JP2022137428A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】全体のコイルエンドに十分な量の冷媒を供給してコイル全体を冷却することができる回転電機を提供する。【解決手段】コイルエンド50aの塗装部60は、離間部62と、連結部64と、を有し、ステータ16の上下の中心位置Mから下方側に配置される複数のコイルエンド50aのうち、下端部56に配置されるコイルエンド50aを除く複数のコイルエンド50aにおいて、連結部64の軸線方向Aの幅Daが、離間部62の軸線方向Aの幅Dbよりも広い。【選択図】図5

Description

本発明は、ステータのコイルを冷媒で冷却する回転電機に関する。
特許文献1には、ステータコアに設けられるコイルを冷却する回転電機が示される。U相、V相、W相のコイルは、ステータコアの両端から軸線方向に突出するコイルエンドを有する。一端側で各相のコイルエンドは、ステータコアの周方向に沿って配置される。また、ステータの径方向の外側から内側に向かってU相、V相、W相のコイルエンドが配置される。この回転電機は、ロータ及びステータの軸線が水平となるように配置される。冷媒は、外側に配置されたW相のコイルエンドの上方から滴下され、各相のコイルエンドの間の隙間、W相とV相のコイルエンドの間の隙間、及び、V相とU相のコイルエンドの間の隙間を流れ、コイルの各部分に供給される。
国際公開第2019/053920号
コイル全体に冷媒を供給するためには、全てのコイルエンドに十分な量の冷媒を供給する必要がある。特許文献1の回転電機では、各相のコイルエンドの間の隙間の数が少ない。このため、コイルエンドの一部に十分な冷媒が供給されない可能性がある。
一方、セグメントコイルの場合、コイルエンドの間の隙間の数が多く、冷媒はコイルエンドの様々な部分を流れることができる。しかし、隙間が多すぎると、冷媒が下に流れやすい。特に、ステータの下半分に配置されたコイルエンドにおいては、下に進むほど冷媒が下側(コイルエンドの列の外側)に流れやすい。このため、最下端に配置されるコイルエンドまで冷媒が十分に供給されない可能性がある。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、全体のコイルエンドに十分な量の冷媒を供給してコイル全体を冷却することができる回転電機を提供することを目的とする。
本発明の態様は、
環状のステータと、前記ステータの内周側に配置されるロータと、前記ステータの一部に冷媒を供給する供給口と、を備え、前記供給口が前記ステータの上部に配置される回転電機であって、
前記ステータは、周方向に並ぶ複数のティース部及び複数のスロットを有するステータコアと、前記スロットに配置されるコイルと、を有し、
前記コイルは、各々の前記スロットの一端から軸線方向に突出し且つ前記ステータの前記周方向に沿って並ぶ複数のコイルエンドを有し、
各々の前記コイルエンドは、絶縁体が塗布される塗装部を有し、
前記コイルエンドの前記塗装部は、前記周方向に沿って並ぶ隣の前記コイルエンドの前記塗装部と離間している離間部と、前記離間部よりも前記コイルエンドの先端側に位置し且つ前記周方向に沿って並ぶ隣の前記コイルエンドの前記塗装部と連結部材で連結されている連結部と、を有し、
前記ステータの上下の中心位置から下方側に配置される複数の前記コイルエンドのうち、下端部に配置される前記コイルエンドを除く複数の前記コイルエンドにおいて、前記連結部の前記軸線方向の幅が、前記離間部の前記軸線方向の幅よりも広い。
本発明によれば、全体のコイルエンドに十分な量の冷媒を供給してコイル全体を効率的に冷却することができる。
図1は回転電機の主要な構成部品を示す分解斜視図である。 図2は回転電機の内部を示す図である。 図3はステータコアの端部の一部を示す図である。 図4はセグメントコイルを示す斜視図である。 図5は複数のコイルエンドを示す図である。 図6はコイルエンドの接合部分の断面を示す図である。 図7は連結部が形成されるコイルエンドを示す図である。 図8は連結部が形成されるコイルエンドを示す図である。
以下、この発明に係る回転電機について実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
[1 回転電機10の構造]
図1で示されるように、回転電機10は、ケース12と、ロータ14と、ステータ16と、カバー18とを有する。なお、図1では他の部品、例えばレゾルバ等は省略されている。回転電機10は、モータであっても良いし、ジェネレータであっても良い。一例として、回転電機10は、電動車両(BEV、HEV、PHEV、FCV等)の駆動用のモータ又は発電用のジェネレータとして使用される。回転電機10は、使用対象物(前述した例では電動車両)に対して、ロータ14及びステータ16の軸線20が水平面と略平行となる状態で取り付けられる。
なお、以下の説明において、軸線方向Aというのは、ロータ14及びステータ16の軸線20が延びる方向のことをいう。また、周方向Cというのは、軸線20を中心として周回する方向のことをいう。また、径方向Rというのは、軸線20を中心とする円(例えばロータ14及びステータ16の外周円)の半径方向のことをいう。
図2で示されるように、ケース12は、収納部22と、4つの供給口24と、排出口26と、を有する。収納部22は、ケース12の内壁によって画定される。収納部22は、ロータ14とステータ16を収納する空間である。4つの供給口24は、収納部22の上部に設けられ、ステータ16のコイルエンド50aよりも上方側に位置する。各供給口24は、コイルエンド50aに対して液体状の冷媒(例えばATF:Automatic Transmission Fluid)を滴下する。排出口26は、ステータ16のコイルエンド50aよりも下方側に位置する。排出口26は、収納部22の底に設けられ、収納部22の底に溜まった冷媒をケース12の外部に排出する。供給口24と排出口26は、冷媒の冷却システム(不図示)に接続される。冷却システムは、冷媒を排出口26から回収し、ラジエータで冷却し、供給口24から滴下する。収納部22の開口部分は、カバー18で覆われる。カバー18は、ねじ等でケース12に固定される。
ロータ14は、磁石が取り付けられるヨークと、ヨークに挿入されるシャフトと、ヨークの両端面に取り付けられる端面板とを有する。ロータ14は、環状のステータ16の内周側に配置される。
図2で示されるように、ステータ16は、ステータコア30と、コイル32とを有する。なお、図2では図面の見やすさのために、コイル32が簡略化して示される。例えば、ステータコア30は、複数の環状の電磁鋼板が軸線方向Aに積層されて形成される。又は、ステータコア30は、複数の鉄心片が周方向Cに連結されて形成されても良い。
図3で示されるように、ステータコア30は、環状のヨーク部34と、複数のティース部36と、複数のスロット38とを有する。各ティース部36は、径方向Rに沿ってヨーク部34から軸線20に向かって延びる。複数のティース部36は、ヨーク部34の内周側で周方向Cに沿って並ぶ。各スロット38は、2つのティース部36の間に位置する。複数のスロット38は、ヨーク部34の内周側で周方向Cに沿って並ぶ。
コイル32は、図4で示されるセグメントコイル42が複数連結されて構成される。1つのセグメントコイル42は、複数(図4では4つ)のワイヤ部材42Aにより構成される。複数のワイヤ部材42Aは、一方向(図4では径方向R)に積層される。ワイヤ部材42Aは、例えば断面が平角の導体からなる芯線と、芯線の周囲を覆うエナメル層と、エナメル層の周囲を覆う樹脂層とからなる。
ワイヤ部材42Aは、ワイヤ部材42Aの一端側と他端側に位置する一対の第1突出部44と、ワイヤ部材42Aの中央に位置する第2突出部46と、第1突出部44と第2突出部46との間に位置する一対の挿入部48とを有する。第1突出部44は、ステータコア30の一端30aから軸線方向Aの一方に突出するコイルエンド50aである。コイルエンド50aには絶縁体68(図5、図6)の樹脂が塗布される(詳細は後述)。第1突出部44は、図4で示されるように、周方向Cの一方又は他方に湾曲する。第2突出部46は、ステータコア30の他端30bから軸線方向Aの他方に突出するコイルエンド50bである。コイルエンド50bにはワニスが塗布される。挿入部48は、直線状に形成されており、ステータコア30のスロット38に配置される。一対の挿入部48の一方と他方は、それぞれ異なるスロット38に配置される。
図6で示されるように、セグメントコイル42の1つの第1突出部44の先端部分と、他のセグメントコイル42の1つの第1突出部44の先端部分は、互いに接合される。このようにして、複数のセグメントコイル42間で複数のワイヤ部材42Aが連結されることで1相分のコイル32が形成される。ステータコア30のスロット38には、同一相の複数のセグメントコイル42が径方向Rに重ねて配置される。周方向に連続して並ぶ複数のスロット38には、U相、U相、V相、V相、W相、W相、U相、U相・・・の順に、セグメントコイル42が配置される。ヨーク部34及びティース部36とセグメントコイル42との間には絶縁紙(不図示)が介在する。
図5を用いてコイルエンド50aの更なる説明をする。図5は、1つの列52に含まれるコイルエンド50aをステータ16の内周側から見た状態を模式的に示す図である。複数のコイルエンド50aは、周方向Cに沿って並び、且つ、同一の円周上に並んで列52を形成する。列52は、ステータ16の径方向Rの内側から外側に向かって複数形成される。コイルエンド50aは、周方向Cの一方又は他方に湾曲する。同一の列52において、全てのコイルエンド50aは共に同じ方向に湾曲する。また、同一の列52において、隣り合う2つのコイルエンド50aは互いに離間する。一方、隣り合う列52において、コイルエンド50aは互いに異なる方向に湾曲する。コイルエンド50aの湾曲する部分を湾曲部54と称する。
全てのコイルエンド50aは、ステータコア30の近傍位置からコイルエンド50aの先端までの部分に絶縁体68が塗布される。コイルエンド50aに絶縁体68が塗布された部分を塗装部60と称する。更に、ステータ16の上下の中心位置Mから下方側に配置されるコイルエンド50aの塗装部60のうち、下端部56に配置されるコイルエンド50aの塗装部60を除く複数のコイルエンド50aの塗装部60は、離間部62と連結部64と先端部66とを有する。なお、中心位置Mから上方側に配置されるコイルエンド50aの塗装部60は、離間部62と連結部64と先端部66とを有していても良いし、有していなくても良い。
離間部62は、相対的にステータコア30の近傍に位置する。離間部62は、周方向Cに沿って並ぶ隣の離間部62と離間している。つまり、隣り合う2つの離間部62は互いに離間している。連結部64は、離間部62よりもコイルエンド50aの先端側に位置する。連結部64は、周方向Cに沿って並ぶ隣の連結部64と連結部材70で連結されている。つまり、隣り合う2つの連結部64は互いに連結されている。連結部64は、湾曲部54の一部又は全部を含む。先端部66は、コイルエンド50aの先端を含む。先端部66は、周方向Cに沿って並ぶ隣の先端部66と離間している。つまり、隣り合う2つの先端部66は互いに離間している。
連結部材70は、コイルエンド50aに塗装される絶縁体68と同一部材である。例えば、粉体塗装で塗装部60を形成する際に、連結部64の膜厚を厚くすることによって、絶縁体68の粉末で2つの連結部64の間の隙間を埋めることができる。粉体塗装で形成された連結部材70は、段差がなく且つ表面が滑らかになる。このため、冷媒の流れが円滑になる。なお、連結部材70は、絶縁体68の代わりに、複数の連結部64に跨って貼り付けられる樹脂のテープ、例えば表面が滑らかなカプトンテープであっても良い。なお、連結部64は、ステータ16の下端部56に配置される複数のコイルエンド50aの塗装部60には形成されない。このため、下端部56において、隣り合う2つのコイルエンド50aの塗装部60は、互いに離間している。
連結部64の軸線方向Aの幅Daと離間部62の軸線方向Aの幅Dbとを比較すると、幅Daは幅Dbよりも広い。幅Daと幅Dbの比率は回転電機10の各部の大きさに応じて設定される。このような構造により、中心位置Mから下方側のコイルエンド50aにおいて、一部の冷媒はコイルエンド50aの内側に留まりつつ、下端部56に配置されるコイルエンド50aまで流れる。このため、全体のコイルエンド50aに十分な量の冷媒が供給される。更に、冷媒は、コイルエンド50aからスロット38に流れ込む。その結果、コイル32全体が冷却される。また、冷媒は、下端部56において、隣り合う2つのコイルエンド50aの間の隙間から下方に落下する。このため、冷媒は円滑に循環する。
連結部64は、複数の列52の少なくとも1つに形成されていれば良い。例えば、図7で示されるように、連結部64は、最も内側の列52iのコイルエンド50a(黒塗り部分)に形成されていても良い。また、図8で示されるように、連結部64は、最も外側の列52oのコイルエンド50a(黒塗り部分)に形成されていても良い。また、連結部64は、複数の列52のコイルエンド50aに形成されていても良い。この場合、連結部64の幅Daは、列52毎に異なっていても良い。例えば、外側の列52のコイルエンド50aの連結部64の幅Daが、内側の列52のコイルエンド50aの連結部64の幅Daより広くても良い。つまり、内側の列52から外側の列52に進むにつれて、連結部64の幅Daが広くなっても良い。
[2 冷媒の流れ]
冷媒は、図2で示される4つの供給口24から滴下される。冷媒は、供給口24の真下のコイルエンド50aからその周囲に拡散し、コイルエンド50aの複数の列52に沿って下方に流れる。中心位置Mより下方側の範囲で、一部の冷媒は、連結部64を形成する連結部材70に沿って下方に流れる。また、別の一部の冷媒は、2つの離間部62の間の隙間又は2つの先端部66の間の隙間を通り、下方且つ外側に向かって流れる。冷媒は、各コイルエンド50aの位置でスロット38に流れ込んでコイル32を冷却する。
一部の冷媒は、最も外側の列52のコイルエンド50aからケース12の内壁に落下する。残りの冷媒は、下端部56まで流れ、隣り合う2つのコイルエンド50aの間の隙間から下方に落下する。ケース12の内壁に溜まった冷媒は、排出口26からケース12の外部に排出される。
[3 実施形態から得られる技術的思想]
上記実施形態から把握しうる技術的思想について、以下に記載する。
本発明の態様は、
環状のステータ16と、前記ステータ16の内周側に配置されるロータ14と、前記ステータ16の一部に冷媒を供給する供給口24と、を備え、前記供給口24が前記ステータ16の上部に配置される回転電機10であって、
前記ステータ16は、周方向Cに並ぶ複数のティース部36及び複数のスロット38を有するステータコア30と、前記スロット38に配置されるコイル32と、を有し、
前記コイル32は、各々の前記スロット38の一端から軸線方向Aに突出し且つ前記ステータ16の前記周方向Cに沿って並ぶ複数のコイルエンド50aを有し、
各々の前記コイルエンド50aは、絶縁体68が塗布される塗装部60を有し、
前記コイルエンド50aの前記塗装部60は、前記周方向Cに沿って並ぶ隣の前記コイルエンド50aの前記塗装部60と離間している離間部62と、前記離間部62よりも前記コイルエンド50aの先端側に位置し且つ前記周方向Cに沿って並ぶ隣の前記コイルエンド50aの前記塗装部60と連結部材70で連結されている連結部64と、を有し、
前記ステータ16の上下の中心位置Mから下方側に配置される複数の前記コイルエンド50aのうち、下端部56に配置される前記コイルエンド50aを除く複数の前記コイルエンド50aにおいて、前記連結部64の前記軸線方向Aの幅Daが、前記離間部62の前記軸線方向Aの幅Dbよりも広い。
上記構成によれば、一部の冷媒がコイルエンド50aの内側を流れ、別の一部の冷媒がコイルエンド50aの外側に流れる。このため、冷媒が全体のコイルエンド50aに適度に拡散する。従って、全体のコイルエンド50aに冷媒を行き渡らせることができ、コイル32の冷却効率が向上する。
本発明の態様において、
前記コイル32は、各々の前記スロット38の内部で前記ステータ16の径方向Rの内側から外側に複数重ねられており、
複数の前記コイルエンド50aは、前記周方向Cに沿って並んで列52を形成し、
前記ステータ16の前記径方向Rの内側から外側に向かって複数の前記列52があり、
前記中心位置Mから下方側に配置される複数の前記コイルエンド50aのうち、所定の前記列52に含まれ且つ前記下端部56に配置される前記コイルエンド50aを除く複数の前記コイルエンド50aにおいて、前記連結部64の前記軸線方向Aの幅Daが、前記離間部62の前記軸線方向Aの幅Dbよりも広くても良い。
本発明の態様において、
最も内側の前記列52iの前記コイルエンド50aが、前記連結部64を有していても良い。
上記構成によれば、冷媒が全体のコイルエンド50aに拡散しつつ下端部56まで流れる。このため、上記構成によれば、全体のコイルエンド50aにより多くの冷媒を供給することができる。従って、コイル32の冷却効率が向上する。
本発明の態様において、
最も外側の前記列52oの前記コイルエンド50aが、前記連結部64を有していても良い。
上記構成によれば、冷媒が最も外側の列52oのコイルエンド50aの外側に流出することなく下端部56まで流れる。このため、上記構成によれば、全体のコイルエンド50aにより多くの冷媒を供給することができる。従って、コイル32の冷却効率が向上する。
本発明の態様において、
外側の前記列52の前記コイルエンド50aの前記連結部64は、内側の前記列52の前記コイルエンド50aの前記連結部64よりも広くても良い。
上記構成によれば、冷媒が全体のコイルエンド50aに拡散しつつ下端部56まで流れる。また、上記構成によれば、冷媒は、最も外側の列52oのコイルエンド50aの外側に流出することなく下端部56まで流れる。このため、上記構成によれば、全体のコイルエンド50aにより多くの冷媒を供給することができる。従って、コイル32の冷却効率が向上する。
本発明の態様において、
前記コイルエンド50aは、前記周方向Cの一方に湾曲する湾曲部54を有し、
前記連結部64は、前記湾曲部54に設けられても良い。
上記構成によれば、コイルエンド50aの湾曲方向に沿って冷媒がコイルエンド50aの先端側へ流出することを防止することができる。このため、上記構成によれば、冷媒は下端部56のコイルエンド50aまで流れる。従って、コイル32の冷却効率が向上する。
本発明の態様において、
前記連結部材70は、前記絶縁体68であっても良い。
上記構成によれば、コイルエンド50aの塗装部60に塗装される絶縁体68と同じ部材を使用することができるため、連結部64の製造コストの上昇を抑制することができる。
本発明の態様において、
前記連結部材70は、樹脂のテープであっても良い。
本発明の態様において、
前記コイル32は、複数のセグメントコイル42からなり、
前記コイルエンド50aは、前記セグメントコイル42同士の接合箇所であっても良い。
なお、本発明に係る回転電機は、前述の実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…回転電機 14…ロータ
16…ステータ 20…軸線
24…供給口 30…ステータコア
32…コイル 36…ティース部
38…スロット 50a、50b…コイルエンド
52、52i、52o…列 54…湾曲部
56…下端部 60…塗装部
62…離間部 64…連結部
68…絶縁体 70…連結部材
A…軸線方向 C…周方向
Da、Db…幅 M…中心位置
R…径方向

Claims (9)

  1. 環状のステータと、前記ステータの内周側に配置されるロータと、前記ステータの一部に冷媒を供給する供給口と、を備え、前記供給口が前記ステータの上部に配置される回転電機であって、
    前記ステータは、周方向に並ぶ複数のティース部及び複数のスロットを有するステータコアと、前記スロットに配置されるコイルと、を有し、
    前記コイルは、各々の前記スロットの一端から軸線方向に突出し且つ前記ステータの前記周方向に沿って並ぶ複数のコイルエンドを有し、
    各々の前記コイルエンドは、絶縁体が塗布される塗装部を有し、
    前記コイルエンドの前記塗装部は、前記周方向に沿って並ぶ隣の前記コイルエンドの前記塗装部と離間している離間部と、前記離間部よりも前記コイルエンドの先端側に位置し且つ前記周方向に沿って並ぶ隣の前記コイルエンドの前記塗装部と連結部材で連結されている連結部と、を有し、
    前記ステータの上下の中心位置から下方側に配置される複数の前記コイルエンドのうち、下端部に配置される前記コイルエンドを除く複数の前記コイルエンドにおいて、前記連結部の前記軸線方向の幅が、前記離間部の前記軸線方向の幅よりも広い、回転電機。
  2. 請求項1に記載の回転電機であって、
    前記コイルは、各々の前記スロットの内部で前記ステータの径方向の内側から外側に複数重ねられており、
    複数の前記コイルエンドは、前記周方向に沿って並んで列を形成し、
    前記ステータの前記径方向の内側から外側に向かって複数の前記列があり、
    前記中心位置から下方側に配置される複数の前記コイルエンドのうち、所定の前記列に含まれ且つ前記下端部に配置される前記コイルエンドを除く複数の前記コイルエンドにおいて、前記連結部の前記軸線方向の幅が、前記離間部の前記軸線方向の幅よりも広い、回転電機。
  3. 請求項2に記載の回転電機であって、
    最も内側の前記列の前記コイルエンドが、前記連結部を有する、回転電機。
  4. 請求項2又は3に記載の回転電機であって、
    最も外側の前記列の前記コイルエンドが、前記連結部を有する、回転電機。
  5. 請求項2~4のいずれか1項に記載の回転電機であって、
    外側の前記列の前記コイルエンドの前記連結部は、内側の前記列の前記コイルエンドの前記連結部よりも広い、回転電機。
  6. 請求項1~5のいずれか1項に記載の回転電機であって、
    前記コイルエンドは、前記周方向の一方に湾曲する湾曲部を有し、
    前記連結部は、前記湾曲部に設けられる、回転電機。
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載の回転電機であって、
    前記連結部材は、前記絶縁体である、回転電機。
  8. 請求項1~6のいずれか1項に記載の回転電機であって、
    前記連結部材は、樹脂のテープである、回転電機。
  9. 請求項1~8のいずれか1項に記載の回転電機であって、
    前記コイルは、複数のセグメントコイルからなり、
    前記コイルエンドは、前記セグメントコイル同士の接合箇所である、回転電機。
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