JP2022131182A - 照明器具 - Google Patents

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【課題】筐体内にLEDモジュールを収容した長尺照明器具において、端部または複数の筐体の連結部における発光面の明るさを均一にしてムラのない発光面を実現する。【解決手段】筐体内にLEDモジュールを収容し、筐体内の長手方向のLEDモジュールが存在しないLEDモジュール不存在領域にジョイントモジュールを配した長尺照明器具において、ジョイントモジュールの長さ方向端部に、略V字状の切り欠きを有する光拡散部材を設ける。【選択図】図1

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 1,刊行物発表 発行者 DNライティング株式会社 刊行物 DNL 総合カタログ LED CATALOG 2021 発行日 令和3年1月22日 2,ウエブサイト発表 掲載年月日 令和3年1月26日 掲載アドレス https://www.dnlighting.co.jp/index.html (1)WEBカタログのアドレス https://dnlighting.icata.net/iportal/CatalogViewInterfaceStartUpAction.do?method=startUp&mode=PAGE&volumeID=DNL00001&catalogId=730960000&pageGroupId=1&designID=DNL001&catalogCategoryId=&designConfirmFlg=&keyword= (2)PDFのアドレス https://www.dnlighting.co.jp/dcms_media/other/sougou_202101.pdf
本発明は天井等の被取付部に取り付けて使用される長尺の照明器具であって、特に長手方向に所定間隔をあけて複数のLED発光素子等の点光源を配設した照明体を長尺の筺体に収容したものを複数長さ方向に連結してなる長尺の照明器具に関するものである。
従来、天井等に取り付けて使用される長尺の照明器具として、長手方向に所定間隔をあけて複数のLED発光素子を配設した照明体を長尺の筺体に収容したものを所定の長さ、例えば50cm毎の任意の長さにカットして、さらに長さ方向に連結して長い線状の照明体とする照明器具が知られている。そのような照明器具は、例えば長尺の筐体内にプリント基板に列設されたLED発光素子を収容した照明体を透光性の光拡散性を有する乳白色の合成樹脂製カバーで覆って構成されたものを複数長さ方向に連結してさらに長い線状の照明体とするとともに、カットされた照明体の連結部において発光面に暗部ができるのを防ぐように発光面の明るさの連続性を改良するため、長さ方向に列設されたLED発光素子を備えた主照明体の端部あるいは連結される隣接する筐体の主照明体との連結部において主照明体と一部上下にオーバーラップするように主照明体と同様に長さ方向に列設されたLED発光素子を備えた副照明体を備えたものが知られている。そのような照明器具は、例えば本願出願人の出願による公開特許公報である特許文献1に記載されている。
特開2020-136140号公報
上記のような照明器具においては、主照明体すなわちLEDモジュールと副照明体すなわちジョイントモジュールとの境界部分において、下側に配置したLEDモジュールから発光された光を上側に配置したジョイントモジュールの本体の端部が遮ってしまい、発光面に影ができる場合があり、それにより発光面に明るさのムラができることがある。したがって、そのような従来の照明器具における発光面の明るさのムラをなくして発光面の明るさの均一性を向上させたいという要望がある。
本発明の目的は、上記事情に鑑み、照明体の連結部において発光面に暗部ができるのを防いで発光面の明るさの連続性を改良するためのジョイントモジュールを備えた照明器具において、LEDモジュールとジョイントモジュールとの境界部分に発生する発光面の影をなくして、発光面の明るさの均一性をさらに向上させた照明器具を提供することにある。
本発明に係る照明器具は、
上面が開口した長手方向に延びる長尺の筐体と、
この筐体内に支持され、長手方向に所定間隔を空けて列設された複数の光源を有する、長手方向に延びる長尺のLEDモジュールと、
前記筐体内のLEDモジュールの配設位置とは上下方向に異なる位置に支持され、所定間隔をあけて列設された複数の光源を有する長手方向に延びるジョイントモジュールと、
前記筐体の開口位置に保持されて開口を覆う、前記光源から出射された照明光を透過するカバーとを備え、
前記ジョイントモジュールは、長手方向において一部がLEDモジュールに重なるとともに一部が筐体内の長手方向のLEDモジュールが存在しないLEDモジュール不存在領域に位置している照明器具において、
前記ジョイントモジュールの長さ方向端部に、ジョイントモジュール端縁から長さ方向内部に向かって次第に間隔の小さくなる略V字状の切り欠きを有する光拡散部材を設けたことを特徴とするものである。
ここで「略V字状」とは、V字状も含むものとする。すなわち、前記V字状の切り欠きは、直線状のV字カットとしてもよいし、曲線状のカットとしてもよい。
前記曲線状のカットは、V字の直線部を凹状に曲げた形状としてもよいし、凸状に曲げた形状としてもよい。
前記カバーは、長さ方向に垂直な面内で略円弧上の断面を有する半円筒状の発光面を備え、その発光面は、端部においてLEDモジュールから斜めに射出された発光光を遮らないように傾斜するように形成されていることが望ましい。
本発明に係る照明器具は、ジョイントモジュールがあることにより、任意の長さの長尺照明器具において筐体の端まで明るくすることができ、LEDモジュールの連結部やコーナーにも連続的な明るい発光面を作ることができるとともに、ジョイントモジュールの端縁を略V字状にカットすることにより、より違和感のない連続的な発光面を実現することができる。
本発明に係る照明器具の一実施形態の分解斜視図 図1に示す照明器具の組立状態かつサイドキャップを除いた状態の長手方向から見た図 図1に示す照明器具におけるジョイントモジュールの斜視図 図3Aに示すジョイントモジュールの端部を拡大して示す拡大斜視図 本発明による照明器具の他の実施形態におけるジョイントモジュールの斜視図 図4Aに示すジョイントモジュールの端部を拡大して示す拡大斜視図 本発明に係るジョイントモジュールとLEDモジュールとの位置の関係を示す斜視図 本発明に係るジョイントモジュールのケースの端部の形状の例を示す拡大図で、(1)は図1のように端部に傾斜部を形成した例の斜視図、(2)はその側面図、(3)は端部に傾斜部を形成せず半円筒の端面を長さ方向に垂直な面とした例の斜視図、(4)はその側面図 本発明に係るジョイントモジュールの端縁の略V字状の切欠部の直線状のV字以外の形状の例を示す拡大図で、(1)は図3A,3Bに示すタイプの直線状のV字状の切り欠きの直線部を凹状に曲げた形状の例を示す平面拡大図、(2)はその直線部を凸状に曲げた形状の例を示す平面拡大図、(3)図4A,4Bに示すタイプの直線状のV字状の切り欠きの直線部を凹状に曲げた形状の例を示す平面拡大図、(4)はその直線部を凸状に曲げた形状の例を示す平面拡大図
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
本明細書においては、照明器具1および照明器具1を構成する各構成要素について、図1中の矢印Xで示す方向を長手方向、長手方向に直交する図1中の矢印Yで示す方向を短手方向、長手方向および短手方向に直交する図1中の矢印Zで示す方向を上下方向と称し、かつ、上下方向のうち、図1中の矢印Zの先に「上」と記している側を上、「下」と記している側を下と、短手方向のうち、図1中の矢印Yの先に「左」と記している側を左、「右」と記している側を右と称する。
図1は本発明に係る照明器具の一実施形態の分解斜視図、図2は図1に示す照明器具の組立状態かつサイドキャップを除いた状態の長手方向から見た図である。なお、図2においては主照明体であるLEDモジュールおよび副照明体であるジョイントモジュールから延びる電線およびコネクタの図示を省略し、LEDモジュールは長手方向に直交する面で切断した断面を示している。
図1および図2に示す本実施形態の照明器具1は、天井や壁あるいは商品陳列棚等の被取付部に取り付けて使用される長尺の照明器具1であって、図示のように、長尺の筐体10と、長尺のLEDモジュール20と、長尺のジョイントモジュール30と、長尺の主照明体クリップ40と、長尺のカバー50と、サイドキャップ60とを備えている。
[筐体]
筐体10は、長手方向に延びる長尺の筐体であって、遮光性の材料で形成されている。本実施形態ではアルミニウムの押出成形により形成されている。筐体10は、長手方向に延びる底板11と、底板11の短手方向両端部すなわち左右の端部から各々上方に向けて立ち上がって底板11と平行に長手方向に延びる左右の側板12とを備えた、上面が開口している、すなわち上端開口の概略コ字状の断面形状を有している。
筐体10は、長手方向の両端部において底板11に電線を挿通するための電線挿通切欠11aが形成されている点を除き、長手方向全長に亘って同一の断面形状(図2に示す形状)を有している。電線挿通切欠11aは、筐体10の長手方向両端部に、それぞれ底板11の端から長手方向内側に向かって所定長延びる切欠であり、後述するサイドキャップ60を筐体10に取り付けたときにサイドキャップの電線挿通孔61aと重なる位置に形成された電線挿通孔61aに対応した大きさを有する切欠である。なお、電線挿通切欠11aは必要に応じて設ければよいものであり、例えば底板11の長手方向一端にのみ設けることもできる。
図2に示されているように、左右の側板12の内面には、底板11側から上方に向かって順次、連結用突板条12a、LEDモジュール20を保持するLEDモジュールクリップ40を挟持するクリップ用下突板条12bとクリップ用上突条12c、副照明体30の上方すなわち筐体の底板11からカバー50に向かう方向への抜け出しを阻止する副照明体用突条12d、および、カバー50を係止するためのカバー係止用突条12eが、それぞれ筐体10の内部に突出し長手方向に延びて形成されている。
[LEDモジュール]
LEDモジュール20は、図1および図2に示すように、長手方向に延びる長尺の透明チューブ21の内部に、複数の光源としてのLED発光素子22が1列に配設されてなるものである。複数のLED発光素子22は、支持体としての長尺の印刷配線基板23の一表面上に、抵抗等その他の素子と共に、基板23の長手方向に所定間隔をおいて並べて設けられている。チューブ21は、例えばシリコン等の可撓性を有する半透明の軟質合成樹脂を用いて角筒状に形成され、その中空部分内にLED発光素子22を備えた基板23が挿入されている。LEDモジュール20は全体として可撓性を有し、上下方向に湾曲可能である。
LEDモジュール20は、図1に示す通り、一端側に基板23に接続された電線24を介して入力側コネクタ25が接続され、他端側に同じく基板23に接続された電線26を介して送り側コネクタ27が接続されている。入力側コネクタ25と送り側コネクタ27とは互いに嵌合して電気的に接続可能に構成されている。
[ジョイントモジュール]
図1および図2に示すように、ジョイントモジュール30は、長手方向に延びる長尺のケース31の内部に、複数の光源としてのLED発光素子32が1列に配設されてなるものである。複数のLED発光素子32は、支持体としての長尺の印刷配線基板33の一表面上に、抵抗等その他の素子と共に、基板33の長手方向に所定間隔をおいて並べて設けられている。ケース31は、透光性かつ光拡散性を有する乳白半透明の硬質合成樹脂により長手方向両端が閉じられた断面略半円筒状に形成されて、その中空部分にLED発光素子32を備えた基板33が挿入されている。
ケース31には、短手方向左右側面から、下方に向けて斜めに延びる下方延出片34と、上方に向けて斜めに延びる上方延出片35とが設けられている。また、ケース31の下面からはそれぞれ印刷配線基板33に接続された2組の電線が延びており、一方の電線には入力側コネクタ36が、他方の電線には送り側コネクタ37が接続されている。ジョイントモジュール30の入力側コネクタ36および送り側コネクタ37は、LEDモジュール20の入力側コネクタ25および送り側コネクタ27と同一構造である。
[LEDモジュールクリップ]
LEDモジュールクリップ40は、硬質合成樹脂製であり、底板41と、底板41の短手方向両端から上方かつ短手方向外側に向けて斜めに延びる側板42とを有し、両側板42の間に底板41から上方に向けて延びる2枚の保持板43が形成されており、底板41と左右の保持板43とでLEDモジュール20が嵌入保持されるLEDモジュール保持空間44が形成されている。
[カバー]
カバー50は、LEDモジュール20およびジョイントモジュール30を覆い、LEDモジュール20およびジョイントモジュール30から出射された照明光を透過させるとともに透過する際に拡散させて外部に出射させるものである。カバー50は、長手方向に延びる硬質合成樹脂製の光拡散性と光透過性を有する乳白色の光拡散透過体51と、光拡散透過体51の短手方向左右両端部からそれぞれ立ち下がって光拡散透過体51と平行に延びる硬質合成樹脂製の光反射体52とを有する。光拡散透過体51は乳白半透明で、光反射体52は白色で光不透過性(遮光性)の材料で形成されている。光拡散透過体51と光反射体52とは接合された状態で2色形成により一体成形されている。左右の光反射体52は、それぞれ短手方向中央かつ下方に向けて傾斜して延びており、外側面に長手方向に延びる取付用突条53を備えている。
[サイドキャップ]
筐体10の長手方向両端にはサイドキャップ60が取り付けられる。各サイドキャップ60は、基部61と、基部61の外端部から立ち上がった蓋板62とを有する。サイドキャップ60は例えば硬質合成樹脂から形成される。基部61は筐体内に嵌入されて筐体の底板11上に位置する部分であり、電線挿通孔61aが形成されると共に止めネジ61bが螺合されている。
[照明器具の組立て]
照明器具1の組立てについて説明する。まず、筐体10の長手方向両端にサイドキャップ60を取り付ける。サイドキャップ60の取り付けは、サイドキャップの基部61を筐体10内の底板11と連結用突板条12aとの間に挿入し、蓋板62が筐体10の長手方向端部に当接するまで押し込み、止めネジ61bを六角レンチで回して底板11に向けて突出させることにより、基部61の上面を連結用突板条12aの下面に圧接して筐体10に連結固定することにより行う。
次に、LEDモジュール20を筐体10内に組み込む。まず、LEDモジュール20をLEDモジュールクリップ40のLEDモジュール保持空間44に、図2に示す状態となるよう嵌入して組み込む。この嵌入は、LEDモジュールのチューブ21が上述のように軟性合成樹脂により形成されており弾性変形可能であることから、チューブ21を圧縮変形させながら押し込むことにより容易に行うことができる。LEDモジュールクリップ40にLEDモジュール20を組み込んだ状態でLEDモジュールクリップ40ごとLEDモジュール20を、筐体10の上端開口を通して下降させ、LEDモジュールクリップの底板41が筐体側板のクリップ用下突板条12bの上面に当接する位置まで押し込んで組み込む。このとき、LEDモジュールクリップの側板42は、硬質合成樹脂製であって短手方向内側に向けて弾性変形可能であるので、下降時に短手方向中央側に向けて変形しながらクリップ用上突条12cを乗り越え、乗り超えた後に短手方向外側に開き側板42の上端がクリップ用上突条12cの下側に入り込み、クリップ用上突条12cの下面に当接した状態で筐体10内に保持される。
次いで、ジョイントモジュール30を組み込む。組み込む前に、LEDモジュールの送り側コネクタ27をジョイントモジュールの入力側コネクタ36に嵌合させて電気的接続を行う。その後、ジョイントモジュール30を筐体10の上方から筐体10の上端開口を通して下降させて筐体10内部に挿入する。このとき、ジョイントモジュールの下方延出片34の下端が、図2に示すように、LEDモジュールクリップの底板41の上面に当接する位置まで押し込む。このとき、ジョイントモジュールの上方延出片35は硬質合成樹脂製であって弾性変形可能であるので、短手方向内側に向けて弾性変形しながらジョイントモジュール用突条12dを乗り越え、ジョイントモジュール用突条12dを乗り越えた後に短手方向外側に向けて開きジョイントモジュール用突条12dの下側に入り込んだ状態で筐体10内に保持される。
本実施形態では、筐体10の長手方向長がLEDモジュール20の長手方向長よりも長いことから、ジョイントモジュール30を用いてかつLEDモジュール20とジョイントモジュール30とを一部重複させることにより、筐体10の長手方向全長にわたって連続照明可能としたものであり、LEDモジュール20とジョイントモジュール30との重複長は任意に変更できる構造であることから、種々の長さの筐体10において全長域にわたって連続照明が可能である。
次いで、カバー50を取り付ける。カバー50は、光反射体52の側から筐体10の上端開口に押し込む。それにより、左右の光反射体52が短手方向内側に向けて弾性変形しながら取付用突条53が筐体の左右側板のカバー係止用突条12eを乗り越え、乗り越えた後光反射体52が短手方向外側に向けて開き取付用突条53がカバー係止用突条12eの下側に嵌まり込み、図2に示すように筐体10に係止される。カバー50は、長手方向両端が筐体10の長手方向両端に位置し、筐体10の長手方向全域を覆っている。また、図2に示すように、光反射体52はそれぞれ筐体10内部において短手方向内側かつ下方に向けて斜めに傾斜して延びている。
[光反射体]
次に、カバーの光反射体51について説明する。上述のように、カバー50は光拡散透過体51と光拡散透過体51の短手方向左右両端部から下方に向けて筐体10の内部に延びる光反射体52とを備えている。光反射体52は、白色かつ光不透過性の硬質合成樹脂により形成されており、光反射体52の内面(短手方向内側の面)は光を反射する反射面54として機能する。
[ジョイントモジュールの端部]
次に、図3Aおよび図3Bを参照して、ジョイントモジュール30の端部について説明する。ジョイントモジュール30は、長尺のケース31の内部の長尺の印刷配線基板33の上にLED発光素子32が長手方向に所定間隔をおいて列設されており、ケース31は透光性かつ光拡散性を有する乳白半透明の硬質合成樹脂により長手方向両端が閉じられた断面略半円筒状に形成されている。そのケース31の端部の端縁38には、図に示すようにV字状にカットされた切欠部38Aが設けられている。
ジョイントモジュール30の端部38はケース31と同材料の透光性かつ光拡散性を有するものであるため、ジョイントモジュール30の下に配されたLEDモジュール20のLED発光素子から斜めに発せられた光が端部38に多少遮られて照明光の損失となり、その分僅かに暗くなるためカバー50の発光面において影となって長手方向にムラを生ずるので、図5の(1)に示すように、そのLED発光素子の部分にV字状にカットされた切欠部38Aが位置するようにジョイントモジュール30を設けることにより、LEDモジュール20のLED発光素子からの光がジョイントモジュール30の長手方向に次第に暗くなるようにすることができ、カバー50の発光面でのムラをさらに軽減することができる。
さらに、図3Bおよび図6の(1)、(2)に示すように、前記ジョイントモジュール30が、前記長手方向に垂直な面内で略円弧上の断面を有する半円筒状の透光性ケース31の端部において、LEDモジュールのLED発光素子から斜めに射出された発光光をケース31を遮らないよう、ケース31の上面端部に発光光を遮らないように傾斜する傾斜面31Aを有することにより、さらに明るさを連続的にした発光面を実現することができる。なお、図6の(3)、(4)に示すように、端部に傾斜面31Aを設けず、長手方向に垂直な面31Bとしたものでも、用途によっては差し支えない。
図4Aおよびその一部を拡大して示す図4Bは、ジョイントモジュール30の他の実施形態を示すもので、このジョイントモジュール30は、透光性ケース31とは別体の金属製支持フレームを備えており、その端縁31Cは不透明なため、その端縁部の開口部に半透明の縁部39を設け、その縁部39にV字状の切欠部39Aを設けたものである。これにより、フレームが不透明でも図3A,図3Bの例と同様にジョイントモジュール30の端部に次第にLED発光素子から発せられた光の強さを減少させて、カバー50の発光面の明るさのムラをさらに減少させることができる。
なお、上記V字状切欠部は、直線状のV字カットとしてもよいし、曲線状のカットとしてもよい。曲線状のカットとしては、図7の(1)や(3)のように、V字の直線部を凹状に曲げた形状としてもよいし、図7の(2)や(4)のように凸状に曲げた形状としてもよい。
なお、以上図示した2つの実施形態では、ジョイントモジュール30の端部のV字状切欠部38A,39Aおよび傾斜面31Aは、いずれもジョイントモジュール30の両端に設けられているが、ジョイントモジュールの取り付け位置によっては一方に設けたものとしてもよい。
1 照明器具
10 筐体
11 底板
12 側板
20 LEDモジュール(主照明体)
30 ジョイントモジュール(副照明体)
31 ケース
31A 傾斜面
38 端縁
38A V字状切欠部
40 LEDモジュールクリップ
50 カバー
51 光拡散透過体
52 光反射体
54 反射面
54a 縦反射面
54b 傾斜反射面
55 取付部

Claims (7)

  1. 上面が開口した長手方向に延びる長尺の筐体と、
    この筐体内に支持され、長手方向に所定間隔を空けて列設された複数の光源を有する、長手方向に延びる長尺のLEDモジュールと、
    前記筐体内のLEDモジュールの配設位置とは上下方向に異なる位置に支持され、所定間隔をあけて列設された複数の光源を有する長手方向に延びるジョイントモジュールと、
    前記筐体の開口位置に保持されて開口を覆う、前記光源から出射された照明光を透過するカバーとを備え、
    前記ジョイントモジュールが、長手方向において一部がLEDモジュールに重なるとともに一部が筐体内の長手方向のLEDモジュールが存在しないLEDモジュール不存在領域に位置している照明器具において、
    前記ジョイントモジュールの長さ方向端部に、ジョイントモジュール端縁から長さ方向内部に向かって次第に間隔の小さくなる略V字状の切り欠きを有する光拡散部を有することを特徴とする照明器具。
  2. 前記ジョイントモジュールは、前記略V字状の切り欠きの長さ方向位置が前記LEDモジュールのLED発光素子の位置に一致するように配設されている請求項1記載の照明器具。
  3. 前記略V字状の切り欠きを、直線状のV字カットとした請求項1記載の照明器具。
  4. 前記略V字状の切り欠きを、曲線状のV字カットとした請求項1記載の照明器具。
  5. 前記曲線状のカットを、V字の直線部を凹状に曲げた形状とした請求項1記載の照明器具。
  6. 前記曲線状のカットを、V字の直線部を凸状に曲げた形状とした請求項1記載の照明器具。
  7. 前記ジョイントモジュールが、前記長手方向に垂直な面内で略円弧上の断面を有する半円筒状の透光性ケースを有し、該ケースが、端部において前記LEDモジュールから斜めに射出された発光光を遮らないように傾斜する傾斜面を有している請求項1記載の照明器具。
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