JP2022138820A - 加入者側光回線終端装置、加入者側通信システム、光通信システムおよび通信機器の監視方法 - Google Patents

加入者側光回線終端装置、加入者側通信システム、光通信システムおよび通信機器の監視方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信機器に挿入可能な加入者側光回線終端装置によって、その通信機器の動作状態の監視を可能にする。【解決手段】通信機器(130A)に挿入可能な加入者側光回線終端装置(120A)であって、通信機器の動作に関連した加入者側光回線終端装置の物理量を検出して、前記物理量に基づいて通信機器の動作状態を監視する監視部(121B)と、光回線を介してセンター側光回線終端装置との間で光信号の送受信を行うように構成されており、監視部の監視結果を光信号として光回線に送信する光通信部(121A)とを備える。【選択図】図6

Description

本発明は、加入者側光回線終端装置、加入者側通信システム、光通信システムおよび通信機器の監視方法に関する。
FTTH(Fiber To The Home)、CATV等の光ネットワークでは、一般に、PON(Passive Optical Network)型の光伝送システムが採用されている。PONは、通信事業者(センター)側に設けられた光回線終端装置であるOLT(Optical Line Terminal)と、加入者側に設けられた光回線終端装置であるONU(Optical Network Unit)とにより構成される。
近年では、光トランシーバおよびコントローラを内蔵したONUが提案されている。このONUは、スイッチ等の通信機器に挿抜可能(すなわちプラガブル)に構成されている。
プラガブルONUおよび通信機器が動作すると、プラガブルONUの温度が上昇しやすい。プラガブルONUの温度が上昇する原因として、プラガブルONU自身の発熱および通信機器の発熱がある。たとえば特開2018-26746号公報(特許文献1)は、プラガブルONUの温度が上昇した場合に、その原因を特定するためのONUの構成を開示する。
特開2018-26746号公報
特開2018-26746号公報に開示されたプラガブルONUは、測定された温度に基づいて、自己の異常の有無を診断することができる。しかし、このプラガブルONUは、自己とともに動作する通信機器の状態を知ることができない。さらに、特開2018-26746号公報は、通信機器の動作状態を監視する(例えば異常の有無を検知する)ことを開示も示唆もしていない。
本発明の目的は、通信機器に挿入可能な加入者側光回線終端装置によって、その通信機器の動作状態の監視を可能にすることである。
本開示の加入者側光回線終端装置は、通信機器に挿入可能な加入者側光回線終端装置であって、通信機器の動作に関連した加入者側光回線終端装置の物理量を検出して、前記物理量に基づいて通信機器の動作状態を監視する監視部と、光回線を介してセンター側光回線終端装置との間で光信号の送受信を行うように構成されており、監視部の監視結果を光信号として光回線に送信する光通信部とを備える。
本開示の加入者側光回線終端装置は、通信機器に挿入可能な加入者側光回線終端装置であって、光回線を伝送されるデータとは異なる情報を通信機器との間で通信するための通信インターフェイスを含み、通信インターフェイスを通じて、通信機器から、通信機器の動作に関連した物理量についての情報を取得して、物理量に基づいて通信機器の動作状態を監視する監視部と、光回線を介してセンター側光回線終端装置との間で光信号の送受信を行うように構成されており、監視部の監視結果を光信号として光回線に送信する光通信部とを備える。
本開示の加入者側通信システムは、上記のいずれかの加入者側光回線終端装置と、通信機器とを備える。
本開示の光通信システムは、上記のいずれかの加入者側光回線終端装置と、光回線と、センター側光回線終端装置とを備える。
本開示の通信機器の監視方法は、通信機器に挿入可能な加入者側光回線終端装置による通信機器の監視方法であって、通信機器の動作に関連した加入者側光回線終端装置の物理量を検出するステップと、物理量に基づいて通信機器の動作状態を監視するステップと、通信機器の動作状態の監視結果を光信号として、光回線を介してセンター側光回線終端装置に送信するステップとを備える。
本開示の通信機器の監視方法は、通信機器に挿入可能な加入者側光回線終端装置による通信機器の監視方法であって、光回線を伝送されるデータとは異なる情報を通信機器との間で通信するための通信インターフェイスを通じて、通信機器から、通信機器の動作に関連した物理量についての情報を取得するステップと、前記物理量に基づいて通信機器の動作状態を監視するステップと、通信機器の動作状態の監視結果を光信号として、光回線を介してセンター側光回線終端装置に送信するステップとを備える。
本開示によれば、通信機器に挿入可能な加入者側光回線終端装置によって、その通信機器の動作状態を監視することができる。
図1は、本開示の一実施形態に係るPONシステムの概略構成を示した図である。 図2は、本開示の実施の形態に係るONUおよび通信装置の外観を模式的に示した図である。 図3は、本開示の一実施形態に係るプラガブルONUの外観の概略図である。 図4は、ボックス型のONUを用いた光通信システムの構成の概略図である。 図5は、図4に示したONUおよび通信機器の内部構成の概略を示したブロック図である。 図6は、本開示の第1の実施の形態に従う加入者側通信システムの構成を示したブロック図である。 図7は、本開示の第1の実施の形態に従う通信機器の監視方法の流れを説明するためのシーケンス図である。 図8は、本開示の第1の実施の形態に従う加入者側通信システムの他の構成を示したブロック図である。 図9は、本開示の第2の実施の形態に従う加入者側通信システムの構成を示したブロック図である。 図10は、MSA規格に従うピンの定義を示した図である。 図11は、本開示の第2の実施の形態に従う通信機器の監視方法の流れを説明するためのシーケンス図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(1) 本開示の一実施態様に係る加入者側光回線終端装置は、通信機器に挿入可能な加入者側光回線終端装置であって、通信機器の動作に関連した加入者側光回線終端装置の物理量を検出して、前記物理量に基づいて通信機器の動作状態を監視する監視部と、光回線を介してセンター側光回線終端装置との間で光信号の送受信を行うように構成されており、監視部の監視結果を光信号として光回線に送信する光通信部とを備える。
上記によれば、加入者側光回線終端装置が、通信機器の動作を直接監視できない場合でも、通信機器の動作に関連した加入者側光回線終端装置の物理量を検出することで、加入者側光回線終端装置は、通信機器の動作状況を把握することができる。たとえば、通信機器の動作状況が変化すると、加入者側光回線終端装置では物理量の変化を検知することができる。したがって、加入者側光回線終端装置は、その通信機器の動作状態を監視することができる。さらに、その監視結果を、上位の装置であるセンター側光回線終端装置に通知することができる。たとえば通信機器の動作に異常が生じた場合に、加入者側光回線終端装置から、センター側光回線終端装置に、通信機器の異常を通知することができる。
(2) 本開示の一実施態様に係る加入者側光回線終端装置は、通信機器に挿入可能な加入者側光回線終端装置であって、光回線を伝送されるデータとは異なる情報を通信機器との間で通信するための通信インターフェイスを含み、通信インターフェイスを通じて、通信機器から、通信機器の動作に関連した物理量についての情報を取得して、物理量に基づいて通信機器の動作状態を監視する監視部と、光回線を介してセンター側光回線終端装置との間で光信号の送受信を行うように構成されており、監視部の監視結果を光信号として光回線に送信する光通信部とを備える。
上記によれば、加入者側光回線終端装置は、通信機器から、通信機器の動作に関連した物理量についての情報を取得することによって、通信機器の動作状況を把握することができる。たとえば、通信機器の動作状況が変化すると、加入者側光回線終端装置では物理量の変化を検知することができる。したがって、加入者側光回線終端装置は、その通信機器の動作状態を監視することができる。さらに、その監視結果を、上位の装置であるセンター側光回線終端装置に通知することができる。たとえば通信機器の動作に異常が生じた場合に、加入者側光回線終端装置から、センター側光回線終端装置に、通信機器の異常を通知することができる。
(3) 上記(1)または(2)の加入者側光回線終端装置において、監視部は、物理量に対する閾値を有し、物理量と閾値との比較により通信機器の動作状態を監視し、監視結果は、物理量と閾値との比較の結果を含む。
上記によれば、たとえば物理量が閾値(上限値)を超えた場合(物理量が閾値(下限値)を下回る場合でもよい)に、監視結果を光回線に送信することができる。したがって、光回線に接続された上位側装置(センター側光回線終端装置)に、監視結果を通知することができる。
(4) 上記(3)の加入者側光回線終端装置において、監視部は、光通信部を通じて、センター側光回線終端装置から閾値を受ける。
上記によれば、加入者側光回線終端装置および通信機器の動作条件あるいは設置環境等に応じた適切な閾値を設定することができるので、動作状況をより正確に監視できる。
(5) 上記(4)の加入者側光回線終端装置において、監視部は、光通信部を通じて、センター側光回線終端装置から新たな閾値を受信した場合には、新たな閾値を用いて閾値を更新する。
上記によれば、予め設定された閾値を変更することができる。したがって加入者側光回線終端装置および通信機器の動作条件あるいは設置環境等に応じた適切な閾値を設定することができるので、動作状況をより正確に監視できる。
(6) 本開示の一実施態様に係る加入者側通信システムは、上記(1)~(5)のいずれかの加入者側光回線終端装置と、通信機器とを備える。
上記によれば、通信機器に挿入可能な加入者側光回線終端装置によって、その通信機器の動作状態を監視することができる。
(7) 本開示の一実施態様に係る光通信システムは、上記(1)~(5)のいずれかの加入者側光回線終端装置と、光回線と、センター側光回線終端装置とを備える。
上記によれば、通信機器に挿入可能な加入者側光回線終端装置から、センター側光回線終端装置に、通信機器の動作状態の監視結果を通知することができる。したがって、たとえば通信機器の動作に異常が生じた場合に、加入者側光回線終端装置から、センター側光回線終端装置に、通信機器の異常を通知することができる。
(8) 本開示の一実施態様に係る通信機器の監視方法は、通信機器に挿入可能な加入者側光回線終端装置による通信機器の監視方法であって、通信機器の動作に関連した加入者側光回線終端装置の物理量を検出するステップと、物理量に基づいて通信機器の動作状態を監視するステップと、通信機器の動作状態の監視結果を光信号として、光回線を介してセンター側光回線終端装置に送信するステップとを備える。
上記によれば、加入者側光回線終端装置が、通信機器の動作を直接監視できない場合でも、通信機器の動作に関連した加入者側光回線終端装置の物理量を検出することで、加入者側光回線終端装置は、通信機器の動作状況を把握することができる。したがって、加入者側光回線終端装置は、その通信機器の動作状態を監視することができる。さらに、その監視結果を、上位の装置であるセンター側光回線終端装置に通知することができる。たとえば通信機器の動作に異常が生じた場合に、加入者側光回線終端装置から、センター側光回線終端装置に、通信機器の異常を通知することができる。
(9) 本開示の一実施態様に係る通信機器の監視方法は、通信機器に挿入可能な加入者側光回線終端装置による通信機器の監視方法であって、光回線を伝送されるデータとは異なる情報を通信機器との間で通信するための通信インターフェイスを通じて、通信機器から、通信機器の動作に関連した物理量についての情報を取得するステップと、前記物理量に基づいて通信機器の動作状態を監視するステップと、通信機器の動作状態の監視結果を光信号として、光回線を介してセンター側光回線終端装置に送信するステップとを備える。
上記によれば、加入者側光回線終端装置は、通信機器から、通信機器の動作に関連した物理量についての情報を取得することによって、通信機器の動作状況を把握することができる。したがって、加入者側光回線終端装置は、その通信機器の動作状態を監視することができる。さらに、その監視結果を、上位の装置であるセンター側光回線終端装置に通知することができる。たとえば通信機器の動作に異常が生じた場合に、加入者側光回線終端装置から、センター側光回線終端装置に、通信機器の異常を通知することができる。
[本開示の実施形態の詳細]
以下、本開示の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本開示の一実施形態に係るPONシステム100の概略構成を示した図である。図1に示すように、本開示の実施の形態では、PONシステム100は、OLT110と、1つ以上のONU(ONU120A,120B,120C)と、光回線10とを含む。OLT110は、収容局側(センター側)の光回線終端装置であり、事業者サービスネットワークの上位装置(図示せず)に接続されている。ONU120A,120B,120Cの各々は、加入者(ユーザ)側の光回線終端装置であり、たとえば加入者宅に設置される。PONシステム100におけるONUの数は特に限定されない。
光回線10は、光ファイバからなる通信回線である。OLT110と、ONU120A,120B,120Cとは、光回線10によって光学的に接続される。詳細には、OLT110は、光ファイバ11に光学的に接続され、ONU120A,120B,120Cは、それぞれ、光ファイバ12A,12B,12Cに光学的に接続される。
光ファイバ11と光ファイバ12A,12B,12Cとは、光スプリッタ/コンバイナ15によって光学的に結合される。光スプリッタ/コンバイナ15は、OLT110から光ファイバ11を介して送られた光信号を分岐する。光スプリッタ/コンバイナ15によって分岐された光信号は、光ファイバ12A,12B,12Cを介してONU120A,120B,120Cにそれぞれ送られる。一方、ONU120A,120B,120Cの各々から送られた光信号は、光ファイバ12A,12B,12Cによってそれぞれ伝送されて、光スプリッタ/コンバイナ15において合流する。OLT110は、光ファイバ11を介して、ONU120A,120B,120Cの各々からの光信号を受信する。
ONU120A,120B,120Cには、それぞれ、通信機器130A,130B,130Cが接続される。通信機器130A,130B,130Cは、たとえばルータである。各通信機器には、端末装置(図示せず)が接続される。通信機器に接続される端末装置の数および種類は特に限定されない。また、通信機器と端末装置との間の接続は、有線接続、無線接続のいずれでもよい。
一実施形態において、PONシステム100は、イーサネットパッシブ光ネットワーク(EPON: Ethernet Passive Optical Networks)である(「イーサネット」および「Ethernet」は登録商標)。以下では、PONシステム100は、EPONであるとして実施の形態を説明する。なお、本明細書では「EPON」との用語は、イーサネットベースのフレームを用いるPONの総称として用いる。したがって本実施の形態の説明において、PONシステム100の伝送速度は限定されない。たとえば、PONシステム100は、GEPONでもよく、10G-EPONであってもよい。
図2は、本開示の実施の形態に係るONU120Aおよび通信機器130Aの外観を模式的に示した図である。図2に示すように、ONU120Aは、通信機器130Aに挿抜可能(いわゆるプラガブル)なONUである。通信機器130Aは、ONU120Aを収容するためのポート135Aを有する。図示しないが、通信機器130Aは、有線LAN(Local Area Network)のケーブルを接続するためのLANポートを有することができる。
ONU120Aが、ポート135Aに挿入されることによって、ONU120Aの複数の端子(図3を参照)が、ポート135Aに設けられた複数の端子に接続される。ONU120Aおよびポート135Aの複数の端子は、電源端子および信号端子を含む。したがって、通信機器130AからONU120Aに電源電圧が供給されてONU120Aが動作する。さらに、ONU120Aと通信機器130Aとの間で、ユーザデータ、および、ユーザデータと異なる情報を遣り取りすることができる。特に限定されないが、ONU120Aは活線挿抜(ホットスワップ)型のプラガブルONUであってもよい。
ONU120Aのフォームファクタは、特に限定されない。一実施形態では、ONU120Aのフォームファクタは、MSA(Multi Source Agreement)に従う。たとえば、ONU120Aのフォームファクタは、SFP(Small Form Factor Pluggable)に準拠してもよい。本明細書において、「SFP」の用語は、SFPに限定されず、たとえばSFP+、QSFP(Quad SFP)などを含む用語として用いることができる。
図2では、ONU120Aおよび通信機器130Aを例に挙げて、本開示の実施の形態に係るONUの外観構成を示した。ONU120B,120CもONU120Aと同様に、プラガブルONUであってもよい。この場合、通信機器130B,130Cは、プラガブルONUを着脱可能に構成された通信機器である。しかし、PONシステム100におけるすべてのONUがプラガブルONUであると限定する必要は無い。PONシステム100において、いずれかのONUが箱形の外観構成を有する(ボックス型の)ONUであってもよい。
図3は、本開示の一実施形態に係るプラガブルONUの外観の概略図である。図3(A)は、ONU120Aの上面図であり、図3(B)は、ONU120Aの左側面図であり、図3(C)は、ONU120Aの下面図であり、図3(D)は、ONU120Aの右側面図である。図3(A)~図3(D)に示されるように、ONU120AのフォームファクタとしてはSFPを採用することができる。フォームファクタがSFPに従う場合、ONU120Aのサイズは、長さ57mm×幅14mm×高さ10mmとなる。
ONU120Aは、光回線(光ファイバ)に接続するための光コネクタを含む光通信部121Aと、通信機器130Aに接続するための電気コネクタを含むユーザインターフェイス(I/F)123Aとを備える。光コネクタは、ONU120Aの筐体の一方端に配置される。一方、電気コネクタは、光コネクタと反対側に位置する筐体の端部に配置される。
本開示の実施の形態では、ONU120Aは、通信機器130Aと接続されることによって、通信機器130Aの動作状態に関する情報を取得することができる。一方、従来型のONU、すなわちボックス型のONUでは、下位の通信装置の動作状態に関する情報を得ることは困難である。以下に、その理由について説明する。
図4は、ボックス型のONUを用いた光通信システムの構成の概略図である。図4に示すように、ONU120は、ボックス型のONUであり、箱形の筐体を有し、LANケーブル21によって通信機器130(たとえばルータ)と接続される。さらに、ONU120は、光回線を通じてOLT110に接続される。
通信機器130には、端末機器141,142,143が接続される。通信機器と端末装置との間の接続は、有線接続、無線接続のいずれでもよい。たとえば端末機器141は、無線により通信機器130に接続され、端末機器142,143は、それぞれ、LANケーブル32,33により通信機器130に接続されている。
図5は、図4に示したONU120および通信機器130の内部構成の概略を示したブロック図である。図5に示すように、ONU120は、光通信部(O/E)121と、MAC/CPU122と、ユーザインターフェイス123とを備える。ユーザインターフェイス123は、LANケーブル21を接続するためのコネクタ(具体的には、RJ45コネクタ)を含む。
通信機器130は、WANインターフェイス(WAN I/F)131と、CPU132と、ユーザインターフェイス133と、温度センサ134とを備える。WANインターフェイス131は、LANケーブル21を接続するためのコネクタ(具体的には、RJ45コネクタ)を含む。温度センサ134は、マイクロコンピュータ(マイコン)に内蔵されたセンサであり、通信機器130の内部温度の温度を測定する。温度センサ134によって測定された温度のデータは、CPU132によって取得される。
図4および図5に示した構成では、ONU120と通信機器130とがLANケーブル21によって物理的に離されている。したがって、ONU120は、通信機器130の内部温度を測定することができない。さらに、情報セキュリティの観点から、ONU120は、通信機器130についての情報を通信機器130から取得することができない。この理由は、ONU120と通信機器130との間の通信がOSI参照モデルでのL2(データリンク層)以下の層での通信に限定されているためである。たとえば、通信機器130のCPU132は、L2およびL3(ネットワーク層)の通信機能をサポートしているものの、ONU120では、L3の通信が非アクティブに設定されている。
このような理由により、ボックス型のONUでは、下位の通信機器に異常(たとえば温度異常)が発生したとしても、その異常についての情報を通信機器から取得できない。したがって通信機器の異常をONUからOLTに通知することもできない。
本開示の実施の形態では、プラガブルONUの特徴を利用することによって、通信装置の動作状態に関する情報を取得し、その情報に基づいて通信装置の動作状態を監視する。さらに、本開示の実施の形態では、プラガブルONUは、監視結果に基づいて、OLTに通知を行う。以下に、各実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図6は、本開示の第1の実施の形態に従う加入者側通信システムの構成を示したブロック図である。本開示の第1の実施の形態に従う加入者側通信システムは、ONU120Aおよび通信機器130Aを含む。
ONU120Aは、光通信部(O/E)121Aと、監視部121Bとを含む。光通信部(O/E)121Aは、光回線10を介して、OLT110(センター側光回線終端装置)との間で光信号の送受信を行うように構成される。光通信部(O/E)121Aは、OLT110から送信された光信号を、光回線10を介して受信して、その光信号を電気信号に変換する。一方、光通信部121Aは、監視部121Bから送られた電気信号を光信号に変換して、その光信号を光回線10を介してOLT110に送信する。
監視部121Bは、通信機器130Aの動作に関連したONU120Aの物理量を検出し、その物理量に基づいて通信機器130Aの動作状態を監視する。監視部121Bが監視結果を出力すると、光通信部121Aは、その監視結果を光信号として光回線10に送信する。
監視部121Bは、MAC/CPU122Aと、ユーザインターフェイス123Aと、温度センサ124Aとを含む。MAC/CPU122Aは、ONU120Aに必要とされる各種の機能を実現するためのブロックであり、LSIによって実現される。以下に限定されないが、MAC/CPU122Aは、たとえばSERDES(シリアル・パラレル変換)機能、PCS(符号化および誤り訂正)機能、DBA(上りデータ送信時の動的帯域割り当て)機能、暗号機能、OAM(Operation, Administration, and Maintenance:保守監視)機能等を実現する。
ユーザインターフェイス123Aは、通信機器130AとONU120Aとの間のインターフェイスを担う。上述のように、ユーザインターフェイス123Aは、電気コネクタを含む(図3を参照)。
温度センサ124Aは、ONU120Aの温度を測定する。温度センサ124Aは、温度測定値をMAC/CPU122Aに送信する。
通信機器130Aは、WANインターフェイス131Aと、CPU132Aと、ユーザインターフェイス133Aとを含む。WANインターフェイス131Aは、ONU120Aのユーザインターフェイス123Aと接続するための電気コネクタを含む。
一般に、プラガブルONUは、自己の温度を監視するための温度センサを有する。ONU120Aは、ルータ等の通信機器130A内のポートに挿入して使用される。したがって通信機器130Aの内部温度が、ONU120Aの雰囲気温度に相当する。第1の実施の形態では、ONU120Aの温度センサ124AをONU120Aの周囲温度、すなわち通信機器130Aの内部温度の測定に用いる。
ONU120Aは、閾値と温度センサ124Aの測定値とを比較する。これにより、ONU120Aは、通信機器130Aの動作状況を把握することができる。温度センサ124Aによって測定された温度が閾値を超えるとONU120Aは、アラームを出す。アラームは、OLT110に通知される。したがって、上位の装置(OLT110に接続された管理システムなど)が、ユーザ側での異常(通信機器130Aの動作異常など)を早期に発見することができる。本実施の形態では、PONのOAM機能(EPONの場合はイーサネットOAM)を利用して、OLT110(すなわち上位)の側から温度閾値を変更することができる。一般的に、ONUの温度閾値はONUの動作条件に依存して定められるため、閾値は固定値である。一方、本実施の形態では、OLT110からONU120Aに対して閾値を設定できる。したがって、プラガブルONUの設置環境に応じた閾値の設定が可能となる。
図7は、本開示の第1の実施の形態に従う通信機器の監視方法の流れを説明するためのシーケンス図である。図7に示すように、まず、ONU120Aおよび通信機器130Aが設置される。
次に、通信機器130Aに電源が投入されて通信機器130Aが起動する。さらに通信機器130AからONU120Aに電源電圧が供給されてONU120Aが起動する。なお、起動済の通信機器130AにONU120Aが挿入されることによって、通信機器130AからONU120Aに電源電圧が供給され、ONU120Aが起動するのでもよい。
ステップS11において、OLT110(図6を参照)とONU120Aとの間でリンクアップ処理が実行され、リンクアップが完了する。
ステップS12において、OLT110は、ONU120Aに対して、温度の閾値を設定する。具体的には、OLT110は、閾値を含めた拡張OAMフレームをONU120Aに送信する。閾値は、たとえばプラガブルONUを実装可能とする通信機器への要求仕様(たとえばプラガブルONUの動作時の周囲温度の上限値)に基づいて予め定めることができる。ONU120Aおよび通信機器130Aの動作条件あるいは設置環境等に応じて閾値を適切に設定することができるので、通信機器130Aの動作状況をより正確に監視できる。
ONU120Aは、その拡張OAMフレームを受信して、拡張OAMフレームによって指定された閾値を、ONU120Aの内部に保存する。これにより、ONU120Aの内部での閾値の設定が変更される。ONU120Aが既に閾値を記憶している場合、ONU120Aは、受信した拡張OAMフレームを介して新しい閾値を受信し、既に記憶された閾値を、新しい閾値へと更新する。これにより、ONU120Aおよび通信機器130Aの動作条件あるいは設置環境に応じた適切な閾値を設定することができる。
PONシステム100(図1を参照)の運用時において、MAC/CPU122Aは、温度センサ124Aとの通信により、温度センサ124Aから定期的に温度の測定値を読み出す(ステップS21,S22,S23,S24,・・・,S31,S32)。MAC/CPU122Aは、温度センサ値と閾値とを比較する。
温度センサ値が閾値を超えない場合、CPU122Aは、アラームを発生させない。したがって、ONU120AからOLT110への通知は行われない。一方、温度センサ値が閾値を超える場合(ステップS31,S32)、MAC/CPU122Aは、アラームを発生させる。このアラームは、ONU120Aでの監視結果に対応する。ONU120Aは、OLT110に対して、通信機器130Aの温度が閾値を超えたことを示すアラームを通知する。アラームは光信号の形態で、光通信部121Aから送信される(ステップS41)。
なお、ONU120Aの周囲温度に限らず、監視部121Bは、通信機器130Aの動作に関連する(通信機器130Aの動作状況に応じて変化する)ONU120Aの物理量を検出してもよい。この検出された物理量に基づいて、監視部121Bは、通信機器130Aの動作状態を監視することができる。このような物理量の1つの例として、以下ではONU120Aに供給される電源電圧を説明する。
図8は、本開示の第1の実施の形態に従う加入者側通信システムの他の構成を示したブロック図である。図6および図8の比較から分かるように、監視部121Bは、温度センサ124Aに加えて、電圧センサ125Aを含んでもよい。電圧センサ125Aは、通信機器130AからONU120Aに供給される電源電圧を測定する。
温度の閾値と同様に、拡張OAMフレームによって、ONU120Aの電源電圧の閾値を、OLT110からONU120Aに送ることができる。これにより、ONU120Aは、電源電圧の閾値を設定する。図7に示されたシーケンスと同様に、ONU120Aは、定期的に電源電圧を測定する。電圧センサ値が閾値を超える場合、MAC/CPU122Aは、アラームを発生させる。アラームは、OLT110に通知される。
なお、通信機器130Aの動作に関連したONU120Aの物理量を測定可能であれば、監視部121Bによって測定されるONU120Aの物理量は、温度および電源電圧に限定されない。監視部121Bは、その測定された物理量と閾値とを比較することにより、通信機器130Aの動作状態を監視することができる。さらに、測定された物理量が閾値を上回る場合、ONU120Aは、監視部121Bによる通信機器130Aの監視結果であるアラームを、OLT110に通知する。これにより、ONU120AからOLT110に通信機器130Aの異常を通知することができる。
(第2の実施の形態)
図9は、本開示の第2の実施の形態に従う加入者側通信システムの構成を示したブロック図である。図9に示す構成では、通信機器130Aに、温度センサ134Aが設けられる。温度センサ134Aは、マイクロコンピュータ(マイコン)に内蔵され、通信機器130Aの内部温度を測定する。CPU132Aは、温度センサ134Aとの通信により、温度測定値を温度センサ134Aから取得する。
ユーザインターフェイス123AはI2C(Inter-Integrated Circuit)バスを含む。MSAに従うプラガブルONUの場合、通信機器との接続のためのコネクタはI2C通信のためのピンを含む。したがって、ONU120Aと通信機器130Aとの間では、I2Cバスを通じた通信が可能である。
ONU120Aは、I2C(Inter-Integrated Circuit)バスを通じて通信機器130Aから温度データを受信する。温度データは、光回線を伝送されるデータ(ユーザデータ)とは異なる情報であり、通信機器130Aの管理用のデータに対応する。上記の通り、ONU120Aと通信機器130Aとの間ではL3での通信ができない。しかしI2C通信を利用することによって、ONU120Aが通信機器130Aから情報を得ることができる。
図10は、MSA規格に従うピンの定義を示した図である。図10に示した定義は、「SFF-8431 Specifications for Enhanced Small Form Factor Pluggable Module SFP+ Revision 4.1」(2009年7月6日)に記載される。図10において記載されている「Contact」は、ユーザインターフェイス123Aの有するコネクタの「ピン」に相当する。
図10に示すように、MSA規格に従うコネクタは、20個の電気的接点(ピン)を有する。このうちの4番ピン(SDA)および5番ピン(SCL)が、2-wire Serial Interface と呼ばれるピンであり、I2C バスに相当する。SCL(シリアルクロック)は、クロック信号を伝送し、SDA(シリアルデータ)は、クロックに同期したシリアルデータを伝送する。
通信機器130Aから取得した温度データは、通信機器130Aの動作に関連した物理量の情報に該当する。第1の実施の形態と同様に、ONU120Aの監視部121Bは、取得した物理量に基づいて通信機器130Aの動作状態を監視する。その物理量が閾値を上回る場合、ONU120AからOLT110にアラームを通知する。したがって第1の実施の形態1と同様に、OLT110に通信機器130Aの異常を通知することができる。
図11は、本開示の第2の実施の形態に従う通信機器の監視方法の流れを説明するためのシーケンス図である。ONU120Aおよび通信機器130Aが設置されたときの動作は、図7に示した動作と同様であるので繰り返さない。第1の実施の形態と同様に、ステップS12において、OLT110は、拡張OAMフレームを用いてONU120Aに温度の閾値を通知する。ONU120Aは、拡張OAMフレームを受信して、その拡張OAMフレームによって通知された閾値をONU120Aの内部に設定する。
なお、ONU120Aは、リンクアップの完了後に、通信機器130Aの動作条件に関する情報を、I2Cバスを経由して通信機器130Aから取得してもよい。ONU120Aは、その情報を、光信号の形態でOLT110に送信してもよい。OLT110に接続される上位システムは、通信機器130Aの動作条件に関する情報に基づいて閾値を設定して、その設定された閾値を拡張OAMフレームに含めてもよい。これにより、PONシステム100では、各ONUに、そのONUが接続される通信機器に応じた適切な閾値を設定することができる。
PONシステム100(図1を参照)の運用時において、通信機器130A内のCPU132Aは、温度センサ134Aから定期的に温度の測定値を読み出す(ステップS51,S52,S53,S54・・・,S61,S62)。CPU132Aは、取得した温度センサ値を、I2Cバスを通じてONU120Aに通知する(ステップS71,S72,・・・S80)。
ONU120Aは、I2Cバス経由で温度センサ値を取得する。ONU120AのMAC/CPU122Aは、温度センサ値と閾値とを比較する。温度センサ値が閾値を超えない場合、MAC/CPU122Aは、アラームを発生させない。したがって、ONU120AからOLT110への通知は行われない。一方、温度センサ値が閾値を超える場合、MAC/CPU122Aは、アラームを発生させる。アラームは光信号の形態で、光通信部121Aから送信される(ステップS81)。
第1の実施の形態と同様に、通信機器130AのCPU132Aは、通信機器の動作に関連した物理量を取得して、その物理量を示すデータを、I2Cバスを通じてONU120Aに通知することができる。そのような物理量は、限定されないが、たとえば、通信機器130Aの電源電圧、通信機器130Aの消費電流、通信機器130AからONU120Aに供給される電源電圧などであってもよい。第1の実施の形態と同様に、第2の実施の形態においても、OLT110に通信機器130Aの異常を通知することができる。
なお、EPONは第5世代移動通信システム(5G)への適用も検討されている。5GシステムへのEPONの適用には、より高い信頼性およびより高いメンテナンス性を有することが求められる。本開示の実施の形態によれば、EPONシステムにおいて、OLTに接続される上位システムは、ONUの下位に接続される装置の故障を早期に検知できる。したがって、本開示の実施の形態によれば、たとえば5Gシステムのような、高い信頼性および高いメンテナンス性が有することが要求されるシステムに適用することができる。
また、上記の実施の形態では、アラームを通知する場合として、物理量が閾値を上回る場合を例示した。しかし、通信機器130Aの動作に関連したONU120Aの物理量が所定の下限値を下回る場合に、ONU120AからOLT110にアラームを通知してもよい。さらに、ONU120AからOLT110に通知される監視結果は、アラームに限定されない。たとえばONU120Aは、O通信機器130Aの動作状態に関する情報(温度など)を取得して、その取得した情報自体を監視結果としてOLT110に送信してもよい。この場合、ONU120Aは、適切なタイミングで監視結果をOLT110に送信してもよい。
また、本開示の実施の形態に係るPONシステムの1つとしてEPONを例示した。しかし本開示の実施の形態に係るPONシステムは、EPONに限定されず、ITU-T G.984で標準化されているPON規格(GPON:Gigabit Passive Optical Network)に従うシステムであってもよい。GPONにおけるOAM機能を利用して、OLTからプラガブルONUに閾値を通知することによって、プラガブルONUは、物理量の監視のための閾値を設定することができる。したがって、本開示の実施の形態はITU-T G.984で標準化されているGPONシステムにも適用可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 光回線
11,12A,12B,12C 光ファイバ
21,32,33 LANケーブル
100 PONシステム
110 OLT
120,120A,120B,120C ONU
121A 光通信部
121B 監視部
122,122A MAC/CPU
123,123A,133,133A ユーザインターフェイス
124A,134,134A 温度センサ
125A 電圧センサ
130,130A,130B,130C 通信機器
131,131A WANインターフェイス
132,132A CPU
135A ポート
141,142,143 端末機器
S11,S12,S21~S24,S31,S32,S41,S51~S54,S61,S62,S71,S72,S80,S81 ステップ

Claims (9)

  1. 通信機器に挿入可能な加入者側光回線終端装置であって、
    前記通信機器の動作に関連した前記加入者側光回線終端装置の物理量を検出して、前記物理量に基づいて前記通信機器の動作状態を監視する監視部と、
    光回線を介してセンター側光回線終端装置との間で光信号の送受信を行うように構成されており、前記監視部の監視結果を前記光信号として前記光回線に送信する光通信部とを備える、加入者側光回線終端装置。
  2. 通信機器に挿入可能な加入者側光回線終端装置であって、
    光回線を伝送されるデータとは異なる情報を前記通信機器との間で通信するための通信インターフェイスを含み、前記通信インターフェイスを通じて、前記通信機器から、前記通信機器の動作に関連した物理量についての前記情報を取得して、前記物理量に基づいて前記通信機器の動作状態を監視する監視部と、
    前記光回線を介してセンター側光回線終端装置との間で光信号の送受信を行うように構成されており、前記監視部の監視結果を前記光信号として前記光回線に送信する光通信部とを備える、加入者側光回線終端装置。
  3. 前記監視部は、前記物理量に対する閾値を有し、前記物理量と前記閾値との比較により前記通信機器の前記動作状態を監視し、
    前記監視結果は、前記物理量と前記閾値との前記比較の結果を含む、請求項1または請求項2に記載の加入者側光回線終端装置。
  4. 前記監視部は、前記光通信部を通じて、前記センター側光回線終端装置から前記閾値を受ける、請求項3に記載の加入者側光回線終端装置。
  5. 前記監視部は、前記光通信部を通じて、前記センター側光回線終端装置から新たな閾値を受信した場合には、前記新たな閾値を用いて前記閾値を更新する、請求項4に記載の加入者側光回線終端装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の加入者側光回線終端装置と、
    前記通信機器とを備える、加入者側通信システム。
  7. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の加入者側光回線終端装置と、
    前記光回線と、
    前記センター側光回線終端装置とを備える、光通信システム。
  8. 通信機器に挿入可能な加入者側光回線終端装置による前記通信機器の監視方法であって、
    前記通信機器の動作に関連した前記加入者側光回線終端装置の物理量を検出するステップと、
    前記物理量に基づいて前記通信機器の動作状態を監視するステップと、
    前記通信機器の前記動作状態の監視結果を光信号として、光回線を介してセンター側光回線終端装置に送信するステップとを備える、通信機器の監視方法。
  9. 通信機器に挿入可能な加入者側光回線終端装置による前記通信機器の監視方法であって、
    光回線を伝送されるデータとは異なる情報を前記通信機器との間で通信するための通信インターフェイスを通じて、前記通信機器から、前記通信機器の動作に関連した物理量についての前記情報を取得するステップと、
    前記物理量に基づいて前記通信機器の動作状態を監視するステップと、
    前記通信機器の前記動作状態の監視結果を光信号として、前記光回線を介してセンター側光回線終端装置に送信するステップとを備える、通信機器の監視方法。
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