JP2022154017A - 発光装置の製造方法、発光装置及びプロジェクター - Google Patents

発光装置の製造方法、発光装置及びプロジェクター Download PDF

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Abstract

【課題】リーク電流の発生を防止可能な発光装置の製造方法を提供する。【解決手段】本発明の発光装置の製造方法は、基板上に複数の開口を有する選択成長層を形成する工程と、前記複数の開口に発光層を有する柱状部を結晶成長させる工程と、前記複数の柱状部の少なくとも一部の柱状部を覆うマスク層を形成する工程と、前記マスク層に覆われていない領域をエッチングする工程と、を備える。前記選択成長層を形成する工程において、前記開口を所定の空間占有率で配置する第1領域と前記開口を前記第1領域よりも低い空間占有率で配置する第2領域とを形成する。前記マスク層を形成する工程において、前記マスク層を前記第1領域と前記第2領域の一部とを覆うように配置する。【選択図】図3

Description

本発明は、発光装置の製造方法、発光装置及びプロジェクターに関する。
従来、複数のナノスケールの柱状体を備える発光装置が従来から知られている。例えば特許文献1に、半導体基板と、半導体基板上に設けられた複数の微細柱状結晶体と、複数の微細柱状結晶体の各々に設けられた活性層と、を備える半導体光素子アレイが開示されている。1つの微細柱状結晶体は、例えばナノコラム、ナノロッド等とも称される。
特開2013-239718号公報
従来の発光装置では、リーク電流の発生によって本来の発光部に所定量の電流が流れにくくなり、所定の発光量が得られない、或いは発光部以外の領域で意図しない発光が生じる等の不具合が生じる虞があった。
上記の課題を解決するために、本発明の一つの態様の発光装置の製造方法は、基板上に複数の開口を有する選択成長層を形成する工程と、前記複数の開口に発光層を有する柱状部を結晶成長させる工程と、前記複数の柱状部の少なくとも一部の柱状部を覆うマスク層を形成する工程と、前記マスク層に覆われていない領域をエッチングする工程と、を備える。前記選択成長層を形成する工程において、前記開口を所定の空間占有率で配置する第1領域と前記開口を前記第1領域よりも低い空間占有率で配置する第2領域とを形成する。前記マスク層を形成する工程において、前記マスク層を前記第1領域と前記第2領域の一部とを覆うように配置する。
第1実施形態のプロジェクターの概略構成図である。 図1のプロジェクターが備える発光装置の平面図である。 図2に示す発光装置の一部の平面図であり、領域Rの拡大図である。 図3に示す発光装置の一部の断面図であり、I-I線で矢視した断面図である。 図3及び図4に示す発光装置の製造方法における1つの工程を説明するための断面図である。 図5を参照して説明した工程後に行う工程を説明するための断面図である。 図6を参照して説明した工程後に行う工程を説明するための断面図である。 図7を参照して説明した工程後に行う工程を説明するための断面図である。 図8を参照して説明した工程後に行う工程を説明するための断面図である。 第2実施形態の発光装置の一部の平面図である。 図10に示す発光装置の一部の断面図であり、II-II線で矢視した断面図である。 第2実施形態の発光装置の製造方法の一部の工程を説明するための断面図である。 第2実施形態の発光装置の製造方法の一部の工程を説明するための断面図である。 第3実施形態の発光装置の一部の平面図である。 図14に示す発光装置の一部の断面図であり、III-III線で矢視した断面図である。 第3実施形態の発光装置の製造方法の一部の工程を説明するための断面図である。 第3実施形態の発光装置の製造方法の一部の工程を説明するための断面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1~図9を用いて説明する。
図1は、第1実施形態のプロジェクター100を示す概略構成図である。
以下の各図面では、各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を変えている場合がある。
(プロジェクター)
図1に示すように、第1実施形態のプロジェクター100は、スクリーンSCRに画像を投写する投写型画像表示装置である。プロジェクター100は、発光装置1Rと、発光装置1Gと、発光装置1Bと、クロスダイクロイックプリズム3と、投写光学装置4と、を備える。
発光装置1Rは、赤色光LRを射出する。発光装置1Gは、緑色光LGを射出する。発光装置1Bは、青色光LBを射出する。発光装置1R,1G,1Bは、プロジェクター100で表示する対象の画像のうち各々の発光部に対応する画素の情報に応じて各々の発光部を変調する。発光装置1R,1G,1Bは、例えば液晶ライトバルブ等の光変調装置を用いることなく、表示対象の画像を直接的に形成することができる。
発光装置1R,1G,1Bから射出された赤色光LR、緑色光LG及び青色光LBは、クロスダイクロイックプリズム3に入射する。クロスダイクロイックプリズム3は、赤色光LR、緑色光LG及び青色光LBを合成して投写光学装置4に導く。投写光学装置4は、発光装置1R,1G,1Bによって形成された画像を拡大してスクリーンSCRに投写する。投写光学装置4は、1つ又は複数の投写レンズで構成されている。
クロスダイクロイックプリズム3は、4つの直角プリズムを貼り合わせて形成され、その内面に赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とが十字状に配置されている。これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成され、カラー画像を表す光が形成される。合成された光は、投写光学装置4によってスクリーンSCR上に投写され、拡大された画像が表示される。
発光装置1R,1G,1Bは、射出する光の波長帯が互いに異なること以外、互いに同様の構成を有する。以下では、発光装置1R,1G,1Bのうち、発光装置1Bを例に挙げ、発光装置1Bの構成及び製造方法について詳しく説明する。
(発光装置)
図2は、発光装置1Bの平面図である。以下では、XYZ直交座標系を用いて各部の構成を説明する。発光装置1Bから青色光LBが射出する方向に交差し且つ発光装置1Bの表面10eに平行な1つの軸をX軸とし、発光装置1Bの表面10eに平行であってX軸に直交する軸をY軸とし、青色光LBの射出方向に平行な軸をZ軸とする。第1実施形態では、Z軸は、X軸とY軸とに垂直な軸であり、発光装置1Bから射出される青色光LBの光軸と平行である。
図2に示すように、発光装置1Bは、Z方向に沿って平面視するとマトリクス状に配置された複数の発光部30を有する。複数の発光部30は、表面10e上にX軸及びY軸に沿って互いに間隔をあけて配置されている。個々の発光部30は、発光装置1Bの1つの画素を構成する。発光装置1Bは、プロジェクター100で表示する画像を形成する自発光イメージャーを構成する。
図3は、発光装置1Bの発光部30を含む一部の平面図であり、図2に示す領域Rの拡大図である。図4は、図3に示すI-I線で矢視したときの発光装置1Bの一部の断面図である。図3及び図4に示すように、発光装置1Bは、基板10と、反射層11と、半導体層12と、発光部30を有する積層体38と、導電層60と、不図示の電極及び配線と、を備える。図2に示す第1実施形態の発光装置1Bには、図3及び図4に示す複数の発光部30-1が設けられている。
基板10は、例えばシリコン(Si)基板、窒化ガリウム(GaN)基板、サファイア基板等から構成されている。基板10の上面10aには、反射層11が設けられている。反射層11は、例えば窒化アルミニウムガリウム(AlGaN)層とGaN層とを交互に積層させた積層体、窒化インジウムガリウム(AlInN)層とGaN層とを交互に積層させた積層体等で構成されている。反射層11は、後述するナノコラム31の発光層34から発せられた光を基板10に向かう方向とは反対側の方向に向けて反射させる。なお、基板10の底面10bに、発光部30で生じる熱を放出するためのヒートシンクが設けられていてもよい。半導体層12は、反射層11の上面11aに設けられている。半導体層12は、n型の半導体材料から構成される層であり、例えばn型GaN層、具体的はSiがドープされたGaN層から構成されている。
積層体38は、複数の発光部30と、絶縁層40と、を備える。発光部30は、複数のナノコラム(柱状部)31と、光伝搬層32と、マスク層(選択成長層)37と、を備える。ナノコラム31は、半導体層12の上面12aからZ方向に突出して延びる柱状の結晶構造体である。ナノコラム31の形状は、例えば多角柱状、円柱状、楕円柱状などである。第1実施形態のナノコラム31の形状は、円柱状である。ナノコラム31の径寸法は、nmオーダーであり、具体的には、例えば10nm以上500nm以下である。ナノコラム31のZ方向の寸法、すなわち、ナノコラム31の高さは、例えば0.1μm以上5μm以下である。また、ナノコラムの径寸法は、積層方向に沿って変化していてもよい。例えば、積層方向において上方に向かってナノコラムの径寸法が漸増していてもよい。
なお、ナノコラム31の平面視形状、すなわちZ方向に沿って見たときの形状が円の場合には、本明細書におけるナノコラム31の径寸法は、円の直径である。ナノコラム31の平面視形状が円ではない場合には、ナノコラム31の径寸法は、最小包含円の直径である。例えばナノコラム31の平面視形状が多角形の場合には、ナノコラム31の径寸法は、多角形を内部に含む最小の円の直径である。ナノコラム31の平面視形状が楕円の場合、ナノコラム31の径寸法は、楕円の長辺の長さである。
ナノコラム31の平面形状が円の場合には、本明細書におけるナノコラム31の中心は、円の中心である。ナノコラム31の平面形状が円ではない形状の場合には、ナノコラム31の中心は、最小包含円の中心である。例えばナノコラム31の平面形状が多角形の場合には、ナノコラム31の中心は、多角形を内部に含む最小の円の中心である。ナノコラム31の平面形状が楕円の場合には、ナノコラム31の中心は、楕円を内部に含む最小の円の中心である。
図3に示すように、積層体38は、発光部30に対応して設けられた第1領域201と、第1領域201の周囲に設けられた第2領域202と、を有する。第1領域201には、複数のナノコラム31のうち、第1部分の複数のナノコラム131が所定の空間占有率或いは充填率で配置されている。本明細書において空間占有率或いは充填率とは、ナノコラム31の下端を含み、XY平面に平行な第1平面と、ナノコラム31の上端を含み、XY平面に平行な第2平面と、第1平面および第2平面と直交する一つあるいは複数の平面と、で規定される単位領域において、単位領域の体積に対する、ナノコラム31が占有する体積の割合を表す。例えば、単位領域における全てのナノコラム31の形状が同じ場合、単位領域の体積をVcell、単位領域内のナノコラム31の数をN、一つのナノコラムの体積をVnとした場合、空間占有率は、(N×Vn)/Vcellで表される。あるいは、単位領域内におけるナノコラムの体積の総和をVsとした場合、空間占有率は、Vs/Vcellで表される。
第2領域202のうち、Z方向に沿った平面視において発光部30と重なる領域には、複数のナノコラム31のうち、第2部分の複数のナノコラム132が配置されている。第2領域202のうち、平面視において発光部30とは重ならない領域には、後述する発光装置1Bの製造方法の実施時に一旦、後述する複数のナノコラム135が配置されるが、発光装置1Bの完成時には削除されている。以下では、複数のナノコラム132と複数のナノコラム135とをまとめて、複数のナノコラム133という場合がある。平面視において、複数のナノコラム133は、第1部分のナノコラム131の周囲に設けられている。ナノコラム133の空間占有率は、ナノコラム131の空間占有率(所定の空間占有率)よりも低い。
第1実施形態では、製造誤差を無視すると、複数のナノコラム(第1部分の柱状部)131の径寸法は、均一である。複数のナノコラム(第2部分の柱状部)133の径寸法は、均一である。ナノコラム131の径寸法とナノコラム133の径寸法とは、互いに略同一である。第2領域の複数のナノコラム133の中心同士の間隔sp2は、均一であり、複数のナノコラム131の中心同士の間隔sp1よりも長い。つまり、第1実施形態のナノコラム133の配置密度は、ナノコラム131の配置密度よりも低い。本明細書において配置密度とは、単位面積内での複数のナノコラム31の中心同士の間隔の最大値と略同義である。以下では、ナノコラム131、132、135に共通する内容を説明する際には、これらのナノコラム131、132、135をまとめてナノコラム31と記載する場合がある。
ナノコラム31は、第1半導体層33と、発光層34と、第2半導体層35と、を備える。第1半導体層33、発光層34、及び第2半導体層35は、半導体層12の上面12aからZ方向に沿って順次積層され、後述するように例えばエピタキシャル成長によって形成されている。本明細書では、第1半導体層33と発光層34の積層方向(以下、単に「積層方向」ともいう)において、発光層34を基準とした場合、発光層34から第2半導体層35に向かう方向を「上」とし、発光層34から第1半導体層33に向かう方向を「下」として説明する。
第1半導体層33は、半導体層12の上面12aにZ方向で接し、Z方向で半導体層12と発光層34との間に設けられている。第1半導体層33は、n型の半導体層によって形成され、例えばSiがドープされたn型のGaN層で構成されている。第1実施形態の第1半導体層33は、半導体層12と同じ材料で構成されている。
発光層34は、ナノコラム31においてZ方向で第1半導体層33と第2半導体層35との間に設けられている。発光層34は、例えばGaN層とInGaN層とが交互に多数積層された量子井戸構造を有する。発光層34は、第1半導体層33及び第2半導体層35を介して電流が注入されることによって光を発する。なお、発光層34を構成するGaN層及びInGaN層の数は、特に限定されない。第1実施形態の発光層34は、例えば、430nm~470nmの波長帯域を有する青色光を射出する。
第2半導体層35は、発光層34に対してZ方向で第1半導体層33とは反対側に設けられている。第2半導体層35の導電型は、第1半導体層33の導電型とは異なる。すなわち、第2半導体層35は、p型の半導体材料によって形成される層であり、例えばMgがドープされたp型のGaN層で構成されている。第1半導体層33及び第2半導体層35は、発光層34に光を閉じ込めるためのクラッド層として機能する。
ナノコラム31では、p型の第2半導体層35、不純物がドーピングされていない発光層34、及びn型の第1半導体層33からなる積層体によって、pinダイオードが構成されている。第1半導体層33と第2半導体層35とのバンドギャップは、発光層34のバンドギャップよりも大きい。ナノコラム31に対して、pinダイオードの順バイアス電圧に相当する電圧に基づいて適当な電流が注入されると、発光層34において電子と正孔とが再結合し、このような再結合によって発光層34で光が生じる。
光伝搬層32は、平面視において、すなわちZ方向に沿って見たとき、個々のナノコラム31の周囲に設けられている。したがって、光伝搬層32は、X方向及びY方向を含むXY平面内で互いに隣り合うナノコラム31同士の隙間に設けられている。光伝搬層32の屈折率は、発光層34の屈折率よりも低い。光伝搬層32は、例えばGaN層、酸化チタン(TiO)層等から構成されている。光伝搬層32を構成するGaN層は、例えばi型、n型及びp型の何れの型に属していてもよい。光伝搬層32は、発光層34で生じた光をXY平面に平行な方向に伝搬させる。
発光層34で発生した光は、上述のようにXY方向と平行な方向で光伝搬層32を通って伝搬する際に、ナノコラム31におけるフォトニック結晶の効果によって定在波を形成し、基板10の上面10aに沿って、すなわちXY平面に平行な方向に閉じ込められる。閉じ込められた光は、発光層34において利得を受けてレーザー発振する。すなわち、発光層34で発生した光は、複数のナノコラム31によってXY平面に平行な方向に共振し、レーザー発振する。その後、共振によって生じる+1次回折光及び-1次回折光は、レーザー光としてZ方向に進行する。つまり、ナノコラム31は、フォトニック結晶の効果を発現し、発光層34が発する光を基板10のXY平面に平行な方向に閉じ込め、積層体38の厚み方向、すなわちZ方向を中心に射出させる。
マスク層37は、Z方向で半導体層12と光伝搬層32との間に設けられている。マスク層37は、後述する発光部30の製造工程において、複数のナノコラム31を構成する第1半導体層33、発光層34及び第2半導体層35を、Z方向に沿って平面視したときの半導体層12の特定の領域に選択的に成長させるためのマスクとして機能する。マスク層37には、平面視したときに特定の領域に対応する開口が形成されている。マスク層37は、例えば酸化シリコン(SiO)層、窒化シリコン層(SiN)等から構成されている。
絶縁層40は、半導体層12の上面12aに形成され、XY平面に平行な方向で互いに隣り合う発光部30同士の間に設けられている。絶縁層40は、例えばSiO層から構成されている。絶縁層40は、発光部30を保護する役割を担っている。ナノコラム31の上面31a、光伝搬層32の上面32a、及び絶縁層40の上面40aは、XY平面に平行な方向に沿って互いに同一面をなすように平坦化されている。
導電層60は、発光部30に接し、複数のナノコラム31の上面31a及び光伝搬層32の上面32aに形成されている。すなわち、導電層60は、複数のナノコラム31を覆っている。導電層60は、Z方向から見て発光部30と同じ大きさを有し、発光部30と重なっている。導電層60は、各々のナノコラム31の発光層34に電流を供給するための電極として機能する。導電層60は、導電性及び光透過性を有する。発光層34で生じた光は、導電層60を透過してZ方向に射出される。
導電層60は、ニッケル(Ni)、Ti、クロム(Cr)、白金(Pt)或いは金(Au)等の単一金属層、或いはこれらの金属を積層した複合金属層、酸化インジウムスズ(Indium Tin Oxide;ITO)、亜鉛-インジウム酸化物(Indium Zinc Oxide;IZO)等の透明導電層等から構成されている。導電層60が上述の金属から構成される金属層である場合、導電層60に光透過性を持たせるために、導電層60の厚みは導電層60が金属以外の透明材料で構成される場合に比べて薄いことが好ましく、例えば数10nm程度であることが好ましい。導電層60は、金属層からなるコンタクト層と透明導電層との積層構造を有してもよい。この場合、コンタクト層は、透明導電層と各々のナノコラム31との導電性を高める作用を奏する。
不図示の電極は、発光部30のX方向側方又はY方向側方において半導体層12の上面12aに設けられ、半導体層12とオーミットコンタクトしている状態で形成されていてもよい。例えば、当該電極は、半導体層12を介して個々のナノコラム31の第1半導体層33と電気的に接続されていてもよい。当該電極は、発光部30に対応して設けられるトランジスターの例えばゲート電極を構成し、導電層60とは別途、ナノコラム31に所定の電流を供給する。
不図示の配線の一部は、例えばZ方向に沿って平面視すると、導電層60と重なるように設けられている。当該配線は、導電層60を介して発光部30の複数のナノコラム31の第2半導体層35と電気的に接続されている。配線70は、例えばNi、Ti、Cr、Pt或いはAu等の単一金属層、或いはこれらの金属を積層した複合金属層等から構成されている。
図3に示すように、積層体38は、Z方向に沿った平面視において矩形状の第1領域201と、第1領域201の周囲の第2領域202と、に区画されている。第1領域201は、第2領域202を囲っている。上述のように、第1領域201には、第1部分の複数のナノコラム131が設けられている。第2領域202には、第2部分のナノコラム132が設けられている。第1実施形態では、第2部分のナノコラム132の配置密度は、第1領域201に設けられている複数のナノコラム131の配置密度よりも低い。
発光部30は、Z方向に沿って平面視すると、円形に形成されている。積層体38を平面視すると、発光部30の周縁の少なくとも一部は、第1領域201よりも外側に配置され、第2領域202内に配置されている。発光部30の中心は、第1領域201の中心と重なっている。第1実施形態の発光部30の周縁全体は、第1領域201の周縁よりも外側に配置され、第2領域202に設けられた複数のナノコラム133のうちの第2部分のナノコラム132と重なっている。すなわち、第2部分のナノコラム132は、発光部30に含まれている。
第2部分のナノコラム132の少なくとも一部は、Z方向に沿って平面視したときに発光部30の周縁と重なっており、後述する発光部30の製造工程において、一旦円柱状に形成された後に、発光部30の周縁によってエッチングされて残った形状を有する。つまり、第2部分のナノコラム132は、発光部30を形成する工程でエッチングされたエッチング面134を有する。エッチング面134では、ナノコラム31が有する本来の結晶面が乱れている、或いは崩れている。エッチング面134を有するナノコラム132は、本来形成されるべきナノコラム31に対して不完全な形状を有し、導電層60と電気的に接続されているため、発光装置1Bにおける不図示のリーク電流の経路になり得る。
発光部30は、Z方向に沿って見たときに第1領域201と第2領域202の少なくとも一部とを含む。発光部30の周縁は、Z方向に沿って平面視したときに第2領域202内、且つ第1領域201のなるべく近く、すなわち第1領域201のすぐ外側にあることが好ましい。このように発光部30が配置されることによって、後述するように発光装置1Bの発光装置1Bにおけるリーク電流量及び非発光再結合が低減されると共に、1つの発光部30内により多くのエッチング面134を有さないナノコラム31が設けられ、発光装置1Bからの発光量が高まる。
上述した第1実施形態の発光装置1Bでは、Z方向に沿って平面視したときに、発光部30の周縁が第2領域202に位置している。第1実施形態では、ナノコラム31の径寸法は均一であるが、第2部分の複数のナノコラム132同士の間隔sp2が第1部分の複数のナノコラム131同士の間隔sp1よりも長いため、第2部分のナノコラム132の空間占有率が第1部分のナノコラム131の空間占有率よりも低い。一方、従来の発光装置では、発光部30の複数のナノコラム31の配置密度は発光装置1Bの第1領域201の複数のナノコラム131の配置密度と同じであり、且つ略一律であった。そのため、図3及び図4に示すように、第1実施形態の発光装置1Bでは、従来の発光装置に比べて、平面視において発光部30の周縁と重なるナノコラム31の総数を減らすことができ、ナノコラム31に形成されるエッチング面134の合計面積を減らし、リーク電流の経路を減少させ、リーク電流量及び非発光再結合を低減することができる。その結果、発光装置1Bにおいて、発光効率が低下して所定の発光量が得られない、発光波長が不安定になる、発光部30-1以外の領域で意図しない発光が生じる等の不具合の発生を防止することができる。
(発光装置の製造方法)
次に、発光装置1Bの製造方法を説明する。図5~図9は、第1実施形態の発光装置1Bの製造方法を説明するための図であり、図3に示すI-I線で矢視した場合に対応する断面図である。
図5に示すように、基板10の上面10aに、例えばスパッタ法、蒸着法等によって反射層11を形成する。反射層11の上面11aに、例えばエピタキシャル成長法によって半導体層12を形成する。エピタキシャル成長法としては、例えばMOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法、MBE(Molecular Beam Epitaxy)法等が挙げられる。
次に、半導体層12の上面12aに、例えば、フォトリソグラフィー及びエッチングによるパターニング法、CVD(Chemical Vapor Deposition)法、或いはスパッタ法等による成膜によってマスク層(選択成長層)37を形成する。
パターニング法を用いる場合は、図5に示すように、半導体層12の上面12aに、マスク層37と同じ材料からなるマスク層39を隙間なく形成する。続いて、マスク層39の上面に不図示のレジスト膜を形成する。不図示のフォトマスクを用いて、フォトマスクに形成されているパターンをレジスト膜に転写する。フォトリソグラフィーによって、マスク層39の上面のレジスト膜の有無、すなわち配置を、フォトマスクのパターンと同様にする。続いて、レジスト膜をマスクとして、マスク層39に複数の開口を形成し、図6に示すように、第1領域201の複数の開口121と第2領域202の複数の開口122とを有するマスク層37を形成する。
上述のフォトマスクは、積層体38と対応するように、平面視で第1領域201と第2領域202とに区画されている。フォトマスクの第1領域201には、図3に示すように間隔sp1をあけて配置された複数のナノコラム131の平面視円形状及び相対間隔に対応するパターンが光の透過量の違いによって形成されている。フォトマスクの第2領域202には、図3に示すように第1領域201における間隔sp1よりも大きい間隔sp2、すなわち第1領域201よりも低い配置密度で配置された複数のナノコラム133の平面視形状及び相対間隔に対応するパターンが光の透過量の違いによって形成されている。このフォトマスクを用いて上述のようにパターニング法を行うことによって、図6に示すように複数の開口121と複数の開口122とを有するマスク層37を形成することができる。
なお、パターニング法を用いずに、上述したMOCVD法等を用いて半導体層12の上面12aにマスク層37を直接形成してもよい。何れの方法を用いた場合でも、マスク層37を形成する工程において、開口121を所定の空間占有率で配置する第1領域201と開口122を第1領域201よりも低い空間占有率で配置する第2領域202とを形成する。第1実施形態のマスク層37を形成する工程では、第2領域202における複数の開口122の中心同士の間隔sp2を第1領域201における複数の開口121の中心同士の間隔sp1よりも大きくすることによって、第2領域202における複数の開口122の配置密度を第1領域201における複数の開口121の配置密度よりも低くする。そのことによって、第2領域202における複数の開口122の空間占有率を第1領域201における複数の開口121の空間占有率よりも低くすることができる。
次に、図7に示すように、マスク層37をマスクとして、例えばMOCVD法、MBE法等によって、半導体層12において複数の開口121及び複数の開口122に露出している上面12aに第1半導体層33、発光層34及び第2半導体層35を順次エピタキシャル成長させる。この工程によって、複数の開口121、122にナノコラム131、133を形成し、第1領域201の複数のナノコラム131と第2領域202の複数のナノコラム133とを略同時に結晶成長させ、複数のナノコラム31を略同時に形成する。
次に、図8に示すように、例えばALD(Atomic Layer Deposition)法等によってZ方向に沿った平面視においてナノコラム31の周囲に光伝搬層32を形成する。ALD法を用いることによって、第1領域201のXY平面に平行な方向において互いに隣り合うナノコラム31同士の微細な隙間に光伝搬層32を良好に配置することができる。
続いて、化学研磨等によってナノコラム31の上面31aと光伝搬層32の上面32aとを面一にし、上面31a、32aの全体を覆うように、導電層60と同じ材料からなる導電層62とレジスト膜104とを順次形成する。
次に、図9に示すように、例えばフォトリソグラフィー及びエッチングによるパターニング法によって、レジスト膜104の一部を除去し、完成後の発光装置1Bの発光部30及び導電層60と同じ位置に形成され、且つ発光部30及び導電層60と同じ平面視形状及び大きさを有するレジスト膜(マスク層)102を形成する。レジスト膜102は、複数のナノコラム31のうち、第1部分の複数のナノコラム(複数の柱状部の少なくとも一部の柱状部)131と第2部分の複数のナノコラム(複数の柱状部の少なくとも一部の柱状部)132の少なくとも一部とを覆っている。レジスト膜102をマスクとして、Z方向に沿って平面視したときにレジスト膜102とは重ならない領域の導電層62、ナノコラム31、光伝搬層32及びマスク層37を除去し、平面視においてレジスト膜102とは重ならない領域の半導体層12の上面12aを露出させる。その後、残ったレジスト膜102を除去する。
次に、図示していないが、露出した半導体層12の上面12aに、例えばALD法等によって絶縁層40と同じ材料からなる絶縁層を形成する。この絶縁層の上面の高さを、発光部30と平面視で重なる領域内のナノコラム31の上面31a及び光伝搬層32の上面32aとの高さと同一とする。
上述の各工程を経て、図3及び図4に示す積層体38が形成される。この後、スパッタ法や真空蒸着法に基づく成膜及びパターニングを行うことによって、不図示の配線を形成する。また、不図示の電極の形成、駆動回路の実装、及びワイヤーボンディングによって、駆動回路と電極及び導電層60との電気的接続等を行う。以上の工程によって、図2等に示す第1実施形態の発光装置1Bが完成する。
上述した第1実施形態の発光装置の製造方法によれば、ナノコラム31に形成されるエッチング面134の合計面積が従来の発光装置よりも小さく、リーク電流の経路が少ない発光装置1Bを製造することができる。その結果、製造対象の発光装置1Bにおいて、リーク電流量及び非発光再結合を低減し、発光効率が低下して所定の発光量が得られない、発光波長が不安定になる、発光部30-1以外の領域で意図しない発光が生じる等の不具合の発生を防止することができる。
[第2実施形態]
次いで、本発明の第2実施形態について、図10~図13を用いて説明する。
複数の発光部30-1に替えて次に説明する複数の発光部30-2を備えること以外は、第2実施形態のプロジェクター及び発光装置1R,1G,1Bは、第1実施形態のプロジェクター100及び発光装置1R,1G,1Bと同様の構成を備える。
第2実施形態以降の各実施形態において、第1実施形態等の前述の実施形態と共通する構成には、前述の実施形態の当該構成と同じ符号を付し、その説明を省略する。
(発光装置)
図10は、第2実施形態の発光装置1Bの発光部30-2を含むの一部の平面図である。図11は、図10に示すII-II線で矢視したときの発光装置1Bの一部の断面図である。図10に示すように、第2実施形態の発光装置1Bは、第1実施形態の発光装置1Bと同様に、Z方向に沿って平面視するとマトリクス状に配置された複数の発光部30-2を有する。
第1領域201には、複数のナノコラム31のうち、第1部分の複数のナノコラム131が所定の空間占有率或いは充填率で配置されている。第2領域202のうち、Z方向に沿った平面視において発光部30と重なる領域には、複数のナノコラム31のうち、第2部分の複数のナノコラム136が配置されている。第2領域202のうち、平面視において発光部30とは重ならない領域には、複数のナノコラム31のうち、後述する第2実施形態の発光装置1Bの製造方法の実施時に一旦、後述する複数のナノコラム137が配置されるが、発光装置1Bの完成時には削除されている。以下では、複数のナノコラム136と複数のナノコラム137とをまとめて、複数のナノコラム138という場合がある。
Z方向に沿った平面視において、複数のナノコラム138は、第1部分のナノコラム131の周囲に設けられている。ナノコラム138の空間占有率は、ナノコラム131の空間占有率(所定の空間占有率)よりも低い。第2実施形態では、製造誤差を無視すると、複数のナノコラム(第2部分空間占有率の柱状部)138の径寸法は、均一である。但し、ナノコラム138の径寸法は、ナノコラム131の径寸法よりも小さい。第2領域の複数のナノコラム138の中心同士の間隔sp2は、均一であり、複数のナノコラム131の中心同士の間隔sp1と同等である。つまり、第2実施形態のナノコラム138の配置密度は、ナノコラム131の配置密度と同等である。以下では、ナノコラム131、136、137に共通する内容を説明する際には、これらのナノコラム131、136、137をまとめて、第1実施形態と同様にナノコラム31と記載する場合がある。
ナノコラム138は、ナノコラム138の径寸法がナノコラム133の径寸法よりも小さいという点以外は、ナノコラム138と同様の構成を備え、具体的には第1半導体層33と、発光層34と、第2半導体層35と、を備える。
図10に示すように、第2実施形態の積層体38は、Z方向に沿った平面視において矩形状の第1領域201と、第1領域201の周囲の第2領域202と、に区画されている。第2領域202には、第2部分のナノコラム136が設けられている。
発光部30-2は、Z方向に沿って平面視すると、円形に形成されている。発光部30-2の中心は、第1領域201の中心と重なっている。発光部30-2の周縁全体は、第1領域201の周縁よりも外側に配置され、第2部分のナノコラム136と重なっている。すなわち、第2部分のナノコラム136は、発光部30-2に含まれている。
第2部分のナノコラム136のうち少なくとも一部のナノコラム136は、Z方向に沿って平面視したときに発光部30-2の周縁と重なっており、後述する発光部30-2の製造工程において、一旦円柱状に形成された後に、発光部30-2の周縁によってエッチングされて残った形状を有する。つまり、第2部分のナノコラム136は、発光部30-2を形成する工程でエッチングされたエッチング面134を有する。エッチング面134を有するナノコラム136は、本来形成されるべきナノコラム31に対して不完全な形状を有し、導電層60と電気的に接続されているため、発光装置1Bにおける不図示のリーク電流の経路になり得る。
発光部30-2の周縁は、Z方向に沿って平面視したときに第2領域202内、且つ第1領域201のなるべく近く、すなわち第1領域201のすぐ外側にあることが好ましい。このように発光部30-2が配置されることによって、後述するように発光装置1Bの発光装置1Bにおけるリーク電流量及び非発光再結合が低減されると共に、1つの発光部30内により多くのエッチング面134を有さないナノコラム31が設けられ、発光装置1Bからの発光量が高まる。
上述した第2実施形態の発光装置1Bでは、Z方向に沿って平面視したときに、発光部30-2の周縁が第2領域202に位置している。第2実施形態では、第1部分の複数のナノコラム131同士の間隔sp1と第2部分の複数のナノコラム132同士の間隔sp2とが互いに同一であるが、ナノコラム136の径寸法がナノコラム131の径寸法よりも小さいため、第1実施形態で説明した内容と同様に、第2部分のナノコラム136の空間占有率が第1部分のナノコラム131の空間占有率よりも低い。そのため、図10及び図11に示すように、第2実施形態の発光装置1Bでは、従来の発光装置に比べて、平面視において発光部30の周縁と重なるナノコラム31の総数を減らすことができ、ナノコラム31に形成されるエッチング面134の合計面積を減らし、リーク電流の経路を減少させ、リーク電流量及び非発光再結合を低減することができる。その結果、発光装置1Bにおいて、発光効率が低下して所定の発光量が得られない、発光波長が不安定になる、発光部30-2以外の領域で意図しない発光が生じる等の不具合の発生を防止することができる。
(発光装置の製造方法)
次に、第2実施形態の発光装置1Bの製造方法を説明する。図12及び図13は、第2実施形態の発光装置1Bの製造方法を説明するための図であり、図10に示すII-II線で矢視した場合に対応する断面図である。
図12に示すように、基板10の上面10aに、第1実施形態で説明した方法と同様の方法によって、反射層11、半導体層12を順次形成する。続いて、半導体層12の上面12aに、例えば、フォトリソグラフィー及びエッチングによるパターニング法、CVD(Chemical Vapor Deposition)法、或いはスパッタ法等による成膜によってマスク層(選択成長層)37を形成する。
マスク層37を形成する際に、パターニング法を用いる場合には、半導体層12の上面12a全体に、マスク層37と同じ材料で構成されたマスク層(図示略)を形成する。続いて、不図示のフォトマスクを用いて、フォトマスクに形成されているパターンを前述のマスク層に転写する。前述のフォトマスクは、図10及び図11に示す積層体38と対応するように、平面視で第1領域201と第2領域202とに区画されている。フォトマスクの第1領域201には、図10に示すように間隔sp1をあけて配置された複数のナノコラム131の平面視円形状及び相対間隔に対応するパターンが光の透過量の違いによって形成されている。フォトマスクの第2領域202には、図10に示すように第1領域201において間隔sp1と同等の間隔sp2で配置され、且つナノコラム131よりも小さい径寸法で形成された複数のナノコラム138の平面視形状及び相対間隔に対応するパターンが光の透過量の違いによって形成されている。このフォトマスクを用いて上述のようにパターニング法を実施することによって、図12に示すように複数の開口121と複数の開口123とを有するマスク層37を形成することができる。
パターニング法を用いずに、上述したMOCVD法等を用いて半導体層12の上面12aにマスク層37を直接形成してもよい。何れの方法を用いた場合でも、マスク層37を形成する工程において、開口121を所定の空間占有率で配置する第1領域201と開口123を第1領域201よりも低い空間占有率で配置する第2領域202とを形成する。第2実施形態のマスク層37を形成する工程では、第2領域202における複数の開口123の径寸法、すなわちXY平面内での大きさを第1領域201における複数の開口121の径寸法よりも大きくすることによって、第2領域202における複数の開口122の空間占有率を第1領域201における複数の開口121の空間占有率よりも低くする。
次に、図13に示すように、マスク層37をマスクとして、例えばMOCVD法、MBE法等によって、半導体層12において複数の開口121及び複数の開口123に露出している上面12aに第1半導体層33、発光層34及び第2半導体層35を順次エピタキシャル成長させる。この工程によって、複数の開口121、123にナノコラム131、138を形成し、第1領域201の複数のナノコラム131と第2領域202の複数のナノコラム138とを略同時に結晶成長させ、複数のナノコラム31を略同時に形成する。
次に、例えばALD(Atomic Layer Deposition)法等によってZ方向に沿った平面視におけるナノコラム31の周囲に光伝搬層32を形成する。その後、化学研磨等によってナノコラム31の上面31aと光伝搬層32の上面32aとを面一にする。上面31a、32aの全体を覆うように、導電層60と同じ材料からなる導電層62を形成する。
次に、第1実施形態と同様に、例えばフォトリソグラフィー及びエッチングによるパターニング法によって、Z方向に沿って平面視したときに発光部30-2の形成位置及び大きさと対応する位置及び大きさで、複数のナノコラム131、136の上面31a及びこれらのナノコラム131、136の間の光伝搬層32の上面32aにレジスト膜(マスク層)102を形成する。レジスト膜102は、複数のナノコラム31のうち、第1部分の複数のナノコラム(複数の柱状部の少なくとも一部の柱状部)131と第2部分の複数のナノコラム(複数の柱状部の少なくとも一部の柱状部)138の少なくとも一部とを覆っている。レジスト膜102をマスクとして、Z方向に沿って平面視したときにレジスト膜102とは重ならない領域の導電層62、ナノコラム31すなわち複数のナノコラム137、光伝搬層32及びマスク層37を除去し、平面視においてレジスト膜102とは重ならない領域の半導体層12の上面12aを露出させる。その後、残ったレジスト膜102を除去する。
次に、図示していないが、露出した半導体層12の上面12aに、第1実施形態と同様の例えばALD法等によって絶縁層40と同じ材料からなる絶縁層を形成する。この絶縁層の上面の高さを、発光部30と平面視で重なる領域内のナノコラム31の上面31a及び光伝搬層32の上面32aとの高さと同一とする。
上述の各工程を経て、図10及び図11に示す積層体38が形成される。この後、不図示の配線の形成、電極の形成、駆動回路の実装、及びワイヤーボンディング等によって、駆動回路と電極及び導電層60との電気的接続等を行う。以上の工程によって、第2実施形態の発光装置1Bが完成する。
上述した第2実施形態の発光装置の製造方法によれば、第1実施形態の発光装置の製造方法と同様に、ナノコラム31に形成されるエッチング面134の合計面積が従来の発光装置よりも小さく、リーク電流の経路が少ない発光装置1Bを製造することができる。その結果、製造対象の発光装置1Bにおいて、リーク電流量及び非発光再結合を低減し、発光効率が低下して所定の発光量が得られない、発光波長が不安定になる、発光部30-2以外の領域で意図しない発光が生じる等の不具合の発生を防止することができる。
[第3実施形態]
次いで、本発明の第3実施形態について、図14~図17を用いて説明する。
半導体層150をさらに備えること以外は、第3実施形態のプロジェクター及び発光装置1R,1G,1Bは、第1実施形態のプロジェクター100及び発光装置1R,1G,1Bと同様の構成を備える。
(発光装置)
図14は、第3実施形態の発光装置1Bの発光部30-1を含む一部の平面図である。図15は、図14に示すII-II線で矢視したときの発光装置1Bの一部の断面図である。図15に示すように、第3実施形態の発光装置1Bは、基板10と、反射層11と、半導体層12と、発光部30-1を有する積層体38と、半導体層(電極層)150と、導電層60と、不図示の電極及び配線と、を備える。
図15に示すように、半導体層150は、Z方向で複数のナノコラム131、132及び光伝搬層32と導電層60との間に設けられ、複数のナノコラム131、132及び導電層60と電気的に接続されている。半導体層150は、Z方向に沿って平面視したときに、導電層60と重なっており、導電層60と同じ形状及び大きさを有し、導電層60と同じ位置に形成されている。つまり、第3実施形態の発光装置1Bは、半導体層150をさらに備える点以外、第1実施形態の発光装置1Bと同じ構成を備える。
半導体層150は、少なくとも複数のナノコラム132同士をZ方向における基板10とは反対側で接続し、各々のナノコラム131、132の発光層34に電流を供給するための電極として機能する。半導体層150は、p型の半導体材料によって形成される層であり、例えばMgがドープされたp型のGaN層で構成されている。
上述した第3実施形態の発光装置1Bでは、第1実施形態で説明したように、従来の発光装置に比べて、平面視において発光部30-1の周縁と重なるナノコラム31の総数を減らすことによって、ナノコラム31に形成されるエッチング面134の合計面積を減らし、リーク電流の経路を減少させ、リーク電流量及び非発光再結合を低減することができる。その結果、発光装置1Bにおいて、発光効率が低下して所定の発光量が得られない等の第1実施形態で説明した不具合の発生を防止することができる。また、第3実施形態の発光装置1Bでは、Z方向に沿った平面視において導電層60が発光部30-1からずれて形成された場合であっても、第1部分の複数のナノコラム131と第2部分の複数のナノコラム132とが電気的に安定して接続される。したがって、第3実施形態の発光装置1Bを良好に動作させることができる。
(発光装置の製造方法)
次に、第3実施形態の発光装置1Bの製造方法を説明する。図16及び図17は、第3実施形態の発光装置1Bの製造方法を説明するための図であり、図14に示すII-II線で矢視した場合に対応する断面図である。
図5から図9に示す各工程と、その後に半導体層12の露出した上面12aに光伝搬層32を形成し、複数のナノコラム31の上面31aと光伝搬層32の上面32aとを略面一にする工程までは、第1実施形態の発光装置1Bの製造方法と同様に行う。すなわち、基板10の上面10aに反射層11、半導体層12を順次形成する工程から、複数のナノコラム31の上面31aと光伝搬層32の上面32aとを略面一にする工程までの各工程を行う。
次に、図16に示すように、複数のナノコラム31の上面31aと光伝搬層32の上面32aとを覆うように、半導体層150と同じ材料からなる半導体層152、導電層62、レジスト膜104を順次形成する。
次に、図17に示すように、例えばフォトリソグラフィー及びエッチングによるパターニング法によって、レジスト膜104の一部を除去し、レジスト膜(マスク層)102を形成する。レジスト膜102は、完成後の発光装置1Bの発光部30-1、半導体層150及び導電層60と同じ位置に形成され、且つ発光部30-1、半導体層150及び導電層60と同じ平面視形状及び大きさを有する。続いて、レジスト膜102をマスクとして、Z方向に沿って平面視したときにレジスト膜102とは重ならない領域の導電層62、半導体層152、ナノコラム31、光伝搬層32及びマスク層37を除去し、平面視においてレジスト膜102とは重ならない領域の半導体層12の上面12aを露出させる。その後、残ったレジスト膜102を除去する。
次に、図示していないが、露出した半導体層12の上面12aに、例えばALD法等によって絶縁層40と同じ材料からなる絶縁層を形成する。この絶縁層の上面の高さを、発光部30と平面視で重なる領域内のナノコラム31の上面31a及び光伝搬層32の上面32aとの高さと同一とする。
上述の各工程を経て、図14及び図15に示す積層体38が形成される。この後、不図示の配線の形成、電極の形成、駆動回路の実装、及びワイヤーボンディング等によって、駆動回路と電極及び導電層60との電気的接続等を行う。以上の工程によって、第3実施形態の発光装置1Bが完成する。
上述した第3実施形態の発光装置の製造方法によれば、第1実施形態の発光装置の製造方法と同様に、ナノコラム31に形成されるエッチング面134の合計面積が従来の発光装置よりも小さく、リーク電流の経路が少ない発光装置1Bを製造することができる。その結果、製造対象の発光装置1Bにおいて、リーク電流量及び非発光再結合を低減し、発光効率が低下して所定の発光量が得られない、発光波長が不安定になる、発光部30-1以外の領域で意図しない発光が生じる等の不具合の発生を防止することができる。また、第3実施形態の発光装置1Bの製造方法では、Z方向に沿った平面視において導電層60が発光部30-1からずれて形成された場合であっても、第1部分の複数のナノコラム131と第2部分の複数のナノコラム132とを電気的に安定して接続し、発光装置1Bを良好に動作させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。また、複数の実施形態の構成要素は適宜組み合わせ可能である。
例えば、上述の実施形態の発光装置の構成を適宜組み合わせてもよい。一例として、第1実施形態又は第3実施形態の発光装置1Bの発光部30-1において、第2部分のナノコラム132の径寸法を第1部分のナノコラム131の径寸法よりも小さくしてもよい。また、第2実施形態の発光装置1Bの発光部30-2において、Z方向で複数のナノコラム31の上面31a及び光伝搬層32の上面32aと導電層60との間に半導体層150を設けてもよい。
例えば、上述の各実施形態の発光装置1Bでは、複数のナノコラム31がXY平面においてX方向及びY方向の各々の方向で複数の列を構成するように配置され、各列で複数のナノコラム31の中心が揃い、互いに重なっている。しかしながら、複数のナノコラム31は、XY平面において所謂互い違いに配置されてもよい。この場合、X方向及びY方向において、ある列の複数のナノコラム31に隣り合う列の複数のナノコラムは、Z方向に沿った平面視において、ある列の複数のナノコラム31の中間位置に設けられる。
上述の各実施形態のプロジェクターは、図1に示すように赤色光LRを射出する発光装置1Rと、緑色光LGを射出する発光装置1Gと、青色光LBを射出する発光装置1Bとを個別に備える。しかしながら、本発明のプロジェクターは、単一基板上に、赤色光LRを射出する発光部、緑色光LGを射出する発光部及び青色光LBを射出する発光部が絶縁層等を介してマトリックス状に配置された不図示の自発光RGBイメージャーを備えてもよい。例えば、第1実施形態の発光装置1Bの複数の発光部30は、全て青色光LBを射出する。しかしながら、複数の発光部30が赤色光LR、緑色光LG及び青色光LBの何れか且つ互いに異なる色光を射出するように、各々の発光部30に含まれる発光層34の発光波長が設定されてもよい。このような自発光RGBイメージャーを図1の構成の発光装置1Gの位置に配置し、自発光RGBイメージャーから射出された赤色光LR、緑色光LG及び青色光LBを投写光学装置4に直接照射することができる。この場合、発光装置1B,1G,1B及びクロスダイクロイックプリズム3は不要である。
上述の実施形態では、本発明による発光装置をプロジェクターに搭載した例を示したが、これに限られない。本発明による発光装置及び発光装置の製造方法は、照明器具やヘッドマウントディスプレイ等にも適用することができる。また、微小な発光素子をアレイ状に配置して画像表示させるLEDディスプレイにも適用することができる。
本発明の態様の発光装置の製造方法は、以下の構成を有していてもよい。
本発明の一つの態様の発光装置の製造方法は、基板上に複数の開口を有する選択成長層を形成する工程と、複数の開口に発光層を有する柱状部を結晶成長させる工程と、複数の柱状部の少なくとも一部の柱状部を覆うマスク層を形成する工程と、マスク層に覆われていない領域をエッチングする工程と、を備え、選択成長層を形成する工程において、開口を所定の空間占有率で配置する第1領域と開口を第1領域よりも低い空間占有率で配置する第2領域とを形成し、マスク層を形成する工程において、マスク層を第1領域と第2領域の一部とを覆うように配置する。
本発明の一つの態様の発光装置の製造方法では、選択成長層を形成する工程において、第2領域における開口の配置密度を第1領域における開口の配置密度よりも低くしてもよい。
本発明の一つの態様の発光装置の製造方法では、選択成長層を形成する工程において、第2領域内の開口の径寸法を第1領域内の開口の径寸法よりも小さくしてもよい。
本発明の一つの態様の発光装置の製造方法では、柱状部を結晶成長させる工程後且つマスク層を形成する工程との間に、一部の柱状部を覆うと共に一部の柱状部に電流を供給する電極層を形成する工程を備え、電極層を形成する工程において、電極層を第1領域と第2領域の一部とを覆うように配置し、マスク層を形成する工程において、マスク層を電極層上に形成し且つ電極層と重なるように配置してもよい。
本発明の態様の発光装置は、以下の構成を有していてもよい。
本発明の一つの態様の発光装置は、基板と、基板上に形成され、発光層を有する複数の柱状部を有する積層体と、を備え、積層体は、複数の柱状部のうち第1部分の柱状部が所定の空間占有率で配置された第1領域と複数の柱状部のうち第1部分の柱状部とは異なる第2部分の柱状部が所定の空間占有率よりも低い空間占有率で配置された第2領域とを有し、第2部分の柱状部のうち少なくとも一部の柱状部はエッチング面を有する。
本発明の一つの態様の発光装置において、第2部分の柱状部の配置密度は第1部分の柱状部の配置密度よりも低い構成としてもよい。
本発明の一つの態様の発光装置において、第2部分の柱状部の径寸法は第1部分の柱状部の径寸法よりも小さい構成としてもよい。
本発明の一つの態様の発光装置において、積層体は、複数の柱状部を覆い、複数の柱状部に電流を供給する電極層を備える構成としてもよい。
本発明の一つの態様のプロジェクターは、以下の構成を有していてもよい。
本発明の一つの態様のプロジェクターは、本発明の上記態様の光源装置と、光源装置からの光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、光変調装置により変調された光を投射する投射光学装置と、を備える。
1R,1G,1B…発光装置、31…ナノコラム、131…第1部分のナノコラム(複数のナノコラム)、100…プロジェクター、132、136…第2部分のナノコラム(複数のナノコラム)、201…第1領域、202…第2領域

Claims (11)

  1. 基板上に複数の開口を有する選択成長層を形成する工程と、
    前記複数の開口に発光層を有する柱状部を結晶成長させる工程と、
    前記複数の柱状部の少なくとも一部の柱状部を覆うマスク層を形成する工程と、
    前記マスク層に覆われていない領域をエッチングする工程と、
    を備え、
    前記選択成長層を形成する工程において、
    前記開口を所定の空間占有率で配置する第1領域と前記開口を前記第1領域よりも低い空間占有率で配置する第2領域とを形成し、
    前記マスク層を形成する工程において、
    前記マスク層を前記第1領域と前記第2領域の一部とを覆うように配置する、
    発光装置の製造方法。
  2. 前記選択成長層を形成する工程において、
    前記第2領域における前記開口の配置密度を前記第1領域における前記開口の配置密度よりも低くする、
    請求項1に記載の発光装置の製造方法。
  3. 前記選択成長層を形成する工程において、
    前記第2領域内の前記開口の径寸法を前記第1領域内の前記開口の径寸法よりも小さくする、
    請求項1又は請求項2に記載の発光装置の製造方法。
  4. 前記柱状部を結晶成長させる工程後且つ前記マスク層を形成する工程との間に、
    前記一部の前記柱状部を覆うと共に前記一部の前記柱状部に電流を供給する電極層を形成する工程を備え、
    前記電極層を形成する工程において、
    前記電極層を前記第1領域と前記第2領域の一部とを覆うように配置し、
    前記マスク層を形成する工程において、
    前記マスク層を前記電極層上に形成する、
    請求項1から請求項3の何れか一項に記載の発光装置の製造方法。
  5. 前記選択成長層を形成する工程において、
    前記第2領域が前記第1領域を囲うように、前記選択成長層を形成する、
    請求項1から請求項4の何れか一項に記載の発光装置の製造方法。
  6. 基板と、
    前記基板上に形成され、発光層を有する複数の柱状部を有する積層体と、
    を備え、
    前記積層体は、前記複数の柱状部のうち第1部分の柱状部が所定の空間占有率で配置された第1領域と前記複数の柱状部のうち前記第1部分の柱状部とは異なる第2部分の柱状部が前記所定の空間占有率よりも低い空間占有率で配置された第2領域とを有し、
    前記第2部分の柱状部のうち少なくとも一部の柱状部はエッチング面を有する、
    発光装置。
  7. 前記第2部分の柱状部の配置密度は前記第1部分の柱状部の配置密度よりも低い、
    請求項6に記載の発光装置。
  8. 前記第2部分の柱状部の径寸法は前記第1部分の柱状部の径寸法よりも小さい、
    請求項6又は請求項7に記載の発光装置。
  9. 前記積層体は、前記複数の柱状部を覆い、前記複数の柱状部に電流を供給する電極層を備える、
    請求項6から請求項8の何れか一項に記載の発光装置。
  10. 平面視において、前記第1領域は、前記第2領域を囲っている、
    請求項6から請求項9の何れか一項に記載の発光装置。
  11. 請求項6から請求項10までの何れか一項に記載の発光装置と、
    前記発光装置からの光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、
    前記光変調装置により変調された光を投射する投射光学装置と、
    を備える、
    プロジェクター。
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