JP2022157858A - 直動案内装置 - Google Patents

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Toshinori Sato
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Abstract

【課題】スライダに圧縮気体を供給する気体供給口の位置を容易に変更することができる直動案内装置を提供する。【解決手段】直動案内装置10は、軸方向に延びるレール11と、レール11に対して軸方向に移動可能に設けられるスライダ20と、を備え、スライダ20は、レール11に向けて圧縮気体を吹き出す複数の吹出口21a,22a,23a,24aと、スライダ20の外面に設けられる複数の開口部21b,21c,22b,22cと、複数の吹出口21a,22a,23a,24aと複数の開口部21b,21c,22b,22cとを連通する気体流路30と、複数の吹出口21a,22a,23a,24aにそれぞれ設けられる多孔質体35と、を有し、複数の開口部21b,21c,22b,22cにねじ穴形成部材40がそれぞれ取り付けられ、1つの開口部21bは、圧縮気体の供給配管60が螺着される気体供給口であり、気体供給口以外の開口部21c,22b,22cは、ねじ50により閉塞される。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、ボンディング装置、マウンティング装置などの半導体製造装置などに使用され、物体を往復直線運動させるために用いられる直動案内装置に関する。
従来の直動案内装置として、特許文献1に記載の直動案内装置(静圧直動気体軸受)1が知られている。この直動案内装置1は、図4に示すように、レール(軸体)2の回りに、四角の枠形をしたスライダ(軸受体)3が摺動自在に設けられたものである。
上記スライダ3は、四角の枠形を構成する上枠部材4、下枠部材5、及び横枠部材6,7を備えており、これら各枠部材4,5,6,7の軸受面は、レール2との間に所定の軸受隙間Sを介して対向している。さらに、各枠部材4,5,6,7の軸受面には、圧縮空気の絞り作用をなす多孔質体4a,5a,6a,7aが設けられており、各枠部材4,5,6,7には、これら多孔質体4a,5a,6a,7aに圧縮空気を供給するための通気孔4b,5b,6b,7bがそれぞれ形成されている。これら通気孔4b,5b,6b,7bは、相互に連通されて、不図示の圧縮空気配管に接続されている。
このように構成された従来の直動案内装置1では、圧縮空気配管から通気孔4b,5b,6b,7bを介して圧縮空気が多孔質体4a,5a,6a,7aに供給されて絞られると、この圧縮空気は、軸受隙間Sに噴出して流体膜を形成し、これにより、スライダ3をレール2に対して非接触で支持して摺動させることができる。
特開平11-153137号公報
ところで、上記特許文献1に記載のスライダ3では、上枠部材4の通気孔4bの両端の開口部及び下枠部材5の通気孔5bの両端の開口部は、埋栓8によりそれぞれ閉塞されている。埋栓8は、圧入により各開口部に取り付けられるため、容易に取り外すことができない。
そして、一般的には、上枠部材4の通気孔4bの両端の開口部及び下枠部材5の通気孔5bの両端の開口部のうちの少なくとも1つは、圧縮気体の供給配管が接続される気体供給口になり得るが、装置のレイアウト変更などにより気体供給口の位置を変更したい場合、埋栓8を容易に取り外すことができないため、気体供給口の位置変更が困難であった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、スライダに圧縮気体を供給する気体供給口の位置を容易に変更することができる直動案内装置を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1)軸方向に延びるレールと、前記レールの周囲をとり囲むように配置され、前記レールに対して軸方向に移動可能に設けられるスライダと、を備え、前記スライダは、前記レールに向けて圧縮気体を吹き出す複数の吹出口と、前記スライダの外面に設けられる複数の開口部と、前記複数の吹出口と前記複数の開口部とを連通する気体流路と、前記複数の吹出口にそれぞれ設けられる多孔質体と、を有し、前記吹出口から前記レールに対して圧縮気体を吹き出すことにより、前記レールと前記スライダとの間に気体軸受を形成する、直動案内装置であって、前記複数の開口部にねじ穴形成部材がそれぞれ取り付けられ、前記複数の開口部のうちの少なくとも1つは、圧縮気体の供給配管が螺着される気体供給口であり、前記複数の開口部のうちの前記気体供給口以外の開口部は、ねじ部材により閉塞される、直動案内装置。
(2)前記スライダは、脆性材により形成される、(1)に記載の直動案内装置。
(3)前記ねじ部材には、前記ねじ穴形成部材と前記ねじ部材の頭部との間に配置されるガスケットが設けられ、前記ガスケットは、前記ねじ穴形成部材の外径よりも大きく形成される、(1)又は(2)に記載の直動案内装置。
(4)前記複数の開口部には、前記ねじ部材の頭部を収容する座ぐり穴がそれぞれ設けられる、(1)~(3)のいずれか1つに記載の直動案内装置。
本発明によれば、スライダは、レールに向けて圧縮気体を吹き出す複数の吹出口と、スライダの外面に設けられる複数の開口部と、複数の吹出口と複数の開口部とを連通する気体流路と、複数の吹出口にそれぞれ設けられる多孔質体と、を有し、複数の開口部にねじ穴形成部材がそれぞれ取り付けられ、複数の開口部のうちの少なくとも1つは、圧縮気体の供給配管が螺着される気体供給口であり、複数の開口部のうちの気体供給口以外の開口部は、ねじ部材により閉塞される。このため、スライダに圧縮気体を供給する気体供給口の位置を容易に変更することができる。
本発明に係る直動案内装置の一実施形態を示す側面図である。 図1に示す直動案内装置のスライダを含む断面図である。 図2に示すスライダの1つの開口部の周辺の拡大断面図である。 従来の直動案内装置におけるスライダを含む断面図である。
以下、本発明に係る直動案内装置の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明において、上側とは図2の紙面に対して上側、下側とは図2の紙面に対して下側、左側とは図2の紙面に対して左側、右側とは図2の紙面に対して右側とする。
本実施形態の直動案内装置10は、図1に示すように、軸方向に延びる四角柱形状のレール11と、レール11の周囲をとり囲むように配置され、レール11に対して軸方向に移動可能に設けられるスライダ20と、を備える。レール11は、一対の支持体12を介して基台13上に取り付けられている。
スライダ20は、図2に示すように、上枠部材21、下枠部材22、及び上枠部材21と下枠部材22とを連結する一対の横枠部材23,24を備え、四角の枠形に組み立てられている。そして、上枠部材21、下枠部材22、及び横枠部材23,24は、例えば、セラミック、グラファイト、カーボン、及びガラスなどの脆性材により形成されている。
上枠部材21、下枠部材22、及び横枠部材23,24の軸受面(レール11と対向する内側面)には、レール11に向けて圧縮気体を吹き出す吹出口21a,22a,23a,24aがそれぞれ形成されている。また、上枠部材21の左右方向の外側面には、開口部21b,21cがそれぞれ形成され、下枠部材22の左右方向の外側面には、開口部22b,22cがそれぞれ形成されている。
また、全ての吹出口21a,22a,23a,24aと全ての開口部21b,21c,22b,22cとは気体流路30により連通している。この気体流路30は、上枠部材21に左右方向に沿って形成される上部通気孔31、下枠部材22に左右方向に沿って形成される下部通気孔32、及び横枠部材23,24にそれぞれ上下方向に沿って形成される側部通気孔33,34により構成されている。そして、上枠部材21の開口部21b,21cは、上部通気孔31の両端の開口部であり、下枠部材22の開口部22b,22cは、下部通気孔32の両端の開口部である。
また、上枠部材21、下枠部材22、及び横枠部材23,24の軸受面には、吹出口21a,22a,23a,24aに連通する凹部21d,22d,23d,24dがそれぞれ形成されており、これらの凹部21d,22d,23d,24dには、多孔質体35がそれぞれ取り付けられている。また、上枠部材21、下枠部材22、及び横枠部材23,24の軸受面は、レール11の各側面との間に所定の軸受隙間Sを介して対向している。多孔質体35は、適正な通気率を有する多孔質材である。
また、図2及び図3に示すように、上枠部材21及び下枠部材22の開口部21b,21c,22b,22cには、円筒状のねじ穴形成部材40がそれぞれ取り付けられると共に、後述するねじ50の頭部51を収容する座ぐり穴45がそれぞれ形成されている。また、ねじ穴形成部材40は、圧入又は接着剤などにより開口部21b,21c,22b,22cに固定されている。なお、ねじ穴形成部材40としては、コイル状部材やインサートナットなどを挙げることができる。
そして、上枠部材21の一方の開口部21bには、圧縮気体の供給配管60のアダプタ61が螺着により接続されている。つまり、開口部21bは、気体供給口である。また、上枠部材21の他方の開口部21c及び下枠部材22の開口部22b,22cには、ねじ(ねじ部材)50が取り付けられ、開口部21c,22b,22cがねじ50により閉塞されている。また、供給配管60のアダプタ61のねじ部とねじ50のねじ部のねじピッチは同一である。これにより、気体供給口の位置を容易に変更することが可能である。
ねじ50には、ねじ穴形成部材40とねじ50の頭部51との間に配置される円環状のガスケット55が取り付けられている。このガスケット55は、ねじ穴形成部材40の外径よりも大きく、ねじ50の頭部51の外径よりも小さく形成されている。これにより、開口部21b,21c,22b,22cの気密を容易に保持することができる。なお、ガスケットは、供給配管60のアダプタ61にも取り付けられている。
このように構成された直動案内装置10では、上枠部材21、下枠部材22、及び横枠部材23,24の吹出口21a,22a,23a,24aからレール11の各側面に対して圧縮気体を吹き出すことにより、圧縮気体が多孔質体35で絞られ軸受隙間Sに流入して、レール11とスライダ20との間に気体軸受が形成される。これにより、スライダ20は、レール11に対して非接触状態で支持される。
以上説明したように、本実施形態の直動案内装置10によれば、スライダ20の上枠部材21及び下枠部材22の開口部21b,21c,22b,22cに、ねじ穴形成部材40がそれぞれ取り付けられ、上枠部材21の一方の開口部21bは、圧縮気体の供給配管60のアダプタ61が螺着される気体供給口であり、上枠部材21の他方の開口部21c及び下枠部材22の開口部22b,22cは、ねじ50により閉塞される。このため、スライダ20に圧縮気体を供給する気体供給口の位置を容易に変更することができる。
また、本実施形態の直動案内装置10によれば、スライダ20を構成する上枠部材21、下枠部材22、及び横枠部材23,24がセラミックなどの脆性材により形成されるため、駆動に伴う温度上昇によるスライダ20の変形が少なく、直動案内装置10の精度を高めることができる。また、セラミックなどの脆性材は、経年変化が少ないため、直動案内装置10の耐久性を向上することができる。
ところで、スライダ20をセラミックなどの脆性材により形成した場合において、スライダ20の各開口部21b,21c,22b,22cに、ねじ穴を直接加工しようとすると、開口部の周辺に欠けが生じたり、正確なねじ穴を加工することが困難であったりして、開口部の気密を保持することが難しいという問題がある。そこで、本実施形態では、開口部21b,21c,22b,22cにねじ穴形成部材40を取り付けることによって、上述した問題を解決している。
また、本実施形態の直動案内装置10によれば、ねじ50に、ねじ穴形成部材40とねじ50の頭部51との間に配置される円環状のガスケット55が取り付けられ、ガスケット55が、ねじ穴形成部材40の外径よりも大きく形成されるため、開口部21b,21c,22b,22cの気密を容易に保持することができる。
また、本実施形態の直動案内装置10によれば、スライダ20の各開口部21b,21c,22b,22cに、ねじ50の頭部51を収容する座ぐり穴45が形成されるため、ねじ50の頭部51がスライダ20の外面から突出することがない。これにより、直動案内装置10を半導体製造装置などに容易に組み込むことができる。
なお、本発明は上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、4つの開口部のうちの1つに圧縮気体の供給配管を接続したが、これに限定されず、2つ以上の開口部に供給配管を接続してもよい。
また、ねじの頭部がスライダの外面から突出してもよい場合は、開口部に座ぐり穴を形成しなくてもよい。
また、ねじ部材は、ねじ構造で取り付けられるものであれば制限はなく、ボルトであってもよい。
10 直動案内装置
11 レール
20 スライダ
21 上枠部材
22 下枠部材
23 横枠部材
24 横枠部材
21a,22a,23a,24a 吹出口
21b,21c,22b,22c 開口部
21d,22d,23d,24d 凹部
30 気体流路
31 上部通気孔
32 下部通気孔
33 側部通気孔
34 側部通気孔
35 多孔質体
40 ねじ穴形成部材
45 座ぐり穴
50 ねじ(ねじ部材)
51 頭部
55 ガスケット
60 圧縮気体の供給配管
61 アダプタ

Claims (4)

  1. 軸方向に延びるレールと、
    前記レールの周囲をとり囲むように配置され、前記レールに対して軸方向に移動可能に設けられるスライダと、を備え、
    前記スライダは、前記レールに向けて圧縮気体を吹き出す複数の吹出口と、前記スライダの外面に設けられる複数の開口部と、前記複数の吹出口と前記複数の開口部とを連通する気体流路と、前記複数の吹出口にそれぞれ設けられる多孔質体と、を有し、
    前記吹出口から前記レールに対して圧縮気体を吹き出すことにより、前記レールと前記スライダとの間に気体軸受を形成する、直動案内装置であって、
    前記複数の開口部にねじ穴形成部材がそれぞれ取り付けられ、
    前記複数の開口部のうちの少なくとも1つは、圧縮気体の供給配管が螺着される気体供給口であり、
    前記複数の開口部のうちの前記気体供給口以外の開口部は、ねじ部材により閉塞される、直動案内装置。
  2. 前記スライダは、脆性材により形成される、請求項1に記載の直動案内装置。
  3. 前記ねじ部材には、前記ねじ穴形成部材と前記ねじ部材の頭部との間に配置されるガスケットが設けられ、
    前記ガスケットは、前記ねじ穴形成部材の外径よりも大きく形成される、請求項1又は2に記載の直動案内装置。
  4. 前記複数の開口部には、前記ねじ部材の頭部を収容する座ぐり穴がそれぞれ設けられる、請求項1~3のいずれか1項に記載の直動案内装置。
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