JP2022153198A - マルチアンテナ、無線通信デバイス、およびトラッキングシステム - Google Patents

マルチアンテナ、無線通信デバイス、およびトラッキングシステム Download PDF

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洸 知識
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Yasuhiro Maeda
隆行 白崎
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Abstract

【課題】マルチバンドに対応するアンテナ、無線通信デバイスおよびトラッキングシステムを提供する。【解決手段】マルチアンテナ1は、第1方向Yに伸びる柱状体と、柱状体の側面に沿って第1方向Yにおける端部の上に位置する第1アンテナ10aと、柱状体の側面に沿って第1アンテナ10aの上に位置して第1方向Yに並ぶ第2アンテナ10bと、を含む。第1アンテナ10aは、第1動作周波数帯となる電磁波に対して人工磁気壁特性を示すモードとなり、電磁波を放射する。第2アンテナ10bは、第1動作周波数帯とは異なる第2動作周波数帯となる電磁波に対して人工磁気壁特性を示すモードとなり、電磁波を放射する。【選択図】図7

Description

本開示は、マルチアンテナ、無線通信デバイス、およびトラッキングシステムに関する。
アンテナとして、例えば、ダイポールアンテナが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のダイポールアンテナは、磁性体の内部に平行に配置された放射素子と反射素子とを有している。放射素子と反射素子とは、両端を折り曲げたダイポールエレメントからなる折返しダイポール構造となっている。
特開2012-105189号公報
2つの異なる周波数帯のアンテナを利用する場合、2つのアンテナを近接して配置すると、アンテナな同士が干渉することがある。また、2つの異なる周波数帯のアンテナには、それぞれ、求められるアンテナ特性が異なることがある。
本開示は、マルチバンドに対応したマルチアンテナ、無線通信デバイス、およびトラッキングシステムを提供することを目的とする。
本開示に係るマルチアンテナは、第1方向に伸びる柱状体と、前記柱状体の側面に沿って前記第1方向における端部の上に位置する第1アンテナと、前記柱状体の側面に沿って前記第1アンテナの上に位置して前記第1方向に並ぶ第2アンテナと、を含み、前記第1アンテナは、第1動作周波数帯となる電磁波に対して人工磁気壁特性を示すモードとなり、電磁波を放射するように構成され、前記第2アンテナは、前記第1動作周波数帯とは異なる第2動作周波数帯となる電磁波に対して前記人工磁気壁特性を示すモードとなり、電磁波を放射するように構成される。
本開示に係る無線通信デバイスは、本開示に係るマルチアンテナと、前記マルチアンテナから送信する送信信号を生成するように構成されているコントローラと、を含む。
本開示に係るトラッキングシステムは、本開示に係る複数の無線通信デバイスと、複数の前記無線通信デバイスの位置情報を管理する管理装置と、を含む。
本開示によれば、マルチバンドに対応することができる。
図1は、実施形態に係るマルチアンテナの概略を示す図である。 図2は、本開示の一実施形態に係るアンテナの斜視図である。 図3は、図2に示すアンテナの一部を分解した斜視図である。 図4は、図2に示すアンテナのA-A線に沿った断面図である。 図5は、第1周波数帯の電磁波が放射される際の電流及び電界を模式的に示す平面図である。 図6は、図5に示す状態の断面図である。 図7は、実施形態に係るマルチアンテナの構成例を示す図である。 図8は、実施形態に係るマルチアンテナの結合放射効率の変化を示すグラフである。 図9Aは、第1アンテナを柱状体の底側に位置させた場合の、マルチアンテナの放射パターンを示す図である。 図9Bは、第1アンテナを柱状体の中心側に位置させた場合の、マルチアンテナの放射パターンを示す図である。 図10は、本実施形態に係る無線通信デバイスの構成例を示すブロック図である。 図11は、本実施形態に係る無線通信デバイスの構成例を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
[実施形態]
図1を用いて、実施形態に係るマルチアンテナの概略について説明する。図1は、実施形態に係るマルチアンテナの概略を示す図である。
図1に示すように、マルチアンテナ1aは、第1アンテナ10aと、第2アンテナ10bとを含む。第1アンテナ10aと、第2アンテナ10bとを、アンテナ10と総称することもある。
図2は、本開示の一実施形態に係るアンテナ10の斜視図である。図3は、図2に示すアンテナ10の一部を分解した斜視図である。図4は、図2に示すアンテナ10のA-A線に沿った断面図である。
図2及び図3に示すように、アンテナ10は、基体20と、第1接続導体群30と、第2接続導体群34と、第1導体40と、第2導体50と、給電線60とを含む。第1接続導体群30、第2接続導体群34、第1導体40、第2導体50及び給電線60は、同じ導電性材料を含んでよいし、異なる導電性材料を含んでよい。
アンテナ10は、外部から第1導体40が位置する面へ入射する所定周波数の電磁波に対して、人工磁気壁特性(Artificial Magnetic Conductor Character)を示し得る。
本開示において「人工磁気壁特性」は、1つの共振周波数における入射波と反射波との位相差が0度となる面の特性を意味する。アンテナ10は、少なくとも1つの共振周波数のうちの少なくとも1つの近傍を動作周波数とし得る。人工磁気壁特性を有する面では、動作周波数帯において、入射波と反射波の位相差が-90度から+90度までの範囲より小さくなる。
基体20は、第1導体40を支持するように構成されている。基体20の外観形状は、第1導体40の形状に応じた、略直方体状であってよい。基体20は、誘電体材料を含み得る。基体20の比誘電率は、アンテナ10の所望の共振周波数に応じて適宜調整されてよい。
図4に示すように、基体20は、上部21と、側壁部22と、2個の柱部23とを有する。ただし、基体20は、アンテナ10の大きさ等に応じて、1個又は3個以上の柱部23を有してよい。基体20は、アンテナ10の大きさ等に応じて、柱部23を有さなくてよい。
上部21は、XY平面に沿って広がる。上部21は、第1導体40の形状に応じた、略長方形状であってよい。ただし、上部21は、第1導体40の形状に応じた形状であれば、任意の形状であってよい。上部21は、XY平面に略平行な2つの面を含む。上部21に含まれる当該2つの面のうち、一方は、基体20の外側を向く。他方は、基体20の内側を向く。
側壁部22は、略長方形状の上部21の外周部を囲む。側壁部22は、上部21の外周部に接続されている。側壁部22は、Z方向に沿って、上部21の外周部から第2導体50に向けて延在する。上部21と側壁部22とによって囲まれる領域は、空洞である。ただし、上部21と側壁部22とによって囲まれる領域の少なくとも一部は、誘電体材料等で充填されていてよい。
柱部23は、上部21と側壁部22とによって囲まれる領域の中に位置する。柱部23は、第1導体40と第2導体50との間に位置する。柱部23は、第1導体40と第2導体50との間の間隔を保持するように構成されている。2個の柱部23の各々は、互いに異なる位置で、第1導体40と第2導体50との間の間隔を保持するように構成されていてよい。Z方向から観た柱部23の形状は、クロス状であってよい。
図3に示すように、第1接続導体群30は、複数の第1接続導体31を含む。図3に示す構成では、第1接続導体群30は、2個の第1接続導体31を含む。ただし、第1接続導体群30は、例えば第1導体40の形状等に応じて、任意の数の第1接続導体31を含んでよい。
複数の第1接続導体31は、X方向に並ぶ。第1接続導体群30が3個以上の第1接続導体31を含む場合、複数の第1接続導体31がX方向に並ぶ間隔は、略等間隔であってよい。第1接続導体31は、Z方向に沿ってよい。第1接続導体31は、柱状の導体であってよい。第1接続導体31は、第1接続導体31の一端が第1導体40に電気的に接続され、第1接続導体31の他端が第2導体50に電気的に接続されるように、構成されていてよい。
第2接続導体群34は、Y方向において、第1接続導体群30と並ぶ。第2接続導体群34は、複数の第2接続導体35を含む。図3に示す構成では、第2接続導体群34は、2個の第2接続導体35を含む。ただし、第2接続導体群34は、例えば第1導体40の形状等に応じて、任意の数の第2接続導体35を含んでよい。
複数の第2接続導体35は、X方向に並ぶ。第2接続導体35がX方向に並ぶ間隔は、第1接続導体31がX方向に並ぶ間隔と略等しくてよい。第2接続導体35は、Z方向に沿ってよい。第2接続導体35は、柱状の導体であってよい。第2接続導体35は、第2接続導体35の一端が第1導体40に電気的に接続され、第2接続導体35の他端が第2導体50に電気的に接続されるように、構成されていてよい。
第1導体40は、共振器として機能するように構成されている。第1導体40は、XY平面に沿って広がる。第1導体40は、基体20の上部21に位置する。第1導体40は、上部21に含まれるXY平面に略平行な2つの面のうち、基体20の内側を向く面に位置してよい。第1導体40は、平板状の導体であってよい。第1導体40の形状は、略長方形状であってよい。略長方形状の第1導体40の短辺は、X方向に沿う。略長方形状の第1導体40の長辺は、Y方向に沿う。
第1導体40は、第3導体41-1と、第3導体41-2と、接続部43a,43b,43c,43d,43e,43fとを含む。ただし、第1導体40は、接続部43a,43b,43c,43d,43e,43fを含まなくてよい。以下、第3導体41-1と第3導体41-2とを特に区別しない場合、これらは、まとめて「第3導体41」と記載される。第3導体41及び接続部43a~43fは、同じ導電性材料を含んでよいし、異なる導電性材料を含んでよい。
第3導体41は、略長方形状であってよい。第3導体41は、4つの角部を含む。第3導体41は、X方向に沿う2つの辺と、Y方向に沿う2つの辺とを含む。第3導体41-1は、隙間42-1を有する。第3導体41-2は、隙間42-2を有する。以下、隙間42-1と隙間42-2を特に区別しない場合、これらは、まとめて「隙間42」と記載される。隙間42は、第3導体41のY方向に沿う2つの辺のうちの、一方の辺の中央部分から他方の辺の中央部分に向けて延在する。隙間42は、X方向に沿っている。X方向に沿う隙間42の中央付近の一部に、柱部23のZ軸正方向側の一部が位置してよい。隙間42の幅は、アンテナ10の所望の動作周波数に応じて、適宜調整されてよい。
第3導体41-1と第3導体41-2とは、Y方向に並ぶ。第3導体41-1のY軸正方向側のX方向に沿う一辺と、第3導体41-2のY軸負方向側のX方向に沿う一辺とは、一体化されている。第3導体41-1の4つの角部のうちのY軸正方向側の2つの角部と、第3導体41-2の4つの角部のうちのY軸負方向側の2つの角部とは、一体化されている。
接続部43a,43bは、各々、第3導体41-1のY軸負方向側の2つの角部に位置する。接続部43a,43bは、各々、第1接続導体31に電気的に接続されるように構成されている。接続部43a,43bの形状は、第1接続導体31に応じた、丸みを帯びた形状であってよい。第1導体40が接続部43a,43bを含まない場合、第3導体41-1のY軸負方向側の2つの角部は、第1接続導体31に電気的に直接接続されるように構成されてよい。
接続部43e,43fは、各々、第3導体41-2のY軸正方向側の2つの角部に位置する。接続部43e,43fは、各々、第2接続導体35に電気的に接続されるように構成されている。接続部43e,43fの形状は、第2接続導体35に応じた、丸みを帯びた形状であってよい。第1導体40が接続部43e,43fを含まない場合、第3導体41-2のY軸正方向側の2つの角部は、第2接続導体35に電気的に直接接続されるように構成されていてよい。
第1導体40は、第1接続導体群30と、第2接続導体群34とを容量的に接続するように構成されている。例えば、第3導体41-1は、接続部43a,43bによって第1接続導体31に電気的に接続されている。第3導体41-2は、接続部43e,43fによって第2接続導体35に電気的に接続されるように構成されている。第1接続導体群30と、第2接続導体群34とは、第3導体41-1の隙間42-1及び第3導体41-2の隙間42-2を介して、容量的に接続され得る。
第2導体50は、アンテナ10において基準となる電位を提供するように構成されている。第2導体50は、アンテナ10を備える機器のグラウンドに電気的に接続されるように構成されていてよい。第2導体50は、図4に示すように、基体20のZ軸負方向側に位置する。第2導体50のZ軸負方向側には、アンテナ10を備える機器の多様な部品が位置してよい。アンテナ10は、当該多様な部品が第2導体50のZ軸負方向側に位置しても、上述の人工磁気壁特性を有することにより、動作周波数での放射効率を維持し得る。
第2導体50は、図3に示すように、XY平面に沿って広がる。第2導体50は、平板状の導体であってよい。第2導体50は、Z方向において、第1導体40から離れている。第2導体50は、第1導体40に対向してよい。第2導体50は、第1導体40の形状に応じた、略長方形状であってよい。ただし、第2導体50は、第1導体40の形状に応じた、任意の形状であってよい。略長方形状の第2導体50の短辺は、X方向に沿う。略長方形状の第2導体50の長辺は、Y方向に沿う。第2導体50は、給電線60の構造に応じて、開口部50Aを有してよい。
第2導体50は、第4導体51-1と、第4導体51-2とを含む。以下、第4導体51-1と第4導体51-2とを特に区別しない場合、これらは、まとめて「第4導体51」と記載される。
第4導体51は、略長方形状であってよい。略長方形状の第4導体51は、4つの角部を含む。第4導体51-1は、第3導体41-1に対向する。第4導体51-2は、第3導体41-2に対向する。第4導体51-1のY軸正方向側のX方向に沿う一辺と、第4導体51-2のY軸負方向側のX方向に沿う一辺とは、一体化されている。第4導体51-1の4つの角部のうちのY軸正方向側の2つの角部と、第4導体51-2の4つの角部のうちのY軸負方向側の2つの角部とは、一体化されている。
第2導体50は、第1接続導体群30に電気的に接続されるように構成されている。例えば、第4導体51-1の4つの角部のうち、Y軸負方向側の2つの角部は、各々、第1接続導体31に電気的に接続されるように構成されている。
第2導体50は、第2接続導体群34に電気的に接続されるように構成されている。例えば、第4導体51-2の4つの角部のうち、Y軸正方向側の2つの角部は、各々、第2接続導体35が電気的に接続されるように構成されている。
給電線60の一部は、Z方向に沿っている。給電線60は、柱状の導体であってよい。給電線60の一部は、上部21と側壁部22とによって囲まれる領域の中に位置し得る。
給電線60は、第1導体40に電磁気的に接続されるように構成されている。本開示において「電磁気的な接続」は、電気的な接続又は磁気的な接続であってよい。例えば、給電線60の一端は、第1導体40に電気的に接続されるように構成されていてよい。給電線60の他端は、図3に示す第2導体50の開口部50Aから、外部に延在してよい。給電線60の他端は、外部の機器等に電気的に接続されるように構成されていてよい。
給電線60は、第1導体40に電力を給電するように構成されている。給電線60は、第1導体40からの電力を外部の機器等に給電するように構成されている。
図5は、第1周波数帯の電磁波が放射される際の電流L1及び電界Eを模式的に示す平面図である。図5には、ある瞬間において、Z軸正方向側から観た電界Eの向きを示す。図5において、実線の電流L1は、ある瞬間において、Z軸正方向側から観た第1導体40を流れる電流の向きを示す。破線の電流L1は、ある瞬間において、Z軸正方向側から観た第2導体50を流れる電流の向きを示す。図6は、図5に示す状態の断面図である。
給電線60から第1導体40に電力が適宜給電されることにより、電流L1が励起され得る。アンテナ10は、電流L1によって、第1周波数帯の電磁波を放射するように構成されている。第1周波数帯は、アンテナ10の動作周波数帯の1つである。
電流L1は、ループに沿って流れるループ電流となり得る。ループは、第1接続導体群30と、第2接続導体群34と、第1導体40と、第2導体50とを含み得る。例えば、ループは、第1接続導体31と、第2接続導体群34と、第3導体41-1と、第4導体51-1とを含み得る。
電流L1は、1つの巨視的なループ電流とみなし得る。この巨視的なループ電流は、第1接続導体群30と、第2接続導体群34と、第1導体40と、第2導体50とを含むループに沿って流れるとみなし得る。この巨視的なループ電流によって生じる第1接続導体群30付近の電界の向きと、この巨視的なループ電流によって生じる第2接続導体群34付近の電界の向きとは、逆向きになり得る。例えば、図5に示すように、第1接続導体群30付近の電界の向きがZ軸正方向であるとき、第2接続導体群34付近の電界の向きは、Z軸負方向となり得る。
巨視的なループ電流によって、共振器としての第1導体40から観て、第1接続導体群30と第2接続導体群34とは、一対の電気壁として機能し得る。また、巨視的なループ電流によって、共振器としての第1導体40から観て、X軸正方向側のYZ平面と、X軸負方向側のYZ平面とは、一対の磁気壁として機能し得る。このような一対の電気壁と、一対の磁気壁とによって第1導体40が囲まれることにより、アンテナ10は、外部から第1導体40に入射する第1周波数帯の電磁波に対して、人工磁気壁特性を示す。
図1に戻る。第1アンテナ10aと、第2アンテナ10bとは、同一の構成を有する。第1アンテナ10aと、第2アンテナ10bとは、略長方形に構成されている。第1アンテナ10aと、第2アンテナ10bとは、第1方向に並んでいる。第1アンテナ10aと、第2アンテナ10bとは、第1アンテナ10aの電気壁と、第2アンテナ10bの電気壁とが対向するように並んでいる。図1に示す例では、第1アンテナ10aと、第2アンテナ10bの2つのアンテナ10が並んでいるが、本開示はこれに限定されない。本開示では、3つ以上のアンテナ10が並んでいてもよい。この場合、各アンテナ10は、電気壁が対向するように並んでいればよい。
第1アンテナ10aと、第2アンテナ10bとの間の距離Lは、第1動作周波数帯に応じて、設定されている。第1アンテナ10aと、第2アンテナ10bとの間の距離Lは、第1動作周波数帯のうち、最も低い動作周波数をλとする、λ/4以下となっていることが好ましい。
第1アンテナ10aと、第2アンテナ10bとは、動作周波数帯が異なる。第1アンテナ10aの動作周波数帯は、第1動作周波数帯と呼ばれる。第2アンテナ10bの動作周波数帯は、第2動作周波数帯と呼ばれる。
第1アンテナ10aは、例えば、図示しないGPS(Global Positioning System)衛星からのGPS信号を受信するように構成されている。この場合、第1動作周波数帯は、1590MHz(Mega Hertz)帯であり得る。第1動作周波数帯は、その他の周波数帯であってもよい。
第2アンテナ10bは、例えば、通信規格としてLTE-M(Long Term Evolution for Machine-type-communication)の信号を受信するように構成されている。この場合、第2動作周波数帯は、850MHz帯であり得る。第2動作周波数帯は、その他の周波数帯であってもよい。
第1動作周波数帯および第2動作周波数帯は、それぞれ、例えば数百MHz帯から数十GHz(Giga Hertz)帯であり得る。例えば、第1アンテナ10aおよび第2アンテナ10bは、それぞれ、2G(第2世代移動通信システム)、3G(第3世代移動通信システム)、4G(第4世代移動通信システム)、5G(第5世代移動通信システム)、LTE-FDD(Frequency Division Duplex)、LTE-TDD(Time Division Duplex)、LTE-Advanced、およびLTE-Advanced Pro等に対応するように構成され得る。
第1アンテナ10aと、第2アンテナ10bとの間のアイソレーションは、20dB以上となっている。このため、第2アンテナ10bの放射効率は、第1アンテナ10aが第2アンテナ10bに近接して並んでいる場合と並んでいない場合とで比較しても差はないといえる。すなわち、第1アンテナ10aと、第2アンテナ10bとの間のアイソレーションは、十分に確保されているといえる。
上述のとおり、マルチアンテナ1aにおいては、第1アンテナ10aと、第2アンテナ10bとを、互いの電気壁を対向させて、直線状に近接させて並べる。これにより、第1アンテナ10aと、第2アンテナ10bとは、結合することなく高いアンテナ効率を示し得る。したがって、マルチバンドに対応したマルチアンテナ1aを小型化することができる。
図7は、実施形態に係るマルチアンテナの構成例について説明する。図7は、実施形態に係るマルチアンテナの構成例を示す図である。
図7に示すように、マルチアンテナ1は、第1アンテナ10aと、第2アンテナ10bと、柱状体12とを含む。
柱状体12は、第1方向に伸びるように構成されている。柱状体12は、金属で構成され得る。本実施形態では、金属に特に制限はない。図7に示す例では、柱状体12は、円柱であるが、本開示はこれに限定されない。柱状体12は、角柱であってもよい。図7において、柱状体12のZX平面が、底面または天頂面となり得る。
第1アンテナ10aと、第2アンテナ10bとは、柱状体12の側面上に位置し得る。第1アンテナ10aの動作周波数帯が1590MHz帯であり、第2アンテナ10bの動作周波数帯が850MHz帯である場合、第1アンテナ10aを柱状体12の端側に位置し、第2アンテナ10bを柱状体12の中心側に位置することが好ましい。
図8は、実施形態に係るマルチアンテナの結合放射効率の変化を示すグラフである。図8は、横軸が周波数[GHz]を示し、縦軸が結合放射効率[dB]を示す。
グラフG1は、第2アンテナ10bを柱状体12の側面の中心側に位置させた場合の結合放射効率を示す。グラフG2は、第2アンテナ10bを柱状体12の側面の端側に位置させた場合の放射効率を示す。グラフG1およびグラフG2に示すように、0.85[GHz]を中心として0.75[GHz]から0.95[GHz]における結合放射特性は、グラフG1の方が0.5[dB]から1[dB]程度良好な特性であることを示す。すなわち、第2アンテナ10bを柱状体12の側面の中心近くに位置させることで、高いアンテナ効率を得られ得る。
図7に示すように、柱状体12を立てた状態でマルチアンテナ1を使用する場合、第1アンテナ10aを柱状体12の底側に位置させることが好ましい。言い換えれば、柱状体12を立てた状態でマルチアンテナ1を使用する場合、第1アンテナ10aを地面側に位置させることが好ましい。第1アンテナ10aを地面側の端部の上に配置し、第1アンテナ10aの上に第2アンテナ10bを位置させることで、天頂方向(-Y方向)において高い利得が得られ得る。
図9Aと、図9Bとを用いて、第1アンテナ10aと第2アンテナ10bとの位置の違いによるマルチアンテナ1の天頂方向の放射パターンの違いについて説明する。
図9Aは、第1アンテナ10aを柱状体12の底側に位置させた場合の、マルチアンテナ1の放射パターンを示す図である。図9Bは、第1アンテナ10aを柱状体12の中心側に位置させた場合の、マルチアンテナ1の放射パターンを示す図である。
図9Aおよび図9Bにおいて、それぞれ、-90°の方向の点P1および点P2の位置の利得がマルチアンテナ1の天頂方向の利得を示す。図9Aに示すように、第1アンテナ10aを柱状体12の底側に位置させた場合の天頂方向の利得は、2.2[dBi]程度である。図9Bに示すように、第1アンテナ10aを柱状体12の中心側に位置させた場合の天頂方向の利得は、0.8[dBi]程度である。すなわち、第1アンテナ10aを柱状体12の底側に位置させることで、マルチアンテナ1の天頂方向において、高い利得を得られ得る。すなわち、柱状体12の側面に第1アンテナ10aと、第2アンテナ10bとを並べる場合には、GPSアンテナを柱状体12の底側に位置させるとよい。
図7に示す例では、柱状体12の側面には、第1アンテナ10aと、第2アンテナ10bとの2つのアンテナ10が並んでいるが、本開示はこれに限定されない。柱状体12の側面には、3つ以上のアンテナ10が並んでいてもよい。この場合、各アンテナ10は、電気壁が対向するよう柱状体12の側面に並んでいればよい。柱状体12の側面に、3つ以上のアンテナ10が並び、かつGPSアンテナが含まれている場合には、GPSアンテナを端部に最も近い場所に位置させればよい。この場合、GPSアンテナの上には、動作周波数帯の低い順に並べるとよい。
[無線通信デバイス]
図10を用いて、本実施形態に係る無線通信デバイスについて説明する。図10は、本実施形態に係る無線通信デバイスの構成例を示すブロック図である。
図10に示すように、無線通信デバイス100、マルチアンテナ1と、メモリ2と、コントローラ3と、センサ4と、バッテリ5と、を備える。
メモリ2は、例えば、半導体メモリなどを含み得る。メモリ2は、コントローラ3のワークメモリとして機能するように構成され得る。メモリ2は、コントローラ3に含まれ得る。メモリ2は、無線通信デバイス100の各機能を実現する処理内容を記述したプログラム、および無線通信デバイス100に用いられる情報などを記憶する。
コントローラ3は、例えば、プロセッサを含み得る。コントローラ3は、1以上のプロセッサを含んでよい。プロセッサは、特定のプログラムを読み込ませて特定の機能を実行する汎用のプロセッサ、および、特定の処理に特化した専用のプロセッサを含んでよい。専用のプロセッサは、特定用途向けICを含んでよい。特定用途向けICは、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)ともいう。プロセッサは、プログラマブルロジックデバイスを含んでよい。プログラマブルロジックデバイスは、PLD(Programmable Logic Device)ともいう。PLDは、FPGA(Field-Programmable Gate Array)を含んでよい。コントローラ3は、1つ又は複数のプロセッサが協働するSoC(System-on-a-Chip)、およびSiP(System in a Package)の何れかであってよい。コントローラ3は、メモリ2に、各種情報又は無線通信デバイス100の各構成部を動作させるためのプログラムなどを格納してよい。
コントローラ3は、無線通信デバイス100から送信する送信信号を生成するように構成され得る。コントローラ3は、例えば、センサ4から測定データを取得するように構成されていてよい。コントローラ3は、測定データに応じた送信信号を生成するように構成されていてよい。コントローラ3は、マルチアンテナ1にベースバンド信号を送信するように構成されていてよい。
センサ4は、各種のセンサを含む。センサ4は、例えば、速度センサ、振動センサ、加速度センサ、ジャイロセンサ、回転角センサ、角速度センサ、地磁気センサ、マグネットセンサ、温度センサ、湿度センサ、気圧センサ、光センサ、照度センサ、UVセンサ、ガスセンサ、ガス濃度センサ、雰囲気センサ、レベルセンサ、匂いセンサ、圧力センサ、空気圧センサ、接点センサ、風力センサ、赤外線センサ、人感センサ、変位量センサ、画像センサ、重量センサ、煙センサ、漏液センサ、バイタルセンサ、バッテリ残量センサ、および超音波センサなどを含んでよい。
バッテリ5は、無線通信デバイス100に電力を供給するように構成され得る。バッテリ5は、メモリ2、コントローラ3、およびセンサ4、の少なくとも1つに電力を供給するように構成され得る。バッテリ5は、1次バッテリおよび2次バッテリの少なくとも一方を含み得る。バッテリ5のマイナス電極は、図示しない回路基板のグラウンド端子に電気的に接続されるように構成され得る。
[トラッキングシステム]
図11を用いて、実施形態に係るトラッキングシステムの構成例について説明する。図11は、実施形態に係るトラッキングシステムの構成例を示す図である。
図11に示すように、トラッキングシステム300は、無線通信デバイス100と、無線通信デバイス100と、・・・、無線通信デバイス100(nは任意の整数)と、管理装置200と、を含む。無線通信デバイス100から無線通信デバイス100と、管理装置200とは、ネットワークNを介して、通信可能に接続されている。
無線通信デバイス100から無線通信デバイス100は、それぞれ、自身の現在位置を示す位置情報を検出するように構成されている。無線通信デバイス100から無線通信デバイス100は、それぞれ、検出した位置情報をネットワークNを介して管理装置200に送信するように構成されている。
管理装置200は、ネットワークNを介して、無線通信デバイス100から無線通信デバイス100のそれぞれから位置情報を受信するように構成されている。すなわち、管理装置200は、無線通信デバイス100から無線通信デバイス100のそれぞれの位置情報を管理するように構成されている。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により本発明が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
1,1a マルチアンテナ
2 メモリ
3 コントローラ
4 センサ
5 バッテリ
10 アンテナ
10a 第1アンテナ
10b 第2アンテナ
12 柱状体
20 基体
21 上部
22 側壁部
23 柱部
30 第1接続導体群
31 第1接続導体
34 第2接続導体群
35 第2接続導体
40 第1導体
41 第3導体
50 第2導体
51 第4導体
60 給電線
100 無線通信デバイス
200 管理装置
300 トラッキングシステム

Claims (7)

  1. 第1方向に伸びる柱状体と、
    前記柱状体の側面に沿って前記第1方向における端部の上に位置する第1アンテナと、
    前記柱状体の側面に沿って前記第1アンテナの上に位置して前記第1方向に並ぶ第2アンテナと、を含み、
    前記第1アンテナは、第1動作周波数帯となる電磁波に対して人工磁気壁特性を示すモードとなり、電磁波を放射するように構成され、
    前記第2アンテナは、前記第1動作周波数帯とは異なる第2動作周波数帯となる電磁波に対して前記人工磁気壁特性を示すモードとなり、電磁波を放射するように構成される、
    マルチアンテナ。
  2. 請求項1に記載のマルチアンテナであって、
    前記第1アンテナは、第1周波数帯の電磁波を放射するように構成され、
    前記第2アンテナは、前記第1周波数帯と異なる第2周波数帯の電磁波を放射するように構成される、マルチアンテナ。
  3. 請求項1または2に記載のマルチアンテナであって、
    前記第1アンテナは、GPSアンテナである、マルチアンテナ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のマルチアンテナであって、
    前記第1動作周波数帯は、前記第2動作周波数帯よりも高い、マルチアンテナ。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のマルチアンテナであって、
    前記第1アンテナは、前記第2アンテナとの距離が前記第1動作周波数帯のうち最も低い周波数の波長の1/4以下である、マルチアンテナ。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載のマルチアンテナと、
    前記マルチアンテナから送信する送信信号を生成するように構成されているコントローラと、
    を含む、無線通信デバイス。
  7. 請求項6に記載の複数の無線通信デバイスと、
    複数の前記無線通信デバイスの位置情報を管理する管理装置と、
    を含む、トラッキングシステム。
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