JP2022156933A - マッサージセット - Google Patents

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幹弥 田中
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Abstract

【課題】マッサージ装置を使用した際に違和感を与えることなく快適な使い心地にできるマッサージセットを提供する。【解決手段】マッサージセット1は、アタッチメント11を人体に宛がうことで人体をマッサージするマッサージ装置10と、配置箇所32に載せられたマッサージ装置10を温める保温装置30と、を備える。マッサージ装置10は、アタッチメント11を動作可能に収納するカップ14を有し、保温装置30は、配置箇所32が設けられた筐体31を有し、筐体31では、配置箇所32にマッサージ装置10は載せられると、配置箇所32がカップ14に覆われることで保温空間59が形成され、保温装置30は、筐体31の外部の空気を保温空間59へと導く給気路41と、給気路41の空気を温める加熱器52と、給気路41とは別に保温空間59の空気を筐体31の外部に逃がす排気路42と、を有する。【選択図】図2

Description

本開示は、マッサージセットに関する。
従来から、人体に刺激を与えるマッサージ装置が知られている(特許文献1参照)。このマッサージ装置は、人体における任意の位置にアタッチメントを接触させた状態で、そのアタッチメントを動作させることで、接触された任意の位置に刺激を与えることができる。
米国特許第8734321号明細書
ここで、従来のマッサージ装置は、未使用時には、何らかの収納具に入れたり、そのまま棚等の収納場所に置いたりして、保管することが考えられる。すると、従来のマッサージ装置は、アタッチメントとともに置かれていた状況における雰囲気の温度となるが、一般的にその雰囲気の温度と人体の温度とに差異があるので、アタッチメントを人体に接触させた際に違和感を与えて、快適な使用の妨げとなる虞がある。
本開示は、上記の事情に鑑みて為されたもので、マッサージ装置を使用した際に違和感を与えることなく快適な使い心地にできるマッサージセットを提供することを目的とする。
本開示のマッサージセットは、アタッチメントを人体に宛がうことで前記人体をマッサージするマッサージ装置と、配置箇所に載せられた前記マッサージ装置を温める保温装置と、を備え、前記マッサージ装置は、前記アタッチメントを動作可能に収納するカップを有し、前記保温装置は、前記配置箇所が設けられた筐体を有し、前記筐体では、前記配置箇所に前記マッサージ装置が載せられると、前記配置箇所が前記カップに覆われることで保温空間が形成され、前記保温装置は、前記筐体の外部の空気を前記保温空間へと導く給気路と、前記給気路の空気を温める加熱器と、前記給気路とは別に前記保温空間の空気を前記筐体の外部に逃がす排気路と、を有することを特徴とする。
本開示のマッサージセットによれば、マッサージ装置を使用した際に違和感を与えることなく快適な使い心地にできる。
本開示に係る実施例1のマッサージセットを示す斜視図である。 図1に示すI-I線で得られる断面図である。 マッサージ装置を示す斜視図である。 図3とは反対側からマッサージ装置を見た様子を示す斜視図である。 保温装置を示す斜視図である。 開閉蓋部を開けた状態の保温装置を示す斜視図である。 開閉蓋部を開けてアタッチメントを取り出した保温装置を示す斜視図である。 保温装置を筐体裏面側から見た示す斜視図である。 保温装置の筐体を、下側筐体部に対して上側筐体部を開けた状態で示す斜視図である。 図9に示す保温装置から第1傘部と通路天井部とを取り除いた様子を示す斜視図である。 図2から両マッサージ装置を除いた状態を示す断面図である。 保温装置を側方(幅方向)から見た様子を示す斜視図である。 保温装置の制御系の構成を示すブロック図である。
以下に、本開示に係る実施例1のマッサージセットについて図1から図13を参照しつつ説明する。
マッサージセット1は、図1、図2に示すように、2つのマッサージ装置10と保温装置30とを備える。各マッサージ装置10は、例えば、乳首等の人体にアタッチメント11を宛がうことで、その接した箇所をマッサージするものである。保温装置30は、両マッサージ装置10の保温を可能としつつ、両マッサージ装置10の保管場所を形成する。
先ず、2つのマッサージ装置10について、説明する。この両マッサージ装置10は、互いに等しい構成であるので、以下の説明では単にマッサージ装置10と記載して説明する。なお、以下の説明では、両マッサージ装置10を保温装置30に置いた状態のマッサージセット1において、両マッサージ装置10が並べられた方向を幅方向(図面ではXとする)とし、鉛直方向を上下方向(図面ではYとする)とし、幅方向と上下方向とに直交する方向を奥行き方向(図面ではZとする)とする。そして、奥行き方向では、図1を正面視して手前側(図面のZにおける正方向)を前側とする。
マッサージ装置10は、図2から図4に示すように、アタッチメント11(図2等参照)が装置本体12に設けられて構成されている。アタッチメント11は、乳首等の人体に宛がわれる箇所であり、装置本体12に回転可能に取り付けられている。アタッチメント11は、人体への接触を柔らかなものとする弾性部材で形成されており、一例としてシリコンゴム等のエラストマーが用いられている。アタッチメント11には、装置本体12(その後述するローラ16の装着突起16a)への装着のための装着穴11a(図2参照)が設けられている。装着穴11aは、アタッチメント11の上下方向の上端において、上下方向の下側へと凹まされた穴とされ、上下方向に直交する断面が六角形状とされている。
アタッチメント11では、装着穴11aの上下方向の下側に永久磁石13が設けられている。実施例1の永久磁石13は、上下方向に直交する板状とされており、上下方向で見て装着穴11aよりも大きくされている。
アタッチメント11は、装着穴11aが共通とされつつ、上下方向の下側に位置する表面11bの形状が適宜設定されることで、交換して使用することが可能とされている。実施例1では、アタッチメント11は、図2に示すものが表面11bに複数の突起11cが設けられて構成されている。また、実施例1では、図6、図7に示すアタッチメント(以下では、図2に示すものと区別する際には符号11´とする)が表面11bに、単一の大きな突起11dと、単一の大きな凹所11eと、が設けられて構成されている。なお、アタッチメント11(11´)の表面11bの形状は、適宜設定すればよく、実施例1の構成に限定されない。
装置本体12は、アタッチメント11(11´)を収納するとともに、そのアタッチメント11を駆動するものであり、カップ14と回転駆動部15とを有する。カップ14は、アタッチメント11を収納するもので、下方が開口された略椀状とされた中空の形状に形成されている。カップ14は、例えばシリコンゴム等の弾性部材から形成される。カップ14では、上下方向の上部に回転駆動部15が設けられている。
回転駆動部15は、アタッチメント11のカップ14への装着を可能とするとともに、カップ14に対する回転動作を可能とする。回転駆動部15は、ローラ16とモータ17とを有する。ローラ16は、カップ14に対して回転可能とされた筒状とされており、カップ14の内方における上下方向の上端に設けられている。このローラ16は、装着突起16aを有する。装着突起16aは、カップ14の内方において、上下方向の下側に向けて突出されており、上下方向に直交する断面が六角形状とされ、アタッチメント11の装着穴11aに嵌め入れることが可能とされている。ローラ16では、装着突起16aにおける上下方向の下部に永久磁石18が設けられている。実施例1の永久磁石18は、上下方向に直交する板状とされており、上下方向に直交する方向において装着突起16aの略全域に亘る大きさとされている。
モータ17は、ローラ16を回転駆動するもので、カップ14内で固定されて設けられているとともに、その出力軸17aがローラ16に固定されている。モータ17は、図示を略す電源ケーブルを介して充電池に接続されている。その電源ケーブルには、電源スイッチ19(図1、図3参照)が設けられている。モータ17は、電源スイッチ19がON状態とされると充電池から駆動電力が供給され、電源スイッチ19がOFF状態とされると駆動電力の供給が停止される。モータ17は、駆動電力が供給されると、出力軸をその軸線回りに回転させる。
回転駆動部15では、そのローラ16の装着突起16aをアタッチメント11の装着穴11aに嵌め入れて装着すると、互いの永久磁石18と永久磁石13とが引き合うことで、その装着状態が維持される。マッサージ装置10は、その状態において、電源スイッチ19がON状態とされると、モータ17の回転駆動によりローラ16を介してアタッチメント11がカップ14内で回転される。このため、マッサージ装置10は、そのカップ14を乳首等の人体に被せつつアタッチメント11をその人体(乳首等)に宛がって電源スイッチ19がON状態とされることで、その宛がわれた箇所に刺激を与えることができる。なお、この永久磁石13と永久磁石18とは、互いに引き合うことで、アタッチメント11の回転駆動部15への装着状態を維持できるものであれば、設ける位置や形状や個数は適宜設定すればよく、実施例1の構成に限定されない。
装置本体12では、充電端子21(図4、図12参照)が設けられている。この充電端子21は、図示を略す電源ケーブルを介して装置本体12内の充電池に接続されており、後述する保温装置30の給電端子54が宛がわれることで、保温装置30内の電力供給源から電力が充電池に供給されて、その充電池が充電される。
保温装置30は、図5から図12に示すように、筐体31を有し、そこに一対の配置箇所32と開閉蓋部33とが設けられている。筐体31は、下側筐体部31aの上に上側筐体部31bが嵌められて構成されている。一対の配置箇所32は、それぞれがマッサージ装置10を載せる箇所となるもので、上側筐体部31bが部分的に円柱状に凹まされて形成されている。配置箇所32では、底面32a(上下方向の下側の面)に周縁凹部34と環状凸部35とが設けられている。
周縁凹部34は、配置箇所32における円柱状の周壁面32bの下端に沿う環状とされており、底面32aにおいて最も低い(上下方向で最も下側に位置する)箇所とされている。この周縁凹部34は、カップ14の下端縁部14aを受け入れることが可能とされている(図1、図2参照)。環状凸部35は、周縁凹部34の内側でそこに沿う環状とされており、周縁凹部34よりも高い(上下方向で上側に位置する)箇所とされている。この環状凸部35は、周縁凹部34に下端縁部14aを載せた状態において、カップ14と接触することなくそのカップ14の内側に位置するものとされている(図2参照)。
配置箇所32では、環状凸部35の内側に、第1傘部36と第2傘部37とが設けられている。第1傘部36は、環状凸部35よりも上側において、配置箇所32の中心からその半径方向で環状凸部35の頂点よりも内側を覆う(図2参照)円板状とされている。第1傘部36は、中央に上下方向に伸びる傘軸部36aを有する。その傘軸部36aは、筒状とされており、内方に中空部36bが設けられている。
第2傘部37は、第1傘部36と間隔を置きつつ下方に設けられた円板状とされ、環状凸部35の内縁に連続されている。第2傘部37は、中央に上下方向に伸びる筒状の軸受部37aが設けられており、第1傘部36の傘軸部36aを受け入れることが可能とされている。第2傘部37では、複数の通気穴37bが設けられている。
筐体31では、給気路41と排気路42とが設けられている。給気路41は、筐体31の外部の空気を第2傘部37の各通気穴37b(後述する保温空間59)へと導くもので、図9、図10に示すように、吸入部43と加熱部44と分岐部45と一対の供給部46とを有する。実施例1の各部(符号33から符号36)は、下側筐体部31aから上下方向の上側に突出されたリブ状の通路壁部41aと、その上側から嵌められる通路天井部41bと、により構成されている。
吸入部43は、下側筐体部31aの中央近傍に設けられており、中空の円柱形状とされている。この吸入部43では、吸入口47(図8参照)が設けられている。吸入口47は、下側筐体部31aにおいて吸入部43の内方に位置する箇所が部分的に貫通されて形成されており、筐体31の外部と吸入部43(その内方)とを通じさせる。
実施例1の筐体31では、下側筐体部31aにおける上下方向の下端の面となる筐体裏面31eに4つの脚部48(図8等参照)を設けている。各脚部48は、筐体31(下側筐体部31a)から上下方向の下側へ向けて突出されており、筐体31が所望の面に置かれると、その面と筐体裏面31eとの間に隙間を形成する(図2等参照)。実施例1では、この隙間は約5mmとしている。このため、吸入部43は、筐体31が所望の面に置かれた場合であっても、吸入口47から筐体31の外部の空気を取り入れることができる。
この吸入部43には、送風器51(図2、図11参照)が設けられている。送風器51は、給気路41内に吸入口47から供給部46へ向かう空気の流れを形成するもので、実施例1では吸入口47の近傍に設けられている。送風器51は、後述する制御部58の制御下で適宜駆動されて、給気路41内に空気の流れを形成する。これにより、吸入部43は、筐体31の外部の空気を吸入することができる。
加熱部44は、下側筐体部31aにおいて、吸入部43に対して奥行き方向の手前側に設けられており、吸入部43に通じる中空の直方体形状とされている。この加熱部44では、加熱器52(図10参照)が設けられている。加熱器52は、加熱部44内の空気を暖めるもので、複数の放熱フィンの間を経て加熱部44内を空気が通ることを可能としており、その通る空気を暖めることができる。加熱器52は、後述する制御部58の制御下で、適宜駆動されることで加熱部44を通る空気を暖めることができ、駆動が停止されることで暖めることなく加熱部44を空気が通ることを可能とする。
分岐部45は、下側筐体部31aにおいて、吸入部43に対して奥行き方向の手前側から幅方向の両側にのびて設けられ、一対の供給部46に通じる中空のT字路状とされている。この分岐部45は、幅方向において左右で等しい構成とされている。
一対の供給部46は、分岐部45における幅方向に伸びた各端部の奥行き方向の奥側(図面のZにおける負方向)に位置しており、その各端部(すなわち分岐部45)に通じる中空の円柱形状とされている。各供給部46は、上端(上下方向の上側の端部)が、対応する第2傘部37により塞がれている(図9、図10参照)。このため、各供給部46は、対応する第2傘部37の各通気穴37bに通じるものとされている。
これにより、給気路41は、送風器51が駆動されることで、筐体31の外部の空気を、吸入部43の吸入口47から吸入し(図11の矢印A1参照)、加熱部44と分岐部45と一対の供給部46とを経て(図10の矢印A2参照)、各第2傘部37の各通気穴37bへと導く(図11の矢印A3参照)ことができる。ここで、給気路41は、加熱器52を合わせて駆動することで、筐体31の外部の空気を加熱部44で暖めつつ各通気穴37bへと導くことができる。
実施例1の各供給部46には、図9、図10に示すように、それぞれに付加供給路53が接続されている。付加供給路53は、各供給部46から奥行き方向の奥側に伸びた後、幅方向の内側に伸びて合流している。すなわち、付加供給路53は、奥行き方向の奥側の端部において、両供給部46を架け渡している。各供給部46では、奥行き方向の奥側において、対応する第2傘部37との間が部分的に切り欠かれて分岐開口46a(図9参照)が設けられており、それぞれが分岐開口46aを経て付加供給路53に通じるものとされている。
筐体31では、上側筐体部31bにおける奥行き方向の奥側に複数の通気穴31dが設けられている。各通気穴31dは、付加供給路53の幅方向の中央近傍に対応して設けられており、各供給部46から付加供給路53を経た空気を通すことができる。このため、付加供給路53は、給気路41を経て暖められた空気を、各通気穴31dへと導くことができる。
排気路42は、第1傘部36の周辺(後述する保温空間59)の空気を筐体31の外部へと導くもので、上述した第1傘部36の傘軸部36aの中空部36bと、第2傘部37の軸受部37aと、に加えて、一対の供給部46の軸受部46bと、で形成されている。軸受部46bは、それぞれの供給部46において、その中央に上下方向に伸びる筒状とされており、第2傘部37の軸受部37aを受け入れることが可能とされている。また、軸受部46bは、その中空部46cが下側筐体部31aを貫通するものとされ、筐体31の外部に通じている。
このため、各供給部46の軸受部46bに第2傘部37の軸受部37aが嵌め入れられ、その軸受部37aに第1傘部36の傘軸部36aが嵌め入れられることで、それぞれの第1傘部36の周辺と筐体31の外部とを通じさせる排気路42が形成される。この一対の排気路42(中空部46c)は、筐体裏面31eにおいて、幅方向で吸入口47(吸入部43)を挟む位置関係とされている(図8等参照)。
開閉蓋部33は、筐体31の上下方向に上側であって奥行き方向の奥側の端部に設けられている。この開閉蓋部33は、その奥行き方向の奥側の端部が、上側筐体部31bの奥行き方向の奥側の端部とヒンジ機構を介して取り付けられており、上側筐体部31b(筐体31)に対する開閉が可能とされている。開閉蓋部33は、閉じられた状態(図5等参照)では各配置箇所32の上側を奥行き方向の奥側から約四分の一程度を覆うものとされており、開けられた状態(図6、図7参照)とされると各配置箇所32の上側から退避される。
開閉蓋部33では、閉じられた状態において奥行き方向の手前側となる先端縁33aであって、幅方向の両端位置のそれぞれに給電端子54が設けられている。給電端子54は、図示を略す電源ケーブルを介して筐体31における電力供給源に接続されており、マッサージ装置10の充電端子21に宛がわれることで、電力供給源からの電力をマッサージ装置10の充電池に供給して、その充電池を充電する。この各給電端子54は、各配置箇所32にマッサージ装置10が適切な姿勢で置かれた状態において、開閉蓋部33が閉じられるとそのマッサージ装置10の充電端子21に宛がわれる位置関係とされている(図12参照)。その適切な姿勢とは、各マッサージ装置10の充電端子21を奥行き方向の奥側に位置させるものである。なお、各配置箇所32では、各マッサージ装置10と協働して対応するマッサージ装置10を適切な姿勢とするためのガイド部や目印等を設けることで、各マッサージ装置10の適切な姿勢での配置を容易なものにできる。
開閉蓋部33では、閉じられた状態において筐体31に対向される蓋部裏面33bに、図6、図7に示すように、アタッチメント11´(11)を装着可能とする装着箇所55が設けられている。実施例1の装着箇所55は、マッサージ装置10においてアタッチメント11´(11)が装着されるローラ16の装着突起16aと同様の構成とされており、蓋部裏面33bから突出する装着突起55aが設けられているとともに、その装着突起55aの先端部に永久磁石(図示は省略)が設けられている。このため、装着箇所55では、その装着突起55aをアタッチメント11´の装着穴11aに嵌め入れて装着すると、装着箇所55の永久磁石とアタッチメント11´の永久磁石18とが引き合うことで、その装着状態が維持される。
実施例1の開閉蓋部33は、閉じた状態とされると、装着箇所55すなわちそこに装着されたアタッチメント11´が、筐体31の上側筐体部31bに設けられた複数の通気穴31d(図9、図10参照)と対向される。このため、付加供給路53は、給気路41を経て暖められた空気を、各通気穴31dを経て装着箇所55すなわちそこに装着されたアタッチメント11´へと導くことができる(図12の矢印A4参照)。また、開閉蓋部33は、閉じた状態とされると、その蓋部裏面33bと筐体31の上側筐体部31bとの間に付加排気路61(図6、図7、図11、図12参照)を形成する。この付加排気路61は、各通気穴31dを経て装着箇所55(アタッチメント11´)へと導かれた空気を筐体31の外部へと導くものである。実施例1の付加排気路61は、蓋部裏面33bと上側筐体部31bとの間における幅方向の両側において、その上側筐体部31bの一部が切り欠かれて形成されている(図6、図7、図11、図12参照)。
筐体31では、電源スイッチ56が設けられている。電源スイッチ56は、筐体31の上下方向に上側であって奥行き方向の手前側の端部に設けられており、2つの配置箇所32よりも手前側とされている。電源スイッチ56は、ON状態とされると、その信号を後述する制御部58に出力する。
また、筐体31は、両配置箇所32と吸入部43と加熱部44とに温度センサ57(別々に示す際(図13)には符号の末尾に1から4の数字を付す)が設けられている。各温度センサ57は、設けられた箇所の温度を検出し、その検出結果(検出信号)を後述する制御部58に出力する。
筐体31には、保温装置30の各部を統括的に制御する制御部58(図9、図10参照)が設けられる。制御部58は、図13に示すように、上記した送風器51と加熱器52と電源スイッチ56と各温度センサ57とに接続されている。保温装置30では、電源スイッチ56がON状態とされると、電力供給源から制御部58に電力が供給され、制御部58が送風器51や加熱器52や各温度センサ57に電力を供給する。その電力供給源は、電源ケーブルを介して繋がれた商用電源でもよく、筐体31に内蔵する電池やバッテリーでもよい。これにより、保温装置30では、送風器51と加熱器52とが駆動される。
制御部58は、電源スイッチ56がON状態とされている際、各温度センサ57からの検出情報に基づいて、両配置箇所32や吸入部43や加熱部44が所定の温度を超えると、加熱器52の駆動を停止するとともに送風器51の駆動を維持する。その後、制御部58は、各温度センサ57からの検出情報に基づいて、両配置箇所32や吸入部43や加熱部44が所定の温度を下回ると、送風器51の駆動を維持しつつ再び加熱器52を駆動させる。そして、制御部58は、電源スイッチ56がOFF状態とされると、送風器51や加熱器52や各温度センサ57の駆動を停止する。
また、制御部58は、開閉蓋部33が閉じた状態とされて、その各給電端子54が各配置箇所32の両マッサージ装置10の充電端子21に宛がわれると、両マッサージ装置10の充電を開始する。ここで、各マッサージ装置10では、その回転駆動部15に設けられた制御機構が充電池のバッテリー情報を取得可能とされており、その制御機構がバッテリー情報に基づいて充電池が満充電(許容最大値)であるか否かの判断が可能とされている。そして、各マッサージ装置10では、上記のように各給電端子54と各充電端子21とが接触された状態であっても、充電池が満充電となると制御機構が充電を停止する。これにより、各マッサージ装置10では、充電池が過充電されることを防止できる。
次に、このマッサージセット1の使用の一例について説明する。操作者は、両マッサージ装置10のアタッチメント11を乳首等の人体に宛がいつつ電源スイッチ19をON状態とすることで、宛がわれた箇所に刺激を得ることができる。そして、操作者は、両マッサージ装置10の使用が終了したら、電源スイッチ19をOFF状態として、回転駆動部15(モータ17)の回転駆動を停止して両マッサージ装置10の動作を停止させる。そして、操作者は、使用した両マッサージ装置10のカップ14やアタッチメント11に付着した体液やローション等を洗い流すことで、両マッサージ装置10を洗浄する。このとき、アタッチメント11は、カップ14に装着したまま洗浄してもよく、取り外して洗浄してもよい。
その後、操作者は、両マッサージ装置10を保温装置30の各配置箇所32において、カップ14の下端縁部14aを周縁凹部34に載せる。すると、各配置箇所32では、図2に示すように、その底面32aとカップ14とで囲まれた保温空間59が形成される。この保温空間59では、カップ14の下方に底面32aを構成する周縁凹部34(その下端縁部14aよりも内側)と環状凸部35と第1傘部36とが位置されている。そして、カップ14は、下端縁部14aが周縁凹部34に配置されることで、間隔を開けつつ環状凸部35を内側に位置させている。ここで、アタッチメント11は、取り外して洗浄した場合、カップ14に装着しておくことで、その装着されたアタッチメント11が保温空間59に収納されるとともにその上部に位置されることとなる。
そして、操作者は、図1、図12等に示すように、開閉蓋部33を閉じた状態とすることにより、その各給電端子54を各配置箇所32に配置した両マッサージ装置10の充電端子21に宛がうことができる。すると、両マッサージ装置10では、電力供給源からの電力が、両給電端子54および両充電端子21を経て充電池に供給されて、その充電池が充電される。
これにより、マッサージセット1では、保温装置30の各配置箇所32に両マッサージ装置10を配置した状態で保管できるとともに、その両マッサージ装置10を充電できる。ここで、マッサージセット1では、両マッサージ装置10の洗浄等に起因する水滴やローション等が付着している場合があり、それらの液体がカップ14を伝って下方に落ちてくる恐れがある。しかしながら、保温装置30では、カップ14の下端縁部14aを周縁凹部34に載せているとともに、その内側に環状凸部35を位置させているので、カップ14を伝ってきた液体を周縁凹部34に溜めることができ、その液体が環状凸部35よりも内側に浸入することを防ぐことができる。
なお、操作者は、開閉蓋部33の蓋部裏面33bの両装着箇所55に、両マッサージ装置10に装着しているアタッチメント11とは別のアタッチメント11´を装着しておくことで、この両アタッチメント11´も併せて保管することができる(図6、図7参照)。
そして、操作者は、例えば、両マッサージ装置10を使用する前に、保温装置30の電源スイッチ56をON状態とする。制御部58は、電源スイッチ56がON状態とされると、送風器51と加熱器52とを駆動させる。これにより、保温装置30では、送風器51の駆動により、吸入口47から吸入部43へと空気が吸入され(図11の矢印A1参照)、そこに繋がる加熱部44から分岐部45を経て一対の供給部46に至る空気の流れ(図10の矢印A2参照)が形成される。このとき、加熱部44では、加熱器52が駆動されているので、通った空気が暖められる。このため、各供給部46には、暖められた空気が送り込まれる。
そして、保温装置30では、各供給部46に送り込まれた空気が、第2傘部37の各通気穴37bと分岐開口46aとに向かう。各通気穴37bに向かった空気は、そこを通して第1傘部36と第2傘部37との間に送り込まれ(図2、図9の矢印A5参照)、第1傘部36の周辺からカップ14の内側の保温空間59へと送り込まれる(図2の矢印A6参照)。この空気は、第1傘部36の周辺から送り込まれることで、カップ14に沿いつつ上昇する流れが形成されて、保温空間59を循環した後に第1傘部36の中空部36bから排気路42に至る(図2の矢印A7参照)。これにより、保温装置30は、保温空間59の上端に設けられたアタッチメント11を暖めることができるとともに、その保温空間59を形成するカップ14を暖めることができる。その後、保温空間59の空気は、排気路42における各供給部46の中空部46cから下側筐体部31aすなわち筐体31の外側に排出される。
ここで、筐体31では、筐体裏面31eに4つの脚部48が設けられて筐体31が置かれた所望の面と筐体裏面31eとの間に隙間が形成されているので、吸入部43(吸入口47)からの空気の円滑な吸入と両排気路42(中空部46c)からの空気の円滑な排出とが可能とされている。また、この隙間は、所望の面と筐体裏面31eとの間に形成されているので、吸入部43と両排気路42とを合流させつつそれらを筐体31の外部に通じさせている。このため、保温装置30は、両排気路42から排出した空気の一部を再び吸入部43から吸い込むこととなる。この両排気路42から排出される空気は、筐体31の外部の空気よりは暖かいので、その空気を吸入部43から吸入することで、その空気の熱を利用して保温空間59を暖めることができる。特に、実施例1の筐体31では、筐体裏面31eにおいて、一対の排気路42(中空部46c)で吸入口47(吸入部43)を挟む位置関係としているので、両排気路42から排出された空気を吸入口47で効率良く吸入できる。
各分岐開口46aに向かった空気は、そこを通して付加供給路53に送り込まれ(図9の矢印A8参照)、そこの奥行き方向の奥側に設けられた複数の通気穴31dから、閉じた状態とされた開閉蓋部33の蓋部裏面33bに向けて送り込まれる(図9の矢印A8、図12のA4参照)。このため、保温装置30では、蓋部裏面33bの装着箇所55に装着された各アタッチメント11´に向けて暖められた空気を流すことができ、各アタッチメント11´を暖めることができる。この空気は、各アタッチメント11´(装着箇所55)の周辺を通った後、蓋部裏面33bに沿うように上側筐体部31bとの間を流れ、付加排気路61から筐体31の外側に排出される(図11、図12の矢印A9参照)。
ここで、制御部58は、上記のように両マッサージ装置10のアタッチメント11やカップ14と各アタッチメント11´とを暖めている際、各温度センサ57からの検出情報に基づいて、両配置箇所32や吸入部43や加熱部44が所定の温度を超えると、加熱器52の駆動を停止するとともに送風器51の駆動を維持する。これにより、保温装置30は、両マッサージ装置10のアタッチメント11やカップ14および各アタッチメント11´や、筐体31の内部を暖め過ぎることを防止できる。
そして、制御部58は、各温度センサ57からの検出情報に基づいて、両配置箇所32や吸入部43や加熱部44が所定の温度を下回ると、送風器51の駆動を維持しつつ再び加熱器52を駆動させる。そして、制御部58は、電源スイッチ56がON状態とされていると、上記の制御を繰り返す。これにより、保温装置30は、両マッサージ装置10のアタッチメント11やカップ14と各アタッチメント11´とを適温で維持することができ、操作者が使用する際にはそれらを常に適温とすることができる。このため、操作者は、電源スイッチ56をON状態としていれば、どのタイミングであっても適温とされた両マッサージ装置10を使用することができ、その使用を快適で心地よいものにできる。
加えて、保温装置30は、上記のように、両マッサージ装置10のアタッチメント11やカップ14と各アタッチメント11´とを、暖めた空気を送り込むことにより暖める構成である。このため、操作者は、使用した両マッサージ装置10のカップ14やアタッチメント11に付着した体液やローション等を洗い流した後に、保温装置30の各配置箇所32に載せて電源スイッチ56をON状態とすることで、各アタッチメント11やカップ14や各アタッチメント11´を乾燥させることができる。そして、操作者は、電源スイッチ56がOFF状態とすると、制御部58が送風器51や加熱器52や各温度センサ57の駆動を停止するので、両マッサージ装置10をより清潔な状態で保管できる。
実施例1のマッサージセット1は、以下の各作用効果を得ることができる。
マッサージセット1は、マッサージ装置10と、配置箇所32に載せられたマッサージ装置10を温める保温装置30と、を備える。その保温装置30の筐体31では、配置箇所32にマッサージ装置10が載せられると、配置箇所32がカップ14に覆われることで保温空間59が形成される。そして、保温装置30は、筐体31の外部の空気を保温空間59へと導く給気路41と、給気路41の空気を温める加熱器52と、給気路41とは別に保温空間59の空気を筐体31の外部に逃がす排気路42と、を有する。このため、マッサージセット1は、マッサージ装置10を配置箇所32に載せることで、マッサージ装置10を暖めることができ、マッサージ装置10を使用した際に違和感を与えることなく快適な使い心地にできる。
マッサージセット1は、保温装置30が、給気路41と排気路42との少なくとも一方に、給気路41から保温空間59を経て排気路42へと向かう空気の流れを形成する送風器51を有する。このため、マッサージセット1は、給気路41から保温空間59を経て排気路42へと向かう空気の円滑な流れを形成することができ、保温空間59すなわちマッサージ装置10を効率良く暖めることができる。
マッサージセット1は、保温装置30が、配置箇所32に載せられたマッサージ装置10の充電端子21に接続される給電端子54を有する。このため、マッサージセット1は、マッサージ装置10を暖める際に、そのマッサージ装置10を併せて充電することができ、使い勝手を向上させることができる。
マッサージセット1は、筐体31が配置箇所32にマッサージ装置10を載せるために開閉される開閉蓋部33を有し、給電端子54を開閉蓋部33の先端縁33aに設けている。そして、マッサージセット1は、配置箇所32にマッサージ装置10が載せられた状態で開閉蓋部33が閉じられると、給電端子54を充電端子21に接続させる。このため、マッサージセット1は、配置箇所32にマッサージ装置10を載せた状態で、開閉蓋部33を閉じるだけでマッサージ装置10を充電することができ、使い勝手をより向上させることができる。
マッサージセット1は、開閉蓋部33の蓋部裏面33bにアタッチメント11を装着可能とする装着箇所55を設け、保温装置30では、加熱器52で温められた空気を給気路41から装着箇所55へと導く付加供給路53を設けている。このため、マッサージセット1は、配置箇所32に載せられたマッサージ装置10を暖める際、蓋部裏面33bの装着箇所55に装着したアタッチメント11も併せて暖めることができ、使い勝手をより向上させることができる。
マッサージセット1は、給気路41と排気路42とが配置箇所32に接続され、その配置箇所32が、カップ14の下端縁部14aを受ける周縁凹部34と、周縁凹部34の内側であって給気路41および排気路42の外側の位置で周縁凹部34よりも高い位置まで盛り上がる環状凸部35と、を設けている。このため、マッサージセット1は、両マッサージ装置10の洗浄等に起因する水滴やローション等が付着しており、それらの液体がカップ14を伝ってきた場合であっても、その液体を周縁凹部34に溜めることができ、その液体が環状凸部35よりも内側に浸入することを防ぐことができる。このため、マッサージセット1は、給気路41に接続された送風器51や加熱器52が液体で濡れることを防止でき、液体に起因する不具合を防止できる。
マッサージセット1は、筐体31の筐体裏面31eから突出させて脚部48を設け、給気路41が筐体裏面31eから筐体31の外部の空気を取り入れるものとしている。このため、マッサージセット1は、筐体31を所望の面に置いた状態で、吸入部43が筐体31の外部の空気を取り入れることができる。
マッサージセット1は、排気路42を、筐体裏面31eから保温空間59の空気を筐体31の外部に逃がす構成としている。このため、マッサージセット1は、保温装置30において、排気路42から排出された空気の一部を再び吸入部43から吸入することができ、その空気の熱を利用して保温空間59を暖めることができる。
マッサージセット1は、対を為して配置箇所32を設けており、加熱器52を経た後に給気路41を2つの保温空間59へ向けて分岐し、2つの保温空間59に対応して対を為して排気路42を設けている。このため、マッサージセット1は、2つのマッサージ装置10を同時に暖めることができるので、両マッサージ装置10を同時に使う場合でも快適に使用することを可能とするとともに、一つずつ使う場合でも使っていない方を暖めておくことができるので、交換した際に快適に使用することを可能とする。
したがって、本開示に係るマッサージセットとしての実施例1のマッサージセット1は、マッサージ装置10を使用した際に違和感を与えることなく快適な使い心地にできる。
以上、本開示のマッサージセットを実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については実施例1に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
なお、マッサージセット1は、実施例1では両マッサージ装置10および保温装置30を上記のような全体の形状や構成としている。しかしながら、マッサージセットは、保温装置30が、筐体31の外部の空気を保温空間59へと導く給気路41と、給気路41の空気を温める加熱器52と、給気路41とは別に保温空間59の空気を筐体31の外部に逃がす排気路42と、を有するものであれば、全体の形状や構成は適宜設定すればよく、実施例1に限定されない。
また、マッサージセットは、実施例1では、給気路41の吸入部43に送風器51を設けている。しかしながら、送風器51は、給気路41から保温空間59を経て排気路42へと向かう空気の流れを形成するものであれば、給気路41における他の箇所に設けてもよく、排気路42に設けてもよく、実施例1の構成に限定されない。
さらに、マッサージセットは、実施例1では、保温装置30において筐体31の開閉蓋部33の先端縁33aに給電端子54を設けている。しかしながら、給電端子54は、配置箇所32に載せられたマッサージ装置10の充電端子21に接続可能なものであれば、その位置や構成は適宜設定すればよく、実施例1の構成に限定されない。
マッサージセットは、実施例1では、給気路41が筐体裏面31eから筐体31の外部の空気を取り入れるとともに、排気路42が筐体裏面31eから保温空間59の空気を筐体31の外部に逃がすものとしている。しかしながら、給気路41は、筐体31の外部の空気を取り入れるものであればよく、また、排気路42は、筐体裏面31eから保温空間59の空気を筐体31の外部に逃がすものであればよく、その構成は適宜設定することができ、実施例1の構成に限定されない。
マッサージセットは、実施例1では、上記のように付加供給路53と付加排気路61とを設けている。しかしながら、付加供給路53は、給気路41で暖められた空気の一部を装着箇所55(アタッチメント11´)へと導くものであれば、その構成は適宜設定すればよく、実施例1の構成に限定されない。また、付加排気路61は、装着箇所55(アタッチメント11´)へと導かれた空気を筐体31の外部へと導くものであれば、その構成は適宜設定すればよく、実施例1の構成に限定されない。
1 マッサージセット 10 マッサージ装置 11 アタッチメント 14 カップ 14a 下端縁部 21 充電端子 30 保温装置 31 筐体 31e 筐体裏面 32 配置箇所 33 開閉蓋部 33a 先端縁 33b 蓋部裏面 34 周縁凹部 35 環状凸部 41 給気路 42 排気路 48 脚部 51 送風器 52 加熱器 53 付加供給路 54 給電端子 55 装着箇所 59 保温空間

Claims (9)

  1. アタッチメントを人体に宛がうことで前記人体をマッサージするマッサージ装置と、
    配置箇所に載せられた前記マッサージ装置を温める保温装置と、を備え、
    前記マッサージ装置は、前記アタッチメントを動作可能に収納するカップを有し、
    前記保温装置は、前記配置箇所が設けられた筐体を有し、
    前記筐体では、前記配置箇所に前記マッサージ装置が載せられると、前記配置箇所が前記カップに覆われることで保温空間が形成され、
    前記保温装置は、前記筐体の外部の空気を前記保温空間へと導く給気路と、前記給気路の空気を温める加熱器と、前記給気路とは別に前記保温空間の空気を前記筐体の外部に逃がす排気路と、を有することを特徴とするマッサージセット。
  2. 前記保温装置は、前記給気路と前記排気路との少なくとも一方に、前記給気路から前記保温空間を経て前記排気路へと向かう空気の流れを形成する送風器を有することを特徴とする請求項1に記載のマッサージセット。
  3. 前記マッサージ装置は、充電端子を有し、
    前記保温装置は、前記配置箇所に載せられた前記マッサージ装置の前記充電端子に接続される給電端子を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマッサージセット。
  4. 前記筐体は、前記配置箇所に前記マッサージ装置を載せるために開閉される開閉蓋部を有し、
    前記給電端子は、前記開閉蓋部の先端縁に設けられており、前記配置箇所に前記マッサージ装置が載せられた状態で前記開閉蓋部が閉じられると、前記充電端子に接続されることを特徴とする請求項3に記載のマッサージセット。
  5. 前記開閉蓋部は、閉じられた状態において前記筐体に対向される蓋部裏面に、前記アタッチメントを装着可能とする装着箇所を有し、
    前記保温装置は、前記加熱器で温められた空気を前記給気路から前記装着箇所へと導く付加供給路を有することを特徴とする請求項4に記載のマッサージセット。
  6. 前記給気路と前記排気路とは、前記配置箇所に接続され、
    前記配置箇所は、前記カップの下端縁部を受ける周縁凹部と、前記周縁凹部の内側であって前記給気路および前記排気路の外側の位置で前記周縁凹部よりも高い位置まで盛り上がる環状凸部と、を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のマッサージセット。
  7. 前記筐体は、筐体裏面から突出する脚部を有し、
    前記給気路は、前記筐体裏面から前記筐体の外部の空気を取り入れることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のマッサージセット。
  8. 前記排気路は、前記筐体裏面から前記保温空間の空気を前記筐体の外部に逃がすことを特徴とする請求項7に記載のマッサージセット。
  9. 前記配置箇所は、対を為して設けられており、
    前記給気路は、前記加熱器を経た後に2つの前記保温空間へ向けて分岐され、
    前記排気路は、2つの前記保温空間に対応して対を為して設けられていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のマッサージセット。
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