JP2022147358A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

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Tadashi Yoshida
達雄 仁田
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Abstract

【課題】制御情報の保存の偏りを防止することができる磁気ディスク装置を提供する。【解決手段】磁気ディスク装置は、複数の磁気ディスクと、前記複数の磁気ディスクに対応して設けられ、前記磁気ディスクに対してデータをリード/ライトする複数の磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドの前記リード/ライトを制御する制御部と、を備える。また、前記複数の磁気ディスクは、それぞれ、前記磁気ヘッドの前記リード/ライトに関する制御情報を保存する第1保存部を備える。前記制御部は、前記制御情報の少なくとも一部である第1情報の保存先の前記第1保存部を、前記磁気ディスクから他の前記磁気ディスクに切り替える。【選択図】図4

Description

実施形態は、磁気ディスク装置に関する。
磁気ディスク装置において、複数の磁気ヘッドでのデータ再生時間とシーク時およびフォローイング時に行なう位置決めデータ再生時間の累計が、各磁気ヘッド間で均一化されるようフォローイング時において順次磁気ヘッドを切り換える技術が知られている。
米国特許第5572379号明細書 米国特許第7359134号明細書 米国特許第10283149号明細書
磁気ディスク装置において、磁気ディスクに記憶される制御情報は、信頼性のために多重化されている。例えば、2多重、4多重のように制御情報は多重化されて複数の磁気ディスクに保存される。多重化された制御情報は、あらかじめ設定した磁気ディスクのシステムエリア内の固定位置に保存される。また、多重化された制御情報の保存を交互に別の領域に保存することも行われている。いずれの場合においても、制御情報の保存先は、複数設けられる磁気ヘッドのうち特定の磁気ヘッドに固定され、当該磁気ヘッドにより磁気ディスクに保存される。このように特定の磁気ヘッド用いて制御情報を保存するため、当該磁気ヘッドが他の磁気ヘッドと比較して使用頻度が高くなる。
実施形態は、制御情報の保存の偏りを防止することができる磁気ディスク装置を提供することを目的とする。
一実施形態に係る、磁気ディスク装置は、複数の磁気ディスクと、前記複数の磁気ディスクに対応して設けられ、前記磁気ディスクに対してデータをリード/ライトする複数の磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドの前記リード/ライトを制御する制御部と、を備える。また、前記複数の磁気ディスクは、それぞれ、前記磁気ヘッドの前記リード/ライトに関する制御情報を保存する第1保存部を備える。前記制御部は、前記制御情報の少なくとも一部である第1情報の保存先の前記第1保存部を、前記複数の磁気ディスから他の前記磁気ディスクに切り替える。
実施形態に係る磁気ディスク装置の構成の一例を示すブロック図。 同実施形態に係るグループ、及び組の一例を示す図。 同実施形態に係るシステムエリア管理部の構成の一例を示す図。 同実施形態に係る保存先を切り替える処理の一例を示すフローチャート。 同実施形態に係る制御情報の保存先を変更する場合の作用を説明するための図。 同実施形態に係る電源ON時に制御情報をリードする処理の一例を示すフローチャート。 同実施形態に係るステータスが不定状態を示す場合の処理の一例を示すフローチャート。 同実施形態に係るシステムエリア管理部から情報がリードできなくなった場合の処理の一例を示すフローチャート。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、以下の実施形態に記載した内容により発明が限定されるものではない。当業者が容易に想到し得る変形は、当然に開示の範囲に含まれる。説明をより明確にするため、図面において、各部分のサイズ、形状等を実際の実施態様に対して変更して模式的に表す場合もある。複数の図面において、対応する要素には同じ参照数字を付して、詳細な説明を省略する場合もある。
図1は、本実施形態に係る磁気ディスク装置の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、磁気ディスク装置1は、例えば、ハードデイスクドライブ(HDD)として構成され、磁気ディスク2と、スピンドルモータ(SPM)3と、アクチュエータ4と、ボイスコイルモータ(VCM)5と、磁気ヘッド10と、ヘッドアンプIC11と、R/Wチャネル12と、ハードディスクコントローラ(HDC)13と、マイクロプロセッサ(MPU)14と、ドライバIC15と、メモリ16とを備えている。また、磁気ディスク装置1は、ホストコンピュータ(ホスト)17と接続可能である。磁気ヘッド10は、詳細には後述するが、ライトヘッド(記録磁気ヘッド:writer)10W、リードヘッド(再生磁気ヘッド:reader)10R、および高周波発振素子であるスピントルク発振子(Spin-Torque-Oscillator:STO)100を備えている。なお、R/Wチャネル12、HDC13及びMPU14は、1チップの集積回路に組み込まれていてもよい。
磁気ディスク2は、例えば、円板状に形成され非磁性体からなる基板を有している。基板の各表面には、下地層として軟磁気特性を示す材料からなる軟磁性層と、その上層部に、磁気ディスク面に対して垂直方向に磁気異方性を有する磁気記録層と、その上層部に保護膜層とが記載の順に積層されている。ここで、磁気ヘッド10の方向を上層とする。
磁気ディスク2は、スピンドルモータ(SPM)3に固定され、このSPM3によって所定の速度で回転させられる。なお、1枚に限らず、複数枚の磁気ディスク2がSPM3に設置されてもよい。SPM3は、ドライバIC15から供給される駆動電流(または駆動電圧)により駆動される。磁気ディスク2は、磁気ヘッド10によってデータパターンを記録再生される。磁気ディスク2は、システムエリア(第1保存部)200を有する。システムエリア200は、磁気ヘッド10のデータの制御情報の少なくとも一部である第1情報(本実施形態では、第1情報は、ライトに関する制御情報である)を記憶する。また、システムエリア200は、システムエリア管理部(第2保存部)200aを有する。システムエリア管理部200aは、制御情報を管理する。システムエリア200は、例えば、磁気ディスク2の半径方向の最外周の一部に設けられる。
アクチュエータ4は、回動自在に設置されているとともに、その先端部に磁気ヘッド10が支持されている。ボイスコイルモータ(VCM)5によってアクチュエータ4を回動することで、磁気ヘッド10は、磁気ディスク2の所望のトラック上に移動され、位置決めされる。VCM5は、ドライバIC15から供給される駆動電流(または駆動電圧)によって駆動される。
磁気ヘッド10は、スライダと、スライダに形成されたライトヘッド10Wと、リードヘッド10Rとを有する。磁気ヘッド10は、磁気ディスク2の枚数に応じて、複数個設けられる。
ヘッドアンプIC11は、STO100の駆動や発振特性の検出などに関する回路を含む。例えば、ヘッドアンプIC11は、STO制御部111と、記録コイル制御部112と、再生信号検出部113と、ヒータ制御部114とを有する。ヘッドアンプIC11は、STO100の駆動や駆動信号検出などを実行する。さらに、ヘッドアンプIC11は、R/Wチャネル12から供給されるライトデータに応じたライト信号(ライト電流)をライトヘッド10Wに供給する。また、ヘッドアンプIC11は、リードヘッド10Rから出力されたリード信号を増幅して、R/Wチャネル12に伝送する。
STO制御部111は、ライトヘッド10WのSTO100へ通電する電流を制御する。記録コイル制御部112は、記録信号パターン制御部と記録電流制御部とを含む。記録コイル制御部112は、書き込み信号に応じてライトヘッド10Wのコイルへ供給する記録電流を制御する。再生信号検出部113は、リードヘッド10Rで再生した信号(リードデータ)を検出する。ヒータ制御部114は、後述するヒータへの電力供給を制御する。すなわち、ヒータ制御部114は、ヒータのON/OFFを切り替える。
R/Wチャネル12は、読み出し(リード)/書き込み(ライト)に関連する信号を処理する信号処理回路である。R/Wチャネル12は、リードデータの信号処理を実行するリードチャネルと、ライトデータの信号処理を実行するライトチャネルとを含む。R/Wチャネル12は、リード信号をデジタルデータに変換し、デジタルデータからリードデータを復調する。R/Wチャネル12は、HDC13から転送されるライトデータを符号化し、符号化されたライトデータをヘッドアンプIC11に転送する。
HDC13は、磁気ヘッド10、ヘッドアンプIC11、R/Wチャネル12、及びMPU14を介して磁気ディスク2へのデータの書き込みと、磁気ディスク2からのデータの読み出しとを制御する。HDC13は、磁気ディスク装置1とホスト17とのインタフェースを構成し、リードデータおよびライトデータの転送制御を実行する。すなわち、HDC13は、ホスト17から転送される信号を受信し、且つホスト17へ信号を転送するホストインタフェースコントローラとして機能する。ホスト17へ信号を転送する場合、HDC13は、MPU14に従って磁気ヘッド10により読み出され、復調された再生信号のデータのエラー訂正処理を実行する。また、HDC13は、ホスト17から転送されるコマンド(ライトコマンド、リードコマンド等)を受信し、受信したコマンドをMPU14に送信する。
MPU14は、磁気ディスク装置1のメインコントローラ(制御部)であり、リード/ライト動作の制御および磁気ヘッド10の位置決めに必要なサーボ制御を実行する。さらに、MPU14は、制御情報の保存先を切り替える処理を実行する。この処理の詳細は、後述する。
ドライバIC15は、MPU14の制御に従いSPM3とVCM5との駆動を制御する。VCM5が駆動することによって、磁気ヘッド10は磁気ディスク2上の目標トラックへ位置付けられる。
メモリ16は、揮発性メモリおよび不揮発性メモリを含む。例えば、メモリ16は、DRAMからなるバッファメモリ、及びフラッシュメモリを含む。メモリ16は、MPU14の処理に必要なプログラムおよびパラメータを格納する。また、メモリ16は、組切り替え回数161と、グループ切り替え回数162とを含む。組切り替え回数161、及びグループ切り替え回数162は、MPU14が後述する制御情報の保存先を切り替える処理を実行する際に使用される。本実施形態では、組切り替え回数は、1万回とし、グループ切り替え回数は1回とするが、これに限るものではない。
次に、磁気ヘッド10に関する制御情報を管理するグループと、組とを説明する。図2は、グループ、及び組の一例を示す図である。本実施形態では、磁気ディスク装置1は、磁気ヘッド10を8個有する場合で説明する。なお、磁気ヘッド10の数は、これに限るものではない。
磁気ディスク装置1は、図2に示すように、8個の磁気ヘッド10に対応して、制御情報H1から制御情報H8を有する。制御情報H1からH8は、各磁気ヘッド10に対応する磁気ディスク2のシステムエリア200にそれぞれ記憶される。
グループAからグループDの4つが規定されており、グループAが制御情報H1,H2で構成され、グループBが制御情報H3,H4で構成され、グループCが制御情報H5,H6で構成され、グループDが制御情報H7,H8で構成される。また、組S1が制御情報H1からH4(グループA,B)で構成され、組S2が制御情報H5からH8(グループC,D)で構成される。このように8個の磁気ヘッド10に対応する制御情報H1からH8は、4つのグループA~Dと、2つの組S1,S2で構成される。このようなグループAからD、及び組S1,S2を規定する情報は、例えば、メモリ16に記憶される。
MPU14が制御情報の保存を行う場合、その制御情報の保存先は、4つのグループAからDのうちのいずれかであり、その際、各グループ内でコピーされる。例えば、グループAが保存先である場合、磁気ディスク2のシステムエリア200に制御情報H1が保存された後、グループA内の別の磁気ディスク2のシステムエリア200に同一内容の制御情報H2が保存される。つまり、制御情報H1が制御情報H2としてコピーされる。このように、制御情報をコピーして保存するため、冗長性を有することになり、磁気ディスク装置1の信頼性を確保している。
次に、システムエリア管理部200aについて説明する。図3は、システムエリア管理部200aの構成の一例を示す図である。
図3に示すように、システムエリア管理部200aには、8個の磁気ヘッド10(磁気ヘッド番号SA‐H1からSA‐H8)毎に、ステータス(Status)と、更新回数とが対応付けて記憶される。磁気ヘッド番号SA‐H1からSA‐H8は、既述の制御情報H1からH8とそれぞれ対応付けられる。ステータスは、どの組に制御情報の保存処理を行っているかを示すステータス情報が記憶される。本実施形態では、組S1か、組S2かに保存されるため、ステータスには、例えば、保存先であることを示すステータス、又は、保存先でないことを示すステータスが保存される。なお、何等かの理由により、保存先であるか否かのステータスか判定できない場合は、保存先を特定できない不定状態であることを示すステータスが保存される。更新回数は、グループの切り替えを行った際の更新回数が保存される。本実施形態では、組S1,S2(グループA,B,C,D)に同一の制御情報が保存されるため、組S1,S2内では更新回数を引き継ぐ(つまり、同じ更新回数値がグループA,B,C,Dにまたがって存在しない)。
次に、制御情報の保存先を切り替える処理について説明する。図4は、MPU14が実行する保存先を切り替える処理の一例を示すフローチャートである。以下の処理は、MPU14が制御情報の保存を現在設定されている保存先に保存した後、実行される処理である。
MPU14は、更新回数を更新する(ST101)。より詳細には、MPU14は、システムエリア管理部200aの保存先に設定されている磁気ヘッド番号の更新回数を更新する。例えば、グループAが保存先に設定されている場合、磁気ヘッド番号SA‐H1,SA‐H2の更新回数がインクリメントされる。
次に、組切り替え回数か否かを判定する(ST102)。具体的には、MPU14は、ステップST101にて更新した更新回数が組切り替え回数161に到達したか否かを判定する。
組切り替え回数でないと判定した場合(ST102:NO)、MPU14は、グループ切り替え回数か否かを判定する(ST103)。具体的には、MPU14は、ステップST101にて更新した更新回数がグループ切り替え回数162に到達したか否かを判定する。本実施形態では、グループ切り替え回数は1回に設定されているため、MPU14は、グループ切り替え回数であると判定する。なお、グループ切り替え回数を複数回に設定する場合、例えば、MPU14は、ステップST101にて更新した更新回数と、切り替え先グループの更新回数との差異に基づいて、更新回数がグループ切り替え回数162に到達したか否かを判定すればよい。
グループ切り替え回数であると判定した場合(ST103:YES)、MPU14は、グループを切り替える(ST104)。ここで、グループの切り替えは、組内で行われる。例えば、グループAに制御情報を保存した後、グループの切り替えが判定された場合、MPU14は、制御情報の保存先をグループAからグループBに切り替える。
そして、MPU14は、切り替えたグループを制御情報の保存先に設定する(ST105)。既述の場合においては、グループBが制御情報の保存先になる。これにより、次に制御情報が保存される場合、切り替えたグループに制御情報が保存されることになる。また、グループ切り替え回数でないと判定した場合(ST103:NO)、MPU14は、この処理を終了する。
一方、組切り替え回数であると判定した場合(ST102:YES)、MPU14は、制御情報の保存先の組を切り替える(ST106)。例えば、組S1が保存先に設定されている場合に、組切り替え回数であると判定されると、制御情報の保存先が組S2に切り替えられる。そして、MPU14は、システムエリア管理部200aを更新する(ST107)。例えば、組S2が制御情報の保存先に切り替えられて設定される場合、MPU14は、磁気ヘッド番号SA‐H5からSA‐H8のステータスを、制御情報の保存先であることを示す情報に設定し、SA‐H1からSA‐H4のステータスを、制御情報の保存先でないことを示す情報に設定し、この処理を終了する。
次に、制御情報の保存先を変更する場合の作用について説明する。図5は、当該作用を説明するための図である。
図5において、組S1のグループAへの制御情報の保存処理が終了すると、次は、組S1のグループBに制御情報の保存処理を行う。さらに、次は、グループAに対して制御情報の保存処理を行う。これを組切り替え回数(本実施形態では、1万回)まで繰り返すと、今度は、組を切り替える。このときに、制御情報の保存先となる切り替えた組を示す情報がシステムエリア管理部200aのステータスに保存される。既述の場合、グループC,Dのステータスが制御情報の保存先であることを示す情報が保存され、グループA,Bのステータスが制御情報の保存先でないことを示す情報が保存される。
このように制御情報の保存先の組の切り替えは、本実施形態では、組切り替え回数である1万回に一回の頻度で実行される。このため、磁気ディスク装置1は、制御情報をシステムエリア管理部200aに保存する回数を少なくできる。よって、磁気ディスク装置1は、システムエリア管理部200aに情報を保存することにより、保存処理時間の新たなオーバーヘッドをほとんど生じさせないようにすることができる。
また、グループA,B(又はグループC,D)の制御情報の保存先の切り替えは、交互に行っている。このため、最新のデータがリードできなくなる場合においては、履歴上、その1つ直前のデータをリードできるようにしておく。例えば、MPU14は、メモリ16に1つ直前のデータに関する情報を保存しておくことが考えられる。これにより、磁気ディスク装置1は、障害時のリカバリの困難さを低減することが可能になる。
さらに、磁気ディスク装置1の電源(図示省略)ON時に、MPU14は、最初にシステムエリア管理部200aの情報をリードするようにする。これにより、各制御情報において、読み出すべき組が組S1(グループA,B)側か、組S2(グループC,D)側かを判定できる。このため、システムエリア200からは、データのリードに必要な制御情報のリード数を4つまでに限定することができる。この限定により、磁気ディスク装置1は、電源がONになった時における制御情報のリードに必要な処理時間を抑制することができる。
図6は、電源ON時に制御情報をリードする処理の一例を示すフローチャートである。図6に示すように、MPU14は、磁気ディスク装置1の電源がONになったと判定した場合(ST201:YES)、システムエリア管理部200aを参照し、保存先に設定されている組を取得する(ST202)。MPU14は、システムエリア管理部200aの各SA‐H1からSA‐H8のステータスを確認することにより、保存先に設定されている組の情報を取得する。次に、MPU14は、保存先に設定されている組から制御情報を取得する(ST203)。これにより、保存先に設定されている組の4つの制御情報が取得される。
また、何らかの理由により、システムエリア管理部200aのステータスが既述の不定状態となる場合も生じ得る。図7は、MPU14がシステムエリア管理部200aのステータスをリードした場合に、ステータスが不定状態を示す場合の処理の一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、ステータス情報が不定状態を示す場合は(ST301:YES)、 MPU14は、システムエリア管理部200aの全ての磁気ヘッド番号SA‐H1からSA‐H8の更新回数をリードし(ST302)、当該更新回数に基づいて、最新の更新回数情報を有する磁気ヘッド10を特定し(ST303)、ステータスを更新する(ST304)。これにより、ステータスの不定状態が解消され、更新回数が最新である磁気ヘッド番号を含む組が制御情報の保存先の組となるようにステータスが設定される。
さらに、何らかの理由により、システムエリア管理部200aから情報がリードできなくなる場合も生じ得る。図8は、システムエリア管理部200aから情報がリードできなくなった場合の処理の一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、システムエリア管理部200aから情報がリードできない場合は(ST401:YES)、MPU14は、全ての磁気ヘッド番号SA‐H1からSA‐H8(言い換えれば、グループAからグループD)のシステムエリア200から制御情報をリードし(ST402)、このリードした制御情報に基づいて、システムエリア管理部200aを再構築する(ST403)。これにより、システムエリア管理部200aから情報がリードできない場合でも、磁気ディスク装置1は、システムエリア管理部200aの再構成をすることが可能になる。
以上説明したように、磁気ディスク装置1によると、システムエリア200への制御情報の保存処理を繰り返す毎に、制御情報の保存に使用する磁気ヘッド10を切り替える。このため、STO100を有する磁気ヘッド10の使用頻度の偏りを解消することができる。このように、磁気ディスク装置1は、ライト動作における磁気ヘッド10の使用の頻度の偏重を回避することができ、磁気ヘッド10の寿命を延ばすことができる。
また、磁気ディスク装置1において、組S1,S2を切り替える場合のシステムエリア管理部200aのステータスの保存処理は、組切り替え回数、すなわち、1万回に一回程度である。このため、磁気ディスク装置1は、保存処理の頻度を少なくすることができ、保存時のオーバーヘッドを増大させないようにできる。
さらに、磁気ディスク装置1は、保存した最新のデータの一つ直前の履歴データを保存する処理を行う。これにより、磁気ディスク装置1は、障害時のリカバリの困難さを低減することができる。
加えて、磁気ディスク装置1は、電源ON時に、組S1,S2のいずれかの制御情報をリードするだけでよい。このため、磁気ディスク装置は、電源ON時におけるシステム情報のリードに必要な処理時間を抑制することができる。
また、上記実施形態では、磁気ディスク装置1が備える、データのライトをアシストするアシスト部がSTO100を備えるマイクロ波アシスト方式の場合で説明したが、これに限るものではない。例えば、アシスト部は、熱アシスト方式であってもよい。磁気ディスク装置1が熱アシスト方式のアシスト部を有する場合であっても、上記実施形態と同様な効果を奏することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…磁気ディスク装置、10…磁気ヘッド、14…MPU、16…メモリ、100…STO、161…組切り替え回数、162…グループ切り替え回数、200…システムエリア、200a…システムエリア管理部、A~D…グループ、H1~H8…制御情報、S1,S2…組

Claims (10)

  1. 複数の磁気ディスクと、
    前記複数の磁気ディスクに対応して設けられ、前記磁気ディスクに対してデータをリード/ライトする複数の磁気ヘッドと、
    前記磁気ヘッドの前記リード/ライトを制御する制御部と、
    を備え、
    前記複数の磁気ディスクは、それぞれ、前記磁気ヘッドの前記リード/ライトに関する制御情報を保存する第1保存部を備え、
    前記制御部は、前記制御情報の少なくとも一部である第1情報の保存先の前記第1保存部を、前記磁気ディスクから他の前記磁気ディスクに切り替える、
    磁気ディスク装置。
  2. 前記複数の磁気ディスクは、複数の組に分けられ、
    前記制御部は、前記制御情報を保存する毎に前記保存先を前記組の中で切り替える、
    請求項1に記載の磁気ディスク装置。
  3. 前記制御部は、前記制御情報の保存回数が規定値に達した場合、前記保存先をある組から他の組へ切り替える、
    請求項2に記載の磁気ディスク装置。
  4. 前記制御部が前記保存先の組を切り替えた場合、前記切り替えた組を前記保存先として示すステータス情報を保存する第2保存部を有する、
    請求項3に記載の磁気ディスク装置。
  5. 前記組を構成する複数の磁気ディスクは、さらに、1つの組内で複数のグループに分けられ、
    前記制御部は、各前記組の前記複数のグループの前記制御情報の更新状況を示す更新回数データが、異なるように前記制御情報の前記保存先を切り替える、
    請求項3に記載の磁気ディスク装置。
  6. 前記第2保存部は、前記切り替えた組を前記保存先として示すステータス情報に加え、前記グループの前記更新回数を示す更新回数情報を保存する、
    請求項4に記載の磁気ディスク装置。
  7. 前記制御部は、最新の前記更新回数情報に対応するグループを示す情報を前記第2保存部から得られない場合、前記第1保存部から前記グループの更新回数情報を取得し、この取得した前記グループの更新回数情報に基づいて、前記第2保存部に保存される情報をリカバリする、
    請求項6に記載の磁気ディスク装置。
  8. 前記制御部は、前記第2保存部から情報の読み出しができない場合、各前記第1保存部から前記制御情報を取得し、前記第2保存部に保存される情報を再構成する、
    請求項6に記載の磁気ディスク装置。
  9. 前記制御部は、前記磁気ディスク装置の電源がONになった場合、最初に前記第2保存部に保存される情報を取得する、
    請求項4に記載の磁気ディスク装置。
  10. 前記第1情報は、前記磁気ヘッドのライトに関する情報を含む、
    請求項1に記載の磁気ディスク装置。
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