JP2022142869A - 脱炭素管理システム及び脱炭素対処方法 - Google Patents
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Abstract
Description
発電種類とその販売価格とを通信回線用いて電力利用者に通知する告知制御手段と、
通信回線を介して電力利用者から送られてきた電源種類とその使用量又は使用日時の予約の指示を受理し、電源別の各発電設備が当該使用分の電力の供給を行うように通信回線を介して指示する配電制御手段と、
電力利用者ごとの電源種類とその使用量とを記憶しておく使用実績データベースと、
を備えた電力供給システムが記載される。
電力供給事業者1は、電力供給事業者給電管理システム2を備え、電力供給事業者給電管理システム2は、電力供給事業者脱炭素管理システム8を持つ。需要クライアント11は、需要クライアント脱炭素管理システム12を持つ。電力供給事業者給電管理システム2は、電力供給事業者1から需要クライアント11への電力の供給を管理する。
電力供給事業者給電管理システム2は、各種の発電システムで得られた火力発電電力3及びクリーン発電電力4を合流し管理する。
クリーン電力データについては、自然エネルギー発電による電力データと原子力による電力データとに分けることができる。火力発電電力発電は、化石燃料発電といわれる場合がある。
電力供給事業者脱炭素管理システム8は、需要クライアント脱炭素管理システム12と同様に脱炭素管理装置を持ち、脱炭素管理装置は、演算処理装置、データベース及び表示手段(図示せず)を備えて、データベースには、電力種類ごとの電力料金表及び電力料金算出プログラムが格納される。
脱炭素管理装置、すなわち電力供給事業者脱炭素管理システム8は、図5に示されるように、発注注文されたクリーン電力量(A)に基づいてクリーン電力量(A)の設定、クリーン電力量(A)に基づいて供給されたクリーン電力量の取得及び区分けした火力発電電力量及びクリーン電力量(A)に基づいて供給された当該クリーン電力量についての電気料金請求書10の作成を行う。
電気料金請求書10は、供給されたそれぞれの電力量及びそれぞれの電気料金、その合計金額を電子データとして持ち、需要クライアント11に提供する。
脱炭素管理システム100は、電力供給事業者脱炭素管理システム8及び需要クライアント脱炭素管理システム12から構成され、電力供給システムから需要クライアントに給電される電力が、データ上、火力発電電力量とクリーン電力量とに区分されて供給されるものとして取り扱う機能を持ち、火力発電電力データ及びクリーン電力量データの変動を管理することができる。
需要クライアント、特に各企業には、CO2量を削減することが義務付けられので、火力発電電力を減少しクリーン電力を増大していくことが求められる。
電力供給事業者脱炭素管理システム8は、取得したクリーン電力量に対応してクリーン電力量持分を備えて持分内で需要クライアント11へ配分配電する機能を持つ。持分は、持ち分が証明された持分であることが望ましい。電力供給事業者脱炭素管理システム8は、持分内で需要クライアント11へ配分配電する機能を持つクリーン電力取引を自由化した自由市場を構成され、クリーン電力を増大していくことに対処可能とされる。
各電力供給事業者は、それぞれ電力供給事業者脱炭素管理システム8を備え、インターネット上で接続されることで、総合した持分内で需要クライアント11へ配分配電する機能を持つクリーン電力取引を自由化した自由市場が構成される。電力供給事業者脱炭素管理システム8は、電力供給事業者の持つ持分以上にクリーン電力量を配分することができないよう管理する。電力供給事業者脱炭素管理システム8は、各電力供給事業者の持つ持分クリーン電力量を融通することができる。
・脱炭素指数データ
・脱炭素指数の達成管理データ作成のためのコンピュータプログラム
を格納して持つ。
炭素管理装置14は、
・脱出炭素指数として火力発電電力量の増減量の取得
・買電するクリーン電力量の取得
・電力の発注注文とクリーン電力量の供給データの取得
・炭酸ガス排出権データの取得
・脱炭素指数の達成管理のためのデータの取得
を行う。
当該電気使用料金請求書に記載の前記クリーン電力供給量について需要クライアントに炭酸ガス排出権が発生帰属する取り扱いを行うために、電力供給事業者1と需要クライアント11との間で、クリーン電力の供給に際して前記クリーン電力供給量について需要クライアントに炭酸ガス排出権が発生帰属する旨の取り決めが事前になされる。これによって、炭素管理装置14は、電気使用料金請求書が入手されると、需要クライアントに発生帰属した炭酸ガス排出権についての炭酸ガス排出権データを取得することができる。
当該クリーン電力供給量データ及びこれに伴う炭酸ガス排出権データが取得されて、脱炭素指数に基づいてた脱炭素達成データが作成可能となり、脱炭素指数の達成管理のためのデータの取得がなされる 。
電力供給事業者脱炭素管理システム2は、
・クリーン電力量(A)の設定
・クリーン電力量(A)に基づいて供給されたクリーン電力量の取得
・区分けした火力発電電力量及びクリーン電力量(A)に基づいて供給されたクリーン電力量についての電気料金請求書の作成を行う。多くの場合、クリーン電力量(A)とクリーン電力量(A)に基づいて供給された当該クリーン電力量とは同量であるが、電力供給事業者の持つ持分の影響を受けて、当該クリーン電力量(A)>クリーン電力量(A)に基づいて供給されたクリーン電力量となる場合がある。
図上で(1)は、供給される電力量100%に対する現状のクリーン電力量%を示し、(2)は、需要クライアントの方針に従って増加されるクリーン電力量%を示し、(3)は、クリーン電力量((1)+(2))を示す。
図上のクリーン電力線で現時点におけるクリーン電力量%をX点とし、将来におけるクリーン電力量%をY点とすると、当該需要クライアントの脱炭指針は、おおよそy=ax +Xの関数で表示され得、脱炭素指数は、例えばクリーン電力量の増加7%/年で現され得る。関数は直線に限定されない。
・CO2排出量削減のための脱炭素指針が設定され、脱炭素指針に基づく脱炭素指数の設定がなされる。脱炭素指針は、脱炭素指数を長期、中期及び短期に設定するもので経営方針が反映されたものとなる。
図4は、炭素排出権の内容を示す図である。
図5で、電力供給事業者脱炭素管理システム2を持つ電力供給事業者1及び需要クライアント脱炭素管理システム12を持つ需要クライアント11が示される。
電力供給事業者1すなわち電力供給事業者脱炭素管理システム2は、
・火力発電電力とクリーン電力をデータ上、区分して供給可能
・区分けした電力をデータ上、火力発電電力量とクリーン電力量についてのそれぞれを単価に基づいて電気料金請求書の作成可能の機能を持つ。
・脱出炭素指数の取得
・脱出炭素指数に基づいて火力発電電力とクリーン電力とに区分して、火力発電電力量とクリーン電力量(A)とを電力供給業者1への発注注文を行う。
この発注注文は通信手段を介して電力供給業者1に通知され、電力供給業者1は、
・クリーン電力量(A)を取得する。
電力供給事業者脱炭素管理システム8は、
・発注注文されたクリーン電力量(A)に基づいてクリーン電力量(A)の設定
・クリーン電力量(A)に基づいて供給されたクリーン電力量の取得
・区分けした火力発電電力量及びクリーン電力量(A)に基づいて供給されたクリーン電力量についての電気料金請求書の作成を行う。
この電気料金請求書は、需要クライアント11へ通知される。
需要クライアント脱炭素管理システム12は、
・この電気料金請求書の取得とクリーン電力量(A)に基づいて供給されたクリーン電力量の確定、すなわち取得する。
需要クライアント脱炭素管理システム12は、
・自己に発生した炭酸ガス排出権に基づく脱炭素指数の達成管理データの作成を行う。
需要クライアント脱炭素管理システム12は、電力供給事業者1からグリーン電力量(A)の供給情報及びグリーン電力ポイント付き排出権を取得することができる。
需要クライアント11は、供給を受ける電力について、それを構成するクリーン電力の電力量を、電力供給事業者からの電気料金請求書に火力発電電力請求料とクリーン電力請求料に分けられた通知でもって、クリーン電力の消費状態及び需要クライアント脱炭素管理システム12から提供される脱炭素指数の達成データを視覚的に認識し確認することができる。
需要クライアント11は、区分された、火力発電電力供給量及び当該クリーン電力量(A)及び火力発電電力供給量及び当該クリーン電力量(A)に基づくクリーン電力供給量にそれぞれ対応する電気使用料金とそれらの合計金額になる電気使用料金請求書を受け、当該クリーン電力供給量の供給データに基づいて火力発電電力量軽減量データを取得し、前記脱炭素指数に対応した脱炭素達成データを作成する。
需要クライアント11が一般家庭の場合は、クリーン電力の供給による費用を負担すると、その負担に見合った排出権を電力供給業者1から取得することができる。排出権は、販売することができる。
この電力供給事業者脱炭素管理システム及び需要クライアント脱炭素管理システムを備えて成る脱炭素管理システムあるいは脱炭素対処方法によれば、
前記電力供給事業者脱炭素管理システムが電力供給事業者から需要クライアントに電力を供給したときに、当該電力をデータ上、火力発電電力とクリーン電力に区分した設定供給量としたこと及び区分設定供給量に対応した電気使用料金とそれらの合計金額になる電気使用料金請求書作成して通信手段を介して需要クライアント脱炭素管理システムに通知することを可能とし、
前記需要クライアント脱炭素管理システムが脱炭素管理装置を備え、
該脱炭素管理装置が、電力供給事業者から供給を受ける電力をデータ上、火力発電電力とクリーン電力とに区分して買電するクリーン電力量(A)のデータを取得し、脱炭素指数として設定された火力発電電力量軽減量データを取得し及び当該クリーン電力量(A)を含む電力の発注注文が、前記需要クライアント脱炭素管理システムから前記電力供給事業者脱炭素管理システムに通信手段を介して通知され、
電力供給事業者から需要クライアントに電力が供給されたときに、前記電力供給事業者脱炭素管理システムが、発注注文されたクリーン電力量(A)に基づいて当該クリーン電力量(A)を設定し、区分された火力発電電力供給量及び当該クリーン電力量(A)に基づくクリーン電力供給量に対応する電気使用料金とそれらの合計金額になる電気使用料金請求書作成し、通信手段を介して需要クライアント脱炭素管理システムに通知し、
需要クライアント脱炭素管理システムが、当該クリーン電力量(A)に基づくクリーン電力供給量の供給データを受納する
を特徴とする脱炭素管理システムあるいは脱炭素対処方法が構成される。
需要クライアント脱炭素管理システムは、当該クリーン電力量(A)に基づくクリーン電力供給量の供給データを受納することで、脱炭素対応の一環としての火力発電電力量軽減量に関する脱炭素指数の達成データを作成することを特徴とする脱炭素管理システムあるいは脱炭素対処方法を構成することができる。
・脱炭素指数データ
・脱炭素指数の達成データ作成のためのコンピュータプログラム
を持つ。
このプログラムは、クリーン電力供給量の供給データに基づいて火力発電電力量軽減量データを取得し、前記脱炭素指数に対応した脱炭素達成データを作成することができる。
が格納される。
脱炭素管理装置14は、
・脱出炭素指数として火力発電電力量の増減量の取得
・買電するクリーン電力量の取得
・電力の発注注文とクリーン電力量の供給データの取得
・買電したクリーン電力及び水素発電によるクリーン電力による炭酸ガス排出権データの取得
・脱炭素指数の達成管理のためのデータの取得
を行う。
しゅ得した当該需要クライアントに発生した炭酸ガス排出権に基づいて、火力発電電力量軽減量データを取得し、前記脱炭素指数に対応した脱炭素達成データを作成する。
電力供給事業者脱炭素管理システム8は、
・発注注文されたクリーン電力量(A)に基づいてクリーン電力量(A)の設定
・クリーン電力量(A)に基づいて供給されたクリーン電力量の取得
・区分けした、火力発電電力量及びクリーン電力量(A)及び火力発電電力供給量及び当該クリーン電力量(A)に基づいて供給されたクリーン電力量についての電気料金請求書の作成を行う。多くの場合、クリーン電力量(A)とクリーン電力量(A)に基づいて供給された当該クリーン電力量とは同量であるが、電力供給事業者の持つ持分の影響を受けて、当該クリーン電力量>クリーン電力量(A)に基づいて供給されたクリーン電力量となる場合がある。
図8において、クリーン電力量(A)に基づくクリーン電力供給量の供給データを受けることで火力発電電力量軽減量に関する脱炭素指数の達成状況が、設定脱炭素指数、達成脱炭素指数及び達成率が数値ZA―ZFデータで示される。
需要クライアントは、自己の電量消費に見合った炭酸ガス排出権を確保するが、不足する場合には他社から購入し、過剰の場合には他社に販売する。
需要クライアント脱炭素管理システムが、当該クリーン電力量(A)に基づくクリーン電力供給量の供給データを受納し、前記火力発電電力量の軽減量に対する脱炭素指数に対応した当該クリーン電力量(A)に基づくクリーン電力供給量の供給データを持つデータを作成する。当該データには、火力発電電力量軽減量に関する脱炭素指数の達成データ31が含まれる。
本実施例によれば、電力供給事業者から需要クライアントに電力が供給されたときに、電力供給事業者、発注注文されたクリーン電力量(A)に基づいてクリーン電力量(A)を設定し、区分された火力発電電力供給量及び当該クリーン電力量(A)に基づくクリーン電力供給量に対応する電気使用料金とそれらの合計金額になる電気使用料金請求書を作成し、通信手段を介して前記電力供給事業者脱炭素管理システムから前記需要クライアント脱炭素管理システムに通知されたときに、前記需要クライアント脱炭素管理システムが、当該クリーン電力量(A)に基づくクリーン電力供給量の供給データを受けることで、電気使用料金請求に応じて、電力供給事業者と需要クライアントとの間で取り決めによって当該需要クライアントに発生帰属した炭酸ガス排出権に基づいて、火力発電電力量軽減量データを取得し、前記脱炭素指数に対応した脱炭素達成データを作成することを特徴とする脱炭素管理システムにおける需要クライアント脱炭素管理システムあるいは需要クライアント脱炭素対処方法が構成される。
本実施例によれば、クリーン電力量(A)を含む電力の発注注文が、前記需要クライアント脱炭素管理システムから前記電力供給事業者脱炭素管理システムに通信手段を介して通知されたことに基づいて、電力供給事業者から需要クライアントに電力が供給されたときに、前記電力供給事業者脱炭素管理システムが、発注注文されたクリーン電力量(A)に基づいて当該クリーン電力量(A)を設定し、区分された、火力発電電力供給量及び当該クリーン電力量(A)及び火力発電電力供給量及び当該クリーン電力量(A)に基づくクリーン電力供給量に対応する電気使用料金とそれらの合計金額になる電気使用料金請求書を作成し、通信手段を介して需要クライアント脱炭素管理システムに通知し、電気使用料金請求に応じて、電力供給事業者と需要クライアントとの間で取り決めによって当該需要クライアントに発生帰属した炭酸ガス排出権に基づいて、火力発電電力量軽減量データを取得し、前記脱炭素指数に対応した脱炭素達成データを作成することを特徴とする電力供給事業者脱炭素管理システムあるいは電力供給事業者脱炭素対処方法が構成される。
Claims (4)
- 電力供給事業者脱炭素管理システム及び需要クライアント脱炭素管理システムを備えて成る脱炭素管理システムにおいて、
前記電力供給事業者脱炭素管理システムが電力供給事業者から炭酸ガス排出量の上限を超過した分は他社から排出権の購入を求められる需要クライアントに電力を供給したときに、当該電力をデータ上、火力発電電力とクリーン電力に区分した設定供給量したこと及び区分設定供給量に対応した電気使用料金とそれらの合計金額になる電気使用料金請求書作成して通信手段を介して需要クライアント脱炭素管理システムに通知することを可能とし、
前記需要クライアント脱炭素管理システムが脱炭素管理装置を備え、
該脱炭素管理装置が、電力供給事業者から供給を受ける電力をデータ上、火力発電電力とクリーン電力とに区分して買電するクリーン電力量(A)のデータを取得し、火力発電電力量軽減量データで設定された脱炭素指数を取得し及び当該クリーン電力量(A)を含む電力の発注注文が、前記需要クライアント脱炭素管理システムから前記電力供給事業者脱炭素管理システムに通信手段を介して通知され、
電力供給事業者から需要クライアントに電力が供給されたときに、前記電力供給事業者脱炭素管理システムが、発注注文されたクリーン電力量(A)に基づいて当該クリーン電力量(A)を設定し、区分された、火力発電電力供給量及び当該クリーン電力量(A)及び火力発電電力供給量及び当該クリーン電力量(A)に基づくクリーン電力供給量にそれぞれ対応する電気使用料金とそれらの合計金額になる電気使用料金請求書作成し、通信手段を介して需要クライアント脱炭素管理システムに通知し、
需要クライアント脱炭素管理システムが、区分された、火力発電電力供給量及び当該クリーン電力量(A)及び火力発電電力供給量及び当該クリーン電力量(A)に基づくクリーン電力供給量にそれぞれ対応する電気使用料金とそれらの合計金額になる電気使用料金請求書を受け、当該電気使用料金請求書に記載の前記クリーン電力供給量について需要クライアントに発生帰属した炭酸ガス排出権についての炭酸ガス排出権データを取得し、火力発電電力量になる前記脱炭素指数を取得し、当該脱炭素指数に基づく脱炭素達成データを作成すること
を特徴とする脱炭素管理システム。
- 電力供給事業者脱炭素管理システム及び需要クライアント脱炭素管理システムを備えて成る脱炭素管理システムにおける需要クライアント脱炭素管理システムにおいて、
前記電力供給事業者脱炭素管理システムが電力供給事業者から炭酸ガス排出量の上限を超過した分は他社から排出権の購入を求められる需要クライアントに電力を供給したときに、当該電力をデータ上、火力発電電力とクリーン電力を区分して設定供給量したこと及び区分設定供給量に対応した電気使用料金とそれらの合計金額になる電気使用料金請求書作成して通信手段を介して需要クライアント脱炭素管理システムに通知することを可能とし、
前記需要クライアント脱炭素管理システムが脱炭素管理装置を備え、
該脱炭素管理装置が、電力供給事業者から供給を受ける電力をデータ上、火力発電電力とクリーン電力とに区分した設定買電量として取得することが可能とされ、当該火力発電電力について脱炭素指数として設定された火力発電電力量軽減量データ及び電力供給事業者から買電するクリーン電力量(A)のデータを取得し、当該クリーン電力量(A)を含む電力の発注注文が、前記需要クライアント脱炭素管理システムから前記電力供給事業者脱炭素管理システムに通信手段を介して通知され、
電力供給事業者から需要クライアントに電力が供給されたときに、電力供給事業者設定条件が、発注注文されたクリーン電力量(A)に基づいてクリーン電力量(A)を設定し、区分された火力発電電力供給量及び当該クリーン電力量(A)及び火力発電電力供給量及び当該クリーン電力量(A)に基づくクリーン電力供給量に対応する電気使用料金とそれらの合計金額になる電気使用料金請求書作成し、通信手段を介して前記電力供給事業者脱炭素管理システムから前記需要クライアント脱炭素管理システムに通知されたときに、前記需要クライアント脱炭素管理システムが、区分された、火力発電電力供給量及び当該クリーン電力量(A)及び火力発電電力供給量及び当該クリーン電力量(A)に基づくクリーン電力供給量にそれぞれ対応する電気使用料金とそれらの合計金額になる電気使用料金請求書を受け、当該電気使用料金請求書に記載の前記クリーン電力供給量について需要クライアントに発生帰属した炭酸ガス排出権についての炭酸ガス排出権データを取得し、火力発電電力量になる前記脱炭素指数を取得し、当該脱炭素指数に基づく脱炭素達成データを作成すること
を特徴とする脱炭素管理システムにおける需要クライアント脱炭素管理システム。
- 電力供給事業者脱炭素管理システム及び需要クライアント脱炭素管理システムを備えて成る脱炭素管理システムによる脱炭素対処方法おいて、
前記電力供給事業者脱炭素管理システムが電力供給事業者から炭酸ガス排出量の上限を超過した分は他社から排出権の購入を求められる需要クライアントに電力を供給したときに、当該電力をデータ上、火力発電電力とクリーン電力に区分して設定供給量したこと及び区分設定供給量に対応した電気使用料金とそれらの合計金額になる電気使用料金請求書作成して通信手段を介して需要クライアント脱炭素管理システムに通知することを可能とし、
前記需要クライアント脱炭素管理システムが脱炭素管理装置を備え、
該脱炭素管理装置が、電力供給事業者から供給を受ける電力をデータ上、火力発電電力とクリーン電力とに区分した設定買電量として取得することが可能とされ、脱炭素指数として設定された火力発電電力量軽減量データ及び電力供給事業者から買電するクリーン電力量(A)のデータを取得し、当該クリーン電力量(A)を含む電力の発注注文が、前記需要クライアント脱炭素管理システムから前記電力供給事業者脱炭素管理システムに通信手段を介して通知され、
電力供給事業者から需要クライアントに電力が供給されたときに、前記電力供給事業者脱炭素管理システムが、発注注文されたクリーン電力量(A)に基づいて当該クリーン電力量(A)を設定し、区分された、火力発電電力供給量及び当該クリーン電力量(A)及び火力発電電力供給量及び当該クリーン電力量(A)に基づくクリーン電力供給量に対応する電気使用料金とそれらの合計金額になる電気使用料金請求書作成し、通信手段を介して需要クライアント脱炭素管理システムに通知し、
需要クライアント脱炭素管理システムが、区分された、火力発電電力供給量及び当該クリーン電力量(A)及び火力発電電力供給量及び当該クリーン電力量(A)に基づくクリーン電力供給量にそれぞれ対応する電気使用料金とそれらの合計金額になる電気使用料金請求書を受け、当該電気使用料金請求書に記載の前記クリーン電力供給量について需要クライアントに発生帰属した炭酸ガス排出権についての炭酸ガス排出権データを取得し、火力発電電力量になる前記脱炭素指数を取得し、当該脱炭素指数に基づく脱炭素達成データを作成すること
を特徴とする脱炭素対処方法。
- 電力供給事業者脱炭素管理システム及び需要クライアント脱炭素管理システムを備えて成る脱炭素管理システムにおける需要クライアント脱炭素管理システムによる需要クライアント脱炭素対処方法において、
前記電力供給事業者脱炭素管理システムが電力供給事業者から炭酸ガス排出量の上限を超過した分は他社から排出権の購入を求められる需要クライアントに電力を供給したときに、当該電力をデータ上、火力発電電力とクリーン電力とに区分して設定供給量したこと及び区分設定供給量に対応した電気使用料金とそれらの合計金額になる電気使用料金請求書作成して通信手段を介して需要クライアント脱炭素管理システムに通知することを可能とし、
前記需要クライアント脱炭素管理システムに脱炭素管理装置を備え、
電力供給事業者から需要クライアントに電力が供給されたきに、電力供給事業者が、発注注文されたクリーン電力量(A)に基づいて当該クリーン電力量(A)を設定し、当該クリーン電力量(A)の設定された区分設定供給量及び当該区分設定供給量に対応して区分された電気使用料金とそれらの合計金額になる電気使用料金請求書作成して通信手段を介して前記電力供給事業者脱炭素管理システムから前記需要クライアント脱炭素管理システムに通知されたときに、前記需要クライアント脱炭素管理システムが、区分された、火力発電電力供給量及び当該クリーン電力量(A)及び火力発電電力供給量及び当該クリーン電力量(A)に基づくクリーン電力供給量にそれぞれ対応する電気使用料金とそれらの合計金額になる電気使用料金請求書を受け、当該電気使用料金請求書に記載の前記クリーン電力供給量について需要クライアントに発生帰属した炭酸ガス排出権についての炭酸ガス排出権データを取得し、火力発電電力量になる前記脱炭素指数を取得し、当該脱炭素指数に基づく脱炭素達成データを作成すること
を特徴とする脱炭素管理システムにおける需要クライアント脱炭素対処方法。
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