JP2022147547A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが、印刷に適したプリンタを用いて印刷すること。【解決手段】プログラムは、コンピュータを、コンピュータにプリンタを登録する登録手段と、登録手段によってプリンタが登録された場合、プリンタのプリントキューを生成する生成手段と、生成されたプリントキューに、印刷データの送信先であるアドレスを複数関連付けて管理する管理手段と、として機能させる。【選択図】図3

Description

本発明は、プリンタに印刷を実行させる技術に関する。
一般的な印刷システムでは、制御装置は、ローカルエリアネットワーク(LAN)またはUniversal Serial Bus(USB)を介して接続されたプリンタに印刷指示を行う。以下、このような印刷システムを、ローカル印刷システムという。一方、特許文献1では、インターネット上のプリントサーバが、インターネットを介して印刷対象のデータをプリンタに送信して、プリンタに印刷を行わせるクラウド印刷システムが記載されている。
国際公開第2011/115987号明細書
制御装置において、同一のプリンタが、ローカル印刷システムおよびクラウド印刷システムの両方で登録される場合がある。この場合、ユーザは、印刷に適したプリンタを適切に選択することができない虞がある。
本発明は、ユーザが、印刷に適したプリンタを用いて印刷することを可能とする技術を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータを、前記コンピュータにプリンタを登録する登録手段と、前記登録手段によって前記プリンタが登録された場合、前記プリンタのプリントキューを生成する生成手段と、前記生成されたプリントキューに、印刷データの送信先であるアドレスを複数関連付けて管理する管理手段と、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザは、印刷に適したプリンタを用いて印刷することが可能となる。
印刷システムの構成例を示すブロック図である。 印刷システムのハードウェア構成を示すブロック図である。 プリンタを制御装置に登録する処理の一例を示すシーケンス図である。 プリンタを制御装置に登録する処理の一例を示すシーケンス図である。 仮想プリンタ情報の登録画面の一例を示す図である。 印刷処理の一例を示すシーケンス図である。 プリンタ選択画面の一例を示す図である。 プリンタを制御装置に登録する処理の一例を示すシーケンス図である。 プリンタ選択処理の例を示すフローチャートである。 通知画面の例を示す図である。 印刷処理の一例を示すシーケンス図である。 通知処理の詳細を示すフローチャートの例を示す図である。 通知画面の例を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<<第1実施形態>>
まず、ローカル印刷システム(ローカル印刷ともいう)およびクラウド印刷システム(クラウド印刷ともいう)の両方のプリンタが制御装置に登録されている場合に、ユーザが、印刷に適したプリンタを適切に選択することができない虞があることを説明する。
ローカル印刷システムは、ユーザによる所定の操作に応じて、制御装置が、プリンタを制御装置上に登録し、当該プリンタに対するプリントキューを制御装置上に作成することで構築される。そして、制御装置からプリンタに印刷指示を送信することで、プリンタで印刷が行われる。
一方、クラウド印刷システムは、ユーザによる所定の操作に応じて、プリンタによるインターネット上のプリントサーバへの登録処理が行われ、制御装置が、当該プリンタに対するプリントキューを制御装置上に作成することで構築される。また、制御装置は、プリントサーバ上に作成されたプリントキューの宛先情報(送信先アドレス)を制御装置上に登録することで、制御装置からインターネット上のプリントサーバへ印刷指示を送信することが可能となる。そして、印刷指示を受けたプリントサーバが、プリンタに印刷を実行させることで印刷が行われる。
このように作成されたプリントキューは、例えばプリンタのベンダー名またはプリンタの機種名など、プリントキューを特定する名称が付されて制御装置において登録される。ユーザは、制御装置で登録されているプリントキューを指定することで、当該プリントキューに対応するプリンタ(即ち、ローカル印刷のプリンタまたはクラウド印刷のプリンタ)に印刷を指示することになる。
ここで、同一のプリンタに対するプリントキューが、制御装置およびプリントサーバ上のそれぞれに作成されている状況を想定する。この場合、ユーザは、制御装置とプリンタとの接続形態を意識して適切なプリントキューを選択することが求められる。即ち、制御装置とプリンタとがLANで接続されておらず、両者がインターネットに接続されている場合がある。この場合、ユーザは、制御装置上でプリントサーバ上のプリントキューを宛先に選択して、印刷指示を行うことが求められる。また、制御装置またはプリンタが、インターネットに接続されておらず、両者がLANまたはUSB経由で接続されている場合がある。この場合、ユーザは、制御装置上でローカル印刷システム用のプリントキューを宛先に選択して、印刷指示を行うことが求められる。
しかしながら、ユーザが、必ずしも接続形態に適したプリントキューを選択することができるとは限らない。仮に、ユーザが制御装置とプリンタとの接続形態に適さないプリントキューを選択した場合、印刷指示が正しくプリンタに到達せずに、印刷が適切に行われない虞がある。
以下で説明する実施形態では、同一のプリンタに対するプリントキューが制御装置およびプリントサーバ上のそれぞれに作成され得る状況において、ユーザが適切なプリンキューの選択可能となる構成を説明する。尚、以下では、ローカル印刷に対応しているプリンタのことを、ローカルプリンタと呼ぶことがある。また、プリントサーバに登録されているプリンタのことを仮想プリンタと呼ぶことがある。
<システム構成>
図1は、本実施形態における印刷システムの構成例を示すブロック図である。本実施形態の印刷システムは、制御装置110、プリントサーバ120、およびプリンタ130を含む。
制御装置110は、アプリケーション111、事前スプール処理部112、スプーラ113、印刷コマンド変換部114、およびデータ送受信部115を有する。アプリケーション111は、写真または文章などの印刷対象データを作成する。事前スプール処理部112は、アプリケーション111が作成したデータをスプーラ113に入力する前に一時的に保持し、または、保持したデータに対する加工処理を行う。スプーラ113は、事前スプール処理部112からデータを受信し、印刷処理の順番を管理する。印刷コマンド変換部114は、スプーラ113から入力されたデータをプリンタ130が解釈可能な形式に変換する。データ送受信部115は、印刷コマンド変換部114が変換したコマンドを所定の送信先へ送信する。
プリントサーバ120は、インターネット上に備えられている。プリントサーバ120上には、物理的なプリンタ1台(即ち、ローカルプリンタ)に関連付けされる仮想プリンタ121が含まれる。複数の物理的なプリンタが登録される場合、プリントサーバ120は、複数の仮想プリンタ121を含むことになる。仮想プリンタ121は、データ送受信部122、印刷データ保持部123、および印刷コマンド変換部124を有する。データ送受信部122は、制御装置110のデータ送受信部115、または、プリンタ130のデータ送受信部131との通信を行う。印刷データ保持部123は、受信した印刷データを保持する。印刷コマンド変換部124は、印刷データを所定の形式に変換する。
プリンタ130は、データ送受信部131および印刷処理部132を有する。データ送受信部131は、プリンタ130が解釈可能な印刷コマンドの受信、および、プリンタの状態情報または機器情報など種々の情報の対向機への送信を行う。印刷処理部132は、受信した印刷コマンドを解釈し、印刷処理を行う。
<ハードウェア構成>
図2は、本実施形態に係る印刷システムのハードウェア構成を示すブロック図である。本実施形態では、ホストコンピュータである制御装置110とプリンタ130とが、LAN等の通信バス230(ネットワーク)を介して通信可能な印刷システムの例を示す。尚、ここではネットワークの接続形態としてLANを想定しているが、WAN(Wide Area Network)であっても構わない。また、ネットワークの接続形態として有線無線を問わず、これらが混在していても構わない。また、制御装置110とプリンタ130との接続形態としてUSBであっても構わない。尚、図2の例では、プリンタ130は1つのみ図示したが、通信バス230を介して任意の数のプリンタが接続可能である。
プリントサーバ120は、例えばクラウドでのプリントサーバであり、プリントサーバ120は、WANなどのインターネット240を介して、制御装置110およびプリンタ130との間で通信可能に構成されている。
制御装置110は、情報処理装置の一例である。制御装置110は、CPU211、ROM212、RAM213、ディスプレイ214、入力部215、外部記憶装置216、およびインターフェース(I/F)部217を有する。本実施形態の制御装置110は、デスクトップ型PCに限らず、ノート型PC、タブレット型PC、またはスマートフォン等の携帯型端末でもよい。また、ディスプレイ214は、装置外部に設けられていてもよい。
制御装置110は、プリンタ130を制御するための指示、印刷データ、および設定コマンド等をプリンタ130に送信可能である。CPU211は、制御装置110の各部を制御する中央演算装置であり、OSなどの制御プログラムを実行する。ROM212は、システム動作を制御するOSなどの各種プログラムを格納している。RAM213は、CPU211による作業領域が展開されるランダムアクセスメモリである。外部記憶装置216は、アプリケーションなどの各種制御プログラムを格納している。
入力部215は、制御装置110を操作するためのキーボードまたはマウス等の入力デバイスである。ディスプレイ214は、入力部215から入力された情報を確認するための表示、OSもしくアプリケーションのユーザインタフェース画面の表示、または、メッセージ等通知画面の表示などを行う表示デバイスである。I/F部217は、プリントサーバ120およびプリンタ130とのデータの送受信を行う通信モジュールである。
印刷装置であるプリンタ130は、例えばインクジェットプリンタである。プリンタ130は、CPU231、ROM232、RAM233、表示部234、入力部235、プリントエンジン236、およびI/F部237を有する。CPU231は、プリンタ130内の各部を制御する中央演算処理装置である。ROM232は、読み出し専用メモリであり、プリントエンジン236を制御するプログラムを格納している。RAM233は、随時書き込み読み出しメモリであり、プリントエンジン236の動作に必要なプログラム、または、制御装置110もしくはプリントサーバ120から受信した設定値などを一時記憶する。入力部235は、プリンタ130を操作するためのボタン等である。表示部234は、入力部235から入力された情報を確認するための表示、または、プリンタ130のステータスメッセージの表示などを行う表示デバイスである。
プリントエンジン236は、制御装置110またはプリントサーバ120から送られた印刷データに基づいて記録媒体に印刷する。I/F部237は、制御装置110またはプリントサーバ120から印刷データを受信する通信モジュールであり、プリンタ130から制御装置110またはプリントサーバ120にプリンタ130の現在のステータス情報を送信する機能などを有する。ここでいうステータス情報とは、I/F部27を介して接続されている制御装置110またはプリントサーバ120からの要求に応じて、プリンタ130が返却することのできる、プリンタ130の状態を表すステータスデータである。ステータスデータとは、「印刷中」または「待機状態」などのプリンタ130の動作の状態、および「用紙切れ」、「カバーが開いている」、または「インク残量無し」などのプリンタ130のエラーの状態を知らせるための情報である。
プリントサーバ120は、CPU221、ROM222、RAM223、ディスプレイ224、入力部225、外部記憶装置226、およびI/F部227を有する。プリントサーバ120は、制御装置110およびプリンタ130とインターネット240を介して通信可能に構成されている。プリントサーバ120の各部の構成は、制御装置110の構成で説明した例と同等の例とすることができるので、ここでの説明は省略する。
<プリンタの登録処理>
図3は、本実施形態において、プリンタ130を制御装置110に登録する処理の一例を示すシーケンス図である。前述したように、一般的に、同一プリンタをローカル印刷システムとクラウド印刷システムとで登録すると、それぞれの印刷システムでのプリントキューが作成される。本実施形態では、同一プリンタをローカル印刷システムとクラウド印刷システムとで登録する場合であっても、単一の(共通の)プリントキューが登録される。以下、図3のシーケンス図を参照しながら説明する。
尚、図3におけるシーケンス図において、制御装置110が行う処理は、制御装置110のCPU211がROM212に記憶されているプログラムコードをRAM213に展開し実行することにより行われる。プリンタ130が行う処理は、プリンタ130のCPU231がROM232に記憶されているプログラムコードをRAM233に展開し実行することにより行われる。プリントサーバ120が行う処理は、プリントサーバ120のCPU221がROM222に記憶されているプログラムコードをRAM223に展開し実行することにより行われる。尚、各処理の説明における記号「S」は、当該フローチャートにおけるステップであることを意味する。本明細書における他のシーケンス図、および、フローチャートにおいても同様である。
図3のシーケンスは、まず、ユーザが、プリントサーバ120にプリンタ130を登録し、その後に、制御装置110が属するローカル印刷システムにプリンタ130を登録する処理の例である。
まず、S301においてユーザは、プリンタ130本体の操作を行うことで、プリンタ130をプリントサーバ120へ登録する登録処理を開始する。即ち、S301においてプリンタ130は、ユーザからのプリンタ130のプリントサーバ120への登録処理の指示を受け付ける受付処理を行う。プリンタ操作の一例としては、プリンタ130に備えられているタッチパネル上から、プリントサーバ120へアクセス可能なアカウント情報をユーザが入力することで、プリントサーバ120へのプリンタ130の登録操作を行う方法がある。
ユーザからの登録指示を受け付けたプリンタ130は、S302において、入力されたアカウント情報を含むプリント登録要求をプリントサーバ120に発行する。S303においてプリントサーバ120は、プリンタ登録要求に含まれているアカウント情報を参照し、ユーザ認証処理を行う。ユーザ認証処理が正常に完了した場合、S304においてプリントサーバ120は、登録要求を発行したプリンタ130に対応する仮想プリンタ(プリントキュー)をサーバ内に生成する。その後、S305においてプリントサーバ120は、登録結果をプリンタ130へ応答する。
登録結果を受信したプリンタ130は、その結果が成功を示す場合、S306においてプリントサーバ120に対してプリンタ情報の登録を行う。ここで、登録するプリンタ情報には、プリンタを一意に特定する情報(シリアル番号など)、プリンタの製品名称、およびプリンタ状態を示す情報などの種々の情報が含まれ得る。S307において、プリンタ情報を受信したプリントサーバ120は、受信したプリンタ情報をS304にて作成した仮想プリンタに関連付けてサーバ内に保存する。また、プリントサーバ120は、プリンタ情報の登録結果を、プリンタ130へ応答する。
プリンタ情報の登録結果を受信したプリンタ130は、S308において、その登録結果をユーザへ通知する。ユーザへの通知方法の一例としては、プリンタ130に備えられているタッチパネル上に、登録結果を表示する方法が挙げられる。以降の処理では、S301~S308までのプリンタ登録処理は正常に完了していることを前提に説明する。
次に、プリンタ登録結果を確認したユーザは、S309において、プリントサーバ120へアクセスする為のアカウント情報を制御装置110に登録する。即ち、制御装置110は、ユーザから、アカウント情報の入力を受け付ける。その後、S310において、ユーザは、制御装置110上でプリンタ130の登録処理を実行する。即ち、制御装置110は、S310において、ユーザから、登録するプリンタを追加する追加処理(インストール処理)の指示を受け付ける。S310においてユーザは、ローカル印刷のプリンタを追加する処理を行う。登録処理が指示されると、S311において制御装置110は、プリンタ情報の要求をプリンタ130に送信し、S312においてプリンタ130は、要求に応じてプリンタ情報を制御装置110に応答する。これにより、制御装置110は、プリンタ130からプリンタ情報を取得する。ここで、制御装置110が取得するプリンタ情報には、プリンタを一意に特定する情報(シリアル番号など)、印刷データの送信先アドレス(ローカル印刷用のアドレス)、プリンタの製品名称、およびプリンタ状態を示す情報などの種々の情報が含まれ得る。送信先アドレスは、例えばURI(Uniform Resource Identifier)で記載されている。
S313において制御装置110は、S309にて登録されたアカウント情報を元にプリントサーバ120に対しユーザ認証要求を発行する。ユーザ認証要求を受信したプリントサーバ120は、S314において、受信した情報を元に認証処理を行う。そして、S315においてプリントサーバ120は、その結果を制御装置110に応答する。以降の処理は、S313~S315までのユーザ認証処理が正常に完了していることを前提に説明する。
次に、S316において制御装置110は、S312で取得したプリンタ情報の中からプリンタを一意に特定する情報を取得し、その情報を元にプリントサーバ120に対し該当プリンタの登録有無を問い合わせる。即ち、制御装置110は、プリンタ情報に基づく問い会わせをプリントサーバ120に送る。登録有無の問い合わせを受けたプリントサーバ120は、S317において、プリントサーバ120で管理している仮想プリンタに関連付けされているプリンタ情報を確認する。そして、制御装置110から指定されたプリンタ情報から特定されるプリンタが、プリントサーバ120に登録されているかを確認する。その後、S318においてプリントサーバ120は、確認した登録有無情報を制御装置110へ応答する。ここで、制御装置110から指定されたプリンタがプリントサーバ120に登録されている場合、S318で応答する情報には、プリントサーバ上で管理されている、当該プリンタに対応する仮想プリンタのアドレス情報が含まれている。アドレス情報は、例えば、URIで記載されている。
登録有無情報を取得した制御装置110は、S319において、制御装置110上にプリントキューを生成する。図3のシーケンスにおいては、登録有無情報に応じて、以降の制御装置110の処理が切り替わる。
まず、S318にて受信した情報に、プリントサーバ上の仮想プリンタのアドレス情報が含まれている場合を説明する。この場合、S320において制御装置110は、S319で作成したプリントキューに、ローカル印刷用のアドレスとプリントサーバ上の仮想プリンタのアドレスとを関連付けて、制御装置110内の所定の領域に保存する。即ち、制御装置110は、S319で作成したプリントキューに、印刷データの送信先であるアドレスを複数関連付けて制御装置110内において管理する。
次に、S318にて受信した情報に、プリントサーバ上の仮想プリンタのアドレス情報が含まれていない場合を説明する。この場合、S321において制御装置110は、S319で作成したプリントキューに、ローカル印刷用のアドレスを関連付けして制御装置110内の所定の領域に保存する。即ち、制御装置110は、S319で作成したプリントキューに、印刷データの送信先であるアドレスを1つだけ関連付けて制御装置110内において管理する。
このように、S318またはS319にて、プリントキューに所定のアドレスを関連付けた後、S322において制御装置110は、登録処理の結果をユーザに通知する。ユーザに通知する結果には、制御装置110上に作成したプリントキューに、プリントサーバ120上の仮想プリンタのアドレスの関連付けの有無を示す情報が含まれる。
以上が、ユーザが、プリントサーバ120にプリンタ130を登録し、その後に、制御装置110が属するローカル印刷システムにプリンタ130を登録する処理の例である。以上の処理により、制御装置110上に作成した1つのプリントキューで、ローカル印刷用のアドレス情報とプリントサーバ上の仮想プリンタのアドレス情報とを一括して管理することが可能となる。
図4は、本実施形態において、プリンタ130を制御装置110に登録する別の処理の一例を示すシーケンス図である。図4では、ユーザが、制御装置110が属するローカル印刷システムにプリンタ130を登録し、その後に、プリントサーバ120にプリンタ130を登録する処理の例を説明する。尚、図3と同様の処理については、その説明の一部を省略することがある。まず、S401においてユーザは、制御装置110上でプリンタ130の登録処理を実行する。即ち、S401において制御装置110は、ユーザからの登録処理の実施の指示を受け付ける。制御装置110は、プリンタ130からプリンタ情報の取得を行う(S402~S403)。S402~S403は、図3のS311~S312と同等の処理である。ここで取得するプリンタ情報も、前述のように、プリンタを一意に特定する情報(シリアル番号など)、印刷データの送信先アドレス、プリンタの製品名称、およびプリンタ状態を示す情報などの種々の情報が含まれ得る。プリンタ情報を取得した制御装置110は、S404において、制御装置110上にプリントキューを生成し、生成したプリントキューにローカル印刷用のアドレスを関連付けする。その後、S405において制御装置110は、登録処理の結果をユーザに通知する。これにより、ローカル印刷用のプリントキューが生成される。
次に、S406においてユーザは、プリンタ130本体の操作を行うことで、プリントサーバ120へプリンタ130を登録する登録処理を開始する。即ち、S406においてプリンタ130は、プリントサーバ120へのプリンタ130の登録処理の指示をユーザから受け付ける。ユーザからの登録指示を受け付けたプリンタ130は、S407において、ユーザから入力されたアカウント情報を含むプリント登録要求をプリントサーバ120に発行する。S408においてプリントサーバ120は、プリンタ登録要求に含まれている、ユーザがプリンタ130に入力したアカウント情報を参照し、ユーザ認証処理を行う。ユーザ認証処理が正常に完了した場合、S409においてプリントサーバ120は、プリンタ登録要求を発行したプリンタに対応する仮想プリンタをサーバ内に生成する。即ち、プリントサーバ120は、仮想プリンタのプリントキューを、プリントサーバ120内に生成する。S410においてプリントサーバ120は、プリンタ登録結果をプリンタ130へ応答する。
プリンタ登録結果を受信したプリンタ130は、その結果が成功を示す場合、S411において、プリンタ情報の登録をプリントサーバ120に行う。ここでプリントサーバ120に登録するプリンタ情報には、前述したように、プリンタを一意に特定する情報(シリアル番号など)、プリンタの製品名称、およびプリンタ状態を示す情報などの種々の情報が含まれ得る。プリンタ情報を受信したプリントサーバ120は、S412において、受信したプリンタ情報をS409にて作成した仮想プリンタ(プリントキュー)に関連付けて保存する。そして、プリントサーバ120は、登録結果をプリンタ130に送る。
プリントサーバ120から登録結果を受信したプリンタ130は、S413において、その結果をユーザへ通知する。なお、ユーザへ通知する結果には、S409でプリントサーバ上に作成された仮想プリンタ(プリントキュー)のアドレスが含まれている。
登録結果の通知を受けたユーザは、S414において、制御装置110に対して仮想プリンタ情報の登録画面表示を指示する。即ち、S414において制御装置110は、仮想プリンタ情報の登録画面の表示の指示を、ユーザから受け付ける。指示を受けた制御装置110は、S415において、仮想プリンタ情報の登録画面をユーザに表示する。
図5は、制御装置110がディスプレイ214に表示する仮想プリンタ情報の登録画面501の一例を示す図である。登録画面501上には、入力項目としてプリントサーバ120上の仮想プリンタを示すアドレス510、プリントサーバ120にアクセスする為のアカウント情報511、およびパスワード512を入力する項目がそれぞれ設けられている。ユーザが各入力欄に所定の情報を入力し、OKボタン513を押下することで、制御装置110は、入力された情報をプリントサーバ120に送信する。ユーザがキャンセルボタン514を押下した場合は、アドレスまたはアカウント情報などが入力されていても、制御装置110は、プリントサーバ120には情報を送信せず、登録画面501の表示を終了する。
また、登録画面501上には、ユーザの操作により、優先して利用するプリンタを選択する項目515が設けられている。図5の登録画面501では、「プリントサーバ上のプリンタを優先して利用する」かを、項目515であるチェックボックスのチェックの有無によってユーザが指定可能に構成されている。ユーザが項目515を選択してチェックボックスにチェックを入れている場合、制御装置110は、印刷処理を行う際に、プリントサーバ120に登録されたプリンタ(仮想プリンタ)を優先して利用するように制御される。また、項目515のチェックの有無の情報は、ユーザがOKボタン513を押下することで制御装置110内のRAM213などにおける所定の共有保存領域に記録される。
図4の説明に戻る。S415で表示された登録画面上において、S416において、ユーザは、仮想プリンタ情報を登録する。このとき、ユーザは、S413にて通知された、S409でプリントサーバ上に作成された仮想プリンタのアドレスおよび認証用のアカウント情報を含む仮想プリンタ情報を登録画面501に登録して、OKボタンを押下する。即ち、S416において、制御装置110は、登録画面501を通じたプリンタ情報の登録指示を受け付ける。
情報登録の指示を受けた制御装置110は、S417において、登録されたプリンタ情報をプリントサーバ120に送信し、該当プリンタの登録有無を問い合わせる。プリンタ情報の登録有無の問い合わせを受けたプリントサーバ120は、S418において、プリンタ登録要求に含まれている、ユーザが制御装置110上で入力したアカウント情報を参照し、ユーザ認証処理を行う。尚、以降の処理は、S418のユーザ認証が成功したことを前提に説明する。次に、S419においてプリントサーバ120は、プリントサーバ120で管理している仮想プリンタに関連付けされているプリンタ情報を確認する。そして、制御装置110から指定されたプリンタが、プリントサーバ120に登録されているかを確認する。S420において、プリントサーバ120は、確認したプリンタの登録有無情報を制御装置110に応答する。
S420にて受信した情報が登録有りを示す場合、S421において制御装置110は、S404で生成したプリントキューに、新たにS420で通知されたプリントサーバ上に作成された仮想プリンタのアドレスを関連付けて保存する。その後、S422において制御装置110は、S417からS421に到るまでの登録処理の結果をユーザへ通知する。
以上の処理により、制御装置110にローカル印刷用のプリンタを登録した後に、同一のプリンタをプリントサーバ120へ登録した場合においても、制御装置110上に作成した1つのプリントキューで当該プリンタを管理できる。即ち、制御装置110上に作成した1つのプリントキューでローカル印刷用のアドレス情報とプリントサーバ上のアドレス情報とを一括して管理することが可能となる。
尚、上記の例では、図4のS415で登録画面を表示する際に、プリントサーバ120に登録されたプリンタ(仮想プリンタ)を優先して利用するかをユーザが指定可能な項目が含まれる画面が表示される例を示したが、これに限られない。図3のフローチャートの処理においても、制御装置110は、プリントサーバ120に登録されたプリンタ(仮想プリンタ)を優先して利用するかをユーザが指定可能な画面が表示されてもよい。例えば、例えば制御装置110は、S322においてインストール結果を通知する際に、プリントサーバ120に登録されたプリンタ(仮想プリンタ)を優先して利用するかをユーザが指定可能な画面を表示してもよい。
<プリンタの印刷処理>
図6は、本実施形態における印刷処理の一例を示すシーケンス図である。まず、S601においてユーザは、アプリケーション111を用いて写真または文章などの任意のデータを印刷する為に、アプリケーション111上でプリンタ選択画面を表示し、印刷処理を実行させるプリンタ(プリントキュー)を選択する。即ち、制御装置110のアプリケーション111は、ユーザからのプリンタ選択画面の表示指示を受けて、プリンタ選択画面をディスプレイ214に表示し、プリンタの選択を受け付ける。
図7は、アプリケーション111がディスプレイ214に表示するプリンタ選択画面701の一例を示す図である。プリンタ選択画面701上には、選択可能なプリンタ一覧のリスト形式による表示項目710と、印刷開始ボタン711とが配置されている。選択可能なプリンタとしては、プリントキューが表示される。ユーザは、表示項目710から印刷処理を実行するプリンタ(プリントキュー)を1つ選択し、印刷開始ボタン711を押下することで指定したプリンタ(プリントキュー)に対する印刷処理を開始することができる。尚、本実施形態では、図3または図4で説明した登録処理が行われているので、選択可能なプリンタ一覧には、同一プリンタに対して、異なる印刷経路の複数のプリントキューが表示されることはない。
図6に戻り説明を続ける。S602においてユーザは、プリンタ選択画面701上から印刷処理の実行をアプリケーション111に指示する。即ち、S602においてアプリケーション111は、印刷処理の実行指示を受け付ける。印刷処理実行の指示を受けたアプリケーション111は、S603において、事前スプール処理部112に印刷データを入力する。入力される印刷データには、S601でユーザが指定したプリントキューの情報が含まれる。印刷データを入力された事前スプール処理部112は、S604において、S601にてユーザが指定したプリンタ(プリントキュー)に関連付けされている送信先アドレスを確認する。前述したように、本実施形態では、1つのプリントキューに、ローカル印刷用のアドレス情報とプリントサーバ上のアドレス情報とが関連付けられている場合がある。
S604において事前スプール処理部112が、ユーザが指定したプリンタ(プリントキュー)に、ローカルプリンタと仮想プリンタとの2つのアドレスが関連付けされていると判定した場合、S605の処理を行う。S605において事前スプール処理部112は、ネットワーク環境の情報を取得する。即ち、事前スプール処理部112は、現在、制御装置110が参加しているネットワーク環境の情報を取得する。ここで、ネットワーク環境の情報には、制御装置110のIPアドレスおよびサブネットマスクなどの情報が含まれる。
S605において事前スプール処理部112は、制御装置110内の共有保存領域を参照することで、ユーザによる優先利用プリンタの登録有無情報を参照する。この優先利用プリンタの登録有無情報は、図5に示した登録画面501において、ユーザが項目515により、仮想プリンタの優先利用を選択したか否かを示す優先情報である。S607において事前スプール処理部112は、S605およびS606で取得した情報に基づいて、ローカルプリンタまたは仮想プリンタのどちらに印刷データを送信すべきかを判定する。即ち、どの送信経路を用いて、同一のプリンタであるプリンタ130に印刷データを送信するかを判定する。
判定の一例として、制御装置110のIPアドレスおよびサブネットマスクと、プリンタ130のアドレス情報とから、制御装置110とプリンタ130とが同一ネットワークに属するか否かを判定する方法が挙げられる。そして、同一ネットワークに属する場合は、ローカルプリンタのアドレスに印刷データを送信すると判定する方法が挙げられる。或は、制御装置110とプリンタ130とが同一ネットワークに属する場合であっても、ユーザによる仮想プリンタの優先利用指示があれば、仮想プリンタを利用すると判定する方法が挙げられる。他にも、制御装置110からローカルプリンタのアドレスに事前にアクセスを試み、アクセスが成功した場合にローカルプリンタのアドレスに印刷データを送信すると判定する方法も挙げられる。
その後、S608において事前スプール処理部112は、S607で決定した印刷データを送信すべきアドレスを、所定の領域に保存する。尚、S608でアドレスを保存する領域は、データ送受信部115もアクセス可能な領域である。S609以降は、S607の判定結果によって、処理が分岐する。
まずは、S607で事前スプール処理部112がローカルプリンタのアドレスに印刷データを送信すると判定した場合の処理を説明する。S609において事前スプール処理部112は、スプーラ113に印刷データを入力する。印刷データを受信(スプール)したスプーラ113は、S610において、この印刷データを印刷コマンド変換部114へ入力する。印刷データを受信した印刷コマンド変換部114は、S611において、この印刷データをプリンタ130が解釈可能な印刷コマンド形式への変換処理を開始する。S611の処理により印刷コマンドの生成が始まると、S612において印刷コマンド変換部114は、生成された印刷コマンドを随時データ送受信部115へ入力する。印刷コマンドを受信したデータ送受信部115は、S613において、まず、S608にて事前スプール処理部112が保存した情報を参照し、印刷コマンドの送信先アドレスを取得する。その後、データ送受信部115は、取得した送信先アドレスに対し、ローカルネットワーク経由で印刷コマンドをプリンタ130へ送信する。印刷コマンドを受信したプリンタ130は、S622において、印刷コマンドに従って印刷処理を行い、印刷物をユーザに提供する。
次に、S607で事前スプール処理部112が仮想プリンタ121のアドレスに印刷データを送信すると判定した場合の処理を説明する。S615において事前スプール処理部112は、受信した印刷データをスプーラ113のスプール処理および印刷コマンド変換部114の印刷コマンド変換処理を経由せずに、直接印刷データをデータ送受信部115へ入力する。仮想プリンタ121を経由して印刷を行う場合、印刷コマンドへの変換処理はプリントサーバ120内の印刷コマンド変換部124で行われる。このため、制御装置110内で印刷コマンドの変換処理を実施しなくてよい。一方、スプーラ113に印刷データが入力されると、後続の印刷コマンド変換部114による印刷コマンド生成処理が動作してしまう。このため、仮想プリンタ121を利用する場合、スプーラ113のスプール処理および印刷コマンド変換部114の印刷コマンド変換処理を省略する。従って、仮想プリンタ121のアドレスに印刷データを送信する場合、事前スプール処理部112は、受信した印刷データをスプーラ113および印刷コマンド変換部114を経由せずに、印刷データをデータ送受信部115へ入力する。
印刷データを受信したデータ送受信部115は、S616において、S608にて事前スプール処理部112が保存した情報を参照し、印刷コマンドの送信先アドレスを取得する。その後、S617においてデータ送受信部115は、取得した送信先アドレスに対し印刷データを送信する。即ち、インターネット経由で印刷データをプリントサーバ120上の仮想プリンタ121へ送信する。印刷データを受信した仮想プリンタ121は、S618において、仮想プリンタに関連付けされたプリンタ130に対し、印刷データを受信したことを通知する。印刷データの受信通知を受信したプリンタ130は、S619において、仮想プリンタ121に対し印刷コマンド受信要求を発行する。ここで、印刷コマンド受信要求の中には、プリンタ130が解釈可能な印刷コマンドの形式情報が含まれている。印刷コマンド受信要求を受信した仮想プリンタ121は、S620において、S617で受信した印刷データを、S619で受信した印刷コマンド受信要求の中に含まれている印刷コマンド形式に変換する変換処理を実行する。変換処理が完了した後、S621において仮想プリンタ121は、生成した印刷コマンドをプリンタ130へ送信する。印刷コマンドを受信したプリンタ130は、S622において印刷コマンドに従って印刷処理を行い、印刷物をユーザに提供する。
以上の処理により、制御装置110は、制御装置110が属するネットワーク環境の情報に基づいて、印刷データまたは印刷コマンドを送信すべき適切なアドレスを自動的に選択することが可能になる。これにより、ユーザは、制御装置110が属するネットワーク環境を意識することなく、印刷処理を実行したいプリンタ(プリントキュー)を選ぶことで所望の印刷を行うことが可能となる。
尚、S604にて、ユーザが指定したプリンタにローカルプリンタまたは仮想プリンタの一方のアドレスだけが関連付けされている場合、制御装置110は、S605~S608までの処理を実行しない。また、制御装置110は、ローカルプリンタ用の印刷処理(S609~S614)または仮想プリンタ用の印刷処理(S615~S621)のいずれか一方を実行する。
尚、本実施形態では制御装置110とプリンタ130とがローカルエリアネットワークで接続されていることを前提に説明した。即ち、制御装置110とプリンタ130とがローカルエリアネットワークを構成するルータまたはスイッチなどの他の機器に接続されている接続形態を前提に説明した。しかしながら、制御装置110とプリンタ130との接続形態はシリアルポートまたはUSBなど他の接続形態であってもよい。また、制御装置110とプリンタ130とが2つ以上のインターフェースで接続されている場合は、その特性に応じて適切なインターフェースを選択してもよい。一例として、制御装置110とプリンタ130とがネットワークとUSBとのそれぞれのインターフェースで接続されている場合、両者のデータ転送速度を比較し、より速い転送速度を持つインターフェースを選択する方法が考えられる。
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザは、印刷に適したプリンタを用いて印刷することが可能となる。本実施形態では、同一のプリンタに対するプリントキューを、制御装置110およびプリントサーバ120とで共通のプリントキューを作成する。これにより、制御装置110およびプリントサーバ120とでプリントキューがそれぞれ作成され得る場合においてユーザが不適切なプリンキューを選択してしまうことによる、各種の問題が発生してしまうことを抑制することができる。
<<第2実施形態>>
第1実施形態では、制御装置110においては、同一のプリンタのプリントキューが、一つだけ登録される例を説明した。本実施形態では、同一のプリンタのプリントキューが制御装置110およびプリントサーバ120とでそれぞれ作成され、制御装置110にそれぞれ登録されている場合の処理の例を説明する。
本実施形態では、アプリケーション111が、ユーザにより選択されたプリンタ(プリントキュー)の利用可否を判定し、利用不可のプリンタが選択されている場合は、適切なプリンタの利用を促す通知を行う例を説明する。即ち、アプリケーション111から、制御装置110で起動されているスプーラ113に印刷データが送られる前に、ユーザにより選択されたプリンタ(プリントキュー)の利用可否の判定が行われる。
<プリンタの登録処理>
図8は、本実施形態において、プリンタ130を制御装置110に登録する処理の一例を示すシーケンス図である。本実施形態では、ローカルプリンタと仮想プリンタとを制御装置110でそれぞれ登録する登録処理を説明する。図8では、ユーザが、仮想プリンタを登録した後に、ローカルプリンタを登録する処理シーケンスを例に挙げて説明するが、ローカルプリンタを登録した後に、仮想プリンタを登録する処理シーケンスであってもよい。
まず、S801においてユーザは、プリンタ130本体の操作を行うことで、プリントサーバ120へプリンタ130を登録する登録処理を開始する。即ち、S801においてプリンタ130は、プリントサーバ120へプリンタ130を追加する追加処理(インストールする処理)の指示をユーザから受け付ける。プリンタ操作の一例は、第1実施形態で説明した例と同様である。ユーザからの登録指示を受け付けたプリンタ130は、S802において、入力されたアカウント情報を含むプリンタ登録要求をプリントサーバ120に対して発行する。その後、S803においてプリントサーバ120は、プリンタ登録要求に含まれているアカウント情報を参照し、ユーザ認証処理を行う。ユーザ認証処理が正常に完了した場合、S804においてプリントサーバ120は、登録要求を発行したプリンタに対応する仮想プリンタ(プリントキュー)をサーバ内に生成する。S805においてプリントサーバ120は、登録結果をプリンタ130に応答する。登録結果を受信したプリンタ130は、その結果が成功を示す場合、S806において、プリンタ情報の登録をプリントサーバ120に行う。ここで登録するプリンタ情報は、第1実施形態で説明した例と同様である。プリンタ情報を受信したプリントサーバ120は、S807において、受信したプリンタ情報をS804にて作成した仮想プリンタに関連付けて保存する。そして、プリントサーバ120は、プリンタ130に登録結果を送信する。
登録結果を受信したプリンタ130は、S808において、その登録結果をユーザへ通知する。ユーザへの通知方法の一例としては、プリンタ130に備えられているタッチパネル上に、登録結果を表示する方法が挙げられる。以降の処理では、S802~S807までのプリンタ登録処理は正常に完了していることを前提に説明する。
プリンタ登録結果を確認したユーザは、S809において、制御装置110にプリントサーバ120へアクセスする為のアカウント情報を登録する。即ち、S809において制御装置110は、プリントサーバ120へアクセスする為のアカウント情報の登録をユーザから受け付ける。そして、S810においてユーザは、制御装置110上で仮想プリンタ121の登録処理を実行する。即ち、S810において制御装置110は、仮想プリンタ121の登録処理の実行の指示をユーザから受け付ける。S811において制御装置110は、S809にて登録されたアカウント情報を元にプリントサーバ120に対しユーザ認証要求を発行する。ユーザ認証要求を受信したプリントサーバ120は、S812において、受信した情報を元に認証処理を行う。そして、S813においてプリントサーバ120は、その結果を制御装置110へ応答する。以降の処理は、S811~S813までのユーザ認証処理が正常に完了していることを前提に説明する。
次に制御装置110は、S814において、プリントサーバ120に仮想プリンタ情報の問い合わせを行う。問い合わせを受けたプリントサーバ120は、S815において、仮想プリンタ情報を制御装置110に応答する。ここで、仮想プリンタ情報は、印刷データの送信先アドレス、プリンタの製品名称、およびプリンタ状態を示す情報などの種々の情報が含まれ得る。仮想プリンタ情報を取得した制御装置110は、S816において、仮想プリンタ用のプリントキューを生成し、制御装置110内に格納する。そして、S817において制御装置110は、仮想プリンタの登録処理結果をユーザへ通知する。
次に、ユーザは、S818において制御装置110上でプリンタ130のローカルプリンタとしての登録処理を実行する。即ち、S818において制御装置110は、プリンタ130をローカルプリンタとしての追加をする追加処理(インストール処理)を実行の指示を受け付ける。登録処理が開始されると、S819において制御装置110は、プリンタ130からプリンタ情報を要求し、S820においてプリンタ130は、プリンタ情報を応答する。S820で取得するプリンタ情報は、第1実施形態で説明した例と同様である。プリンタ情報を取得した制御装置110は、S821において、ローカルプリンタ用のプリントキューを生成し、制御装置110内に格納する。その後、S822において制御装置110は、プリンタ130の登録処理結果をユーザへ通知する。
以上の処理により、ローカルプリンタ用のプリントキューと仮想プリント用のプリントキューがそれぞれ制御装置110上に生成された状態となる。
<アプリケーションのプリンタ選択処理>
図9は、本実施形態におけるアプリケーション111によるプリンタ選択処理の例を示すフローチャートである。S901においてアプリケーション111は、ユーザからの指示に応じて、写真または文章などの任意のデータの印刷に用いるプリンタを選択するプリンタ選択画面を表示する。そして、アプリケーション111は、プリンタ選択画面上においてユーザから、印刷処理を実行させるプリンタ(プリントキュー)の選択を受け付ける。
次にS902においてアプリケーション111は、現在、制御装置110が参加しているネットワーク環境の情報を取得する。前述したように、ネットワーク環境の情報には、制御装置110のIPアドレスおよびサブネットマスクなどの情報が含まれる。S903においてアプリケーション111は、ユーザがS901のプリンタ選択画面において選択したプリントキューに関連付けされた情報を参照することで、選択されたプリンタの種別を判定する。即ち、S903においてアプリケーション111は、選択されたプリンタが、ローカルプリンタであるか、または、仮想プリンタであるかの判定を行う。アプリケーション111は、選択されたプリンタ(プリントキュー)に関連付けされた情報に、仮想プリンタであることを示す情報が有る場合は、選択されたプリンタは、仮想プリンタと判定する。一方で、選択されたプリンタ(プリントキュー)に関連付けされた情報に、仮想プリンタであることを示す情報がない場合は、選択されたプリンタは、ローカルプリンタであると判定する。
ユーザが選択したプリンタがローカルプリンタである場合、S904に処理が進む。S904においてアプリケーション111は、制御装置110と、ユーザが選択したローカルプリンタとが、同じネットワークに属するか否かを判定する。判定方法の一例としては、アプリケーション111は、制御装置110のIPアドレスおよびサブネットマスクからサブネット情報を求める。また、アプリケーション111は、ユーザが選択したローカルプリンタの送信先アドレスのサブネット情報を取得する。そして、アプリケーション111は、両者のサブネット情報を比較することで、制御装置110とユーザが選択したローカルプリンタとが、同一のネットワークに属するか否かを判定することができる。
アプリケーション111は、S904にて制御装置110と、ユーザが選択したローカルプリンタとが同じネットワークに属すると判定した場合、S912に進み、本処理を終了する。
一方、S904にてアプリケーション111は、制御装置110とユーザが選択したローカルプリンタとが異なるネットワークに属すると判定した場合、S905に進む。S905においてアプリケーション111は、制御装置110上に登録済みの仮想プリンタ用のプリントキューを取得する。そして、S906においてアプリケーション111は、取得した仮想プリンタ用のそれぞれのプリントキューに関連付けられたプリンタ情報と、ユーザが選択したプリントキューに関連付けされた情報とを比較する。これにより、アプリケーション111は、ユーザが選択したプリンタと同一プリンタを示す仮想プリンタの有無を確認する。具体的には、アプリケーション111は、それぞれのプリントキューに関連付けされた情報に含まれている、プリンタの一意性を示す情報を比較することで、同一プリンタの有無を判定する。
ユーザが選択したプリンタと同一プリンタを示す仮想プリンタがあると判定した場合、S907においてアプリケーション111は、利用可能な仮想プリンタがあることをユーザに通知する。一方、ユーザが選択したプリンタと同一プリンタを示す仮想プリンタが存在しない場合は、S908においてアプリケーション111は、ユーザが選択したプリンタは利用不可である旨をユーザに通知する。S907またはS908の通知処理を実行した後、S912に進み、アプリケーション111は本処理を終了する。
図10は、本実施形態においてアプリケーション111がディスプレイ214に表示す通知画面の例を示す図である。図10(a)は、S907にてアプリケーション111が表示する通知画面の一例である。通知画面上には、ユーザが選択したローカルプリンタは利用不可であること、また代わりに利用可能な仮想プリンタが存在することが表示されている。ユーザは画面上のOKボタンを押下することで本通知画面を終了することができる。
図10(b)はS908にてアプリケーション111が表示する通知画面の一例である。通知画面上には、ユーザが選択したローカルプリンタは利用不可であることが記載されている。また、ユーザは画面上のOKボタンを押下することで本通知画面を終了することができる。
このように、ユーザが制御装置110と異なるネットワークに属するプリンタを選択した場合において、そのプリンタ用に生成された仮想プリンタが制御装置110上に存在する場合がある。この場合、上記で説明した処理により、アプリケーション111は、利用可能な仮想プリンタが存在することを印刷処理開始前にユーザに通知する。即ち、アプリケーション111は、ユーザによってプリンタ(プリントキュー)が選択された場合に、利用可能な仮想プリンタが存在することをユーザに通知する。これによりユーザが不適切なプリンタを選択することで、適切な印刷を実施できない状況が生じてしまうことを回避することが可能となる。
図9に戻り説明を続ける。次に、S903にてユーザが選択したプリンタが仮想プリンタである場合の処理を説明する。S903にてユーザが選択したプリンタが仮想プリンタである場合、S909に処理が進む。S909においてアプリケーション111は、制御装置110上において登録済みのローカルプリンタ用のプリントキューを取得する。S910においてアプリケーション111は、ユーザが選択した仮想プリンタと同一のプリンタが、ローカルプリンタとして登録されているかを判定する。
まず、アプリケーション111は、それぞれのプリントキューに関連付けされた情報に含まれている、プリンタの一意性を示す情報を比較することで、同一プリンタの有無を判定する。仮想プリンタと同一プリンタのローカルプリンタ用のプリントキューがS909で取得したプリントキューに含まれる場合、アプリケーション111は、S902で取得したネットワーク環境の情報から更なる判定を行う。即ち、アプリケーション111は、そのプリントキューが、制御装置110と同じネットワークに属するローカルプリンタ用プリントキューであるか判定する。判定方法の一例としては、アプリケーション111は、制御装置110のIPアドレスおよびサブネットマスクからサブネット情報を求める。また、アプリケーション111は、ローカルプリンタの送信先アドレスのサブネット情報を比較することで、制御装置110とローカルプリンタとが同一のネットワークに属するか否かを判定することができる。そして、仮想プリンタと同一プリンタのローカルプリンタ用のプリントキューが、制御装置110と同一のネットワークに属するローカルプリンタ用のプリントキューである場合、S911に進む。S911において、アプリケーション111は利用可能なローカルプリンタが存在することをユーザに通知する。その後、S912に進み、アプリケーション111は本処理を終了する。また、S910にて、仮想プリンタと同一のプリンタのローカルプリンタ用のプリントキューがない場合、または、同一のネットワークに属するローカルプリンタ用のプリントキューが存在しない場合も、S912に進み、本処理を終了する。
図10(c)は、S911にて表示する通知画面の一例である。通知画面上には、ユーザが選択した仮想プリンタが選択されたこと、および、仮想プリンタと同一のプリンタであって代わりに利用可能なローカルプリンタが存在することが記載されている。また、ユーザは画面上のOKボタンを押下することで本通知画面を終了することができる。
このように、ユーザが仮想プリンタを選択した場合、アプリケーション111は、当該仮想プリンタと同一のプリンタであって、制御装置110と同じネットワークに属するローカルプリンタ用のプリントキューが存在するかを判定する。仮想プリンタと同一のプリンタであって、制御装置110と同じネットワークに属するローカルプリンタ用のプリントキューが存在する場合、アプリケーション111は、利用可能なローカルプリンタが存在することを印刷処理開始前にユーザに通知する。これにより、ユーザは印刷処理において不要な通信が発生し得るプリンタを選択していることを印刷処理開始前に検知することが可能となる。
<<第3実施形態>>
本実施形態も、第2実施形態と同様に、同一のプリンタのプリントキューが制御装置110およびプリントサーバ120とでそれぞれ作成され、制御装置110にそれぞれ登録されている場合の処理の例を説明する。尚、第2実施形態では、アプリケーション111における処理により、ユーザに適切なプリンタの選択を促す通知を行う例を説明した。本実施形態では、ユーザがアプリケーション111上で印刷処理の開始を指示した後であっても、後段の処理で適切なプリンタの選択をユーザに促す例を説明する。本実施形態では、事前スプール処理部112が通知を行う例を説明する。即ち、事前スプール処理部112から、制御装置110で起動されているスプーラ113に印刷データが送られる前に、ユーザにより選択されたプリンタ(プリントキュー)の利用可否の判定が行われる。尚、本実施形態では、図8で示した制御装置110に対するローカルプリンタおよび仮想プリンタの登録処理が完了していることを前提に説明する。
<プリンタの印刷処理>
図11は、本実施形態における印刷処理の一例を示すシーケンス図である。尚、本実施形態の説明において、第1実施形態および第2実施形態と同様の処理については、その説明を省略することがある。
S1101においてユーザは、アプリケーション111を用いて写真または文章などの任意のデータを印刷する為に、アプリケーション111上でプリンタ選択画面を表示し、印刷処理を実行させるプリンタ(プリントキュー)を選択する。即ち、制御装置110のアプリケーション111は、ユーザからのプリンタ選択画面の表示指示を受けて、プリンタ選択画面をディスプレイ214に表示し、プリンタの選択を受け付ける。
S1102においてユーザは、選択したプリンタに対する印刷処理開始をアプリケーション111に指示する。即ち、S1102においてアプリケーション111は、印刷処理の実行指示を受け付ける。印刷処理開始の指示を受けたアプリケーション111は、S1103において、印刷データを事前スプール処理部112に入力する。印刷データを受信した事前スプール処理部112は、S1114において、ユーザの選択したプリンタに応じた通知処理を行う。S1104の詳細については、図12で後述する。
その後、事前スプール処理部112は、S1104の通知処理を経て決定したプリンタに対し印刷処理を実行する(S1105、S1106)。ここで、S1105のローカルプリンタを用いた印刷処理は、図6のS609~S614と同様の処理を行うとする。また、S1106の仮想プリンタを用いた印刷処理は、図6のS615~S621と同様の処理を行うとする。その後、S1107において、制御装置110またはプリントサーバ120から印刷コマンドを受信したプリンタ130は、印刷コマンドに従って印刷処理を行い、印刷物をユーザに提供する。
<通知処理>
図12は、事前スプール処理部112による、S1104の通知処理の詳細を示すフローチャートの例を示す図である。アプリケーション111から印刷データを受信した事前スプール処理部112は、S1201において、現在、制御装置110が参加しているネットワーク環境の情報を取得する。ここで、ネットワーク環境の情報には、制御装置110のIPアドレスおよびサブネットマスクなどの情報が含まれている。その後、S1202において事前スプール処理部112は、ユーザが選択したプリントキューに関連付けされた情報を参照することで、ユーザが選択したプリンタの種別を判定する。ここで事前スプール処理部112は、プリントキューに関連付けされた情報に、仮想プリンタであることを示す情報がある場合は、仮想プリンタであると判定する。プリントキューに関連付けされた情報に、仮想プリンタであることを示す情報がない場合は、ローカルプリンタであると判定する。
ユーザが選択したプリンタがローカルプリンタである場合、S1203に処理が進む。S1203において事前スプール処理部112は、制御装置110とユーザが選択したローカルプリンタとが同じネットワークに属するか否かを判定する。判定方法の一例としては、第2実施形態で説明した例と同等の方法が挙げられる。事前スプール処理部112は、制御装置110とユーザが選択したローカルプリンタとが同じネットワークに属すると判定した場合は、S1215に進み、本通知処理を終了する。
一方、S1203にて事前スプール処理部112が、制御装置110とユーザが選択したローカルプリンタとは異なるネットワークに属すると判定した場合、S1204に進む。S1204において事前スプール処理部112は、制御装置110上において登録済みの仮想プリンタ用のプリントキューを取得する。そして、S1205において事前スプール処理部112は、取得した仮想プリンタ用のそれぞれのプリントキューに関連付けられたプリンタ情報と、ユーザが選択したプリントキューに関連付けされた情報とを比較する。これにより、事前スプール処理部112は、ユーザが選択したプリンタと同一プリンタを示す仮想プリンタの有無を確認する。具体的には、事前スプール処理部112は、それぞれのプリントキューに関連付けされた情報に含まれる、プリンタの一意性を示す情報を比較することで、同一プリンタの有無を判定する。ユーザが選択したプリンタと同一プリンタを示す仮想プリンタがあると判定した場合、S1206に進み、事前スプール処理部112は、利用可能な仮想プリンタがあることをユーザに通知する。一方、ユーザが選択したプリンタと同一プリンタを示す仮想プリンタが存在しない場合は、S1207に進み、事前スプール処理部112は、ユーザが選択したプリンタは利用不可である旨をユーザに通知する。S1206またはS1207にてユーザに通知する際には、ユーザが指定したローカルプリンタに対する印刷処理のキャンセルを行うためのユーザインタフェース部品も提示する。
図13は、本実施形態において事前スプール処理部112がディスプレイ214に表示す通知画面の例を示す図である。図13(a)は、S1206にて事前スプール処理部112がディスプレイ214に表示する通知画面の一例である。通知画面上には、ユーザが選択したローカルプリンタは利用不可であること、および、代わりに利用可能な仮想プリンタが存在することが記載されている。ユーザは画面上のOKボタン1301を押下することで本通知画面を終了し、後続の処理を継続することができる。本実施形態では、通知画面上には、印刷中止ボタン1302が含まれる。ユーザは、通知画面上の印刷中止ボタン1302を押下することで印刷処理の中止を行い、後続の処理を中断することもできる。図13(b)は、S1207にて事前スプール処理部112がディスプレイ214に表示する通知画面の一例である。通知画面上には、ユーザが選択したローカルプリンタは利用不可であることが記載されている。ユーザは画面上のOKボタン1301を押下することで本通知画面を終了し、後続の処理を継続することができる。また、ユーザは通知画面上の印刷中止ボタン1302を押下することで印刷処理の中止を行い、後続の処理を中断することもできる。
図12の説明に戻る。S1206またはS1207の通知処理を実行した後、S1208において事前スプール処理部112は、ユーザから印刷処理のキャンセル指示の有無を確認する。ユーザからのキャンセル指示がある場合、S1209に進み、事前スプール処理部112は受信した印刷データを削除する。そして、S1215に進み、本通知処理を終了する。一方、S1208にてユーザからのキャンセル指示がない場合、事前スプール処理部は、S1215に進み、本通知処理を終了する。
このように、ユーザが制御装置110と異なるネットワークに属するプリンタを選択した場合において、そのプリンタ用に生成された仮想プリンタが制御装置110上に存在する場合がある。この場合、上記で説明した処理により、事前スプール処理部112は利用可能な仮想プリンタが存在することをユーザに通知すると共に、ユーザの指示によって印刷処理を中止させることができる。これにより、ユーザがアプリケーション111上で印刷処理の開始を指示した後であっても不適切なプリンタ選択による印刷処理の失敗を抑制することが可能となる。
次に、S1202にてユーザが選択したプリンタが仮想プリンタである場合の処理を説明する。S1202においてユーザが選択したプリンタが仮想プリンタである場合、S1210に処理が進む。S1210において事前スプール処理部112は、制御装置110上において登録済みのローカルプリンタ用のプリントキューを取得する。S1211において、事前スプール処理部112は、ユーザが選択した仮想プリンタと同一のプリンタが、ローカルプリンタとして登録されているかを判定する。
まず、事前スプール処理部112は、それぞれのプリントキューに関連付けされた情報に含まれている、プリンタの一意性を示す情報を比較することで、同一プリンタの有無を判定する。仮想プリンタと同一プリンタのローカルプリンタ用のプリントキューがS1210で取得したプリントキューに含まれる場合、事前スプール処理部112は、S1201で取得したネットワーク環境の情報から更なる判定を行う。即ち、事前スプール処理部112は、そのプリントキューが、制御装置110と同じネットワークに属するローカルプリンタ用プリントキューであるか判定する。判定方法の一例としては、事前スプール処理部112は、制御装置110のIPアドレスおよびサブネットマスクからサブネット情報を求める。また、事前スプール処理部112は、ローカルプリンタの送信先アドレスのサブネット情報を比較することで、制御装置110とローカルプリンタとが同一のネットワークに属するか否かを判定することができる。そして、仮想プリンタと同一プリンタのローカルプリンタ用のプリントキューが、制御装置110と同一のネットワークに属するローカルプリンタ用のプリントキューでない場合、事前スプール処理部112は、S1215に進み、本通知処理を終了する。
一方、仮想プリンタと同一プリンタのローカルプリンタ用のプリントキューが、制御装置110と同一のネットワークに属するローカルプリンタ用のプリントキューである場合、S1212に進む。S1212において事前スプール処理部112は、利用可能なローカルプリンタが存在することをユーザに通知する。S1212にてユーザに通知する際には、ユーザが指定した仮想プリンタに対する印刷処理のキャンセルを行うためのユーザインタフェース部品も提示する。
図13(c)は、S1212にて事前スプール処理部112がディスプレイ214に表示する通知画面の一例である。通知画面上には、ユーザが選択した仮想プリンタが選択されたこと、および、仮想プリンタと同一のプリンタであって代わりに利用可能なローカルプリンタが存在することが記載されている。ユーザは、画面上のOKボタン1301を押下することで本通知画面を終了し、後続の処理を継続することができる。また、ユーザは、通知画面上の印刷中止ボタン1302を押下することで印刷処理の中止を行い、後続の処理を中断することもできる。
図12に戻り説明を続ける。S1212の通知処理を実行した後、S1213において事前スプール処理部112は、ユーザから印刷処理のキャンセル指示の有無を確認する。ユーザからのキャンセル指示がある場合、S1214に進み、事前スプール処理部112は、受信した印刷データを削除する。そして、S1215に進み、本通知処理を終了する。一方、S1213にてユーザからのキャンセル指示がない場合、S1215に進み、事前スプール処理部112は、本通知処理を終了する。
このように、ユーザが仮想プリンタを選択した場合、事前スプール処理部112は、当該仮想プリンタと同一のプリンタであって、制御装置110と同じネットワークに属するローカルプリンタ用のプリントキューが存在するかを判定する。制御装置110と同じネットワークに属するローカルプリンタ用のプリントキューが存在する場合、事前スプール処理部112は、利用可能なローカルプリンタが存在することを印刷処理開始前にユーザに通知する。さらに、ユーザの指示によって印刷処理を中止させることもできる。これにより、ユーザがアプリケーション111上で印刷処理の開始を指示した後であっても、ユーザは印刷処理において不要な通信が発生し得るプリンタを選択していることを検知し、適切なプリンタを選択することが可能となる。
<<第4実施形態>>
第1実施形態から第3実施形態においては、制御装置110に保存されている印刷データを制御装置110からプリントサーバ120またはプリンタ130に送信することで印刷が行われる例を説明した。
本実施形態では、制御装置110外に保存されている印刷データを印刷する場合の例を説明する。例えば、ユーザがアプリケーション111により、プリントサーバ120上に配置されている印刷データの印刷を指示する場合を考える。この場合、印刷データを、プリントサーバ120の印刷コマンド変換部124により印刷コマンドへと変換し、制御装置110を経由せずにプリントサーバ120からプリンタ130へ送信することが可能である。
一方、印刷データを印刷コマンドへと変換した場合、その印刷コマンドのデータ量が元の印刷データのデータ量を上回ることも考えられる。この場合、インターネット上でのデータ量が増加してしまうことになる。このため、プリントサーバ120から印刷データを一度制御装置110に転送した上で、制御装置110上で印刷コマンドへ変換する。そして、その後、制御装置110からローカルプリンタであるプリンタ130へ転送する。このように制御装置110を介してローカルプリンタに印刷を行う方が、プリントサーバ120からプリンタ130に印刷コマンドを送信する場合に比べて、インターネット上で送受信されるデータ容量サイズを抑制できる。
本実施形態では、例えば、ユーザがアプリケーション111により、プリントサーバ120上に配置されている印刷データの印刷を選択した場合、プリントサーバ120は印刷データを印刷コマンドへと変換する。その後、変換した印刷コマンドのデータサイズが所定のデータサイズを上回る場合、プリントサーバ120は変換前の印刷データを制御装置110へ送信する。印刷データを受信した制御装置110は、S609~S614の処理を経てローカルネットワーク経由で印刷コマンドをプリンタ130へ送信する。
プリントサーバ120と、制御装置110およびプリンタ130それぞれとが、従量課金のインターネット回線で接続されている場合は、通信コストの観点からインターネット回線上で送受信されるデータサイズは、少ない方が好ましい。本実施形態の処理を行うことで、送受信データサイズの観点から好ましい経路を自動的に選択することが可能になる。
<<その他の実施形態>>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
110 制御装置
111 アプリケーション
112 事前スプール処理部

Claims (21)

  1. コンピュータを、
    前記コンピュータにプリンタを登録する登録手段と、
    前記登録手段によって前記プリンタが登録された場合、前記プリンタのプリントキューを生成する生成手段と、
    前記生成されたプリントキューに、印刷データの送信先であるアドレスを複数関連付けて管理する管理手段と、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  2. 前記生成手段は、前記登録手段で登録済みの第一プリンタと同一のプリンタであって、異なる印刷経路で用いられる第二プリンタが前記登録手段において登録された場合、前記第二プリンタのプリントキューを生成せず、
    前記管理手段は、前記第一プリンタのプリントキューに、前記第一プリンタのアドレスに加えて、前記第二プリンタのアドレスを関連付けて管理することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記印刷経路は、ローカル印刷の印刷経路とプリントサーバを用いた印刷経路とを含むことを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記コンピュータを、
    任意のプリントキューが指定された印刷データを入力する入力手段と、
    前記指定されたプリントキューが、前記管理手段において複数のアドレスが関連付けられているプリントキューである場合、前記コンピュータと他の機器との接続形態の情報に基づいて前記複数のアドレスの中から前記印刷データを送信する送信先アドレスを決定する決定手段と、
    としてさらに機能させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプログラム。
  5. 前記決定手段は、前記接続形態が、ローカルネットワークの接続形態である場合、前記管理手段で管理されているローカル印刷のアドレスを前記送信先アドレスとして決定することを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記決定手段は、前記接続形態が、ローカルネットワークの接続形態でない場合、前記管理手段で管理されている、プリントサーバの仮想プリンタのアドレスを前記送信先アドレスとして決定することを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
  7. 前記管理手段は、前記複数のアドレスのうち、優先して用いるアドレスを示す優先情報をさらに関連付けて管理し、
    前記決定手段は、前記指定されたプリントキューが、前記管理手段において、前記優先情報が関連付けられているプリントキューである場合、前記接続形態に関わらず、前記優先情報に従って前記送信先アドレスを決定することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載のプログラム。
  8. 前記決定手段は、前記入力手段で入力した印刷データを、前記コンピュータで起動されているスプーラに入力する前に前記決定を行うことを特徴とする請求項4乃至7のいずれか一項に記載のプログラム。
  9. コンピュータを、
    ユーザから任意のプリントキューの指定を受け付ける受付手段と、
    前記コンピュータのネットワークの接続形態の情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した前記情報と、前記指定を受け付けたプリントキューに関連付けられた送信先アドレスとに基づいて、前記コンピュータと前記プリントキューに応じたプリンタとが、異なるネットワークに属するかを判定する判定手段と、
    前記コンピュータと前記プリントキューに応じたプリンタとが異なるネットワークに属すると判定した場合、所定の通知をする通知手段と、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  10. 前記所定の通知は、ユーザが異なるネットワークに属するプリンタを指定したことを含むことを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記通知手段による通知は、前記受付手段が印刷指示を受け付ける前に行われることを特徴とする請求項9または10に記載のプログラム。
  12. 前記通知手段による通知は、前記受付手段が印刷指示を受け付けた後に行われることを特徴とする請求項9または10に記載のプログラム。
  13. 前記通知手段による通知は、前記印刷指示に基づく印刷データを、前記コンピュータで起動されているスプーラに入力する前に行われることを特徴とする請求項12に記載のプログラム。
  14. 前記通知は、前記受付手段が受け付けた前記印刷指示をキャンセルする指示を受け付け可能に通知されることを特徴とする請求項12または13に記載のプログラム。
  15. コンピュータを、インターネットを介してプリンタと通信可能な情報処理装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    印刷データを格納する格納手段と、
    前記格納している印刷データの印刷指示を受けて、前記印刷データを印刷コマンドに変換する変換手段と、
    前記変換した印刷コマンドのデータサイズが所定のデータサイズより大きい場合、前記印刷データを、前記プリンタとローカルネットワークを介して通信可能な第二の情報処理装置に送信する送信手段と、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  16. 情報処理装置であって、
    前記情報処理装置にプリンタを登録する登録手段と、
    前記登録手段によって前記プリンタが登録された場合、前記プリンタのプリントキューを生成する生成手段と、
    前記生成されたプリントキューに、印刷データの送信先であるアドレスを複数関連付けて管理する管理手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  17. 情報処理装置であって、
    ユーザから任意のプリントキューの指定を受け付ける受付手段と、
    前記情報処理装置のネットワークの接続形態の情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した前記情報と、前記指定を受け付けたプリントキューに関連付けられた送信先アドレスとに基づいて、前記情報処理装置と前記プリントキューに応じたプリンタとが、異なるネットワークに属するかを判定する判定手段と、
    前記情報処理装置と前記プリントキューに応じたプリンタとが異なるネットワークに属すると判定した場合、所定の通知をする通知手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  18. インターネットを介してプリンタと通信可能な情報処理装置であって、
    印刷データを格納する格納手段と、
    前記格納している印刷データの印刷指示を受けて、前記印刷データを印刷コマンドに変換する変換手段と、
    前記変換した印刷コマンドのデータサイズが所定のデータサイズより大きい場合、前記印刷データを、前記プリンタとローカルネットワークを介して通信可能な第二の情報処理装置に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  19. 情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置にプリンタを登録する登録ステップと、
    前記登録ステップによって前記プリンタが登録された場合、前記プリンタのプリントキューを生成する生成ステップと、
    前記生成されたプリントキューに、印刷データの送信先であるアドレスを複数関連付けて管理する管理ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  20. 情報処理装置の制御方法であって、
    ユーザから任意のプリントキューの指定を受け付ける受付ステップと、
    前記情報処理装置のネットワークの接続形態の情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得した前記情報と、前記指定を受け付けたプリントキューに関連付けられた送信先アドレスとに基づいて、前記情報処理装置と前記プリントキューに応じたプリンタとが、異なるネットワークに属するかを判定する判定ステップと、
    前記情報処理装置と前記プリントキューに応じたプリンタとが異なるネットワークに属すると判定した場合、所定の通知をする通知ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  21. 印刷データを格納する格納手段を有し、インターネットを介してプリンタと通信可能な情報処理装置の制御方法であって、
    前記格納している印刷データの印刷指示を受けて、前記印刷データを印刷コマンドに変換する変換ステップと、
    前記変換した印刷コマンドのデータサイズが所定のデータサイズより大きい場合、前記印刷データを、前記プリンタとローカルネットワークを介して通信可能な第二の情報処理装置に送信する送信ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
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