JP2022158159A - Handle for conveyance, projector, and method for fixing handle body - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、運搬用ハンドル、プロジェクタ及びハンドル本体の固定方法に関する。 The present invention relates to a carrying handle, a projector, and a fixing method for a handle body.
特許文献1には、壁面やスクリーン等に映像を投影するプロジェクタとして、一人で運搬可能な小型のプロジェクタが開示されている。特許文献1のプロジェクタには、プロジェクタ本体(筐体)に対して出没可能に取り付けられたハンドルが取り付けられている。
ところで、プロジェクタには、重量が重い大型の産業用のプロジェクタもある。この種のプロジェクタは、複数人数で運搬する必要がある。また、重量が重いプロジェクタは、小型のプロジェクタのように吊り下げて運搬することが難しいため、プロジェクタを下側から支持して運搬する必要がある。しかし、プロジェクタの下面側に手を入れて運搬することは面倒であり、運び難い。 By the way, among projectors, there is also a heavy and large industrial projector. This type of projector needs to be carried by several people. Moreover, since it is difficult to suspend and transport a heavy projector like a small projector, it is necessary to support the projector from below and transport it. However, it is troublesome and difficult to carry the projector by putting one's hand under the projector.
そこで、重量が重いプロジェクタに対して特許文献1のハンドルを採用することが考えられる。例えば特許文献1のハンドルをプロジェクタ本体の下面側に配置し、ハンドルをプロジェクタ本体の側方に出没可能に設けることが考えられる。これにより、プロジェクタの下面側に手を入れることなく、プロジェクタを運搬することができる。しかしながら、特許文献1のハンドルではその位置が固定されないため、運搬中にハンドルが不意に動いてしまう可能性がある。このため、プロジェクタを安定して運搬することが難しい、という問題がある。
Therefore, it is conceivable to employ the handle disclosed in
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、重量が重いプロジェクタであっても安定して運ぶことが可能な運搬用ハンドル、これを備えるプロジェクタ、及びハンドル本体の固定方法を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the circumstances described above, and provides a transport handle that enables stable transport of even a heavy projector, a projector equipped with the transport handle, and a method for fixing the handle body. intended to
本発明の一態様は、電子機器本体の下面に設けられる運搬用ハンドルであって、棒状の把持部、及び、前記把持部の両端から前記把持部の長手方向に直交する第一直交方向に互いに平行して延びる2つの挿入部を有するハンドル本体と、前記電子機器本体の下面に固定され、2つの前記挿入部を個別に前記第一直交方向に移動可能に挿入する2つの挿入孔を有するハンドル支持部品と、前記ハンドル支持部品に対して着脱自在に取り付けられることで、前記把持部が前記ハンドル支持部品から離れて位置するように前記ハンドル本体が前記ハンドル支持部品から突出する突出位置に配された状態、及び、前記把持部が前記ハンドル支持部品の近くに位置するように前記ハンドル本体が前記ハンドル支持部品に収納される収納位置に配された状態において前記ハンドル本体を前記ハンドル支持部品に対して固定する固定具と、を備える運搬用ハンドルである。 One aspect of the present invention is a carrying handle provided on the lower surface of an electronic device main body, comprising: a rod-shaped gripping portion; a handle body having two insertion portions extending parallel to each other; and two insertion holes fixed to the lower surface of the electronic device body and into which the two insertion portions are individually inserted so as to be movable in the first orthogonal direction. and a handle support part that is detachably attached to the handle support part so that the handle main body protrudes from the handle support part so that the grip part is positioned apart from the handle support part. and in a state in which the handle main body is stored in the handle support component so that the grip portion is positioned near the handle support component, the handle main body is attached to the handle support component. and a fastener that secures against.
本発明の一態様は、プロジェクタ本体と、前記プロジェクタ本体の下面に設けられた前記運搬用ハンドルと、を備え、前記ハンドル支持部品は、前記挿入部を挿入する前記挿入孔の挿入口が前記下面の縁から前記プロジェクタ本体の外側に臨むように、前記下面に固定されているプロジェクタである。 According to one aspect of the present invention, a projector main body and the transportation handle provided on the lower surface of the projector main body are provided. The projector is fixed to the bottom surface so as to face the outside of the projector main body from the edge of the projector body.
本発明の一態様は、前記運搬用ハンドルにおいて、前記ハンドル本体を前記ハンドル支持部品に対して固定するハンドル本体の固定方法であって、前記ハンドル本体が前記突出位置及び前記収納位置のいずれかに配置された状態で、前記固定具によって前記ハンドル本体を前記ハンドル支持部品に対して固定するハンドル本体の固定方法である。 One aspect of the present invention is a method of fixing a handle body to fix the handle body to the handle support component in the carrying handle, wherein the handle body is positioned at either the projecting position or the retracted position. A method for fixing the handle body, in which the handle body is fixed to the handle support component by the fixture in the arranged state.
本発明によれば、重量が重いプロジェクタ(電子機器)であっても安定して運ぶことができる。 According to the present invention, even a heavy projector (electronic device) can be stably carried.
以下、図1~8を参照して本発明の一実施形態について説明する。
本実施形態のプロジェクタは、例えば映画館や大会場などの大きな場所において利用される重量が重い産業用プロジェクタ(あるいはデジタルシネマ機)である。図1,2に示すように、本実施形態のプロジェクタ(電子機器)Pは、プロジェクタ本体(電子機器本体)1と、運搬用ハンドル2と、を備える。
An embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS.
The projector of this embodiment is a heavy industrial projector (or digital cinema machine) used in large places such as movie theaters and large venues. As shown in FIGS. 1 and 2, a projector (electronic device) P of this embodiment includes a projector main body (electronic device main body) 1 and a
プロジェクタ本体1の形状は任意であってよいが、図示例では直方体状に形成されている。プロジェクタ本体1は、レンズ11及び複数の脚12を有する。レンズ11は、映像や画像を壁面やスクリーン等に投影するためのものであり、プロジェクタ本体1の前面1f(前端)に設けられている。これにより、映像や画像を、レンズ11からプロジェクタ本体1の前方(X軸正方向)に向けて投射することができる。脚12は、プロジェクタ本体1の下面1bから突出している。複数の脚12は、プロジェクタ本体1を安定に設置できる位置に配されている。本実施形態では、4つの脚12が、平面視矩形とされた下面1bのうち4つの角部に1つずつ配置されている。これら4つの脚12によってプロジェクタ本体1を安定に設置することができる。
The shape of the projector
運搬用ハンドル2は、プロジェクタ本体1の下面1bに設けられる。図3,4に示すように、運搬用ハンドル2は、ハンドル本体3と、ハンドル支持部品4と、固定具5と、を備える。
図3~5に示すように、ハンドル本体3は、把持部31と、2つの挿入部32,33と、を有する。把持部31は、直線状に延びる棒状に形成されている。2つの挿入部32,33は、把持部31の両端から把持部31の長手方向(以下、D1方向とも呼ぶ。)に直交する第一直交方向(以下、D2方向とも呼ぶ。)に直線状に延びている。2つの挿入部32,33は、把持部31の両端から互いに平行するように同じ方向に延びる。これにより、ハンドル本体3は、平面視でコ字状に形成されている。
A
As shown in FIGS. 3-5, the
2つの挿入部32,33には、それぞれ第一連通孔321,331と第二連通孔322,332とが形成されている。第一連通孔321,331及び第二連通孔322,332は、後述する固定具5を挿入するための孔である。
第一連通孔321,331及び第二連通孔322,332は、それぞれ挿入部32,33をD1方向に貫通している。第一連通孔321,331は、把持部31に対する挿入部32,33の延長方向の先端部分に位置する。一方、第二連通孔322,332は、把持部31に対する挿入部32,33の延長方向の基端部分に位置する。すなわち、各挿入部32,33では、その延長方向の先端に向けて第二連通孔322,332と第一連通孔321,331とが間隔をあけて順番に並んでいる。
2つの挿入部32,33に形成された2つの第一連通孔321,331は、D1方向に延びる同一の軸線A1上に並ぶ。同様に、2つの挿入部32,33に形成された2つの第二連通孔322,332も、D1方向に延びる同一の軸線A2上に並ぶ。
The two
The
The two
2つの挿入部32,33のうち一方の挿入部32(以下、先端側挿入部32と呼ぶ。)に形成された第一、第二連通孔321,322には、雌ねじが形成されている。他方の挿入部33(以下、基端側挿入部33と呼ぶ。)に形成された第一、第二連通孔331,332には、雌ねじが形成されていない。基端側挿入部33の第一、第二連通孔331,332の内径寸法は、雌ねじが形成された先端側挿入部32の第一、第二連通孔321,322の内径寸法よりも大きい。
Female threads are formed in the first and
ハンドル支持部品4は、プロジェクタ本体1の下面1b(図1,2参照)に固定される部品である。図3,4,6に示すように、本実施形態のハンドル支持部品4は、支持部品本体41と、延長部42と、を有する。
The
支持部品本体41は、2つの挿入孔411,412及び係止孔413を有する。
2つの挿入孔411,412は、前述したハンドル本体3の2つの挿入部32,33を個別にD2方向に移動可能に挿入する孔である。2つの挿入孔411,412は、2つの挿入部32,33が並ぶ方向(D1方向)に間隔をあけて配列されている。2つの挿入孔411,412は、いずれもD2方向における支持部品本体41の一方側の端部(第一端部41A)に開口する。
The support component
The two
係止孔413は、2つの挿入孔411,412を貫通するように2つの挿入孔411,412の配列方向(以下、D1方向とも呼ぶ。)に延びている。係止孔413は、後述する固定具5を挿入するための孔である。係止孔413は、D2方向におけるハンドル本体3の位置に応じて、2つの挿入部32,33の第一連通孔321,331、あるいは、2つの挿入部32,33の第二連通孔322,332に連通する。
図3に示すように、2つの第一連通孔321,331が係止孔413に連通する状態では、ハンドル本体3がハンドル支持部品4の第一端部41Aから突出する突出位置P1に配される。ハンドル本体3が突出位置P1に配された状態では、把持部31がハンドル支持部品4の第一端部41Aから離れて位置し、また、2つの挿入部32,33の大半が2つの挿入孔411,412の外側に位置する。
一方、図4に示すように、2つの第二連通孔322,332が係止孔413に連通する状態では、ハンドル本体3の大半がハンドル支持部品4に収納される収納位置P2に配される。ハンドル本体3が収納位置P2に配された状態では、把持部31がハンドル支持部品4の第一端部41Aの近くに位置し、また、2つの挿入部32,33の大半が2つの挿入孔411,412に挿入される。
The
As shown in FIG. 3, when the two communicating
On the other hand, as shown in FIG. 4, when the two second communication holes 322 and 332 are in communication with the
図3,4,6に示すように、支持部品本体41は、切欠凹部414をさらに有する。切欠凹部414は、2つの挿入孔411,412の間において、2つの挿入孔411,412の挿入口411O,412Oが開口する支持部品本体41の第一端部41Aから挿入孔411,412が延びる方向(挿入孔411,412に対する挿入部32,33の挿入方向)に窪んで形成されている。これにより、支持部品本体41は、平面視でコ字状に形成されている。また、切欠凹部414は、係止孔413を分断する。
As shown in FIGS. 3, 4 and 6, the
2つの挿入孔411,412のうちD1方向において切欠凹部414の一方側(図3,4において左側)に位置する一方の挿入孔411(以下、先端側挿入孔411と呼ぶ。)には、ハンドル本体3の先端側挿入部32が挿入される。2つの挿入孔411,412のうちD1方向において切欠凹部414の他方側(図3,4において右側)に位置する他方の挿入孔412(以下、基端側挿入孔412と呼ぶ。)には、ハンドル本体3の基端側挿入部33が挿入される。
One of the two
係止孔413のうちD1方向において切欠凹部414の一方側(図3,4において左側)に位置する係止孔413の部位413T(以下、先端部位413Tと呼ぶ。)には、雌ねじが形成されている。係止孔413のうちD1方向において切欠凹部414の他方側(図3,4において右側)に位置する係止孔413の部位413B(以下、基端部位413Bと呼ぶ。)には、雌ねじが形成されていない。係止孔413の基端部位413Bの内径寸法は、雌ねじが形成された係止孔413の先端部位413Tの内径寸法よりも大きい。
A
支持部品本体41には、ハンドル支持部品4をプロジェクタ本体1の下面1bに固定するための固定用孔415が形成されている。固定用孔415は、D1方向(2つの挿入孔411,412の配列方向)及びD2方向(第一直交方向)に対して直交する第二直交方向(図3,4において紙面に直交する方向)に貫通している。固定用孔415は、D2方向において挿入孔411,412に対する挿入部32,33の挿入方向(突出位置P1から収納位置P2に向かう方向)前側に位置する支持部品本体41の他方側の端部(第二端部41B)に形成されている。
本実施形態において、固定用孔415は2つ形成されている。2つの固定用孔415は、D1方向において互いに間隔をあけた位置に配されている。D1方向における各固定用孔415の位置は、挿入孔411,412の位置に対応している。
A fixing
In this embodiment, two fixing
延長部42は、D1方向において切欠凹部414の他方側(図3,4において右側)に位置する支持部品本体41の一端(以下、基端と呼ぶ。)から、D1方向において切欠凹部414の他方側に向かう方向(図3,4において右方向)に一体に延びる。係止孔413は、支持部品本体41及び延長部42にわたって形成されている。係止孔413は、支持部品本体41の基端から延長部42の延長方向(右方向)にさらに延びている。延長部42に延長する係止孔413は、切欠凹部414によって分断された係止孔413の2つの部分のうち基端部位413Bである。延長部42の延長方向の端部には、後述する固定具5を挿入するための係止孔413の挿入口413Oが開口する。延長部42が形成されていることにより、係止孔413の挿入口413Oから基端側挿入孔412に至る係止孔413(基端部位413B)の長さをより長く形成することができる。
The
D2方向における延長部42の長さ寸法は、例えば支持部品本体41の長さ寸法と等しくてもよいが、本実施形態では支持部品本体41の長さ寸法よりも短い。また、延長部42は、D2方向において支持部品本体41の第一端部41A側に寄せて位置している。言い換えれば、ハンドル支持部品4には、延長部42のうち支持部品本体41の第二端部41B側の部位を切り欠いた切欠部43が形成されている。この切欠部43は、図8に示すように、ハンドル支持部品4をプロジェクタ本体1の下面1bに固定した状態で、プロジェクタ本体1の脚12との干渉を防ぐことを目的として形成されている。
The length dimension of the
図3,4,6に示すように、ハンドル支持部品4は、筒状の連結筒44をさらに有する。連結筒44は、D1方向に直線状に延びており、切欠凹部414によって分断された係止孔413の2つの部位(先端部位413T及び基端部位413B)を連結する。連結筒44の内径寸法は、雌ねじが形成された係止孔413の先端部位413Tの内径寸法よりも大きい。連結筒44の内径寸法は、例えば係止孔413の基端部位413Bの内径寸法よりも大きくてもよいが、係止孔413の基端部位413Bの内径寸法と同等以下であることがより好ましい。
As shown in FIGS. 3, 4 and 6, the
図3,4,7,8に示すように、固定具5は、ハンドル支持部品4に対して着脱自在に取り付けられる。固定具5は、ハンドル本体3が図3に示す突出位置P1及び図4に示す収納位置P2に配された状態においてハンドル本体3をハンドル支持部品4に対して固定する。
As shown in FIGS. 3, 4, 7 and 8, the
図7に示すように、固定具5は、一方向に直線状に延びる棒状に形成されている。この固定具5は、図3,4,8等に示すハンドル支持部品4の挿入口413Oから係止孔413に挿入される。図3,4においては、固定具5が係止孔413に挿入された状態を示している。
固定具5の長さは、D1方向における係止孔413全体の長さに対応しており、例えば、係止孔413の長さと同じであってもよいし、係止孔413の長さよりも若干長くてもよい。
As shown in FIG. 7, the
The length of the
固定具5は、図3に示すように、ハンドル本体3が突出位置P1に配された状態で、ハンドル支持部品4の係止孔413及びハンドル本体3の2つの第一連通孔321,331に挿入される。また、固定具5は、係止孔413の先端部位413Tと基端部位413Bとの間に位置する連結筒44の内側にも挿入される。この状態では、ハンドル本体3が突出位置P1からハンドル支持部品4に対してD2方向に移動することが規制される。すなわち、ハンドル本体3を突出位置P1に確実に保持することができる。
また、固定具5は、図4に示すように、ハンドル本体3が収納位置P2に配された状態で、ハンドル支持部品4の係止孔413及びハンドル本体3の2つの第二連通孔322,332に挿入される。また、固定具5は、係止孔413の先端部位413Tと基端部位413Bとの間に位置する連結筒44の内側にも挿入される。この状態では、ハンドル本体3が収納位置P2からハンドル支持部品4に対してD2方向に移動することが規制される。すなわち、ハンドル本体3は収納位置P2に確実に保持することができる。
As shown in FIG. 3 , the
Further, as shown in FIG. 4 , the fixing
図7,8に示すように、固定具5のうち係止孔413に対する挿入方向前側(図7,8において左側)に位置する先端部には、雄ねじ51が形成されている。これに対し、雌ねじが形成された係止孔413の先端部位413Tは、固定具5の挿入方向の先端側に位置する。また、雌ねじが形成された第一、第二連通孔321,322を含むハンドル本体3の先端側挿入部32も、固定具5の挿入方向の先端側に位置する。このため、ハンドル本体3が突出位置P1に配された状態では、固定具5の先端部の雄ねじ51が、係止孔413の先端部位413Tの雌ねじ及び先端側挿入部32の第一連通孔321の雌ねじに噛み合う。同様に、ハンドル本体3が収納位置P2(図4参照)に配された状態では、固定具5の先端部の雄ねじ51が、係止孔413の先端部位413Tの雌ねじ及び先端側挿入部32の第二連通孔322の雌ねじに噛み合う。
As shown in FIGS. 7 and 8, a
以上のように構成される本実施形態の運搬用ハンドル2では、ハンドル本体3が図3に示す突出位置P1及び図4に示す収納位置P2のいずれかに配置された状態で、固定具5によってハンドル本体3をハンドル支持部品4に対して固定するハンドル本体3の固定方法を実施することができる。
With the carrying
次に、運搬用ハンドル2をプロジェクタ本体1に取り付ける態様について主に図1,2,8を参照して説明する。
図1,2,8に示すように、運搬用ハンドル2をプロジェクタ本体1の下面1bに取り付けるために、ハンドル支持部品4は、プロジェクタ本体1の下面1bに固定される。本実施形態では、ハンドル支持部品4の固定用孔415を利用してネジ止め等によってハンドル支持部品4をプロジェクタ本体1の下面1bに固定する。
Next, a mode of attaching the carrying
As shown in FIGS. 1, 2 and 8, a
図8に示すように、ハンドル支持部品4がプロジェクタ本体1に固定された状態において、ハンドル支持部品4の挿入孔411,412の挿入口411O,412Oは、プロジェクタ本体1の下面1bの縁からプロジェクタ本体1の外側に臨むように位置する。具体的には、挿入孔411,412の挿入口411O,412Oが開口するハンドル支持部品4の第一端部41Aが、プロジェクタ本体1の下面1bの縁に沿うように位置する。本実施形態では、支持部品本体41と共にハンドル支持部品4の第一端部41Aをなす延長部42もプロジェクタ本体1の下面1bの縁に沿って配置される。
これにより、ハンドル本体3をハンドル支持部品4に対して収納位置P2(図4参照)から突出位置P1に移動させることで、ハンドル本体3をプロジェクタ本体1の下面1bの縁から外側に突出させた位置に配することができる。したがって、プロジェクタ本体1の下面1bに手を入れなくても、ハンドル本体3の把持部31を手で掴んでプロジェクタPを持ち上げることができる。
As shown in FIG. 8, when the
As a result, the handle
ハンドル支持部品4がプロジェクタ本体1に固定された状態において、ハンドル支持部品4の固定用孔415は、D2方向において第一端部41Aと反対側に位置する支持部品本体41の第二端部41Bに形成されている。このため、固定用孔415は、プロジェクタ本体1の下面1bの縁から内側に離れて位置する。
When the
また、ハンドル支持部品4がプロジェクタ本体1に固定された状態においては、ハンドル支持部品4の係止孔413の挿入口413Oも、プロジェクタ本体1の下面1bの縁からプロジェクタ本体1の外側に臨むように位置する。具体的には、係止孔413の挿入口413Oが開口するハンドル支持部品4の端面(図8では延長部42の端面)が、プロジェクタ本体1の下面1bの縁に沿うように位置する。
Further, when the
より具体的に説明すれば、ハンドル支持部品4は、図2に示すように、矩形状であるプロジェクタ本体1の下面1bの4つの角部にそれぞれ固定されている。そして、図2,8に示すように、挿入孔411,412の挿入口411O,412Oが開口するハンドル支持部品4の第一端部41Aは、下面1bの縁のうち、プロジェクタ本体1の前後方向(X軸方向)の両端(前端及び後端)においてプロジェクタ本体1の幅方向(Y軸方向)に延びる第一辺13aに沿うように位置する。一方、係止孔413の挿入口413Oが開口するハンドル支持部品4の端面(延長部42の端面)は、下面1bの縁のうち、プロジェクタ本体1の幅方向の両端においてプロジェクタ本体1の前後方向に延びる第二辺13bに沿うように位置する。これにより、互いに直交する方向に開口する挿入孔411,412の挿入口411O,412O及び係止孔413の挿入口413Oの両方を、プロジェクタ本体1の下面1bの縁からプロジェクタ本体1の外側に臨むように配置することができる。
More specifically, as shown in FIG. 2, the
ハンドル支持部品4がプロジェクタ本体1の下面1bの角部に固定された状態においては、図8に示すように、下面1bの角部に配置された脚12がハンドル支持部品4に形成された切欠部43に入る。これにより、運搬用ハンドル2を脚12の近くに設けてもハンドル支持部品4が脚12と干渉することを防止できる。
また、この状態では、図2に示すように、幅方向(Y軸方向)に延びる延長部42が、前後方向(X軸方向)において脚12よりもプロジェクタ本体1の下面1bの外側(縁)に位置する。
When the
Also, in this state, as shown in FIG. 2, the
また、図8に示すように、ハンドル支持部品4がプロジェクタ本体1の下面1bの角部に固定された状態においては、係止孔413の挿入口413Oが、下面1bの角部に配置された脚12に隣り合わせて位置する。これにより、脚12の位置を目印として係止孔413の挿入口413Oの位置を容易に判別することができる。したがって、係止孔413に対する固定具5の挿抜を容易に行うことができる。
As shown in FIG. 8, when the
図2に示すように、プロジェクタ本体1の下面1bの4つの角部に運搬用ハンドル2が設けられた状態では、プロジェクタ本体1の前端から前方側(X軸正方向側)に2つのハンドル本体3を突出させることができる。また、プロジェクタ本体1の後端から後方側(X軸負方向側)に別の2つのハンドル本体3を突出させることができる。これにより、例えば、第一の人がプロジェクタ本体1の前端から突出する2つのハンドル本体3の把持部31を把持し、第二の人がプロジェクタ本体1の後端から突出する2つのハンドル本体3の把持部31を把持することで、プロジェクタPを運搬することができる。
As shown in FIG. 2, in a state where the transportation handles 2 are provided at the four corners of the
また、プロジェクタ本体1の下面1bの4つの角部に運搬用ハンドル2が設けられた状態では、4つの運搬用ハンドル2の係止孔413の挿入口413Oがプロジェクタ本体1の幅方向(Y軸方向)の両側に露出する。これにより、固定具5を係止孔413に対して側方(Y軸方向)に抜き差しすることで、ハンドル本体3をハンドル支持部品4に対して固定したり、ハンドル支持部品4に対するハンドル本体3の固定状態を解除したりすることができる。
In addition, when the transportation handles 2 are provided at the four corners of the
以上説明したように、本実施形態の運搬用ハンドル2は、プロジェクタ本体1の下面1bに固定されるハンドル支持部品4と、ハンドル支持部品4に対して突出位置P1と収納位置P2との間で移動可能とされたハンドル本体3と、を備える。さらに、本実施形態の運搬用ハンドル2は、ハンドル支持部品4に対して着脱自在に取り付けられ、ハンドル支持部品4に対してハンドル本体3を突出位置P1及び収納位置P2に固定するための固定具5を備える。
このため、ハンドル本体3がプロジェクタ本体1の下面1bの外側に突出するように突出位置P1に配された状態で、固定具5によってハンドル本体3をハンドル支持部品4に対して固定することができる。これにより、運搬用ハンドル2のハンドル本体3(特に把持部31)を掴んでプロジェクタPを運搬しても、ハンドル本体3がハンドル支持部品4やプロジェクタ本体1に対して不意に動くことを防止することができる。したがって、プロジェクタPを安定に運搬することが可能となる。
As described above, the carrying
Therefore, the handle
また、本実施形態の運搬用ハンドル2では、ハンドル本体3が収納位置P2に配されることで、プロジェクタ本体1の下面1bの外側へのハンドル本体3の突出を小さくするあるいは無くすことができる。これにより、ハンドル本体3の分だけプロジェクタPの設置スペースを小さく抑えることができる。また、設置されたプロジェクタPの周囲で移動したり作業したりする人にハンドル本体3が当たってしまうことも抑制又は防止することができる。
さらに、固定具5によってハンドル本体3を収納位置P2に固定することもできる。これにより、ハンドル本体3が不意にプロジェクタ本体1の下面1bの外側に向けて動いてしまうことを防止することができる。
Further, in the carrying
Furthermore, the
また、本実施形態の運搬用ハンドル2では、棒状の固定具5をハンドル支持部品4の係止孔413及びハンドル本体3の2つの第一連通孔321,331に挿入することで、ハンドル本体3を突出位置P1に確実に保持することができる。同様に、固定具5をハンドル支持部品4の係止孔413及びハンドル本体3の2つの第二連通孔322,332に挿入することで、ハンドル本体3を収納位置P2に確実に保持することができる。
In addition, in the carrying
また、本実施形態の運搬用ハンドル2では、2つの挿入孔411,412の間において挿入孔411,412が開口するハンドル支持部品4の第一端部41Aから窪む切欠凹部414が形成されている。切欠凹部414は、2つの挿入孔411,412の間において係止孔413を分断する。このように係止孔413を分断する程度に大きな切欠凹部414がハンドル支持部品4に形成されることで、ハンドル支持部品4の軽量化を図ることができる。したがって、運搬用ハンドル2やこれを設けたプロジェクタPの軽量化を図ることができる。
Further, in the carrying
また、本実施形態の運搬用ハンドル2では、ハンドル支持部品4の係止孔413のうち切欠凹部414よりも係止孔413に対する固定具5の挿入方向の先端側に位置する係止孔413の先端部位413Tのみに、雌ねじが形成されている。また、ハンドル本体3の2つの挿入部32,33のうち切欠凹部414よりも係止孔413に対する固定具5の挿入方向の先端側に位置する先端側挿入部32の第一連通孔321及び第二連通孔322のみに、雌ねじが形成されている。そして、係止孔413に対する固定具5の挿入方向の先端部には、係止孔413の先端部位413Tの雌ねじ、及び、先端側挿入部32の第一連通孔321及び第二連通孔322の雌ねじに噛み合う雄ねじ51が形成されている。
これにより、ハンドル本体3が突出位置P1あるいは収納位置P2に配された状態では、固定具5の雄ねじ51が、係止孔413の先端部位413Tの雌ねじ、及び、先端側挿入部32の第一連通孔321あるいは第二連通孔322の雌ねじに噛み合う。これにより、固定具5が係止孔413及び第一連通孔321,331あるいは第二連通孔322,332から不意に抜け出ることを抑制又は防止することができる。
Further, in the carrying
As a result, when the
また、本実施形態の運搬用ハンドル2では、係止孔413の基端部位413Bや、基端側挿入部33の第一連通孔331及び第二連通孔332には、雌ねじが形成されていない。これにより、固定具5を、係止孔413や2つの挿入部32,33の第一連通孔321,331、第二連通孔322,332から抜き出す際に、固定具5の雄ねじ51に基づく係止孔413や基端側挿入部33の第一連通孔331、第二連通孔332、連結筒44の内側に対する固定具5の引っ掛かりを軽減することができる。
特に、本実施形態では、係止孔413の基端部位413Bの内径寸法や連結筒44の内径寸法は、係止孔413の先端部位413Tの内径寸法よりも大きい。また、基端側挿入部33の第一、第二連通孔331,332の内径寸法は、雌ねじが形成された先端側挿入部32の第一、第二連通孔321,322の内径寸法よりも大きい。これにより、係止孔413や基端側挿入部33の第一、第二連通孔331,332、連結筒44の内側に対する固定具5の引っ掛かりを特に軽減することができる。
In addition, in the carrying
In particular, in the present embodiment, the inner diameter dimension of the
また、本実施形態の運搬用ハンドル2では、ハンドル支持部品4が、2つの挿入孔411,412、係止孔413及び切欠凹部414を含む支持部品本体41のうち係止孔413に対する固定具5の挿入方向の基端から、固定具5の挿入方向と逆方向に一体に延びる延長部42を有する。係止孔413は、支持部品本体41の基端から延長部42の延長方向にさらに延びている。そして、係止孔413の挿入口413Oが延長部42に開口している。
このため、係止孔413が支持部品本体41だけに形成される場合と比較して、係止孔413の挿入口413Oから一つ目の挿入孔412(基端側挿入孔412)に至る係止孔413の基端部位413Bの長さをより長く確保することができる。これにより、係止孔413に挿入された固定具5の直進性が向上するため、係止孔413が切欠凹部414によって分断されていても、係止孔413の基端部位413Bから切欠凹部414の領域に出た固定具5の先端部分を、係止孔413の先端部位413Tに容易に挿入することができる。
Further, in the carrying
Therefore, compared to the case where the
また、本実施形態の運搬用ハンドル2では、切欠凹部414によって分断された係止孔413の先端部位413Tと基端部位413Bとが連結筒44によって連結されている。このため、係止孔413の基端部位413Bから係止孔413の先端部位413Tに至るまで、固定具5を連結筒44の内側に通すことができる。これにより、固定具5を切欠凹部414によって分断された係止孔413の先端部位413Tと基端部位413Bとに容易に通すことができる。この効果は、延長部42に形成された係止孔413の基端部位413Bの長さが短い場合、あるいは、延長部42が無い場合に特に有用である。
Further, in the carrying
また、本実施形態の運搬用ハンドル2では、挿入孔411,412に対する挿入部32,33の挿入方向前側(第一端部41Aと反対側)に位置するハンドル支持部品4の第二端部41Bに、プロジェクタ本体1の下面1bに固定するための固定用孔415が形成されている。これにより、プロジェクタ本体1の下面1bに設けられた運搬用ハンドル2のハンドル本体3(把持部31)を掴んで上方に持ち上げても、ハンドル支持部品4がプロジェクタ本体1の下面1bから離れる(剥がれる)ことを効果的に抑制することができる。以下、この点について説明する。
In addition, in the carrying
プロジェクタ本体1の下面1bの外側に突出するハンドル本体3(把持部31)を掴んでプロジェクタPを持ち上げる際には、上向きに荷重が掛かる事で、プロジェクタ本体1の下面1bに固定されたハンドル支持部品4のうち固定用孔415の周辺部位にはモーメントが作用する。これに対し、本実施形態では、図8に示すように、ハンドル支持部品4の第一端部41Aがプロジェクタ本体1の下面1bの縁に位置するように、固定用孔415を利用してネジ止め等によってハンドル支持部品4の第二端部41Bをプロジェクタ本体1の下面1bに固定している。この状態では、ハンドル支持部品4の第二端部41Bは、プロジェクタ本体1の下面1bの縁から内側に離れて位置する。このため、ハンドル本体3を掴んでプロジェクタPを持ち上げても、ハンドル支持部品4の第二端部41B(ハンドル支持部品4のうち固定用孔415の周辺部位)に対する上記モーメントの影響を最小限に抑えることができる。したがって、ハンドル支持部品4がプロジェクタ本体1の下面1bから離れる(剥がれる)ことを抑制することができる。
When the projector P is lifted by gripping the handle body 3 (gripping portion 31) protruding outside the
また、本実施形態のプロジェクタPによれば、固定具5を挿入する係止孔413の挿入口413Oがプロジェクタ本体1の下面1bの縁からプロジェクタ本体1の外側に臨むように、ハンドル支持部品4がプロジェクタ本体1の下面1bに固定されている。このため、プロジェクタ本体1の下面1b側に手を入れなくても、固定具5をハンドル本体3及びハンドル支持部品4に対して容易に着脱することができる。すなわち、ハンドル本体3の位置の移動及び保持を容易に行うことができる。
Further, according to the projector P of this embodiment, the
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。 Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above embodiments, and can be modified as appropriate without departing from the scope of the invention.
本発明において、ハンドル支持部品4は、例えば係止孔413の先端部位413Tと基端部位413Bとを連結する連結筒44を備えてなくてもよい。
In the present invention, the
本発明においては、例えば図9に示すように、ハンドル支持部品4に固定用孔415(図3,4参照)が形成さなくてもよい。ハンドル支持部品4は、例えば接着や溶着、溶接等の任意の固定手段によってプロジェクタ本体1の下面1bに固定されてよい。
In the present invention, the fixing hole 415 (see FIGS. 3 and 4) need not be formed in the
本発明において、ハンドル支持部品4は、例えば図9に示すように、延長部42(図3,4参照)を備えなくてもよい。すなわち、ハンドル支持部品4は、例えば支持部品本体41のみによって構成されてもよい。
In the present invention, the
本発明においては、例えば図9に示すように、ハンドル本体3の第一、第二連通孔321,322や係止孔413には雌ねじが形成されず、また、固定具5に雄ねじ51(図7,8参照)が形成されなくてもよい。 In the present invention, as shown for example in FIG. 7, 8) may not be formed.
本発明においては、例えば図9に示すように、ハンドル支持部品4に切欠凹部414(図3,4参照)が形成されなくてもよい。
In the present invention, for example, as shown in FIG. 9, the notch recess 414 (see FIGS. 3 and 4) may not be formed in the
本発明の運搬用ハンドル及びプロジェクタは、家庭や小会議室などの小さい場所で利用される小型のプロジェクタに適用されてもよい。 The carrying handle and projector of the present invention may be applied to small projectors used in small areas such as homes and small conference rooms.
本発明において、運搬用ハンドルの大きさや運搬用ハンドルの各部の寸法は、プロジェクタの種類(例えばプロジェクタ本体1の形状や大きさ、プロジェクタ本体1における脚12の数や位置)に応じて、適宜変更可能である。例えば、運搬用ハンドルのD1方向の寸法とD2方向の寸法との比率、D1方向における支持部品本体41の長さと延長部42の長さとの比率、D1方向における延長部42の長さと切欠凹部414(連結筒44)の長さとの比率は、適宜変更可能である。
In the present invention, the size of the carrying handle and the dimensions of each part of the carrying handle are appropriately changed according to the type of projector (for example, the shape and size of the projector
本発明の運搬用ハンドルは、プロジェクタ本体1を含むプロジェクタPに適用されることに限らず、本体(電子機器本体)を含む任意の電子機器に適用可能である。
The carrying handle of the present invention is applicable not only to the projector P including the projector
1 プロジェクタ本体(電子機器本体)
1b 下面
12 脚
2 運搬用ハンドル
3 ハンドル本体
31 把持部
32 先端側挿入部(挿入部)
33 基端側挿入部(挿入部)
321,331 第一連通孔
322,332 第二連通孔
4 ハンドル支持部品
41 支持部品本体
41A 第一端部
41B 第二端部
411,412 挿入孔
411O,412O 挿入口
413 係止孔
413T 先端部位
413B 基端部位
414 切欠凹部
415 固定用孔
42 延長部
43 切欠部
44 連結筒
5 固定具
51 雄ねじ
P プロジェクタ(電子機器)
1 Projector main body (electronic device main body)
33 proximal insertion section (insertion section)
321, 331 first communication holes 322, 332
Claims (13)
棒状の把持部、及び、前記把持部の両端から前記把持部の長手方向に直交する第一直交方向に互いに平行して延びる2つの挿入部を有するハンドル本体と、
前記電子機器本体の下面に固定され、2つの前記挿入部を個別に前記第一直交方向に移動可能に挿入する2つの挿入孔を有するハンドル支持部品と、
前記ハンドル支持部品に対して着脱自在に取り付けられることで、前記把持部が前記ハンドル支持部品から離れて位置するように前記ハンドル本体が前記ハンドル支持部品から突出する突出位置に配された状態、及び、前記把持部が前記ハンドル支持部品の近くに位置するように前記ハンドル本体が前記ハンドル支持部品に収納される収納位置に配された状態において前記ハンドル本体を前記ハンドル支持部品に対して固定する固定具と、を備える運搬用ハンドル。 A carrying handle provided on the lower surface of an electronic device body,
a handle body having a rod-shaped gripping portion and two insertion portions extending parallel to each other in a first orthogonal direction perpendicular to the longitudinal direction of the gripping portion from both ends of the gripping portion;
a handle support component fixed to the lower surface of the electronic device body and having two insertion holes into which the two insertion portions are individually inserted so as to be movable in the first orthogonal direction;
a state in which the handle body is arranged in a protruding position where the handle main body protrudes from the handle support component by being detachably attached to the handle support component so that the grip portion is positioned away from the handle support component; a fixing for fixing the handle body to the handle support part in a state where the handle body is placed in the storage position where the handle body is stored in the handle support part such that the grip portion is positioned near the handle support part; and a carrying handle.
前記ハンドル本体の2つの前記挿入部には、それぞれ前記ハンドル本体が前記突出位置に配された状態で前記係止孔に連通する第一連通孔と、前記ハンドル本体が前記収納位置に配された状態で前記係止孔に連通する第二連通孔と、が形成され、
前記固定具は、前記長手方向に延びる棒状に形成され、前記ハンドル本体が前記突出位置に配された状態で前記ハンドル支持部品の前記係止孔及び前記ハンドル本体の2つの前記第一連通孔に挿入され、かつ、前記ハンドル本体が前記収納位置に配された状態で前記ハンドル支持部品の前記係止孔及び前記ハンドル本体の2つの前記第二連通孔に挿入される請求項1に記載の運搬用ハンドル。 The handle support component is formed with locking holes extending in the longitudinal direction so as to pass through the two insertion holes,
The two insertion portions of the handle body are provided with a first communication hole that communicates with the locking hole when the handle body is disposed at the projecting position, and the handle body is disposed at the retracted position. a second communication hole that communicates with the locking hole in a closed state,
The fixture is formed in the shape of a rod extending in the longitudinal direction, and when the handle body is arranged at the protruded position, the fixture is fixed to the locking hole of the handle support component and the two first communication holes of the handle body. and is inserted into the locking hole of the handle support component and the two second communication holes of the handle body in a state in which the handle body is arranged at the retracted position. Carrying handle.
前記切欠凹部は、前記係止孔を分断する請求項2に記載の運搬用ハンドル。 In the handle support component, the insertion portion is inserted into the insertion hole from a first end portion of the handle support component where the two insertion holes open in the first orthogonal direction between the two insertion holes. A notch recess recessed in the direction is formed,
3. The carrying handle according to claim 2, wherein the notched recess divides the locking hole.
前記固定具のうち前記固定具の挿入方向前側に位置する先端部に、前記係止孔の雌ねじに噛み合う雄ねじが形成されている請求項3に記載の運搬用ハンドル。 A female screw is formed only at a tip end portion of the locking hole that is located on a tip end side of the locking hole in a direction in which the fixture is inserted into the locking hole rather than the notch recess,
4. The carrying handle according to claim 3, wherein a front end portion of the fixing member located on the front side in the insertion direction of the fixing member is formed with a male thread that meshes with the female thread of the locking hole.
前記固定具のうち前記係止孔に対する前記固定具の挿入方向の先端部に、前記先端側挿入部の雌ねじに噛み合う雄ねじが形成されている請求項3又は請求項4に記載の運搬用ハンドル。 Female threads are provided only in the first communication hole and the second communication hole of the distal end side insertion portion located on the distal end side of the insertion direction of the fixture with respect to the locking hole from the cutout recess among the two insertion portions. is formed and
5. The carrying handle according to claim 3 or 4, wherein a male thread that meshes with a female thread of the distal end side insertion portion is formed at a distal end portion of the fixture in a direction in which the fixture is inserted into the locking hole.
前記係止孔は、前記支持部品本体及び前記延長部にわたって形成され、
前記固定具を挿入する前記係止孔の挿入口は、前記延長部に開口している請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の運搬用ハンドル。 The handle support component includes a support component body including the two insertion holes, the locking hole, and the notched recess, and a base end of the support component body in the direction in which the fixture is inserted into the locking hole. an extension integrally extending in the direction opposite to the direction of
The locking hole is formed over the support component body and the extension,
6. The carrying handle according to any one of claims 3 to 5, wherein an insertion opening of said locking hole into which said fixture is inserted is open to said extension.
前記プロジェクタ本体の下面に設けられた請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の運搬用ハンドルと、を備え、
前記ハンドル支持部品は、前記挿入部を挿入する前記挿入孔の挿入口が前記下面の縁から前記プロジェクタ本体の外側に臨むように、前記下面に固定されているプロジェクタ。 the projector body,
a carrying handle according to any one of claims 1 to 8 provided on the lower surface of the projector body,
The handle support component is fixed to the bottom surface of the projector so that an insertion opening of the insertion hole into which the insertion portion is inserted faces the outside of the projector main body from the edge of the bottom surface.
前記プロジェクタ本体の下面に設けられた請求項2から請求項8のいずれか一項に記載の運搬用ハンドルと、を備え、
前記ハンドル支持部品は、前記挿入部を挿入する前記挿入孔の挿入口及び前記固定具を挿入する前記係止孔の挿入口が、前記下面の縁から前記プロジェクタ本体の外側に臨むように、前記下面に固定されているプロジェクタ。 the projector body,
a carrying handle according to any one of claims 2 to 8 provided on the lower surface of the projector body,
The handle support component is configured such that the insertion opening of the insertion hole into which the insertion portion is inserted and the insertion opening of the locking hole into which the fixture is inserted face the outside of the projector main body from the edge of the lower surface. A projector fixed to the bottom surface.
前記ハンドル支持部品には、前記脚が入る切欠部が形成されている請求項9から請求項11のいずれか一項に記載のプロジェクタ。 The projector main body has legs protruding from the bottom surface,
12. The projector according to any one of claims 9 to 11, wherein the handle support component is formed with a notch into which the leg is inserted.
前記ハンドル本体が前記突出位置及び前記収納位置のいずれかに配置された状態で、前記固定具によって前記ハンドル本体を前記ハンドル支持部品に対して固定するハンドル本体の固定方法。
9. A carrying handle according to any one of claims 1 to 8, wherein a method of fixing a handle body for fixing said handle body to said handle support component, comprising:
A method of fixing a handle body, in which the handle body is fixed to the handle support component by the fixture in a state in which the handle body is arranged in one of the protruded position and the retracted position.
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