JP2022149623A - Glove and glove attaching/detaching tool - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、手袋および手袋着脱器具に関し、より詳細には、固定手段を備えた手袋およびその固定手段が固定される被固定手段を備える手袋着脱器具に関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a glove and a glove donning device, and more particularly to a glove having a fixing means and a glove donning device having a fixed means to which the fixing means is fixed.
手袋の手の甲側の外表面に固定手段を備えた手袋が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この手袋は固定手段を固定することで、手袋を片手で脱ぐことが可能となっている。 A glove having fixing means on the outer surface of the glove on the side of the back of the hand has been proposed (see, for example, Patent Document 1). This glove can be taken off with one hand by fixing the fixing means.
特許文献1に記載の手袋は手袋本体の指部分にも固定手段を備えることで、手袋本体の指部分から指が抜けやすくなっている。しかし、特許文献1に記載の手袋のように手袋本体の指部分に固定手段を備えることで、固定手段が意図しないものに吸着して作業性が悪化したり、固定手段が取り付けられることで指先の周りの取り回しが悪くなったりする。それ故、手袋の着脱性のみを考慮して、指先という最も物に触れる箇所に固定手段を設けることは、手袋を装着した作業を阻害するという別の問題が生じていた。 The glove described in Patent Literature 1 is provided with fixing means also for the finger portions of the glove body, so that fingers can be easily removed from the finger portions of the glove body. However, by providing the fixing means on the finger portion of the glove body as in the glove described in Patent Document 1, the fixing means may stick to an unintended object, which may deteriorate the workability, or the attachment of the fixing means may cause the fingertips to move. The handling around becomes worse. Therefore, providing the fixing means at the fingertips, which are the most contacting parts of the glove, in consideration of the glove's ease of putting on and taking off the glove, has caused another problem that it interferes with the operation while wearing the glove.
本開示の目的は、手袋を装着した作業を阻害せずに、手袋を素早く片手で容易に着脱可能な手袋および手袋着脱器具を提供することである。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present disclosure is to provide a glove and a glove donning tool that allow the glove to be quickly and easily put on and taken off with one hand without interfering with work wearing the glove.
上記の目的を達成する本発明の一態様の手袋は、手を覆う手袋本体の甲部分または甲の側の袖部分のうちの少なくとも一方の外表面に取り付けられて、取り付けられた部分を固定する固定手段を備えた手袋において、前記手袋本体の前記固定手段が存在しない部位に配置された骨部材を備え、この骨部材は前記存在しない部位の形状保持力よりも強い形状保持力を有するとともに手の関節の屈曲に合わせて屈曲可能な構成であることを特徴とする。 The glove of one aspect of the present invention that achieves the above object is attached to the outer surface of at least one of the back portion of the glove body covering the hand and the sleeve portion on the back side to fix the attached portion. A glove provided with a fixing means is provided with a bone member arranged in a portion of the glove body where the fixing means does not exist, and the bone member has a shape-retaining force stronger than the shape-retaining force of the portion where the fixing means does not exist. It is characterized by being able to be bent according to the bending of the joint.
上記の目的を達成する本発明の一態様の手袋着脱器具は、上記の手袋に取り付けられた前記固定手段が固定される被固定手段を備えることを特徴とする。 According to one aspect of the present invention, there is provided a glove donning/detaching device for achieving the above object, comprising a fixed means to which the fixing means attached to the glove is fixed.
本発明の一態様によれば、固定手段が手袋本体の甲部分または袖部分に取り付けられ、それ以外の部分に骨部材が配置されることで、固定手段により手袋を装着した作業が阻害されることを回避しつつ、手袋の着脱時に骨部材により手袋本体の形状を保持することができる。これにより、手袋を装着した作業を阻害せずに、手袋を素早く片手で容易に着脱することができる。 According to one aspect of the present invention, the fixing means is attached to the instep portion or the sleeve portion of the glove body, and the bone member is arranged in the other portion, whereby the work while wearing the glove is hindered by the fixing means. While avoiding this, the shape of the glove body can be maintained by the rib member when the glove is put on and taken off. As a result, the glove can be quickly and easily put on and taken off with one hand without interfering with the work in which the glove is worn.
以下に、本開示における手袋の実施形態について説明する。図中において、X方向は手袋本体11の第三指の指部分の先端から袖部分に向かう方向を、Z方向は手袋本体11の平部分から甲部分に向かう方向を、Y方向はX方向およびZ方向のそれぞれに直交する方向をそれぞれ示す。それらの図では、構成が分かり易いように部材の寸法を変化させており、必ずしも実際に製造するものとは一致させていない。
Embodiments of gloves according to the present disclosure will be described below. In the drawings, the X direction is the direction from the tip of the third finger of the
図1に例示するように、第一実施形態の手袋10は、手が直に対象物に接触しないように手を覆うものであり、対処物に対する作業時に手に装着される。本実施形態における手袋10は五指のそれぞれに対応した指袋を有する五指手袋であるが、例えば第一指と他の四指とのそれぞれに対応した指袋を有する二股手袋のように指袋の形状を変更してもよい。手袋10は、手袋本体11、固定手段12、板状の骨部材13、14、および、環状の骨部材15、16を備えて構成される。
As illustrated in FIG. 1, the
第一実施形態の手袋着脱器具20は手袋10の着脱に要する器具である。手袋着脱器具20は器具本体21および被固定手段22を備えて構成される。
The glove donning/detaching
手袋本体11は、第一指から第五指のそれぞれに対応した有底筒状の指袋部17と、手の平および甲を覆う両端開口の筒状の胴体部18とから成る。手袋本体11は、各々の指袋部17と胴体部18との内部が連通して一つの袋状を成す。手袋本体11を構成する素材は特に限定されるものではない。手袋本体11としては、糸が編み込まれた編み物と、糸が経緯に組み合わせられた織物と、織布、皮革、合成皮革、および、不織布を縫合したものと、合成ゴムや合成樹脂から形成されたものと、が例示される。本実施形態の手袋本体11は綿の糸をメリヤス編みにより編み込んだ軍手を採用している。
The
本開示において、手袋本体11は手に装着された場合に、手の甲に接触する部分を甲部分11a、11b、11c、手の指に接触する部分を指部分11d、手の指の出入口となる部分を指根元部分11e、手袋本体11の手の出入口となる部分を袖部分11f、と呼称する。さらに、甲部分11a、11b、11cは、平面視で、指部分11dから袖部分11fに向かって順に、指側甲部分11a、中央甲部分11b、および、袖側甲部分11cに区別される。手袋10は左手用と右手用とが区別された左右一対のものであり、その表裏が区別される。手袋本体11は手に装着された場合に、その手の甲が接触する側を表側とし、手の平が接触する側を裏側とする。
In the present disclosure, when the
固定手段12は手袋本体11の中央甲部分11bの表側の外表面に取り付けられて、その中央甲部分11bを固定するものである。固定手段12は面ファスナを構成する雌雄一対のファスナ片のうちの一方のファスナ片で構成される。固定手段12は、手袋着脱器具20の面ファスナを構成する雌雄一対のファスナ片のうちの他方のファスナ片で構成された被固定手段22と着脱自在に固定される。
The fixing means 12 is attached to the front outer surface of the
固定手段12および被固定手段22の組み合わせは面ファスナに限定されず、固定手段12および被固定手段22が互いに連結固定される組み合わせであればよい。固定手段12および被固定手段22の組み合わせとしては、磁石と磁性体との組み合わせが例示される。また、その組み合わせとしては、フックなどの係合部材とリングなどの被係合部材との組み合わせも例示される。
The combination of the fixing means 12 and the fixed
また、固定手段12は被固定手段22と組み合わせてその被固定手段22に着脱自在に固定される構成に限定されない。固定手段12は被固定手段22を用いることなく、対象物に着脱自在に固定されるものでもよい。このような固定手段12としては、吸盤や粘着材が例示される。また、対象物が磁性体に限定されるが、磁石でもよい。また、対象物が被係合部を有することが限定されるが、フックのような係合部材でもよい。
Further, the fixing means 12 is not limited to a configuration in which it is combined with the
各々の骨部材(13~16;以下符号は省略する。)は、手袋本体11の形状保持力よりも強い形状保持力を有し、手の関節の屈曲に合わせて屈曲可能な構造である。本開示において、手袋本体11や各々の骨部材の形状保持力とは、手袋本体11が手に装着されていない状態で手袋本体11が手に装着されたときの形状を保持する力を示す。具体的に、手袋本体11の甲部分11a、11b、11cや指部分11dの形状保持力とは、手袋本体11のX方向の形状を保持する力である。手袋本体11の指根元部分11eや袖部分11fの形状保持力とは開口形状を保持する力である。各々の骨部材を構成する素材は、手袋本体11を構成する素材に応じて適宜、変更可能であり、各々の骨部材が互いに異なる素材で構成されてもよい。各々の骨部材の素材としては熱可塑性エラストマー、ゴム、合成樹脂、金属、皮革が例示される。本実施形態の各々の骨部材の素材はシリコーン樹脂を採用している。
Each bone member (13 to 16; reference numerals are omitted below) has a shape-retaining force stronger than that of the
板状の第一骨部材13および第二骨部材14は手袋本体11の表側の固定手段12が存在しない部位に配置される。本実施形態において、固定手段12が存在しない部位は、指側甲部分11a、袖側甲部分11c、および、指部分11dである。環状の第三骨部材15および第四骨部材16は手袋本体11の手の出入口となる部分に配置される。本実施形態において、出入口となる部分は、指根元部分11eおよび袖部分11fである。
The plate-shaped
各々の骨部材は手袋本体11に内蔵される。本開示において、手袋本体11に内蔵されるとは、各々の骨部材が手袋本体11の外表面に露出しない状態を示す。本実施形態においては、各々の骨部材が手袋本体11の内表面からも露出せず、手袋本体11に内包された状態を示す。各々の骨部材が手袋本体11に内蔵される構造としては、各々の骨部材が内包される部分を二重構造とし、その間に各々の骨部材を介在させ、二重構造の両方の面に各々の骨部材が固着される構造が例示される。また、手袋本体11を構成する素材に各々の骨部材を構成する素材を組み入れる構造が例示される。各々の骨部材を手袋本体11に内蔵することで、各々の骨部材が手袋本体11から露出せず、美観が損なわれないという利点が得られる。
Each bone member is built into the
第一骨部材13は、指側甲部分11aおよび指部分11dの両方の部位に亘って配置され、固定手段12から指部分11dの先端部まで延在する一枚の板状を成す。第一骨部材13は第一指から第五指までのそれぞれに対応した指部分11dのそれぞれに配置される。本開示において、指部分11dの先端部とは手袋10が手に装着されたときに第一関節に相当する指部分11dの部位よりも先端側の部分を示す。
The
本開示において、板状とはX方向に長手方向が向き、Y方向に短手方向が向き、Z方向に厚さ方向が向いた板の形状を示す。また、板状とはX方向に長さ方向が向いた複数の線材がY方向に並んで、一枚の板のように構成されたものを含むものとする。 In the present disclosure, the plate shape indicates a shape of a plate whose longitudinal direction is oriented in the X direction, whose lateral direction is oriented in the Y direction, and whose thickness direction is oriented in the Z direction. Further, the term "plate-like" includes a plurality of wire rods whose length direction is oriented in the X direction and which is arranged in the Y direction to form a single plate.
第二骨部材14は、袖側甲部分11cに配置され、固定手段12から袖部分11fまで延在する一枚の板状を成す。本実施形態において、第二骨部材14は袖側甲部分11cに複数配置されるが、第二骨部材14は実施形態よりもY方向に広い一枚の板状を成し、袖側甲部分11cにその一枚の板状の第二骨部材14が配置される構成でもよいし、Y方向の幅を狭めた板状の第二骨部材14を実施形態よりも多数配置する構成でもよい
The
第三骨部材15は、指根元部分11eに配置され、指根元部分11eの周方向に延在する環状を成す。第三骨部材15は手袋本体11の指袋部17の開口部の周縁に配置される。第三骨部材15は第一指から第五指までのそれぞれに対応した指根元部分11eのそれぞれに配置される。
The
第四骨部材16は、袖部分11fに配置され、袖部分11fの周方向に延在する環状を成す。第四骨部材16は手袋本体11の胴体部18の指袋部17と連通しない方の開口部の縁部に配置される。
The
第一骨部材13と第三骨部材15とは互いに別体に構成されてもよく、互いに連結された一体構造としてもよい。また、第二骨部材14と第四骨部材16とは互いに別体に構成されてもよく、互いに連結された一体構造としてもよい。
The
手袋着脱器具20は手袋10を着脱するための器具である。手袋着脱器具20は器具台21と被固定手段22とを備えて構成される。
The glove attaching/detaching
器具台21は任意の場所に設置される。器具台21は設置が固定されることが望ましく、設置用の固定具を備えてもよい。また、器具台21は持ち運び可能であることが望ましく、設置用の固定具は取り外し可能な構成が望ましい。
The instrument table 21 is installed at an arbitrary place. The
被固定手段22は、前述したとおり、手袋10の固定手段12が固定されるものである。被固定手段22は固定手段12が固定される面の反対側の面が器具台21に固定される。
As described above, the fixed means 22 is to which the fixing means 12 of the
図2に例示するように、手に装着された手袋10の取り外し方法は、まず、手袋10の固定手段12を手袋着脱器具20の被固定手段22に固定する。ついで、固定手段12および被固定手段22の固定により、手袋10が手袋着脱器具20に固定されると、手袋10から手を引き抜く。このとき、各々の骨部材が手袋10の形状を保持するように作用する。
As illustrated in FIG. 2 , the method of removing the
具体的に、第一骨部材13は手袋本体11の指側甲部分11aおよび指部分11dのそれぞれのX方向の形状を保持するように作用する。これにより、手袋10から手を引き抜くときに手と手袋10の内表面との摩擦により、指側甲部分11aおよび指部分11dが手の引き抜かれる方向に引っ張られて蛇腹のように撓もうとしても第一骨部材13により撓まずにその形状が保持される。
Specifically, the
第二骨部材14は手袋本体11の袖側甲部分11cのX方向の形状を保持するように作用する。これにより、手袋10から手を引き抜くときに手と手袋10の内表面との摩擦により、袖側甲部分11cが手の引き抜かれる方向に引っ張られて伸びようとしても第二骨部材14により伸びずにその形状が保持される。つまり、袖部分11fの位置がX方向に変位しないことで、袖部分11fから手の手首が抜けやすくなる。
The
第三骨部材15は手袋本体11の指根元部分11eの開口形状を保持するように作用する。これにより、手袋10から手を引き抜くときに指根元部分11eの開口形状が窄まろうとしても第三骨部材15によりその開口形状の窄まりが抑制される。
The
第四骨部材16は手袋本体11の袖部分11fの開口形状を保持するように作用する。これにより、手袋10から手を引き抜くときに袖部分11fの開口形状が窄まろうとしても第四骨部材16によりその開口形状の窄まりが抑制される。
The
手に手袋10を装着する方法は、まず、手袋10の固定手段12を手袋着脱器具20の被固定手段22に固定する。ついで、固定手段12および被固定手段22の固定により、手袋10が手袋着脱器具20に固定されると、手袋10に手を差し入れる。このとき、各々の骨部材が手袋10の形状を保持するように作用する。各々の骨部材が指側甲部分11a、袖側甲部分11c、および、指部分11dのX方向の形状を保持し、指根元部分11eおよび袖部分11fの開口形状を保持する。
In the method of wearing the
以上のように、本開示の手袋10は、手袋本体11に取り付けた固定手段12が存在しない部位に板状の第一骨部材13および第二骨部材14を備え、手の出入口となる部位に環状の第三骨部材15および第四骨部材16を備える。それ故、この手袋10によれば、固定手段12により手袋を装着した作業が阻害されることを回避しつつ、手袋10から手を抜去あるいは挿入する際に骨部材13~15により手袋10の形状を保持することができる。これにより、手袋10を素早く片手で容易に着脱することができる。
As described above, the
また、本開示の手袋10は一つの固定手段12が取り付けられていればよく、固定手段12を最小限にすることが可能となる。それ故、この手袋10によれば、多数の固定手段12を固定する手間を省くには有利になり、手袋10の着脱に要する時間を短縮することができる。
Moreover, the
本開示の手袋着脱器具20は脱いだ手袋10の固定手段12と被固定手段22とが固定された状態で手袋10を保管できる。これにより、次回、その手袋10を装着するまで、そのままの状態で手袋10を保管でき、手袋10の装着を容易に行うことができる。また、手袋10が固定された手袋着脱器具20の器具本体21を掴んで移動させることができるので、手袋10に触らずに手袋10の洗浄や除菌を行うことが可能となり、衛生的である。
The glove attaching/detaching
手袋着脱器具20は手袋10の固定手段12の数に応じた被固定手段22を備えることになる。本開示の手袋10は固定手段12の数を最小限にすることが可能である。それ故、最小限の被固定手段22を備えた手袋着脱器具20は器具台21の専有面積を狭くすることが可能になり、手袋着脱器具20の設置スペースを狭小化することができる。
The glove attaching/detaching
図3および図4に例示するように、第二実施形態の手袋10は第一実施形態に対して、各々の骨部材が手袋本体11の表側の内表面に固着されて、手に装着されたときに各々の骨部材が直に手に接触する点が異なる。このように、各々の骨部材が手袋本体11の表側の内表面に固着されて、手に直に接触する構成にしても、各々の骨部材が手袋本体11から露出せず、美観が損なわれないという利点が得られる。加えて、手袋10を手に装着したときに、手袋本体11と手とが密着する部分が減り、着脱時に手袋本体11に作用する摩擦力を低減することで、着脱しやすくなる。なお、各々の骨部材が手袋本体11の表側の内表面に固着される場合は各々の骨部材の表面の摩擦係数が手袋本体11の内表面の摩擦係数よりも小さいことが望ましい。
As exemplified in FIGS. 3 and 4, the
第二実施形態の手袋10は、第一実施形態に対して、第一骨部材13aが指部分11dのみ存在するとともに指の関節部分に相当する部位に切り込みが形成されている点が異なる。このように、第一骨部材13aが指部分11dのみに存在するように構成しても、第一骨部材13aが指部分11dのX方向の形状を保持できる。また、第一骨部材13aが指の関節部分に相当する部位に形成された切り込みを有することで、第一骨部材13aを構成する素材を固くしても、指の関節の動きが阻害されることを回避するには有利になる。なお、第一骨部材13aは、指部分11dの長手方向に間隔を空けて配列された複数の小片から構成し、X方向に隣接する小片どうしの間が指の関節部分に相当する部位となるように配置する構成にしてもよい。このように、第一骨部材13aが指部分11dの指の関節部分に相当する部位で途切れた構成にしても、指部分11dの形状を保持可能である。
The
同様に、環状の第三骨部材15a、第四骨部材16aも出入口の周方向に間隔を空けて切り込みを形成してもよく、出入口の周方向に間隔を空けて配列された複数の小片から構成してもよい。
Similarly, the annular
第二実施形態の手袋10は、第一実施形態に対して、第二骨部材14aが指側甲部分11a、中央甲部分11b、および、袖側甲部分11cの三部分に亘る一枚の板状を成す点が異なる。手袋本体11の指側甲部分11a、中央甲部分11b、および、袖側甲部分11cは、手の関節が存在せず、作業中に屈曲しない部位である。そこで、それらの部分の全域を覆う一枚の板状を成す第二骨部材14aが配置されても作業性に影響がない。このように、第二骨部材14aの面積を広くすることで、第二骨部材14aによる形状保持力が増し、手袋本体11の形状を保持するには有利になる。
In the
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示の手袋10は特定の実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
Although the embodiment of the present disclosure has been described above, the
固定手段12は手袋本体11の中央甲部分11b以外に、指側甲部分11a、袖側甲部分11c、あるいは、袖部分11fに取り付けられてもよく、甲部分のいずれかと袖部分11fとの両方に取り付けられてもよい。特に、手袋10を手に装着したときに、手袋本体11の袖部分11fが腕の中途位置に存在する長手袋の場合は、少なくとも袖部分11fに取り付けることが望ましい。
The fixing means 12 may be attached to the finger-
既述した実施形態では、各々の骨部材が手袋本体11の表側の固定手段12が存在しない部位と手袋本体11の手の出入口となる部分とのそれぞれに配置されたが、本開示の手袋10はそれらの部位のいずれかに骨部材が配置される構成としてもよい。各々の骨部材の配置は、手袋10の着脱状況や、手袋本体11を構成する素材の性質に応じて設定すればよい。例えば、第二実施形態の第一骨部材13aのみで、手袋10の着脱が片手で可能であれば、第一骨部材13aのみの構造とすることもできる。同様に、第一実施形態の第一骨部材13のみの構造、第二骨部材14のみの構造、第三骨部材15のみの構造、第四骨部材16のみの構造も例示される。また、各々の骨部材の組み合わせも適宜設定可能である。第一骨部材13および第二骨部材14のみの組み合わせ、第一骨部材13および第三骨部材15のみの組み合わせ、第二骨部材14および第四骨部材16のみの組み合わせ、第一骨部材13および第四骨部材16のみの組み合わせも例示される。さらに、各々の骨部材を組み合わせて一体構造となるような変形を加えてもよい。
In the above-described embodiment, each bone member is arranged in a portion where the fixing means 12 on the front side of the
板状の骨部材は固定手段12が取り付けられる手袋本体11の表側に取り付けることが望ましいが、手袋10を装着した作業に支障をきたさなければ、手袋本体11の表側に加えて、手袋本体11の裏側に取り付けてもよい。環状の骨部材は手袋本体11の手の出入口となる部位に取り付けることが望ましいが、手袋10を装着した作業に支障をきたさなければ、指部分11dの関節に相当する部位に取り付けてもよい。
It is desirable to attach the plate-like rib member to the front side of the
板状の骨部材は指部分11dに配置される場合に、指部分11dの形状に沿って、手袋本体11の裏側から表側に向かって凸に反った構造にしてもよい。このように、指部分11dに配置された板状の骨部材が反った構造を成すことで、指部分11dの開口形状を保持するには有利になる。
When the plate-like bone member is arranged on the
各々の骨部材は手袋本体11に内蔵されることが望ましいが、手袋本体11の表側の外表面に取り付けられてもよい。また、骨部材の配置は固定手段を必ずしも避けるものではなく、骨部材が表面に取り付けられていた場合は、接着や縫い付けなど種々の方法で骨部材上に固定手段を取り付けてもよい。
Each bone member is desirably built into the
10 手袋
11 手袋本体
12 固定手段
13~16 骨部材
20 手袋着脱器具
22 被固定手段
10
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