JP2022134795A - 人工肛門を有する患者の排泄を補助するための装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】人工肛門を有する患者の感染症への感染リスクを低減しつつ、当該患者の生活の質を改善すること。【解決手段】人工肛門を有する患者の排泄を補助するための装置であって、前記患者の体外において、前記人工肛門を形成する腸管を挟むことにより、前記人工肛門の開口部を閉じる挟持部と、前記人工肛門内の圧力に関する情報を取得する圧力測定部と、前記圧力測定部による測定値が所定の値を超えた場合に前記患者に通知をする通知部と、を含む、装置。【選択図】図5
Description
本発明は、人工肛門を有する患者の排泄を補助するための装置に関する。
大腸癌や炎症性腸疾患などで肛門・直腸機能を温存できなくなった患者に対し、人工肛門が造設される。人工肛門9は、患者Pの小腸ないしは大腸の腸管81のうち腫瘍組織82を含む部位83を切除し、腹壁Wを貫いて体表面に露出させて部位91を形成することにより造設される(図1(A),(B)及び図2参照)。
従来の人工肛門では、図2に示すように腸管81の途中、すなわち部位91がそのまま体表面に露出しているだけであるので、本来の肛門括約筋のような排便を制御する機構を持ち合わせておらず、産生された便を腸管内に留めておくことができない。患者Pは、このような状況に対し、ストーマパウチと呼ばれるビニール袋を人工肛門9の周囲に貼付し、便を受け止め、ある一定量便が溜まったらこれを廃棄するという生活を強いられている。
パウチによる便の処理は万全とは言い難く、パウチが皮膚表面から剥がれて便が漏れ出ることや、便臭や人工肛門9からのガスによる放屁の様な音が出ることがあるため、人工肛門9を有する患者Pは生活の質(QOL)を著しく損なっているのが現状である。特に若年の患者は、人工肛門の影響で仕事を休職せざるを得ないことも多く、就労機会を奪うことに繋がっている。
この点、特許文献1は、人工肛門を有する患者のQOLの改善を目的として、人工肛門内部の圧力変動を感知し、結腸圧が所定の値に達したときに腸内排泄物を放出する人工肛門装置を開示している。
特許文献1に開示された人工肛門装置は腸管への挿入体を有している。しかし、この挿入体が腸内排泄物に接触するため、患者の感染症に繋がることが懸念される。また、人工肛門に特殊な機械を埋め込むような形で排便を制御するデバイスは、従来の手術術式の大きな変更を必要とする。
本発明者らは、患者の体外において、患者の腸管を挟むことで人工肛門の開口部を閉じ、人工肛門内の圧力を測定し、測定値に基づいて患者に排泄を促すことで、患者の感染リスクを低減しつつ、患者のQOLを改善することを見出して、発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
人工肛門を有する患者の排泄を補助するための装置であって、
前記患者の体外において、前記人工肛門を形成する腸管を挟むことにより、前記人工肛門の開口部を閉じる挟持部と、
前記人工肛門内の圧力に関する情報を取得する圧力測定部と、
前記圧力測定部による測定値が所定の値を超えた場合に前記患者に通知をする通知部と、
を含む、装置
を提供する。
人工肛門を有する患者の排泄を補助するための装置であって、
前記患者の体外において、前記人工肛門を形成する腸管を挟むことにより、前記人工肛門の開口部を閉じる挟持部と、
前記人工肛門内の圧力に関する情報を取得する圧力測定部と、
前記圧力測定部による測定値が所定の値を超えた場合に前記患者に通知をする通知部と、
を含む、装置
を提供する。
本発明の装置では、前記所定の値は5kPaから10kPaの間に設定されることが好ましい。
また、本発明の装置は、前記腸管の粘膜の酸素飽和度を測定するための酸素飽和度測定部をさらに含むことが好ましい。
また、本発明の装置では、前記酸素飽和度測定部は、前記酸素飽和度が所定の割合を下回った場合に前記患者に報知をする報知部を含むことが好ましい。
また、本発明の装置は、前記酸素飽和度が所定の割合を下回った場合に前記挟持部の挟持を緩める機構をさらに含むことが好ましい。
また、本発明の装置では、前記通知と前記報知とが互いに区別可能であることが好ましい。
また、本発明の装置では、前記酸素飽和度測定部は、光源と、前記光源からのシグナルを受光する受光部と、を含むことが好ましい。ここで、光源としては、例えば、赤色光、赤外光及び近赤外光のうち、少なくとも一つを発する光源が挙げられる。
また、本発明の装置では、前記圧力及び/又は前記酸素飽和度が常時測定されることが好ましい。
また、本発明の装置では、前記通知及び前記報知は、音、光、色及び振動のうち、少なくとも一つであることが好ましい。
また、本発明の装置は、前記装置が前記患者から落下することを防止するための支持部をさらに含むことが好ましい。支持部としては例えばベルトが挙げられる。
また、本発明の装置は、前記圧力及び/又は前記酸素飽和度を表示する表示部をさらに含むことが好ましい。
本発明によれば、人工肛門を有する患者の感染症への感染リスクを低減しつつ、当該患者のQOLを改善することができる。
以下、本発明の代表的な実施形態に係る装置について、図面を参照しながら詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、図面は、本発明を概念的に説明するためのものであるから、理解容易のために寸法、比又は数を誇張又は簡略化して表している場合がある。
説明の便宜上、X軸,Y軸,Z軸は次の方向を示すものとする。すなわち、Z軸は鉛直方向を示し、X軸は患者Pの左右方向を示し、Y軸は患者Pの前後方向を示す。
説明の便宜上、X軸,Y軸,Z軸は次の方向を示すものとする。すなわち、Z軸は鉛直方向を示し、X軸は患者Pの左右方向を示し、Y軸は患者Pの前後方向を示す。
図3~図7を参照して、本実施形態に係る装置1を説明する。なお、図3は装置1の概略図である。また、図4は、装置1の原理を示す模式図である。図5は、装置1の説明図であり、図6は、図5のA-A線断面図である。図7は調節機構50の概略図である。
装置1は、図3の(A)及び(B)に示すように、人工肛門9を有する患者(使用者)Pの排泄を補助するために、人工肛門9を形成する腸管91(図4参照)に着脱自在に取り付けられる。すなわち、装置1は患者Pの体外に装着される。
図5に示すように、装置1は、挟持部10、圧力測定部20及び通知部30を備える。追って述べるように、装置1は、酸素飽和度測定部40、挟持部10の締付力の調節機構50、支持部60などの追加機能を備えてもよい。
挟持部10は、図4に示すように、患者Pの体外において、人工肛門9を形成する腸管91を挟むことにより、人工肛門9の開口部92を閉じる。挟持部10は、例えば医療用プラスチック、チタンなどの、生体適合性及び適度な剛性を有する材料で作製されることが好ましい。
具体的には、挟持部10は、図5に示すように、一対のアーム11,12と、アーム11,12の一端に設けられたヒンジ13と、アーム11,12の他端に設けられた係止機構14,15と、を含んで構成されてよい。アーム11,12は、ヒンジ13を介して開閉可能であり、腸管91を挟み込んで腸管91を両側から押圧することで人工肛門9の開口部92を閉じる。
アーム11,12による腸管91の挟持は係止機構14,15によって保持される。図5では、係止機構14,15は、一方が他方に嵌まり込むように構成されているが、係止機構14,15は、例えば、互いに引っ掛かり合う鉤部ないし爪部を有していてもよい。追って述べるように、挟持部10は、挟持部10の締付力を調整するための調節機構50を備えていてもよい。
圧力測定部20は、人工肛門9内の圧力に関する情報を取得する。すなわち、圧力測定部20は、人工肛門9の外側から人工肛門9の内圧を測定するものである。
圧力測定部20として、例えば圧力センサを好適に用いることができる。圧力センサは、ダイヤフラムを利用した電気抵抗の変化を解析することによって圧力を測定するタイプでも良いし、静電容量の変化を計測することにより圧力を測定するタイプでも良いが、小型で軽量であることが好ましい。あるいは、圧力センサとして、薄型の組込み用感圧センサシートを用いても良い。本実施形態では、アーム11,12において互いに対向する位置に圧力センサ21,22が取り付けられているが、圧力センサは1つでもよい。
圧力測定部20は人工肛門9内の圧力を常時測定することが好ましい。
また、通知部30は、圧力測定部20による測定値が所定の値(しきい値)を超えた場合に患者Pに通知する。
すなわち、腸管91に10kPa以上の内圧がかかると組織が損傷することが知られていることから、腸管91内を10kPa以下の圧力に維持する必要がある。もっとも、しきい値が低すぎると頻繁に通知が出て不便であるから、しきい値は5kPa以上とすることが好ましい。
なお、通知部30は、通知を患者P本人に発するだけでなく、例えば患者Pに関わる医師、看護師、家族などの関係者に例えば無線で伝送してもよい。例えば、関係者の携帯端末や外部ディスプレイに通知を表示させてもよい。
通知は、音、光、色及び振動のいずれか又はこれら要素の任意の組合せ(例えば音及び振動)でよい。すなわち、装置1の使用者Pにより確実に伝わる通知手段が1つ又は複数、適宜選択されるとよい。具体的な通知手段としては、スピーカ、発光体(LEDなど)、バイブレータのいずれか又はこれらの任意の組合せが可能である。あるいは、後述する表示部70へ文字列を表示してもよい。さらには、患者P及びその関係者の携帯端末を鳴動、振動、画面表示させることも、ここでいう通知に含まれてよい。
ここで、装置1は、腸管91の粘膜の酸素飽和度を測定するための酸素飽和度測定部40をさらに含んでもよい。腸管91を挟み込む挟持部10の締付力で腸管粘膜が挫滅することを回避するためである。
具体的には、図4に示すように、酸素飽和度測定部40は、光源41と、光源41からのシグナル(光)Sを受光する受光部42と、を含んで構成されてよい。酸素飽和度測定部40はさらに、受光部42の出力信号に基づいて酸素飽和度を算出する、例えばプロセッサやマイクロコントローラなどの演算部43を含んでもよい。
光源41は、赤色光、赤外光、近赤外光のいずれか又はこれらの任意の組合せ(例えば赤色光及び赤外光)を発する光源であることが好ましい。光源41は1つでもよいし、発する光の波長に応じて複数設けられてもよい。光源41としては、例えば、発光ダイオード(LED)、有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)を好適に用いることができる。
受光部42は、フォトダイオード、フォトトランジスタなどの光検出器から構成される。光検出器は、1つの受光素子でもよいし、特定の波長の光に高い感度を持つ複数の受光素子から構成されてもよい。
酸素飽和度測定部40は、酸素飽和度を常時測定することが好ましい。酸素飽和度測定部40として、例えばパルスオキシメータを好適に用いることができる。
また、酸素飽和度測定部40は、測定された酸素飽和度が所定の割合を下回った場合に患者Pに報知をする報知部44を有していてもよい。報知手段もまた、音、光、色及び振動のいずれか又はこれら要素の任意の組合せでよく、装置1の使用者Pにより確実に伝わる報知手段が1つ又は複数、適宜選択される。なお、通知部30は報知部44を兼ねてもよい。
ここで、腸管91が圧迫されて腸管91の酸素飽和度が90%を下回ると、解放後に腸管粘膜が挫滅する可能性が高まることから、上記の所定の割合を例えば90%~92%に設定することが好ましい。
また、人工肛門9の内圧に関する通知と、腸管粘膜の酸素飽和度に関する報知とは、互いに区別可能であることが好ましい。例えば、通知と報知は、異なる種類の手段(例えば音と振動)でもよいし、同じ種類の手段であるが異なるパターン(例えば異なる音階又は音調の音)としてもよい。これにより、使用者Pは人工肛門9の内圧と腸管粘膜のどちらに問題があるのかを直ちに把握でき、迅速な対策に繋げることができる。
また、装置1は、測定された酸素飽和度が上述した所定の割合を下回った場合に挟持部10の締付力を調節する(開放又は弛緩させる)調節機構50をさらに含んでもよい。かかる調節機構50により、使用者Pが自ら挟持部10の締付力を調節する必要がなくなり、便利である。
調節機構50の具体例としては、例えば図7に示すように、複数の突起51A,51Bを有する突起部51と、突起51A又は51Bに引っ掛かる鉤部52Aを有する係止片52と、係止片52を突起51Aから外すバネ機構で構成されてもよい。係止片52は、通常、突起51Aに係止しているが、腸管粘膜の酸素飽和度の低下時には、アーム12側に移動して突起51Bに係止する。かかる係止片52の移動に伴い、アーム12の固定端がヒンジ13から僅かに遠ざかることで、挟持部10の締付力が緩和する。
装置1は、使用者Pから装置1が落下するのを防止するための支持部60をさらに含んでもよい。すなわち、図3に例示するように、装置1は使用者Pから脱落しないように支持部60を介して使用者Pの腰部等に固定される。支持部60としてはベルトないしストラップが好適に用いられる。本実施形態では、特に図3の(B)に示すように、ベルト片61,62の一端にそれぞれヒンジ13,係止機構14が、ベルト片61,62の他端にはそれぞれバックル片63,64が取り付けられている。使用者Pは、ベルト片61,62を腰部に回し、バックル片63,64を係合させることで、装置1を使用者P自身に固定することができる。
装置1は、測定された圧力及び酸素飽和度の一方又は両方を表示する表示部70をさらに含んでもよい。使用者Pは、表示部70(図5参照)に表示された数値により、自らの人工肛門9の状態を確認することができるとともに、排泄の事前準備を行うことができる。なお、表示部70は、上述した通知又は報知を示す文字及び図形、次回の排泄までの時間予測、測定値の時間変化を示すグラフなどを表示してもよい。
次いで、装置1の使用方法を説明する。
人工肛門9は、腸管粘膜を翻転させ、粘膜面が体表面に露出するように腹壁Wに固定されている(図4(A)参照)。図4(B)に示すように、この粘膜を挟持部10のアーム11,12で挟み込む(つまり腸管粘膜を両側から圧迫する)ことで、人工肛門9の開口部92を閉鎖する。これにより装置1が患者Pの人工肛門9に装着される。更に、図3に示すように、支持部60を介して装置1を患者Pに支持ないし固定してもよい。
人工肛門9は、腸管粘膜を翻転させ、粘膜面が体表面に露出するように腹壁Wに固定されている(図4(A)参照)。図4(B)に示すように、この粘膜を挟持部10のアーム11,12で挟み込む(つまり腸管粘膜を両側から圧迫する)ことで、人工肛門9の開口部92を閉鎖する。これにより装置1が患者Pの人工肛門9に装着される。更に、図3に示すように、支持部60を介して装置1を患者Pに支持ないし固定してもよい。
挟持部10に取り付けられた圧力測定部20は継続的に腸管91の内圧を測定しており、腸内に便が貯留して上記のしきい値以上の腸管内圧になると、通知部30から通知を発して患者Pに排泄を促す。これにより、患者Pは、装置1の装着時にはストーマパウチを必要とせず、しかも、排泄物が外に漏れだす心配をしないで済む。また、装置1は患者Pの体外にあるから、患者の感染リスクを低減することができる。なお、排泄時には、患者Pはストーマパウチを用いて便の排泄を行ってもよい。
また、挟持部10に取り付けられた酸素飽和度測定部40により、腸管粘膜の酸素飽和度を継続的に測定することができる。酸素飽和度測定部40が上記の所定の割合を下回る酸素飽和度を検知すると、報知部44から報知を発して患者Pに注意を喚起することができる。このとき、調節機構50(図5参照)が虚血の生じない程度に挟持部10の締付力を調整することにより、腸管粘膜が挫滅することを確実に抑制することができる。
また、圧力又は酸素飽和度の測定値が表示部70(図5および図7参照)に表示されることで、患者Pは人工肛門9の状態を把握することができるから、例えば排泄までの時間を予測して行動することができる。
本実施形態によれば、患者Pの人工肛門9の開口部92は装置1の挟持部10により閉じられており、腸内に十分な便が貯留されると通知部30から通知が発せられる。したがって、患者Pは、通知を待って便を排泄すればよく、装置1の着用時にはストーマパウチを必要としなくなり、しかも、排泄物が外に漏れだす心配をしないで済む。また、ストーマパウチは週に2-3回交換されるのに対して、装置1の交換は例えば月に一回程度で足りるから、人工肛門9のケアに必要な時間を省くことができる。すなわち、患者PのQOLを改善することができる。
また、圧力測定部20は人工肛門9の外側に取り付けられるから、圧力センサを腸管内に設置する場合と比較して、患者Pの感染リスクを低減することができる。
装置1は、人工肛門9にそのまま装着できる。この点、例えば特許文献1に開示された技術のように、ストーマパウチに代えて、人工肛門9に特殊な機械を埋め込むような形で排便を制御するデバイスは、従来の手術術式の大きな変更が必要であり、しかも、便という易感染物質が通過する部位に人工物を埋め込まなければならないが、装置1にはかかる難点がない。
以上、本発明の代表的な実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の設計変更が可能であり、かかる設計変更した態様も全て本発明の技術的範囲に含まれる。
1 装置
10 挟持部
20 圧力測定部
30 通知部
40 酸素飽和度測定部
70 表示部
10 挟持部
20 圧力測定部
30 通知部
40 酸素飽和度測定部
70 表示部
Claims (13)
- 人工肛門を有する患者の排泄を補助するための装置であって、
前記患者の体外において、前記人工肛門を形成する腸管を挟むことにより、前記人工肛門の開口部を閉じる挟持部と、
前記人工肛門内の圧力に関する情報を取得する圧力測定部と、
前記圧力測定部による測定値が所定の値を超えた場合に前記患者に通知をする通知部と、
を含む、装置。 - 前記所定の値は、5kPaから10kPaの間に設定される、請求項1に記載の装置。
- 前記腸管の粘膜の酸素飽和度を測定するための酸素飽和度測定部をさらに含む、請求項1又は2に記載の装置。
- 前記酸素飽和度測定部は、前記酸素飽和度が所定の割合を下回った場合に前記患者に報知をする報知部を含む、請求項3に記載の装置。
- 前記酸素飽和度が所定の割合を下回った場合に前記挟持部の挟持を緩める機構をさらに含む、請求項3又は4に記載の装置。
- 前記通知と前記報知とが互いに区別可能である、請求項4に記載の装置。
- 前記酸素飽和度測定部は、光源と、前記光源からのシグナルを受光する受光部と、を含む、請求項3~6のいずれか1項に記載の装置。
- 前記光源は、赤色光、赤外光及び近赤外光のうち、少なくとも一つを発する、請求項7に記載の装置。
- 前記圧力及び/又は前記酸素飽和度が常時測定される、請求項3~8のいずれか1項に記載の装置。
- 前記通知及び前記報知は、音、光、色及び振動のうち、少なくとも一つである、請求項1~9のいずれか1項に記載の装置。
- 前記装置が前記患者から落下することを防止するための支持部をさらに含む、請求項1~10のいずれか1項に記載の装置。
- 前記支持部は、ベルトである、請求項11に記載の装置。
- 前記圧力及び/又は前記酸素飽和度を表示する表示部をさらに含む、請求項3~9のいずれか1項に記載の装置。
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JP2021034196A JP2022134795A (ja) | 2021-03-04 | 2021-03-04 | 人工肛門を有する患者の排泄を補助するための装置 |
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