JP2022160159A - 作業ポイント決定システム - Google Patents

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大輔 野田
Daisuke Noda
展弘 福尾
Nobuhiro Fukuo
将貴 秋山
Masaki Akiyama
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Abstract

【課題】作業機械による作業を作業対象に対して万遍なく行うことが可能な作業ポイント決定システムを提供する。【解決手段】荷台56の長手方向の一端部と、長手方向における一端部とは反対側の他端部とに、目標作業ポイントに含まれる第1目標作業ポイントP1をそれぞれ設定する第1設定手段と、バケットの長手方向における幅wと、2つの第1目標作業ポイントP1の間の距離Lとに基づいて、2つの第1目標作業ポイントP1の間に、目標作業ポイントに含まれる第2目標作業ポイントP2を設定する第2設定手段と、を有する。隣り合う目標作業ポイント同士の間隔は、互いに同等である。【選択図】図2

Description

本発明は、作業機械が作業対象に対して作業を行う目標位置である目標作業ポイントを決定する、作業ポイント決定システムに関する。
特許文献1には、積込位置で停止している運搬車両に対して、油圧ショベルを自動で制御して排土させるシステムが開示されている。特許文献1では、カメラが撮影する画像から、運搬車両の荷台の位置を検出して、自動排土を実行している。
特開2020-20155号公報
しかしながら、特許文献1では、荷台に積み込まれた素材の重量が許容重量に達したときに、積込が終了したと判定している。そのため、荷台に万遍なく素材が積み込まれるとは限らない。
本発明の目的は、作業機械による作業を作業対象に対して万遍なく行うことが可能な作業ポイント決定システムを提供することである。
本発明は、アタッチメントを有する作業機械が作業対象に対して作業を行う目標位置である目標作業ポイントを決定する、作業ポイント決定システムであって、前記作業対象の長手方向の一端部と、前記長手方向における前記一端部とは反対側の他端部とに、前記目標作業ポイントに含まれる第1目標作業ポイントをそれぞれ設定する第1設定手段と、前記アタッチメントの先端部である先端アタッチメントの前記長手方向における幅と、2つの前記第1目標作業ポイントの間の距離とに基づいて、2つの前記第1目標作業ポイントの間に、前記目標作業ポイントに含まれる第2目標作業ポイントを設定する第2設定手段と、を有し、隣り合う前記目標作業ポイント同士の間隔は、互いに同等であることを特徴とする。
本発明によると、作業対象の長手方向の一端部と他端部とに、目標作業ポイントに含まれる第1目標作業ポイントがそれぞれ設定される。そして、2つの第1目標作業ポイントの間に、目標作業ポイントに含まれる第2目標作業ポイントが設定される。隣り合う目標作業ポイント同士の間隔は、互いに同等である。これらの目標作業ポイント毎に作業を行うことで、作業対象の長手方向において、作業機械による作業を作業対象に対して万遍なく行うことができる。
作業機械の側面図である。 輸送車の側面図であり、積込作業用の目標作業ポイントを示す図である。 作業ポイント決定システムの回路図である。 作業機械および輸送車の上面図である。 輸送車の側面図であり、均し作業用の目標作業ポイントを示す図である。 輸送車の側面図であり、均し作業の流れを示す図である。 自動運転処理のフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
(作業機械の構成)
本発明の実施形態による作業ポイント決定システムは、作業機械が作業対象に対して作業を行う目標位置である目標作業ポイントを決定するものである。作業ポイント決定システムは、作業機械と、輸送車と、携帯端末と、を有している。
作業機械2の側面図である図1に示すように、作業機械2は、アタッチメント30で作業を行う機械であり、例えば油圧ショベルである。作業機械2は、下部走行体21と、上部旋回体22と、アタッチメント30と、シリンダ40と、を有している。
下部走行体21は、作業機械2を走行させる部分であり、例えばクローラを備える。上部旋回体22は、下部走行体21の上部に旋回装置25を介して旋回可能に取り付けられる。上部旋回体22の前部には、キャブ(運転室)23が設けられている。
アタッチメント30は、上下方向に回動可能に上部旋回体22に取り付けられる。アタッチメント30は、ブーム31と、アーム32と、バケット33と、を備える。ブーム31は、上下方向に回動可能(起伏可能)に上部旋回体22に取り付けられる。アーム32は、上下方向に回動可能にブーム31に取り付けられる。バケット33は、アタッチメント30の先端部である先端アタッチメントである。バケット33は、前後方向に回動可能にアーム32に取り付けられる。バケット33は、土砂(運搬物)の、掘削、均し、すくい、などの作業を行う部分である。なお、バケット33が保持する運搬物は、土砂に限定されず、石でもよく、廃棄物(産業廃棄物など)でもよい。
シリンダ40は、アタッチメント30を油圧で回動させることが可能である。シリンダ40は、油圧式の伸縮シリンダである。シリンダ40は、ブームシリンダ41と、アームシリンダ42と、バケットシリンダ43と、を備える。
ブームシリンダ41は、上部旋回体22に対してブーム31を回動させる。ブームシリンダ41の基端部は、上部旋回体22に回動可能に取り付けられる。ブームシリンダ41の先端部は、ブーム31に回動可能に取り付けられる。
アームシリンダ42は、ブーム31に対してアーム32を回動させる。アームシリンダ42の基端部は、ブーム31に回動可能に取り付けられる。アームシリンダ42の先端部は、アーム32に回動可能に取り付けられる。
バケットシリンダ43は、アーム32に対してバケット33を回動させる。バケットシリンダ43の基端部は、アーム32に回動可能に取り付けられる。バケットシリンダ43の先端部は、バケット33に回動可能に取り付けられたリンク部材34に、回動可能に取り付けられる。
また、作業機械2は、角度センサ52と、傾斜角センサ60と、を有している。
角度センサ52は、下部走行体21に対する上部旋回体22の旋回角度を検出する。角度センサ52は、例えば、エンコーダ、レゾルバ、又は、ジャイロセンサである。本実施形態では、上部旋回体22の前方が下部走行体21の前方と一致するときの上部旋回体22の旋回角度を0°としている。
傾斜角センサ60は、アタッチメント30の姿勢を検出する。傾斜角センサ60は、ブーム傾斜角センサ61と、アーム傾斜角センサ62と、バケット傾斜角センサ63と、を備える。
ブーム傾斜角センサ61は、ブーム31に取り付けられ、ブーム31の姿勢を検出する。ブーム傾斜角センサ61は、水平線に対するブーム31の傾斜角度を取得するセンサであり、例えば傾斜(加速度)センサ等である。なお、ブーム傾斜角センサ61は、ブームフットピン(ブーム基端)の回転角度を検出する回転角度センサや、ブームシリンダ41のストローク量を検出するストロークセンサであってもよい。
アーム傾斜角センサ62は、アーム32に取り付けられ、アーム32の姿勢を検出する。アーム傾斜角センサ62は、水平線に対するアーム32の傾斜角度を取得するセンサであり、例えば傾斜(加速度)センサ等である。なお、アーム傾斜角センサ62は、アーム連結ピン(アーム基端)の回転角度を検出する回転角度センサや、アームシリンダ42のストローク量を検出するストロークセンサであってもよい。
バケット傾斜角センサ63は、リンク部材34に取り付けられ、バケット33の姿勢を検出する。バケット傾斜角センサ63は、水平線に対するバケット33の傾斜角度を取得するセンサであり、例えば傾斜(加速度)センサ等である。なお、バケット傾斜角センサ63は、バケット連結ピン(バケット基端)の回転角度を検出する回転角度センサや、バケットシリンダ43のストローク量を検出するストロークセンサであってもよい。
(輸送車の構成)
輸送車3の側面図である図2に示すように、輸送車3は、作業対象である荷台56を有する車両である。輸送車3は、作業機械2によって積み込まれた土砂(積載物)を輸送するための車両であり、ダンプカーでもよく、トラックでもよい。
輸送車3は、本体部55と、荷台56と、を備える。本体部55は、走行可能であり、荷台56を支持する。本体部55は、運転室57を備える。荷台56は、運転室57よりも、輸送車3における後側に配置されている。
以下では、輸送車3に関する方向について、運転室57から荷台56に向かう側を「輸送車後側」、荷台56から運転室57に向かう側を「輸送車前側」という。
荷台56は、蓋を有しておらず、例えば箱形などである。荷台56は、床面56aと、後部あおり板面56bと、側部あおり板面56cと、鳥居面56dと、を備える。床面56aは、荷台56の底面(下側の面)である。後部あおり板面56bは、荷台56の輸送車後側の面であり、床面56aの輸送車後側の部分から上に突出する。側部あおり板面56cは、荷台56の左右の面であり、床面56aの左右の端部から上に突出する。鳥居面56dは、荷台56の輸送車前側の面であり、床面56aの輸送車前側の部分から上に突出する。鳥居面56dは、側部あおり板面56cよりも上に突出し、後部あおり板面56bよりも上に突出する。
荷台56は、土砂(積載物)を収容する。荷台56は、本体部55に対して可動でもよく、本体部55に固定されてもよい。なお、作業機械2が作業を行う作業対象は、輸送車3の荷台56でなくてもよく、例えば地面などに直接置かれた容器などであってもよい。
(携帯端末の構成)
図1に示すように、携帯端末5は、作業現場にいる作業者により操作される端末であり、例えばタブレット端末である。携帯端末5は、作業機械2と相互に通信可能である。なお、携帯端末5は、スマートフォン等であってもよい。
(作業ポイント決定システムの回路構成)
作業ポイント決定システム1の回路図である図3に示すように、作業機械2は、コントローラ11と、作業機械側通信装置12と、記憶装置13と、を有している。
コントローラ11は、作業機械2を自動制御する。コントローラ11は、土砂の掘削から排土までの一連の動作を作業機械2に自動で行わせる。つまり、作業機械2は自動運転される。具体的には、コントローラ11は、角度センサ52および傾斜角センサ60の検出値に基づいて、旋回装置25およびアタッチメント30を自動で動作させる。
作業機械側通信装置12は、携帯端末5の後述する携帯端末側通信装置16と通信可能である。記憶装置13は、少なくともバケット33のサイズを記憶している。記憶装置13は、後述する目標作業ポイントや均し高さを記憶可能である。
携帯端末5は、携帯端末側コントローラ15と、携帯端末側通信装置16と、ディスプレイ17と、タッチパネル18と、を有している。
携帯端末側通信装置16は、作業機械2の作業機械側通信装置12と通信可能である。携帯端末側コントローラ15は、携帯端末側通信装置16を介して、作業機械2からバケット33の先端の位置の情報を受信する。
ここで、作業機械2および輸送車3の上面図である図4に示すように、土砂の掘削から排土までの一連の動作は、作業機械2の上部旋回体22の旋回方向に輸送車3の長手方向が沿うようにして、輸送車3が停止された状態で行われる。つまり、土砂溜まり70からバケット33で土砂を掬った後に、上部旋回体22を旋回させて、輸送車3の荷台56の上方にバケット33を位置させる。そして、荷台56の中に排土した後に、上部旋回体22を先ほどとは逆方向に旋回させて、土砂溜まり70の上方にバケット33を位置させる。これを自動で繰り返させる。土砂溜まり70は、土砂ピットや土砂山である。
また、荷台56の中に排土する作業(積込作業)が終わった後には、荷台56に積載された土砂を均す作業(均し作業)が行われる。
作業機械2のコントローラ(第1設定手段)11は、目標作業ポイントに含まれる第1目標作業ポイントP1を設定する。目標作業ポイントは、作業機械2が荷台56に対して作業を行う目標位置である。第1目標作業ポイントP1の設定は、所謂ティーチングにより行われる。
第1目標作業ポイントP1は、ティーチングにより、荷台56の長手方向の一端部と、長手方向における一端部とは反対側の他端部とにそれぞれ設定される。ティーチングは、以下のようにして行われる。まず、オペレータによるマニュアル操作で、バケット33の先端を、荷台56の長手方向の一端部(後端部)に位置させる。この位置を、携帯端末5を所持する作業者が確認して、問題なければ、タッチパネル18を操作して位置を確定する。この情報が、作業機械2のコントローラ11に送信され、このときのバケット33の先端の位置が、第1目標作業ポイントP1Aとして設定されて、記憶装置13に記憶される。
同様のティーチングにより、荷台56の長手方向の他端部(前端部)におけるバケット33の先端の位置が、第1目標作業ポイントP1Bとして設定され、記憶装置13に記憶される。
第1目標作業ポイントP1Aの三次元座標、および、第1目標作業ポイントP1Bの三次元座標は、それぞれ(X1、Z1、θ1)、(X2、Z2、θ2)で表される。X軸は、上部旋回体22の旋回中心から水平方向に延びており、Z軸は、上部旋回体22の旋回中心から上方に延びている。θは上部旋回体22の旋回角度である。
図2に示すように、コントローラ(第2設定手段)11は、2つの第1目標作業ポイントP1A,P1Bの間に、目標作業ポイントに含まれる第2目標作業ポイントP2を設定する。この設定は、荷台56の長手方向におけるバケット33の幅wと、第1目標作業ポイントP1Aと第1目標作業ポイントP1Bとの間の距離Lと、に基づいて行われる。
第1目標作業ポイントP1A,P1Bを含む目標作業ポイントの数Nは、L/W+1で算出される。Wは、荷台56の長手方向における単位幅である。隣り合う目標作業ポイント同士の間隔は、互いに同等である。
作業が、バケット33が保持する土砂を荷台56に積み込む積込作業である場合、Wはバケット33の幅wよりも長い。よって、隣り合うバケット33の幅w同士の間には、隙間が生じる。積込作業において、目標作業ポイントの数Nを算出する際に、小数点以下は切り捨てられる。図2では、2つの第1目標作業ポイントP1A,P1Bの間に3つの第2目標作業ポイントP2が設定されている。
一方、輸送車3の側面図である図5に示すように、作業が、バケット33の外面で、荷台56に積み込まれた土砂を上から押さえる均し作業である場合、Wはバケット33の幅wと同じか、それよりも短い。よって、隣り合うバケット33の幅w同士の間には、隙間が生じない。また、Wがバケット33の幅wよりも短い場合には、隣り合うバケット33の幅w同士はオーバーラップする。均し作業において、目標作業ポイントの数Nを算出する際に、小数点以下は切り上げられる。図5では、2つの第1目標作業ポイントP1A,P1Bの間に5つの第2目標作業ポイントP2が設定されている。また、図5では、小数点以下が切り上げられることで、第1目標作業ポイントP1Aとその隣りの第2目標作業ポイントP2との間隔は、他の目標作業ポイント同士の間隔よりも若干狭くなっている。
コントローラ11は、自身が設定した複数の目標作業ポイントに対して順番に作業機械2に作業を行わせる。作業が積込作業である場合、図2に示すように、5つの目標作業ポイントに対して順番に積込作業が行われる。その順番は、荷台56の長手方向の前端側から後端側に向かう順番であっても、荷台56の長手方向の後端側から前端側に向かう順番であってもよい。また、すべての目標作業ポイントに対して均等に積込作業が行われるのであれば、どのような順番であってもよい。
目標作業ポイント毎に作業を行うことで、荷台56の長手方向において、作業機械2による作業を荷台56に対して万遍なく行うことができる。また、自動制御により、作業機械2による作業を荷台56の長手方向において万遍なく自動で行わせることができる。
また、バケット33が保持する土砂を荷台56に積み込む積込作業を目標作業ポイント毎に行うことで、荷台56の長手方向において万遍なく土砂を積み込むことができる。
また、作業が均し作業である場合、図5に示すように、7つの目標作業ポイントに対して順番に均し作業が行われる。上述したように、均し作業は、バケット33の外面で、荷台56に積み込まれた土砂を上から押さえる作業である。図1に示すように、土砂を押さえ付けるバケット33の外面33aは、バケット33全体の外面のうち、平面状の部分である。
ここで、輸送車3の側面図である図6に示すように、コントローラ(高さ設定手段)11は、均し作業時におけるバケット33の外面33aの高さを均し高さP3として予め設定する。均し高さP3の設定は、所謂ティーチングにより行われる。
ティーチングは、以下のようにして行われる。まず、オペレータによるマニュアル操作で、バケット33の外面33aを水平にして、バケット33を荷台56の上方に位置させる。この位置を、携帯端末5を所持する作業者が確認して、問題なければ、タッチパネル18を操作して位置を確定する。この情報が、作業機械2のコントローラ11に送信され、このときのバケット33の外面33aの高さが、均し高さP3として設定されて、記憶装置13に記憶される。
コントローラ11は、バケット33の外面33aの高さを均し高さP3まで下げることで、均し作業を行わせる。バケット33の外面33aは、均し高さP3に所定高さ(例えば500mm)を加えた開始高さから、均し高さP3まで下げられる。
図6に示すように、7つの目標作業ポイントに対して順番に均し作業が行われる。まず、荷台56の長手方向の最も後端側の第1目標作業ポイントP1Aにおいて、均し作業が行われる。その後、バケット33が開始高さまで持ち上げられ、荷台56の長手方向の前端側にバケット33が目標作業ポイント1つ分移動される。つまり、バケット33が隣りの第2目標作業ポイントP2に移動される。そして、その第2目標作業ポイントP2において、均し作業が行われる。これが、荷台56の長手方向の最も前端側の第1目標作業ポイントP1Bまで順番に行われる。
バケット33の平面状の外面33aで、荷台56に積み込まれた土砂を上から押さえる均し作業を、目標作業ポイント毎に行うことで、荷台56の長手方向において万遍なく土砂を均すことができる。土砂を均すことで、土砂が崩れるのを抑制し、土砂が荷台56からこぼれるのを抑制することができる。
また、バケット33の外面33aの高さを均し高さP3まで下げることで、土砂の高さを均し高さP3に均すことができる。
ここで、コントローラ(高さ検出手段)11は、均し作業前の土砂の高さを検出する。この検出は、バケット33の外面33aを土砂に押し付けた際の押し付け力に基づいて算出される。例えば、バケット33の外面33aを土砂に押し付け、この押し付け力が規定値になったときのバケット33の外面33aの位置に基づいて、土砂の高さが算出される。押し付け力は、シリンダ40の油圧などから検出される。
なお、上部旋回体22にカメラを搭載し、カメラで荷台56を撮像して土砂の高さを検出してもよい。
コントローラ11は、検出された土砂の高さに基づいて、設定された均し高さP3を補正する。例えば、土砂の高さが想定よりも高い場合には、均し高さP3を上方に補正する。これにより、土砂を好適に均すことができる。
(作業ポイント決定システムの動作)
次に、自動運転処理のフローチャートである図7を参照して、作業ポイント決定システムの動作を説明する。
まず、コントローラ11は、ティーチングが済んでいるか否かを判定する(ステップS1)。つまり、ティーチングにより、第1目標作業ポイントP1A、第1目標作業ポイントP1B、および、均し高さP3がそれぞれ設定されているかを判定する。ステップS1において、ティーチングが済んでいないと判定した場合には(S1:NO)、ステップS1に戻る。
一方、ステップS1において、ティーチングが済んでいると判定した場合には(S1:YES)、コントローラ11は、積込作業用に、第2目標作業ポイントP2を設定する(ステップS2)。図2に示すように、隣り合うバケット33の幅w同士の間には、隙間が生じている。
次に、コントローラ11は、積込作業を行わせる(ステップS3)。各目標作業ポイントでの積み込み回数はあらかじめ設定されている。次に、コントローラ11は、積込作業が終了したか否かを判定する(ステップS4)。ステップS4において、積込作業が終了していないと判定した場合には(S4:NO)、ステップS3に戻る。
一方、ステップS4において、積込作業が終了したと判定した場合には(S4:YES)、コントローラ11は、均し作業用に、第2目標作業ポイントP2を設定する(ステップS5)。図5に示すように、隣り合うバケット33の幅w同士の間には、隙間は生じない。
次に、コントローラ11は、均し高さP3を補正する(ステップS6)。そして、コントローラ11は、均し作業を行わせる(ステップS7)。次に、コントローラ11は、均し作業が終了したか否かを判定する(ステップS8)。ステップS8において、均し作業が終了していないと判定した場合には(S8:NO)、ステップS7に戻る。
一方、ステップS4において、均し作業が終了したと判定した場合には(S4:YES)、コントローラ11は、本フローを終了する。
(効果)
以上に述べたように、本実施形態に係る作業ポイント決定システム1によれば、荷台56の長手方向の一端部と他端部とに、目標作業ポイントに含まれる第1目標作業ポイントP1がそれぞれ設定される。そして、2つの第1目標作業ポイントP1の間に、目標作業ポイントに含まれる第2目標作業ポイントP2が設定される。隣り合う目標作業ポイント同士の間隔は、互いに同等である。これらの目標作業ポイント毎に作業を行うことで、荷台56の長手方向において、作業機械2による作業を荷台56に対して万遍なく行うことができる。
また、自動制御により、設定された複数の目標作業ポイントに対して順番に作業が行われる。これにより、作業機械2による作業を荷台56の長手方向において万遍なく自動で行わせることができる。
また、バケット33が保持する土砂を荷台56に積み込む積込作業を、目標作業ポイント毎に行うことで、荷台56の長手方向において万遍なく土砂を積み込むことができる。
また、バケット33の平面状の外面33aで、荷台56に積み込まれた土砂を上から押さえる均し作業を、目標作業ポイント毎に行うことで、荷台56の長手方向において万遍なく土砂を均すことができる。
また、バケット33の外面33aの高さを均し高さP3まで下げることで、均し作業が行われる。これにより、土砂の高さを均し高さP3に均すことができる。
また、土砂の高さに基づいて、設定された均し高さP3が補正される。例えば、土砂の高さが想定よりも高い場合には、均し高さP3を上方に補正する。これにより、土砂を好適に均すことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 作業ポイント決定システム
2 作業機械
3 輸送車
5 携帯端末
11 コントローラ(第1設定手段、第2設定手段、高さ設定手段、高さ検出手段)
12 作業機械側通信装置
13 記憶装置
15 携帯端末側コントローラ
16 携帯端末側通信装置
17 ディスプレイ
18 タッチパネル
21 下部走行体
22 上部旋回体
23 キャブ
25 旋回装置
30 アタッチメント
31 ブーム
32 アーム
33 バケット(先端アタッチメント)
33a 外面
34 リンク部材
40 シリンダ
41 ブームシリンダ
42 アームシリンダ
43 バケットシリンダ
52 角度センサ
55 本体部
56 荷台(作業対象)
57 運転室
60 傾斜角センサ
61 ブーム傾斜角センサ
62 アーム傾斜角センサ
63 バケット傾斜角センサ

Claims (6)

  1. アタッチメントを有する作業機械が作業対象に対して作業を行う目標位置である目標作業ポイントを決定する、作業ポイント決定システムであって、
    前記作業対象の長手方向の一端部と、前記長手方向における前記一端部とは反対側の他端部とに、前記目標作業ポイントに含まれる第1目標作業ポイントをそれぞれ設定する第1設定手段と、
    前記アタッチメントの先端部である先端アタッチメントの前記長手方向における幅と、2つの前記第1目標作業ポイントの間の距離とに基づいて、2つの前記第1目標作業ポイントの間に、前記目標作業ポイントに含まれる第2目標作業ポイントを設定する第2設定手段と、
    を有し、
    隣り合う前記目標作業ポイント同士の間隔は、互いに同等であることを特徴とする作業ポイント決定システム。
  2. 前記作業機械を自動制御するコントローラを有し、
    前記コントローラは、前記第1設定手段および前記第2設定手段で設定された複数の前記目標作業ポイントに対して順番に前記作業機械に前記作業を行わせることを特徴とする請求項1に記載の作業ポイント決定システム。
  3. 前記作業は、前記先端アタッチメントが保持する運搬物を前記作業対象に積み込む積込作業であることを特徴とする請求項1又は2に記載の作業ポイント決定システム。
  4. 前記先端アタッチメントは、平面状の外面を有し、
    前記作業は、前記作業対象に積み込まれた積載物を前記外面で上から押さえる均し作業であることを特徴とする請求項1又は2に記載の作業ポイント決定システム。
  5. 前記先端アタッチメントは、平面状の外面を有し、
    前記作業は、前記作業対象に積み込まれた積載物を前記外面で上から押さえる均し作業であり、
    前記均し作業時における前記外面の高さを均し高さとして設定する高さ設定手段を有し、
    前記コントローラは、前記外面の高さを前記均し高さまで下げることで、前記均し作業を行わせることを特徴とする請求項2に記載の作業ポイント決定システム。
  6. 前記均し作業前の前記積載物の高さを検出する高さ検出手段を有し、
    前記コントローラは、検出された前記積載物の高さに基づいて、設定された前記均し高さを補正することを特徴とする請求項5に記載の作業ポイント決定システム。
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