JP2022135763A - 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法 Download PDF

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Ryuichi Kita
慎之介 伊倉
Shinnosuke Ikura
要 佐藤
Kaname Sato
拓也 鳥谷部
Takuya Toriyabe
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Abstract

【課題】第1創作物に対する第2創作物の創作の活発性を一見してユーザが把握可能にする情報処理装置を提供する。【解決手段】情報処理装置10、第1端末装置20及び第2端末装置30のそれぞれが、移動体通信網及びインターネットなどを含むネットワーク40と通信可能に接続されている情報処理システムにおいて、情報処理装置10は、第1創作物の第1情報と、第1創作物に基づいて創作された複数の第2創作物それぞれの第2情報と、を取得し、同一画面上に複数の第2創作物を一覧表示しかつ人気情報に基づいて第2創作物の表示態様を変化させるための表示情報を、取得された第1情報及び第2情報に基づいて生成する制御部13を有する。【選択図】図2

Description

特許法第30条第2項適用申請有り https://www.v-market.work/ec/items/2715/detail/ 株式会社HIKKYが、2020年3月19日付で、ウェブ上で出願に係る発明の内容を公開。
本開示は、情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法に関する。
従来、ネットワークを介してユーザの端末装置に所定のキャラクタ及びキャラクタに関連するオブジェクトをまとめて表示させる技術が知られている。例えば、特許文献1には、配信ユーザの動きに対応するように生成されたキャラクタオブジェクトを含む動画を複数の視聴ユーザの端末装置に配信する情報処理システムが開示されている。このような情報処理システムは、視聴ユーザからの要求に応じて、ギフトオブジェクトをキャラクタオブジェクトに関連付けて表示画面に表示させる。
特許第6668549号公報
このような従来技術では、例えばキャラクタなどを含む第1創作物、及び第1創作物に基づいて創作された、キャラクタに関連するオブジェクトなどを含む第2創作物をいずれも商品としてEC(Electronic Commerce)サイトで共に売買の取引対象とするような技術については十分に考慮されていなかった。このような技術において、第1創作物に対して第2創作物がどの程度活発に創作されているかを一見してユーザが把握可能にし、例えばユーザの購買意欲を向上させることが望まれる。
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、第1創作物に対する第2創作物の創作の活発性を一見してユーザが把握可能にすることにある。
本開示の一実施形態に係る情報処理装置は、第1創作物の第1情報と、前記第1創作物に基づいて創作された複数の第2創作物それぞれの第2情報と、を取得し、同一画面上に前記複数の第2創作物を一覧表示しかつ人気情報に基づいて前記第2創作物の表示態様を変化させるための表示情報を、取得された前記第1情報及び前記第2情報に基づいて生成する、制御部、を備える。
本開示の一実施形態に係る情報処理方法は、第1創作物の第1情報を取得するステップと、前記第1創作物に基づいて創作された複数の第2創作物それぞれの第2情報を取得するステップと、同一画面上に前記複数の第2創作物を一覧表示しかつ人気情報に基づいて前記第2創作物の表示態様を変化させるための表示情報を、取得された前記第1情報及び前記第2情報に基づいて生成するステップと、を含む。
本開示の一実施形態に係る情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法によれば、第1創作物に対する第2創作物の創作の活発性を一見してユーザが把握可能にする。
本開示の一実施形態に係る情報処理装置を含む情報処理システムの構成を示す構成図である。 図1の情報処理装置、第1端末装置、及び第2端末装置のそれぞれの概略構成を示す機能ブロック図である。 図2の情報処理装置の制御部による処理の第1例を説明するための図である。 図1の情報処理システムによって実行される情報処理方法の一例を説明するためのシーケンス図である。 図1の情報処理装置によって実行される情報処理方法の第1例を説明するためのフローチャートである。 図1の情報処理装置によって生成される表示情報の第1例を示す模式図である。 図1の情報処理装置によって生成される表示情報の第2例を示す模式図である。 図1の情報処理装置によって生成される表示情報の第3例を示す模式図である。 図1の情報処理装置によって生成される表示情報の第4例を示す模式図である。 図2の情報処理装置の制御部による処理の第2例を説明するための図である。 図2の情報処理装置の制御部による処理の第3例を説明するための図である。 図1の情報処理装置によって実行される情報処理方法の第2例を説明するためのフローチャートである。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本開示の一実施形態に係る情報処理装置10を含む情報処理システム1の構成を示す構成図である。図1を参照しながら、本開示の一実施形態に係る情報処理装置10を含む情報処理システム1の概要について主に説明する。情報処理システム1は、情報処理装置10に加えて、第1端末装置20及び第2端末装置30を有する。
図1では説明の簡便のため、情報処理装置10、第1端末装置20、及び第2端末装置30について、それぞれ1つずつ図示しているが、情報処理システム1が有する情報処理装置10、第1端末装置20、及び第2端末装置30の数はそれぞれ2つ以上であってもよい。情報処理装置10、第1端末装置20、及び第2端末装置30のそれぞれは、例えば移動体通信網及びインターネットなどを含むネットワーク40と通信可能に接続されている。
情報処理装置10は、1つ又は互いに通信可能な複数のサーバ装置である。情報処理装置10は、これらに限定されず、PC(Personal Computer)又はスマートフォンなどの任意の汎用の電子機器であってもよいし、情報処理システム1に専用の他の電子機器であってもよい。
情報処理装置10は、例えば、仮想空間で使用するためのアイテムを商品として取り扱うECサイトを運営する任意の情報サービス事業者によって管理される。本明細書において、「仮想空間」は、例えば任意のプラットフォームが提供するサービスを介してネットワーク40上で複数のユーザが共有するCG(Computer Graphics)空間を含む。「アイテム」は、例えばCGデータ、並びにCG制作に用いるテクスチャ素材及び制作ツール類などを含む。
第1端末装置20は、例えばPC又はスマートフォンなどの任意の汎用の電子機器である。第1端末装置20は、これらに限定されず、1つ又は互いに通信可能な複数のサーバ装置であってもよいし、情報処理システム1に専用の他の電子機器であってもよい。
第1端末装置20は、例えば第1創作物を創作した第1ユーザにより管理される。本明細書において、「第1創作物」は、例えば仮想空間上でアバターとしてユーザが使用可能な任意のキャラクタなどを含む。このような第1創作物は、情報処理装置10を管理する情報サービス事業者が運営するECサイトにおいて例えば親商品として取り扱われる。
本明細書において、「第1ユーザ」は、例えばECサイトに登録されたユーザであって、ショップを開設しアイテムを販売することが可能な任意のユーザを含む。第1ユーザは、例えばECサイトのマイページ内の「ショップ設定」において、ショップアイコン、ショップ名、及びショップ説明を入力することでショップ開設を行うことができる。
第2端末装置30は、例えばPC又はスマートフォンなどの任意の汎用の電子機器である。第2端末装置30は、これらに限定されず、1つ又は互いに通信可能な複数のサーバ装置であってもよいし、情報処理システム1に専用の他の電子機器であってもよい。
第2端末装置30は、例えば第1創作物に基づいて第2創作物を創作した第2ユーザにより管理される。本明細書において、「第2創作物」は、例えば第1創作物としてのキャラクタに関連して仮想空間上でユーザが使用可能な任意の服飾及びキャラクタのボディなどを含む。このような第2創作物は、情報処理装置10を管理する情報サービス事業者が運営するECサイトにおいて例えば親商品としての第1創作物に関連付けられる子商品として取り扱われる。
本明細書において、「第2ユーザ」は、例えばECサイトに登録されたユーザであって、ショップを開設しアイテムを販売することが可能な任意のユーザを含む。第2ユーザは、例えばECサイトのマイページ内の「ショップ設定」において、ショップアイコン、ショップ名、及びショップ説明を入力することでショップ開設を行うことができる。
一実施形態の概要として、情報処理装置10は、第1ユーザにより創作されたデジタル商品としての第1創作物の第1情報を取得する。本明細書において、「第1情報」は、例えば第1創作物のCGデータを含む。その他にも、第1情報は、ECサイトに表示されるサムネイル画像、カテゴリ名、親商品設定の情報、アイテム名、詳細説明、及び販売価格、並びに後述の分配率などを含む。
情報処理装置10は、第1創作物に基づいて第2ユーザにより創作されたデジタル商品としての第2創作物の第2情報を取得する。本明細書において、「第2情報」は、例えば第2創作物のCGデータを含む。その他にも、第2情報は、ECサイトに表示されるサムネイル画像、カテゴリ名、子商品設定の情報、アイテム名、詳細説明、及び販売価格、並びに関連付け先の親商品のID情報などを含む。
情報処理装置10は、取得された第1情報及び第2情報に基づいて、ECサイトにおいて取引対象となる第1創作物及び第2創作物を同一画面上にまとめて表示するための表示情報を生成する。例えば、このような第1創作物及び第2創作物は、仮想空間上のマーケットにおいても取引対象となる。本明細書において、「仮想空間上のマーケット」は、例えば定期的に開催される仮想空間内のアイテム商品展示会を含む。「表示情報」は、例えばECサイトに表示されるユーザインタフェースを含む。
仮想空間上のマーケットは、情報処理装置10を管理する情報サービス事業者が運営するECサイトと密に連携する。例えば、ECサイトに登録されたユーザは、仮想空間上のマーケットとの連携により、仮想空間からECサイト上の商品情報にアクセスして仮想空間の体験終了後に商品の購買をECサイト上で円滑に行うことができる。このとき、ECサイトに登録されたユーザは、表示情報をECサイト上で閲覧しながら商品の購入を最終決定することができる。
次に、図2を参照しながら、情報処理システム1に含まれる情報処理装置10、第1端末装置20、及び第2端末装置30のそれぞれの構成について主に説明する。図2は、図1の情報処理装置10、第1端末装置20、及び第2端末装置30のそれぞれの概略構成を示す機能ブロック図である。
図2に示すように、情報処理装置10は、通信部11、記憶部12、及び制御部13を有する。
通信部11は、ネットワーク40に接続する通信モジュールを含む。例えば、通信部11は、4G(4th Generation)及び5G(5th Generation)などの移動体通信規格又はインターネット規格に対応する通信モジュールを含んでもよい。一実施形態において、情報処理装置10は、通信部11を介してネットワーク40に接続されている。通信部11は、ネットワーク40を介して多様な情報を送信及び受信する。
記憶部12は、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、又は光メモリなどであるが、これらに限定されない。記憶部12は、例えば主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能してもよい。記憶部12は、情報処理装置10の動作に用いられる任意の情報を記憶する。例えば、記憶部12は、システムプログラム、アプリケーションプログラム、及び通信部11によって受信又は送信される各種情報などを記憶してもよい。記憶部12に記憶された情報は、例えば通信部11を介してネットワーク40から受信される情報で更新可能であってもよい。
制御部13は、1つ以上のプロセッサを含む。一実施形態において「プロセッサ」は、汎用のプロセッサ、又は特定の処理に特化した専用のプロセッサであるが、これらに限定されない。制御部13は、情報処理装置10を構成する各構成部と通信可能に接続され、情報処理装置10全体の動作を制御する。
次に、情報処理システム1に含まれる第1端末装置20の構成について主に説明する。図2に示すように、第1端末装置20は、通信部21、記憶部22、入力部23、出力部24、及び制御部25を有する。
通信部21は、ネットワーク40に接続する通信モジュールを含む。例えば、通信部21は、4G及び5Gなどの移動体通信規格又はインターネット規格に対応する通信モジュールを含んでもよい。一実施形態において、第1端末装置20は、通信部21を介してネットワーク40に接続されている。通信部21は、ネットワーク40を介して多様な情報を送信及び受信する。
記憶部22は、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、又は光メモリなどであるが、これらに限定されない。記憶部22は、例えば主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能してもよい。記憶部22は、第1端末装置20の動作に用いられる任意の情報を記憶する。例えば、記憶部22は、システムプログラム、アプリケーションプログラム、及び通信部21によって受信又は送信される各種情報などを記憶してもよい。記憶部22に記憶された情報は、例えば通信部21を介してネットワーク40から受信される情報で更新可能であってもよい。
入力部23は、ユーザ入力を検出して、ユーザの操作に基づく入力情報を取得する1つ以上の入力インタフェースを含む。例えば、入力部23は、物理キー、静電容量キー、出力部24のディスプレイと一体的に設けられたタッチスクリーン、及び音声入力を受け付けるマイクロフォンなどを含んでもよい。
出力部24は、情報を出力してユーザに提示する1つ以上の出力インタフェースを含む。例えば、出力部24は、情報を映像で出力するディスプレイ、又は情報を音声で出力するスピーカなどであるが、これらに限定されない。例えば、出力部24は、通信部21によって受信された各種情報及び記憶部22に格納されている各種情報などを出力してユーザに提示する。
制御部25は、1つ以上のプロセッサを含む。一実施形態において「プロセッサ」は、汎用のプロセッサ、又は特定の処理に特化した専用のプロセッサであるが、これらに限定されない。制御部25は、第1端末装置20を構成する各構成部と通信可能に接続され、第1端末装置20全体の動作を制御する。
次に、情報処理システム1に含まれる第2端末装置30の構成について主に説明する。図2に示すように、第2端末装置30は、通信部31、記憶部32、入力部33、出力部34、及び制御部35を有する。
通信部31は、ネットワーク40に接続する通信モジュールを含む。例えば、通信部31は、4G及び5Gなどの移動体通信規格又はインターネット規格に対応する通信モジュールを含んでもよい。一実施形態において、第2端末装置30は、通信部31を介してネットワーク40に接続されている。通信部31は、ネットワーク40を介して多様な情報を送信及び受信する。
記憶部32は、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、又は光メモリなどであるが、これらに限定されない。記憶部32は、例えば主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能してもよい。記憶部32は、第2端末装置30の動作に用いられる任意の情報を記憶する。例えば、記憶部32は、システムプログラム、アプリケーションプログラム、及び通信部31によって受信又は送信される各種情報などを記憶してもよい。記憶部32に記憶された情報は、例えば通信部31を介してネットワーク40から受信される情報で更新可能であってもよい。
入力部33は、ユーザ入力を検出して、ユーザの操作に基づく入力情報を取得する1つ以上の入力インタフェースを含む。例えば、入力部33は、物理キー、静電容量キー、出力部34のディスプレイと一体的に設けられたタッチスクリーン、及び音声入力を受け付けるマイクロフォンなどを含んでもよい。
出力部34は、情報を出力してユーザに提示する1つ以上の出力インタフェースを含む。例えば、出力部34は、情報を映像で出力するディスプレイ、又は情報を音声で出力するスピーカなどであるが、これらに限定されない。例えば、出力部34は、通信部31によって受信された各種情報及び記憶部32に格納されている各種情報などを出力してユーザに提示する。
制御部35は、1つ以上のプロセッサを含む。一実施形態において「プロセッサ」は、汎用のプロセッサ、又は特定の処理に特化した専用のプロセッサであるが、これらに限定されない。制御部35は、第2端末装置30を構成する各構成部と通信可能に接続され、第2端末装置30全体の動作を制御する。
第1ユーザ及び第2ユーザを含むユーザは、第1端末装置20及び第2端末装置30をそれぞれ用いながら、ECサイト上の自身のショップに対して商品としての創作物の登録を行う。このとき、ユーザは、例えばECサイトのマイページ内の「商品管理」において自身の創作物に対して関連アイテム設定を行う。本明細書において、「関連アイテム設定」は、例えば親商品、子商品、及び他の商品との関連付けを行わない単独商品のいずれかをユーザが選択して設定することを含む。第2ユーザは、第2創作物を子商品として登録する場合、関連付けを希望する所定の親商品を関連アイテム設定の中で指定する。
例えば、一実施形態において、情報処理装置10の制御部13は、初期設定ではユーザの創作物を親商品として登録し、子商品又は単独商品としての登録をユーザが希望する場合に端末装置からの入力に応じて関連アイテム設定を変更してもよい。
加えて、第1ユーザは、第1創作物を親商品として登録する場合、例えばECサイトのマイページ内の「商品管理」において、第1創作物に対する第2創作物の関連付けに関して承認又は非承認の選択をありに設定することができる。
例えば、一実施形態において、情報処理装置10の制御部13は、初期設定ではこのような選択を受け付けずに、第1創作物に対する第2創作物の関連付けを第2ユーザによる第2創作物の登録に応じて自動承認する。一方で、制御部13は、選択がありに設定された場合、関連付けに関する第1ユーザの承認又は非承認の選択を、第1端末装置20を介して受け付ける。
制御部13は、第1端末装置20を介して承認の入力を受け付けると、第1創作物に対する第2創作物の関連付けを実行する。制御部13は、第1端末装置20を介して非承認の入力を受け付けると、第1創作物に対する第2創作物の関連付けを実行しない。又は、制御部13は、第1創作物に対して自動承認により既に関連付けられている第2創作物に関して非承認の入力を受け付けると、既存の関連付けを解除する処理を実行する。このような場合であっても、制御部13は、親商品及び子商品ではない単独商品として第2創作物の登録を維持する。
図3は、図2の情報処理装置10の制御部13による処理の第1例を説明するための図である。図3を参照しながら、第1創作物に対する第2創作物の関連付けの具体例を説明する。図3では、1つの第1創作物に対して複数の第2創作物が関連付けられているが、これに限定されない。1つの第1創作物に対して1つの第2創作物のみが関連付けられてもよい。
制御部13は、一の第1ユーザの第1端末装置20から取得した第1情報に基づいて、第1創作物Aを親商品としてショップに登録する。このとき、制御部13は、一の第1ユーザが使用する第1端末装置20を介して承認又は非承認の選択をありに設定する入力を受け付けていないと、第1創作物に対する第2創作物の関連付けに関して承認又は非承認の選択を受け付けずに自動承認を実行する。
例えば、制御部13は、一の第2ユーザの第2端末装置30から第2創作物A1の第2情報を取得する。制御部13は、第2創作物A1の第2情報に含まれる関連付け先の親商品のID情報が第1創作物Aに対応すると判定すると、第1創作物Aに第2創作物A1を自動的に関連付ける。同様に、制御部13は、第1創作物Aに第2創作物A2を自動的に関連付ける。制御部13は、第2ユーザの第2端末装置30から第2創作物の第2情報を取得するたびにこのような処理を繰り返して、複数の第2創作物を第1創作物Aに自動的に関連付ける。
制御部13は、一の第1ユーザ又は他の第1ユーザの第1端末装置20から取得した第1情報に基づいて、第1創作物Bを親商品としてショップに登録する。このとき、制御部13は、一の第1ユーザ又は他の第1ユーザが使用する第1端末装置20を介して承認又は非承認の選択をありに設定する入力を受け付けることで、第1創作物に対する第2創作物の関連付けに関して承認又は非承認の選択を受け付ける。
例えば、制御部13は、一の第2ユーザの第2端末装置30から第2創作物B1の第2情報を取得する。制御部13は、第2創作物B1の第2情報に含まれる関連付け先の親商品のID情報が第1創作物Bに対応すると判定すると、第1創作物Bを創作した第1ユーザの第1端末装置20を介して関連付けに関する承認又は非承認の選択を受け付ける。制御部13は、例えば第1端末装置20を介して承認の入力を受け付けることで、第1創作物Bに対する第2創作物B1の関連付けを実行する。同様に、制御部13は、第1創作物Bに第2創作物B2乃至B5を関連付ける。
一方で、制御部13は、例えば第1端末装置20を介して非承認の入力を受け付けることで、第1創作物Bに対する第2創作物B6の関連付けを実行しない。制御部13は、以上のような承認又は非承認の選択に関する処理及び承認に伴う関連付けを、第2ユーザの第2端末装置30から第2創作物の第2情報を取得するたびに繰り返し実行する。
図4は、図1の情報処理システム1によって実行される情報処理方法の一例を説明するためのシーケンス図である。図4を参照しながら、図1の情報処理システム1が実行する情報処理方法の一例について説明する。図4に示すシーケンス図は、例えば、自動承認により第1創作物に対して第2創作物が一度関連付けられ、その後に第1端末装置20を介して非承認の入力を情報処理装置10が受け付けることで、第1創作物に対する第2創作物の関連付けが解除される場合を示す。
ステップS100では、第1端末装置20の制御部25は、第1ユーザにより創作されたデジタル商品としての第1創作物の第1情報の入力を入力部23により受け付ける。例えば、第1ユーザは、ECサイトのマイページ内の「商品管理」において、自身が創作した第1創作物の第1情報を入力部23により入力する。これにより、第1ユーザは、ECサイト上の自身のショップに対して親商品としての第1創作物の登録を行う。
ステップS101では、情報処理装置10の制御部13は、ステップS100において第1端末装置20の入力部23により入力された第1情報を、ネットワーク40及び通信部11を介して取得する。
ステップS102では、第2端末装置30の制御部35は、ステップS100における第1創作物に基づいて第2ユーザにより創作されたデジタル商品としての第2創作物の第2情報の入力を入力部33により受け付ける。例えば、第2ユーザは、ECサイトのマイページ内の「商品管理」において、自身が創作した第2創作物の第2情報を入力部33により入力する。これにより、第2ユーザは、ECサイト上の自身のショップに対してステップS100の親商品に関連付けられる子商品としての第2創作物の登録を行う。
ステップS103では、情報処理装置10の制御部13は、ステップS102において第2端末装置30の入力部33により入力された第2情報を、ネットワーク40及び通信部11を介して取得する。
ステップS104では、情報処理装置10の制御部13は、ステップS101において取得された第1情報及びステップS103において取得された第2情報に基づいて、ECサイトにおいて取引対象となる第1創作物及び第2創作物を同一画面上にまとめて表示するための表示情報を生成する。
このとき、情報処理装置10の制御部13は、例えば同一画面上に複数の第2創作物を一覧表示しかつ人気情報に基づいて第2創作物の表示態様を変化させるための表示情報を、取得された第1情報及び第2情報に基づいて生成する。本明細書において、「人気情報」は、例えば、図6Aにおいて後述する第2創作物のお気に入り登録数及び図7Bにおいて後述する第2創作物に対して付与されたスタンプの数などを含む。これらに限定されず、人気情報は、例えば図7Bに示す、所定の第2創作物の詳細ページへのアクセス数及びそのアクセス時間などを含んでもよい。
ステップS105では、第1端末装置20の制御部25は、第1創作物に対する第2創作物の関連付けに関して承認又は非承認の選択をありに設定する入力を入力部23により第1ユーザから受け付ける。
ステップS106では、情報処理装置10の制御部13は、ステップS105における入力に基づいて、承認又は非承認の選択をありに設定するための設定要求を、ネットワーク40及び通信部11を介して取得する。
ステップS107では、情報処理装置10の制御部13は、ステップS106において取得された設定要求に基づいて、第1創作物に対する第2創作物の関連付けに関する承認又は非承認の選択を受け付ける。例えば、制御部13は、自動承認により第1創作物に関連付けられている第2創作物に対して、承認又は非承認の選択を第1端末装置20に対して要求する。
ステップS108では、第1端末装置20の制御部25は、ステップS107における要求を出力部24により確認した第1ユーザから、関連付けに関する非承認の入力を入力部23により受け付ける。
ステップS109では、情報処理装置10の制御部13は、ステップS108における入力に基づいて、第1創作物に対する第2創作物の関連付けに関して、第1創作物を創作した第1ユーザによる非承認の要求を取得する。
ステップS110では、情報処理装置10の制御部13は、ステップS109において取得された非承認の要求に基づいてステップS104において生成された表示情報を更新する。
ステップS110において更新された表示情報は、非承認となった第2創作物を非表示にし、承認された第2創作物のみを第1創作物と共に同一画面上でまとめて表示するための情報を含む。例えば、更新された表示情報は、承認された複数の第2創作物を同一画面上に一覧表示するための情報を含む。
仮に、ステップS108において、第1端末装置20の制御部25が関連付けに関する承認の入力を入力部23により受け付けた場合、ステップS109において、情報処理装置10の制御部13は、第1創作物を創作した第1ユーザによる承認の要求を取得する。このとき、ステップS110では、情報処理装置10の制御部13は、ステップS104において生成された表示情報を更新しない。
ステップS111では、第1端末装置20の制御部25は、第1創作物を創作した第1ユーザが当該第1創作物に関連付けられている所定の第2創作物に対してレコメンドを設定する入力を入力部23により受け付ける。
ステップS112では、情報処理装置10の制御部13は、ステップS111における入力に基づいて、第1創作物を創作した第1ユーザが第2創作物をレコメンドするときのレコメンドの設定要求を取得する。
ステップS113では、情報処理装置10の制御部13は、ステップS112において取得された設定要求に基づいてステップS110において更新された表示情報を更新する。
ステップS113において更新された表示情報は、第1創作物を創作した第1ユーザによりレコメンドされた第2創作物の表示態様をレコメンドされていないときの表示態様から変化させるための情報を含む。
第1ユーザ及び第2ユーザは、第1端末装置20の出力部24及び第2端末装置30の出力部34からそれぞれ出力される表示情報を確認しながら、自身の創作物がECサイトにおいてどのように登録されているかを随時確認できる。第1ユーザ及び第2ユーザは、このような表示情報をECサイト上で閲覧しながら他ユーザにより創作された創作物を商品として購入することができる。
図5は、図1の情報処理装置10によって実行される情報処理方法の第1例を説明するためのフローチャートである。図5に示すフローチャートは、図4に示すシーケンス図と異なり、第1創作物に対する第2創作物の関連付けに関して承認又は非承認の選択が自動承認に代えて行われるときの基本的な処理の流れを示す。
ステップS200では、情報処理装置10の制御部13は、第1端末装置20の入力部23を用いて第1ユーザにより入力された第1創作物の第1情報を、ネットワーク40及び通信部11を介して取得する。
ステップS201では、制御部13は、第1端末装置20の入力部23を用いた第1ユーザによる入力に基づいて、承認又は非承認の選択をありに設定するための設定要求を、ネットワーク40及び通信部11を介して取得する。
ステップS202では、制御部13は、第2端末装置30の入力部33を用いて第2ユーザにより入力された第2創作物の第2情報を、ネットワーク40及び通信部11を介して取得する。
ステップS203では、制御部13は、ステップS200の第1創作物に対するステップS202の第2創作物の関連付けに関する承認又は非承認の選択を受け付けた結果、第1創作物を創作した第1ユーザによる承認の要求を取得したか否かを判定する。制御部13は、第1ユーザによる承認の要求を取得したと判定すると、ステップS204の処理を実行する。制御部13は、第1ユーザによる承認の要求を取得していない、すなわち第1ユーザによる非承認の要求を取得したと判定すると、ステップS202の処理を再度実行する。
ステップS204では、制御部13は、ステップS203において第1ユーザによる承認の要求を取得したと判定すると、ステップS200において取得された第1情報及びステップS202において取得された第2情報に基づいて表示情報を生成又は更新する。
ステップS204において更新された表示情報は、承認となった第2創作物を付加的に表示し、承認された第2創作物のみを第1創作物と共に同一画面上でまとめて表示するための情報を含む。例えば、更新された表示情報は、承認された複数の第2創作物を同一画面上に一覧表示するための情報を含む。
図6Aは、図1の情報処理装置10によって生成される表示情報の第1例を示す模式図である。図6Aに示す表示情報は、ECサイトにおいて子商品を一覧表示するときのユーザインタフェースを含む。
図6Aに示すとおり、表示情報は、第2創作物のサムネイル画像(第2画像)と、第2画像と共に表示される、第1創作物に関するポップアップと、を含む。例えば、表示情報は、複数の第2創作物B1、B2、及びB3のそれぞれのサムネイル画像を含む。表示情報は、各サムネイル画像に重ねて表示される、対応する第1創作物Bに関するポップアップPを含む。
例えば、ユーザは、第2創作物B1のサムネイル画像の右上に小さく表示されている第1創作物Bの画像にマウスポインタを合わせるか、又は当該画像をクリックすることで、ポップアップPを表示して第1創作物Bを拡大表示させることができる。これにより、第1創作物及び第2創作物が同一画面上にまとめて表示される。このとき、表示情報は、ポップアップPの中に表示される、第1創作物Bの親商品設定の情報P1、第1創作物Bのアイテム名P2、及び第1創作物Bの詳細説明P3などを含む。加えて、表示情報は、第1創作物Bに関連付けられている第2創作物の数P4を含んでもよい。第2創作物の数P4は、例えばポップアップPの中に表示される。
加えて、表示情報は、第2創作物B1のアイテム名Q1、第2創作物B1を販売しているショップのショップ名Q2及びショップアイコンQ3、ユーザによる第2創作物B1のお気に入り登録数Q4、並びに第2創作物B1の販売価格Q5などを含む。
また、上述した図4のステップS113において更新された表示情報によって、例えば第1創作物Bを創作した第1ユーザによりレコメンドされた第2創作物B1のサムネイル画像に「親オススメ!」などのレコメンドに関する説明が重ねて表示されてもよい。このようなレコメンドに関する説明は、第1創作物Bを創作した第1ユーザが第2創作物B1に対してレコメンドを設定することで初めて表示される。
ステップS113において更新された表示情報は、このようなレコメンドに関する説明に代えて、又は加えて、第2創作物の表示態様をレコメンドされていないときの表示態様から変化させる任意の他の情報を含んでもよい。例えば、表示情報は、強調表示のための任意の情報を含んでもよい。
例えば、第2創作物B1のサムネイル画像が他のサムネイル画像よりも大きく強調表示されてもよい。例えば、第2創作物B1のサムネイル画像が点滅することで強調表示されてもよい。例えば、第2創作物B1のサムネイル画像が他のサムネイル画像に対してより際立つ表示色により強調表示されてもよい。例えば、第2創作物B1のサムネイル画像が太枠によって囲まれることで強調表示されてもよい。
図6Bは、図1の情報処理装置10によって生成される表示情報の第2例を示す模式図である。図6Bに示す表示情報は、ECサイトにおいて親商品を一覧表示するときのユーザインタフェースを含む。
図6Bに示すとおり、表示情報は、第1創作物のサムネイル画像(第1画像)と、第1画像と共に表示される、第2創作物に関するポップアップと、を含む。第2創作物が第1創作物に基づいて複数創作されたとき、表示情報は、複数の第2創作物に関する複数のポップアップをそれぞれ含む。例えば、表示情報は、第1創作物Bのサムネイル画像を含む。表示情報は、サムネイル画像と共に表示される、対応する第2創作物B1、B2、B3、B4、及びB5に関する複数のポップアップPをそれぞれ含む。
例えば、ユーザは、第1創作物Bのサムネイル画像にマウスポインタを合わせるか、又は当該画像をクリックすることで、複数のポップアップPを表示して第1創作物Bに関連する複数の第2創作物B1、B2、B3、B4、及びB5をまとめて表示させることができる。これにより、第1創作物及び複数の第2創作物が同一画面上にまとめて表示される。このとき、表示情報は、ポップアップPの中に表示される、第2創作物の子商品設定の情報P5などを含む。
加えて、表示情報は、第1創作物Bのアイテム名R1、第1創作物Bの詳細説明R2、第1創作物Bを販売しているショップのショップ名R3及びショップアイコンR4、ユーザによる第1創作物Bのお気に入り登録数R5、並びに第1創作物Bの販売価格R6などを含む。加えて、表示情報は、第1創作物Bに関連付けられている第2創作物の数R7を含んでもよい。第2創作物の数R7は、第1創作物Bのサムネイル画像に対して表示の対象となるポップアップPの数に対応する。
また、上述した図4のステップS113において更新された表示情報によって、例えば第1創作物Bを創作した第1ユーザによりレコメンドされた第2創作物B1に関するポップアップPの中に「親オススメ!」などのレコメンドに関する説明が重ねて表示されてもよい。このようなレコメンドに関する説明は、第1創作物Bを創作した第1ユーザが第2創作物B1に対してレコメンドを設定することで初めて表示される。
ステップS113において更新された表示情報は、このようなレコメンドに関する説明に代えて、又は加えて、第2創作物の表示態様をレコメンドされていないときの表示態様から変化させる任意の他の情報を含んでもよい。例えば、表示情報は、強調表示のための任意の情報を含んでもよい。
例えば、第2創作物B1に関するポップアップPが他のポップアップPよりも大きく強調表示されてもよい。例えば、第2創作物B1に関するポップアップPが点滅することで強調表示されてもよい。例えば、第2創作物B1に関するポップアップPが他のポップアップPに対してより際立つ表示色により強調表示されてもよい。例えば、第2創作物B1に関するポップアップPが太枠によって囲まれることで強調表示されてもよい。
図7Aは、図1の情報処理装置10によって生成される表示情報の第3例を示す模式図である。図7Aに示す表示情報は、ECサイトにおいて特定の親商品の詳細情報を表示するときのユーザインタフェースを含む。図7Aのようなユーザインタフェースは、例えば図6Bの第1創作物Bのサムネイル画像をクリックすることで表示される。
図7Aに示すとおり、表示情報は、第1創作物のサムネイル画像と、当該サムネイル画像と共に表示される複数の第2創作物それぞれのサムネイル画像と、を含む。これにより、第1創作物及び第2創作物が同一画面上にまとめて表示される。例えば、表示情報は、画面の左側に大きく表示される第1創作物Bのサムネイル画像を含む。
このとき、表示情報は、図6Bと同様に、第1創作物Bのアイテム名R1、第1創作物Bの詳細説明R2、第1創作物Bを販売しているショップのショップ名R3及びショップアイコンR4、ユーザによる第1創作物Bのお気に入り登録数R5、並びに第1創作物Bの販売価格R6などを含む。加えて、表示情報は、第1創作物Bに関連付けられている第2創作物の数R7を含んでもよい。第2創作物の数R7は、第1創作物Bのサムネイル画像に対して、右側の「関連する子商品」で一覧表示の対象となるサムネイル画像の数に対応する。
これらに加えて、表示情報は、第1創作物Bのカテゴリ名R8を含む。例えば、第1創作物Bのカテゴリ名R8として、第1創作物Bの中カテゴリである「ケモノ(キャラクタ)」が表示されている。表示情報は、第1創作物Bの販売開始日時R9を含む。表示情報は、第1創作物Bに関連する複数のタグR10を含む。複数のタグR10は、左から順に例えば、親商品であることの識別タグ、販売価格に関するタグ、カテゴリ名R8の中カテゴリよりもさらに大きな大カテゴリのタグ、仮想空間に関連することのタグ、仮想空間上のマーケットに関連することのタグ、仮想空間上で3Dアバターとして使用可能であることのタグ、及びカテゴリ名R8の中カテゴリのタグなどを含む。
加えて、表示情報は、例えば第1創作物Bを創作した第1ユーザ以外の任意のユーザから第1創作物Bに対して付与されたスタンプR11を含む。これにより、第1創作物Bを創作した第1ユーザ以外の任意のユーザは、第1創作物Bに対するリアクションをこのようなスタンプ機能により示すことができる。さらに、表示情報は、付与されたスタンプR11の数R12を含む。
例えば、表示情報は、画面の右側に表示される複数の第2創作物B1、B2、B3、B4、及びB5のサムネイル画像の一覧を含む。例えば、表示情報は、タイル状に配列された複数の第2創作物B1、B2、B3、B4、及びB5それぞれのサムネイル画像を含む。このとき、図6A及び図6Bを用いた上記の説明と同様に、例えば第1創作物Bを創作した第1ユーザによりレコメンドされた第2創作物B1のサムネイル画像に「親オススメ!」などのレコメンドに関する説明が重ねて表示されてもよい。
表示情報は、人気情報に基づいて他の第2創作物よりも人気が高いと判定された一の第2創作物を強調表示するための情報を含んでもよい。このような相対的な判定に代えて、又は加えて、表示情報は、人気情報が閾値に達し、絶対的に人気が高いと判定された一の第2創作物を強調表示するための情報を含んでもよい。このような閾値は、例えばECサイトを運営する情報サービス事業者によって適宜定められてもよい。
例えば、表示情報は、一の第2創作物のサムネイル画像を他の第2創作物のサムネイル画像よりも大きく表示するための情報を含んでもよい。これに限定されず、例えば、表示情報は、一の第2創作物のサムネイル画像を点滅表示するための情報を含んでもよい。例えば、表示情報は、一の第2創作物のサムネイル画像が他の第2創作物のサムネイル画像に対してより際立つ表示色により表示するための情報を含んでもよい。例えば、表示情報は、一の第2創作物のサムネイル画像を太枠により囲んで表示するための情報を含んでもよい。例えば、表示情報は、一の第2創作物のサムネイル画像に「人気!」などの人気情報に関する説明を重ねて表示するための情報を含んでもよい。例えば、表示情報は、一の第2創作物のサムネイル画像の形状を矩形状から円形状に変化させるための情報を含んでもよい。
図7Aでは、強調表示の変化の段階として、サムネイル画像の大きさにおいて大小の2段階のみが示されているが、これに限定されない。強調表示の変化の段階は、3段階以上であってもよい。例えば、サムネイル画像の大きさにおいて大中小の3段階で強調表示の変化が示されてもよい。
例えば、一の第2創作物B1の人気情報が閾値に達したとき、第2創作物B1、B2、B3、B4、及びB5の一覧表示において、一の第2創作物B1のサムネイル画像が他の第2創作物B2、B3、及びB5それぞれのサムネイル画像よりも大きく表示される。例えば、一の第2創作物B4の人気情報が他の第2創作物B2、B3、及びB5それぞれの人気情報よりも高いとき、一の第2創作物B4のサムネイル画像が他の第2創作物B2、B3、及びB5それぞれのサムネイル画像よりも大きく表示される。
図7Bは、図1の情報処理装置10によって生成される表示情報の第4例を示す模式図である。図7Bに示す表示情報は、ECサイトにおいて特定の子商品の詳細情報を表示するときのユーザインタフェースを含む。図7Bのようなユーザインタフェースは、例えば図6Aのような子商品の一覧表示において、第2創作物B4のサムネイル画像をクリックすることで表示される。
図7Bに示すとおり、表示情報は、複数の第2創作物それぞれのサムネイル画像と、当該サムネイル画像と共に表示される関連する第1創作物のサムネイル画像と、を含む。これにより、第1創作物及び第2創作物が同一画面上にまとめて表示される。例えば、表示情報は、画面の左側に大きく表示される第2創作物B4のサムネイル画像を含む。
このとき、表示情報は、図6Aと同様に、第2創作物B4のアイテム名Q1、第2創作物B4を販売しているショップのショップ名Q2及びショップアイコンQ3、ユーザによる第2創作物B4のお気に入り登録数Q4、並びに第2創作物B4の販売価格Q5などを含む。
これらに加えて、表示情報は、第2創作物B4のカテゴリ名Q6を含む。例えば、第2創作物B4のカテゴリ名Q6として、第2創作物B4のカテゴリである「アクセサリー(装飾品)」が表示されている。表示情報は、第2創作物B4の販売開始日時Q7を含む。表示情報は、第2創作物B4に関連するタグQ8を含む。タグQ8は、例えば子商品であることの識別タグなどを含む。
加えて、表示情報は、例えば第2創作物B4を創作した第2ユーザ以外の任意のユーザから第2創作物B4に対して付与されたスタンプQ9を含む。これにより、第2創作物B4を創作した第2ユーザ以外の任意のユーザは、第2創作物B4に対するリアクションをこのようなスタンプ機能により示すことができる。さらに、表示情報は、付与されたスタンプQ9の数Q10を含む。
例えば、表示情報は、画面の右側の「関連する子商品」において表示される複数の第2創作物B1、B2、B3、及びB5のサムネイル画像の一覧を含む。例えば、表示情報は、タイル状に配列された複数の第2創作物B1、B2、B3、及びB5それぞれのサムネイル画像を含む。このとき、図6A及び図6Bを用いた上記の説明と同様に、例えば第1創作物Bを創作した第1ユーザによりレコメンドされた第2創作物B1のサムネイル画像に「親オススメ!」などのレコメンドに関する説明が重ねて表示されてもよい。
例えば、図7Aと同様に、一の第2創作物B1の人気情報が閾値に達したとき、第2創作物B1、B2、B3、及びB5の一覧表示において、一の第2創作物B1のサムネイル画像が他の第2創作物B2、B3、及びB5それぞれのサムネイル画像よりも大きく表示される。
例えば、表示情報は、画面の右側の「親商品」において表示される、複数の第2創作物B1、B2、B3、B4、及びB5が関連付けられている第1創作物Bのサムネイル画像を含む。このとき、表示情報は、第1創作物Bのアイテム名R1、第1創作物Bの詳細説明R2、第1創作物Bの販売価格R6、及び第1創作物Bに関連付けられている第2創作物の数R7を含む。
図8は、図2の情報処理装置10の制御部13による処理の第2例を説明するための図である。図8を参照しながら、第2創作物の販売によって第2ユーザが得た売り上げの一部を当該第2創作物が関連付けられている第1創作物を創作した第1ユーザに分配するときの具体例を説明する。
例えば、一実施形態において、情報処理装置10の制御部13は、親商品として設定された第1創作物について、当該第1創作物に関連付けられる第2創作物の売り上げ、すなわち決済額に乗じる分配率を設定する。例えば、制御部13は、初期設定では分配率を10%とし、第1ユーザが分配率の設定を変更する場合に第1端末装置20の入力部23からの入力に応じて異なる分配率を設定してもよい。例えば、制御部13は、初期設定では、第1創作物に関連付けられる全ての第2創作物に対して同一の分配率を一律に設定する。これに限定されず、制御部13は、第1ユーザが分配率の設定を子商品としての第2創作物ごとに変更する場合に第1端末装置20の入力部23からの入力に応じて子商品ごとに分配率を設定してもよい。
例えば、制御部13は、第1創作物Aについて一律10%の分配率を設定する。すなわち、制御部13は、例えば第2創作物A1及びA2に対して一律10%の分配率を設定する。このとき、第1ユーザは、第2創作物A1が購入されたときの決済額に対して10%の額を分配金として受け取る。同様に、第1ユーザは、第2創作物A2が購入されたときの決済額に対して10%の額を分配金として受け取る。
例えば、制御部13は、第1創作物Bについて第2創作物ごとに分配率を設定する。例えば、制御部13は、第2創作物B1に対して10%の分配率を設定する。例えば、制御部13は、第2創作物B2に対して1%の分配率を設定する。例えば、制御部13は、第2創作物B3に対して7%の分配率を設定する。例えば、制御部13は、第2創作物B4に対して10%の分配率を設定する。例えば、制御部13は、第2創作物B5に対して15%の分配率を設定する。
このとき、第1ユーザは、第2創作物B1が購入されたときの決済額に対して10%の額を分配金として受け取る。第1ユーザは、第2創作物B2が購入されたときの決済額に対して1%の額を分配金として受け取る。第1ユーザは、第2創作物B3が購入されたときの決済額に対して7%の額を分配金として受け取る。第1ユーザは、第2創作物B4が購入されたときの決済額に対して10%の額を分配金として受け取る。第1ユーザは、第2創作物B5が購入されたときの決済額に対して15%の額を分配金として受け取る。
以上のような子商品から親商品に対する分配金の配分機能によって、第1創作物から派生して二次的に創作された第2創作物の販売によるフリーライダーの問題を解消可能である。
図9は、図2の情報処理装置10の制御部13による処理の第3例を説明するための図である。図9を参照しながら、創作物の販売によってユーザが得た売り上げの一部を、当該創作物を共同で創作した複数のユーザで分配するためのコラボ設定について説明する。
例えば、一実施形態において、情報処理装置10の制御部13は、創作物を商品としてECサイトに登録したユーザの端末装置からの入力を受け付けて、所定の創作物に対してコラボ設定を実行する。本明細書において、「コラボ設定」は、例えば創作物を商品としてECサイトに登録したユーザを販売主とし、かつ当該創作物を販売主と共に共同で創作した他のユーザをコラボユーザとして、これら複数のユーザを全て含む1つのチームを想定することを含む。より具体的には、制御部13は、販売主による端末装置からの入力を受け付けて、販売主により指定されたIDを有するユーザをコラボユーザとして販売主に関連付ける。
例えば、制御部13は、コラボ設定ありの創作物について、創作物の販売によって販売主が得た売り上げの一部をコラボユーザとの間で分配するためのコラボ分配率を設定する。制御部13は、このようなコラボ分配率を、例えば創作物の売り上げ、すなわち決済額に乗じる。例えば、制御部13は、初期設定ではコラボ分配率を所定値とし、販売主としてのユーザがコラボ分配率の設定を変更する場合に端末装置からの入力に応じて異なるコラボ分配率を設定してもよい。例えば、制御部13は、初期設定では、全てのコラボユーザに対して同一のコラボ分配率を一律に設定する。これに限定されず、制御部13は、販売主としてのユーザがコラボ分配率をコラボユーザごとに変更する場合に端末装置からの入力に応じてコラボユーザごとにコラボ分配率を設定してもよい。
例えば、制御部13は、コラボ設定ありの第1創作物Aについて、販売主としての第1ユーザによる第1端末装置20の入力部23からの入力を受け付けて2人のコラボユーザを当該第1ユーザに関連付ける。例えば、制御部13は、販売主としての第1ユーザによる第1端末装置20の入力部23からの入力を受け付けて、第1創作物Aについて一律10%のコラボ分配率を設定する。このとき、コラボユーザは、第1創作物Aが購入されたときの決済額に対して10%の額をコラボ分配金として受け取る。
例えば、制御部13は、コラボ設定ありの第2創作物A2について、販売主としての第2ユーザによる第2端末装置30の入力部33からの入力を受け付けて10人のコラボユーザを当該第2ユーザに関連付ける。例えば、制御部13は、販売主としての第2ユーザによる第2端末装置30の入力部33からの入力を受け付けて、第2創作物A2について一律5%のコラボ分配率を設定する。このとき、コラボユーザは、第2創作物A2が購入されたときの決済額に対して5%の額をコラボ分配金として受け取る。
例えば、制御部13は、コラボ設定ありの第2創作物B1について、販売主としての第2ユーザによる第2端末装置30の入力部33からの入力を受け付けて3人のコラボユーザを当該第2ユーザに関連付ける。例えば、制御部13は、販売主としての第2ユーザによる第2端末装置30の入力部33からの入力を受け付けて、第2創作物B1について一律10%のコラボ分配率を設定する。このとき、コラボユーザは、第2創作物B1が購入されたときの決済額に対して10%の額をコラボ分配金として受け取る。
一方で、制御部13は、コラボ設定なしの第2創作物A1及び第1創作物Bについては、上記のようなコラボユーザの関連付け及びコラボ分配率の設定を実行しない。
図10は、図1の情報処理装置10によって実行される情報処理方法の第2例を説明するためのフローチャートである。図10に示すフローチャートは、創作物が購入されたときに、子商品から親商品に対する売り上げの分配及びコラボ設定に基づく売り上げの分配の有無に応じて当該創作物を創作したユーザが得る純利益額を決定するための基本的な処理の流れを示す。
ステップS300では、情報処理装置10の制御部13は、創作物の購入に応じた決済額を決定する。例えば、図6Aに示す販売価格が100円の第2創作物B1が購入されたとき、制御部13は、第2創作物B1の決済額として100円を決定する。
ステップS301では、制御部13は、ステップS300において決定された決済額から、ECサイトを運営する情報サービス事業者が受け取る決済手数料を減算する。例えば、制御部13は、第2創作物B1の決済額100円から決済手数料10円を減算する。
ステップS302では、制御部13は、ステップS300において決済の対象となった創作物が第1創作物と関連付けられているか否かを判定する。すなわち、制御部13は、ステップS300において決済の対象となった創作物が子商品であるか否かを判定する。制御部13は、第1創作物との関連付けあり、すなわち子商品であると判定するとステップS303の処理を実行する。制御部13は、第1創作物との関連付けなし、すなわち親商品又は単独商品であると判定するとステップS304の処理を実行する。
ステップS303では、制御部13は、ステップS302において第1創作物との関連付けありと判定すると、ステップS301において算出された金額から分配金に相当する額を減算する。例えば、制御部13は、図8の第2創作物B1に関する10%という分配率を第2創作物B1の決済額100円に乗じて得られた10円という額を、ステップS301において算出された90円という金額から減算する。
ステップS304では、制御部13は、ステップS300において決済の対象となった創作物がコラボ設定ありであるか否かを判定する。制御部13は、コラボ設定ありと判定するとステップS305の処理を実行する。制御部13は、コラボ設定なしと判定するとステップS306の処理を実行する。
ステップS305では、制御部13は、ステップS304においてコラボ設定ありと判定すると、ステップS301又はステップS303において算出された金額からコラボ分配金に相当する額をコラボユーザ数分減算する。例えば、制御部13は、図9の第2創作物B1に関する10%というコラボ分配率を第2創作物B1の決済額100円に乗じて得られた10円という額を、ステップS303において算出された80円という金額から3人のコラボユーザ数分減算する。
ステップS306では、制御部13は、最終的な純利益額を決定する。例えば、制御部13は、ステップS305において算出された50円という金額をステップS300において決済の対象となった第2創作物B1を創作した第2ユーザが受け取る純利益額として決定する。
以上のような一実施形態によれば、第1創作物に対する第2創作物の創作の活発性を一見してユーザが把握可能にする。例えば、情報処理装置10は、ECサイトにおいて取引対象となる第1創作物及び第2創作物を同一画面上にまとめて表示するための表示情報を生成する。このような表示情報を視認したユーザは、どのような第2創作物が第1創作物に関連付けられているのか一見して把握可能である。
ユーザは、このような表示情報に基づいて購買意欲が刺激され、親商品及び子商品の少なくとも一方の購入を潜在的に促される。したがって、販売主としての第1ユーザ又は第2ユーザの利益が向上する。加えて、ユーザは、このような表示情報に基づいて創作物の創作意欲が刺激され、親商品及び子商品の少なくとも一方の新たな創作を潜在的に促される。したがって、親商品及び子商品を取り扱うECサイト上の商品登録数が増大し、その取引が活発化する。以上により、ECサイトを利用するユーザの利便性が向上し、仮想空間に携わるユーザのサービスに対する満足度が向上する。
表示情報が、第1創作物の第1画像と、第1画像と共に表示される、第2創作物に関するポップアップと、を含むことで、ユーザは、所定の第1創作物に対してどのような第2創作物が関連付けられているのか一見して把握可能である。例えば、図6Bに示すユーザインタフェースのように、ユーザは、自身が気になる親商品に対してどのような子商品が関連付けられているかをポップアップ上で容易に把握可能である。
表示情報が、複数の第2創作物に関する複数のポップアップをそれぞれ含むことで、ユーザは、所定の第1創作物に対してどの程度の数の第2創作物が関連付けられているのか一見して把握可能である。例えば、図6Bに示すユーザインタフェースのように、ユーザは、自身が気になる親商品に対して関連付けられている子商品の数をポップアップにより直感的に把握可能である。したがって、ユーザは、ポップアップの数によって、第1創作物に対する第2創作物の創作の活発性を一見して把握可能である。
表示情報が、第2創作物の第2画像と、第2画像と共に表示される、第1創作物に関するポップアップと、を含むことで、ユーザは、所定の第2創作物がどのような第1創作物に対して関連付けられているのか一見して把握可能である。例えば、図6Aに示すユーザインタフェースのように、ユーザは、自身が気になる子商品がどのような親商品に対して関連付けられているかをポップアップ上で容易に把握可能である。
情報処理装置10が、第1創作物を創作した第1ユーザによる承認又は非承認の要求を取得すると、取得された要求に基づいて表示情報を更新することで、第1ユーザは、自身の親商品に関連付けてもよいと考える子商品のみを選択することができる。例えば、第1ユーザは、自身の基準に見合う子商品のみを選択して親商品に関連付けて表示させることができる。例えば、第1ユーザは、自身の基準に見合わない子商品を親商品との関連付けから排除して非表示とすることもできる。
更新された表示情報は、承認された第2創作物のみを第1創作物と共に同一画面上でまとめて表示するための情報を含む。これにより、ECサイト上で子商品の一覧を確認するユーザは、これらの子商品が対応する親商品を創作した第1ユーザの承認を得ているとの確証を得ながら購買を進めることができる。これにより、購買を進めるユーザの子商品に対する安心感が向上する。
情報処理装置10がレコメンドの設定要求を取得すると、取得された設定要求に基づいて表示情報を更新することで、ECサイト上で子商品の一覧を確認するユーザは、対応する親商品を創作した第1ユーザにより公式にレコメンドされた子商品を把握可能である。したがって、ユーザは、このような子商品が親商品を創作した第1ユーザによってレコメンドされているとの確証を得ながら購買を進めることができる。これにより、レコメンドされた子商品の購買を進めるユーザの商品に対する安心感がさらに向上する。
更新された表示情報は、第1創作物を創作した第1ユーザによりレコメンドされた第2創作物の表示態様をレコメンドされていないときの表示態様から変化させるための情報を含む。これにより、ECサイト上で子商品の一覧を確認するユーザは、対応する親商品を創作した第1ユーザにより公式にレコメンドされた子商品とそうでない子商品とを一見して区別可能である。したがって、ECサイト上で購買を進めるユーザの利便性が向上する。
表示情報が、第1創作物に関連付けられている第2創作物の数を含むことで、ユーザは、所定の第1創作物に対してどの程度の数の第2創作物が関連付けられているのかを数値によって客観的に把握可能である。例えば、図6B及び図7Aに示すユーザインタフェースのように、ユーザは、自身が気になる親商品に対して関連付けられている子商品の数を数値により客観的に把握可能である。例えば、図6A及び図7Bに示すユーザインタフェースのように、ユーザは、自身が気になる子商品と兄弟関係にある子商品の数を数値により客観的に把握可能である。
以上により、ユーザは、数値によって、第1創作物に対する第2創作物の創作の活発性を客観的に把握可能である。例えば、第2ユーザは、子商品の数がより多い親商品を容易に把握することができ、そのような所定の親商品の人気にあやかって売り上げが向上することを見越して戦略的に所定の親商品に対して子商品を登録することもできる。
第1創作物及び第2創作物がデジタル商品であることで、ユーザは、上記のような表示情報に基づいて購買意欲が刺激され、デジタル商品としての親商品及び子商品の少なくとも一方の購入を潜在的に促される。したがって、販売主としての第1ユーザ又は第2ユーザの利益が向上する。加えて、ユーザは、このような表示情報に基づいて創作物の創作意欲が刺激され、デジタル商品としての親商品及び子商品の少なくとも一方の新たな創作を潜在的に促される。したがって、デジタル商品としての親商品及び子商品を取り扱うECサイト上の商品登録数が増大し、その取引が活発化する。以上により、ECサイトを利用するユーザの利便性が向上し、仮想空間に携わるユーザのサービスに対する満足度が向上する。
以上のような一実施形態によれば、第1創作物に対する第2創作物の創作の活発性を一見してユーザが把握可能にする。例えば、情報処理装置10は、同一画面上に複数の第2創作物を一覧表示しかつ人気情報に基づいて第2創作物の表示態様を変化させるための表示情報を生成する。このような表示情報を視認したユーザは、所定の第1創作物に対してどの程度の数の第2創作物が関連付けられているのか一覧表示により一見して把握可能である。例えば、図7Aに示すユーザインタフェースのように、ユーザは、自身が気になる親商品に対して関連付けられている子商品の数を一覧表示により直感的に把握可能である。例えば、図7Bに示すユーザインタフェースのように、ユーザは、自身が気になる子商品と兄弟関係にある子商品の数を一覧表示により直感的に把握可能である。
加えて、ユーザは、どのような第2創作物が人気あるのか、及び人気のある第2創作物がどの程度の数第1創作物に関連付けられているのか一覧表示により一見して把握可能である。例えば、図7Aに示すユーザインタフェースのように、ユーザは、自身が気になる親商品に対して関連付けられている人気のある子商品を一覧表示により直感的に把握可能である。例えば、図7Bに示すユーザインタフェースのように、ユーザは、自身が気になる子商品と兄弟関係にある人気の子商品を一覧表示により直感的に把握可能である。
人気が高いと判定された一の第2創作物を強調表示するための情報を表示情報が含むことで、画面上における一の第2創作物の視認性が向上する。したがって、ユーザは、人気のある一の第2創作物を画面上で一見して把握可能である。
表示情報が、一の第2創作物の画像を他の第2創作物の画像よりも大きく表示するための情報を含むことで、画面上における一の第2創作物の視認性がさらに向上する。したがって、ユーザは、人気のある一の第2創作物を画面上で一見して把握可能であり、他の第2創作物と容易に区別することができる。
表示情報が、タイル状に配列された複数の第2創作物それぞれのサムネイル画像を含むことで、複数の第2創作物に関する一覧表示の視認性が向上する。したがって、ユーザは、所定の第1創作物に対してどの程度の数の第2創作物が関連付けられているのか、このような一覧表示によりさらに容易に把握可能である。
更新された表示情報は、承認された複数の第2創作物を同一画面上に一覧表示するための情報を含む。これにより、ECサイト上で子商品の一覧を確認するユーザは、これらの子商品が対応する親商品を創作した第1ユーザの承認を得ているとの確証を得ながら購買を進めることができる。これにより、購買を進めるユーザの子商品に対する安心感が向上する。
本開示を諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形及び改変を行うことが可能であることに注意されたい。したがって、これらの変形及び改変は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成又は各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成又はステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
例えば、上述した実施形態において情報処理装置10において実行される少なくとも一部の処理動作が第1端末装置20又は第2端末装置30において実行されてもよい。第1端末装置20又は第2端末装置30において実行される少なくとも一部の処理動作が情報処理装置10において実行されてもよい。
例えば、スマートフォン又はコンピュータなどの汎用の電子機器を、上述した実施形態に係る情報処理装置10として機能させる構成も可能である。具体的には、実施形態に係る情報処理装置10などの各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを、電子機器のメモリに格納し、電子機器のプロセッサによって当該プログラムを読み出して実行させる。したがって、一実施形態に係る開示は、プロセッサが実行可能なプログラムとしても実現可能である。
又は、一実施形態に係る開示は、実施形態に係る情報処理装置10などに各機能を実行させるために1つ又は複数のプロセッサによって実行可能なプログラムを記憶した非一時的なコンピュータ読取可能な媒体としても実現し得る。本開示の範囲には、これらも包含されると理解されたい。
上記実施形態では、第1創作物は第1ユーザによって創作され、第2創作物は第2ユーザによって創作されると説明したが、これに限定されない。第1創作物及び第2創作物は、同一のユーザによって創作されてもよい。
上記実施形態では、第1創作物は、仮想空間上でアバターとしてユーザが使用可能な任意のキャラクタなどを含むと説明したが、これに限定されない。例えば、第1創作物は、他の任意のデジタル商品を含んでもよい。例えば、第1創作物は、静止画、動画、及び音楽などを含んでもよい。例えば、第1創作物は、そもそもデジタル商品ではなく有形の商品を含んでもよい。
上記実施形態では、第2創作物は、第1創作物としてのキャラクタに関連して仮想空間上でユーザが使用可能な任意の服飾及びキャラクタのボディなどを含むと説明したが、これに限定されない。例えば、第2創作物は、他の任意のデジタル商品を含んでもよい。例えば、第2創作物は、静止画、動画、及び音楽などを含んでもよい。例えば、第2創作物は、そもそもデジタル商品ではなく有形の商品を含んでもよい。
上記実施形態では、所定の第2創作物は、一の第1創作物に対して関連付けられると説明したが、これに限定されない。例えば、所定の第2創作物は、一の第1創作物に加えて他の任意の第1創作物に関連付けられてもよい。
上記実施形態では、第1創作物に対して二次的な第2創作物のみが関連付けられると説明したが、これに限定されない。例えば、第2創作物に基づいて二次的に創作されたデジタル商品としての第3創作物が第1創作物に対して三次的に関連付けられてもよい。
上記実施形態では、第1創作物及び第2創作物は、仮想空間で使用するためのアイテムを商品として取り扱うECサイトにおいて取引対象となると説明したが、これに限定されない。例えば、第1創作物及び第2創作物は、仮想空間で使用するためのアイテムを商品として取り扱うECサイトに代えて、又は加えて任意の他のECサイトにおいても取引対象となってもよい。
1 情報処理システム
10 情報処理装置
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
20 第1端末装置
21 通信部
22 記憶部
23 入力部
24 出力部
25 制御部
30 第2端末装置
31 通信部
32 記憶部
33 入力部
34 出力部
35 制御部
40 ネットワーク

Claims (12)

  1. 第1創作物の第1情報と、前記第1創作物に基づいて創作された複数の第2創作物それぞれの第2情報と、を取得し、同一画面上に前記複数の第2創作物を一覧表示しかつ人気情報に基づいて前記第2創作物の表示態様を変化させるための表示情報を、取得された前記第1情報及び前記第2情報に基づいて生成する、制御部、
    を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記表示情報は、前記人気情報に基づいて他の前記第2創作物よりも人気が高いと判定された一の前記第2創作物を強調表示するための情報を含む、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示情報は、一の前記第2創作物の画像を他の前記第2創作物の画像よりも大きく表示するための情報を含む、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示情報は、タイル状に配列された前記複数の第2創作物それぞれの画像を含む、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、前記第1創作物に対する前記第2創作物の関連付けに関して、前記第1創作物を創作したユーザによる承認又は非承認の要求を取得すると、取得された前記要求に基づいて前記表示情報を更新する、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 更新された前記表示情報は、承認された前記複数の第2創作物を同一画面上に一覧表示するための情報を含む、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、前記第1創作物を創作したユーザが前記第2創作物をレコメンドするときのレコメンドの設定要求を取得すると、取得された前記設定要求に基づいて前記表示情報を更新する、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 更新された前記表示情報は、前記第1創作物を創作したユーザによりレコメンドされた前記第2創作物の表示態様をレコメンドされていないときの表示態様から変化させるための情報を含む、
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記表示情報は、前記第1創作物に関連付けられている前記複数の第2創作物の数を含む、
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記第1創作物及び前記第2創作物の少なくとも一方は、デジタル商品である、
    請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置と、
    前記第1情報の入力を受け付ける第1端末装置と、
    前記第2情報の入力を受け付ける第2端末装置と、
    を備える、
    情報処理システム。
  12. 第1創作物の第1情報を取得するステップと、
    前記第1創作物に基づいて創作された複数の第2創作物それぞれの第2情報を取得するステップと、
    同一画面上に前記複数の第2創作物を一覧表示しかつ人気情報に基づいて前記第2創作物の表示態様を変化させるための表示情報を、取得された前記第1情報及び前記第2情報に基づいて生成するステップと、
    を含む、
    情報処理方法。
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