JP2022128502A - 表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラム及び表示制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラム及び表示制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの目的地である可能性の高い位置に関する情報を表示することのできる表示制御装置等を提供すること。【解決手段】地点に関する履歴情報に基づいて複数の地点について評価値を算出し、各地点の属するエリア毎に評価値を集計して、集計評価値が第1の基準を満たすエリアに関する情報を表示部に表示させる。【選択図】図8

Description

本願は、地点に関する情報を表示する表示制御装置等の技術分野に関する。
従来、ナビゲーション装置は、現在位置から、ユーザにより設定された目的地までの経路を探索して案内するが、毎回目的地を設定することはユーザにとって手間であった。
そうした中、特許文献1には、ユーザが目的地を設定しないで目的地へ向けて移動を開始した後に、目的地を推定して提示することにより、容易に目的地を設定することができる技術が開示されている。具体的には、ユーザの進行方向に対して所定の角度範囲内にある地点であって、ユーザが過去に移動した経路上の地点を目的地候補として表示する。
特開2016-145840号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ユーザの目的地である可能性が低い地点を沢山表示してしまうおそれがある。
本願発明は、こうした事情に鑑み、ユーザの目的地である可能性の高い位置に関する情報を表示することのできる表示制御装置等を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、地点に関する履歴情報に基づいて前記地点について評価値を算出する算出手段と、予め設定されたエリアのうち、前記評価値を算出した地点の属するエリアについて、当該評価値を集計して集計評価値を算出する集計手段と、前記集計評価値が第1の基準を満たすエリアである特別エリアに関する情報を表示部に表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、表示制御装置による表示制御方法であって、地点に関する履歴情報に基づいて前記地点について評価値を算出する算出工程と、予め設定されたエリアのうち、前記評価値を算出した地点の属するエリアについて、当該評価値を集計して集計評価値を算出する集計工程と、前記集計評価値が第1の基準を満たすエリアである特別エリアに関する情報を表示部に表示させる表示制御工程と、を含むことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、コンピュータを、地点に関する履歴情報に基づいて前記地点について評価値を算出する算出手段、予め設定されたエリアのうち、前記評価値を算出した地点の属するエリアについて、当該評価値を集計して集計評価値を算出する集計手段、前記集計評価値が第1の基準を満たすエリアである特別エリアに関する情報を表示部に表示させる表示制御手段、として機能させることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、コンピュータを、地点に関する履歴情報に基づいて前記地点について評価値を算出する算出手段、予め設定されたエリアのうち、前記評価値を算出した地点の属するエリアについて、当該評価値を集計して集計評価値を算出する集計手段、前記集計評価値が第1の基準を満たすエリアである特別エリアに関する情報を表示部に表示させる表示制御手段、として機能させることを特徴とする表示制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
表示制御装置1のブロック図である。 地点毎に算出されるスコア、エリアスコアの一例を示す図である。 川越市エリアに属する地点と現在位置の位置関係を示す例図である。 方向看板の表示例を示す図である。 川越市エリアに属する地点と現在位置の位置関係を示す例図である。 方向看板の表示例を示す図である。 ナビゲーション装置NVのブロック図である。 ナビゲーション装置NVの動作例を示すフローチャートである。 地点毎に算出されるスコア、エリアスコア、上位エリアスコアの一例を示す図である。 方向看板の表示例を示す図である。 地点毎に算出されるスコア、エリアスコアの一例を示す図である。 方向看板の表示例を示す図である。 地点毎に算出されるスコア、エリアスコアの一例を示す図である。 川越市エリア及び所沢市エリアに属する地点と現在位置の位置関係を示す例図である。 方向看板の表示例を示す図である。
本願発明を実施するための形態について、図1を用いて説明する。
図1に示すように、表示制御装置1は算出手段111Aと、集計手段111Bと、表示制御手段111Cを備え、表示部2と接続されている。
算出手段111Aは、地点に関する履歴情報に基づいて前記地点について評価値を算出する。地点に関する履歴情報とは、例えば、ユーザが地点を検索した履歴を示す情報、ユーザが地点を訪問・経由した履歴を示す情報などである。評価値は、例えば、ユーザが目的地とする可能性の度合いを表す数値であり、当該数値が高いほど、ユーザの目的地である可能性が高い。
集計手段111Bは、予め設定されたエリアのうち、前記評価値を算出した地点の属するエリアについて、当該評価値を集計して集計評価値を算出する。予め設定されたエリアとは、例えば、行政区画(市区町村等)であるが、任意に設定することもできる。
表示制御手段111Cは、集計評価値が第1の基準を満たすエリアである特別エリアに関する情報を表示部2に表示させる。第1の基準とは、例えば、集計評価値と比較するために予め設定された閾値である。
したがって、表示制御装置1によれば、ユーザの目的地を含む可能性の高い特別エリアに関する情報を表示することができる。
表示制御装置1は、表示制御装置1の現在位置を示す情報を取得する現在位置取得手段111Dを更に備えることとしてもよい。現在位置を示す情報とは、例えば、緯度・経度を表す情報などである。
そして、表示制御手段111Cは、現在位置が特別エリア内である場合と特別エリア外である場合とで、特別エリアに関する情報の表示態様を異ならせることとしてもよい。これによりユーザは、現在位置が目的地を含む可能性の高い特別エリア内であるか否かを一目で把握することができる。
また、表示制御手段111Cは、現在位置が特別エリア内である場合には、特別エリアに属する地点を表す情報を表示させることとしてもよい。地点を表す情報は、例えば、地点を表す名称(施設名称等)、地点を表す行政表記(例えば、○○県○○市○○町1-1-1)、地点を表すアイコンなどである。これにより、ユーザは、現在位置が目的地を含む可能性の高い特別エリア内である場合に当該特別エリアに属する地点を一目で把握することができる。
更に、表示制御手段111Cは、現在位置が特別エリア外である場合には、特別エリアを案内対象として表す案内情報を表示させることとしてもよい。これにより、ユーザは、目的地を含む可能性の高い特別エリアの方向に移動しやすくなる。
更にまた、表示制御手段111Cは、集計評価値が第1の基準を満たさないエリアに関する情報よりも特別エリアに関する情報を多く表示させることとしてもよい。これにより、目的地である可能性の高い特別エリアに関する情報が、目的地である可能性の低いエリアに関する情報よりも多く表示されることから、ユーザは有益である可能性の高い情報を多く取得することができる。なお、集計評価値が第1の基準を満たさないエリアに関する情報よりも特別エリアに関する情報を多く表示させることには、特別エリアに関する情報をある程度表示させ、集計評価値が第1の基準を満たさないエリアに関する情報を一切表示させないことを含む。
なお、複数の前記エリアを含む上位エリアを予め設定することとしてもよい。例えば、市区町村名で識別されるエリアを設定した場合(例えば、川越市)に、その上位エリアとして都道府県名で識別されるエリア(例えば、埼玉県)を設定することができる。そして、集計手段111Aは、集計評価値が第1の基準を満たすエリアがない場合に、上位エリアのうち、評価値を算出した各地点の属する上位エリアについて、当該評価値を集計して上位集計評価値を算出し、表示制御手段111Cが、上位集計評価値が第2の基準を満たす特別上位エリア内に現在位置が含まれない場合に、当該特別上位エリアを案内対象として表す案内情報を表示させることとしてもよい。第2の基準とは、例えば、上位集計評価値と比較するために予め設定された閾値である。これにより、ユーザは、目的地を含む可能性の高い特別上位エリアの方向に移動しやすくなる。
更にまた、表示制御手段111Cは、評価値が第3の基準を満たす特別地点が属する特別エリア外に現在位置がある場合には、特別エリアを案内対象として表す案内情報とともに特別地点を表す情報を表示させることとしてもよい。第3の基準とは、例えば、評価値と比較するために予め設定された閾値である。これにより、特別エリアを案内対象として表す案内情報のみならず、目的地の可能性の高い地点を表す情報も表示されることからユーザは特別エリアがどのようなエリアかを把握しやすくなる。
次に、上述した実施形態に対応する具体的な実施例について説明する。
図2-図8を用いて実施例について説明する。なお以下に説明する実施例は、本願発明を、車両に搭載されたナビゲーション装置に適用した場合の実施例である。
[1.ナビゲーション装置の概要]
まず、本実施例におけるナビゲーション装置の目的地提示機能の概略について説明する。目的地提示機能は、利用者が目的地を設定しないで走行している際に、過去に訪問や検索したことのある地点の中から目的地候補地点又は目的地候補地点を含むエリアを推定して画面上の方向看板に表示する機能である。
ナビゲーション装置は目的地提示機能のために日頃(目的地提示機能の作動中であるか否かにかかわらず)、目的地の検索履歴や訪問(経由)履歴等を示す履歴情報を記録する。
ナビゲーション装置は、従来公知の手法により、履歴情報に基づいて、図2に示すようにユーザの目的地候補地点を推定するためのスコア(「評価値」の一例)を地点について算出する。スコアの値が高いほど、ユーザの目的地である可能性が高い。そのため、スコアが一定以上の地点について目的地候補地点としてユーザに提示することができる。スコアを算出する地点が多い場合には、車両(ナビゲーション装置)の現在位置から距離又は移動時間が所定の範囲外にある地点や、検索・訪問(経由)した日から所定期間以上が経過した地点を除外してスコアを算出してもよい。図2は、川越市にある「会社」、「コンビニ」、「ガソリンスタンド」と、ふじみ野市にある「スーパーマーケット」、「保育所」の計5地点についてスコアを算出した例を示している。
ナビゲーション装置は、地点が属するエリア毎にエリアスコアを算出する。エリアスコアは、エリアに属する地点のスコアの合計である。地点について算出したスコアが一定未満である場合、その地点はユーザの目的地候補地点である可能性が低いため、ユーザに提示しないことが望ましい。ナビゲーション装置は、その代わりに、エリアスコアが一定以上であれば、当該エリアを目的地候補地点が属するエリアとしてユーザに提示することとする。図2の例では、川越市エリアと、ふじみ野市エリアについてエリアスコアを算出している。本実施例では、ナビゲーション装置は、エリアスコアが50以上(「第1の基準」の一例)のエリアに関する情報を方向看板に表示する。
図3は、エリアスコアが50以上である川越市エリアに属する地点の位置関係を示す図であり、車両の位置は車両マークCにより表されている。図3の例では、車両が川越市エリア外に位置している。この場合、ナビゲーション装置は、図4に示すように、直進方向が川越市方面であることを示す方向看板500を表示する。一方、図5の例では、車両が川越市エリア内に位置している。この場合、ナビゲーション装置は、図6に示すように、川越市エリアに属する地点の名称「会社」、「コンビニ」、「ガソリンスタンド」を、地点の方向と対応付けて方向看板500に表示する。具体的には、図5に示すように、「会社」は分岐点F1を直進した方向に位置し、「コンビニ」は分岐点F1を右折した方向に位置し、「ガソリンスタンド」は分岐点F1を左折した方向に位置するので、これに合わせて、方向看板500においても直進方向に「会社」を表す情報、右折方向に「コンビニ」を表す情報、左折方向に「ガソリンスタンド」を表す情報を表示する。すなわち、ナビゲーション装置は、エリアスコアが50以上である川越市エリアについて、現在位置が川越市エリア外である場合には、川越市エリアを案内対象として案内情報を表示し、一方、現在位置が川越市エリア内である場合には、川越市エリアに属する地点を案内対象として案内情報を表示する。
本実施例によれば、個別の地点としてはスコアが低く目的地候補地点としてユーザに提示することができない場合であっても、一定のスコアを有するエリアを目的地候補地点を含むエリアとしてユーザに提示することができる。また、一定のスコアを有しないエリアについては提示しないことによりユーザを徒に惑わせることがない。
[2.ナビゲーション装置の構成]
次に、図7を用いて本実施例に係るナビゲーション装置NVの構成について説明する。図7に示すように、ナビゲーション装置NVは、制御部211と、HDD等からなる記憶装置212と、キーボード又はリモートコントローラ、タッチパネル等からなる入力装置213と、表示ユニット214と、バスライン215と、入出力インターフェース部220と、車速センサ221と、角速度センサ222と、加速度センサ223と、舵角センサ224と、GPS受信部225と、データ送受信部226と、無線通信部227を備えて構成されている。
車速センサ221は、例えばナビゲーション装置NVが搭載されている車両から取得される車速パルス等を用いた速度検出処理等を用いて当該車両の現在速度を検出し、速度データを出力する。角速度センサ222は、当該車両の、例えば方向変化の角速度を検出し、単位時間当たりの角速度データ及び相対方位データを出力する。加速度センサ223は、当該車両の例えば前後方向の加速度を検出し、単位時間当たりの加速度データ等を出力する。舵角センサ224は、当該車両の舵角を検出し、舵角データ等を出力する。GPS受信部225は、GPS衛星からの航法電波を受信し、GPS測位データとして自車位置情報(現在位置情報)である緯度、経度、高度データ、車両の進行方向の絶対方位データ及びGPS速度データ等を出力する。データ送受信部226は、ネットワークを介したサーバ装置との間のデータの送受信に係る処理を行う。無線通信部227は、無線による路車間通信と車車間通信に係る処理を行う。
記憶装置212は、オペレーティングシステムや、アプリケーションプログラム等の各種プログラム(目的地提示機能を実現するためのプログラムを含む)を記憶する。なお、各種プログラムは、例えば、サーバ装置等からネットワークを介して取得されるようにしても良いし、CD、DVD、USBメモリ等の記録媒体に記録されたものを読み込んで実行することとしてもよい。
また、記憶装置212は、表示ユニット214に地図を表示するための地図画像データや、経路の探索等に用いる地図情報、道路リンク情報などが格納される。地図情報は、ナビゲーション装置NVが案内可能な地点について、何れのエリア(市区町村、都道府県)に属するかを判別可能な情報を含む。
更に、記憶装置212は、目的地提示機能を実現するために必要な情報を記憶する。例えば、ユーザの目的地検索履歴や地点訪問履歴(経由履歴)等を示す履歴情報、分岐点に関する分岐点情報(分岐点の位置を示す情報)を記憶する。
入力装置213は、タッチパネル、キーボード、マウス、その他のコントローラ等により構成され、利用者の入力操作を受け付けて、操作内容を示す操作信号を制御部211に送信する。
表示ユニット214は、制御部211の制御下で各種表示データを表示する。表示ユニット214は、グラフィックスコントローラ214aと、VRAM(Video RAM)等のメモリからなるバッファメモリ214bと、液晶ディスプレイ等からなるディスプレイ214c等を備えて構成されている。この構成においてグラフィックスコントローラ214aは、バスライン215を介して制御部211から送られる制御データに基づいて、表示ユニット214全体の制御を行う。また、バッファメモリ214bは、即時表示可能な画像情報を一時的に記憶する。そして、グラフィックスコントローラ214aから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ214cに画像が表示される。ディスプレイ214cは方向看板画面500(図4等を参照)を表示する。
制御部211は、制御部211全体を制御するCPU211aと、制御部211を制御する制御プログラム等が予め記憶されているROM211bと、各種データを一時的に格納するRAM211cと、により構成されている。制御部211は、車速センサ221、角速度センサ222、加速度センサ223、舵角センサ224及びGPS受信部225と、バスライン215及び入出力インターフェース部220を介して接続されており、それぞれから出力される速度データ、角速度データ及び相対方位データ、舵角データ、GPS測位データ及び車両の進行方向の絶対方位データ、加速度データ等に基づいて、ナビゲーション装置全体の制御を行うとともに、表示ユニット214等の各種構成部材における夫々の動作を制御する。
[3.ナビゲーション装置NVの動作例]
次に、図8のフローチャートを用いて、ナビゲーション装置NVの目的地提示機能作動中の動作例について説明する。
まず、ナビゲーション装置NVの制御部211は、記憶装置212に記録された履歴情報に基づいて、地点のスコアを算出する(ステップS11)。なお、制御部211は、車両の現在位置及び車両の進行方向にある地点に絞り込んでスコアを算出することとしてもよい。また、スコアの算出方法としては、従来公知の手法を採用することができる。
次に、制御部211は、エリア毎に地点のスコアを集計し、エリアスコアを算出する(ステップS12)。
次に、制御部211は、ステップS12の処理で算出したエリアスコアのうち、エリアスコアが閾値(本実施例では「50」)以上のエリアがあるか否かを判定する(ステップS13)。このとき、制御部211は、エリアスコアが閾値以上のエリアがないと判定した場合には(ステップS13:NO)、当該フローチャートに示す処理を終了する。一方、制御部211は、エリアスコアが閾値以上のエリアがあると判定した場合には(ステップS13:YES)、当該エリアを表示エリア(「特別エリア」の一例)に決定する(ステップS14)。
次に、制御部211は、ステップS13の処理で決定した表示エリアのうち、現在位置を含む表示エリアがあるか否かを判定する(ステップS15)。このとき、制御部211は、現在位置を含む表示エリアがあると判定した場合には(ステップS15:YES)、当該表示エリアに属する各地点の名称を表示する方向看板画面500をディスプレイ214cに表示させ(ステップS16)、当該フローチャートに示す処理を終了する。一方、制御部211は、現在位置を含む表示エリアがないと判定した場合には(ステップS15:NO)、ステップS14の処理で決定した表示エリアの名称を表示する方向看板画面500をディスプレイ214cに表示させ(ステップS17)、当該フローチャートに示す処理を終了する。
以上説明したように、本実施例に係るナビゲーション装置NV(「表示制御装置1」の一例)によれば、制御部211(「算出手段」、「集計手段」、「表示制御手段」の一例)は、地点に関する履歴情報に基づいて地点についてスコア(「評価値」の一例)を算出し、予め行政区画により設定されたエリアのうち、スコアを算出した地点の属するエリアについて、当該スコアを集計してエリアスコア(「集計評価値」の一例)を算出し、エリアスコアが50以上のエリア(「第1の基準を満たすエリア」、「特別エリア」の一例)である川越市エリアに関する情報をディスプレイ214cの画面(「表示部2」の一例)に表示させる。
したがって、本実施例に係るナビゲーション装置NVによれば、ユーザの目的地を含む可能性の高い川越市エリアに関する情報を表示することができる。
また、本実施例に係るナビゲーション装置NVの制御部211(「現在位置取得手段」の一例)は、ナビゲーション装置NVの現在位置を示す情報を取得し、現在位置が川越市エリア内である場合と川越市エリア外である場合とで、川越市エリアに関する情報の表示態様を異ならせる。これによりユーザは、現在位置が目的地を含む可能性の高い川越市エリア内であるか否かを一目で把握することができる。
更に、本実施例に係るナビゲーション装置NVの制御部211は、現在位置が川越市エリア内である場合には、川越市エリアに属する地点「会社」、「コンビニ」、「ガソリンスタンド」の名称を表示させる。これにより、ユーザは、現在位置が目的地を含む可能性の高い川越市エリア内である場合に川越市エリアに属する地点を一目で把握することができる。
更にまた、本実施例に係るナビゲーション装置NVの制御部211は、現在位置が川越市エリア外である場合には、川越市エリアを案内対象として表す案内情報を表示させる。これにより、ユーザは、目的地を含む可能性の高い川越市エリアの方向に移動しやすくなる。
なお、本実施例では、車載用のナビゲーション装置NVについて本発明を適用した場合について説明したが、携帯用のナビゲーション装置や、ナビゲーション用アプリケーションプログラムがインストールされたスマートフォン、タブレット端末、PC等に適用することもできる。
[4.変形例]
次に、上記実施例の変形例について説明する。なお、以下に説明する変形例は適宜組み合わせることができる。
[4.1.変形例1]
上記実施例では、制御部211が、エリアについてエリアスコアを算出することとしたが、これに加えて、エリアの上位である上位エリアについて上位エリアスコアを算出することとしてもよい。上記実施例では、エリアを「市区町村」レベルと対応付けていたが、本変形例では上位エリアを「都道府県」レベルと対応付けることとする。
図9は、川越市にある「会社」、「コンビニ」、「ガソリンスタンド」と、ふじみ野市にある「スーパーマーケット」、「保育所」と、練馬区にある「レストラン」の計6地点についてスコアを算出した例を示している。この例において、エリアスコアは、川越市エリアが「65」、ふじみ野市エリアが「25」、練馬区エリアが「10」である。ここで、表示エリアを決定するための閾値(ステップS13の閾値)が例えば「70」に設定されていたと仮定すると、表示エリアが決定されないこととなる。
そこで、本変形例では、制御部211が、エリアの上位エリアについて上位エリアスコアを算出する。図9の例において、上位エリアスコアは、埼玉県エリアが「90」、東京都エリアが「10」である。ここで、埼玉県エリアの上位エリアスコアが表示エリアを決定するための閾値「70」(エリアの中で表示エリアを決定する場合と、上位エリアの中で表示エリアを決定する場合とで閾値を変えてもよい。本変形例では変えないものとして説明する)以上であるので、制御部211は、埼玉県エリアを表示エリアとして決定する。そして、制御部211は、現在位置が埼玉県エリア外である場合に、図10に示すように、埼玉県エリアの方面を示す方面看板画面500を表示させる。
すなわち、本変形例の制御部211は、エリアスコア(「集計評価値」の一例)が「50」以上であるエリア(「第1の基準を満たすエリア」の一例)がない場合に、上位エリアのうち、スコア(「評価値」の一例)を算出した各地点の属する上位エリアについて、スコアを集計して上位エリアスコア(「上位集計評価値」の一例)を算出し、上位エリアスコアが「70」以上のエリア(「第2の基準を満たす特別上位エリア」の一例)である埼玉県エリア内に現在位置が含まれない場合に、埼玉県エリアを案内対象として表す案内情報を表示させる方面看板画面500を表示させる。これにより、ユーザは、目的地を含む可能性の高い埼玉県エリアの方向に移動しやすくなる。
[4.2.変形例2]
本変形例では、制御部211が、図8のステップS15の処理で「NO」と判定した場合に、更に、表示エリア内の地点であって、且つ、スコアが「40」以上の地点(「評価値が第3の基準を満たす地点」の一例)があるか判定し、該当地点がある場合には当該地点を表示地点(「特別地点」の一例)に決定する。そして、制御部211は、車両の現在位置が表示エリア外である場合には、表示エリアを案内対象として表す案内情報とともに表示地点を表す情報を表示させることとする。
例えば、図11の例では、制御部211は、川越市エリアを表示エリアに決定するとともに、川越市エリアに属する「会社」のスコアが「55」(「40」以上)であるため表示地点に決定する。そして、制御部211は、車両の現在位置が川越市エリア外である場合に、図12に示すように、「会社」及び川越市エリアの方面を示す方面看板画面500を表示させる。
すなわち、本変形例の制御部211は、スコア(「評価値」の一例)が「40」以上の地点(「第3の基準を満たす特別地点」の一例)である「会社」が属する川越市エリア(「特別エリア」の一例)外に現在位置がある場合には、川越市エリアを案内対象として表す案内情報とともに「会社」を表す情報を表示させる。これにより、川越市エリアを案内対象として表す案内情報のみならず、「会社」を表す情報も表示されることからユーザは川越市エリアがどのようなエリアかを把握しやすくなる。
[4.3.変形例3]
本変形例は、制御部211が表示エリアとして複数のエリアを決定する場合の変形例である。本変形例では、表示エリアを決定するための閾値を、下記(1)式により算出する。
閾値=(1/エリアスコアを算出したエリア数)×100 (1)式
例えば、図13の例では、「エリアスコアを算出したエリア数」は川越市、ふじみ野市、所沢市の3エリアであるので、閾値は「33」(小数点以下の処理は、切り捨て、切り上げ、四捨五入など、何れでもよい)となる。そして、制御部211は、エリアスコアが閾値「33」以上のエリアである川越市エリア及び所沢市エリアを表示エリアに決定する。
図14は、表示エリアである川越市エリア及び所沢市エリアとそれぞれのエリアに属する地点の位置関係の例を示す図である。すなわち、車両の進行方向にある分岐点F2を右折すると川越市エリア方面であり、川越市エリアには「会社」、「コンビニ」が属する。一方、分岐点F2を直進すると所沢市エリア方面であり、所沢市エリアには「駅」、「レストラン」が属する。制御部211は、二つの表示エリアである川越市エリア及び所沢市エリアの位置関係が図14の通りである場合には、図15に示すように、直進方向に所沢市エリアを案内対象として表す案内情報を表示させるとともに、右折方向に川越市エリアを案内対象として表す案内情報を表示させる方面看板画面500を表示させる。これにより、目的地を含む可能性の高い複数のエリアをユーザに提示することができる。
1 表示制御装置
111A 算出手段
111B 集計手段
111C 表示制御手段
111D 現在位置取得手段
2 表示部
NV ナビゲーション装置
211 制御部
211a CPU
211b ROM
211c RAM
212 記憶装置
213 入力装置
214 表示ユニット
214a グラフィックスコントローラ
214b バッファメモリ
214c ディスプレイ
215 バスライン
220 入出力インターフェース部
221 車速センサ
222 角速度センサ
223 加速度センサ
224 舵角センサ
225 GPS受信部
226 データ送受信部
227 無線通信部

Claims (1)

  1. 地点に関する履歴情報に基づいて前記地点について評価値を算出する算出手段と、
    予め設定されたエリアのうち、前記評価値を算出した地点の属するエリアについて、当該評価値を集計して集計評価値を算出する集計手段と、
    前記集計評価値が第1の基準を満たすエリアである特別エリアに関する情報を表示部に表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする表示制御装置。
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