JP2022141256A - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】操作指示を受け付けたことのユーザーへの通知を、例えば自装置の周辺の環境や状況等に応じて最適な方法で行うことができる画像形成装置及びプログラムを提供する。【解決手段】ユーザーの操作指示を受け付ける受付手段100と、受付手段によりユーザーの操作指示を受け付けたことをユーザーに通知可能な複数の通知方法の中から、いずれかの通知方法を選択する選択手段100と、選択手段により選択された通知方法により、操作指示を受け付けたことをユーザーに通知する通知制御手段100を備えている。【選択図】図5

Description

この発明は、複写機、プリンタ、多機能デジタル複合機(MFP)等の画像形成装置及びプログラムに関する。
近年、操作パネルの操作方法として、直接的なタッチパネルの操作以外にも様々な操作方法が知られている。例えば、スマートスピーカやマイクなどを介してバーチャルアシスタントサーバーを利用することにより、装置を音声によって操作をする機能や、カメラの前で指または手を動かすことで、投写画面に直接触れることなく装置を操作するジェスチャ操作等が知られており、画像形成装置の技術分野においても、このような操作方法にて操作することが提案されあるいは検討されている。
画像形成装置において様々な方法にてユーザーの操作指示を受け付ける場合、ユーザーに操作指示を受け付けたことを通知することが重要になる。複数の処理を並行する画像形成装置では、他の処理の遅延等により操作指示が直ちに実行されない場合があり、このためフィードバック手段がないと、操作指示が正しく認識されたかどうかをユーザーはすぐに判断できないからである。
スマートフォンやタブレット、スマートスピーカでの操作の場合、操作指示を受け付けたことの通知を画面、音、光、振動等のいずれを用いて行うか、ユーザーが個別に設定することが可能である。しかし、画像形成装置の場合、様々な人が利用するうえ、装置使用時の周りの環境が状況によって刻一刻と異なることから、操作指示を受け付けたことの通知が十分にユーザーに伝わらなかったり、例えば装置周辺に多くの人が居る場合に音声で通知すると装置周辺の人に不快感を与えてしまう、といった問題がある。このため、画像形成装置における操作指示を受け付けたことの通知方法については、周辺の環境や状況等に応じて最適化することが必要である、という課題がある。
なお、特許文献1には、装置の周囲の状況に応じて、適切な音量で音声による通知を行うことができる画像形成装置が提案されている。具体的には、画像形成装置の状況に応じて、画像形成装置を使用する人に通知すべき情報に対応する出力用の音声メッセージを選択し、当該出力用の音声メッセージに割り当てられた通常の音量値を出力音量値として設定し、人検出センサの出力に応じて、画像形成装置の周囲に人が存在すると判断される場合には、出力音量値を変更するかどうかを判断し、出力音量値を変更すると判断した場合には、出力用の音声メッセージの内容に応じて、出力音量値を変更し、出力音量値に応じた音量で、出力用の音声メッセージがスピーカから出力される、というものである。
特開2020-28025号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置では、音声による通知しか行わないため、画像形成装置とユーザーとの距離によっては音声が届かず限界があるとか、周辺に多くの人が居る場合は不快感を与えてしまうといった問題を解決することはできない。このため、画像形成装置の周辺の環境や状況等に応じて、操作指示を受け付けたことの通知方法を最適化する必要があるという課題に対して、解決策を提供しうるものではなかった。
この発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたものであって、操作指示を受け付けたことのユーザーへの通知を、例えば自装置の周辺の環境や状況等に応じて最適な方法で行うことができる画像形成装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的は以下の手段によって達成される。
(1)ユーザーの操作指示を受け付ける受付手段と、
前記受付手段によりユーザーの操作指示を受け付けたことをユーザーに通知可能な複数の通知方法の中から、いずれかの通知方法を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された通知方法により、操作指示を受け付けたことをユーザーに通知する通知制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
(2)前記選択手段は、自装置の周辺の環境条件、自装置の稼働状況または自装置と接続されている周辺機器の少なくともいずれかに基づいて、通知方法を選択する前項1に記載の画像形成装置。
(3)前記複数の通知方法は、聴覚による通知方法、視覚による通知方法、触覚による通知方法の少なくともいずれかを含んでいる前項1または2に記載の画像形成装置。
(4)ユーザーとの距離を検知する人感センサを備え、
前記選択手段は、前記人感センサの検知結果に基づいて通知方法を選択する前項1~3のいずれかに記載の画像形成装置。
(5)自装置の周辺の騒音を検知する音圧センサを備え、
前記選択手段は、前記音圧センサの検知結果に基づいて通知方法を選択する前項1~3のいずれかに記載の画像形成装置。
(6)前記画像形成装置の周辺の光量を検知する照度センサを備え、
前記選択手段は、前記照度センサの検知結果に基づいて通知方法を選択する前項1~3のいずれかに記載の画像形成装置。
(7)前記ユーザーの端末装置と通信可能な通信手段を備え、
前記選択手段は、前記通信手段による前記端末装置との通信結果に基づいて通知方法を選択する前項1~3のいずれかに記載の画像形成装置。
(8)前記選択手段は、自装置の稼働状況または自装置と接続されている周辺機器を優先して通知方法を選択する前項1~7のいずれかに記載の画像形成装置。
(9)自装置が印刷ジョブを実行中の場合、前記選択手段は、聴覚による通知方法以外の通知方法を選択する前項8に記載の画像形成装置。
(10)自装置の周辺の他の画像形成装置と通信が可能な通信手段を備え、
前記選択手段は、前記通信手段により受信した前記他の画像形成装置の稼働状況に基づいて、通知方法を選択する前項8に記載の画像形成装置。
(11)前記選択手段は、前記他の画像形成装置が稼働中であると判断した場合、聴覚による通知方法以外の通知方法を選択する前項10に記載の画像形成装置。
(12)ユーザーによる自装置の操作指示が、自装置に接続されている周辺の音声操作装置からの音声による操作指示である場合、前記選択手段は、前記音声操作装置からの聴覚による通知方法を選択する前項8に記載の画像形成装置。
(13)ユーザーによる自装置の操作指示が、外部の端末装置の画面からの操作指示である場合、前記選択手段は、前記端末装置への通知を選択する前項8に記載の画像形成装置。
(14)前記受付手段は、自装置に備えられた操作パネルを介しての操作指示を受け付けると共に、操作パネル以外の方法による操作指示を受け付ける前項1~13のいずれかに記載の画像形成装置。
(15)画像形成装置のコンピュータに、
ユーザーの操作指示を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップによりユーザーの操作指示を受け付けたことをユーザーに通知可能な複数の通知方法の中から、いずれかの方法を選択する選択ステップと、
前記選択ステップにより選択された通知方法により、操作指示を受け付けたことをユーザーに通知する通知制御ステップと、
を実行させるためのプログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、画像形成装置は、ユーザーの操作指示を受け付けると、受け付けたことをユーザーに通知可能な複数の通知方法の中から、いずれかの方法を選択し、選択された通知方法により、操作指示を受け付けたことがユーザーに通知される。つまり、複数の通知方法の中からいずれかを選択して通知できるから、例えば自装置の周辺の環境や状況等に応じて最適な方法で通知を行うことができる。
前項(2)に記載の発明によれば、自装置の周辺の環境条件、自装置の稼働状況または自装置と接続されている周辺機器の少なくともいずれかに基づいて、最適な通知方法を選択することができる。
前項(3)に記載の発明によれば、聴覚による通知方法、視覚による通知方法、触覚による通知方法の少なくともいずれかの方法を選択してユーザーに通知することができる。
前項(4)に記載の発明によれば、ユーザーとの距離に応じた最適な通知方法でユーザーに通知することができる。
前項(5)に記載の発明によれば、自装置の周辺の騒音に応じた最適な通知方法でユーザーに通知することができるから、例えば、自装置の周辺の騒音が大きい場合は、聴覚による通知方法以外の方法で通知することにより、印字動作中の自装置のエラー音や稼働中の他の画像形成装置のエラー音等と聞き間違えるといったような不都合を防止でき。
前項(6)に記載の発明によれば、自装置の周辺の光量に応じた最適な通知方法でユーザーに通知することができる。
前項(7)に記載の発明によれば、例えば自装置の周辺の騒音が大きい場合、ユーザーの端末装置との通信結果に基づいて、端末装置に対して通知を行うことができる。
前項(8)に記載の発明によれば、自装置の稼働状況または自装置と接続されている周辺機器を優先して、最適な通知方法でユーザーに通知することができる。
前項(9)に記載の発明によれば、自装置が印刷ジョブを実行中の場合、触覚による通知方法以外の通知方法でユーザーに通知することにより、自装置の稼働音により通知が聞き取れないと行った不都合を防止できる。
前項(10)に記載の発明によれば、自装置の周辺の他の画像形成装置の稼働状況に応じた最適な通知方法でユーザーに通知することができる。
前項(11)に記載の発明によれば、自装置の周辺の他の画像形成装置が稼働中であると判断した場合、聴覚による通知方法以外の通知方法でユーザーに通知することにより、他の画像形成装置の稼働音により音が聞き取れないと行った不都合を防止できる。
前項(12)に記載の発明によれば、ユーザーによる自装置の操作指示が、自装置に接続されている周辺の音声操作装置からの音声による操作指示である場合、音声操作装置からの聴覚による通知方法でユーザーに通知される。
前項(13)に記載の発明によれば、ユーザーによる自装置の操作指示が、外部の端末装置の画面からの操作指示である場合、端末装置へ通知される。
前項(14)に記載の発明によれば、自装置に備えられた操作パネルを介しての操作指示を受け付けると共に、操作パネル以外の方法による操作指示を受け付けることができる。
前項(15)に記載の発明によれば、ユーザーの操作指示を受け付けると、受け付けたことをユーザーに通知可能な複数の通知方法の中から、いずれかの方法を選択し、選択された通知方法により、操作指示を受け付けたことをユーザーに通知する処理を、画像形成装置のコンピュータに実行させることができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置とその周辺に設置された機器の一例を示す図である。 (A)は画像形成装置の外観を示す斜視図、(B)は操作パネルの平面図である。 画像形成装置の内部構成を示すブロック図である。 画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図4のフローチャートにおけるステップS4の通知方法の選択処理の具体例を示すフローチャートである。 図4のフローチャートの続きのフローチャートである。 図4のフローチャートにおけるステップS4の通知方法の選択処理の他の例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る画像形成装置1とその周辺に設置された機器の一例を示す図である。この実施形態では、画像形成装置1の周辺に他の画像形成装置2、携帯端末装置3、情報処理装置4、スマートスピーカ5等が存在しており、いずれもネットワーク6を介して接続されている。携帯端末装置3、情報処理装置4は端末装置に相当する。
ここで、ネットワーク6は、LAN(Local Area Network)などの専用回線を用いたネットワーク、一般回線を用いたネットワーク、無線通信によるネットワーク、のいずれであっても構わない。
画像形成装置1、2は、走査した原稿画像、および携帯端末装置3や情報処理装置4から送信されたジョブデータであるプリントデータから生成した画像の複写画像を用紙上に形成する装置であり、この実施形態では多機能デジタル複合機であるMFPが用いられている。
携帯端末装置3は、CPU、RAM、記憶装置等を備えた例えば持ち運びが可能なタブレット端末やスマートフォンなどである。この実施形態では、携帯端末装置3には振動素子が内蔵されており、振動素子を動作させると携帯端末装置3が振動し、ユーザーがこの振動を触覚的に感知できるようになっている。
情報処理装置4は、CPU、RAM、記憶装置、モニタ、キーボード、マウス等の接続された一般的なコンピュータ装置である。携帯端末装置3や情報処理装置4は、ユーザーの指示によリジョブデータを生成し、生成したジョブデータを画像形成装置1に送信する。
スマートスピーカ5は、対話型の音声操作に対応したAIアシスタントを利用可能なスピーカーで、AIスピーカーとも呼ばれるものであり、この実施形態ではユーザーの音声入力により、画像形成装置1の操作指示を行うことができるようになっている。
図2(A)は画像形成装置1の外観を示す斜視図である。画像形成装置1は、原稿トレイ121にセットされた原稿を読み取り位置へと自動的に搬送する自動原稿搬送装置を備えた画像読取装置120を上部に備えると共に、下部には複数の給紙カセット15a~15dを備え、中央部に、画像読取装置120により読み取った原稿の画像データや、携帯端末装置3や情報処理装置4から送信されたプリントデータを、給紙カセット15a~15dから給紙された用紙に印字して排紙部10に排紙する画像出力装置140を備え、さらに操作パネル130等を備えている。
また、画像形成装置1は、その正面上部に、人感センサ240、音圧センサ250、照度センサ260を備えている。人感センサ240は、画像形成装置1を操作するユーザーと画像形成装置1との距離を検知するものである。音圧センサ250は画像形成装置1の周辺の騒音を検知するものであり、照度センサ260は画像形成装置1の周辺の光量を検知するものである。
操作パネル130の拡大図を図2(B)に示す。操作パネル130は、リセットキー131、スタートキー132、ストップキー133などの各種キーや、タッチパネル135からなる表示部134を備えるとともに、LED(発光ダイオード)ランプ230、マイク210、スピーカー220を備えている。
LEDランプ230は、ユーザーによる画像形成装置1に対する操作指示を画像形成装置1が認識して受け付けたことを、発光により視覚的に通知するインジケータとして機能する。マイク210は、画像形成装置1を音声操作するために用いられる。スピーカー220は、ユーザーによる画像形成装置1に対する操作指示を画像形成装置1が認識して受け付けたことを、音または音声メッセージ等により聴覚的に通知するものである。
なお、LEDランプ230、マイク210、スピーカー220は、操作パネル130以外の部位に取り付けられていても良い。また、マイク210は画像形成装置1から分離可能に構成されていても良い。
図3は、画像形成装置1の内部構成を示すブロック図である。
画像形成装置1のCPU101には、制御プログラムの格納されたROM102、作業用のS-RAM(Static Random Access Memory)103、画像形成に関わる各種の設定を記憶するバッテリバックアップされたNV-RAM(不揮発性メモリ)104、時計IC105がバスを介して接続され、制御部100を構成している。
制御部100は、画像形成装置1の全体を統括的に制御するものであり、コピー機能、スキャン機能、プリンタ機能等の各機能をユーザー操作に基づいて実行させるほか、この実施形態では、ユーザーによる操作パネル130による操作指示や、外部装置からのパネル入力や音声入力等に基づく操作指示を認識して受け付ける受付手段として機能し、さらに操作指示を受け付けたときに、受け付けたことをユーザーに通知可能な複数の通知方法の中から最適な通知方法を選択する選択手段として機能し、さらには、選択した通知方法により操作指示を受け付けたことをユーザーに通知(フィードバック)する通知制御手段としても機能するが、詳細は後述する。
制御部100には、原稿画像を読み取る前述した画像読取装置120と、前述した操作パネル130と、他の画像形成装置2、携帯端末装置3、情報処理装置4、スマートスピーカー5をはじめとする外部の装置との間で各種の情報をネットワーク6を介して送受信する為のネットワークインターフェース160と、外部装置と無線通信を行うための無線通信インターフェース170と、短距離無線インターフェース180と、ネットワークインターフェース160や無線通信インターフェース170等により受信したプリントデータから複写画像を生成するプリンタコントローラ150と、複写画像を用紙上に形成する前述した画像出力装置140等が、それぞれバス175を介して接続されている。
無線通信インターフェース170は、携帯端末装置3やマートスピーカー5との通信に利用され、短距離無線インターフェース180は主に携帯端末装置4との通信に利用される。短距離無線インターフェース180は例えばBluetoothやIrDAなどである。
また、制御部100には、記憶装置110がバス175を介して接続されている。記憶装置110は例えばハードディスク装置である。この記憶装置110には、各種のデータが記憶され、携帯端末装置3や情報処理装置4等の外部装置から送信され、ネットワークインターフェース160、無線通信インターフェース170等により受信されたジョブデータも、記憶装置110に記憶される。
さらに、制御部100には認証装置190がバス175を介して接続されている。認証装置190は、画像形成装置1を使用するユーザーを管理するものであり、ユーザーの認証を行って使用可否を判断する機能を有する。画像形成装置1を使用するユーザーが操作パネル130から認証情報を入力すると、認証装置190は記憶装置110に予め保存されている各ユーザー毎の認証情報と照合し、一致すればユーザーのログインを許可する。なお、照合用の認証情報は外部サーバー等の外部装置に保存しておき、必要に応じて認証装置190が外部装置から認証情報を取得して照合を行っても良いし、外部装置が照合を行い、その結果に基づいて認証装置190が認証を行っても良い。また、認証情報は操作パネル130に対するユーザー操作により入力される場合に限らず、ICカード等に保存された認証情報を認証装置190が読み取って認証を行うカード認証であっても良いし、指紋等に基づく生体認証であっても良い。
さらに、制御部100には、前述したマイク210、スピーカー220、LEDランプ230、人感センサ240、音圧センサ250及び照度センサ260が、それぞれバス175を介して接続されている。
次に、図1~図3に示した画像形成装置1の動作を、図4以降のフローチャートを参照して説明する。これらのフローチャートに示される動作は、画像形成装置1の制御部100のCPU101が、ROM102等の記録媒体に格納された動作プログラムに従って動作することにより実行される。
図4において、ステップS1でユーザーの操作に基づいてログインを許可すると、ステップS2で、ジョブについてのユーザーによる操作指示がなされたかどうかを判断する。操作指示がなされていなければ(ステップS2でNO)、操作指示がなされるまで待つ。
操作指示がなされると(ステップS2でYES)、ステップS3で操作指示を認識し受け付けた後、ステップS4で通知方法を選択する。通知方法の選択処理については後述する。
次いでステップS5で、選択した方法で操作指示を受け付けたことをユーザーに通知したのち、ステップS6で、受け付けた操作指示に従うジョブを実行可能かどうかを判断する。他のジョブを実行中の場合等、受け付けたジョブを実行可能でなければ(ステップS6でNO)、実行可能となるまで待つ。
ジョブを実行可能であれば(ステップS6でYES)、ステップS7で受け付けたジョブを実行する。
図5は、図4のフローチャートにおけるステップS4の通知方法の選択処理の具体例を示すフローチャートである。この選択処理は、音(音声を含む)による通知方法の選択を原則とするものである。
ステップS401で、操作指示は操作パネル130またはマイク210による音声操作によりなされたかどうかを判断する。操作パネル130またはマイク210による音声操作によりなされた場合(ステップS401でYES)、ステップS402で、自装置が印字動作中かどうかを判断する。印字動作中でなければ(ステップS402でNO)、ステップS403に進む。
ステップS403では、他の画像形成装置が稼働中かどうかを判断する。他の画像形成装置とはネットワーク6を介して常時通信を行っており、通信結果に基づいて他の画像形成装置2が稼働中かどうかを判断できる。稼働中でなければ(ステップS403でNO)、ステップS404で、音圧センサ250の検知結果を基に、周囲の騒音レベルは所定以上かどうかを判断する。
所定レベル以上でなければ(ステップS404でNO)、ステップS405で、人感センサ240の検知結果を基に、ユーザーと自装置との距離が一定以上かどうかを調べる。ユーザーとの距離が一定以上でなければ(ステップS405でNO)、ステップS406で、スピーカー220からの音による通知方法を選択する。つまり、自装置が印字動作中でなく、他の画像形成装置2も稼働中でなく、周囲の騒音レベルも所定以上でない場合は、画像形成装置1の周囲環境は静かであるから、ユーザーとの距離が一定以上でなければ、スピーカー220からの音による通知方法を選択したのち、図4のステップS4にリターンする。
ステップS402で自装置が印字動作中の場合(ステップS402でYES)、他の画像形成装置2が稼働中の場合(ステップS403でYES)、ステップS404で騒音レベルが所定以上である場合(ステップS404でYES)、換言すれば画像形成装置1の周囲環境が騒がしい場合は、いずれもステップS407に進む。
ステップS407では、ユーザーとの距離は一定以上かどうかを判断する。一定以上であれば(ステップS407でYES)、ステップS408に進む。ステップS405で、ユーザーとの距離が一定以上の場合も(ステップS405でYES)、ステップS408に進む。
ステップS408では、ユーザーが所有する携帯端末装置3と通信が可能かどうかを調べる。ユーザーが所有する携帯端末装置3は、ユーザーと携帯端末装置3とを予め関連付けておくことで、ログインしたユーザーに対応する携帯端末装置3を特定することができる。通信可能であれば(ステップS408でYES)、ステップS409で、携帯端末装置3を振動させる通知方法を選択したのち、リターンする。つまり、ユーザーとの距離が一定以上の場合は、スピーカー220からの音による通知ではユーザーに聞こえない恐れがあるため、ユーザーの携帯端末装置3を振動させる通知方法を選択している。
ステップS407でユーザーとの距離が一定以上でない場合や(ステップS407でNO)、ユーザーが所有する携帯端末装置3と通信が可能でない場合は(ステップS408でNO)、ステップS410でLEDランプ230の発光による通知方法を選択したのち、リターンする。
ステップS401で、操作パネル130やマイク210からの操作指示でなければ(ステップS401でNO)、図6のステップS411に進み、端末装置(携帯端末装置3または情報処理装置4)からの操作かどうかを調べる。端末装置からの操作であれば(ステップS411でYES)、ステップS412で、端末装置への通知を選択した後、リターンする。
ステップS411で、端末装置からの操作でなければ(ステップS411でNO)、ステップS413で、スマートスピーカー5からの音声操作かどうかを調べる。スマートスピーカー5からの音声操作であれば(ステップS413でYES)、ステップS414で、スマートスピーカー5への通知を選択した後、リターンする。この場合は、操作指示を受け付けたことがスマートスピーカー5からの音声出力によりユーザーに通知される。
ステップS413で、スマートスピーカー5からの音声操作でなければ(ステップS413でNO)、そのままリターンする。
このように、この実施形態では、画像形成装置1は、ユーザーの操作指示を受け付けると、受け付けたことをユーザーに通知可能な複数の通知方法の中から、いずれかの方法を選択し、選択された通知方法により、操作指示を受け付けたことがユーザーに通知される。つまり、複数の通知方法の中からいずれかを選択して通知できるから、例えば自装置の周辺の環境や状況に応じて最適な方法で通知を行うことができる。
具体的には、スピーカー220からの音による聴覚的な通知方法を原則としつつ、自装置が印自動作中のため動作音が大きい場合や、近くにある他の画像形成装置2が稼働中のため動作音が大きい場合や、その他自装置の周辺の騒音が大きい場合は、LEDランプ230による視覚的な通知方法や、ユーザーの携帯端末装置3の振動による通知方法等、聴覚による通知方法以外の通知方法で通知する。このため、ユーザーが通知を聞き取れないとか、自装置や他装置のエラー音を通知音と間違えるといった不都合を防止でき、ユーザーは操作指示が受け付けられたことを確実に認識することができる。しかも、音出力を大きくする必要は無いから、画像形成装置1の周囲に居る人に大音量による不快感を与えることもない。
また、ステップS404の自装置周辺の騒音レベルを判断する前に、ステップS402で自装置が印字動作中かどうかや、ステップS403で他の画像形成装置2が稼働中かどうかを優先して判断し、自装置が印字動作中の場合や他の画像形成装置2が稼働中の場合は、ステップS404の自装置周辺の騒音レベルを判断する必要は無いから、その分処理が簡素になる。
また、携帯端末装置3、情報処理装置4、スマートスピーカー5から操作指示がなされた場合は、操作指示が入力された携帯端末装置3、情報処理装置4、スマートスピーカー5に通知されるから、ユーザーはやはり操作指示が受け付けられたことを確実に認識することができる。
図7は、図4のフローチャートにおけるステップS4の通知方法の選択処理の他の例を示すフローチャートである。この例では、LEDランプ230の発光による通知方法を原則としている。
ステップS421では、操作指示は操作パネル130またはマイク210による音声操作によりなされたかどうかを判断する。操作パネル130またはマイク210による音声操作によりなされた場合(ステップS421でYES)、ステップS422で、自装置周辺の光量は一定以上であるかどうかを、照度センサ260の検知結果に基づいて判断する。一定以上でなければ(ステップS422でNO)、ステップS423で、LEDランプ230の発光による通知方法を選択したのち、リターンする。
ステップS422で自装置周辺の光量が一定以上であれば(ステップS422でYES)、明るすぎてLEDランプ230の発光を認識できない恐れがあるため、ステップS424で、スピーカー220からの音による通知方法を選択したのち、リターンする。
なお、ステップS421で、操作パネル130やマイク210からの操作指示でない場合(ステップS421でNO)の処理は、図6のフローチャートに示した処理と同じであるので、説明は省略する。
図7に示した実施形態では、LEDランプ230の発光による視覚的な通知方法を原則としつつ、画像形成装置1の周辺が所定以上に明るい場合は、スピーカー220からの音による聴覚的な通知方法を選択することで、ユーザーが発光を見落とすといった不都合を防止でき、ユーザーは操作指示が受け付けられたことを確実に認識することができる。
1 画像形成装置
2 他の画像形成装置
3 携帯端末装置
4 情報処理装置
5 スマートスピーカー
100 制御部
101 CPU
102 ROM
103 RAM
110 記憶装置
120 画像読取装置
130 操作パネル
140 画像出力装置
160 ネットワークインターフェース
210 マイク
220 スピーカー
230 LEDランプ
240 人感センサ
250 音圧センサ
260 照度センサ

Claims (15)

  1. ユーザーの操作指示を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によりユーザーの操作指示を受け付けたことをユーザーに通知可能な複数の通知方法の中から、いずれかの通知方法を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された通知方法により、操作指示を受け付けたことをユーザーに通知する通知制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記選択手段は、自装置の周辺の環境条件、自装置の稼働状況または自装置と接続されている周辺機器の少なくともいずれかに基づいて、通知方法を選択する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記複数の通知方法は、聴覚による通知方法、視覚による通知方法、触覚による通知方法の少なくともいずれかを含んでいる請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. ユーザーとの距離を検知する人感センサを備え、
    前記選択手段は、前記人感センサの検知結果に基づいて通知方法を選択する請求項1~3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 自装置の周辺の騒音を検知する音圧センサを備え、
    前記選択手段は、前記音圧センサの検知結果に基づいて通知方法を選択する請求項1~3のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置の周辺の光量を検知する照度センサを備え、
    前記選択手段は、前記照度センサの検知結果に基づいて通知方法を選択する請求項1~3のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記ユーザーの端末装置と通信可能な通信手段を備え、
    前記選択手段は、前記通信手段による前記端末装置との通信結果に基づいて通知方法を選択する請求項1~3のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記選択手段は、自装置の稼働状況または自装置と接続されている周辺機器を優先して通知方法を選択する請求項1~7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 自装置が印刷ジョブを実行中の場合、前記選択手段は、聴覚による通知方法以外の通知方法を選択する請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 自装置の周辺の他の画像形成装置と通信が可能な通信手段を備え、
    前記選択手段は、前記通信手段により受信した前記他の画像形成装置の稼働状況に基づいて、通知方法を選択する請求項8に記載の画像形成装置。
  11. 前記選択手段は、前記他の画像形成装置が稼働中であると判断した場合、聴覚による通知方法以外の通知方法を選択する請求項10に記載の画像形成装置。
  12. ユーザーによる自装置の操作指示が、自装置に接続されている周辺の音声操作装置からの音声による操作指示である場合、前記選択手段は、前記音声操作装置からの聴覚による通知方法を選択する請求項8に記載の画像形成装置。
  13. ユーザーによる自装置の操作指示が、外部の端末装置の画面からの操作指示である場合、前記選択手段は、前記端末装置への通知を選択する請求項8に記載の画像形成装置。
  14. 前記受付手段は、自装置に備えられた操作パネルを介しての操作指示を受け付けると共に、操作パネル以外の方法による操作指示を受け付ける請求項1~13のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 画像形成装置のコンピュータに、
    ユーザーの操作指示を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップによりユーザーの操作指示を受け付けたことをユーザーに通知可能な複数の通知方法の中から、いずれかの方法を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにより選択された通知方法により、操作指示を受け付けたことをユーザーに通知する通知制御ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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