JP2022142201A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】FPGAにおいて、回路を二重化しかできず、多数決回路を構成することができない場合であっても、多数決回路と同等の信頼性を確保することのできる情報処理装置を提供する。【解決手段】情報処理装置は、第1回路の出力と第2回路の出力とが一致するか否かを判定する第1判定手段と、前記第1判定手段が一致しないと判定した場合、正常時の前記第1回路に関するコンフィギュレーションデータとソフトエラー発生後の前記第1回路に関するコンフィギュレーションデータとが一致するのか、正常時の前記第2回路に関するコンフィギュレーションデータとソフトエラー発生後の前記第2回路に関するコンフィギュレーションデータとが一致するのかいずれであるかを判定する第2判定手段と、前記第2判定手段による判定結果に基づいて、前記第1回路の出力または前記第2回路の出力を外部に出力する出力手段と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラムに関する。
FPGA(Field Programmable Gate Array)における回路構成を示すコンフィギュレーションデータは、一般的に、CRAM(Configuration Random Access Memory)と呼ばれるメモリに記憶されている。CRAMは、放射線などの影響により、物理的な破壊までは至らないが、記憶しているデータの一部がビット反転してしまう(つまり、“1”として記憶しているデータが“0”になってしまう、または、“0”として記憶しているデータが“1”になってしまう)ソフトエラーと呼ばれるエラーが発生する可能性がある。ソフトエラーが発生した場合、コンフィギュレーションデータによりFPGA内で構成されている論理回路の構成が変更され、誤った出力値が出力される可能性がある。そのため、例えば、3つのコンフィギュレーションデータのそれぞれから構成される回路の出力値の多数決をとり、多い方の値を出力する(すなわち、“0”が2つ以上の回路から出力された場合、最終出力として“0”を出力し、“1”が2つ以上の回路から出力された場合、最終出力として“1”を出力する)などのソフトエラー対策が実施される場合がある。
特許文献1には、関連する技術として、PFGAのソフトエラー対策に関する技術が開示されている。
特開2020-064382号公報
ところで、FPGA内の回路を構成するため用意されているトランジスタの数には制限がある。そのため、FPGAにおいて、多数決回路を構成することができず(すなわち、回路を三重化することができず)二重化しかできない場合がある。
そのため、FPGAにおいて、回路を二重化しかできず、多数決回路を構成することができない場合であっても、多数決回路と同等の信頼性を確保することのできる技術が求められている。
本発明の各態様は、上記の課題を解決することのできる情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の一態様によれば、情報処理装置は、第1回路の出力と第2回路の出力とが一致するか否かを判定する第1判定手段と、前記第1判定手段が一致しないと判定した場合、正常時の前記第1回路に関するコンフィギュレーションデータとソフトエラー発生後の前記第1回路に関するコンフィギュレーションデータとが一致するのか、正常時の前記第2回路に関するコンフィギュレーションデータとソフトエラー発生後の前記第2回路に関するコンフィギュレーションデータとが一致するのかいずれであるかを判定する第2判定手段と、前記第2判定手段による判定結果に基づいて、前記第1回路の出力または前記第2回路の出力を外部に出力する出力手段と、を備える。
上記目的を達成するために、本発明の別の態様によれば、情報処理システムは、前記情報処理装置と、前記第1回路および前記第2回路が構成されるFPGAと、を備える。
上記目的を達成するために、本発明の別の態様によれば、情報処理方法は、第1回路の出力と第2回路の出力とが一致するか否かを判定することと、一致しないと判定した場合、正常時の前記第1回路に関するコンフィギュレーションデータとソフトエラー発生後の前記第1回路に関するコンフィギュレーションデータとが一致するのか、正常時の前記第2回路に関するコンフィギュレーションデータとソフトエラー発生後の前記第2回路に関するコンフィギュレーションデータとが一致するのかいずれであるかを判定することと、いずれであるかの判定結果に基づいて、前記第1回路の出力または前記第2回路の出力を外部に出力することと、を含む。
上記目的を達成するために、本発明の別の態様によれば、プログラムは、コンピュータに、第1回路の出力と第2回路の出力とが一致するか否かを判定することと、一致しないと判定した場合、正常時の前記第1回路に関するコンフィギュレーションデータとソフトエラー発生後の前記第1回路に関するコンフィギュレーションデータとが一致するのか、正常時の前記第2回路に関するコンフィギュレーションデータとソフトエラー発生後の前記第2回路に関するコンフィギュレーションデータとが一致するのかいずれであるかを判定することと、いずれであるかの判定結果に基づいて、前記第1回路の出力または前記第2回路の出力を外部に出力することと、を実行させる。
本発明の各態様によれば、FPGAにおいて、回路を二重化しかできず、多数決回路を構成することができない場合であっても、多数決回路と同等の信頼性を確保することができる。
本発明の一実施形態による情報処理システムの構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態による比較回路の構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態におけるコンフィギュレーションデータおよびアドレスを記憶部に書き込む関連する技術を示す図である。 本発明の一実施形態による情報処理システムの処理フローの一例を示す図である。 本発明の実施形態による情報処理装置の最小構成を示す図である。 本発明の実施形態による最小構成の情報処理装置の処理フローの一例を示す図である。 少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
以下、図面を参照しながら実施形態について詳しく説明する。
<実施形態>
図1は、本発明の一実施形態による情報処理システム1の構成の一例を示す図である。情報処理システム1は、FPGA(Field Programmable Gate Array)において、回路を二重化しかできず、多数決回路を構成することができない場合であっても、多数決回路と同等の信頼性を確保することのできるシステムである。情報処理システム1は、図1に示すように、FPGA10、および情報処理装置2を備える。情報処理装置2は、比較回路20、制御回路30(第2判定手段の一例)、および記憶部40を備える。
FPGA10は、CRAM(Configuration Random Access Memory)101、および回路部102を備える。CRAM101は、回路部102において回路を構成させるコンフィギュレーションデータを記憶する。CRAM101は、例えば、回路としてモジュール1021a(第1回路の一例)およびモジュール1021b(第2回路の一例)それぞれを構成させるコンフィギュレーションデータを記憶する。なお、CRAM101にソフトエラーが発生しておらず、モジュール1021aを構成させるコンフィギュレーションデータと、モジュール1021bを構成させるコンフィギュレーションデータとが同一である場合、モジュール1021aとモジュール1021bは、同一の回路構成となる。つまり、モジュール1021aとモジュール1021bは、二重化された回路である。モジュール1021aとモジュール1021bとを区別する必要がない場合、モジュール1021aおよびモジュール1021bをモジュール1021ということがある。
回路部102は、コンフィギュレーションデータに応じて2つの回路を構成する。例えば、CRAM101がモジュール1021aおよびモジュール1021bそれぞれを構成させるコンフィギュレーションデータを記憶している場合、回路部102は、モジュール1021aを構成させるコンフィギュレーションデータに応じてモジュール1021aを構成する。また、回路部102は、モジュール1021bを構成させるコンフィギュレーションデータに応じてモジュール1021bを構成する。
図2は、比較回路20の構成の一例を示す図である。比較回路20は、2つの入力信号を比較して、一致する場合入力信号を出力し、一致しない場合、入力信号を出力せずにそれらの入力信号を後述する記憶部202a(記憶手段の一例)および記憶部202b(記憶手段の一例)に書き込むと共に一致しないことを制御回路30へ通知する回路である。また、比較回路20は、制御回路30から受信する選択信号に応じて、記憶部202aまたは記憶部202bに書き込んだ入力信号を選択し、選択した入力信号を出力する回路である。選択信号は、記憶部40が記憶するコンフィギュレーションデータに一致するデータがモジュール1021aを構成させるコンフィギュレーションデータであるか、モジュール1021bを構成させるコンフィギュレーションデータであるかを示す信号である。つまり、選択信号は、記憶部202aが記憶するモジュール1021aの出力値が正しいか、記憶部202bが記憶するモジュール1021bの出力値が正しいかを示す信号であり、正しい出力値を比較回路20に出力させる信号である。
比較回路20は、図2に示すように、処理部201(第1判定手段の一例、出力手段の一例、比較手段の一例)、記憶部202a、および記憶部202bを備える。なお、記憶部202aと記憶部202bとを区別する必要がない場合、記憶部202aおよび記憶部202bを記憶部202ということがある。
処理部201は、二重化された回路のそれぞれの出力を比較し、比較結果に応じた値を特定する。例えば、処理部201は、モジュール1021のそれぞれが出力する出力値を入力し、それらの出力値が一致する場合(すなわち、モジュール1021の両方が“0”または“1”を出力した場合)に“1”と特定する。また、処理部201は、モジュール1021のそれぞれが出力する出力値を入力し、それらの出力値が異なる場合(すなわち、モジュール1021の一方が“0”であり、他方が“1”を出力した場合)に“0”と特定する。
処理部201は、特定した値に応じた処理を行う。例えば、処理部201は、特定した値が“1”である場合(すなわち、モジュール1021のそれぞれの出力値が一致する場合)、その出力値を出力する。
また、例えば、処理部201は、特定した値が“0”である場合(すなわち、モジュール1021のそれぞれの出力値が一致しない場合)、それらの出力値を出力せず、記憶部202aにモジュール1021aの出力値、記憶部202bにモジュール1021bの出力値を書き込むと共に一致しないことを制御回路30へ通知する。そして、処理部201は、制御回路30から受信する選択信号に応じて、記憶部202aまたは記憶部202bに書き込んだ出力値(すなわち、比較回路20の入力信号)を選択し、選択した出力値を出力する。
記憶部202のそれぞれは、二重化された回路のそれぞれの出力値が一致しない場合に、それらの出力値を記憶する。記憶部202のそれぞれは、例えば、Flashメモリデバイス、SRAM(Static Random Access Memory)などのメモリである。
制御回路30は、CRAM101からデータを読み出す。制御回路30は、記憶部40へデータを書き込む。制御回路30は、記憶部40からデータを読み出す。制御回路30は、比較回路20から通知を受信する。また、制御回路30は、比較回路20へ選択信号を送信する。
図3は、ソフトエラーが発生していない正常時の二重化された回路を構成させるコンフィギュレーションデータおよびCRAM101におけるアドレスを、記憶部40に書き込む関連する技術を示す図である。制御回路30は、関連する技術を用いて、正常時の二重化された回路を構成させるコンフィギュレーションデータおよびCRAM101におけるアドレスを記憶部40に書き込む。CRAM101には、FPGA10全体のコンフィギュレーションデータが保存されている。そのため、制御回路30は、関連する技術を用いて、CRAM101の中から二重化された回路、すなわち冗長化したモジュール1021aおよび1021bそれぞれのコンフィギュレーションデータおよびCRAM101におけるアドレスを特定し、記憶部40へ書き込めばよい。
記憶部40は、ソフトエラーが発生していない正常時の二重化された回路を構成させるコンフィギュレーションデータおよびCRAM101におけるアドレスを記憶する。記憶部40は、例えば、Flashメモリデバイス、SRAMなどのメモリである。
次に、情報処理システム1の動作について、図4を参照して説明する。図4は、本発明の一実施形態による情報処理システム1の処理フローの一例を示す図である。なお、記憶部40は、ソフトエラーが発生していない正常時の二重化された回路を構成させるコンフィギュレーションデータおよびCRAM101におけるアドレスを予め記憶しているものとする。また、CRAM101が記憶するコンフィギュレーションデータによって、FPGA10においてモジュール1021aおよびモジュール1021bが構成されているものとする。
FPGA10の稼働中に、CRAM101にソフトエラーが発生して、コンフィギュレーションデータにおいてビット反転が生じたとする。この場合、コンフィギュレーションデータのビット反転により、FPGA10における二重化された回路が部分的に正常時の回路構成ではなくなる。ここでは、正常時の回路であったモジュール1021aの構成が変化し、モジュール1021aから誤った信号が出力されるものとする。
二重化された回路のそれぞれの出力信号が処理部201に入力される。処理部201は、二重化された回路のそれぞれの出力を比較し、比較結果に応じた値を特定している(ステップS1)。例えば、処理部201は、モジュール1021のそれぞれが出力する出力値を入力し、それらの出力値が一致する場合(すなわち、モジュール1021の両方が“0”または“1”を出力した場合)に“1”と特定する。また、処理部201は、モジュール1021のそれぞれが出力する出力値を入力し、それらの出力値が異なる場合(すなわち、モジュール1021の一方が“0”であり、他方が“1”を出力した場合)に“0”と特定する。
処理部201は、特定した値が“1”であるか否かを判定する(ステップS2)。処理部201は、特定した値に応じた処理を行う。具体的には、処理部201は、特定した値が“1”であると判定した場合(ステップS2においてYES)、モジュール1021の出力値を出力する(ステップS3)。処理部201は、処理を完了する。
また、処理部201は、特定した値が“0”であると判定した場合(ステップS2においてNO)、モジュール1021の出力値の出力を一時停止し、モジュール1021aの出力値を記憶部202aに、モジュール1021bの出力値を記憶部202bにそれぞれ書き込む(ステップS4)。また、処理部201は、モジュール1021aそれぞれの出力値が一致しないことを制御回路30へ通知する(ステップS5)。
制御回路30は、比較回路20からその通知を受けると、記憶部40が記憶するモジュール1021aを構成させるコンフィギュレーションデータが書き込まれているCRAM101のアドレス、およびモジュール1021bを構成させるコンフィギュレーションデータが書き込まれているCRAM101のアドレスから、関連する技術を用いて、現在(すなわち、ソフトエラー発生時)のモジュール1021aを構成させるコンフィギュレーションデータ、およびモジュール1021bを構成させるコンフィギュレーションデータを読み出す(ステップS6)。
また、制御回路30は、記憶部40が記憶する正常時のモジュール1021aを構成させるコンフィギュレーションデータ、および正常時のモジュール1021bを構成させるコンフィギュレーションデータを読み出す(ステップS7)。制御回路30は、CRAM101から読み出した現在のモジュール1021aを構成させるコンフィギュレーションデータと、記憶部40から読み出した正常時のモジュール1021aを構成させるコンフィギュレーションデータとを比較する。また、制御回路30は、CRAM101から読み出した現在のモジュール1021bを構成させるコンフィギュレーションデータと、記憶部40から読み出した正常時のモジュール1021bを構成させるコンフィギュレーションデータとを比較する。制御回路30は、比較結果が一致するモジュール1021を構成させるコンフィギュレーションデータを特定する(ステップS8)。制御回路30は、特定したコンフィギュレーションデータに対応するモジュール1021(すなわち、比較結果が一致するモジュール1021)を正常なモジュールと判定し、その正常なモジュール1021(ここで示す例では、モジュール1021b)を示す選択信号を比較回路20に送信する(ステップS9)。
処理部201は、制御回路30から送信された選択信号に応じて、正常なモジュール1021の出力値を記憶する記憶部202(ここで示す例では、モジュール1021bの出力値を記憶する記憶部202b)から出力値を読み出し、その出力値を出力する(ステップS10)。処理部201は、処理を終了する。
以上、本発明の一実施形態による情報処理システム1について説明した。情報処理システム1における情報処理装置2は、処理部201、制御回路30を備える。処理部201は、モジュール1021a(第1回路の一例)の出力とモジュール1021b(第2回路の一例)の出力とが一致するか否かを判定する。制御回路30は、処理部201が一致しないと判定した場合、正常時のモジュール1021aに関するコンフィギュレーションデータとソフトエラー発生後のモジュール1021aに関するコンフィギュレーションデータとが一致するのか、それとも、正常時のモジュール1021bに関するコンフィギュレーションデータとソフトエラー発生後のモジュール1021bに関するコンフィギュレーションデータとが一致するのか、どちらであるかを判定する。処理部201は、制御回路30による判定結果に基づいて、モジュール1021aの出力またはモジュール1021bの出力を外部に出力する。
こうすることにより、FPGAにおいて、回路を二重化しかできず、多数決回路を構成することができない場合であっても、多数決回路と同等の信頼性を確保することができる。
図5は、本発明の実施形態による情報処理装置2の最小構成を示す図である。情報処理装置2は、図5に示すように、第1判定部201a、第2判定部30、および出力部201bを備える。
第1判定部201aは、第1回路の出力と第2回路の出力とが一致するか否かを判定する。第2判定部30は、第1判定部201aが一致しないと判定した場合、正常時の第1回路に関するコンフィギュレーションデータとソフトエラー発生後の第1回路に関するコンフィギュレーションデータとが一致するのか、正常時の第2回路に関するコンフィギュレーションデータとソフトエラー発生後の第2回路に関するコンフィギュレーションデータとが一致するのかいずれであるかを判定する。出力部201bは、第2判定部30による判定結果に基づいて、第1回路の出力または第2回路の出力を外部に出力する。
次に、本発明の実施形態による最小構成の情報処理装置2による処理について説明する。ここでは、図6に示す処理フローについて説明する。
第1判定部201aは、第1回路の出力と第2回路の出力とが一致するか否かを判定する(ステップS21)。第2判定部30は、第1判定部201aが一致しないと判定した場合、正常時の第1回路に関するコンフィギュレーションデータとソフトエラー発生後の第1回路に関するコンフィギュレーションデータとが一致するのか、正常時の第2回路に関するコンフィギュレーションデータとソフトエラー発生後の第2回路に関するコンフィギュレーションデータとが一致するのかいずれであるかを判定する(ステップS22)。出力部201bは、第2判定部30による判定結果に基づいて、第1回路の出力または第2回路の出力を外部に出力する(ステップS23)。
以上、本発明の実施形態による最小構成の情報処理装置2について説明した。この情報処理装置2により、FPGAにおいて、回路を二重化しかできず、多数決回路を構成することができない場合であっても、多数決回路と同等の信頼性を確保することができる。
なお、本発明の実施形態における処理は、適切な処理が行われる範囲において、処理の順番が入れ替わってもよい。
なお、本発明の実施形態による情報処理装置2は、CRAM101および回路部102と、ハードウェアとして独立していれば、FPGA10の内部に備えられるものであってもよい。
本発明の実施形態について説明したが、上述の情報処理システム1、情報処理装置2、FPGA10、比較回路20、制御回路30、その他の制御装置は内部に、コンピュータシステムを有していてもよい。そして、上述した処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。コンピュータの具体例を以下に示す。
図7は、少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
コンピュータ5は、図7に示すように、CPU6、メインメモリ7、ストレージ8、インターフェース9を備える。
例えば、上述の情報処理システム1、情報処理装置2、FPGA10、比較回路20、制御回路30、その他の制御装置のそれぞれは、コンピュータ5に実装される。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でストレージ8に記憶されている。CPU6は、プログラムをストレージ8から読み出してメインメモリ7に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU6は、プログラムに従って、上述した各記憶部に対応する記憶領域をメインメモリ7に確保する。
ストレージ8の例としては、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、半導体メモリ等が挙げられる。ストレージ8は、コンピュータ5のバスに直接接続された内部メディアであってもよいし、インターフェース9または通信回線を介してコンピュータ5に接続される外部メディアであってもよい。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ5に配信される場合、配信を受けたコンピュータ5が当該プログラムをメインメモリ7に展開し、上記処理を実行してもよい。少なくとも1つの実施形態において、ストレージ8は、一時的でない有形の記憶媒体である。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現してもよい。さらに、上記プログラムは、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるファイル、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例であり、発明の範囲を限定しない。これらの実施形態は、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の追加、省略、置き換え、変更を行ってよい。
1・・・情報処理システム
2・・・情報処理装置
5・・・コンピュータ
6・・・CPU
7・・・メインメモリ
8・・・ストレージ
9・・・インターフェース
10・・・FPGA
20・・・比較回路
30・・・制御回路、第2判定部
40、202a、202b・・・記憶部
101・・・CRAM
102・・・回路部
201・・・処理部
201a・・・第1判定部
201b・・・出力部
1021a、1021b・・・モジュール

Claims (7)

  1. 第1回路の出力と第2回路の出力とが一致するか否かを判定する第1判定手段と、
    前記第1判定手段が一致しないと判定した場合、正常時の前記第1回路に関するコンフィギュレーションデータとソフトエラー発生後の前記第1回路に関するコンフィギュレーションデータとが一致するのか、正常時の前記第2回路に関するコンフィギュレーションデータとソフトエラー発生後の前記第2回路に関するコンフィギュレーションデータとが一致するのかいずれであるかを判定する第2判定手段と、
    前記第2判定手段による判定結果に基づいて、前記第1回路の出力または前記第2回路の出力を外部に出力する出力手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記出力手段は、
    前記第1判定手段が一致しないと判定した場合、前記第1回路の出力または前記第2回路の出力を一時停止する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1判定手段が一致しないと判定した場合、前記第1回路の出力と前記第2回路の出力とを記憶する記憶手段、
    を備え、
    前記出力手段は、
    前記第2判定手段による判定結果に対応する前記第1回路の出力または前記第2回路の出力を外部に出力する、
    請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1回路の出力と前記第2回路の出力とを比較する比較手段、
    を備え、
    前記第1判定手段は、
    前記比較手段による比較結果に基づいて、前記第1回路の出力と前記第2回路の出力とが一致するか否かを判定する、
    請求項1から請求項3の何れか一項に記載の情報処理装置。
  5. 請求項1から請求項4の何れか一項に記載の情報処理装置と、
    前記第1回路および前記第2回路が構成されるFPGAと、
    を備える情報処理システム。
  6. 第1回路の出力と第2回路の出力とが一致するか否かを判定することと、
    一致しないと判定した場合、正常時の前記第1回路に関するコンフィギュレーションデータとソフトエラー発生後の前記第1回路に関するコンフィギュレーションデータとが一致するのか、正常時の前記第2回路に関するコンフィギュレーションデータとソフトエラー発生後の前記第2回路に関するコンフィギュレーションデータとが一致するのかいずれであるかを判定することと、
    いずれであるかの判定結果に基づいて、前記第1回路の出力または前記第2回路の出力を外部に出力することと、
    を含む情報処理方法。
  7. コンピュータに、
    第1回路の出力と第2回路の出力とが一致するか否かを判定することと、
    一致しないと判定した場合、正常時の前記第1回路に関するコンフィギュレーションデータとソフトエラー発生後の前記第1回路に関するコンフィギュレーションデータとが一致するのか、正常時の前記第2回路に関するコンフィギュレーションデータとソフトエラー発生後の前記第2回路に関するコンフィギュレーションデータとが一致するのかいずれであるかを判定することと、
    いずれであるかの判定結果に基づいて、前記第1回路の出力または前記第2回路の出力を外部に出力することと、
    を実行させるプログラム。
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