに、ロッドの周り方向に沿って右回り方向と左回り方向とへオートマチックに公転可能であることにある。
本発明の一例としては、ディスプレイユニットが、不特定多数の利用者の音声を集音するマイクロフォンを備え、ディスプレイユニットを使用する正当利用者の音声を識別する識別音声波形を記憶する識別音声波形記憶手段と、マイクロフォンを利用して不特定多数の利用者の音声を集音する音声集音手段と、音声集音手段によって集音した不特定多数の利用者の音声の利用者音声波形と音声波形記憶手段によって記憶した識別音声波形とを比較する音声波形比較手段と、音声波形比較手段によって比較した利用者音声波形と識別音声波形とが一致した場合、その音声を発した利用者が正当利用者であると判断してディスプレイユニットを起動させる起動手段とを有する。
本発明の他の一例としては、ディスプレイユニットが、音声波形比較手段によって比較した利用者音声波形と識別音声波形とが不一致の場合、その音声を発した利用者が不正利用者であると判断してディスプレイユニットの稼働を停止させる稼働停止手段と、音声波形比較手段によって比較した利用者音声波形と識別音声波形とが一致した場合、その音声を発した利用者が正当利用者であると判断してディスプレイユニットの稼働を継続する稼働継続手段とを含む。
本発明の他の一例としては、ディスプレイユニットが、正面パネルに対向する物体を撮影するカメラを備え、ディスプレイユニットを使用する正当利用者の特定顔画像を記憶する特定顔画像記憶手段と、カメラを利用して不特定多数の利用者の顔画像を撮影する顔画像撮影手段と、顔画像撮影手段によって撮影した顔画像と特定顔画像記憶手段によって記憶した特定顔画像とを比較する顔画像比較手段と、顔画像比較手段によって比較した顔画像と特定顔画像とが一致した場合、その顔画像の利用者が正当利用者であると判断してディスプレイユニットを起動させる起動手段とを有する。
本発明の他の一例としては、ディスプレイユニットが、顔画像比較手段によって比較した顔画像と特定顔画像とが不一致の場合、その顔画像の利用者が不正利用者であると判断してディスプレイユニットの稼働を停止させる稼働停止手段と、顔画像比較手段によって比較した顔画像と特定顔画像とが一致した場合、その顔画像の利用者が正当利用者であると判断してディスプレイユニットの稼働を継続する稼働継続手段とを含む。
本発明の他の一例としては、ディスプレイユニットが、マイクロフォンを利用して正当利用者の音声を集音した場合、正面パネルが正当利用者の音声の方向へ向かうようにディスプレイユニットをロッドの軸方向に沿って上下方向上方と上下方向下方とへオートマチックに上下動させる第1上下動手段と、正面パネルが正当利用者の音声の方向へ向かうようにディスプレイユニットをロッドの周り方向に沿って右回り方向と左回り方向とへオートマチックに公転させる第1公転手段とを含む。
本発明の他の一例としては、ディスプレイユニットが、マイクロフォンを利用して正当利用者の上下方向上方又は上下方向下方への上下動を促す第1メッセージを集音した場合、前記第1メッセージに従ってディスプレイユニットをロッドの軸方向に沿って上下方向上方又は上下方向下方へオートマチックに上下動させる第2上下動手段と、マイクロフォンを利用して正当利用者の時計回り時方向又は反時計回り方向への自転を促す第2メッセージを集音した場合、第2メッセージに従ってディスプレイユニットをロッドの所定の箇所において時計回り時方向又は反時計回り方向へオートマチックに自転させる第2自転手段と、マイクロフォンを利用して正当利用者の右回り方向又は左回り方向への公転を促す第3メッセージを集音した場合、前記第3メッセージに従ってディスプレイユニットをロッドの周り方向に沿って右回り方向又は左回り方向へオートマチックに公転させる第2公転手段と、マイクロフォンを利用してディスプレイユニットの動作の停止を促す前記正当利用者の第4メッセージを集音した場合、前記第4メッセージに従ってディスプレイユニットの動作を停止させる動作停止手段とを含む。
本発明の他の一例としては、ディスプレイユニットが、所定の音を発音するスピーカーを備え、ディスプレイユニットを介して正当利用者と対話する少なくとも一人の対話者の対話音声を対話者が利用する他のサーバから所定のネットワークを介して受信する対話音声受信手段と、対話音声受信手段によって受信した対話音声をスピーカーを利用して出力する対話音声出力手段と、ディスプレイユニットを介して対話者と対話する正当利用者の対話音声をマイクロフォンを介して集音しつつ、集音した対話音声を対話者が利用する他のサーバにネットワークを介して送信する対話音声送信手段とを含む。
本発明の他の一例としては、ディスプレイユニットが、マイクロフォンを利用して正当利用者の特定の要望事項を集音する特定要望事項集音手段と、正当利用者の過去から現在までの各種複数の要望事項とそれら要望事項に対応可能な複数の対話者情報とを教師データとして使用し、特定要望事項集音手段によって集音した正当利用者の特定の要望事項に対応可能な対話者を学習によって推定する対話者推定手段と、特定要望事項集音手段によって集音した特定の要望事項に対応可能な少なくとも一人の対話者を対話者推定手段によって推定しつつ、推定した対話者が利用する他のサーバにネットワークを介してアクセスし、マイクロフォン及びスピーカーを利用して正当利用者と推定した対話者との対話を実現する対話実現手段とを含む。
本発明の他の一例としては、ディスプレイユニットが、対話実現手段によって対話が可能となった対話者の対話者画像を対話中に対話者が利用する他のサーバからネットワークを介して受信する対話者画像受信手段と、対話者画像受信手段によって受信した対話者画像を正面パネルに出力する対話者画像出力手段と、カメラを利用して撮影された正当利用者の利用者画像を対話中に対話者が利用する他のサーバにネットワークを介して送信する利用者画像送信手段とを含む。
本発明の他の一例としては、ディスプレイユニットが、マイクロフォンを利用して正当利用者の特定の要望事項を集音する特定要望事項集音手段と、正当利用者の過去から現在までの各種複数の要望事項とそれら要望事項に対応する各種複数のウェブサイト情報とを教師データとして使用し、特定要望事項集音手段によって集音した正当利用者の特定の要望事項に対応するウェブサイトを学習によって推定するウェブサイト推定手段と、特定要望事項集音手段によって集音した特定の要望事項に対応する少なくとも1つのウェブサイトをウェブサイト推定手段によって推定しつつ、推定したウェブサイトから所定のウェブサイトが指定されたときに、指定されたウェブサイトを他のサーバからネットワークを介して受信し、そのウェブサイトを正面パネルに出力するウェブサイト出力手段とを含む。
本発明の他の一例としては、ディスプレイユニットが、正当利用者が発音した対話音声及びネットワークを介して他のサーバから受信した対話者の対話音声を所定の言語に翻訳する翻訳手段と、翻訳手段によって翻訳した正当利用者の翻訳音声を対話者が利用する他のサーバにネットワークを介して送信する翻訳音声送信手段と、翻訳手段によって翻訳した対話者の翻訳音声をスピーカーを利用して出力する翻訳音声出力手段とを含む。
本発明の他の一例としては、ロッドが、所定の建築物の天井と床との間に架設され、又は、所定の建築物の上梁と下梁との間に架設されている。
本発明に係るディスプレイユニットによれば、ロッドの軸方向に沿って上下方向上方と上下方向下方とへオートマチックで上下動するから、正面パネルを上下方向上方と上下方向下方とへ自動で移動させることができ、利用者の好みに応じて正面パネルの上下方向の位置を自動で変更することができる。ディスプレイユニットは、背面エリアの中央部を軸としてロッドの所定の箇所において時計回り時方向と反時計回り方向とへオートマチックで自転(回転)するから、正面パネルを上下方向(縦方向)へ長い縦長状態と幅方向(横方向)へ長い横長状態とのいずれかに変えることができ、利用者の好みに応じて正面パネルを縦長と横長とのいずれかの状態に自動で変更することができる。ディスプレイユニットは、ロッドの周り方向に沿って右回り方向と左回り方向とへオートマチックで公転(回転)するから、利用者がどの位置にいたとしても、その利用者が見ることが可能な位置に正面パネルをオートマチックで移動させることができ、正面パネルを利用者が視認可能な状態にすることができる。ディスプレイユニットは、利用者の位置にかかわらず、正面パネルを利用者が最も見易い位置に自動的に動かすことができ、正面パネルを利用者が最も見易い状態に位置させることができる。
不特定多数の利用者の音声を集音するマイクロフォンを備え、ディスプレイユニットを使用する正当利用者の音声を識別する識別音声波形を記憶し、マイクロフォンを利用して不特定多数の利用者の音声を集音するとともに、集音した不特定多数の利用者の音声の利用者音声波形と記憶した識別音声波形とを比較し、比較した利用者音声波形と識別音声波形とが一致した場合、その音声を発した利用者が正当利用者であると判断してディスプレイユニットを起動させるディスプレイユニットは、音声を発した利用者が正当利用者である場合のみにディスプレイユニットを起動させ、音声を発した利用者が正当利用者でない場合、ディスプレイユニットが起動することはないから、正当利用者以外のディスプレイユニットの使用を防ぐことができ、正当利用者のみにディスプレイユニットを使用させることができる。
比較した利用者音声波形と識別音声波形とが不一致の場合、その音声を発した利用者が不正利用者であると判断してディスプレイユニットの稼働を停止させ、比較した利用者音声波形と識別音声波形とが一致した場合、その音声を発した利用者が正当利用者であると判断してディスプレイユニットの稼働を継続するディスプレイユニットは、音声を発した利用者が正当利用者である場合のみにディスプレイユニットの稼働を継続させ、音声を発した利用者が不正利用者であると判断した場合にディスプレイユニットの稼働を停止するから、不正利用者にディスプレイユニットが継続して使用されることはなく、正当利用者のみにディスプレイユニットを継続して使用させることができ、ディスプレイユニットの不正な利用を防ぐことができるとともに、正当利用者の個人情報やプライバシーの保護を図ることができる。
正面パネルに対向する物体を撮影するカメラを備え、ディスプレイユニットを使用する正当利用者の特定顔画像を記憶し、カメラを利用して不特定多数の利用者の顔画像を撮影するとともに、撮影した顔画像と記憶した特定顔画像とを比較し、比較した顔画像と特定顔画像とが一致した場合、その顔画像の利用者が正当利用者であると判断してディスプレイユニットを起動させるディスプレイユニットは、顔画像を撮影した利用者が正当利用者である場合のみにディスプレイユニットを起動させ、顔画像を撮影した利用者が正当利用者でない場合、ディスプレイユニットが起動することはないから、正当利用者以外のディスプレイユニットの使用を防ぐことができ、正当利用者のみにディスプレイユニットを使用させることができる。
比較した顔画像と特定顔画像とが不一致の場合、その顔画像の利用者が不正利用者であると判断してディスプレイユニットの稼働を停止させ、比較した顔画像と特定顔画像とが一致した場合、その顔画像の利用者が正当利用者であると判断してディスプレイユニットの稼働を継続するディスプレイユニットは、顔画像を撮影した利用者が正当利用者である場合のみにディスプレイユニットの稼働を継続させ、顔画像を撮影した利用者が不正利用者であると判断した場合にディスプレイユニットの稼働を停止するから、不正利用者にディスプレイユニットが継続して使用されることはなく、正当利用者のみにディスプレイユニットを継続して使用させることができ、ディスプレイユニットの不正な利用を防ぐことができるとともに、正当利用者の個人情報やプライバシーの保護を図ることができる。
マイクロフォンを利用して正当利用者の音声を集音した場合、正面パネルが正当利用者の音声の方向へ向かうようにディスプレイユニットをロッドの軸方向に沿って上下方向上方と上下方向下方とへオートマチックに上下動させ、正面パネルが正当利用者の音声の方向へ向かうようにディスプレイユニットをロッドの周り方向に沿って右回り方向と左回り方向とへオートマチックに公転(回転)させるディスプレイユニットは、正当利用者が発声するだけでディスプレイユニットが動作を開始し、正面パネルが正当利用者の音声の方向へ向かうから、正当利用者の位置にかかわらず、正当利用者が最も見易い位置に正面パネルが自動的に移動し、正面パネルの利用者が最も見易い状態をディスプレイユニット自体に作らせることができる。
マイクロフォンを利用して正当利用者の上下方向上方又は上下方向下方への上下動を促す第1メッセージを集音した場合、第1メッセージに従ってディスプレイユニットをロッドの軸方向に沿って上下方向上方又は上下方向下方へオートマチックに上下動させ、マイクロフォンを利用して正当利用者の時計回り時方向又は反時計回り方向への自転(回転)を促す第2メッセージを集音した場合、前記第2メッセージに従ってディスプレイユニットをロッドの所定の箇所において時計回り時方向又は反時計回り方向へオートマチックに自転(回転)させるとともに、マイクロフォンを利用して正当利用者の右回り方向又は左回り方向への公転(回転)を促す第3メッセージを集音した場合、第3メッセージに従ってディスプレイユニットをロッドの周り方向に沿って右回り方向又は左回り方向へオートマチックに公転(回転)させ、マイクロフォンを利用してディスプレイユニットの動作の停止を促す正当利用者の第4メッセージを集音した場合、第4メッセージに従ってディスプレイユニットの動作を停止させる動作停止手段とを含むディスプレイユニットは、正当利用者が発声するだけでディスプレイユニットを上下方向上方又は上下方向下方や時計回り時方向又は反時計回り方向、右回り方向又は左回り方向へ動かすことができ、正当利用者が手間を要せずに正面パネルを最も見易い位置に自動的に動かすことができ、正面パネルを最も見易い状態にすることができる。ディスプレイユニットは、正当利用者の第4メッセージに従ってディスプレイユニットの動作を停止させることができるから、正面パネルを正当利用者が最も見易い位置でディスプレイユニットの動作を停止させることができ、正当利用者が正面パネルを最も見易い状態にすることができる。
所定の音を発音するスピーカーを備え、ディスプレイユニットを介して正当利用者と対話する少なくとも一人の対話者の対話音声を対話者が利用する他のサーバから所定のネットワークを介して受信し、受信した対話音声をスピーカーを利用して出力するとともに、ディスプレイユニットを介して対話者と対話する正当利用者の対話音声をマイクロフォンを介して集音しつつ、集音した対話音声を対話者が利用する他のサーバにネットワークを介して送信するディスプレイシステムは、マイクロフォンによって集音した正当利用者の音声データをネットワークを介して対話者の他のサーバに送信し、対話者の音声データをネットワークを介して他のサーバから受信することで、他のサーバから対話者の各種の音声情報を取得・出力(表示)することができ、他のサーバに正当利用者の各種の音声情報を提供することができ、正当利用者と対話者との間で対話が実現され、両者にとって有益な情報を交換することができる。
正当利用者の過去から現在までの各種複数の要望事項とそれら要望事項に対応可能な複数の対話者情報とを教師データとして使用し、正当利用者の特定の要望事項に対応可能な対話者を学習によって推定し、マイクロフォンを介して集音した正当利用者の特定の要望事項に対応可能な少なくとも一人の対話者を推定しつつ、推定した対話者が利用する他のサーバにネットワークを介してアクセスし、マイクロフォン及びスピーカーを利用して正当利用者と推定した対話者との対話を実現するディスプレイユニットは、正当利用者の要望に応える最も適した対話者を推定し、その対話者との対話を実現するから、正当利用者が対話者から最適かつ有益な情報を得ることができ、正当利用者の衣食住等の生活の質の向上を図ることができる。
対話が可能となった対話者の対話者画像を対話中に対話者が利用する他のサーバからネットワークを介して受信し、受信した対話者画像を正面パネルに出力するとともに、カメラを利用して撮影された正当利用者の利用者画像を対話中に対話者が利用する他のサーバにネットワークを介して送信するディスプレイユニットは、カメラによって撮影した正当利用者の利用者画像を対話中にネットワークを利用して対話者の他のサーバに送信し、対話者の対話者画像をネットワークを利用して他のサーバから受信することで、正当利用者や対話者の利用者画像及び対話者画像を他のサーバとの間で双方向に送受信することができ、他のサーバから対話者の対話者画像を取得・出力(表示)することができ、他のサーバに正当利用者の利用者画像を提供することができる。ディスプレイユニットは、対話中に両者の容姿を知ることができ、両者の様子を確認しながら的確な情報の交換を行うことができる。
正当利用者の過去から現在までの各種複数の要望事項とそれら要望事項に対応する各種複数のウェブサイト情報とを教師データとして使用し、正当利用者の特定の要望事項に対応するウェブサイトを学習によって推定し、マイクロフォンを利用して集音した正当利用者の特定の要望事項に対応する少なくとも1つのウェブサイトを推定しつつ、推定したウェブサイトから所定のウェブサイトが指定されたときに、指定されたウェブサイトを他のサーバからネットワークを介して受信し、そのウェブサイトを正面パネルに出力するディスプレイユニットは、正当利用者の要望事項に対応する各種複数のウェブサイトを正面パネルに出力(表示)し、それらウェブサイトから所定のウェブサイトが指定されたときに、そのウェブサイトを正面パネルに出力(表示)するから、利用者が所望するウェブサイトを音声だけで正面パネルに出力(表示)させることができ、音声によって要望した所望のウェブサイトを確認することで正当利用者が自己にとって有益な各種情報を取得することができる。
正当利用者が発音した対話音声及びネットワークを介して他のサーバから受信した対話者の対話音声を所定の言語に翻訳し、翻訳した正当利用者の翻訳音声を対話者が利用する他のサーバにネットワークを介して送信するとともに、翻訳した対話者の翻訳音声をスピーカーを利用して出力するディスプレイユニットは、正当利用者の対話音声及び対話者の対話音声を所定の言語に翻訳し、翻訳した対話者の翻訳をスピーカーを利用して出力するから、言語が異なる各国の対話者(外国人)と対話によってコミュニケーションを取ることができ、他国の対話者に有益な各種情報を伝えることができ、他国の対話者から有益な各種情報を取得することができる。
ロッドが所定の建築物の天井と床との間に架設され、又は、ロッドが所定の建築物の上梁と下梁との間に架設されているディスプレイユニットは、ロッドが天井と床との間又は上梁と下梁との間に架設されることで、ロッドが床面から天井面まで延び、ディスプレイユニットを床面近傍から天井面近傍まで上下動させることができ、利用者の目線がどの高さにあったとしても、正面パネルを利用者が最も見易い状態に位置させることができる。
一例として示すディスプレイユニットの斜視図。 図1のディスプレイユニットの正面図。 図1のディスプレイユニットの背面図。 図1のディスプレイユニットの側面図。 ディスプレイユニットがロッドに沿って上下方向上方へ移動した状態を示す正面図。 ディスプレイユニットがロッドを中心としてロッドの周り方向へ公転(回転)する状態を示す視図。 ディスプレイユニットがロッドの所定の位置で時計回り方向又は反時計回り方向へ自転(回転)した状態を示す正面図。 ディスプレイユニットの正面パネルに出力されたメニュー画面の一例を示す図。 ディスプレイユニットの正面パネルに出力されたウェブサイト紹介情報画面の一例を示す図。 ディスプレイユニットの正面パネルに出力されたオンライン診療画面の一例を示す図。 ディスプレイユニットの正面パネルに出力された外国人紹介情報画面の一例を示す図。 ディスプレイユニットの正面パネルに出力されたオンライン対話画面の一例を示す図。 ディスプレイユニットの正面パネルに出力された要望事項関連ウェブサイト紹介情報画面の一例を示す図。
一例として示すディスプレイユニット10の斜視図である図1等の添付の図面を参照し、本発明に係るディスプレイユニットの詳細を説明すると、以下のとおりである。尚、図2は、図1のディスプレイユニット10の正面図であり、図3は、図1のディスプレイユニット10の背面図である。図4は、図1のディスプレイユニット10の側面図であり、図5は、ディスプレイユニット10がロッド11に沿って上下方向上方へ移動した状態を示す正面図である。図6は、ディスプレイユニット10がロッド11を中心としてロッド11の周り方向へ公転(回転)する状態を示す視図であり、図7は、ディスプレイユニット10がロッド11の所定の位置で時計回り方向又は反時計回り方向へ自転(回転)した状態を示す正面図である。図1では、上下方向(縦方向)を矢印Aで示し、幅方向(横方向)を矢印Bで示す。図5では、上下方向上方を矢印A1で示し、上下方向下方を矢印A2で示す。図6では、公転(回転)方向を矢印Cで示し、図7では、自転(回転)方向を矢印Dで示す。
ディスプレイユニット10(ディスプレイシステム)は、上下方向へ直状に延びるロッド11(支柱)を備えている。ディスプレイユニット10は、互いに並行して幅方向(横方向)へ延びる第1端縁12及び第2端縁13と、互いに並行して幅方向と交差する上下方向(縦方向)へ延びる第1側縁14及び第2側縁15と、それら端縁12,13及びそれら側縁14,15に囲繞された幅方向へ長い所定面積の正面パネル16及び背面エリア17とを有する。正面パネル16には、所定の画像が出力される。
ディスプレイユニット10には、第1~第4延出部材18a~18d(第1~第4延出部)が取り付けられ、コントローラ(制御装置)が形成されている。尚、ディスプレイユニット10には、図示はしていないが、リモコンが付属しており、リモコンを利用して地上波放送やBS放送等のテレビ番組を見ることが可能なテレビジョンとして使用することができる。又、ディスプレイユニット10の起動操作や停止操作(発停)をリモコンによって行うこともできる。
第1延出部材18a(第1延出部)は、ディスプレイユニット10の第1端縁12に着脱可能に取り付けられている。第1延出部材18aは、第1端縁12に並行して幅方向(一方向)へ延びる第1内周縁19aと、第1内周縁19a(第1端縁)から上下方向上方(径方向外方)へ凸となるように円弧を画く第1外周縁20aとを有する。第1延出部材18aは、その平面形状(正面形状)が幅方向へ長い三日月形に成形され、ディスプレイユニット10の第1端縁12から上下方向上方(径方向外方)へ延出している。
第1延出部材18aは、その内部にデバイス収容スペース(図示せず)が形成されている。第1延出部材18aの前面開口21は、生地22(スピーカーグリルネット等の織物や編み物)によって被覆されている。第1延出部材18aの第1内周縁19aには、幅方向(一方向)へ延びる第1取付プレート23aが一体に繋がっている。第1延出部材18aは、第1取付プレート23aがディスプレイユニット10の第1端縁12に所定の取付手段(取付ボルトやビス等)によって固定されることで、ディスプレイユニット10の第1端縁12に設置される。
第1延出部材18aのデバイス収容スペースには、デジタルカメラ24(カメラ)、マイクロフォン25、人感センサ26(赤外線センサ)、光検知センサ27が収容されている。デジタルカメラ24は、その制御部がインターフェイスを介してコントローラに接続され、そのレンズが第1延出部材18aの前面開口21から前方へ向かい、正面パネル16の前方に位置(正対)した物体(被写体)や不特定多数の利用者(被写体)を撮影する。デジタルカメラ24の制御部は、撮影した画像データをコントローラに送信する。マイクロフォン25は、インターフェイスを介してコントローラに接続され、正面パネル16の前方(斜め前方を含む)に位置した不特定多数の利用者の音声を集音する(拾う)。マイクロフォン25は、集音した音声データをコントローラに送信する。
人感センサ26は、インターフェイスを介してコントローラに接続され、正面パネル16の前方(斜め前方を含む)に位置した人を感知する。人感センサ26は、人検知信号又は人非検知信号をコントローラに送信する。光検知センサ27は、インターフェイスを介してコントローラに接続され、ディスプレイユニット10の周辺の光を検知する。光検知センサ27は、光検知信号又は光非検知信号をコントローラに送信する。
第2延出部材18b(第2延出部)は、ディスプレイユニット10の第2端縁13に着脱可能に取り付けられている。第2延出部材18bは、第2端縁13に並行して幅方向(一方向)へ延びる第2内周縁19bと、第2内周縁19b(第2端縁13)から上下方向下方(径方向外方)へ凸となるように円弧を画く第2外周縁20bとを有する。第2延出部材18bは、その平面形状(正面形状)が幅方向へ長い三日月形に成形され、ディスプレイユニット10の第2端縁13から上下方向下方(径方向外方)へ延出している。
第2延出部材18bは、その内部にデバイス収容スペース(図示せず)が形成されている。第2延出部材18bの前面開口21は、生地22(スピーカーグリルネット等の織物や編み物)によって被覆されている。第2延出部材18bの第2内周縁19bには、幅方向(一方向)へ延びる第2取付プレート23bが一体に繋がっている。第2延出部材18bは、第2取付プレート23bがディスプレイユニット10の第2端縁13に所定の取付手段(取付ボルトやビス等)によって固定されることで、ディスプレイユニット10の第2端縁13に設置される。
第3延出部材18c(第3延出部)は、ディスプレイユニット10の第1側縁14に着脱可能に取り付けられている。第3延出部材18cは、第1側縁14に並行して幅方向(一方向)へ延びる第3内周縁19cと、第3内周縁19c(第1側縁14)から幅方向外方(径方向外方)へ凸となるように円弧を画く第3外周縁20cとを有する。第3延出部材18cは、その平面形状(正面形状)が上下方向へ長い三日月形に成形され、ディスプレイユニット10の第1側縁14から幅方向外方(径方向外方)へ延出している。
第3延出部材18cは、その内部にデバイス収容スペース(図示せず)が形成されている。第3延出部材18cの前面開口21は、生地22(スピーカーグリルネット等の織物や編み物)によって被覆されている。第3延出部材18cの第3内周縁19cには、幅方向(一方向)へ延びる第3取付プレート23cが一体に繋がっている。第3延出部材18cは、第3取付プレート23cがディスプレイユニット10の第1側縁14に所定の取付手段(取付ボルトやビス等)によって固定されることで、ディスプレイユニット10の第1側縁14に設置される。第3延出部材18cのデバイス収容スペースには、LED照明28(照明)、スピーカー29が収容されている。LED照明28は、インターフェイスを介してコントローラに接続され、正面パネル16の前方(斜め前方を含む)を照らす。スピーカー29は、インターフェイスを介してコントローラに接続され、所定の音を発生する。
第4延出部材18d(第4延出部)は、ディスプレイユニット10の第2側縁15に着脱可能に取り付けられている。第4延出部材18dは、第2側縁15に並行して幅方向(一方向)へ延びる第4内周縁19dと、第4内周縁19d(第2側縁15)から幅方向外方(径方向外方)へ凸となるように円弧を画く第4外周縁20dとを有する。第4延出部材18dは、その平面形状(正面形状)が上下方向へ長い三日月形に成形され、ディスプレイユニット10の第2側縁15から幅方向外方(径方向外方)へ延出している。
第4延出部材18dは、その内部にデバイス収容スペース(図示せず)が形成されている。第4延出部材18dの前面開口21は、生地22(スピーカーグリルネット等織物や編み物)によって被覆されている。第4延出部材18dの第4内周縁19dには、幅方向(一方向)へ延びる第4取付プレート23dが一体に繋がっている。第4延出部材18dは、第4取付プレート23dがディスプレイユニット10の第2側縁15に所定の取付手段(取付ボルトやビス等)によって固定されることで、ディスプレイユニット10の第2側縁15に設置される。第4延出部材18dのデバイス収容スペースには、LED照明(照明)28、スピーカー29が収容されている。LED照明28は、インターフェイスを介してコントローラに接続され、正面パネル16の前方(斜め前方を含む)を照らす。スピーカー29は、インターフェイスを介してコントローラに接続され、所定の音を発生する。
ディスプレイユニット10では、第1延出部材18a(第1延出部)の円弧を画く第1外周縁20aと第3延出部材18c(第3延出部)の円弧を画く第3外周縁20cとが第1仮想交差周縁30aにおいて繋がり、第1延出部材18aの円弧を画く第1外周縁20aと第4延出部材18d(第4延出部)の円弧を画く第4外周縁20dとが第2仮想交差周縁30bにおいて繋がっている。更に、第2延出部材18b(第2延出部)の円弧を画く第2外周縁19bと第3延出部材18cの円弧を画く第3外周縁19cとが第3仮想交差周縁30cにおいて繋がり、第2延出部材18bの円弧を画く第2外周縁19bと第4延出部材18dの円弧を画く第4外周縁19dとが第4仮想交差周縁30dにおいて繋がっている。
ディスプレイユニット10では、第1外周縁20aと第3外周縁20cとが第1仮想交差周縁30aを介して繋がり、第1外周縁20aと第4外周縁20dとが第2仮想交差周縁30bを介して繋がり、第2外周縁20bと第3外周縁20cとが第3仮想交差周縁30cを介して繋がるとともに、第2外周縁20bと第4外周縁20dとが第4仮想交差周縁30dを介して繋がることで、第1~第4延出部材18a~18dの第1~第4外周縁20a~20dと第1~第4仮想交差周縁30a~30dとが上下方向(交差方向)へ長い楕円形を模っている。
ディスプレイユニット10では、第1端縁12と第1側縁14とが交差する第1交差角部31aが第1延出部材18aの第1外周縁20aと第3延出部材18cの第3外周縁20cとを繋ぐ第1仮想交差周縁30aよりも径方向外方へ延出し、第1端縁12と第2側縁15とが交差する第2交差角部31bが第1延出部材18aの第1外周縁20aと第4延出部材18dの第4外周縁20dを繋ぐ第2仮想交差周縁30bよりも径方向外方へ延出している。更に、第2端縁13と第1側縁14とが交差する第3交差角部31cが第2延出部材18bの第2外周縁20bと第3延出部材18cの第3外周縁20cとを繋ぐ第3仮想交差周縁31cよりも径方向外方へ延出し、第2端縁13と第2側縁15とが交差する第4交差角部31dが第2延出部材18bの第2外周縁20bと第4延出部材18dの第4外周縁20dとを繋ぐ第4仮想交差周縁30dよりも径方向外方へ延出している。
ディスプレイユニット10は、幅方向へ長い楕円形を模る第1~第4延出部材18a~18d(第1~第4延出部)の円弧を画く第1~第4外周縁20a~20dと第1~第4仮想交差周縁30a~30dとが正面パネル16を取り囲み、第1~第4交差角部31a~31dが楕円形を模る第1~第4仮想交差周縁30a~30dよりも径方向外方へ延出することで、第1~第4延出部材18a~18dによって矩形の正面パネル16が矩形と楕円形(円形)との組み合わせからなる装飾美又は機能美を備えることができる。ディスプレイユニット10は、矩形と楕円形(円形)との組み合わせからなる装飾美又は機能美を備えた優れた美観(審美性)を有し、正面パネル16の見場が良く、正面パネル16を見た利用者に美感を起こさせることができ、利用者にディスプレイユニット10を使ってみたいという意欲(使用意欲)を惹起させることができるとともに、利用者の購買意欲を惹起することができる。
ロッド11は、所定の建築物(RC造、SRC造、S造、木造等の建造物)の天井32(天井スラブ)と床33(床スラブ)との間に架設されている。尚、ロッド11が所定の建築物(RC造、SRC造、S造、木造等の建造物)の上梁と下梁との間に架設されていてもよい。ロッド11は、上下方向へ直状に延びる軸部材34(軸ロッド)と、軸部材34の外周面に設置された可動部材35とから形成されている。軸部材34及び可動部材35は、アルミニウムや鋼材、合金等に金属又は強化プラスチックから作られている。
ロッド11では、軸部材34の下端部が所定の連結手段(ボルトやVボルト、Uボルト等の連結金具)によって床33(床スラブ)に連結され、軸部材35の上端部が所定の連結手段によって天井32(天井スラブ)に連結されている。尚、軸部材34は、天井32(天井スラブ)及び床33(床スラブ)に対して右回り方向及び左周り方向へ回転可能に連結されている。ディスプレイユニット10は、その背面エリア17の中央部が所定の連結手段(連結ボルトやアングル材、連結プレート等の連結金具)によってロッド11(支柱)の可動部材35に連結(設置)されている。
軸部材34には、リニアモーター(図示せず)が設置されている。軸部材34の下端部には、第1モーター(図示せず)が設置されている。可動部材35は、所定のギア(図示せず)を介して軸部材34に取り付けられている。可動部材35の外周面には、第2モーター(図示せず)が設置されている。リニアモーターや第1モーター、第2モーターは、その制御部がコントローラにインターフェイスを介して接続されている。
軸部材34(可動部材35を含む)は、その下端部に設置された第1モーターの駆動によって右回り方向及び左周り方向へ回転する。軸部材34(可動部材35を含む)の右回り方向及び左周り方向へ回転に伴い、ロッド11(支柱)の可動部材35に連結されたディスプレイユニット10(第1~第4延出部材18a~18dを含む)が軸部材34(ロッド11)の周り方向に沿って矢印Cで示す右回り方向と左回り方向とへオートマチックで(自動的に)公転(回転)する(図6参照)。
可動部材35は、軸部材34に設置されたリニアモーターの駆動によって軸部材34に沿って上下方向上方及び上下方向下方へ移動する。可動部材35の上下方向上方及び上下方向下方へ移動に伴い、ロッド11(支柱)の可動部材35に連結されたディスプレイユニット10(第1~第4延出部材18a~18dを含む)が軸部材34(ロッド11)の軸方向に沿って矢印A1で示す上下方向上方と矢印A2で示す上下方向下方とへオートマチックで(自動的に)上下動する(図5参照)。可動部材35の外周面に設置された第2モーターの駆動によってディスプレイユニット10(第1~第4延出部材18a~18dを含む)が背面エリア17の中央部を軸として軸部材34(ロッド11)の所定の箇所において矢印Dで示す時計回り時方向と反時計回り方向とへオートマチックで(自動的に)自転(回転)する(図7参照)。
ディスプレイユニット10(ディスプレイシステム)に内蔵されたコントローラ(制御装置)は、インターネット上のクラウド36(クラウドコンピューティング)に仮想(形成)されたWebアプリケーションサーバ37(仮想サーバ)である。Webアプリケーションサーバ37(コントローラ)は、仮想CPU又は仮想MPU(中央処理部)と仮想メインメモリ及び仮想キャッシュメモリ(メモリ)とを有して独立したオペレーティングシステム(仮想OS)によって動作する仮想サーバであり、大容量記憶領域が生成(形成)されている。クラウド36としては、Infrastructure as a Service(IaaS)、Platform as a Service(PaaS)、Software as a Service(SaaS)を利用することができる。
Webアプリケーションサーバ37(コントローラ)の仮想メインメモリには、ディスプレイユニット10の後記する各手段を実施させるディスプレイシステムアプリケーション(画像データを3D画像に加工する3Dデザインアプリケーション、音声や文字を多国語に翻訳する翻訳アプリケーション、人工知能アルゴリズムを含む)が記憶(格納)されている。尚、コントローラ(制御装置)がディスプレイユニット10を提供する提供者(提供会社)の事業所や事務所に設置された物理的なサーバ(コンピュータ)であってもよい。
Webアプリケーションサーバ37(コントローラ)は、世界のいずれかに施設されたデータセンターの他のサーバとインターネットを介してネットワークを形成している。Webアプリケーションサーバ37は、DNSサーバ機能、データベースサーバ機能、Webサーバ機能、メールサーバ機能、ドキュメントサーバ機能を有し、各サーバ機能別にソフトウェア的に区分されている。Webアプリケーションサーバ37は、インターネットに接続された各種複数のDNSサーバ等を経由しつつ、インターネットを利用してアクセス制限がない他のあらゆるサーバにアクセスすることができる。
Webアプリケーションサーバ37(コントローラ)の大容量記憶領域には、他のサーバのURL(外国友人のサーバのURLを含む)やIPアドレスが記憶(格納)されている。Webアプリケーションサーバ37(コントローラ)の大容量記憶領域には、ディスプレイユニット10を利用する正当利用者(一人又は複数人)の正当利用者特定情報が記憶(格納)され(利用者属性情報報記憶手段)、ディスプレイユニット10を利用する正当利用者(一人又は複数人)の音声を識別する識別音声波形(識別音声波形データ)が記憶(格納)されているとともに(識別音声波形記憶手段)、ディスプレイユニット10を使用する正当利用者(一人又は複数人)の顔画像を識別する特定顔画像(特定顔画像データ)が記憶(格納)されている(特定顔画像記憶手段)。
Webアプリケーションサーバ37(コントローラ)の大容量記憶領域には、対話者に対する各種複数の要望事項(要望事項データ)とそれら要望事項に対する複数の対話者情報(要望事項に対する複数の回答データや要望事項に対する複数の反応データ)とが記憶(格納)され(対話者情報記憶手段)、ウェブサイトに対する各種複数の要望事項(要望事項データ)とそれら要望事項に対する各種複数のキーワードとが記憶(格納)されている(ウェブサイト情報記憶手段)。
Webアプリケーションサーバ10(コントローラ)の大容量記憶領域には、第1メッセージ(上下動メッセージ)、第2メッセージ(自転メッセージ)、第3メッセージ(公転メッセージ)、第4メッセージ(停止メッセージ)が記憶(格納)されている(メッセージ記憶手段)。第1メッセージとしては、例えば、上方やアップ、下方、ダウン等があり、第2メッセージとしては、時計回りや反時計回り、正方向自転、反対方向自転等がある。第3メッセージとしては、右回りや左回り、正回転、逆回転等があり、第4メッセージとしては、停止やストップ等がある。尚、それらメッセージは自由に設定することができる。
正当利用者属性情報や識別音声波形(識別音声波形データ)、特定顔画像(特定顔画像データ)、第1~第4メッセージは、正当利用者の利用者識別情報(パスワードやID番号、ユニークな識別子等)に関連付けられた状態で大容量仮想記憶領域に記憶されている。正当利用者属性情報には、正当利用者の氏名、正当利用者の住所、電話番号、FAX番号、年齢、性別、メールアドレス等が含まれる。対話者情報には、対話者の氏名、対話者の住所、電話番号、FAX番号、年齢、性別、メールアドレス、対話者のウェブサイトのURL等が含まれる。
正当利用者の識別音声波形(識別音声波形データ)は、ディスプレイユニット10のマイクロフォン25によって集音され、所定の登録手続きによってWebアプリケーションサーバ37の大容量記憶領域に記憶される。正当利用者の特定顔画像(特定顔画像データ)は、ディスプレイユニット10のデジタルカメラ24(カメラ)によって撮影され、所定の登録手続きによってWebアプリケーションサーバ37の大容量記憶領域に記憶される。
ディスプレイユニット10の起動(ON)手順の一例は、以下のとおりである。ディスプレイユニット10の利用者がディスプレイユニット10の近傍(ディスプレイユニット10から50~500cmの範囲)に移動し、正面パネル16の前方に位置すると、人感センサ26が利用者を検知し、人感センサ26が人検知信号をコントローラに送信する。更に、光検知センサ27がディスプレイユニット10の周辺の光を感知しない場合、光非検知信号をコントローラに送信する。人感センサ26から人検知信号を受信するとともに光検知センサ27から光非検知信号を受信したコントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、LED照明28を起動(ON)させ、正面パネル16の前方を照らすとともに(照明起動手段)、音声発音メッセージをディスプレイユニット10の正面パネル16に出力(表示)する。光検知センサ27がディスプレイユニット10の周辺の光を感知し、光検知信号をコントローラに送信した場合、コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、LED照明28を起動させることなく、音声発音メッセージをディスプレイユニット10の正面パネル16に出力(表示)する。
利用者が音声発音メッセージに従って所定の音(声)(例えば、スイッチONや画面起動等)を発音すると、利用者が発音した音声(声)がマイクロフォン25によって集音され、利用者の音声(音声データ)がマイクロフォン25からコントローラに送信される(音声集音手段)。コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、マイクロフォン25を利用して集音(音声集音手段によって集音)された利用者(不特定多数の利用者)の音声(音声データ)の利用者音声波形と音声波形記憶手段によって記憶した正当利用者の音声(音声データ)の識別音声波形とを比較する(音声波形比較手段)。
コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、音声波形比較手段によって比較した利用者音声波形と識別音声波形とが一致した場合、その音声(声)を発した利用者が正当利用者であると判断し、ディスプレイユニット10を起動させる(起動手段)。音声波形比較手段によって比較した利用者音声波形と識別音声波形とが不一致の場合、コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、その音声(声)を発した利用者が不正利用者であると判断し、ディスプレイユニット10を起動させない。
ディスプレイユニット10は、音声(声)を発した利用者が正当利用者である場合のみにディスプレイユニット10を起動させ、音声を発した利用者が正当利用者でない場合、ディスプレイユニット10が起動することはないから、正当利用者以外のディスプレイユニット10の使用を防ぐことができ、正当利用者のみにディスプレイユニット10を使用させることができる。
ディスプレイユニット10の起動(ON)手順の他の一例は、以下のとおりである。ディスプレイユニット10の利用者がディスプレイユニット10の近傍(ディスプレイユニット10から50~500cmの範囲)に移動し、正面パネル16の前方に位置すると、人感センサ26が利用者を検知し、人感センサ26が人検知信号をコントローラに送信する。更に、光検知センサ27がディスプレイユニット10の周辺の光を感知しない場合、光非検知信号をコントローラに送信する。人感センサ26から人検知信号を受信するとともに光検知センサ27から光非検知信号を受信したコントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、LED照明28を起動(ON)させ、正面パネル16の前方を照らすとともに(照明起動手段)、顔画像撮影メッセージをディスプレイユニット10の正面パネル16に出力(表示)する。光検知センサ27がディスプレイユニット10の周辺の光を感知し、光検知信号をコントローラに送信した場合、コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、LED照明28を起動させることなく、顔画像撮影メッセージをディスプレイユニット10の正面パネル16に出力(表示)する。
利用者の顔画像は、正面パネル16に出力(表示)された所定の撮影手順に従ってデジタルカメラ24(カメラ)に撮影され、利用者(不特定多数の利用者)の顔画像(顔画像データ)がカメラ24からコントローラに送信される(顔画像撮影手段)。コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、カメラ24を利用して撮影(顔画像撮影手段によって撮影)された利用者(不特定多数の利用者)の顔画像(顔画像データ)と特定顔画像記憶手段によって記憶した特定顔画像(特定顔画像データ)とを比較する(顔画像比較手段)。
コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、顔画像比較手段によって比較した顔画像(顔画像データ)と特定顔画像(特定顔画像データ)とが一致した場合、その顔画像の利用者が正当利用者であると判断し、ディスプレイユニット10を起動させる(起動手段)。顔画像比較手段によって比較した顔画像(顔画像データ)と特定顔画像(特定顔画像データ)とが不一致の場合、コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、その顔画像の利用者が不正利用者であると判断し、ディスプレイユニット10を起動させない。
ディスプレイユニット10は、顔画像を撮影した利用者が正当利用者である場合のみにディスプレイユニット10を起動させ、顔画像を撮影した利用者が正当利用者でない場合、ディスプレイユニット10が起動することはないから、正当利用者以外のディスプレイユニット10の使用を防ぐことができ、正当利用者のみにディスプレイユニット10を使用させることができる。
ディスプレイユニット10を起動させた後、コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、マイクロフォン25を利用して正当利用者の音声を集音した(拾った)場合、正面パネル16が正当利用者の音声の方向へ向かうようにディスプレイユニット10を動作(移動)させる。その一例として、コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、正面パネル16の上方から正当利用者の音声を集音した場合、ディスプレイユニット10をロッド11の軸方向に沿って上下方向上方へオートマチックで(自動的に)上下動させ(第1上下動手段)、正面パネル16の下方から正当利用者の音声を集音した場合、ディスプレイユニット10をロッド11の軸方向に沿って上下方向下方へオートマチックで(自動的に)上下動させる(第1上下動手段)。
他の一例として、コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、正面パネル16の右方から正当利用者の音声を集音した場合、ディスプレイユニット10をロッド11の周り方向に沿って右回り方向へオートマチックで(自動的に)公転(回転)させ(第1公転手段)、正面パネル16の左方から正当利用者の音声を集音した場合、ディスプレイユニット10をロッド11の周り方向に沿って左回り方向へオートマチックで(自動的に)公転(回転)させる(第1公転手段)。
他の一例として、コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、正面パネル16の上方であって正面パネル16の右方から正当利用者の音声を集音した場合、ディスプレイユニット10をロッド11の軸方向に沿って上下方向上方へオートマチックで(自動的に)上下動させるとともに、ディスプレイユニット10をロッド11の周り方向に沿って右回り方向へオートマチックで(自動的に)公転(回転)させる(第1上下動手段、第1公転手段)。又、正面パネル16の下方であって正面パネル16の左方から正当利用者の音声を集音した場合、ディスプレイユニット10をロッド11の軸方向に沿って上下方向下方へオートマチックで(自動的に)上下動させるとともに、ディスプレイユニット10をロッド11の周り方向に沿って左回り方向へオートマチックで(自動的に)公転(回転)させる(第1上下動手段、第1公転手段)。
ディスプレイユニット10は、正当利用者が発声するだけでディスプレイユニット10が動作(移動)を開始し、正面パネル16が正当利用者の音声の方向へ向かうから、正当利用者の位置にかかわらず、正当利用者が最も見易い位置に正面パネル16が自動的に移動し、正面パネル16の利用者が最も見易い状態をディスプレイユニット10自体に作らせることができる。
又、ディスプレイユニット10を起動させた後、コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、デジタルカメラ24によって正当利用者の顔画像を継続して又は定期的に撮影し、撮影した正当利用者が正面パネル16に対向(正対)するように、ディスプレイユニット10を動作(移動)させる。その一例として、ディスプレイユニット10の利用中に正面パネル16の上方へ正当利用者が移動した場合、コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、その動きに追尾するように、ディスプレイユニット10をロッド11の軸方向に沿って上下方向上方へオートマチックで(自動的に)上下動させ(第3上下動手段)、ディスプレイユニット10の利用中に正面パネル16の下方へ正当利用者が移動した場合、その動きに追尾するように、ディスプレイユニット10をロッド11の軸方向に沿って上下方向下方へオートマチックで(自動的に)上下動させる(第3上下動手段)。
他の一例として、ディスプレイユニット10の利用中に正面パネル16の右方へ正当利用者が移動した場合、コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、その動きに追尾するように、ディスプレイユニット10をロッド11の周り方向に沿って右回り方向へオートマチックで(自動的に)公転(回転)させ(第3公転手段)、ディスプレイユニット10の利用中に正面パネル16の左方へ正当利用者が移動した場合、その動きに追尾するように、ディスプレイユニット10をロッド11の周り方向に沿って左回り方向へオートマチックで(自動的に)公転(回転)させる(第3公転手段)。
他の一例として、ディスプレイユニット10の利用中に正面パネル16の上方であって正面パネル16の右方へ正当利用者が移動した場合、コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、その動きに追尾するように、ディスプレイユニット10をロッド11の軸方向に沿って上下方向上方へオートマチックで(自動的に)上下動させるとともに、ディスプレイユニット10をロッド11の周り方向に沿って右回り方向へオートマチックで(自動的に)公転(回転)させる(第3上下動手段、第3公転手段)。又、ディスプレイユニット10の利用中に正面パネル16の下方であって正面パネル16の左方は正当利用者が移動した場合、その動きに追尾するように、ディスプレイユニット10をロッド11の軸方向に沿って上下方向下方へオートマチックで(自動的に)上下動させるとともに、ディスプレイユニット10をロッド11の周り方向に沿って左回り方向へオートマチックで(自動的に)公転(回転)させる(第3上下動手段、第3公転手段)。
ディスプレイユニット10は、正当利用者がディスプレイユニット10の利用中に正面パネル16に対して上下方向や左右方向へ移動した場合、その動きに追従するように、ディスプレイユニット10をオートマチックで(自動的に)上下動させ、又は、公転(回転)させるから、正当利用者の位置が変わったとしても、正当利用者が最も見易い位置に正面パネルが自動的に移動し、正面パネルの利用者が最も見易い状態をディスプレイユニット10自体に作らせることができる。
ディスプレイユニット10を起動した後、正当利用者は、手を触れることなくディスプレイユニット10の正面パネル16を自由に移動させる(動かす)ことができる。正当利用者が正面パネル16を自動で移動させる一例としては、正当利用者がディスプレイユニット10の近傍において上下方向上方又は上下方向下方への上下動を促す第1メッセージ(上下動メッセージ)を発音する。マイクロフォン25を利用して(介して)正当利用者が発した上下方向上方又は上下方向下方への上下動を促す第1メッセージ(上下動メッセージ)を集音した(拾った)場合、コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、第1メッセージに従ってディスプレイユニット10をロッド11の軸方向に沿って上下方向上方又は上下方向下方へオートマチックに上下動させる(第2上下動手段)。
正当利用者は、ディスプレイユニット10の正面パネル16が所望の位置に上下動した場合、ディスプレイユニット10の上下動(動作)の停止を促す第4メッセージ(停止メッセージ)を発音する。マイクロフォン25を利用して(介して)正当利用者が発したディスプレイユニット10の上下動(動作)の停止を促す第4メッセージ(停止メッセージ)を集音した(拾った)場合、コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、第4メッセージに従ってディスプレイユニット10の上下動(動作)を停止させる(動作停止手段)。
正当利用者が正面パネル16を自動で移動させる他の一例としては、正当利用者がディスプレイユニット10の近傍において時計回り時方向又は反時計回り方向への自転を促す第2メッセージ(自転メッセージ)を発音する。マイクロフォン25を利用して(介して)正当利用者が発した時計回り時方向又は反時計回り方向への自転を促す第2メッセージ(自転メッセージ)を集音した(拾った)場合、コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、第2メッセージに従ってディスプレイユニット10をロッド11の所定の箇所において時計回り時方向又は反時計回り方向へオートマチックに自転させる(第2自転手段)。
正当利用者は、ディスプレイユニット10の正面パネル16が所望の位置に自転した場合、ディスプレイユニット10の自転(動作)の停止を促す第4メッセージ(停止メッセージ)を発音する。マイクロフォン25を利用して(介して)正当利用者が発したディスプレイユニット10の自転(動作)の停止を促す第4メッセージ(停止メッセージ)を集音した(拾った)場合、コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、第4メッセージに従ってディスプレイユニット10の自転(動作)を停止させる(動作停止手段)。
正当利用者が正面パネル16を自動で移動させる他の一例としては、正当利用者がディスプレイユニット10の近傍において右回り方向又は左回り方向への公転を促す第3メッセージ(公転メッセージ)を発音する。マイクロフォン25を利用して(介して)正当利用者が発した右回り方向又は左回り方向への公転を促す第3メッセージ(公転メッセージ)を集音した(拾った)場合、コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、第3メッセージに従ってディスプレイユニット10をロッド11の周り方向に沿って右回り方向又は左回り方向へオートマチックに公転させる(第2公転手段)。
正当利用者は、ディスプレイユニット10の正面パネル16が所望の位置に公転した場合、ディスプレイユニット10の公転(動作)の停止を促す第4メッセージ(停止メッセージ)を発音する。マイクロフォン25を利用して(介して)正当利用者が発したディスプレイユニット10の公転(動作)の停止を促す第4メッセージ(停止メッセージ)を集音した(拾った)場合、コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、第4メッセージに従ってディスプレイユニット10の公転(動作)を停止させる(動作停止手段)。
ディスプレイユニット10は、正当利用者が発声する(声を出す)だけでディスプレイユニット10を上下方向上方又は上下方向下方や時計回り時方向又は反時計回り方向、右回り方向又は左回り方向へ動かすことができ、正当利用者がディスプレイユニット10に手を触れることなく、手間を要せずに正面パネル16を最も見易い位置に自動的に動かすことができ、正面パネル16を最も見易い状態にすることができる。ディスプレイユニット10は、正当利用者の第4メッセージに従ってディスプレイユニット10の動作(動き)を停止させることができるから、正面パネル16を正当利用者が最も見易い位置でディスプレイユニット10の動作を停止させることができ、正当利用者が正面パネル16を最も見易い状態にすることができる。
ディスプレイユニット10は、正当利用者の時計回り時方向又は反時計回り方向への自転を促す第2メッセージ(自転メッセージ)によってディスプレイユニット10が時計回り時方向と反時計回り方向とへオートマチックで(自動的に)旋回するから、正当利用者の音声だけで正面パネル16を縦方向へ長い縦長状態と横方向へ長い横長状態とのいずれかに変えることができ、正当利用者の音声に応じて正面パネル16を縦長と横長とのいずれかの状態に自動で変更することができる。
コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、ディスプレイユニット10が稼働中、マイクロフォン25を利用して利用者が発した音声(声)を継続して又は定期的に集音する(音声集音手段)。コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、ディスプレイユニット10が稼働中に集音した利用者の音声(音声データ)の利用者音声波形と音声波形記憶手段によって記憶した正当利用者の音声(音声データ)の識別音声波形とを比較する(音声波形比較手段)。
コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、音声波形比較手段によって比較した利用者音声波形と識別音声波形とが不一致の場合、その音声(声)を発した利用者が不正利用者であると判断し、稼働中のディスプレイユニット10の稼働を停止させる(稼働停止手段)。コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、音声波形比較手段によって比較した利用者音声波形と識別音声波形とが一致した場合、その音声(声)を発した利用者が正当利用者であると判断し、ディスプレイユニット10の稼働を継続する(稼働継続手段)。
ディスプレイユニット10は、音声(声)を発した利用者が正当利用者である場合のみにディスプレイユニット10の稼働を継続させ、音声(声)を発した利用者が不正利用者であると判断した場合にディスプレイユニット10の稼働を停止するから、不正利用者にディスプレイユニット10が継続して使用されることはなく、正当利用者のみにディスプレイユニット10を継続して使用させることができ、ディスプレイユニット10の不正な利用を防ぐことができるとともに、正当利用者の個人情報やプライバシーの保護を図ることができる。
コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、ディスプレイユニット10が稼働中、デジタルカメラ24を利用して利用者の顔画像を継続して又は定期的に撮影する(顔画像撮影手段)。コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、ディスプレイユニット10が稼働中に撮影した利用者の顔画像(顔画像データ)と特定顔画像記憶手段によって記憶した特定顔画像(特定顔画像データ)とを比較する(顔画像比較手段)。
コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、顔画像比較手段によって比較した利用者の顔画像(顔画像データ)と特定顔画像(特定顔画像データ)とが不一致の場合、その顔画像の利用者が不正利用者であると判断し、稼働中のディスプレイユニット10の稼働を停止させる(稼働停止手段)。コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、顔画像比較手段によって比較した利用者の顔画像(顔画像データ)と特定顔画像(特定顔画像データ)とが一致した場合、その顔画像の利用者が正当利用者であると判断し、ディスプレイユニット10の稼働を継続する(稼働継続手段)。
ディスプレイユニット10は、顔画像を撮影した利用者が正当利用者である場合のみにディスプレイユニット10の稼働を継続させ、顔画像を撮影した利用者が不正利用者であると判断した場合にディスプレイユニット10の稼働を停止するから、不正利用者にディスプレイユニット10が継続して使用されることはなく、正当利用者のみにディスプレイユニット10を継続して使用させることができ、ディスプレイユニット10の不正な利用を防ぐことができるとともに、正当利用者の個人情報やプライバシーの保護を図ることができる。
LED照明28を起動させた後、利用者が正面パネル16の前方から離間し、人感センサ26が利用者(人)を検知しなくなった場合、人感センサ26が人非検知信号をコントローラに送信する。人感センサ26から人非検知信号を受信したコントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、起動させたLED照明28を停止(OFF)させる(照明消灯手段)。又は、LED照明28を起動させた後、ディスプレイユニット10の周辺が例えば自然光によって明かるくなり、光検知センサ27がディスプレイユニット10の周辺の光を検知した場合、光検知センサ27が光検知信号をコントローラに送信する。光検知センサ27から光検知信号を受信したコントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、起動させたLED照明28を停止(OFF)させる(照明消灯手段)。更に、稼働停止手段によって稼働中のディスプレイユニット10の稼働を停止させる場合、起動させたLED照明28を停止(OFF)させる(照明消灯手段)。
図8は、ディスプレイユニット10の正面パネル16に出力されたメニュー画面の一例を示す図であり、図9は、ディスプレイユニット10の正面パネル16に出力されたウェブサイト紹介情報画面の一例を示す図である。図10は、ディスプレイユニット10の正面パネル16に出力されたオンライン診療画面の一例を示す図である。ディスプレイユニット10の利用の一例としては、正当利用者がディスプレイユニット10を介して対話者と双方向に対話する対話機能がある。対話者が医師であり、医師とのオンライン診療を行う場合を例としてその対話機能を説明する。尚、対話者には、正当利用者と対話可能なあらゆる対話者が含まれ、対話には、複数の対話者との間で行われる各種のあらゆる対話が含まれる。
ディスプレイユニット10が起動すると、その正面パネル16に待ち受け画面(図示せず)が出力(表示)される。待ち受け画面には、地デジ放送アイコン、BSデジタル放送アイコン、CSデジタル放送アイコン、ゲームアイコン、ディスプレイシステムアイコン、OFFボタンが出力(表示)される。OFFボタンをタップ(クリック)し、又は、OFFを示すメッセージを発音し、或いは、リモコンのOFFボタンを押すと、ディスプレイユニット10がOFFになり、ディスプレイユニット10が停止する(以下のOFFボタンも同様)。
地デジ放送アイコンやBSデジタル放送アイコン、CSデジタル放送アイコンをタップ(クリック)し、又は、放送アイコンを示すメッセージを発音し、リモコンによって放送アイコンを決定することで、ディスプレイユニット10によって各種放送を視聴することができる。ゲームアイコンをタップ(クリック)し、又は、ゲームアイコンを示すメッセージを発音し、或いは、リモコンによってゲームアイコンを決定することで、ディスプレイユニット10によって各種ゲームを行うことができる。尚、ディスプレイユニット10の一連の操作(放送チャンネル変更、ボリューム、再生、録画等)を音声又はリモコン(図示せず)によって行うことができる。
正当利用者がディスプレイユニット10を利用する場合は、待ち受け画面のディスプレイシステムアイコンをタップし、又は、ディスプレイシステムアイコンを示すメッセージを発音し、或いは、リモコンによってディスプレイシステムアイコンを決定する。ディスプレイシステムアイコンをタップ又は発音(音声集音手段によって集音)或いは決定すると、ディスプレイユニット10の正面パネル16に図8に示すメニュー画面が出力(表示)される。図8のメニュー画面には、要望事項アイコン8a、ウェブサイト紹介アイコン8b、OFFボタン8cが出力(表示)される。
正当利用者が希望する医師(対話者)の対話者情報(要望事項に対応可能な複数の対話者情報)を取得するには、要望事項アイコン8aをタップし、又は、要望事項を示すメッセージを発音し、或いは、リモコンによって要望事項アイコン8aを決定(選択)する。要望事項アイコン8aをタップ又は要望事項を発音或いは要望事項アイコン8aを決定(選択)すると、図示はしていないが、ディスプレイユニット10の正面パネル16に要望事項入力画面が出力(表示)される。要望事項入力画面には、要望事項(キーワード)を入力する要望事項入力エリア、要望事項決定ボタン、クリアボタン、OFFボタンが出力(表示)される。クリアボタンをタップ(クリック)すると、入力エリアに入力した要望事項(データ)がクリアされ、再度データを入力する(以下のクリアボタンも同様)。
正当利用者は、要望事項入力エリアに所定の要望事項を入力した後、要望事項決定ボタンをタップする。又は、要望事項を示すメッセージを発音する。利用者が発音した要望事項メッセージ(特定の要望事項)は、マイクロフォン25を利用して(介して)集音され(特定要望事項集音手段)、要望事項データ(キーワード)がコントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)に送信される。尚、要望事項は「オンライン診療」又は「遠隔診断」とする。
要望事項決定ボタンがタップされ、又は、要望事項データが送信されると、コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、正当利用者の過去から現在までの各種複数の要望事項とそれら要望事項に対応可能な複数の対話者情報とを教師データとして使用し、入力された正当利用者の特定の要望事項又は特定要望事項集音手段によって集音された正当利用者の特定の要望事項に対応可能な複数の医師(少なくとも一人の対話者)を学習によって推定する(対話者推定手段)。
対話者推定手段では、正当利用者の各種複数の要望事項に対応する複数の対話者を推定するための学習を行った学習済みモデルを利用する。学習済みモデルは、ニューラルネットワーク等の公知の人工知能アルゴリズム(機械学習アルゴリズム)を利用して生成する。学習済みモデルは、正当利用者の各種複数の要望事項と、各種複数の要望事項に対応する対話者の適応性の程度を示す適応性スコアとを紐づけることで作成される。
適応性スコアには、例えば、0~10までの10段階の数値パラメータを使用する。例えば、要望事項に対する対話者の回答や反応によって判断した対話者の適応能力が高いと判断される場合、その対話者に高い数値パラメータが設定され、要望事項に対する対話者の回答や反応によって判断した対話者の適応能力が中程度と判断される場合、その対話者に中位の数値パラメータが設定されるとともに、要望事項に対する対話者の回答や反応によって判断した対話者の適応能力が低いと判断される場合、その対話者に低い数値パラメータが設定される。対話者推定手段では、要望事項に対して高い数値パラメータの適応性スコアの医師(対話者)を選定(推定)する。
コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、入力された正当利用者の特定の要望事項又は特定要望事項集音手段によって集音された特定の要望事項に対応可能な複数の医師(少なくとも一人の対話者)を対話者推定手段によって推定し、推定したそれら医師(対話者)が利用する(に繋がる)他のサーバにインターネット(ネットワーク)を介してアクセスしつつ、それら医師のウェブサイト(ホームページ)をインターネット(ネットワーク)を利用して他のサーバから受信し、他のサーバから受信した各種複数のウェブサイトの紹介情報を正面パネル16に出力(表示)する(対話者ウェブサイト紹介情報出力手段)。
コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、図9に示すウェブサイト紹介情報画面を正面パネル16に出力(表示)する。図9のウェブサイト紹介情報画面には、オンライン診療が可能な各種複数の医療機関のウェブサイト(ホームページ)を出力(表示)したウェブサイト出力エリア9a、OFFボタン9b、メニューボタン9cが出力(表示)される。メニューボタン9cをタップ(クリック)し、又は、メニューを示すメッセージを発音すると、図8のメニュー画面が正面パネル16に出力(表示)される(以下のメニューボタン、メニューメッセージも同様)。尚、ウェブサイト紹介情報画面を上下方向へスクロールすることによって他の各種複数の医療機関のウェブサイト(ホームページ)を表示させることができる。
正当利用者が図9のウェブサイト紹介情報画面のウェブサイト出力エリア9aに出力(表示)された医療機関のウェブサイト(ホームページ)から希望のそれをタップ(選択)し、又は、希望の医療機関を示すメッセージを発音し、或いは、リモコンによって希望の医療機関のウェブサイト(ホームページ)を決定(選択)すると、コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、指定(選択)された医療機関のサーバにログインし、指定(選択)された医療機関のウェブサイト(ホームページ)を正面パネル16に出力(表示)し、オンライン診療が開始される(対話実現手段)。
オンライン診療が開始されると、ディスプレイユニット10のコントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、正当利用者とディスプレイユニット10を介して対面する医師(対話者)の対話者画像データをインターネット(ネットワーク)を利用して医療機関のサーバ(対話者が利用する(に繋がる)他のサーバ)又は医療機関が契約するデータセンターのサーバ(対話者が利用する(に繋がる)他のサーバ)から受信し(対話者画像受信手段)、対話者画像データ受信手段によって受信した医師の画像(静止画や動画、3D画像)をディスプレイユニット10の正面パネル16に出力(表示)する(対話者画像出力手段)。
ディスプレイユニット10のコントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、デジタルカメラ24によって撮影された正当利用者の利用者画像データをインターネット(ネットワーク)を利用して医療機関のサーバ(対話者が利用する(に繋がる)他のサーバ)又は医療機関が契約するデータセンターのサーバ(対話者が利用する(に繋がる)他のサーバ)へ送信する(利用者画像送信手段)。利用者画像(静止画や動画、3D画像)は、医療機関のサーバ又は医療機関が契約するデータセンターのサーバに接続されたディスプレイに出力(表示)される(利用者画像出力手段)。
ディスプレイユニット10の正面パネル16には、図10に示すオンライン診療画面が出力(表示)され、オンライン診療(対話)が開始される。図10のオンライン診療画面には、医療機関の医師(対話者)の動画を出力(表示)する医師(対話者)動画出力(表示)エリア10a、診察中に医師のコメントを出力(表示)するコメント出力(表示)エリア10b、OFFボタン10c、メニューボタン10dが出力(表示)される。
コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、医師の動画をディスプレイユニット10の正面パネル16に継続して出力(表示)するとともに、医師(対話者)の発する対話音声を医療機関のサーバ(対話者が利用する(に繋がる)他のサーバ)又はデータセンターのサーバ(対話者が利用する(に繋がる)他のサーバ)からインターネット(ネットワーク)を介して受信し(対話者音声受信手段)、対話者音声受信手段によって受信した対話者音声をスピーカー29を利用して(介して)出力する(対話者音声出力手段)。
コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、ディスプレイユニット10を介して医師(対話者)と対話する正当利用者の利用者音声をマイクロフォン25を利用して(介して)集音しつつ(利用者音声集音手段)、利用者音声集音手段によって集音した正当利用者の利用者音声データをインターネット(ネットワーク)を利用して(介して)医療機関のサーバ(対話者が利用する(に繋がる)他のサーバ)又はデータセンターのサーバ(対話者が利用する(に繋がる)他のサーバ)に送信する(利用者音声送信手段)。正当利用者の利用者音声は、医療機関のサーバ又は医療機関が契約するデータセンターのサーバに接続されたスピーカーから出力される(利用者音声出力手段)。
オンライン診療では、ディスプレイユニット10と医療機関のサーバ(対話者が利用する(に繋がる)他のサーバ)又は医療機関が契約するデータセンターのサーバ(対話者が利用する(に繋がる)他のサーバ)とがインターネット(ネットワーク)を介して繋がり、正当利用者と医療機関の医師との間で画像及び音声による対面診療が行われる。尚、ディスプレイユニット10(ディスプレイシステム)は、オンライン診療のみならず、オンライン授業やオンラインセミナー、オンライン英会話、オンライン教室(料理教室、お茶教室、生花教室、習字教室、フィットネス等)等のオンラインで行われるあらゆる対話行為を行うことができる。
図11は、ディスプレイユニット10の正面パネル16に出力された外国人紹介情報画面の一例を示す図であり、図12は、ディスプレイユニット10の正面パネル16に出力されたオンライン対話画面の一例を示す図である。ディスプレイユニット10の対話機能の他の一例は、以下のとおりである。正当利用者が希望する外国人(対話者)の対話者情報(要望事項に対応可能な複数の対話者情報)を取得するには、要望事項アイコン8aをタップし、又は、要望事項を示すメッセージを発音し、或いは、リモコンによって要望事項アイコン8aを決定(選択)する。正面パネル16には、要望事項入力エリア、要望事項決定ボタン、クリアボタン、OFFボタンを表示した要望事項入力画面が出力(表示)される。
正当利用者は、要望事項入力エリアに所定の要望事項を入力した後、要望事項決定ボタンをタップする。又は、要望事項を示すメッセージを発音する。利用者が発音した要望事項メッセージ(特定の要望事項)は、マイクロフォン25を利用して(介して)集音され(特定要望事項集音手段)、要望事項データ(キーワード)がコントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)に送信される。尚、要望事項は「アメリカ歴史対話」又は「USヒストリートーク」とする。
要望事項決定ボタンがタップされ、又は、要望事項データが送信されると、コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、正当利用者の過去から現在までの各種複数の要望事項とそれら要望事項に対応可能な複数の対話者情報とを教師データとして使用し、入力された正当利用者の特定の要望事項又は特定要望事項集音手段によって集音された正当利用者の特定の要望事項に対応可能な複数のアメリカ人(少なくとも一人の対話者)を学習によって推定する(対話者推定手段)。対話者推定手段では、前記オンライン診療と同様に、要望事項(歴史に対する知見)に対して高い数値パラメータの適応性スコアのアメリカ人(対話者)を選定(推定)する。
コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、入力された正当利用者の特定の要望事項又は特定要望事項集音手段によって集音された特定の要望事項に対応可能な複数のアメリカ人(少なくとも一人の対話者)を対話者推定手段によって推定し、推定したそれらアメリカ人(対話者)が利用する(に繋がる)他のサーバにインターネット(ネットワーク)を介してアクセスしつつ、それらアメリカ人のウェブサイト(ホームページ)をインターネット(ネットワーク)を利用して他のサーバから受信し、他のサーバから受信した各種複数のウェブサイトの紹介情報を正面パネル16に出力(表示)する(対話者ウェブサイト紹介情報出力手段)。
コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、図11に示すウェブサイト紹介情報画面を正面パネル16に出力(表示)する。図11のウェブサイト紹介情報画面には、歴史に対する知見を備えた複数のアメリカ人のウェブサイト(ホームページ)を出力(表示)した外国人出力エリア11a、翻訳ボタン11b、OFFボタン11c、メニューボタン11dが出力(表示)される。尚、ウェブサイト紹介情報画面を上下方向へスクロールすることによって他の複数のアメリカ人のウェブサイト(ホームページ)を表示させることができる。
正当利用者が図11のウェブサイト紹介情報画面に出力(表示)された各アメリカ人のウェブサイト(ホームページ)から希望のそれをタップ(選択)し、又は、希望のアメリカ人を示すメッセージを発音し、或いは、リモコンによって希望のアメリカ人のウェブサイト(ホームページ)を決定(選択)すると、コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、指定(選択)されたアメリカ人のサーバにログインし、指定(選択)されたアメリカ人のウェブサイト(ホームページ)を正面パネル16に出力(表示)し、そのアメリカ人との対話が開始される(対話実現手段)。
尚、正当利用者が翻訳を希望する場合、図11のウェブサイト紹介情報画面の翻訳ボタン11bをタップし、又は、翻訳を示すメッセージを発音し、或いは、リモコンによって翻訳ボタンを決定(選択)する。翻訳ボタン11bをタップ又は発音或いは決定すると、図示はしていないが、正面パネル16に翻訳要望事項入力画面が出力(表示)される。正当利用者は、翻訳要望事項入力エリアに所定の翻訳要望事項を入力した後、翻訳要望事項決定ボタンをタップする。又は、所定の翻訳要望事項を示すメッセージを発音する。正当利用者が発音した翻訳要望事項メッセージは、マイクロフォン25によって集音されてコントローラに送信される。尚、翻訳要望事項は「日本語から英語への翻訳及び英語から日本語への翻訳」とする。
アメリカ人との対話が開始されると、ディスプレイユニット10のコントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、正当利用者とディスプレイユニット10を介して対面するアメリカ人(対話者)の対話者画像データをインターネット(ネットワーク)を利用してアメリカ人のサーバ(対話者が利用する(に繋がる)他のサーバ)又はアメリカ人が契約するデータセンターのサーバ(対話者が利用する(に繋がる)他のサーバ)から受信し(対話者画像受信手段)、対話者画像データ受信手段によって受信したアメリカ人の画像(静止画や動画、3D画像)をディスプレイユニット10の正面パネル16に出力(表示)する(対話者画像出力手段)。
ディスプレイユニット10のコントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、デジタルカメラ24によって撮影された正当利用者の利用者画像データをインターネット(ネットワーク)を利用してアメリカ人のサーバ(対話者が利用する(に繋がる)他のサーバ)又はアメリカ人が契約するデータセンターのサーバ(対話者が利用する(に繋がる)他のサーバ)へ送信する(利用者画像送信手段)。利用者画像(静止画や動画、3D画像)は、アメリカ人のサーバ又はアメリカ人が契約するデータセンターのサーバに接続されたディスプレイに出力(表示)される(利用者画像出力手段)。
ディスプレイユニット10の正面パネル16には、図12に示すオンライン対話画面が出力(表示)され、アメリカ人とのオンライン対話が開始される。図12のオンライン診療画面には、アメリカ人(対話者)の動画を出力(表示)するアメリカ人(対話者)動画出力(表示)エリア12a、対話中のアメリカ人の会話を出力(表示)する対話出力(表示)エリア12b、OFFボタン12c、メニューボタン12dが出力(表示)される。
コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、アメリカ人(対話者)の動画をディスプレイユニット10の正面パネル16に継続して出力(表示)しつつ、アメリカ人(対話者)の発する対話音声をアメリカ人のサーバ(対話者が利用する(に繋がる)他のサーバ)又はデータセンターのサーバ(対話者が利用する(に繋がる)他のサーバ)からインターネット(ネットワーク)を介して受信し(対話者音声受信手段)、他のサーバから受信したアメリカ人(対話者)の対話音声を所定の言語(日本語)に翻訳するとともに(翻訳手段)、翻訳手段によって翻訳したアメリカ人(対話者)の翻訳音声(日本語)をスピーカー29を利用して時系列に出力する(対話者翻訳音声出力手段)。尚、図12のオンライン対話画面の対話出力(表示)エリア12bには、日本語に翻訳されたアメリカ人の会話(日本語)が出力(表示)される。
コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、ディスプレイユニット10を介してアメリカ人(対話者)と対話する正当利用者の利用者音声をマイクロフォン25を利用して(介して)集音し(利用者音声集音手段)、利用者音声集音手段によって集音した正当利用者の利用者音声を所定の言語(英語)に翻訳するとともに(翻訳手段)、翻訳手段によって翻訳した正当利用者(対話者)の翻訳音声データをインターネット(ネットワーク)を利用して(介して)アメリカ人のサーバ(対話者が利用する(に繋がる)他のサーバ)又はデータセンターのサーバ(対話者が利用する(に繋がる)他のサーバ)に送信する(利用者翻訳音声送信手段)。正当利用者の翻訳された利用者翻訳音声(英語)は、アメリカ人のサーバ又はアメリカ人が契約するデータセンターのサーバに接続されたスピーカーから時系列に出力される(利用者翻訳音声出力手段)。尚、ディスプレイユニット10は、オンライン対話のみならず、翻訳手段によって外国のあらゆる情報を利用者が理解可能な言語に翻訳する。又、各情報を英語のみならず、世界のあらゆる言語に翻訳する。
ディスプレイユニット10(ディスプレイシステム)は、マイクロフォン25によって集音した正当利用者の音声データをインターネット(ネットワーク)を介して医師(対話者)やアメリカ人(対話者)が利用する(に繋がる)他のサーバ送信し、医師(対話者)やアメリカ人(対話者)の音声データをインターネット(ネットワーク)を介して他のサーバから受信することで、他のサーバから医師(対話者)やアメリカ人(対話者)の各種の音声情報を取得・出力(表示)することができ、他のサーバに正当利用者の各種の音声情報を提供することができ、正当利用者と医師(対話者)やアメリカ人(対話者)との間で対話が実現され、両者にとって有益な情報を交換することができる。
ディスプレイユニット10は、正当利用者の対話音声及びアメリカ人(対話者)の対話音声を所定の言語(英語)に翻訳し、翻訳したアメリカ人(対話者)の翻訳をスピーカー29を利用して出力するから、言語が異なる各国の対話者(外国人)と対話によってコミュニケーションを取ることができ、他国の対話者に有益な各種情報を伝えることができ、他国の対話者から有益な各種情報を取得することができる。
図13は、ディスプレイユニット10の正面パネル16に出力された要望事項関連ウェブサイト紹介情報画面の一例を示す図である。ディスプレイユニット10の利用の他の一例としては、ディスプレイユニット10を介して要望事項に対応する各種複数のウェブサイト情報を出力(表示)するウェブサイト情報出力機能がある。ウェブサイト情報としてオンラインショッピングを例としてウェブサイト情報出力機能を説明する。
正当利用者が要望事項に関連する関連情報(関連データ)を取得するには、図8のメニュー画面のウェブサイト紹介アイコン8bをタップし、又は、ウェブサイト紹介アイコンを示すメッセージを発音し、或いは、リモコンによってウェブサイト紹介アイコン8bを決定(選択)する。ウェブサイト紹介アイコン8bをタップ又は発音(音声集音手段によって集音)或いは決定すると、図示はしていないが、ディスプレイユニット10の正面パネル16に要望事項入力画面が出力(表示)される。要望事項入力画面には、要望事項(キーワード)を入力するウェブサイト要望事項入力エリア、ウェブサイト要望事項決定ボタン、クリアボタン、OFFボタンが出力(表示)される。
正当利用者は、ウェブサイト要望事項入力エリアに所定の要望事項を入力した後、ウェブサイト要望事項決定ボタンをタップする。又は、所定の要望事項を示すメッセージ発音する。利用者が発音した要望事項メッセージ(特定の要望事項)は、マイクロフォン25を利用して(介して)集音され(特定要望事項集音手段)、要望事項データ(キーワード)がコントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)に送信される。尚、要望事項は「バッグショッピング」又は「バッグ買い物」とする。
要望事項決定ボタンがタップされ、又は、要望事項データが送信されると、コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、正当利用者の過去から現在までの各種複数の要望事項とそれら要望事項に対応する各種複数のウェブサイト情報とを教師データとして使用し、入力された正当利用者の特定の要望事項又は特定要望事項集音手段によって集音された正当利用者の特定の要望事項に対応する複数のウェブサイトを学習によって推定する(ウェブサイト推定手段)。
ウェブサイト推定手段では、正当利用者の各種複数の要望事項に対応する複数のウェブサイトを推定するための学習を行った学習済みモデルを利用する。学習済みモデルは、ニューラルネットワーク等の公知の人工知能アルゴリズム(機械学習アルゴリズム)を利用して生成する。学習済みモデルは、正当利用者の各種複数の要望事項と、各種複数の要望事項に対応するウェブサイトの適応性の程度を示す適応性スコアとを紐づけることで作成される。
適応性スコアには、例えば、0~10までの10段階の数値パラメータを使用する。例えば、要望事項に対する各種のキーワードがウェブサイトに多く含まれている場合、そのウェブサイトに高い数値パラメータが設定され、要望事項に対する各種のキーワードがウェブサイトに中程度含まれている場合、そのウェブサイトに中位の数値パラメータが設定されるとともに、要望事項に対する各種のキーワードがウェブサイトにあまり含まれていない場合、そのウェブサイトに低い数値パラメータが設定される。ウェブサイト推定手段では、要望事項に対して高い数値パラメータの適応性スコアのウェブサイトを選定(推定)する。
コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、入力された正当利用者の特定の要望事項又は特定要望事項集音手段によって集音された特定の要望事項に対応するウェブサイト(少なくとも1つのウェブサイト)をウェブサイト推定手段によって推定し、推定したそれらウェブサイトを管理する他のサーバにインターネット(ネットワーク)を介してアクセスしつつ、それらウェブサイト(ホームページ)をインターネット(ネットワーク)を利用して他のサーバから受信し、他のサーバから受信した各種複数のウェブサイトを正面パネル16に出力(表示)する(ウェブサイト情報出力手段)。
コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、図13に示す要望事項関連ウェブサイト紹介情報画面を正面パネル16に出力(表示)する。図13の要望事項関連ウェブサイト紹介情報画面には、バッグのショッピングが可能な各種複数のバッグメーカーのウェブサイト(ホームページ)を出力(表示)したウェブサイト出力エリア13a、OFFボタン13b、メニューボタン13cが出力(表示)される。尚、要望事項関連ウェブサイト紹介情報画面を上下方向へスクロールすることによって他の各種複数のバッグメーカーのウェブサイト(ホームページ)を表示させることができる。
正当利用者が図11のウェブサイト紹介情報画面に出力(表示)された各種複数のバッグメーカーのウェブサイト(ホームページ)から希望のそれをタップ(選択)し、又は、希望のバッグメーカーを示すメッセージを発音し、或いは、リモコンによって希望のバッグメーカーのウェブサイト(ホームページ)を決定(選択)すると、コントローラ(Webアプリケーションサーバ37又は物理サーバ)は、指定(選択)されたバッグメーカーのサーバにログインし、指定(選択)されたバッグメーカーのウェブサイト(ホームページ)を正面パネルに出力(表示)する(ウェブサイト出力手段)。正当利用者は、バッグメーカーのウェブサイト(ホームページ)においてオンラインショッピングを行う。尚、ディスプレイユニットは、オンラインショッピングのみならず、他のあらゆる要望事項に関連(対応)する各種の要望事項関連ウェブサイト(ホームページ)を他のサーバから受信することができ、受信した要望事項関連ウェブサイトを正面パネル16に出力(表示)することができる。
ディスプレイユニット10は、正当利用者の要望事項に対応する各種複数のウェブサイトを正面パネル16に出力(表示)し、それらウェブサイトから所定のウェブサイトが指定されたときに、そのウェブサイトを正面パネル16に出力(表示)するから、利用者が所望するウェブサイトを音声だけで正面パネル16に出力(表示)させることができ、音声によって要望した所望のウェブサイトを確認することで正当利用者が自己にとって有益な各種情報を取得することができる。
10 ディスプレイユニット(ディスプレイシステム)
11 ロッド(支柱)
12 第1端縁
13 第2端縁
14 第1側縁
15 第2側縁
16 正面パネル
17 背面エリア
18a~18d 第1~第4延出部材(第1~第4延出部)
19a~19d 第1~第4内周縁
20a~20d 第1~第4外周縁
21 前面開口
22 生地
23a~23d 第1~第4取付プレート
24 デジタルカメラ(カメラ)
25 マイクロフォン
26 人感センサ
27 光検知センサ
28 LED照明
29 スピーカー
30a~30d 第1~第4仮想交差周縁
31a~31d 第1~第4交差角部
32 天井(天井スラブ)
33 床(床スラブ)
34 軸部材(軸ロッド)
35 可動部材
36 クラウド
37 Webアプリケーションサーバ

Claims (13)

  1. 幅方向又は上下方向へ長い所定面積の正面パネル及び背面エリアを有し、前記正面パネルに所定の画像を出力するディスプレイユニットにおいて、
    前記ディスプレイユニットの背面エリアが、前記上下方向へ延びるロッドに連結され、前記ディスプレイユニットが、前記ロッドの軸方向に沿って上下方向上方と上下方向下方とへオートマチックに上下動可能であり、前記背面エリアの中央部を軸として前記ロッドの所定の箇所において時計回り時方向と反時計回り方向とへオートマチックに自転可能であるとともに、前記ロッドの周り方向に沿って右回り方向と左回り方向とへオートマチックに公転可能であることを特徴とするディスプレイユニット。
  2. 前記ディスプレイユニットが、不特定多数の利用者の音声を集音するマイクロフォンを備え、該ディスプレイユニットを使用する正当利用者の音声を識別する識別音声波形を記憶する識別音声波形記憶手段と、前記マイクロフォンを利用して前記不特定多数の利用者の音声を集音する音声集音手段と、前記音声集音手段によって集音した前記不特定多数の利用者の音声の利用者音声波形と前記音声波形記憶手段によって記憶した識別音声波形とを比較する音声波形比較手段と、前記音声波形比較手段によって比較した前記利用者音声波形と前記識別音声波形とが一致した場合、その音声を発した利用者が正当利用者であると判断して該ディスプレイユニットを起動させる起動手段とを有する請求項1に記載のディスプレイユニット。
  3. 前記ディスプレイユニットが、前記音声波形比較手段によって比較した前記利用者音声波形と前記識別音声波形とが不一致の場合、その音声を発した利用者が不正利用者であると判断して該ディスプレイユニットの稼働を停止させる稼働停止手段と、前記音声波形比較手段によって比較した前記利用者音声波形と前記識別音声波形とが一致した場合、その音声を発した利用者が正当利用者であると判断して該ディスプレイユニットの稼働を継続する稼働継続手段とを含む請求項2に記載のディスプレイユニット。
  4. 前記ディスプレイユニットが、前記正面パネルに対向する物体を撮影するカメラを備え、該ディスプレイユニットを使用する正当利用者の特定顔画像を記憶する特定顔画像記憶手段と、前記カメラを介して(利用して)前記不特定多数の利用者の顔画像を撮影する顔画像撮影手段と、前記顔画像撮影手段によって撮影した顔画像と前記特定顔画像記憶手段によって記憶した特定顔画像とを比較する顔画像比較手段と、前記顔画像比較手段によって比較した前記顔画像と前記特定顔画像とが一致した場合、その顔画像の利用者が正当利用者であると判断して該ディスプレイユニットを起動させる起動手段とを有する請求項1ないし請求項3いずれに記載のディスプレイユニット。
  5. 前記ディスプレイユニットが、前記顔画像比較手段によって比較した前記顔画像と前記特定顔画像とが不一致の場合、その顔画像の利用者が不正利用者であると判断して該ディスプレイユニットの稼働を停止させる稼働停止手段と、前記顔画像比較手段によって比較した前記顔画像と前記特定顔画像とが一致した場合、その顔画像の利用者が正当利用者であると判断して該ディスプレイユニットの稼働を継続する稼働継続手段とを含む請求項4に記載のディスプレイユニット。
  6. 前記ディスプレイユニットが、前記マイクロフォンを介して(利用して)前記正当利用者の音声を拾った(集音した)場合、前記正面パネルが前記正当利用者の音声の方向へ向かうように該ディスプレイユニットを前記ロッドの軸方向に沿って上下方向上方と上下方向下方とへオートマチックに上下動させる第1上下動手段と、前記正面パネルが前記正当利用者の音声の方向へ向かうように該ディスプレイユニットを前記ロッドの周り方向に沿って右回り方向と左回り方向とへオートマチックに公転させる第1公転手段とを含む請求項2ないし請求項5いずれかに記載のディスプレイユニット。
  7. 前記ディスプレイユニットが、前記マイクロフォンを介して(利用して)前記正当利用者の上下方向上方又は上下方向下方への上下動を促す第1(上下動)メッセージを拾った(集音した)場合、前記第1(上下動)メッセージに従って該ディスプレイユニットを前記ロッドの軸方向に沿って上下方向上方又は上下方向下方へオートマチックに上下動させる第2上下動手段と、前記マイクロフォンを介して(利用して)前記正当利用者の時計回り時方向又は反時計回り方向への自転を促す第2(自転)メッセージを拾った(集音した)場合、前記第2(自転)メッセージに従って該ディスプレイユニットを前記ロッドの所定の箇所において時計回り時方向又は反時計回り方向へオートマチックに自転させる第2自転手段と、前記マイクロフォンを介して(利用して)前記正当利用者の右回り方向又は左回り方向への公転を促す第3(公転)メッセージを拾った(集音した)場合、前記第3(公転)メッセージに従って該ディスプレイユニットを前記ロッドの周り方向に沿って右回り方向又は左回り方向へオートマチックに公転させる第2公転手段と、前記マイクロフォンを介して(利用して)該ディスプレイユニットの動作の停止を促す前記正当利用者の第4(停止)メッセージを拾った(集音した)場合、前記第4(停止)メッセージに従って該ディスプレイユニットの動作を停止させる動作停止手段とを含む請求項2ないし請求項6いずれかに記載のディスプレイユニット。
  8. 前記ディスプレイユニットが、所定の音を発音するスピーカーを備え、該ディスプレイユニットを介して前記正当利用者と対話する少なくとも一人の対話者の対話音声を前記対話者が利用する(に繋がる)他のサーバから所定のネットワークを介して受信する対話音声受信手段と、前記対話音声受信手段によって受信した前記対話音声を前記スピーカーを介して(利用して)出力する対話音声出力手段と、該ディスプレイユニットを介して前記対話者と対話する前記正当利用者の対話音声を前記マイクロフォンを介して集音しつつ、集音した前記対話音声を前記対話者が利用する(に繋がる)他のサーバに前記ネットワークを介して送信する対話音声送信手段とを含む請求項2ないし請求項7いずれかに記載のディスプレイシステム。
  9. 前記ディスプレイユニットが、前記マイクロフォンを利用して(介して)前記正当利用者の特定の要望事項を集音する特定要望事項集音手段と、前記正当利用者の過去から現在までの各種複数の要望事項とそれら要望事項に対応可能な複数の対話者情報とを教師データとして使用し、前記特定要望事項集音手段によって集音した前記正当利用者の特定の要望事項に対応可能な対話者を学習によって推定する対話者推定手段と、前記特定要望事項集音手段によって集音した特定の要望事項に対応可能な少なくとも一人の対話者を前記対話者推定手段によって推定しつつ、前記推定した対話者が利用する(に繋がる)他のサーバに前記ネットワークを介してアクセスし、前記マイクロフォン及び前記スピーカーを利用して(介して)前記正当利用者と前記推定した対話者との対話を実現する対話実現手段とを含む請求項8に記載のディスプレイユニット。
  10. 前記ディスプレイユニットが、前記対話実現手段によって対話が可能となった対話者の対話者画像を対話中に該対話者が利用する(に繋がる)他のサーバから前記ネットワークを介して受信する対話者画像受信手段と、前記対話者画像受信手段によって受信した前記対話者画像を前記正面パネルに出力する対話者画像出力手段と、前記カメラを利用して撮影された前記正当利用者の利用者画像を前記対話中に前記対話者が利用する(に繋がる)他のサーバに前記ネットワークを介して送信する利用者画像送信手段とを含む請求項9に記載のディスプレイユニット。
  11. 前記ディスプレイユニットが、前記マイクロフォンを利用して(介して)前記正当利用者の特定の要望事項を集音する特定要望事項集音手段と、前記正当利用者の過去から現在までの各種複数の要望事項とそれら要望事項に対応する各種複数のウェブサイト情報とを教師データとして使用し、前記特定要望事項集音手段によって集音した前記正当利用者の特定の要望事項に対応するウェブサイトを学習によって推定するウェブサイト推定手段と、前記特定要望事項集音手段によって集音した特定の要望事項に対応する少なくとも1つのウェブサイトを前記ウェブサイト推定手段によって推定しつつ、推定したウェブサイトから所定のウェブサイトが指定されたときに、指定されたウェブサイトを他のサーバから前記ネットワークを介して受信し、そのウェブサイトを前記正面パネルに出力するウェブサイト出力手段とを含む請求項2ないし請求項10いずれかに記載のディスプレイユニット。
  12. 前記ディスプレイユニットが、前記正当利用者が発音した対話音声及び前記ネットワークを介して他のサーバから受信した前記対話者の対話音声を所定の言語に翻訳する翻訳手段と、前記翻訳手段によって翻訳した前記正当利用者の翻訳音声を前記対話者が利用する(に繋がる)他のサーバに前記ネットワークを介して送信する翻訳音声送信手段と、前記翻訳手段によって翻訳した前記対話者の翻訳音声を前記スピーカーを利用して出力する翻訳音声出力手段とを含む請求項7ないし請求項11いずれかに記載のディスプレイユニット。
  13. 前記ロッドが、所定の建築物の天井と床との間に架設され、又は、所定の建築物の上梁と下梁との間に架設されている請求項1ないし請求項12いずれかに記載のディスプレイユニット。
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