JP2022156050A - 粉体吐出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で粉体を吐出することができる小型で携行性に優れた粉体吐出容器を提供する。【解決手段】粉体吐出容器100は、粉体Pが収容される収容空間を備える容器本体10と、粉体Pを保持可能であると共に気体を通過する粉体保持体70と、粉体保持体70に加圧空気を供給する加圧空気供給部30と、粉体保持体70を通過した加圧空気を外部に吐出する吐出口51とを備える。加圧空気供給部30により粉体保持体70に加圧空気を供給すると、粉体保持体70に保持された粉体Pが加圧空気と共に吐出口51から吐出される。【選択図】図1

Description

本発明は、容器本体に収容した粉体を吐出口から吐出させる粉体吐出容器に関する。
化粧料(例えば、ベビーパウダー、ファンデーション、フェイスパウダー等)や調味料等の食品(例えば、塩、コショウ等)等の粉体を吐出する容器として、例えば、特許文献1又は特許文献2に開示の粉体吐出容器が知られている。
特許文献1に開示の粉体吐出容器は、容器本体に収容された粉体をポンプ機構により吐出口から吐出可能に構成したものである。また、特許文献2に開示の粉体吐出容器は、スイクズ可能な胴部を有し、口部が下向きになるように容器本体を倒立姿勢にした状態で胴部をスクイズすることにより口部から内容物を空気流と共に吐出するようにしたものである。
特開2000-189858号公報 特開2019-151349号公報
上記従来の粉体吐出容器によれば、ヘッドを押下操作する、或いは、胴部をスクイズする等の簡易な操作で、容器本体に収容された粉体を適量吐出させることができ、操作性に優れている。また、パフ等を用いる場合と比較すると、粉体が予期せぬ場所に飛散するのを抑制することができ、外出先等で粉体の化粧料等を使用する際の容器としても便利である。
しかしながら、上記従来の粉体吐出容器は、ポンプ機構等の部品点数が多く複雑な構成の部材を備える必要があり、容器の構成が複雑になり、容器コストも高くなるという課題がある。また、いずれの粉体吐出容器も粉体を吐出させるための機構上、粉体の最大収容可能量に対して容器本体の容積を大きくする必要があり、全体をコンパクトに構成することが困難であった。さらに、特許文献2に記載の粉体吐出容器では胴部がバルーン状であることから嵩張る他、デザイン上の制約も大きく、携行性及び意匠性の点で改善が求められていた。
そこで、本発明の課題は、簡易な構成で粉体を吐出することができる小型で携行性に優れた粉体吐出容器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る粉体吐出容器は粉体が収容される収容空間を備える容器本体と、前記粉体を保持可能であると共に気体を通過する粉体保持体と、前記粉体保持体に加圧空気を供給する加圧空気供給部と、前記粉体保持体を通過した前記加圧空気を外部に吐出する吐出口と、を備えたことを特徴とする粉体吐出容器。
本発明に係る粉体吐出容器において、前記粉体保持体は、600μm以上2500μm以下の孔径の細孔を複数備え、当該細孔内に前記粉体が保持されることが好ましい。
本発明に係る粉体吐出容器において、前記加圧空気供給部は、所定の容積の空気を収容する減容変形可能な加圧部を有し、当該加圧部を減容変形させることで加圧空気を生成することが好ましい。
本発明に係る粉体吐出容器において、前記加圧空気供給部と接続される上流側流路と、前記吐出口と接続される下流側流路と、前記上流側流路と、前記下流側流路とに接続されると共に、内側に前記粉体保持体を収容する筒状の粉体保持体収容部と、前記粉体保持体収容部の側面に設けられ、前記収容空間と連通する連通口とを備えることが好ましい。
本発明に係る粉体吐出容器において、前記加圧空気供給部と、前記上流側流路とは接続口を介して連通されており、前記上流側流路内には、前記接続口の口径よりも小径の細流路を複数有する調速部を備えることが好ましい。
本発明に係る粉体吐出容器において、前記粉体保持体を通過した前記加圧空気は、前記粉体保持体と前記吐出口との間の流路又は前記吐出口に設けられたメッシュ体を介して外部に吐出されることが好ましい。
本発明に係る粉体吐出容器によれば、ポンプ機構等を用いることなく、粉体保持体に加圧空気を供給する加圧空気供給部を設けるという簡易な構成で粉体を吐出することができる。そのため、小型で携行性に優れた粉体吐出容器とすることができる。
本発明の第一実施形態の粉体吐出容器を加圧空気供給部側が上、吐出口側が下を向くように配置した図であり、(a)はその正面図であり、一部が切り欠かれている状態を示し、(b)はその断面図である。 図1の粉体吐出容器の要素を表す図であり、(a)は調速部を示す断面図であり、(b)は調速部の下面図であり、(c)は容器本体の口部近傍を示す一部切欠図であり、(d)は粉体保持体の断面を表す図であり、(c)のA-A断面図である。 図1の粉体吐出容器に粉体を充填する手順を説明するための図である。 図1の粉体吐出容器の使用方法を説明するための図(a),(b)である。 本発明の第二実施形態の粉体吐出容器を説明するための図であり、(a)はその正面図であり、一部が切り欠かれている状態を示し、(b)は加圧空気供給側のみを表す断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明に係る粉体吐出容器の一実施形態について説明する。
[第一の実施形態]
図1~図4は、本発明に係る粉体吐出容器の第一の実施形態である粉体吐出容器100を示している。本実施の形態の粉体吐出容器100は、図1(a)に示すように、容器本体10と、キャップ20と、加圧空気供給部30と、カバー部40と、吐出キャップ部50とを備えている。容器本体10の口部11は吐出口51を有する吐出キャップ部50により閉塞される。キャップ20は容器本体10に脱着可能に設けられている。キャップ20を取り付けたとき、容器本体10の口部11及び吐出キャップ部50はキャップ20に覆われる。加圧空気供給部30は容器本体10の底部12側に設けられている。カバー部40は、操作ボタン31を軸方向下方に押下操作可能に容器本体10に保持すると共に、容器本体10の底部側を覆う。
このように、当該粉体吐出容器100では、軸方向に沿って、加圧空気供給部30、容器本体10、吐出口51の順に配設されている。容器本体10の内部には加圧空気供給部30から供給される加圧空気を吐出口51に向けて送風するための空気流路が設けられている。そして、当該粉体吐出容器100では、加圧空気供給部30に設けられた操作ボタン31を軸方向下方に押下操作することで、容器本体10に収容された粉体P(図3、図4参照)を、加圧空気と共に吐出キャップ部50に設けられた吐出口51から吐出することができるように構成されている。
内容物としての粉体Pは、例えば、化粧料(例えば、ベビーパウダー、ファンデーション、フェイスパウダー、洗顔パウダー等)、調味料等の食品(例えば、塩、コショウ、顆粒状だし、小麦粉、片栗粉、粉糖、食紅等)、薬剤(服用薬、外傷薬、或いは、洗剤、漂白剤等)、画材(銀粉、金粉等)等の概ね0.5μm以上1mm以下の粒径の粒子の集合体であれば特に限定されるものではない。当該粉体吐出容器100によれば、後述する粉体保持体70を採用することで、例えば、粒径(体積平均粒径D50)が0.5μm~200μm程度の極めて微細な粒子からなる粉体Pであっても、従来と比較すると簡易な構成で吐出口51から良好に吐出させることを可能にした。
以下、当該粉体吐出容器100の各部の構成を具体的に説明する。なお、容器本体10の中心軸Oの方向を軸方向と称し、粉体吐出容器100を図1に示す姿勢に配置したときにキャップ20が設けられる側を「下」、加圧空気供給部30が設けられる側を「上」と称するものとする。また、「上」、「下」は相対的な位置関係を示すものであることは勿論である。
容器本体10は、上記口部11及び底部12の他、胴部13を備え、略円筒状に形成されている。図1(b)に示すように、底部12及び胴部13により収容空間が区画され、この収容空間に内容物としての粉体P(図3参照)が収容される。胴部13の内径は略一定であり、口部11は開口している。上記のとおり吐出キャップ部50により口部11は閉塞されている。底部12の中央部分には加圧空気供給部30を接続するための接続口12aが設けられている。また、底部12の外面には接続口12aを取り囲むように上方に突出する内環壁14a及び外環壁14bを備える取付部14が設けられている。取付部14は断面視において内環壁14a、底部12及び外環壁14bにより略コ字状を呈し、その上方が開口する嵌合溝として形成されている。また、外環壁14bは操作ボタン31の軸方向下方への移動を規制する規制部としても機能する。外環壁14bの規制部としての機能については、後述する。
次に、加圧空気供給部30の構成を説明する。加圧空気供給部30は、操作ボタン31と、当該操作ボタン31の操作面の裏面から軸方向下方に突出するように設けられる押下部32と、押下部32により押下されると減容変形する加圧部33と、操作ボタン31を軸方向に押し下げ可能に容器本体10に保持すると共に、容器本体10の底部12を覆うカバー部40とを備えている。
操作ボタン31は、操作面を天壁面とする短筒状に形成されており、その周壁面の下方には周方向外側に突出する抜止部31aが設けられている。押下部32は筒状に形成されており、その先端は加圧部33の頂部に当接している。本実施形態では加圧部33は半球状(ドーム状)に形成されており、押下部32を介して操作ボタン31を軸方向上方に付勢している。また、加圧部33の内側は中空であり、所定の容積の空気を収容可能になっている。加圧部33は減容変形可能であり、減容変形後、元の形状に復元可能なゴム、シリコン、エラストマー等の弾性材料により構成される。加圧部33の外周端には周方向外側に突出する嵌入部33aが設けられている。嵌入部33aは上記嵌合溝状の取付部14内に挿入され、取付部14により挟持される。
カバー部40は、環状の天壁部41と周壁部42とを備え、天壁部41及び周壁部42により略筒状に構成される。天壁部41の中央の開口部分には操作ボタン31の押下面が軸方向下方から上方に向けて挿入される。天壁部41の開口部分には、軸方向下方に案内周壁41bが垂設されている。案内周壁41bは操作ボタン31を初期位置(図1(b)及び図4(a)参照)から押下位置(図4(b)参照)までの間の軸方向の上下移動を案内する。また、図1(b)に示すように操作ボタン31が初期位置に位置するとき、案内周壁41bの下端は、操作ボタン31の抜止部31aに当接する。初期位置において操作ボタン31は加圧部33により上方付勢されているため、案内周壁41bの下端に抜止部31aが圧接し、操作ボタン31がカバー部40から軸方向上方に抜け出さないようにされる。このように案内周壁41bは操作ボタン31の抜止機構としても機能する。また、案内周壁41bの下端に抜止部31aが圧接されることで、操作ボタン31が予期せず軸方向下方に移動することを抑制し、操作ボタン31のガタつきを抑制することができる。また、周壁部42の内周面の下方には周方向に沿って環状に凹む凹部42aが設けられている。この凹部42aと、容器本体10の胴部13の外周面に設けられた周方向に沿って環状に突出する凸部13aとを嵌合させることで、カバー部40が容器本体10の底部12側に取り付けられる。
加圧空気供給部30から供給される加圧空気は、容器本体10内に設けられた空気流路を通過して、吐出口51から送出される。本実施の形態において、空気流路は、容器本体10の収容空間内において軸方向に沿って順に配置される上流側流路15と、粉体保持体収容部16と、下流側流路17とから構成されている。これらの上流側流路15、粉体保持体収容部16及び下流側流路17は接続されており、本実施の形態では容器本体10と共に一体に成形されている。
上流側流路15は、容器本体10の底部12において、接続口12aの周囲から下方に垂設された長尺な筒状形状を呈する。当該上流側流路15は接続口12aを介して加圧部33の内部空間と連通している。上流側流路15の内側には調速部60が設けられている。
図2(a)、(b)に調速部60の断面図及び下面図を示す。なお、図2(a)は図2(b)のA-A矢視断面図である。調速部60は、上流側流路15を、その内径(及び接続口12aの口径)よりも小径の複数の細流路に分割するために設けられる。上流側流路15内に調速部60を設け、加圧空気を複数の細流路を通過させるようにすることで、調速部60が設けられていないときと比較すると、上流側流路15を通過する加圧空気の流速を早くすることができる。これと同時に、調速部60を設けることで、後述する粉体保持体70に対して効率良く空気を供給し、粉体保持体70に対して局所的に加圧空気が供給されるのを防止することができる。
本実施の形態では、調速部60は、上流側流路15内の流路長と略同じ長さを有する中空の調速棒61により構成されている。調速棒61の中空部分は接続口12a及び上流側流路15の内径より小径であり、その下端には中空部分の内径よりも縮径された中空部孔62が設けられている。この調速棒61の中空部分は加圧空気の流路となっている。また、当該調速棒61の外周面63には軸方向に延びる複数の溝64が設けられている。当該溝64も加圧空気の流路となる。従って、加圧空気供給部30から上流側流路15に供給された加圧空気は、調速棒61の中空部分より成る内側の流路と、溝64により構成される外側の流路とを通過して、粉体保持体収容部16側に送られる。流量が同じである場合、流路の断面積が狭い方が流体の流速が早くなる。よって、上流側流路15内にこのような調速部60を設けることで、加圧空気の流速を増加させた状態で粉体保持体70に供給することができる。
次に、粉体保持体収容部16の構成を説明する。図2(c)、(d)は粉体保持体収容部16の縦断面図及び横断面図である。ここで、縦断面図は軸方向に沿う断面をいい、横断面図は軸方向に直交する方向の断面をいうものとする。また、図2(c)は図2(d)のB-B断面図であり、図2(d)は図2(c)のC-C断面図である。粉体保持体収容部16は筒状に形成されており、上流側流路15の外径及び内径と略同じ外径及び内径を有する。図2(d)に示すように、粉体保持体収容部16の側面16aには容器本体10内の収容空間と連通する連通口16bが複数(図示例では4つ)等間隔に設けられている。粉体保持体収容部16の内側に粉体保持体70が収容される。収容空間に収容された粉体Pは、この連通口16bから粉体保持体収容部16の内側に移動し、粉体保持体70に付着する。
粉体保持体70は、粉体Pを保持可能であり、且つ、気体を通過させることができる材料から構成される。粉体保持体70として、例えば、スポンジ、不織布、多孔質材料などの粉体Pが侵入可能な細孔を複数有し、気体を通過させることのできる材料を用いることが好ましい。不織布は、紙繊維、樹脂繊維の他、ガラス繊維からなるものを用いることができる。スポンジも海綿体であってもよいし、樹脂製であってもよい。多孔質材料としては、例えば、軽石、多孔質セラミック等を挙げることができる。
ここで、粉体保持体70に設けられる細孔の孔径は、収容空間に収容される粉体Pの粒径に応じて適宜変更することができる。例えば、細孔の孔径は粉体Pを保持することができ、且つ、加圧空気が供給されたときに細孔から粉体Pを容易に排出可能な大きさであることが好ましい。例えば、粉体Pの粒径の10倍以上300倍以下程度等、粉体Pの大きさや形状等に応じて適宜調整することができる。
例えば、当該粉体吐出容器100を粒径が10μm~50μm程度の粉体Pを吐出するための容器として用いる場合、細孔の孔径は600μm以上2500μm以下であることが好ましい。なお、この点については、後述する実施例で詳細に説明する。
粉体保持体70は、粉体保持体収容部16の内容積と略同じ大きさを有する。そのため、操作ボタン31が初期位置にあるとき、粉体保持体収容部16に収容された状態で、粉体保持体70は側面16aに当接する。また、粉体保持体収容部16に収容された状態で、粉体保持体70は連通口16bを介して収容空間内の粉体Pと接触可能となっている。そのため、操作ボタン31が初期位置にあるとき、粉体保持体収容部16に侵入した粉体Pは粉体保持体70の細孔等には侵入可能であるが、上流側流路15及び下流側流路17への侵入は粉体保持体70により抑制される。
下流側流路17は、粉体保持体収容部16より縮径された管状に成形されている。下流側流路17の先端部分は吐出キャップ部50により保持される。
吐出キャップ部50は、筒状に形成された上記吐出口51を外面に有する閉塞面52を備えている。閉塞面52の内面には口部11に嵌挿される環状の内栓環53と、上記下流側流路17の先端が圧入される筒状の嵌合筒54が設けられている。閉塞面52の中心には厚み方向に貫通する貫通孔50aが形成されている。嵌合筒54、貫通孔50a及び吐出口51は互いに連通している。貫通孔50aと下流側流路17の吐出孔17aは同径である。
また、本実施の形態では、吐出口51はメッシュ体51aにより覆われている。メッシュ体51aは、粉体Pを通過可能な網目構造を有する部材であり、その目開きは粉体Pを通過させることのできる大きさであるものとする。粉体Pを構成する個々の粒子の粒径が小さくなるほど、粒子同士は凝集しやすくなる。また、雰囲気湿度の影響等により粒子同士が互いに付着することがある。このような場合、粉体Pが塊となって吐出するおそれがある。吐出口51等の粉体Pの吐出流路内にメッシュ体51aを設け、メッシュ体51aを介して粉体Pを外部に吐出させることにより、粉体Pを細かい粒子の状態で吐出口51から吐出させることができる。
キャップ20は、天壁部21と周壁部22とを備え、短筒状に構成される。周壁部22の内周面には周方向に沿って環状に凹む環状凹部22aが設けられている。容器本体10の口部11の外周面には周方向に沿って環状に突出する環状凸部11aが設けられている。これらが嵌合することで、キャップ20が容器本体10に脱着可能に取り付けられる。
次に、図3を参照して、粉体Pの充填方法を説明する。なお、図3は符号の記載を一部省略している。粉体Pを充填する際には、図3に示すように加圧空気供給部30及びカバー部40を備える側が軸方向下方に配置するように、図1に示す姿勢から倒立させる。図3は、キャップ20及び吐出キャップ部50を取り外した状態を示している。このように、口部11を開口させた状態で、粉体Pを容器本体10内の収容空間に充填する。その後、吐出キャップ部50の内栓環53(図1(b)参照)を口部11に押し込み、口部11を吐出キャップ部50の閉塞面52により閉塞する。そして、キャップ20を吐出キャップ部50にかぶせ、容器本体10に取り付ける。
次に、図4(a)、(b)を参照して、当該粉体吐出容器100の使用方法を説明する。なお、図4(a)、(b)はそれぞれ符号の記載を一部省略している。粉体吐出容器100の胴部13をユーザは把持することができ、このとき親指等により操作ボタン31を押下することができる。粉体吐出容器100を使用する際は、まず、図4(a)に示すように、粉体吐出容器100にキャップ20を取り付けた状態で、軸方向上下に容器本体10を振るものとする。なお、容器本体10を軸方向上下に振る際に、当該容器本体10の軸方向を鉛直方向に一致させる必要はない。容器本体10を軸方向上下に振る際の容器本体10の向きは特に限定されるものではなく、当該容器本体10の軸方向を鉛直方向と交差する方向(水平方向含む)にして、容器本体10を振ってもよい。
キャップ20を取り付けた状態で容器本体10を軸方向上下に振ることで、吐出口51から粉体Pが吐出するのを抑制しつつ、収容空間内に収容された粉体Pが粉体保持体収容部16に設けられた連通口16bから粉体保持体70に付着させることができる。容器本体10を繰り返し振ることで、粉体保持体70に付着した粉体Pは、細孔内に侵入し、粉体保持体70には所定量の粉体を保持させることができる。
次に、粉体Pを吐出させたい位置の上方に吐出口51が位置するように粉体と出容器100を移動させる。所望の位置に移動させた後、図4(b)に示すようにキャップ20を取り外し、操作ボタン31を押下する。操作ボタン31が押下されると、操作ボタン31は初期位置から押下位置まで、案内周壁41bに案内されながら軸方向下方へ移動する。なお、ここでは押下位置は、操作ボタン31の抜止部31aが外環壁14bに当接し、操作ボタン31がそれ以上軸方向下方への移動が規制される位置をいう。
図4(b)に示す状態のように、操作ボタン31が押下位置まで押下されると、押下部32もそれに伴い下方に移動する。押下部32の移動により、加圧部33は減容変形する。加圧部33の減容変形に伴い、加圧部33内の空気は加圧された状態で、接続口12aを介して上流側流路15、粉体保持体収容部16、下流側流路17、吐出口51を通過して、外部に排出される。
その際、上述したように、上流側流路15に送り込まれた空気は、調速部60により接続口12aよりも小径の細流路に分流されて、流速が増加した状態で粉体保持体収容部16に送り込まれる。粉体保持体70には、調速棒61の中心部分に設けられた中空部孔62及びその外周面63に複数設けられた溝64から送出された加圧空気が供給される。
上述のとおり本実施の形態では粉体保持体70の細孔に粉体Pが侵入し、粉体保持体70には所定量の粉体Pが保持されている。そのため、粉体保持体収容部16に供給された加圧空気が粉体保持体70を通過する際の気流により、粉体保持体70の細孔に保持された粉体Pは加圧空気に伴われて、下流側流路17に送り込まれる。そして、加圧空気と共に粉体Pは、下流側流路17の吐出孔17a、吐出キャップ部50の閉塞面52に設けられた貫通孔50aを通過し、吐出口51を覆うメッシュ体51aを通過して、吐出口51の外部に吐出される。
以上のように構成した本実施の形態の粉体吐出容器100によれば、容器本体10の底部12に加圧空気供給部30を設け、容器本体10の収容空間内に軸方向に沿って底部12から口部11に向かう空気流路を設け、この空気流路内に粉体保持体70を配置すると共に、粉体保持体70に収容空間内に収容された粉体Pを付着させ、加圧空気供給部30により加圧空気を供給することで、粉体保持体70に保持された粉体Pを加圧空気と共に容器本体10の吐出口51から吐出させることができる。その際、本実施の形態の粉体吐出容器100のように、吐出口51にメッシュ体51aを設けることで、粉体Pを細かい粒子の状態で加圧空気により所定の勢いを付与した状態で、粉体Pを所望の位置に吐出させることができる。
このように本実施の形態の粉体吐出容器100では、粉体保持体70と、加圧空気供給部30とを備え、加圧空気供給部30により粉体保持体70に加圧空気を供給し、粉体保持体70を通過した加圧空気が吐出口51から外部に吐出されるよう構成されていればよく、ポンプ機構等を備える従来の粉体吐出容器と比較すると簡易に構成することができ、部品点数も削減することができる。さらに、上記粉体吐出容器100によれば、容器本体10の収容空間内に、粉体Pを気流と共に吐出するための空気を収容する必要がなく、容器本体10の収容空間の容積と粉体Pの最大収容可能量との差を小さくすることができ、全体をコンパクトに構成することができる。すなわち、従来の粉体吐出容器のように粉体Pを収容するための容積に加えて、粉体Pを気流と共に吐出するために用いる空気を収容する容積を確保するために収容空間を大きくする必要がない。また、従来の粉体吐出容器のように、胴部をバルーン状に構成する必要もない。そのため、小型で携行性に優れた粉体吐出容器100とすることができる。さらに、容器本体10の容積や形状、材料等は適宜可変であるためデザイン上の制約も小さく、意匠性の向上も容易になる。よって、粉体吐出容器100によれば、簡易な構成で粉体を吐出することができる小型で携行性に優れたものとすることができる。
さらに、上記粉体吐出容器100では、容器本体10の収容空間内に底部12から口部11に延びるように上流側流路15、粉体保持体収容部16及び下流側流路17からなる空気流路を設け、この空気流路の一部を成す粉体保持体収容部16に粉体保持体70を収容させることで、粉体保持体70に効率良く加圧空気を供給することができる。また、当該空気流路は、容器本体10と共に一体成形により形成することができるため、部品点数及び組立工数の増加も抑制することができる。さらに、上記実施の形態では、加圧空気供給部30から供給される加圧空気の流速を増加させるために調速部60を設けているが、調速部60は所定形状の調速棒61から構成しており、ピストン等の可動部を備えておらず簡易な構成であり、且つ、上流側流路15にこの調速棒61を挿入するだけでよいため、調速部60を設ける場合も部品点数及び組立工数の増加を抑制することができる。
上記説明した本実施の形態の粉体吐出容器100は本発明の一実施態様に過ぎず、上記実施の形態に本発明は限定されるものではない。例えば、加圧空気供給部30及びカバー部40の構成は次に説明する第二の実施態様としてもよいし、各部の具体的な形態は本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更してもよいのは勿論である。
例えば、上記粉体吐出容器100では調速部60を設けるものとしたが、調速部60は任意の構成である。上記粉体吐出容器100では、調速部60を設けることにより上述の作用効果が得られるが、加圧空気供給部30から粉体保持体70に加圧空気を供給することができ、加圧空気が粉体保持体70を通過する際に、粉体保持体70に保持された粉体Pが吐出口51から吐出されるよう構成されていれば、調速部60が設けられていなくてもよい。なお、上記粉体吐出容器100のように構成し、調速部60を設けることで、加圧部33の容積も小さくすることができ、且つ、簡易な構成で加圧空気を効率よく粉体保持体70に供給することができる。
また、上記粉体吐出容器100では、吐出口51を覆うようにメッシュ体51aを設けるものとしたが、メッシュ体51aは任意の構成である。例えば、内容物である粉体Pが互いに凝集又は付着しにくい粒子から構成される場合等、メッシュ体51aを設ける必要はなく、内容物の種類や用途に応じてメッシュ体51aの有無を任意に選択することができる。また、メッシュ体51aを設ける場合、メッシュ体51aは上述のとおりは粉体保持体70と吐出口51との間の粉体Pの吐出流路内に設けられていればよく、粉体Pがメッシュ体51aを通過するように配置されていればそれでよい。
また、上記粉体吐出容器100では、加圧部33をゴム、シリコン、エラストマー等の弾性材料により半球状に形成された構成を例示したが、加圧部33の形状や材料はこれらに限定されるものではない。例えば、加圧部33を、天壁面と、蛇腹状の胴部を有し、その内側に所定の容積の空気を収容可能な減容変形体から構成してもよい。この場合、天壁面を押下することで、胴部が折り畳まれ、加圧部33が減容変形し、内側に収容された空気が上流側流路15に加圧空気として供給される。加圧部33をこのような減容変形体から構成する場合、当該減容変形体は上記列挙した材料の他、PE等で構成されていてもよい。
[第二の実施の形態]
次に図5を参照しながら第二の実施の形態の粉体吐出容器200について説明する。図5に示す粉体吐出容器200は加圧空気供給部80及びカバー部90の構成が第一の実施の形態の粉体吐出容器100の加圧空気供給部30及びカバー部40の構成と異なる点を除いて第一の実施の形態の粉体吐出容器100と同様の構成を有する。そのため、以下、第一の実施の形態の粉体吐出容器100共通する構成については、第二の実施の形態の粉体吐出容器200について同じ符号を付してその説明を省略するものとする。
図5(a)は当該粉体吐出容器200の一部断面を表し、(b)は一部を切り欠いた外観を表す。図5(a)、(b)に示すように、当該粉体吐出容器200は加圧空気供給部80が操作ボタン31(押下部32を含む)を備えていないにおいて第一の実施の形態の加圧空気供給部30と異なる。操作ボタン31を備えていないため、カバー部90は、第一の実施の形態のように操作ボタン31の軸方向下方への移動を案内等するための案内周壁41b等を備えておらず、図5(a)に示すように、底部12に設けられた取付部14及び加圧部33の嵌入部33aを被覆するよう構成されている。
当該粉体吐出容器200は、このように操作ボタン31に関する構成を備えていない点を除いて、第一の実施の形態の粉体吐出容器100と同様の構成を有する。そして、操作ボタン31の代わりに、加圧部33を指等により直接押下することにより、加圧部33が減容変形し、加圧空気が空気流路を介して粉体保持体70に供給され、粉体保持体70を加圧空気が通過する際に伴われた粉体Pが吐出口51から外部に吐出される。
第二の実施の形態の粉体吐出容器200では、操作ボタン31に関する構成を備えていないため、第一の実施の形態と比較すると部品点数及び組立工数の削減が図ることができる。
以下、第一の実施の形態の粉体吐出容器100について粉体保持体70の細孔の粒径を変化させて、粉体Pを吐出させたときの粉体Pの吐出状態について実施例を挙げて説明する。但し、本発明に係る粉体吐出容器は以下の実施例に限定されるものではないことは勿論である。
第一の実施の形態の粉体吐出容器100について、下記表1の粉体保持体孔径に示すように粉体保持体70の細孔の粒径を300μm~3000μmの範囲で変えた以外は同じ構成の粉体吐出容器100を用い、吐出試験面と吐出口51との距離が2cmとなるようにして、粉体Pを吐出試験面に対して吐出させた。その他の吐出試験条件は以下のとおりである。
[吐出試験条件]
容器本体10の容積 :80ml
粉体Pの収容量 :8g
吐出口51の口径 :直径11mm
メッシュ体51aのメッシュ径:50μm
粉体保持体70 :多孔質セラミック
粉体P :ベビーパウダー
粉体Pの粒径 :10μm~50μm
そして、表1に示すように「吐出可否」、「吐出範囲」、「吐出量」の3項目から、各粉体吐出容器100について総合的に評価した。各項目は次のようにして評価した。まず、「吐出可否」は、吐出試験面に対して粉体Pが吐出され、吐出試験面に対して粉体Pが付着しているときは「○」、吐出試験面に対して粉体Pが吐出されなかった場合には「×」とした。「吐出範囲」は、吐出試験面に対して粉体Pが付着した範囲を粉体Pの「吐出範囲」とし、粉体Pの吐出範囲の面積が1cm以上であった場合は「○」、1cm未満であった場合には「△」とした。「吐出量」については、1回の吐出量が予め規定した所定の吐出量(0.01mg)を満たしている場合には「○」、所定の吐出量に達していない場合には「×」とした。
表1に示すとおり、粒径が10μm~50μm程度のベビーパウダーについて、上記吐出試験条件で粉体Pの吐出試験を行った場合、粉体保持体70の細孔径は600μm以上2500μm以下であるときに、粉体Pを所定の吐出量で吐出試験面に対して吐出させることができることが確認された。また、粉体保持体70の細孔径が600μmの場合は、吐出範囲が1cm未満となり、粉体Pが狭い面積に集中して吐出される。一方、粉体保持体70の細孔径を実施した吐出試験例では1000μm以上2500μm以下とすることで、広い範囲に粉体Pを吐出させることができることが確認された。よって、粉体保持体70の細孔径が1000μm以上2500μmの範囲内であると、細孔径が600μmのときと比較すると広い範囲に吐出させることができることが確認された。
これに対して、粉体Pを吐出させる際に、粉体保持体70の細孔の孔径が600μm未満になると、粉体保持体70に十分な量の粉体Pを保持させることが困難になる、或いは、粉体Pにより細孔が目詰まりしやすくなる等の理由から、当該粉体吐出容器100から粉体Pを吐出させることができなかった。一方、細孔の孔径が2500μmを超えると、細孔内で粉体Pが塊の状態(だま)になってしまい、細孔径が大きくなりすぎても粉体Pを吐出させることができなかった。
なお、加圧空気供給部30から供給する加圧空気の量や風圧を増加させれば、粉体保持体70の細孔の粒径が600μm未満、或いは、2500μmより大きくても、良好な吐出性能が得られる場合がある。しかしながら、この場合、加圧空気供給部30における加圧部33をコンパクトに構成することが困難になる。従って、当該粉体吐出容器100をベビーパウダーを収容する容器等として用いる場合、容器全体をコンパクトに構成するという観点からも粉体保持体70の細孔の粒径は600μm以上2500μm以下であることが好ましい。
但し、市販のベビーパウダーは、含水ケイ酸マグネシウムからなる粉末を主成分とし、天然の滑石、凍石又はセッケン石などから、石灰石、大理石等の夾雑物を除去したタルクをボールミルのような粉砕機で機械的に微粉砕して製造されたものを主成分とする。そのためベビーパウダーは不定形状の粒子であり、球形に造粒された粒子と比較すると、流体としての流動性が悪い。従って、粉体Pが球形粒子、或いは、粒子同士の摩擦が生じにくい粒子等であれば、粉体保持体70の細孔の粒径が600μm未満、或いは、2500μmより大きくても、良好な吐出性能が得られる場合がある。よって、本発明に係る粉体吐出容器において、粉体保持体70細孔の粒径は600μm以上2500μm以下に限定される訳ではない。
Figure 2022156050000002
10 :容器本体
11 :口部
11a:環状凸部
12 :底部
12a:接続口
13 :胴部
13a:凸部
14 :取付部
14a:内環壁
14b:外環壁
15 :上流側流路
16 :粉体保持体収容部
16a:側面
16b:連通口
17 :下流側流路
17a:吐出孔
20 :キャップ
21 :天壁部
22 :周壁部
22a:環状凹部
30 :加圧空気供給部
31 :操作ボタン
31a:抜止部
32 :押下部
33 :加圧部
33a:嵌入部
40 :カバー部
41 :天壁部
41b:案内周壁
42 :周壁部
42a:凹部
50 :吐出キャップ部
50a:貫通孔
51 :吐出口
51a:メッシュ体
52 :閉塞面
53 :内栓環
54 :嵌合筒
60 :調速部
61 :調速棒
62 :中空部孔
63 :外周面
64 :溝
70 :粉体保持体
80 :加圧空気供給部
90 :カバー部
100:粉体吐出容器
200:粉体吐出容器
O :中心軸
P :粉体

Claims (6)

  1. 粉体が収容される収容空間を備える容器本体と、
    前記粉体を保持可能であると共に気体を通過する粉体保持体と、
    前記粉体保持体に加圧空気を供給する加圧空気供給部と、
    前記粉体保持体を通過した前記加圧空気を外部に吐出する吐出口と、
    を備えたことを特徴とする粉体吐出容器。
  2. 前記粉体保持体は、600μm以上2500μm以下の孔径の細孔を複数備え、
    当該細孔内に前記粉体が保持される請求項1に記載の粉体吐出容器。
  3. 前記加圧空気供給部は、所定の容積の空気を収容する減容変形可能な加圧部を有し、当該加圧部を減容変形させることで加圧空気を前記粉体保持体に供給する請求項1又は請求項2に記載の粉体吐出容器。
  4. 前記加圧空気供給部と接続される上流側流路と、
    前記吐出口と接続される下流側流路と、
    前記上流側流路と、前記下流側流路とに接続されると共に、内側に前記粉体保持体を収容する筒状の粉体保持体収容部と、
    前記粉体保持体収容部の側面に設けられ、前記収容空間と連通する連通口と、
    を備える請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の粉体吐出容器。
  5. 前記加圧空気供給部と、前記上流側流路とは接続口を介して連通されており、
    前記上流側流路内には、前記接続口の口径よりも小径の細流路を複数有する調速部を備える請求項4に記載の粉体吐出容器。
  6. 前記粉体保持体を通過した前記加圧空気は、前記粉体保持体と前記吐出口との間の流路又は前記吐出口に設けられたメッシュ体を介して外部に吐出される請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の粉体吐出容器。
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